JPH0954342A - アクティブマトリクス液晶表示パネル及びその製造方法 - Google Patents

アクティブマトリクス液晶表示パネル及びその製造方法

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JPH0954342A
JPH0954342A JP22709195A JP22709195A JPH0954342A JP H0954342 A JPH0954342 A JP H0954342A JP 22709195 A JP22709195 A JP 22709195A JP 22709195 A JP22709195 A JP 22709195A JP H0954342 A JPH0954342 A JP H0954342A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】順スタガード型TFTに比べて特性的に優れる
逆スタガード型TFTを用いて、より少ない露光回数で
安定なプロセスのみを用いて作製できる構造のTFTア
レイからなるアクティブマトリクス液晶パネルを与え
る。 【解決手段】ガラス基板9上に、同一パタンからなる走
査線1、ゲート絶縁膜10、非晶質シリコン膜11をこの順
に配し、このパタン上に一部に透明画素電極6と同一の
層で形成したドレイン電極3とソース電極4とを配し、
さらにこの上に保護絶縁膜12を配し、ソース・ドレイン
電極上に配したコンタクトホール5を通して、保護絶縁
膜上に配する信号線2とドレイン電極3を接続し、ソー
ス電極と画素電極とを配線7で接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示パネルに関
し、特に薄膜電界効果型トランジスタおよび電極をもつ
透明絶縁性基板で液晶を挟んだ構造の液晶表示パネル及
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】薄膜電界効果型トランジスタ(「TF
T」という)を画素のスイッチング素子として用いてな
るアクティブマトリクス液晶表示パネル(「AMLC
D」ともいう)は高品位の画質を有し、携帯型コンピュ
ータの表示デバイスや投射型表示デバイスのライトバル
ブなどに幅広く応用されている。
【0003】アクティブマトリクス液晶表示パネルは、
一般に、走査線、信号線、およびその交差点近傍に配し
た薄膜トランジスタに接続した画素電極を設けた構造の
TFT基板と、透明電極を全面に形成した対向基板との
間に液晶を挟み込み、制御した画素電極と対向電極との
間に電圧を印加することにより、対応する画素における
光の透過光量を制御する。
【0004】このようにして構成されたアクティブマト
リクス液晶表示装置では、単純マトリクス型の液晶表示
装置に比べて、液晶を挾む電極間の電位を制御しやす
く、コントラストや視野角に優れた高品位の表示が得ら
れる点に最大の特徴がある。
【0005】しかしながら、アクティブマトリクス液晶
表示装置を構成していく上で、マトリクス状にTFTア
レイを作りこむ必要がある。
【0006】この工程は半導体装置の製造で行われる工
程とよく似ているが、TFTアレイの場合、表示装置の
表示領域と同じ面積で1つのデバイスを作製せざるをえ
ず、半導体のようにデバイスを縮小させて1つの基板か
ら多量のデバイスを得ることにより低コスト化を図って
いくことができないという点で本質的に異なっている。
【0007】しかも、一方で、今後さらにアクティブマ
トリクス液晶表示装置の普及を図っていく上で、その価
格が大きな問題点の一つとなっており、TFTアレイ作
製のコスト低減の要求は大きい。
【0008】TFTアレイ製造に関わるコストの低減を
図っていく上で、フォトリソグラフィ(PR)を用いた
パタン形成の回数(「PR回数」という)を削減するこ
とが、大きな効果を生むことが知られている。
【0009】この観点から、従来、PR回数の少ない工
程がいくつか提案されている。例えば、文献(1982SID
(Society for Information Display) International Sy
mposium Digest of Technical Papers、第44頁)には、
PR回数を2回で作製する方法が紹介されている。
【0010】この方法では、まず透明電極とn型非晶質
シリコン層を堆積し、信号線、TFTのソース/ドレイ
ン電極、画素電極のパタンによりフォトリソグラフィ
(PR)を行ってパターニングし、しかる後にノンドー
プ非晶質シリコン層、ゲート絶縁膜、金属層を堆積し、
走査線のパタンで堆積した金属層、ゲート絶縁膜、ノン
ドープ非晶質シリコン層および、n型非晶質シリコン層
をエッチングする。
【0011】この方法はPR回数が2回と非常に少なく
てすむものの、信号線を透明電極で形成するために、電
気抵抗が大きく、大面積(大型液晶パネル)では信号に
遅延が発生してしまうため、実用に供し得ない。
【0012】信号線を別の金属層で構成すれば電気抵抗
を減ずることができるが、これを形成するPR工程が別
に必要とされる。
【0013】さらに、この構造の場合、基板側から光が
入射すると直接TFTのチャネルに入射し、TFTのオ
フ抵抗が減少し、画素の電荷保持ができなくなってしま
うという問題がある。
【0014】この問題を回避するためには、TFTのソ
ース電極、ドレイン電極の少なくとも一方と電気的に絶
縁された不透明層を、チャネルを覆うようにTFTの下
側に配する必要がある。
【0015】このような不透明層を構成するためには、
さらに1回フォトリソグラフィ(PR)工程を追加する
必要がある。従って、大面積において安定な高品位の表
示が得られるTFTアレイを、プロセス的に無理なく得
ようとすると少なくとも4PRが必要である。
【0016】さらに上記従来技術の別の問題点は、ゲー
ト電極がチャネルの上側に配されるいわゆる順スタガー
ド型のTFT構造であることである。
