JPH0958712A - ラムネ瓶用キャップ - Google Patents
ラムネ瓶用キャップInfo
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- JPH0958712A JPH0958712A JP21338595A JP21338595A JPH0958712A JP H0958712 A JPH0958712 A JP H0958712A JP 21338595 A JP21338595 A JP 21338595A JP 21338595 A JP21338595 A JP 21338595A JP H0958712 A JPH0958712 A JP H0958712A
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- cap
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 単一の合成樹脂材料において一体的に製造す
ることで、低コストを図るとともに、ラムネ瓶のびん口
部の外形誤差と球体の誤差が、互いに悪影響を及ぼす条
件となった場合においてもその閉栓状態の硬さを一定に
保ち、しかも打栓時における球体の落下やパッキンのず
れに対しても問題のないラムネ瓶用のキャップを提供す
ること。 【解決手段】 単一の合成樹脂材料によって一体的に形
成された本体(A)と、該本体(A)に抱持される球体(B)と
から成り、該本体(A)が、閉栓時に内面がびん口(8)と接
触する外筒(1)と、閉栓時にびん口部(8)の内面と密接す
る輪状突起(2)を備える内筒(3)と、該内筒(3)の内側に
設けられ内面が該球体(B)と接触する抱持筒(4)とを備
え、内筒(3)と抱持筒(4)との間に閉栓時に該内筒(3)の
変形を抱持筒(4)へ伝わり難くする応力吸収層(C)を設け
ている。
ることで、低コストを図るとともに、ラムネ瓶のびん口
部の外形誤差と球体の誤差が、互いに悪影響を及ぼす条
件となった場合においてもその閉栓状態の硬さを一定に
保ち、しかも打栓時における球体の落下やパッキンのず
れに対しても問題のないラムネ瓶用のキャップを提供す
ること。 【解決手段】 単一の合成樹脂材料によって一体的に形
成された本体(A)と、該本体(A)に抱持される球体(B)と
から成り、該本体(A)が、閉栓時に内面がびん口(8)と接
触する外筒(1)と、閉栓時にびん口部(8)の内面と密接す
る輪状突起(2)を備える内筒(3)と、該内筒(3)の内側に
設けられ内面が該球体(B)と接触する抱持筒(4)とを備
え、内筒(3)と抱持筒(4)との間に閉栓時に該内筒(3)の
変形を抱持筒(4)へ伝わり難くする応力吸収層(C)を設け
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単一の樹脂材料に
よって一体的に形成されたラムネ瓶用のキャップに関す
る。
よって一体的に形成されたラムネ瓶用のキャップに関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近のラムネ瓶は、充填作業の簡素化や
製造コスト低減のために球体を保持させたキャップを内
容液充填後のラムネ瓶のびん口部に打栓機で打栓する製
造方法が一般的となっている。また、この打栓機の衝撃
に耐え得る構造として例えば実開平2−8742号公報
のラムネ瓶のように、球体保持付近を軟質の樹脂で、そ
の外周を硬質の樹脂材料で一体形成した技術が開示され
ているが、この特殊な製造に対して高コストとなる問題
が指摘されていた。一方、実公平3−388123号公
報に開示されているように球体保持用のパッキン部材
と、びん口との係合を受け持つ注口出口部材とが組合わ
さった複合形式が比較的一般的に使用されているが、打
栓時の衝撃に対して球体保持状態が不安定となったり、
この衝撃によってパッキン部材と注口出口部材との係合
状態が不安定となったりする問題が指摘されていた。
製造コスト低減のために球体を保持させたキャップを内
容液充填後のラムネ瓶のびん口部に打栓機で打栓する製
造方法が一般的となっている。また、この打栓機の衝撃
に耐え得る構造として例えば実開平2−8742号公報
のラムネ瓶のように、球体保持付近を軟質の樹脂で、そ
の外周を硬質の樹脂材料で一体形成した技術が開示され
ているが、この特殊な製造に対して高コストとなる問題
が指摘されていた。一方、実公平3−388123号公
報に開示されているように球体保持用のパッキン部材
と、びん口との係合を受け持つ注口出口部材とが組合わ
さった複合形式が比較的一般的に使用されているが、打
栓時の衝撃に対して球体保持状態が不安定となったり、
この衝撃によってパッキン部材と注口出口部材との係合
状態が不安定となったりする問題が指摘されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常ガラス
で形成されるびん口部および球体は、何れもその精度に
は限界があり、一定の誤差が生じている。その誤差はラ
ムネ瓶以外の通常の瓶に対しては問題は生じない程度で
ある。しかしながら、ラムネ瓶の場合にはびん口部の口
径と直列的に関与する球体の直径は、各々の誤差が直列
的に影響しあう場合がある。つまり、びん口部と球体の
形状誤差は足し合わされて影響を及ぼすことがあり、そ
の結果として極めて開栓し難い硬い閉栓状態、あるいは
逆に緩い閉栓状態となる。そして太陽光で加熱された車
中の環境下で放置したようにラムネ瓶内の内圧が異常に
上がった場合では内溶液の液漏れが生じる可能性があっ
た。
で形成されるびん口部および球体は、何れもその精度に
は限界があり、一定の誤差が生じている。その誤差はラ
ムネ瓶以外の通常の瓶に対しては問題は生じない程度で
ある。しかしながら、ラムネ瓶の場合にはびん口部の口
径と直列的に関与する球体の直径は、各々の誤差が直列
