JPH0959894A - アルミニウム蒸着紙およびその製造方法 - Google Patents

アルミニウム蒸着紙およびその製造方法

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JPH0959894A
JPH0959894A JP20547495A JP20547495A JPH0959894A JP H0959894 A JPH0959894 A JP H0959894A JP 20547495 A JP20547495 A JP 20547495A JP 20547495 A JP20547495 A JP 20547495A JP H0959894 A JPH0959894 A JP H0959894A
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JP
Japan
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aluminum vapor
layer
paper
electron beam
vapor deposition
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JP20547495A
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Masashi Kobayashi
正史 小林
Koji Sato
宏治 佐藤
Takaharu Miura
喬晴 三浦
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New Oji Paper Co Ltd
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Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保存時にアルミニウム蒸着層表面の濡れ性の
低下が抑えられ、オーバーコート層や印刷インキとの接
着性が良好なアルミニウム蒸着紙を提供。 【解決手段】 紙基体の表面上に電子線硬化樹脂層、ア
ルミニウム蒸着層を順次設けたアルミニウム蒸着紙にお
いて、アルミニウム蒸着層表面の平滑度が10000秒
以上であり、アルミニウム蒸着層の反対面の平滑度が5
0〜1000秒であり、その製造方法としては、走行す
る紙基体の表面と、平滑な表面を有する成型体の表面と
を、電子線硬化性樹脂組成物からなる塗布液層を介して
圧着し、次いで前記紙基体の背面から電子線を照射して
塗布液層を硬化し、成型体の表面から連続的に剥離して
紙基体上に電子線硬化樹脂層を設けたアルミニウム蒸着
用基紙を形成し、前記電子線硬化樹脂層上にアルミニウ
ム蒸着層を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明はアルミニウム蒸着
紙に関するものである。更に詳しく述べるならば、本発
明は巻取状態あるいは、平判に積み重ね合わされた状態
で保管されたアルミニウム表面の濡れ性が損なわれるこ
とがなく、アルミニウム蒸着層上に設けたオーバーコー
ト層や印刷インキ等との接着性が良好なアルミニウム蒸
着紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 近年、商品のアピール性を重視した美
麗な金属光沢層を持つラベルまたはポスター、包装材な
どが広く利用されている。これらの基材としては、アー
ト紙やコート紙あるいはキャストコート紙などの紙基体
にアルミニウム箔などの金属箔を貼り合わせたものか、
またはアート紙やコート紙あるいはキャストコート紙な
どの紙基体にアルミニウムなどの金属を蒸着したプラス
チックフィルムを貼り合わせたものが一般的に利用され
ている。
【0003】しかし、最近になって金属箔、または金属
を蒸着したプラスチックフィルムと紙基体とを貼り合わ
せた基材は、省エネルギーや環境汚染などの社会的動向
を背景にして、次第に紙基体の表面上に金属蒸着した金
属蒸着紙に置き換えられようとしている。ここで使用す
る金属としてアルミニウムを用いたアルミニウム蒸着紙
の場合、使用するアルミニウムの使用量は、アルミニウ
ム箔と紙基体との貼り合わせた場合のアルミニウムの使
用量の1/100以下であり、この結果、省資源および
コスト低減に有利であるばかりではなく、さらにはビー
ルラベルとして使用した際には、ビール瓶の洗瓶工程で
の温アルカリ処理時に発生する水素ガスも大幅に減少さ
せることもでき、作業環境や安全面でも有利である。
【0004】この様な用途に使用されているアルミニウ
ム蒸着紙のアルミニウム蒸着層の表面には、樹脂コーテ
ィング、印刷等の処理が施されるのが一般的である。し
たがってアルミニウム蒸着層の表面は、これらの処理に
適した塗工適性、印刷適性、および接着適性等の表面適
性を有していなければならない。
【0005】本来、アルミニウム蒸着層の表面は活性
