JPH0964295A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0964295A
JPH0964295A JP7210348A JP21034895A JPH0964295A JP H0964295 A JPH0964295 A JP H0964295A JP 7210348 A JP7210348 A JP 7210348A JP 21034895 A JP21034895 A JP 21034895A JP H0964295 A JPH0964295 A JP H0964295A
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JP
Japan
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circuit
transistor
semiconductor memory
mos transistor
memory device
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Withdrawn
Application number
JP7210348A
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English (en)
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Tsugio Takahashi
継雄 高橋
Yukie Suzuki
幸英 鈴木
Shunichi Sukegawa
俊一 助川
Masataka Saito
賢孝 斎藤
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Hitachi Ltd
Texas Instruments Japan Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Texas Instruments Japan Ltd
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Publication date
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低リーク回路による電流カット方法と、MO
Sトランジスタゲート長のレイアウト方法との組み合わ
せにより、レイアウト面積を大きくせずに、MOSトラ
ンジスタのオフ電流をカットしてスタンバイ電流が低減
できる半導体記憶装置を提供する。 【構成】 階層ワード方式を用いた大容量DRAMであ
って、メモリアレイの行方向選択用のロウデコーダを構
成するメインワードドライバにおいて、1段目のCMO
Sインバータを構成するPMOSトランジスタP1に
は、このPMOSトランジスタP1に流れるオフ電流I
1をカットするための低リーク回路が接続され、また2
段目のCMOSインバータを構成するNMOSトランジ
スタN2のゲート長は、このNMOSトランジスタN2
に流れるオフ電流I2をカットするために他のMOSト
ランジスタに比べて大きくレイアウトされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に関
し、特に大容量DRAMなどのメモリにおいて、レイア
ウト面積を大きくせずにスタンバイ電流を低減する場合
に好適な半導体記憶装置に適用して有効な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば、発明者が検討したところによ
れば、電池やバッテリーを電源とする携帯型コンピュー
タなどでは、動作時の消費電力だけではなく、スタンバ
イ時の消費電力も重要視されてきており、このようなコ
ンピュータで使用されるメモリにはスタンバイ電流の少
ないローパワーメモリの要求が望まれてきているものと
考えられる。
【0003】たとえば、スタンバイ電流の低減技術とし
ては、特開平6−208790号公報に記載される半導
体装置のように、PMOSトランジスタとNMOSトラ
ンジスタによるCMOS構造の2段インバータ回路構成
において、MOSトランジスタのしきい値Vthの設定
やスタンバイ時の電源の可変設定を行うことにより、ス
タンバイ電流を低く抑えることが可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
なスタンバイ電流の低減技術においては、Vthを高く