的に影響しあう場合がある。つまり、びん口部と球体の
形状誤差は足し合わされて影響を及ぼすことがあり、そ
の結果として極めて開栓し難い硬い閉栓状態、あるいは
逆に緩い閉栓状態となる。そして太陽光で加熱された車
中の環境下で放置したようにラムネ瓶内の内圧が異常に
上がった場合では内溶液の液漏れが生じる可能性があっ
た。
【0004】所で、このような欠点を除去するために通
常のラムネキャップでは、必ず球体保持用のパッキン部
材を併用しているが、上述の通り打栓時の衝撃でのパッ
キングのずれが指摘されていた。また、パッキン部材を
内設したキャップを更にコストを低減させようとした場
合、キャップの素材を単一の樹脂材料で作ることが考え
られるが、このキャップを利用したラムネ瓶を上述のよ
うな高温の車中で使用した場合、内圧に耐えられずに内
溶液の漏れが生じたり(特に全体を軟質な樹脂材料で作
った場合)、あるいはびん口の内方からの圧力の逃げ場
が無くなり、びん口が割れる確率が高くなっていた(全
体を硬質な樹脂材料で作った場合)。また、球体保持付
近を軟質の樹脂で、その外周を硬質の樹脂材料で一体成
形した従来技術では、一体型ならではのコスト低減の目
的が達せられないという重大な課題が残ってしまった。
常のラムネキャップでは、必ず球体保持用のパッキン部
材を併用しているが、上述の通り打栓時の衝撃でのパッ
キングのずれが指摘されていた。また、パッキン部材を
内設したキャップを更にコストを低減させようとした場
合、キャップの素材を単一の樹脂材料で作ることが考え
られるが、このキャップを利用したラムネ瓶を上述のよ
うな高温の車中で使用した場合、内圧に耐えられずに内
溶液の漏れが生じたり(特に全体を軟質な樹脂材料で作
った場合)、あるいはびん口の内方からの圧力の逃げ場
が無くなり、びん口が割れる確率が高くなっていた(全
体を硬質な樹脂材料で作った場合)。また、球体保持付
近を軟質の樹脂で、その外周を硬質の樹脂材料で一体成
形した従来技術では、一体型ならではのコスト低減の目
的が達せられないという重大な課題が残ってしまった。
【0005】本発明では、単一の合成樹脂材料において
一体的に製造することで、低コストを図るとともに、こ
のようなラムネ瓶のびん口部の外形誤差と球体の直径の
誤差が、足し合わされて悪影響を及ぼすような条件下に
おいてもその閉栓状態の硬さを一定に保ち、しかも打栓
時における球体の落下やパッキンのずれに対しても問題
のないラムネ瓶用のキャップを提供することを課題とし
ている。
一体的に製造することで、低コストを図るとともに、こ
のようなラムネ瓶のびん口部の外形誤差と球体の直径の
誤差が、足し合わされて悪影響を及ぼすような条件下に
おいてもその閉栓状態の硬さを一定に保ち、しかも打栓
時における球体の落下やパッキンのずれに対しても問題
のないラムネ瓶用のキャップを提供することを課題とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、単一の合成樹脂材料によって
一体的に形成された本体と、該本体に抱持される球体と
から成り、該本体が、閉栓時に内面がびん口と接触する
外筒と、閉栓時にびん口部の内面と密接する輪状突起を
備える内筒と、該内筒の内側に設けられ内面が該球体と
接触する抱持筒とを備え、内筒と抱持筒との間に閉栓時
に該内筒の変形を抱持筒へ伝わり難くする応力吸収層を
設けたことを特徴としている。
めに、請求項1の発明は、単一の合成樹脂材料によって
一体的に形成された本体と、該本体に抱持される球体と
から成り、該本体が、閉栓時に内面がびん口と接触する
外筒と、閉栓時にびん口部の内面と密接する輪状突起を
備える内筒と、該内筒の内側に設けられ内面が該球体と
接触する抱持筒とを備え、内筒と抱持筒との間に閉栓時
に該内筒の変形を抱持筒へ伝わり難くする応力吸収層を
設けたことを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明は、上記のように構成されているので、
請求項1の発明によれば、次の作用を生ずる。即ち、本
体は合成樹脂材料によって一体的に形成されており、パ
ッキン部材のずれが構造上回避されている。また、外筒
および輪状突起を備えた内筒とによってびん口部を内外
から挟み込んでいる。一方、この内筒の内側に設けられ
る該球体B保持用の抱持筒を応力吸収層を隔てて内筒内
に設けているので、閉栓時に内筒が大きく変形した場合
にも、その変形はこの応力吸収層で吸収される。また、
同様な理由で、万が一球体が予定の寸法を超える大きな
直径(但し公差範囲内)を有する場合にも、抱持筒4の
変形はこの応力吸収層Cで吸収されて内筒へはその力は
達し難くなる。同様に、びん口の口径が予定の寸法より
も小さく(但し公差範囲内)、内筒を中心方向に変形さ
せるような状況であっても、この応力吸収層でその変形
は吸収されて、抱持筒へはその力は達し難くなる。
請求項1の発明によれば、次の作用を生ずる。即ち、本
体は合成樹脂材料によって一体的に形成されており、パ
ッキン部材のずれが構造上回避されている。また、外筒
および輪状突起を備えた内筒とによってびん口部を内外
から挟み込んでいる。一方、この内筒の内側に設けられ
る該球体B保持用の抱持筒を応力吸収層を隔てて内筒内
に設けているので、閉栓時に内筒が大きく変形した場合
にも、その変形はこの応力吸収層で吸収される。また、
同様な理由で、万が一球体が予定の寸法を超える大きな
直径(但し公差範囲内)を有する場合にも、抱持筒4の
変形はこの応力吸収層Cで吸収されて内筒へはその力は
達し難くなる。同様に、びん口の口径が予定の寸法より
も小さく(但し公差範囲内)、内筒を中心方向に変形さ
せるような状況であっても、この応力吸収層でその変形
は吸収されて、抱持筒へはその力は達し難くなる。
【0008】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の作用に加えて、内筒と抱持筒との各々の飲み口側を接
