JPH0966501A - 芯持角材の挽割方法 - Google Patents
芯持角材の挽割方法Info
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- JPH0966501A JPH0966501A JP24865795A JP24865795A JPH0966501A JP H0966501 A JPH0966501 A JP H0966501A JP 24865795 A JP24865795 A JP 24865795A JP 24865795 A JP24865795 A JP 24865795A JP H0966501 A JPH0966501 A JP H0966501A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は丸太状の原木の四面を挽き落として
芯持角材を製品材として得るための方法に関するもので
あって、特に挽割後の製品材の変形を少なくできるよう
にした新規な方法を開発することを課題とする。 【解決手段】 本発明の芯持角材の挽割方法は、丸太状
の原木A0 の四面を挽き落として芯持角材を得るにあた
り、末口a1 側の角材中心P1 が年輪芯P0 にほぼ合致
するようにしたことを特徴とする。
芯持角材を製品材として得るための方法に関するもので
あって、特に挽割後の製品材の変形を少なくできるよう
にした新規な方法を開発することを課題とする。 【解決手段】 本発明の芯持角材の挽割方法は、丸太状
の原木A0 の四面を挽き落として芯持角材を得るにあた
り、末口a1 側の角材中心P1 が年輪芯P0 にほぼ合致
するようにしたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は丸太状の原木の四面
を挽き落として芯持角材を製品材として得るための方法
に関するものであって、特に挽割後の製品材の変形を少
なくできるようにした新規な方法に係るものである。
を挽き落として芯持角材を製品材として得るための方法
に関するものであって、特に挽割後の製品材の変形を少
なくできるようにした新規な方法に係るものである。
【0002】
【発明の背景】近時の自動化したシステムの下におい
て、丸太状の杉、檜等の原木から柱材等として用いられ
る芯持角材を挽き出すにあたっては、原木の曲がり、直
径等の形状を計測した上、マクロコンピュータ等によっ
て最も効率良く挽き出せる状態を決定し、この状態で例
えば二重挽帯鋸盤等の挽割装置に送り込んでゆく。しか
しながら従来手法にあっては原木形状の検出をした後、
挽割姿勢の決定を行うにあたり考慮されることは、専ら
原木から最大太さの角材を得るという、いわば歩留りの
向上であって、そのため挽割後の製品材に反り、狂い等
が生ずる場合があった。すなわち製品材となった角材は
その後、反ったり、狂ったりすることを回避する有効な
手段として少なくとも原木の小径端である末口側におい
ては、年輪芯を角材中心に合致させておくことである
が、前述のように歩留りの向上のみに留意された従来の
手法にあっては、年輪芯を無視して挽き割られることが
多く、上述のような問題が生じていた。
て、丸太状の杉、檜等の原木から柱材等として用いられ
る芯持角材を挽き出すにあたっては、原木の曲がり、直
径等の形状を計測した上、マクロコンピュータ等によっ
て最も効率良く挽き出せる状態を決定し、この状態で例
えば二重挽帯鋸盤等の挽割装置に送り込んでゆく。しか
しながら従来手法にあっては原木形状の検出をした後、
挽割姿勢の決定を行うにあたり考慮されることは、専ら
原木から最大太さの角材を得るという、いわば歩留りの
向上であって、そのため挽割後の製品材に反り、狂い等
が生ずる場合があった。すなわち製品材となった角材は
その後、反ったり、狂ったりすることを回避する有効な
手段として少なくとも原木の小径端である末口側におい
ては、年輪芯を角材中心に合致させておくことである
が、前述のように歩留りの向上のみに留意された従来の
手法にあっては、年輪芯を無視して挽き割られることが
多く、上述のような問題が生じていた。
【0003】
【開発を試みた技術的課題】本発明はこのような背景を
認識してなされたものであって、製品材となった後の変
形を少なく抑えることのできる新規な芯持角材の挽割方
法を開発することを課題としたものである。
認識してなされたものであって、製品材となった後の変
形を少なく抑えることのできる新規な芯持角材の挽割方
法を開発することを課題としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
芯持角材の挽割方法は、丸太状の原木の四面を挽き落と