することでオフ電流の増加によるスタンバイ電流を低減
し、その代わりにチャネル幅を大きくしてスピードの劣
化をなくしており、そのためにVthをコントロールす
るための工程数の増加、原価上昇が生じ、さらにチャネ
ル幅の拡大によるチップサイズの増大が問題となること
が考えられる。
【0005】また、スタンバイ時のオフ電流を低減する
ために、前段のインバータのPMOSトランジスタの電
源電位側と、後段のインバータのNMOSトランジスタ
のグランド電位側に低リーク回路を接続する方法も用い
られているが、この場合にも低リーク回路へ接続するた
めの専用配線が必要となり、チップサイズの増大の原因
となり得ることが考えられる。
【0006】そこで、本発明の目的は、低リーク回路に
よる電流のカット方法と、MOSトランジスタのゲート
長設定を特徴としたレイアウト方法との組み合わせによ
り、レイアウト面積を大きくせずに、MOSトランジス
タのオフ電流をカットしてスタンバイ電流を低減するこ
とができる半導体記憶装置を提供することにある。
【0007】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0009】すなわち、本発明の半導体記憶装置は、2
段以上にシリーズ接続されるMOSトランジスタ回路に
よるドライバ回路を有する半導体記憶装置に適用される
ものであり、スイッチング素子により電流を遮断する低
リーク回路と、MOSトランジスタ回路のそれぞれのM
OSトランジスタのゲート長を所定の寸法比に設定する
レイアウト設計とを組み合わせて、奇数段目のMOSト
ランジスタ回路および偶数段目のMOSトランジスタ回
路のスタンバイ時におけるリーク電流を低減するもので
ある。
【0010】具体的には、前記奇数段目のMOSトラン
ジスタ回路および前記偶数段目のMOSトランジスタ回
路をPMOSトランジスタとNMOSトランジスタとに
よるCMOS構造として、奇数段目のMOSトランジス
タ回路に流れるスタンバイ時のリーク電流の遮断につい
ては、奇数段目のMOSトランジスタ回路のPMOSト
ランジスタの電源電位側に低リーク回路を接続するよう
にしたものである。
【0011】また、前記偶数段目のMOSトランジスタ
回路に流れるスタンバイ時のリーク電流の遮断について
は、奇数段目のMOSトランジスタ回路のPMOSトラ
ンジスタとNMOSトランジスタ、および偶数段目のM
OSトランジスタ回路のPMOSトランジスタとNMO
Sトランジスタのゲート長をそれぞれLgp1〜Lgp
(n−1),Lgn1〜Lgn(n−1),Lgp2〜
Lgp(n),Lgn2〜Lgn(n)とした場合に、 Lgp1〜Lgp(n−1),Lgp2〜Lgp
(n),Lgn1〜Lgn(n−1)《Lgn2〜Lg
p(n) または Lgp1〜Lgp(n−1)=Lgp2〜Lgp(n) 《Lgn1〜Lgn(n−1)=Lgn2〜Lgn
(n) の関係を満足するように設定するようにしたものであ
る。
【0012】特に、前記ドライバ回路を、メインワード
ドライバまたは周辺回路のコントロールロジック回路に
適用するようにしたものである。
【0013】
【作用】前記した半導体記憶装置によれば、2段以上に
シリーズ接続されるMOSトランジスタ回路に対して、
低リーク回路とMOSトランジスタのゲート長レイアウ
トとを組み合わせて設計することにより、奇数段目のM
OSトランジスタ回路に流れるスタンバイ時のリーク電
流については、このMOSトランジスタ回路の電源電位
側に低リーク回路を接続し、この低リーク回路のスイッ
チング素子をオフにすることによって、奇数段目のMO
Sトランジスタ回路に流れるリーク電流を遮断すること
ができる。
【0014】また、偶数段目のMOSトランジスタ回路
に流れるスタンバイ時のリーク電流については、奇数段
目および偶数段目のそれぞれのPMOSトランジスタ、
NMOSトランジスタのゲート長を所定の寸法比、たと
えば偶数段目のNMOSトランジスタのゲート長を他の
MOSトランジスタよりも大きくすることによって、偶
数段目のMOSトランジスタ回路に流れるリーク電流を
遮断することができる。
【0015】特に、メインワードドライバ、たとえば階
層ワード方式を用いたメインワードドライバにおいて
は、オフ電流によるスタンバイ電流の低減方法として、
前記低リーク回路とゲート長レイアウトとを組み合わせ
ることにより、たとえば奇数段目のPMOSトランジス
タに流れる電流をカットするとともに、偶数段目のNM
OSトランジスタに流れる電流もカットすることができ
る。
【0016】また、周辺回路のコントロールロジック回
