JPH0951240A - 増幅回路およびそれを用いたバーコード読取装置 - Google Patents

増幅回路およびそれを用いたバーコード読取装置

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JPH0951240A
JPH0951240A JP7202978A JP20297895A JPH0951240A JP H0951240 A JPH0951240 A JP H0951240A JP 7202978 A JP7202978 A JP 7202978A JP 20297895 A JP20297895 A JP 20297895A JP H0951240 A JPH0951240 A JP H0951240A
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circuit
input terminal
inverting input
operational amplifier
amplifier circuit
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JP7202978A
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Yoshinori Sakuragi
祥道 櫻木
Akihito Hazama
明仁 硲
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Keyence Corp
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Keyence Corp
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低い電源電圧で動作させた場合でもダイナミ
ックレンジを有効に活用することができ、出力電圧の飽
和が発生しにくい増幅回路およびそれを用いたバーコー
ド読取装置を提供することである。 【解決手段】 演算増幅器OPの出力端子O1と反転入
力端子との間に、ソフトリミッタ回路20および変動補
償回路30を接続する。ソフトリミッタ回路20は、演
算増幅器OPの出力端子O1とノードn2との間に逆並
列に接続されたダイオードD1〜D3,D4〜D6、お
よびノードn2と反転入力端子との間に接続された抵抗
R5を含む。変動補償回路30は、演算増幅器OPの出
力端子O1とノードn3との間に逆並列に接続されたダ
イオードD7〜D9,D10〜D12、ノードn3と反
転入力端子との間に接続された抵抗R6、およびノード
n3と接地電位との間に接続されたコンデンサC3を含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、増幅回路およびそ
れを用いたバーコード読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の電子機器においては、アナログ回
路は±15V、±12V、+15Vまたは+12Vの電
源電圧で動作し、デジタル回路は+5Vまたは+3Vの
電源電圧で動作する。そのため、ユーザがアナログ回路
用の電源電圧およびデジタル回路用の電源電圧の2種類
を用意するか、あるいは1つの電源電圧から2種類の電
源電圧を供給するためにDC−DCコンバータ(直流−
直流変換器)やAC−DCコンバータ(交流−直流変換
器)を設ける必要があった。
【0003】一方、電子機器の小型化を図るためには、
DC−DCコンバータやAC−DCコンバータを不要と
することが望ましい。そのためには、アナログ回路もデ
ジタル回路と同様に低い電源電圧で動作させることが必
要となる。また、アナログ回路を低い電源電圧で動作さ
せることにより発熱が少なくなり、かつ消費電力も少な
くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アナロ
グ回路を低い電源電圧で動作させると、増幅回路のダイ
ナミックレンジが小さくなる。これにより、後述するよ
うな問題が発生する。
【0005】デジタル回路およびアナログ回路を含む電
子機器の1つとしてバーコード読取装置がある。バーコ
ード読取装置では、投光部によりバーコードに光を照射
