JPH0961617A - 液晶カラーフィルターの製造方法 - Google Patents
液晶カラーフィルターの製造方法Info
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- JPH0961617A JPH0961617A JP21379395A JP21379395A JPH0961617A JP H0961617 A JPH0961617 A JP H0961617A JP 21379395 A JP21379395 A JP 21379395A JP 21379395 A JP21379395 A JP 21379395A JP H0961617 A JPH0961617 A JP H0961617A
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- JP
- Japan
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- ink
- liquid crystal
- intaglio plate
- transparent
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- Optical Filters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 透明着色層の微細なパターンを印刷法にて精
密に形成することができる液晶カラーフィルターの製造
方法を提供する。 【解決手段】 透明基板の表面および/または凹版の非
画線部の表面に樹脂コーティング膜を形成し、次いで前
記凹版の凹部にインキを充填し、この凹版の表面に前記
透明基板を圧着してインキを転移させることにより、透
明基板上に透明着色層を形成する。
密に形成することができる液晶カラーフィルターの製造
方法を提供する。 【解決手段】 透明基板の表面および/または凹版の非
画線部の表面に樹脂コーティング膜を形成し、次いで前
記凹版の凹部にインキを充填し、この凹版の表面に前記
透明基板を圧着してインキを転移させることにより、透
明基板上に透明着色層を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ディスプレー
に用いられる液晶カラーフィルターの製造方法に関す
る。
に用いられる液晶カラーフィルターの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ブラ
ウン管(CRT)などに代わる表示デバイスとして用い
られている液晶ディスプレーは、液晶カラーフィルター
を用いることによってカラー表示を実現している。この
液晶カラーフィルターは、例えば図3に示すように、1
画素毎にパターン化されたレッド(R)、グリーン
(G)、ブルー(B)の3色の透明着色層8が透明基板
3上に形成されたものである。
ウン管(CRT)などに代わる表示デバイスとして用い
られている液晶ディスプレーは、液晶カラーフィルター
を用いることによってカラー表示を実現している。この
液晶カラーフィルターは、例えば図3に示すように、1
画素毎にパターン化されたレッド(R)、グリーン
(G)、ブルー(B)の3色の透明着色層8が透明基板
3上に形成されたものである。
【0003】近年、薄層トランジスタ(TFT)やスー
パーツイストネマティック(STN)等の液晶駆動方式
の発達によって液晶ディスプレーの高画質化が進み、こ
れに伴って、微細な透明着色層のパターンを極めて精密
に作製することが要求されている。具体的には、400
mm×400mmの範囲において、線幅が10〜40μ
mである微細なパターンを、設計値とのずれが約5μm
以内の精度でもって作製することが要求される。
パーツイストネマティック(STN)等の液晶駆動方式
の発達によって液晶ディスプレーの高画質化が進み、こ
れに伴って、微細な透明着色層のパターンを極めて精密
に作製することが要求されている。具体的には、400
mm×400mmの範囲において、線幅が10〜40μ
mである微細なパターンを、設計値とのずれが約5μm
以内の精度でもって作製することが要求される。
【0004】液晶カラーフィルターの製造方法として
は、前記透明着色層の作製にフォトリソグラフィー技術
を用いる方法と、印刷技術を用いる印刷法とに分類され
る。このうちフォトリソグラフィーを用いる方法は、パ
ターンに応じたレジストを透明基板上に形成し、露光し
てエッチングを施すことによりパターンを作製する方法
である。この方法によれば、微細なパターンを精密に作
製できるものの、高価なフォトレジストが多量に必要で
あり、かつレジストの塗布、乾燥、露光、現像、硬化な
どの各工程に巨額の設備が必要であるため、液晶カラー
フィルターのコストが高くなるという問題がある。
は、前記透明着色層の作製にフォトリソグラフィー技術
を用いる方法と、印刷技術を用いる印刷法とに分類され
る。このうちフォトリソグラフィーを用いる方法は、パ
ターンに応じたレジストを透明基板上に形成し、露光し
てエッチングを施すことによりパターンを作製する方法
である。この方法によれば、微細なパターンを精密に作
製できるものの、高価なフォトレジストが多量に必要で
あり、かつレジストの塗布、乾燥、露光、現像、硬化な
どの各工程に巨額の設備が必要であるため、液晶カラー
フィルターのコストが高くなるという問題がある。
【0005】一方、印刷法は、インキ樹脂を透明基板上
に印刷することによってパターンを作製する方法であ
る。この方法はパターンを作製するための工程が少な
く、高価な材料の消費量が少ないことから、量産性とコ
ストの面で非常に有望な方法である。種々の印刷法のう
ち微細なパターンを作製する場合は、通常、ガラス基板
や金属板からなる版を用いたオフセット印刷法が使用さ
れる。オフセット印刷法では、フォトリソグラフィー技
術を用いて版上にパターンを形成することから、微細な
パターンを非常に精密に版上に作製することができる。
具体的には、400mm×400mmの範囲において、
線幅が10〜40μm程度のパターンを設計値とのずれ
が5μm以内となるように作製できる。
に印刷することによってパターンを作製する方法であ
る。この方法はパターンを作製するための工程が少な
く、高価な材料の消費量が少ないことから、量産性とコ