して芯持角材を得るにあたり、末口側の角材中心は年輪
芯にほぼ合致させるようにしたことを特徴として成るも
のである。このような手段をとることにより、挽き割ら
れた製品材にあっては、末口側の角材中心に原木の年輪
芯がほぼ合致し、これによって製品材の後になっての変
形が防止される。
芯持角材の挽割方法は、丸太状の原木の四面を挽き落と
して芯持角材を得るにあたり、末口側の角材中心は年輪
芯にほぼ合致させるようにしたことを特徴として成るも
のである。このような手段をとることにより、挽き割ら
れた製品材にあっては、末口側の角材中心に原木の年輪
芯がほぼ合致し、これによって製品材の後になっての変
形が防止される。
【0005】また請求項2記載の芯持角材の挽割方法
は、前記要件に加え、末口側の角材中心を年輪芯にほぼ
合致させるにあたり、原木の仮芯を決定した後、原木を
芯出装置に移送し、そこで原木の年輪芯を検出するよう
にしたことを特徴として成るものである。このような手
段をとることにより、原木形状を検出する段階におい
て、末口側の年輪芯を確保した状態で爾後の処理が行わ
れる。
は、前記要件に加え、末口側の角材中心を年輪芯にほぼ
合致させるにあたり、原木の仮芯を決定した後、原木を
芯出装置に移送し、そこで原木の年輪芯を検出するよう
にしたことを特徴として成るものである。このような手
段をとることにより、原木形状を検出する段階におい
て、末口側の年輪芯を確保した状態で爾後の処理が行わ
れる。
【0006】更にまた請求項3記載の芯持角材の挽割方
法は、前記要件に加え、前記原木の年輪芯にはあらかじ
めマーキングを行うことを特徴として成るものである。
このような手段をとることにより、作業CCDカメラに
よって撮像された像をを見ながら、末口側の年輪芯を角
材中心に合わせるような操作を目視確認できる。
法は、前記要件に加え、前記原木の年輪芯にはあらかじ
めマーキングを行うことを特徴として成るものである。
このような手段をとることにより、作業CCDカメラに
よって撮像された像をを見ながら、末口側の年輪芯を角
材中心に合わせるような操作を目視確認できる。
【0007】更にまた請求項4記載の芯持角材の挽割方
法は、前記要件に加え、前記原木の年輪芯を検出するに
あたっては、CCDカメラによって行うことを特徴とし
て成るものである。このような手段をとることにより、
原木の年輪芯にあらかじめマーキングを施しておけば、
よりその位置の検出が確実に行われる。
法は、前記要件に加え、前記原木の年輪芯を検出するに
あたっては、CCDカメラによって行うことを特徴とし
て成るものである。このような手段をとることにより、
原木の年輪芯にあらかじめマーキングを施しておけば、
よりその位置の検出が確実に行われる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明を図示の実施の形態に
基づいて具体的に説明する。図1、2は本発明の方法が
実施される製材装置1を骨格的に示すものであって、挽
割作業を直接担う挽割装置2、挽割装置2へ原木A0 を
規制された姿勢で送り込む送材装置3、原木A0 を他の
ストックヤードから送り込む材送込装置4、更には材送
込装置4と送材装置3との間において本発明を実質的に
実施する木取設定装置5とを具えて成る。そしてこの木
取設定装置5は大別すると、仮設定装置6、芯出装置
7、チャージング装置8とを具える。
基づいて具体的に説明する。図1、2は本発明の方法が
実施される製材装置1を骨格的に示すものであって、挽
割作業を直接担う挽割装置2、挽割装置2へ原木A0 を
規制された姿勢で送り込む送材装置3、原木A0 を他の
ストックヤードから送り込む材送込装置4、更には材送
込装置4と送材装置3との間において本発明を実質的に
実施する木取設定装置5とを具えて成る。そしてこの木
取設定装置5は大別すると、仮設定装置6、芯出装置
7、チャージング装置8とを具える。
【0009】まず挽割装置2は、一例として二重挽きの
タイプの帯鋸盤11を適用するものであり、このものは
すでに公知の構成をとるものである。なお符号12は直
接挽割作業を担う帯鋸刃である。もちろんこのような二
重挽帯鋸盤に限らず一重挽き、四重挽きのものであって
もよいし、また帯鋸盤に限らず一重挽きあるいは多重挽
きの丸鋸盤であっても差し支えない。
タイプの帯鋸盤11を適用するものであり、このものは
すでに公知の構成をとるものである。なお符号12は直
接挽割作業を担う帯鋸刃である。もちろんこのような二
重挽帯鋸盤に限らず一重挽き、四重挽きのものであって
もよいし、また帯鋸盤に限らず一重挽きあるいは多重挽
きの丸鋸盤であっても差し支えない。
【0010】次に送材装置3は挽割装置2に対して正確
