JPH0965784A - 水耕栽培方法と水耕栽培用の容器 - Google Patents
水耕栽培方法と水耕栽培用の容器Info
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- JPH0965784A JPH0965784A JP7225010A JP22501095A JPH0965784A JP H0965784 A JPH0965784 A JP H0965784A JP 7225010 A JP7225010 A JP 7225010A JP 22501095 A JP22501095 A JP 22501095A JP H0965784 A JPH0965784 A JP H0965784A
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Classifications
-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 花,野菜,木等の植物を,簡便に水耕栽培す
る方法と水耕栽培用の容器を提供する。 【解決手段】 植物を水耕栽培するに当たり,上部が開
口した容器内に繊維状活性炭を主成分とする層2を設け
た栽培容器(容器本体1)を使用し,繊維状活性炭を主
成分とする層2を水中に浸漬させた状態で栽培する。
る方法と水耕栽培用の容器を提供する。 【解決手段】 植物を水耕栽培するに当たり,上部が開
口した容器内に繊維状活性炭を主成分とする層2を設け
た栽培容器(容器本体1)を使用し,繊維状活性炭を主
成分とする層2を水中に浸漬させた状態で栽培する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,花,野菜,木等の
植物を,簡便に水耕栽培する方法と水耕栽培用の容器に
関するものである。
植物を,簡便に水耕栽培する方法と水耕栽培用の容器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】花,野菜,木といった植物を鉢植えで栽
培する場合,一般には土を培地として植物を植え付け,
水分や養分を間歇的に供給して栽培している。その際に
特に重要なことは,植物の根に適度の酸素が供給される
ように潅水することで,水が多すぎたり,排水が悪いと
根腐れを生じて生育が悪化し,これが進行すると枯れて
しまうことになる。そのため,土の構成を通気性や保水
性を勘案して調整したり,潅水量や潅水頻度を状況に応
じて絶えず制御して栽培する必要があった。また,植物
を栽培する鉢の底には穴が設けられ,潅水した水のう
ち,余剰の水はその穴から排水され,過剰の水が滞留し
て植物が根腐れを起こすことを防ぐようになっている。
培する場合,一般には土を培地として植物を植え付け,
水分や養分を間歇的に供給して栽培している。その際に
特に重要なことは,植物の根に適度の酸素が供給される
ように潅水することで,水が多すぎたり,排水が悪いと
根腐れを生じて生育が悪化し,これが進行すると枯れて
しまうことになる。そのため,土の構成を通気性や保水
性を勘案して調整したり,潅水量や潅水頻度を状況に応
じて絶えず制御して栽培する必要があった。また,植物
を栽培する鉢の底には穴が設けられ,潅水した水のう
ち,余剰の水はその穴から排水され,過剰の水が滞留し
て植物が根腐れを起こすことを防ぐようになっている。
【0003】近年,生活環境の快適化指向が強まり,植
物は室内における装飾用として広く普及してきており,
花,木,観葉植物等を屋内で栽培する機会が増加してい
る。この場合,現状の鉢植えでは,潅水した水は鉢の底
に設けられた穴から流出するため,鉢の下に水受けを設
置する必要があり,美観上からも問題があった。また,
長期間の旅行などにより潅水ができなくなる場合は,特
別の自動給水装置が必要となるため,そのような機会の
多い人は,高い潅水頻度の必要な植物類はなかなか栽培
できなかった。
物は室内における装飾用として広く普及してきており,
花,木,観葉植物等を屋内で栽培する機会が増加してい
る。この場合,現状の鉢植えでは,潅水した水は鉢の底
に設けられた穴から流出するため,鉢の下に水受けを設
置する必要があり,美観上からも問題があった。また,
長期間の旅行などにより潅水ができなくなる場合は,特
