JPH0956949A - 下糸巻回装置 - Google Patents
下糸巻回装置Info
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- JPH0956949A JPH0956949A JP23482395A JP23482395A JPH0956949A JP H0956949 A JPH0956949 A JP H0956949A JP 23482395 A JP23482395 A JP 23482395A JP 23482395 A JP23482395 A JP 23482395A JP H0956949 A JPH0956949 A JP H0956949A
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Abstract
回を良好に行うことを可能とし信頼性を向上する。 【解決手段】 下糸供給源からの下糸150を、糸案内
手段Gによってその導出部67aから導出してボビンに
案内し、このボビンに案内された下糸150をボビン駆
動手段Eによるボビン回転との共働によってボビン軸に
絡み付けるにあたって、該ボビンに案内された下糸15
0を、下糸移動手段37によってボビン軸に対して下糸
の接する方向を特定するように相対的に移動して、例え
ば所定方向外に向かう下糸を所定方向に向かうようにし
て、確実にボビン軸に絡み付け可能とするように構成し
てなるもの。
Description
する。
ン、特に高速の縫製作業を行う工業用のミシン等にあっ
ては、下糸を巻回したボビンを頻繁に交換する必要があ
る。一般には、下糸が消費された時または残り少なくな
った時にミシンの運転を一旦停止し、ボビンケースを釜
から抜き取った後に、ボビン残糸を除去してボビンに下
糸を巻回し、この下糸が新たに巻回されたボビンを再び
ボビンケースに収容し、巻回された下糸をボビンケース
に糸掛けしてこのボビンケースから導出する下糸を所定
長残して切断し、このボビンケースを釜内に装着すると
いう一連の操作を手作業で行っている。
除去作業、ボビンへの下糸巻回作業、糸掛け作業、糸切
り作業及びボビンケースの交換作業は極めて非能率的で
あり、生産性の低下の原因となっている。そこで、本出
願人は、先に出願した特開平7−68071号公報等に
おいて、上記残糸除去作業、下糸巻回作業、糸掛け作
業、糸切り作業及びボビンケース交換作業を自動的に行
うことを可能とし下糸自動供給装置を提案している。
たボビンケースを把持して所定の経路を移動するボビン
交換装置を備えていると共に、ボビンケース内に収容さ
れたボビンの残糸を除去する残糸除去装置、下糸供給源
からの下糸をボビンケース開口部から挿入しボビンを回
転駆動させることによって上記ボビンケース内のボビン
に下糸を巻回する下糸巻回装置、ボビンに巻回されボビ
ンケース開口部から導出する下糸を捕らえて該ボビンケ
ースの周囲を回動することによってボビンに巻回された
下糸がボビンケースの所定位置から導出するように糸掛
けする糸掛け装置及び該ボビンケースの所定位置から導
出する下糸を所定長残して切断する糸切り装置を有して
いる。
は、先ず下糸が消費された釜内のボビンケースが、上記
ボビン交換装置により釜内から抜き取られて残糸除去位
置に搬送され、そこで残糸除去装置によりボビンの残糸
が除去された後、下糸巻回位置に搬送され、そこで下糸
巻回装置によりボビンに新たな下糸が巻き付けられ、そ
の新たに下糸が巻回されボビンケースから導出する下糸
が糸掛け装置によりボビンケースに糸掛けされ、その糸
掛けがなされボビンケースから導出する下糸が糸切り装
置により切断され、このような処理がなされたビンケー
スがボビン交換装置により釜側に搬送されて釜内に装着
されるようになっている。すなわち、上記一連の動作が
自動的に実行されるようになっている。
装置にあっては、糸巻きからの下糸端をクランプ機構に
よりクランプして該下糸をボビンケース内に導き、ボビ
ンを回転させることにより下糸をボビン軸に絡み付けて
巻回するよう構成しているので、クランプ機構により挟
持した糸端が巻回終了後にボビンケース外に残ってしま
い、このような状態で本縫いを行うと、ボビンケース外
に残った糸端が絡まったり、ボビンケースの隙間に挟ま
ったり等して、良好な縫い目が形成できず、場合によっ
ては上糸切れが発生するといった問題がある。
をクランプ機構によりクランプする構成となっている
が、当該クランプされている糸端がクランプ機構から外
れる畏れがあり、その場合には手動による復帰が必要と
なるので、装置の信頼性が低下するといった問題があ
る。
にボビンケース内に導けない場合がり、このような場合
には、下糸がボビン軸以外の例えば下糸巻回装置の巻取
軸やボビンケース軸に巻回されてしまい、手動による復
帰が必要となるので、装置の信頼性が低下するといった
問題がある。
願平7−65140号明細書等において上記問題点の解
決を図っている。すなわち、この特願平7−65140
号明細書に記載の下糸巻回装置にあっては、下糸供給源
からの下糸端部を、糸挿入手段(糸案内手段)によって
案内経路に従ってボビンケース開口部に案内すると共
に、ボビン軸に絡み付くのに必要な長さその先端(導出
部)から導出してこの導出された下糸端部をエアーによ
りボビンケース開口部からボビンケース内に案内・挿入
するようにし、この糸挿入手段によりボビンケース内に
案内・挿入された下糸端部を、ボビンケース内に吹き込
まれる上記糸挿入手段のエアーとボビン駆動手段による
ボビン回転との共働によってボビン軸に確実に絡み付か
せ、ボビン駆動手段により下糸端部が絡み付いたボビン
軸をさらに回転することによってボビンケース内に収納
されたボビンに下糸を巻回し得るように構成されてお
り、従ってボビンケース外に下糸が出ることがなく、良
好な縫い目が形成できると共に上糸切れの発生の畏れが
なくなり、しかも糸端外れやボビン軸以外のものへの巻
回がなくなって手動復帰の畏れがなくなるようになって
いる。
ンを収容するボビンケースに対して、上述した糸掛け装
置によるボビンケースへの糸掛け、上述した糸切り装置
による糸切りがなされて、当該ボビンは該下糸巻回位置
(上記明細書にあっては糸切り位置及び糸掛け位置も同
一位置)からボビン交換装置によって待機位置(釜に対
向する位置の直下の位置;特願平7−65140号明細
書に記載の装置にあっては釜直下のダミー軸に対向する
位置)に搬送されて、ボビン交換要求があるまで待機状
態にされる。
号明細書に記載の下糸巻回装置にあっても以下の問題点
があった。すなわち、上記下糸巻回装置にあっては、糸
挿入手段の先端から導出する下糸供給源からの下糸が、
ボビンに対する下糸巻回、糸掛け後に、糸切り装置によ
ってボビンケースと糸挿入手段との間で糸切りされるわ
けであるが、このように糸切りがなされた下糸端部は、
1本の独立した状態とならずに蜘蛛の巣状に絡まって捩
れてしまうことがあり、このような状態となると、当該
糸切りがなされた下糸端部が次のボビンに良好に絡み付
かなかったり、また当該ボビンが上述のようにボビンケ
ース内に収容されている場合にあっては、次のボビンケ
ース内への挿入時に、当該下糸端部がボビンケース開口
部からボビンケース内に挿入できず、もって次ボビンに
対して下糸巻回ができないといった問題がある。このよ
うな問題は、特に糸のよりが大きい場合に顕著に発生す
る。
ビンケース内に案内・挿入された下糸端部を、ボビンケ
ース内に吹き込まれる糸挿入手段のエアーとボビン駆動
手段によるボビン回転との共働によってボビン軸に絡み
付かせるわけであるが、ボビンケース内に挿入された下
糸が、例えばボビン軸を1周してボビンケース開口部か
ら出てしまったり、ボビンケースの糸掛け案内溝(スリ
ット)やボビンに対する係止爪の隙間等から飛び出して
しまう等して、該ボビン軸に良好に絡み付かないことが
あり、下糸巻回ができないといった問題もある。
源からの下糸をボビンケース内に案内・挿入する際に、
当該下糸が周囲の他の回転機構(例えばボビン駆動機構
の駆動源と例えば残糸除去装置の駆動源とを兼用にして
いる場合には残糸除去装置の回転機構)に絡み付いてし
まう畏れがあり、このように他の回転機構に下糸供給源
からの下糸が絡み付いて巻回されても、その異常を検出
できず、この下糸巻回不良に起因して不具合が発生する
といった問題もあった。
ビンへの下糸案内処理の前に、糸切りがなされた下糸供
給源からの下糸端部にエアーを吹き付けることにより、
当該糸端の切断による捩れがとられ、当該下糸端部が次
のボビンに良好に絡み付けられて下糸巻回がなされ、ま
たボビンがボビンケース内に収容されている場合には当
該下糸端部がボビンケース開口部からボビンケース内に
良好に挿入されボビンに良好に絡み付けられて下糸巻回
がなされ、信頼性が向上される下糸巻回装置を提供する
ことを第1の目的とする。
をボビンに対して移動することにより、当該下糸が確実
にボビン軸に絡み付き、下糸巻回が良好になされて信頼
性が向上される下糸巻回装置を提供することを第2の目
的とする。
ボビンに巻回されずに他の回転機構に絡まって当該回転
機構に巻回されるという下糸巻回不良が検出され、この
下糸巻回不良に起因する不具合の発生が防止されて、装
置の信頼性が向上される下糸巻回装置を提供することを
第3の目的とする。
るために、請求項1の下糸巻回装置は、下糸供給源から
の下糸をボビンに案内する糸案内手段と、この糸案内手
段によりボビンに案内された下糸を、前記ボビンに巻き
付けるように該ボビンを回転させるボビン駆動手段と、
このボビン駆動手段によりボビンに巻回された下糸供給
源からの下糸を、前記ボビンと前記糸案内手段との間で
切断可能な糸切り装置と、この糸切り装置による糸切り
処理後且つ前記糸案内手段による次のボビンへの下糸案
内処理の前に、糸切りがなされ前記下糸供給源に連なる
下糸の糸端にエアーを吹き付けるエアー手段と、を具備
した。
ば、下糸供給源からの下糸は、糸案内手段によってボビ
ンに案内され、このボビンに案内された下糸は、ボビン
駆動手段によるボビン回転によってボビンに巻き付けら
れて当該ボビンに巻回され、このボビンに巻回された下
糸供給源からの下糸は、糸切り装置によってボビンと糸
案内手段との間で切断され、この糸切り装置による糸切
り処理後且つ糸案内手段による次のボビンへの下糸案内
処理の前に、エアー手段によって、糸切りがなされ前記
下糸供給源に連なる下糸の糸端にエアーが吹き付けられ
る。従って、このエアーによって当該糸端の切断による
捩れがとられるようになり、次の下糸巻回時には、当該
下糸端部が次のボビンに良好に絡み付けられて下糸巻回
がなされるようになる。また、ボビンがボビンケース内
に収容されている場合には、該下糸端部がボビンケース
開口部からボビンケース内に良好に挿入されボビンに良
好に絡み付けられて下糸巻回がなされるようになる。
2の下糸巻回装置は、下糸供給源からの下糸を、その導
出部から導出しエアーによってボビンに案内する糸案内
手段と、この糸案内手段によりボビンに案内された下糸
を、前記ボビンに巻き付けるように該ボビンを回転させ
