JPH0959879A - マット - Google Patents

マット

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JPH0959879A
JPH0959879A JP21597295A JP21597295A JPH0959879A JP H0959879 A JPH0959879 A JP H0959879A JP 21597295 A JP21597295 A JP 21597295A JP 21597295 A JP21597295 A JP 21597295A JP H0959879 A JPH0959879 A JP H0959879A
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mat
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styrene
polystyrene
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省三 川端
Kazufumi Shimizu
和文 清水
Koji Hayata
晃二 早田
Taro Hattori
太郎 服部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼時に有害ガスが発生するのを防止でき、
その上、弾性、柔軟性及び耐滑り性等の諸物性が、周囲
温度の影響を受け難く、過酷な温度環境下でも良好な状
態で維持され、しかも非透水性及び折り曲げ回復性に優
れ、低コストで簡単に製造でき、例えば自動車用の置き
敷きマットや、レジャーマットとして好適に使用できる
マットを提供する。 【解決手段】 繊維系布地の裏面に設けられる裏打ち層
が、スチレン系単量体の含有率10〜50重量%のスチ
レン系熱可塑性エラストマーからなる第1のブレンド成
分30〜90重量%と、エチレン・プロピレン・ジエン
三元共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、及びオ
レフィン系重合体の中から選択される1種又は2種以上
のものからなる第2のブレンド成分1〜30重量%と、
を含む組成物をもって構成されてなるマット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば自動車の
置き敷きマット、自動車用装着マットの他、レジャーシ
ート等として好適に使用できるマットに関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】自動車内には、運転者や同乗
者の足元に、ピース状の置き敷きマットを敷設すること
がある。このような置き敷きマットは、運転者らに心地
良さを与えることができるよう、特に裏打ち層には、良
好な柔軟性及び弾性が必要とされ、加えて不本意な位置
ずれを防止できるよう、敷設面に対し所定の摩擦力(耐
滑り性)が必要とされる。更に敷設面からの水分の吸収
による悪影響を回避できるよう、非透水性であることも
少なからず要求される。ところが、自動車は、時間帯、
駐車位置等によって車内温度が予想以上に変化するの
で、上記のような自動車用マットにおいては、−30℃
〜+90℃程度の過酷な温度環境下で上記の物性を維持
できるよう、厳しい条件下での開発が進められている。
【0003】従来、カーペットやマットの裏打ち用樹脂
組成物としては、ポリ塩化ビニル、スチレンブタジエン
ゴムのラテックス(SBRラテックス)等の合成ゴム、
天然ゴム、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体
等を主成分とするものが一般に使用されている。
【0004】これらのうち、最も汎用されるポリ塩化ビ
ニル組成物は、燃焼時に有害な塩化水素ガスを大量に発
生するため、廃棄処理において燃焼する際、環境汚染を
引き起こし、昨今社会問題化している環境問題の面で好
ましくない。しかもこの組成物の弾性及び柔軟性は、比
較的周囲温度の影響を受け易く、高温環境下や低温環境
下では良好な物性を維持するのが困難であり、更に可塑
剤の揮散により長期の安定性が得られず、耐久性及び耐
候性の面でも多少不安を抱えている。
【0005】またSBRラテックス等の合成ゴムや、天
然ゴムを使用しているものは、裏打ち層形成工程におい
て、架橋反応を行う必要があり、その分、工程数が増加
して製造が困難になり、コストの増大を招く。更にSB