ストの面で非常に有望な方法である。種々の印刷法のう
ち微細なパターンを作製する場合は、通常、ガラス基板
や金属板からなる版を用いたオフセット印刷法が使用さ
れる。オフセット印刷法では、フォトリソグラフィー技
術を用いて版上にパターンを形成することから、微細な
パターンを非常に精密に版上に作製することができる。
具体的には、400mm×400mmの範囲において、
線幅が10〜40μm程度のパターンを設計値とのずれ
が5μm以内となるように作製できる。
【0006】しかしながら、上記版からオフセットブラ
ンケットを介して透明基板上へインキを転移させること
によってパターンに歪みが発生し、透明基板上に形成さ
れたパターンは、設計値とのずれが50〜100μmに
もなる。このずれが生じる原因としては、オフセットブ
ランケットの胴径のばらつき、オフセットブランケット
の胴に付いているピニオンギヤとラックギヤの精度のば
らつき、オフセットブランケットの送り速度のばらつき
等が考えられる。
ンケットを介して透明基板上へインキを転移させること
によってパターンに歪みが発生し、透明基板上に形成さ
れたパターンは、設計値とのずれが50〜100μmに
もなる。このずれが生じる原因としては、オフセットブ
ランケットの胴径のばらつき、オフセットブランケット
の胴に付いているピニオンギヤとラックギヤの精度のば
らつき、オフセットブランケットの送り速度のばらつき
等が考えられる。
【0007】一方、オフセットブランケットを介在させ
ず、版と透明基板とを密着させてインキを直接転移させ
る方法も提案されている。この方法を用いると、パター
ンの歪みが生じず、正確なパターン転写が可能になるも
のの、金属、ガラス、硬質フィルムなどからなる凹版
と、ガラスからなる透明基板とはいずれも硬質な部材で
あるため、両者を圧着させてもインキが転写されにくい
という問題がある。
ず、版と透明基板とを密着させてインキを直接転移させ
る方法も提案されている。この方法を用いると、パター
ンの歪みが生じず、正確なパターン転写が可能になるも
のの、金属、ガラス、硬質フィルムなどからなる凹版
と、ガラスからなる透明基板とはいずれも硬質な部材で
あるため、両者を圧着させてもインキが転写されにくい
という問題がある。
【0008】本発明の目的は、透明着色層の微細なパタ
ーンを印刷法を用いて精密に形成できる液晶カラーフィ
ルターの製造方法を提供することである。
ーンを印刷法を用いて精密に形成できる液晶カラーフィ
ルターの製造方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、凹版の表面に
設けられた凹部にインキを充填し、次いでこの凹版の表
面に透明基板を圧着してインキを転移させることによっ
て前記透明基板上に透明着色層を形成する液晶カラーフ
ィルターの製造方法であって、前記透明基板の表面およ
び/または前記凹版の表面のうちの非画線部に樹脂コー
ティング膜が形成されているときは、凹版から透明基板
へのインキの転移がスムーズに行われ、透明着色層のパ
ターンを透明基板上に高い精度で転写できるという新た
な事実を見出し、本発明を完成するに至った。
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、凹版の表面に
設けられた凹部にインキを充填し、次いでこの凹版の表
面に透明基板を圧着してインキを転移させることによっ
て前記透明基板上に透明着色層を形成する液晶カラーフ
ィルターの製造方法であって、前記透明基板の表面およ
び/または前記凹版の表面のうちの非画線部に樹脂コー
ティング膜が形成されているときは、凹版から透明基板
へのインキの転移がスムーズに行われ、透明着色層のパ
ターンを透明基板上に高い精度で転写できるという新た
な事実を見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】本発明の液晶カラーフィルターの製造方法
においては、前記透明基板や凹版がたとえ金属、ガラ
ス、硬質フィルムなどの硬質材料からつくられていたと
しても、透明基板の表面あるいは凹版の非画線部の表面
が樹脂でコーティングされているため、凹版から透明基
板へのインキの転移をスムーズに行うことができる。
においては、前記透明基板や凹版がたとえ金属、ガラ
ス、硬質フィルムなどの硬質材料からつくられていたと
しても、透明基板の表面あるいは凹版の非画線部の表面
が樹脂でコーティングされているため、凹版から透明基
板へのインキの転移をスムーズに行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる凹版は、その
表面に透明着色層のパターンに対応した凹部を形成した
ものである。前記凹版には、例えばソーダライムガラ
ス、ノンアルカリガラス、石英、低アルカリガラス、低
膨張ガラス、ステンレス、銅などが用いられる。なかで
も、ソーダライムガラスなどの軟質ガラスを用いるの
が、微細なパターンを高精度で再現するうえで好まし
い。
表面に透明着色層のパターンに対応した凹部を形成した
ものである。前記凹版には、例えばソーダライムガラ
ス、ノンアルカリガラス、石英、低アルカリガラス、低
膨張ガラス、ステンレス、銅などが用いられる。なかで
も、ソーダライムガラスなどの軟質ガラスを用いるの
が、微細なパターンを高精度で再現するうえで好まし
い。
【0012】凹部の深さは透明着色層の膜厚に大きく影
響しており、所望の膜厚に応じて、通常、1〜10μm
の範囲で設定される。凹部を形成する方法としては、凹
版の基板表面にレジストを塗布し、レーザー照射などを
用いてパターンに応じてレジストを除去した後、エッチ
ングによって凹部を形成する方法が好適に用いられる。
このように、フォトリソグラフィーの技術を用いること
で、微細なパターンを高精度で基板上に形成できる。
響しており、所望の膜厚に応じて、通常、1〜10μm
の範囲で設定される。凹部を形成する方法としては、凹
版の基板表面にレジストを塗布し、レーザー照射などを
用いてパターンに応じてレジストを除去した後、エッチ
ングによって凹部を形成する方法が好適に用いられる。
このように、フォトリソグラフィーの技術を用いること
で、微細なパターンを高精度で基板上に形成できる。
【0013】透明基板としては、波長400〜700n
mの光に対する透過率が高いものが好ましい。例えば、
