JPH0960180A - 屋根ユニット及び屋根構造 - Google Patents

屋根ユニット及び屋根構造

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JPH0960180A
JPH0960180A JP7208710A JP20871095A JPH0960180A JP H0960180 A JPH0960180 A JP H0960180A JP 7208710 A JP7208710 A JP 7208710A JP 20871095 A JP20871095 A JP 20871095A JP H0960180 A JPH0960180 A JP H0960180A
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truss
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Hideki Moriwaki
秀城 森脇
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屋根ユニットの構造を簡素とし、コスト低減
を図ること。 【構成】 両流れ屋根面支持部23の下部に桁トラス2
4を備えてなる屋根ユニット21において、屋根面支持
部23に設けられる屋根面構成材(たる木61、野地板
62等)の剛性により水平荷重の一部を負担可能とし、
屋根面支持部23の棟梁23Aを含む鉛直面には桁トラ
スを不配置としてなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は屋根ユニット及び屋
根構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建物の屋根構造として、特公昭58
-54221号公報(従来技術1)に記載の如くのものがあ
る。この従来技術1は、複数の建物ユニットからなるユ
ニット建物において、各建物ユニットの上部に屋根ユニ
ットを搭載するものである。このとき、各屋根ユニット
はそれが搭載される建物ユニットと同サイズとされてい
る。また、各屋根ユニットは屋根面支持部の下部にトラ
ス、継ぎ梁を備えるものとされている。
【0003】また、他の従来の屋根構造として、実公平
1-24243 号公報(従来技術2)に記載の如くのものがあ
る。この従来技術2は、複数の建物ユニットからなるユ
ニット建物において、建物の上面中央に小屋組部材を固
定し、この小屋組部材の上部に中央屋根ユニットを搭載
し、建物の上面軒先側に上記小屋組部材の外縁に連なる
屋根パネルを搭載したものである。このとき、各屋根パ
ネルはそれらが搭載される建物ユニットと同サイズとさ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には、以下の如くの問題点がある。 建物の屋根面や破風面に作用する風等の水平荷重を、
屋根ユニットのトラスや継ぎ梁(従来技術1)、小屋組
部材(従来技術2)により負担している。このため、屋
根ユニットのトラス梁や継ぎ梁、小屋組部材が大断面と
なり、或いは屋根ユニットに多くのトラスを配置する必
要を生じ、コスト高となる。
【0005】従来技術1では、屋根を屋根ユニットの
みにて構成するものであるため、隣り合う屋根ユニット
間でトラス梁、トラス柱が重複し、資材効率、生産効率
が低い。また、大容積の屋根ユニットの多数を工場から
建築現場に輸送する必要があり、輸送効率が悪い。
【0006】従来技術2では、屋根パネルを併用するた
め、資材効率、輸送効率は良くなる。ところが、建物の
中央屋根を構成するに際し、複数の建物ユニットにまた
がる小屋組部材の組立、その小屋組部材への屋根ユニッ
トの搭載を現地で行なう必要があり、現地施工工数が多
大となり、また多くの高所作業を伴うものとなる。
【0007】従来技術2では、屋根パネルを併用する
に際し、各屋根パネルが建物ユニットと同サイズである
ため、屋根パネルの取扱性の向上に限界がある他、建物
の軒先側構造を多様化することの可能性がない。
【0008】本発明は、屋根ユニットの構造を簡素と
し、コスト低減を図ることを目的とする。
【0009】また、本発明は、屋根構築のための資材効
率、生産効率、輸送効率を向上するとともに、現地作業
性を向上することを目的とする。
【0010】また、本発明は、屋根パネルの取扱性の向
