JPH0957617A - 加工予測制御方法及び加工予測装置 - Google Patents
加工予測制御方法及び加工予測装置Info
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- JPH0957617A JPH0957617A JP20806495A JP20806495A JPH0957617A JP H0957617 A JPH0957617 A JP H0957617A JP 20806495 A JP20806495 A JP 20806495A JP 20806495 A JP20806495 A JP 20806495A JP H0957617 A JPH0957617 A JP H0957617A
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Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加工状態の測定が間欠的に行われる場合の予
測制御方法を、途中で加工条件が変化する加工方法に適
用した場合にも、常に正確な加工が行われるようにする
ことを目的とする。 【解決手段】 直前及びその前の測定値を記憶する第1
の記憶手段31と第2の記憶手段32と、記憶された測定値
の差から加工速度を算出する加工速度算出手段33と、各
加工条件での総加工量を算出する加工総量算出部34と、
加工速度と総加工量から加工条件を変更するタイミング
を算出する切り換え予測時間算出部35とを備え、測定値
に従って加工条件を変更しながら加工を行う加工予測装
置において、加工条件を変更する時に、直前の2回の測
定値の差が、変更される加工条件での総加工量に対し
て、所定の割合以上であるかを判定する比較部36を備
え、所定の割合以上である場合には、測定値をリセット
して新たに加工状況を予測する。
測制御方法を、途中で加工条件が変化する加工方法に適
用した場合にも、常に正確な加工が行われるようにする
ことを目的とする。 【解決手段】 直前及びその前の測定値を記憶する第1
の記憶手段31と第2の記憶手段32と、記憶された測定値
の差から加工速度を算出する加工速度算出手段33と、各
加工条件での総加工量を算出する加工総量算出部34と、
加工速度と総加工量から加工条件を変更するタイミング
を算出する切り換え予測時間算出部35とを備え、測定値
に従って加工条件を変更しながら加工を行う加工予測装
置において、加工条件を変更する時に、直前の2回の測
定値の差が、変更される加工条件での総加工量に対し
て、所定の割合以上であるかを判定する比較部36を備
え、所定の割合以上である場合には、測定値をリセット
して新たに加工状況を予測する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工途中で被加工
物の加工状況を時間間隔をおいて測定し、次の測定まで
の間はそれまでの測定値から加工状況を予測して予測値
を算出し、その予測値に基づいて制御信号を発生する加
工予測制御方法及び加工予測装置に関し、特に加工途中
に加工条件を変更した場合にもより適切な予測が可能な
加工予測制御方法及び加工予測装置に関する。
物の加工状況を時間間隔をおいて測定し、次の測定まで
の間はそれまでの測定値から加工状況を予測して予測値
を算出し、その予測値に基づいて制御信号を発生する加
工予測制御方法及び加工予測装置に関し、特に加工途中
に加工条件を変更した場合にもより適切な予測が可能な
加工予測制御方法及び加工予測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】研削加工においては、加工精度向上のた
め加工中の被加工物を測定し、測定した加工状況に基づ
いて加工の制御が行われることがある。このような加工
方法を行う代表的な例がインプロセス自動定寸装置であ
り、被加工物の研削加工を行うと同時に、その被加工物
の寸法変化を連続して測定し、その結果に応じて加工条
件の変更及び加工停止等の動作の制御を自動的に行って
いる。
め加工中の被加工物を測定し、測定した加工状況に基づ
いて加工の制御が行われることがある。このような加工
方法を行う代表的な例がインプロセス自動定寸装置であ
り、被加工物の研削加工を行うと同時に、その被加工物
の寸法変化を連続して測定し、その結果に応じて加工条
件の変更及び加工停止等の動作の制御を自動的に行って
いる。
【0003】研削等の加工においては、加工時間と加工
精度、及び加工面の状態が問題であり、加工時間が短
く、良好な加工精度と加工面が得られることが望まし
い。そこで、通常は加工の初めの段階で仕上げ状態は良
好ではないが加工速度が大きい粗研を行い、ある程度目
標値に近づいた時点で、仕上げ状態は良好であるが加工
速度は小さい精研を行い、更にスパークアウトと呼ばれ
るより仕上げ状態は良好であるが加工速度は小さい加工
を行うことで、高い加工効率と良好な加工精度及び仕上
げ具合を実現している。このような途中で加工条件を変
更する加工方法は研削に限らず広く行われている。
精度、及び加工面の状態が問題であり、加工時間が短
く、良好な加工精度と加工面が得られることが望まし
い。そこで、通常は加工の初めの段階で仕上げ状態は良
好ではないが加工速度が大きい粗研を行い、ある程度目
標値に近づいた時点で、仕上げ状態は良好であるが加工
速度は小さい精研を行い、更にスパークアウトと呼ばれ
るより仕上げ状態は良好であるが加工速度は小さい加工
を行うことで、高い加工効率と良好な加工精度及び仕上
げ具合を実現している。このような途中で加工条件を変
更する加工方法は研削に限らず広く行われている。
