JPH0965093A - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

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JPH0965093A
JPH0965093A JP7221365A JP22136595A JPH0965093A JP H0965093 A JPH0965093 A JP H0965093A JP 7221365 A JP7221365 A JP 7221365A JP 22136595 A JP22136595 A JP 22136595A JP H0965093 A JPH0965093 A JP H0965093A
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JP
Japan
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reading
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image
image information
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Application number
JP7221365A
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English (en)
Inventor
Takabumi Higuchi
高文 樋口
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Publication date
Application filed by Matsushita Graphic Communication Systems Inc filed Critical Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority to JP7221365A priority Critical patent/JPH0965093A/ja
Publication of JPH0965093A publication Critical patent/JPH0965093A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像通信にあたって、通信動作の安定性を確
保しつつ、画像蓄積処理が終了する前に発呼処理を開始
して画像データ送信処理を開始できる画像通信装置を提
供すること。 【解決手段】 画像通信装置の制御手段12に、画像読
取手段1による全ての原稿の読み取りが終了するよりも
前に前記呼設定手段9に発呼させて前記送信手段に画像
データを送信させるようにした。これにより、画像通信
に際して読み取り処理が終了する前に発呼動作が行なわ
れることになり、その分通信時間を削減することができ
る。また、全ての原稿の読み取りが終了するよりも前で
あって原稿1頁分の読取時間に相応する時間分遅延させ
て呼設定手段に発呼させることにより、通信回線が接続
されたのに画像データの送信が不可能という事態は回避
され、通信の安定性が確保できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像通信装置、特に画像
蓄積によるファクシミリ通信を行なうに当たって画像蓄
積動作と並行して送信動作を実行することができる画像
通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像通信装置としてファクシミリ
装置を例にとると、近年このようなファクシミリ装置の
利用分野の拡大にはめざましいものがあり、その一つと
してメモリ送信によるファクシミリ通信がある。このよ
うなメモリ送信型のファクシミリ装置にあっては、ファ
クシミリ送信動作に際して、原稿を画像読取手段で読み
取り、それによって得られた画像データを一旦画像メモ
リに蓄積し、次にこの蓄積された画像データを読み出し
ながら所定の処理動作手順にしたがって画像データを通
信回線上へ送出し、相手装置へ送信するようにしてい
る。図28は前記のような従来の画像蓄積型のファクシ
ミリ送信の処理手順を説明する図である。この図に示し
てあるように、操作入力処理、蓄積処理、呼設定処理、
画像伝送処理が、時間軸でみると直列に配置され各処理
手順が順次続行されるようになっている。また、このよ
うな方式とは別に、通常の方式として、まず発呼し、通
信回線接続の後に原稿を読み取って送信する方法があ
る。
【0003】このような従来のファクシミリ装置の動作
例を図29に示すフローチャートに基づいて説明する。
この図においてファクシミリ送信動作が開始されると、
処理ステップ(以下単にステップという)ST1におい
て、キー入力待ちの状態となり、続くステップST2に
おいてファクシミリ送信のためのスタート・キーが押下
されたか否かをチェックし、押下されていないときはス
テップST3において各キーに対応した処理を行なった
後ステップST1に戻って再びキー入力待ちの状態にな
る。一方ステップST2においてスタート・キーが押下
されたと判断されたときはステップST4において画情
報蓄積処理動作が開始され、原稿の読み取りが行なわれ
る一方、読み取りによって得られた画像データは画像メ
モリに格納される。
【0004】この画像データの画像メモリへの格納処理
動作が実行されている間ステップST5において蓄積処
理が終了したか否かを繰り返しチェックし、蓄積処理が
終了するとステップST6において呼設定処理を開始
し、さらにステップST7において呼設定が完了したか
否かをチェックし、呼設定が完了していないときはステ
ップST8において呼設定が失敗したか否かをチェック
する。そして呼設定が失敗しているときはステップST
6の処理に戻って再度呼設定処理を開始する一方、呼設
定が失敗していないときはステップST7に戻って呼設
定が完了したか否かを繰り返しチェックする。
【0005】そして、ステップST7において呼設定が
完了したと判断されたときは、ステップST9において
画情報伝送処理が開始され、画像データの伝送処理が実
行される。画像データの伝送処理動作が実行されている
間ステップST10において画情報伝送処理が完了した
か否かを繰り返しチェックし、画情報伝送処理が完了し
た場合は一連のファクシミリ送信動作を終了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像通信装置にあっては、前記2つの方式の
いずれにおいても、前記図28に説明されているよう
に、原稿読み取り処理と発呼処理のいずれかの処理が終
了した後に他の処理を開始するものであるため、各々処
理が時間的に独立している分だけ、通信時間がかかって
いた。
【0007】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、画像通信にあたって、通信動作の安定
性を確保しつつ、原稿読み取り処理が終了する前に発呼
処理を開始して画像データ送信処理動作に移行すること
ができる画像通信装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、原稿を読み取り画像データを出力する画像
読取手段と、画像データを蓄積する蓄積手段と発呼操作
により通信回線を接続する呼設定手段と、前記蓄積され
た画像データを送信する送信手段と、これら各処理手段
の動作をコントロールして画像データを送信させる制御
手段とを有する画像通信装置の、制御手段に、前記画像
読取手段による全ての原稿の読み取りが終了するよりも
前に前記呼設定手段に発呼させて前記送信手段に画像デ
ータを送信させるようにしたことを要旨とする。
【0009】また、制御手段に、画像読取手段による全
ての原稿の読み取りが終了するよりも前であって原稿1
頁分の読取時間に相応する時間分遅延させて呼設定手段
に発呼させ、送信手段に画像データを送信させるように
したことを要旨とする。
【0010】また、制御手段に、画像読取手段による全
ての原稿の読み取りが終了するよりも前に前記呼設定手
段に発呼させて前記送信手段に画像データを送信させ、
前記蓄積手段内の画像データ量の増加率と前記送信手段
により送信される画像データ量の増加率との差分が減少
傾向であり且つ前記蓄積手段内の画像データ量が原稿の
所定枚数分以下となった場合には、通信相手より到来す
るMCF信号を無視してMPS信号を再送信させるよう
にしたことを要旨とする。
【0011】また、制御手段に、前記画像読取手段によ