別の自動給水装置が必要となるため,そのような機会の
多い人は,高い潅水頻度の必要な植物類はなかなか栽培
できなかった。
【0004】一方,水耕栽培は,土を使用する土耕栽培
に比べ,養分を含有した水を使用するだけでよく,取扱
い性が非常に簡便で,近年,トマト,みつば等の野菜の
大量生産に採用されだしている。このような大量生産工
場においては,植物の成長用の養分の含まれた養液は絶
えず循環されるが,水中の溶存酸素量は一定に保たれる
ように制御されているため,根への酸素の供給も十分に
なされ,根腐れが生じることもない。
に比べ,養分を含有した水を使用するだけでよく,取扱
い性が非常に簡便で,近年,トマト,みつば等の野菜の
大量生産に採用されだしている。このような大量生産工
場においては,植物の成長用の養分の含まれた養液は絶
えず循環されるが,水中の溶存酸素量は一定に保たれる
ように制御されているため,根への酸素の供給も十分に
なされ,根腐れが生じることもない。
【0005】しかし,鉢植えのような小規模の栽培にお
いては,溶存酸素量を一定に保つような装置を個々に取
り付けることは装置が大がかりになり,スペースの問
題,価格が高くなる問題等があり,実用化はされていな
い。また,溶存酸素量を一定に保つような特別な装置を
設けることなくそのままで水耕栽培すると,時間ととも
に溶存酸素量が低下して根への酸素の供給不足が生じ,
根腐れが起こって,植物が枯れるという問題がある。
いては,溶存酸素量を一定に保つような装置を個々に取
り付けることは装置が大がかりになり,スペースの問
題,価格が高くなる問題等があり,実用化はされていな
い。また,溶存酸素量を一定に保つような特別な装置を
設けることなくそのままで水耕栽培すると,時間ととも
に溶存酸素量が低下して根への酸素の供給不足が生じ,
根腐れが起こって,植物が枯れるという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記の問題
を解決し,簡便に安定して植物を栽培することが可能
で,特に,観賞用として室内等での栽培に好適な水耕栽
培方法と水耕栽培用の容器を提供することを技術的な課
題とするものである。
を解決し,簡便に安定して植物を栽培することが可能
で,特に,観賞用として室内等での栽培に好適な水耕栽
培方法と水耕栽培用の容器を提供することを技術的な課
題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは,上記の課
題を解決するために鋭意研究した結果,繊維状活性炭
は,理由は不明であるが水中において酸素の供給量に優
れ,植物の栽培中においても水中の溶存酸素量が長期間
にわたって不変であり,しかも,植物から排出される植
物の生育阻害物質を選択的に吸着する性質があり,長期
間の栽培においても生育阻害物質が増加することもなく
優れた生育状態を維持できることを見出して本発明に到
達した。
題を解決するために鋭意研究した結果,繊維状活性炭
は,理由は不明であるが水中において酸素の供給量に優
れ,植物の栽培中においても水中の溶存酸素量が長期間
にわたって不変であり,しかも,植物から排出される植
物の生育阻害物質を選択的に吸着する性質があり,長期
間の栽培においても生育阻害物質が増加することもなく
優れた生育状態を維持できることを見出して本発明に到
達した。
【0008】すなわち,本発明は,次の構成を有するも
のである。 (1) 植物を水耕栽培するに当たり,上部が開口した容器
内に繊維状活性炭を主成分とする層を設けた栽培容器を
使用し,繊維状活性炭を主成分とする層を水中に浸漬さ
せた状態で栽培することを特徴とする水耕栽培方法。 (2) 水の流出穴がなく,上部が開口した栽培容器内部の
底面及び/又は側面の少なくとも水に浸漬される部分に
繊維状活性炭を主成分とする層を設けてなることを特徴
とする水耕栽培用の容器。
のである。 (1) 植物を水耕栽培するに当たり,上部が開口した容器
内に繊維状活性炭を主成分とする層を設けた栽培容器を
使用し,繊維状活性炭を主成分とする層を水中に浸漬さ
せた状態で栽培することを特徴とする水耕栽培方法。 (2) 水の流出穴がなく,上部が開口した栽培容器内部の
底面及び/又は側面の少なくとも水に浸漬される部分に
