JPH0953470A - ターボチャージャ付ディーゼルエンジンの排気ブレーキ装置 - Google Patents

ターボチャージャ付ディーゼルエンジンの排気ブレーキ装置

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JPH0953470A
JPH0953470A JP8150004A JP15000496A JPH0953470A JP H0953470 A JPH0953470 A JP H0953470A JP 8150004 A JP8150004 A JP 8150004A JP 15000496 A JP15000496 A JP 15000496A JP H0953470 A JPH0953470 A JP H0953470A
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速回転域で懸念される排気バルブの異常挙
動を回避しつつ、中低速回転域のブレーキ力を高くでき
るターボチャージャ付ディーゼルエンジンの排気ブレー
キ装置を提供する。 【構成】 ターボチャージャ3のタービン3aより下流
の排気通路2に排気ブレーキバルブ4を設ける。タービ
ン3aより上流の排気通路3から排気ブレーキバルブ4
より下流の排気通路2に至る排気バイパス通路5にウェ
イストゲートバルブ6を設ける。エンジンの運転状態に
応答して排気ブレーキバルブ4およびウェイストゲート
バルブ6を開閉制御するコントローラ14を設けたこと
により、エンジン1の中低速回転域での排気ブレーキの
作動時における排気通路2の密閉度を高くしつつ、エン
ジンの高速回転域での排気ブレーキの作動時の排気通路
2の密閉度を低くするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はターボチャージャ付
ディーゼルエンジンの排気ブレーキ装置に係り、特に、
常用回転域でのブレーキ力を増強できるようにした排気
ブレーキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ターボチャージャ付ディーゼルエンジン
に排気ブレーキ装置を適用するに際して、従来では図7
に示したようにディーゼルエンジン1の排気通路2にタ
ーボチャージャ3のタービン3aを設け、このタービン
3aより下流の排気通路2に排気ブレーキバルブ4を設
けていた。そして、タービン3aより上流の排気通路2
から分岐させた排気バイパス通路5の下流端をタービン
3aより下流で排気ブレーキバルブ4より上流の排気通
路2に合流させたうえで、この排気バイパス通路5にウ
ェイストゲートバルブ6を取り付けていた。
【0003】7はコントローラ、8はエアタンク、9は
排気ブレーキ制御用の電磁弁、10は排気ブレーキバル
ブ4のアクチュエータとして設けたエアシリンダ、11
はターボチャージャ3のコンプレッサ3bを設けた吸気
通路、12はブースト圧センサ、13は減圧弁、14は
ウェイストゲートバルブ制御用の電磁弁、15は減圧弁
13および電磁弁14を介してエアタンク8に接続した
ダイアフラムアクチュエータであり、前記ウェイストゲ
ートバルブ6を開閉作動させる。
【0004】なお、コントローラ7には図示しない回転
センサおよび負荷センサから出力されたディーゼルエン
ジン1の回転信号、負荷信号およびブースト圧センサ1
2の出力信号などを制御情報として供給しており、これ
らの制御情報に基づいて排気ブレーキバルブ4およびウ
ェイストゲートバルブ6が開閉制御される。
【0005】このような従来の排気ブレーキ装置におい
ては、コントローラ7から出力された制御信号に基づい
て排気ブレーキバルブ4が閉弁作動すると、排気通路2
が閉ざされて排気ポート内の圧力が上昇するために、エ
ンジンブレーキの効きが増大してブレーキ力が得られ
る。また、このようなブレーキ力の大きさは、排気ポー
ト内の圧力が上昇するにつれて大きくなり、排気ポート
内の圧力はディーゼルエンジン1の回転数が高くなるに
ともなって上昇し、このときの上昇率は排気ブレーキバ
ルブ4による排気通路2の密閉度が高くなるにともなっ
て大きくなる。
【0006】従って、ディーゼルエンジン1の常用回転
域である中低速回転域でのブレーキ力を大きくすべく排
気ブレーキバルブ4による排気通路2の密閉度を高くし
た場合は、図8に一点鎖線で示したように高速回転域で
の排気ポート内の圧力が排気バルブの異常挙動限界より
も高くなって排気バルブの異常振動を招く可能性があ
る。また、高速回転域での運転時における排気ブレーキ
の作動時の排気ポート内の圧力を排気バルブの異常挙動