【0004】従って、研削加工のインプロセス自動定寸
装置においては、測定結果に応じて粗研、精研、スパー
クアウト、加工停止等の研削動作の制御を自動的に行っ
ている。ところが小さな被加工物の内面を研削するよう
な場合には、内部に研削砥石を入れた状態で内径測定装
置の測定子をその内面に挿入することはできない。そこ
でこのような被加工物に対しては、被加工物内面に研削
砥石と内径測定装置の測定子を交互に挿入し、その間欠
的な測定結果に基づいて加工を制御することが行われ
る。ところがこのような自動定寸加工の制御方法におい
ては、測定と測定の間、つまり研削途中においてその被
加工物の寸法が定寸に達しても次の測定までは定寸信号
は発せられずに研削が続行されるため、被加工物の仕上
がり寸法に誤差を生じることになる。
装置においては、測定結果に応じて粗研、精研、スパー
クアウト、加工停止等の研削動作の制御を自動的に行っ
ている。ところが小さな被加工物の内面を研削するよう
な場合には、内部に研削砥石を入れた状態で内径測定装
置の測定子をその内面に挿入することはできない。そこ
でこのような被加工物に対しては、被加工物内面に研削
砥石と内径測定装置の測定子を交互に挿入し、その間欠
的な測定結果に基づいて加工を制御することが行われ
る。ところがこのような自動定寸加工の制御方法におい
ては、測定と測定の間、つまり研削途中においてその被
加工物の寸法が定寸に達しても次の測定までは定寸信号
は発せられずに研削が続行されるため、被加工物の仕上
がり寸法に誤差を生じることになる。
【0005】このような誤差を低減するため、従来よ
り、種々の予測制御方法が考えられているが、基本的に
は、直前の測定値における変化から次の測定値も同様に
変化するものと予測する方法である。本発明は、このよ
うなそれまでの測定値から次の加工における加工状況の
予測値を求め、この予測値に従って加工を行う加工予測
制御方法及び加工状況予測装置を対象とする。なお、加
工予測制御方法は上記のような内径測定を行う場合だけ
でなく、処理能力等の関係で測定が連続的に行えない場
合にも有効である。
り、種々の予測制御方法が考えられているが、基本的に
は、直前の測定値における変化から次の測定値も同様に
変化するものと予測する方法である。本発明は、このよ
うなそれまでの測定値から次の加工における加工状況の
予測値を求め、この予測値に従って加工を行う加工予測
制御方法及び加工状況予測装置を対象とする。なお、加
工予測制御方法は上記のような内径測定を行う場合だけ
でなく、処理能力等の関係で測定が連続的に行えない場
合にも有効である。
【0006】図4はこのような間欠的な測定結果に基づ
いて加工を制御する従来例の構成を示す図である。図4
において、参照番号100は円筒状の穴101が加工さ
れる被加工物である。1は内面研削盤の定寸加工装置で
あり、2は被加工物100の穴101の内面を研削する
砥石であり、3は砥石2を移動させる砥石制御機構であ
り、4は切り込み制御機構である。11は、非加工物1
00の穴101の内径を測定する測定器であり、ここで
は電気マイクロメータの例を示した。測定ヘッド11
は、砥石2の動作に同期して穴101の内部への挿入と
退避が繰り返される。12は測定ヘッド11の検出信号
を増幅するアンプであり、13はアンプ12の出力を整
流するオシレーション検出回路であり、14はオシレー
ション検出回路13の出力を積分して標本化する積分サ
ンプリング回路であり、15は積分サンプリング回路1
4の出力をディジタル信号に変換するA/D変換器であ
り、16はオシレーション検出回路13の出力からオシ
レーション間隔を検出する検出タイマであり、17は加
工条件の変更タイミングの予測時間を計数する予測タイ
マであり、18は予測タイマ17からの信号で割り込み
信号を発生する割り込みコントローラであり、19は加
工状況の予測を行うCPUであり、20はCPU19の
出力する加工条件の変更タイミングに従って、切り込み
制御機構4に信号点信号を出力する信号点制御回路であ
る。オシレーション間隔検出タイマ16は、オシレーシ
ョン検出回路13の出力から測定器11の出力が有効で
ある期間示す信号を生成し、CPU19はこの信号に従
ってA/D変換器15の出力するディジタル信号を読み
取る。CPU19は、A/D変換器15の出力及びあら
かじめ分かっているか又は定寸加工装置1から得られる
加工条件に従って加工条件を変更するタイミングを予測
して、予測タイマ17にタイマ値を設定する。予測タイ
マ17が設定された時間を計数すると、これを受けて割
り込みコントローラ18がCPU19に割り込み信号を
発生させ、CPU19は信号点制御回路20に加工条件
を切り換えるタイミングであることを示す信号を出力
し、これが信号点制御回路20から切り込み制御機構4
に印加され、加工条件が変更される。
いて加工を制御する従来例の構成を示す図である。図4
において、参照番号100は円筒状の穴101が加工さ
れる被加工物である。1は内面研削盤の定寸加工装置で
あり、2は被加工物100の穴101の内面を研削する
砥石であり、3は砥石2を移動させる砥石制御機構であ
り、4は切り込み制御機構である。11は、非加工物1
00の穴101の内径を測定する測定器であり、ここで
は電気マイクロメータの例を示した。測定ヘッド11
は、砥石2の動作に同期して穴101の内部への挿入と
退避が繰り返される。12は測定ヘッド11の検出信号
を増幅するアンプであり、13はアンプ12の出力を整
流するオシレーション検出回路であり、14はオシレー
ション検出回路13の出力を積分して標本化する積分サ
ンプリング回路であり、15は積分サンプリング回路1
4の出力をディジタル信号に変換するA/D変換器であ
