JPH0966754A - 4輪駆動車の駆動装置 - Google Patents
4輪駆動車の駆動装置Info
- Publication number
- JPH0966754A JPH0966754A JP22395295A JP22395295A JPH0966754A JP H0966754 A JPH0966754 A JP H0966754A JP 22395295 A JP22395295 A JP 22395295A JP 22395295 A JP22395295 A JP 22395295A JP H0966754 A JPH0966754 A JP H0966754A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- differential
- gear
- differential case
- wheel drive
- drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 4輪駆動時に差動制限力を得ると共に、2輪
駆動時に差動制限のための摩擦を抑制することができる
こと。 【解決手段】 4輪駆動と2輪駆動に切換え可能であ
り、2輪駆動時に非駆動側となる左右のドライブシャフ
ト1、2間に、入力回転を差動分配するディファレンシ
ャル装置50が介在され、且つ左右のドライブシャフト
1、2の一方が軸方向に2分割され、これら2分割され
た両シャフト2A、2Bがカップリングスリーブ101
によって選択的に断続される4輪駆動車の駆動装置にお
いて、前記ディファレンシャル装置50として、デフケ
ース51内に収容した差動ギヤの噛み合い反力によっ
て、差動ギヤ相互間、差動ギヤとその支持部材間、ある
いは差動ギヤとデフケース間に摩擦力を発生し、その摩
擦力によって差動制限力を得る形式のディファレンシャ
ル装置50が設けられている。
駆動時に差動制限のための摩擦を抑制することができる
こと。 【解決手段】 4輪駆動と2輪駆動に切換え可能であ
り、2輪駆動時に非駆動側となる左右のドライブシャフ
ト1、2間に、入力回転を差動分配するディファレンシ
ャル装置50が介在され、且つ左右のドライブシャフト
1、2の一方が軸方向に2分割され、これら2分割され
た両シャフト2A、2Bがカップリングスリーブ101
によって選択的に断続される4輪駆動車の駆動装置にお
いて、前記ディファレンシャル装置50として、デフケ
ース51内に収容した差動ギヤの噛み合い反力によっ
て、差動ギヤ相互間、差動ギヤとその支持部材間、ある
いは差動ギヤとデフケース間に摩擦力を発生し、その摩
擦力によって差動制限力を得る形式のディファレンシャ
ル装置50が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2WD(2輪駆
動)と4WD(4輪駆動)を切換え可能なパートタイム
式の4輪駆動車において、2輪駆動時に非駆動側となる
ドライブシャフトに断続機構を備えた4輪駆動車の駆動
装置に関する。
動)と4WD(4輪駆動)を切換え可能なパートタイム
式の4輪駆動車において、2輪駆動時に非駆動側となる
ドライブシャフトに断続機構を備えた4輪駆動車の駆動
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来例は特開昭60−2154
28号公報に開示されている。
28号公報に開示されている。
【0003】図9は同公報に記載の駆動装置(アクスル
ディスコネクトタイプの駆動装置)の一つを示す。この
駆動装置では、2輪駆動時に非駆動側となる左右のドラ
イブシャフト1、2の一方を軸方向に2分割し、2分割
した両シャフト2A、2Bの端部を、断続機構3で選択
的に断続できるようにしている。この駆動装置によれ
ば、2輪駆動時に非駆動側となる車輪とドライブシャフ
ト間の動力伝達を断つことにより、非駆動側の系から発
生する騒音を低減すると共に、非駆動側の系の回転抵抗
を減じて燃費の向上と摩耗の低減を図ることができる。
ディスコネクトタイプの駆動装置)の一つを示す。この
駆動装置では、2輪駆動時に非駆動側となる左右のドラ
イブシャフト1、2の一方を軸方向に2分割し、2分割
した両シャフト2A、2Bの端部を、断続機構3で選択
的に断続できるようにしている。この駆動装置によれ
ば、2輪駆動時に非駆動側となる車輪とドライブシャフ
ト間の動力伝達を断つことにより、非駆動側の系から発
生する騒音を低減すると共に、非駆動側の系の回転抵抗
を減じて燃費の向上と摩耗の低減を図ることができる。
【0004】図において、ドライブピニオン5は図示し
ないトランスファーを2輪駆動に切換えることにより、
エンジンから切り離される。ドライブピニオン5は、左