【0017】TFTのオン電流はゲート絶縁膜とチャネ
ル非晶質シリコン層とのいわゆるMIS界面に蓄積した
電子によって流れることが知られている。
【0018】順スタガード構造にすると、チャネル非晶
質シリコン層を形成した後にゲート絶縁膜を形成するの
で、ゲート絶縁膜形成時のプラズマ衝撃によりMIS界
面がダメージを受けるため、オン電流が低減してしま
う。
【0019】逆スタガード型と順スタガード型を同じサ
イズのTFTで比較した場合、逆スタガード型TFTの
方がオン特性に優れている。このため、順スタガード型
TFTを用いてTFTアレイを設計する場合、TFTの
チャネル幅を大きくとる必要があり、画素電極への書き
込み終了時のゲート電圧の変動に伴う画素電位の変動、
いわゆるフィードスルー電圧が大きくなるので、表示品
質を保つために駆動回路の負担が増大する。
【0020】従って、一般的に逆スタガード型(「逆ス
タガー型」ともいう)TFTを用いた方が、より高品質
の画素を得ることができる。
【0021】逆スタガード型TFTでは、走査線のパタ
ン、チャネル非晶質シリコンのパタン、画素電極のパタ
ン、信号線のパタン、及び周辺の端子部で走査線を露出
させるパタンが最低必要である。
【0022】さらに、逆スタガード型TFTでは、チャ
ネルが液晶層側に露出しているので、配向膜もしくは液
晶の電気的影響からTFTを保護するために、通常チャ
ネル上を窒化シリコン膜等の絶縁膜をパッシベーション
として用いる。
【0023】このようにパッシベーションを設けた場
合、さらに周辺の端子部で信号線を露出させるパタン、
画素電極を露出させるパタンが必要になる。
【0024】このように考えると、周辺の端子部で走査
線、信号線を露出させるパタンと画素電極を露出させる
パタンとを同一マスクで形成したとしても、他のパタン
を独立のマスクで形成すると合計で5回のPR工程が必
要となる。
【0025】従って、順スタガード型の場合と同様に4
PR以下でこれを行うためには、いずれかのパタンを他
の1つのパタンまたは複数のパタンの組み合わせにより
形成する必要がある。
【0026】画素電極と信号線を同一のパタンで形成す
ることは、形の上では可能であるが、信号線に透明電極
を用いることになるので、電気抵抗が大きく、大画面で
の適用が難しくなる。
【0027】また、信号線とチャネル非晶質シリコンの
パタンは原理的に完全に一致させることはできない。
【0028】さらに、走査線と信号線とは互いに交差し
て配置させることが必要とされるため、同一のパタンで
形成することは不可能である。
【0029】このように考えると、走査線とチャネル非
晶質シリコンのパタンを一致させることが最も有望であ
ると思われる。
【0030】走査線とチャネル非晶質シリコンのパタン
を一致させる従来の方法として、例えば特開昭63-18286
2号公報には、ゲート電極とアイランド部とを一回のフ
ォトレジスト工程で一括エッチングして形成することに
より工程の簡略化と歩留まりの向上を図るようにした逆
スタガー構造のTFTの製造方法が提案されている。す
なわち、同公報には、ゲート電極用金属膜、ゲート絶縁
膜、半導体膜を積層後、これらを走査線のパタンにより
一括でパターニングして、しかる後にゲート電極の側壁
を絶縁処理することにより、図8に示すような構造を作
製する製造方法が提案されている。図8において、1は
走査線(ゲート電極)、3はドレイン電極、4はソース
電極、9はガラス基板、10はゲート絶縁膜(窒化シリコ
ン)、11は半導体膜(非晶質シリコン膜)、13はコンタ
クト部となるN+非晶質シリコン層、20はゲート側壁を
陽極酸化処理で絶縁処理する領域(側壁絶縁膜Ta2O5
である。
【0031】このような方法を用いれば、4回以下のP
R工程でTFTアレイを作製することが可能になる。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
従来技術として示したような方法では、ゲート電極の端
面のみを選択的に絶縁化する技術が必要となる。
【0033】これは、断面形状に大きく左右されるため
制御が非常に困難で、絶縁処理が不十分な箇所が発生す
る確率が高く、このような箇所で走査線および信号線が
短絡し、液晶表示装置に線欠陥が現れることが多い。
【0034】従って、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであって、このような制御の困難なプロセスを
用いることなく、高い表示品質を得ることのできる逆ス
タガード型TFTアレイを4回以下のPR回数で作製す
ることのできる構造を有し、低コストで製造可能なアク
ティブマトリクス液晶表示パネル及び製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、格子状に配置され互いに交差してなる平
行な複数の走査線及び平行な複数の信号線を備え、前記
走査線と前記信号線の各交点の近傍に設けられると共に
前記走査線と同一層に形成され、前記信号線に接続され
たゲート電極と、前記ゲート電極上にゲート絶縁膜を介
して設けられた薄膜半導体層と、前記薄膜半導体層上に
設けられ前記信号線と電気的に接続する第1の電極およ
び画素電極と接続する第2の電極(但し、第1の電極が
ソース(ドレイン)電極の時、第2の電極はドレイン
(ソース)電極)と、からなる薄膜トランジスタが形成
されてなる第1の透明絶縁性基板と、透明電極を有する
第2の透明絶縁性基板と、を液晶層を介して貼り合わせ
てなる液晶表示パネルにおいて、周辺端子接続部を除い
て前記走査線と前記ゲート電極とからなるパタンと同一
のパタンで前記ゲート絶縁膜および前記薄膜半導体層が
パタン化され、前記第1及び第2の電極が前記薄膜半導
体層上の所定領域において前記画素電極と同一層により
形成され、前記第1及び第2の電極と前記薄膜半導体層
を覆うように保護絶縁膜が設けられると共に、前記保護
絶縁膜上に前記信号線が配設され、前記信号線と前記第