る全ての原稿の読み取りが終了するよりも前に前記呼設
定手段に発呼させて前記送信手段に画像データを送信さ
せ、前記蓄積手段内の画像データ量の増加率と前記送信
手段により送信される画像データ量の増加率との差分が
減少傾向であり且つ前記蓄積手段内の画像データ量が原
稿の所定枚数分以下となった場合には、EOM信号送信
してフェーズBへ戻させるようにしたことを要旨とす
る。
【0012】また、制御手段に、画像読取手段による全
ての原稿の読み取りが終了するよりも前に前記呼設定手
段に発呼させて前記送信手段に画像データを送信させ、
前記蓄積手段内の画像データ量の増加率と前記送信手段
により送信される画像データ量の増加率との差分が減少
傾向であり且つ前記蓄積手段内の画像データ量が原稿の
所定枚数分以下となった場合には、通信相手へ送出すべ
きMPS信号の先頭フラグを規定値より任意時間分延長
させて送信させるようにしたことを要旨とする。
【0013】また、制御手段に、画像読取手段による全
ての原稿の読み取りが終了するよりも前に前記呼設定手
段に発呼させて前記送信手段に画像データを送信させ、
前記蓄積手段内の画像データ量の増加率と前記送信手段
により送信される画像データ量の増加率との差分が減少
傾向であり且つ前記蓄積手段内の画像データ量が原稿の
所定枚数分以下となった場合には、任意時間分0フィル
を送出させるようにしたことを要旨とする。
【0014】また、送信手段に画像データをECMモー
ドにより送信させる一方、制御手段に画像読取手段によ
る全ての原稿の読み取りが終了するよりも前に前記呼設
定手段に発呼させて前記送信手段に画像データを送信さ
せ、前記蓄積手段内の画像データ量の増加率と前記送信
手段により送信される画像データ量の増加率との差分が
減少傾向であり且つ前記蓄積手段内の画像データ量が原
稿の所定枚数分以下となった場合には、通信相手へ送出
すべき各フレーム間にフラグシーケンスを任意時間分挿
入させるようにしたことを要旨とする。
【0015】また、制御手段に制御における任意時間
は、画像データの送信開始までの遅延時間であって、蓄
積手段内の画像データ量増加率と送信手段により送信さ
れる画像データ量増加率との差分が増加傾向へ転ずるの
に必要な時間であることを要旨とする。
【0016】また,全原稿の読取り終了前に発呼動作を
行って画像データの送信を行うとともに、前記画像デー
タの送信中に蓄積エラーが生じた場合でも送信動作を中
断させることなく継続させて蓄積された全画像データを
送信させることを要旨とする。
【0017】さらに,全原稿の読取り終了前に発呼動作
を行って画像データの送信を行うとともに,前記画像デ
ータの送信中に蓄積エラーが生じた場合でも送信動作を
中断させることなく継続させ,再蓄積の指示が蓄積され
た全画像データの送信終了前にあった場合には画像デー
タの蓄積動作を再開させることを要旨とする。
【0018】
【作用】本発明は上記構成により、画像通信に際して、
画像通信装置の制御手段に、画像読取手段による全ての
原稿の読み取りが終了するよりも前に前記呼設定手段に
発呼させて前記送信手段に画像データを送信させるよう
にしたため、読み取り処理が終了する前に発呼動作が行
なわれることになり、その分通信時間を削減することが
できる。
【0019】また、全ての原稿の読み取りが終了するよ
りも前であって原稿1頁分の読取時間に相応する時間分
遅延させて呼設定手段に発呼させることにより、通信回
線が接続されたのに画像データの送信が不可能という事
態は回避され、通信の安定性が確保できる。
【0020】また、蓄積手段内の画像データ量の増加率
と前記送信手段により送信される画像データ量の増加率
との差分が減少傾向であり且つ前記蓄積手段内の画像デ
ータ量が原稿の所定枚数分以下となった場合には、通信
相手より到来するMCF信号を無視してMPS信号を再
送信させるようにしたことにより、画像データの蓄積残
存量の減少がわずかである場合には次頁の画像データの
送信を確保しつつ通信時間全体を短縮させることができ
る。
【0021】また、画像データの残存量の減少分が比較
的大きい場合は、通常ではMPS信号を送出するところ
をEOM信号を送出してフェーズBへ戻すので、その分
長く遅延時間を確保しつつ通信時間全体を短縮すること
ができる。
【0022】また、画像データ蓄積残量の減少分に対応
させて次頁の画像データの送信開始までの時間を確保す
ることができ、遅延時間が固定の場合よりも通信時間全
体を短縮させることができる。
【0023】また、蓄積手段内の画像データ量増加率と
送信手段により送信される画像データ量増加率との差分
を加味して、次頁の画像データの送信開始までの時間を
遅延させることができるので、次頁の画像の送信を無駄
なく確保しつつ通信時間全体を効率よく短縮させること
ができる。
【0024】また,画像データの送信中に蓄積エラーが
生じた場合でも,送信動作を中断させることなく継続さ
せることによって,蓄積された分の画像データは送信す
るので,再度1枚目から読取りをやり直す面倒を回避す
ることができ,既蓄積枚数が膨大に枚数に及ぶ場合には
一層効果的である。
【0025】さらに,画像データの送信中に蓄積エラー
が生じた場合でも,送信動作を中断させることなく継続
させつつ,再度の蓄積の指示が蓄積された全画像データ
の送信終了前にあるか否かを監視することによって,一
旦蓄積された画像データを有効に処理しつつ復旧処理を
行うので,通信全体に支障をきたすことなく,通信時間
を大幅に削減することができる。
【0026】
【実施例】図1は本発明をファクシミリ装置に適用した
一実施の態様を示すブロック図である。この図におい
て、符号1は原稿を読み取って画情報を生成する画像読
取ぶ、2は画像読取部1において読み取り入力された画
情報を一時的に格納する画像メモリ部、3は送信される
画情報を符号化しまた受信された符号化データの復号化
処理を行なう符号化/復号化部、4は受信され且つ画像
メモリ部2に格納された画像データをハードコピーとし
て出力する画像記録部、5はファクシミリの操作に当た
っての各種のモード設定を行なうための各種キー及び表
示部を備えた操作表示部である。
【0027】また、符号6は画像データを送受信するた
めに符号化データの変復調処理を行なうモデム、7は通
信回線8との間で通信をコントロールすると共に、所定
の伝送制御手順に従ってファクシミリ伝送を実現する伝
送制御部、9は自動発信および着信機能を有し通信回線
8との間の接続を確立する網制御部である。また、10
は網制御部9における発信および着信動作をコントロー
ルする網制御制御部、11は画像メモリ部2への画像デ
ータの書き込み、読み出し処理動作をコントロールする
蓄積制御部、12はこの装置全体の動作を制御するシス
テム制御部であり、これらの機能部材によって画像通信
装置としてのファクシミリ装置を構成している。
【0028】かかる構成を有するファクシミリ装置にお
いて、以下その動作を説明する。 (動作例1)図2は前記実施の形態に係るファクシミリ
装置の動作例1を説明するフローチャートである。この
図においてファクシミリ送信動作が開始されると、シス
テム制御部12は処理ステップ(以下単にステップとい
う)ST11において、キー入力待ちの状態となり、続
くステップST12においてファクシミリ送信のための
スタート・キーが押下されたか否かをチェックし、押下
されていないときはステップST13において各キーに
対応した処理を行なった後ステップST11に戻って再
びキー入力待ちの状態になる。一方ステップST12に
おいてスタート・キーが押下されたと判断されたときは
ステップST14において画情報蓄積処理動作が開始さ
れ、画像読取部1によって原稿の読み取りが行なわれる
一方、読み取りによって得られた画像データは蓄積制御
部11の動作により画像メモリ部2に格納される。
【0029】この画像データの画像メモリ部2への格納
処理動作と並行して、システム制御部12はステップS
T15において遅延タイマセットを行ない、続くステッ
プST16において遅延タイマがタイム・アウトしたか
否かをチェックする。ここでセットされた時間がタイム
・アウトしていないときは遅延タイマがタイム・アウト
したか否かを繰り返しチェックする一方、タイム・アウ
トした場合は、前記画像データの画像メモリ部2への格
納処理動作が継続実行中であってもステップST17に
おいて呼設定処理を開始し、さらにステップST18に
おいて呼設定が完了したか否かをチェックし、呼設定が
完了していないときはステップST19において呼設定
が失敗したか否かをチェックする。そして呼設定が失敗
しているときはステップST17の処理に戻って再度呼
設定処理を開始する一方、呼設定が失敗していないとき