り、16はオシレーション検出回路13の出力からオシ
レーション間隔を検出する検出タイマであり、17は加
工条件の変更タイミングの予測時間を計数する予測タイ
マであり、18は予測タイマ17からの信号で割り込み
信号を発生する割り込みコントローラであり、19は加
工状況の予測を行うCPUであり、20はCPU19の
出力する加工条件の変更タイミングに従って、切り込み
制御機構4に信号点信号を出力する信号点制御回路であ
る。オシレーション間隔検出タイマ16は、オシレーシ
ョン検出回路13の出力から測定器11の出力が有効で
ある期間示す信号を生成し、CPU19はこの信号に従
ってA/D変換器15の出力するディジタル信号を読み
取る。CPU19は、A/D変換器15の出力及びあら
かじめ分かっているか又は定寸加工装置1から得られる
加工条件に従って加工条件を変更するタイミングを予測
して、予測タイマ17にタイマ値を設定する。予測タイ
マ17が設定された時間を計数すると、これを受けて割
り込みコントローラ18がCPU19に割り込み信号を
発生させ、CPU19は信号点制御回路20に加工条件
を切り換えるタイミングであることを示す信号を出力
し、これが信号点制御回路20から切り込み制御機構4
に印加され、加工条件が変更される。
【0007】電気マイクロメータ等の接触型の検出器の
替わりに、エアマイクロメータ等を用いても基本的な構
成は同じである。図5はこのような途中で加工条件を変
更する加工方法に、上記の加工予測制御方法を適用した
場合の加工状態の変化を説明する図である。図5に示す
ように、加工は粗研・精研・スパークアウト・加工停止
の順で行われ、測定値があらかじめ設定された精研切り
換え点X・スパークアウト切り換え点Y・最終寸法(定
寸点)Zになった時点で加工条件の変更が行われる。加
工部分の寸法の測定、すなわちサンプリングは一定周期
で行われる。触針の挿入中には少なくとも測定中の面に
ついては加工は行われないので、ほぼ一定の測定値が得
られる。触針の接触位置による差や雑音の影響を除くた
め、測定値は積分サンプリング回路14でサンプリング
期間の間積分され、その積分値が測定結果をして出力さ
れる。上記のように、加工と測定が交互に行われるた
め、測定値が出力される間には加工は行われておらず、
得られる測定値は直前の加工が終了した状態の測定値と
言える。加工中の状態をそれまでの測定で得られた測定
値から予測するが、この予測は、通常外挿法で予測す
る。例えば、あるサンプリング点の測定値と前のサンプ
リング点での測定値の差が得られた場合、次のサンプリ
ング点までは測定値がその割合で変化するものと予測す
る。例えば、精研工程におけるサンプリング点CとDか
ら次のサンプリング点Eが予測される。この場合、精研
工程における単位時間当たりの加工量はほぼ一定である
からサンプリング点Eにおける測定値はかなりの高精度
で予測することが可能である。そして、予測した次の測
定値まで一定に変化するとして、その間に加工条件を変
更する切り換え点になる場合には、その点までの時間を
比例計算して予測タイマ17にその時間を設定してい
た。
替わりに、エアマイクロメータ等を用いても基本的な構
成は同じである。図5はこのような途中で加工条件を変
更する加工方法に、上記の加工予測制御方法を適用した
場合の加工状態の変化を説明する図である。図5に示す
ように、加工は粗研・精研・スパークアウト・加工停止
の順で行われ、測定値があらかじめ設定された精研切り
換え点X・スパークアウト切り換え点Y・最終寸法(定
寸点)Zになった時点で加工条件の変更が行われる。加
工部分の寸法の測定、すなわちサンプリングは一定周期
で行われる。触針の挿入中には少なくとも測定中の面に
ついては加工は行われないので、ほぼ一定の測定値が得
られる。触針の接触位置による差や雑音の影響を除くた
め、測定値は積分サンプリング回路14でサンプリング
期間の間積分され、その積分値が測定結果をして出力さ
れる。上記のように、加工と測定が交互に行われるた
め、測定値が出力される間には加工は行われておらず、
得られる測定値は直前の加工が終了した状態の測定値と
言える。加工中の状態をそれまでの測定で得られた測定
値から予測するが、この予測は、通常外挿法で予測す
る。例えば、あるサンプリング点の測定値と前のサンプ
リング点での測定値の差が得られた場合、次のサンプリ
ング点までは測定値がその割合で変化するものと予測す
る。例えば、精研工程におけるサンプリング点CとDか
ら次のサンプリング点Eが予測される。この場合、精研
工程における単位時間当たりの加工量はほぼ一定である
からサンプリング点Eにおける測定値はかなりの高精度
で予測することが可能である。そして、予測した次の測
定値まで一定に変化するとして、その間に加工条件を変
更する切り換え点になる場合には、その点までの時間を
比例計算して予測タイマ17にその時間を設定してい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、加工条件を変
更した場合には、それまでの単位時間当たりの加工量が
変化することになるため、それまでの測定値から次の測
定値を予測すると誤差が大きくなる。これまでは、加工
条件の変更に伴う単位時間当たりの加工量の変化があま
り大きくなく、加工条件を変更した時にたとえ誤差が大
きくても加工条件の変更後に2回のサンプリングが行わ
れた時点で誤差が小さくなることを前提としており、直
前の2回の測定値から次の測定値を予測する方法でもあ
まり問題はなかった。
更した場合には、それまでの単位時間当たりの加工量が
変化することになるため、それまでの測定値から次の測