路に適用することによっても、奇数段目のPMOSトラ
ンジスタのオフ電流の低減については低リーク回路の接
続によって対策でき、さらに偶数段目のNMOSトラン
ジスタのオフ電流の低減については、このNMOSトラ
ンジスタのゲート長を他のMOSトランジスタよりも大
きくすることで対策することができる。
【0017】これにより、スタンバイ電流の低減によっ
てローパワー品の所得が可能となり、たとえば大容量D
RAMなどの他にローパワーメモリおよびメモリモジュ
ール、特に携帯型コンピュータで使用されるメモリには
スタンバイ電流の少ないローパワーメモリが要求されて
おり、このような要求に対しても付加価値の高いローパ
ワーメモリを提供することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0019】(実施例1)図1は本発明の実施例1であ
る半導体記憶装置を示すチップレイアウト図、図2は本
実施例の半導体記憶装置におけるロウデコーダを示す回
路図、図3はCMOSインバータの要部を示すレイアウ
ト図である。
【0020】まず、図1により本実施例の半導体記憶装
置の構成を説明する。
【0021】本実施例の半導体記憶装置は、たとえばワ
ード線を多分割にしてサブワード線とし、これらの多分
割されたサブワード線で1組のカラムデコーダとロウデ
コーダを共有する階層ワード方式を用いた大容量DRA
Mとされ、複数のメモリセルによる複数のメモリアレイ
MATと、このメモリアレイMATの行方向を選択する
ためのロウデコーダRDECと、列方向を選択するため
のカラムデコーダCDECと、周辺回路PRとしてのロ
ウアドレスバッファRAB、カラムアドレスバッファC
AB、アドレスマルチプレクサAMX、タイミング発生
回路TG、データ入出力回路I/Oなどが周知の半導体
製造技術によって1個の半導体チップ上に形成されてい
る。
【0022】このDRAMにおいては、たとえば図1の
ように半導体チップの上下端部にメモリアレイMATが
分割して配置され、この上端部、下端部に配置されたそ
れぞれのメモリアレイMATは2つずつ中央部にロウデ
コーダRDECを挟んで対で配置されている。また、上
下端部に配置されたメモリアレイMATの中央部側に
は、それぞれのメモリアレイMATに対応するカラムデ
コーダCDECが配置されている。
【0023】このロウデコーダRDECには、行方向の
ワード線を選択するためのメインワードドライバMW
D、FXドライバFXD、さらに本発明の特徴である低
リーク回路LLが含まれており、さらにメモリアレイM
ATの配置領域内の行方向にはサブワードドライバSW
Dが配置されている。また、メモリアレイMATの配置
領域内の列方向にはセンスアンプSAが配置されてい
る。
【0024】また、半導体チップの中央部には、ロウア
ドレスバッファRAB、カラムアドレスバッファCA
B、アドレスマルチプレクサAMX、タイミング発生回
路TG、データ入出力回路I/Oなどによる周辺回路P
Rが配置され、さらにこの中央部には外部接続用のボン
ディングパッドPADが設けられている。
【0025】以上のようにレイアウトされるDRAMに
おいて、これらのメインワードドライバMWD、サブワ
ードドライバSWD、さらに低リーク回路LL、特に本
実施例の特徴となるスタンバイ時の動作回路の構成はた
とえば図2に示すようになっており、以下において順に
回路構成を説明する。
【0026】メインワードドライバMWDは、2段のC
MOSインバータをシリーズ接続する複数組のMOSト
ランジスタ回路とされ、それぞれの組のMOSトランジ
スタ回路は電源電位VPPとグランド電位間に接続され
るPMOSトランジスタP1,P2とNMOSトランジ
スタN1,N2とによるCMOS構造が2段に接続され
て構成されている。
【0027】そして、メインワードドライバMWDに対
して、たとえばスタンバイ時に“H”レベルとなる信号
/X0〜/Xiが1段目のゲートに入力されて、1段目
のMOSトランジスタ回路によりスタンバイ時に“L”
レベルとなる信号が得られ、さらに2段目のMOSトラ
ンジスタ回路からスタンバイ時に“H”レベルとなる信
号が得られ、この電圧レベルの異なる相補信号がメイン
ワード線選択信号MWL0〜MWLi、/MWL0〜/
MWLiとしてサブワードドライバSWDに入力されて
いる。
【0028】このサブワードドライバSWDは、たとえ
ば図2に示すように、PMOSトランジスタP3とNM
OSトランジスタN3とによるCMOS構造と、NMO
SトランジスタN4とからなる複数組のMOSトランジ