限界より低く抑えるべく排気ブレーキバルブ4による排
気通路2の密閉度を低くすると、同図に二点鎖線で示し
たように中低速回転域での排気ポート内の圧力も低くな
って充分なブレーキ力が得られないという不具合があっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであって、高速回転域で懸念される排
気バルブの異常挙動を回避しつつ、中低速回転域のブレ
ーキ力を高くできるターボチャージャ付ディーゼルエン
ジンの排気ブレーキ装置を提供することを課題としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ターボチャージャのタービンより下流の排
気通路に排気ブレーキバルブを設ける一方、前記タービ
ンより上流の排気通路から分岐して排気ブレーキバルブ
より下流の排気通路に合流する排気バイパス通路を設け
ている。そして、排気バイパス通路にウェイストゲート
バルブを取り付けるとともに、ディーゼルエンジンの運
転状態に応答して前記排気ブレーキバルブおよびウェイ
ストゲートバルブを開閉制御するコントローラを設けた
ことを特徴としている。
【0009】また本発明は、タービンより上流の排気通
路から分岐して排気ブレーキバルブより下流の排気通路
に合流する第1バイパス通路と、前記タービンより上流
の排気通路から分岐してタービンより下流で排気ブレー
キバルブより上流の排気通路に合流する第2バイパス通
路で排気バイパス通路を構成するとともに、両バイパス
通路にそれぞれウェイストゲートバルブを設けたことを
特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るターボチャ
ージャ付ディーゼルエンジンの排気ブレーキ装置の第1
実施形態を示すシステム図である。なお、図7に示した
従来例と同一機能を有する部分には同一の符号を付して
いる。
【0011】図1において、ターボチャージャ3のター
ビン3aより下流の排気通路2に排気ブレーキバルブ4
を設けている。また、タービン3aより上流の排気通路
2から分岐して排気ブレーキバルブ4より下流の排気通
路2に合流する排気バイパス通路5を設け、この排気バ
イパス通路5にウェイストゲートバルブ6を取り付けて
いる。
【0012】7はコントローラ、8はエアタンク、9は
排気ブレーキ制御用の電磁弁、10は排気ブレーキバル
ブ4のアクチュエータとして設けたエアシリンダ、11
はターボチャージャ3のコンプレッサ3bを設けた吸気
通路、12はブースト圧センサ、13は減圧弁、14は
ウェイストゲートバルブ制御用の電磁弁、15は減圧弁
13および電磁弁14を介してエアタンク8に接続した
ダイアフラムアクチュエータであり、前記ウェイストゲ
ートバルブ6を開閉作動させる。
【0013】なお、コントローラ7には図示しない回転
センサおよび負荷センサから出力されたディーゼルエン
ジン1の回転信号、負荷信号およびブースト圧センサ1
2の出力信号などを制御情報として供給しており、これ
らの制御情報に基づいて排気ブレーキバルブ4およびウ
ェイストゲートバルブ6が開閉制御される。
【0014】上記のような構成になるターボチャージャ
付ディーゼルエンジンの排気ブレーキ装置において、デ
ィーゼルエンジン1が通常の状態で運転されているとき
は、コントローラ7は、排気ブレーキバルブ4を開弁保
持させて排圧の上昇を予防しつつ、ウェイストゲートバ
ルブ6を閉弁保持させて排気の全量をタービン3aに供
給することにより、ターボチャージャ3を稼働させて従
来公知の過給作用を行なわせる。
【0015】なお、このような過給作用を行なわせるに
際して、ディーゼルエンジン1が高速回転域で運転され
てブースト圧が予め定めた値より高くなると、コントロ
ーラ7から出力された制御信号でウェイストゲートバル
ブ6を開弁させて排気をバイパスさせることにより、タ
ービン3aに供給される排気の流量を減少補正してブー
スト圧が必要以上に上昇することを防止する。
【0016】一方、排気ブレーキの作動時はコントロー
ラ7から排気ブレーキ作動信号が出力されると、電磁弁
14は閉弁状態を維持してウェイストゲートバルブ6を
閉弁保持させるものの、電磁弁9が開いてエアタンク8
のエアをエアシリンダ10に供給して排気ブレーキバル
ブ4を閉弁作動させる。すると、排気通路2が閉ざされ
て排気ポート内の圧力が上昇するために、エンジンブレ
ーキの効きが増大して所定のブレーキ力が得られる。
【0017】ところで、このようにして得られるブレー
キ力の大きさは、排気ポート内の圧力が上昇するにつれ
