JPH0955586A - モービルブラケットのロック機構 - Google Patents

モービルブラケットのロック機構

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JPH0955586A
JPH0955586A JP20462795A JP20462795A JPH0955586A JP H0955586 A JPH0955586 A JP H0955586A JP 20462795 A JP20462795 A JP 20462795A JP 20462795 A JP20462795 A JP 20462795A JP H0955586 A JPH0955586 A JP H0955586A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行中の振動などに対してフロントユニット
ケースを安定して支持することができ、また、部品点数
が少なく、容易に着脱が行える操作性の良いモービルブ
ラケットのロック機構を提供する。 【解決手段】 フロントユニットケース1の裏蓋12
に、係合用の凹部14とその凹部14の設けられた裏蓋
12に係合用の突起15を有する嵌合用の溝13を設け
る。一方、ブラケット板11に、前記フロントユニット
ケース1の裏蓋12に設けられた凹部14と係合する板
バネ19と前記フロントユニットケース1の裏蓋12に
設けられた溝13に嵌入されて前記溝13の係止用の突
起15と係合するツメ16とを設け、前記フロントユニ
ットケース1の溝13にブラケット板11のツメ16を
係合させて、板バネ19の弾性力でロックできるように
することにより、振動に強く安定してフロントユニット
ケース1を支持し、かつ、着脱が容易で、しかも、部品
点数を少なくできるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フロントユニッ
ト分離型の車載用電子機器から分離したフロントユニッ
トを車内取り付け用のブラケット板と係合するためのモ
ービルブラケットのロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】フロントユニット分離型の車載用電子機
器例えば、図6に示すようなパネル型のフロントユニッ
ト(リモートコントローラー)1を本体ケース2から分
離するようにした車載用のトランシーバーなどでは、従
来、分離したフロントユニットケース1を面ファスナー
や図7に示すようなモービルブラケット3により車内に
取り付けていた。
【0003】すなわち、面ファスナーを用いる方法で
は、ループ状の面ファスナーとフック状の面ファスナー
のどちらか一方をフロントユニットケース1の裏面に両
面テープなどで貼着し、他方を前記フロントユニットケ
ース1を取り付けたい車内のドア、ダッシュボード、天
井などに両面テープなどで貼着する。そして、そのド
ア、ダッシュボード、天井などに貼着した面ファスナー
にフロントユニットケース1の面ファスナーを係合させ
ることにより、取り付けている。
【0004】また、こうして取り付けたフロントユニッ
トケース1を取り外すには、フロントユニットケース1
は面ファスナーで貼着されているだけなので、フロント
ユニットケース1を車内に貼着した面ファスナーから引
き剥がせばよい。
【0005】一方、モービルブラケット3は図7に示す
ように、固定枠4とその固定枠4にネジ留めされたアン
グル部材5とで構成されており、前記固定枠4は、開口
がフロントユニットケース1の後部が嵌入される大きさ
に形成されている。また、その固定枠4には、脱着用の
レバー6と係合用の突起7が設けられており、例えば前
記脱着用のレバー6は、係合ピンと連結されて、その連
結された係合ピンがスプリングで付勢され、その付勢さ
れたピンがフロントユニットケース1に設けられた係止
部と嵌合するようになっている。そのため、固定枠4を
アングル部材5により、運転席回りのドア、ダッシュボ
ード、天井などにビスで取り付け、図8の矢印9に示す
ように、本体2から分離したフロントユニットケース1
の側面に設けられた取り付け用のスリットを固定枠4の
係止用の突起7に嵌入して固定枠4に嵌合し、固定枠4
の脱着用のレバー6を押し上げてレバー6と連結された
係合ピンを動かし、フロントユニットケース1の係止部
に嵌めることにより、図9に示すように、フロントユニ
ットケース1を固定枠4に取り付けるというものであ
る。
【0006】また、このものでは、フロントユニットケ
ース1を固定枠4から取り外すには、脱着レバー6を押
し上げて、前記係合ピンと係止部との係合を解除し、図
8の矢印9’に示すように、フロントユニットケース1