な挽き割りができるように原木A0を正確な姿勢を保持
して送り込むための装置であって、送材架台13を主要
部材とし、その下方に取り付けられた車輪14がレール
15上を転動することにより、挽割装置2側に移動自在
に構成されている。そして送材架台13にはカスガイ装
置16を具える。このカスガイ装置16は少なくとも挽
き割った原木A0 を90°反転できるような構成として
おくことが望ましい。更にはカスガイ装置16に掴持し
た原木A0 を更に微小な範囲で掴持中心をずらすような
調節ができるものであることが更に望ましい。これらの
構成についてはすでに公知の手法が種々存在するもので
あり、それらを適宜適用できるほか、以後開発され得る
機構を適用できることは言うまでもない。
な挽き割りができるように原木A0を正確な姿勢を保持
して送り込むための装置であって、送材架台13を主要
部材とし、その下方に取り付けられた車輪14がレール
15上を転動することにより、挽割装置2側に移動自在
に構成されている。そして送材架台13にはカスガイ装
置16を具える。このカスガイ装置16は少なくとも挽
き割った原木A0 を90°反転できるような構成として
おくことが望ましい。更にはカスガイ装置16に掴持し
た原木A0 を更に微小な範囲で掴持中心をずらすような
調節ができるものであることが更に望ましい。これらの
構成についてはすでに公知の手法が種々存在するもので
あり、それらを適宜適用できるほか、以後開発され得る
機構を適用できることは言うまでもない。
【0011】次に材送込装置4について説明すると、こ
のものは適宜数量の本数の原木A0を取り込めるように
したストックコンベヤ17の先端に原木A0 を一本毎、
木取設定装置5側に供給し得るようなステップフィーダ
18を具えて成る。この装置についても種々公知の機構
が存在するものであり、これらを適宜適用し得るほか、
以後開発される機構を適用し得ることはもちろんであ
る。
のものは適宜数量の本数の原木A0を取り込めるように
したストックコンベヤ17の先端に原木A0 を一本毎、
木取設定装置5側に供給し得るようなステップフィーダ
18を具えて成る。この装置についても種々公知の機構
が存在するものであり、これらを適宜適用し得るほか、
以後開発される機構を適用し得ることはもちろんであ
る。
【0012】次に木取設定装置5について説明する。ま
ず仮設定装置6について説明する。このものは前記材送
込装置4からステップフィーダ18を介して一本毎の原
木A0 を供給されてこれを受け取り、次の芯出装置7へ
供給するための予備的作業を行うための装置である。具
体的には一例として鼓状のライブローラ20を具えるも
のであり、このライブローラ20はそのフレームピボッ
ト21を中心として回動自在に構成され、芯出装置7に
おける後述する移送芯出架台24に原木A0 を移載する
ために、下方に退去できるように構成されている。なお
このライブローラ20は原木A0 を長手方向に移送さ
せ、原木A0 の末口a1 側(小径端側)をストッパに当
接させて、原木A0 の末口a1 側をそろえるような作用
を行う。そしてこのライブローラ20の側傍には昇降自
在に直径計測装置22を対設させる。このものは例えば
光電装置等の送受信機を対設したものであり、それが昇
降しながら光電信号が遮断された状態の寸法を計測して
原木A0 の直径の概略を計測する。
ず仮設定装置6について説明する。このものは前記材送
込装置4からステップフィーダ18を介して一本毎の原
木A0 を供給されてこれを受け取り、次の芯出装置7へ
供給するための予備的作業を行うための装置である。具
体的には一例として鼓状のライブローラ20を具えるも
のであり、このライブローラ20はそのフレームピボッ
ト21を中心として回動自在に構成され、芯出装置7に
おける後述する移送芯出架台24に原木A0 を移載する
ために、下方に退去できるように構成されている。なお
このライブローラ20は原木A0 を長手方向に移送さ
せ、原木A0 の末口a1 側(小径端側)をストッパに当
接させて、原木A0 の末口a1 側をそろえるような作用
を行う。そしてこのライブローラ20の側傍には昇降自
在に直径計測装置22を対設させる。このものは例えば
光電装置等の送受信機を対設したものであり、それが昇
降しながら光電信号が遮断された状態の寸法を計測して
原木A0 の直径の概略を計測する。
【0013】そしてこのような仮設定装置6と送材装置
3側に挟まれる範囲を芯出ゾーン23とするものであ
り、ここに芯出装置7を設ける。まず前記仮設定装置6
と芯出装置7との間を往復動できるように移送芯出架台
24を設けるものであり、このものはリニアガイド25
に案内されて横行移動できるように構成されている。そ