て大きくなる。また、排気ポート内の圧力はディーゼル
エンジン1の回転数が高くなるにともなって上昇し、こ
のときの上昇率は排気ブレーキバルブ4による排気通路
2の密閉度が高くなるにともなって大きくなる。
【0018】従って、このようにして得られるブレーキ
力を大きくすべく排気ブレーキバルブ4に設ける逃し孔
などを小さくして排気通路2の密閉度を高くすると、デ
ィーゼルエンジン1の常用回転域である中低速回転域で
のブレーキ力を大きくすることができる。ところが、こ
の場合は排気の流量が増加する高速回転域において排気
ポート内の圧力が排気バルブの異常挙動限界よりも高く
なってしまうために、排気バルブの異常振動を招く可能
性がある。
【0019】しかしながら、このようにディーゼルエン
ジン1が高速回転域で運転されているときは、電磁弁1
4を開弁させる旨の制御信号がコントローラ7から出力
される。すると、電磁弁14が開弁作動してエアタンク
8のエアをダイアフラムアクチュエータ15に供給す
る。従って、排気ブレーキの作動時においてディーゼル
エンジン1が高速回転域で運転されている場合は、ウェ
イストゲートバルブ6が同図に二点鎖線で示したように
開弁作動するために排気バイパス通路5が開かれる。
【0020】このようにして排気バイパス通路5が開か
れると、タービン3aより上流の排気が排気バイパス通
路5を通って排気ブレーキバルブ4の下流にバイパスさ
れるために、排気通路2の密閉度が低下して排気ポート
内の圧力の上昇が抑制されることになり、排気バルブの
異常挙動が予防される。
【0021】このように本実施形態によれば、排気ブレ
ーキバルブ4による排気通路2の密閉度を高くして中低
速回転域での排気ポート内の圧力の上昇率を図2に示し
たように大きくして充分なブレーキ力を得ることができ
るにも拘らず、排気の流量が多くなる高速回転域での排
気ブレーキの作動時にウェイストゲートバルブ6を開弁
作動させて排気ポート内の圧力の異常上昇を回避するこ
とができるために、高速回転域での排気ブレーキの作動
時に懸念されていた排気バルブの異常挙動が予防され
る。
【0022】図2はエンジン回転数と排気ポート内の圧
力との関係を示した特性図である。なお、図中細い実線
は理想的な排気ポート内の圧力の変化を示し、太い実線
は上記実施形態による排気ポート内の圧力の特性を示し
ている。
【0023】すなわち、従来はターボチャージャ3のブ
ースト圧の異常上昇を予防するために設けられていた排
気バイパス通路5およびウェイストゲートバルブ6を、
本実施形態では排気ブレーキの作動時における排気ポー
ト内の圧力の制御にも有効利用して排気ブレーキの作動
時における排気通路2の密閉度を実質的に変更できるよ
うにして高速回転域で懸念されていた排気ポート内の圧
力の異常上昇を回避するようにしたものである。従って
本実施形態によれば、排気の流量が比較的少ない中低速
回転域での排気ブレーキの効きを高くすることができる
にも拘らず、高速回転域での排気ブレーキの作動時に懸
念されていた排気ポート内の圧力の異常上昇を回避する
ことができるために、排気バルブの異常挙動を予防する
ことができる。
【0024】図3は本発明に係るターボチャージャ付デ
ィーゼルエンジンの排気ブレーキ装置の第2実施形態を
示すシステム図である。この実施形態においてはコンプ
レッサ3bより下流の吸気通路11から供給されるブー
スト圧とエアタンク8から供給されるエアをダイアフラ
ムアクチュエータ15に切換供給する電磁弁16を設け
ている。
【0025】そして、ディーゼルエンジン1が低速回転
域で運転されている状態での排気ブレーキの作動時はウ
ェイストゲートバルブ6を閉弁保持させて排気ポート内
の圧力の上昇率を大きくしつつ、ディーゼルエンジン1
が中速回転域で運転されているときにダイアフラムアク
チュエータ15にブースト圧を供給することにより、ブ
ースト圧が高くなるとウェイストゲートバルブ6を半開
作動させて排気ポート内の圧力の上昇率を減少補正する
ようにしている。
【0026】また、ディーゼルエンジン1が高速回転域
で運転されている状態での排気ブレーキの作動時はダイ
アフラムアクチュエータ15にエアを供給してウェイス
トゲートバルブ6を全開作動させてタービン3aをバイ
パスする排気の流量を増加させることにより、排気ポー
ト内の圧力の減少補正率を大きくして排気ポート内の圧
力が排気バルブの異常挙動限界を超えないようにしたも
のである。
【0027】従って、本実施形態による場合は、ウェイ
ストゲートバルブ6の開閉作動にともなう排気ポート内
の圧力の変動を図4に示したように小さくすることがで