るボビン駆動手段と、このボビン駆動手段によりボビン
に巻回された下糸供給源からの下糸を、前記ボビンと前
記糸案内手段との間で切断可能な糸切り装置と、を具備
し、前記糸切り装置による糸切り処理後且つ前記糸案内
手段による次のボビンへの下糸案内処理の前に、前記糸
案内手段により、糸切りがなされ前記下糸供給源に連な
る下糸の糸端にエアー吹き付けを行うようにしたことを
特徴としている。
ば、下糸供給源からの下糸は、糸案内手段の導出部から
導出され、この糸案内手段の導出部から導出される下糸
供給源からの下糸は、糸案内手段のエアーによってボビ
ンに案内され、このボビンに案内された下糸は、ボビン
駆動手段によるボビン回転によってボビンに巻き付けら
れて当該ボビンに巻回され、このボビンに巻回された下
糸供給源からの下糸は、糸切り装置によってボビンと糸
案内手段との間で切断され、この糸切り装置による糸切
り処理後且つ糸案内手段による次のボビンへの下糸案内
処理の前に、前記糸案内手段のエアー吹き付けがなされ
て、糸切りがなされ前記下糸供給源に連なる下糸の糸端
に当該エアーが吹き付けられる。従って、別個にエアー
ノズル等を設けなくても当該エアーによって当該糸端の
切断による捩れがとられるようになり、次の下糸巻回時
には、当該下糸端部が次のボビンに良好に絡み付けられ
て下糸巻回がなされるようになる。また、ボビンがボビ
ンケース内に収容されている場合には、該下糸端部がボ
ビンケース開口部からボビンケース内に良好に挿入され
ボビンに良好に絡み付けられて下糸巻回がなされるよう
になる。
3の下糸巻回装置は、下糸供給源からの下糸を、その導
出部から導出しボビンに案内する糸案内手段と、この糸
案内手段によりボビンに案内された下糸を、前記ボビン
に巻き付けるように該ボビンを回転させるボビン駆動手
段と、前記ボビンに対して下糸を絡み付けるにあたっ
て、前記糸案内手段によりボビンに案内された下糸を、
ボビン軸に対して下糸の接する方向を特定するように相
対的に移動する下糸移動手段と、を具備した。
ば、下糸供給源からの下糸は、糸案内手段によってその
導出部から導出されてボビンに案内される。このボビン
に案内された下糸をボビン駆動手段によるボビン回転と
の共働によってボビン軸に絡み付けるにあたっては、該
ボビンに案内された下糸は、下糸移動手段によってボビ
ン軸に対して下糸の接する方向を特定するように相対的
に移動されて、例えば所定方向外に向かう下糸は所定方
向に向かうようにされて確実にボビン軸に絡み付けられ
るようになり、当該ボビンに巻回されるようになる。
4の下糸巻回装置は、請求項3に加えて、下糸移動手段
は、糸案内手段の導出部を、ボビン近傍の作業位置とこ
の作業位置から離間する退避位置との間内で繰り返し所
定回数進退させる糸案内移動手段であることを特徴とす
る下糸巻回装置。
ば、糸案内手段の導出部は、下糸移動手段としての糸案
内移動手段によって、ボビン近傍の作業位置とこの作業
位置から離間する退避位置との間内で繰り返し所定回数
進退される。従って、ボビンに案内された下糸は、ボビ
ン軸に対して下糸の接する方向を特定するように移動さ
れて例えば所定方向外に向かう下糸は所定方向に向かう
ようにされて、確実にボビン軸に絡み付けられるように
なり、当該ボビンに巻回されるようになる。
5の下糸巻回装置は、請求項3に加えて、下糸移動手段
は、下糸供給源からの下糸に間欠に張力を与える張力間
欠付与手段であることを特徴としている。
ば、下糸供給源からの下糸に対して、下糸移動手段とし
ての張力間欠付与手段によって張力が間欠に付与され
て、ボビンに案内された下糸は、ボビン軸に対して下糸
の接する方向を特定するように移動されて例えば所定方
向外に向かう下糸は所定方向に向かうようにされて、確
実にボビン軸に絡み付けられるようになり、当該ボビン
に巻回されるようになる。
6の下糸巻回装置は、請求項3に加えて、下糸移動手段
は、ボビンを軸線方向に所定回数前進・後退させるボビ
ン移動手段であることを特徴としている。
ば、ボビンに案内された下糸に対して、下糸移動手段と
してのボビン移動手段によってボビンは軸線方向に所定
回数前進・後退され、ボビンに案内された下糸に対して
ボビン軸が下糸の接する方向を特定するように移動され
て例えば所定方向外に向かう下糸は所定方向に向かうよ
うにされて、確実にボビン軸に絡み付けられるようにな
り、当該ボビンに巻回されるようになる。
7の下糸巻回装置は、下糸供給源からの下糸を、ボビン
に巻き付けるように当該ボビンを回転させるボビン駆動
手段と、このボビン駆動手段と前記ボビンとの間を連結
・遮断可能なクラッチ手段と、下糸の変位の有無を検出
する変位検出手段と、ボビンに対する下糸巻回の途中
に、前記クラッチ手段により前記ボビン駆動手段とボビ
ンとの連結を一時遮断し、この遮断後に前記変位検出手
段からの変位の有無に基づいて、途中まで行った下糸巻
回の良否を判定する判定手段と、を具備した。
ば、ボビン駆動手段とボビンとの間はクラッチ手段によ
り連結され、該ボビン駆動手段が駆動されてボビンが回
転されることによって、下糸供給源からの下糸はボビン
に巻き付けられるが、この下糸巻回の途中で、該ボビン
駆動手段とボビンとの連結が該クラッチ手段によって一
時遮断され、この遮断時に、変位検出手段によって検出
される下糸の変位の有無に基づいて、判定手段によって
下糸巻回の良否が判定される。ここで、変位検出手段に
よって例えば下糸の変位が検出された場合には、判定手
段によって下糸供給源からの下糸がボビンに巻回されず
に例えば他の回転機構に絡まって当該回転機構に巻回さ
れるという下糸巻回不良と判定される。
基づいて詳細に説明する。本実施形態の下糸自動供給装
置は、図1に示されているように、下糸巻回装置162
と、残糸除去装置161と、ボビン交換装置(ボビン移
動手段;下糸移動手段))160と、から概略構成され
ており、上記ボビン交換装置160は、下糸巻回装置1
62の下糸巻回位置C、残糸除去装置161の残糸除去
位置B、釜位置(ボビンケース着脱位置)A、ダミー軸
(ボビンケース保持手段)6のボビンケース着脱位置D
にボビンケース2を移動させるように構成されている。
図1に示されるように、搬送軸4の下方の範囲V且つ同
軸線に沿った直立平面よりミシンベッド101を起こす
際の回動支点103側の範囲Wであって、ボビンケース
把持手段の回転軌跡の対向位置に配置されている。
り下方に配置されている。また、残糸除去位置Bの搬送
軸線方向(図1における紙面に垂直な方向)の位置はボ
ビンケース把持手段の退避位置から若干前進させた位置
(図1における紙面に向かって進めた位置)にあり、下
糸巻回位置Cの搬送軸線方向の位置はボビンケース把持
手段を退避位置から多少前進させた位置(図1における
紙面に向かって進めた位置)にある。
テーブルを、106はオイルパンを、104,105は
下軸を、Xはミシン頭部を引き起こす際の外周側の回動
軌跡を、それぞれ示している。
1の下部に設けられている。先ず、図2乃至図6を参照
しながら、ボビン交換装置160について以下説明す
る。
ース2が装着される釜を、符号1aは釜軸を、符号3は
ミシン本体に取り付けられたメインベースに立設されて
釜1の直下に配設された支持体としてのベース板をそれ
ぞれ示しており、該ベース板3には、釜軸1aに平行な
軸心を有する搬送軸4の基端4aが固定され、該搬送軸
4はベース板3に片持ち支持された状態となっている。
側)には、搬送ブロック12が、当該搬送軸4に対して
回転可能且つ摺動可能に支持されている。この搬送ブロ
ック12は、特に図2に示されているように、円筒の外
周面を軸線方向に沿って2箇所切断し該切断面同士が対
向するよう形成された形状を有しており、その搬送ブロ
ック12の各切断面には、L字状に折曲された搬送板1
0,10のL字を構成する一方の板状部分がそれぞれ固
定されている。また、L字を構成する他方の板状部分
は、軸線を挟んで互いに対向した状態となっている。
沿って釜側に延出するように折曲された保持部11,1
1の一方の端部がそれぞれ固定されており、これら保持
部11,11の他方の端部(釜側を向く端部)には、ボ
ビンケースを把持または開放するボビンケース把持手段
(不図示)がそれぞれ固定されている。
ば特開平5−192476号公報の下糸自動供給装置や
本出願人が先に出願した特願平5−121960号明細
書のミシンの下糸自動供給装置に記載されている一対の
電磁石吸着ヘッドを始めとして、例えば本出願人が先に
出願した特願平5−116363号明細書のミシンの下
糸自動供給装置に記載されているレバー爪によるもの
等、適宜のものを採用することができ、要は、ボビンケ
ース2を必要に応じて対向部材(例えば、釜1)に対し
て着脱できるものであれば良い。
ック12の外周には回動歯車13が固定されており、該
回動歯車13には、図3に示されるように、釜軸1a方
向に沿って長尺なる形状の駆動歯車19が噛合してい
る。
板3に取り付けられたモータ固定板21の搬送軸他端側
に突出した部分に回転可能に支持されており、他端は、
モータ固定板21に固定された回動モータ20の出力軸
に直結された状態となっている。
動歯車19、回動歯車13を介して、搬送ブロック12
及び搬送板10,10並びに保持部11,11から構成
される回転手段としての回動アーム70が回転するよう
になっている。なお、この回動アーム70の回転動作
は、本実施形態にあっては、該回動アーム70が退避位
置にある時(図3乃至図5参照)に行われるようになっ
ている。また、搬送軸4は片持ち支持であるが、上記駆
動歯車19によりガイドされていることから、その支持
強度は充分となっている。
回動歯車13より搬送軸4の固定端側には、図示されな
い例えばストップリングが固定されており、該搬送ブロ
ック12の外周における回動歯車13とストップリング
との間には、直動カラー14が回転可能に支持されてい
る。
示されるように、釜軸1aに平行に移動可能に支持され
たラック16の一端が固定されており、このラック16
の他端にはピニオン17が噛合している。このピニオン
17は、ベース板3に取り付けられた移動モータ18の
出力軸に固定されている。
と、ピニオン17を介してラック16と共に、直動カラ
ー14、回動アーム70が搬送軸4の軸線方向に沿って
移動するようになっている。すなわち回動アーム70
は、搬送軸4に対して回転できると共に、搬送軸4に沿
って摺動できるようになっている。
板33が取付けられており、このセンサ固定板33上に
は、発光素子31aと受光素子31bとからなる回動セ
ンサ31が取り付けられている。また、上記回動アーム
70には、図2及び図3に示されるように、センサ板3
2が固定されており、該回動アーム70の回転時に、セ
ンサ板32が発光素子31aと受光素子31bとの間を
通過し得るように、回動センサ31及びセンサ固定板3
3並びにセンサ板32の位置調整がなされている。
ように、上記回動センサ31と同構造の直動センサ41
が取り付けられている。また、上記ラック16には、セ
ンサ板15が固定されており、該回動アーム70の直動