右のドライブシャフト1、2間に介在されたディファレ
ンシャル装置6のリングギヤ7に噛み合っている。デフ
ケース8はベアリング9によってデフキャリヤ10に回
転自在に支持され、デフケース8の外周フランジにリン
グギヤ7が固定されている。
ないトランスファーを2輪駆動に切換えることにより、
エンジンから切り離される。ドライブピニオン5は、左
右のドライブシャフト1、2間に介在されたディファレ
ンシャル装置6のリングギヤ7に噛み合っている。デフ
ケース8はベアリング9によってデフキャリヤ10に回
転自在に支持され、デフケース8の外周フランジにリン
グギヤ7が固定されている。
【0005】デフケース8内には、左右のドライブシャ
フト1、2に各々スプライン結合された一対のサイドギ
ヤ11、12と、両サイドギヤ11、12に噛み合う複
数のピニオンギヤ13が差動ギヤとして収容され、ピニ
オンギヤ13がピニオンシャフト14によってデフケー
ス8に回転自在に支持されている。
フト1、2に各々スプライン結合された一対のサイドギ
ヤ11、12と、両サイドギヤ11、12に噛み合う複
数のピニオンギヤ13が差動ギヤとして収容され、ピニ
オンギヤ13がピニオンシャフト14によってデフケー
ス8に回転自在に支持されている。
【0006】図中右側(右車輪側)のドライブシャフト
2は、ディファレンシャル装置6の外側でインナシャフ
ト2Aとアウタシャフト2Bとに2分割されており、断
続機構3によって選択的に断続できるようになってい
る。
2は、ディファレンシャル装置6の外側でインナシャフ
ト2Aとアウタシャフト2Bとに2分割されており、断
続機構3によって選択的に断続できるようになってい
る。
【0007】断続機構3としては、カップリングスリー
ブ15と、作動ロッド16と、操作レバー17とが設け
られている。カップリングスリーブ15は、アウタシャ
フト2Bの端部外周にスプライン結合され、軸方向にの
み移動可能となっている。インナシャフト2Aの端部に
は、カップリングスリーブ15の内スプラインと噛み合
う結合ギヤ18が設けられ、作動ロッド16上に組み付
けた操作レバー17でカップリングスリーブ15を軸方
向に移動することにより、カップリングスリーブ15を
介して両シャフト2A、2Bを結合できるようになって
いる。
ブ15と、作動ロッド16と、操作レバー17とが設け
られている。カップリングスリーブ15は、アウタシャ
フト2Bの端部外周にスプライン結合され、軸方向にの
み移動可能となっている。インナシャフト2Aの端部に
は、カップリングスリーブ15の内スプラインと噛み合
う結合ギヤ18が設けられ、作動ロッド16上に組み付
けた操作レバー17でカップリングスリーブ15を軸方
向に移動することにより、カップリングスリーブ15を
介して両シャフト2A、2Bを結合できるようになって
いる。
【0008】また、結合ギヤ18の背後には更にロック
アップ用のロックギヤ19が設けられている。このロッ
クギヤ19は、カップリングスリーブ15を、結合ギヤ
18を越える位置まで移動したとき、その内周のスプラ
インと噛み合うもので、インナシャフト2Aの外周に回
転可能に組み付けられて、デフケース8と常時噛合して
いる。
アップ用のロックギヤ19が設けられている。このロッ
クギヤ19は、カップリングスリーブ15を、結合ギヤ
18を越える位置まで移動したとき、その内周のスプラ
インと噛み合うもので、インナシャフト2Aの外周に回
転可能に組み付けられて、デフケース8と常時噛合して
いる。
【0009】この駆動装置では、カップリングスリーブ
15が右端位置にあるとき両方のシャフト2A、2Bの
結合が遮断され、中間位置にあるとき両シャフト2A、
2Bが結合され、さらに左端位置にあるとき、両シャフ
ト2A、2Bが結合された状態でインナシャフト2Aと
デフケース8が結合され、デフロック状態になる。
15が右端位置にあるとき両方のシャフト2A、2Bの
結合が遮断され、中間位置にあるとき両シャフト2A、
2Bが結合され、さらに左端位置にあるとき、両シャフ
ト2A、2Bが結合された状態でインナシャフト2Aと
デフケース8が結合され、デフロック状態になる。
【0010】従って、2輪駆動時には、カップリングス
リーブ15を右端位置にして、アウタシャフト2Bとイ
ンナシャフト2Aの結合を断つ。そうすると、右側車輪
はアウタシャフト2Bを回転させるのみで、インナシャ
フト2Aを回転させることはない。また、左側車輪は、
ドライブシャフト1を回転させて、左側サイドギヤ11
およびこれに噛合する両ピニオンギヤ13を回転させ、
右サイドギヤ12を介してインナシャフト2Aを回転さ
せる。しかし、アウタシャフト2Bとインナシャフト2
Aは結合を断たれているので、インナシャフト2Aは単