続すると共に該内筒と抱持筒との各々のびん側を離間さ
せて空所を形成した構造によって該応力吸収層を形成し
ており、従って上記空所はびん側に向かって開口してお
り、ラムネ特有の高圧ガスはこの空所に向かって圧力が
加わる。そして、ラムネ内の圧力が高くなると、内筒は
びん口部へ向かって力が加わる。一方、抱持筒は球体に
向かって力が加わるように作用する。
の作用に加えて、内筒と抱持筒との各々の飲み口側を接
続すると共に該内筒と抱持筒との各々のびん側を離間さ
せて空所を形成した構造によって該応力吸収層を形成し
ており、従って上記空所はびん側に向かって開口してお
り、ラムネ特有の高圧ガスはこの空所に向かって圧力が
加わる。そして、ラムネ内の圧力が高くなると、内筒は
びん口部へ向かって力が加わる。一方、抱持筒は球体に
向かって力が加わるように作用する。
【0009】また、請求項3の発明によれば、請求項1
の作用に加えて、内筒の長さを少なくとも該球体の略中
心を越える位置まで設けている。即ち、その内筒のスト
ロークを球体の中心位置よりもびん側へ延長させたこと
で、打栓時の閉栓過程の軸方向の歪みを防止している。
の作用に加えて、内筒の長さを少なくとも該球体の略中
心を越える位置まで設けている。即ち、その内筒のスト
ロークを球体の中心位置よりもびん側へ延長させたこと
で、打栓時の閉栓過程の軸方向の歪みを防止している。
【0010】また、請求項4の発明によれば、請求項1
の作用に加えて、つぎの作用を備えている。即ち、抱持
筒と球体とが、飲み口側で接触すると共にびん側でも接
触し、これら接触の何れか一方の接触によって抱持筒と
球体とが密封状態となるように形成している。従って、
球体は軸方向の上下で保持される構造となる。
の作用に加えて、つぎの作用を備えている。即ち、抱持
筒と球体とが、飲み口側で接触すると共にびん側でも接
触し、これら接触の何れか一方の接触によって抱持筒と
球体とが密封状態となるように形成している。従って、
球体は軸方向の上下で保持される構造となる。
【0011】また、請求項5の発明によれば、請求項4
の作用に加えて、つぎの作用を備えている。即ち、球体
の飲み口側の接触は抱持筒の飲み口側に略内方に向かっ
て設けた鋭い先端形状のエッジ部を介して接触してい
る。また、このエッジ部は球体に対してエッジ先端部が
歪む程度に相対的に力が加わることにより確実な密封状
態が成される。そこで、抱持筒4の端部に軸方向に多数
のガス抜き溝を設け、この抱持筒の端部でびん側の球体
と接触させている。このガス抜き溝によって、抱持筒の
びん側端部は周方向に離間する。即ち、球体に対して抱
持筒のびん側端部の初期の形状をかなり狭くしても、球
体はこの端部が周方向に開くようにして通過が可能であ
り、通過後において閉じたこの端部は、球体の形状の大
小に関わらず(但し公差範囲内)安定して球体をびん口
部側へ押しつける力が得られる。
の作用に加えて、つぎの作用を備えている。即ち、球体
の飲み口側の接触は抱持筒の飲み口側に略内方に向かっ
て設けた鋭い先端形状のエッジ部を介して接触してい
る。また、このエッジ部は球体に対してエッジ先端部が
歪む程度に相対的に力が加わることにより確実な密封状
態が成される。そこで、抱持筒4の端部に軸方向に多数
のガス抜き溝を設け、この抱持筒の端部でびん側の球体
と接触させている。このガス抜き溝によって、抱持筒の
びん側端部は周方向に離間する。即ち、球体に対して抱
持筒のびん側端部の初期の形状をかなり狭くしても、球
体はこの端部が周方向に開くようにして通過が可能であ
り、通過後において閉じたこの端部は、球体の形状の大
小に関わらず(但し公差範囲内)安定して球体をびん口
部側へ押しつける力が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を添付図面
に基づき説明する。 [図1に関する実施例の説明]図1の(a)は本発明の
一実施例を示す断面図である。また、(b)は(a)と
同一のキャップにおいて、打栓されるびん口の口径が予
定の寸法よりも小さく(但し公差範囲内)、しかも嵌合
される球体の直径が予定よりも大きい(但し公差範囲
内)という悪条件下で利用した状態を示す断面図であ
る。以下これら図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。本体Aは比較的硬質の単一の合成樹脂材料で一体
的に形成されている。外殻体を成す本体Aの先端側は飲
み口7周辺に突出部1Eを備えており、複数本の筒状の部
材が本体Aの内側に設けられている。これら構成を外周
から順に説明する。外筒1はびん口8の外周を包むように
形成されており、外周は利用者の口が直接当たるために
緩やかな丸みを持たせた形状をしている。内径側はびん
口8の凹凸と対応させた形状を持たせている。即ち、び
ん口8の先端部に設けられた膨らみ8Aに対応して外筒1の
内径側には輪状凹部1Aが設けられている。この輪状凹部
1Aのすぐ下方には輪状凸部1Bが設けられている。この輪
状凸部1Bが上記膨らみ8Aを乗り越えることによりびん口
8は本体Aに比較的強く係合する。また、この乗り越える
際の応力を逃がすために本体Aの外筒1の取付位置には輪
状凹部1Cが設けられている。また、この輪状凹部1Cは内
筒4の外側側の長手方向の長さを拡張する意味も存在
し、その結果として内筒4の変形をよりフレキシブルと
している。次にこの輪状凹部1Cのすぐ外側には軸方向に
立ち上がった輪状凸部1Dが設けられている。この輪状凸
部1Dはびん口8の端部に当たり密封性を高めるように働
く。
に基づき説明する。 [図1に関する実施例の説明]図1の(a)は本発明の
一実施例を示す断面図である。また、(b)は(a)と
同一のキャップにおいて、打栓されるびん口の口径が予
定の寸法よりも小さく(但し公差範囲内)、しかも嵌合
される球体の直径が予定よりも大きい(但し公差範囲
内)という悪条件下で利用した状態を示す断面図であ
