JPH0955335A - 積層型貫通コンデンサ - Google Patents

積層型貫通コンデンサ

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JPH0955335A
JPH0955335A JP7204434A JP20443495A JPH0955335A JP H0955335 A JPH0955335 A JP H0955335A JP 7204434 A JP7204434 A JP 7204434A JP 20443495 A JP20443495 A JP 20443495A JP H0955335 A JPH0955335 A JP H0955335A
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JP
Japan
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electrodes
electrode
ground
feedthrough capacitor
laminated
Prior art date
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Pending
Application number
JP7204434A
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English (en)
Inventor
Takahiro Azuma
貴博 東
Haruhiko Ueno
治彦 上野
Hiromichi Tokuda
博道 徳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貫通電極の数を増やして電流容量を大きくで
きると共に、静電容量が大きくならない貫通型積層コン
デンサを提供することを目的とする。 【解決手段】 貫通電極と、この貫通電極の上側および
下側に積層されたアース電極とを内部に有し、かつ、両
端に前記貫通電極が引き出され、その両端の間の側面に
前記アース電極が引き出された積層体と、前記積層体の
両端面および側面に引き出された前記貫通電極および前
記アース電極のそれぞれとに接続して形成された複数の
外部電極とからなる積層型貫通コンデンサにおいて、前
記貫通電極は、前記アース電極の間に少なくとも3個が
重なり合うようにして積層されていることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばノイズフ
イルタなどに用いられる積層型貫通コンデンサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4および図5は、従来の積層型貫通コ
ンデンサの一例を示す分解斜視図および斜視図である。
この積層型貫通コンデンサは、積層体80と、この積層
体80の外表面に形成された外部電極90、100、1
10とからなる。積層体80は、貫通電極10が形成さ
れた誘電体シート20と、その誘電体シート20の上側
および下側に、アース電極30および40が形成された
誘電体シート50および60が積層されると共に、誘電
体シート50および60の外側にそれぞれ、外層用の誘
電体シート70が積層されている。また、積層体80の
両端面には前記貫通電極10が引き出され、その両端面
の間の両側面には前記アース電極30、40が引き出さ
れている。前記貫通電極10は外部電極90、100
と、また、前記アース電極30、40は外部電極11
0、110とにそれぞれ接続されている。ここで、上記
の貫通電極10とアース電極30、および貫通電極10
とアース電極40のそれぞれの間で静電容量を形成する
ことから、図4および図5に示す積層型貫通コンデンサ
は、2個の静電容量が互いに並列に接続された貫通型の
ノイズフイルタである。
【0003】また、上記と同様の2個の静電容量が互い
に並列に接続された積層型貫通コンデンサとして、アー
ス電極30、40の間にある貫通電極10を2層にした
ものがある。これは、外部電極90、100の間に2個
の貫通電極10を並列に接続させることによって、全体
としての貫通電極の抵抗値を小さくして電流容量を大き
くさせるためのものである。
【0004】しかしながら、このような貫通電極10の
厚みは、通常、数μmと薄く、抵抗値が高いため、これ
を電源ラインなどのノイズフイルタに使用して、大きな
電流が流れると、貫通電極10が異常発熱したりして、
積層型貫通コンデンサの電気特性が大きく変動して所望
の特性から大きく外れたり、また、積層型貫通コンデン
サの本体にクラックなどが入ったりする問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、貫通電極の数
を更に増やして、全体としての貫通電極の抵抗値を小さ
くして電流容量を大きくすることが考えられるが、この
場合、増やした貫通電極と併せて、その貫通電極との間
で静電容量を形成するアース電極も増やすことになるた
め、静電容量も3個以上が並列に接続され、全体の静電
容量が大きくなってしまう。このような静電容量が大き
い積層型貫通コンデンサは、ノイズフイルタとして高周
波領域まで対応しにくくなる。
【0006】本発明は、従来の貫通型積層コンデンサに
おける上記問題を解決すべくなされたものであって、貫
通電極の数を増やして電流容量を大きくできると共に、
静電容量が大きくならない積層型貫通コンデンサを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するため手段】本発明は、貫通電極と、こ
の貫通電極の上側および下側に積層されたアース電極と
を内部に有し、かつ、両端に前記貫通電極が引き出さ
れ、その両端の間の側面に前記アース電極が引き出され
た積層体と、前記積層体の両端面および側面に引き出さ
れた前記貫通電極および前記アース電極のそれぞれとに
接続して形成された複数の外部電極とからなる積層型貫
通コンデンサにおいて、前記貫通電極は、前記アース電
極の間に少なくとも3個が重なり合うようにして積層さ
れていることを特徴とする積層型貫通コンデンサであ
る。この本発明によれば、アース電極の間に貫通電極が
少なくとも3個、重なり合うようにして積層され、各貫
通電極が外部電極で相互に並列に接続されるため、貫通
電極を3個以上に増やすと、全体としての貫通電極の抵
抗値をより小さくして電流容量を大きくできる。また、
アース電極との間で静電容量が形成される貫通電極は、
アース電極と対向する貫通電極、すなわち貫通電極の外