ノンアルカリガラス、ソーダライムガラス、低アルカリ
ガラス等のガラス基板や、ポリエーテル、ポリサルホ
ン、ポリアリレート等のフィルムが好適に用いられる。
本発明における樹脂コーティング膜は、透明基板の表面
と凹版の非画線部の表面との両方、あるいはいずれか一
方に形成されていればよい。
mの光に対する透過率が高いものが好ましい。例えば、
ノンアルカリガラス、ソーダライムガラス、低アルカリ
ガラス等のガラス基板や、ポリエーテル、ポリサルホ
ン、ポリアリレート等のフィルムが好適に用いられる。
本発明における樹脂コーティング膜は、透明基板の表面
と凹版の非画線部の表面との両方、あるいはいずれか一
方に形成されていればよい。
【0014】上記樹脂コーティング膜は、凹版または透
明基板よりも硬度が低ければよく、具体的には、樹脂コ
ーティング膜の硬度が鉛筆硬度でH〜6Hであるのが好
ましい。硬度が前記範囲よりも高いときは、凹版から透
明基板へのインキの転移をスムーズにするという本発明
の効果が得られなくなるおそれがある。一方、硬度が前
記範囲よりも低いときは、樹脂コーティング膜の圧縮変
形による精度不良や透明基板の表面に傷が生じやすくな
るといった問題が起こるために好ましくない。
明基板よりも硬度が低ければよく、具体的には、樹脂コ
ーティング膜の硬度が鉛筆硬度でH〜6Hであるのが好
ましい。硬度が前記範囲よりも高いときは、凹版から透
明基板へのインキの転移をスムーズにするという本発明
の効果が得られなくなるおそれがある。一方、硬度が前
記範囲よりも低いときは、樹脂コーティング膜の圧縮変
形による精度不良や透明基板の表面に傷が生じやすくな
るといった問題が起こるために好ましくない。
【0015】樹脂コーティング膜の形成には、ディッピ
ング、スピンコート、ロールコート等の従来公知の種々
のコーティング法を用いることができる。以下、樹脂コ
ーティング膜を透明基板の表面に形成する場合、凹版の
非画線部の表面に形成する場合および透明基板の表面と
凹版の非画線部の表面との両方に形成する場合の3つに
分けて説明する。 (i) 透明基板の表面に形成する場合 透明基板の表面に形成される樹脂コーティング膜の膜厚
は、通常、0.1〜10μm、好ましくは1〜5μmで
ある。コーティング膜の膜厚が前記範囲を下回るとき
は、凹版から透明基板へのインキの転移をスムーズにす
るという本発明の効果が得られなくなり、インキの転写
が不十分になったり、パターンの膜厚にばらつきが生じ
るおそれがある。一方、膜厚が前記範囲を超えるとき
は、透明基板の光透過性が低下するおそれがある。ま
た、透明基板の表面の平坦性が低下するおそれもあり、
液晶ディスプレーの画像が乱れる原因となるために好ま
しくない。
ング、スピンコート、ロールコート等の従来公知の種々
のコーティング法を用いることができる。以下、樹脂コ
ーティング膜を透明基板の表面に形成する場合、凹版の
非画線部の表面に形成する場合および透明基板の表面と
凹版の非画線部の表面との両方に形成する場合の3つに
分けて説明する。 (i) 透明基板の表面に形成する場合 透明基板の表面に形成される樹脂コーティング膜の膜厚
は、通常、0.1〜10μm、好ましくは1〜5μmで
ある。コーティング膜の膜厚が前記範囲を下回るとき
は、凹版から透明基板へのインキの転移をスムーズにす
るという本発明の効果が得られなくなり、インキの転写
が不十分になったり、パターンの膜厚にばらつきが生じ
るおそれがある。一方、膜厚が前記範囲を超えるとき
は、透明基板の光透過性が低下するおそれがある。ま
た、透明基板の表面の平坦性が低下するおそれもあり、
液晶ディスプレーの画像が乱れる原因となるために好ま
しくない。
【0016】透明基板の表面に形成される樹脂コーティ
ング膜としては、十分な光透過性と耐熱性とを有する必
要がある。具体的には、樹脂コーティング膜の光透過性
としては、波長領域が400〜700nmの光に対する
光透過率が90%以上、好ましくは95%以上であるこ
とが要求される。また、耐熱性としては、220℃で1
時間加熱処理した後の光透過率の減少率が10%以下、
好ましくは5%以下であることが要求される。
ング膜としては、十分な光透過性と耐熱性とを有する必
要がある。具体的には、樹脂コーティング膜の光透過性
としては、波長領域が400〜700nmの光に対する
光透過率が90%以上、好ましくは95%以上であるこ
とが要求される。また、耐熱性としては、220℃で1
時間加熱処理した後の光透過率の減少率が10%以下、
好ましくは5%以下であることが要求される。
【0017】上記条件を満たす樹脂としては、アクリル
樹脂、ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂などや、これらの
樹脂の混合物があげられ、これらのうち、凹版よりも硬
度が低いものを用いることができる。 (ii)凹版の非画線部の表面に形成する場合 凹版の非画線部の表面に形成される樹脂コーティング膜
の膜厚は、通常、1〜20μm、好ましくは5〜10μ
mである。コーティング膜の膜厚が前記範囲を下回ると
きは、凹版から透明基板へのインキの転移をスムーズに
するという本発明の効果が得られなくなり、インキの転
写が不十分になったり、パターンの膜厚にばらつきが生
じるおそれがある。一方、膜厚が前記範囲を超えるとき
は、樹脂コーティング膜が圧縮時に変形して剪断ずれを
起こし、パターンの精度が低下するために好ましくな
い。
樹脂、ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂などや、これらの
樹脂の混合物があげられ、これらのうち、凹版よりも硬
度が低いものを用いることができる。 (ii)凹版の非画線部の表面に形成する場合 凹版の非画線部の表面に形成される樹脂コーティング膜
の膜厚は、通常、1〜20μm、好ましくは5〜10μ
mである。コーティング膜の膜厚が前記範囲を下回ると
きは、凹版から透明基板へのインキの転移をスムーズに
するという本発明の効果が得られなくなり、インキの転
写が不十分になったり、パターンの膜厚にばらつきが生
じるおそれがある。一方、膜厚が前記範囲を超えるとき
は、樹脂コーティング膜が圧縮時に変形して剪断ずれを
起こし、パターンの精度が低下するために好ましくな
い。
【0018】樹脂コーティング膜を、凹版の非画線部の
