JPH0957211A - 農産物の選別方法及び装置 - Google Patents

農産物の選別方法及び装置

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JPH0957211A
JPH0957211A JP21576995A JP21576995A JPH0957211A JP H0957211 A JPH0957211 A JP H0957211A JP 21576995 A JP21576995 A JP 21576995A JP 21576995 A JP21576995 A JP 21576995A JP H0957211 A JPH0957211 A JP H0957211A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 選別設備が有する処理能力を高効率に発揮さ
せ、選果場に導入する設備の小型化,設備面積の縮小化
を図る。 【解決手段】 一列搬送式の選別コンベアに対してその
搬送の方向に隔設した複数の作業領域それぞれで多数収
容型の容器から農産物を移載する作業を各独立に行い、
搬送下流側の計測位置で農産物の評価要素を計測する方
法において、計測位置に順次移入される各農産物の生産
者を、選別コンベアへの移載を行った作業領域の情報
と、該当する作業領域に供給されている前記容器の記録
情報とで特定し、かつこの生産者が特定された農産物の
評価データを生産者別に分類して記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リンゴ、梨、柿、
トマト、花等の農産物を、選果場等において生産者毎に
選別評価するために用いられる農産物の選別評価方法及
び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】果実,そ菜類等の農産物を集荷、出荷す
る選果場等では、生産者がコンテナなどの容器に入れて
搬入した農産物を選別コンベアの上で搬送させながら、
例えば撮像装置等による計測処理及び演算処理装置等に
よる画像処理,仕分けなどの処理をして所定の分類で仕
分けする作業が行われている。
【0003】この作業は、農産物を所定の分類に仕分け
て質の揃ったグループ別に包装,出荷するための重要な
選別仕分け作業であると同時に、仕分けた農産物の評価
結果が各生産者に支払われる対価の計算基礎になるとい
う意味でも重要な作業である。このような観点から以下
の説明において「選別」という場合には、所定の分類に
仕分ける意味と農産物の対価計算の基礎となる評価デー
タを演算する「選別評価」の意味とを含むものとする。
【0004】選別評価のためには、評価した農産物がど
の生産者に所属するのかを識別することが必要であり、
従来の選別作業にあっては、この識別のために選別作業
を生産者別に時間をずらせて実施するのが一般的となっ
ている。
【0005】従来のこのような選別方法,装置について
は、例えば果菜類選別方法に関する特公昭59−454
37号公報、電子秤を用いた選別装置に関する特公平2
−34674号公報、荷口毎に評価する選果装置に関す
る実公昭62−5262号公報等に記載されている。
【0006】機械化された設備において農産物の選別を
生産者別に時間をずらせて実施する従来の具体的な方法
としては、選別コンベアへの農産物供給部に複数の引込
コンベアを並設し、これら複数の引込コンベア上に載っ
ている一の生産者の農産物を手作業で選別コンベアに供
給(移載)する方法を挙げることができる。これにより
他の荷口と区別して一の生産者の農産物のみが選別コン
ベア上を搬送される状態が確保される。なお前記のよう
に選別コンベアに対して引込コンベアが複数並設される
のは、多数の作業者が並行作業することで生産性を向上
できるようにするためである。
【0007】また前記処理と併せて、農産物を持ち込ん
だ生産者を識別するために、引込コンベア上に搬入され
た農産物の最初のコンテナに添付されている荷受け伝票
を用いて、専従オペレーターが生産者コード,受け入れ
コンテナ数等の荷口データを評価データ集計処理装置に
入力するのが通常であり、近時においては入力ミスを避
けるため磁気カード、バーコード、IDカード等を利用
することも普及している。
【0008】ところで前記のような選別作業のうちで、
一の生産者の農産物(荷口)を引込コンベアから選別コ
ンベアに移載する作業が終了した後に次の生産者(荷
口)の農産物に切替える際に行われる作業手順は、農産
物の評価データを集計処理することとの関係で重要であ
る。このことを、従来一般に行われている荷口切替えの
作業に則して具体的に説明すると、荷口切替え時におい
て重要とされることの一つは、異なる荷口の農産物が選
別コンベア上で他の荷口の農産物と混じり合う(混在す
る)ことがないようにする点にある。
【0009】前記のように異なる荷口の農産物混在が問
題となるのは、この混在があると農産物の評価を生産者
別に集計できなくなるからであり、また選別コンベア上
で異なる荷口の農産物が混在する可能性を招くのは、上
述設備では生産性向上を目的として複数の引込コンベア
を並設していることに原因している。つまり引込コンベ
アから農産物を選別コンベアに移載する作業が複数の引
込コンベアにおいて同時に終了することは実際上は極め
て稀であるのに、引込コンベア毎に荷口切替えを行なえ
ば必然的に前記混在を招く結果となるからである。
【0010】そこで従来の荷口切替えの作業において
は、引込コンベア上に搬入された一の生産者の全農産物