る。以下これら図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。本体Aは比較的硬質の単一の合成樹脂材料で一体
的に形成されている。外殻体を成す本体Aの先端側は飲
み口7周辺に突出部1Eを備えており、複数本の筒状の部
材が本体Aの内側に設けられている。これら構成を外周
から順に説明する。外筒1はびん口8の外周を包むように
形成されており、外周は利用者の口が直接当たるために
緩やかな丸みを持たせた形状をしている。内径側はびん
口8の凹凸と対応させた形状を持たせている。即ち、び
ん口8の先端部に設けられた膨らみ8Aに対応して外筒1の
内径側には輪状凹部1Aが設けられている。この輪状凹部
1Aのすぐ下方には輪状凸部1Bが設けられている。この輪
状凸部1Bが上記膨らみ8Aを乗り越えることによりびん口
8は本体Aに比較的強く係合する。また、この乗り越える
際の応力を逃がすために本体Aの外筒1の取付位置には輪
状凹部1Cが設けられている。また、この輪状凹部1Cは内
筒4の外側側の長手方向の長さを拡張する意味も存在
し、その結果として内筒4の変形をよりフレキシブルと
している。次にこの輪状凹部1Cのすぐ外側には軸方向に
立ち上がった輪状凸部1Dが設けられている。この輪状凸
部1Dはびん口8の端部に当たり密封性を高めるように働
く。
【0013】このように形成された外筒1の内周側には
内筒3が上記の輪状凹部1Dの内周位置からびん側へ向か
って延びる。その位置は外筒1の輪状凸部1Bに対してび
ん側へ越えた位置まで延びている。内筒3の外周はびん
口8の内周側と密封状態で接触する輪状突起3が3筋等間
隔で設けられている。また、この輪状突起3の厚みは十
分に持たせており、それによって比較的硬質の合成樹脂
素材から形成されているにも関わらず、びん口内径に追
従して密着する充分な弾性を備える。そしてびん内のガ
ス圧によってびん口内面に圧着されてびんとキャップと
の密封性は保持される。
内筒3が上記の輪状凹部1Dの内周位置からびん側へ向か
って延びる。その位置は外筒1の輪状凸部1Bに対してび
ん側へ越えた位置まで延びている。内筒3の外周はびん
口8の内周側と密封状態で接触する輪状突起3が3筋等間
隔で設けられている。また、この輪状突起3の厚みは十
分に持たせており、それによって比較的硬質の合成樹脂
素材から形成されているにも関わらず、びん口内径に追
従して密着する充分な弾性を備える。そしてびん内のガ
ス圧によってびん口内面に圧着されてびんとキャップと
の密封性は保持される。
【0014】この内筒3の内周には抱持筒4が併設されて
おり、抱持筒4の一方側は飲み口7と連通しており、飲み
口7と抱持筒4との境には鋭い先端部を中心方向の内向き
に設けられたエッジ部6が設けられている。一方抱持筒4
のびん側端部は球体Bを抱き込むような球体保持部4Aを
備え、この凹面形状は全周に渡って平坦さを備えてい
る。また、抱持筒4のびん側端部において厚みを増加さ
せており、その結果として球体Bを押し込む際の強度を
増加させている。さて、このように形成した抱持筒4に
びん側から球体Bを押圧して嵌着すると、球体Bは球体保
持部4Aをで押し上げられて球体Bはびん口側へ押し上げ
られる。その結果として球体Bはエッジ部6に対して十分
に押しつけられる。エッジ部6はその鋭い先端部は球体B
と接触することで僅かに変形させて球体Bに密着し、こ
のようにして抱持筒4の飲み口側へ連通する開口は球体B
で完全に閉栓させる。
おり、抱持筒4の一方側は飲み口7と連通しており、飲み
口7と抱持筒4との境には鋭い先端部を中心方向の内向き
に設けられたエッジ部6が設けられている。一方抱持筒4
のびん側端部は球体Bを抱き込むような球体保持部4Aを
備え、この凹面形状は全周に渡って平坦さを備えてい
る。また、抱持筒4のびん側端部において厚みを増加さ
せており、その結果として球体Bを押し込む際の強度を
増加させている。さて、このように形成した抱持筒4に
びん側から球体Bを押圧して嵌着すると、球体Bは球体保
持部4Aをで押し上げられて球体Bはびん口側へ押し上げ
られる。その結果として球体Bはエッジ部6に対して十分
に押しつけられる。エッジ部6はその鋭い先端部は球体B
と接触することで僅かに変形させて球体Bに密着し、こ
のようにして抱持筒4の飲み口側へ連通する開口は球体B
で完全に閉栓させる。
【0015】また、球体保持部4Aは上述の通り平坦な面
を形成しているために、球体Bと密着する。即ち、図中
において球体の中腹部に対する側方位置においてこの密
着は始まり、球体保持部4Aの簡単まで幅を持って密着し
ている。この密着によりエッジ部6に引き続き閉栓作用
を備えるが、さらにもの密着状態で有利な点としてはび
ん口8への打栓時における球体が保持筒4から抜け落ちる
際の瞬間的な応力を受けとめるのに有利に働く。なお、
嵌着された球体Bの位置は中心が内筒3の外周に設けられ
た3つの輪状突起2の内、中央の輪状突起2に対応する高
さになっている。このように内筒3の長さを少なくとも
該球体Bの略中心を越える位置まで設けることで、その
内筒3のびん口に挿入され得る位置を球体の中心よりも
大きくすることができ、その結果として打栓時の閉栓過
程の軸方向の歪みを防止し、打栓時における球体Bの落
下の確率を低減している。
を形成しているために、球体Bと密着する。即ち、図中
において球体の中腹部に対する側方位置においてこの密
着は始まり、球体保持部4Aの簡単まで幅を持って密着し
ている。この密着によりエッジ部6に引き続き閉栓作用
を備えるが、さらにもの密着状態で有利な点としてはび
ん口8への打栓時における球体が保持筒4から抜け落ちる
際の瞬間的な応力を受けとめるのに有利に働く。なお、
嵌着された球体Bの位置は中心が内筒3の外周に設けられ
た3つの輪状突起2の内、中央の輪状突起2に対応する高
さになっている。このように内筒3の長さを少なくとも