Rラテックスからなるものは、水分が透過しやすく、非
透水性の面でも問題がある。
【0006】またポリエチレンや、エチレン酢酸ビニル
共重合体を使用しているものは、柔軟性に劣り、敷設面
に沿い難く敷設安定性に劣るとともに、敷設面に対する
摩擦抵抗が低く、耐滑り性に劣るという欠点を有してい
る。
【0007】以上は、自動車用の置き敷きマットについ
て説明しているが、アウトドアで使用されるレジャーマ
ット(レジャーシート)等は、上記した程の過酷な温度
条件下で使用されることは少ないが、ある程度の温度変
化に対応できる方が有利であることに違いはない。また
レジャーシートでは、収納時の折り畳みにより形成され
る折り目が、展開時に残存していると、良好な敷設安定
性等を得ることができないので、上記の特性以外に、良
好な折り曲げ回復性が強く要求される。
【0008】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、燃焼時に有害ガスが発生するのを防止でき、そ
の上、弾性、柔軟性及び耐滑り性等の物性が、周囲温度
の影響を受け難く、過酷な温度環境下でも良好な状態で
維持され、しかも非透水性及び折り曲げ回復性に優れ、
低コストで簡単に製造できて、例えば自動車用の置き敷
きマットや、レジャーマットとして好適に使用できるマ
ットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を行った結果、特定成分の配合により、上記目的を達成
可能なマットを提供できることを見出だした。
【0010】すなわち本発明のマットは、繊維系布地の
裏面に設けられる裏打ち層が、スチレン系単量体の含有
率10〜50重量%のスチレン系熱可塑性エラストマー
からなる第1のブレンド成分30〜90重量%と、エチ
レン・プロピレン・ジエン三元共重合体、エチレン・酢
酸ビニル共重合体、及びオレフィン系重合体の中から選
択される1種又は2種以上のものからなる第2のブレン
ド成分1〜30重量%と、を含む組成物をもって構成さ
れてなるものを要旨とする。
【0011】本発明において、前記第1のブレンド成分
は、ポリスチレン・ポリブタジエン・ポリスチレンブロ
ック共重合体、ポリスチレン・ポリイソブレン・ポリス
チレンブロック共重合体、及びそれらの水素添加物の中
から選択される1種又は2種以上のものからなる構成を
採用するのが良い。
【0012】また本発明においては、前記組成物に、炭
酸カルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ム、硫酸バリウム、ケイ酸カルシウム、硫酸カルシウ
ム、燐酸マグネシウム、及び酸化チタンの中から選択さ
れる1種又は2種以上の無機化合物が70重量%以下含
まれてなる構成を採用するのが好ましい。
【0013】本発明のマットにおける裏打ち層は、これ
を構成する樹脂組成物が、スチレン系熱可塑性エラスト
マーからなる第1のブレンド成分と、エチレン・プロピ
レン・ジエン三元共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重
合体、及びオレフィン系重合体の中から選択される1種
又は2種以上のものからなる第2のブレンド成分とを特
定比率で配合したものからなる。これらのブレンド成分
は、ハロゲンを含まないことから、従来汎用の塩化ビニ
ル樹脂を用いたもののように燃焼時に有害ガスを発生せ
ず、かつ低発煙性である。その上、上記第1及び第2の
ブレンド成分の組み合わせにより、マットとして、好適
な柔軟性、弾力性及び耐滑り性等の諸物性が付与され、
更にそれらの物性が、周囲温度の影響を受け難く、過酷
な温度環境下においても維持され、また非透水性及び折
り曲げ回復性にも優れる。しかも、上記組成物は溶融押
出による成形性に優れるため、Tダイ等の一般的な押出
成形機によって支障なく容易にシート状に成形でき、こ
の成形シートを裏打ち層として繊維系布地の裏面に直接
圧着することにより、自動車用置き敷きマットやレジャ
ーシートを容易に製造できる。
【0014】本発明において、第1のブレンド成分のス
チレン系熱可塑性エラストマーとして、具体的には、ポ
リスチレン・ポリブタジエン・ポリスチレンのブロック
共重合体(SBS)、ポリスチレン・ポリイソブレン・
ポリスチレンのブロック共重合体(SIS)、SBSの
水素添加物として得られるポリスチレン・ポリ(エチレ
ン・ブチレン)・ポリスチレンのブロック共重合体(S
EBS)、及びSISの水素添加物として得られるポリ
スチレン・ポリ(エチレン・プロピレン)・ポリスチレ