の移載作業が終了した後に、選別コンベア上に荷の切れ
目(選別コンベア上に農産物が載っていない領域)を作
ることで前記混在を防ぐようにしているのが普通であ
る。例えば選別コンベアがバケット式である場合には、
連続稼働している選別コンベアの中で所定数の空きバケ
ットを連続して流し(移動させ)、この連続した空きバ
ケットの前後では荷口が切り替わったことを明瞭化さ
せ、またこの荷の切れ目を示す空きバケット領域が選別
ライン上に流れて選別作業が休止している間に、荷替わ
りがあったことを専従オペレータが入力し、併せて次の
選別評価を行う生産者の生産者コード等を入力する上述
の作業が行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、荷口の切替え
作業は生産性(選別処理の効率)や設備コストの面から
も考慮される必要があり、この観点から前記のようにし
て行われている従来の荷口の切替え作業を考えると、複
数の引込コンベアを並設した設備で前記の作業を行う
と、一部の引込コンベアの移載作業が終了すればそのコ
ンベアについての移載作業は中断するために、その引込
コンベアに係る作業分だけ選別コンベアに空き領域を生
ずるという問題を招く。また全引込コンベア上の農産物
の移載が終了すれば次の荷口への切替えのために切れ目
明瞭化のための空き領域を作ることは上述の通りであ
る。したがってこれらのことから、全体としての充填率
は上述の夫々の理由で生ずる空き領域の分だけ低下し、
結果として生産性が高く得られないという問題がある。
【0012】この充填率低下の程度は、単位時間当たり
の処理荷口数にもよるが、一般的には選別評価設備が無
駄なく連続稼働(充填率が100%)した場合の処理能
力の20〜30%減となる。このため選果場に導入する
設備は、この能力低下分を考慮して選別処理能力を設計
しなければならないことになり、結果として選別コンベ
アの条数を多めに設計するとか、能力の高い設備を導入
することが必要になって、必要能力の2〜3割高能力の
過剰設備、設置面積の拡大、設備コストの増大につなが
る問題を招く。
【0013】本発明の目的は、選別コンベアに対して引
込コンベアを複数並設した選別設備において、これらの
各引込コンベアから選別コンベアへの移載作業を相互に
制約されることなく各独立に行うことを可能としなが
ら、同時に、異なる生産者の農産物を生産者別に区別し
て選別評価することを可能とし、これによって農産物の
評価データを生産者別に確実に集計処理しながら、同時
に選別コンベアの農産物充填率を実質的に100%とす
ることができて高い生産性を発揮できる農産物の選別方
法、及び装置を提供するところにある。
【0014】また本発明の別の目的の一つは、上述のよ
うに選別設備が本来有する処理能力を効率よく発揮させ
ることで、選果場等に導入する設備の小型化,設備面積
の縮小に有効な農産物の選別方法、及び装置を提供する
ところにある。
【0015】また更に本発明の別の目的は、選果場等に
搬入された農産物に関する荷口情報を入力する専従オペ
レータを必要としない、機械化,自動化に適した設備を
構成するができる農産物の選別方法、及び装置を提供す
るところにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の特徴は、従来の「生産者別の荷口が混在しないよう
に、生産者別に農産物を供給して選別評価する方式」か
ら、「生産者の荷口が供給部で混在しても選別可能な選
別評価する方式」としたまったく新しい生産者別の選別
評価方式の選別方法及び装置を提供するものである。
【0017】すなわち、本発明方法の特徴の一つは、選
別コンベアに対してその搬送の方向に隔設された複数の
作業領域で、それぞれコンテナ等の農産物を多数収容す
る型の容器から農産物を前記選別コンベアに移載する作
業を各独立に行い、かつこれらの作業領域の搬送下流側
に設けた計測位置で農産物の仕分け,評価のための要素
を計測し、この計測結果に基づき農産物の仕分けを行う
選別方法において、前記計測位置に順次に移入される各
農産物の生産者情報を、選別コンベアへの移載を行った
作業領域の情報と、該当する作業領域に供給されている
前記容器の記録情報とで特定し、かつこの生産者が特定
された農産物の評価データを生産者別に分類して記録す
るようにしたところにある。
【0018】前記において、移載作業は二以上の作業領
域で行われればよく、例えばバケットの空きを作らない
ように選別コンベアの搬送速度や移載作業を行う作業者
の数に応じて適宜設定される。なお選別コンベアの構成
はバケット式に限定されるものではなく、農産物を前後
に不定間隔で搬送するベルトコンベア,スラットコンベ
ア、あるいはいわゆるフリートレー式のコンベア等いず
れのものを用いることもできる。
【0019】計測位置で計測される農産物の仕分け,評
価のための要素は、仕分け選別と評価選別の要素が共通
であっても異なっていてもよく、これらの要素として
は、大きさ,重量等の階級要素、傷,形状,色等の外部
等級要素、糖度,熟度等の内部等級要素等から適宜必要
なものが選択採用される。
【0020】選別コンベアへの移載作業を行った作業領
域の情報を得るためには、限定されるものではないが、
例えば、選別コンベアの搬送方向にある程度の長さで設
定した作業領域の最下流の位置に、この作業領域から下
流に移動するバケット上に農産物が載っているか否かを
適宜のセンサ等で検出することにより行うことができ
る。またこの作業領域の情報が検出された農産物の収容
されていた容器の記録情報は、移載作業を行った作業領