表面すなわち凹部が形成されていない部分の表面に形成
する場合には、画線部すなわち凹部が樹脂で埋まるのを
防ぐ必要がある。従って、凹版の基板に樹脂のコーティ
ング膜を形成した後、フォトレジストの形成とエッチン
グを行なって凹部を形成すればよい。凹版の非画線部の
表面に形成されるコーティング膜としては、従来公知の
種々の樹脂のうち、透明基板よりも硬度が低いものを用
いることができる。 (iii) 透明基板の表面と凹版の非画線部の表面との両方
に形成する場合 透明基板の表面および凹版の非画線部の表面に形成され
る樹脂コーティング膜の膜厚の総和が10μm、好まし
くは5μmを超えないこと以外は、前述の(i)および(i
i)と同様にして樹脂コーティング膜を形成すればよい。
表面すなわち凹部が形成されていない部分の表面に形成
する場合には、画線部すなわち凹部が樹脂で埋まるのを
防ぐ必要がある。従って、凹版の基板に樹脂のコーティ
ング膜を形成した後、フォトレジストの形成とエッチン
グを行なって凹部を形成すればよい。凹版の非画線部の
表面に形成されるコーティング膜としては、従来公知の
種々の樹脂のうち、透明基板よりも硬度が低いものを用
いることができる。 (iii) 透明基板の表面と凹版の非画線部の表面との両方
に形成する場合 透明基板の表面および凹版の非画線部の表面に形成され
る樹脂コーティング膜の膜厚の総和が10μm、好まし
くは5μmを超えないこと以外は、前述の(i)および(i
i)と同様にして樹脂コーティング膜を形成すればよい。
【0019】本発明の液晶カラーフィルターの製造方法
としては、例えば図1に示す方法があげられる。すなわ
ち、凹版1の凹部2にインキ5を充填し〔図1(a) 〕、
透明基板3の樹脂コーティング面と凹版1の表面とを密
着させ、透明基板3の樹脂コーティング膜4が形成され
ていない面にローラ6を転がして透明基板3と凹版1と
を圧着させる〔図1(b) 〕。このようにして、透明基板
3上にインキ5が転移する〔図1(c) 〕。レッド
(R)、グリーン(G)およびブルー(B)の3色の透
明着色層を形成する場合は、3つのインキについてそれ
ぞれ上記の操作を行えばよい。透明基板3上にインキ5
を転移させた後、インキ5を加熱乾燥して硬化させ、透
明着色層が形成される。
としては、例えば図1に示す方法があげられる。すなわ
ち、凹版1の凹部2にインキ5を充填し〔図1(a) 〕、
透明基板3の樹脂コーティング面と凹版1の表面とを密
着させ、透明基板3の樹脂コーティング膜4が形成され
ていない面にローラ6を転がして透明基板3と凹版1と
を圧着させる〔図1(b) 〕。このようにして、透明基板
3上にインキ5が転移する〔図1(c) 〕。レッド
(R)、グリーン(G)およびブルー(B)の3色の透
明着色層を形成する場合は、3つのインキについてそれ
ぞれ上記の操作を行えばよい。透明基板3上にインキ5
を転移させた後、インキ5を加熱乾燥して硬化させ、透
明着色層が形成される。
【0020】凹版1の凹部2にインキを充填する方法と
しては、例えばインキをドクター刃によってスキージす
る方法、スクリーン印刷を用いて所定の凹部にインキを
充填する方法、ディスペンサー(注入器)で注入する方
法、バブルジェットによって注入する方法などがあげら
れる。上記ロール6としては、例えばゴムローラ、金属
ローラ、プラスチックローラ、セラミックローラ等が用
いられる。
しては、例えばインキをドクター刃によってスキージす
る方法、スクリーン印刷を用いて所定の凹部にインキを
充填する方法、ディスペンサー(注入器)で注入する方
法、バブルジェットによって注入する方法などがあげら
れる。上記ロール6としては、例えばゴムローラ、金属
ローラ、プラスチックローラ、セラミックローラ等が用
いられる。
【0021】図1においては、透明基板3上に樹脂コー
ティング膜4が形成されているが、かかる樹脂コーティ
ング膜は、前述のように、凹版の非画線部の表面に形成
されていてもよい。また、透明基板3と凹版1とを圧着
させる際に、透明基板3に代えて、凹版1の裏面にロー
ル6を転がしてもよい。図1(b) では、透明基板3と凹
版1とをローラ6にて圧着しているが、図2(b')に示す
ように、透明基板3および/または凹版1の裏面全面を
平面プレス7にて加圧する方法を用いることもできる。
ティング膜4が形成されているが、かかる樹脂コーティ
ング膜は、前述のように、凹版の非画線部の表面に形成
されていてもよい。また、透明基板3と凹版1とを圧着
させる際に、透明基板3に代えて、凹版1の裏面にロー
ル6を転がしてもよい。図1(b) では、透明基板3と凹
版1とをローラ6にて圧着しているが、図2(b')に示す
ように、透明基板3および/または凹版1の裏面全面を
平面プレス7にて加圧する方法を用いることもできる。
【0022】平面プレス7としては、従来公知の種々の
平面プレス機を使用できる。ロールおよび平面プレスに
よる圧着は、通常、5〜20kg/cm2 程度の圧力で
行われる。ロールにて加圧する場合は、ロールが透明基
板または凹版と接触している部分、すなわちニップ部の
面積からニップ内圧力を求め、この圧力が前記範囲を満
たすように調整すればよい。
平面プレス機を使用できる。ロールおよび平面プレスに
よる圧着は、通常、5〜20kg/cm2 程度の圧力で
行われる。ロールにて加圧する場合は、ロールが透明基
板または凹版と接触している部分、すなわちニップ部の
面積からニップ内圧力を求め、この圧力が前記範囲を満
たすように調整すればよい。
【0023】透明基板上に転写されたインキ膜を加熱乾
燥するには、透明基板が熱変形しない温度と時間、通常
180〜250℃で30〜180分間、より好ましくは
200〜230℃で50〜80分間加熱乾燥させればよ
い。透明着色層および遮光層を形成するためのインキ
は、樹脂と着色剤と溶剤とを混合した樹脂ワニスであっ
て、耐熱性、耐薬品性および耐光性に優れたものが好ま
しい。このうち、透明着色層を形成するためのインキに
は透明樹脂が用いられる。かかる透明樹脂としては、例
えばポリエステル−メラミン樹脂、エポキシ−メラミン
樹脂、ポリエステル−エポキシ−メラミン樹脂、紫外線
硬化型樹脂などがあげられる。遮光層を形成するための
インキには、従来公知の種々のインキ樹脂を用いること
ができる。
燥するには、透明基板が熱変形しない温度と時間、通常