で、濡れ張力が大きく、56ダイン/cm以上あり、イ
ンキ、樹脂、接着剤との密着性が良好である。しかしな
がらアルミニウム蒸着層の表面は、空気中の酸素に曝さ
れると、酸化され、濡れ張力が低下し、密着性の低下が
発じる。さらに保存時の温度や湿度が高いほど濡れ性の
低下が著しい。
【0006】アルミニウム蒸着紙は蒸着後、巻取状態で
保管されるのが一般的である。この状態では、巻取る際
にアルミニウム蒸着層とその上に重ねられたアルミニウ
ム蒸着紙のアルミニウム蒸着層表面の反対面との間に空
気が混入する。そしてアルミニウム蒸着層の表面が粗い
ほど、より多くの空気がアルミニウム蒸着層とアルミニ
ウム蒸着紙裏面との間に存在することになる。そしてこ
の空気中の酸素や水分によってアルミニウム蒸着層の表
面の濡れ性が低下し、インキ、樹脂、接着剤との密着性
が悪化する現象が見られる。
【0007】アルミニウム蒸着紙およびアルミニウム箔
貼合紙における濡れ性の低下およびそれに伴うインキ、
樹脂、接着剤との密着性の低下の原因が、アルミニウム
蒸着層と接触する紙から汚染物質がアルミニウム蒸着層
に転移するとし、紙基体からの汚染物質の転移を抑える
方法としては、特開昭56−140197号公報に紙基
体の裏面にポリビニルアルコール層を設ける方法、特開
昭61−124693号公報に濡れ張力を減少させない
サイズ剤を含有する方法および、特開平4−65599
号公報にアルミニウム蒸着層表面の自然分極電位値が所
定の範囲になるように裏面を処理した基紙を用いる方法
が開示されているが、これらの方法ではアルミニウム蒸
着層表面の酸化を完全に防ぎ、濡れ性の低下を防止する
ことはできない。
【0008】また特開昭55−163294号公報に
は、剥離剤処理したポリエチレンテレフタレートフィル
ム上に金属蒸着層を設け、蒸着フィルムを得、次に紙基
材上に設けた電子線硬化性樹脂からなる塗布液層と、前
記蒸着フィルムの金属蒸着層とを貼り合わせ、電子線照
射後、ポリエチレンテレフタレートフィルムを剥がすこ
とにより、平滑性や金属光沢が良好な金属蒸着層表面を
得ているが、金属蒸着層表面上に剥離剤が転移するた
め、良好な印刷適性が得られない。
【0009】そこで最近、特開平2−74696号公報
や特開平2−99694号公報には、紙基体上の電子線
硬化樹脂層を介して金属蒸着層を形成する方法が提案さ
れているが、アルミニウム蒸着層表面の酸化および濡れ
性の低下を防止するには不十分である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、前記のよ
うな従来の問題点を解決するためになされたものであ
り、本発明の目的は、アルミニウム蒸着紙を巻取りまた
は平判のような積み重ね状態で保管しても、アルミニウ
ム蒸着層表面の濡れ性の低下が抑えられ、アルミニウム
蒸着層と、前記アルミニウム蒸着層上に設けるオーバー
コート層との接着性が良好であるアルミニウム蒸着紙を
提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】 本発明のアルミニウム
蒸着紙は、紙基体の少なくとも一表面上に電子線硬化樹
脂層、アルミニウム蒸着層を順次設けたアルミニウム蒸
着紙において、アルミニウム蒸着後のアルミニウム蒸着
層表面の王研式平滑度が10000秒以上であり、かつ
アルミニウム蒸着層の反対面の王研式平滑度が50〜1
000秒であることを特徴とするものである。
【0012】また本発明のアルミニウム蒸着紙の製造方
法としては、走行する紙基体の表面と、平滑な表面を有
する成型体の表面とを、電子線照射により硬化し得る不
飽和有機化合物を主成分とする塗料組成物(以下、電子
線硬化性樹脂組成物という)からなる塗布液層を介して
圧着し、次いで前記紙基体の背面から電子線を照射して
塗布液層を硬化し、前記成型体の表面から連続的に剥離
して紙基体上に電子線硬化樹脂層を設けたアルミニウム
蒸着用基紙を形成し、前記電子線硬化樹脂層上にアルミ
ニウム蒸着層を設けることを特徴とするものである。
【0013】紙基体の一面上の電子線硬化樹脂層上にア
ルミニウム蒸着層を設けたアルミニウム蒸着紙を、巻取
りまたは平判のような積み重ね状態で保管すると、通常
アルミニウム蒸着層表面の濡れ性が低下し、アルミニウ
ム蒸着層と、前記アルミニウム蒸着層上に設けるオーバ
ーコート層との接着性が不良となる。しかし表面が非常
に平滑なポリエステルフィルムのような高分子フィルム
にアルミニウムを蒸着した場合には、巻取状態で長時間
放置しても前記のようなアルミニウム蒸着層表面の濡れ
性の低下はみられない。
【0014】この現象は、本発明者らの検討によると、
表面平滑性の非常に優れたポリエステルフィルム上にア
ルミニウムを蒸着し、このアルミニウム蒸着層表面を、
(イ)空気中に放置した状態、(ロ)表面を粗面化した
ポリエステルフィルムと接触させた状態、および(ハ)
表面が非常に平滑なポリエステルフィルムと接触させた