側の2個の貫通電極だけであり、その間にある貫通電極
は、静電容量の形成に寄与しない。このため、その貫通
電極を3個以上に増やしても静電容量の形成に寄与しな
い貫通電極が増えるだけで、全体としての静電容量が増
加しない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0009】図1は、本発明の積層型貫通コンデンサの
一実施例に係わる分解斜視図である。図2は、本発明の
積層型貫通コンデンサの外観を示す斜視図である。この
実施例の積層型貫通コンデンサは、積層体8と、この積
層体8の外表面に形成された外部電極9、10、11と
からなる。積層体8は、貫通電極1a、1b、1cが形
成された誘電体シート2a、2b、2cが3枚、重なり
合うようにして積層され、その誘電体シート2aの上側
および誘電体シート2cの下側に、アース電極3および
4が形成された誘電体シート5および6が積層されると
共に、誘電体シート5および6の外側にそれぞれ、外層
用の誘電体シート7が積層されている。また、積層体8
の両端面には前記貫通電極1a、1b、1cが引き出さ
れ、その両端面の間の両側面には前記アース電極3、4
が引き出されている。前記貫通電極1は外部電極9、1
0と、また、前記アース電極3、4は外部電極11、1
1とにそれぞれ接続されている。また、上記実施例は、
アース電極3、4が形成された誘電体シート5、6の間
に、貫通電極が形成された誘電体シートが3枚積層され
たものであるが、3枚に限らず、4枚以上のものでもよ
く、すなわち、本発明の積層型貫通コンデンサは、アー
ス電極3、4の間に貫通電極が少なくとも3個あればよ
い。
【0010】本発明は、上記のようにアース電極3、4
の間に貫通電極が少なくとも3個、重なり合うようにし
て形成された積層型貫通コンデンサであり、各貫通電極
が外部電極で相互に並列に接続されるため、全体として
の貫通電極の抵抗値をより小さくして電流容量を大きく
できる。また、貫通電極を3個以上に増やしても、アー
ス電極3、4と各貫通電極の間の重なり面積が増えない
ため、全体としての静電容量が増加することはない。次
に、本発明の積層型貫通コンデンサの効果を確認するた
めに、貫通型積層コンデンサのサイズをL寸3.2m
m、W寸1.25mm、T寸0.8mmで、アース電極
3、4の間に貫通電極を8個、重なり合うようにして積
層した積層型貫通コンデンサを作製した。比較例とし
て、アース電極3、4の間に前記貫通電極を2枚、重な
り合うようにして積層した積層型貫通コンデンサを作製
した。そして、積層型貫通コンデンサの、全体としての
貫通電極の抵抗値を測定した結果、実施例では30ミリ
オーム、比較例では130ミリオームとなり、実施例の
抵抗値は比較例に比べ約1/4に小さくなった。また、
積層型貫通コンデンサの、全体としての静電容量を測定
した結果、実施例では2000pF、比較例では195
0pFとなり、実施例の静電容量は比較例とほぼ同じ値
となった。次に、電流容量の大きさをみるため、貫通電
極に電流を流して積層型貫通コンデンサの表面の温度上
昇を測定した。その結果、図5の発熱特性に示すよう
に、例えば、2アンペアの電流が流れた時の発熱上昇温
度は、実施例では約28℃であったが、比較例では熱暴
走してしまい、測定できなかった。この結果から、実施
例では、電流容量が比較例に比べ大きくなり、大きな電
流が流れても、異常発熱を抑制できる。以上より、この
実施例の積層型貫通コンデンサは、貫通電極の数を増や
しても、静電容量を大きくしないで電流容量を大きくで
きる。
【0011】なお、詳細な説明は省略するものの、積層
型貫通コンデンサの挿入損失特性を測定したところ、実
施例と比較例との差が認められず、すなわち、実施例
は、比較例に比べ貫通電極の数を増やしても、挿入損失
特性が悪くならないことを確認した。
【0012】また、本発明は、上記実施例に記載した内
容に限ることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲の変
更は任意に行える。例えば、アース電極3、4が引き出
される積層体8の側面は、両側面に限るものではなく、
片側側面のみでもよい。その場合、アース電極3、4と
接続する外部電極11もまた同様に、積層体8の両側側
面に限るものではなく、片側側面のみでもよい。また、
外部電極11の数は2本に限らず、少なくとも1本あれ
ばよい。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、アース
電極3、4の間の貫通電極を3個以上に増やして電流容
量を大きくできると共に、積層型貫通コンデンサの全体
としての静電容量が増加しない。従って、大きな電流が
流れても異常発熱を抑制できて信頼性を高めることがで
き、しかも、ノイズフイルタとして高周波領域まで対応
できる、積層型貫通コンデンサを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積層型貫通コンデンサの一実施例に係
わる分解斜視図である。
【図2】本発明の積層型貫通コンデンサの斜視図であ
る。
【図3】実施例および比較例の発熱特性である。
【図4】従来例の積層型貫通コンデンサの分解斜視図で
ある。
【図5】従来例の積層型貫通コンデンサの斜視図であ
る。
【符号の説明図】
1a、1b、1c・・・貫通電極 3、4・・・アース電極 2a、2b、2c・・・貫通電極が形成された誘電体シ
ート 5、6・・・アース電極が形成された誘電体シート 9、10・・・貫通電極と接続する外部電極 11・・・アース電極と接続する外部電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通電極と、この貫通電極の上側および
    下側に積層されたアース電極とを内部に有し、かつ、両
    端に前記貫通電極が引き出され、その両端の間の側面に
    前記アース電極が引き出された積層体と、前記積層体の
    両端面および側面に引き出された前記貫通電極および前
    記アース電極のそれぞれとに接続して形成された複数の
    外部電極とからなる積層型貫通コンデンサにおいて、 前記貫通電極は、前記アース電極の間に少なくとも3個
    が重なり合うようにして積層されていることを特徴とす
    る積層型貫通コンデンサ。
JP7204434A 1995-08-10 1995-08-10 積層型貫通コンデンサ Pending JPH0955335A (ja)

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