域にその時点で供給されていた容器の記録を読み取るこ
とで得ることができる。なお、一つの作業領域で移載さ
れた農産物が収容されていた容器を特定する際に荷口
(生産者)が切替わった時には、該切替わりの時点で該
作業領域に存在しているバケットのすべてが前記センサ
で検出されるまで荷口が切替わった次の容器からの移載
作業を中断すればよい。具体的には荷口切替え時点でそ
の作業領域にランプ等を点灯させて作業中断を指示し、
この時点からその作業領域に存在している数に相当する
例えば8個のバケットが前記センサで検出された時点で
ランプを消灯させて移載作業を再開させるようにするこ
とができる。この作業の中断時間は、通常秒速2〜3個
のバケット搬送速度から考えると、3〜4秒程度であ
り、しかもこの移載作業の中断中は、空になった容器
(コンテナ)を別の場所に排出するための作業を行うと
共に、次の農産物入り容器を作業領域の所定位置まで搬
入する作業を行うことができ、実質的に無駄の少ない選
別が行える。これにより、前記センサで検出した作業領
域の情報に対応して容器の記録情報を確実に一致させる
ことができる。ただし本発明方法がこれに限定されるも
のではなく、前記センサを作業領域の全域に渡った多数
設けるとか、バケットに移載検知手段を設けるなどの方
法を採用することもできる。
【0021】また、前記方法においては更に荷口(生産
者)の切替えを検知,判別するために以下の方法を採用
することができる。すなわち、(1)一つの作業領域に
同じ生産者の農産物を収容した容器を連続して供給する
作業を生産者毎に順次に行い、異なる生産者情報が記録
された容器が該作業領域に供給されたことの検知で先の
生産者の農産物供給の終了を判別する方法、(2)複数
の作業領域に同じ生産者の農産物を収容した容器を分配
供給する作業を生産者毎に順次に行い、異なる生産者情
報が記録された容器が供給されたことが全ての作業領域
で検知されたことで先の生産者の農産物供給の終了を判
別する方法、(3)容器の記録情報を、生産者を識別す
る情報、その生産者の容器総数を示す情報、容器番号を
示す情報とし、前記複数の作業領域に分配供給された該
容器の記録情報を読取って同一生産者の容器数を積算
し、積算した容器数が当該生産者の容器総数となったこ
との検知で当該生産者の農産物供給の終了を判別する方
法などであり、これらの方法を用いることで、生産者別
に農産物の評価データの集計処理を行う時点を求めるこ
とができる。
【0022】本発明は以上の選別方法と共に、農産物の
選別装置を提供することをもう一つの特徴とし、この選
別装置の特徴の一つは、農産物を一列に搬送する選別コ
ンベアと、農産物を多数収容した容器が順次に供給さ
れ、かつ該容器内の農産物を前記選別コンベアに移載す
る作業を各独立に行うように該選別コンベアの搬送方向
に隔設して設定された複数の作業領域と、選別コンベア
の前記作業領域の搬送下流側に配設された秤量手段,撮
像カメラ等の計測装置とを備え、この計測装置により農
産物の仕分け,評価のための要素を計測し、この計測結
果に基づき農産物の仕分けを行う選別装置において、選
別コンベアに農産物を移載する作業が行われた移載作業
領域を農産物それぞれについて識別して出力する移載作
業領域識別信号の出力手段と、前記複数の作業領域に供
給されている容器に記録された少なくとも生産者を識別
する情報を読取って出力する生産者識別信号の出力手段
と、前記計測装置で計測した農産物の評価データを出力
する評価信号の出力手段と、各農産物に係わる前記移載
作業領域識別信号,生産者識別信号及び評価信号を対応
付けする手段と、対応付けされたこれらの信号を入力情
報として各農産物の評価データを生産者別に分類して記
録する演算処理手段とを備えたという構成をなすところ
にある。
【0023】前記において移載作業領域識別信号,生産
者識別信号及び評価信号を対応付けする手段というの
は、限定されるものではないが、例えば、移載の作業領
域をセンサ等で検出して出力されたあるバケットについ
ての移載作業領域識別信号を、この検出時点で作業領域
にある容器の記録情報(生産者識別信号)と結び付け、
これらの信号で特定される農産物と、計測を行ったバケ
ット上の農産物について評価データとを、バケットの送
りピッチで同期させて一致させることができる。また選
別コンベアをフリートレー式とした場合、バケットにバ
ーコード等の固有番号を付して、移載作業を行ったバケ
ットの固有番号を読取りこれを記憶すると共に、計測を
行ったバケットの番号を読取ってこれらを関係付けする
ようにしてもよい。更に、バケットの移送される順番で
一致させることもできる。
【0024】このような選別装置においては、容器に記
録されている記録情報を、生産者を識別する情報、その
生産者の容器総数を示す情報、及び容器番号を示す情報
とし、これらの記録情報を読取って出力された信号を入
力情報とする演算処理装置については、同一生産者の容
器数を積算するカウンタと、積算した容器数が当該生産
者の容器総数となったことの検知で生産者別に農産物供
給の終了を判別する判別手段と、農産物供給終了の判別
に基づいて生産者毎に評価データを集計する集計処理手
段とを有するように構成することで、生産者毎に集計処
理の時点を決めることができるようにしてもよい。
【0025】
【作用】本発明の選別方法においては、複数の作業領域
から選別コンベアへ移載された各農産物の生産者は、こ
の移載を行った作業領域情報と、該当する作業領域に供
給されている容器の記録情報とで特定されると共に、こ
の生産者が特定された農産物の評価データを生産者別に