して直接原木A0 を支持する昇降架台26がシフトシリ
ンダ27によって昇降自在に組み付けられて成る。
3側に挟まれる範囲を芯出ゾーン23とするものであ
り、ここに芯出装置7を設ける。まず前記仮設定装置6
と芯出装置7との間を往復動できるように移送芯出架台
24を設けるものであり、このものはリニアガイド25
に案内されて横行移動できるように構成されている。そ
して直接原木A0 を支持する昇降架台26がシフトシリ
ンダ27によって昇降自在に組み付けられて成る。
【0014】この芯出ゾーン23にはCCDカメラ28
を不必要時に退去自在に設けるものであり、これらによ
って原木A0 の末口a1 と元口a2 とを目視できるよう
に撮像する。更に芯出ゾーン23における原木A0 の保
持位置近くには、原木A0 の形状を計測するためにこれ
を回転駆動させるための芯出用カスガイ29を原木A0
の末口a1 側と元口a2 側に設ける。なおこの芯出ゾー
ン23における原木A0 の近傍には更に原木A0 の形状
を判別するセンサ30を設けるものであり、具体的には
レーザーセンサなどを原木A0 に照射できるように構成
している。
を不必要時に退去自在に設けるものであり、これらによ
って原木A0 の末口a1 と元口a2 とを目視できるよう
に撮像する。更に芯出ゾーン23における原木A0 の保
持位置近くには、原木A0 の形状を計測するためにこれ
を回転駆動させるための芯出用カスガイ29を原木A0
の末口a1 側と元口a2 側に設ける。なおこの芯出ゾー
ン23における原木A0 の近傍には更に原木A0 の形状
を判別するセンサ30を設けるものであり、具体的には
レーザーセンサなどを原木A0 に照射できるように構成
している。
【0015】次にチャージング装置8について説明す
る。このものは上部に配設されたチャージングレール3
1に対しチャージャユニット32が移動自在に取り付け
られているものであって、チャージャユニット32は直
接原木A0 を掴持するチャージャ爪33を具える。なお
このチャージャ爪33は掴持作用を行っていない場合の
移動等を考慮して、少なくともその下端部を上方に持ち
上げるように昇降自在あるいは回動自在に構成されてい
る。なおこのようなチャージング装置8それ自体につい
てもすでに公知なものであり、それらを適宜適用する。
る。このものは上部に配設されたチャージングレール3
1に対しチャージャユニット32が移動自在に取り付け
られているものであって、チャージャユニット32は直
接原木A0 を掴持するチャージャ爪33を具える。なお
このチャージャ爪33は掴持作用を行っていない場合の
移動等を考慮して、少なくともその下端部を上方に持ち
上げるように昇降自在あるいは回動自在に構成されてい
る。なおこのようなチャージング装置8それ自体につい
てもすでに公知なものであり、それらを適宜適用する。
【0016】このような装置を用いて本発明の芯持角材
の挽割方法が実施される。 (1)原木の供給 原木A0 は図に示すように材送込装置4におけるストッ
クコンベヤ17上に待機しているものが、図3(a)に
示すように一本毎にステップフィーダ18により仮設定
装置6側に移載される。なお原木A0 は遅くとも芯出ゾ
ーン23に移送されるまでの間に末口a1 の年輪芯P0
にマーキングがされる。マーキングの具体的手段は直径
数mm程度の円形着色ラベルを貼ったり、磁性材料の打
ち込み等によってなされる。すなわちステップフィーダ
18の先端近傍に臨む鼓状のライブローラ20上に原木
A0 が供給される。そしてこの位置においてまず原木A
0の末口a1 側の端部を基準位置に設定すべく、図3
(b)に示すようにライブローラ20が回転して原木A
0 の末口a1 をストッパに当て停止させる。その後、図
3(c)に示すように直径計測装置22が下方から上方
に向けて上昇しながら原木A0 の上端まで通過し、この
間でセンサ信号が遮断された寸法により、原木A0 の仮
の直径を計測する。
の挽割方法が実施される。 (1)原木の供給 原木A0 は図に示すように材送込装置4におけるストッ
クコンベヤ17上に待機しているものが、図3(a)に
示すように一本毎にステップフィーダ18により仮設定
装置6側に移載される。なお原木A0 は遅くとも芯出ゾ
ーン23に移送されるまでの間に末口a1 の年輪芯P0
にマーキングがされる。マーキングの具体的手段は直径
数mm程度の円形着色ラベルを貼ったり、磁性材料の打
ち込み等によってなされる。すなわちステップフィーダ
18の先端近傍に臨む鼓状のライブローラ20上に原木
A0 が供給される。そしてこの位置においてまず原木A
0の末口a1 側の端部を基準位置に設定すべく、図3
(b)に示すようにライブローラ20が回転して原木A