1の電極とは、前記第1の電極上の所定領域に形成され
たコンタクトホールを介して接続され、前記信号線と同
一層に形成された金属層により前記第2の電極と前記画
素電極とが電気的に接続されていることを特徴とする液
晶表示パネルを提供する。
【0036】また、本発明は、格子状に配置され互いに
交差してなる平行な複数の走査線及び平行な複数の信号
線を備え、前記走査線と前記信号線の各交点の近傍に設
けられると共に前記走査線と同一層に形成され、前記信
号線に接続されたゲート電極と、前記ゲート電極上にゲ
ート絶縁膜を介して設けられた薄膜半導体層と、前記薄
膜半導体層上に設けられ前記信号線と電気的に接続する
第1の電極、および画素電極と接続する第2の電極(但
し、第1の電極がソース(ドレイン)電極の時、第2の
電極はドレイン(ソース)電極)とからなる薄膜トラン
ジスタが形成されてなる第1の透明絶縁性基板と、透明
電極を有する第2の透明絶縁性基板と、を液晶層を介し
て貼り合わせてなる液晶表示パネルにおいて、周辺端子
接続部を除いて前記走査線と前記ゲート電極とからなる
パタンと同一のパタンで前記ゲート絶縁膜および薄膜半
導体層がパタン化されており、前記第1及び第2の電極
が前記薄膜半導体層上の所定領域において前記画素電極
と同一層により形成され、前記第1及び前記第2の電極
と前記薄膜半導体層を覆うように保護絶縁膜が設けられ
ると共に前記保護絶縁膜上に信号線が設けられ、前記信
号線と前記第1の電極とが前記第1の電極上でコンタク
トホールを介して接続されており、前記信号線と同一層
で形成された金属層により前記第2の電極と前記画素電
極とがコンタクトホールを介して接続されており、前記
第1、第2の電極上に形成されたコンタクトホールが前
記第1及び第2の電極よりもチャネル側に拡延されてお
り、前記コンタクトホールの開口端領域下の前記薄膜半
導体層にイオン注入により不純物がドープされた領域を
有することを特徴とする液晶表示パネルを特徴とする。
【0037】本発明に係るアクティブマトリクス液晶表
示パネルは、その好ましい態様として、走査線と同一層
で形成され、これと隔離されかつ画素電極に電気的に接
続されたパタンが、前記信号線と重なるようにして画素
電極の両側に配置される。このようにすると、画素電極
と信号線との間のTN液晶動作が正常に行われない領域
からの光漏れをTFT基板側で遮光する層を、工程数を
増加させることなく形成することができる。このような
層は対向基板側に通常設けるブラックマトリクスとTF
T基板の位置合わせ精度を大幅に緩和し、これを利用し
て開口率の向上を図ることができる。
【0038】また、本発明に係るアクティブマトリクス
液晶表示パネルは、その好ましい態様として、前記信号
線と同一層で形成され、これと隔離されかつ画素電極に
電気的に接続されたパタンが、前記走査線と重なるよう
にして画素電極の両側に配置させることもできる。この
ようにすると、画素電極と走査線との間のTN液晶動作
が正常に行われない領域からの光漏れをTFT基板側で
遮光する層を、工程数を増加させることなく形成するこ
とができる。このような層は対向基板側に通常設けるブ
ラックマトリクスとTFT基板の位置合わせ精度を大幅
に緩和し、これを利用して開口率の向上を図ることがで
きる。
【0039】さらに、本発明に係るアクティブマトリク
ス液晶表示パネルは、その好ましい態様として、前記信
号線と同一層で形成されたパタンが、薄膜トランジスタ
のチャネル領域を覆うように配置させることができる。
このようにすると、TFTのバックチャネル側を遮光す
る層を工程数を増加させることなく作製できる。
【0040】さらにまた、本発明に係るアクティブマト
リクス液晶表示パネルは、その好ましい態様として、前
記信号線と同一層で形成され、これと隔離されかつ画素
電極に電気的に接続されたパタンが、画素電極に隣接す
る2本の走査線のうち該画素電極に電荷を供給する薄膜
トランジスタを制御しないほうの走査線と重なるように
配置され、かつ、この重なり領域の一部で画素電極と同
一層で孤立パタンが形成され、該孤立パタンと走査線と
の間にはゲート絶縁膜層をはさんで容量が構成されてお
り、該孤立パタンが画素電極に電気的に接続させること
ができる。このようにすると画素電極の電荷保持を補助
するために通常設けられる蓄積容量を工程数を増加させ
ることなく作製することができる。
【0041】そして、本発明は、逆スタガー構造の薄膜
トランジスタ(TFT)アレイを含む液晶表示装置(L
CD)の製造方法において、(a)透明絶縁性基板上に走
査線となる金属膜、ゲート絶縁膜、及び半導体膜をこの
順に形成した後にこれらを同一パタンでパターニング
し、(b)画素電極、ソース電極及びドレイン電極を同一
の層で形成してこれらを1回のフォトリソグラフィでパ
ターニングし、(c)前記画素電極、ソース電極及びドレ
イン電極を覆うように保護絶縁膜を形成し、(d)前記保
護絶縁膜に対して配設される所定のコンタクトホール
と、前記保護絶縁膜、前記半導体膜及び前記ゲート絶縁
膜を開口して配設される所定のコンタクトホールと、を
1回のフォトリソグラフィで形成し、(e)金属膜を形成
し、前記ドレイン電極に接続する信号線と、前記ソース
電極と前記画素電極とを接続する配線と、を同一のパタ
ンで形成する、上記各工程を含むことを特徴とする液晶
表示装置の製造方法を提供する。
【0042】
【作用】本発明のアクティブマトリクス液晶表示パネル
のTFTアレイは、走査線となる金属膜とゲート絶縁膜
とチャネル非晶質シリコン膜を形成後、これらを同一パ
タンでパターニングし、しかる後に、画素電極とソース
・ドレイン電極を同一層で構成し1回のフォトリソグラ
フィ(PR)でこれらのパターニングを行い、さらにこ
の上に保護絶縁膜を配し、保護絶縁膜、チャネル非晶質
シリコンおよびゲート絶縁膜に対して、必要部分でのコ
ンタクトホールを1回のPRで形成し、しかる後に信号
線となるべき金属膜を形成し、TFTのドレイン電極に
