JPH0966721A - ストラットマウントおよびその製造方法 - Google Patents
ストラットマウントおよびその製造方法Info
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- JPH0966721A JPH0966721A JP22304395A JP22304395A JPH0966721A JP H0966721 A JPH0966721 A JP H0966721A JP 22304395 A JP22304395 A JP 22304395A JP 22304395 A JP22304395 A JP 22304395A JP H0966721 A JPH0966721 A JP H0966721A
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- plate portion
- sleeve
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 少ない部品点数で容易にストッパ機構が構成
され得るストラットマウントを提供すること。 【解決手段】 インナスリーブ12の軸方向一方の側に
おいて、径方向外方に広がり且つ外周縁部において折り
返されて二重に密着された円環状の重ね合わせ板部30
を形成し、該重ね合わせ板部30を、アウタスリーブ1
4に対して軸方向に所定距離を隔てて対向位置せしめる
ことによって、ストッパ機構を構成すると共に、かかる
重ね合わせ板部30の内周部分に、ベアリング34がか
しめ固定される筒状の保持部32を形成した。
され得るストラットマウントを提供すること。 【解決手段】 インナスリーブ12の軸方向一方の側に
おいて、径方向外方に広がり且つ外周縁部において折り
返されて二重に密着された円環状の重ね合わせ板部30
を形成し、該重ね合わせ板部30を、アウタスリーブ1
4に対して軸方向に所定距離を隔てて対向位置せしめる
ことによって、ストッパ機構を構成すると共に、かかる
重ね合わせ板部30の内周部分に、ベアリング34がか
しめ固定される筒状の保持部32を形成した。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、車両のサスペンション機構にお
いて緩衝器(ショックアブソーバ)の車体への取付部位
に介装されて該緩衝器を車体に対して防振支持せしめる
ストラットマウントと、その製造方法に関するものであ
る。
いて緩衝器(ショックアブソーバ)の車体への取付部位
に介装されて該緩衝器を車体に対して防振支持せしめる
ストラットマウントと、その製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【背景技術】車両のサスペンション機構においては、緩
衝器を通じての車輪側から車体側への振動伝達を軽減す
るために、一般に、緩衝器の車体への取付部に対してス
トラットマウントが介装されている。
衝器を通じての車輪側から車体側への振動伝達を軽減す
るために、一般に、緩衝器の車体への取付部に対してス
トラットマウントが介装されている。
【0003】そして、かかるストラットマウントは、例
えば、図9に示されているように、インナスリーブ2
と、該インナスリーブ2の径方向外方に所定距離を隔て
て配されたアウタスリーブ4を、ゴム弾性体6によって
弾性的に連結せしめた構造を有し、インナスリーブ2
が、その軸方向端部にかしめ固定されたベアリング7を
介して、緩衝器のピストンロッドに取り付けられる一
方、アウタスリーブ4が、その軸方向端部に突設された
フランジ状部において車体に取り付けられるようにされ
ている。また、インナスリーブ2の軸方向中間部分に
は、径方向外方に向かって広がる円環板状のストッパ金
具8が溶着されて、アウタスリーブ4の軸方向端部に対
して所定距離を隔てて対向位置せしめられており、該ス
トッパ金具8が緩衝ゴム9を介してアウタスリーブ4に
当接することによってインナスリーブ2とアウタスリー
ブ4の軸方向相対変位量を制限するストッパ機構が構成
されている。
えば、図9に示されているように、インナスリーブ2
と、該インナスリーブ2の径方向外方に所定距離を隔て
て配されたアウタスリーブ4を、ゴム弾性体6によって
弾性的に連結せしめた構造を有し、インナスリーブ2
が、その軸方向端部にかしめ固定されたベアリング7を
介して、緩衝器のピストンロッドに取り付けられる一
方、アウタスリーブ4が、その軸方向端部に突設された
フランジ状部において車体に取り付けられるようにされ
ている。また、インナスリーブ2の軸方向中間部分に
は、径方向外方に向かって広がる円環板状のストッパ金
具8が溶着されて、アウタスリーブ4の軸方向端部に対
して所定距離を隔てて対向位置せしめられており、該ス
トッパ金具8が緩衝ゴム9を介してアウタスリーブ4に
当接することによってインナスリーブ2とアウタスリー
ブ4の軸方向相対変位量を制限するストッパ機構が構成
されている。
【0004】しかしながら、このようにストッパ金具8
をインナスリーブ2の外周面に溶着固定した従来構造の
ストラットマウントにおいては、インナスリーブ2とス
トッパ金具8を別々に形成した後に溶接しなければなら
ないために、部品点数と製作工程数が多くなることが避
けられないことに加えて、溶接強度検査等の品質管理が
必要な場合があり、低コスト化が難しいという問題があ
った。
をインナスリーブ2の外周面に溶着固定した従来構造の
ストラットマウントにおいては、インナスリーブ2とス
トッパ金具8を別々に形成した後に溶接しなければなら
ないために、部品点数と製作工程数が多くなることが避
けられないことに加えて、溶接強度検査等の品質管理が
必要な場合があり、低コスト化が難しいという問題があ
った。
【0005】しかも、ゴム弾性体6の接着面であるイン
ナスリーブ2の外周面において、ストッパ金具8の溶着
により隅部(エッジ部)が生ずるために、荷重入力時に
ゴム弾性体6に対して応力集中が発生し易いことに加え