0 の末口a1 をストッパに当て停止させる。その後、図
3(c)に示すように直径計測装置22が下方から上方
に向けて上昇しながら原木A0 の上端まで通過し、この
間でセンサ信号が遮断された寸法により、原木A0 の仮
の直径を計測する。
【0017】(2)芯出装置への移動 このようにしてライブローラ20上に保持されていた原
木A0 は、その下方に待機している芯出装置7における
移送芯出架台24に受け取られる。具体的には図4
(a)に示すように昇降架台26が原木A0 を支承状態
に受け取るとともに、ライブローラ20がフレームピボ
ット21を中心に下方に退去することによって移送芯出
架台24上に取り込まれる。このような状態で移送芯出
架台24は図4(b)に示すように芯出ゾーン23まで
移動してゆく。そして芯出ゾーン23においては、すで
に前工程において原木A0 の概ねの外形を検出している
ことから、その検出値に応じて原木A0 の仮芯が芯出用
カスガイ29によってチャッキングできるような位置ま
で上昇させる。
木A0 は、その下方に待機している芯出装置7における
移送芯出架台24に受け取られる。具体的には図4
(a)に示すように昇降架台26が原木A0 を支承状態
に受け取るとともに、ライブローラ20がフレームピボ
ット21を中心に下方に退去することによって移送芯出
架台24上に取り込まれる。このような状態で移送芯出
架台24は図4(b)に示すように芯出ゾーン23まで
移動してゆく。そして芯出ゾーン23においては、すで
に前工程において原木A0 の概ねの外形を検出している
ことから、その検出値に応じて原木A0 の仮芯が芯出用
カスガイ29によってチャッキングできるような位置ま
で上昇させる。
【0018】(3)末口の年輪芯の検出 このような状態で特に原木A0 の末口a1 側において
は、CCDカメラ芯(すなわちこれが芯出用カスガイ2
9の末口a1 側の芯と一致している)と一致させるべ
く、移送芯出架台24における昇降架台26を図4
(c)に示すように上昇させ、あるいは移送芯出架台2
4全体を横行方向に移動させる。もちろん元口a2 側で
も原木A0 の年輪芯P0 を探るべく、同様の操作が行わ
れてもよい。
は、CCDカメラ芯(すなわちこれが芯出用カスガイ2
9の末口a1 側の芯と一致している)と一致させるべ
く、移送芯出架台24における昇降架台26を図4
(c)に示すように上昇させ、あるいは移送芯出架台2
4全体を横行方向に移動させる。もちろん元口a2 側で
も原木A0 の年輪芯P0 を探るべく、同様の操作が行わ
れてもよい。
【0019】(4)形状検出 図5(a)に示すようにこのような状態に原木A0 を保
持した後、CCDカメラ28は横に退去し、続いて芯出
用カスガイ29が前進して原木A0 の末口a1と元口a
2 とをチャッキングする。その後、図5(b)に示すよ
うに芯出用カスガイ29が回転し、原木A0 が回転し、
原木A0 の近傍におけるセンサ30からレーザ光等が原
木A0 に照射され、その外形形状をデータ化する。
持した後、CCDカメラ28は横に退去し、続いて芯出
用カスガイ29が前進して原木A0 の末口a1と元口a
2 とをチャッキングする。その後、図5(b)に示すよ
うに芯出用カスガイ29が回転し、原木A0 が回転し、
原木A0 の近傍におけるセンサ30からレーザ光等が原
木A0 に照射され、その外形形状をデータ化する。
【0020】(5)木取位置の決定 このようなデータにより芯持角材になり得る最も効率の
良い木取位置をマイクロコンピュータによって割り出
し、芯出作業が行われる。具体的には芯出用カスガイ2
9それ自体が上下左右方向に移動し、挽き割りのパター
ンが決定される。
良い木取位置をマイクロコンピュータによって割り出
し、芯出作業が行われる。具体的には芯出用カスガイ2
9それ自体が上下左右方向に移動し、挽き割りのパター
ンが決定される。
【0021】(6)チャージング装置による移動 このように決定された位置に対し図6(a)に示すよう
にチャージング装置8におけるチャージャユニット32
のチャージャ爪33が左右から原木A0 を把持する。因
みにチャージャ爪33は掴持部にタッチセンサを具え、
常にすでに芯出しされた原木A0 の位置がずれないよう
な状態で掴持し、その掴持した位置に応じてその掴持し
た位置を記憶しておくのである。この状態でチャージャ
ユニット32はチャージングレール31上を吊持状態に
横行移動し、原木A0 を送材装置3に移送させる。この
ように送られた原木A0 の挽割姿勢はそのまま保存され
た状態で送材装置3におけるカスガイ装置16によっ
て、すでに割り出された芯位置で保持される。このとき
特に原木A0 の末口a1 側では図7(b)に示すように