に空転するだけで、デフケース6、リングギヤ7等が回
転することはない。その結果、非駆動側の系から発生す
る騒音を低減させると共に、非駆動側の系の回転抵抗を
減じて燃費の向上と摩耗の低減を図ることができる。
リーブ15を右端位置にして、アウタシャフト2Bとイ
ンナシャフト2Aの結合を断つ。そうすると、右側車輪
はアウタシャフト2Bを回転させるのみで、インナシャ
フト2Aを回転させることはない。また、左側車輪は、
ドライブシャフト1を回転させて、左側サイドギヤ11
およびこれに噛合する両ピニオンギヤ13を回転させ、
右サイドギヤ12を介してインナシャフト2Aを回転さ
せる。しかし、アウタシャフト2Bとインナシャフト2
Aは結合を断たれているので、インナシャフト2Aは単
に空転するだけで、デフケース6、リングギヤ7等が回
転することはない。その結果、非駆動側の系から発生す
る騒音を低減させると共に、非駆動側の系の回転抵抗を
減じて燃費の向上と摩耗の低減を図ることができる。
【0011】一方、4輪駆動時には、カップリングスリ
ーブ15を図中左側に移動して、アウタシャフト2Bと
インナシャフト2Aを結合させておく。そうすると、ド
ライブピニオン5から入力された動力は、ディファレン
シャル6により両ドライブシャフト1、2へ差動配分さ
れる。
ーブ15を図中左側に移動して、アウタシャフト2Bと
インナシャフト2Aを結合させておく。そうすると、ド
ライブピニオン5から入力された動力は、ディファレン
シャル6により両ドライブシャフト1、2へ差動配分さ
れる。
【0012】更に、デフロック時には、カップリングス
リーブ15を図中左端に移動して、アウタシャフト2B
とインナシャフト2Aを結合すると共に、インナシャフ
ト2Aつまりサイドギヤ12をデフケース8に結合して
おく。そうすると、差動機能がなくなり、デフロック状
態となる。
リーブ15を図中左端に移動して、アウタシャフト2B
とインナシャフト2Aを結合すると共に、インナシャフ
ト2Aつまりサイドギヤ12をデフケース8に結合して
おく。そうすると、差動機能がなくなり、デフロック状
態となる。
【0013】また、このようなアクスルディスコネクト
の技術とは別に、差動制限機能付きのディファレンシャ
ル装置として、特開昭63−72946号公報あるいは
実公平4−47469号公報に記載のものが知られてい
る。
の技術とは別に、差動制限機能付きのディファレンシャ
ル装置として、特開昭63−72946号公報あるいは
実公平4−47469号公報に記載のものが知られてい
る。
【0014】前者の公報のものは、ピニオンギヤとサイ
ドギヤのかみ合い反力を受けて、サイドギヤとデフケー
ス間に配した多板クラッチを押圧し、この多板クラッチ
の摩擦係合力により差動制限力を得るようにしたもので
ある。この場合、皿バネで多板クラッチを押圧し、イニ
シャルトルクを得るようにもしている。
ドギヤのかみ合い反力を受けて、サイドギヤとデフケー
ス間に配した多板クラッチを押圧し、この多板クラッチ
の摩擦係合力により差動制限力を得るようにしたもので
ある。この場合、皿バネで多板クラッチを押圧し、イニ
シャルトルクを得るようにもしている。
【0015】また、後者の公報のものは、デフケースと
一方のサイドギヤ間に流体ポンプを設け、サイドギヤと
デフケースの回転差によって、流体ポンプによる回転抵
抗を発生させ、その回転抵抗により差動制限力を得るよ
うにしたものである。
一方のサイドギヤ間に流体ポンプを設け、サイドギヤと
デフケースの回転差によって、流体ポンプによる回転抵
抗を発生させ、その回転抵抗により差動制限力を得るよ
うにしたものである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図9に示し
たアクスルディスコネクトタイプの駆動装置では、ディ
ファレンシャル装置6に差動制限機能が付いていなかっ
たので、4輪駆動時に十分な走破性を確保することがで
きないという問題があった。
たアクスルディスコネクトタイプの駆動装置では、ディ
ファレンシャル装置6に差動制限機能が付いていなかっ
たので、4輪駆動時に十分な走破性を確保することがで
きないという問題があった。
【0017】そこで、特開昭63−72946号公報あ
るいは実公平4−47469号公報に記載のディファレ
ンシャル装置を採用しようとすると、次の問題があっ
た。
るいは実公平4−47469号公報に記載のディファレ
ンシャル装置を採用しようとすると、次の問題があっ
た。
【0018】すなわち、サイドギヤとデフケースの間に
配設した多板クラッチで差動制限力を得る形式のもので
は、2輪駆動時にも多板クラッチのクラッチ板が相対回
転するため、クラッチ板間の摩擦によって引き摺りトル
クが発生し、駆動ロスが生じる。また、摩擦部分が多い