ンのブロック共重合体(SEPS)等を好適例として挙
げることができ、これらは単独で使用しても、2種以上
を併用して使用しても良い。なおこれらの中でも特に、
経済性の面から、SBS又は/及びSISを使用するの
が望ましい。 更に第1のブレンド成分は、スチレン系
単量体の含有率が10〜50重量%のものを使用する必
要があり、中でも下限値が20重量%以上、上限値が4
0重量%以下のものを好適に使用できる。この含有率が
低くなると、押出による成形性が悪化していき、上記規
定値に満たないと、裏打ち用シートとしての押出成形が
困難になるとともに、耐熱性が低下して押出シート表面
に肌荒れ等が生じるので好ましくない。逆にスチレン系
単量体の含有率が高くなると、剛性が高くなり、上記規
定値を超えると、裏打ち層として充分な柔軟性及び弾性
を得ることができなくなるので、好ましくない。
【0015】第1のブレンド成分は、裏打ち層としての
組成物中に30〜90重量%含有させる必要があり、中
でも下限値が40重量%以上、上限値が70重量%以下
のものは好適に使用できる。この含有量が少な過ぎる
と、裏打ちシートとしての成形加工性が悪化し、押出成
形が困難になり、好ましくない。また多過ぎると、押出
成形が困難になることに加えて、耐熱性が低下して、押
出シート表面に肌荒れが生じる恐れがあり、好ましくな
い。
【0016】一方本発明においては、第2のブレンド成
分として、エチレンとプロピレンとジエン化合物(1・
4−ヘキサジエン、ジシクロメンタジエン等)の三元共
重合体(EPDM)、エチレンと酢酸ビニルの共重合体
(EVA)、及びオレフィン系重合体の中から選択され
る1種又は2種以上のものを使用する必要がある。
【0017】オレフィン系重合体としては、具体的に
は、低密度ポリエチレン(LDPE)及び直鎖ポリエチ
レン(LLPE)等の結晶性ポリエチレン、結晶性ポリ
プロピレン等を好適なものとして例示することができ
る。
【0018】この第2のブレンド成分は、成形加工性及
び耐熱性向上のために、組成物中に、1〜30重量%含
有させる必要があり、好ましくは下限値を2重量%以
上、上限値を20重量%以下含有させるのが良い。
【0019】具体的に説明すると、第2のブレンド成分
にEPDMが含まれる場合、EPDMの組成物中の含有
量は1〜30重量%、好ましくは下限値を2重量%以
上、上限値を20重量%以下とするのが良い。この含有
量が少な過ぎると、耐熱性の低下により、押出シートに
肌荒れが生じる恐れがあり、逆に多過ぎると、押出シー
トとして、充分な弾性及び柔軟性を得ることができず、
好ましくない。
【0020】更に第2のブレンド成分にEVAが含まれ
る場合、EVAの組成物中の含有量は1〜30重量%、
好ましくは下限値を2重量%以上、上限値を20重量%
以下とするのが良い。この含有量が少な過ぎると、成形
加工性が悪化して、押出成形が困難になる恐れがあり、
逆に多過ぎると、耐熱性の低下により、押出シートに肌
荒れが生じる恐れがあり、好ましくない。
【0021】更に第2のブレンド成分にオレフィン系重
合体が含まれる場合、それの組成物中の含有量は1〜3
0重量%、好ましくは下限値を2重量%以上、上限値を
20重量%以下とするのが良い。この含有量が少な過ぎ
ると、耐熱性の低下により、押出シートに肌荒れが生じ
る恐れがあり、逆に含有量が多過ぎると、押出シートと
して、充分な弾性及び柔軟性を得ることができず、好ま
しくない。なおオレフィン系重合体の中でも、ポリプロ
ピレン系のものを使用する場合、ポリエチレン系のもの
と比べて、柔軟性に劣るが、良好な耐熱性を得ることが
できる。
【0022】本発明の組成物には、上記第1及び第2の
ブレンド成分の他に、経済性及び剛性の向上、増量効果
等を図るため、必要に応じて、無機化合物を含有させる
のが良い。無機化合物としては、例えば炭酸カルシウ
ム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、硫酸バ
リウム、ケイ酸カルシウム、硫酸カルシウム、燐酸マグ
ネシウム、酸化チタン等、通常のプラスチック成形技術
で用いられるものを使用でき、これらの中でも特に経済
性及び成形加工性の面から炭酸カルシウムを主成分とす
ることが推奨される。
【0023】この無機化合物の組成物中の含有量は、7
0重量%以下、好ましくは60重量%以下とするのが良
い。
【0024】なお本発明の組成物を、レジャーシートの
裏打ち材として使用する場合、軽量化を図るために、上
記の無機化合物の混入量は少ない方が望ましい。