を固定枠4から引き出せば取り外すことができる。
【0007】なお、図中符号8はマイクコードを留める
ためのクリップであり、符号8’はスペーサーである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
面ファスナーを用いる方法では、面ファスナーがループ
状の面ファスナーとフック状の面ファスナーとの係合に
よってフロントユニットケースを固定しているに過ぎ
ず、走行中の車から常に加わる振動によって、前記係合
が甘くなり、外れることがあるため、安定性に欠けると
いう問題がある。
【0009】また、上記の固定枠からなるモービルブラ
ケットを用いた取り付け方法では、フロントユニットケ
ースを固定する可動部材として脱着レバー、スプリン
グ、係合ピン、などの小さな機構部品が必要であるた
め、部品点数が多くなるという問題がある。そのため、
部品コストもアップし、それらを組み立てるアセンブリ
コストも嵩むという問題がある。
【0010】さらに、このブラケットを用いる方法で
は、係合レバーを押し下げながらフロントユニットケー
スを取り外さなければならず、片手で操作がきないた
め、着脱が容易に行えないことから、操作性が悪い等の
問題がある。
【0011】そこで、この発明の課題は、走行中の振動
などに対してフロントユニットケースなどのフロントユ
ニットを安定して支持することができ、また、部品点数
が少なく、容易に着脱が行える操作性の良いモービルブ
ラケットのロック機構を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、フロントユニットケースの裏面に、
係合用の凹部とその係合用の凹部の設けられた前記裏面
の対向する両側に、前記両側に並行で、かつ、係止用の
突部の形成された嵌合用の溝を設け、一方、ブラケット
板の対向する両側に、前記フロントユニットケースの裏
面に設けられた溝に嵌入されて、前記溝の係止用の突部
と係合するツメを設けるとともに、そのツメの設けられ
たブラケット板に、前記フロントユニットケースの裏面
に設けられた凹部と係合する板バネを設け、そのブラケ
ット板に設けられた板バネの一端がブラケット板に取り
付けられ、他端がブラケット板から斜め方向に立ち上げ
られて、その立ち上げた他端が、前記両側のツメをフロ
ントユニットケースの裏面の嵌入用の溝に沿って嵌入し
た際、フロントユニットケースの裏面に形成した係合用
の凹部と当接するように前記フロントユニットケースへ
の嵌入方向と並行にブラケット板に配置されている構成
を採用したのである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0014】図1にこの発明に係るモービルブラケット
のロック機構の一実施形態として、本発明のロック機構
をパネル型のフロントユニットケース(リモートコント
ローラー)1を本体ケース2から分離できるようにした
車載用のトランシーバーに適用したものを示す。
【0015】このロック機構は、図1に示すように、フ
ロントユニットケース1とそのフロントユニットケース
に嵌合するブラケット板11とで構成される。
【0016】前記フロントユニットケース1はフロント
ケース10とそのフロントケース10に取り付けられる
裏蓋12とで構成されており、その裏蓋12には、両側
部に嵌入用の溝13と、その嵌入用の溝13の形成され
た裏蓋12のほぼ中央に凹部14が形成されている。
【0017】すなわち、前記嵌入用の溝13は、図1に
示すように、前記ケース10の裏蓋12の嵌合される開
口の上下にそれぞれ2箇所ずつ計4個の突部15を設
け、その4個の突部15と対応する裏蓋12の長手方向
のそれぞれの側部を2箇所ずつ計4箇所を細長く窪ませ
ることにより、裏蓋12の両側部に係止用突部15の形
成された保持部分13’と前記開口を広く形成した嵌入
部分13”からなる嵌入用の溝13を形成している。
【0018】また、裏蓋12の中央の凹部14は、矩形
状の凹部14で前記溝13と並行に形成されている。そ
の並行に形成された凹部14内には、図1に示すように
段差が形成され、その段差により凹部14内に係合部分
を形成している。この係合部分の作用効果については後
述する。
【0019】一方、ブラケット板11は、前記ケース1
0とほぼ同じ幅を有する矩形状の板体からなり、その矩
形状の板体の長手方向の側部の4隅には、係合用のツメ
16が設けられている。前記ツメは、図1の矢印に示す
ように、係合片を外側に折り曲げて係止部17を形成
し、その折り曲げた係止部17の一端を内側に折り曲げ
てストッパー18を形成したもので、そのツメ16の大
きさは、前記フロントユニットケース1に形成された嵌
入用の溝13の開口より一回り小さな形状に形成されて