はステップST18において呼設定が完了したか否かを
繰り返しチェックする。
【0030】そして、ステップST18において呼設定
が完了したと判断されたときは、ステップST20にお
いて画情報伝送処理が開始され、画像データの伝送処理
が実行される。この場合において、送信すべき原稿が大
量であり何頁にもわたる場合は画情報伝送処理が開始さ
れたとき、およびその後でも、前記原稿の読み取りおよ
び画像データの画像メモリ部2への格納処理動作が継続
実行中である場合がある。そして、画像データの伝送処
理が実行されている最中において、ステップST21に
おいて画情報伝送処理が完了したか否かをチェックし、
完了していなければこの画情報伝送処理完了チェックを
繰り返し行なう一方、画情報伝送処理が完了している場
合は一連のファクシミリ送信動作を終了する。
【0031】このファクシミリ送信動作において、前記
ステップST14における画情報蓄積処理動作について
説明する。図3はファクシミリ送信動作中における画情
報蓄積処理動作を説明するフローチャートである。この
処理動作が開始される(ステップST14)と、システ
ム制御部12は、ステップST31において原稿読取部
1および蓄積制御部11を起動させるとともに蓄積カウ
ンタをクリアし、その後ステップST32において原稿
の読み取りおよび画像データの蓄積動作を開始する。そ
して、この原稿の読み取りおよび画像データの蓄積動作
の中で、ステップST33において原稿の給紙が不良で
あるか否かをチェックし不良でなければステップST3
4において原稿が長尺制限をオーバーしているか否かを
チェックし、オーバーしていなければ画像メモリ2への
画像データの蓄積量がフル状態であるか否かをチェック
する。さらに他の項目を追加チェックするようにしても
よい。そして、ステップST35において画像メモリ2
への画像データの蓄積量がフル状態でない場合は、ステ
ップST36において蓄積および画像データの符号化処
理が終了したか否かをチェックし、終了していなければ
ステップST33〜ステップST35の処理動作を繰り
返す。一方ステップST35において画像メモリ2への
画像データの蓄積量がフル状態であると判断された場合
は、ス テップST37において蓄積カウンタをインク
リメント(+1)した後、ステップST38において次
の原稿があるか否かをチェックし、次の原稿がある場合
はステップST32の処理に戻る。他方、次の原稿がな
いと判断された場合はステップST39において伝送制
御部7に原稿の読み取りおよび画像データの蓄積処理動
作が終了した旨を通知し、この動作を終了する。一方、
先のステップST33において原稿の給紙が不良である
と判断された場合、ステップST34において原稿が長
尺制限をオーバーしていると判断された場合、および画
像メモリ2への画像データの蓄積量がフル状態であると
判断された場合はそれぞれステップST40の処理に移
行し、伝送制御部7にエラー通知を行なって原稿の読み
取りおよび画像データの蓄積処理動作を終了する。
【0032】このファクシミリ送信動作において、前記
ステップST17における呼設定処理動作について説明
する。図4はファクシミリ送信動作中における呼設定処
理動作を説明するフローチャートである。この処理動作
が開始される(ステップST17)と、システム制御部
12はステップST41において網制御制御部10を起
動させて網制御部9を動作させ相手電話番号の発呼動作
を開始する。次にステップST42において発呼動作が
終了したか否かをチェックし終了していなければステッ
プST41の処理に戻る一方、発呼動作が終了していれ
ば次のステップST43においてT1タイマをセット
し、その後ステップST44において発呼側の非音声端
末を表すコーリング・トーンすなわちCNG信号を送出
する。次にシステム制御部12は、ステップST45に
おいて前記T1タイマがタイム・アウトしたか否かをチ
ェックし、タイム・アウトしていなければステップST
46において相手の応答を検知したか否かをチェックす
る。そして、相手の応答を検知していれば一連の呼設定
処理動作を終了する一方、相手の応答を検知していなけ
ればステップST44に戻って再度CNG信号を送出す
る。また、ステップST45においてT1タイマがタイ
ム・アウトしたと判断された場合はステップST47に
おいて網制御制御部10はシステム制御部にエラー通知
を行ない、呼設定処理動作を終了する。
【0033】次に、このファクシミリ送信動作におい
て、前記ステップST20における画情報伝送処理動作
について説明する。図5はファクシミリ送信動作中にお
ける画情報伝送処理動作を説明するフローチャートであ
る。この処理動作が開始される(ステップST20)
と、システム制御部12は、ステップST51において
伝送制御部7およびモデム部6を起動させることにより
伝送カウンタをクリアさせ、その後ステップST52に
おいて伝送モードを決定させる。伝送制御部7はステッ
プST53において伝送動作を開始し、ステップST5
4において通信エラーが生じたか否かをチェックし、エ
ラーが生じていなければステップST55において1頁
分の伝送データ(画像データ)が終了したか否かをチェ
ックする。このチェック処理において、伝送データが終
了していなければステップST54の処理に戻る一方、
伝送データが終了していればステップST56において
伝送カウンタをインクリメント(+1)した後、ステッ
プST57において残りの原稿枚数(以下、残枚数とい
う)があるか否かを、 蓄積カウンタの値 − 伝送カウンタの値 >0 かどうかを検知することによりチェックする。そして残
枚数がある場合はステップST58において残枚数が継
続的に減少しているか否かをチェックし、減少していな
ければステップST59において残枚数が継続的に増加
しているか否かをチェックする。そしてステップST5
9において残枚数が継続的に増加していない場合(つま
り残枚数が継続的に減少もしなければ増加もしない場
合)はそのままステップST53の処理に戻る一方、残
枚数が継続的に増加している場合はステップST60に
おいて伝送時間短縮処理を行ない、その後ステップST
53の処理に戻る。また、ステップST58において残
枚数が継続的に減少している場合はステップST61に
おいて伝送時間延長処理を行ない、その後ステップST
53の処理に戻る。さらにステップST57において残
枚数がないと判断された場合は、このファクシミリ装置
のファクシミリ送信動作は危機的状態にあることにな
り、ステップST62において画情報蓄積処理動作が終
了またはエラーであるか否かをチェックし、終了または
エラーであれば一連の画情報伝送処理を終了する。ま
た、ステップST54において通信エラーがあったと判
断された場合はステップST63においてエラー処理が
行なわれ、その後ステップST62における画情報蓄積
処理動作が終了またはエラーであるか否かのチェック処
理を行なう。またステップST62において画情報蓄積
処理動作が終了またはエラーでないと判断された場合は
ステップST64において救済処理が行なわれ、その後
ステップST53における伝送開始動作に移行する。
【0034】以上の動作の中で、呼設定処理動作から画
情報伝送処理動作にかけてのファクシミリ装置間におけ
る通信手順について説明する。図6はファクシミリ通信
における通信手順を説明するタイムシーケンス図であ
る。ファクシミリ送受信動作にあっては、送信側のファ
クシミリ装置(ここでは、送信端末という。受信側は受
信端末という)において呼設定処理動作に入ると(あら
かじめ、宛先電話番号は入力してあるものとする)、シ
ステム制御部12は宛先電話番号を網制御制御部10に
転送して宛先の発呼を指令する。これにより、網制御部
9が宛先を発呼させる。
【0035】宛先が発呼されて通信回線8が確立する
と、図6に示すタイムシーケンスの手順にしたがってフ
ァクシミリ通信が実行される。すなわち、先ず送信端末
からは発呼側の非音声端末を表すコーリング・トーンす
なわちCNGが送出される。これに応答して、宛先のフ
ァクシミリ装置(以下、受信端末という)からは送信端
末へ向けて、被呼端末識別信号であるCEDが送出さ
れ、続いて被呼端末が標準の受信機能を有することを示
すDIS(デジタル識別信号)、国際電話番号によって
被呼端末を表示するCSI(被呼端末識別信号)、およ
び受信端末の伝送機能表示信号であるNSF(非標準機
能識別信号)が伝送される。
【0036】送信端末では前記各信号を受信すると、送
信端末がNSF信号で表示される非標準機能の中から設
定される機能を示す命令信号であるNSS(非標準機能
設定信号)、送信端末を表示するTSI(送信端末識別