て、ストッパ金具8の溶接時におけるインナスリーブ2
およびストッパ金具8の表面へのスパッタ付着やビード
の荒れ等によっても、ゴム弾性体6の応力集中の原因と
なる鋭角的突起が発生し易いという問題があったのであ
り、ゴム弾性体6の耐久性確保等のために検査や処理等
が必要な場合があった。
ナスリーブ2の外周面において、ストッパ金具8の溶着
により隅部(エッジ部)が生ずるために、荷重入力時に
ゴム弾性体6に対して応力集中が発生し易いことに加え
て、ストッパ金具8の溶接時におけるインナスリーブ2
およびストッパ金具8の表面へのスパッタ付着やビード
の荒れ等によっても、ゴム弾性体6の応力集中の原因と
なる鋭角的突起が発生し易いという問題があったのであ
り、ゴム弾性体6の耐久性確保等のために検査や処理等
が必要な場合があった。
【0006】さらに、防錆や耐久性向上等のためにイン
ナスリーブ2やストッパ金具8の外周面に化成被膜処理
を施す場合には、インナスリーブ2とストッパ金具8と
の溶着隅部(エッジ部)に処理液が残留し易く、後工程
への悪影響等を防止するために液の除去に関する品質管
理が問題となる場合もあった。
ナスリーブ2やストッパ金具8の外周面に化成被膜処理
を施す場合には、インナスリーブ2とストッパ金具8と
の溶着隅部(エッジ部)に処理液が残留し易く、後工程
への悪影響等を防止するために液の除去に関する品質管
理が問題となる場合もあった。
【0007】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決すべき課
題とするところは、少ない部品点数でストッパ機構が構
成される、改良された構造のストラットマウントを提供
することにある。
を背景として為されたものであって、その解決すべき課
題とするところは、少ない部品点数でストッパ機構が構
成される、改良された構造のストラットマウントを提供
することにある。
【0008】また、本発明は、ゴム弾性体における荷重
入力時の応力集中が軽減乃至は解消される、改良された
構造のストラットマウントを提供することも、解決すべ
き課題とする。
入力時の応力集中が軽減乃至は解消される、改良された
構造のストラットマウントを提供することも、解決すべ
き課題とする。
【0009】更にまた、本発明は、少ない工程数で、且
つ安定した部材強度をもって、ストッパ機構を備えたス
トラットマウントを容易に製造することの出来るストラ
ットマウントの製造方法を提供することも、解決すべき
課題とする。
つ安定した部材強度をもって、ストッパ機構を備えたス
トラットマウントを容易に製造することの出来るストラ
ットマウントの製造方法を提供することも、解決すべき
課題とする。
【0010】
【解決手段】そして、かかる課題を解決するために、本
発明の特徴とするところは、ベアリングを介して緩衝器
が取り付けられるインナスリーブと、該インナスリーブ
の径方向外方に所定距離を隔てて配されて車体に取り付
けられるアウタスリーブとを、ゴム弾性体にて弾性的に
連結せしめたストラットマウントにおいて、前記インナ
スリーブの軸方向一方の側を径方向外方に向かって広げ
て、その外周縁部で径方向内方に折り返し密着させて円
環状の重ね合わせ板部を形成し、該重ね合わせ板部を前
記アウタスリーブ側に対して軸方向に所定距離を隔てて
対向位置せしめることにより、該アウタスリーブ側への
当接により該インナスリーブと該アウタスリーブの軸方
向の相対的変位量を制限するストッパ機構を構成する一
方、かかるインナスリーブにおける該重ね合わせ板部の
内周部分に、前記ベアリングをかしめ固定したことにあ
る。
発明の特徴とするところは、ベアリングを介して緩衝器
が取り付けられるインナスリーブと、該インナスリーブ
の径方向外方に所定距離を隔てて配されて車体に取り付
けられるアウタスリーブとを、ゴム弾性体にて弾性的に
連結せしめたストラットマウントにおいて、前記インナ
スリーブの軸方向一方の側を径方向外方に向かって広げ
て、その外周縁部で径方向内方に折り返し密着させて円
環状の重ね合わせ板部を形成し、該重ね合わせ板部を前
記アウタスリーブ側に対して軸方向に所定距離を隔てて
対向位置せしめることにより、該アウタスリーブ側への
当接により該インナスリーブと該アウタスリーブの軸方
向の相対的変位量を制限するストッパ機構を構成する一
方、かかるインナスリーブにおける該重ね合わせ板部の
内周部分に、前記ベアリングをかしめ固定したことにあ
る。
【0011】このような本発明に従う構造とされたスト
ラットマウントにおいては、アウタスリーブ側への当接
によってインナスリーブとアウタスリーブの軸方向相対
的変位量を制限するストッパ機構が、インナスリーブに
一体形成された重ね合わせ板部によって構成されている
ことから、ストッパ金具等を別途形成したり、ストッパ
金具等をインナスリーブに溶着したりする必要がないの
であり、従って、部品点数の減少による構造の簡略化と
製作性の向上が達成される。
ラットマウントにおいては、アウタスリーブ側への当接
によってインナスリーブとアウタスリーブの軸方向相対
的変位量を制限するストッパ機構が、インナスリーブに
一体形成された重ね合わせ板部によって構成されている
ことから、ストッパ金具等を別途形成したり、ストッパ
金具等をインナスリーブに溶着したりする必要がないの
であり、従って、部品点数の減少による構造の簡略化と
製作性の向上が達成される。
【0012】しかも、本発明に従う構造とされたストラ
ットマウントにおいては、インナスリーブを折り返して
二重に重ね合わせることによって厚肉とされて高強度化
された重ね合わせ板部によりストッパ機構が構成されて
いるのであり、それ故、ストッパ機構の耐荷重強度も有
利に確保され得る。
ットマウントにおいては、インナスリーブを折り返して
二重に重ね合わせることによって厚肉とされて高強度化
された重ね合わせ板部によりストッパ機構が構成されて
いるのであり、それ故、ストッパ機構の耐荷重強度も有
利に確保され得る。
【0013】また、本発明に従う構造とされたストラッ