ので、耐久性が低下する。
配設した多板クラッチで差動制限力を得る形式のもので
は、2輪駆動時にも多板クラッチのクラッチ板が相対回
転するため、クラッチ板間の摩擦によって引き摺りトル
クが発生し、駆動ロスが生じる。また、摩擦部分が多い
ので、耐久性が低下する。
【0019】一方、流体ポンプで差動制限力を得る形式
のものでは、同じく2輪駆動時に一方のドライブシャフ
トが回転すると、デフケースが回転し、リングギヤから
トランスファー駆動力切断部まで回転してしまう。
のものでは、同じく2輪駆動時に一方のドライブシャフ
トが回転すると、デフケースが回転し、リングギヤから
トランスファー駆動力切断部まで回転してしまう。
【0020】従って、これらのディファレンシャル装置
をアクスルディスコネクトタイプの駆動装置に組み込ん
だ場合、そもそも2輪駆動時に非駆動側のドライブシャ
フトの結合を断つ意味がなくなるという問題があった。
をアクスルディスコネクトタイプの駆動装置に組み込ん
だ場合、そもそも2輪駆動時に非駆動側のドライブシャ
フトの結合を断つ意味がなくなるという問題があった。
【0021】本発明は、上記事情を考慮し、4輪駆動時
の走破性の向上と、2輪駆動時の駆動ロスや騒音の低減
を図ることのできる4輪駆動車の駆動装置を提供するこ
とを目的とする。
の走破性の向上と、2輪駆動時の駆動ロスや騒音の低減
を図ることのできる4輪駆動車の駆動装置を提供するこ
とを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、4輪
駆動と2輪駆動に切換え可能であり、2輪駆動時に非駆
動側となる左右のドライブシャフト間に、入力回転を差
動分配するディファレンシャル装置が介在され、且つ前
記左右のドライブシャフトの一方が軸方向に2分割さ
れ、これら2分割された両シャフトがカップリング部材
によって選択的に断続される4輪駆動車の駆動装置にお
いて、ディファレンシャル装置として、デフケース内に
収容した差動ギヤの噛み合い反力によって、差動ギヤ相
互間、差動ギヤとその支持部材間、あるいは差動ギヤと
デフケース間に摩擦力を発生し、その摩擦力によって差
動制限力を得る形式のディファレンシャル装置が設けら
れていることを特徴とする。
駆動と2輪駆動に切換え可能であり、2輪駆動時に非駆
動側となる左右のドライブシャフト間に、入力回転を差
動分配するディファレンシャル装置が介在され、且つ前
記左右のドライブシャフトの一方が軸方向に2分割さ
れ、これら2分割された両シャフトがカップリング部材
によって選択的に断続される4輪駆動車の駆動装置にお
いて、ディファレンシャル装置として、デフケース内に
収容した差動ギヤの噛み合い反力によって、差動ギヤ相
互間、差動ギヤとその支持部材間、あるいは差動ギヤと
デフケース間に摩擦力を発生し、その摩擦力によって差
動制限力を得る形式のディファレンシャル装置が設けら
れていることを特徴とする。
【0023】この装置を備えた4輪駆動車では、4輪駆
動時には、分割した両シャフトを結合しておく。そうす
ると、デフケースから差動ギヤを介して駆動力が左右の
ドライブシャフトに差動分配される。また、差動時に
は、差動ギヤの噛み合い反力によって、差動ギヤ相互
間、差動ギヤと支持部材間、あるいは差動ギヤとデフケ
ース間で摩擦が発生し、この摩擦力が差動制限力とな
る。従って、差動制限力を有することにより、4輪駆動
時の走破性が向上する。
動時には、分割した両シャフトを結合しておく。そうす
ると、デフケースから差動ギヤを介して駆動力が左右の
ドライブシャフトに差動分配される。また、差動時に
は、差動ギヤの噛み合い反力によって、差動ギヤ相互
間、差動ギヤと支持部材間、あるいは差動ギヤとデフケ
ース間で摩擦が発生し、この摩擦力が差動制限力とな
る。従って、差動制限力を有することにより、4輪駆動
時の走破性が向上する。
【0024】また、2輪駆動時には、カップリング部材
の操作により、分割した両シャフトの結合を断ってお
く。そうすると、非駆動側のディファレンシャル装置に
は駆動力が入力しないので、無負荷状態で車輪が回転す
る。車輪の回転は、分割していない方のドライブシャフ
トからディファレンシャル装置の差動ギヤに伝わるが、
差動ギヤは無負荷状態であるので、単に空転するだけで
ある。従って、差動ギヤの噛み合い反力はほとんど発生
せず、摩擦力の発生が抑制されて、デフケースまで回転
が伝わらない。
の操作により、分割した両シャフトの結合を断ってお
く。そうすると、非駆動側のディファレンシャル装置に
は駆動力が入力しないので、無負荷状態で車輪が回転す
る。車輪の回転は、分割していない方のドライブシャフ
トからディファレンシャル装置の差動ギヤに伝わるが、
差動ギヤは無負荷状態であるので、単に空転するだけで
