JPH0959610A - 冷媒組成物 - Google Patents
冷媒組成物Info
- Publication number
- JPH0959610A JPH0959610A JP7218609A JP21860995A JPH0959610A JP H0959610 A JPH0959610 A JP H0959610A JP 7218609 A JP7218609 A JP 7218609A JP 21860995 A JP21860995 A JP 21860995A JP H0959610 A JPH0959610 A JP H0959610A
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- Japan
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- refrigerant
- oil
- compressor
- boiling point
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオ
ロプロパンとイソブタンとを共沸冷媒混合物にし、沸点
を単独の冷媒より低くする。 【解決手段】 冷媒組成物は、1,1,1,2,3,
3,3−ヘプタフルオロプロパンを90重量%から70
重量%とイソブタンを10重量%から30重量%との共
沸混合物としている。
ロプロパンとイソブタンとを共沸冷媒混合物にし、沸点
を単独の冷媒より低くする。 【解決手段】 冷媒組成物は、1,1,1,2,3,
3,3−ヘプタフルオロプロパンを90重量%から70
重量%とイソブタンを10重量%から30重量%との共
沸混合物としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷凍装置に用いら
れ、且つ、オゾン層を破壊する危険のない冷媒組成物に
関する。
れ、且つ、オゾン層を破壊する危険のない冷媒組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷凍機の冷媒として用いられてい
るものにはR12(ジクロロフルオロメタン)とR50
0(R12とR152a(1,1−ジフルオロエタン)
との共沸混合物)が多い。R12の化学式はCCl2F2
である。又、その沸点は大気圧で−29.65℃で、R
500の沸点は−33.45℃であり通常の冷凍装置に
好適である。更に圧縮機への吸込温度が比較的高くても
吐出温度が圧縮機のオイルスラッジを引き起こす程高く
ならない性質を有している。更に又、R12は鉱物油や
アルキルベンゼン油等の従来の圧縮機のオイルと相溶性
が良く、冷媒回路中のオイルを圧縮機まで引き戻す役割
も果たす。
るものにはR12(ジクロロフルオロメタン)とR50
0(R12とR152a(1,1−ジフルオロエタン)
との共沸混合物)が多い。R12の化学式はCCl2F2
である。又、その沸点は大気圧で−29.65℃で、R
500の沸点は−33.45℃であり通常の冷凍装置に
好適である。更に圧縮機への吸込温度が比較的高くても
吐出温度が圧縮機のオイルスラッジを引き起こす程高く
ならない性質を有している。更に又、R12は鉱物油や
アルキルベンゼン油等の従来の圧縮機のオイルと相溶性
が良く、冷媒回路中のオイルを圧縮機まで引き戻す役割
も果たす。
【0003】しかしながら上記各冷媒は、その高いオゾ
ン破壊潜在性により、大気中に放出されて地球上空のオ
ゾン層に到達すると、当該オゾン層を破壊する。このオ
ゾン層の破壊は冷媒中の塩素基(Cl)により引き起こ
されることは判っている。
ン破壊潜在性により、大気中に放出されて地球上空のオ
ゾン層に到達すると、当該オゾン層を破壊する。このオ
ゾン層の破壊は冷媒中の塩素基(Cl)により引き起こ
されることは判っている。
【0004】そこで、この塩素基を含まない冷媒、例え
ばR125(ペンタフルオロエタン)やR134a
(1,1,1,2−テトラフルオロエタン)がこれらの
代替冷媒として考えられている。このR125の沸点は
大気圧で−48℃で、R134aの沸点は−26℃であ
る。
ばR125(ペンタフルオロエタン)やR134a
(1,1,1,2−テトラフルオロエタン)がこれらの
代替冷媒として考えられている。このR125の沸点は
大気圧で−48℃で、R134aの沸点は−26℃であ
る。
【0005】又、R22(クロロジフルオロメタン)は
塩素基(Cl)を含むものであるが、水素基(H)を有
しているため、オゾン層に到達する以前に活性分解され
るので、オゾン層を破壊する係数がR12に比べて小さ
い。このR22の沸点は大気圧で−40.75℃であ
る。
塩素基(Cl)を含むものであるが、水素基(H)を有
しているため、オゾン層に到達する以前に活性分解され
るので、オゾン層を破壊する係数がR12に比べて小さ
い。このR22の沸点は大気圧で−40.75℃であ
る。
【0006】これらは、先行する米国特許第48104
03号明細書においても述べられており、これらの冷媒
を使用したオゾン層を破壊しないブレンドの例がいくつ
か示されている。
03号明細書においても述べられており、これらの冷媒
を使用したオゾン層を破壊しないブレンドの例がいくつ
か示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記米国特許明細書に
は、オゾン層を破壊しない複数の冷媒のブレンドによっ