時に、センサ板15が直動センサ41の発光素子41a
と受光素子41bとの間を通過し得るように、直動セン
サ41及びセンサ板15の位置調整がなされている。
置に移動すると、上記センサ板15が上記直動センサ4
1の発光素子41aと受光素子41bとの間を遮蔽する
ことになり、これによってボビンケース把持手段の退避
位置への移動が検出される。そして、今度は当該退避位
置で原点位置が検索される。すなわち、ボビンケース把
持手段を退避位置で回動させ、センサ板32が発光素子
31aと受光素子31bとの間を遮蔽した位置を例えば
原点位置としておけば、この位置にボビンケース把持手
段を回動すると原点位置に復帰することになる。また、
上記回動モータ20として例えばパルスモータを用いた
場合には、このパルスモータのパルス数をカウントする
ことによって、該ボビンケース把持手段を、上記釜位置
A、下糸巻回位置C、残糸除去位置B、ダミー位置Dに
回動制御することができる。
ム70が退避位置にあって上記ボビンケース把持手段に
把持されたボビンケース2が釜1に対向する位置を回動
アーム70(ボビンケース把持手段)の原点位置として
いる。
ス把持手段の回転軌跡の対向位置であって、図1に示さ
れるように、釜1直下の位置Dには、ボビンケース保持
手段としてのダミー軸6が固定されている。このダミー
軸6は、特に図6に示されているように、中釜軸5と同
構造となっており、ボビンが収容されたボビンケース2
を押し込めば、該ボビンケース2を保持できるようにな
っている。そして、押し込められたボビンケース2の既
設のボビン係止爪2dが、図1に示されるように、ダミ
ー軸6の近傍に突設された回り止め部材5aaの係止溝
に係合するよう構成されている。すなわち、ボビンケー
ス2は所定の位置に位置決めされて保持されるようにな
っている。
配設されている。この残糸除去装置161としては、例
えばボビンに巻かれた糸の先端を挟持または開放可能と
した挟持部材を有し、一軸線を中心に例えばモータの駆
動等によって回転することにより挟持部材により挟持し
たボビン糸を自動的に巻取可能としたものが用いられて
いるが、要はボビンケース2をボビンケース把持手段に
よって把持した状態若しくはボビンケースを保持できる
手段に該ボビンケース2が受け渡されて当該ボビンケー
ス2を保持した状態で、ボビンに巻かれボビンケースか
ら導出する(垂れる)糸を引き出す引き出し手段の糸引
き出し動作によって、ボビンが回転されて、ボビンに巻
回された糸が引き出されるようなものであればどのよう
なものであっても良く、例えば本出願人が先に出願した
特願平5−203610号明細書や特願平6−4035
1号明細書のボビンの残糸除去装置を始めとして、適宜
のものを採用することができる。
2が配設されている。この下糸巻回装置162として
は、例えばモータの駆動等によってボビンを回転させる
ことにより自動的にボビンに下糸が巻回可能なものが採
用されている。この下糸巻回装置162は、図1に簡略
化して示されるように、ボビン駆動機構E及びエアー案
内機構(糸案内手段;エアー手段)G並びに糸供給検出
機構(変位検出手段)Fからなる。先ず、ボビン駆動機
構Eについて以下説明する。
巻取り軸を示しており、この巻取り軸50は上記ベース
板3に回転自在に支承されている。巻取り軸50の一端
にはボビン7に形成された複数の孔7b(図17参照)
にクラッチ可能なクラッチ機構50aが、他端にはプー
リ50bがそれぞれ固定されている。上記ベース板3に
はボビン駆動手段としてのボビン駆動モータM2も固定
されている。このボビン駆動モータM2の出力軸にはプ
ーリ52が固定されており、このプーリ52とプーリ5
0bとの間には、ベルト51が掛け渡されている。
糸巻回位置Cに至ったボビンケース2が該回動アーム7
0の前進動作により多少前進すると共にボビン駆動モー
タM2が駆動すると、巻取り軸50が回転すると共に該
クラッチ機構50aとボビン7とが連結されるようにな
っている。なお、クラッチ機構は、上述のような孔に係
合する構成のものに限定されるものではなく、他の構成
のものであっても構わない。
ン軸への絡み付き並びにボビンに巻回される下糸量を検
出する糸供給検出機構Fを備える。この糸供給検出機構
Fについて以下説明する。図9及び図10において、符
号53はコの字状のベースを示しており、このベース5
3の両側板53a,53b間にはローラ軸55が回転可
能に掛け渡されている。このローラ軸55の側板53b
側の端部は側板53bより外方に突出しており、当該端
部には下糸供給源としての糸巻き200からの下糸15
0が巻回された(1巻きされた)ローラ54が固定され
ている。
おける部分にはセンサスリット58が固定されている。
このセンサスリット58は円盤状をなし、外周の一部に
溝が設けられている。このセンサスリット58の対向位
置には、フォトセンサ60が配設されており、センサス
リット58の溝を検出可能となっている。すなわち、フ
ォトセンサ60によりローラ54の回転を検出できるよ
うになっている。
0のボビン軸への絡み付きを検知すると共にボビン軸に
巻回される有効下糸巻回量を検出する有効下糸巻回量検
出手段61が接続されている。また、この有効下糸巻回
量検出手段61には、判定手段61Bが接続されてい
る。この判定手段61Bは、外部に接続された下糸巻回
量を入力設定できる手段61Aからの設定下糸巻回量と
有効下糸巻回量検出手段61からの実際にボビンに巻回
されている下糸量とを比較し、両下糸量が一致したらボ
ビン駆動モータM2のドライバ310aに駆動停止信号
を送出するよう機能する。このような有効下糸巻回量検
出手段61、判定手段61Bは、後述の下糸巻回装置制
御手段401(図19参照)に組み込まれている。
示されるように、下糸巻回良否判定手段78が接続され
ている。この下糸巻回良否判定手段78は、後述の下糸
巻回時にあって、回動アーム70を後退することによっ
てクラッチ機構50aとボビンケース把持手段に把持さ
れているボビンケース内のボビン7との連結を一時遮断
した時に、上記フォトセンサ60からの出力に基づい
て、途中まで行った下糸巻回(またはボビン軸7aに対
する下糸絡み付け)の良否を判定するものであり、この
良否判定信号を後述の通電タイミング制御手段315に
送出するようになっている。このような下糸巻回良否判
定手段78は、後述の下糸自動供給装置制御手段400
(図19参照)に組み込まれている。
き200(図11参照)からの下糸150をボビンケー
ス2の開口部2Aを介してボビンケース2内に案内する
糸案内手段としてのエアー案内機構Gを備えている。こ
のエアー案内機構Gについて以下説明する。図7、図
8、図12において、符号65は略中空円筒状の案内経
路を構成する糸吸引器を示しており、この糸吸引器65
には、図12に示されるように、直線状経路としての貫
通孔65bが形成されていると共に、この貫通孔65b
の途中に斜めに連設されて外部に開放される吸引孔65
aが形成されている。貫通孔65bの上流側の開放口に
は、図7、図8に示されるように、エアーチューブ66
の一端が接続されており、このエアーチューブ66の他
端には電磁弁68が接続されていて、この電磁弁68に
は図示されないエアー源が接続されている。また、糸吸
引器65における貫通孔65bの下流側の開放口には、
案内経路を構成するエアーチューブ67の一端が接続さ
れており、このエアーチューブ67の他端側はヘの字状
に折曲されて、その先端には糸案内手段の導出部として
のエアーノズル67aが設けられている。
れるように、ノズル軸34に固定されており、このノズ
ル軸34は上記ベース板3に回転自在に支持されてい
る。該ノズル軸34における糸吸引器65、ベース板3
の間にはノズルギヤ35が固定されており、このノズル
ギヤ35にはノズルモータギヤ36が噛合している。そ
して、このノズルモータギヤ36は、上記ベース板3に
固定されたエアーノズル退避モータとしてのステッピン
グモータ37(糸案内移動手段;下糸移動手段)の出力
軸に固定されている。
ると、糸吸引器65、エアーチューブ67、エアーノズ
ル67aがノズル軸34を回動支点として回動するよう
になっている。また、この時のエアーノズル67aの回
動位置は、ノズルギヤ35に固定されたセンサ板38及
びベース板3に固定され該センサ板38の位置を検出す
るノズルセンサ39によって検出されるようになってお
り、この検出結果に従ってステッピングモータ37の制
御がなされるようになっている。
によって、エアーノズル67aは、図8に実線で示され
るボビンケース2の開口部2Aに対向する位置(作業位
置)N1とこの作業位置N1から離間する図8に一点鎖
線で示される退避位置N2との間を移動できるようにな
っている。
機構E及びエアー案内機構Gを覆うカバーを、図7及び
図8における符号23は糸供給検出機構Fから糸吸引器
65の吸引孔65aへ下糸を案内するための案内棒を、
それぞれ示している。
み付けるにあたっては、上記作業位置に位置するエアー
ノズル67a先端から所定長の下糸が導出されている
(詳しくは後述)。このエアーノズル67aから導出さ
れる下糸長さ(LL)は、この導出された下糸端部をボ
ビン軸に絡み付かせるのに必要な長さとする。そして、
この必要長さは、{(作業位置にあるエアーノズルか
らボビン軸外周に到達するまでの長さ)+〔ボビン軸一
周長さ×(1.1〜2.0)〕}の範囲にあると好まし
く、{(作業位置にあるエアーノズルからボビン軸外
周に到達するまでの長さ)+〔ボビン軸一周長さ×
(1.25〜1.8)〕}の範囲にあるとより好まし
い。
部がボビンケース2の開口部2Aから入り難くなった
り、入ったとしてもボビン軸7aを1周以上周回して自
ら結び目を形成してボビン軸7aを縛ってしまう畏れが
あり、またまたはの範囲より短いと、下糸端部がボ
ビン軸7aに絡み付かない畏れがある。
mに設定した。すなわち、エアーノズル67a先端とボ
ビンケース2の開口部2Aとの間隔Hを7mmとし、ボ
ビンケース開口部2Aからボビン軸外周に接する長さ7
mmと、(ボビン軸周25mm×1.64)=31mm
から求めた。
ノズル67a先端の下糸案内方向(エアー吹き付け方
向)は、ボビン軸下糸巻き付け側にある。ここで言うボ
ビン軸下糸巻き付け側とは、図14及び図15に示され
るように、ボビン軸7a中心とエアーノズル67a先端
とを結ぶ線分YYにより2分割されるボビン軸7a外周
の一方向、すなわち下糸150をボビン軸7aに絡み付
かせる側(図15中の符号XX方向)である。また、エ
アーノズル67a先端の下糸案内方向は、好ましくはボ
ビン軸下糸巻き付け側XXのボビン軸7a外周に交差す
る方向で、特に好ましくはボビン軸7a外周に接する方
向である。
置に停止している(作業位置にある)エアーノズル67
a先端とボビンケース2の開口部2Aとの間隔H(図1
4参照)は、好ましくは10mm以下で、特に好ましく
は3〜7mmである。この範囲により、下糸150の吹
き出しエアーによるばたつきが抑えられると共に、ボビ
ンケース2内で下糸150がボビン軸7aに絡み付くの
に必要な渦流を形成することができる。