該球体Bの略中心を越える位置まで設けることで、その
内筒3のびん口に挿入され得る位置を球体の中心よりも
大きくすることができ、その結果として打栓時の閉栓過
程の軸方向の歪みを防止し、打栓時における球体Bの落
下の確率を低減している。
【0016】内筒3と抱持筒4との間には空所10が設けら
れている。この空所10は抱持筒4の根本から始まりびん
側で開口する形状を成し、その空所10は全周に渡ってつ
ながっている。また、閉栓状態においてこの空所10はラ
ムネの炭酸ガスによる圧力を受けて広がるように作用す
る。従って、空所10の一方側の壁に相当する内筒3はび
ん口8側へ押圧され内筒3に設けられた3筋の輪状突起2
が各々びん口8側へ押圧される。また、空所10の他方の
壁に相当する抱持筒4は球体Bを押圧し、その結果として
球体Bはエッジ部6へより強く押圧される。これら押圧力
は例えばラムネの設置してある雰囲気温度が異常に高く
なった場合に増加して、球体B周囲からの炭酸ガス漏れ
および内溶液の流出、あるいはびん口8の同状態を回避
する方向に作用する。
れている。この空所10は抱持筒4の根本から始まりびん
側で開口する形状を成し、その空所10は全周に渡ってつ
ながっている。また、閉栓状態においてこの空所10はラ
ムネの炭酸ガスによる圧力を受けて広がるように作用す
る。従って、空所10の一方側の壁に相当する内筒3はび
ん口8側へ押圧され内筒3に設けられた3筋の輪状突起2
が各々びん口8側へ押圧される。また、空所10の他方の
壁に相当する抱持筒4は球体Bを押圧し、その結果として
球体Bはエッジ部6へより強く押圧される。これら押圧力
は例えばラムネの設置してある雰囲気温度が異常に高く
なった場合に増加して、球体B周囲からの炭酸ガス漏れ
および内溶液の流出、あるいはびん口8の同状態を回避
する方向に作用する。
【0017】一方、この空所10はびん口8または球体Bの
予定を越える寸法相違を吸収する重要な役割を担ってい
る。即ち、例えばびん口8が予定より小さめ(但し公差
範囲内)で、しかも球体Bが予定よりも大きめ(但し公
差範囲内)であった場合その相対的にこのキャップは相
当硬く閉栓される。その様子を図1の(b)に示した。
この図において、びん口8の太線が実際に打栓した形状
のもので、比較の為に予定の大きさのびん口8を細線で
示した。同様に、予定の直径を有する球体は細線で示し
た大きさであり、この(b)で使用した球体は太線で示
した比較的大きめ直径を備えている。さて、この(b)
のような同一状況下において、従来のラムネ瓶用のキャ
ップでは開栓が困難となる程度に硬い閉栓状態となる。
ところが、図1の(b)で示したようにこの空所10で、
寸法相違による内筒3の変形や抱持筒4の変形は空所10の
持つ大きさ(この実施例においては1,6ミリ程度)以内
で吸収される。その結果として、閉栓状態が均一化され
て、安定した商品が供給され得る。
予定を越える寸法相違を吸収する重要な役割を担ってい
る。即ち、例えばびん口8が予定より小さめ(但し公差
範囲内)で、しかも球体Bが予定よりも大きめ(但し公
差範囲内)であった場合その相対的にこのキャップは相
当硬く閉栓される。その様子を図1の(b)に示した。
この図において、びん口8の太線が実際に打栓した形状
のもので、比較の為に予定の大きさのびん口8を細線で
示した。同様に、予定の直径を有する球体は細線で示し
た大きさであり、この(b)で使用した球体は太線で示
した比較的大きめ直径を備えている。さて、この(b)
のような同一状況下において、従来のラムネ瓶用のキャ
ップでは開栓が困難となる程度に硬い閉栓状態となる。
ところが、図1の(b)で示したようにこの空所10で、
寸法相違による内筒3の変形や抱持筒4の変形は空所10の
持つ大きさ(この実施例においては1,6ミリ程度)以内
で吸収される。その結果として、閉栓状態が均一化され
て、安定した商品が供給され得る。
【0018】[図2に関する実施例の説明]図2は本発
明の別の形態を示す断面図であり、(a)は中央縦断面
図であり、(b)は(a)の抱持筒4の瓶側のA−A断
面線における部分横断面図である。以下両図を参照して
本発明の別の実施例を説明する。図2の実施例は図1に
示した実施例に対して抱持筒4のびん側端部の形状だけ
を変形したものである。つまり、抱持筒4のびん側端部
は軸方向に沿って等間隔に八方に渡ってガス抜き溝5が
設けられている。従って、抱持筒4のびん側端部は周方
向に不連続となる。その結果として球体Bがこの端部か
ら押し込められた際に、一時この端部は開口しつつ球体
を保持する。また、周方向に連続してる状態に比較して
公差範囲を僅かに越えるような大きい直径の球体も無理
なく取り込むことが可能となり。また、公差範囲を僅か
に下回るような小さい直径の球体においても、その端部
の開閉のストロークが十分取り得るために密封条件を失
うことなしに装着が可能となる。
明の別の形態を示す断面図であり、(a)は中央縦断面
図であり、(b)は(a)の抱持筒4の瓶側のA−A断
面線における部分横断面図である。以下両図を参照して
本発明の別の実施例を説明する。図2の実施例は図1に
示した実施例に対して抱持筒4のびん側端部の形状だけ
を変形したものである。つまり、抱持筒4のびん側端部
は軸方向に沿って等間隔に八方に渡ってガス抜き溝5が
設けられている。従って、抱持筒4のびん側端部は周方
向に不連続となる。その結果として球体Bがこの端部か
ら押し込められた際に、一時この端部は開口しつつ球体
を保持する。また、周方向に連続してる状態に比較して
公差範囲を僅かに越えるような大きい直径の球体も無理
なく取り込むことが可能となり。また、公差範囲を僅か
に下回るような小さい直径の球体においても、その端部
の開閉のストロークが十分取り得るために密封条件を失
うことなしに装着が可能となる。
【0019】ところで、図2における本体Aと球体Bとの
密封は、主にエッジ部6で形成されていることは図1で