定値を予測すると誤差が大きくなる。これまでは、加工
条件の変更に伴う単位時間当たりの加工量の変化があま
り大きくなく、加工条件を変更した時にたとえ誤差が大
きくても加工条件の変更後に2回のサンプリングが行わ
れた時点で誤差が小さくなることを前提としており、直
前の2回の測定値から次の測定値を予測する方法でもあ
まり問題はなかった。
【0009】しかし、近年の研削盤は、サーボ技術の向
上に伴い、研削時間を短くするために、粗研での切り込
み量が大きくなる傾向にあり、更には、精研での切り込
み量もスパークアウトでの切り込み量に対して相対的に
大きくなる傾向にある。そのため、加工条件の変更に伴
い単位時間当たりの加工量が大きく変化することにな
る。上記のように、従来の予測方法は、加工条件の変更
に伴う単位時間当たりの加工量の変化が小さいことを前
提としており、加工条件の変更に伴い単位時間当たりの
加工量が大きく変化すると、それまでの測定値の変化が
大きいため、加工が高速に進んでいると判断して次の加
工条件の変更を行う寸法に達したと判定するオーバプレ
ディクションと呼ばれる問題が発生する。特に、仕上が
り寸法(定寸点)近くで、研削工程を、図5のような精
研及びスパークアウト工程だけでなく、仕上げ切り込み
工程、仕上げオーバカット工程、スパークアウト工程、
オーバフィード工程等に細かく分ける場合には、オーバ
プレディクションにより実際の加工状態より早く切り換
え信号あるいは定寸信号が出力されるという問題が生じ
ていた。
上に伴い、研削時間を短くするために、粗研での切り込
み量が大きくなる傾向にあり、更には、精研での切り込
み量もスパークアウトでの切り込み量に対して相対的に
大きくなる傾向にある。そのため、加工条件の変更に伴
い単位時間当たりの加工量が大きく変化することにな
る。上記のように、従来の予測方法は、加工条件の変更
に伴う単位時間当たりの加工量の変化が小さいことを前
提としており、加工条件の変更に伴い単位時間当たりの
加工量が大きく変化すると、それまでの測定値の変化が
大きいため、加工が高速に進んでいると判断して次の加
工条件の変更を行う寸法に達したと判定するオーバプレ
ディクションと呼ばれる問題が発生する。特に、仕上が
り寸法(定寸点)近くで、研削工程を、図5のような精
研及びスパークアウト工程だけでなく、仕上げ切り込み
工程、仕上げオーバカット工程、スパークアウト工程、
オーバフィード工程等に細かく分ける場合には、オーバ
プレディクションにより実際の加工状態より早く切り換
え信号あるいは定寸信号が出力されるという問題が生じ
ていた。
【0010】例えば、図5においては、サンプリング点
BとCの間に精研への切り換え点が存在し、サンプリン
グ点EとFの間に精研への切り換え点が存在する。サン
プリング点Dは、サンプリング点BとCの測定値から予
測されるため、Pであると予測され、実際のサンプリン
グ点Dとは大きな誤差を有することになる。しかし、P
であると予測されても、Pではスパークアウト切り換え
点には達していないため、サンプリング点Dで測定が行
われ、サンプリング点CとDの測定値からサンプリング
点E、更にはスパークアウト切り換え点Yが正確に予測
される。しかし、図5におけるスパークアウトへの切り
換え後、サンプリング点Fでの測定が行われ、その測定
値とサンプリング点Eでの測定値からQが予測される
が、Qは定寸点を越えているため、この予測に従えばそ
の途中で加工が停止され、目標とする定寸点になる前に
終了することになる。
BとCの間に精研への切り換え点が存在し、サンプリン
グ点EとFの間に精研への切り換え点が存在する。サン
プリング点Dは、サンプリング点BとCの測定値から予
測されるため、Pであると予測され、実際のサンプリン
グ点Dとは大きな誤差を有することになる。しかし、P
であると予測されても、Pではスパークアウト切り換え
点には達していないため、サンプリング点Dで測定が行
われ、サンプリング点CとDの測定値からサンプリング
点E、更にはスパークアウト切り換え点Yが正確に予測
される。しかし、図5におけるスパークアウトへの切り
換え後、サンプリング点Fでの測定が行われ、その測定
値とサンプリング点Eでの測定値からQが予測される
が、Qは定寸点を越えているため、この予測に従えばそ
の途中で加工が停止され、目標とする定寸点になる前に
終了することになる。
【0011】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、途中で加工条件が変化する加工方法に予
測制御方法を適用した場合にも、常に正確な加工が行わ
れるようにすることを目的とする。
たものであり、途中で加工条件が変化する加工方法に予
測制御方法を適用した場合にも、常に正確な加工が行わ
れるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を実現するた
め、本発明の加工予測制御方法においては、被加工物の
加工状況を時間間隔をおいて測定する工程と、それまで
の測定値から次の測定までの加工における加工状況を予
測する工程と、予測値に基づいて加工を制御する工程と
を備える加工予測制御方法において、加工条件を変更す
る時に、直前の2回の測定値から予測される加工状況の
変化量が、この時に変更される加工条件での総加工量に
対して、所定の割合以上である場合には、加工状況の予
測値及びそれまでの測定値をリセットして各工程を開始
し、直前の2回の測定値から予測される加工状況の変化
量が、この時に変更される加工条件での総加工量に対し
て、所定の割合以下である場合には、そのまま各工程を
続行することを特徴とする。
め、本発明の加工予測制御方法においては、被加工物の
