JPH0952208A - 集成材用ラミナーの製造方法およびその装置 - Google Patents

集成材用ラミナーの製造方法およびその装置

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JPH0952208A
JPH0952208A JP22746395A JP22746395A JPH0952208A JP H0952208 A JPH0952208 A JP H0952208A JP 22746395 A JP22746395 A JP 22746395A JP 22746395 A JP22746395 A JP 22746395A JP H0952208 A JPH0952208 A JP H0952208A
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laminar
laminated
wood
cut
cutting
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JP22746395A
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English (en)
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Yutaka Aise
豊 合瀬
Takashi Hibino
たかし 日比野
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Iida Kogyo KK
Original Assignee
Iida Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集成材用ラミナーを切断加工した後に生じる
残材を、前工程のプレス乾燥時で集成化されるラミナー
材に帰還させて集成状態に成形することにより、該残材
を有効に利用する。 【解決手段】 小角状やひき板状に切削加工したラミナ
ー材12を、隣接し合うラミナー材同志で相互に接合し
た後、高周波プレス乾燥を行なう。この乾燥を行なった
後、集成状態にある集成材用ラミナー68を、その搬送
方向上流側で所定長さ毎に裁断する。この際に上流側に
残留する残材48は、高周波プレス乾燥機14の下流側
に配設されたプッシャー56によって、前工程に位置す
る集成材用ラミナー68の下流側端部にまで押圧された
後、該集成材用ラミナー68に接合される。そして高周
波プレスおよび乾燥されることにより、残材48が有効
に利用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、集成材用ラミナ
ーの製造方法およびその装置に関し、更に詳しくは、小
角状やひき板状に切削加工したラミナー材を板状の集成
材用ラミナーに成形する装置において、該集成材用ラミ
ナーを所要幅毎に裁断した際の搬送上端部に残留する残
材を、その上流側で乾燥処理される別の集成材用ラミナ
ーの下流側端部に接合させることにより、残材を有効に
利用するようにした集成材用ラミナーの製造方法および
その装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】木材のラミナー材を長尺な板材に成形する
集成材用ラミナーの製造装置が好適に使用されている。
すなわち該装置は、小角状あるいはひき板状に加工した
木材のラミナー材を多数集合させて集合材を成形するも
のであって、搬送状態にある各ラミナー材の下流側に指
向する面に接着剤を塗布し、これらをその供給方向に沿
って多数整列させた後に、隣接し合う各ラミナー材同志
を相互に接合して集合状態とする。この集合状態にある
各ラミナー材は、該集成材用ラミナー製造装置に設置さ
れている高周波プレス乾燥装置により接着剤が乾燥固化
されて長尺なラミナー材ヘと成形され、更にこのラミナ
ー材が、高周波プレス乾燥装置の下流側に配設された切
断装置によって切断されることにより、図4に示す如
く、所要長さの集成材用ラミナー68に成形されるよう
になっている。なお集成材自体は、前記ひき板あるいは
該集成材用ラミナー68を複数枚積み重ねて集成したも
のを云う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した集成材用ラミ
ナーの製造装置は、集成材用ラミナーを所要幅に裁断し
た際に、その搬送方向上端部に所謂残材が生じることに
なる。この残材は、成形される前記板材の幅寸法に対し
