JPH0951789A - 有芯棒状食品吐出装置 - Google Patents

有芯棒状食品吐出装置

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JPH0951789A
JPH0951789A JP7206355A JP20635595A JPH0951789A JP H0951789 A JPH0951789 A JP H0951789A JP 7206355 A JP7206355 A JP 7206355A JP 20635595 A JP20635595 A JP 20635595A JP H0951789 A JPH0951789 A JP H0951789A
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food
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 芯材が外皮材を背景として美しい色彩模様を
表出する金太郎飴状の棒状食品を連続的に吐出できる有
芯棒状食品吐出装置を提供すること。 【構成】 外皮材を押し出す大口径ノズル体の内部に、
芯材を押し出すべき複数のノズルを隣接状態若しくは互
いに短い間隔をおいて内装するようにした。また一つの
ノズルに2種以上の食品材料を同時に供給して吐出させ
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、芯材が外皮材によ
り被覆されて成る有芯棒状食品を吐出する装置、さらに
詳しくは、芯材が外皮材を背景として美しい色彩模様を
形作る金太郎飴状の有芯棒状食品を、連続的に吐出する
ことのできる有芯棒状食品吐出装置に関するものであ
る。本発明装置により得られた有芯棒状食品を、従来公
知の切断装置を用いて切断処理すれば、装飾性の高い可
塑性食品を連続生産することが可能となる。
【0002】
【従来の技術】現在、餅菓子、中華饅頭、ハンバーグの
ような団塊状の可塑性食品を機械的に連続成形し得る装
置としては、本件発明者による特開平7-111884号公報に
記載のものが知られており、また、本件出願人は最近、
そのような製品を効率的に製造できる新装置を開発し特
許出願している(特願平6-143814号等)。これは、餅生
地等の可塑性食品材料をまず、吐出機構部により棒状食
品として連続棒状に押し出し、次いで、この押し出した
棒状食品をシャッター機構部により適当な大きさに切断
することにより多数の団塊状食品を連続的に形成してゆ
くという装置である。この装置によれば、今まで手作業
に頼るしかなかった可塑性食品の生産性を飛躍的に向上
させることができ、また、細菌等の混入、繁殖の防止と
いった衛生面でも改善をみることができるようになっ
た。
【0003】ところで、これら可塑性食品、特に菓子等
においては、その味覚のみならず、色彩や模様等の視覚
によっても需要者を娯しませることが重要である。そこ
で、食品業界においては、より装飾性に優れた可塑性食
品を連続製造するため、上述装置の食品吐出機構部に種
々の改良を加えることが行われてきた。
【0004】例えば、吐出機構部のノズル部分を、大小
2つのノズルを同心円状に入子した複合ノズルとして構
成し、二種類の可塑性食品材料(例えば餅生地と餡な
ど)を芯鞘構造をもつ有芯棒状食品として押し出しする
ようにしたり、或いは、大口径ノズル内に小口径ノズル
を複数内装して、外皮材(鞘材)内に複数の芯材が存在
する有芯棒状食品として押し出しするようにしたり、或
いはまた、ノズル部の口金形状を非円形にして、棒状食
品を例えば断面花型に押し出しする改良が行なわれてい
る。棒状食品をこのように二重、三重の芯鞘構造にした
り、断面非円形状にすることによって棒状食品自体に装
飾性を付与し、かかる棒状食品をシャッター機構で切断
処理することにより、美しくバラエティに富んだ可塑性
食品を得ることを意図しているのである。
【0005】ところが、吐出機構部にこのような工夫が
為されていたとしても、吐出すべき可塑性食品材料の種
類によっては、望みどおりの装飾効果が得られないこと
があった。特に、求肥餅の如き粘弾性の大きな食品材料
を吐出させる場合において、例えば、その芯材ノズルの
口金を4枚花弁の花型形状にして、芯材が花型を形作る
有芯棒状食品を吐出させようと意図しても、ノズルから
吐出された直後に、この芯材の吐出圧力にて花型が大略