加工状況を時間間隔をおいて測定する工程と、それまで
の測定値から次の測定までの加工における加工状況を予
測する工程と、予測値に基づいて加工を制御する工程と
を備える加工予測制御方法において、加工条件を変更す
る時に、直前の2回の測定値から予測される加工状況の
変化量が、この時に変更される加工条件での総加工量に
対して、所定の割合以上である場合には、加工状況の予
測値及びそれまでの測定値をリセットして各工程を開始
し、直前の2回の測定値から予測される加工状況の変化
量が、この時に変更される加工条件での総加工量に対し
て、所定の割合以下である場合には、そのまま各工程を
続行することを特徴とする。
【0013】また、本発明の加工予測装置は、直前及び
その前の測定値を記憶する第1の記憶手段と第2の記憶
手段と、第1及び第2の記憶手段に記憶された測定値の
差から加工速度を算出する加工速度算出手段と、各加工
条件での総加工量を算出する加工総量算出部と、加工速
度と総加工量から加工条件を変更するタイミングを算出
する切り換え予測時間算出部とを備え、それまでの測定
値に従って加工条件を変更しながら加工を行う加工予測
装置において、加工条件を変更する時に、加工速度算出
手段の算出した加工条件変更の直前の2回の測定値の差
が、加工総量算出部の算出した変更される加工条件での
総加工量に対して、所定の割合以上であるかを判定する
比較部を備え、加工条件変更の直前の2回の測定値の差
が、所定の割合以上である場合には、加工状況の予測値
と第1及び第2の記憶手段に記憶された測定値をリセッ
トして加工条件の変更後の測定値に従って新たに加工状
況を予測することを特徴とする。
その前の測定値を記憶する第1の記憶手段と第2の記憶
手段と、第1及び第2の記憶手段に記憶された測定値の
差から加工速度を算出する加工速度算出手段と、各加工
条件での総加工量を算出する加工総量算出部と、加工速
度と総加工量から加工条件を変更するタイミングを算出
する切り換え予測時間算出部とを備え、それまでの測定
値に従って加工条件を変更しながら加工を行う加工予測
装置において、加工条件を変更する時に、加工速度算出
手段の算出した加工条件変更の直前の2回の測定値の差
が、加工総量算出部の算出した変更される加工条件での
総加工量に対して、所定の割合以上であるかを判定する
比較部を備え、加工条件変更の直前の2回の測定値の差
が、所定の割合以上である場合には、加工状況の予測値
と第1及び第2の記憶手段に記憶された測定値をリセッ
トして加工条件の変更後の測定値に従って新たに加工状
況を予測することを特徴とする。
【0014】変更される加工条件での総加工量に対し
て、直前の2回の測定値から予測される加工状況の変化
量が大きい場合には、オーバプレディクションの起きる
可能性が大きい。そこで、このような場合には、それま
での測定値に基づく予測自体を止めることにより、オー
バプレディクションは起きなくなる。直前の2回の測定
値から予測される加工状況の変化量が小さい場合にはオ
ーバプレディクションは生じないので、それまでの測定
値に基づく予測を行えばよい。
て、直前の2回の測定値から予測される加工状況の変化
量が大きい場合には、オーバプレディクションの起きる
可能性が大きい。そこで、このような場合には、それま
での測定値に基づく予測自体を止めることにより、オー
バプレディクションは起きなくなる。直前の2回の測定
値から予測される加工状況の変化量が小さい場合にはオ
ーバプレディクションは生じないので、それまでの測定
値に基づく予測を行えばよい。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施例は、図4に示した
ような構成を有する研削用定寸装置であり、CPU19
内に形成される加工予測装置に特徴を有する。そのた
め、ここでは、CPU19内に形成される加工予測装置
の構成についてのみ説明する。図1はCPU19内に実
現される機能を示すブロック構成図であり、これらの機
能はソフトウエアにより実現される。
ような構成を有する研削用定寸装置であり、CPU19
内に形成される加工予測装置に特徴を有する。そのた
め、ここでは、CPU19内に形成される加工予測装置
の構成についてのみ説明する。図1はCPU19内に実
現される機能を示すブロック構成図であり、これらの機
能はソフトウエアにより実現される。
【0016】図1において、参照番号31は図4のオシ
レーション間隔検出タイマ16からの検出タイミング信
号に従って、A/D変換器15からの測定値が入力され
記憶される第1レジスタであり、32は第1レジスタ3
1に記憶された測定値を上記の検出タイミング信号に従
って取り込み記憶する第2レジスタである。これによ
り、第1レジスタ31に直前のサンプリングの測定値が
記憶され、第2レジスタ32にその前のサンプリングの
測定値が記憶される。33は第1レジスタ31と第2レ
ジスタ32に記憶された測定値の差を算出し、サンプリ
ング間隔の間の加工量を算出する加工速度算出部であ
る。34は操作者によって外部から入力されるか定寸加
工装置1から送信された、切り換え点や定寸値等の加工
条件からその加工条件での加工量の総量を算出する加工
総量算出部ある。35は第1レジスタ31に記憶された
直前の測定値、加工速度算出部33で算出されたサンプ
リング間隔の間の加工量、及び加工総量算出部34で算
出されたその加工条件での加工量の総量から、加工条件
を変更する切り換え予測時間を算出する切り換え予測時
間算出部であり、ここで算出された切り換え予測時間ま
での時間が図4の予測タイマ17に設定される。36は
比較部であり、加工速度算出部33で算出されたサンプ
リング間隔の間の加工量と加工総量算出部34で算出さ
