JPH0966553A - 折り曲げ切断性に優れたポリスチレン系シート - Google Patents

折り曲げ切断性に優れたポリスチレン系シート

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Publication number
JPH0966553A
JPH0966553A JP7223982A JP22398295A JPH0966553A JP H0966553 A JPH0966553 A JP H0966553A JP 7223982 A JP7223982 A JP 7223982A JP 22398295 A JP22398295 A JP 22398295A JP H0966553 A JPH0966553 A JP H0966553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
butadiene
resin
bending
styrene
Prior art date
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Pending
Application number
JP7223982A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayoshi Ito
久義 伊藤
Kazushi Hiramatsu
和士 平松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication of JPH0966553A publication Critical patent/JPH0966553A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】切り込みを入れて折り曲げる際に、一回の折り
曲げ動作で完全に切断可能なシートを得る。 【解決手段】重量平均分子量Mwが160,000〜2
00,000、ブタジエン含有量6〜10wt%、架橋
したブタジエン粒子の平均粒子径Lvが1〜5μmであ
るブタジエン変性ポリスチレン樹脂(a)50〜100
wt%と、スチレン系重合体樹脂(b)0〜50wt%
をブレンドしてなる樹脂組成物をTダイキャスト法によ
りシート状に押し出し成形する事により得る、折り曲げ
切断性に優れたシート及び該シートを容器成形して成る
折り曲げ切断性に優れた容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切り込みを入れて
折り曲げる際に、一回の折り曲げ動作で完全に切断可能
な、折り曲げ切断性に優れたポリスチレン系シ−トに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】コーヒーミルクやガムシロップ等のポー
ションパック類の容器には、従来ポリスチレン系シート
を原料にし、真空成形で製造されている。これらポーシ
ョンパック類の開封を容易とするため、突起部を設け、
その突起に切り込みを入れて突起の切断を容易にして開
封される仕組みになっている。開封に用いられる突起部
に折り曲げ切断性を付与するためには、シートの原料処
方中のゴム量を減少させる方法、ゴム粒子径を小さくす
る方法及び無機添加物の添加等の方法により、組成物自
体の脆性を発現させて、上記特性を満たしていた。しか
し、この方法を用いるとシート及び容器の耐衝撃強度が
低下するという重大な問題点があった。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】従来の技術では不可
能であった、シートの耐衝撃強度と折り曲げ切断性を兼
備したポリスチレン系樹脂シートを提供すること。
【0004】
【課題を解決するための手段】発明者らは上記課題を解
決すべく鋭意研究した結果、重量平均分子量Mwが16
0,000〜200,000、ブタジエン含有量6〜1
0wt%、架橋したブタジエン粒子の平均粒子径Lvが
1〜5μmである耐衝撃性ポリスチレン系樹脂とスチレ
ン系重合体樹脂をブレンドしてなる樹脂組成物をTダイ
キャスト法によりシート状に押出成形することにより、
上記課題を解決できることを見出だした。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる耐衝撃性ポリ
スチレン系樹脂(a)は、ビニル芳香族化合物もしくは
これと共重合可能なモノマーとエラストマーとの混合物
を重合することにより得られ、重合方法としては懸濁重
合、乳化重合、塊状重合、塊状−懸濁重合などが一般に
行われている。
【0006】ビニル芳香族化合物としては、スチレン、
α−メチルスチレン、o−メチルスチレン、m−メチル
スチレン、p−メチルスチレンなどで特にスチレンが挙
げられる。これに共重合可能なモノマーとしてはアクリ
ロニトリル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ルなどが挙げられる。
【0007】エラストマー成分としては、常温でゴム的
性質を示すものであればよく、例えば、ポリブタジエ
ン、スチレン−ブタジエン共重合体類、スチレン−ブタ
ジエンブロック共重合体類などが用いられる。
【0008】成分(a)のブタジエン含有量6〜10w
t%、好ましくは、7〜9重量%、重量平均分子量Mw
が160,000〜200,000、好ましくは、16
0,000〜180,000、架橋したブタジエン粒子
の平均粒子径Lvが1〜5μm、好ましくは、2〜3μ
mであるブタジエン変性ポリスチレン樹脂である。
【0009】ブタジエン含有量が6wt%より少ない場
合、架橋したブタジエン粒子の平均粒子径Lvが1μm
より小さい場合もしくは5μmより大きい場合、シート
に十分な耐衝撃性を付与することができない。また、重
量平均分子量Mwが200,000より大きい場合、シ
ートの脆性を十分に高めることができず折り曲げ切断性
が付与できない。成分(a)の重量平均分子量Mwが1
60,000より小さい場合、シートに十分な耐衝撃性
を付与することができない。
【0010】本発明で用いられるスチレン系重合体樹脂
(b)とは、ビニル置換芳香族化合物若しくはこれと共
重合可能なモノマーを重合することにより得られるもの
である。ビニル置換芳香族化合物としては、スチレン、
α−メチルスチレン、o−メチルスチレン、p−メチル
スチレン等が挙げられ、ビニル置換芳香族化合物と共重