180〜250℃で30〜180分間、より好ましくは
200〜230℃で50〜80分間加熱乾燥させればよ
い。透明着色層および遮光層を形成するためのインキ
は、樹脂と着色剤と溶剤とを混合した樹脂ワニスであっ
て、耐熱性、耐薬品性および耐光性に優れたものが好ま
しい。このうち、透明着色層を形成するためのインキに
は透明樹脂が用いられる。かかる透明樹脂としては、例
えばポリエステル−メラミン樹脂、エポキシ−メラミン
樹脂、ポリエステル−エポキシ−メラミン樹脂、紫外線
硬化型樹脂などがあげられる。遮光層を形成するための
インキには、従来公知の種々のインキ樹脂を用いること
ができる。
【0024】着色剤は、従来公知の顔料や染料のなかか
ら、耐熱性、耐光性などの特性を考慮して選択される。
透明着色層に用いられる着色剤としては、例えばレッド
(R)用インキに用いる着色剤としてジアントラキノン
系顔料(例えば、C.I.ピグメントレッド177
等)、ペリレン系顔料、縮合アゾ系顔料、キナクリドン
系顔料などが、グリーン(G)用インキに用いる着色剤
として塩素化フタロシアニン銅、臭素化フタロシアニン
銅(例えば、C.I.ピグメントグリーン36等)など
が、ブルー(B)用インキに用いる着色剤としてフタロ
シアニン銅(例えば、C.I.ピグメントブルー15:
6等)などがあげられる。
ら、耐熱性、耐光性などの特性を考慮して選択される。
透明着色層に用いられる着色剤としては、例えばレッド
(R)用インキに用いる着色剤としてジアントラキノン
系顔料(例えば、C.I.ピグメントレッド177
等)、ペリレン系顔料、縮合アゾ系顔料、キナクリドン
系顔料などが、グリーン(G)用インキに用いる着色剤
として塩素化フタロシアニン銅、臭素化フタロシアニン
銅(例えば、C.I.ピグメントグリーン36等)など
が、ブルー(B)用インキに用いる着色剤としてフタロ
シアニン銅(例えば、C.I.ピグメントブルー15:
6等)などがあげられる。
【0025】なお、補色顔料として、レッド(R)用イ
ンキおよびグリーン(G)用インキにはビスアゾ系顔料
(例えば、C.I.ピグメントイエロー83等)を、ブ
ルー(B)用インキにはジオキサジン系顔料(例えば、
C.I.ピグメントバイオレット23等)を、それぞれ
色調調整のために必要に応じて添加してもよい。上記補
色顔料は、それぞれ主顔料に対して10〜80重量%の
割合で添加すればよい。
ンキおよびグリーン(G)用インキにはビスアゾ系顔料
(例えば、C.I.ピグメントイエロー83等)を、ブ
ルー(B)用インキにはジオキサジン系顔料(例えば、
C.I.ピグメントバイオレット23等)を、それぞれ
色調調整のために必要に応じて添加してもよい。上記補
色顔料は、それぞれ主顔料に対して10〜80重量%の
割合で添加すればよい。
【0026】遮光層に用いられる着色剤は遮光性を考慮
して選択され、通常、カーボンブラック、酸化鉄(鉄
黒)、チタンブラックなどが用いられる。また、上記例
示の着色剤のほかに、インキ膜の印刷形状やインキ転移
量を調節するために、非常に微細な粉末の乾式シリカ粉
体や硫酸バリウム、炭酸カルシウム、アルミナ、タル
ク、クレー等を体質顔料として添加することもできる。
して選択され、通常、カーボンブラック、酸化鉄(鉄
黒)、チタンブラックなどが用いられる。また、上記例
示の着色剤のほかに、インキ膜の印刷形状やインキ転移
量を調節するために、非常に微細な粉末の乾式シリカ粉
体や硫酸バリウム、炭酸カルシウム、アルミナ、タル
ク、クレー等を体質顔料として添加することもできる。
【0027】着色剤の添加量は、樹脂100重量部に対
して10〜50重量部、好ましくは20〜40重量部で
ある。透明着色層および遮光層を形成するためのインキ
は低粘度であるのが好ましい。具体的には、粘度が10
〜30000ポアズ、好ましくは500〜10000ポ
アズであるのが適当である。上記範囲よりも粘度が低い
場合は、パターンのライン形状が乱れたり、エッジにヒ
ゲが発生するために好ましくない。一方、上記範囲より
も粘度が高い場合は、透明着色層および遮光層の表面の
平坦性が劣ったり、インキ転移性などの印刷適性が著し
く低下するために好ましくない。
して10〜50重量部、好ましくは20〜40重量部で
ある。透明着色層および遮光層を形成するためのインキ
は低粘度であるのが好ましい。具体的には、粘度が10
〜30000ポアズ、好ましくは500〜10000ポ
アズであるのが適当である。上記範囲よりも粘度が低い
場合は、パターンのライン形状が乱れたり、エッジにヒ
ゲが発生するために好ましくない。一方、上記範囲より
も粘度が高い場合は、透明着色層および遮光層の表面の
平坦性が劣ったり、インキ転移性などの印刷適性が著し
く低下するために好ましくない。
【0028】インキの溶剤は、従来公知の種々の溶剤を
用いることができ、印刷適性(インキ転移性など)や作
業性などを考慮して適宜選択すればよい。溶剤の添加量
は使用する樹脂などの成分の溶解性または分散性、得ら
れるインキの粘度、作業性、印刷適性などを考慮して適
宜決定すればよく、通常、インキ総量に対して5〜80
重量%、好ましくは15〜50重量%程度である。
用いることができ、印刷適性(インキ転移性など)や作
業性などを考慮して適宜選択すればよい。溶剤の添加量
は使用する樹脂などの成分の溶解性または分散性、得ら
れるインキの粘度、作業性、印刷適性などを考慮して適
宜決定すればよく、通常、インキ総量に対して5〜80
重量%、好ましくは15〜50重量%程度である。
【0029】インキを製造するには、所定量の前記熱硬
化性樹脂、着色剤、溶剤を配合した後、着色剤の分散性
を向上させるために3本ロール等を使用してベース練り
を行えばよい。なお、着色剤の分散性をさらに向上させ
るには、ベース練りの前にあらかじめプラネタリーミキ
サーなどで十分に混合しておくとよい。また、着色剤の
分散性を向上させるために、着色剤の粉体自体をボール
ミル等で微粉末化してもよく、分散剤として界面活性剤
や有機顔料誘導体等を添加してもよい。
化性樹脂、着色剤、溶剤を配合した後、着色剤の分散性
を向上させるために3本ロール等を使用してベース練り
を行えばよい。なお、着色剤の分散性をさらに向上させ
るには、ベース練りの前にあらかじめプラネタリーミキ
サーなどで十分に混合しておくとよい。また、着色剤の
分散性を向上させるために、着色剤の粉体自体をボール