て充分狭いために、有効な再利用が検討されることなく
破棄されていた。しかし近年における木材資源の枯渇化
が、特に産出地域によって深刻化しているなか、これに
伴って該木材のコストも年々高騰する傾向にある。従っ
て、木材の加工業界においては、単に生産性向上の観点
からだけでなく、この木材資源をより有効に利用して製
造コストの低減をも図り得る加工設備が新たに求められ
ている。
【0004】
【発明の目的】この発明は、前述した従来技術に内在し
ている前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、集成材用ラミナーを切断加工した
後に生じる残材を、前工程のプレス乾燥時で集成化され
るラミナー材に帰還させて集成状態に成形することによ
り、該残材を有効に利用し得るようにした集成材用ラミ
ナーの製造方法およびその装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を好適に達成するため本発明は、小角状やひき板
状に切削加工したラミナー材を整列状態で順次供給し、
該ラミナー材の被接合面に接着剤を塗布した後、該ラミ
ナー材をその供給方向に多数整列させて集成化すると共
に、前記接着剤を高周波プレス乾燥装置により加圧状態
下に乾燥させ、該集成状態にあるラミナー材を切断装置
で裁断して所定寸法の集成材用ラミナーを製造するよう
にした集成材用ラミナーの製造方法において、前記ラミ
ナー材を所要幅の集成材用ラミナーを製造するに必要な
数だけグループ化して搬送供給し、前記必要数だけグル
ープ化したラミナー材を、その隣接し合うラミナー材同
志で相互に接合してから高周波でのプレス乾燥を行な
い、前記高周波でのプレス乾燥を行なった集成材用ラミ
ナーを次工程に搬送した後に、該集成材用ラミナーを前
記搬送方向の上流側で所定幅となるように裁断しその切
断により上流側に残留する残材を、前記高周波でのプレ
ス乾燥工程に位置するラミナー材の下流側に帰還させ、
前記帰還させた残材とプレス乾燥工程の下流側に位置す
る前記ラミナー材とを接合させて高周波でのプレス乾燥
を行なうことにより、該残材を前記集成材用ラミナーの
成形に有効利用するようにしたことを特徴とする。
【0006】更に本願の別の発明は、小角状やひき板状
に切削加工したラミナー材を整列状態で順次供給する搬
送手段と、該搬送手段の搬送途次に配設され、該ラミナ
ー材の被接合面に接着剤を塗布する手段と、前記搬送手
段の搬送方向下流側に配置され、前記ラミナー材に塗布
した接着剤を加圧状態下で乾燥させることにより、該ラ
ミナー材を集成状態とする高周波プレス乾燥装置と、該
高周波プレス乾燥装置の搬送方向の下流側に配設され
て、集成状態にある前記ラミナー材を裁断して所定寸法
の集成材用ラミナーを製造する少なくとも1基の切断装
置とからなる集成材用ラミナーの製造装置において、前
記切断装置に並列的に位置して、前記集成材用ラミナー
の搬送方向に沿って所要範囲で進退自在に移動可能なプ
ッシャーを配設し、前記集成材用ラミナーを所定寸法に
裁断した前記切断装置の切断部材が搬送経路から退出し
た後に、該集成材用ラミナーの搬送経路上に残留する残
材の下流側に前記プッシャーを搬送経路の横断位置にま
で上昇させ、次いで前記高周波プレス乾燥装置に位置す
る集成材用ラミナーの下流側に向けて、該プッシャーを
搬送方向の上流側に延出させることにより、該残材を集
成材用ラミナーに帰還させるよう構成したことを特徴と
する。
【0007】
【実施例】次に、本発明に係る集成材用ラミナーの製造
方法およびその装置につき、好適な実施例を挙げて、添
付図面を参照しながら以下詳細に説明する。該集成材用
ラミナーの製造装置10は、図1に示すように、その略
中央部に、小角状やひき板状に成形された木材のラミナ
ー材12が所要枚数毎に供給され、前記ラミナー材12
を相互に接合させる高周波プレス乾燥装置14が設置さ
れている。この高周波プレス乾燥装置(以下 「高周波乾
燥機」という)14は、従来から使用されているものであ
って、接着剤を塗布した木材に高周波を与えることによ
り、該木材が発熱すると共に接着剤自体も発熱する。こ
れによりヒータ等の熱源を外部に設置するタイプの乾燥
方法と比べて熱効率が向上し、接着剤の乾燥時間を大幅
に短縮することができるものである。また高周波の発生
と同時に、被接着体に対してその上下および前後から所
要圧でプレスすることによって、更に強固な接着を行な
うことができるよう構成されている。なおこの種の高周