け装置が付設されている。この糸掛け装置は、図16に
示されるように、下糸巻回位置Cにセットされたボビン
ケース2のその周囲に回動可能に配置された動メス糸捌
き116を有し、この動メス糸捌き116をボビンケー
ス2の周囲に回動させることによって、ボビンに巻回さ
れボビンケース開口部2Aより導出する糸巻き200か
らの下糸150を、ボビンケース2の開放端縁とボビン
7外周との隙間を介して糸掛け位置2Bに誘導してスリ
ット溝2Cに導き、下糸張力ばね2D下の下糸導出孔2
Hを経て下糸張力ばね用孔2E近傍から導出できる構成
となっている(図17参照)。なお、糸掛け装置として
は上記構成のものに限定されるものではなく、要はボビ
ンに巻回されボビンケース開口部2Aより導出する糸巻
き200からの下糸150を、ボビンケース2に糸掛け
できるものであればどのようなものであっても良く、例
えば特開平7−68071号公報記載の糸掛け装置や本
出願人が先に出願した特願平7−65140号明細書記
載の糸掛け装置を始めとして、適宜のものを採用するこ
とができる。
置が付設されている。この糸切り装置は、上記下糸張力
ばね用孔2E近傍より導出する糸巻き200からの下糸
150を、上記動メス糸捌き116の回動動作により捌
き、固定メス91との間で所定長残すようにして切断で
きる構成となっている(図16参照)。ここで、ボビン
ケース2の下糸張力ばね用孔2E近傍より導出する下糸
の該下糸張力ばね用孔2Eから下糸切断点S(詳しくは
動メス糸捌き動メス116と固定メス91との擦り合う
点;図16参照)までの下糸長さが、上糸との絡み合い
による縫目形成に必要な長さ、すなわち40mm程度と
なるように、ボビンケース2、固定メス91、下糸切断
点S等の各配置が決定されている。
5(図8参照)に位置した時に、上記切断時の下糸切断
点Sとエアーノズル67a先端との間の距離が、図16
に示されるように、上述したボビン軸7aに下糸を絡ま
せるのに必要な長さLL(本実施形態にあっては55m
m程度)に略一致するように、ボビンケース2、下糸切
断点S、エアーノズル67aの糸切り位置N5等の各配
置が決定されている。
に限定されるものではなく、要はボビンに巻回されボビ
ンケース2の下糸張力ばね2D下の下糸導出孔2Hを経
て下糸張力ばね用孔2E近傍から導出する糸巻き200
からの下糸150を、上記所定長残して切断できるもの
であればどのようなものであっても良く、例えば特開平
7−68071号公報記載の糸切り装置や本出願人が先
に出願した特願平7−65140号明細書記載の糸切り
装置を始めとして、適宜のものを採用することができ
る。
0との間には、図11に示されるように、下糸150の
張力を可変とする糸張力可変手段204が設けられてい
る。この糸張力可変手段204は、通過する下糸150
を押圧する張力ばね205と、この張力ばね205の押
圧力をマニュアル操作により調整する螺子206と、ミ
シンベッド101内に配され上記張力ばね205の押圧
力に抗するソレノイド推力を生ぜしめるソレノイドSO
Lと、から構成されている。
回路は、ソレノイドSOLに電源を直列に接続し、その
間にスイッチを介した構成となっている。
記ソレノイド推力が発生せず、下糸150には張力ばね
205の押圧力が最大限にかかり、下糸張力は最大とな
る。また、スイッチをオンした場合には、上記ソレノイ
ド推力が最大限に発生し、下糸150には張力ばね20
5の押圧力からソレノイド推力を減じたものがかかり、
下糸張力は最小となる。
装置162が、図1に示したベース板3に接触する場合
には、該ベース板3は適宜切欠かれる。また、図1にあ
っては、残糸除去位置Bと下糸巻回位置Cとダミー軸6
に対するボビン着脱位置Dが近接しており、保持部11
が誇張されて記載されている。このため、保持部11が
残糸除去装置161や下糸巻回装置162に接触するこ
とも心配されるが、実際には、このような接触が生じな
いように充分なスペースが確保されている。
ル(不図示)が付設されており、この操作パネルには、
図18及び図19に示されるように、下糸自動供給装置
に接続された電源スイッチ302、操作スイッチ、下糸
巻回量設定手段としての設定スイッチ61A(図10参
照)及び表示手段としてのエラー表示窓316等が付設
されている。次に、該下糸自動供給装置の動作を制御す
る下糸自動供給制御装置について説明する。
の縫い動作を実行するミシン本体300にはメイン電源
をオン・オフする電源スイッチ(ミシン側の電源スイッ
チ)302が設けられていると共に、この電源スイッチ
302のオン・オフを判別するミシン電源監視手段(ミ
シン電源監視回路)301が付設されている。このミシ
ン電源監視手段301は、後述する電源通電制御装置4
50(図19参照)の一部を構成するものであって、具
体的にはミシン制御回路内における例えば+5Vの電源
をモニタしておき上記電源スイッチ302のオフ検知信
号を、電源通電制御装置450の通電タイミング制御手
段315(後述)に出力する機能を有している。
御装置450の制御スイッチ手段を構成するリレースイ
ッチ303を介して直流電源回路304にも接続されて
いる。この電源通電制御装置450の直流電源回路30
4は、上述した下糸自動供給装置の下糸巻回装置162
(正確には糸掛け、糸切り装置も含む)、残糸除去装置
161及びボビン交換装置160にそれぞれ駆動電流を
供給するように接続されており、上記リレースイッチ3
03から発せられるオン・オフ信号に基づいて各装置1
60,161,162への通電制御を行うように構成さ
れている。
8に示されるように、ボビン駆動モータM2用ドライバ
310a、エアーノズル退避モータ37用ドライバ31
0b、動メス付き糸捌き116のモータ用ドライバ31
0c、糸張力可変手段のソレノイドSOL用ドライバ3
10d、電磁弁68用ドライバ310eがそれぞれ接続
されており、ボビン交換装置160には、移動モータ1
8用ドライバ311a、回動モータ20用ドライバ31
1bがそれぞれ接続されており、また残糸除去装置16
1には、残糸巻取モータ用ドライバ312aがそれぞれ
接続されている。また、リレースイッチ303にはドラ
イバー313が接続されている。そして、これらドライ
バ310a〜310e,311a,311b,312
a,313には、i/oポート305を介して、CPU
(中央演算装置)306及びこのCPU306に付設さ
れたROM307及びRAM308からの各信号が入力
されるように接続されている。そして、上記各装置16
2,161,160が、図19に示されているように、
下糸自動供給装置制御手段400により制御されつつ上
述した所定の動作を実行すると共に、この実行を可能と
するように上記下糸自動供給装置制御手段400への通
電状態が電源通電制御装置450により制御されるよう
に構成されている。
記下糸自動供給装置制御手段400は、下糸巻回装置制
御手段401、ボビン交換装置制御手段(ボビン搬送・
着脱装置制御手段)402及び残糸除去装置制御手段4
03から構成されており、これらの各制御手段401,
402,403には、前記電源通電制御装置450の直
流電源回路304から所定の駆動電流が供給されている
と共に、同様に電源通電制御装置450の通電タイミン
グ制御手段315からの動作指令信号が印加されてい
る。この通電タイミング制御手段315は、前記下糸巻
回装置162、残糸除去装置161及びボビン交換装置
160の各動作を常時監視する機能を有している。
には、前述したミシン電源監視手段301からの検出信
号、すなわちミシン電源スイッチ302のオン・オフを
検出した信号が印加されている。そして、この通電タイ
ミング制御手段315は、ミシン電源スイッチ302の
オフ検出信号を受けた時に、その電源遮断時点において
動作途中にある装置の処理動作を完了させ、その後この
処理動作に続いて行われる予定のボビン交換前に必要な
処理動作がある場合にはその処理動作を順次完了させて
ボビン交換待機状態とする、すなわちボビン交換に必要
な処理(残糸除去処理、下糸巻回処理、糸掛け処理、糸
切り処理)を全て完了させた後に当該ボビンケースを釜
に対向させた退避位置(原点位置)に移動する動作指令
信号を、上述した各制御手段401,402,403に
それぞれ発する機能を有している。
は、上記各装置の処理が順次完了してボビン交換待機状
態になった時に、上記ボビン交換に必要な処理がなされ
たボビンケースを原点位置から釜1に対向接近する位置
まで前進させる動作指令信号を、上述したボビン交換装
置制御手段402に発する機能を有している。
は、ボビン交換装置160によりボビンケースを原点位
置から釜1に対向接近する位置まで前進させた時に、前
記制御スイッチ手段303に対して処理完了信号を発す
る機能を有している。一方、制御スイッチ手段303
は、パワーリレースイッチ、ソリッドステートリレー等
から構成されており、前記ミシン電源スイッチ302と
は無関係に常時交流駆動電流が供給されている。そし
て、この制御スイッチ手段303は、前述した通電タイ
ミング制御手段315からの処理完了信号を受けて、直
流電源回路304にオフ指令信号を出力するように構成
されている。このオフ指令信号を受けた直流電源回路3
04は、上記各制御手段401,402,403及び各
装置160,161,162に対する駆動電流の供給を
停止することとなる。
がなされたボビンケースが釜1に対向接近した位置にあ
ることから、無理して回動アーム70を後退させない限
り、釜1内のボビン及びボビンケース、釜1に対向接近
しているボビン及びボビンケースに対して人手を介入す
ることは難しくなっている。すなわち、必要がない限り
上記ボビン及びボビンケースに妄りに触らせないように
なっている。
5から発せられる処理完了信号は、遮断情報記憶手段と
しての前記RAM(不揮発性メモリー)308にも印加
されている。このRAM308は、バッテリバックアッ
プRAMあるいはEEPROM等から構成されており、
当該RAM308内に電源遮断の正常または異常(例え
ば停電時)情報が格納・記憶されるようになっている。
一方、上記RAM308に格納された電源遮断の正常ま
たは異常情報は、上記通電タイミング制御手段315側
に常時参照されており、RAM308に格納されている
電源遮断の正常または異常情報が通電タイミング制御手
段315で確認されている。そして、この確認された電
源遮断の正常または異常情報に基づいて、上記各制御手
段401,402,403に対する初期化信号が通電タ
イミング制御手段315から発せられるように構成され
ている。
には、所定の表示手段316が接続されており、上記R
AM308に格納された電源遮断の正常または異常情
報、後述の電源遮断時の人手介入情報、後述の下糸巻回
不良等が表示される構成になされている。
5は、ミシン電源スイッチ302の再オン検出信号を受
けた時に、ボビンケースを釜1に対向接近する位置から
原点検出させるように、上述したボビン交換装置制御手
段402に動作指令信号を発する機能を有している。
前述したミシン電源監視手段301からの検出信号を受