【0025】本発明の組成物には、良好な成形加工性等
を得るために、必要に応じて、DOP等の可塑剤を、1
0重量%以下の範囲内において含有させても良い。
【0026】更に本発明においては、一般的なプラスチ
ック成形技術で使用される滑剤、軟化剤、着色剤、帯電
防止剤等の種々の添加剤を、必要に応じて適宜配合する
ことも、もちろん可能である。
【0027】一方、本発明における繊維系布地は、特に
限定されるものではなく、どのようなものでも使用でき
る。例えばポリエステル繊維、ナイロン繊維、ポリプロ
ピレン繊維、アクリル繊維等からなる糸を製編織した布
地のほか、各種の繊維や糸を、ニードルパンチ等により
機械的に接結したり、あるいは接着剤等により化学的に
接結した不織布等を使用できる。
【0028】またこの布地は、その表面にパイル層が形
成されているパイル布帛であっても、パイル層が形成さ
れていない平布地であっても良い。パイル層を形成する
場合パイル素材は、特に限定されるものではなく、上記
の繊維からなるもの等を好適に使用できる。またパイル
層の形成手段も特に限定されるものではないが、例えば
モケット等のように経パイル織、緯パイル織等の製織に
よりパイル層を形成する手段、タフティングマシン等に
よりパイル糸を植毛してパイル層を形成する手段、接着
剤を用いてパイル糸を接着してパイル層を形成する手段
等を例示することができる。
【0029】なお本発明をレジャーマットに適用する場
合、布地としては、折り畳み収納を支障なく行えるよう
に、方向性がなくて良好な折り曲げ回復性を有するも
の、例えばポリエステル繊維からなるのニードルパンチ
不織布を使用するのが好ましく、中でも、厚さが1〜5
mm、目付が100〜500g/m2 程度のものを使用
するのが、より一層好ましい。
【0030】なお、裏打ち樹脂の見栄え、樹脂層の保
護、補強として、目付5〜70g/m2 の薄い不織布
を、裏打ち層に貼り合わせるようにしても良い。
【0031】この発明においては、上記第1及び第2の
ブレンド成分と、必要に応じて配合する無機化合物、可
塑剤、添加剤とからなる組成物を用いて、例えば以下の
方法によりマットを得る。すなわち上記組成物を、ヘン
シェルミキサー、バンバリーミキサー等の適当な混合機
で混合して、その混合物を成形材料としたり、あるいは
その混合物をペレット化したものを成形材料とする。又
は、上記組成物をそのまま成形材料としたり(ダイレク
トブレンド方式)、あるいは上記組成物をタンブラーブ
レンダー等の混合機で混合して、その混合物(ドライブ
レンドペレット)を成形材料とする。
【0032】続いて、上記成形材料をTダイ等を取り付
けた単軸もしくは2軸の押出機を用いて、裏打ち用成形
シートを押出成形して、そのシートを冷却固化する前
に、Tダイ出口に隣接して設置した圧着ロール等によ
り、繊維系布地の裏面に連続的に裏打ち層として被覆
し、マットを得る(押出ラミネート方式)。もしくは押
出成形された裏打ち用シートを冷却固化した後、シート
片面を溶融加熱してその溶融面を繊維系布地の裏面に接
着することにより、マットを得る。
【0033】なお裏打ち層の被覆において、自動車用置
き敷きマットのようにパイル付きのマットを製造する場
合には、充分な柔軟性及び弾性等を確保した上で、しか
も目止めを確実に行えるように、その裏打ち層の塗布量
を比較的厚めに、具体的には800〜2000g/
2 、好ましくは下限値を1000g/m2 以上、上限
値を1800g/m2 以下にするのが良い。またレジャ
ーシート等のようにパイルの形成されないマットを製造
する場合には、良好な柔軟性及び弾性等を確保しつつ、
軽量さをも損なわない程度に、裏打ち材の塗布量は必要
最小限度で良く、具体的には、200g/m2 以上、好
ましくは下限値を300g/m2 以上、上限値を800
g/m2 以下とするのが良い。
【0034】一方本発明において、上記したように押出
成形された裏打ち用シートを冷却固化した後、そのシー
トをホットプレスにより繊維系布地の裏面に接着するこ
とにより、マットを得ることも可能である。もっとも、
この方法では再加熱時(ホットプレス時)に、繊維系布
地を熱劣化させる恐れがあるため、上記押出ラミネート
方式を採用するのが望ましい。
【0035】
【実施例】以下、この発明の実施例及びその効果を導出
するための比較例について説明する。なお以下の説明に
おいて、「%」とあるのは「重量%」を意味する。
【0036】<使用材料>実施例等を行うにあたって、
下記の材料を準備した。