説明した通りである。また図2における実施例でも球体
の中腹位置に対応する側方部分、即ちガス抜き溝5の始
点よりも僅かに上側においても密着がなされている。こ
のように複数位置で密着を行うことは、特に本体Aの素
材をより高硬度の合成樹脂材料を用いた場合に有効であ
る。その理由は、硬度の高い素材と球体Bとの密着性
は、従来の生ゴムなどのパッキングほどは良くないこと
の起因する。そこで、この実施例においては閉栓時にお
けるびん口に挿入される際に生じるある程度の内向きに
かかる力(極端な内向きの力は応力吸収層Cで吸収され
ているが、その吸収されずに僅かに残った力)を利用し
て球体の中腹位置で、密着をさせることが、前述のエッ
ジ部6と球体Bの上方での密着の次に大切な要因となり得
る。
密封は、主にエッジ部6で形成されていることは図1で
説明した通りである。また図2における実施例でも球体
の中腹位置に対応する側方部分、即ちガス抜き溝5の始
点よりも僅かに上側においても密着がなされている。こ
のように複数位置で密着を行うことは、特に本体Aの素
材をより高硬度の合成樹脂材料を用いた場合に有効であ
る。その理由は、硬度の高い素材と球体Bとの密着性
は、従来の生ゴムなどのパッキングほどは良くないこと
の起因する。そこで、この実施例においては閉栓時にお
けるびん口に挿入される際に生じるある程度の内向きに
かかる力(極端な内向きの力は応力吸収層Cで吸収され
ているが、その吸収されずに僅かに残った力)を利用し
て球体の中腹位置で、密着をさせることが、前述のエッ
ジ部6と球体Bの上方での密着の次に大切な要因となり得
る。
【0020】以上本発明の一実施例の構造および使用方
法を述べたが、各構成要素は、必要に応じ下記に示した
他の実施態様が得られる。上記の図1において説明した
空所10は全周に渡ってつながっている形状を示したが、
必要によりこの空所10は不連続としても良い。即ち、内
筒3と抱持筒4とが図1においては、完全に離間している
が、部分的に比較的弱い状態で間欠的に接続されていて
も良い。この場合には空所内で受ける炭酸ガスによる圧
力を利用した作用は失うが、びんや球体の精度悪化によ
るばらつき吸収作用は達成し得る。
法を述べたが、各構成要素は、必要に応じ下記に示した
他の実施態様が得られる。上記の図1において説明した
空所10は全周に渡ってつながっている形状を示したが、
必要によりこの空所10は不連続としても良い。即ち、内
筒3と抱持筒4とが図1においては、完全に離間している
が、部分的に比較的弱い状態で間欠的に接続されていて
も良い。この場合には空所内で受ける炭酸ガスによる圧
力を利用した作用は失うが、びんや球体の精度悪化によ
るばらつき吸収作用は達成し得る。
【0021】図1で示したようなびん側に向かって開口
する形状は必ずしもとる必要はなく、この応力吸収層C
は必要に応じて図3で示した空間11のように閉じた状態
でも良い。即ち、内筒3と抱持筒4とはびん側端部で連続
しており、その内筒3と抱持筒4との中間位置において中
空となるように形成することによって、びん口の口径の
相違や球体の直径の相違(誤差)が互いに最大となった
場合であっても、このような形状上の上記誤差(ばらつ
き)は吸収され得る。
する形状は必ずしもとる必要はなく、この応力吸収層C
は必要に応じて図3で示した空間11のように閉じた状態
でも良い。即ち、内筒3と抱持筒4とはびん側端部で連続
しており、その内筒3と抱持筒4との中間位置において中
空となるように形成することによって、びん口の口径の
相違や球体の直径の相違(誤差)が互いに最大となった
場合であっても、このような形状上の上記誤差(ばらつ
き)は吸収され得る。
【0022】さらに、図4に示したように、この応力吸
収層Cは、気泡を層状に設けたもの空間12とすることが
でき得る。この構造によって、上記図3のものと同様
に、上記のびん口の口径の相違や球体の直径の相違(誤
差)が互いに最大となった場合であっても、誤差(ばら
つき)は吸収され得る。
収層Cは、気泡を層状に設けたもの空間12とすることが
でき得る。この構造によって、上記図3のものと同様
に、上記のびん口の口径の相違や球体の直径の相違(誤
差)が互いに最大となった場合であっても、誤差(ばら
つき)は吸収され得る。
【0023】
【発明の効果】以上説明してきたように請求項1に記載
した発明によれば、次のような効果をそうする。即ち、
合成樹脂材料で一体的に形成されているので、従来打栓
機によってびん口部へキャップを打栓した際に生じてい
たパッキン部材のずれが構造上回避され、歩留まりが向
上する。また、びん口部は外筒と内筒によって挟み込む
ようにして保持されているから、従来に増して確実な閉
栓がなされる。更に、応力吸収層を介して抱持筒4を設
けており、この抱持筒4で球体を保持している。このよ
うに球体保持とびん口部との閉栓とを隔離して設けてい
るために、各々の精度上のばらつきが直列的に影響しあ
うことが回避され、応力吸収層の吸収範囲内であれば、
びんの形状ばらつきや球体のばらつき(何れも公差範囲
内)に関係なしに安定したキャップが供給され得る。そ
の結果としてびん詰め作業の歩留まりが向上し、総合的
に低コストのラムネ瓶を提供し得る。
した発明によれば、次のような効果をそうする。即ち、
合成樹脂材料で一体的に形成されているので、従来打栓
機によってびん口部へキャップを打栓した際に生じてい
たパッキン部材のずれが構造上回避され、歩留まりが向
上する。また、びん口部は外筒と内筒によって挟み込む
ようにして保持されているから、従来に増して確実な閉
栓がなされる。更に、応力吸収層を介して抱持筒4を設
けており、この抱持筒4で球体を保持している。このよ
うに球体保持とびん口部との閉栓とを隔離して設けてい
るために、各々の精度上のばらつきが直列的に影響しあ
うことが回避され、応力吸収層の吸収範囲内であれば、
びんの形状ばらつきや球体のばらつき(何れも公差範囲