て前述のR12(ジクロロフルオロメタン)と同等の冷
凍能力を発揮する例がいくつか示されており、塩素基
(Cl)を含まないものとしては前述のR125他がま
た、塩素基(Cl)と水素基(H)を含む冷媒としてR
22やR142b他によるブレンドは示されている。
は、オゾン層を破壊しない複数の冷媒のブレンドによっ
て前述のR12(ジクロロフルオロメタン)と同等の冷
凍能力を発揮する例がいくつか示されており、塩素基
(Cl)を含まないものとしては前述のR125他がま
た、塩素基(Cl)と水素基(H)を含む冷媒としてR
22やR142b他によるブレンドは示されている。
【0008】しかしながら、係る先行技術に示されるよ
うな冷媒ブレンドでは以下に示す不都合が生じる。即
ち、上記塩素基(Cl)を含まない冷媒、R125及び
R134aは冷凍サイクルの圧縮機に従来使用されてい
る鉱物油やアルキルベンゼン油等のオイルとの相溶性が
極度に悪い。これは、オイルとの相溶性が塩素基(C
l)の存在に依っているからである。又、R22も塩素
基(Cl)を有するもののオイルとの相溶性は良好では
ない。
うな冷媒ブレンドでは以下に示す不都合が生じる。即
ち、上記塩素基(Cl)を含まない冷媒、R125及び
R134aは冷凍サイクルの圧縮機に従来使用されてい
る鉱物油やアルキルベンゼン油等のオイルとの相溶性が
極度に悪い。これは、オイルとの相溶性が塩素基(C
l)の存在に依っているからである。又、R22も塩素
基(Cl)を有するもののオイルとの相溶性は良好では
ない。
【0009】圧縮機のオイルが冷媒に溶けない場合、冷
媒回路の蒸発器中で二相分離(オイルと冷媒の分離)が
発生し、圧縮機にオイルが戻されずに圧縮機の軸受摺動
部が焼付いてしまう危険性がある。
媒回路の蒸発器中で二相分離(オイルと冷媒の分離)が
発生し、圧縮機にオイルが戻されずに圧縮機の軸受摺動
部が焼付いてしまう危険性がある。
【0010】本発明は係る先行技術が有する種々の課題
を解決することを目的とする。
を解決することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、1,
1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパンとイ
ソブタンとの共沸混合物からなる冷媒組成物を構成し,
それぞれの単独の沸点より低い沸点にしたものである。
1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパンとイ
ソブタンとの共沸混合物からなる冷媒組成物を構成し,
それぞれの単独の沸点より低い沸点にしたものである。
【0012】請求項2の発明は、1,1,1,2,3,
3,3−ヘプタフルオロプロパンを70重量%から90
重量%とイソブタンを30重量%から10重量%との共
沸混合物からなる冷媒組成物を構成し、沸点を−19.
9℃にさせられ、R12の代替冷媒として十分な冷凍能
力を発揮できるとともに、従来の鉱物油やアルキルベン
ゼン油等を冷凍機油とした圧縮機にもそのまま使用でき
るようにしたものである。
3,3−ヘプタフルオロプロパンを70重量%から90
重量%とイソブタンを30重量%から10重量%との共
沸混合物からなる冷媒組成物を構成し、沸点を−19.
9℃にさせられ、R12の代替冷媒として十分な冷凍能
力を発揮できるとともに、従来の鉱物油やアルキルベン
ゼン油等を冷凍機油とした圧縮機にもそのまま使用でき
るようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下この発明を図に基づいて説明
する。図1は通常の冷凍サイクルの冷媒回路図である。
図2はこの発明の共沸冷媒混合物の特性図である。
する。図1は通常の冷凍サイクルの冷媒回路図である。
図2はこの発明の共沸冷媒混合物の特性図である。
【0014】1は電動機によって駆動される圧縮機、2
は凝縮器、3はキャピラリチューブ、4は蒸発器であ
り、これらは順次接続されている。圧縮機1内には鉱物
油やアルキルベンゼン油等の従来の冷凍機油が充填され
ている。また、冷媒回路内には化学式に塩素基(Cl)
を含まない冷媒1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフ
ルオロプロパン(以下R227eaという)とイソブタ
ン(以下R600aという)との共沸混合物が充填され
ている。その組成はR227eaが70重量%から90
重量%、R600aが30重量%から10重量%であ
る。
は凝縮器、3はキャピラリチューブ、4は蒸発器であ
り、これらは順次接続されている。圧縮機1内には鉱物
油やアルキルベンゼン油等の従来の冷凍機油が充填され
ている。また、冷媒回路内には化学式に塩素基(Cl)
を含まない冷媒1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフ
ルオロプロパン(以下R227eaという)とイソブタ
ン(以下R600aという)との共沸混合物が充填され
ている。その組成はR227eaが70重量%から90
重量%、R600aが30重量%から10重量%であ
る。
【0015】図1における冷媒回路中の冷媒の動作を説
明する。圧縮機1から吐出された高温高圧ガス状の共沸
混合物は凝縮器2に流入して放熱し、キャピラリチュー
ブ3で減圧されて蒸発器4に流入し、そこで蒸発して冷
却能力を発揮し、圧縮機1に帰還する。共沸混合物を形