いる。
【0020】また、このブラケット板11の長さ方向の
一側に設けられるツメ16とツメ16との間隔は、フロ
ントユニットケース1に設けた嵌入用の溝13と溝13
との間隔と同じ間隔となるように形成されている。
【0021】そのため、ブラケット板11のツメ16を
図2に示すように、フロントユニットケース1の嵌入用
の溝13の嵌入部分13”に嵌め入れ(このとき、ツメ
16のストッパー18を前記溝13の嵌入部分13”側
にして嵌め入れる)、保持部分13’方向へスライドさ
せると、前記溝13の保持部分13’の突起15端とツ
メ16のストッパー18とが当接し、前記溝13の突起
15とツメ16の係止部17とが図3に示すように係合
して、ブラケット板11がフロントユニットケース1を
係止する。
【0022】また、ブラケット板11には、板体のほぼ
幅方向の真ん中に板バネ19が設けられており、その中
央部分に設けられた板バネ19は図1に示すように、一
端がブラケット板11の板面に取り付けられ、他端が板
面から斜め方向に立ち上げられている。そして、その立
ち上げられた板バネ19の他端の立ち上げ方向は、前述
したブラケット板11の嵌入方向と並行となるように取
り付けられている。そのため、ブラケット板11のツメ
16をフロントユニットケース1の嵌入用の溝13に嵌
入して取り付けると、前記板バネ19の他端はフロント
ユニットケース1裏面の嵌合用の凹部14に係合するよ
うに配置されるようになっている。
【0023】また、このように立ち上げられた板バネ1
9の他端の先端は湾曲させてその湾曲による接合面20
を形成し、その接合面20によりフロントユニットケー
ス1の裏面の凹部14への係合とその凹部14からの係
合の解除とをスムースに行えるようにしてある。
【0024】なお、図中符号21はネジ溝の切られた取
り付け孔であり、符号22は木ネジ用の取り付け孔であ
る。また、これらの取り付け孔21,22を設けたこと
により、ブラケット板は、中央部分を凹ませたエンボス
構造とし、そのエンボスにより、前記取り付け孔21,
22にネジ留めのために、嵌入されるネジ端あるいは嵌
入した木ネジの頭が突出しないようにしてある。
【0025】この実施形態は以上のように構成されてお
り、次に、前記ブラケット板11へのフロントユニット
ケース1の取り付けの仕方を述べることにより、モービ
ルブラケットのロック機構を説明することにする。
【0026】この取り付けでは、フロントユニットケー
ス1の取り付けのため、まず、ブラケット板11を車内
に取り付ける。この取り付けは、ブラケット板11を木
ネジなどでドアやダッシュボードなどに直接取り付けて
も良いが、この形態では、例えば図1に示すテレビスタ
ンドSにより、車内のコンソールに取り付ける場合につ
いて述べることにする。すなわち、車内のコンソールな
どにテレビ用スタンドSを取り付け、その取り付けたス
タンドSの固定ネジをブラケット板11のネジ溝の設け
られた取り付け孔21に螺合させて取り付ける。
【0027】このとき、ブラケット板11の取り付け方
向は、フロントユニットケース1が逆さにならないよう
に、図1で示すように、ブラケット板11のツメ16の
ストッパー18が嵌入用の溝13の嵌入部分13”側に
位置するようにして取り付ける。
【0028】このようにして、スタンドSに取り付けら
れたブラケット板11に対し、フロントユニットケース
1の裏面を圧接し、ブラケット板11の板バネ19に抗
してフロントユニットケース1の前記溝13の嵌入部分
13”にブラケット板11のツメ16を嵌め入れる。こ
のとき、板バネ19先端の接合面20は図4に示すよう
に、フロントユニットケース1の裏面の凹部14に嵌ま
る。このため、フロントユニットケース1を図2に示す
ように、矢印方向にスライドさせて、前記溝13の嵌入
部分13”に嵌め入れたツメ16のストッパー18が前
記溝13の突起15に当接するまでスライドさせると、
ツメ16の係止部17が前記溝16の保持部分13’と
係合する。このとき、板バネ19の先端の接合面20は
前記スライドによって裏面の凹部14の段差内に進出
し、その凹部14の段差によって逆方向へのスライドが
規制される。
【0029】同時に、板バネ19はバネ圧により、ブラ
ケット板11のツメ16を前記溝13の突起15に圧接
するため、フロントユニットケース1とブラケット板1
1とのガタ付を抑えて、図5に示すように、フロントユ
ニットケース1をスタンドSに取り付けることができ
る。
【0030】このように、このロック機構では、フロン
トユニットケース1に設けた凹部14の段差と板バネ1
9によって逆方向(係合解除方向)へのフロントユニッ
トケース1のスライドを規制し、同時に板バネ19のバ