接続する信号線およびTFTのソース電極と画素電極と
を接続する配線とを同一のパタンで形成することによ
り、作製することができる。
【0043】従って、本発明によれば、順スタガード型
に比べ、特性的に優れた逆スタガード型TFTアレイを
作製する工程を4回以下のPR工程で作製することが可
能とされ、このため、低コストで画質に優れたアクティ
ブマトリクス液晶ディスプレイを得ることができる。
【0044】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して以下に説明する。
【0045】
【実施形態1】図1は、本発明の第1の実施形態に係る
アクティブマトリクス液晶表示パネルのTFTアレイの
画素部を示す平面図であり、図2(A)は、図1のA−
A′線の断面を示し、図2(B)は、図1のB−B′線
の断面を示している。
【0046】図1及び図2を参照して、ガラス板等の透
光性絶縁基板(「ガラス基板」ともいう)9の上に複数
の走査線1と複数の信号線2とを交差させて格子状に配
置する。
【0047】各格子内には、走査線1と信号線2の交点
近傍に配置されるTFTと、このTFTから駆動される
画素電極6とから構成される1組のアクティブ画素エレ
メントがそれぞれ配置される。
【0048】TFTは走査線1をゲート電極とし、ゲー
ト電極上に絶縁膜(ゲート絶縁膜)10を介して設けられ
た非晶質シリコン膜11からなるチャネル部と、非晶質シ
リコン膜11の表面上に設けられたドレイン電極3および
ソース電極4からなる。
【0049】そして、非晶質シリコン膜11、ドレイン電
極3、およびソース電極4を覆うように、保護絶縁膜12
が設けられている。
【0050】さらに、保護絶縁膜12上には、信号線2
と、ソース電極4を画素電極6に電気的に接続する配線
7とが配置されている。
【0051】信号線2とドレイン電極3とは、ドレイン
電極3上に形成されたコンタクトホール5を介して接続
されている。
【0052】図7は、本実施形態における周辺の端子部
の構成を示したものである。
【0053】図7を参照して、信号線2は形成時に最上
層に出ているため、このまま周辺の信号線端子23と一体
で形成されている。
【0054】これに対して、走査線1はゲート絶縁膜10
の下に配置されているので(図2参照)、走査線1の端
子取り出しを行うためのコンタクトホール22が走査線1
の端部に設けられ、このコンタクトホール22を介して、
保護絶縁膜12上に設けられた走査線端子21に接続されて
いる。
【0055】以下、本実施形態に係るアクティブマトリ
クス液晶表示パネルのTFTアレイの製造方法を工程順
に説明する。
【0056】まず、透光性の絶縁基板(ガラス基板)の
上にスパッタ法で走査線1となるクロム膜を100nmの膜
厚に堆積し、しかる後に、この表面にゲート絶縁膜10と
なる窒化シリコン膜を500nmの膜厚に堆積した後、膜厚2
00nmの非晶質シリコン膜11および膜厚10nmのn型非晶質
シリコン層13を順次堆積する。
【0057】しかる後に、走査線1のパタンでフォトリ
ソグラフィ(「PR」という)を行い、このパタンでn
型非晶質シリコン層13および非晶質シリコン膜11および
窒化シリコン膜10を一括でエッチングする。このエッチ
ングには、例えばCF4ガスのプラズマを利用してドラ
イエッチングにより行うことができる。
【0058】しかる後に、走査線1となるクロム膜をエ
ッチングして、レジストを除去する。
【0059】次に、ITO(Indium-Tin-Oxide)膜を膜
厚50nmに堆積する。ここで、画素電極5、ドレイン電極
3およびソース電極4からなるパタンでフォトリソグラ
フィ(PR)を行い、塩酸を用いてITO膜をエッチン
グする。
【0060】しかる後に、レジストを除去し、ITOか
らなるドレイン、ソース電極3、4をマスクとして、n
型非晶質シリコン膜13および非晶質シリコン膜11を合計
で30nm程度堀込む。
【0061】これにより、ITOからなるソース、ドレ
イン電極が存在しない領域では、n型非晶質シリコン層
13が完全に除去される。
【0062】次に、保護絶縁膜12として、常圧CVD法
を用いて酸化シリコン膜を膜厚500nm堆積する。
【0063】ここで、TFTのドレイン電極3と信号線
2の接続に用いられるコンタクトホール5、およびソー
ス電極4と画素電極6をつなぐ配線7の接続に用いられ
るコンタクトホール5′のパタンと、画素電極6上の保
護絶縁膜12を除去する領域8のパタンと、走査線1の端
子取り出しを行うためのコンタクトホール22のパタンと
からなるパタンの反転パタンでPRを行う。
【0064】このパタンを利用して、CF4ガスのプラ
ズマによるドライエッチングを行う。
【0065】この時、TFTのドレイン電極3及びソー
ス4電極上のコンタクトホール部5、5′では保護絶縁
膜12はエッチングされるが、ITOで形成されたドレイ
ン、ソース電極3、4がエッチストッパとなる。
【0066】また、画素電極6上の保護絶縁膜12を除去
する領域8でも同様に保護絶縁膜12のみがエッチングさ
れる。
【0067】これに対して、走査線1の端子取り出しを
行うためのコンタクトホール22では、保護絶縁膜12とし
て形成された酸化シリコン膜がエッチングされた後、非
晶質シリコン層11とゲート絶縁膜10が引き続きエッチン
グされ、クロムで形成された走査線1がエッチストッパ
となる。
【0068】このようにして、一回のエッチングによ
り、TFTのソース・ドレイン電極上のコンタクトホー
ル部5、5′ではドレイン及びソース電極3、4が、ま
た画素電極上の保護絶縁膜を除去する領域8では画素電
極6が、周辺の走査線の端子取り出しを行うためのコン
タクトホール22では走査線1が、それぞれ表面に露出し
た状態となる。この状態でレジストを除去する。
【0069】次に、クロム膜を膜厚200nmで堆積する。
ここで、信号線2のパタン、ソース電極4と画素電極6