波乾燥機14が有する他の利点としては、乾燥させる対
象物を均一に加熱できるため、該対象物固有の熱伝導度
の大小あるいは厚さなどを考慮することなく加熱し得る
と共に、加熱される対象物によってはその殺菌ならびに
殺虫処理も行な得ることが挙げられる。
【0008】前記高周波乾燥機14には、後述する材料
リフター16を挟んでその搬送方向上流側に搬送手段1
8が配設されている。すなわちこの搬送手段18は、高
周波乾燥機14の長手方向と直交する方向にフレーム2
0を配置し、このフレーム20に対して多数の搬送ロー
ラ22を並列状態で回転自在に軸支したものであって、
このローラ群が無端ベルト24を介して共通的に連繋さ
れると共に、該ベルト24がローラ群の下側に配設され
たモータ等の駆動源に巻架されている。従ってローラ群
は、この駆動源を介して回転駆動されることにより、高
周波乾燥機14の上流側にラミナー材12を順次供給す
るよう構成されている。
【0009】なお搬送手段18の上流側には、木材成形
用のモルダー(図示せず)が配設されており、小角状やひ
き板状に成形された木材のラミナー材12が、その搬送
経路を挟んで配設された一対のローラ21,21を通過
する際に幅寸法がコンピュータ(図示せず)によって予め
測定入力される。これによって、材料リフター16の下
流側に設置された高周波乾燥機置14に対する該ラミナ
ー材12の供給本数が設定されるようになっている。ま
た該搬送手段18上にあるラミナー材12には、後述す
る如く、その搬送途次に配設された塗布手段23,23
を介して接着剤25が塗布されるようになっている。
【0010】前記搬送手段18の下流側端部には、搬送
手段18から供給されたラミナー材12を所定枚数毎に
高周波乾燥機14に移載する材料リフター16が配設さ
れている。この材料リフター16は、例えばエンドレス
ベルト26を垂直方向に回転するよう配置すると共に、
該ベルト26に、所要枚数のラミナー材12を載置させ
得る大きさのトレー28を、その周方向に沿って水平位
置に複数設けたものである。エンドレスベルト26は、
サーボモータ等によってブロックモーションするよう構
成されており、各トレー28は、図に示すように、搬送
されるラミナー材12の高さ位置において一旦停止す
る。また搬送手段18で供給されたラミナー材12は、
該搬送手段18を挟んで材料リフター16と対向する位
置に配設された第1プッシャー30によってトレー28
に押圧され、所要数だけ移載された時点で1ブロック毎
に時計方向に回動するよう構成されている。
【0011】更にリフター16で高周波乾燥機14の上
流側端部にまで移送されたラミナー材12は、該乾燥機
14とリフター16との間で進退自在に設置された第2
プッシャー32によって乾燥機14の入口近傍にまでグ
ループ化された状態で順次押圧供給される。なお材料リ
フター16は、ラミナー材12を集成化させる生産速度
を上げる際に、搬送手段18で供給されるラミナー材1
2の供給速度に対して高周波乾燥機14が追従し得るよ
う、一時的にラミナー材12を所要枚数毎に滞留させる
ようにしたものであって、通常速度の生産ラインにおい
ては必ずしも必要とされるものではない。
【0012】前記材料リフター16の下流側に配設され
た高周波乾燥機14は、前述したように、高周波を使用
してラミナー材12に塗布された接着剤を短時間に乾燥
するもので、図に示すように、その上部に配設されたプ
レス部34から高周波が発生すると共に、該プレス部3
4全体が下降して各ラミナー材12を所要圧力で押圧す
る。また高周波乾燥機14の上流端部には、図示しない
シリンダ等のアクチュエータによって該上流端部から上
昇した後、乾燥機内にかけて進退自在に移動する側圧プ
レート36が配設されている。この側圧プレート36
は、材料リフター16を介して高周波乾燥機14の上流
側に移送された各ラミナー材12をプレス部34の内方
に押圧するものであって、プレス乾燥を行なう際には該
ラミナー材12の上流側端部を一定圧力で押圧する機能
も兼ねるものである。
【0013】更に高周波乾燥機14における下流側端部
の近傍には、該乾燥機14内に供給されたラミナー材1
2の下流側端面を押えるストッパ(以下 「第1ストッパ」
という)38が配設されている。第1ストッパ38は、
例えば油圧シリンダ等のアクチュエータによって搬送経
路の上方から突出および後退するようになっている。従
って、乾燥機14内に供給された所要数の各ラミナー材
12は、プレス乾燥時において、前記プレス部34と側
圧プレート36および第1ストッパ38を介して、上下