ある。従って、差動ギヤの噛み合い反力はほとんど発生
せず、摩擦力の発生が抑制されて、デフケースまで回転
が伝わらない。
【0025】請求項2の発明は、請求項1の2分割され
た両シャフトの対向端部のうち、車輪側シャフトの端部
に、カップリング部材としてのカップリングスリーブ
を、スプライン結合により軸方向のみ移動可能に設け、
ディファレンシャル装置側シャフトの端部に、前記カッ
プリングスリーブを移動させた際にカップリングスリー
ブのスプラインと噛み合う結合ギヤを設けたことを特徴
とする。
た両シャフトの対向端部のうち、車輪側シャフトの端部
に、カップリング部材としてのカップリングスリーブ
を、スプライン結合により軸方向のみ移動可能に設け、
ディファレンシャル装置側シャフトの端部に、前記カッ
プリングスリーブを移動させた際にカップリングスリー
ブのスプラインと噛み合う結合ギヤを設けたことを特徴
とする。
【0026】この装置では、カップリングスリーブを結
合ギヤに噛み合わせない場合は、両シャフトの結合を断
つことができる。また、カップリングスリーブを結合ギ
ヤに噛み合わせた場合は、カップリングスリーブによっ
て両シャフトを結合することができる。
合ギヤに噛み合わせない場合は、両シャフトの結合を断
つことができる。また、カップリングスリーブを結合ギ
ヤに噛み合わせた場合は、カップリングスリーブによっ
て両シャフトを結合することができる。
【0027】請求項3の発明は、請求項2記載の結合ギ
ヤをデフケースのボス部の先端に隣接配置し、デフケー
スのボス部の外周にデフロック用のロックギヤを設け、
前記カップリングスリーブを結合ギヤを越える位置まで
移動させたとき、カップリングスリーブのスプラインが
結合ギヤと共にロックギヤに噛み合うようにしたことを
特徴とする。
ヤをデフケースのボス部の先端に隣接配置し、デフケー
スのボス部の外周にデフロック用のロックギヤを設け、
前記カップリングスリーブを結合ギヤを越える位置まで
移動させたとき、カップリングスリーブのスプラインが
結合ギヤと共にロックギヤに噛み合うようにしたことを
特徴とする。
【0028】この装置では、カップリングスリーブを結
合ギヤに噛み合わせない場合は、両シャフトの結合を断
つことができる。カップリングスリーブを結合ギヤのみ
に噛み合わせた場合は、両シャフトを結合することがで
き、この状態で通常のディファレンシャル装置の差動機
能を実現することができる。さらにカップリングスリー
ブをロックギヤに噛み合わせた場合は、カップリングス
リーブによって両シャフトが結合されると共に、ドライ
ブシャフトとデフケースを結合することができる。従っ
て、この状態でデフロックすることができる。
合ギヤに噛み合わせない場合は、両シャフトの結合を断
つことができる。カップリングスリーブを結合ギヤのみ
に噛み合わせた場合は、両シャフトを結合することがで
き、この状態で通常のディファレンシャル装置の差動機
能を実現することができる。さらにカップリングスリー
ブをロックギヤに噛み合わせた場合は、カップリングス
リーブによって両シャフトが結合されると共に、ドライ
ブシャフトとデフケースを結合することができる。従っ
て、この状態でデフロックすることができる。
【0029】請求項4の発明は、請求項3のボス部の外
周のロックギヤに隣接する位置に、デフケースをデフキ
ャリヤに回転自在に支持させるベアリングが嵌合されて
いることを特徴とする。
周のロックギヤに隣接する位置に、デフケースをデフキ
ャリヤに回転自在に支持させるベアリングが嵌合されて
いることを特徴とする。
【0030】この装置では、ロックギヤに隣接する位置
でベアリングによりデフケースを回転支持するので、同
ベアリングによってロックギヤのセンタリングを行うこ
とができる。従って、余分なベアリングを設けずにす
み、軸方向に大型化せずに、3つのギヤ(結合ギヤ、ロ
ックギヤ、カップリングスリーブを連結する車軸側シャ
フトのスプライン)を同一円周上に配置することができ
る。
でベアリングによりデフケースを回転支持するので、同
ベアリングによってロックギヤのセンタリングを行うこ
とができる。従って、余分なベアリングを設けずにす
み、軸方向に大型化せずに、3つのギヤ(結合ギヤ、ロ
ックギヤ、カップリングスリーブを連結する車軸側シャ
フトのスプライン)を同一円周上に配置することができ
る。
【0031】請求項5の発明は、請求項1〜4のディフ
ァレンシャル装置として、4輪駆動時にエンジンによっ
て回転駆動される前記デフケースと、デフケース内に収
容され、デフケースと共通軸線回りに各々回転自在に支
持され、且つそれぞれ左右のドライブシャフトに連結さ
れた一対のサイドギヤと、第1ギヤ部と第2ギヤ部を有