を接続する配線7のパタン、信号線端子23のパタン、及
び走査線端子21のパタンからなるパタンでPRを行う。
【0070】このパタンにより、クロム膜をエッチング
し、レジストを除去する。
【0071】以上のようにして、本実施形態に係るTF
Tアレイが完成する。
【0072】以上説明したように、本実施形態に係るア
クティブマトリクス液晶表示パネルのTFTアレイを作
製する工程において行われるPR回数は4回のみであ
る。また、この工程で行われるプロセスはいずれも極め
て安定であり、非常に歩留りよくこれを作製することが
できる。このため、本実施例によれば、高スループット
で低コストのアクティブマトリクス液晶表示パネルを安
定に作製することができる。
【0073】
【実施形態2】次に、本発明の第2の実施形態を説明す
る。図3は、本発明の第2の実施形態のアクティブマト
リクス液晶表示パネルのTFTアレイの画素部の平面図
を示す。図4(A)は、図3におけるC−C′線の断面
を示し、図4(B)は、図3におけるD−D′線の断面
を示す。
【0074】図3及び図4を参照して、ガラス板などの
透光性絶縁基板9の上に複数の走査線1と複数の信号線
2とを交差させて格子状に配置する。各格子内には、走
査線1と信号線2の交点近傍に配置されるTFTと、こ
のTFTから駆動される画素電極6とから構成される1
組のアクティブ画素エレメントがそれぞれ配置される。
【0075】TFTは走査線1をゲート電極とし、ゲー
ト電極上に絶縁膜10を介して設けられた非晶質シリコン
膜11からなるチャネル部と、非晶質シリコン膜11の表面
上に設けられたドレイン電極3およびソース電極4から
なる。
【0076】さらに、非晶質シリコン膜11およびドレイ
ン電極3およびソース電極4を覆うように、保護絶縁膜
12が設けられている。そして、保護絶縁膜12上には信号
線2、および、ソース電極と画素電極をつなぐ配線7、
および、TFT遮光層24が配置されている。
【0077】この時、ソース電極4と画素電極6をつな
ぐ配線7は、図3に示すように、画素電極6の周囲を覆
い、互いに隣りあう走査線と重なるように配置する。
【0078】画素電極6とこれに隣りあう2本の信号線
2との間には、それぞれ信号線とオーバーラップさせる
パタン14を設ける。
【0079】このパタン14上には信号線2と十分離れた
ところにコンタクトホール5″を形成し、ソース電極4
と画素電極6をつなぐ配線7によりパタン14の最下層の
金属層16と接続する(図4(A)参照)。
【0080】信号線2とドレイン電極3とは、ドレイン
電極3上に形成されたコンタクトホール5を介して接続
されている。さらに、TFT遮光層24はTFTのチャネ
ル部を覆うように形成されている。
【0081】また、走査線1上の一部にはソース・ドレ
イン電極と同層で蓄積容量電極15を形成する。蓄積容量
電極15と走査線1との間には蓄積容量が形成され、画素
の電荷保持を安定化させる役割を果たす。
【0082】蓄積容量電極15上にはコンタクトホール
5″′が形成され、コンタクトホール5″′を介して蓄
積容量電極15と、ソース電極4及び画素電極6をつなぐ
配線7とが接続される。
【0083】この時、ソース電極4と画素電極6をつな
ぐ配線7は蓄積容量電極15を覆うように構成する。この
ようにすると、この配線7自体が遮光層として働き、蓄
積容量電極15の回りにある非晶質シリコン膜11に光が照
射し導電率が上昇し、蓄積容量電極15から信号線2もし
くはドレイン電極3へ電荷のリークが起こる現象を防ぐ
ことができる。
【0084】図7は、本実施形態における周辺の端子部
の構成を示したものである。本実施形態においては、信
号線は形成時に最上層に出ているので、このまま周辺の
信号線端子23と一体で形成されている。これに対して、
走査線1はゲート絶縁膜10の下に配置されているので、
走査線の端子取り出しを行うためのコンタクトホール22
が走査線1の端に設けられ、このコンタクトホール22を
介して、保護絶縁膜12上に設けられた走査線端子21に接
続されている。
【0085】本実施形態の液晶パネルを構成するTFT
アレイは以下のように作製される。
【0086】まず、前記第1の実施形態の場合と同様に
して、走査線1およびゲート絶縁膜10および非晶質シリ
コン層11を同一パタンで形成する。このとき、同時に信
号線とオーバーラップさせるパタン14を形成しておく。
【0087】次に、前記第1の実施形態の場合と同様に
して、ドレイン電極3、ソース電極4および画素電極6
を透明導電層を用いて形成する。このとき、同時に蓄積
容量電極15を形成しておく。
【0088】さらに、前記第1の実施形態の場合と同様
にして、ソース・ドレイン電極上のコンタクトホール
5、5′、および周辺端子接続部で走査線の端子取り出
しを行うためのコンタクトホール22を形成する。
【0089】このとき、同時に、信号線とオーバーラッ
プさせるパタン14上のコンタクトホール5″および蓄積
容量電極15上のコンタクトホール5″′を形成する。
【0090】しかる後に、信号線2およびソース電極と
画素電極をつなぐ配線7およびTFT遮光層24を形成す
る。この時、ソース電極4と画素電極6をつなぐ配線7
は、前述したように信号線とオーバーラップさせるパタ
ン14および蓄積容量電極15にも接続するようにする。
【0091】以上のようにして、本発明の第2の実施形
態のTFTアレイが完成する。画素電極6と信号線2の
境界や画素電極6と走査線1との境界には強い横方向の
電界が存在し、液晶配向の乱れが生じ、その影響は画素
電極6の内側まで到達しこの周辺で透過光の異常が発生
する。
【0092】このような透過光が表示に表れるとコント
ラストの低下や焼き付きを生じてしまう。これを防ぐた
めに、通常は対向基板側にブラックマトリクスを設け
て、透過光の異常が発生する領域を遮光する。
【0093】本実施形態のTFTアレイの場合には、透
過光の異常が発生する領域は、信号線とオーバーラップ