ネ圧によってガタ付も防止することができる。このた
め、例えば車両の走行による振動が加わっても、その振
動を吸収して安定にフロントユニットケース1を支持す
ることができる。
【0031】一方、ブラケット板11からフロントユニ
ットケース1を取り外す際には、フロントユニットケー
ス1を取り付けたのと逆方向へスライドさせて、ブラケ
ット板11のツメ16が、前記溝13の嵌入部分13”
に位置するまで引き戻すと、板バネ19のバネ圧によ
り、フロントユニットケース1が浮き上がり、ツメ16
と溝13との係合が解除される。そのため、フロントユ
ニットケース1の取り外しは、浮き上がったフロントユ
ニットケース1を取り外せばよいので、その取り外し
は、片手でも簡単に行なうことができる。このとき、板
バネ19先端の接合面20を湾曲させたことにより、板
バネ19は、裏蓋12の凹部14の段差を容易に越える
ことができる。
【0032】このように、このロック機構では、板バネ
19のバネ圧によりロックする機構を採用しているの
で、フロントユニットケース1のブラケット板11への
脱着がフロントユニットケース1をスライドさせるだけ
のワンタッチで行える。また、付属品を必要とせず部品
点数が少なくて済むのでコストの低減を図ることもでき
る。さらに、部品点数が少なく殆ど可動部品がないこと
から、故障の発生も少ない。
【0033】なお、実施形態では、フロントユニット分
離型の車載用のトランシーバーについて述べたが、これ
に限定されるものではなく、これ以外にもこのロック機
構は例えばカーオーディオなどの本体ケースとフロント
ユニットケースとが分離可能な機器全般に適用すること
のできるものである。
【0034】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成し、フロ
ントユニットケースの裏面に係合用の凹部と裏面の両側
に嵌合用の溝とを設け、その係合用の凹部と係合する板
バネと嵌合用の溝と嵌合するツメとをブラケットに設け
て、ブラケットに設けた板バネの弾性力でフロントケー
スユニットをロックできるようにしたので、振動に強く
安定してフロントユニットを支持できる。また、その
際、フロントケースユニットを板バネの弾性力で係止し
ているため、着脱が容易で操作性が良く、しかも、部品
点数を少なくできるため、低コストで製造する事のでき
るモービルブラケットのロック機構を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の分解斜視図
【図2】実施形態の係合状態を説明するための作用説明
【図3】実施形態の係合状態を説明するための作用説明
【図4】実施形態の係合状態を説明するための作用説明
【図5】実施形態の係合状態を示す斜視図
【図6】従来例の斜視図
【図7】従来例の斜視図
【図8】従来例の係合状態を説明する作用説明図
【図9】従来例の係合状態を説明する作用説明図
【符号の説明】
1 フロントユニットケース 11 ブラケット板 12 裏蓋 13 嵌入用の溝 14 凹部 16 ツメ 19 板バネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントユニット分離型の車載用電子機
    器の分離したフロントユニットケースとそのフロントユ
    ニットケースの車内への取り付けに用いられるブラケッ
    ト板とを係合するモービルブラケットのロック機構であ
    って、 上記フロントユニットケースの裏面に、係合用の凹部と
    その係合用の凹部の設けられた前記裏面の対向する両側
    に、前記両側に並行で、かつ、係止用の突部の形成され
    た嵌合用の溝を設け、 一方、ブラケット板の対向する両側に、前記フロントユ
    ニットケースの裏面に設けられた溝に嵌入されて、前記
    溝の係止用の突部と係合するツメを設けるとともに、そ
    のツメの設けられたブラケット板に、前記フロントユニ
    ットケースの裏面に設けられた凹部と係合する板バネを
    設け、そのブラケット板に設けられた板バネの一端がブ
    ラケット板に取り付けられ、他端がブラケット板から斜
    め方向に立ち上げられて、その立ち上げた他端が、前記
    両側のツメをフロントユニットケースの裏面の嵌入用の
    溝に沿って嵌入した際、フロントユニットケースの裏面
    に形成した係合用の凹部と当接するように前記フロント
    ユニットケースへの嵌入方向と並行にブラケット板に配
    置されていることを特徴とするモービルブラケットのロ
    ック機構。
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