信号)およびDIS信号で表示される標準機能の中から
設定される機能を示す命令信号であるDCS(デジタル
命令信号)を受信端末へ送信する。さらに、送信端末
は、モデム17のトレーニングを確かめるため、TCF
(トレーニングチェック信号)を受信端末に対して出力
し、受信端末はこれを受けてCFR(受信準備確認信
号)を送り返す。
【0037】これにより、双方の端末間で画情報の送受
信が可能になったことになり、送信端末から受信端末へ
メッセージである画情報PIXが送付される。画情報P
IXの一つの単位(例えば1ページ分)の送信が終了す
ると、送信端末からはファクシミリメッセージのページ
終了を示すMPS(マルチページ信号)が出力され、こ
れを受けた受信端末からはメッセージが完全に受信され
たことを示すMCF(メッセージ確認信号)が返送され
る。すると、引き続いて送信端末からは画情報PIXが
送出される。以下、画情報が全て送信されるまで前記動
作が繰り返される。
【0038】そして、全ての画情報PIXが送出されて
しまうと、送信端末からは、ファクシミリメッセージの
ページ終了と他に送信ドキュメントのないことを示すE
OP(手続終了信号)が出力され、これを受けた受信端
末からはMCFが返送され、さらに送信端末からは、動
作終了を示し応答を必要としないDCN(切断命令信
号)が出力される。これによって、送信端末および受信
端末のそれぞれにおいて通信回線8の切断が行なわれ
る。
【0039】ここで、画情報蓄積処理動作、呼設定処理
動作および画情報伝送処理動作の各処理動作におけるシ
ステム制御部12の処理について説明する。図7はシス
テム制御部12が、各種操作入力時間の経過後、画情報
蓄積処理が実行されている間に呼設定の実行を開始(ス
テップST17)させた基本的な動作例を示す。この呼
設定の実行開始処理に先立って遅延タイマセット(ステ
ップST15)を行なっているから呼設定処理は画情報
蓄積処理の開始よりも遅延時間Teだけ遅れて開始され
る。この呼設定処理の開始時点は、画像読取手段による
全ての原稿の読み取りが終了するよりも前の時点であ
る。そして、呼設定処理時間Tcは画情報蓄積処理時間
Tbよりも短いから、画情報蓄積処理時間Tbがタイム
・アウトするよりも前に呼設定処理は終了し画情報伝送
処理が開始され、画情報伝送処理時間Tdの経過後ファ
クシミリ送信は終了している。これにより、原稿の読み
取り処理が終了する前に発呼動作が行なわれることにな
り、その分通信時間を短縮することができる。この短縮
時間をTfとすると、 Tf = Tb − Te となる。
【0040】呼設定処理の開始に当たって、遅延時間T
eを設けた場合と設けない場合とを比較したのが図8で
ある。図8(a)では遅延時間Teを設けないで画情報
蓄積処理の開始と同時に呼設定の実行を開始させてい
る。この場合は、呼設定処理速度および画情報伝送速度
は原稿読み取り速度よりも大きいため、第1頁目の読み
取りにおいてアンダー・ランが生じてしまいファクシミ
リ送信が実行できなくなる。これに対して、図8(b)
では原稿1頁分の読取時間に相応する遅延時間Teを設
けておき画情報蓄積処理の開始よりも遅延時間Teだけ
遅れて呼設定の実行を開始させている。この場合は、第
1頁目についての読み取りおよび画情報の伝送処理は完
全に行なわれ、第2頁目においてアンダー・ランが生じ
ている。したがって、通信回線が接続されたのに画像デ
ータの送信が不可能という事態は回避され、通信の安定
性が確保できる。
【0041】図9は、画像読取部1における原稿の読み
取り速度(したがって画情報蓄積速度でもある)と画情
報伝送速度とがほぼ等しい場合において、画像読取部1
による全ての原稿の読み取りが終了するよりも前に網制
御部9および網制御制御部10に発呼処理動作をさせて
伝送制御部7に画像データを送信させる場合の状態を説
明する画情報蓄積・伝送処理比較図である。
【0042】この図に示すように、原稿1頁当たりの画
情報蓄積時間Tsと同じく原稿1頁当たりの画情報伝送
時間Ttとがほぼ等しく、且つ画情報伝送処理は遅延時
間Teおよび呼設定処理時間Tcの経過後に開始されて
いる。また、図9の例では、遅延時間Teおよび呼設定
処理時間Tcが経過する間に画情報蓄積処理は原稿3頁
分の画情報蓄積処理が完了している。このため図10に
示すように、画情報蓄積完了頁数(これを蓄積枚数とい
う)をf(t)とし、画情報伝送完了頁数(これを伝送
枚数という)をg(t)とすると、両者の差分である蓄
積残枚数は、 f(t) − g(t) で表され、この蓄積残枚数は3となって推移するから、
ファクシミリ装置内で危機状態は生じず、しかもファク
シミリ送信時間は短縮される。
【0043】図11は、画情報蓄積速度よりも画情報伝
送速度の方が小さい場合において、画像読取部1による
全ての原稿の読み取りが終了するよりも前に網制御部9
および網制御制御部10に発呼処理動作をさせて伝送制
御部7に画像データを送信させる場合の状態を説明する
画情報蓄積・伝送処理比較図である。
【0044】この図に示すように、原稿1頁当たりの画
情報蓄積時間Tsと原稿1頁当たりの画情報伝送時間T
tとの間では、 Ts < Tt なる関係があり、且つ画情報伝送処理は遅延時間Teお
よび呼設定処理時間Tcの経過後に開始されている。ま
た、図11の例では、遅延時間Teおよび呼設定処理時
間Tcが経過する間に画情報蓄積処理は原稿3頁分の画
情報蓄積処理が完了している。このため図12に示すよ
うに、蓄積枚数f(t)と伝送枚数とg(t)との差分
である蓄積残枚数は、時間の経過とともに漸増して行
く。したがって、この場合は、原稿の全ての頁を危機状
態を発生させることなく送信することができるばかりで
なく、すべての画像データを蓄積し終わってから画情報
伝送処理が終了するまでの時間が拡大する傾向にあるか
ら、遅延時間Teを小さく設定すればファクシミリ送信
時間をより一層短縮することができる。
【0045】図13は、画情報蓄積速度よりも画情報伝
送速度の方が大きい場合において、画像読取部1による
全ての原稿の読み取りが終了するよりも前に網制御部9
および網制御制御部10に発呼処理動作をさせて伝送制
御部7に画像データを送信させる場合の状態を説明する
画情報蓄積・伝送処理比較図である。
【0046】この図に示すように、原稿1頁当たりの画
情報蓄積時間Tsと原稿1頁当たりの画情報伝送時間T
tとの間では、 Ts > Tt なる関係があり、且つ画情報伝送処理は遅延時間Teお
よび呼設定処理時間Tcの経過後に開始されている。ま
た、図13の例では、遅延時間Teおよび呼設定処理時
間Tcが経過する間に画情報蓄積処理は原稿2頁分の画
情報蓄積処理が完了(3頁目は蓄積実行中)している。
このため図14に示すように、蓄積枚数f(t)と伝送
枚数g(t)との差分である蓄積残枚数は、時間の経過
とともに漸減して行く。そして、原稿の1頁目から5頁
目までは危機状態を発生させることなく送信することが
できるが、6頁目に入ると画像データを蓄積処理してい
る途中で画情報伝送処理が開始され危機状態になる(図
14中、危機状態A)。
【0047】次に図15および図16の事例について説
明する。画像読取部1における原稿の読み取り速度(し
たがって画情報蓄積速度でもある)と画情報伝送速度と
が基本的にはほぼ等しいが、或るページについての原稿
読み取りおよび画像データ蓄積動作に際して突発的に処
理にかかる時間が長くなることがある。このような状態
は、読み取りモードの変更があったとか、例えば原稿の
中に読み取りに他よりも時間を要する長尺のページが一
部混在するとか、その他の理由によって生じる。図15
はかかる場合において、画像読取部1による全ての原稿
の読み取りが終了するよりも前に網制御部9および網制
御制御部10に発呼処理動作をさせて伝送制御部7に画
像データを送信させる場合の状態を説明する画情報蓄積
・伝送処理比較図である。
【0048】この図に示すように、原稿の1、2、4、
5、6頁については原稿1頁当たりの画情報蓄積時間T
sと同じく原稿1頁当たりの画情報伝送時間Ttとがほ
ぼ等しく、 Ts = Tt である。他方、原稿の3頁については、前記種々の理由
により、原稿1頁当たりの画情報蓄積時間Ts´は他の
頁の画情報蓄積時間Tsよりも大きくなる。これに対し
て、画情報伝送の場合は画像データのデータ量の多い、
少ないに拘らず大体同じでありTtである。したがって
原稿の3頁についての原稿1頁当たりの画情報蓄積時間
Ts´と、同じく原稿1頁当たりの画情報伝送時間Tt
との間では、 Ts´ > Tt なる関係がある。そして、画情報伝送処理は遅延時間T
eおよび呼設定処理時間Tcの経過後に開始されてい
る。また、図15の例では、遅延時間Teおよび呼設定