トマウントにおいては、ストッパ機構がインナスリーブ
に一体形成された重ね合わせ板部によって構成されてお
り、ストッパ金具等をインナスリーブに溶着したりする
必要がないことから、目的とする部材強度を安定して得
ることが出来ると共に、ゴム弾性体の接着面となるイン
ナスリーブの外周面における鋭角的な隅部(エッジ部)
の発生や溶着による鋭角的突起の発生などが避けられる
のであり、それによって、ゴム弾性体における荷重入力
時の応力集中が有利に軽減乃至は解消されて優れた耐久
性が得られる。
トマウントにおいては、ストッパ機構がインナスリーブ
に一体形成された重ね合わせ板部によって構成されてお
り、ストッパ金具等をインナスリーブに溶着したりする
必要がないことから、目的とする部材強度を安定して得
ることが出来ると共に、ゴム弾性体の接着面となるイン
ナスリーブの外周面における鋭角的な隅部(エッジ部)
の発生や溶着による鋭角的突起の発生などが避けられる
のであり、それによって、ゴム弾性体における荷重入力
時の応力集中が有利に軽減乃至は解消されて優れた耐久
性が得られる。
【0014】更にまた、本発明に従う構造とされたスト
ラットマウントにおいては、ストッパ金具等をインナス
リーブに溶着したりする必要がなく、ゴム弾性体の接着
面となるインナスリーブの外周面における鋭角的な隅部
(エッジ部)の発生が避けられることから、インナスリ
ーブに化成被膜処理を施す場合にも、インナスリーブ表
面における処理液の除去が容易であり、品質管理も容易
となる。
ラットマウントにおいては、ストッパ金具等をインナス
リーブに溶着したりする必要がなく、ゴム弾性体の接着
面となるインナスリーブの外周面における鋭角的な隅部
(エッジ部)の発生が避けられることから、インナスリ
ーブに化成被膜処理を施す場合にも、インナスリーブ表
面における処理液の除去が容易であり、品質管理も容易
となる。
【0015】なお、本発明において、ストッパ機構を構
成する重ね合わせ板部を有するインナスリーブとして
は、例えば金属板を素材としたプレス成形品が有利に採
用され、それによって、ストラットマウントに要求され
る耐荷重性等を確保しつつ、より良好なる製作性が確保
され得る。
成する重ね合わせ板部を有するインナスリーブとして
は、例えば金属板を素材としたプレス成形品が有利に採
用され、それによって、ストラットマウントに要求され
る耐荷重性等を確保しつつ、より良好なる製作性が確保
され得る。
【0016】また、本発明においては、ストッパ機構を
構成する重ね合わせ板部の外周部分によって、コイルス
プリング受けを構成することも可能であり、特に、かか
る重ね合わせ板部は、二重板構造によって高強度化され
ていることから、別部材を用いた特別な補強を必要とす
ることなくコイルスプリング受けを形成することも可能
である。これにより、特別なコイルスプリング受け部材
が不要となることから、より一層の構造の簡略化と製作
性の向上が図られ得るのである。
構成する重ね合わせ板部の外周部分によって、コイルス
プリング受けを構成することも可能であり、特に、かか
る重ね合わせ板部は、二重板構造によって高強度化され
ていることから、別部材を用いた特別な補強を必要とす
ることなくコイルスプリング受けを形成することも可能
である。これにより、特別なコイルスプリング受け部材
が不要となることから、より一層の構造の簡略化と製作
性の向上が図られ得るのである。
【0017】さらに、前述の如き課題を解決するため
に、本発明は、ベアリングを介して緩衝器が取り付けら
れるインナスリーブと、該インナスリーブの径方向外方
に所定距離を隔てて配されて車体に取り付けられるアウ
タスリーブとが、ゴム弾性体にて弾性的に連結されると
共に、かかるインナスリーブの軸方向一方の側に、径方
向外方に向かって広がって前記アウタスリーブに対して
軸方向に所定距離を隔てて対向位置せしめられる円環状
のストッパ部が設けられたストラットマウントを製造す
るに際して、円板形状の金属素板の中央部分を絞り加工
および孔あけ加工して円筒部を形成する一方、該金属素
板の外周部分を絞り加工して円筒状に立ち上げ、更に曲
げ加工し折り返して重ね合わせて環状の重ね合わせ板部
を形成し、該重ね合わせ板部によって前記ストッパ部を
構成せしめることにより、前記インナスリーブをプレス
成形すると共に、かかる重ね合わせ板部の内周部分に前
記ベアリングを装着し、該重ね合わせ板部における互い
に重ね合わされた両側部間でかしめ固定するストラット
マウントの製造方法をも、特徴とする。
に、本発明は、ベアリングを介して緩衝器が取り付けら
れるインナスリーブと、該インナスリーブの径方向外方
に所定距離を隔てて配されて車体に取り付けられるアウ
タスリーブとが、ゴム弾性体にて弾性的に連結されると
共に、かかるインナスリーブの軸方向一方の側に、径方
向外方に向かって広がって前記アウタスリーブに対して
軸方向に所定距離を隔てて対向位置せしめられる円環状
のストッパ部が設けられたストラットマウントを製造す
るに際して、円板形状の金属素板の中央部分を絞り加工
および孔あけ加工して円筒部を形成する一方、該金属素
板の外周部分を絞り加工して円筒状に立ち上げ、更に曲
げ加工し折り返して重ね合わせて環状の重ね合わせ板部
を形成し、該重ね合わせ板部によって前記ストッパ部を
構成せしめることにより、前記インナスリーブをプレス
成形すると共に、かかる重ね合わせ板部の内周部分に前
記ベアリングを装着し、該重ね合わせ板部における互い
に重ね合わされた両側部間でかしめ固定するストラット
マウントの製造方法をも、特徴とする。
【0018】このような本発明方法に従えば、単一の金
属素板のプレス成形によって、ストッパ部とベアリング
装着部分を一体的に備えたインナスリーブを得ることが
出来るのであり、インナスリーブに対して別途形成した
ストッパ金具を溶着する従来方法に比して、ストラット
マウントの製作性が飛躍的に向上されると共に、製品の
安定した部材強度や耐久性が得られる。
属素板のプレス成形によって、ストッパ部とベアリング
装着部分を一体的に備えたインナスリーブを得ることが