上と軒先側構造の多様化を図ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、両流れ屋根面支持部の下部に桁トラスを備えてなる
屋根ユニットにおいて、屋根面支持部に設けられる屋根
面構成材の剛性により水平荷重の一部を負担可能とし、
屋根面支持部の棟を含む鉛直面には桁トラスを不配置と
してなるものである。
【0012】請求項2に記載の本発明は、建物構造体の
上部に屋根ユニットを搭載するとともに、該建物構造体
の軒先側の上部に上記屋根ユニットの桁面に連なる屋根
パネルを搭載してなる屋根構造において、屋根ユニット
の桁面に桁トラスを設け、屋根ユニットの桁トラス柱と
屋根パネルの流れ梁と建物構造体の天井梁とで妻構面を
形成してなるものである。
【0013】請求項3に記載の本発明は、請求項2に記
載の本発明において更に、前記屋根ユニットがバルコニ
ー付屋根ユニットであるものである。
【0014】請求項4に記載の本発明は、請求項2に記
載の本発明において更に、前記建物構造体が複数の建物
ユニットからなり、軒先側に設けられる単一の建物ユニ
ットの上部を屋根ユニットの桁トラスに沿って3分割以
上に分割し、少なくとも両側の分割領域に屋根パネルを
設けてなるものである。
【0015】請求項1に記載の本発明によれば下記、
の作用効果がある。 屋根ユニットにおいて、両流れ屋根面支持部に必ず設
けられるたる木(母屋)、野地板等の屋根面構成材に平
面剛性を持たせることにより、建物の屋根面や破風面に
作用する風等の水平荷重の一部を負担させることによ
り、(a) 屋根ユニットのトラス梁や継ぎ梁の断面を軽減
し、或いは(b) トラスの必要数を削減し、コスト低減を
実現できる。
【0016】上記により、棟を含む鉛直面に桁トラ
スを不配置とすることができ、小屋裏空間に生ずるスペ
ースを大とし、このスペースを屋根裏部屋等に利用でき
る。また、このスペースを工場から建築現場へ輸送され
る他の部材の積み込みスペースとして用いることもでき
る。
【0017】請求項2に記載の本発明によれば下記〜
の作用効果がある。 建物の屋根を構築するに際し、屋根ユニットと屋根パ
ネルを併用するものであるため、屋根を構成するトラス
梁やトラス柱の重複を削減し、資材効率、生産効率を向
上できる。
【0018】屋根ユニットと屋根パネルを工場から建
築現場に輸送するに際し、屋根ユニットの屋根裏スペー
スに屋根パネルを積み込めるので、輸送効率も向上でき
る。
【0019】建物の屋根棟部等を屋根ユニットにて構
成することにより、現地施工工数を削減でき、また棟部
等の現地高所作業を削減できる。
【0020】屋根の構築後、鉛直荷重は桁トラスにて
負担し、桁方向水平荷重も桁トラスにて負担し、妻方向
水平荷重は妻構面にて負担するものとなり、構造の安定
を図ることができる。
【0021】請求項3に記載の本発明によれば下記の
作用効果がある。 上記により、建物の上部に屋根ユニットと屋根パネ
ルを搭載し、桁トラスと妻構面さえ構成してしまえば、
屋根ユニットはいわゆる三角屋根の形態をしていなくて
もよく、バルコニー付屋根ユニット等の別物でもよい。
従って、構造の安定したバルコニーを簡易に構築でき
る。
【0022】請求項4に記載の本発明によれば下記の
作用効果がある。 屋根ユニットに屋根パネルを併用するに際し、単一の
建物ユニットの上部を3分割以上に分割し、少なくとも
両側の分割領域に屋根パネルを設けた。即ち、屋根パネ
ルを建物ユニットと同サイズにする場合には、建物の上
部で屋根パネルを一部省くことは構造的に成立しない。
ところが、本発明では、単一の建物ユニットを上述の如
くに3分割以上に分割し、それらの内側の分割領域に配
置される屋根パネルは妻構面を形成するのに使用されな
いため、それらの内側の分割領域では、屋根パネルはな
くても構造的に屋根は成立する。従って、それらの内側
の分割領域では屋根パネルを設けることなく、バルコニ
ーを設ける等、その軒先側構造の多様化を図ることがで
きる。また、屋根パネルを単一の建物ユニットサイズよ
りも細分化することにより、小サイズとなる屋根パネル
の輸送性、現地施工性等の取扱性を向上できる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1はユニット建物とその屋根ユ
ニット、屋根パネルを示す模式図、図2は建物ユニット
を示す模式図、図3は屋根水平荷重の支持構造を示す模
式図、図4は屋根ユニットのトラス配置状態を示す模式
図、図5はバルコニー付屋根ユニットの設置状態を示す