円形に膨らんでしまったり、或いは逆に、外皮材の吐出
圧力によって花型が大略円形に押し潰されたりして、芯
材の花型輪郭が不明瞭になってしまうことがあったので
ある。
【0006】また、同じく粘弾性の大きな食品材料を吐
出させる場合において、例えば、小口径ノズルを大口径
ノズル内に数多く設けて、外皮材内にカラフルで繊細な
芯材が複数内包された有芯棒状食品を吐出させようと意
図しても、あまり小口径ノズルを細くし過ぎると、その
粘弾性ゆえにノズル内に食品材料が詰まってしまうこと
になったのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の棒状
食品吐出機構に上記のような難点があったことに鑑みて
為されたものであり、たとえ求肥餅のような粘性・弾性
の大きな食品材料であっても、芯材を意図したとおりの
形状に吐出させることができる有芯棒状食品吐出装置を
提供することを第1の技術的課題とする。
【0008】また、本発明は、たとえ求肥餅のような粘
性・弾性の大きな食品材料であっても、芯材を意図した
どおり細かく吐出させることのできる有芯棒状食品吐出
装置を提供することを第2の技術的課題とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第1の技
術的課題を解決するために、大口径ノズル体1内部に複
数の小口径ノズル体2を互いに隣接状態若しくは短い間
隔をおいて内装する一方、前記大口径ノズル体1は外皮
材エクストルダーE1 に連通し、前記小口径ノズル体2
は少なくとも一種の芯材エクストルダー(E2 ・E
3 …)に連通して、各小口径ノズル体2から押し出され
た芯材同士を、大口径ノズル体1から押し出された外皮
材内において寄り合わせて金太郎飴状の連続断面模様を
有する有芯棒状食品を成形可能にするという技術的手段
を採用した。
【0010】また、本発明は上記第1の技術的課題を解
決するために、外皮材エクストルダーE1 の駆動により
先端部から可塑性食品材料を外皮材f1 として押し出す
大口径ノズル体1と、この大口径ノズル体1の内部に所
要隙間をあけて入れ子式に遊嵌されて芯材エクストルダ
ーE2 の駆動により先端部から別の可塑性食品材料を芯
材f2 として押し出す小口径ノズル体2とを包含し、複
数の可塑性食品材料を芯材f2 が外皮材f1 にて被覆さ
れた有芯棒状食品Fとして連続的に吐出することのでき
る食品吐出装置であって、前記小口径ノズル体2の先端
部に複数のパイプノズル21・22を隣接状態若しくは短い
間隔をおいて並設し、これらパイプノズル21・22から押
し出された各芯材(f2 ・f2 …)及び外皮材f1 の吐
出圧力を利用することにより、これら芯材(f2 ・f2
…)同士を外皮材f1 内において寄り合わせて全体とし
て金太郎飴状の断面非円形状の連続断面模様を形成せし
めるという技術的手段を採用した。
【0011】更にまた、本発明は、上記第2の技術的課
題を解決するために、外皮材エクストルダーE1 の駆動
により先端部から可塑性食品材料を外皮材f1 として押
し出す大口径ノズル体1と;この大口径ノズル体1の内
部に所要隙間をあけて入れ子式に遊嵌されて芯材エクス
トルダーE2 の駆動により先端部から別の可塑性食品材
料を芯材f2 として押し出す小口径ノズル体2と;この
小口径ノズル体2内側に所要隙間をあけて入れ子式に遊
嵌されて芯材エクストルダーE3 の駆動により先端部か
ら更に別の可塑性食品材料を芯材f3 として押し出す第
二小口径ノズル体3とを包含し、複数の可塑性食品材料
を、芯材f2 及び芯材f3 が外皮材f1によって被覆さ
れた有芯棒状食品Fとして連続的に吐出することのでき
る食品吐出装置であって、前記小口径ノズル体2の先端
部に複数のパイプノズル21・22を並設し、これらパイプ
ノズル21・22のうち少なくとも一つのパイプノズルへ2
種類以上の可塑性食品材料を同時に供給することによっ
て、当該少なくとも一つのパイプノズルから芯材f2 及
び芯材f3 を外皮材f1 内へ同時に押し出し可能にする
という手段を採用した。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づき詳しく説明する。尚、図1は第1実施形
態の有芯棒状食品吐出装置の構成を示す概略縦断面図、
図2は同装置の小口径ノズル体2の構成を示す斜視図、
図3は同小口径ノズル体2を下方から見た平面図、図4