処理時間Tcが経過する間に画情報蓄積処理は原稿2頁
分の画情報蓄積処理が完了(3頁目は蓄積実行中)して
いる。このため図16に示すように、蓄積枚数f(t)
と伝送枚数g(t)との差分である蓄積残枚数は、原稿
の最初の第1頁目から第2頁目にかけて画情報伝送を行
なっているときは変化はなく危機状態を発生させること
なく送信することができるが、第3頁目に入るとその原
稿の画像データを蓄積処理している途中で画情報伝送処
理が開始され危機状態になる(図16中、危機状態
B)。
【0049】次に、図17および図18の事例について
説明する。画像読取部1における原稿の読み取り速度
(したがって画情報蓄積速度でもある)と画情報伝送速
度とが基本的にはほぼ等しいが、或るページについての
画情報伝送時間が短くて済むことがある。このような状
態は、そのページに含まれるデータ量が特に少なかった
とか、或いはその他の理由によって生じる。図17はか
かる場合において、画像読取部1による全ての原稿の読
み取りが終了するよりも前に網制御部9および網制御制
御部10に発呼処理動作をさせて伝送制御部7に画像デ
ータを送信させる場合の状態を説明する画情報蓄積・伝
送処理比較図である。
【0050】この図に示すように、原稿の1、5、6頁
については原稿1頁当たりの画情報蓄積時間Tsと同じ
く原稿1頁当たりの画情報伝送時間Ttとがほぼ等し
く、 Ts = Tt である。他方、原稿の2、3、4頁については、前記種
々の理由により、原稿1頁当たりの画情報伝送時間Tt
´は他の頁の画情報蓄積時間Ttよりも小さくなる。こ
れに対して、画情報蓄積処理に要する時間は画像データ
のデータ量の多い、少ないに拘らず大体同じでありTs
となっている。したがって原稿の2、3、4頁について
の原稿1頁当たりの画情報伝送時間Tt´と、同じく原
稿1頁当たりの画情報蓄積時間Tsとの間では、 Ts > Tt´ なる関係がある。そして、画情報伝送処理は遅延時間T
eおよび呼設定処理時間Tcの経過後に開始されてい
る。また、図17の例では、遅延時間Teおよび呼設定
処理時間Tcが経過する間に画情報蓄積処理は原稿2頁
分の画情報蓄積処理が完了(3頁目は蓄積実行中)して
いる。このため図18に示すように、蓄積枚数f(t)
と伝送枚数g(t)との差分である蓄積残枚数は、最初
の第1頁目の画像データを画情報伝送を行なっていると
きは変化はないが、第2、3、4頁目の画像データを画
情報伝送を順次行なって行く間に漸減する。しかし、原
稿の第1頁目から第4頁目までについては画情報伝送処
理を危機状態を発生させることなく実行することができ
るが、第5頁目に入るとその原稿の画像データを蓄積処
理している途中で画情報伝送処理が開始され危機状態に
なる(図16中、危機状態C)。
【0051】(第1の救済事例)以上のような、蓄積残
枚数漸減による画情報伝送処理の危機状態A,Bまたは
Cへの突入を救済する措置について説明する。図19
は、画情報蓄積処理を実行中に画情報伝送処理を開始さ
せるに当たって遅延時間Teおよび呼設定処理時間Tc
を設けたにも拘らず蓄積残枚数が漸減し且つ前記画像メ
モリ部2内の画像データ量が原稿の所定枚数分以下とな
った場合における救済処理の第1の事例を示す図であ
る。この事例では、画情報伝送処理により画像メモリ部
2内の画像データ量すなわち蓄積残枚数が原稿の所定枚
数分以下となったときに、送信端末のシステム制御部1
2は、通信相手より到来するMCF信号を無視してMP
S信号を再送信させる。
【0052】すでに図6のタイムシーケンス図を参照し
て説明したように、本来MCF信号は、送信端末からの
画情報PIXの一つの単位である1ページ分の送信が終
了したことにより、この送信端末から送出されたファク
シミリメッセージのページ終了を示すMPS信号に応答
して、受信端末が送出するメッセージ確認信号である。
したがって、次の処理ステップでは送信端末が引き続い
て次のページの画情報PIXを送出するべきであるが、
このファクシミリ装置では再度MPS信号を送出するこ
とにより、 MPS信号再送信 → MCF信号再受信 までの時間を余分にかけることができる。
【0053】図19上段に通常のファクシミリ通信手順
における画情報伝送処理を示す。これによれば、所定の
ページの画像データの送信完了から、次のページの画像
データの送信へ移行するときは、 PIX送信 → MPS信号送信 → MCF信号受信
→ PIX送信 の処理手順が実行される。
【0054】これに対して、図19下段に本事例の救済
処理を取り入れたファクシミリ通信手順における画情報
伝送処理を示す。これによれば、所定のページの画像デ
ータの送信完了から、次のページの画像データの送信へ
移行するときは、 PIX送信 → MPS信号送信 → MCF信号受信
(送信端末はこれを無視) → MPS信号再送信 →
MCF信号再受信 → PIX送信 の処理手順が実行される。ここで、MPS信号の送信か
ら次のPIX送信までに要する時間は固定的に約3秒と
決められているため、ほぼこの時間分だけ画情報伝送処
理の中に付加遅延時間として挿入することができ、この
間に画情報蓄積処理を進行させて次頁の画像データの送
信を確保しつつ通信時間全体を短縮させることができる
のである。
【0055】(第2の救済事例)図20は、同じく画情
報蓄積処理を実行中に画情報伝送処理を開始させるに当
たって遅延時間Teおよび呼設定処理時間Tcを設けた
にも拘らず蓄積残枚数が漸減し且つ前記画像メモリ部2
内の画像データ量が原稿の所定枚数分以下となった場合
における救済処理の第2の事例を示す図である。この事
例では、画情報伝送処理により画像メモリ部2内の画像
データ量すなわち蓄積残枚数が原稿の所定枚数分以下と
なったときに、送信端末のシステム制御部12は、送信
端末からの画情報PIXの一つの単位である1ページ分
の送信が終了したことにより、この送信端末から送出さ
れたファクシミリメッセージのページ終了を示すMPS
信号を送出する代わりにEOM(手続終了)信号を送出
する。すると、受信端末は前記EOM信号を受信すると
MCF信号を返送し、その6秒後にフェーズBへ戻って
もう一度フェーズBの処理手順を実行する。
【0056】図20上段に通常のファクシミリ通信手順
における画情報伝送処理を示す。この図は図19上段に
示した図と同じ図であり、この処理動作によれば、所定
のページの画像データの送信完了から、次のページの画
像データの送信へ移行するときは、 PIX送信 → MPS信号送信 → MCF信号受信
→ PIX送信 の処理手順が実行される。
【0057】これに対して、図20中段に本事例の救済
処理を取り入れたファクシミリ通信手順における画情報
伝送処理を示す。これによれば、所定のページの画像デ
ータの送信完了から、次のページの画像データの送信へ
移行するときに送信端末からEOM信号が送信されたこ
とにより、 PIX送信 → EOM信号送信 → MCF信号受信
→ 受信端末がフェーズBの処理手順実行 → PI
X送信 の処理手順が実行される。ここで、受信端末がMCF信
号を送信してからフェーズBの処理手順を実行し、次の
PIX送信までに要する時間は約15秒であるため、ほ
ぼこの時間分だけ画情報伝送処理の中に付加遅延時間と
して挿入することができ、この間に画情報蓄積処理を進
行させて次頁の画像データの送信を確保しつつ通信時間
全体を短縮させることができる。
【0058】図20下段の図は前記15秒よりも多くの
付加遅延時間を画情報伝送処理の中に挿入する必要があ
る場合の救済の方法を説明する図である。この事例で
は、画情報伝送処理により画像メモリ部2内の画像デー
タ量すなわち蓄積残枚数が原稿の所定枚数分以下となっ
ているときに、送信端末のシステム制御部12は、フェ
ーズBにおける処理中に受信端末より到来するCFR信
号を無視してTSI/DCS信号を再送信させる。これ
により図20中段の図において実行されているフェーズ
Bの処理手順を2度繰り返すことになり、さらに約7秒
増加せしめられた時間分だけ画情報伝送処理の中に遅延
時間として挿入することができ、この間に画情報蓄積処
理を進行させて次頁の画像データの送信を確保しつつ通
信時間全体を短縮させることができる ちなみに、図15および図16または図17および図1
8に示した事例において、危機状態BまたはCに接近し
つつあるときに前記第2の救済事例を適用した場合の作
用、効果について説明する。図21は蓄積残枚数の変化
が漸減し危機状態Cに直面したときに前記第2の救済事
例を適用した場合の状態を説明する画情報蓄積・伝送処
理比較図である。
【0059】この図に示すように、画情報伝送処理中に
おいて送信端末からMPS信号の代わりにEOM信号を
送出することにより、受信端末に再度フェーズBの処理