けると共にボビン交換装置160の動作を監視し、ミシ
ン電源スイッチ302の再オン検出信号を受け、ボビン
ケースを釜1に対向接近する位置から原点検出を行わせ
た時に、原点検出を行った時のステップ数が上記ボビン
ケースを釜1に対向接近する位置に前進させた時のステ
ップ数と同じか否かを判別し、同じステップ数でない時
にはミシン電源スイッチ302の再投入前に人手が釜1
内のボビン及びボビンケース、釜1に対向接近していた
ボビン及びボビンケースに介入した(不具合が発生した
訳ではないのに取り出して何らかの処置を施した)と判
定する人手介入判定手段317が備えられている。
源スイッチ302の再投入前に人手が上記ボビン及びボ
ビンケースに介入したと判定した場合には、人手が介入
したという警告を上述した表示手段316に表示する構
成になされている。すなわち、オペレーターによるチェ
ックを促すようになっている。
電源スイッチ302の再投入前に人手が上記ボビン及び
ボビンケースに介入しなかったと判定した場合には、上
述した通電タイミング制御手段315が、所定の継続処
理を行わせる動作指令信号を、上述した各制御手段40
1,402,403にそれぞれ発する機能を有してい
る。
ング制御手段315は、エアーノズル67aを、ボビン
軸7aへの下糸絡み付け時に、先ず作業位置N1に位置
させ、この時上記有効下糸巻回量検出手段から下糸が絡
み付いていないという出力がなされると、作業位置N
1、退避位置N2の中間の位置N4と該作業位置N1と
に所定回数繰り返し移動させ、下糸巻回時及び糸掛け時
並びに待機時に、退避位置N2に位置させ、糸切り時に
上記中間位置N4と退避位置N2との間の糸切り位置N
5に位置させるように下糸巻回装置制御手段401に動
作指令信号を発する機能を有している(第1の機能)。
糸切り装置による糸切り処理後且つエアーノズル67a
が次ボビンに対してエアーによる下糸案内処理を行う前
に、電磁弁68を駆動してエアーノズル67aからエア
ーを吹き出させるように下糸巻回装置制御手段401に
動作指令信号を発する機能を有している。
5は、下糸巻回中、すなわち上記有効下糸巻回量検出手
段から下糸が絡み付いたという出力がなされてから所定
時間後に、回動アーム70を後退させてクラッチ機構5
0aとボビンケース把持手段に把持されているボビンケ
ース内のボビン7との連結を一時遮断させ、この遮断時
に上記下糸巻回良否判定手段78から下糸巻回成功信号
を受けると該回動アーム70を前進させてクラッチ機構
50aと当該ボビンとの再連結を行って下糸巻回処理を
続行させ、一方上記下糸巻回良否判定手段78から下糸
巻回不良信号を受けるとボビン駆動モータM2を停止さ
せるように下糸巻回装置制御手段401、ボビン交換装
置制御手段402に動作指令信号を発する機能を有して
いる。また、該下糸巻回不良信号を受けると、途中まで
行った下糸巻回が不良だという警告を上述した表示手段
316に表示させる構成になされている。
動供給装置の制御動作を図20乃至図22に示したフロ
ーチャートにより説明する。説明理解の容易性を考慮
し、縫製動作の開始時点から説明していく。すなわち、
先ず、図20におけるステップ5において、RAM(不
揮発性メモリー)308がクリアーされると、下糸自動
供給装置は運転開始待機状態にされる。そして、ステッ
プ6において、ボビン交換要求があるか否かが判定され
る。このボビン交換要求は、例えば釜内のボビン残糸が
少なくなった場合に下糸自動供給装置により自動的に発
生するか、またはオペレーターが交換要求スイッチをオ
ンした場合に発生する。
求があると、ステップ7に進み、ステップ7において、
ミシン300との干渉を避けるためにミシン動作を禁止
してステップ8に進み、ステップ8において、ボビン交
換を行う。この時点で、ボビンケース把持手段に把持さ
れている一方のボビンケース2Yは、後述するステップ
4またはステップ13の動作により原点位置、すなわち
釜1に対向する退避位置にある(図6参照)。なお、説
明の都合上、このボビンケースを2Yとし、釜内のボビ
ンケースを2Xとする。
てボビンケースを把持していないボビンケース把持手段
を釜1に対向させた後に前進させ、ボビンケース把持手
段により釜内の残糸のあるボビン内蔵のボビンケース2
Xをボビンケース把持手段に保持し、その後回動アーム
70を後退させる。次いで、回動アーム70を180°
回転してボビンケース2Yを釜1に対向させ、その後前
進させて釜内にボビンケース2Yを装着し、その後回動
アーム70を後退させる。
おいて、ミシン300の動作を許可してステップ10に
進み、ステップ10において、残糸除去処理を行う。す
なわち、回動アーム70を回転して釜内から取り出した
ボビンケース2Xを残糸除去位置Bへ進ませて、上記残
糸除去装置161によってボビンケース2X内のボビン
残糸を除去し、その後回動アーム70を後退させる。
1において、下糸巻回(糸巻き)処理を行う。この下糸
巻回処理について、図21示した下糸巻回処理ルーチン
に従って説明する。この下糸巻回処理ルーチンにあって
は、それ以前に以下の動作を行う。先ず、ローラ54
に、糸巻き200、糸張力可変手段204からの下糸1
50を1巻きしておく。この時点で、糸張力可変手段2
04のスイッチをオンにし、上記ソレノイド推力を最大
限に発生させて下糸張力を最小とする。
65の吸引孔65aに挿入し、少々押し込む。次いで、
電磁弁68を一時オンにしてエアーチューブ66,67
にエアー源からのエアーを流し、吸引孔65aに挿入し
押し込まれていた下糸150を、エアーの流れによって
エアーノズル67aに導いてその糸端を該エアーノズル
67aより露出して導出させる。この導出長LLは、上
述のように、下糸端部をボビン軸に絡み付かせるのに必
要な長さであって、本実施形態にあっては、55mm程
度である。この吸引孔65aに挿入し押し込まれていた
下糸150をエアーにより糸吸引器65から搬送してエ
アーノズル67aから露出して導出させるにあたって
は、作業者が手作業で糸巻き200から下糸を凡そ必要
な分量予め引っ張って弛ましておいたり、手作業により
送り出していくと、より良好に下糸の搬送がなされる。
ーム70を回転してボビンケース2Xを下糸巻回位置C
に対向させる。次いで、ステップ2に進み、ステップ2
において、回動アーム70を前進させてボビンケース2
Xを下糸巻回位置Cに位置させると共にボビン駆動モー
タM2を一時駆動して、クラッチ機構50aとボビン7
とを連結する。
おいて、図23(b)に示されるように、ボビン駆動モ
ータM2を駆動してボビン7を回転させる。次いで、ス
テップ4に進み、ステップ4において、図23(c)に
示されるように、エアーノズル退避モータ37を駆動し
て、退避位置N2に位置しているエアーノズル67aを
作業位置N1に移動する。
おいて、図23(a)に示されるように、エアーノズル
67aから糸案内エアーの吹き付けを開始してステップ
6に進み、ステップ6において、一定時間待つ。
ノズル67aから導出する下糸端部は、ばたつき等が抑
えられた状態でボビンケース2の開口部2Aから良好に
ボビンケース2内に挿入(案内)されると共にボビン軸
下糸巻き付け側XXに案内され、ボビン軸7aの回転と
エアーにより形成される渦流との共働によってボビン軸
7aに絡み付く。
らの下糸150がボビン軸7aに絡み付くとローラ54
が回転を始め、フォトセンサ60からは、図23(d)
に示されるように、パルス波が出力され始める。
巻回量検出手段61で該パルス波を上記一定時間の間に
所定の数カウントしたか否かを判定する。ここで、本実
施形態においては、パルス波が3個検出された時に下糸
150がボビン軸7aに絡み付いたと判定するようにな
っている。この3個というパルス波の数は安全率を見込
んだ値であり、この個数に限定されるものではない。
一定時間の間に所定の数カウントしていない場合には、
ボビンケース内に挿入された下糸が例えばボビン軸7a
を1周してボビンケース開口部2Aから出てしまった
り、ボビンケース2Xの糸掛け案内溝(スリット)2C
やボビンに対する係止爪の隙間等から飛び出してしまう
等して所定方向外に行ってしまって該ボビン軸7aに良
好に絡み付かず、下糸のボビン軸7aへの絡み付けが失
敗したとしてステップ8に進み、ステップ8において、
ステッピングモータ37を駆動して、作業位置N1に位
置しているエアーノズル67aを作業位置N1と退避位
置N2との中間の位置N4に移動する。
おいて、中間の位置N4に位置しているエアーノズル6
7aを、今度は作業位置N1に移動する。このようにス
テップ8及びステップ9の動作を行うと、ボビン7に案
内された下糸150は、ボビン軸7aに対して下糸の接
する方向を特定するように移動され所定方向外に向かう
下糸は所定方向に向かうようになって良好にボビン軸7
aに絡み付く。
プ10において、上記ステップ7で行ったと同様な判
定、すなわちパルス波を一定時間の間に所定の数カウン
トしたか否かを判定し、パルス波を一定時間の間に所定
の数カウントしていない場合には、今度も下糸150が
ボビン軸7aに良好に絡み付かなかったとしてステップ
11に進み、ステップ11において、上記ステップ8及
びステップ9で行った動作、すなわち、作業位置N1に
あるエアーノズル67aを中間位置N4に移動し、さら
にこの中間位置N4に移動したエアーノズル67aを作
業位置N1に移動するという動作を3回行ったか否かを
判定し、3回行っていない場合にはステップ8にリター
ンして同様な動作を繰り返し、一方3回行った場合には
これ以上ステップ8及びステップ9の動作を行っても無
駄であるとしてステップ12に進み、ステップ12にお
いて、エアーノズル67aからのエアーを停止してステ
ップ13に進み、ステップ13において、エアーノズル
退避モータ37を駆動して、作業位置N1にあるエアー
ノズル67aを退避位置N2に移動する。そして、ステ
ップ4にリターンしてリトライを行わせる。
において、パルス波を一定時間の間に所定の数カウント
した場合には、下糸のボビン軸7aへの絡み付けが成功
したとして、有効下糸巻回量検出手段61では、これ以
降のパルス波を有効下糸巻回量としてカウントしてい
き、図22に示されるステップ14に進み、ステップ1
4において、図23(a)に示されるように、エアーノ
ズル67aからの糸案内エアーを停止してステップ15
に進み、ステップ15において、エアーノズル退避モー
タ37を、図23(c)に示されるように駆動して、作
業位置N1にあるエアーノズル67aを退避位置N2に
移動する。
プ16において、ボビン駆動モータM2を一時停止して
ステップ17に進み、ステップ17において、回動アー
ム70を退避位置に後退してボビン7に対するクラッチ
機構50aの連結を一時解除してステップ18に進み、
ステップ18において、ボビン駆動モータM2を再駆動
し一定時間待ってからステップ19に進み、ステップ1
9において、ローラ54が回転しているか否か、すなわ
ちボビン7が回転してフォトセンサ60からパルス波が
出力されているか否かを判定する。