は第1実施形態の有芯棒状食品吐出装置が吐出する有芯
棒状食品Fの横断面図、図5はこの有芯棒状食品Fを切
断処理して得た可塑性食品F′の斜視図、図6は第1実
施形態の変形例装置の構成を示す概略縦断面図、図7は
同変形例装置が吐出する有芯棒状食品Fの横断面図であ
る。
【0013】また、図8は第2実施形態の有芯棒状食品
吐出装置の構成を示す概略縦断面図、図9は同装置が吐
出する有芯棒状食品Fの横断面図、図10は第2実施形態
の変形例装置の構成を示す概略縦断面図、図11は同変形
例装置が吐出する有芯棒状食品Fの横断面図、図12およ
び図13はこの有芯棒状食品Fを切断処理して得た可塑性
食品F′の斜視図である。
【0014】『第1実施形態』本実施形態の有芯棒状食
品吐出装置の食品吐出ノズル部は、図1に示すように外
皮材エクストルダーE1 の駆動により可塑性食品材料
(餅生地)を外皮材f1として押し出す大口径ノズル体
1と、この大口径ノズル体1の内部に所要隙間をあけて
入れ子式に遊嵌された、芯材エクストルダーE2 の駆動
により別の可塑性食品材料(白餡)を芯材f2 として押
し出す小口径ノズル体2とから構成されている。
【0015】これら大口径ノズル体1及び小口径ノズル
体2は、食品供給路10・20の各先端に形成された雌ねじ
部に螺合することにより固定できるようになっており、
取り外し可能に構成されている。また、本実施形態の外
皮材エクストルダーE1 及び芯材エクストルダーE2 は
それぞれ、ホッパーH1 、H2 に内蔵された従来公知の
スクリューポンプS1 、S2 とその下方のベーンポンプ
V1 、V2 とが組み合わせて構成されている。
【0016】大口径ノズル体1に遊嵌された小口径ノズ
ル体2の先端部には計5本のパイプノズル22・21が並設
されている(図2、図3参照)。具体的に説明すれば、
小口径ノズル体2の先端中央には先端側に長いパイプノ
ズル22が垂設されており、この長パイプノズル22の四方
を取り囲むように4本の短いパイプノズル21・21・21・
21が隣接状態に並設されているのである。
【0017】この構成で前記芯材エクストルダーE2 を
駆動させれば、可塑性食品材料(白餡)がパイプノズル
22・21から各々丸棒状の芯材f2 として外皮材f1 内へ
押し出されることになるわけである。ここで特筆したい
のは、本発明装置においてはパイプノズル22・21が隣接
状態に配設されているため、パイプノズル22・21から押
し出された各芯材(f2 ・f2 …)は吐出直後に、芯材
f2 自身の吐出圧力にてやや拡径膨張すると共に、外皮
材f1 の吐出圧力にて各々がノズル中央方向へ押される
ことになり、この結果、各芯材(f2 ・f2 …)同士が
外皮材f1 内で互いに寄り合って接触部分で癒着するこ
とになるのである(図1参照)。この部分癒着現象によ
って、各芯材f2 が全体として4枚花弁の花型模様を金
太郎飴状に形作ることになるのである(図4参照)。
【0018】このように本実施形態においては、従来の
ように小口径ノズル体2の吐出口の形状を花型にするの
ではなく、複数のパイプノズル22・21を隣接状態に組み
合わせることによって芯材を花型に押し出すようにして
いるので、各パイプノズル22・21から押し出された芯材
f2 は各々、自身の吐出圧力により円形を保とうとする
(図4中の小矢印参照)。このことによって、花型模様
の花弁間の凹部もハッキリと表現されることになり断面
において芯材が明瞭な花型を形作る有芯棒状食品Fを連
続的に吐出することが可能になるのである。
【0019】また、本実施形態においては、中央に位置
するパイプノズル22の先端を、周囲の他のパイプノズル
21よりも長くしているので、この長パイプノズル22から
押し出された中央の芯材f2 が、周りの芯材や外皮材の
圧力により大きく潰れてしまうといった問題も生じな
い。この中央のパイプノズル22を含め各パイプノズルの
長さは、吐出すべき食品材料の種類や吐出圧力等を考慮
して適宜に設計変更することができる。
【0020】この第1実施形態が吐出する有芯棒状食品
Fを、前掲した半開包被切断装置(特願平6-143814号)
を用いて、芯材f2 を表面に露出させるように切断処理
すれば、図5に示すような面白味のある可塑性食品F′
を製することが可能になる。図示するように、この半開
可塑性食品F′の花形模様は、隣接配置した複数のパイ
プノズル22・21によって形成されているので、その切断