年輪芯P0 が製品材A1 の角材中心P1 と合致するよう
な状態に設定されている。
にチャージング装置8におけるチャージャユニット32
のチャージャ爪33が左右から原木A0 を把持する。因
みにチャージャ爪33は掴持部にタッチセンサを具え、
常にすでに芯出しされた原木A0 の位置がずれないよう
な状態で掴持し、その掴持した位置に応じてその掴持し
た位置を記憶しておくのである。この状態でチャージャ
ユニット32はチャージングレール31上を吊持状態に
横行移動し、原木A0 を送材装置3に移送させる。この
ように送られた原木A0 の挽割姿勢はそのまま保存され
た状態で送材装置3におけるカスガイ装置16によっ
て、すでに割り出された芯位置で保持される。このとき
特に原木A0 の末口a1 側では図7(b)に示すように
年輪芯P0 が製品材A1 の角材中心P1 と合致するよう
な状態に設定されている。
【0022】(7)挽き割り このようなチャッキングがされた後、常法に従い送材架
台13を挽割装置2側に移送させ、図6(b)に示すよ
うに帯鋸刃12によって原木A0 のまず二面を挽き出し
て、いわゆる太鼓挽きし、次いで原木A0 を始発位置に
戻してカスガイ装置16を90°反転させ、原木A0 を
90°回転させた状態で再び挽割装置2側に送り込ん
で、残った二面を挽き出して最終的に芯持角材としての
製品材A1を得るのである。なおこのような方法におい
て、例えば末口a1 側の年輪芯P0を角材中心P1 に合
致させることを第一の要点とするものであるが、それに
こだわる余り、図8(b)に示すように極端に木取りの
歩留りが悪化し、あるいは製品材A1 の太さが過剰に細
くなるような場合には、図8(c)に示すように年輪芯
P0 と角材中心P1 との合致範囲を多少許容できる範囲
にズレを生じさせ、製品材A1 としての有利な形体をと
り得るようにすることが可能である。
台13を挽割装置2側に移送させ、図6(b)に示すよ
うに帯鋸刃12によって原木A0 のまず二面を挽き出し
て、いわゆる太鼓挽きし、次いで原木A0 を始発位置に
戻してカスガイ装置16を90°反転させ、原木A0 を
90°回転させた状態で再び挽割装置2側に送り込ん
で、残った二面を挽き出して最終的に芯持角材としての
製品材A1を得るのである。なおこのような方法におい
て、例えば末口a1 側の年輪芯P0を角材中心P1 に合
致させることを第一の要点とするものであるが、それに
こだわる余り、図8(b)に示すように極端に木取りの
歩留りが悪化し、あるいは製品材A1 の太さが過剰に細
くなるような場合には、図8(c)に示すように年輪芯
P0 と角材中心P1 との合致範囲を多少許容できる範囲
にズレを生じさせ、製品材A1 としての有利な形体をと
り得るようにすることが可能である。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明は原木A0 の末
口a1 において年輪芯P0 と芯持角材としての製品材A
1 における角材中心P1 とが、ほぼ合致しているから、
製品材A1 となった後、このものが変形する等の事態の
発生を防止し得る。
口a1 において年輪芯P0 と芯持角材としての製品材A
1 における角材中心P1 とが、ほぼ合致しているから、
製品材A1 となった後、このものが変形する等の事態の
発生を防止し得る。
【図1】本発明の芯持角材の挽割方法を実施する製材装
置を示す骨格的正面図である。
置を示す骨格的正面図である。
【図2】同上骨格的平面図である。
【図3】本発明の芯持角材の挽割方法を段階的に示す説
明図であって、このうち原木の供給の様子を示す正面図
並びに平面図である。
明図であって、このうち原木の供給の様子を示す正面図
並びに平面図である。
【図4】同上芯出装置への移動の様子及び末口の年輪芯
の検出の様子を示す正面図である。
の検出の様子を示す正面図である。
【図5】同上原木の形状検出の様子を示す平面図並びに
正面図である。
正面図である。
【図6】同上チャージング装置による移動の様子並びに
挽き割りの様子を示す正面図である。
挽き割りの様子を示す正面図である。
【図7】年輪芯が原木の中心付近に位置する場合の芯持
角材の挽割態様を示す説明図である。
角材の挽割態様を示す説明図である。
【図8】年輪芯が原木の中心から幾分偏って位置する場
合の芯持角材の二種の挽割態様を示す説明図である。
合の芯持角材の二種の挽割態様を示す説明図である。