繊維状活性炭を主成分とする層を設けてなることを特徴
とする水耕栽培用の容器。
【0009】
【発明の実施の形態】以下,本発明について詳細に説明
する。
する。
【0010】図1は,本発明の水耕栽培用の容器の一実
施態様を示す縦断面図である。図1において,容器本体
1は上部が開口していて,通常の植木鉢の底部にある水
の流出穴がない。また,容器本体1の内部には,底面と
下部側の全側面にわたって繊維状活性炭を主成分とする
層2(以下,繊維状活性炭層という。)が設けてある。
施態様を示す縦断面図である。図1において,容器本体
1は上部が開口していて,通常の植木鉢の底部にある水
の流出穴がない。また,容器本体1の内部には,底面と
下部側の全側面にわたって繊維状活性炭を主成分とする
層2(以下,繊維状活性炭層という。)が設けてある。
【0011】容器本体1の材質は特に限定されるもので
はないが,陶器製,樹脂製,ガラス製,金属製,木製等
のものが用いられる。その構造は,水の流出穴がなく,
保水されるような構造であればよい。
はないが,陶器製,樹脂製,ガラス製,金属製,木製等
のものが用いられる。その構造は,水の流出穴がなく,
保水されるような構造であればよい。
【0012】また,繊維状活性炭層2は,図1の例では
容器本体1の底面と下部側の全側面にわたって設けてあ
るが,少なくとも底面の一部又は側面の水に浸漬される
部分に設ければよく,植物の水耕栽培時に,繊維状活性
炭の量が水1リットルに対して0.01〜50g,特に0.2〜
20gの割合となるように設けることが好ましい。なお,
繊維状活性炭層2は, 容器本体1に固着しても, 取外し
自在に設けてもよい。
容器本体1の底面と下部側の全側面にわたって設けてあ
るが,少なくとも底面の一部又は側面の水に浸漬される
部分に設ければよく,植物の水耕栽培時に,繊維状活性
炭の量が水1リットルに対して0.01〜50g,特に0.2〜
20gの割合となるように設けることが好ましい。なお,
繊維状活性炭層2は, 容器本体1に固着しても, 取外し
自在に設けてもよい。
【0013】繊維状活性炭層2を形成する繊維状活性炭
は,原料が特に限定されるものではなく,石炭ピッチ,
石油ピッチ,レーヨン,フェノール繊維,アクリル繊維
等から得られるものが使用できる。繊維状活性炭の比表
面積は,BET法による測定値で 500m2/g以上が好まし
い。比表面積が500m2/g 未満になると細孔が少なくな
り,このため酸素の補給量が少なく,しかも生育阻害物
質の吸着量が低下しやすくなる。繊維状活性炭の比表面
積は大きいほど酸素の供給量や生育阻害物質の吸着量が
増加するので好ましいが, 価格が高くなるので,1000〜
2000m2/gのものが好ましい。
は,原料が特に限定されるものではなく,石炭ピッチ,
石油ピッチ,レーヨン,フェノール繊維,アクリル繊維
等から得られるものが使用できる。繊維状活性炭の比表
面積は,BET法による測定値で 500m2/g以上が好まし
い。比表面積が500m2/g 未満になると細孔が少なくな
り,このため酸素の補給量が少なく,しかも生育阻害物
質の吸着量が低下しやすくなる。繊維状活性炭の比表面
積は大きいほど酸素の供給量や生育阻害物質の吸着量が
増加するので好ましいが, 価格が高くなるので,1000〜
2000m2/gのものが好ましい。
【0014】また,繊維状活性炭層2の形状は,原綿,
シート状物,ハニカム形状や波板状の成形物あるいは粒
状に成形されたもの等が使用できる。また,繊維状活性
炭とバインダーを混合してシート状物や粒状物に成形し
たものも好ましく用いられる。繊維状活性炭とバインダ
ーとの配合割合は重量比で95〜20/5〜80,特に70〜40
/30〜60が好ましい。
シート状物,ハニカム形状や波板状の成形物あるいは粒
状に成形されたもの等が使用できる。また,繊維状活性
炭とバインダーを混合してシート状物や粒状物に成形し
たものも好ましく用いられる。繊維状活性炭とバインダ
ーとの配合割合は重量比で95〜20/5〜80,特に70〜40
/30〜60が好ましい。
【0015】ここで使用されるバインダーとしては,繊
維状活性炭と混合され,固着するものであればいずれで
もよいが,特に,低融点ポリエステル,ポリエチレンや
ポリプロピレンなどのポリオレフィン等の粒状物や繊維