すなわちフォトセンサ60からパルス波が出力されてい
る場合には、ボビン駆動モータM2に対する連結を遮断
しているのにも拘らずボビン7が回転し実際には糸巻き
200からの下糸150がボビン軸7aに絡み付いたの
ではなく、他の回転機構に絡み付いた不具合だと判定す
るようになっている。このような不具合は、例えばボビ
ンを回転させるボビン駆動モータM2と上記残糸除去装
置161の残糸巻取モータとを共通とした場合に起こり
やすい。すなわち、下糸巻回時にあって、ボビン駆動モ
ータM2を駆動すると残糸除去装置161の巻取手段も
回転することになり、もってこの巻取手段に絡み付く畏
れがあるからである。
(正確には下糸絡み付け不良;但しある程度ボビンをボ
ビン駆動モータM2により回転させてボビン軸7aに下
糸150をある程度巻回した後に上記判定を行うように
しても良い)と判定した場合にはステップ26に進み、
ステップ26において、ボビン駆動モータM2の駆動を
停止してステップ27に進み、ステップ27において、
エラーフラグをセットして図20に示したフローにリタ
ーンする。
ていない場合、すなわちフォトセンサ60からパルス波
が出力されずに下糸150が他の回転機構に絡み付く不
具合が生じていない場合にはステップ20に進み、ステ
ップ20において、ボビン駆動モータM2を再度停止し
てステップ21に進み、ステップ21において、回動ア
ーム70を退避位置から前進してボビンケース2Xを下
糸巻回位置Cに位置させると共にボビン駆動モータM2
を一時駆動して、該ボビンケース2X内のボビン7とク
ラッチ機構50aとを再連結する。
2において、ボビン駆動モータM2を再度駆動してボビ
ン軸7aに糸巻き200からの下糸150を巻回してい
く。この時、エアーノズル67a先端とボビン軸7aと
の間の距離は長くなっており(ステップ15の動作でエ
アーノズル67aは退避位置N2にある)、このように
して下糸を巻回していくと、下糸150はボビン軸7a
全域に渡って略均一に巻回されることになる。
3において、判定手段61Bにより、有効下糸巻回量検
出手段61で検出されている実際の下糸巻回量と下糸巻
回量設定手段61Aから入力された設定下糸巻回量とを
比較し、両下糸量が一致したか否かを判定する。ここ
で、一致しない、すなわち未だ設定下糸巻回量まで下糸
を巻回していない場合には一致するまで同様な判定を繰
り返し、一方一致する、すなわち設定下糸巻回量まで下
糸を巻回した場合にはステップ24に進み、ステップ2
4において、ボビン駆動モータM2が停止される。すな
わち、下糸巻回量設定手段61Aから入力された設定下
糸巻回量がボビン軸7aに巻回されることになる。
動作が自動的になされたら、ステップ25に進み、ステ
ップ25において、糸張力可変手段204のスイッチを
オフにし、上記ソレノイド推力をなくして下糸張力を最
大にした状態で糸掛けを行う。すなわち、ボビン7に巻
回されボビンケース開口部2Aより導出する糸巻き20
0からの下糸150を、ボビンケース2の開放端縁とボ
ビン7外周との隙間を介して糸掛け位置2Bに誘導して
スリット溝2Cに導き、下糸張力ばね2D下の下糸導出
孔2Hを経て下糸張力ばね用孔2E近傍から導出させ
る。
置N2から糸切り位置N5に移動すると共に、糸張力可
変手段204のスイッチをオンし、上記ソレノイド推力
を最大限に発生させて下糸張力を最小とした状態で糸切
りを行う。この糸切りの結果、ボビンケース2側の下糸
は、上述のように、上糸との絡み合いによる縫目形成に
必要な長さ、すなわち40mm程度が下糸張力ばね2D
下の下糸導出孔2Hを経て下糸張力ばね用孔2E近傍か
ら導出した状態となり、一方糸巻き200側の下糸は、
上述のように、ボビン軸7aに下糸を絡ませるのに必要
な長さLL、すなわち55mm程度がエアーノズル67
a先端から導出した状態となる。
ビン軸7aに下糸を絡ませるのに必要な長さLLの下糸
が導出していることから、次回(次次回以降も同様)の
ボビンに対しても、上記と同様な動作を行えば、同様に
して下糸を巻回できる。そうしたら、エアーノズル67
aを糸切り位置N5から退避位置N2に移動する。
動的になされたら、図20に示したフローにリターンし
て図20におけるステップ12に進み、ステップ12に
おいて、エラーフラグがセットしてあるか否かを判定
し、エラーフラグがセットしてある場合にはステップ2
3に進み、ステップ23において、エラーフラグをクリ
アしてステップ24に進み、ステップ24において、エ
ラー表示窓、警告ブザー等の表示手段316によってエ
ラー表示が行われ、オペレーターの介入が促されてステ
ップ25に進み、ステップ25において、ミシン電源ス
イッチ302がオフか否かを判定し、オンの場合にはオ
フになるまで同様な判定を繰り返し、オフの場合すなわ
ちオペレーターによりミシン電源スイッチ302がオフ
された場合にはステップ22に進み、ステップ22にお
いて、リレースイッチ303をオフし下糸自動供給装置
自らの電源を遮断する。
グがセットされていない場合にはステップ13に進み、
ステップ13において、回動アーム70を退避位置に後
退させ、その後回動してボビンケース2Xを釜1に対向
させて待機状態とする。
4において、退避位置N2にあるエアーノズル67aを
一時的に中間位置N4に移動してステップ15に進み、
ステップ15において、電磁弁68を駆動してエアーノ
ズル67aからエアーを吹き出させてステップ16に進
み、ステップ16において、一定時間待ってステップ1
7に進み、ステップ17において、電磁弁68の駆動を
停止してエアーノズル67aからのエアー吹き出しを停
止する。
を吹き出すと、当該エアーが、上記図22のフローのス
テップ25で糸切りがなされた糸巻き200からの糸端
に吹き付けられることになり、このエアーによって該糸
端の切断による捩れがとられるようになる。このように
して糸端の切断による捩りをとると、当該下糸端部が次
の下糸巻回時にボビン軸に良好に絡み付くことになる。
また。該下糸端部が次ボビンケース開口部2Aからボビ
ンケース内に良好に挿入されるようになる。
プ18において、中間位置N4にあるエアーノズル67
aを退避位置N2に戻してステップ19に進み、ステッ
プ19において、ミシン電源スイッチ302がオフか否
かが判断される。従って、上記ステップ8〜18におけ
る各装置の処理動作中にミシン電源スイッチ302がオ
フになっても、ステップ8〜18における一連の処理動
作を全て行ってボビン交換待機状態とするようになって
いる。
交換要求がない場合もステップ19に進み、ステップ1
9において、ミシン電源スイッチ302がオンと判定さ
れた場合にはステップ6にリターンする。すなわち、ミ
シン電源スイッチ302がオンの場合には、ボビンケー
ス把持手段に把持されているボビンケース2Xを原点位
置に位置した状態でボビン交換要求を待つ。オフと判定
された場合、すなわちオペレーターによりミシン電源ス
イッチ302がオフされた場合にはステップ20に進
む。
ム70を所定ステップ前進させて、図24に示されるよ
うに、ボビンケース2Xを釜1に対向接近する位置まで
移動する。この結果、強引に回動アーム70を人手で回
転または後退させない限り、ボビンケース2X及び釜内
のボビンケース2Yは取り出せなくなる。因に、本実施
形態にあっては、この位置でのボビンケース把持手段の
周囲には障害物があることから、回動アーム70の回転
が規制されており回転不可能な状態にある。
1において、現在の状態がRAM(不揮発性メモリー)
308に記憶されると共に、正常な電源遮断処理が行わ
れたことが上記RAM308に記憶される。そして、ス
テップ22に進み、ステップ22おいて、リレースイッ
チ303をオフし下糸自動供給装置自らの電源を遮断す
る。
投入されると、図20に示したステップ1に戻って、ま
ず前回における電源遮断時の状態及び正常な電源遮断処
理を踏んでいたかどうかの情報がRAM308から読み
出される。
おいて、初期化動作が最も効率的な方法で実行される。
そして、この初期化動作が終了したら、ステップ3に進
み、ステップ3において、前回正常な電源遮断処理を踏
んでいたかどうかが判断され、正常な電源遮断処理であ
った場合、すなわちオペレーターによりミシン電源スイ
ッチ302がオフされた場合にはステップ4に進み、そ
うでなかった場合、例えば不意の停電等により正常な電
源遮断処理を踏んでいない場合には、エラー表示窓、警
告ブザー等の表示手段316によってエラー表示が行わ
れ、オペレーターの介入が促されてステップ26に進
む。
定ステップ数で後退させて原点検出を行い、上記と同じ
(ステップ20)ステップ数で原点検出したか否かが判
定される。ここで、ミシン電源スイッチ302のオフ中
に、オペレーターがボビンケース2X、釜内のボビンケ
ース2Yを取り出していると、回動アーム70の位置が
上記の釜1に対向接近する位置から移動していることか
ら、上記と同じステップ数では原点検出しない。一方、
オペレーターがボビンケース2X、釜内のボビンケース
2Yを取り出していないと、回動アーム70の位置が上
記の釜1に対向接近する位置にあることから、回動アー
ム70は上記と同じステップ数で原点位置に復帰する。
そして、同じステップ数で原点検出しなかった場合、す
なわちボビンケース2X、釜内のボビンケース2Yを取
り出した場合には、エラー表示窓、警告ブザー等の表示
手段316によってエラー表示が行われ、オペレーター
の介入が促されてステップ26に進む。
ップ20)ステップ数で後退させた時に、ボビンケース
2Xが原点位置にあるか否を判別し、これによりオペレ
ーターがボビンケース2X、釜内のボビンケース2Yを
取り出しているか否かを判断するようにしても良い。
待ち、オペレータによるボビンチェック及び残糸除去処
理並びに再セットが行われてステップ27に進み、ステ
ップ27において、上記ステップ11で説明したのと同
様な下糸巻回処理を行ってステップ28に進み、ステッ
プ28において、エラーフラグがセットされているか否
かを判定し、セットされている場合には上述したステッ
プ23に進み、セットされていない場合にはステップ2
9に進み、ステップ29において、ステップ27で各処
理を行ったボビンを収容したボビンケースを釜1に装着
して上述したステップ11に進み、ステップ11におい
て、他方のボビンケースに対する下糸巻回処理を行う。
そして、以降の動作を同様にして行う。
ンを収容したボビンケースを把持させる場合には、回動
アーム側から手を差し込んで、当該ボビンケースを中釜
軸5に装着するのと同様に手の平を返すことなくダミー
軸6に押し込んで、該ボビンケースをダミー軸6に装着
し、ボビンケース把持手段をダミー軸6に対向させた後
に前進させて、該ダミー軸6に保持されているボビンケ
ースをボビンケース把持手段に把持させれば良い。
を交換する場合には、当該ボビンケースを把持したボビ
ンケース把持手段をダミー軸6に対向させた後に前進さ
せれば、該ボビンケース把持手段に把持されているボビ
ンケース2をダミー軸6に受け渡すことができる。そし
て、ダミー軸6に保持されたボビンケース2を取り出す