スタ回路とされ、CMOS構造のゲートにスタンバイ時
に“H”レベルとなる信号が入力され、また他方のNM
OSトランジスタN4のゲートにスタンバイ時に“L”
レベルとなる信号が入力され、そしてサブワード線選択
信号SWL0〜SWLiが出力されている。
【0029】また、サブワードドライバSWDにおい
て、CMOS構造のPMOSトランジスタP3と他方の
NMOSトランジスタN4の電源電位側は、FXドライ
バFXDから出力されるFX信号FX0〜FXiに接続
されている。
【0030】低リーク回路LLは、メインワードドライ
バMWDの1段目のPMOSトランジスタP1に接続さ
れ、電源電位VPPにソースが接続されるPMOSトラ
ンジスタP4(スイッチング素子)からなり、このPM
OSトランジスタP4のゲートにはスタンバイ時に
“H”レベルとなる信号/φ1が入力され、そしてPM
OSトランジスタP4がオフ状態になることによって、
このPMOSトランジスタP4のドレインに接続される
メインワードドライバMWDの1段目のPMOSトラン
ジスタP1に流れるスタンバイ時のリーク電流がカット
されるようになっている。
【0031】次に、本実施例の作用について、始めにこ
のDRAMにおけるそれぞれの構成要素の詳細、および
動作概要などを含めて説明する。
【0032】メモリアレイMATには、図1において水
平方向に平行して配置される複数のワード線と、垂直方
向に平行して配置される複数の相補ビット線、およびこ
れらのワード線と相補ビット線の交点に格子状に配置さ
れる複数のダイナミック型メモリセルとが含まれてい
る。
【0033】このメモリアレイMATを構成するワード
線は、メインワードドライバMWDで上位のワード線を
選択し、FXドライバFXDで下位のワード線を選択す
る信号を活性化し、サブワードドライバSWDでメイン
ワード線とFX線の信号をデコードして1本のワード線
を選択する。
【0034】ロウデコーダRDECには、たとえばロウ
アドレスバッファRABからiビットの相補内部アドレ
ス信号、すなわち非反転内部アドレス信号と反転内部ア
ドレス信号が供給される。
【0035】メインワードドライバMWDは、Xタイミ
ング信号が“H”レベルとされることで、選択的に動作
状態とされる。この動作状態において、ロウデコーダR
DECは、アドレスマルチプレクサAMXから伝送され
るロウアドレス信号を、タイミング発生回路TGから供
給されるXタイミング信号に従って取り込み、保持す
る。また、これらのロウアドレス信号を形成してロウデ
コーダRDECに供給する。
【0036】アドレスマルチプレクサAMXは、たとえ
ばDRAMが通常の動作モードとされ、タイミング発生
回路TGから“L”レベルのタイミングが供給されると
きに、外部端子を介して時分割的に供給されるロウアド
レス信号を選択し、ロウアドレスバッファRABに伝達
する。
【0037】一方、メモリアレイMATを構成する相補
ビット線は、その一方において、センスアンプSAに対
応する単位増幅回路に結合される。また、このセンスア
ンプSAには、メモリアレイMATのそれぞれの相補ビ
ット線に対応して設けられる複数の単位増幅回路の他
に、DRAMがスタンバイ時に相補ビット線対をイコラ
イズするNMOSトランジスタ、相補ビット線を電源の
約1/2の電圧に給電するNMOSトランジスタ、およ
び相補ビット線をI/O線に接続するNMOSトランジ
スタなどが含まれている。
【0038】カラムデコーダCDECは、Yタイミング
信号が“H”レベルとされることで、選択的に動作状態
とされる。この動作状態において、カラムデコーダCD
ECは、相補内部アドレス信号をデコードし、対応する
ビット線選択信号を択一的に“H”レベルとする。
【0039】カラムアドレスバッファCABは、外部端
子を介して時分割的に供給されるカラムアドレス信号を
タイミング発生回路TGから供給されるYタイミング信
号に従って取り込み、保持する。また、これらのカラム
アドレス信号をもとに、相補内部アドレス信号を形成す
る。このうち、上位数ビットはメインアンプセレクタに
供給され、残りの相補内部アドレス信号はカラムデコー
ダCDECに供給される。
【0040】タイミング発生回路TGには、外部装置か
ら起動制御信号として、ロウアドレスストローブ信号、
カラムアドレスストローブ信号、ライトイネーブル信号
およびアウトプットイネーブル信号が供給され、これら
の信号を元にDRAMの動作モードを判定するととも
に、各種のタイミング信号を形成し、DRAMの各部に
供給する。