模式図、図6は分割屋根パネルを示す模式図、図7は比
較例を示す模式図である。
【0024】ユニット建物10は、図1に示す如く、3
個の短尺建物ユニット11と3個の長尺建物ユニット1
2とを隣接配置して建物構造体を形成している。そし
て、ユニット建物10の中央に位置する建物ユニット1
1、12の上部に屋根ユニット21、22のそれぞれを
搭載している。また、ユニット建物10の前後の軒先側
に位置する建物ユニット11の上部に上記屋根ユニット
21の桁面に連なる2枚の屋根パネル41A、41Bを
搭載し、同じく前後の軒先側に位置する建物ユニット1
2の上部に上記屋根ユニット22の桁面に連なる3枚の
屋根パネル42A〜42Cを搭載している。
【0025】建物ユニット11(建物ユニット12も実
質的に同じ)は、図2に示す如く、4本の形鋼製床梁1
3と、4本の角鋼管製柱14と、4本の形鋼製天井梁1
5とを接合した骨組構造体である。
【0026】屋根ユニット21は、図1に示す如く、両
流れ屋根面支持部23の下部に桁トラス24を接合した
骨組構造体である。屋根面支持部23は、1本の形鋼製
棟梁23Aと、4本の形鋼製流れ梁23Bと、2本の形
鋼製継ぎ梁23Cとからなる。桁トラス24は、屋根面
支持部23の前後の桁面に設けられ、それぞれ、1本の
形鋼製トラス梁27と、2本の形鋼製トラス柱28と、
2本の形鋼製方杖29とからなる。尚、屋根ユニット2
1において、トラス梁27に対する方杖29の接合点
は、トラス梁27に対し屋根パネル41A、41Bの流
れ梁43が接続される部分に合致されている。
【0027】屋根ユニット22は、図1に示す如く、両
流れ屋根面支持部33の下部に桁トラス34を接合した
骨組構造体である。屋根面支持部33は、1本の形鋼製
棟梁33Aと、4本の形鋼製流れ梁33Bと、2本の形
鋼製継ぎ梁33Cとからなる。桁トラス34は、屋根面
支持部33の前後の桁面に設けられ、それぞれ、1本の
形鋼製トラス梁37と、2本の形鋼製トラス柱38と、
2本の形鋼製方杖39とからなる。尚、屋根ユニット2
2において、トラス梁37に対する方杖39の接合点
は、トラス梁37に対し屋根パネル42A〜42Cの流
れ梁53が接続される部分に合致されている。
【0028】屋根パネル41A、41B(41Aと41
Bは同一形状)は、図1に示す如く、2本の形鋼製流れ
梁43と、2本の形鋼製横枠44と、1本の形鋼製中枠
45とを接合した骨組構造体である。
【0029】屋根パネル42A〜42C(42A、42
Bは同一形状、42Cは狭幅形状)は、図1に示す如
く、2本の形鋼製流れ梁53と、2本の形鋼製横枠54
と、1本の形鋼製中枠55とを接合した骨組構造体であ
る。
【0030】以下、(A) 屋根ユニット21、22の構
造、(B) 屋根ユニット21、22と屋根パネル41A、
41B、42A〜42Cからなる屋根構造、(C) 屋根パ
ネル42A〜42Cの分割構造のそれぞれについて説明
する。
【0031】(A) 屋根ユニット21、22の構造(図
1、図3、図4、図7) 屋根ユニット21(屋根ユニット22も実質的に同じ)
は、前述した如く、両流れ屋根面支持部23の下部に桁
トラス24を備えてなるものにおいて、屋根面支持部2
3に設けられるたる木、野地板等の屋根面構成材の剛性
により、水平荷重の一部を負担可能とし、屋根面支持部
23の棟梁23Aを含む鉛直面には桁トラスを不配置と
している。尚、屋根ユニット21にあっては、たる木、
野地板等の屋根面構成材が予め工場で取付けられてい
る。
【0032】従って、この(A) の構成によれば、下記
、の作用効果がある。 屋根ユニット21(22)において、両流れ屋根面支
持部23に必ず設けられるたる木(母屋)、野地板等の
屋根面構成材に平面剛性を持たせることにより、建物1
0の屋根面や破風面に作用する風等の水平荷重の一部を
負担させることにより、(a) 屋根ユニット21のトラス
梁27や継ぎ梁の断面を軽減し、或いは(b) トラス24
の必要数を削減し、コスト低減を実現できる。
【0033】図3は、屋根に作用する妻方向水平荷重F
1 のうち、屋根面と平行な方向の荷重成分を、たる木6
1、野地板62等の屋根面構成材の剛性で負担すること
を示している。図4(A)は屋根に作用する桁方向水平
荷重F2 を屋根面構成材の剛性で負担することにより、
トラス24の必要数を従来(図4(B))より削減でき
ることを示している。
【0034】上記により、棟を含む鉛直面に桁トラ
ス24を不配置とすることができ、小屋裏空間に生ずる