面において各芯材f2それぞれが立体的に盛り上がりそ
の装飾性を高めることになる。
【0021】以上に説明した第1実施形態は、2種の可
塑性食品材料(餅生地と白餡)から芯材が花型を成す有
芯棒状食品を得るように構成したものであるが、本発明
装置は勿論これに限定されるものではなく、次述する変
形例装置(図6、図7参照)のように構成しても良い。
【0022】図6に示す変形例装置は、芯材f2 (白
餡)を押し出す小口径ノズル体2のさらに内側に、赤色
に着色した餡材料を芯材f3 として押し出す第二小口径
ノズル体3を遊嵌しており、しかも、小口径ノズル体2
先端部に隣接状態に並設した計5本のパイプノズルのう
ち、中央のパイプノズル22´の後端(エクストルダー側
端部)を、他のパイプノズル21よりも長くしている点に
特徴がある。図6に示すように、小口径ノズル体2を食
品供給路20端部に取り付けたとき、この中央パイプノズ
ル22´が、第二小口径ノズル体3に接続連通するように
構成されているのである。
【0023】この構成によって、中央のパイプノズル22
´からは芯材f3 (赤餡)が押し出されることになり、
一方、他の周囲のパイプノズル21からは芯材f2 (白
餡)が押し出されることになる。この結果、3種類の可
塑性食品材料から、図7に示すような白色花弁・赤色花
心の花型模様をもつ有芯棒状食品Fを連続的に吐出する
ことが可能になるのである。
【0024】『第2実施形態』第2実施形態の有芯棒状
食品吐出装置は、芯材が2色花弁の花型模様を形作る有
芯棒状食品を吐出するものである。
【0025】本実施形態の食品吐出ノズル部は、図8に
示すように、外皮材エクストルダーE1 の駆動にて可塑
性食品材料(餅生地)を外皮材f1 として押し出す大口
径ノズル体1と;この大口径ノズル体1内側に所要隙間
をあけて入れ子式に遊嵌された、芯材エクストルダーE
2 の駆動にて別の可塑性食品材料(白餡)を芯材f2と
して押し出す小口径ノズル体2と;この小口径ノズル体
2のさらに内側に所要隙間をあけて入れ子式に遊嵌され
た、芯材エクストルダーE3 の駆動にて更に別の可塑性
食品材料(赤色に着色された餡)を芯材f3 として押し
出す第二小口径ノズル体3と;から構成されている。
【0026】大口径ノズル体1に遊嵌された小口径ノズ
ル体2の先端部には、前述した第1実施形態と同様、そ
の中央部に長パイプノズル22が設けられており、この長
パイプノズル22の四方を取り囲むように4本の短いパイ
プノズル21・21・21・21が隣接状態に並設されている。
ただし、中央のパイプノズル22の後端と第二小口径ノズ
ル体3とは接続連通されていない。
【0027】この構成によって、芯材エクストルダーE
2 ・E3 を駆動させれば、図8に示すように、中央の長
パイプノズル22へは第二小口径ノズル体3から押し出さ
れた芯材f3 (赤餡)のみが供給されることになり、一
方、他のパイプノズル21・21・21・21へはこの芯材f3
(赤餡)と芯材f2 (白餡)との両方が同時に供給され
ることになる。そして、本実施形態においても、中央の
長パイプノズル22と他のパイプノズル21とを隣接状態に
配設しているので、この結果、3種の可塑性食品材料
を、図9に示すような白餡と赤餡から成る2色花弁をも
つ花形模様の有芯棒状食品Fを連続的に吐出することが
可能になるのである。
【0028】このように、本実施形態においては、花形
模様の花弁部を2種類の食品材料で形成するにあたり、
食品材料毎にパイプノズルを用いるのではなく、1本の
パイプノズルに2種の食品材料を同時に供給し吐出させ
るようにしているので、パイプ詰まりを心配せずとも、
細かで必要ならばカラフルな芯材模様を形成することが
可能になるのである。
【0029】なお、この第2実施形態は、芯材が2色花
弁の花形模様を成す有芯棒状食品を吐出させるように構
成したものであるが、本発明装置はこれに限定されるも
のではなく、次述する変形例装置(図10、図11参照)の
ように構成しても良い。
【0030】図10に示す変形例装置は、前記長パイプノ
ズル22の四方を囲むべきパイプノズル21´の先端部分を
ノズル外側に向けて放射状に屈曲させたものである。こ
の構成によって、前述した芯材同士の部分癒着現象は期
待できなくなるけれども、図11に示すような2種の可塑
性食品材料(白餡と赤餡)が組み合った2色芯材が中央
芯材を等間隔に取り囲む有芯棒状食品を吐出することが