し、第1ギヤ部が各別のサイドギヤに噛み合い、第2ギ
ヤ部が相互に噛み合う少なくとも一対のピニオンギヤ
と、前記デフケースに形成され、各ピニオンギヤを前記
軸線と平行な軸線回りに摺動回転自在に収容支持する少
なくとも一対の収納孔とを備えた平行軸タイプのディフ
ァレンシャル装置を用いたものである。この場合、サイ
ドギヤとピニオンギヤが差動ギヤに相当する。
ァレンシャル装置として、4輪駆動時にエンジンによっ
て回転駆動される前記デフケースと、デフケース内に収
容され、デフケースと共通軸線回りに各々回転自在に支
持され、且つそれぞれ左右のドライブシャフトに連結さ
れた一対のサイドギヤと、第1ギヤ部と第2ギヤ部を有
し、第1ギヤ部が各別のサイドギヤに噛み合い、第2ギ
ヤ部が相互に噛み合う少なくとも一対のピニオンギヤ
と、前記デフケースに形成され、各ピニオンギヤを前記
軸線と平行な軸線回りに摺動回転自在に収容支持する少
なくとも一対の収納孔とを備えた平行軸タイプのディフ
ァレンシャル装置を用いたものである。この場合、サイ
ドギヤとピニオンギヤが差動ギヤに相当する。
【0032】請求項6の発明は、前記ディファレンシャ
ル装置として、4輪駆動時にエンジンによって回転駆動
される前記デフケースと、デフケースの内周に形成され
たインターナルギヤと、デフケース内に収容され、デフ
ケースと共通軸線回りに回転自在に支持され、且つ左右
のドライブシャフトの一方に連結されたサンギヤと、互
いに噛み合って回転する偶数個のピニオンギヤからな
り、外側のピニオンギヤがインターナルギヤと噛み合
い、内側のピニオンギヤがサンギヤと噛み合ったピニオ
ンギヤ組と、各ピニオンギヤを回転自在に支承すると共
に、前記左右のドライブシャフトの他方に連結されたピ
ニオンキャリヤとを備えた平行軸ダブルプラネタリータ
イプのディファレンシャル装置を用いたものである。こ
の場合、インターナルギヤとサンギヤとピニオンギヤ組
が差動ギヤに相当する。
ル装置として、4輪駆動時にエンジンによって回転駆動
される前記デフケースと、デフケースの内周に形成され
たインターナルギヤと、デフケース内に収容され、デフ
ケースと共通軸線回りに回転自在に支持され、且つ左右
のドライブシャフトの一方に連結されたサンギヤと、互
いに噛み合って回転する偶数個のピニオンギヤからな
り、外側のピニオンギヤがインターナルギヤと噛み合
い、内側のピニオンギヤがサンギヤと噛み合ったピニオ
ンギヤ組と、各ピニオンギヤを回転自在に支承すると共
に、前記左右のドライブシャフトの他方に連結されたピ
ニオンキャリヤとを備えた平行軸ダブルプラネタリータ
イプのディファレンシャル装置を用いたものである。こ
の場合、インターナルギヤとサンギヤとピニオンギヤ組
が差動ギヤに相当する。
【0033】請求項7の発明は、前記ディファレンシャ
ル装置として、4輪駆動時にエンジンによって回転駆動
される前記デフケースと、デフケース内に収容され、デ
フケースと共通軸線回りに各々回転自在に支持され、且
つ各々左右のドライブシャフトに連結された一対のウォ
ームギヤと、デフケース内にこれらウォームギヤの回転
軸線と交差する方向に固定的に設けられた複数対の平行
軸と、対をなす平行軸にそれぞれ回転自在に支持され、
且つ互いに噛み合って回転する2つのウォームホイール
からなり、各ウォームホイールを各ウォームギヤに噛み
合わせたウォームホイール組とを備えた交差軸ウォーム
ギヤ式のディファレンシャル装置を用いたものである。
この場合、ウォームギヤとウォームホイール組が差動ギ
ヤに相当する。
ル装置として、4輪駆動時にエンジンによって回転駆動
される前記デフケースと、デフケース内に収容され、デ
フケースと共通軸線回りに各々回転自在に支持され、且
つ各々左右のドライブシャフトに連結された一対のウォ
ームギヤと、デフケース内にこれらウォームギヤの回転
軸線と交差する方向に固定的に設けられた複数対の平行
軸と、対をなす平行軸にそれぞれ回転自在に支持され、
且つ互いに噛み合って回転する2つのウォームホイール
からなり、各ウォームホイールを各ウォームギヤに噛み
合わせたウォームホイール組とを備えた交差軸ウォーム
ギヤ式のディファレンシャル装置を用いたものである。
この場合、ウォームギヤとウォームホイール組が差動ギ
ヤに相当する。
【0034】請求項8の発明は、前記ディファレンシャ
ル装置として、4輪駆動時にエンジンによって回転駆動
される前記デフケースと、デフケース内に収容され、デ
フケースと共通軸線回りに各々回転自在に支持され、且
つそれぞれ左右のドライブシャフトに連結された一対の
ベベルギヤからなるサイドギヤと、デフケース内に収容
され、一端および他端を各サイドギヤにそれぞれ噛み合
わせたべベルギヤからなるピニオンギヤと、ピニオンギ