するパタン14とソース電極と画素電極をつなぐ配線7と
により、ほとんどの領域が不透明金属で覆われており、
異常な透過光はこれらのパタンにより遮光される。
【0094】また、TFTのバックチャネル側から入射
する光もTFT遮光層24により遮光されている。従っ
て、対向基板側にブラックマトリクスを配する必要がな
くなり、ブラックマトリクスを用いた構成よりも低コス
トで作製できる。
【0095】さらに、本実施形態においては、対向基板
側にブラックマトリクスを配した場合に必要な目ずれの
マージンを見込む必要がないことから、遮光の幅を少な
くすることができ、より開口率を高くすることができ
る。
【0096】そして、本実施形態では、画素毎に蓄積容
量が形成されているため、画素の電荷保持特性がより良
好になり表示が安定化する。
【0097】蓄積容量を設ける際には、走査線1とソー
ス電極と画素電極をつなぐ配線7を単にオーバーラップ
させることによっても形成できるが、本実施形態の場合
は、非晶質シリコン層上に蓄積容量電極15を配している
ので、小さな面積で十分大きな蓄積容量を用意すること
ができる。
【0098】ところで、蓄積容量電極15の周囲に光が照
射されると、光が照射された領域の非晶質シリコン膜11
の抵抗が低下し、この層を通して、電荷のリークが発生
してしまう。
【0099】しかしながら、本実施形態の場合、蓄積容
量電極15の周囲はソース電極4と画素電極6を接続する
配線7で遮光されているので、リーク電流を極めて小さ
くすることができる。
【0100】本実施形態に示すアクティブマトリクス液
晶表示パネルのTFTアレイを作製する工程において行
われるPR回路は、前記第1の実施形態の場合と全く等
しく、4回のみである。その工程で行われるプロセスは
いずれも極めて安定であり、非常に歩留まりよく作製す
ることができる。以上のことから、高スループットで低
コストのアクティブマトリクス液晶表示パネルを安定に
作製することができる。
【0101】なお、本発明の実施の形態として、請求項
3乃至請求項6記載のの技術内容を、それぞれ単独でま
たは複数組み合わせて液晶パネルに適用した場合でも、
状況に応じてそれぞれ効果を出すことができる。この場
合は、対向基板側にブラックマトリクスを設けることが
必要になることがあるが、全くこれらの方法を適用しな
い場合に比べて、対向基板の目合わせは緩和される。
【0102】
【実施形態3】次に、本発明の第3の実施形態について
説明する。
【0103】図5は、本発明の第3の実施形態に基づく
TFT部の平面図である。図6(A)は、図5のE−
E′の断面図、図6(B)は、図5のF−F′の断面図
を示したものである。
【0104】本発明の第3の実施形態のアクティブマト
リクス液晶パネルでは、前記第1の実施形態のパネルと
TFTのソース・ドレイン電極部を除いては全く同じ構
造をとる。
【0105】本実施形態の場合は、ITO等の透明電極
で構成されたドレイン電極3およびソース電極4の下お
よび周囲にイオンドーピングにより形成したn型非晶質
シリコン層17を有する。
【0106】また、ドレイン電極3と信号線2を接続す
るためのコンタクトホール、およびソース電極4と配線
7(ソース電極4と画素電極6をつなぐ)を接続するた
めのコンタクトホールは、サイドエッチさせることによ
り、19に示す形状をとる。
【0107】以下、本実施形態の液晶パネルのTFTア
レイは以下のように作製する。
【0108】まず、透光性の絶縁基板の上にスパッタ法
で走査線1となるクロム膜を100nmの膜厚に堆積し、し
かる後にこの表面にゲート絶縁膜10となる窒化シリコン
膜を500nmの膜厚に堆積した後、膜厚200nmの非晶質シリ
コン膜11を順次堆積する。
【0109】しかるのちに、走査線1のパタンでPRを
行い、このパタンで非晶質シリコン膜および窒化シリコ
ン膜を一括でエッチングする。
【0110】このエッチングには、例えばCF4ガスの
プラズマを利用してドライエッチングにより行うことが
できる。しかる後にクロム膜をエッチングし、レジスト
を除去する。
【0111】次に、ITO膜を膜厚30nmに堆積する。こ
こで、画素電極6、ドレイン電極3およびソース電極4
からなるパタンでPRを行い、塩酸を用いてITOをエ
ッチングする。しかる後に、レジストを除去する。
【0112】次に、保護絶縁膜として、常圧CVD法を
用いて酸化シリコン膜を500nm堆積する。
【0113】ここで、TFTのドレイン電極3と信号線
2の接続およびソース電極4と配線7(ソース電極4と
画素電極6をつなぐ)の接続に用いられるコンタクトホ
ールとして18に示すパタンと、画素電極上の保護絶縁膜
を除去する領域8のパタンと、走査線の端子取り出しを
行うためのコンタクトホール22のパタンとからなるパタ
ンの反転パタンでPRを行う。
【0114】このパタンを利用して、CF4ガスのプラ
ズマによるドライエッチングを行う。この時、TFTの
ソース・ドレイン電極上のコンタクトホール部では、保
護絶縁膜12はエッチングされるが、ITOで形成された
ソース・ドレイン電極がエッチストッパとなる。また、
画素電極6上の保護絶縁膜を除去する領域8でも同様に
保護絶縁膜のみがエッチングされる。
【0115】これに対して、走査線の端子取り出しを行
うためのコンタクトホール22では、保護絶縁膜として形
成された酸化シリコン膜がエッチングされた後、非晶質
シリコン層11とゲート絶縁膜10が引き続きエッチングさ
れ、クロムで形成された走査線1がエッチストッパとな
る。
【0116】このようにして、1回のエッチングによ
り、TFTのソース、ドレイン電極上のコンタクトホー
ル部18ではドレイン、ソース電極3、4が、また画素電
極上の保護絶縁膜を除去する領域8では画素電極6が、
周辺の走査線の端子取り出しを行うためのコンタクトホ
ール22では走査線1が、それぞれ表面に露出した状態と
なる。
【0117】ここで、レジストをかぶせたままで、希フ
ッ酸により保護絶縁膜12として形成した酸化シリコン膜