手順を実行させることにより約15秒(または約22
秒)の付加遅延時間が得られたから、その間に原稿の第
5頁目、第6頁目、………、と画像データの蓄積処理を
進行させることができ、その間に蓄積残枚数は漸増す
る。
【0060】図22は、図9乃至図21において図示さ
れてきた各種の画情報蓄積・伝送処理比較事例または救
済事例における蓄積枚数f(t)と伝送枚数g(t)と
の差分である蓄積残枚数の変化を概略的なグラフにして
表す図である。そして、図22中(a)は図10に示し
た蓄積残枚数変化グラフであり、図22中(a)は図1
0に示した蓄積残枚数変化に相当するグラフであり、図
22中(b)は図12に示した蓄積残枚数変化に相当す
るグラフであり、図22中(c)は図14に示した蓄積
残枚数変化に相当するグラフであり、図22中(d)は
図16および図18に示した蓄積残枚数変化に相当する
グラフであり、図22中(e)は図16および図18に
示した蓄積残枚数変化に対して前記第2の救済事例を適
用した場合に起こる図21に示した蓄積残枚数変化に相
当するグラフである。
【0061】(第3の救済事例)図23は、同じく画情
報蓄積処理を実行中に画情報伝送処理を開始させるに当
たって遅延時間Teおよび呼設定処理時間Tcを設けた
にも拘らず蓄積残枚数が漸減し且つ前記画像メモリ部2
内の画像データ量が原稿の所定枚数分以下となった場合
における救済処理の第3の事例を示す図である。この事
例では、画情報伝送処理により画像メモリ部2内の画像
データ量すなわち蓄積残枚数が原稿の所定枚数分以下と
なったときに、送信端末のシステム制御部12は、送信
端末からの画情報PIXの一つの単位である1ページ分
の送信が終了してから、この送信端末から送出されたフ
ァクシミリメッセージのページ終了を示すMPS信号を
送出するまでの間に、MPS信号の先頭フラグを規定値
より任意時間分延長させて送信する。
【0062】この先頭フラグは、ファクシミリ通信にお
ける標準手順では1秒±15%であるが、これを非標準
手順(NSF)によって実行することとして最大3分に
相当する量のフラグデータを挿入することができる。こ
れにより、最大3分だけ画情報伝送処理の中に付加遅延
時間として挿入することができ、その時間分だけ送信端
末からPIX送信が行なわれてから次のPIX送信が行
なわれるまでの時間を引き延ばし、この間に画情報蓄積
処理を進行させて次頁の画像データの送信を確保しつつ
通信時間全体を短縮させることができる。
【0063】図24は、同じく画情報蓄積処理を実行中
に画情報伝送処理を開始させるに当たって遅延時間Te
および呼設定処理時間Tcを設けたにも拘らず蓄積残枚
数が漸減し且つ前記画像メモリ部2内の画像データ量が
原稿の所定枚数分以下となった場合における救済処理の
第4の事例を示す図である。この事例では、画情報伝送
処理により画像メモリ部2内の画像データ量すなわち蓄
積残枚数が原稿の所定枚数分以下となったときに、送信
端末のシステム制御部12は、送信端末からの画情報P
IXの一つの単位内に任意時間分0フィル(FILL)
データを挿入する。これにより、前記任意時間分だけ画
情報伝送処理の中に付加遅延時間として挿入することが
でき、その時間分だけ送信端末からPIX送信時間を引
き延ばし、この間に画情報蓄積処理を進行させて次頁の
画像データの送信を確保しつつ通信時間全体を短縮させ
ることができる。
【0064】図25は、同じく画情報蓄積処理を実行中
に画情報伝送処理を開始させるに当たって遅延時間Te
および呼設定処理時間Tcを設けたにも拘らず蓄積残枚
数が漸減し且つ前記画像メモリ部2内の画像データ量が
原稿の所定枚数分以下となった場合における救済処理の
第5の事例を示す図である。この事例では、画情報伝送
処理により画像メモリ部2内の画像データ量すなわち蓄
積残枚数が原稿の所定枚数分以下となったときに、送信
端末のシステム制御部12は、伝送制御部7に画像デー
タをECMモードにより送信させる一方、送信端末から
の画情報PIXの一つの単位内に通信相手へ送出すべき
最初のフレームの前または各フレーム間にフラグシーケ
ンスを任意時間分挿入させるようにする。
【0065】このフラグシーケンスでは最大3分に相当
する量のフラグデータを処理する。これにより、前記フ
レーム間にフラグシーケンスを1つ挿入した場合は、最
大3分だけ画情報伝送処理の中に付加遅延時間として挿
入することができる。複数のフラグシーケンスを挿入し
た場合は付加遅延時間の最大値はさらに増大し、その時
間分だけ送信端末からPIX送信が行なわれてから次の
PIX送信が行なわれるまでの時間を引き延ばし、この
間に画情報蓄積処理を進行させて次頁の画像データの送
信を確保しつつ通信時間全体を短縮させることができる
のである。
【0066】ここで、システム制御部12による救済処
理における前記任意時間は、画像データの送信開始まで
の遅延時間あるいは、画情報伝送処理中での付加遅延時
間であって、蓄積手段内の画像データ量増加率と送信手
段により送信される画像データ量増加率との差分が増加
傾向へ転ずるのに必要な時間である。
【0067】なお、以上のような、基本的には画情報伝
送処理が遅延時間Teおよび呼設定処理時間Tcの経過
後に開始されるようにし、蓄積処理動作の途中で画情報
伝送処理を開始するとともに、必要に応じて種々の手法
により画情報伝送処理の中に付加遅延時間を挿入する操
作とは別の方法によっても一定の効果を挙げることがで
きる。例えば、ファクシミリ装置のモデム部6の変調お
よび復調処理速度を落としたり、符号化モードを変更し
て圧縮率の低いモードにする(画情報伝送処理速度が遅
くなる)とか、1ラインの最小走査時間を変更して画情
報伝送処理速度を低下させるとかの方法がある。そのよ
うな場合においても、画情報伝送処理速度が遅くなった
ことにより蓄積残枚数が増加したときは、元の処理速度
に戻せるようにしておくのが好ましい。
【0068】(動作例2)図26は図2に示したファク
シミリ装置のシステム制御動作において、画情報蓄積処
理中にエラーが発生した場合の復旧処理まで考慮した処
理動作を説明するフローチャートである。この図におい
てファクシミリ送信動作が開始されると、システム制御
部12はST71において、キー入力待ちの状態とな
り、続くステップST72においてファクシミリ送信の
ためのスタート・キーが押下されたか否かをチェック
し、押下されていないときはステップST73において
各キーに対応した処理を行なった後ステップST71に
戻って再びキー入力待ちの状態になる。一方ステップS
T72においてスタート・キーが押下されたと判断され
たときはステップST74において画情報蓄積処理動作
が開始され、画像読取部1によって原稿の読み取りが行
なわれる一方、読み取りによって得られた画像データは
蓄積制御部11の動作により画像メモリ部2に格納され
る。
【0069】この画像データの画像メモリ部2への格納
処理動作と並行して、システム制御部12はステップS
T75において遅延タイマセットを行ない、続くステッ
プST76において遅延タイマがタイム・アウトしたか
否かをチェックする。ここでセットされた時間がタイム
・アウトしていないときは遅延タイマがタイム・アウト
したか否かを繰り返しチェックする一方、タイム・アウ
トした場合は、前記画像データの画像メモリ部2への格
納処理動作が継続実行中であってもステップST77に
おいて呼設定処理を開始し、さらにステップST78に
おいて呼設定が完了したか否かをチェックし、呼設定が
完了していないときはステップST79において呼設定
が失敗したか否かをチェックする。そして呼設定が失敗
しているときはステップST77の処理に戻って再度呼
設定処理を開始する一方、呼設定が失敗していないとき
はステップST78における呼設定が完了したか否かを
繰り返しチェックする。
【0070】そして、ステップST78において呼設定
が完了したと判断されたときは、ステップST80にお
いて画情報伝送処理が開始され、画像データの伝送処理
が実行される。この画情報伝送処理中、システム制御部
12は、ステップST81において画情報蓄積エラーが
あったか否かをチェックし、画情報蓄積エラーがなけれ
ばステップST82において画情報伝送処理が完了した
か否かをチェックする。そして画情報伝送処理が完了し
ていないときは、正常に画情報演奏処理が実行されてい
るものとしてステップST81に戻り繰り返し画情報蓄
積エラーがあったか否かをチェックする。他方、ステッ
プST81において画情報蓄積エラーがあったと判断さ
れた場合はステップST83においてエラー復旧が行な
われたか否かをチェックし、復旧が行なわれた場合はス
テップST84において画情報蓄積処理の再開の要求が