状物,低融点ポリエステルを鞘成分,高融点ポリエステ
ルを芯成分とする複合繊維,ポリエチレンを鞘成分,ポ
リプロピレンを芯成分とする複合繊維等が好ましく用い
られる。
維状活性炭と混合され,固着するものであればいずれで
もよいが,特に,低融点ポリエステル,ポリエチレンや
ポリプロピレンなどのポリオレフィン等の粒状物や繊維
状物,低融点ポリエステルを鞘成分,高融点ポリエステ
ルを芯成分とする複合繊維,ポリエチレンを鞘成分,ポ
リプロピレンを芯成分とする複合繊維等が好ましく用い
られる。
【0016】容器本体への繊維状活性炭層の取付け法と
しては,例えば合成樹脂製の容器本体と繊維状活性炭シ
ートを接合して一体化する方法がある。容器本体と繊維
状活性炭シートとの一体化は,あらかじめ成形した容器
本体と繊維状活性炭シートを接着剤か熱圧着で接合する
方法,共押出により一体成形する方法,あるいはあらか
じめ鉢状に成形した繊維状活性炭シートの上から合成樹
脂を接合成形する方法等が採用できる。また,原綿,シ
ート状物,ハニカム形状や波板状の成形物あるいは粒状
に成形されたもの等を容器本体の底部や側部に載置して
もよい。
しては,例えば合成樹脂製の容器本体と繊維状活性炭シ
ートを接合して一体化する方法がある。容器本体と繊維
状活性炭シートとの一体化は,あらかじめ成形した容器
本体と繊維状活性炭シートを接着剤か熱圧着で接合する
方法,共押出により一体成形する方法,あるいはあらか
じめ鉢状に成形した繊維状活性炭シートの上から合成樹
脂を接合成形する方法等が採用できる。また,原綿,シ
ート状物,ハニカム形状や波板状の成形物あるいは粒状
に成形されたもの等を容器本体の底部や側部に載置して
もよい。
【0017】本発明の水耕栽培用の容器には,開口した
上面に水分の蒸発による気散を防止するための蓋を設け
るのが好ましい。また,容器の保温のために容器の周囲
を断熱材で被覆したり,発熱ヒータを設けることも好ま
しい。さらに,容器の中には,植物を保持する目的で
土,砂,ガラスのビーズや粉末,樹脂製のビーズや粉末
等を入れてもよい。
上面に水分の蒸発による気散を防止するための蓋を設け
るのが好ましい。また,容器の保温のために容器の周囲
を断熱材で被覆したり,発熱ヒータを設けることも好ま
しい。さらに,容器の中には,植物を保持する目的で
土,砂,ガラスのビーズや粉末,樹脂製のビーズや粉末
等を入れてもよい。
【0018】本発明の水耕栽培用の容器を用いて植物を
水耕栽培するに際しては,容器内に養分を含有した養液
を,例えば2/3程度まで満たして繊維状活性炭層を浸
漬させる。次いで,容器内に植物の根が浸漬されるよう
に植付けて栽培し,栽培期間中養液が減少すれば,適宜
補充する。水耕栽培するに際しては,植付けた植物が倒
れないように適宜支持棒で支えるか,容器上面の蓋部に
穴を穿けて植物を穴から上方に出し,穴の部分にスポン
ジ等のクッション材を設けて支持する方法,あるいは図
2で示したように,瓶状をした容器本体1の口部から植
物3を上方に出し,口部にスポンジ等のクッション材4
を設けて支持する方法,等が採用される。
水耕栽培するに際しては,容器内に養分を含有した養液
を,例えば2/3程度まで満たして繊維状活性炭層を浸
漬させる。次いで,容器内に植物の根が浸漬されるよう
に植付けて栽培し,栽培期間中養液が減少すれば,適宜
補充する。水耕栽培するに際しては,植付けた植物が倒
れないように適宜支持棒で支えるか,容器上面の蓋部に
穴を穿けて植物を穴から上方に出し,穴の部分にスポン
ジ等のクッション材を設けて支持する方法,あるいは図
2で示したように,瓶状をした容器本体1の口部から植
物3を上方に出し,口部にスポンジ等のクッション材4
を設けて支持する方法,等が採用される。
【0019】上記のように,本発明の水耕栽培方法で
は,繊維状活性炭の層を水中に浸漬させた状態で栽培す
るので,植物の栽培中においても水中の溶存酸素量が長
期間にわたって不変であり,しかも,繊維状活性炭は,
植物から排出される植物の生育阻害物質を選択的に吸着
するので,長期間の栽培においても生育阻害物質が増加
することもなく優れた生育状態を維持することが可能と
なる。
は,繊維状活性炭の層を水中に浸漬させた状態で栽培す
るので,植物の栽培中においても水中の溶存酸素量が長
期間にわたって不変であり,しかも,繊維状活性炭は,