内)に関係なしに安定したキャップが供給され得る。そ
の結果としてびん詰め作業の歩留まりが向上し、総合的
に低コストのラムネ瓶を提供し得る。
【0024】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の作用に加えて、空所はびん側に向かって開口してお
り、ラムネ特有の高圧ガスによってこの空所10は圧力を
受けることができる。そして、ラムネ内の圧力が高くな
ると、内筒はびん口部へ向かって力が加わる。一方、抱
持筒は球体Bに向かって力が加わる。これら双方の筒へ
向かう力は、例えばラムネの設置してある雰囲気温度が
異常に高くなった場合に増加して、球体周囲からの炭酸
ガス漏れおよび内溶液の流出、あるいは本体全体がびん
口から抜ける状態を自ら回避するといった格別の効果が
得られる。
の作用に加えて、空所はびん側に向かって開口してお
り、ラムネ特有の高圧ガスによってこの空所10は圧力を
受けることができる。そして、ラムネ内の圧力が高くな
ると、内筒はびん口部へ向かって力が加わる。一方、抱
持筒は球体Bに向かって力が加わる。これら双方の筒へ
向かう力は、例えばラムネの設置してある雰囲気温度が
異常に高くなった場合に増加して、球体周囲からの炭酸
ガス漏れおよび内溶液の流出、あるいは本体全体がびん
口から抜ける状態を自ら回避するといった格別の効果が
得られる。
【0025】また、請求項3の発明によれば、請求項1
の作用に加えて、内筒の長さを少なくとも該球体の略中
心を越える位置まで設けている。即ち、その内筒のスト
ロークを球体の中心位置よりもびん側へ延長させたこと
で、打栓時の閉栓過程の軸方向の歪みを防止し、その結
果として打栓時における球体Bの落下の確率を低減し、
ている。
の作用に加えて、内筒の長さを少なくとも該球体の略中
心を越える位置まで設けている。即ち、その内筒のスト
ロークを球体の中心位置よりもびん側へ延長させたこと
で、打栓時の閉栓過程の軸方向の歪みを防止し、その結
果として打栓時における球体Bの落下の確率を低減し、
ている。
【0026】また、請求項4の発明によれば、請求項1
の効果に加えて、抱持筒と球体とが、飲み口側で接触す
ると共にびん側でも接触し、これら接触の何れか一方の
接触によって抱持筒と球体とが密封状態となるように形
成している。従って、球体は軸方向の上下で保持される
構造となっており、打栓時の落下の可能性を低減させて
いる。
の効果に加えて、抱持筒と球体とが、飲み口側で接触す
ると共にびん側でも接触し、これら接触の何れか一方の
接触によって抱持筒と球体とが密封状態となるように形
成している。従って、球体は軸方向の上下で保持される
構造となっており、打栓時の落下の可能性を低減させて
いる。
【0027】また、請求項5の発明によれば、請求項4
の効果に加えて、抱持筒の端部に軸方向に設けた多数の
ガス抜き溝によって球体が予定よりも大きくとも、問題
なく保持筒へ嵌着され得る。さらにこの端部の初期の形
状をかなり狭くしても、この端部が周方向に互いに離間
しつつ開くので種々の大きさの球体は通過が可能であ
り、そして通過後において閉じたこの端部は、球体の形
状がかなり小さく(公差範囲で)とも安定して球体Bを
びん口部側へ押しつける力が得られる。その結果とし
て、飲み口部側に設けられたエッジ部に球体は安定して
押圧され、安定して密封状態で閉栓がなされ得る。
の効果に加えて、抱持筒の端部に軸方向に設けた多数の
ガス抜き溝によって球体が予定よりも大きくとも、問題
なく保持筒へ嵌着され得る。さらにこの端部の初期の形
状をかなり狭くしても、この端部が周方向に互いに離間
しつつ開くので種々の大きさの球体は通過が可能であ
り、そして通過後において閉じたこの端部は、球体の形
状がかなり小さく(公差範囲で)とも安定して球体Bを
びん口部側へ押しつける力が得られる。その結果とし
て、飲み口部側に設けられたエッジ部に球体は安定して
押圧され、安定して密封状態で閉栓がなされ得る。
【図1】 (a)は本発明の一実施例を示す中央縦断面
図。(b)は(a)の同一構造のキャップに異なる大き
さのびん口と異なる直径の球体を嵌合した様子を示して
いる。
図。(b)は(a)の同一構造のキャップに異なる大き
さのびん口と異なる直径の球体を嵌合した様子を示して
いる。
【図2】 本発明の別の形態を示す断面図であり、
(a)は中央縦断面図であり、(b)は(a)の抱持筒
4の瓶側のA−A断面線における部分横断面図である。
(a)は中央縦断面図であり、(b)は(a)の抱持筒
4の瓶側のA−A断面線における部分横断面図である。
【図3】 本発明の別の実施例を示す中央縦断面図であ
る。
る。
【図4】 本発明の別の実施例を示す中央縦断面図であ
る。
る。
図1中 A…本体 B…球体 C…応力吸収層 1…外筒 2…輪状突起 3…内筒 4…抱持筒 5…ガス抜き溝 6…エッジ部 7…飲み口 8…びん口 10…空所 11…空所 12…空所
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】この内筒3の内周には抱持筒4が併設されて
おり、抱持筒4の一方側は飲み口7と連通しており、飲み
口7と抱持筒4との境には鋭い先端部を中心方向の内向き
に設けられたエッジ部6が設けられている。一方抱持筒4
のびん側端部は球体Bを抱き込むような球体保持部4Aを
備え、この凹面形状は全周に渡って平坦さを備えてい
る。また、抱持筒4のびん側端部において厚みを増加さ
せており、その結果として球体Bを押し込む際の強度を
増加させている。さて、このように形成した抱持筒4に
びん側から球体Bを押圧して嵌着すると、球体Bは球体保
持部4Aで押し上げられて球体Bはびん口側へ押し上げら
れる。その結果として球体Bはエッジ部6に対して十分に
押しつけられる。エッジ部6はその鋭い先端部は球体Bと
接触することで僅かに変形させて球体Bに密着し、この
ようにして抱持筒4の飲み口側へ連通する開口は球体Bで