あったか否かをチェックする。そして画情報蓄積処理の
再開の要求があった場合はステップST85において画
情報蓄積処理再開処理を行なう。
【0071】この画情報蓄積処理再開処理の手順内容を
図27にフローチャートで示す。この図に示すように、
現在蓄積中の原稿は第10頁目であるのに対して送信中
の原稿は第3頁目である(ステップST91)旨の事柄
が操作表示部5に表示されている場合において、第10
頁目の原稿の給紙不良が発生したものとする。この場
合、ステップST92において操作表示部5には「給紙
不良」と「原稿をセットして下さい」のメッセージが表
示されるとともに、画情報伝送処理が進行中であること
にともなって送信中の原稿は第4頁目である旨の事柄が
表示される。これに応じて操作者が原稿を再セットする
と、ステップST93において操作表示部5には「スタ
ート・キーで蓄積再開します」のメッセージが表示され
るとともに、送信中の原稿は第5頁目である旨の事柄が
表示される。そこで、操作者がスタート・キーを押下す
ると、ステップST94において操作表示部5には「蓄
積中10ページ」と「送信中 6ページ」のメッセージ
が表示される。これにより蓄積残原稿が所定の値に到達
して危機状態に陥るよりも前にエラー復旧が行なわれ、
画情報伝送処理は継続的に実行される。
【0072】この画情報蓄積処理再開処理が完了する
と、システム制御部12はステップST81に戻って画
情報蓄積エラーがあったか否かをチェックする。なお、
これらの処理段階における処理が実行されている最中で
も画情報伝送処理は継続的に実行されている。一方、ス
テップST83においてエラー復旧が行なわれていない
と判断された場合、およびステップST84において画
情報蓄積処理再開を行なわないと判断された場合はとも
にステップST86において画情報伝送処理が完了した
か否かをチェックし、完了していなければステップST
83におけるエラー復旧監視およびステップST86の
画情報伝送処理完了チェックを繰り返し行なう一方、画
情報伝送処理が完了している場合は一連のファクシミリ
送信動作を終了する。また、ステップST82における
画情報伝送処理が完了したか否かのチェック処理におい
て、画情報伝送処理が完了していると判断された場合も
また一連のファクシミリ送信動作を終了する。
【0073】なお、前記一連のファクシミリ送信動作に
おいて、画情報蓄積処理、呼設定処理および画情報伝送
処理の各動作の内容は先に図3、図4および図5を参照
して説明したものと同じである。
【0074】これにより、ファクシミリ送信動作におい
て画情報蓄積処理中にエラーが発生した場合の復旧処理
まで考慮するようにしているから、送信動作が途中でス
トップして送信不能に陥る等のトラブルを防止すること
ができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像通信装置の制御手段に、画像読取手段による全ての
原稿の読み取りが終了するよりも前に前記呼設定手段に
発呼させて前記送信手段に画像データを送信させるよう
にしたため、画像通信に際して読み取り処理が終了する
前に発呼動作が行なわれることになり、その分通信時間
を削減することができる。また、全ての原稿の読み取り
が終了するよりも前であって原稿1頁分の読取時間に相
応する時間分遅延させて呼設定手段に発呼させることに
より、通信回線が接続されたのに画像データの送信が不
可能という事態は回避され、通信の安定性が確保できる
等種々の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態を画像通信装置であ
るファクシミリ装置に適用した例を示すブロック図
【図2】前記実施の形態のファクシミリ装置の送信時の
第1のシステム制御動作を説明するフローチャート
【図3】前記実施の形態のファクシミリ装置の送信動作
における画情報蓄積処理動作を説明するフローチャート
【図4】前記実施の形態のファクシミリ装置の送信動作
における呼設定処理動作を説明するフローチャート
【図5】前記実施の形態のファクシミリ装置の送信動作
における画情報伝送処理動作を説明するフローチャート
【図6】前記実施の形態のファクシミリ装置の送信動作
における送信端末と受信端末間での信号の送受を説明す
るタイムシーケンス図
【図7】前記実施の形態のファクシミリ装置の基本的な
送信動作手順を説明するタイムチャート
【図8】(a)前記実施の形態の送信動作において、蓄
積データが1頁分できる前に画情報伝送処理を開始し
て、1頁目の伝送でアンダー・ランが生じた状態を示す
タイムチャート (b)前記実施の形態の送信動作において、蓄積データ
が1頁分できてから画情報伝送処理が開始するよう遅延
時間を設定して1頁目の伝送を保証し、2頁目の伝送で
アンダー・ランが生じた状態を示すタイムチャート
【図9】前記実施の形態の送信動作において、画情報蓄
積速度と画情報伝送速度がほぼ等しい場合に遅延時間を
設定して画情報蓄積処理の途中で画情報伝送処理を開始
した状態を説明する画情報蓄積・伝送処理比較図
【図10】図9に示す画情報蓄積・伝送処理を実行した
場合の画像メモリにおける蓄積残枚数の変化の推移を説
明する図
【図11】前記実施の形態の送信動作において、画情報
蓄積速度が画情報伝送速度よりも大きい場合に遅延時間
を設定して画情報蓄積処理の途中で画情報伝送処理を開
始した状態を説明する画情報蓄積・伝送処理比較図
【図12】図11に示す画情報蓄積・伝送処理を実行し
た場合の画像メモリにおける蓄積残枚数の変化の推移を
説明する図
【図13】前記実施の形態の送信動作において、画情報
蓄積速度が画情報伝送速度よりも小さい場合に遅延時間
を設定して画情報蓄積処理の途中で画情報伝送処理を開
始した状態を説明する画情報蓄積・伝送処理比較図
【図14】図13に示す画情報蓄積・伝送処理を実行し
た場合の画像メモリにおける蓄積残枚数の変化の推移を
説明するとともに危機状態Aの発生事例を示す図
【図15】前記実施の形態の送信動作において、画情報
蓄積速度と画情報伝送速度が基本的にはほぼ等しいが、
或るページについての画情報蓄積処理に多くの時間を要
する場合に遅延時間を設定して画情報蓄積処理の途中で
画情報伝送処理を開始した状態を説明する画情報蓄積・
伝送処理比較図
【図16】図15に示す画情報蓄積・伝送処理を実行し
た場合の画像メモリにおける蓄積残枚数の変化の推移を
説明するとともに危機状態Bの発生事例を示す図
【図17】前記実施の形態の送信動作において、画情報
蓄積速度と画情報伝送速度がほぼ等しい基本的にはほぼ
等しいが、或るページ(複数)についての画情報伝送処
理が短時間で済む場合に遅延時間を設定して画情報蓄積
処理の途中で画情報伝送処理を開始した状態を説明する
画情報蓄積・伝送処理比較図
【図18】図9に示す画情報蓄積・伝送処理を実行した
場合の画像メモリにおける蓄積残枚数の変化の推移を説
明するとともに危機状態Cの発生事例を示す図
【図19】前記実施の形態の送信動作において、遅延時
間を設定して画情報蓄積処理の途中で画情報伝送処理を
開始した後、危機状態が発生した場合における第1の救
済事例を示すタイムチャート
【図20】前記実施の形態の送信動作において、遅延時
間を設定して画情報蓄積処理の途中で画情報伝送処理を
開始した後、危機状態が発生した場合における第2の救
済事例を示すタイムチャート
【図21】図15乃至図18に示す画情報蓄積・伝送処
理実行および危機状態の発生に対し図20の第2の救済
事例を適用した場合の画像メモリにおける蓄積残枚数の
変化の推移を説明図
【図22】図9乃至図21において図示されている各種
の画情報蓄積・伝送処理比較事例または救済事例におけ
る原稿の蓄積枚数と伝送枚数との差分である蓄積残枚数
の変化を表すグラフ
【図23】前記実施の形態の送信動作において、遅延時
間を設定して画情報蓄積処理の途中で画情報伝送処理を
開始した後、危機状態が発生した場合における第3の救
済事例を示すタイムチャート
【図24】前記実施の形態の送信動作において、遅延時
間を設定して画情報蓄積処理の途中で画情報伝送処理を
開始した後、危機状態が発生した場合における第4の救
済事例を示すタイムチャート
【図25】前記実施の形態の送信動作において、遅延時
間を設定して画情報蓄積処理の途中で画情報伝送処理を
開始した後、危機状態が発生した場合における第5の救
済事例を示すタイムチャート
【図26】前記実施の形態のファクシミリ装置の送信時
の第2のシステム制御動作を説明するフローチャート
【図27】前記第2のシステム制御動作における画情報
蓄積処理再開処理の手順内容を説明するフローチャート
【図28】従来のファクシミリ装置の基本的な送信動作