状態で、1Kg/cm2の加圧下で、30℃、7日後の
アルミニウム蒸着層表面の濡れ性を評価した結果、
(ハ)表面が非常に平滑なポリエステルフィルムの濡れ
性の低下が最も小さく、(ロ)表面を粗くしたポリエス
テルフィルムおよび、(イ)空気中に放置した状態の順
にアルミニウム蒸着層表面の濡れ性の低下がみられた。
このことは、前記平滑なアルミニウム蒸着層に接触する
基材の平滑性が高いほどアルミニウム蒸着層に接する空
気の量が少なく、アルミニウム蒸着層の空気酸化が抑え
られて、濡れ性の低下が小さくなったことを示してい
る。
【0015】そこで、これらの知見から本発明者らは、
アルミニウム蒸着紙は、紙基体の少なくとも一表面上に
電子線硬化樹脂層、アルミニウム蒸着層を順次設けたア
ルミニウム蒸着紙において、アルミニウム蒸着後のアル
ミニウム蒸着層表面の王研式平滑度が10000秒以上
とし、アルミニウム蒸着層の反対面の王研式平滑度が5
0〜1000秒とすることで、前記の濡れ性の低下を改
善することを見いだし、本発明に至った。
【0016】また本発明のアルミニウム蒸着紙の製造方
法としては、走行する紙基体の表面と、平滑な表面を有
する成型体の表面とを、電子線硬化性樹脂組成物からな
る塗布液層を介して圧着し、次いで前記紙基体の背面か
ら電子線を照射して塗布液層を硬化し、前記成型体の表
面から連続的に剥離して紙基体上に電子線硬化樹脂層を
設けた積層体を形成し、前記積層体の電子線硬化樹脂層
上にアルミニウム蒸着層を設けることにより得られる。
【0017】そして、前記電子線硬化樹脂層上にアルミ
ニウム蒸着層を設けたアルミニウム蒸着紙を用いること
で、巻取状態や平判の積み重ね状態で長期間保管しても
アルミニウム蒸着層表面の濡れ性の低下を抑え、印刷イ
ンキ、オーバーコート層用樹脂および接着剤との密着性
を大幅に改善しうることを見い出し、本発明を完成した
ものである。
【0018】本発明のように、アルミニウム蒸着層表面
の王研式平滑度を10000秒以上にし、アルミニウム
蒸着層表面の反対面の王研式平滑度が50〜1000秒
とすることにより、金属光沢性の優れた、優美で商品価
値の高いアルミニウム蒸着紙を得ることができる。
【0019】本発明における王研式平滑度は、アルミニ
ウム蒸着層表面で10000秒以上であり、王研式平滑
度が高いほど濡れ性の低下防止の点から望ましく、王研
式平滑度の上限は特に制限はない。
【0020】
【発明の実施の形態】 本発明に用いられる紙基体は、
通常50〜300g/m2の坪量を有し、表面の平滑な
ものが用いられる。紙基体を形成する天然パルプとして
は、一般には、針葉樹パルプ、広葉樹パルプ、針葉樹広
葉樹混合パルプ等を主成分とするものが広く用いられて
いる。
【0021】さらに紙基体には、一般に製紙で用いられ
ているサイズ剤、定着剤、紙力増強剤、填料、帯電防止
剤、pH調節剤、顔料、染料等の添加剤が配合されてい
ても良い。更に、水溶性高分子添加剤、表面サイズ剤、
表面紙力剤、無機電解質、顔料、pH調節剤、染料、帯
電防止剤、ポリビニルアルコール等の1種類以上を含む
処理液でタブサイズ、またはサイズプレス法で適宜表面
に塗布したものであっても良い。
【0022】本発明の紙基体としては、合成樹脂、また
は合成樹脂と顔料からなる塗工紙を用いることもでき
る。塗工紙としてはアート紙、コート紙、軽量コート紙
などであり、キャスト塗工紙、さらには艶消し塗工紙な
ども使用することができ、これらは片面塗工紙、または
両面塗工紙であってもよい。
【0023】本発明の紙基体としては、強度、耐水性、
寸法安定性、防湿性を付与するため、ポリプロピレン、
ポリスチレン、ポリエステル、塩化ビニルからなる合成
紙を用いることができる。
【0024】ここでアルミニウム蒸着層の反対面の平滑
度を高める目的で、本発明における紙基体のアルミニウ
ム蒸着層の反対面上に、合成樹脂、または合成樹脂と顔
料を主成分とするバックコート層が設けることができ
る。前記バックコート層は、王研式平滑度が50〜10
00秒であることが必要であり、平滑度が高いほど、ア
ルミニウム蒸着層表面の濡れ性低下を防止できるが、王
研式平滑度が1000秒より大きいと、アルミニウム蒸
着前のアルミニウム蒸着用紙の電子線硬化樹脂層とバッ
クコート層、あるいはアルミニウム蒸着層とバックコー
ト層とがブロッキングを起こす。
【0025】本発明におけるバックコート層に用いる合
成樹脂としては、例えば水系、エマルジョン系あるいは
溶剤系の合成樹脂、または電子線硬化性樹脂を用いるこ
とができる。前記水系、エマルジョン系または溶剤系の
合成樹脂としては、ポリアクリル酸エステル、ポリメタ
クリル酸エステル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリビニルアルコール、ポリアセタール、ポリ酢酸
ビニル、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリブタジエ
ン、ポリオレフィン、およびアミノアルキッド樹脂など
が挙げられ、これらは単独あるいは共重合体、さらには
混合物として使用することができる。また前記合成樹脂
とともに使用される顔料としては、クレー、タルク、シ
リカ、炭酸カルシウム、サチンホワイト、リトポン、酸
化チタン、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、および種々
のプラスチック顔料を用いることができる。
【0026】本発明に用いるバックコート層の塗布量は
乾燥重量で1〜25g/m2、好ましくは5〜20g/
2であることが望ましい。1g/m2未満では均一な塗
膜が得られず、また25g/m2より多いと、コスト高
である。
【0027】本発明に用いられる電子線硬化性樹脂とし
ては、電子線照射により硬化する化合物であれば、特に
限定されるものではないが、一般的にオリゴマーと、希
釈等のために使用されるモノマーの組み合わせにより構
成され、さらにこれらに各種顔料、添加剤を配合して用
いられる。電子線硬化性オリゴマーは通常高粘度であ
り、そのため単官能モノマーあるいは、多官能モノマー
で希釈して粘度を調節して用いられるのが通常である。
しかしながら、モノマー単独で使用しても、オリゴマー
単独で使用しても何等差し支えない。
【0028】本発明に係る電子線硬化性樹脂組成物に使
用する不飽和有機化合物としては、下記化合物から選ぶ
ことが出来る。 (1)脂肪族、脂環族および芳香脂肪族の1〜6価のア
ルコールまたはポリアルキレングリコールのアクリレー
ト化合物類。 (2)脂肪族、脂環族および芳香脂肪族の1〜6価のア
ルコールにアルキレンオキサイドを付加させたもののア
クリレート化合物類。 (3)ポリアクリロイルアルキルリン酸エステル類。 (4)カルボン酸と、ポリオールと、アクリル酸との反
応生成物。 (5)イソシアネートと、ポリオールと、アクリル酸と
の反応生成物。 (6)エポキシ化合物とアクリル酸との反応生成物。 (7)エポキシ化合物と、ポリオールと、アクリル酸と
の反応生成物。 などを挙げることが出来る。
【0029】さらにこれらを具体的に述べるならば、電
子線照射により硬化し得る不飽和有機化合物としては、
ウレタンアクリレート、エチレンオキサイド変性フェノ
キシ化リン酸アクリレート、エチレンオキサイド変性ビ
スフェノールAジアクリレート、プロピレンオキサイド
変性ビスフェノールAジアクリレート、ネオペンチルグ
リコールジアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキ
サアクリレート、カプロラクトン変性ジペンタエリスリ
トールヘキサアクリレート、ペンタエリスリトールテト
ラアクリレート、エチレンオキサイド変性ペンタエリス
リトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトール
テトラアクリレート、グリセリントリアクリレート、エ
チレンオキサイド変性グリセリントリアクリレート、エ
チレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリアク
リレート、プロピレンオキサイド変性トリメチロールプ
ロパントリアクリレート、ジエチレングリコールジアク
リレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、
メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアク
リレート、ラウリルアクリレート、ステアリルアクリレ
ート、N−ビニルピロリドン、アクリロイルモルホリ
ン、2−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルヘキ
シルカルビトールアクリレート、2−ヒドロキシエチル
アクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、
2−ヒドロキシブチルアクリレート、2−ヒドロキシ−
3−フェノキシプロピルアクリレート、テトラヒドロフ
ルフリールアクリレート、シクロヘキシルアクリレー
ト、ポリオキシエチレンエピクロルヒドリン変性ビスフ
ェノールAジアクリレート、ジシクロヘキシルアクリレ
ート、イソボニルアクリレート、ベンジルアクリレー
ト、エトキシジエチレングリコールアクリレート、メト
キシトリエチレングリコールアクリレート、メトキシプ
ロピレングリコールアクリレート、エチレンオキサイド
変性フェノキシアクリレート、N,N−ジメチルアミノ
エチルアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリ
レート、エピクロルヒドリン変性ポリエチレングリコー
ルジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリ
レート、ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチルグ
リコールジアクリレート、ノニルフェノキシポリエチレ
ングリコールアクリレート、エチレンオキサイド変性フ
ェノキシ化リン酸アクリレート、エチレンオキサイド変
性フタル酸アクリレート、ポリブタジエンアクリレー
ト、カプロラクタン変性テトラヒドロフルフリルアクリ
レート、トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレー
ト、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタ
エリスリトールトリアクリレート、ポリエチレングリコ
ールジアクリレート、1,4−ブタジエンジオールジア
クリレート、およびネオペンチルグリコール変性トリメ
チロールプロパンジアクリレートなどを挙げることが出
来る。
【0030】本発明はこれら電子線硬化性樹脂組成物に
使用する不飽和有機化合物を単独あるいは二種以上を組
み合わせて使用することができる。
【0031】また本発明に係る前記電子線硬化性樹脂中
に、さらに顔料を配合することができる。顔料として
は、クレー、タルク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、シリカ、酸化亜鉛、硫酸バリウム、アナターゼ型ま
たはルチル型の二酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化
マグネシウム等の無機顔料、またはポリスチレンのよう
な有機顔料が使用可能である。
【0032】前記顔料の含有量は、電子線硬化樹脂層中
の全重量に対し、80重量%以下が好ましく、より好ま
しくは60重量%以下である。その含有量が80重量%
より多くなると、得られる電子線硬化樹脂層の柔軟性が
低下し、膜割れを生ずることがある。
【0033】本発明の、紙基体の表面上に形成される表
面樹脂被覆層は、電子線により硬化しうる不飽和有機化
合物と顔料との混合物と、必要に応じてその他の添加剤
とを含む電子線硬化性樹脂組成物からなる。
【0034】前記顔料を電子線硬化性樹脂中に分散し、
電子線硬化性樹脂組成物を調製するには、3本ロールミ
ル(スリーロールミル)、2本ロールミル(ツーロール
ミル)、カウレスディゾルバー、ホモミキサー、サンド
グラインダー、ペイントコンディションナーおよび超音
波分散機などを使用することができる。
【0035】前記特性を有するアルミニウム蒸着紙の電
子線硬化樹脂層を形成するには、紙基体表面に電子線硬
化性樹脂組成物を塗布し、フィルムや金属製円筒型回転
体の表面を成型面としてキャストするフィルムキャスト
法やドラムキャスト法が好ましい。フィルムキャスト法
の場合は、紙基体に電子線硬化性樹脂組成物を塗布した
後、フィルムと貼合わせる方法や、フィルムに電子線硬
化性樹脂組成物を塗布した後、紙基体と貼合わせる方法
のいずれの方法も可能であり、前記紙基体とフィルムを
貼合わせた後に、電子線を照射することが好ましい。特
開昭57−30830号公報に開示されているように、
ドラムキャスト法の場合は、紙基体または高光沢の金属
製円筒型回転体に電子線硬化性樹脂組成物を塗布した
後、紙基体と金属製円筒型回転体とを貼合わせ、紙基体
の背面側から電子線を照射することが可能である。
【0036】本発明の紙基体の表面上の電子線硬化樹脂
層の形成方法を添付図面によりさらに説明する。図1、
図2はそれぞれ本発明の製造方法の一実施態様を示す説
明図である。図1に示された塗布液塗布硬化設備1にお
いて、最外側層を形成するための電子線硬化性樹脂組成
物3は、塗料容器2から、オフセットグラビアコーター
等のコーター4a、4bを用いて成型用金属製円筒型回
転体5の成型体表面上に塗布され、この最外側塗布液層
7aは第1電子線照射装置6から照射される電子線によ
り硬化され、硬化最外側層7となる。この時、第1電子
線照射装置6における電子線照射は、一般的に酸素濃度
500ppm以下の雰囲気で行われるが、多層積層構造
を形成する場合は、外側層と内側層の接着性が高いこと
が重要となるので、このために酸素濃度を600ppm
以上、好ましくは1000ppm以上に高くした雰囲気
中で行う場合もある。
【0037】一方、塗料容器8中の電子線硬化性樹脂組
成物9は、コーター10a、10b、10cを用いて紙
基体11の1面上に塗布され、内側塗布液層12aが形
成される。次いで、内側塗布液層12aはガイドロール
13により成型用金属製円筒型回転体5の表面上に導か
れて、前記硬化最外側層7と貼合わされ、第2電子線照
射装置14により硬化、合体されて表面樹脂被覆層が形
成され、その後、紙基体−表面樹脂被覆層からなる電子
線硬化樹脂層積層体はガイドロール15を経て成型用金
属製円筒型回転体5から剥離され、アルミニウム蒸着用
基紙16が得られる。
【0038】図2は、成型用基体として金属製円筒型回
転体のかわりにポリエステルフィルムのような成型用高
分子フィルム17を利用する場合の例を示している。こ