ヤをデフケースに回転自在に支持させるピニオンシャフ
トと、前記サイドギヤとデフケースとの間に介在され、
サイドギヤがデフケース側に押圧されたときデフケース
とサイドギヤを係合させるコーンクラッチとを備えた形
式のディファレンシャル装置を用いたものである。この
場合、サイドギヤとピニオンギヤが差動ギヤに相当す
る。
ル装置として、4輪駆動時にエンジンによって回転駆動
される前記デフケースと、デフケース内に収容され、デ
フケースと共通軸線回りに各々回転自在に支持され、且
つそれぞれ左右のドライブシャフトに連結された一対の
ベベルギヤからなるサイドギヤと、デフケース内に収容
され、一端および他端を各サイドギヤにそれぞれ噛み合
わせたべベルギヤからなるピニオンギヤと、ピニオンギ
ヤをデフケースに回転自在に支持させるピニオンシャフ
トと、前記サイドギヤとデフケースとの間に介在され、
サイドギヤがデフケース側に押圧されたときデフケース
とサイドギヤを係合させるコーンクラッチとを備えた形
式のディファレンシャル装置を用いたものである。この
場合、サイドギヤとピニオンギヤが差動ギヤに相当す
る。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0036】図1は実施形態の駆動装置の要部の機構を
示す断面図、図2はその部分拡大図、図3はそのある動
作時の状態を示す図、図4は実施形態の駆動装置を搭載
した4輪駆動車の駆動系統を示す平面図である。
示す断面図、図2はその部分拡大図、図3はそのある動
作時の状態を示す図、図4は実施形態の駆動装置を搭載
した4輪駆動車の駆動系統を示す平面図である。
【0037】図4に示すように、実施形態の駆動装置を
搭載した4輪駆動車は、フロントエンジン、リヤドライ
ブ方式(FR)を基礎とした4輪駆動車であり、リヤ側
の左右のドライブシャフトをリヤデフ23を介して常時
駆動し、フロント側の左右のドライブシャフト1、2を
フロントデフ22を介して必要に応じて適宜駆動するよ
うにしている。21は、4輪駆動と2輪駆動を切換える
トランスファーで、エンジン20の後側に付設されてい
る。トランスファー21を2輪駆動側に切り換えると、
エンジン20からフロントデフ22に対するトルクの入
力が遮断され、エンジン20のトルクは、リヤデフ23
を介して後輪にのみ伝達される。従って、ここではフロ
ント側が2輪駆動時に非駆動側となる。
搭載した4輪駆動車は、フロントエンジン、リヤドライ
ブ方式(FR)を基礎とした4輪駆動車であり、リヤ側
の左右のドライブシャフトをリヤデフ23を介して常時
駆動し、フロント側の左右のドライブシャフト1、2を
フロントデフ22を介して必要に応じて適宜駆動するよ
うにしている。21は、4輪駆動と2輪駆動を切換える
トランスファーで、エンジン20の後側に付設されてい
る。トランスファー21を2輪駆動側に切り換えると、
エンジン20からフロントデフ22に対するトルクの入
力が遮断され、エンジン20のトルクは、リヤデフ23
を介して後輪にのみ伝達される。従って、ここではフロ
ント側が2輪駆動時に非駆動側となる。
【0038】この4輪駆動車では、フロントデフ22の
部分に、図1に示す機構が装備されている。まず、フロ
ントデフ22として用いられているディファレンシャル
装置50を説明する。
部分に、図1に示す機構が装備されている。まず、フロ
ントデフ22として用いられているディファレンシャル
装置50を説明する。
【0039】ここで用いるディファレンシャル装置は、
デフケース内に収容した差動ギヤの噛み合い反力によっ
て、差動ギヤ相互間、差動ギヤとその支持部材間、ある
いは差動ギヤとデフケース間に摩擦力を発生し、その摩
擦力によって差動制限力を得る形式のものである。
デフケース内に収容した差動ギヤの噛み合い反力によっ
て、差動ギヤ相互間、差動ギヤとその支持部材間、ある
いは差動ギヤとデフケース間に摩擦力を発生し、その摩
擦力によって差動制限力を得る形式のものである。
【0040】このディファレンシャル装置50は、平行
軸タイプのディファレンシャル装置であり、軸線L回り
に回転駆動されるデフケース51を有する。デフケース
51は、ケーシング本体52と、ケーシング本体52の
軸方向一方側に固定されたエンドカバー53によって構
成されている。ケーシング本体52とエンドカバー53
はネジで一体化され、図示略のリングギヤと共締め固定
されている。リングギヤにはトランスファーから駆動力
が適宜入力される。図中矢印Pでトランスファーからの
入力を示す。ケーシング本体52とエンドカバー53
は、軸線Lに沿ってそれぞれ外方に突出する円筒状のボ
ス部54、55を有しており、各ボス部54、55の外
周にベアリング56、57を嵌合することにより、デフ
ケース51が、デフキャリヤ40の内部に回転自在に支