【0041】以上のようにして、DRAMのそれぞれの
構成要素が動作し、メインワードドライバMWD、サブ
ワードドライバSWD、FXドライバFXDなどによる
ロウデコーダRDECによりワード線を選択し、カラム
デコーダCDECにより相補ビット線を選択し、このワ
ード線および相補ビット線の交点に配置されるメモリア
レイMATのメモリセルに対して、書き込み、消去およ
び読み出しによるデータの入出力を行うことができる。
【0042】次に、本実施例の特徴であるメインワード
ドライバMWDにおいて、オフ電流によるスタンバイ電
流の低減方法について説明する。
【0043】図2に示すメインワードドライバMWDに
おいて、1段目のCMOSインバータに流れるオフ電流
I1については、PMOSトランジスタP1に低リーク
回路LLを接続し、一方2段目のCMOSインバータに
流れるオフ電流I2については、PMOSトランジスタ
P1,P2、NMOSトランジスタN1,N2のそれぞ
れのゲート長を所定の寸法比に設定してレイアウトする
ことによって対応することができる。
【0044】まず、1段目のCMOSインバータを構成
するPMOSトランジスタP1に流れるオフ電流I1の
低減については、このPMOSトランジスタP1のソー
スに低リーク回路LL、すなわち電源電位VPPにソー
スが接続された低リーク回路LLを構成するPMOSト
ランジスタP4のドレインを接続する。
【0045】この低リーク回路LLと1段目のCMOS
インバータとの接続状態において、スタンバイ時には、
低リーク回路LLのPMOSトランジスタP4のゲート
に“H”レベルとなる信号/φ1を入力し、これによっ
てPMOSトランジスタP4をオフ状態にして電流が流
れないようにする。
【0046】このとき、メインワードドライバMWDに
おいては、1段目のPMOSトランジスタP1には低リ
ーク回路LLから電流が流れることがなく、かつPMO
SトランジスタP1とNMOSトランジスタN1の共通
接続されたゲートには、スタンバイ時に“H”レベルと
なる信号/Xiが入力される。
【0047】これにより、メインワードドライバMWD
の1段目のPMOSトランジスタP1に流れるリーク電
流I1をカットすることができ、また共通接続されたゲ
ートに入力される“H”レベルの信号/Xiによって、
PMOSトランジスタP1をオフ状態、NMOSトラン
ジスタN1をオン状態にして、この共通接続されたドレ
インからスタンバイ時に“L”レベルとなる信号を出力
することができる。
【0048】一方、2段目のCMOSインバータを構成
するNMOSトランジスタN2に流れるオフ電流I2の
低減については、1段目のPMOSトランジスタP1と
NMOSトランジスタN1、2段目のPMOSトランジ
スタP2とNMOSトランジスタN2のゲート長を所定
の寸法比に設定する。
【0049】すなわち、1段目のPMOSトランジスタ
P1とNMOSトランジスN1、および2段目のPMO
SトランジスタP2とNMOSトランジスN2のゲート
長をそれぞれLgp1,Lgn1,Lgp2,Lgn2
とした場合に、Lgp1,Lgp2,Lgn1《Lgn
2の関係を満足するように設定する。
【0050】たとえば、図3に示すように、2段目のN
MOSトランジスタN2のゲート長を他のPMOSトラ
ンジスタP1,P2、NMOSトランジスタN1(図中
においてはPMOSトランジスタP2のみ図示)よりも
大きく、一例として6:5または3:2の寸法比とする
ことにより、NMOSトランジスタN2に流れる電流を
ゲート長に比例させて小さくし、このリーク電流I2を
カットすることができる。
【0051】このとき、スタンバイ時には、前述のよう
に1段目のCMOSインバータの動作により、2段目の
PMOSトランジスタP2とNMOSトランジスタN2
の共通接続されたゲートには“L”レベルとなる信号が
入力される。
【0052】これにより、メインワードドライバMWD
の2段目のNMOSトランジスタN2に流れるリーク電
流I2をカットすることができ、また共通接続されたゲ
ートに入力される“L”レベルの信号によって、PMO
SトランジスタP2をオン状態、NMOSトランジスタ
N2をオフ状態にして、この共通接続されたドレインか
らスタンバイ時に“H”レベルとなる信号を出力するこ
とができる。
【0053】なお、このレイアウトにおいては、たとえ
ば Lgp1=Lgp2《Lgn1=Lgn2 のように設定することも可能であり、この場合にはPM
OSトランジスタP1とPMOSトランジスタP2、N
MOSトランジスタN1とNMOSトランジスタN2を