完全に閉栓させる。
おり、抱持筒4の一方側は飲み口7と連通しており、飲み
口7と抱持筒4との境には鋭い先端部を中心方向の内向き
に設けられたエッジ部6が設けられている。一方抱持筒4
のびん側端部は球体Bを抱き込むような球体保持部4Aを
備え、この凹面形状は全周に渡って平坦さを備えてい
る。また、抱持筒4のびん側端部において厚みを増加さ
せており、その結果として球体Bを押し込む際の強度を
増加させている。さて、このように形成した抱持筒4に
びん側から球体Bを押圧して嵌着すると、球体Bは球体保
持部4Aで押し上げられて球体Bはびん口側へ押し上げら
れる。その結果として球体Bはエッジ部6に対して十分に
押しつけられる。エッジ部6はその鋭い先端部は球体Bと
接触することで僅かに変形させて球体Bに密着し、この
ようにして抱持筒4の飲み口側へ連通する開口は球体Bで
完全に閉栓させる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
Claims (5)
- 【請求項1】単一の合成樹脂材料によって一体的に形成
された本体(A)と、該本体(A)に抱持される球体(B)とか
ら成り、該本体(A)が、閉栓時に内面がびん口(8)と接触
する外筒(1)と、閉栓時にびん口部(8)の内面と密接する
輪状突起(2)を備える内筒(3)と、該内筒(3)の内側に設
けられ内面が該球体(B)と接触する抱持筒(4)とを備え、
内筒(3)と抱持筒(4)との間に閉栓時に該内筒(3)の変形
を抱持筒(4)へ伝わり難くする応力吸収層(C)を設けたこ
とを特徴とするラムネ瓶用キャップ。 - 【請求項2】該応力吸収層(C)が該内筒(3)と抱持筒(4)
とを飲み口(7)側で接続し該内筒(3)と抱持筒(4)とをび
ん側では離間させて形成した空所(10)からなることを特
徴とする請求項1に記載のラムネ瓶用キャップ。 - 【請求項3】該内筒(3)の長さが少なくとも該球体(B)の
略中心を越える位置まで延びていることを特徴とする請
求項1に記載のラムネ瓶用キャップ。 - 【請求項4】該抱持筒(4)と該球体(B)とが、飲み口(7)
側で接触すると共にびん側でも接触し、これら接触の何
れか一方によって該抱持筒(4)と該球体(B)とを密封状態
となるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のラ
ムネ瓶用キャップ。 - 【請求項5】該抱持筒(4)が飲み口(7)側に略内方に向か
って設け該球体(B)と密封状態で接触する鋭い先端形状
のエッジ部(6)を備え、また、抱持筒(4)の端部に軸方向
に多数のガス抜き溝(5)を備え、この抱持筒(4)の端部が
びん側の球体と接触するようにしたことを特徴とする請
求項4に記載のラムネ瓶用キャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21338595A JPH0958712A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | ラムネ瓶用キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21338595A JPH0958712A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | ラムネ瓶用キャップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0958712A true JPH0958712A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16638332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21338595A Pending JPH0958712A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | ラムネ瓶用キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0958712A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006122834A1 (en) * | 2005-05-20 | 2006-11-23 | Rey-Soda S.N.C. Di Re Fabio Angelo & C. | A closing system for a container of liquids |
| CN109625627A (zh) * | 2019-01-18 | 2019-04-16 | 赵文军 | 分隔罐 |
| JP7829968B1 (ja) * | 2024-12-10 | 2026-03-16 | 佐原化学工業株式会社 | 飲料容器用キャップおよび飲料容器 |
-
1995
- 1995-08-22 JP JP21338595A patent/JPH0958712A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006122834A1 (en) * | 2005-05-20 | 2006-11-23 | Rey-Soda S.N.C. Di Re Fabio Angelo & C. | A closing system for a container of liquids |
| CN109625627A (zh) * | 2019-01-18 | 2019-04-16 | 赵文军 | 分隔罐 |
| JP7829968B1 (ja) * | 2024-12-10 | 2026-03-16 | 佐原化学工業株式会社 | 飲料容器用キャップおよび飲料容器 |
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