をサイドエッチさせ、図5、図6の19で示すパタンまで
コンタクトホールを広げる。この状態でレジストを除去
する。
【0118】さらに、リンイオンを40kVの加速電圧で
イオン注入する。このとき、保護絶縁膜12がイオン注入
のマスクとなり、ITOからなるドレイン及びソース電
極3、4の下およびその周囲にリンがドーピングされ、
イオンドーピングにより形成したn型非晶質シリコン層
17が形成される。
【0119】次に、クロム酸を膜厚200nmに堆積する。
ここで、信号線2のパタン、ソース電極4と画素電極6
をつなぐ配線7のパタン、信号線端子23のパタン、走査
線端子21のパタンからなるパタンでPRを行う。このパ
タンにより、クロム膜をエッチングし、レジストを除去
する。
【0120】以上のようにして、本実施形態のTFTア
レイが完成する。以上述べたように、本実施形態に示す
アクティブマトリクス液晶表示パネルのTFTアレイを
作製する工程において行われるPR回数は4回のみであ
る。また、この工程で行われるプロセスはいずれも極め
て安定であり、非常に歩留まりよくこれを作製すること
ができる。このため、本実施例によれば、高スループッ
トで低コストのアクティブマトリクス液晶表示パネルを
安定に作製することができる。
【0121】本実施形態においては、前記第1の実施形
態において必要とされたソース・ドレイン電極間のn型
非晶質シリコン層のエッチングが不要となることから、
非晶質シリコン膜を堀込む必要がなくなり、このため、
非晶質シリコン膜の膜厚を薄く設定できる。
【0122】また、TFTのバックチャネル界面がエッ
チングにさらされることがないので良好な界面が作製で
き、より安定な特性を得ることができる。
【0123】さらに、ここでは詳細な説明は省略される
が、本発明の第3の実施形態に示した構造のTFTと前
記第2の実施形態に示した画素構造と組み合わせて用い
ることができることは言うまでもない。
【0124】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
特性的に優れた逆スタガード型TFTアレイを安定なプ
ロセスのみを用いて、4回以下のPR回数で製造するこ
とが可能とされ、液晶パネルの低コスト化を達成すると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を示す平面図で
ある。
【図2】(A)は図1のA−A′線の断面を示す図であ
る。(B)は図1のB−B′線の断面を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施形態の構成を示す平面図で
ある。
【図4】(A)は図3のC−C′線の断面を示す図であ
る。(B)は図3のD−D′線の断面を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施形態の構成を示す平面図で
ある。
【図6】(A)は図5のE−E′線の断面を示す図であ
る。(B)は図5のF−F′線の断面を示す図である。
【図7】本発明の実施形態における周辺の端子接続部の
構成を説明するための平面図である。
【図8】従来のTFTの断面を示す図である。
【符号の説明】
1 走査線 2 信号線 3 ドレイン電極 4 ソース電極 5 コンタクトホール 6 画素電極 7 ソース電極と画素電極をつなぐ配線 8 画素電極上の保護絶縁膜を除去する領域 9 ガラス基板 10 ゲート絶縁膜 11 非晶質シリコン膜 12 保護絶縁膜 13 n型非晶質シリコン層 14 信号線とオーバーラップさせるパタン 15 蓄積容量電極 16 最下層の金属層 17 イオンドーピングにより形成したn型非晶質シリコ
ン層 18 サイドエッチ前のコンタクトホール 19 サイドエッチ後のコンタクトホール 20 ゲートの側壁を絶縁処理する領域 21 走査線端子 22 走査線端子取り出しを行うためのコンタクトホール 23 信号線端子 24 TFT遮光層

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】格子状に配置され互いに交差してなる平行
    な複数の走査線及び平行な複数の信号線を備え、 前記走査線と前記信号線の各交点の近傍に設けられると
    共に前記走査線と同一層に形成され、前記信号線に接続
    されたゲート電極と、 前記ゲート電極上にゲート絶縁膜を介して設けられた薄
    膜半導体層と、 前記薄膜半導体層上に設けられ前記信号線と電気的に接
    続する第1の電極および画素電極と接続する第2の電極
    (但し、第1の電極がソース(ドレイン)電極の時、第
    2の電極はドレイン(ソース)電極)と、からなる薄膜
    トランジスタが形成されてなる第1の透明絶縁性基板
    と、 透明電極を有する第2の透明絶縁性基板と、を液晶層を
    介して貼り合わせてなる液晶表示パネルにおいて、 周辺端子接続部を除いて前記走査線と前記ゲート電極と
    からなるパタンと同一のパタンで前記ゲート絶縁膜およ
    び前記薄膜半導体層がパタン化され、 前記第1及び第2の電極が前記薄膜半導体層上の所定領
    域において前記画素電極と同一層により形成され、 前記第1及び第2の電極と前記薄膜半導体層を覆うよう
    に保護絶縁膜が設けられると共に、前記保護絶縁膜上に
    前記信号線が配設され、 前記信号線と前記第1の電極とは、前記第1の電極上の
    所定領域に形成されたコンタクトホールを介して接続さ
    れ、 前記信号線と同一層に形成された金属層により前記第2
    の電極と前記画素電極とが電気的に接続されていること
    を特徴とする液晶表示パネル。
  2. 【請求項2】格子状に配置され互いに交差してなる平行
    な複数の走査線及び平行な複数の信号線を備え、 前記走査線と前記信号線の各交点の近傍に設けられると
    共に前記走査線と同一層に形成され、前記信号線に接続