きるために、ウェイストゲートバルブ6の作動にともな
う排気ブレーキの効きの急激な変化を防止することがで
きる。
【0028】なお、上記第2実施形態では排気バイパス
通路5に設けたウェイストゲートバルブ6の開度を段階
的に変化させる場合について説明しているが、例えばダ
イアフラムアクチュエータ15の戻しバネを非線形特性
を有するバネで構成し、このバネとウェイストゲートバ
ルブ6に作用する排気圧力のバランス作用を利用してウ
ェイストゲートバルブ6の開度を無段階に変化させ、あ
るいは、複数のウェイストゲートバルブを並設して排気
バイパス通路5の開度を段階的もしくは連続的に変化さ
せることもできる。
【0029】図5は本発明に係るターボチャージャ付デ
ィーゼルエンジンの排気ブレーキ装置の第3実施形態を
示すシステム図である。この実施形態においてはタービ
ン3aより上流の排気通路2から分岐して排気ブレーキ
バルブ4より下流の排気通路2に合流する第1バイパス
通路5aと、前記タービン3aより上流の排気通路2か
ら分岐してタービン3aより下流で排気ブレーキバルブ
4より上流の排気通路2に合流する第2バイパス通路5
bで排気バイパス通路を構成している。そして、両バイ
パス通路5a、5bの上流端をそれぞれウェイストゲー
トバルブ6で開閉できるようにした点で上記両実施形態
と構成を異にしている。
【0030】なお、本実施形態においてもディーゼルエ
ンジン1が中低速回転域で運転されている状態での排気
ブレーキの作動時はウェイストゲートバルブ6を閉弁保
持させつつ、ディーゼルエンジン1が高速回転域で運転
されている状態での排気ブレーキの作動時にウェイスト
ゲートバルブ6を開くようにしているのであり、ウェイ
ストゲートバルブ6および排気ブレーキバルブ4をコン
トローラ7で制御するようにした点は前記両実施形態と
実質的に同一である。
【0031】従って、本実施形態においてもディーゼル
エンジン1が中低速回転域で運転されている状態での排
気ブレーキの作動時は、コントローラ7から出力された
制御信号に基づいて排気ブレーキバルブ4およびウェイ
ストゲートバルブ6がともに閉弁作動して排気通路2を
閉塞するために、排気ポート内の圧力が上昇し、エンジ
ンブレーキの効きが増大して所定のブレーキ力が得られ
る。
【0032】また、ディーゼルエンジン1が高速回転域
で運転されている状態での排気ブレーキの作動時は、ウ
ェイストゲートバルブ6が同図に二点鎖線で示したよう
に開弁作動するために両バイパス通路5a、5bが開か
れる。
【0033】ところが、このようにウェイストゲートバ
ルブ6が開かれた場合においても第1バイパス通路5a
が排気ブレーキバルブ4の上下流間をバイパス接続する
のみであって第2バイパス通路5bはバイパス作用をし
ない。このために、排気ブレーキの作動時における排気
通路2の密閉度が必要以上に低下することがなく、排気
ブレーキの効きが確保される。
【0034】すなわち、排気ブレーキの効き性能は、排
気ブレーキバルブ4による排気通路2の密閉度により左
右されるものであり、排気ブレーキバルブ4に設ける逃
し孔を小さくすることで低速回転域での排気ブレーキ力
を大きくすることができることは前述したとおりであ
る。また、排気バイパス通路の断面積は、ターボチャー
ジャの性能により定まるものである。従って、ディーゼ
ルエンジン1が高速回転域で運転されている状態での排
気ブレーキの作動時にこの排気バイパス通路を開いて排
気ポート内の圧力の異常上昇を回避するようにした場合
は、排気のバイパス流量が必要以上に多くなって排気ブ
レーキの効きが必ずしも充分に高くならない場合があ
る。
【0035】ところが、上記第3実施形態のようにター
ビン3aおよび排気ブレーキバルブ4をバイパスする第
1バイパス通路5aとタービン3aのみをバイパスして
排気ブレーキバルブ4をバイパスしない第2バイパス通
路5bで排気バイパス通路を構成した場合は、両バイパ
ス通路5a、5bの総断面積をターボチャージャの性能
に基づいて定めてブースト圧が過剰に上昇することを防
止するようにした場合においても、排気ブレーキの作動
時にバイパスさせる排気の流量を必要最小限に制限する
ことができるために、充分なブレーキ力を得ることがで
きる。
【0036】なお、このときのブレーキ力は第1バイパ
ス通路5aの断面積によって定まるものであるから、デ
ィーゼルエンジン1およびターボチャージャ3の特性、
ならびに排気ブレーキバルブ4に設ける逃し孔の大きさ
などに応じて両バイパス通路5a、5bの断面積比を設
定すればよい。
【0037】また、上記実施形態ではいずれも排気ブレ
ーキバルブ4のアクチュエータをエアシリンダ10で構