の場合も、成型用高分子フィルム17上に形成された最
外側塗布液層7aに対する第1電子線照射装置6からの
電子線照射は、通常、酸素濃度500ppm以下の雰囲
気で行われるが、600ppm以上、好ましくは100
0ppm以上の雰囲気中で行う場合もある。また第2の
電子線照射は、成型用高分子フィルム17を通して照射
されてもよく、あるいは成型用高分子フィルム17とは
反対側の紙基体11の背面から照射されてもよい。成型
用高分子フィルム17は巻取った後、再び使用に供され
るが、エンドレスベルト状のものであってもよい。また
成型用高分子フィルム17は必ずしも必要はなく、代わ
りにベルト状の金属膜でもよい。
【0039】成形体として使用する金属製円筒型回転体
は、その材質形状を特に限定するものではないが、ステ
ンレススチール、銅、クロム等で鏡面仕上げされた平滑
な周面を有しているもので、樹脂被覆層との剥離を容易
にするために、金属製円筒型回転体の表面にシリコーン
オイルやワックスなどの剥離助剤を供給することもでき
る。
【0040】成型用フィルムとして使用するシート状材
料は、平滑で柔軟性があればその材質を限定するもので
はないが、具体的にはポリエステルなどのプラスチック
フィルム、金属シート、樹脂コート紙、金属蒸着フィル
ム、金属蒸着紙などが適当であり、その表面には樹脂層
の剥離を容易にするために、シリコーンやワックスなど
の剥離助剤を供給してもよい。さらにシート状材料の表
面に適宜の処理、例えばシリコーン処理のような処理を
施して、硬化した樹脂層の剥離を容易にしてもよい。成
型面として使用するシート状材料は、エンドレスベルト
状に加工して使用しても差し支えない。成型面として使
用するシート状材料は繰り返して使用することもできる
が、度重なる電子線の照射による衝撃はシート状材料を
劣化させるため、その繰り返し使用の回数には限度があ
る。
【0041】また前記電子線硬化性樹脂組成物を紙基体
上、または成型体表面に塗布する方法としては、例えば
バーコート法、ブレードコート法、スクイズコート法、
エアーナイフコート法、ロールコート法、グラビアコー
ト法およびトランスファーコート法等のいずれを用いて
も良い。さらに、ファウンテンコーターあるいはスリッ
トダイコーターを用いることもできる。特に金属製円筒
型回転体の表面を成型面として使用し、この成型体表面
に電子線硬化性樹脂組成物を塗布する場合には、成型体
表面に傷を付けない配慮から、塗布用具としてゴムロー
ルを使用するロールコート法あるいはオフセットグラビ
アコート法が用いられ、さらには非接触タイプのファウ
ンテンコーターやスリットダイコーターが有利に用いら
れる。
【0042】上記特性を有するアルミニウム蒸着紙の電
子線硬化樹脂層の被覆量は、1〜30g/m2であり、
好ましくは5〜25g/m2である。被覆量が1g/m2
未満であると、塗膜欠陥を生じ、電子線硬化樹脂層表面
の平滑性が不十分となり、満足した性能が得られない。
また被覆量が30g/m2より多いと、コスト高にな
る。
【0043】電子線照射装置に用いられる電子線加速器
としては、バンデグラーフ型スキャニング方式、ダブル
スキャニング方式、ブロードビーム方式、カーテンビー
ム方式のいずれでも使用できるが、比較的安価で大出力
の得られるカーテンビーム方式のものが有効に用いられ
る。電子線照射の際の加速電圧は100〜300kVで
あることが好ましく、吸収線量としては、0.1〜8M
radであり、好ましくは0.2〜5Mradである。
【0044】電子線照射時における雰囲気中の酸素濃度
は、1000ppm以下、好ましくは500ppm以下
で行う。酸素濃度が1000ppmより多い場合、樹脂
組成物は酸素の存在により重合反応が阻害され、硬化が
不十分になることがある。また電子線照射によるオゾン
発生を抑制する目的で、あるいは電子線が通過する際に
発熱するウィンドウの冷却等の目的で不活性ガスを使用
し、酸素濃度を下げることにはもちろん支障はない。さ
らに共存するガスの種類やその濃度、また雰囲気の温
度、湿度は特に限定せず、窒素のような不活性ガスとの
共存も差し支えない。
【0045】本発明で電子線硬化樹脂層上にアルミニウ
ム蒸着層を形成させる方法としては、直接蒸着法と転写
法が挙げられる。前記直接蒸着法としては、紙基体上に
電子線硬化樹脂層を形成した後、この電子線硬化樹脂層
の表面に直接アルミニウムを真空蒸着する方法である。
また前記転写法としては離型コーティング処理したポリ
エステルフィルムのようなプラスチックフィルムの表面
にアルミニウム蒸着加工を施し、前記アルミニウム蒸着
層上および/または紙基体上の電子線硬化樹脂層に電子
線硬化性樹脂を塗布し、アルミニウム蒸着フィルムの蒸
着層面と、紙基体上の電子線硬化樹脂層とを電子線硬化
性樹脂の塗布液層を介して貼り合わせ、電子線を照射
し、樹脂を硬化させた後、プラスチックフィルムを剥離
させ、アルミニウム蒸着紙を得る方法である。