および前後から圧力が加えられることにより確実に「横
はぎ」がなされる。
【0014】前記第1ストッパ38の下流側には、後述
する如く集成化された集成材用ラミナー68を所定の長
さに裁断するための第1切断装置40および無端ベルト
からなる第1コンベア42が配設されている。このうち
第1切断装置40は、集成材用ラミナー68が搬送され
る際に該装置40に取付けられている切断部材(以下「丸
鋸」という)44が搬送経路から退避すると共に、集成材
用ラミナー68が到来した際には搬送経路から突出して
該集成材用ラミナー68を切断するよう構成された所謂
ジャンピングクロスカットソーが好適に使用される。こ
の第1切断装置40に配設された丸鋸44は、図1に示
すように、高周波乾燥機14の下流側端部に近接した位
置に配設されており、切断される所定寸法に応じて該丸
鋸44が搬送方向に移動し得るよう構成されている。
【0015】また第1コンベア42は、高周波乾燥機1
4の搬送経路と高さを一致させて配設されており、プレ
ス成形された集成材用ラミナー68を順次下流側に搬送
させるようになっている。更に第1コンベア42の搬送
途次には、図に示すように、その上方に前記第1ストッ
パ38と同様に第2ストッパ46が配設されている。従
ってプレス乾燥終了後の集成材用ラミナー68は、後述
する如く、このコンベア42を介して所定位置まで下流
側に搬送された後に、その上流側の端部近傍が該丸鋸4
4で切断されることによって、上流側端部に残材48が
できることになる。なお第1切断装置40は、前記ジャ
ンピングクロスカットソーに限定されるものではなく、
例えばカットソーを搬送方向に対して直交する方向に移
動させるタイプであってもよい。
【0016】更に第1切断装置40の下流側には、図に
示す如く、該切断装置40と同一の構成に係る第2切断
装置50が所定間隔をおいて設置される。この第2切断
装置50は、裁断成形が終了した集成材用ラミナー68
を更に所定長さ毎に等分割するものであって、図1およ
び図3に示すように、高周波乾燥機14の下流側に配設
された前記第1コンベア42と、該コンベア42の更に
下流側に設置された第2コンベア52との中間部分に丸
鋸54が位置し得るよう配設されている。なお第2切断
装置50では、集成材用ラミナー68を等分割するもの
であるために、裁断後も前述したような残材48はでき
ない。また第2切断装置50は、前述したような加工を
行なわない場合には設置する必要がないが、本実施例に
おいては、図1に示すように、この第2切断装置50を
配設したタイプを例に挙げることとする。
【0017】前記集成材用ラミナー68の切断によって
生じた残材48は、第1切断装置40と並列的に配設さ
れた第3プッシャー56によって、高周波でのプレス乾
燥工程に位置する集成材用ラミナー68に帰還される。
すなわち第3プッシャー56は、第1切断装置40にお
ける丸鋸44の取付け位置よりも若干下流側に配設され
たものであって、その一端部には、搬送方向に沿って例
えばエアシリンダに代表されるようなアクチュエータ
(図示せず)および搬送方向に対して昇降動する機構が配
設されている。従って第3プッシャー56は、集成材用
ラミナー68が第1切断装置40によって所要幅に裁断
され、丸鋸44が搬送経路から退避した後に搬送経路を
横断する位置にまで上昇する共に、集成材用ラミナー6
8の残材48に向って延出することにより、該残材48
を前工程に位置する集成材用ラミナー68の下流側に当
接するよう構成されている。
【0018】前記製造装置10によって成形される集成
材用ラミナー68は、前述した如く、所要長さの該集成
材用ラミナー68を成形するのに必要な数だけのラミナ
ー材12がグループ化して前記搬送手段18で搬送供給
されるが、この時点でラミナー材12はその搬送途中に
おいて一側面に前記接着剤25が塗布される。この接着
剤25は、主剤と硬化剤とを別々にしたものであって、
図2に示すように、噴射装置で構成される塗布手段2
3,23を介してラミナー材12の上流側で主剤が、ま
た下流側において硬化剤が夫々塗布される。そしてこの
接着剤25が塗布されたラミナー材12は、更に下流側
に搬送され、前記第1プッシャー30で個々に材料リフ
ター16のトレー28に押圧供給されて幅方向に整列さ
れた後に、材料リフター16で高周波乾燥機14の上流
側に順次移送される。なおラミナー材12が第1プッシ
ャー30で押圧されることにより、その隣接し合う各ラ
ミナー材同志が、前記プレスによって押圧される以前の