成するとともに、ウェイストゲートバルブ6のアクチュ
エータをダイアフラムアクチュエータ15で構成してい
るが、これらのアクチュエータは実施形態に限定される
ものではない。
【0038】さらに、上記実施形態では排気ブレーキを
作動させない通常の運転時は、ディーゼルエンジン1の
回転数、負荷およびブースト圧などで代表される各種の
制御情報に基づいてコントローラ7で最適ブースト圧を
算出し、この最適ブースト圧を具現すべく制御弁14、
16をコントローラ7で制御してウェイストゲートバル
ブ6を開閉制御するようにしているが、例えばブースト
圧をダイアフラムアクチュエータ15に供給することに
より、ウェイストゲートバルブ6の開度を変化させてブ
ースト圧を最適制御することもできる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、ディーゼルエンジンの常用回転域である中低速
回転域での排気ブレーキの作動時には排気ブレーキバル
ブおよびウェイストゲートバルブをともに閉弁作動させ
て排気通路の密閉度を高くしつつ、ディーゼルエンジン
の高速回転域での排気ブレーキの作動時はウェイストゲ
ートバルブを開弁作動させて排気通路の密閉度を低くし
て排気ポート内の圧力の上昇を抑制することができるた
めに、排気の流量が比較的少ない中低速回転域での排気
ブレーキの効きを高くしつつ、高速回転域での排気ポー
ト内の圧力の異常上昇を回避して排気バルブの異常挙動
を予防することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るターボチャージャ付ディーゼルエ
ンジンの排気ブレーキ装置の第1実施形態を示すシステ
ム図である。
【図2】図1に示した実施形態によるエンジン回転数と
排気ポート内の圧力の関係を示す特性図である。
【図3】本発明に係るターボチャージャ付ディーゼルエ
ンジンの排気ブレーキ装置の第2実施形態を示すシステ
ム図である。
【図4】図3に示した実施形態によるエンジン回転数と
排気ポート内の圧力の関係を示す特性図である。
【図5】本発明に係るターボチャージャ付ディーゼルエ
ンジンの排気ブレーキ装置の第3実施形態を示すシステ
ム図である。
【図6】図5に示した実施形態によるエンジン回転数と
排気ポート内の圧力の関係を示す特性図である。
【図7】ターボチャージャ付ディーゼルエンジンの排気
ブレーキ装置の従来例を示すシステム図である。
【図8】図7に示した従来例によるエンジン回転数と排
気ポート内の圧力の関係を示す特性図である。
【符号の説明】
1 ディーゼルエンジン 2 排気通路 3 ターボチャージャ 3a タービン 3b コンプレッサ 4 排気ブレーキバルブ 5 排気バイパス通路 5a 第1バイパス通路 5b 第2バイパス通路 6 ウェイストゲートバルブ 7 コントローラ 8 エアタンク 9、14、16 電磁弁 10 エアシリンダ 11 吸気通路 12 ブースト圧センサ 13 減圧弁 15 ダイアフラムアクチュエータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェイストゲートバルブを備えたターボ
    チャージャ付ディーゼルエンジンの排気ブレーキ装置で
    あって、ターボチャージャのタービンより下流の排気通
    路に設けた排気ブレーキバルブと、前記タービンより上
    流の排気通路から分岐して排気ブレーキバルブより下流
    の排気通路に合流する排気バイパス通路と、該排気バイ
    パス通路に設けたウェイストゲートバルブと、ディーゼ
    ルエンジンの運転状態に応答して前記排気ブレーキバル
    ブおよびウェイストゲートバルブを開閉制御するコント
    ローラを備えてなるターボチャージャ付ディーゼルエン
    ジンの排気ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 タービンより上流の排気通路から分岐し
    て排気ブレーキバルブより下流の排気通路に合流する第
    1バイパス通路と、前記タービンより上流の排気通路か
    ら分岐してタービンより下流で排気ブレーキバルブより
    上流の排気通路に合流する第2バイパス通路で排気バイ
    パス通路を構成するとともに、両バイパス通路にそれぞ
    れウェイストゲートバルブを設けたことを特徴とする請
    求項1に記載のターボチャージャ付ディーゼルエンジン
    の排気ブレーキ装置。
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