出来るのであり、インナスリーブに対して別途形成した
ストッパ金具を溶着する従来方法に比して、ストラット
マウントの製作性が飛躍的に向上されると共に、製品の
安定した部材強度や耐久性が得られる。
【0019】また、本発明方法においては、例えば、重
ね合わせ板部の内周部分に円筒状の保持部を形成し、該
保持部に対してベアリングを圧入した後、重ね合わせ板
部における互いに重ね合わされた両側部間でベアリング
をかしめ固定することが可能であり、それによって、ベ
アリングの取付強度を一層有利に確保できる。なお、ベ
アリングが圧入される保持部は、重ね合わせ板部を挟ん
で位置する軸方向両側に亘って形成する必要はなく、重
ね合わせ板部の少なくとも一方の軸方向側にだけ形成し
ても良い。
ね合わせ板部の内周部分に円筒状の保持部を形成し、該
保持部に対してベアリングを圧入した後、重ね合わせ板
部における互いに重ね合わされた両側部間でベアリング
をかしめ固定することが可能であり、それによって、ベ
アリングの取付強度を一層有利に確保できる。なお、ベ
アリングが圧入される保持部は、重ね合わせ板部を挟ん
で位置する軸方向両側に亘って形成する必要はなく、重
ね合わせ板部の少なくとも一方の軸方向側にだけ形成し
ても良い。
【0020】
【発明の実施の形態・実施例】以下、本発明を更に具体
的に明らかにするために、本発明の実施例について、図
面を参照しつつ、詳細に説明する。
的に明らかにするために、本発明の実施例について、図
面を参照しつつ、詳細に説明する。
【0021】先ず、図1には、本発明の一実施例として
の自動車用ストラットマウント10が示されている。こ
のストラットマウント10は、インナスリーブ12とア
ウタスリーブ14が、それらの間に介装されたゴム弾性
体16によって連結された構造を有している。そして、
本実施例のストラットマウント10は、インナスリーブ
12が緩衝器のピストンロッド(図示せず)に取り付け
られる一方、アウタスリーブ14が車体(図示せず)に
取り付けられることにより、図1中の上下方向が車両の
略上下方向となる状態で自動車に装着されることとな
る。なお、以下の説明中、上下方向とは、原則として図
1中の上下方向を言うものとする。
の自動車用ストラットマウント10が示されている。こ
のストラットマウント10は、インナスリーブ12とア
ウタスリーブ14が、それらの間に介装されたゴム弾性
体16によって連結された構造を有している。そして、
本実施例のストラットマウント10は、インナスリーブ
12が緩衝器のピストンロッド(図示せず)に取り付け
られる一方、アウタスリーブ14が車体(図示せず)に
取り付けられることにより、図1中の上下方向が車両の
略上下方向となる状態で自動車に装着されることとな
る。なお、以下の説明中、上下方向とは、原則として図
1中の上下方向を言うものとする。
【0022】より詳細には、インナスリーブ12は、全
体として略円筒形状のインナ筒部18を有している。一
方、アウタスリーブ14は、インナスリーブ12よりも
所定寸法だけ大径の略円筒形状を有するアウタ筒部20
と、該アウタ筒部20の軸方向上側の開口周縁部から径
方向外方に広がって一体形成されたフランジ状の取付板
部22を有している。そして、インナスリーブ12の径
方向外方に所定距離を隔てて略同一軸上に位置するよう
にアウタスリーブ14が配設されており、インナ筒部1
8とアウタ筒部20の間に介装されたゴム弾性体16に
よって相互に弾性的に連結されている。要するに、ゴム
弾性体16は、厚肉の略円筒形状を有しており、該ゴム
弾性体16の内周面にインナスリーブ12のインナ筒部
18が、外周面にアウタスリーブ14のアウタ筒部20
が、それぞれ加硫接着されているのである。
体として略円筒形状のインナ筒部18を有している。一
方、アウタスリーブ14は、インナスリーブ12よりも
所定寸法だけ大径の略円筒形状を有するアウタ筒部20
と、該アウタ筒部20の軸方向上側の開口周縁部から径
方向外方に広がって一体形成されたフランジ状の取付板
部22を有している。そして、インナスリーブ12の径
方向外方に所定距離を隔てて略同一軸上に位置するよう
にアウタスリーブ14が配設されており、インナ筒部1
8とアウタ筒部20の間に介装されたゴム弾性体16に
よって相互に弾性的に連結されている。要するに、ゴム
弾性体16は、厚肉の略円筒形状を有しており、該ゴム
弾性体16の内周面にインナスリーブ12のインナ筒部
18が、外周面にアウタスリーブ14のアウタ筒部20
が、それぞれ加硫接着されているのである。
【0023】なお、インナ筒部18の軸方向上側部分に
は、軸方向上方に向かって次第に拡開するテーパが付さ
れている一方、アウタ筒部20には、軸方向下方に向か
って次第に拡開するテーパが付されており、それらのテ
ーパ部によってゴム弾性体16のばね特性が調節されて
いる。また、アウタ筒部20の取付板部22には、複数
本のボルト24が取り付けられており、これらのボルト
24によって、アウタ筒部20が、図示しない車体に対
して取り付けられるようになっている。
は、軸方向上方に向かって次第に拡開するテーパが付さ
れている一方、アウタ筒部20には、軸方向下方に向か
って次第に拡開するテーパが付されており、それらのテ
ーパ部によってゴム弾性体16のばね特性が調節されて
いる。また、アウタ筒部20の取付板部22には、複数
本のボルト24が取り付けられており、これらのボルト
24によって、アウタ筒部20が、図示しない車体に対
して取り付けられるようになっている。
【0024】また一方、インナスリーブ12には、その
軸方向下部において径方向外方に広がる円環板形状の上
板部26と、該上板部26の外周縁部から折り返されて
径方向内方に広がる円環板形状の下板部28とが、屈曲
形成されており、それら上下板部26,28が互いに上
下に密着状態で重ね合わせられることによって、全体と
して二重の円環形状を有する重ね合わせ板部30が形成
されている。
軸方向下部において径方向外方に広がる円環板形状の上