【0046】アルミニウム蒸着加工時の真空度は、通常
10-4〜10-5torrで蒸着層を形成し、その厚さは
外観とコストの面から100〜1000オングストロー
ム、好ましくは400〜700オングストロームが適し
ている。
【0047】アルミニウム蒸着加工に使用するアルミニ
ウムは高純度のものが良く、純度99.99%以上が望
ましい。
【0048】
【実施例】 本発明を実施例により、更に詳細に説明す
るが、これらにより本発明の範囲が限定されるものでは
ない。なお、実施例中の「部」は、特に指定しない限
り、「重量部」を表す。
【0049】実施例1 下記の電子線硬化性樹脂組成物(組成物1)をカウレス
ディゾルバーにて2000rpm、30分間混合分散さ
せて調製した。組成物1 成 分 配合量 3官能ウレタンアクリレートオリゴマー 60部 (商標:ニューフロンティア R−1301、第一工業製薬社製) ビスフェノールAジアクリレート 40部 (商標:BS−750、荒川化学工業社製)
【0050】表裏両面の王研式平滑度が1000秒、か
つ坪量127.9g/m2の両面コート紙を用い、前記
両面コート紙の片面上に上記組成物1をロールコーター
を用いて硬化後の塗布量が15g/m2になるように塗
布液層を設けた後、前記塗布液層と、前記金属製円筒型
回転体の周面に密着するようにして前記両面コート紙と
を貼り合わせ、両面コート紙の背面側から加速電圧25
0kV、吸収線量4Mradで電子線を照射し、前記塗
布液層を硬化させ、金属製円筒型回転体周面より電子線
硬化樹脂層と両面コート紙からなる積層体を剥離してア
ルミニウム蒸着用基紙を得た。なお使用した前記金属製
円筒型回転体の周面には、硬化、剥離後の電子線硬化樹
脂層の王研式平滑度が10000秒以上となるような平
滑性を有するものを用いた。
【0051】得られたアルミニウム蒸着用基紙は、電子
線硬化樹脂層と両面コート紙裏面とを重ね合わせた状態
で30℃、500g/cm2加圧下で1日保存した。そ
の後、アルミニウム蒸着用基紙のブロッキング状態を以
下のように評価した。 ○:蒸着用基紙表面と裏面が軽く剥がれる。 ×:蒸着用基紙表面と裏面が剥がすのに抵抗があるか、
または剥がれない。
【0052】前記アルミニウム蒸着用基紙を真空蒸着装
置(商標:JEE−4B、日本電子社製)を用いて、前
記アルミニウム蒸着用基紙の電子線硬化樹脂層上にアル
ミニウムを厚さが500オングストロームになるよう5
×10-5torrの真空条件下で真空蒸着を行い、アル
ミニウム蒸着紙を得た。
【0053】得られたアルミニウム蒸着紙において、ア
ルミニウム蒸着層と裏面コート層が接するように重ね合
わせ、厚さ100μmのポリエステルフィルムで密封し
て30℃、1Kg/cm2の圧力かけた状態で7日間放
置し、ブロッキング状態を以下のように評価した。 ○:蒸着表面と裏面が軽く剥がれ、外観を損ねない。 ×:蒸着表面と裏面が剥がれないか、または外観を損ね
る。
【0054】濡れ張力の評価 放置後、取り出したアルミニウム蒸着紙のアルミニウム
蒸着層表面の濡れ張力をJIS K 6768に基づき
評価した。評価した結果を表に示す。
【0055】オーバーコーティング樹脂の接着性評価 アルミニウム蒸着紙のアルミニウム蒸着層表面の接着性
を評価するため、オーバーコーティングとしてアクリル
系樹脂(商標:アルミックW、大日精化社製)をアルミ
ニウム蒸着層表面に1.5g/m2塗布し、90℃で6
0秒乾燥させた後、市販のセロハン粘着テープを貼付
け、剥したときのオーバーコーティング層の剥がれの状
態を目視により判定した。 ○:全く剥がれない △:やや剥がれる ×:半分以上剥がれる 全く剥がれないもの、あるいはやや剥がれるものは実用
性があるが、半分以上剥がれてしまうものは実用性に欠
ける。評価した結果を表に示す。
【0056】実施例2 表裏両面の王研式平滑度が500秒、かつ坪量68g/
2の紙基体として用いた以外、実施例1と同様の操作
を行った。実施例1と同様に評価した結果を表に示し
た。
【0057】実施例3 裏面の王研式平滑度が50秒、かつ坪量60g/m2
紙基体(商品名:Bラベル原紙、新王子製紙社製)とし
て用いた以外、実施例1と同様の操作を行った。実施例
1と同様に評価した結果を表に示した。
【0058】比較例1 紙基材として、アルミニウム蒸着層を設ける面と反対面
の王研式平滑度が8秒であり、かつ坪量70g/m2
片艶晒クラフト紙を用い、実施例1と同様の操作を行っ
た。実施例1と同様に評価した結果を表に示した。
【0059】比較例2 実施例1で用いた両面コート紙を用い、電子線硬化樹脂
層形成工程において、電子線硬化性樹脂組成物を両面コ
ート紙に塗布した塗布液層を金属製円筒型回転体周面に
貼り合わせることなく、電子線照射して硬化した。それ
以外は、実施例1と同様の操作を行った。実施例1と同
様に評価した結果を表に示した。
【0060】比較例3 紙基材として、アルミニウム蒸着層を設ける面と反対面
の王研式平滑度が2000秒であり、かつ坪量127.