し、受光部でその反射光を受光し、受光部の出力信号を
増幅回路で増幅した後、増幅された信号を二値化し、そ
の二値化データを解析することによりバーコード情報を
読み取る。
【0006】このようなバーコード読取装置において
も、小型化を進める上でアナログ回路を低い電源電圧で
動作させた場合、同様に、増幅回路のダイナミックレン
ジが小さくなることによる問題が発生する。ここで、バ
ーコード読取装置を例にとって増幅回路のダイナミック
レンジが小さくなることによる問題を説明する。
【0007】図7は従来のバーコード読取装置に用いら
れる増幅回路の一例を示す回路図である。入力端子I1
には、受光部の出力信号が入力電圧Viとして与えられ
る。この入力端子I1は、カップリングコンデンサC1
および抵抗R1を介して演算増幅器OPの反転入力端子
に接続されている。カップリングコンデンサC1は、外
乱光の影響による直流成分を除去するために設けられて
いる。演算増幅器OPの出力端子O1は、抵抗R2を介
して反転入力端子に接続されている。
【0008】演算増幅器OPの非反転入力端子はノード
n1に接続されている。ノードn1には、所定の電圧V
rを抵抗R3,R4により分圧した電圧が与えられる。
ノードn1と接地電位との間にはコンデンサC2が接続
されている。
【0009】図7の増幅回路は反転増幅器として働き、
入力電圧Viが線型的に増幅されて位相が反転した出力
電圧Voが得られる。抵抗R1の抵抗値をR1 とし、抵
抗R2の抵抗値をR2 とすると、増幅度はR2 /R1
表される。
【0010】ここで、図9〜図11の波形図を参照しな
がら図7の増幅回路を低い電源電圧(例えば5V)で動
作させた場合の問題点を説明する。なお、図8に示すよ
うに、バーコードラベル100のバーコード101の両
側には、余白部分からなるマージン102,103が設
けられている。
【0011】図9は図7の増幅回路に与えられる入力電
圧Viの波形図である。図7の増幅回路の演算増幅器O
Pを低い電源電圧で動作させると、ダイナミックレンジ
が小さくなるため、出力端子O1から出力される出力電
圧Voに飽和が起こりやすくなる。特に、バーコード読
取装置とバーコードとの間の距離を短くした場合、受光
量が多くなるため、図10に示すように、出力電圧Vo
が飽和する。
【0012】また、バーコード読取装置とバーコードと
の間の距離を長くした場合でも、カップリングコンデン
サC1および抵抗R1からなる微分回路の周波数特性に
より、図11に示すように、出力電圧Voの波形にうね
りが発生し、電源電圧が低い場合には、出力電圧Voの
一部が飽和する。
【0013】上記の結果、受光部により得られた信号を
正確に二値化することが困難となり、バーコードを正確
に読み取ることができない。本発明の目的は、低い電源
電圧で動作させた場合でもダイナミックレンジを有効に
活用することができ、出力電圧の飽和が発生しにくい増
幅回路およびそれを用いた場合はバーコード読取装置を
提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明に係る増幅回路は、演算増幅器の反転入力端子に第
1の抵抗手段を介して入力電圧が与えられ、演算増幅器
の出力端子と反転入力端子との間に第2の抵抗手段が接
続され、演算増幅器の非反転入力端子に所定の電位が供
給される増幅回路において、演算増幅器の出力端子と反
転入力端子との間に、互いに逆並列に接続された少なく
とも2つのpn接合素子からなる第1の回路と第3の抵
抗手段とを直列に接続するとともに、第1の回路と第3
の抵抗手段との間の接続点に容量手段を接続したもので
ある。
【0015】なお、互いに逆並列とは、一方の素子のア
ノードと他方の素子のカソードとを接続し、かつ一方の
素子のカソードと他方の素子のアノードとを接続するこ
とをいう。
【0016】第2の発明に係る増幅回路は、第1の発明
に係る増幅回路の構成において、演算増幅器の出力端子
と反転入力端子との間に、互いに逆並列に接続された少
なくとも2つのpn接合素子からなる第2の回路と第4
の抵抗手段とを直列に接続したものである。
【0017】第3の発明に係る増幅回路は、第1または
第2の発明に係る増幅回路の構成において、第1の回路
の少なくとも2つのpn接合素子がダイオードからなる
ものである。