板部26と、該上板部26の外周縁部から折り返されて
径方向内方に広がる円環板形状の下板部28とが、屈曲
形成されており、それら上下板部26,28が互いに上
下に密着状態で重ね合わせられることによって、全体と
して二重の円環形状を有する重ね合わせ板部30が形成
されている。
【0025】この重ね合わせ板部30は、外径寸法が、
アウタスリーブ14のアウタ筒部20における下端側開
口部の外径寸法よりも大きくされており、該アウタ筒部
20の下端側開口部に対して、軸方向に所定距離を隔て
て対向位置せしめられている。また、重ね合わせ板部3
0におけるアウタ筒部20に対する対向面上には、ゴム
弾性体16と一体形成された所定厚さの緩衝ゴム31が
固着されている。これにより、インナスリーブ12とア
ウタスリーブ14の間に軸方向に振動荷重が入力せしめ
られて、それらインナスリーブ12とアウタスリーブ1
4が軸方向に相対変位せしめられた際、重ね合わせ板部
30が緩衝ゴム31を介してアウタ筒部20に当接する
ことによって、インナスリーブ12とアウタスリーブ1
4の相対的変位量が制限されるようになっている。な
お、このことから明らかなように、本実施例では、重ね
合わせ板部30を含んでストッパ機構が構成されている
のである。
アウタスリーブ14のアウタ筒部20における下端側開
口部の外径寸法よりも大きくされており、該アウタ筒部
20の下端側開口部に対して、軸方向に所定距離を隔て
て対向位置せしめられている。また、重ね合わせ板部3
0におけるアウタ筒部20に対する対向面上には、ゴム
弾性体16と一体形成された所定厚さの緩衝ゴム31が
固着されている。これにより、インナスリーブ12とア
ウタスリーブ14の間に軸方向に振動荷重が入力せしめ
られて、それらインナスリーブ12とアウタスリーブ1
4が軸方向に相対変位せしめられた際、重ね合わせ板部
30が緩衝ゴム31を介してアウタ筒部20に当接する
ことによって、インナスリーブ12とアウタスリーブ1
4の相対的変位量が制限されるようになっている。な
お、このことから明らかなように、本実施例では、重ね
合わせ板部30を含んでストッパ機構が構成されている
のである。
【0026】さらに、重ね合わせ板部30を構成する下
板部28の内周縁部分は、軸方向に立ち上げられてお
り、それによって、上板部26から略垂直に軸方向下方
に向かって延び出す円筒状の保持部32が形成されてい
る。なお、この保持部32の内径は、上板部26の内径
寸法よりも所定量だけ大きく設定されている。
板部28の内周縁部分は、軸方向に立ち上げられてお
り、それによって、上板部26から略垂直に軸方向下方
に向かって延び出す円筒状の保持部32が形成されてい
る。なお、この保持部32の内径は、上板部26の内径
寸法よりも所定量だけ大きく設定されている。
【0027】また、保持部32には、ベアリング34が
圧入されており、保持部32の先端部36がかしめられ
て、該ベアリング34の外輪が上板部26と該先端部3
6との間で軸方向に挟圧固定されている。そして、この
ベアリング34の内輪に対して、緩衝器のピストンロッ
ドが固着されるようになっているのである。
圧入されており、保持部32の先端部36がかしめられ
て、該ベアリング34の外輪が上板部26と該先端部3
6との間で軸方向に挟圧固定されている。そして、この
ベアリング34の内輪に対して、緩衝器のピストンロッ
ドが固着されるようになっているのである。
【0028】ところで、このような構造とされたインナ
スリーブ12は、例えば、以下の如きプレス加工によっ
て、有利に形成される。
スリーブ12は、例えば、以下の如きプレス加工によっ
て、有利に形成される。
【0029】すなわち、インナスリーブ12を得るに際
しては、先ず、図2に示されているように、板材を打ち
抜くこと等によって得られた円板形状の金属素板38を
準備する。なお、金属素板38の材質は、目的とするス
トラットマウント10に要求される耐荷重性能等に応じ
て、適宜に選択され得る。
しては、先ず、図2に示されているように、板材を打ち
抜くこと等によって得られた円板形状の金属素板38を
準備する。なお、金属素板38の材質は、目的とするス
トラットマウント10に要求される耐荷重性能等に応じ
て、適宜に選択され得る。
【0030】次いで、この金属素板38を深絞り加工し
て、図3に示されているように、外周部分を円筒形状に
立ち上げて大径円筒部40を有する略カップ状の成形体
42とした後、該成形体42における底壁の中央部分に
深絞り加工して、図4に示されているように、外周部分
40とは軸方向逆向きに突出する小径円筒部44を形成
すると共に、該小径円筒部44の底部を孔あけ加工する
ことにより、全体として軸方向中央部分に円環板状の段
差部46を有する段付円筒形状の成形体48とする。
て、図3に示されているように、外周部分を円筒形状に
立ち上げて大径円筒部40を有する略カップ状の成形体
42とした後、該成形体42における底壁の中央部分に
深絞り加工して、図4に示されているように、外周部分
40とは軸方向逆向きに突出する小径円筒部44を形成
すると共に、該小径円筒部44の底部を孔あけ加工する
ことにより、全体として軸方向中央部分に円環板状の段
差部46を有する段付円筒形状の成形体48とする。
【0031】続いて、図5に示されているように、小径
円筒部44の外側開口部を拡径すること等により、軸方
向外方に向かって拡径するテーパ部50を形成する一
方、絞り加工等を施すことにより、大径円筒部40の立
上り部分を径方向内方に屈曲させて該大径円筒部40の
開口側部分を絞って逆テーパ形状とした成形体52を得
る。
円筒部44の外側開口部を拡径すること等により、軸方
向外方に向かって拡径するテーパ部50を形成する一
方、絞り加工等を施すことにより、大径円筒部40の立
上り部分を径方向内方に屈曲させて該大径円筒部40の
開口側部分を絞って逆テーパ形状とした成形体52を得
る。
【0032】その後、型曲げ加工等を施すことにより、
図6に示されているように、逆テーパ形状とされた大径