【0037】1.第1のブレンド成分 ・SBS…ポリスチレン・ポリブタジエン・ポリスチレ
ンのブロック共重合体(スチレン含量35%) ・SIS…ポリスチレン・ポリイソブレン・ポリスチレ
ンのブロック共重合体(スチレン含量17%) ・SEBS…ポリスチレン・ポリ(エチレン・ブチレ
ン)・ポリスチレンのブロック共重合体(スチレン含量
30%) 2.第2のブレンド成分 ・EPDM…エチレン含量20%、プロピレン含量40
%のエチレンとプロピレンとジエン化合物のランダム三
元共重合体 ・EVA…エチレン含量72%のエチレン・酢酸ビニル
共重合体 ・PE…低密度ポリエチレン 3.可塑剤及び無機化合物 ・DOP…ジ・2エチルヘキシル・フタレート ・炭カル…炭酸カルシウム(平均粒子径7.41μm) 4.他の裏打ち材料 ・PVC…ポリ塩化ビニル ・SBR…スチレン・ブタジエンゴムのラテックス <使用する繊維系布地>実施例等を行うにあたって、ポ
リエステル繊維からなるニードルパンチ不織布(厚さ1
mm、目付100g/m2 )の表面に、タフティングマ
シンによりポリエステル繊維糸を植毛して、パイル目付
400g/m2 のループパイル型のマット基材(繊維系
布地)を準備した。
【0038】<実施例1>
【表1】 上表1に示すように、SBS64%、EPDM16%、
炭カル20%を配合した組成物を、Tダイを取り付けた
二軸押出機を用いて、厚さ0.5mm、幅2000mm
の裏打ち用成形シートを押出成形して、そのシートを冷
却固化する前に、ダイ出口に隣接して設置した圧着ロー
ルにより、上記布地の裏面に連続的に裏打ち層として目
付500g/m2 で被覆して、連続マットを得、それを
切断して600mm×900mmのレジャー用マット
(レジャーシート)としてのサンプルを得た。
【0039】<実施例2>SBS64%、EPDM8
%、PE8%、炭カル20%を配合した組成物を用い、
上記と同様にレジャー用マットとしてのサンプルを得
た。
【0040】<実施例3>SBS67%、EPDM8
%、EVA10%、DOP5%、炭カル10%を配合し
た組成物を用い、同様にレジャー用マットとしてのサン
プルを得た。
【0041】<実施例4>SBS46%、EPDM10
%、DOP4%、炭カル40%を配合した組成物を用
い、同様な方法で、自動車用マット(置き敷きマット)
としてのサンプルを得た。
【0042】<実施例5>SBS45%、EVA10
%、PE5%、DOP5%、炭カル35%を配合した組
成物を用い、同様に自動車用マットとしてのサンプルを
得た。
【0043】<実施例6>SBS50%、EVA5%、
PE10%、炭カル35%を配合した組成物を用い、同
様に自動車用マットとしてのサンプルを得た。
【0044】<実施例7>SIS70%、EVA5%、
PE5%、炭カル20%を配合した組成物を用い、同様
にレジャー用マットとしてのサンプルを得た。
【0045】<実施例8>SIS40%、EPDM25
%、炭カル35%を配合した組成物を用い、同様に自動
車用マットとしてのサンプルを得た。
【0046】<実施例9>SEBS45%、EPDM2
0%、DOP5%、炭カル30%を配合した組成物を用
い、同様に自動車用マットとしてのサンプルを得た。
【0047】<比較例1>SBS60%、炭カル40%
を配合した組成物を用い、上記実施例と同様に自動車用
マットとしてのサンプルを得た。
【0048】<比較例2>EVA60%、炭カル40%
の組成物を用い、同様に自動車用マットとしてのサンプ
ルを得た。
【0049】<比較例3>PE60%、炭カル40%の
組成物を用い、同様に自動車用マットとしてのサンプル
を得た。
【0050】<比較例4>PVC50%、DOP30
%、炭カル20%の組成物を用い、同様にレジャー用マ
ットとしてのサンプルを得た。
【0051】<比較例5>SBR60%(固形分)、炭
カル40%からなる組成物をロールコーターにより、上
記繊維系布地の裏面に、塗布量400g/m2 (固形
分)で塗工して、レジャー用マットとしてのサンプルを
得た。
【0052】<評価>上記各サンプルにおいて、下記の
測定を行い、各特性を評価した。
【0053】1.燃焼性 NBS(National Bureau of Standards)燃焼性試験方
法により、塩化水素ガスの発生量を測定し、発生しなか
ったものを「○」、発生したものを「×」として評価し
た。
【0054】2.弾性 JIS K 6301に準拠して引張弾性率を測定し、
200kgf/cm2 以下のものを「○」、200f/cm2 超1
000f/cm2 以下のものを「△」、1000f/cm2 超の