分類して記憶することができる。これにより、各作業領
域から選別コンベアへの移載作業を相互に制約されるこ
となく各々独立して行うことができ高い生産性を発揮で
きる。また選別装置においては、複数の作業領域におい
て生産者識別信号の出力手段により、農産物が入れられ
た容器の少なくとも生産者識別情報(生産者コード)、
及び必要に応じて容器の総数、容器識別情報が読み取ら
れる。
【0026】選別コンベア上に供給された農産物は、選
別コンベアに沿って設けた作業領域の移載作業領域識別
信号の出力手段の位置を通過することで、移載作業を行
った作業領域が検出され、前記容器から読み取った生産
者識別情報との対応付けがされる。
【0027】次に、選別コンベアの搬送路に沿って設け
られた計測装置によって、仕分け,評価のための要素の
計測が行われる。
【0028】前記生産者識別信号の出力手段によって得
られた生産者識別信号(更に場合により容器総数、容器
識別情報)と、前記移載作業領域識別信号の出力手段に
よって得られた移載作業領域を農産物それぞれについて
検出した信号と、前記計測装置によって得られた評価に
関する評価データ信号とは、検出した都度演算処理手段
に送られる。
【0029】演算処理手段は例えば選別コンベアに、該
選別コンベアの移動と同期してクロック信号を出力する
クロック発生装置を設けて、このクロック発生装置の信
号に基づいて搬送される農産物の搬送位置を経時的に把
握,追跡することができる。この演算処理手段は、例え
ば、選別コンベア上に供給された農産物が最初に遮った
移載作業領域識別信号の出力手段から出力された信号を
起点とし、これに先立ち生産者識別信号の出力手段で読
み取った生産者識別情報を農産物の移動と同期して計測
装置までクロック信号によって移動させ、計測装置の計
測結果である評価データと結び付ける。これにより、同
一の選別コンベア上に複数の作業領域から異なる生産者
の農産物をそれぞれ混在させた状態で搬送しても、生産
者別に評価データを集計することができる。
【0030】また、容器内の農産物を選別コンベアに供
給し終わって次の容器に入れ替わり、新たに生産者識別
信号の出力手段で読み取った容器の生産者識別情報(生
産者コード)を演算処理装置が受け取った時点で、先行
する容器の農産物の選別コンベアヘの供給を終了と判別
することができ、これにより演算処理手段は、当該生産
者の容器の全ての供給が終了したか否かを調べ、全ての
容器が終了していれば、計測装置での計測終了と評価デ
ータの処理とが終わった後に、当該生産者の評価を終了
する処理を行う。
【0031】一方、前記演算処理装置は、新たに受け取
った生産者識別信号の出力手段の生産者識別情報(生産
者コード)が、新しいデータ(異なる生産者)であった
場合は、新たな生産者の容器の農産物の選別が開始され
ると判別し、当該生産者識別情報の農産物の評価データ
格納バッフアー(メモリ)を確保すると同時に、これか
ら当該農産物の作業領域から選別コンベアに供給される
農産物の生産者識別情報を得て、各々の農産物の選別処
理を行う。また、すでに農産物評価データ格納バッフア
ーが確保されていれば評価継続中の荷口として認識し、
同様に各々の農産物の選別処理を行う。
【0032】これにより、荷替わり処理(ロット別の選
別管理)を自動的に行うことができる。
【0033】尚、次の容器からの農産物の供給が行われ
ない時点では、演算処理装置での選別評価終了の合図を
もって、継続中として扱われていた農産物評価データの
格納バッフアーの終了処理を行う。
【0034】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施形態
により説明する。
【0035】第1の実施形態 一般的な選別設備の各種装置を含むシステムとして本発
明を示した図1を参照して本例を以下説明する。
【0036】10は農産物Sをランダムに搭載して選果
場に搬入されるコンテナ(容器)であり、少なくとも生
産者識別情報が記録され、また望ましくはこれに加えて
荷口量(容器の総数)及び容器識別情報(シリアル番
号、固有番号等)が記録されたデータキヤリア1が、後
述するデータ読取装置2a,2bで読み取りするのに適
した位置(外側壁面等)に取り付けられている。このデ
ータキヤリア1は、文字,数字,図形の記号表示あるい
は磁気情報等の記録データを、紙,板,磁性体等に記録
した情報記録媒体である。なお、容器識別情報,荷口量
の各記録をデータキャリア1に記録することが望ましい
のは、これらの記録を利用することで、搬入コンテナ数
量と実際の選別処理数量との一致によりその荷口の作業
終了を確認できるからである。
【0037】選果場に搬入されたコンテナ10は、本例
では一条のコンテナ供給コンベア8に一列に載せられ
て、下記2条の引込コンベア9a,9bに分配供給され
る。
【0038】9a,9bは引込コンベアであり、前記コ
ンテナ供給コンベア8の下流端近傍に対し図示の如く略
直角に2条並設され、選果場に搬入された農産物S入り
コンテナ10がコンテナ供給コンベア8から順次に分配
供給されると、その搬送終端部を移載作業位置として停
止させて該移載作業が行えるように設けられている。2
a,2bはデータ読取装置であり、対応する引込コンベ
ア9a,9bの前記移載作業位置の近傍(図示例では端
部)に各々配置されて、移載作業位置に供給停止された
コンテナ10のデータキヤリア1の記録内容を読み取る
ように設けられている。
【0039】7は一定間隔に設けられたバケットを無端
回動させるバケット式の選別コンベアであり、前記2条
の引込コンベア9a,9bに対し図示の如く略直角な方