【0018】第1〜第3の発明に係る増幅回路において
は、入力電圧に直流レベルの急激な変化、すなわち波形
のうねりが発生すると、第1の回路のpn接合素子に電
流が流れ、容量手段が充電される。このとき、容量手段
の電圧の位相は演算増幅器の反転入力端子に与えられる
入力電圧の位相と逆になっている。容量手段に蓄積され
た電荷が放電されるまでの間、第3の抵抗手段を介して
演算増幅器の反転入力端子に容量手段の電圧が加算され
る。それにより、入力電圧における波形のうねりが容量
手段の電圧により相殺され、出力電圧における波形のう
ねりが抑制される。したがって、ダイナミックレンジを
有効に活用することができ、出力電圧の飽和が発生しに
くくなる。その結果、電子機器のアナログ回路を低い電
源電圧で動作させることが可能となり、電子機器の小型
化および低消費電力化を図ることができる。
【0019】特に、第2の発明に係る増幅回路において
は、演算増幅器の出力電圧のレベルが大きくなるにつれ
て、第2の回路のpn接合素子に徐々に電流が流れる。
それにより、演算増幅器の出力端子と反転入力端子との
間の抵抗値が小さくなり、増幅回路の利得が徐々に減少
する。その結果、出力電圧のレベルの増大が抑制され、
飽和が防止される。
【0020】第4の発明に係る増幅回路は、演算増幅器
の反転入力端子に第1の抵抗手段を介して入力電圧が与
えられ、演算増幅器の出力端子と反転入力端子との間に
第2の抵抗手段が接続され、演算増幅器の非反転入力端
子に所定の電位が供給される増幅回路において、第1の
抵抗手段の電圧入力端と演算増幅器の非反転入力端子と
の間に、互いに逆並列に接続された少なくとも2つのp
n接合素子からなる第1の回路を接続するとともに、非
反転入力端子に容量手段を接続したものである。
【0021】なお、演算増幅器の非反転入力端子に供給
される所定の電位は、所定の電圧を抵抗手段により分圧
することにより得られてもよい。第5の発明に係る増幅
回路は、第4の発明に係る増幅回路の構成において、演
算増幅器の出力端子と反転入力端子との間に、互いに逆
並列に接続された少なくとも2つのpn接合素子からな
る第2の回路と第4の抵抗手段とを直列に接続したもの
である。
【0022】第6の発明に係る増幅回路は、第4または
第5の発明に係る増幅回路の構成において、第1の回路
の少なくとも2つのpn接合素子がダイオードからなる
ものである。
【0023】第4〜第6の発明に係る増幅回路において
は、入力電圧に波形のうねりが発生すると、第1の回路
のpn接合素子に電流が流れ、容量手段が充電される。
それにより、演算増幅器の非反転入力端子に入力される
電圧のレベルが反転入力端子に与えられる入力電圧のレ
ベルと同様に変化する。そのため、反転入力端子に与え
られる入力電圧における波形のうねりが非反転入力端子
に入力される電圧により相殺され、出力電圧における波
形のうねりが抑制される。したがって、ダイナミックレ
ンジを有効に活用することができ、出力電圧の飽和が発
生しにくくなる。その結果、電子機器のアナログ回路を
低い電源電圧で動作させることが可能となり、電子機器
の小型化および低消費電力化を図ることができる。
【0024】特に、第5の発明に係る増幅回路において
は、演算増幅器の出力電圧のレベルが大きくなるにつれ
て、第2の回路のpn接合素子に徐々に電流が流れる。
それにより、演算増幅器の出力端子と反転入力端子との
間の抵抗値が小さくなり、増幅回路の利得が徐々に減少
する。その結果、出力電圧のレベルの増大が抑制され、
飽和が防止される。
【0025】第7の発明に係るバーコード読取装置は、
読取対象となるバーコードに光を照射する投光手段と、
投光手段により光が照射されたバーコードからの反射光
を受光して電気信号に変換する受光手段と、受光手段の
出力信号を増幅する第1、第2、第3、第4、第5また
は第6の発明に係る増幅回路と、増幅回路の出力信号を
二値化データに変換する二値化手段と、二値化手段によ
り得られた二値化データを解析してバーコード情報を読
み取る解析手段とを備えたものである。
【0026】第7の発明に係るバーコード読取装置にお
いては、第1、第2、第3、第4、第5または第6の発
明に係る増幅回路が用いられているので、増幅回路の出
力電圧に波形のうねりが生じることが防止され、ダイナ
ミックレンジを有効に活用することができる。そのた