円筒部40の立上り部分を更に屈曲させて径方向内方に
折り返し、段差部46に重ね合わせて密着させると共
に、該大径円筒部40の内周縁部分を軸方向に立ち上げ
て円筒状突出部54を形成する。
図6に示されているように、逆テーパ形状とされた大径
円筒部40の立上り部分を更に屈曲させて径方向内方に
折り返し、段差部46に重ね合わせて密着させると共
に、該大径円筒部40の内周縁部分を軸方向に立ち上げ
て円筒状突出部54を形成する。
【0033】すなわち、このようにして得られた成形体
においては、テーパ部50を有する小径円筒部44によ
って前記インナ筒部18が、段差部46とそれに重ね合
わされた大径円筒部40によって前記重ね合わせ板部3
0が、また円筒状突出部54によって前記保持部32
が、それぞれ構成されて、目的とするインナスリーブ1
2とされるのである。なお、図2〜6は、成形操作の説
明と理解の便宜のために、図1に対し、上下を逆にして
図示した。
においては、テーパ部50を有する小径円筒部44によ
って前記インナ筒部18が、段差部46とそれに重ね合
わされた大径円筒部40によって前記重ね合わせ板部3
0が、また円筒状突出部54によって前記保持部32
が、それぞれ構成されて、目的とするインナスリーブ1
2とされるのである。なお、図2〜6は、成形操作の説
明と理解の便宜のために、図1に対し、上下を逆にして
図示した。
【0034】従って、上述の如き構造とされたストラッ
トマウント10においては、インナスリーブ12に一体
形成された重ね合わせ板部30によってストッパ機構が
構成されることから、ストッパ機構を構成するための別
部材の形成やその溶着等が必要とされることがなく、構
造の簡略化と製作性の向上が達成されるのである。
トマウント10においては、インナスリーブ12に一体
形成された重ね合わせ板部30によってストッパ機構が
構成されることから、ストッパ機構を構成するための別
部材の形成やその溶着等が必要とされることがなく、構
造の簡略化と製作性の向上が達成されるのである。
【0035】しかも、ストッパ機構を構成する重ね合わ
せ板部30は、インナスリーブ12の成形材を二重に密
着した構造とされていることから、大きな強度を得るこ
とが出来、ストッパ機構延いてはストラットマウント1
0の耐荷重性が有利に確保され得る。
せ板部30は、インナスリーブ12の成形材を二重に密
着した構造とされていることから、大きな強度を得るこ
とが出来、ストッパ機構延いてはストラットマウント1
0の耐荷重性が有利に確保され得る。
【0036】また、本実施例のストラットマウント10
においては、重ね合わせ板部30の内周部分にベアリン
グ34が圧入され、更にかしめ固定されていることか
ら、かかるベアリング34によって、重ね合わせ板部3
0の内周部分に対する補強効果が発揮されることとな
り、ストッパ機構延いてはストラットマウント10の耐
荷重強度がより効果的に確保され得るのである。
においては、重ね合わせ板部30の内周部分にベアリン
グ34が圧入され、更にかしめ固定されていることか
ら、かかるベアリング34によって、重ね合わせ板部3
0の内周部分に対する補強効果が発揮されることとな
り、ストッパ機構延いてはストラットマウント10の耐
荷重強度がより効果的に確保され得るのである。
【0037】また、上述の如きストラットマウント10
においては、ゴム弾性体16の接着面に位置する、イン
ナ筒部18と重ね合わせ板部30との間における鋭角的
な隅部(エッジ部)や突起の発生が容易に且つ有利に避
けられることから、ゴム弾性体16における荷重入力時
の応力集中が有利に軽減乃至は解消されて優れた耐久性
を得ることが出来ると共に、インナスリーブ12に化成
被膜処理等を施す場合にも、インナスリーブ表面におけ
る処理液の除去が容易となる。
においては、ゴム弾性体16の接着面に位置する、イン
ナ筒部18と重ね合わせ板部30との間における鋭角的
な隅部(エッジ部)や突起の発生が容易に且つ有利に避
けられることから、ゴム弾性体16における荷重入力時
の応力集中が有利に軽減乃至は解消されて優れた耐久性
を得ることが出来ると共に、インナスリーブ12に化成
被膜処理等を施す場合にも、インナスリーブ表面におけ
る処理液の除去が容易となる。
【0038】また、本実施例のストラットマウント10
を製造に際して、上述の如きインナスリーブ12のプレ
ス成形方法を採用すれば、円板形状の金属素板38を用
いて、目的とするインナスリーブ12を容易に且つ高精
度に量産することが可能となり、ストラットマウント1
0の優れた製作性が実現される。
を製造に際して、上述の如きインナスリーブ12のプレ
ス成形方法を採用すれば、円板形状の金属素板38を用
いて、目的とするインナスリーブ12を容易に且つ高精
度に量産することが可能となり、ストラットマウント1
0の優れた製作性が実現される。
【0039】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0040】例えば、前記実施例では、ベアリング34
を圧入固定する保持部32が、重ね合わせ板部30を構
成する下板部28の内周部分に形成されていたが、図7
に示されているように、かかる保持部32を、重ね合わ
せ板部30を構成する上板部26の内周部分に形成して
も良い。
を圧入固定する保持部32が、重ね合わせ板部30を構
成する下板部28の内周部分に形成されていたが、図7
に示されているように、かかる保持部32を、重ね合わ
せ板部30を構成する上板部26の内周部分に形成して
も良い。
【0041】また、前記実施例では、アウタスリーブ1
4が、アウタ筒部20の軸方向上側開口部に設けられた
取付板部22において車体側に取り付けられるようにな
っていたが、アウタスリーブ14の車体への取付構造は
車体構造等に応じて適宜に変更されるものであり、例え
ば、図8に示されているように、アウタ筒部20の軸方
向下側開口部に取付板部22を設けることも可能であ
る。
4が、アウタ筒部20の軸方向上側開口部に設けられた
取付板部22において車体側に取り付けられるようにな