ミル等で微粉末化してもよく、分散剤として界面活性剤
や有機顔料誘導体等を添加してもよい。
【0030】
【実施例】以下の実施例および比較例で使用した凹版、
透明基板および透明着色層用インキは、次のとおりであ
る。 ・凹版:ソーダライムガラスからなるガラス板を用い
た。なお、かかるガラス板の表面に、400mm×40
0mmの範囲で、深さ10μm、線幅120μmのスト
ライプパターンからなる凹部を形成した。
透明基板および透明着色層用インキは、次のとおりであ
る。 ・凹版:ソーダライムガラスからなるガラス板を用い
た。なお、かかるガラス板の表面に、400mm×40
0mmの範囲で、深さ10μm、線幅120μmのスト
ライプパターンからなる凹部を形成した。
【0031】・透明基板:ソーダライムガラスを用い
た。 ・レッド(R)用インキ:熱硬化型ポリエステル樹脂
〔住友ゴム工業(株)製〕、透明顔料〔ジアントラキノ
ン系(C.I.ピグメントレッド177)〕および体質
顔料(乾式シリカ)を溶剤(高級アルコール)に溶解し
たものを用いた。 ・グリーン(G)用インキ:透明顔料が臭素化フタロシ
アニン銅(C.I.ピグメントグリーン36)であるこ
と以外は、上記レッド(R)用インキと同様である。
た。 ・レッド(R)用インキ:熱硬化型ポリエステル樹脂
〔住友ゴム工業(株)製〕、透明顔料〔ジアントラキノ
ン系(C.I.ピグメントレッド177)〕および体質
顔料(乾式シリカ)を溶剤(高級アルコール)に溶解し
たものを用いた。 ・グリーン(G)用インキ:透明顔料が臭素化フタロシ
アニン銅(C.I.ピグメントグリーン36)であるこ
と以外は、上記レッド(R)用インキと同様である。
【0032】・ブルー(B)用インキ:透明顔料がフタ
ロシアニン銅(C.I.ピグメントブルー15:6)で
あること以外は、上記レッド(R)用インキと同様であ
る。 実施例1 透明基板上にポリエステル−メラミン樹脂をロールコー
ターにてコーティングし、220℃で1時間加熱して厚
さ5μm、硬度4H(鉛筆硬度)の樹脂コーティング膜
を作製した。
ロシアニン銅(C.I.ピグメントブルー15:6)で
あること以外は、上記レッド(R)用インキと同様であ
る。 実施例1 透明基板上にポリエステル−メラミン樹脂をロールコー
ターにてコーティングし、220℃で1時間加熱して厚
さ5μm、硬度4H(鉛筆硬度)の樹脂コーティング膜
を作製した。
【0033】上記ポリエステル−メラミン樹脂は、日立
化成(株)製のエスペル1102(ポリエステル樹脂)
と住友化学(株)製のスミマールM100C(メラミン
樹脂)とを重量比50:50でブレンドしたものであ
る。次いで、上記凹版の凹部に上記レッド(R)用イン
キを充填し、凹版の表面と透明基板の樹脂コーティング
面とを密着させ、透明基板の樹脂コーティング膜が形成
されていない面にローラを転がして透明基板と凹版とを
圧着させることにより、透明基板上にインキを転写し
た。さらに、同様にして、グリーン(G)用およびブル
ー(B)用インキを転写した。
化成(株)製のエスペル1102(ポリエステル樹脂)
と住友化学(株)製のスミマールM100C(メラミン
樹脂)とを重量比50:50でブレンドしたものであ
る。次いで、上記凹版の凹部に上記レッド(R)用イン
キを充填し、凹版の表面と透明基板の樹脂コーティング
面とを密着させ、透明基板の樹脂コーティング膜が形成
されていない面にローラを転がして透明基板と凹版とを
圧着させることにより、透明基板上にインキを転写し
た。さらに、同様にして、グリーン(G)用およびブル
ー(B)用インキを転写した。
【0034】上記ローラにはゴムローラを用い、ニップ
部分における内圧力が10kg/cm2 となるように加
圧時の圧力を調整した。インキを転写した後、透明基板
上に形成されたインキ膜を220℃で1時間加熱乾燥
し、液晶カラーフィルターを得た。透明基板上に形成さ
れたパターンの精度および形状を透過型光学顕微鏡で確
認し、精密二次元座標測定器(ソキア(株)製のSMI
C−800)を使用して印刷精度を評価した。その結
果、パターンの設計値とのずれは5μm以内であり、非
常に精密にパターンを形成できることがわかった。 実施例2 膜厚が1μm、硬度が6H(鉛筆硬度)であること以外
は、実施例1と同様にして、透明基板上に樹脂コーティ
ング膜を作製した。
部分における内圧力が10kg/cm2 となるように加
圧時の圧力を調整した。インキを転写した後、透明基板
上に形成されたインキ膜を220℃で1時間加熱乾燥
し、液晶カラーフィルターを得た。透明基板上に形成さ
れたパターンの精度および形状を透過型光学顕微鏡で確
認し、精密二次元座標測定器(ソキア(株)製のSMI
C−800)を使用して印刷精度を評価した。その結
果、パターンの設計値とのずれは5μm以内であり、非
常に精密にパターンを形成できることがわかった。 実施例2 膜厚が1μm、硬度が6H(鉛筆硬度)であること以外
は、実施例1と同様にして、透明基板上に樹脂コーティ
ング膜を作製した。
【0035】次いで、実施例1と同様にして液晶カラー
フィルターを作製し、印刷精度を評価した。その結果、
パターンの設計値とのずれは3μm以内であり、非常に
精密にパターンを形成できることがわかった。 実施例3 透明基板上にアクリル樹脂(日本合成ゴム(株)製のオ
プトマーJSS833)をロールコーターにてコーティ
ングし、200℃で1時間加熱して硬化させ、厚さ5μ
m、硬度(鉛筆硬度)3Hの樹脂コーティング膜を作製
した。
フィルターを作製し、印刷精度を評価した。その結果、
パターンの設計値とのずれは3μm以内であり、非常に
精密にパターンを形成できることがわかった。 実施例3 透明基板上にアクリル樹脂(日本合成ゴム(株)製のオ
プトマーJSS833)をロールコーターにてコーティ
ングし、200℃で1時間加熱して硬化させ、厚さ5μ
m、硬度(鉛筆硬度)3Hの樹脂コーティング膜を作製
した。
【0036】次いで、実施例1と同様にして液晶カラー
フィルターを作製し、印刷精度を評価した。その結果、
パターンの設計値とのずれは5μm以内であり、非常に
精密にパターンを形成できることがわかった。 実施例4 透明基板上にエポキシ−メラミン樹脂をロールコーター
にてコーティングし、220℃で1時間加熱して硬化さ
せ、厚さ5μm、硬度(鉛筆硬度)6Hの樹脂コーティ
ング膜を作製した。