め、バーコード読取装置のアナログ回路を低い電源電圧
で動作させた場合でも、バーコードを正確に読み取るこ
とが可能となる。その結果、バーコード読取装置の小型
化および低消費電力化を図ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例によるバ
ーコード読取装置の構成を示すブロック図である。図1
において、ワンチップマイクロコンピュータ1は、CP
U(中央演算処理装置)2、ROM(リードオンリメモ
リ)3、RAM(ランダムアクセスメモリ)4、タイマ
5、入出力インタフェース6およびシリアル通信インタ
フェース7を含む。
【0028】レーザ点灯回路8およびモータドライバ1
1は、入出力インタフェース6を介してCPU2により
制御される。レーザ点灯回路8は、レーザ発光部9を駆
動する。それにより、レーザ発光部9から出射されたレ
ーザ光がポリゴンミラー10に照射される。モータドラ
イバ11はモータ(図示せず)を駆動し、ポリゴンミラ
ー10を回転させる。それにより、ポリゴンミラー10
により反射されたレーザ光がバーコードラベル100の
一端から他端まで走査される。
【0029】バーコードラベル100からの反射光は受
光レンズ12を通してフォトダイオードからなる受光素
子13により受光される。受光素子13は、受光した光
を電流に変換する。I−V変換回路(電流−電圧変換回
路)14は、受光素子13から出力される電流を電圧に
変換し、ゲイン調整回路15を介して後述する増幅回路
16に与える。
【0030】増幅回路16は入力電圧を増幅して二値化
回路17に出力する。二値化回路17は、増幅された電
圧を二値化信号に変換する。タイマ5は、二値化回路1
7から与えられる二値化信号に基づいてバーコードの各
バーの幅情報を時間情報を示すデータに変換した後、R
AM4に記憶させる。CPU2は、RAM4に記憶され
たデータを解析してバーコード情報を読み取る。
【0031】なお、ROM3には、CPU2の動作を規
定するプログラムが格納される。入出力インタフェース
6には、各種指令を入力するための入力回路18が接続
され、シリアル通信インタフェース7にはシリアルドラ
イバ19が接続されている。
【0032】このバーコード読取装置では、I−V変換
回路14、ゲイン調整回路15、増幅回路16および二
値化回路17がアナログ回路により構成され、ワンチッ
プマイクロコンピュータ1がデジタル回路により構成さ
れている。本実施例では、アナログ回路およびデジタル
回路の両方が、+5Vの低い電源電圧で動作する。
【0033】本実施例では、レーザ点灯回路8およびレ
ーザ発光部9が投光手段を構成し、受光素子が受光手段
を構成し、二値化回路17が二値化手段を構成し、ワン
チップマイクロコンピュータ1が解析手段を構成する。
【0034】図2は図1のバーコード読取装置に含まれ
る増幅回路16の構成を示す回路図である。図2の増幅
回路16が図7の増幅回路と異なるのは、ソフトリミッ
タ回路20および変動補償回路30が設けられている点
である。
【0035】ソフトリミッタ回路20は、ダイオードD
1〜D6および抵抗R5を含む。ダイオードD1〜D3
とダイオードD4〜D6とが演算増幅器OPの出力端子
O1とノードn2との間に互いに逆並列に接続され、抵
抗R5がノードn2と演算増幅器OPの反転入力端子と
の間に接続されている。
【0036】変動補償回路30は、ダイオードD7〜D
12、コンデンサC3および抵抗R6を含む。ダイオー
ドD7〜D9とダイオードD10〜D12とが演算増幅
器OPの出力端子O1とノードn3との間に互いに逆並
列に接続され、抵抗R6がノードn3と演算増幅器OP
の反転入力端子との間に接続されている。コンデンサC
3はノードn3と接地電位との間に接続されている。
【0037】抵抗R1の抵抗値をR1 とし、出力端子O
1と反転入力端子との間の合成抵抗の抵抗値をR0 とす
ると、増幅回路16の増幅度は、R0 /R1 で表され
る。図2の増幅回路16は第1〜第3の発明に係る増幅
回路に対応し、抵抗R1が第1の抵抗手段を構成し、抵
抗R2が第2の抵抗手段を構成し、ダイオードD7〜D
12が第1の回路を構成し、抵抗R6が第3の抵抗手段
を構成し、コンデンサC3が容量手段を構成する。ま
た、ダイオードD1〜D6が第2の回路を構成し、抵抗