それぞれ同一の寸法でレイアウトすることができるの
で、レイアウト設計を容易に可能とすることができる。
【0054】以上により、メインワードドライバMWD
において、1段目のCMOSインバータを構成するPM
OSトランジスタP1に流れるオフ電流I1をカット
し、かつ2段目のCMOSインバータを構成するNMO
SトランジスタN2に流れるオフ電流I2もカットする
ことができる。
【0055】従って、本実施例のDRAMによれば、特
に階層ワード方式を用いたメインワードドライバMWD
において、1段目のCMOSインバータに接続される低
リーク回路LLと、1段目および2段目のCMOSイン
バータのPMOSトランジスタP1,P2、NMOSト
ランジスタN1,N2のゲート長レイアウトとの組み合
わせにより、低リーク回路LLによって1段目のPMO
SトランジスタP1に流れるリーク電流I1をカット
し、かつゲート長レイアウトによって2段目のNMOS
トランジスタN2に流れるリーク電流I2をカットして
オフ電流によるスタンバイ電流を低減することができ
る。
【0056】(実施例2)図4は本発明の実施例2であ
る半導体記憶装置における周辺回路のコントロールロジ
ック回路を示す回路図である。
【0057】本実施例の半導体記憶装置は、前記実施例
1と同様にワード線を多分割にしてサブワード線とし、
これらの多分割されたサブワード線で1組のカラムデコ
ーダとロウデコーダを共有する階層ワード方式を用いた
大容量DRAMとされ、実施例1との相違点は、低リー
ク回路およびゲート長レイアウトの組み合わせを周辺回
路のコントロールロジック回路に適用することである。
【0058】すなわち、本実施例のDRAMにおいて
は、周辺回路PRのコントロールロジック回路が図4に
示すような回路構成とされ、複数段のCMOSインバー
タをシリーズ接続する複数組のMOSトランジスタ回路
とされ、それぞれの組のMOSトランジスタ回路は電源
電位VDDとグランド電位間に接続されるPMOSトラ
ンジスタP1〜P4とNMOSトランジスタN1〜N4
とによるCMOS構造に構成されている。
【0059】そして、このコントロールロジック回路に
おいて、1段目、3段目などの奇数段目のCMOSイン
バータを構成するPMOSトランジスタP1,P3のソ
ースに前記実施例1と同様の低リーク回路LLを接続す
ることにより、奇数番目のPMOSトランジスタP1,
P3に流れるオフ電流I1,I3の低減を低リーク回路
LLを用いることによって可能とすることができる。
【0060】一方、2段目、4段目などの偶数番目のC
MOSインバータを構成するNMOSトランジスタN
2,N4のゲート長も前記実施例1と同様に他のPMO
SトランジスタP1〜P4、NMOSトランジスタN
1,N3よりも大きく形成することにより、偶数番目の
NMOSトランジスタN2,N4のオフ電流I2,I4
の低減対策が可能となる。
【0061】たとえば、図4において、1段目から4段
目のPMOSトランジスタP1〜P4、NMOSトラン
ジスN1〜N4のゲート長をそれぞれLgp1〜Lgp
4、Lgn1〜Lgn4とした場合に、 Lgp1,Lgn1,Lgp2,Lgp3,Lgn3,
Lgp4《Lgn2,Lgn4 の関係を満足するように設定することにより、偶数番目
のNMOSトランジスタN2,N4に流れるオフ電流I
2,I4の低減をゲート長のレイアウト設計によって可
能とすることができる。
【0062】なお、このレイアウトにおいては、たとえ
ば Lgp1=Lgp2=Lgp3=Lgp4《Lgn1=
Lgn2=Lgn3=Lgn4 のように設定することも可能であり、この場合には同種
のMOSトランジスタを同一の寸法でレイアウトするこ
とができるので、レイアウト設計を容易に可能とするこ
とができる。
【0063】従って、本実施例のDRAMによれば、特
に周辺回路PRのコントロールロジック回路において、
奇数段目のCMOSインバータに接続される低リーク回
路LLと、偶数段目のCMOSインバータのNMOSト
ランジスタN2,N4のゲート長を大きくするレイアウ
トとの組み合わせにより、低リーク回路LLによって奇
数段目のPMOSトランジスタP1,P3に流れるリー
ク電流I1,I3をカットし、かつゲート長レイアウト
によって偶数段目のNMOSトランジスタN2,N4に
流れるリーク電流I2,I4をカットしてオフ電流によ
るスタンバイ電流を低減することができる。
【0064】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例1および2に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0065】たとえば、前記実施例のDRAMについて