れたその加工条件での加工量の総量とを比較して、その
加工条件での加工量の総量がサンプリング間隔の間の加
工量に比べて十分に大きいかを判定する。
レーション間隔検出タイマ16からの検出タイミング信
号に従って、A/D変換器15からの測定値が入力され
記憶される第1レジスタであり、32は第1レジスタ3
1に記憶された測定値を上記の検出タイミング信号に従
って取り込み記憶する第2レジスタである。これによ
り、第1レジスタ31に直前のサンプリングの測定値が
記憶され、第2レジスタ32にその前のサンプリングの
測定値が記憶される。33は第1レジスタ31と第2レ
ジスタ32に記憶された測定値の差を算出し、サンプリ
ング間隔の間の加工量を算出する加工速度算出部であ
る。34は操作者によって外部から入力されるか定寸加
工装置1から送信された、切り換え点や定寸値等の加工
条件からその加工条件での加工量の総量を算出する加工
総量算出部ある。35は第1レジスタ31に記憶された
直前の測定値、加工速度算出部33で算出されたサンプ
リング間隔の間の加工量、及び加工総量算出部34で算
出されたその加工条件での加工量の総量から、加工条件
を変更する切り換え予測時間を算出する切り換え予測時
間算出部であり、ここで算出された切り換え予測時間ま
での時間が図4の予測タイマ17に設定される。36は
比較部であり、加工速度算出部33で算出されたサンプ
リング間隔の間の加工量と加工総量算出部34で算出さ
れたその加工条件での加工量の総量とを比較して、その
加工条件での加工量の総量がサンプリング間隔の間の加
工量に比べて十分に大きいかを判定する。
【0017】図2は実施例における予測動作を示すフロ
ーチャートである。以下、図1の各部の動作を図2のフ
ローチャートに従って説明する。ステップ201ではレ
ジスタi(図示せず)にゼロを記憶させてリセットす
る。ステップ202では、オシレーション間隔検出タイ
マ16からの測定値が出力されていることを示す信号に
基づいて第1レジスタ31にA/D変換器15の出力す
る測定値を記憶させる。ステップ203では、加工総量
算出部34が次の加工条件での加工量の総量を算出す
る。ステップ204では、第1レジスタ31にA/D変
換器15の出力する測定値を記憶させると共に、第2レ
ジスタ32に第1レジスタ31に記憶されていた前の測
定値を記憶させる。ステップ205では、加工速度算出
部33が第1レジスタ31と第2レジスタ32に記憶さ
れた測定値の差を算出し、サンプリング間隔の間の加工
量を算出する。ステップ206では、比較器36がその
加工条件での加工量の総量がサンプリング間隔の間の加
工量に比べて十分に大きいかを判定する。ここでは、加
工速度算出部33で算出されたサンプリング間隔の間の
加工量が、加工総量算出部34で算出されたその加工条
件での加工量の総量の1/3より大きい場合に、オーバ
プレディクションの可能性があると判断してステップ2
08でレジスタiに1を記憶させ、小さい場合にはオー
バプレディクションの可能性がないとしてステップ20
8でレジスタiに0を記憶させる。ステップ209では
次に加工条件を変更するまでの時間Teを算出する。ス
テップ210ではTeを予測タイマ17に設定する。
ーチャートである。以下、図1の各部の動作を図2のフ
ローチャートに従って説明する。ステップ201ではレ
ジスタi(図示せず)にゼロを記憶させてリセットす
る。ステップ202では、オシレーション間隔検出タイ
マ16からの測定値が出力されていることを示す信号に
基づいて第1レジスタ31にA/D変換器15の出力す
る測定値を記憶させる。ステップ203では、加工総量
算出部34が次の加工条件での加工量の総量を算出す
る。ステップ204では、第1レジスタ31にA/D変
換器15の出力する測定値を記憶させると共に、第2レ
ジスタ32に第1レジスタ31に記憶されていた前の測
定値を記憶させる。ステップ205では、加工速度算出
部33が第1レジスタ31と第2レジスタ32に記憶さ
れた測定値の差を算出し、サンプリング間隔の間の加工
量を算出する。ステップ206では、比較器36がその
加工条件での加工量の総量がサンプリング間隔の間の加
工量に比べて十分に大きいかを判定する。ここでは、加
工速度算出部33で算出されたサンプリング間隔の間の
加工量が、加工総量算出部34で算出されたその加工条
件での加工量の総量の1/3より大きい場合に、オーバ
プレディクションの可能性があると判断してステップ2
08でレジスタiに1を記憶させ、小さい場合にはオー
バプレディクションの可能性がないとしてステップ20
8でレジスタiに0を記憶させる。ステップ209では
次に加工条件を変更するまでの時間Teを算出する。ス
テップ210ではTeを予測タイマ17に設定する。
【0018】Teがサンプリング間隔より長い場合に
は、予測タイマ17が設定された時間を計数して割り込
みがかかる前に、再びオシレーション間隔検出タイマ1
6から測定値が出力されていることを示す信号が出るの
で、ステップ204からの動作が繰り返され、レジスタ
iの値は直前の測定値に従って更新される。Teがサン
プリング間隔より短い場合には、次にステップ204の
動作が行われる前に、予測タイマ17が設定された時間
を計数して割り込みコントローラ18から割り込みがか
かる。
は、予測タイマ17が設定された時間を計数して割り込
みがかかる前に、再びオシレーション間隔検出タイマ1
6から測定値が出力されていることを示す信号が出るの
で、ステップ204からの動作が繰り返され、レジスタ
iの値は直前の測定値に従って更新される。Teがサン
プリング間隔より短い場合には、次にステップ204の
動作が行われる前に、予測タイマ17が設定された時間