9g/m2のアート紙を用い、実施例1と同様の操作を
行った。実施例1と同様に評価した結果を表に示した。
【0061】
【表1】
【0062】アルミニウム蒸着層表面の王研式平滑度が
10000秒以上であり、かつ裏面の王研式平滑度が5
0〜1000秒である場合には、アルミニウム蒸着用基
紙と裏面がブロッキングせず、アルミニウム蒸着層表面
の外観は良好であり、かつ濡れ性の低下が抑えられ、オ
ーバーコーティング層との接着性が良好なアルミニウム
蒸着紙を得た(実施例1〜3)。一方、アルミニウム蒸
着層表面の王研式平滑度が10000秒未満、あるいは
裏面の王研式平滑度が50秒未満である場合には、アル
ミニウム蒸着層表面の濡れ性の低下が大きく、オーバー
コーティング層との接着性が劣る(比較例1〜2)。ま
たアルミニウム蒸着層表面の王研式平滑度が10000
秒以上であり、かつ裏面の王研式平滑度が1000秒よ
り大きい場合には、アルミニウム蒸着用基紙の電子線硬
化樹脂層表面と、裏面がブロッキングを起こし、アルミ
ニウム蒸着紙が得られなかった(比較例3)。
【0063】
【発明の効果】 本発明のアルミニウム蒸着紙は、紙基
体の表面上に電子線硬化樹脂層を有し、さらに前記電子
線硬化樹脂層上にアルミニウム蒸着層を設けたアルミニ
ウム蒸着紙において、アルミニウム蒸着後のアルミニウ
ム蒸着層表面の王研式平滑度が10000秒以上であ
り、アルミニウム蒸着層の反対面の王研式平滑度が50
〜1000秒であることにより、アルミニウム蒸着用基
紙の電子線硬化樹脂層表面と、裏面がブロッキングを起
こさず、アルミニウム蒸着層表面の濡れ性の低下が抑え
られ、かつアルミニウム蒸着層と、前記アルミニウム蒸
着層上に設けるオーバーコート層との接着性が良好なア
ルミニウム蒸着紙を提供しようとするものであり、実用
上極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアルミニウム蒸着紙における2層構造
の電子線硬化樹脂層を金属製円筒型回転体を成型体とし
て用いて形成する方法の1例を示す工程説明図である。
【図2】本発明のアルミニウム蒸着紙における2層構造
の電子線硬化樹脂層を高分子フィルムを成型体として用
いて形成する方法の1例を示す工程説明図である。
【符号の説明】
1・・塗布液塗布硬化設備 2・・塗料液容器 3・・最外層用電子線硬化性樹脂組成物 4a,4b,4c,10a,10b,10c・・コータ
ー 5・・成型用金属製円筒型回転体 6・・第1電子線照射装置 7・・硬化最外側層 7a・・最外側塗布液層 8・・塗料容器 9・・最外層用電子線硬化性樹脂組成物 11・・紙基体 12・・硬化内側層 12a・・内側塗布液層 13,13a,13b・・ガイドロール 14・・第2電子線照射装置 15,15a,15b・・ガイドロール 16・・アルミニウム蒸着用基紙 17・・成型用高分子フィルム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙基体の少なくとも一表面上に電子線硬
    化樹脂層、アルミニウム蒸着層を順次設けたアルミニウ
    ム蒸着紙において、アルミニウム蒸着後のアルミニウム
    蒸着層表面の王研式平滑度が10000秒以上であり、
    かつ紙基体のアルミニウム蒸着層の反対面の王研式平滑
    度が50〜1000秒であることを特徴とするアルミニ
    ウム蒸着紙。
  2. 【請求項2】 走行する紙基体の表面と、平滑な表面を
    有する成型体の表面とを、電子線照射により硬化し得る
    不飽和有機化合物を主成分とする塗料組成物からなる塗
    布液層を介して圧着し、次いで前記紙基体の背面から電
    子線を照射して前記塗布液層を硬化し、前記成型体の表
    面から連続的に剥離して紙基体上に電子線硬化樹脂層を
    設けたアルミニウム蒸着用基紙を形成し、前記電子線硬
    化樹脂層上にアルミニウム蒸着層を設けることを特徴と
    するアルミニウム蒸着紙の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016511776A (ja) * 2013-01-17 2016-04-21 サン ケミカル コーポレイション 紙および板紙用のecプライマーコーティング
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