っていたが、アウタスリーブ14の車体への取付構造は
車体構造等に応じて適宜に変更されるものであり、例え
ば、図8に示されているように、アウタ筒部20の軸方
向下側開口部に取付板部22を設けることも可能であ
る。
【0042】なお、図7及び図8においては、理解を容
易とするために、前記第一の実施例と同様な構造とされ
た部材および部位に対して、それぞれ、図面中に、第一
の実施例と同一の符号を付しておく。
易とするために、前記第一の実施例と同様な構造とされ
た部材および部位に対して、それぞれ、図面中に、第一
の実施例と同一の符号を付しておく。
【0043】さらに、インナスリーブ12のインナ筒部
18やアウタスリーブ14のアウタ筒部20、ゴム弾性
体16等の具体的形状は、ストラットマウントに要求さ
れる特性に応じて適宜に設計変更されるものであって、
前記実施例のものに限定されるものでは決してない。
18やアウタスリーブ14のアウタ筒部20、ゴム弾性
体16等の具体的形状は、ストラットマウントに要求さ
れる特性に応じて適宜に設計変更されるものであって、
前記実施例のものに限定されるものでは決してない。
【0044】また、本発明は、インナスリーブ12とア
ウタスリーブ14の間に、内部に非圧縮性流体が封入さ
れて流体の流動作用に基づく防振効果を利用するように
した流体封入式のストラットマウントに対しても、同様
に適用可能である。
ウタスリーブ14の間に、内部に非圧縮性流体が封入さ
れて流体の流動作用に基づく防振効果を利用するように
した流体封入式のストラットマウントに対しても、同様
に適用可能である。
【0045】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、また、そ
のような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、
何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、
言うまでもない。
当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、また、そ
のような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、
何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、
言うまでもない。
【0046】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従う構造とされたストラットマウントにおいては、イ
ンナスリーブに一体形成された重ね合わせ板部によって
ストッパ機構が構成されることとなり、ストッパ機構を
構成するための別部材の形成やその溶着等が必要とされ
ることがないことから、構造の簡略化等が有利に達成さ
れ得る。
に従う構造とされたストラットマウントにおいては、イ
ンナスリーブに一体形成された重ね合わせ板部によって
ストッパ機構が構成されることとなり、ストッパ機構を
構成するための別部材の形成やその溶着等が必要とされ
ることがないことから、構造の簡略化等が有利に達成さ
れ得る。
【0047】また、かかるストラットマウントにおいて
は、ストッパ機構が二重の重ね合わせ板部によって構成
されていることから、大きな強度を得ることが出来、ス
トッパ機構延いてはストラットマウントの耐荷重性が有
利に確保され得る。
は、ストッパ機構が二重の重ね合わせ板部によって構成
されていることから、大きな強度を得ることが出来、ス
トッパ機構延いてはストラットマウントの耐荷重性が有
利に確保され得る。
【0048】しかも、かかるストラットマウントにおい
ては、ゴム弾性体の接着面となるインナスリーブ外周面
における鋭角的な隅部(エッジ部)の発生が容易に回避
されることから、ゴム弾性体延いてはストラットマウン
トの耐久性も有利に確保され得る。
ては、ゴム弾性体の接着面となるインナスリーブ外周面
における鋭角的な隅部(エッジ部)の発生が容易に回避
されることから、ゴム弾性体延いてはストラットマウン
トの耐久性も有利に確保され得る。
【0049】また、本発明方法に従えば、ストッパ機構
を構成する重ね合わせ板部が一体的に屈曲成形されたイ
ンナスリーブを容易に形成することが出来るのであり、
本発明に従う構造とされたストラットマウントを効率的
に量産することが可能となるのである。
を構成する重ね合わせ板部が一体的に屈曲成形されたイ
ンナスリーブを容易に形成することが出来るのであり、
本発明に従う構造とされたストラットマウントを効率的
に量産することが可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのストラットマウント
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図2】図1に示されたストラットマウントを構成する
インナスリーブの成形工程を説明するための図である。
インナスリーブの成形工程を説明するための図である。
【図3】図2に続くインナスリーブの成形工程の説明図
である。
である。
【図4】図3に続くインナスリーブの成形工程の説明図
である。
である。
【図5】図4に続くインナスリーブの成形工程の説明図
である。
である。
【図6】図5に続くインナスリーブの成形工程の説明図
である。
である。
【図7】本発明の別の実施例としてのストラットマウン
トを示す縦断面図である。
トを示す縦断面図である。
【図8】本発明の更に別の実施例としてのストラットマ
ウントを示す縦断面図である。
ウントを示す縦断面図である。
【図9】従来構造のストラットマウントの一例を示す縦
断面図である。
断面図である。
10 ストラットマウント 12 インナスリーブ 14 アウタスリーブ 16 ゴム弾性体 30 重ね合わせ板部 32 保持部 34 ベアリング
Claims (5)
- 【請求項1】 ベアリングを介して緩衝器が取り付けら