    されたゲート電極と、 前記ゲート電極上にゲート絶縁膜を介して設けられた薄
    膜半導体層と、 前記薄膜半導体層上に設けられ前記信号線と電気的に接
    続する第1の電極、および画素電極と接続する第2の電
    極(但し、第1の電極がソース(ドレイン)電極の時、
    第2の電極はドレイン(ソース)電極)とからなる薄膜
    トランジスタが形成されてなる第1の透明絶縁性基板
    と、 透明電極を有する第2の透明絶縁性基板と、を液晶層を
    介して貼り合わせてなる液晶表示パネルにおいて、 周辺端子接続部を除いて前記走査線と前記ゲート電極と
    からなるパタンと同一のパタンで前記ゲート絶縁膜およ
    び薄膜半導体層がパタン化されており、 前記第1及び第2の電極が前記薄膜半導体層上の所定領
    域において前記画素電極と同一層により形成され、 前記第1及び前記第2の電極と前記薄膜半導体層を覆う
    ように保護絶縁膜が設けられると共に前記保護絶縁膜上
    に信号線が設けられ、 前記信号線と前記第1の電極とが前記第1の電極上でコ
    ンタクトホールを介して接続されており、 前記信号線と同一層で形成された金属層により前記第2
    の電極と前記画素電極とがコンタクトホールを介して接
    続されており、 前記第1、第2の電極上に形成されたコンタクトホール
    が前記第1及び第2の電極よりもチャネル側に拡延され
    ており、 前記コンタクトホールの開口端領域下の前記薄膜半導体
    層にイオン注入により不純物がドープされた領域を有す
    ることを特徴とする液晶表示パネル。
  3. 【請求項3】前記走査線と同一層で形成され、前記走査
    線と離隔され、かつ前記画素電極に電気的に接続された
    パタンが、前記信号線と重なるようにして前記画素電極
    の両側に配置されていることを特徴とする請求項1又は
    2記載の液晶表示パネル。
  4. 【請求項4】前記信号線と同一層で形成され、前記信号
    線と離隔され、かつ前記画素電極に電気的に接続された
    パタンが、前記走査線と重なるようにして画素電極の両
    側に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記
    載の液晶表示パネル。
  5. 【請求項5】前記信号線と同一層で形成されたパタン
    が、前記薄膜トランジスタのチャネル領域を覆うように
    配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の
    液晶表示パネル。
  6. 【請求項6】前記信号線と同一層で形成され、前記信号
    線と離隔され、かつ画素電極に電気的に接続されたパタ
    ンが、前記画素電極に隣接する2つの走査線のうち該画
    素電極に電荷を供給する薄膜トランジスタを制御しない
    ほうの走査線と重なるように配置され、かつ、この重な
    り領域の一部で該画素電極と同一層で孤立パタンが形成
    され、該孤立パタンと走査線との間にはゲート絶縁膜層
    をはさんで容量が構成されており、該孤立パタンが画素
    電極に電気的に接続されていることを特徴とする請求項
    1又は2記載の液晶表示パネル。
  7. 【請求項7】逆スタガー構造の薄膜トランジスタ(TF
    T)アレイを含む液晶表示装置(LCD)の製造方法に
    おいて、 (a)透明絶縁性基板上に走査線となる金属膜、ゲート絶
    縁膜、及び半導体膜をこの順に形成した後にこれらを同
    一パタンでパターニングし、 (b)画素電極、ソース電極及びドレイン電極を同一の層
    で形成してこれらを1回のフォトリソグラフィでパター
    ニングし、 (c)前記画素電極、ソース電極及びドレイン電極を覆う
    ように保護絶縁膜を形成し、 (d)前記保護絶縁膜に対して配設される所定のコンタク
    トホールと、前記保護絶縁膜、前記半導体膜及び前記ゲ
    ート絶縁膜を開口して配設される所定のコンタクトホー
    ルと、を1回のフォトリソグラフィで形成し、 (e)金属膜を形成し、前記ドレイン電極に接続する信号
    線と、前記ソース電極と前記画素電極とを接続する配線
    と、を同一のパタンで形成する、 上記各工程を含むことを特徴とする液晶表示装置の製造
    方法。
  8. 【請求項8】前記保護絶縁膜を開口してなるコンタクト
    ホールを介して前記信号線が前記ドレイン電極に、前記
    配線が前記ソース電極にそれぞれ電気的に接続され、前
    記保護絶縁膜、前記半導体膜及び前記ゲート絶縁膜を開
    口してなるコンタクトホールを介して前記保護絶縁膜上
    に形成される周辺部の走査線端子が前記ゲート電極(走
    査線)に電気的に接続されることを特徴とする請求項7
    記載の液晶表示装置の製造方法。
  9. 【請求項9】前記工程(b)に続いて、前記ソース及びド
    レイン電極をマスクとして前記半導体層を所定深さ堀込
    み、前記ソース及びドレイン電極の直下にのみコンタク
    ト部となるn型半導体層を残すようにしたことを特徴と
    する請求項7記載の液晶表示装置の製造方法。
  10. 【請求項10】前記工程(d)に続いて、前記保護絶縁膜
    をイオン注入のマスクとして前記ドレイン及びソース電
    極下にコンタクト部となるn型半導体層を形成する特徴
    とする請求項7記載の液晶表示装置の製造方法。
  11. 【請求項11】前記ドレイン及びソース電極上に形成さ
    れたコンタクトホールがチャネル側に拡延され、前記コ
    ンタクトホールの開口端領域下にn型不純物をイオン注
    入により導入することを特徴とする請求項10記載の液
    晶表示装置の製造方法。
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