は、CMOSサブワードドライバ方式による階層ワード
方式を用いた大容量DRAMである場合について説明し
たが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
NMOSサブワードドライバ方式においても同様に適用
可能であり、特に本発明は相補の信号をつくる回路、た
とえばデコーダなどのドライバが多い回路で有効であ
る。
【0066】また、本発明の適用については、大容量D
RAMの他に、ローパワーメモリおよびメモリモジュー
ル、特にPCなどの携帯型コンピュータで使用されるメ
モリにはスタンバイ電流の少ないローパワーメモリが要
求されており、本発明により付加価値の高いローパワー
メモリを提供することができる。
【0067】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0068】(1).2段以上にシリーズ接続されるMOS
トランジスタ回路に対して、奇数段目のMOSトランジ
スタ回路の電源電位側に低リーク回路を接続することに
より、この低リーク回路のスイッチング素子をオフ状態
にして電流が流れないようにすることができるので、奇
数段目のMOSトランジスタ回路に流れるスタンバイ時
のリーク電流の低減が可能となる。
【0069】(2).2段以上にシリーズ接続されるMOS
トランジスタ回路に対して、偶数段目のNMOSトラン
ジスタのゲート長の寸法を他のMOSトランジスタのゲ
ート長に比べて大きくすることにより、偶数段目のMO
Sトランジスタ回路に流れるスタンバイ時のリーク電流
の低減が可能となる。
【0070】(3).特にメインワードドライバにおいて
は、奇数段目のPMOSトランジスタに流れる電流をカ
ットするとともに、偶数段目のNMOSトランジスタに
流れる電流もカットすることができるので、オフ電流に
よるスタンバイ電流の低減が可能となる。
【0071】(4).特に周辺回路のコントロールロジック
回路においても、奇数段目のPMOSトランジスタのオ
フ電流の低減については低リーク回路の接続によって対
策することができ、かつ偶数段目のNMOSトランジス
タのオフ電流の低減については、このNMOSトランジ
スタのゲート長を他のMOSトランジスタよりも大きく
することで対策可能となる。
【0072】(5).前記(1) 〜(4) により、スタンバイ電
流の低減によってローパワー品の所得が可能となり、た
とえば大容量DRAMなどの他にローパワーメモリおよ
びメモリモジュール、特に携帯型コンピュータで使用さ
れるスタンバイ電流の少ないローパワーメモリの要求に
対しても付加価値の高いローパワーメモリを提供するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1である半導体記憶装置を示す
チップレイアウト図である。
【図2】実施例1の半導体記憶装置におけるロウデコー
ダを示す回路図である。
【図3】実施例1におけるCMOSインバータの要部を
示すレイアウト図である。
【図4】本発明の実施例2である半導体記憶装置におけ
る周辺回路のコントロールロジック回路を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
MAT メモリアレイ RDEC ロウデコーダ CDEC カラムデコーダ PR 周辺回路 RAB ロウアドレスバッファ CAB カラムアドレスバッファ AMX アドレスマルチプレクサ TG タイミング発生回路 I/O データ入出力回路 MWD メインワードドライバ FXD FXドライバ LL 低リーク回路 SWD サブワードドライバ SA センスアンプ PAD ボンディングパッド VPP 電源電位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 幸英 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 助川 俊一 茨城県稲敷郡美浦村木原2350 日本テキサ ス・インスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 斎藤 賢孝 茨城県稲敷郡美浦村木原2350 日本テキサ ス・インスツルメンツ株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2段以上に縦続接続されるM