フィルターを作製し、印刷精度を評価した。その結果、
パターンの設計値とのずれは5μm以内であり、非常に
精密にパターンを形成できることがわかった。 実施例4 透明基板上にエポキシ−メラミン樹脂をロールコーター
にてコーティングし、220℃で1時間加熱して硬化さ
せ、厚さ5μm、硬度(鉛筆硬度)6Hの樹脂コーティ
ング膜を作製した。
【0037】上記エポキシ−メラミン樹脂は、油化シェ
ル(株)製のエピコート828(エポキシ樹脂)とスミ
マールM100C(前出)とを重量比50:50でブレ
ンドしたものである。次いで、実施例1と同様の凹版を
用い、この凹版の凹部にレッド(R)用インキを充填
し、凹版の表面と透明基板の樹脂コーティング面とを密
着させ、透明基板の樹脂コーティング膜が形成されてい
ない面の全面を平面プレスにて圧接することにより、透
明基板上にインキを転写した。前記圧接時の圧力は、平
面プレス機の面内の圧力が15kg/cm2 になるよう
に調整した。
ル(株)製のエピコート828(エポキシ樹脂)とスミ
マールM100C(前出)とを重量比50:50でブレ
ンドしたものである。次いで、実施例1と同様の凹版を
用い、この凹版の凹部にレッド(R)用インキを充填
し、凹版の表面と透明基板の樹脂コーティング面とを密
着させ、透明基板の樹脂コーティング膜が形成されてい
ない面の全面を平面プレスにて圧接することにより、透
明基板上にインキを転写した。前記圧接時の圧力は、平
面プレス機の面内の圧力が15kg/cm2 になるよう
に調整した。
【0038】さらに、グリーン(G)用およびブルー
(B)用インキを転写した後、実施例1と同様にしてイ
ンキ膜を加熱乾燥し、液晶カラーフィルターを得た。透
明基板上に形成されたパターンについて、実施例1と同
様にして、その印刷精度を評価した。その結果、パター
ンの設計値とのずれは3μm以内であり、非常に精密な
パターンを形成できることがわかった。 比較例1 実施例1と同様な凹版を使用し、この凹版の凹部にスキ
ージにてインキを充填した。次いで、樹脂コーティング
膜を形成していない透明基板を用いて凹版の表面を覆
い、前記透明基板の凹版と接していないほうの面の全面
にゴムローラを転がし、凹版と透明基板とを圧着させ
た。
(B)用インキを転写した後、実施例1と同様にしてイ
ンキ膜を加熱乾燥し、液晶カラーフィルターを得た。透
明基板上に形成されたパターンについて、実施例1と同
様にして、その印刷精度を評価した。その結果、パター
ンの設計値とのずれは3μm以内であり、非常に精密な
パターンを形成できることがわかった。 比較例1 実施例1と同様な凹版を使用し、この凹版の凹部にスキ
ージにてインキを充填した。次いで、樹脂コーティング
膜を形成していない透明基板を用いて凹版の表面を覆
い、前記透明基板の凹版と接していないほうの面の全面
にゴムローラを転がし、凹版と透明基板とを圧着させ
た。
【0039】なお、ゴムローラのニップ内圧力は10k
g/cm2 になるように調整した。上記透明基板として
は、その表面に樹脂コーティング膜を形成していないほ
かは、実施例1と同様なものを使用した。凹版と透明基
板とを圧着させた結果、凹版の凹部のインキは透明基板
上に全く転移しなかった。 比較例2 遮光層および透明着色層の形成に、平台オフセット印刷
機による凹版オフセット印刷法を使用して、液晶カラー
フィルターを作製した。
g/cm2 になるように調整した。上記透明基板として
は、その表面に樹脂コーティング膜を形成していないほ
かは、実施例1と同様なものを使用した。凹版と透明基
板とを圧着させた結果、凹版の凹部のインキは透明基板
上に全く転移しなかった。 比較例2 遮光層および透明着色層の形成に、平台オフセット印刷
機による凹版オフセット印刷法を使用して、液晶カラー
フィルターを作製した。
【0040】上記凹版オフセット印刷に用いた凹版は実
施例1と同じである。オフセットブランケットは、厚さ
0.3mmのポリエチレンテレフタレート(PET)フ
ィルムにシリコーンゴムをコーティングし、厚さ1.0
mmとしたものを用いた。遮光層および透明着色層の形
成に用いたインキおよびインキ膜を加熱乾燥する条件に
ついては、実施例1と同様である。
施例1と同じである。オフセットブランケットは、厚さ
0.3mmのポリエチレンテレフタレート(PET)フ
ィルムにシリコーンゴムをコーティングし、厚さ1.0
mmとしたものを用いた。遮光層および透明着色層の形
成に用いたインキおよびインキ膜を加熱乾燥する条件に
ついては、実施例1と同様である。
【0041】遮光層および透明着色層を形成した後、実
施例1と同様にして印刷制度を評価した。その結果、パ
ターンの設計値とのずれは最大50μmであり、非常に
大きなずれが発生した。 比較例3 平版オフセット印刷法を用いたほかは、比較例1と同様
にして、液晶カラーフィルターを作製した。
施例1と同様にして印刷制度を評価した。その結果、パ
ターンの設計値とのずれは最大50μmであり、非常に
大きなずれが発生した。 比較例3 平版オフセット印刷法を用いたほかは、比較例1と同様
にして、液晶カラーフィルターを作製した。
【0042】上記平版オフセット印刷に用いた平版は、
東レ(株)製の水なし平版である。オフセットブランケ
ットは、アクリロニトリルブタジエンゴムを用いた住友
ゴム工業(株)製のST800(厚さ1.9mm)を用
いた。遮光層および透明着色層を形成した後、実施例1
と同様にして印刷制度を評価した。その結果、パターン
の設計値とのずれは最大60μmであり、非常に大きな
ずれが発生した。 比較例4 スクリーン印刷法を用いたほかは、比較例1と同様にし
て、液晶カラーフィルターを作製した。
東レ(株)製の水なし平版である。オフセットブランケ
ットは、アクリロニトリルブタジエンゴムを用いた住友
ゴム工業(株)製のST800(厚さ1.9mm)を用
いた。遮光層および透明着色層を形成した後、実施例1
と同様にして印刷制度を評価した。その結果、パターン
の設計値とのずれは最大60μmであり、非常に大きな
ずれが発生した。 比較例4 スクリーン印刷法を用いたほかは、比較例1と同様にし
て、液晶カラーフィルターを作製した。
【0043】上記スクリーン印刷に用いたスクリーン
は、ステンレス製の400メッシュのものである。遮光
層および透明着色層を形成した後、実施例1と同様にし
て印刷制度を評価した。その結果、パターンの設計値と