手順を説明するタイムチャート
【図29】従来のファクシミリ装置の送信時のシステム
制御動作を説明するフローチャート
【符号の説明】
1 画像読取部 2 画像メモリ部 3 符号化/復号化部 4 画像記録部 5 操作表示部 6 モデム部 7 伝送制御部 8 通信回線 9 網制御部 10 網制御制御部 11 蓄積制御部 12 システム制御部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取り画像データを出力する画
    像読取手段と、画像データを蓄積する蓄積手段と発呼操
    作により通信回線を接続する呼設定手段と、前記蓄積さ
    れた画像データを送信する送信手段と、前記画像読取手
    段による全ての原稿の読み取りが終了するよりも前に前
    記呼設定手段に発呼させて前記送信手段に画像データを
    送信させる制御手段とを備えた画像通信装置。
  2. 【請求項2】 原稿を読み取り画像データを出力する画
    像読取手段と、画像データを蓄積する蓄積手段と、発呼
    操作により通信回線を接続する呼設定手段と、前記蓄積
    された画像データを送信する送信手段と、前記画像読取
    手段による全ての原稿の読み取りが終了するよりも前で
    あって原稿1頁分の読取時間に相応する時間分遅延させ
    て前記呼設定手段に発呼させ、前記送信手段に画像デー
    タを送信させる制御手段とを備えた画像通信装置。
  3. 【請求項3】 原稿を読み取り画像データを出力する画
    像読取手段と、画像データを蓄積する蓄積手段と、発呼
    操作により通信回線を接続する呼設定手段と、前記蓄積
    された画像データを送信する送信手段と、前記画像読取
    手段による全ての原稿の読み取りが終了するよりも前に
    前記呼設定手段に発呼させて前記送信手段に画像データ
    を送信させ、前記蓄積手段内の画像データ量の増加率と
    前記送信手段により送信される画像データ量の増加率と
    の差分が減少傾向であり且つ前記蓄積手段内の画像デー
    タ量が原稿の所定枚数分以下となった場合には、通信相
    手より到来するMCF信号を無視してMPS信号を再送
    信する制御手段とを備えた画像通信装置。
  4. 【請求項4】 原稿を読み取り画像データを出力する画
    像読取手段と、画像データを蓄積する蓄積手段と、発呼
    操作により通信回線を接続する呼設定手段と、前記蓄積
    された画像データを送信する送信手段と、前記画像読取
    手段による全ての原稿の読み取りが終了するよりも前に
    前記呼設定手段に発呼させて前記送信手段に画像データ
    を送信させ、前記蓄積手段内の画像データ量の増加率と
    前記送信手段により送信される画像データ量の増加率と
    の差分が減少傾向であり且つ前記蓄積手段内の画像デー
    タ量が原稿の所定枚数分以下となった場合には、EOM
    信号送信してフェーズBへ戻す制御手段とを備えた画像
    通信装置。
  5. 【請求項5】 原稿を読み取り画像データを出力する画
    像読取手段と、画像データを蓄積する蓄積手段と、発呼
    操作により通信回線を接続する呼設定手段と、前記蓄積
    された画像データを送信する送信手段と、前記画像読取
    手段による全ての原稿の読み取りが終了するよりも前に
    前記呼設定手段に発呼させて前記送信手段に画像データ
    を送信させ、前記蓄積手段内の画像データ量の増加率と
    前記送信手段により送信される画像データ量の増加率と
    の差分が減少傾向であり且つ前記蓄積手段内の画像デー
    タ量が原稿の所定枚数分以下となった場合には、通信相
    手へ送出すべきMPS信号の先頭フラグを規定値より任
    意時間分延長させて送信させる制御手段とを備えた画像
    通信装置。
  6. 【請求項6】 原稿を読み取り画像データを出力する画
    像読取手段と、画像データを蓄積する蓄積手段と、発呼
    操作により通信回線を接続する呼設定手段と、前記蓄積
    された画像データを送信する送信手段と、前記画像読取
    手段による全ての原稿の読み取りが終了するよりも前に
    前記呼設定手段に発呼させて前記送信手段に画像データ
    を送信させ、前記蓄積手段内の画像データ量の増加率と
    前記送信手段により送信される画像データ量の増加率と
    の差分が減少傾向であり且つ前記蓄積手段内の画像デー
    タ量が原稿の所定枚数分以下となった場合には、任意時
    間分0フィルを送出する制御手段とを備えた画像通信装
    置。
  7. 【請求項7】 原稿を読み取り画像データを出力する画
    像読取手段と、画像データを蓄積する蓄積手段と、発呼
    操作により通信回線を接続する呼設定手段と、前記蓄積
    された画像データをECMモードにより送信する送信手
    段と、前記画像読取手段による全ての原稿の読み取りが
    終了するよりも前に前記呼設定手段に発呼させて前記送
    信手段に画像データを送信させ、前記蓄積手段内の画像
    データ量の増加率と前記送信手段により送信される画像
    データ量の増加率との差分が減少傾向であり且つ前記蓄
    積手段内の画像データ量が原稿の所定枚数分以下となっ
    た場合には、通信相手へ送出すべき各フレーム間にフラ
    グシーケンスを任意時間分挿入する制御手段とを備えた
    画像通信装置。
  8. 【請求項8】 制御手段に制御における任意時間は、画
    像データの送信開始までの遅延時間または画情報伝送処
    理中における付加遅延時間であって、蓄積手段内の画像
    データ量増加率と送信手段により送信される画像データ
    量増加率との差分が増加傾向へ転ずるのに必要な時間で
    あることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載
    の画像通信装置。
  9. 【請求項9】 原稿を読取り画像データを出力する読取
    手段と、前記画像データを蓄積する蓄積手段と、発呼に
    より回線を接続する呼設定手段と、前記蓄積された画像
    データを送信する送信手段と,前記読取手段による全て
    の原稿の読取りが終了する前に前記呼設定手段に発呼さ
    せて前記送信手段に画像データを送信させ,かつ,前記
    画像データの送信中に蓄積エラーが生じた場合でも前記
    送信手段の送信動作を中断させることなく継続させて前
    記蓄積手段内に蓄積された全画像データを送信させる制
    御手段とを具備するファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 原稿を読取り画像データを出力する読
    取手段と,前記画像データを蓄積する蓄積手段と,この
    蓄積手段への蓄積を指示する指示手段と,発呼により回
    線を接続する呼設定手段と,前記蓄積された画像データ
    を送信する送信手段と,前記読取手段による全ての原稿
    の読取りが終了する前に前記呼設定手段に発呼させて前
    記送信手段に画像データを送信させ,かつ,前記画像デ
    ータの送信中に蓄積エラーが生じた場合でも前記送信手
    段の送信動作を中断させることなく継続させ,前記指示
    手段による再蓄積指示が前記蓄積手段内の全画像データ
    の送信終了前にあった場合には画像データの蓄積動作を
    再開させる制御手段とを具備するファクシミリ装置。
JP7221365A 1995-08-30 1995-08-30 画像通信装置 Pending JPH0965093A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011130325A (ja) * 2009-12-21 2011-06-30 Canon Inc ファクシミリ装置及びその制御方法
JP2018022988A (ja) * 2016-08-02 2018-02-08 ブラザー工業株式会社 ファックス装置および複合機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011130325A (ja) * 2009-12-21 2011-06-30 Canon Inc ファクシミリ装置及びその制御方法
JP2018022988A (ja) * 2016-08-02 2018-02-08 ブラザー工業株式会社 ファックス装置および複合機

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