1 製材装置 2 挽割装置 3 送材装置 4 材送込装置 5 木取設定装置 6 仮設定装置 7 芯出装置 8 チャージング装置 11 帯鋸盤 12 帯鋸刃 13 送材架台 14 車輪 15 レール 16 カスガイ装置 17 ストックコンベヤ 18 ステップフィーダ 20 ライブローラ 21 フレームピボット 22 直径計測装置 23 芯出ゾーン 24 移送芯出架台 25 リニアガイド 26 昇降架台 27 シフトシリンダ 28 CCDカメラ 29 芯出用カスガイ 30 センサ 31 チャージングレール 32 チャージャユニット 33 チャージャ爪 A0 原木 A1 製品材 a1 末口 a2 元口 P0 年輪芯 P1 角材中心
Claims (4)
- 【請求項1】 丸太状の原木の四面を挽き落として芯持
角材を得るにあたり、末口側の角材中心が年輪芯にほぼ
合致するようにしたことを特徴とする芯持角材の挽割方
法。 - 【請求項2】 末口側の角材中心を年輪芯にほぼ合致さ
せるにあたり、原木の仮芯を設定した後、原木を芯出装
置に移送し、そこで原木の年輪芯を検出するようにした
ことを特徴とする請求項1記載の芯持角材の挽割方法。 - 【請求項3】 前記原木の年輪芯にはあらかじめマーキ
ングを行うことを特徴とする請求項1または2記載の芯
持角材の挽割方法。 - 【請求項4】 前記原木の年輪芯を検出するにあたって
は、CCDカメラによって行うことを特徴とする請求項
1、2または3記載の芯持角材の挽割方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24865795A JPH0966501A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 芯持角材の挽割方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24865795A JPH0966501A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 芯持角材の挽割方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0966501A true JPH0966501A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=17181397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24865795A Pending JPH0966501A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 芯持角材の挽割方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0966501A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11320504A (ja) * | 1998-05-14 | 1999-11-24 | Ishita:Kk | 製材方法並びに製材装置 |
| JP2009262487A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Kikukawa Tekkosho:Kk | 丸太の姿勢制御式供給装置および丸太の供給方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS499798A (ja) * | 1972-05-30 | 1974-01-28 | ||
| JPH0639803A (ja) * | 1992-06-26 | 1994-02-15 | Kikukawa Tekkosho:Kk | 原木の芯出方法及び装置 |
| JPH07214504A (ja) * | 1994-02-04 | 1995-08-15 | Ishita:Kk | 製材装置用給材方法並びにその装置 |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP24865795A patent/JPH0966501A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS499798A (ja) * | 1972-05-30 | 1974-01-28 | ||
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| JP2009262487A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Kikukawa Tekkosho:Kk | 丸太の姿勢制御式供給装置および丸太の供給方法 |
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