向に設けられて、引込コンベア9a,9b上のコンテナ
10から農産物Sがバケットに一つづつ移載される位置
から、計測装置4、仕分装置である排出ソレノイド11
の各位置を通って、農産物Sを仕分け,排出した後再び
前記移載の位置に該バケットを回動させるようになって
いる。また前記2条の引込コンベア9a,9bからバケ
ットに農産物Sを移載する作業は、図1に示すように、
上流側の引込コンベア9bにおいては一個おきのバケッ
トに農産物Sを移載し、下流側の引込コンベア9aでは
残りのバケットに移載を行うように作業することが好ま
しいが、このような作業形態に本発明が限定されるもの
ではない。
【0040】3a,3bは、バケット内の搭載農産物S
を検出するセンサであって、これらのセンサで領域分け
される移載エリアA,B(図3参照)のいずれにおいて
農産物Sが移載されたかを識別する移載エリア識別セン
サである。図3の例で言えば、移載エリアBでは、引込
コンベア9bから農産物Sが移載供給されたか否かを選
別コンベア7の各バケット毎に移載エリア識別センサ3
bが検出し、移載エリアAでは引込コンベア9aから農
産物Sが移載供給されたか否かを移載エリア識別センサ
3aで検出するようになっている。なお、移載エリア識
別センサ3a(つまり最も下流側のセンサ)は、図例で
は計測装置4の前段に配置されているが、計測装置4と
同一であってもよく、更に計測装置4がカメラ等のセン
サの場合その機能を一部使用する構成としてもよい。し
かしながらこの構成(センサ3aが計測装置と同一)
は、下流側の引込コンベア9aの位置と計測装置4との
離間距離が長い場合には供給から検出までの時間が長く
なるので、引込コンベア別(移載エリア別)に一対一に
検出を行うように前記センサを設けることが好ましい場
合が多い。また上述のように各移載エリア別にセンサを
設けることで、上流側のセンサ(図3では3b)で移載
否のバケットを識別できるので、下流側エリアAで農産
物Sを移載したバケットを確実に識別することができ
る。
【0041】4は選別コンベア7のバケットで搬送され
る農産物Sの仕分け,評価のために必要な所定の項目
(仕分け,評価の判定に必要な要素)を計測する計測装
置であり、例えばカメラや重量計測装置または内部品質
検査装置等またはこれらを組み合わせた装置などの所定
の選別要素(評価要素)を計測できる手段で構成され
る。
【0042】5はバケット(農産物)の移動と同期する
信号(バケットクロック信号)を出力する同期クロック
発生装置であり、選別コンベア7の間欠駆動と関連して
設けられることで、図2に示すように所定のバケットの
進行状態の情報を後述の演算処理装置6に送り、この進
行状態情報が計測,仕分け,評価データ集計等に利用さ
れる。これについては後述する。
【0043】11は仕分装置をなす排出ソレノイドであ
り、選別コンベア7の下流側に仕分け区分毎に配置され
ていて、後述の演算装置6からの仕分け信号による指令
を受けて該当する区分に農産物Sを排出すべくバケット
を傾動させる。
【0044】図2は上述した各装置の作動等を制御する
演算処理装置6を、そのハード回路構成と周辺装置との
関係をブロック図で示したものである。
【0045】この演算処理装置6には、前記データ読取
装置2a,2b、移載エリア識別センサ3a,3b、計
測装置4、同期クロック発生装置5からの信号が、それ
ぞれ通信インターフェース604、入出力インターフェ
ース605、計測信号入力インターフェース606を介
して入力するようになっている。
【0046】602は処理手順が記憶されているROM
(リードオンリーメモリ)、603は処理過程おける一
時的なデータメモリーを示すRAM(ランダムアクセス
メモリ)、60lは処理実行するMPU(マイクロプロ
セッサユニット)である。
【0047】演算処理装置6により出力された仕分け信
号は、入出力インターフェース605を介して前記排出
ソレノイドllに出力される。
【0048】またこの演算処理装置6は、得られた荷口
毎の評価データをLAN(ローカルエリアネットワー
ク)インターフェース607を介してパーソナルコンピ
ュータ12に出力する。パーソナルコンピュータ12は
周辺機器としてタッチパネルユニット13又はキーボー
ド、マウス(不図示)、ディスプレイ14、プリンター
15、ハードディスク16を備え、操作、評価データ等
の表示、印刷、データの保存等ができるように構成され
ている。
【0049】本例においては、一条の選別コンベア7上
に複数の農産物Sの作業領域(引込コンベア9a,9
b)から異なる荷口の農産物Sを同時に供給しながら選
別すると共に、仕分け選別とは別に、各農産物の評価デ
ータは荷口別(生産者別)に評価集計することができ
る。すなわち、データキャリア1から読み取った生産者
識別情報(生産者コード),荷口量(容器の総数),容
器識別情報(シリアル番号、固有番号)、及び計測装置
4の計測データは、前記同期クロック発生装置5の情報
を利用して農産物各々に結び付けることができ、当該生
産者の農産物Sの評価データとして集計することができ
る。
【0050】なお、本例の図では、一条の選別コンベア
としたが、この選別コンベアは複数条であってもよく、
更に、引込コンベア9についてもその数は任意に設置す
ることができる。この条数の設定は、通常各選果場の選
別処理量に基づいて設定される。
【0051】この処理方法について図3、図4、図5を
参照して説明すると、図3は荷口切替時の図lの供給部
の詳細を示す図であり、甲の生産者から乙の生産者に切