を計数して割り込みコントローラ18から割り込みがか
かる。
【0019】割り込みがかかると、ステップ221で、
信号点制御回路20に切り換え信号を発生するこれによ
り、定寸装置で次の加工条件への変更が行われる。ステ
ップ222ではレジスタiが0であるかが判定される。
レジスタiの値は、直前の測定値からその加工条件での
加工量の総量がサンプリング間隔の間の加工量に比べて
十分に大きい場合に1が記憶され、小さい場合には0が
記憶された。従って、レジスタiが0の場合には、オー
バプレディクションの可能性はないので、ステップ20
4に戻る。レジスタiが1の場合には、オーバプレディ
クションの可能性があるので、ステッム223に進んで
Teをクリアし、ステップ201へ進む。これにより、
レジスタiがクリアされ、新たに第1及び第2レジスタ
への測定値の記憶が行われるため、変更された加工条件
で2回の測定が行われるまで予測は行われないことにな
る。従って、オーバプレディクションの可能性はない。
信号点制御回路20に切り換え信号を発生するこれによ
り、定寸装置で次の加工条件への変更が行われる。ステ
ップ222ではレジスタiが0であるかが判定される。
レジスタiの値は、直前の測定値からその加工条件での
加工量の総量がサンプリング間隔の間の加工量に比べて
十分に大きい場合に1が記憶され、小さい場合には0が
記憶された。従って、レジスタiが0の場合には、オー
バプレディクションの可能性はないので、ステップ20
4に戻る。レジスタiが1の場合には、オーバプレディ
クションの可能性があるので、ステッム223に進んで
Teをクリアし、ステップ201へ進む。これにより、
レジスタiがクリアされ、新たに第1及び第2レジスタ
への測定値の記憶が行われるため、変更された加工条件
で2回の測定が行われるまで予測は行われないことにな
る。従って、オーバプレディクションの可能性はない。
【0020】ここで、Teの算出方法について説明す
る。j番目のサンプリングにおける測定値をDg
(j)、その前のj−1番目のサンプリングにおける測
定値をDg(j−1)、次の加工条件の変更を行う寸法
をDkとし、サンプリング間隔をTv、積分サンプリン
グ回路14における最後の積分終了から計算に要した時
間をTvcとすると、TeはTv(Dg(j−1)−D
k)/(Dg(j−1)−Dg(j))−Tvcで表さ
れる。
る。j番目のサンプリングにおける測定値をDg
(j)、その前のj−1番目のサンプリングにおける測
定値をDg(j−1)、次の加工条件の変更を行う寸法
をDkとし、サンプリング間隔をTv、積分サンプリン
グ回路14における最後の積分終了から計算に要した時
間をTvcとすると、TeはTv(Dg(j−1)−D
k)/(Dg(j−1)−Dg(j))−Tvcで表さ
れる。
【0021】また、次の加工条件での加工が終了して更
に別の加工条件への変更を行う寸法をDlとすると、次
の加工条件での総加工量はDk−Dlであり、ステップ
206での判定条件は、Dg(j−1)−Dg(j)>
(Dg(j−1)−Dl)/3で表される。ここではこ
のような判定条件を用いたが、この判定条件は、加工条
件に応じてオーバプレディクションの発生の可能性がな
いように適当に定めることができる。
に別の加工条件への変更を行う寸法をDlとすると、次
の加工条件での総加工量はDk−Dlであり、ステップ
206での判定条件は、Dg(j−1)−Dg(j)>
(Dg(j−1)−Dl)/3で表される。ここではこ
のような判定条件を用いたが、この判定条件は、加工条
件に応じてオーバプレディクションの発生の可能性がな
いように適当に定めることができる。
【0022】図3は、本実施例における精研からスパー
クアウトへの加工条件の変更時の予測の例を説明する図
である。図3に示すように、サンプリング点Eの直前で
予測される測定値がスパークアウト切り換え点になると
する。従って、サンプリング点Eではスパークアウト工
程で短時間加工された測定値が出力されるとする。前回
の測定値はサンプリング点Dの値であるから、従来の方
法では、サンプリング点Eの後の約1/2のサンプリン
グ間隔の時点で定寸点になると予測される。従って、こ
の時点で加工が停止されることになるが、それでは目標
寸法である定寸点になっていないことは明らかである。
本実施例では、この場合スパークアウトへの加工条件の
変更時に上記の条件が成立し、オーバプレディクション
の発生の可能性があると判定されるので、スパークアウ
トへの加工条件の変更時に予測が停止され、サンプリン
グ点EとFの測定値に基づいて新たな予測が行われるた
め、オーバプレディクションは発生しない。
クアウトへの加工条件の変更時の予測の例を説明する図
である。図3に示すように、サンプリング点Eの直前で
予測される測定値がスパークアウト切り換え点になると
する。従って、サンプリング点Eではスパークアウト工
程で短時間加工された測定値が出力されるとする。前回
の測定値はサンプリング点Dの値であるから、従来の方
法では、サンプリング点Eの後の約1/2のサンプリン
グ間隔の時点で定寸点になると予測される。従って、こ
の時点で加工が停止されることになるが、それでは目標
寸法である定寸点になっていないことは明らかである。
本実施例では、この場合スパークアウトへの加工条件の
変更時に上記の条件が成立し、オーバプレディクション
の発生の可能性があると判定されるので、スパークアウ
トへの加工条件の変更時に予測が停止され、サンプリン
グ点EとFの測定値に基づいて新たな予測が行われるた
め、オーバプレディクションは発生しない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば加