成するR227eaはHFC冷媒であるため、従来の冷
凍機油である鉱物油やアルキルベンゼン油と溶け合わな
いが、R600aは従来の冷凍機油と相溶性があり、圧
縮機1から吐出冷凍機油を溶け込ませてこの圧縮機1に
帰還させる。これによって冷媒回路中の冷凍機油は停滞
することなく圧縮機1へ回収される。
明する。圧縮機1から吐出された高温高圧ガス状の共沸
混合物は凝縮器2に流入して放熱し、キャピラリチュー
ブ3で減圧されて蒸発器4に流入し、そこで蒸発して冷
却能力を発揮し、圧縮機1に帰還する。共沸混合物を形
成するR227eaはHFC冷媒であるため、従来の冷
凍機油である鉱物油やアルキルベンゼン油と溶け合わな
いが、R600aは従来の冷凍機油と相溶性があり、圧
縮機1から吐出冷凍機油を溶け込ませてこの圧縮機1に
帰還させる。これによって冷媒回路中の冷凍機油は停滞
することなく圧縮機1へ回収される。
【0016】また、HFC冷媒であるR227eaは従
来の冷凍機油に溶け合わないが、エステル油との相溶性
が良く、この冷媒R600aとの共沸混合物は鉱物油、
アルキルベンゼン油及びエステル油等の空調、冷凍用の
圧縮機の冷凍機油として使用できるようにされている。
来の冷凍機油に溶け合わないが、エステル油との相溶性
が良く、この冷媒R600aとの共沸混合物は鉱物油、
アルキルベンゼン油及びエステル油等の空調、冷凍用の
圧縮機の冷凍機油として使用できるようにされている。
【0017】R227eaとR600aとの共沸混合物
は蒸発器4で得られる−19.9℃の冷却温度が得られ
るため、R12の代替冷媒として使用でき、通常の家庭
用冷凍冷蔵庫に使用できるようにされている。
は蒸発器4で得られる−19.9℃の冷却温度が得られ
るため、R12の代替冷媒として使用でき、通常の家庭
用冷凍冷蔵庫に使用できるようにされている。
【0018】また、R600aは沸点が高く、可燃性で
あるため、混合比が大き過ぎると蒸発器4において所要
の冷却温度が得られなくなり、且つ爆発の危険性が出て
くるが、逆に小さ過ぎればオイル戻しの機能が発揮でき
なくなる。実験によれば以上のいずれの場合にもR60
0aは全体の10から30重量%が好適であり、望まし
くは19重量%である。
あるため、混合比が大き過ぎると蒸発器4において所要
の冷却温度が得られなくなり、且つ爆発の危険性が出て
くるが、逆に小さ過ぎればオイル戻しの機能が発揮でき
なくなる。実験によれば以上のいずれの場合にもR60
0aは全体の10から30重量%が好適であり、望まし
くは19重量%である。
【0019】
【発明の効果】本発明の冷媒組成物によればオゾン層を
破壊する危険性がなく、更に、鉱物油やアルキルベンゼ
ン油等の従来の圧縮機オイルとの相溶性の良いR600
aによって冷媒回路中のオイルが圧縮機に帰還せしめら
れるので、圧縮機の焼き付きを防止できる。
破壊する危険性がなく、更に、鉱物油やアルキルベンゼ
ン油等の従来の圧縮機オイルとの相溶性の良いR600
aによって冷媒回路中のオイルが圧縮機に帰還せしめら
れるので、圧縮機の焼き付きを防止できる。
【図1】この発明の冷媒回路図である。
【図2】この発明の共沸冷媒混合物の特性図である。
1 圧縮機 2 凝縮器 3 キャピラリチューブ 4 蒸発器
Claims (2)
- 【請求項1】 1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフ
ルオロプロパンとイソブタンとの共沸混合物からなる冷
媒組成物。 - 【請求項2】 1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフ
ルオロプロパンを70重量%から90重量%とイソブタ
ンを30重量%から10重量%との共沸混合物からなる
冷媒組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7218609A JPH0959610A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 冷媒組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7218609A JPH0959610A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 冷媒組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0959610A true JPH0959610A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16722642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7218609A Pending JPH0959610A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 冷媒組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0959610A (ja) |
-
1995
- 1995-08-28 JP JP7218609A patent/JPH0959610A/ja active Pending
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