のずれは最大120μmであり、非常に大きなずれが発
生した。
は、ステンレス製の400メッシュのものである。遮光
層および透明着色層を形成した後、実施例1と同様にし
て印刷制度を評価した。その結果、パターンの設計値と
のずれは最大120μmであり、非常に大きなずれが発
生した。
【0044】前述のように、実施例1〜4の液晶カラー
フィルターは、透明着色層および遮光層の印刷精度が極
めて優れている。一方、樹脂コーティング層が形成され
ていない比較例1の場合は、凹版および透明基板の双方
とも硬質な材料からなるために、インキが転移されなか
った。また、従来より用いられている凹版オフセット印
刷、平版オフセット印刷またはスクリーン印刷を用いた
比較例2〜4の液晶カラーフィルターは、透明着色層お
よび遮光層の印刷精度が極めて低く、薄層トランジスタ
(TFT)やスーパーツイストネマティック(STN)
等の極めて高品質の画質が要求される液晶には使用でき
ない。
フィルターは、透明着色層および遮光層の印刷精度が極
めて優れている。一方、樹脂コーティング層が形成され
ていない比較例1の場合は、凹版および透明基板の双方
とも硬質な材料からなるために、インキが転移されなか
った。また、従来より用いられている凹版オフセット印
刷、平版オフセット印刷またはスクリーン印刷を用いた
比較例2〜4の液晶カラーフィルターは、透明着色層お
よび遮光層の印刷精度が極めて低く、薄層トランジスタ
(TFT)やスーパーツイストネマティック(STN)
等の極めて高品質の画質が要求される液晶には使用でき
ない。
【0045】
【発明の効果】本発明の液晶カラーフィルターの製造方
法によれば、透明着色層および遮光層の極めて微細なパ
ターンを、印刷法を用いて精密に形成することができ
る。従って、本発明によれば、高画質の液晶ディスプレ
ーに対応可能な液晶カラーフィルターを安価で提供で
き、かつ量産することができる。
法によれば、透明着色層および遮光層の極めて微細なパ
ターンを、印刷法を用いて精密に形成することができ
る。従って、本発明によれば、高画質の液晶ディスプレ
ーに対応可能な液晶カラーフィルターを安価で提供で
き、かつ量産することができる。
【図1】本発明の液晶カラーフィルターの製造方法の一
例を示す模式図である。
例を示す模式図である。
【図2】本発明の液晶カラーフィルターの製造方法の他
の例を示す模式図である。
の例を示す模式図である。
【図3】液晶カラーフィルターの一例を示す断面図であ
る。
る。
1 凹版 2 凹部 3 透明基板 4 樹脂コーティング膜 5 インキ 8 透明着色層
Claims (3)
- 【請求項1】凹版の表面に設けられた凹部にインキを充
填し、次いでこの凹版の表面に透明基板を圧着してイン
キを転移させることによって前記透明基板上に透明着色
層を形成する液晶カラーフィルターの製造方法であっ
て、前記透明基板の表面および/または前記凹版の表面
のうちの非画線部に樹脂コーティング膜が形成されてい
ることを特徴とする液晶カラーフィルターの製造方法。 - 【請求項2】前記透明基板の表面に形成された樹脂コー
ティング膜が、耐熱性および透明性を有する樹脂からな
る請求項1記載の液晶カラーフィルターの製造方法。 - 【請求項3】ロールまたは平面プレスにて前記凹版と透
明着色層とを圧着させる請求項1記載の液晶カラーフィ
ルターの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21379395A JPH0961617A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 液晶カラーフィルターの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21379395A JPH0961617A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 液晶カラーフィルターの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0961617A true JPH0961617A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16645150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21379395A Pending JPH0961617A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 液晶カラーフィルターの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0961617A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998019188A1 (en) * | 1996-10-30 | 1998-05-07 | Seiko Epson Corporation | Color filter and its manufacturing method |
-
1995
- 1995-08-22 JP JP21379395A patent/JPH0961617A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998019188A1 (en) * | 1996-10-30 | 1998-05-07 | Seiko Epson Corporation | Color filter and its manufacturing method |
| US6063527A (en) * | 1996-10-30 | 2000-05-16 | Seiko Epson Corporation | Color filter and method of making the same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040824 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041019 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041116 |