り替わる時点で、引込コンベア9a上には、先行する甲
の生産者のコンテナ10が在り、移載エリア識別センサ
3bで仕切られた下流側の移載エリアAからは生産者甲
の農産物Sが選別コンベア7に供給される。他方、移載
エリアBからは次の生産者乙の農産物Sが供給される。
このため選別コンベア7上には、図4に示す通り甲と乙
の農産物Sが混在して搬送されることになる。
【0052】図4は選別コンベア7上に異なる荷口の農
産物Sが混在搬送されている状態を示す図であり、選別
コンベア7上で搬送される農産物Sは、計測装置4を通
過後には個々に甲、乙の生産者識別情報(生産者コー
ド)と計測装置4の計測データとが結び付けられて搬送
されるようになっているので、甲、乙についてはそれぞ
れが搬入した農産物Sの評価データを各々の生産者に対
応して集計することができる。したがって、一条の選別
コンベアで複数の生産者の荷口を同時に選別することが
可能となる。
【0053】図5は、複数の作業領域から選別コンベア
7上に供給された異なる生産者の農産物Sを選別コンベ
ア7の移動と同期して進行させて計測装置4に送り込み
計測する進行状態を説明する図であり、これらの図から
わかるように、読み取られて記憶された生産者識別情報
はコンベアの移動と同期して送られて計測装置4で計測
された計測データと結び付けることができる。
【0054】以上の処理のために、図2のRAM603
には、図5で説明するように移載エリアに関するデータ
(すなわちバケットに載っている農産物Sの生産者の識
別情報)を登録するためのトラッキングバッファーとト
ラッキングバッファーのアドレスポインターが設けられ
ている。なお実施例では、トラッキングバッファーを用
いて生産者識別情報と計測データとを結び付けるように
説明したが、異なる方式としては、例えば、バケットに
バーコード等により固有情報を付与し、この番号と共に
生産者識別情報を記憶させておく。更に計測の際にもこ
の番号を読取り、この番号と共に計測データを記憶させ
ておく。このようにすることで、バケットの固有番号か
ら生産者の識別情報と計測データとを得ることもでき
る。
【0055】図5で模式的に示したトラッキングバッフ
ァーは、上流側の移載エリア識別センサ3bと計測装置
4との距離を同期クロック発生装置5の発生パルス数に
換算した数に関係してバッファー容量(0、1、2・・
ll)が与えられ、アドレスポインターはトラッキング
バッファーのアドレスを指し示すもので、バッファー容
量と一致した時点で0に戻され、トラッキングバッファ
ーをリング状に管理するようにしている。本例では、図
5に示すように移載エリア識別センサ3bと計測装置4
との間が10クロックであるので、トラッキングバッフ
ァー容量を12とした構成とされている。なお図5にお
いてトラッキングバッファーを時計状に表現しているの
は、処理の説明を分かり易くするためであって、これが
実際の構成を示すものではない。
【0056】このトラッキングバッファーへ同期クロッ
ク発生装置5の出力したクロック信号に基づいて生産者
識別情報を登録する手順を図6のフローチャート図によ
り示した。
【0057】以上のようにして行われる本例装置による
動作を、経時的な処理手順にしたがって以下説明する。
【0058】(1) コンテナ10が選果場に搬入され
ると、図示しない荷受けラインに設けたデータ書込制御
装置により生産者に関するデータが入力され、データ書
込装置により、各々の農産物入りコンテナl0に取り付
けられているデータキヤリア1に荷口に関する情報(生
産者識別情報、総コンテナ数、シリアル番号等)が記録
される。
【0059】(2) 荷受けラインからコンテナ供給コ
ンベア8を経て引込コンベア9a,9bに分配供給され
たコンテナ10は、このコンテナ10に取り付けられて
前記所定の情報が記録されているデータキヤリア1の記
録内容が、データ読取装置2a,2bによって読み取ら
れる。これによって、選別コンベア7のバケットに供給
される農産物Sがどの生産者のものであるかの情報がデ
ータ通信手段を介して演算処理装置6に伝達される。
【0060】(3) 供給作業者20は農産物入りコン
テナ10から取りだした農産物Sを、移載エリア識別セ
ンサ3a,3bで仕切られた各エリア内の選別コンベア
7のバケットに供給移載する。
【0061】(4) 選別コンベア7で搬送される農産
物Sを移載エリア識別センサ3a,3bが検出すること
で、これがどのエリアで選別コンベア7に移載されたか
が検出される。この移載エリア識別センサ3a,3bで
検出された信号は、各バケットに搭載の農産物Sの生産
者を特定するために演算処理装置6に出力される。
【0062】(5) 選別コンベア7で搬送される農産
物Sが計測装置4を通過すると、農産物Sの例えば等級
及び階級等の仕分け,評価の判定に必要な項目が計測さ
れてその計測データは演算処理装置6へ送られる。
【0063】(6) 演算処理装置6は、前記データ読
取装置2a,2bにより検出された生産者に関するデー
タ(生産者識別情報)と、移載エリア識別センサ3によ
り検出された選別コンベア7上の農産物Sの生産者を特
定する信号と、計測装置4により計測された農産物Sの
評価のための信号とを、前記同期信号(クロック信号)
に基づいて1つの農産物Sに関するデータとして結合す
る。計測した際に、該当する生産者の評価データバッフ
ァーにその計測結果と評価結果とを登録する手順を図7
のフローチャート図により示した。
【0064】(7) 前記計測装置4で計測された計測
データは、例えば演算処理装置6内にあらかじめ設定さ
れている等級及び階級等の区分値と比較されて農産物S