場合には、中釜軸5からボビンケース2を取り出すのと
同様に、回動アーム側から手を差し込めば、手の平を返
すことなくダミー軸6に保持されているボビンケースを
取り出すことができる。
切り装置91,116による糸切り処理後且つエアーノ
ズル67aが次ボビンに対してエアーによる下糸案内処
理を行う前に、電磁弁68を駆動してエアーノズル67
aからエアーを吹き出させて糸切りがなされた糸巻き2
00からの糸端にエアーを吹き付け、このエアーによっ
て当該糸端の切断による捩れをとり、次の下糸巻回時
に、当該下糸端部を次のボビン軸7aに良好に絡み付け
て下糸巻回を行い得るようにすると共に、該下糸端部を
ボビンケース開口部2Aからボビンケース2内に良好に
挿入して下糸巻回を行い得るように構成しているので、
信頼性を向上することが可能となっている。
ーを下糸案内を行うエアーノズル67aからのエアーと
し、別のエアーノズルを設けてこの別のエアーノズルか
ら糸切りがなされた糸端にエアーを吹き付けるようにし
ていないので、上述した効果を低コストにて得ることが
できるようになっている。
ズル67aの位置を、作業位置N1と中間位置N4とに
繰り返し所定回数移動して、ボビン軸7aに案内された
下糸150をボビン軸7aに対して下糸の接する方向を
特定するするように移動し、所定方向外に向かう下糸を
所定方向に向かうようにして確実にボビン軸に絡み付け
可能とし、当該ボビンに巻回し得るように構成している
ので、信頼性を向上することが可能となっている。
の途中で、ボビン駆動手段M2とボビン7との連結をク
ラッチ機構50aによって一時遮断し、この遮断時に、
糸供給検出機構Fによって検出される下糸150の変位
の有無に基づいて、下糸巻回良否判定手段78によって
下糸巻回の良否を判定し、糸供給検出機構Fによって下
糸150の変位が検出された場合には、下糸巻回良否判
定手段78によって糸巻き200からの下糸150がボ
ビン軸7aに巻回されずに例えば他の回転機構に絡まっ
て当該回転機構に巻回された下糸巻回不良と判定するよ
うに構成しているので、下糸巻回不良に起因する不具合
の発生を防止できるようになっており、信頼性を向上す
ることが可能となっている。
糸巻回装置の制御動作手順の要部の流れを表したフロー
図、図26はこの第2実施形態における下糸移動手段を
下糸吸引器と共に表した図である。
されるように、糸供給検出機構Fと糸吸引器65との間
における糸巻き200からの下糸150を押圧可能なエ
アーシリンダ77が備えられている。すなわち、このエ
アーシリンダ77は、そのシリンダヘッド77aを突出
することで、図26(b)に示されるように、上記下糸
150に張力を付与し、そのシリンダヘッド77aを引
っ込めることで、図26(a)に示されるように、上記
下糸150に付与した張力を解除し、第1実施形態と同
様に、ボビンケース2内のボビン軸7aに対して下糸1
50を移動し得るようになっている。
形態で説明した通電タイミング制御手段315の第1の
機能を、エアーノズル67aを、ボビン軸7aへの下糸
絡み付け時に作業位置N1に位置させ、下糸巻回時及び
糸掛け時並びに待機時に、退避位置N2に位置させ、糸
切り時に糸切り位置N5に位置させるように下糸巻回装
置制御手段401に動作指令信号を発する機能に代えて
いると共に、上記ボビン軸7aへの下糸絡み付け時に、
有効下糸巻回量検出手段から下糸が絡み付いていないと
いう出力がなされると、上記エアーシリンダ77のシリ
ンダヘッド77aの突出、引き込み動作を所定回数繰り
返して行わせる、すなわち下糸150に対して張力を間
欠に付与させる構成になされている。
施形態における下糸巻回装置の制御動作について図25
に示したフローチャートにより説明する。なお、下糸巻
回装置以外の下糸自動供給装置全体の制御動作は図20
に示した第1実施形態のフローと同じである。
の制御動作は、図21に示した第1実施形態のフローの
ステップ1〜7までの制御動作と同じであるので、ここ
での説明は省略する。
回量検出手段61でパルス波を一定時間の間に所定の数
カウントしていない場合には、ボビンケース内に挿入さ
れた下糸が例えばボビン軸7aを1周してボビンケース
開口部2Aから出てしまったり、ボビンケース2Xの糸
掛け案内溝(スリット)2Cやボビンに対する係止爪の
隙間等から飛び出してしまう等して所定方向外に行って
しまって該ボビン軸7aに良好に絡み付かず、下糸のボ
ビン軸7aへの絡み付けが失敗したとしてステップ8に
進み、ステップ8において、上記エアーシリンダ77の
シリンダヘッド77aの突出動作を行わせてステップ9
に進み、ステップ9において、該シリンダヘッド77a
の引き込み動作を行わせる。このようにステップ8及び
ステップ9の動作を行うと、ボビン7に案内された下糸
150は、第1実施形態と同様にボビン軸7aに対して
下糸の接する方向を特定するように移動され、所定方向
外に向かう下糸は所定方向に向かうようになって、良好
にボビン軸7aに絡み付く。
プ10において、上記ステップ7で行ったと同様な判
定、すなわちパルス波を一定時間の間に所定の数カウン
トしたか否かを判定し、パルス波を一定時間の間に所定
の数カウントしていない場合には、今度も下糸150が
ボビン軸7aに良好に絡み付かなかったとしてステップ
11に進み、ステップ11において、上記ステップ8及
びステップ9で行った動作、すなわち、シリンダヘッド
77aの突出、引き込み動作を3回行ったか否かを判定
し、3回行っていない場合にはステップ8にリターンし
て同様な動作を繰り返し、一方3回行った場合にはこれ
以上ステップ8及びステップ9の動作を行っても無駄で
あるとしてステップ12に進み、以降は図21及び図2
2に示した第1実施形態のフローと同じとなる。
様な効果を得ることができるというのはいうまでもな
い。
糸巻回装置の制御動作手順の要部の流れを表したフロー
図である。
態で説明した通電タイミング制御手段315の第1の機
能を、エアーノズル67aを、ボビン軸7aへの下糸絡
み付け時に作業位置N1に位置させ、下糸巻回時及び糸
掛け時並びに待機時に、退避位置N2に位置させ、糸切
り時に糸切り位置N5に位置させるように下糸巻回装置
制御手段401に動作指令信号を発する機能に代えてい
ると共に、上記ボビン軸7aへの下糸絡み付け時に、有
効下糸巻回量検出手段から下糸が絡み付いていないとい
う出力がなされると、ボビンケース把持手段に把持され
ているボビンケース2を(ボビン軸線方向に)所定回数
前進・後退させるようにボビン交換装置制御手段402
に動作指令信号を発する機能を加えている。
施形態における下糸巻回装置の制御動作について図27
に示したフローチャートにより説明する。なお、下糸巻
回装置以外の下糸自動供給装置全体の制御動作は図20
に示した第1実施形態のフローと同じである。
の制御動作は、図21に示した第1実施形態のフローの
ステップ1〜7までの制御動作と同じであるので、ここ
での説明は省略する。
回量検出手段61でパルス波を一定時間の間に所定の数
カウントしていない場合には、ステップ8に進み、ステ
ップ8において、ボビンケース把持手段に把持されてい
るボビンケース2Xの前進動作(ベース板3に向かう動
作)を行わせてステップ9に進み、ステップ9におい
て、ボビンケース2Xの後退動作(ベース板3から離間
する動作)を行わせる。このようにステップ8及びステ
ップ9の動作を行うと、ボビン7に案内された下糸15
0に対してボビン軸7aが下糸の接する方向を特定する
ように移動して、第1実施形態と同様に所定方向外に向
かう下糸は所定方向に向かうようになって良好にボビン
軸7aに絡み付く。
プ10において、上記ステップ7で行ったと同様な判
定、すなわちパルス波を一定時間の間に所定の数カウン
トしたか否かを判定し、パルス波を一定時間の間に所定
の数カウントしていない場合には、今度も下糸150が
ボビン軸7aに良好に絡み付かなかったとしてステップ
11に進み、ステップ11において、上記ステップ8及
びステップ9で行った動作、すなわち、ボビン7の前進
・後退動作を3回行ったか否かを判定し、3回行ってい
ない場合にはステップ8にリターンして同様な動作を繰
り返し、一方3回行った場合にはこれ以上ステップ8及
びステップ9の動作を行っても無駄であるとしてステッ
プ12に進み、以降は図21に示した第1実施形態のフ
ローと同じとなる。
糸150に対してボビン軸7aを移動するように構成し
ても、先の実施形態と同様な効果を得ることができると
いうのはいうまでもない。
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形可能であるというのはいうまでもなく、例
えば、上記実施形態の下糸巻回装置162を、本出願人
が先に出願した特願平6−285932号明細書に記載
のように、糸巻き200からの下糸150をエアーノズ
ル67aの先端から導出しこの下糸を強制的に繰り出し
手段により繰り出しながらエアーによりボビンケース開
口部2Aを介してボビンケース2内に案内する下糸巻回
装置に代えても良い。
00からの下糸150をボビンケース開口部2Aから挿
入してボビン7に巻回するようにした下糸巻回装置に対
する適用形態が述べられているが、ボビンケース2から
分離されたボビン7に下糸150を巻回するようにした
下糸巻回装置に対しても適用可能である。
ズル67aからエアーを吹き出すことによりこのエアー
を糸切りがなされた糸巻き200からの糸端に吹き付け
て、該糸端の捩れをとるようにしているが、別のエアー
ノズルを設けこの別のエアーノズルから糸切りがなされ
た糸端にエアーを吹き付けるようにして、該糸端の捩れ
をとるようにしても良い。
付け時に、エアーノズル67aを作業位置N1と中間位
置N4とに所定回数繰り返し移動するようにしている
が、作業位置N1と退避位置N2との間内で繰り返し所
定回数進退するように構成しても良い。
のものに限定されるものではなく、要はボビン7に案内
された下糸150を、ボビン軸に対して下糸の接する方
向を特定するように相対的に移動して、所定方向外に向
かう下糸を所定方向に向かうようにして確実にボビン軸
7aに絡み付け可能なものであればどのようなものであ
っても構わない。
装置によれば、下糸供給源からの下糸を、糸案内手段に
よってボビンに案内し、このボビンに案内された下糸
を、ボビン駆動手段によるボビン回転によってボビンに
巻き付けて当該ボビンに巻回し、このボビンに巻回され
た下糸供給源からの下糸を、糸切り装置によってボビン
と糸案内手段との間で切断し、この糸切り装置による糸
切り処理後且つ糸案内手段による次のボビンへの下糸案
内処理の前に、エアー手段によって、糸切りがなされ下
糸供給源に連なる下糸の糸端にエアーを吹き付け、この
エアーによって当該糸端の切断による捩れをとり、次の
下糸巻回時に、当該下糸端部を次のボビンに良好に絡み
付けて下糸巻回を行い得るようにし、またボビンがボビ
ンケース内に収容されている場合には、該下糸端部をボ
ビンケース開口部からボビンケース内に良好に挿入して
下糸巻回を行い得るように構成したものであるから、信