当接状態で相互に接合されることになる。また接着剤2
5は、その保存管理をする上で主剤と硬化剤とを別体に
することが推奨されるが、設備空間等を充分確保し得な
い場合あるいは該接着剤のメンテナンスを考慮しない場
合には、該主剤と硬化剤とを予め混合させておいてもよ
い。
【0019】前記材料リフター16によって高周波乾燥
機14の上流側に移送された各ラミナー材12は、前述
した如く、側圧プレート36によって該乾燥機14内に
押圧供給される。この際に最下流部に位置するラミナー
材12は、乾燥機14の下流端部に配設された前記第1
ストッパ38に当接する。従って各ラミナー材12は、
第1ストッパ38と乾燥機14の前記プレス部34およ
び側圧プレート36によって夫々押圧されることにな
る。この状態で高周波が掛けられて接着剤が乾燥される
ことにより、図2に示す如く、所要長さを有した集成材
用ラミナー68が形成される。高周波プレス乾燥が終了
した集成材用ラミナー68は、図3に示すように、第1
切断装置40の上方に配設された第1コンベア42によ
って下流側に搬送された後、該集成材用ラミナー68の
下流側端部が、該コンベア42の途次に配設された前記
第2ストッパ46に当接する。
【0020】この位置において、第1切断装置40の前
記丸鋸44が回動駆動され、図3(a)に示すように、集
成材用ラミナー68の下方から搬送位置に臨むと共に、
該集成材用ラミナー68を挟んで該丸鋸44と対向配置
されたカバー58が集成材用ラミナー68の上方から下
降して当接する。この状態で集成材用ラミナー68の上
流側近傍が切断されることにより、所定幅の板材が得ら
れると共に残材48が残留する。なお前記第2ストッパ
46は、集成材用ラミナー68の搬送途次に対して上方
から下降するよう構成されているが、該第2ストッパ4
6の下降位置は、集成材用ラミナー68の切断長さに応
じて搬送方向側に若干移動し得る。従って第2ストッパ
46が移動し得る範囲内で、集成材用ラミナー68の長
さを任意に変更することができるよう構成されている。
【0021】前記第1切断装置40によって切断加工が
終了した後は、図3(b)に示すように、前記カバー58
が上昇すると共に第1切断装置40の丸鋸44が搬送位
置から退出する。また集成材用ラミナー68の移動を規
制していた第2ストッパ46が上昇した後、前記第1コ
ンベア42が駆動して該集成材用ラミナー68を下流側
に搬送させる。この動作と並行して、第1切断装置40
に隣接する前記第3プッシャー56が上昇して搬送途次
に突出し、しかる後に集成材用ラミナー68の上流側に
残った残材48の一端部に向って水平方向に移動当接す
る。この残材48を、図3(c)に示すように、高周波で
のプレス乾燥工程に位置する集成材用ラミナー68の下
流側に対して搬送方向下流側から上流側に帰還させて接
着し、高周波乾燥機14内で集成化されているラミナー
材12と共に乾燥させることにより、該残材48を集成
材用ラミナー68の成形に有効に利用する。
【0022】更に所定幅に成形された集成材用ラミナー
68は、高周波乾燥機14に近接する第1コンベア42
によって下流側に移動された後、第2切断装置50の上
方に設置された下流側の第2コンベア52に移載され
る。そして集成材用ラミナー68は、図3(b)に示す如
く、第2コンベア52の上流部近傍に配設された第3ス
トッパ60に当接支持されるが、この場合に該集成材用
ラミナー68の後端部が、上流側コンベア42に沿って
移動する支持部材62によって同じく支持される。この
状態において、集成材用ラミナー68を挟んで第2切断
装置50の丸鋸54と対向配置された別のカバー66が
集成材用ラミナー68に対して下降当接すると共に、所
定位置が切断されることによって板材が得られることに
なる。
【0023】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る集成材
用ラミナーの製造方法およびその装置によれば、集成材
用ラミナーの成形時においてこれまで破棄していた残材
を、切断加工の前工程に戻すことによって、該残材を有
効に利用することができる。またこれによって加工材に
無駄が生じないため、製造コストを低廉に抑え得るのみ
ならず、引いては木材資源の有効利用の観点からも大き
く寄与し得る、等の優れた利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る集成材用ラミナー
の製造装置を示す全体側面図である。
【図2】本発明に係る方法により集成材用ラミナーを製