植物から排出される植物の生育阻害物質を選択的に吸着
するので,長期間の栽培においても生育阻害物質が増加
することもなく優れた生育状態を維持することが可能と
なる。
【0020】
【実施例】次に,本発明を実施例により具体的に説明す
る。 実施例1 BET比表面積1200m2/gの繊維状活性炭60重量%と低融
点ポリエステルを鞘成分,高融点ポリエステルを芯成分
とする複合型バインダー繊維(ユニチカ社製メルティー
<4080>)40重量%をカード加工により混繊して, 総目
付け67g/m2,繊維状活性炭目付け40g/m2のシートを製造
した。このシートから長さ62.8cm,幅10cmの栽培用シー
トを切り出し,このシートを,直径20cm,深さ20cm,容
積約6リットルの合成樹脂製容器の内壁の周囲に密着さ
せて底から円筒状に設置した。ここで使用した繊維状活
性炭の重量は約2.5gであった。
る。 実施例1 BET比表面積1200m2/gの繊維状活性炭60重量%と低融
点ポリエステルを鞘成分,高融点ポリエステルを芯成分
とする複合型バインダー繊維(ユニチカ社製メルティー
<4080>)40重量%をカード加工により混繊して, 総目
付け67g/m2,繊維状活性炭目付け40g/m2のシートを製造
した。このシートから長さ62.8cm,幅10cmの栽培用シー
トを切り出し,このシートを,直径20cm,深さ20cm,容
積約6リットルの合成樹脂製容器の内壁の周囲に密着さ
せて底から円筒状に設置した。ここで使用した繊維状活
性炭の重量は約2.5gであった。
【0021】この容器に青じその苗を植えつけ,水耕用
液肥を配合した水を底面より15cmの高さまで入れて水耕
栽培を行った。水を減少した分だけ補給しながら3カ月
間栽培したが,良好な生育を示し,根もしっかりしたも
のとなった。
液肥を配合した水を底面より15cmの高さまで入れて水耕
栽培を行った。水を減少した分だけ補給しながら3カ月
間栽培したが,良好な生育を示し,根もしっかりしたも
のとなった。
【0022】比較例1 繊維状活性炭シートを使用しない以外は実施例1と同様
にして青じその栽培を行った。約1カ月経過してから生
育が悪くなり,約2カ月で根腐れを起こし,枯れてしま
った。
にして青じその栽培を行った。約1カ月経過してから生
育が悪くなり,約2カ月で根腐れを起こし,枯れてしま
った。
【0023】実施例2 BET比表面積1200m2/gの繊維状活性炭50重量%とポリ
エチレン短繊維50重量%とをカード加工により混繊し,
総目付け80g/m2,繊維状活性炭目付け40g/m2のシートを
製造した。このシートを直径20cmの円形に切り出し,直
径20cm,深さ20cmのポリエチレン製の容器の底面に熱圧
着した。この容器の中に花を保持するための砂を 1/2ま
で詰め,その砂にベコニアを2株植えて栽培した。その
際,養液は砂の層の上部までくるように入れ,減少した
分は追加して水位を調整した。半年間栽培したが良好な
生育を示した。
エチレン短繊維50重量%とをカード加工により混繊し,
総目付け80g/m2,繊維状活性炭目付け40g/m2のシートを
製造した。このシートを直径20cmの円形に切り出し,直
径20cm,深さ20cmのポリエチレン製の容器の底面に熱圧
着した。この容器の中に花を保持するための砂を 1/2ま
で詰め,その砂にベコニアを2株植えて栽培した。その
際,養液は砂の層の上部までくるように入れ,減少した
分は追加して水位を調整した。半年間栽培したが良好な
生育を示した。
【0024】
【発明の効果】本発明の水耕栽培方法は,上部が開口し
た容器内に繊維状活性炭を主成分とする層を設けた栽培
容器を使用し,繊維状活性炭の層を水中に浸漬させた状
態で栽培するので,植物の栽培中においても水中の溶存
酸素量が長期間にわたって不変であり,しかも,繊維状
活性炭は,植物から排出される植物の生育阻害物質を選
択的に吸着するので,長期間の栽培においても生育阻害
物質が増加することもなく優れた生育状態を維持するこ
とが可能となる。また,本発明の水耕栽培用の容器を使
用すれば,上記の利点を有する水耕栽培方法を簡便に実
施することが可能となる。
た容器内に繊維状活性炭を主成分とする層を設けた栽培
容器を使用し,繊維状活性炭の層を水中に浸漬させた状