R5が第4の抵抗手段を構成する。
【0038】まず、ソフトリミッタ回路20の動作を説
明する。演算増幅器OPの出力電圧Voのレベルが大き
くなると、ダイオードD1〜D3またはダイオードD4
〜D6に電流が流れる。それにより、演算増幅器OPの
出力端子O1と反転入力端子との間の抵抗値が小さくな
り、増幅回路の利得が徐々に減少する。その結果、出力
電圧Voのレベルの増大が抑制され、飽和が防止され
る。
【0039】次に、変動補償回路30の動作を説明す
る。入力電圧Viに波形のうねり(直流レベルの急激な
変化)が発生すると、ソフトリミッタ回路20が動作す
ると同時に、変動補償回路30のダイオードD7〜D9
またはダイオードD10〜D12に電流が流れ、コンデ
ンサC3が充電される。このとき、コンデンサC3の電
圧Vcの位相は演算増幅器OPの反転入力端子に与えら
れる入力電圧Viの位相と逆になっている。コンデンサ
C3に蓄積された電荷が放電されるまでの間、演算増幅
器OPの反転入力端子にコンデンサC3の電圧Vcが加
算される。それにより、入力電圧Viにおける波形のう
ねりがコンデンサC3の電圧Vcにより相殺され、出力
電圧Voにおける波形のうねりが抑制される。その結
果、ダイナミックレンジを有効に活用することができ
る。
【0040】図3は図2の増幅回路16に与えられる入
力電圧Viの波形図である。また、図4は図2の増幅回
路16のノードn3における電圧Vcの波形図である。
さらに、図5は図2の増幅回路16における出力電圧V
oの波形図である。
【0041】図3の入力電圧Viが増幅回路16の入力
端子I1に与えられると、ノードn3には図4に示す電
圧Vcが現れる。ノードn3の電圧Vcは入力電圧Vi
に対して反転した位相を有するので、入力電圧Viにお
ける波形のうねりが相殺され、図5に示すように、波形
のうねりが抑制された出力電圧Voが得られる。
【0042】図6は増幅回路16の他の例を示す回路図
である。図6の増幅回路16が図2の増幅回路16と異
なるのは、変動補償回路30の代わりに変動補償回路4
0が設けられている点である。
【0043】変動補償回路40は、ツェナーダイオード
D13,D14およびコンデンサC2を含む。ツェナー
ダイオードD13,D14は、カップリングコンデンサ
C1および抵抗R1間のノードn4とノードn1との間
に互いに逆並列に接続されている。また、コンデンサC
2はノードn1と接地電位との間に接続されている。図
6の増幅回路16は第4〜第6の発明に係る増幅回路に
対応し、抵抗R1が第1の抵抗手段を構成し、抵抗R2
が第2の抵抗手段を構成し、ツェナーダイオードD1
3,D14が第1の回路を構成し、コンデンサC2が容
量手段を構成する。また、ダイオードD1〜D6が第2
の回路を構成し、抵抗R5が第3の抵抗手段を構成す
る。
【0044】入力電圧Viに波形のうねりが生じると、
ツェナーダイオードD13またはツェナーダイオードD
14に電流が流れ、コンデンサC2が充電される。それ
により、非反転入力端子に入力される電圧Vdのレベル
も入力電圧Viのレベルと同様に変化する。したがっ
て、反転入力端子に与えられる入力電圧Viに波形のう
ねりが非反転入力端子に入力される電圧Vdにより相殺
され、出力電圧Voにおける波形のうねりが抑制され
る。その結果、ダイナミックレンジを有効に活用するこ
とができる。
【0045】本実施例のバーコード読取装置において
は、図2または図6の増幅回路16が用いられているの
で、増幅回路16の出力電圧が飽和することが防止さ
れ、ダイナミックレンジを有効に活用することができ
る。そのため、バーコード読取装置のアナログ回路を低
い電源電圧で動作させた場合でも、バーコードを正確に
読み取ることが可能となる。その結果、バーコード読取
装置の小型化および低消費電力化を図ることができる。
【0046】なお、上記実施例では、pn接合素子とし
てダイオードを用いているが、pn接合素子としてトラ
ンジスタを用いてもよい。本発明の増幅回路は、バーコ
ード読取装置に限らず、その他の種々の電子機器に適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるバーコード読取装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のバーコード読取装置に含まれる増幅回路