造する一連の工程を示す段階説明図である。
【図3】本発明に係る方法により集成材用ラミナーを製
造する一連の工程を示す別の段階説明図である。
【図4】従来技術に係る集成材用ラミナーを示す斜視図
である。
【符号の説明】
12 ラミナー材 14 高周波プレス乾燥装置 18 搬送手段 40 切断装置 44 切断部材 48 残材 56 プッシャー 68 集成材用ラミナー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小角状やひき板状に切削加工したラミナ
    ー材(12)を整列状態で順次供給し、該ラミナー材(12)の
    被接合面に接着剤を塗布した後、該ラミナー材(12)をそ
    の供給方向に多数整列させて集成化すると共に、前記接
    着剤を高周波プレス乾燥装置(14)により加圧状態下で乾
    燥させ、該集成状態にあるラミナー材(12)を切断装置(4
    0)で裁断して所定寸法の集成材用ラミナー(68)を製造す
    るようにした集成材用ラミナーの製造方法において、 前記ラミナー材(12)を所要長の集成材用ラミナー(68)を
    製造するに必要な数だけグループ化して搬送供給し、 前記必要数だけグループ化したラミナー材(12)を、その
    隣接し合うラミナー材同志で相互に接合してから高周波
    でのプレス乾燥を行ない、 前記高周波でのプレス乾燥を行なった集成材用ラミナー
    (68)を次工程に搬送した後に、該集成材用ラミナー(68)
    を前記搬送方向の上流側で所定長さとなるように裁断
    し、 その切断により上流側に残留する残材(48)を、前記高周
    波でのプレス乾燥工程に位置するラミナー材(12)の下流
    側に帰還させ、 前記帰還させた残材(48)とプレス乾燥工程の下流側に位
    置する前記ラミナー材(12)とを接合させて高周波でのプ
    レス乾燥を行なうことにより、該残材(48)を前記集成材
    用ラミナー(68)の成形に有効利用するようにしたことを
    特徴とする集成材用ラミナーの製造方法。
  2. 【請求項2】 小角状やひき板状に切削加工したラミナ
    ー材(12)を整列状態で順次供給する搬送手段(18)と、該
    搬送手段(18)の搬送途次に配設され、該ラミナー材(12)
    の被接合面に接着剤を塗布する手段(23)と、前記搬送手
    段(18)の搬送方向下流側に配置され、前記ラミナー材(1
    2)に塗布した接着剤を加圧状態下で乾燥させることによ
    り、該ラミナー材(12)を集成状態とする高周波プレス乾
    燥装置(14)と、該高周波プレス乾燥装置(14)の搬送方向
    の下流側に配設されて、集成状態にある前記ラミナー材
    (12)を裁断して所定寸法の集成材用ラミナー(68)を製造
    する少なくとも1基の切断装置(40)とからなる集成材用
    ラミナーの製造装置において、 前記切断装置(40)に並列的に位置して、前記集成材用ラ
    ミナー(68)の搬送方向に沿って所要範囲で進退自在に移
    動可能なプッシャー(56)を配設し、 前記集成材用ラミナー(68)を所定寸法に裁断した前記切
    断装置(40)の切断部材(44)が搬送経路から退出した後
    に、該集成材用ラミナー(68)の搬送経路上に残留する残
    材(48)の下流側に前記プッシャー(56)を搬送経路の横断
    位置にまで上昇させ、次いで前記高周波プレス乾燥装置
    (14)に位置する集成材用ラミナー(68)の下流側に向け
    て、該プッシャー(56)を搬送方向の上流側に延出させる
    ことにより、該残材(48)を集成材用ラミナー(68)に帰還
    させるよう構成したことを特徴とする集成材用ラミナー
    の製造装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102241041A (zh) * 2011-07-14 2011-11-16 湖南万森木业有限公司 一种速生杨集成材制备方法
CN102765117A (zh) * 2012-08-06 2012-11-07 深圳嘉汉林业科技有限公司 一种卷绕组合木的方法和设备
CN103171014A (zh) * 2011-12-23 2013-06-26 嘉丰木业(苏州)有限公司 一种科技木及其制备方法

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