スペースを大とし、このスペースを屋根裏部屋等に利用
できる。また、このスペースを工場から建築現場に輸送
される他の部材の積み込みスペースとして用いることも
できる。
【0035】尚、従来技術では、図7に示す如く、屋根
ユニット21、22の屋根パネル接続部からの集中荷重
に起因する桁トラス24、34の断面増大を削減するた
め、屋根ユニット21では屋根パネル41A、41Bの
流れ梁43の接続部に対応する小屋組101を、屋根ユ
ニット22では屋根パネル41A〜41Cの流れ梁53
の接続部に対応する小屋組102を追加することが考え
られる。本発明では、上述の屋根面支持部23に設けら
れる屋根面構成材の剛性による、屋根パネル接続部から
の集中荷重負担により、小屋組101、102を設け
ず、桁トラス24、34の断面を軽減できる。これによ
り、小屋組101、102を設ける場合の小屋組部材の
必要性、その組立作業を削減し、小屋裏空間の利用、そ
の小屋裏空間を利用した輸送効率の向上を実現できる。
【0036】(B) 屋根ユニット21、22と屋根パネル
41A、41B、42A〜42Cからなる屋根構造(図
1、図5) ユニット建物10にあっては、前述した如く、中央に位
置する建物ユニット11、12の上部に屋根ユニット2
1、22を搭載するとともに、軒先側に位置する建物ユ
ニット11、12の上部にそれら屋根ユニット21、2
2の桁面に連なる屋根パネル41Aと41B、屋根パネ
ル42A〜42Cを搭載している。
【0037】このとき、屋根ユニット21、22はそれ
らの桁面に桁トラス24、34を設け、屋根ユニット2
1のトラス柱28と屋根パネル41A、41Bの流れ梁
43と建物ユニット11の天井梁15とで妻構面を形成
し、屋根ユニット22のトラス柱38と屋根パネル42
A、42Bの流れ梁53と建物ユニット12の天井梁1
5とで妻構面を形成することとしている。
【0038】従って、この(B) の構成によれば、下記
〜の作用効果がある。 ユニット建物10の屋根を構築するに際し、屋根ユニ
ット21、22と屋根パネル41A、41B、42A〜
42Cを併用するものであるため、屋根を構成するトラ
ス梁27、37やトラス柱28、38の重複を削減し、
資材効率、生産効率を向上できる。
【0039】屋根ユニット21、22と屋根パネル4
1A、41B、42A〜42Cを工場から建築現場に輸
送するに際し、屋根ユニット21、22の屋根裏スペー
スに屋根パネル41A、41B、42A〜42Cを積み
込めるので、輸送効率も向上できる。
【0040】ユニット建物10の屋根棟部等を屋根ユ
ニット21、22にて構成することにより、現地施工工
数を削減でき、また棟部等の現地高所作業を削減でき
る。
【0041】屋根の構築後、鉛直荷重は桁トラス2
4、34にて負担し、桁方向水平荷重も桁トラス24、
34にて負担し、妻方向水平荷重は妻構面にて負担する
ものとなり、構造の安定を図ることができる。
【0042】上記により、建物10の上部に屋根ユ
ニット21、22と屋根パネル41A、41B、42A
〜42Cを搭載し、桁トラス24、34と妻構面さえ構
成してしまえば、屋根ユニット21、22はいわゆる三
角屋根の形態をしていなくてもよく、バルコニー付屋根
ユニット等の別物でもよい。従って、構造の安定したバ
ルコニーを簡易に構築できる。
【0043】図5は、図1の建物ユニット11の上部に
設けた屋根ユニット21に代えて、両桁面に桁トラス7
1A、71Aを持つバルコニー付屋根ユニット71を用
いたものである。バルコニー付屋根ユニット71の両側
には、手摺付バルコニーユニット72、72をオーバー
ハング状に設けている。
【0044】(C) 屋根パネル42A〜42Cの分割構造
(図1、図6) ユニット建物10にあっては、軒先側に設けられる単一
の建物ユニット12の上部を、屋根ユニット22の桁ト
ラス34に沿って3分割以上(本実施例では3分割)に
分割し、それらの各分割領域に屋根パネル42A〜42
Cのそれぞれを設けた。
【0045】このユニット建物10では、屋根ユニット
22に屋根パネル42A〜42Cを併用するに際し、単
一の建物ユニット12の上部を3分割以上に分割し、少
なくとも両側の分割領域に屋根パネル42A、42Bを
設けた。即ち、屋根パネル42A〜42Cを建物ユニッ
ト12と同サイズにする場合には、建物10の上部で屋
根パネル42A〜42Cを一部省くことは構造的に成立
しない。ところが、本発明では、単一の建物ユニット1
2を上述の如くに3分割以上に分割し、それらの内側の