の構成を示す回路図である。
【図3】図2の増幅回路に与えられる入力電圧の波形図
である。
【図4】図2の増幅回路における変動補償回路のノード
の電圧の波形図である。
【図5】図2の増幅回路の出力電圧の波形図である。
【図6】本発明の一実施例におけるバーコード読取装置
に用いられる増幅回路の他の例を示す回路図である。
【図7】従来の増幅回路の一例を示す回路図である。
【図8】バーコードラベルの一例を示す図である。
【図9】図7の増幅回路に与えられる入力電圧の波形図
である。
【図10】図7の増幅回路における飽和した出力電圧の
波形図である。
【図11】図7の増幅回路におけるうねりが発生した出
力電圧の波形図である。
【符号の説明】
1 ワンチップマイクロコンピュータ 2 CPU 3 ROM 4 RAM 5 タイマ 8 レーザ点灯回路 9 レーザ発光部 10 ポリゴンミラー 13 受光素子 14 I−V変換回路 16 増幅回路 17 二値化回路 20 ソフトリミッタ回路 30,40 変動補償回路 OP 演算増幅器 R1〜R6 抵抗 C1 カップリングコンデンサ C2,C3 コンデンサ D1〜D12 ダイオード D13,D14 ツェナーダイオード

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演算増幅器の反転入力端子に第1の抵抗
    手段を介して入力電圧が与えられ、前記演算増幅器の出
    力端子と前記反転入力端子との間に第2の抵抗手段が接
    続され、前記演算増幅器の非反転入力端子に所定の電位
    が供給される増幅回路において、前記演算増幅器の前記
    出力端子と前記反転入力端子との間に、互いに逆並列に
    接続された少なくとも2つのpn接合素子からなる第1
    の回路と第3の抵抗手段とを直列に接続するとともに、
    前記第1の回路と前記第3の抵抗手段との接続点に容量
    手段を接続したことを特徴とする増幅回路。
  2. 【請求項2】 前記演算増幅器の前記出力端子と前記反
    転入力端子との間に、互いに逆並列に接続された少なく
    とも2つのpn接合素子からなる第2の回路と第4の抵
    抗手段とを直列に接続したことを特徴とする請求項1記
    載の増幅回路。
  3. 【請求項3】 前記第1の回路の前記少なくとも2つの
    pn接合素子はダイオードからなることを特徴とする請
    求項1または2記載の増幅回路。
  4. 【請求項4】 演算増幅器の反転入力端子に第1の抵抗
    手段を介して入力電圧が与えられ、前記演算増幅器の出
    力端子と前記反転入力端子との間に第2の抵抗手段が接
    続され、前記演算増幅器の非反転入力端子に所定の電位
    が供給される増幅回路において、前記第1の抵抗手段の
    電圧入力端と前記演算増幅器の非反転入力端子との間
    に、互いに逆並列に接続された少なくとも2つのpn接
    合素子からなる第1の回路を接続するとともに、前記非
    反転入力端子に容量手段を接続したことを特徴とする増
    幅回路。
  5. 【請求項5】 前記演算増幅器の前記出力端子と前記反
    転入力端子との間に、互いに逆並列に接続された少なく
    とも2つのpn接合素子からなる第2の回路と第3の抵
    抗手段とを直列に接続したことを特徴とする請求項4記
    載の増幅回路。
  6. 【請求項6】 前記第1の回路の前記少なくとも2つの
    pn接合素子はダイオードからなることを特徴とする請
    求項4または5記載の増幅回路。
  7. 【請求項7】 読取対象となるバーコードに光を照射す
    る投光手段と、 前記投光手段により光が照射されたバーコードからの反
    射光を受光して電気信号に変換する受光手段と、 前記受光手段の出力信号を増幅する請求項1〜6のいず
    れかに記載の増幅回路と、 前記増幅回路の出力信号を二値化データに変換する二値
    化手段と、 前記二値化手段により得られた二値化データを解析して
    バーコード情報を読み取る解析手段とを備えたことを特
    徴とするバーコード読取装置。
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