可能になる。
【0031】この変形例装置が吐出する有芯棒状食品F
を、前掲した半開包被切断装置(特願平6-143814号参
照)を用いて、芯材f2 及び芯材f3 を表面に露出させ
るように切断処理すれば、図12および図13に示すような
面白味のある可塑性食品F′を製することが可能にな
る。図示したように、その切断面において芯材f2 及び
芯材f3 はそれぞれ立体的に盛り上がり、装飾性を高め
ることになる。なお、図13に示す可塑性食品F′は、当
該変形例装置の大口径ノズル体1の口金を花型形状に変
更して、外皮材f1 の外周面形状が花型の有芯棒状食品
Fを切断処理して得たものである。
【0032】以上、第1実施形態および第2実施形態を
もって本発明を詳しく説明してきたが、本発明は上記実
施形態に限定されるものではなく「特許請求の範囲」の
記載内において種々の変更が可能である。
【0033】例えば、上記実施形態では、小口径ノズル
体2先端に計5本の円筒パイプノズルを隣接状態に配置
することによって、4枚花弁の花形模様を形作るように
しているが、勿論この花形模様に限定されるものではな
く、各パイプノズルの口径や形状を変化させたり、或い
はパイプノズルの本数や隣接位置関係を変化させること
により多様な芯材模様を形作ることが可能になる。た
だ、個々のパイプノズルの断面形状は、吐出直後の膨張
現象を考慮して楕円形など円形に近い形状にした方が好
ましい。
【0034】また、小口径ノズル体2の先端部におい
て、各パイプノズルは必ずしも隣接状態に配置されてい
なくても良い。芯材及び外皮材の粘弾性・吐出圧力によ
り芯材同士が中央付近に寄り合い接触し互いに部分癒着
することが可能であれば、短い間隔をおいて各パイプノ
ズルを並設するようにしても構わない。
【0035】更にまた、上記実施形態では、小口径ノズ
ル体2先端に複数本のパイプノズルを隣接状態に配置す
ることによって花形模様を形作るようにしているが、こ
れに限定されるものではなく、小口径ノズル体2先端に
パイプノズルを配設せずに、小口径ノズル体2そのもの
を、大口径ノズル体1の内部に、複数個、隣接状態に若
しくは短い間隔をおいて配設するようにしても良い。そ
の際、小口径ノズル体2・2…毎に芯材エクストルダー
(E2 ・E3 …)を連通させて、これら小口径ノズル体
2・2…から多種類、多色の可塑性食品材料を押し出す
ようにすれば、さらに棒状食品断面における装飾効果を
向上させることが可能になる。
【0036】
【発明の効果】以上、実施形態をもって説明したとお
り、本発明に係る有芯棒状食品吐出装置にあっては、芯
材を押し出すべき複数のノズルを、隣接状態若しくは短
い間隔をおいて並設し、各ノズルから押し出された芯材
同士を部分癒着させることによって、全体として非円形
状の芯材模様を形成せしめるようにしているので、この
芯材模様が各芯材の吐出圧力によって大きく膨張した
り、あるいは外皮材の吐出圧力によって大きく押し潰さ
れたりすることがない。したがって、粘性・弾性のある
可塑性食品材料であっても、意図どおりの芯材模様を有
する有芯棒状食品を吐出することが可能である。
【0037】また、本発明は、食品材料毎にノズルを用
いるのではなく、1本のノズルへ複数の食品材料を同時
に供給し吐出させることによって、複数の可塑性食品材
料を組み合わせて一つの模様を形成するようにしている
ので、ノズル詰まりの心配をすることなく細かな芯材模
様を形成させることが可能である。本発明装置を用いれ
ば装飾性に優れ、バラエティに富んだ有芯棒状食品を簡
単に吐出させることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の有芯棒状食品吐出装置の構成を
示す概略縦断面図である。
【図2】同装置の小口径ノズル体2の構成を示す斜視図
である。
【図3】同装置の小口径ノズル体2を下方から見た平面
図である。
【図4】同装置が吐出する有芯棒状食品Fの横断面図で
ある。
【図5】この有芯棒状食品Fを切断処理して得た可塑性
食品F′の斜視図である。
【図6】第1実施形態の変形例装置の構成を示す概略縦
断面図である。
【図7】同変形例装置が吐出する有芯棒状食品Fの横断
面図である。
【図8】第2実施形態の有芯棒状食品吐出装置の構成を
示す概略縦断面図である。
【図9】同装置が吐出する有芯棒状食品Fの横断面図で
ある。
【図10】第2実施形態の変形例装置の構成を示す概略