    OSトランジスタ回路により電圧レベルの異なる相補信
    号を生成するドライバ回路を有する半導体記憶装置であ
    って、前記MOSトランジスタ回路に接続され、スイッ
    チング素子により電流を遮断する低リーク回路と、前記
    MOSトランジスタ回路のそれぞれのMOSトランジス
    タのゲート長を所定の寸法比に設定するレイアウト設計
    とを組み合わせて、奇数段目のMOSトランジスタ回路
    および偶数段目のMOSトランジスタ回路のスタンバイ
    時におけるリーク電流を低減することを特徴とする半導
    体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体記憶装置であっ
    て、前記奇数段目のMOSトランジスタ回路および前記
    偶数段目のMOSトランジスタ回路を、それぞれ電源電
    位とグランド電位間に接続されるPMOSトランジスタ
    とNMOSトランジスタとによるCMOS構造とするこ
    とを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体記憶装置であっ
    て、前記奇数段目のMOSトランジスタ回路のPMOS
    トランジスタの電源電位側に前記低リーク回路を接続
    し、この低リーク回路のスイッチング素子をオフにして
    前記奇数段目のMOSトランジスタ回路に流れるスタン
    バイ時のリーク電流を遮断することを特徴とする半導体
    記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の半導体記憶装置であっ
    て、前記奇数段目のMOSトランジスタ回路のPMOS
    トランジスタとNMOSトランジスタ、および前記偶数
    段目のMOSトランジスタ回路のPMOSトランジスタ
    とNMOSトランジスタのゲート長をそれぞれLgp1
    〜Lgp(n−1),Lgn1〜Lgn(n−1),L
    gp2〜Lgp(n),Lgn2〜Lgn(n)とした
    場合に、 Lgp1〜Lgp(n−1),Lgp2〜Lgp
    (n),Lgn1〜Lgn(n−1)《Lgn2〜Lg
    p(n) の関係を満足するように設定して前記偶数段目のMOS
    トランジスタ回路に流れるスタンバイ時のリーク電流を
    遮断することを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の半導体記憶装置であっ
    て、前記奇数段目のMOSトランジスタ回路のPMOS
    トランジスタとNMOSトランジスタ、および前記偶数
    段目のMOSトランジスタ回路のPMOSトランジスタ
    とNMOSトランジスタのゲート長をそれぞれLgp1
    〜Lgp(n−1),Lgn1〜Lgn(n−1),L
    gp2〜Lgp(n),Lgn2〜Lgn(n)とした
    場合に、 Lgp1〜Lgp(n−1)=Lgp2〜Lgp(n) 《Lgn1〜Lgn(n−1)=Lgn2〜Lgn
    (n) の関係を満足するように設定して前記偶数段目のMOS
    トランジスタ回路に流れるスタンバイ時のリーク電流を
    遮断することを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5記載の半
    導体記憶装置であって、前記ドライバ回路を、メインワ
    ードドライバまたは周辺回路のコントロールロジック回
    路とすることを特徴とする半導体記憶装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7157751B2 (en) 2002-03-22 2007-01-02 Hitachi Displays, Ltd. Display device
US9934835B2 (en) 2014-07-31 2018-04-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device capable of reducing power consumption

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KR100767901B1 (ko) * 2002-03-22 2007-10-17 가부시키가이샤 히타치 디스프레이즈 표시 장치
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