態で栽培するので,植物の栽培中においても水中の溶存
酸素量が長期間にわたって不変であり,しかも,繊維状
活性炭は,植物から排出される植物の生育阻害物質を選
択的に吸着するので,長期間の栽培においても生育阻害
物質が増加することもなく優れた生育状態を維持するこ
とが可能となる。また,本発明の水耕栽培用の容器を使
用すれば,上記の利点を有する水耕栽培方法を簡便に実
施することが可能となる。
【図1】本発明の水耕栽培用の容器の一実施態様を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の水耕栽培用の容器の他の実施態様を示
す断面図である。
す断面図である。
1 容器本体 2 繊維状活性炭層
Claims (2)
- 【請求項1】 植物を水耕栽培するに当たり,上部が開
口した容器内に繊維状活性炭を主成分とする層を設けた
栽培容器を使用し,繊維状活性炭を主成分とする層を水
中に浸漬させた状態で栽培することを特徴とする水耕栽
培方法。 - 【請求項2】 水の流出穴がなく,上部が開口した栽培
容器内部の底面及び/又は側面の少なくとも水に浸漬さ
れる部分に繊維状活性炭を主成分とする層を設けてなる
ことを特徴とする水耕栽培用の容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7225010A JPH0965784A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 水耕栽培方法と水耕栽培用の容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7225010A JPH0965784A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 水耕栽培方法と水耕栽培用の容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0965784A true JPH0965784A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16822668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7225010A Pending JPH0965784A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 水耕栽培方法と水耕栽培用の容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0965784A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017192936A (ja) * | 2011-09-30 | 2017-10-26 | ヴェルデ・エンヴァイアロンメンタル・テクノロジーズ・インコーポレーテッド | 一般用医薬品廃棄システム |
| US11305144B2 (en) | 2004-01-23 | 2022-04-19 | Verde Environmental Technologies, Inc. | Abuse potential reduction in abusable substance dosage form |
-
1995
- 1995-09-01 JP JP7225010A patent/JPH0965784A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11305144B2 (en) | 2004-01-23 | 2022-04-19 | Verde Environmental Technologies, Inc. | Abuse potential reduction in abusable substance dosage form |
| JP2017192936A (ja) * | 2011-09-30 | 2017-10-26 | ヴェルデ・エンヴァイアロンメンタル・テクノロジーズ・インコーポレーテッド | 一般用医薬品廃棄システム |
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