分割領域に配置される屋根パネル42Cは妻構面を形成
するのに使用されないため、それらの内側の分割領域で
は、屋根パネル42Cはなくても構造的に屋根は成立す
る。従って、それらの内側の分割領域では屋根パネル4
2Cを設けることなく、バルコニーを設ける等、その軒
先側構造の多様化を図ることができる。また、屋根パネ
ルを単一の建物ユニットサイズよりも細分化することに
より、小サイズとなる屋根パネルの輸送性、現地施工性
等の取扱性を向上できる。
【0046】即ち、図6(A)に示す如くに内側の屋根
パネル42Cを除いても構造的に屋根は成立する。図6
(B)に示す如くに補強構造を追加せずに外側の屋根パ
ネル42A(もしくは42B)がないと構造的に屋根は
成立しない。図6(C)は内側の屋根パネル42Cに代
えてバルコニー81を設けたものである。
【0047】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、屋根ユニッ
ト、屋根パネルは、鉄骨構造体に限らず、木質構造体か
らなるものであってもよい。また、屋根ユニット及び屋
根パネルが搭載される建物は、ユニット建物に限らず、
一般の建物構造体であってもよい。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、屋根ユニ
ットの構造を簡素とし、コスト低減を図ることができ
る。
【0049】また、本発明によれば、屋根構築のための
資材効率、生産効率、輸送効率を向上するとともに、現
地作業性を向上することができる。
【0050】また、本発明によれば、屋根パネルの取扱
性の向上と軒先側構造の多様化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はユニット建物とその屋根ユニット、屋根
パネルを示す模式図である。
【図2】図2は建物ユニットを示す模式図である。
【図3】図3は屋根水平荷重の支持構造を示す模式図で
ある。
【図4】図4は屋根ユニットのトラス配置状態を示す模
式図である。
【図5】図5はバルコニー付屋根ユニットの設置状態を
示す模式図である。
【図6】図6は分割屋根パネルを示す模式図である。
【図7】図7は比較例を示す模式図である。
【符号の説明】
10 ユニット建物(建物構造体) 11、12 建物ユニット 15 天井梁 21、22 屋根ユニット 41A、41B、42A〜42C 屋根パネル 23、33 屋根面支持部 24、34 桁トラス 28、38 トラス柱 43、53 流れ梁 61 たる木(屋根面構成材) 62 野地板(屋根面構成材) 71 バルコニー付屋根ユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両流れ屋根面支持部の下部に桁トラスを
    備えてなる屋根ユニットにおいて、 屋根面支持部に設けられる屋根面構成材の剛性により水
    平荷重の一部を負担可能とし、屋根面支持部の棟を含む
    鉛直面には桁トラスを不配置としてなることを特徴とす
    る屋根ユニット。
  2. 【請求項2】 建物構造体の上部に屋根ユニットを搭載
    するとともに、該建物構造体の軒先側の上部に上記屋根
    ユニットの桁面に連なる屋根パネルを搭載してなる屋根
    構造において、 屋根ユニットの桁面に桁トラスを設け、 屋根ユニットの桁トラス柱と屋根パネルの流れ梁と建物
    構造体の天井梁とで妻構面を形成してなることを特徴と
    する屋根構造。
  3. 【請求項3】 前記屋根ユニットがバルコニー付屋根ユ
    ニットである請求項2記載の屋根構造。
  4. 【請求項4】 前記建物構造体が複数の建物ユニットか
    らなり、軒先側に設けられる単一の建物ユニットの上部
    を屋根ユニットの桁トラスに沿って3分割以上に分割
    し、少なくとも両側の分割領域に屋根パネルを設けてな
    る請求項2記載の屋根構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104989020A (zh) * 2015-07-02 2015-10-21 河南奥斯派克科技有限公司 薄壁内翻边c型钢屋顶转角连接接头及结构
CN109838034A (zh) * 2019-04-03 2019-06-04 曹友国 一种用于装配房屋的屋面结构

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