の等級と階級として判定される。この段階で、計測装置
4を通過し終わった農産物Sが、どの生産者(荷口)の
ものであったか、仕分け、評価のための等級及び階級が
何であったかが特定される。演算処理装置6は、前記に
より得た等級別階級別の仕分け信号を農産物Sの移動と
同期して排出ソレノイド11へ出力する。
【0065】以上の処理によれば、図4の様に選別コン
ベア7上に複数の生産者(荷口)の農産物Sが混在した
状態で供給、搬送されても、選別コンベア7上の各バケ
ットに搭載されている個々の農産物Sに関する生産者デ
ータと、等級及び階級判定結果の評価データとが結合さ
れているので、各生産者別に農産物の評価結果の集計が
確実に行えることになる。
【0066】各生産者毎に評価結果を集計する処理につ
いて図8を参照して更に説明する。図8は演算処理装置
6のRAM603に確保される生産者別計測評価データ
バッファー領域を説明する図である。
【0067】(8) 演算処理装置6は、データ読取装
置2で読み取った農産物入りコンテナ10のデータキャ
リア1の内容(生産者識別情報、荷口総コンテナ数、シ
リアル番号)を通信インタフェース604を介して受取
る。
【0068】(9) データキャリア1の内容が入力さ
れると、演算処理装置6は、移載エリア毎にRAM60
3にその領域を確保した農産物コンテナ受付バッファー
603lが空であるか登録済みであるかを検索する。
【0069】(10) 空の場合は、RAM603に領
域を確保した複数の評価データバッファー6032を検
索し、(8)で受け取った生産者コードのバッファーが
確保されているか否かを検索する。
【0070】(11) 確保されていない場合は、新た
な評価荷口として空のバッファーに生産者コード、総コ
ンテナ数を登録してバッファーを確保する。
【0071】(12) また、(9)で既に先行のコン
テナの処理が行われ、農産物コンテナ受付バッファー6
031に登録済みの場合は、先行のコンテナの生産者コ
ードを基に評価データバッファー6032を検索し、コ
ンテナ番号を基に該当バッファーのコンテナ終了フラグ
を立てる。
【0072】(13) さらに、総コンテナ数とコンテ
ナ終了フラグを照らし合わせ、該当荷口の全てのコンテ
ナが供給終了したか調べる。
【0073】(14) 供給終了の場合、該当する供給
口の手前から計測装置4までの距離に対応する同期クロ
ック発生装置5で発生するクロックパルス数を、トラッ
キングカウンターに登録する。
【0074】(15) 以上の(9)〜(14)の後
に、(8)で受け取ったデータキャリアの内容(生産者
コードとコンテナ番号)を農産物コンテナ受付バッファ
ー6031に登録する。
【0075】(16) 一方、(14)で登録した評価
データバッファー6032のトラッキングカウンター値
は、選別コンベア7の移動に伴って、同期クロック装置
5で発生するクロックパルス信号を、入出力インターフ
ェース905を介して受け取った都度ダウンカウントさ
せる。
【0076】(17) さらにトラッキングカウンター
がゼロになったか調べる。
【0077】(18) ゼロ、つまり選別コンベア7に
投入した最終の農産物Sが計測装置4に到達し、最終の
農産物Sの計測処理後に評価データバツファー6032
に計上されたことになり荷口終了処理をおこなう。
【0078】荷口終了処理は、評価データバッファー6
032のデータをLANインターフェース607を介し
てパーソナルコンピュータ12に転送し、同装置のプリ
ンター15による評価伝票の発行、ハードディスク16
にデータ格納を行う。
【0079】(19) その後、評価データバッファー
6032をクリヤーし、次の使用を許可する。
【0080】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の方法及び装
置によれば、以下に述べる効果が奏される。
【0081】(l) 選別コンベアに対して引込コンベ
アを複数並設した選別設備において、これらの各引込コ
ンベアから選別コンベアへの移載作業を相互に制約され
ることなく各独立に行うことを可能としながら、同時
に、異なる生産者の農産物を生産者別に区別して選別評
価することを可能としたので、農産物の評価データを生
産者別に確実に集計処理しながら、同時に選別コンベア
の農産物充填率を実質的に100%とする高い生産性を
達成できる。
【0082】(2) 前記のように、選別コンベア等の
各装置が本来有する処理能力を有効に発揮させることが
できるので、選果場等に導入する設備の小型化,設備面
積の縮小が達成される。
【0083】(3) 選果場等に搬入された農産物に関
する荷口情報を入力する専従オペレータを必要としない
ので、機械化,自動化した省力化設備を実現することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した選別装置の全体構成の概要を
示した図。
【図2】図1の装置に用いる演算処理装置のハード構成
とその周辺装置の関係を示したブロック図。
【図3】図1の選別装置における引き込みコンベアから
選別コンベアへの農産物移載作業時の状態を説明するた
めの詳細図。
【図4】図1の選別装置における計測部分におけるバケ
ットの進行状態を示した図。
【図5】図1の選別装置における生産者識別情報等と計
測データを結び付けるトラッキングバッファ等による処
理を説明するための図。
【図6】図5におけるトラッキングバッファーへバケッ
ト上の農産物の生産者識別情報等を登録する手順を示す
フローチャート図。
【図7】農産物の計測が完了した際に、該当する生産者