れるインナスリーブと、該インナスリーブの径方向外方
に所定距離を隔てて配されて車体に取り付けられるアウ
タスリーブとを、ゴム弾性体にて弾性的に連結せしめた
ストラットマウントにおいて、 前記インナスリーブの軸方向一方の側を径方向外方に向
かって広げて、その外周縁部で径方向内方に折り返し密
着させて円環状の重ね合わせ板部を形成し、該重ね合わ
せ板部を前記アウタスリーブ側に対して軸方向に所定距
離を隔てて対向位置せしめることにより、該アウタスリ
ーブ側への当接により該インナスリーブと該アウタスリ
ーブの軸方向の相対的変位量を制限するストッパ機構を
構成する一方、かかるインナスリーブにおける該重ね合
わせ板部の内周部分に、前記ベアリングをかしめ固定し
たことを特徴とするストラットマウント。 - 【請求項2】 前記インナスリーブがプレス成形品であ
る請求項1に記載のストラットマウント。 - 【請求項3】 前記重ね合わせ板部の外周部分によっ
て、コイルスプリング受けが構成されている請求項1又
は2に記載のストラットマウント。 - 【請求項4】 ベアリングを介して緩衝器が取り付けら
れるインナスリーブと、該インナスリーブの径方向外方
に所定距離を隔てて配されて車体に取り付けられるアウ
タスリーブとが、ゴム弾性体にて弾性的に連結されると
共に、かかるインナスリーブの軸方向一方の側に、径方
向外方に向かって広がって前記アウタスリーブに対して
軸方向に所定距離を隔てて対向位置せしめられる円環状
のストッパ部が設けられたストラットマウントを製造す
るに際して、 円板形状の金属素板の中央部分を絞り加工および孔あけ
加工して円筒部を形成する一方、該金属素板の外周部分
を絞り加工して円筒状に立ち上げ、更に曲げ加工し折り
返して重ね合わせて環状の重ね合わせ板部を形成し、該
重ね合わせ板部によって前記ストッパ部を構成せしめる
ことにより、前記インナスリーブをプレス成形すると共
に、かかる重ね合わせ板部の内周部分に前記ベアリング
を装着し、該重ね合わせ板部における互いに重ね合わさ
れた両側部間でかしめ固定することを特徴とするストラ
ットマウントの製造方法。 - 【請求項5】 前記重ね合わせ板部の内周部分に円筒状
の保持部を形成し、該保持部に対して前記ベアリングを
圧入した後、該重ね合わせ板部における互いに重ね合わ
された両側部間で該ベアリングをかしめ固定する請求項
4に記載のストラットマウントの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22304395A JPH0966721A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | ストラットマウントおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22304395A JPH0966721A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | ストラットマウントおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0966721A true JPH0966721A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16791952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22304395A Pending JPH0966721A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | ストラットマウントおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0966721A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7140603B2 (en) | 2003-06-30 | 2006-11-28 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Vibration damping device having stopper structure |
| US7389976B2 (en) | 2004-11-24 | 2008-06-24 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Vibration damping device |
| KR102329101B1 (ko) * | 2020-06-02 | 2021-11-19 | 주식회사 태진다이텍 | 스트럿트 마운트용 메인 플레이트 제조 방법 및 제조용 중간 성형체 |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP22304395A patent/JPH0966721A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7140603B2 (en) | 2003-06-30 | 2006-11-28 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Vibration damping device having stopper structure |
| US7389976B2 (en) | 2004-11-24 | 2008-06-24 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Vibration damping device |
| KR102329101B1 (ko) * | 2020-06-02 | 2021-11-19 | 주식회사 태진다이텍 | 스트럿트 마운트용 메인 플레이트 제조 방법 및 제조용 중간 성형체 |
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