頼性を向上することが可能となる。
下糸供給源からの下糸を、糸案内手段の導出部から導出
し、この糸案内手段の導出部から導出される下糸供給源
からの下糸を、糸案内手段のエアーによってボビンに案
内し、このボビンに案内された下糸を、ボビン駆動手段
によるボビン回転によってボビンに巻き付けて当該ボビ
ンに巻回し、このボビンに巻回された下糸供給源からの
下糸を、糸切り装置によってボビンと糸案内手段との間
で切断し、この糸切り装置による糸切り処理後且つ糸案
内手段による次のボビンへの下糸案内処理の前に、前記
糸案内手段のエアー吹き付けを行って、糸切りがなされ
下糸供給源に連なる下糸の糸端に当該エアーを吹き付
け、別個にエアーノズル等を設けなくても当該エアーに
よって当該糸端の切断による捩れをとり、次の下糸巻回
時に、当該下糸端部を次のボビンに良好に絡み付けて下
糸巻回を行い得るようにし、またボビンがボビンケース
内に収容されている場合には、該下糸端部をボビンケー
ス開口部からボビンケース内に良好に挿入して下糸巻回
を行い得るように構成したものであるから、請求項1に
比して低コストにて信頼性を向上することが可能とな
る。
下糸供給源からの下糸を、糸案内手段によってその導出
部から導出してボビンに案内し、このボビンに案内され
た下糸をボビン駆動手段によるボビン回転との共働によ
ってボビン軸に絡み付けるにあたって、該ボビンに案内
された下糸を、下糸移動手段によってボビン軸に対して
下糸の接する方向を特定するように相対的に移動して、
例えば所定方向外に向かう下糸を所定方向に向かうよう
にして、確実にボビン軸に絡み付け可能とし、当該ボビ
ンに巻回し得るように構成したものであるから、信頼性
を向上することが可能となる。
請求項3に加えて、糸案内手段の導出部を、下糸移動手
段としての糸案内移動手段によって、ボビン近傍の作業
位置とこの作業位置から離間する退避位置との間内で繰
り返し所定回数進退して、ボビンに案内された下糸を、
ボビン軸に対して下糸の接する方向を特定するように移
動して、例えば所定方向外に向かう下糸を所定方向に向
かうようにし得るように構成したものであるから、請求
項3と同様な効果を得ることが可能となる。
請求項3に加えて、下糸供給源からの下糸に対して、下
糸移動手段としての張力間欠付与手段によって張力を間
欠に付与し、ボビンに案内された下糸を、ボビン軸に対
して下糸の接する方向を特定するように移動して、例え
ば所定方向外に向かう下糸を所定方向に向かうようにし
得るように構成したものであるから、請求項3と同様な
効果を得ることが可能となる。
請求項3に加えて、ボビンに案内された下糸に対して、
下糸移動手段としてのボビン移動手段によってボビンを
軸線方向に所定回数前進・後退し、ボビンに案内された
下糸に対してボビン軸を下糸の接する方向を特定するよ
うに移動して例えば所定方向外に向かう下糸を所定方向
に向かうようにし得るように構成したものであるから、
請求項3と同様な効果を得ることが可能となる。
ボビン駆動手段とボビンとの間をクラッチ手段により連
結し、該ボビン駆動手段を駆動しボビンを回転すること
によって、下糸供給源からの下糸をボビンに巻き付け可
能とし、この下糸巻回の途中で、該ボビン駆動手段とボ
ビンとの連結を該クラッチ手段によって一時遮断し、こ
の遮断時に、変位検出手段によって検出される下糸の変
位の有無に基づいて、判定手段によって下糸巻回の良否
を判定し、変位検出手段によって例えば下糸の変位が検
出された場合には、判定手段によって下糸供給源からの
下糸がボビンに巻回されずに例えば他の回転機構に絡ま
って当該回転機構に巻回されるという下糸巻回不良と判
定するように構成したものであるから、下糸巻回不良に
起因する不具合の発生を防止でき、信頼性を向上するこ
とが可能となる。
置を表した概略正面図である。
装置の正面図である。
した右側面図である。
した右側面図である。
ミー軸を説明するための概略右側面図である。
置のボビン駆動機構及びエアー案内機構を表した上面図
である。
図である。
面図である。
正面図である。
断面図である。
時におけるボビンケース及びボビン軸に対する位置関係
を表した説明図である。
図である。
ズルと糸切り装置とボビンケースの位置関係を表した説
明図である。
視図である。
たブロック図である。
ク図である。
を表したフロー図である。
したフロー図である。
イミングチャートである。
換装置の要部のみを表した右側面図である。
の制御動作手順の要部の流れを表したフロー図である。
糸吸引器と共に表した図である。
の制御動作手順の要部の流れを表したフロー図である。
置) 162 下糸巻回装置 200 下糸供給源 315 通電タイミング制御手段 400 下糸自動供給装置制御手段 401 下糸巻回装置制御手段 402 ボビン交換装置制御手段 C 下糸巻回位置 E,M2 ボビン駆動手段 F 変位検出手段(糸供給検出機構) G 糸案内手段(エアー手段) N1 作業位置 N2 退避位置 N4 作業位置と退避位置との間の位置 N5 糸切り位置
Claims (7)
- 【請求項1】 下糸供給源からの下糸をボビンに案内す
る糸案内手段と、 この糸案内手段によりボビンに案内された下糸を、前記
ボビンに巻き付けるように該ボビンを回転させるボビン
駆動手段と、 このボビン駆動手段によりボビンに巻回された下糸供給
源からの下糸を、前記ボビンと前記糸案内手段との間で
切断可能な糸切り装置と、 この糸切り装置による糸切り処理後且つ前記糸案内手段
による次のボビンへの下糸案内処理の前に、糸切りがな
され前記下糸供給源に連なる下糸の糸端にエアーを吹き
付けるエアー手段と、 を具備した下糸巻回装置。 - 【請求項2】 下糸供給源からの下糸を、その導出部か
ら導出しエアーによってボビンに案内する糸案内手段
と、 この糸案内手段によりボビンに案内された下糸を、前記
ボビンに巻き付けるように該ボビンを回転させるボビン
駆動手段と、 このボビン駆動手段によりボビンに巻回された下糸供給
源からの下糸を、前記ボビンと前記糸案内手段との間で
切断可能な糸切り装置と、 を具備し、 前記糸切り装置による糸切り処理後且つ前記糸案内手段
による次のボビンへの下糸案内処理の前に、前記糸案内
手段により、糸切りがなされ前記下糸供給源に連なる下
糸の糸端にエアー吹き付けを行うようにした下糸巻回装
置。 - 【請求項3】 下糸供給源からの下糸を、その導出部か
ら導出しボビンに案内する糸案内手段と、 この糸案内手段によりボビンに案内された下糸を、前記
ボビンに巻き付けるように該ボビンを回転させるボビン
駆動手段と、 前記ボビンに対して下糸を絡み付けるにあたって、前記
糸案内手段によりボビンに案内された下糸を、ボビン軸
に対して下糸の接する方向を特定するように相対的に移
動する下糸移動手段と、 を具備した下糸巻回装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の下糸巻回装置において、 下糸移動手段は、糸案内手段の導出部を、ボビン近傍の
作業位置とこの作業位置から離間する退避位置との間内
で繰り返し所定回数進退させる糸案内移動手段であるこ
とを特徴とする下糸巻回装置。 - 【請求項5】 請求項3記載の下糸巻回装置において、 下糸移動手段は、下糸供給源からの下糸に間欠に張力を
与える張力間欠付与手段であることを特徴とする下糸巻
回装置。 - 【請求項6】 請求項3記載の下糸巻回装置において、 下糸移動手段は、ボビンを軸線方向に所定回数前進・後
退させるボビン移動手段であることを特徴とする下糸巻
回装置。 - 【請求項7】 下糸供給源からの下糸を、ボビンに巻き
付けるように当該ボビンを回転させるボビン駆動手段
と、 このボビン駆動手段と前記ボビンとの間を連結・遮断可
能なクラッチ手段と、 下糸の変位の有無を検出する変位検出手段と、 ボビンに対する下糸巻回の途中に、前記クラッチ手段に
より前記ボビン駆動手段とボビンとの連結を一時遮断
し、この遮断時に前記変位検出手段からの変位の有無に
基づいて、途中まで行った下糸巻回の良否を判定する判
定手段と、 を具備した下糸巻回装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23482395A JP4074673B2 (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 下糸巻回装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23482395A JP4074673B2 (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 下糸巻回装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0956949A true JPH0956949A (ja) | 1997-03-04 |
| JP4074673B2 JP4074673B2 (ja) | 2008-04-09 |
Family
ID=16976949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23482395A Expired - Fee Related JP4074673B2 (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 下糸巻回装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4074673B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09206488A (ja) * | 1996-01-31 | 1997-08-12 | Juki Corp | 下糸自動供給装置 |
| CN108221204A (zh) * | 2016-12-22 | 2018-06-29 | 杰克缝纫机股份有限公司 | 一种割线机构及方法、缝纫机 |
-
1995
- 1995-08-21 JP JP23482395A patent/JP4074673B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09206488A (ja) * | 1996-01-31 | 1997-08-12 | Juki Corp | 下糸自動供給装置 |
| CN108221204A (zh) * | 2016-12-22 | 2018-06-29 | 杰克缝纫机股份有限公司 | 一种割线机构及方法、缝纫机 |
| CN108221204B (zh) * | 2016-12-22 | 2020-06-12 | 杰克缝纫机股份有限公司 | 一种割线机构及方法、缝纫机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4074673B2 (ja) | 2008-04-09 |
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