縦断面図である。
【図11】同変形例装置が吐出する有芯棒状食品Fの横
断面図である。
【図12】この有芯棒状食品Fを切断処理して得た可塑
性食品F′の斜視図である。
【図13】外周面形状が花型の有芯棒状食品Fを切断処
理して得た可塑性食品F′の斜視図である。
【符号の説明】
1 大口径ノズル体 2 小口径ノズル体 21・22 パイプノズル 3 第二小口径ノズル体 E1 外皮材エクストルダー E2 芯材エクストルダー E3 芯材エクストルダー F 有芯棒状食品 f1 外皮材 f2 芯材 f3 芯材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大口径ノズル体1の内部に複数の小口径
    ノズル体2を互いに隣接状態若しくは短い間隔をおいて
    内装する一方、前記大口径ノズル体1は外皮材エクスト
    ルダーE1 に連通し、前記小口径ノズル体2は少なくと
    も一種の芯材エクストルダー(E2 ・E3 …)に連通し
    て、各小口径ノズル体2から押し出された芯材同士を、
    大口径ノズル体1から押し出された外皮材内において寄
    り合わせて金太郎飴状の連続断面模様を有する有芯棒状
    食品を成形可能にしたことを特徴とする有芯棒状食品吐
    出装置。
  2. 【請求項2】 外皮材エクストルダーE1 の駆動により
    先端部から可塑性食品材料を外皮材f1 として押し出す
    大口径ノズル体1と、この大口径ノズル体1の内部に所
    要隙間をあけて入れ子式に遊嵌されて芯材エクストルダ
    ーE2 の駆動により先端部から別の可塑性食品材料を芯
    材f2 として押し出す小口径ノズル体2とを含み、複数
    の可塑性食品材料を芯材f2 が外皮材f1 にて被覆され
    た有芯棒状食品Fとして連続的に吐出することのできる
    食品吐出装置であって、 前記小口径ノズル体2の先端部に複数のパイプノズル21
    ・22を隣接状態、若しくは短い間隔をおいて並設し、こ
    れらパイプノズル21・22から押し出された各芯材(f2
    ・f2 …)及び外皮材f1 の吐出圧力を利用することに
    よって、これら芯材(f2 ・f2 …)同士を外皮材f1
    内において寄り合わせて全体として金太郎飴状の断面非
    円形状の連続断面模様を形成せしめるようにしたことを
    特徴とする有芯棒状食品吐出装置。
  3. 【請求項3】 小口径ノズル体2の先端部に並設した複
    数のパイプノズル21・22のうち、内側に位置するパイプ
    ノズル22の先端を周囲の他のパイプノズル21より長くし
    たことを特徴とする請求項2記載の有芯棒状食品吐出装
    置。
  4. 【請求項4】 外皮材エクストルダーE1 の駆動により
    先端部から可塑性食品材料を外皮材f1 として押し出す
    大口径ノズル体1と;この大口径ノズル体1の内部に所
    要隙間をあけて入れ子式に遊嵌されて芯材エクストルダ
    ーE2 の駆動により先端部から別の可塑性食品材料を芯
    材f2 として押し出す小口径ノズル体2と;この小口径
    ノズル体2内側に所要隙間をあけて入れ子式に遊嵌され
    て芯材エクストルダーE3 の駆動により先端部から更に
    別の可塑性食品材料を芯材f3として押し出す第二小口
    径ノズル体3とを包含し、複数の可塑性食品材料を、芯
    材f2 及び芯材f3 が外皮材f1 によって被覆された有
    芯棒状食品Fとして連続的に吐出することのできる食品
    吐出装置であって、 前記小口径ノズル体2の先端部に複数のパイプノズル21
    ・22を並設し、これらパイプノズル21・22のうち少なく
    とも一つのパイプノズルへ2種類以上の可塑性食品材料
    を同時に供給することによって、当該少なくとも一つの
    パイプノズルから芯材f2 及び芯材f3 を外皮材f1 内
    へ同時に押し出し可能にしたことを特徴とする有芯棒状
    食品吐出装置。
  5. 【請求項5】 小口径ノズル体2の先端部に設けた複数
    のパイプノズル21・22が隣接状態、若しくは短い間隔を
    おいて並設されていることを特徴とする請求項4記載の
    有芯棒状食品吐出装置。
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