工状態の測定が間欠的に行われ、測定できない間はそれ
までの測定値に基づいて予測値を算出し、その予測値に
従って制御が行われる場合に、たとえ途中で加工速度の
変更が行われてもより的確な予測が行えるようになる。
工状態の測定が間欠的に行われ、測定できない間はそれ
までの測定値に基づいて予測値を算出し、その予測値に
従って制御が行われる場合に、たとえ途中で加工速度の
変更が行われてもより的確な予測が行えるようになる。
【図1】本発明の実施例における、加工予測装置の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図2】実施例における予測動作を示すフローチャート
である。
である。
【図3】実施例における動作を説明する図である。
【図4】間欠的に測定値が得られる定寸加工装置の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図5】間欠的に測定値が得られる定寸加工装置での従
来の制御の例を示す図である。
来の制御の例を示す図である。
1…定寸加工装置 2…砥石 11…測定器 12…アンプ 13…オシレーション検出回路 14…積分サンプリング回路 15…A/D変換器 16…オシレーション間隔検出タイマ 17…予測タイマ 19…CPU 31…第1レジスタ 32…第2レジスタ 33…加工速度算出部 34…加工総量算出部 35…切り換え予測時間算出部 36…比較部 100…被加工物
Claims (2)
- 【請求項1】 被加工物の加工状況を時間間隔をおいて
測定する測定工程と、 それまでの測定値から次の測定までの加工における加工
状況を予測する予測工程と、 該予測値に基づいて加工を制御する制御工程とを備える
加工予測制御方法において、 加工条件を変更する時に、 直前の2回の測定値から予測される加工状況の変化量
が、この時に変更される加工条件での総加工量に対し
て、所定の割合以上である場合には、加工状況の予測値
及びそれまでの測定値をリセットして、上記各工程を開
始し、 直前の2回の測定値から予測される加工状況の変化量
が、この時に変更される加工条件での総加工量に対し
て、前記所定の割合以下である場合には、そのまま上記
各工程を続行することを特徴とする加工予測制御方法。 - 【請求項2】 直前及びその前の測定値を記憶する第1
の記憶手段(31)と第2の記憶手段(32)と、 該第1及び第2の記憶手段に記憶された測定値の差から
加工速度を算出する加工速度算出手段(33)と、 各加工条件での総加工量を算出する加工総量算出部(3
4)と、 前記加工速度と前記総加工量から加工条件を変更するタ
イミングを算出する切り換え予測時間算出部(35)と
を備え、それまでの測定値に従って加工条件を変更しな
がら加工を行う加工予測装置において、 加工条件を変更する時に、前記加工速度算出手段(3
3)の算出した加工条件変更の直前の2回の測定値の差
が、前記加工総量算出部の算出した変更される加工条件
での総加工量に対して、所定の割合以上であるかを判定
する比較部(36)を備え、加工条件変更の直前の2回
の測定値の差が、所定の割合以上である場合には、加工
状況の予測値と前記第1及び第2の記憶手段(31,3
2)に記憶された測定値をリセットして加工条件の変更
後の測定値に従って新たに加工状況を予測することを特
徴とする加工予測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20806495A JPH0957617A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 加工予測制御方法及び加工予測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20806495A JPH0957617A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 加工予測制御方法及び加工予測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0957617A true JPH0957617A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16550051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20806495A Pending JPH0957617A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 加工予測制御方法及び加工予測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0957617A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012115987A (ja) * | 2012-02-16 | 2012-06-21 | Shigiya Machinery Works Ltd | 研削盤 |
-
1995
- 1995-08-15 JP JP20806495A patent/JPH0957617A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012115987A (ja) * | 2012-02-16 | 2012-06-21 | Shigiya Machinery Works Ltd | 研削盤 |
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