ものを「×」として評価した。
【0055】3.柔軟性 JIS L 1096に準拠して柔軟性試験を行い、そ
のときの測定値が4.0kgf/cm2 以下のものを「○」、
4.0f/cm2 超5f/cm2 以下のものを「△」、5f/cm2
超のものを「×」として評価した。
【0056】4.耐滑り性 JIS K 7125のプラスチックフィルム及びシー
トの摩擦係数試験に準拠して摩擦係数を測定し、7.0
kgf 以上のものを「○」、7.0kgf 未満5.0kgf 以
上のものを「△」、5.0kgf 未満のものを「×」とし
て評価した。
【0057】5.非透水性 JIS L 1092に準拠して防水性試験を行い、水
が滴出しなかったものを「○」、滴出したものを「×」
として評価した。
【0058】6.折り曲げ回復性 JIS L 1096に準拠して反発率を測定し、40
%以上のものを「○」、40%未満20%以上のものを
「△」、20%未満のものを「×」として評価した。
【0059】上記の各評価結果を下表2に示す。なお、
評価結果のうち、「○」のものは合格、それ以外
(「△」及び「×」)のものは不合格である。
【0060】
【表2】 上表2から明らかなように、本発明に関連した実施例の
ものは、いずれの特性にも良好な評価が得られ、特に自
動車用の置き敷きマットや、レジャーシート等に適して
いるのが判る。これに対し、本発明の要旨を逸脱する比
較例のものは、いずれかの特性に劣っており、例えば自
動車用の置き敷きマットや、レジャーシート等、過酷な
条件下で使用されるものには不向きであるのが判る。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明のマットによれ
ば、燃焼時に有害ガスが発生するのを防止でき、その
上、弾性、柔軟性及び耐滑り性等の諸物性が、周囲温度
の影響を受け難く、過酷な温度環境下でも良好な状態で
維持され、しかも非透水性及び折り曲げ回復性に優れ、
低コストで簡単に製造でき、例えば自動車用の置き敷き
マットや、レジャーシートとして好適に使用でき、特に
自動車用置き敷きマットとして使用する場合、置き敷き
面の形状に合わせて、後加工できるという効果が得られ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 太郎 奈良県生駒郡安堵町大字窪田634番地1 住江織物株式会社奈良事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維系布地の裏面に設けられる裏打ち層
    が、 スチレン系単量体の含有率が10〜50重量%のスチレ
    ン系熱可塑性エラストマーからなる第1のブレンド成分
    30〜90重量%と、 エチレン・プロピレン・ジエン三元共重合体、エチレン
    ・酢酸ビニル共重合体、及びオレフィン系重合体の中か
    ら選択される1種又は2種以上のものからなる第2のブ
    レンド成分1〜30重量%と、を含む組成物をもって構
    成されてなることを特徴とするマット。
  2. 【請求項2】 前記第1のブレンド成分は、ポリスチレ
    ン・ポリブタジエン・ポリスチレンブロック共重合体、
    ポリスチレン・ポリイソブレン・ポリスチレンブロック
    共重合体、及びそれらの水素添加物の中から選択される
    1種又は2種以上のものからなる請求項1記載のマッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記組成物に、炭酸カルシウム、水酸化
    アルミニウム、水酸化マグネシウム、硫酸バリウム、ケ
    イ酸カルシウム、硫酸カルシウム、燐酸マグネシウム、
    及び酸化チタンの中から選択される1種又は2種以上の
    無機化合物が70重量%以下含まれてなる請求項1又は
    2記載のマット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002080688A (ja) * 2000-09-06 2002-03-19 Riken Technos Corp 熱可塑性樹脂組成物
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CN114889244A (zh) * 2022-05-23 2022-08-12 辽宁科大中驰镁建材科技有限公司 一种便携式镁基土工织物的制备方法

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