合可能なモノマーとしては、α−メチルスチレン、o−
メチルスチレン、p−メチルスチレン、アクリルニトリ
ル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、無水
マレイン酸等が挙げられる。特に好ましいスチレン系重
合体としては、ポリスチレン、アクリルニトリル−スチ
レン共重合体、アクリル酸エステル−スチレン共重合
体、メタクリル酸エステル−スチレン共重合体、無水マ
レイン酸−スチレン共重合体等が挙げられ、これらは目
的に応じて単独又は二種以上の混合物として用いること
ができる。
【0011】樹脂組成物中の上記2成分のブレンド比を
以下に示す。
【0012】成分(a);50〜100wt%、好まし
くは、70〜90wt% 成分(b); 0〜 50wt%、好ましくは、10〜
30wt% 成分(a)が、50wt%より少ない場合には、十分な
耐衝撃強度を得ることができず、成形したシート及び容
器は商品価値を失ってしまう。
【0013】本発明においては、前記した通り各2成分
を特定量使用してなる樹脂組成物を原料として用いるこ
とにより、耐衝撃性を発現させ、またこのときブタジエ
ン変性ポリスチレン樹脂の重量平均分子量Mwが、16
0,000〜200,000のものを用いることにより
シートの脆性を高め、折り曲げ切断性を発現させること
ができる。
【0014】本発明の樹脂組成物は、前記2成分の重合
体以外にも必要に応じて紫外線吸収剤、酸化防止剤、滑
剤、可塑剤、補強材、スリップ剤、アンチブロッキング
剤、核剤、架橋剤、帯電防止剤、防曇剤、難燃剤、顔
料、染料等の添加剤が含まれていてもよい。
【0015】本発明の樹脂組成物を得る方法としては、
従来公知の任意の手段を用いることができる。例えば、
タンブラー型ブレンダー、リボンブレンダー、V型ブレ
ンダー、ヘンシェルミキサー等において原料を混合する
方法及び前記方法で混合した混合物を押出機、ニーダ
ー、バンバリーミキサー等で溶融混練する方法等が用い
られる。
【0016】本発明のシートは、共押出法により各種材
料と積層されていても良いし、またヒートラミネーショ
ンやドライラミネーション等の手法により他のシートと
の積層体として用いても何ら問題はない。
【0017】押し出し成形により得られたシートを、容
器に二次加工する方法としては、従来公知の成形法であ
る、圧空成形、真空成形、熱板成形等が挙げられる。
【0018】以上の方法で得られた本発明のシート及び
容器は、高度な耐衝撃強度を備え且つ、折り曲げ切断性
に優れており、コーヒーミルクやガムシロップ等のポー
ションパック等の突起部のハーフカット性を要求される
分野に使用できる。
【0019】以下、実施例を挙げる。
【0020】
【実施例】本発明で用いた架橋ブタジエン粒子の平均粒
子径Lvとは超薄切片法を用いてシートの透過型顕微鏡
写真を撮影し、ゴム状重合体粒子1000個の円換算粒
子径を測定して次式を用いて算出した値である。
【数1】 本実験で使用した樹脂を下に記した。 成分(a);樹脂1.ブタジエン変性ポリスチレン 重量平均分子量Mw 約180,000 ブタジエン平均粒子径Lv 2.9 樹脂2.ブタジエン変性ポリスチレン 重量平均分子量Mw 約240、000 ブタジエン平均粒子径Lv 4.0 樹脂3.ブタジエン変性ポリスチレン 重量平均分子量Mw 約200、000 ブタジエン平均粒子径Lv 0.8 成分(b);一般用ポリスチレン 住友化学製GPPS E183 本実験における評価方法及び評価基準を以下に記した。 落錘衝撃試験…ASTM D1709に準拠。撃芯先端
R1/2インチ。値が大きいほど耐衝撃強度が高い。 折り曲げ切断性…シートの残存肉厚が0.15mmにな
るように、120℃の刃でシートに切り込みを入れ、指
で切り込みの反対方向に180°折り曲げて、切断でき
るかを評価した。一回の折り曲げ動作で切断できれば
○、できなければ×とした。 (実施例1、2)表1に示した配合割合に従い各成分を
タンブラー型ブレンダーにて混合し、115mmΦスク
リュー、L/D=30の2軸押出機でTダイキャスト法
により厚さ0.65mmのシートを成形した。シート化
時のダイリップとロール間の距離、いわゆるエアギャッ
プは150mmで、シートの引取り速度を3.0m/m
in.に設定した。得られたシートの評価結果を表1に
示した。落錘衝撃強度が23℃で7kgfcm以上で良
好な折り曲げ切断性が得られており、本発明のシートが
良好な耐衝撃強度と折り曲げ切断性を兼備していること
が明らかである。 (比較例1)成分(b)の配合量が50wt%よりも多
い場合は、折り曲げ切断性は良好なものの、落錘衝撃強
度が5kgfcm以下と耐衝撃性に劣ることが分かる。 (比較例2)成分(a)の重量平均分子量が200,0
00より大きい場合は、落錘衝撃強度は十分なものの、
一回の折り曲げ動作で切断することができず、折り曲げ
切断性に劣ることが分かる。 (比較例3)成分(a)の架橋したブタジエン粒子の平
均粒子径Lvが1μmの場合は、落錘衝撃強度が5kg
fcm以下と耐衝撃性に劣ることが分かる。
【表1】
【0021】
【発明の効果】特定の耐衝撃性ポリスチレン系樹脂とス
チレン系重合体樹脂をブレンドしてなる樹脂組成物をT
ダイキャスト法によりシート状に押出成形することによ
り、従来の技術では不可能であった、シートの耐衝撃強
度と折り曲げ切断性を兼備したポリスチレン系樹脂シー
トを得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 25/10 LDT C08L 25/10 LDT // B29K 25:00 B29L 7:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量平均分子量Mwが160,000〜2
    00,000、ブタジエン含有量6〜10wt%、架橋
    したブタジエン粒子の平均粒子径Lvが1〜5μmであ
    る耐衝撃性ポリスチレン系樹脂(a)50〜100wt
    %と、スチレン系重合体樹脂(b)0〜50wt%をブ
    レンドしてなる樹脂組成物をTダイキャスト法によりシ
    ート状に押出成形するポリスチレン系樹脂シート。
JP7223982A 1995-08-31 1995-08-31 折り曲げ切断性に優れたポリスチレン系シート Pending JPH0966553A (ja)

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