の評価データバッファーにその計測結果と評価結果とを
登録する手順を示したフローチャート図。
【図8】演算処理装置のRAMに確保される生産者別計
測評価データバッファ領域を説明する図。
【符号の説明】
1・・・データキャリア、2a,2b・・・データ読取
装置、3a,3b・・・移載エリア識別センサ、4・・
・計測装置、5・・・同期クロック発生装置、6・・・
演算処理装置、7・・・選別コンベア、8・・・コンテ
ナ供給コンベア、9a,9b・・・引込コンベア、10
・・・コンテナ、11・・・排出ソレノイド、12・・
・パーソナルコンピュータ、13・・・タッチパネルユ
ニット、14・・・ディスプレイ、15・・・プリンタ
ー、16・・・ハードディスク。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選別コンベアに対してその搬送の方向に
    隔設された複数の作業領域で、それぞれ多数収容型の容
    器から農産物を前記選別コンベアに移載する作業を各独
    立に行い、かつこれらの作業領域の搬送下流側に設けた
    計測位置で農産物の仕分け,評価のための要素を計測
    し、この計測結果に基づき農産物の仕分けを行う選別方
    法において、 前記計測位置に順次に移入される各農産物の生産者を、
    選別コンベアへの移載を行った作業領域の情報と、該当
    する作業領域に供給されている前記容器の記録情報とで
    特定し、かつこの生産者が特定された農産物の評価デー
    タを生産者別に分類して記録することを特徴とする農産
    物の選別方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、一つの作業領域に同
    じ生産者の農産物を収容した容器を連続して供給する作
    業を生産者毎に順次に行い、異なる生産者情報が記録さ
    れた容器が該作業領域に供給されたことの検知で先の生
    産者の農産物供給の終了を判別することを特徴とする農
    産物の選別方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、複数の作業領域に同
    じ生産者の農産物を収容した容器を分配供給する作業を
    生産者毎に順次に行い、異なる生産者情報が記録された
    容器が供給されたことが全ての作業領域で検知されたこ
    とで先の生産者の農産物供給の終了を判別することを特
    徴とする農産物の選別方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記容器の記録情報
    を、生産者を識別する情報、その生産者の容器総数を示
    す情報、容器番号を示す情報とし、前記複数の作業領域
    に分配供給された容器の該記録情報を読取って同一生産
    者の容器数を積算し、積算した容器数が当該生産者の容
    器総数となったことの検知で当該生産者の農産物供給の
    終了を判別することを特徴とする農産物の選別方法。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし4のいずれかにおいて、
    農産物供給の終了が判別された生産者別に評価データの
    集計処理をすることを特徴とする農産物の選別方法。
  6. 【請求項6】 農産物を一列に搬送する選別コンベア
    と、農産物を多数収容した容器が順次に供給され、かつ
    該容器内の農産物を前記選別コンベアに移載する作業を
    各独立に行うように該選別コンベアの搬送方向に隔設し
    て設定された複数の作業領域と、選別コンベアの前記作
    業領域の搬送下流側に配設された計測装置とを備え、こ
    の計測装置により農産物の仕分け,評価のための要素を
    計測し、この計測結果に基づき農産物の仕分けを行う選
    別装置において、 選別コンベアに農産物を移載する作業が行われた移載作
    業領域を農産物それぞれについて識別して出力する移載
    作業領域識別信号の出力手段と、前記複数の作業領域に
    供給されている容器に記録された少なくとも生産者を識
    別する情報を読取って出力する生産者識別信号の出力手
    段と、前記計測装置で計測した農産物の評価データを出
    力する評価データ信号の出力手段と、各農産物に係わる
    前記移載作業領域識別信号,生産者識別信号及び評価デ
    ータ信号を対応付けする手段と、該対応付けがされたこ
    れらの信号を入力情報として各農産物の評価データを生
    産者別に分類して記録する演算処理手段とを備えたこと
    を特徴とする農産物の選別装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記容器に記録され
    ている記録情報は、生産者を識別する情報、その生産者
    の容器総数を示す情報、及び容器番号を示す情報であ
    り、これらの記録情報を読取って出力された信号を入力
    情報とする演算処理装置は、同一生産者の容器数を積算
    するカウンタと、積算した容器数が当該生産者の容器総
    数となったことの検知で生産者毎に農産物供給の終了を
    判別する判別手段と、農産物供給終了の判別に基づいて
    生産者毎に評価データの集計処理をする集計処理手段と
    を有することを特徴とする農産物の選別装置。
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