持されている。
軸タイプのディファレンシャル装置であり、軸線L回り
に回転駆動されるデフケース51を有する。デフケース
51は、ケーシング本体52と、ケーシング本体52の
軸方向一方側に固定されたエンドカバー53によって構
成されている。ケーシング本体52とエンドカバー53
はネジで一体化され、図示略のリングギヤと共締め固定
されている。リングギヤにはトランスファーから駆動力
が適宜入力される。図中矢印Pでトランスファーからの
入力を示す。ケーシング本体52とエンドカバー53
は、軸線Lに沿ってそれぞれ外方に突出する円筒状のボ
ス部54、55を有しており、各ボス部54、55の外
周にベアリング56、57を嵌合することにより、デフ
ケース51が、デフキャリヤ40の内部に回転自在に支
持されている。
【0041】バレル状に形成されたデフケース51の内
部には、一対のヘリカルサイドギヤ58、59が対向配
置されている。各サイドギヤ58、59は円筒状のボス
部61、62を有しており、一方のサイドギヤ58のボ
ス部61は、ケーシング本体52のボス部54に形成さ
れた支承部63に支承され、他方のサイドギヤ59のボ
ス部62は、エンドカバー53のボス部55に形成され
た支承部64に支承されている。
部には、一対のヘリカルサイドギヤ58、59が対向配
置されている。各サイドギヤ58、59は円筒状のボス
部61、62を有しており、一方のサイドギヤ58のボ
ス部61は、ケーシング本体52のボス部54に形成さ
れた支承部63に支承され、他方のサイドギヤ59のボ
ス部62は、エンドカバー53のボス部55に形成され
た支承部64に支承されている。
【0042】また、これら両サイドギヤ58、59のボ
ス部61、62は、各内端部が嵌合することで相互にセ
ンタリングされている。そして、各サイドギヤ58、5
9は共にデフケース51の回転軸線Lと共軸関係で、独
立的に回転自在に支持されている。各サイドギヤ58、
59は、ボス部61、62によりそれぞれ左右のドライ
ブシャフト1、2にスプライン結合されている。
ス部61、62は、各内端部が嵌合することで相互にセ
ンタリングされている。そして、各サイドギヤ58、5
9は共にデフケース51の回転軸線Lと共軸関係で、独
立的に回転自在に支持されている。各サイドギヤ58、
59は、ボス部61、62によりそれぞれ左右のドライ
ブシャフト1、2にスプライン結合されている。
【0043】また、ケーシング本体52には、それぞれ
対をなす長短の収納孔65、66が周方向に等間隔をも
って複数組形成されている。対をなす長短の収納孔6
5、66は隣接しており、図では上側に長い収納孔6
5、下側に短い収納孔66(点線で図示)が示されてい
る。これら対をなす長短の収納孔65、66は、ケーシ
ング本体52の図中右側、つまりエンドプレート53を
固定した側から共に穿設されている。長短の収納孔6
5、66の図中右側の開口部と反対側(図中左側)はケ
ーシング本体52の側壁部により塞がれている。
対をなす長短の収納孔65、66が周方向に等間隔をも
って複数組形成されている。対をなす長短の収納孔6
5、66は隣接しており、図では上側に長い収納孔6
5、下側に短い収納孔66(点線で図示)が示されてい
る。これら対をなす長短の収納孔65、66は、ケーシ
ング本体52の図中右側、つまりエンドプレート53を
固定した側から共に穿設されている。長短の収納孔6
5、66の図中右側の開口部と反対側(図中左側)はケ
ーシング本体52の側壁部により塞がれている。
【0044】収納孔65、66にはそれぞれ長短のヘリ
カルピニオンギヤ67、68が摺動回転自在に収納され
ている。ピニオンギヤ67、68はデフケース51やサ
イドギヤ58、59の回転軸線Lと平行な軸線LP回り
に回転可能となっている。
カルピニオンギヤ67、68が摺動回転自在に収納され
ている。ピニオンギヤ67、68はデフケース51やサ
イドギヤ58、59の回転軸線Lと平行な軸線LP回り
に回転可能となっている。
【0045】長いピニオンギヤ67は、第1、第2のギ
ヤ部69、70を有し、第1ギヤ部69が図中左側のサ
イドギヤ58と噛み合っている。また、短いピニオンギ
ヤ68は、第1、第2のギヤ部71、72を有し、第1
のギヤ部71が図中右側のサイドギヤ59と噛み合って
いる。長短のピニオンギヤ67、68の第2のギヤ部7
0、72は相互に噛み合っている。第1、第2のギヤ部
69、70、71、72は、ギヤの噛み合い部分を除い
て略全周を収納孔65、66の内周壁面によって支持さ
れている。そして、エンドプレート53が、その側壁部
でピニオンギヤ67、68を収容した収納孔65、66
の開口を塞いでいる。ここでは、ピニオンギヤ67、6
8、およびサイドギヤ58、59が差動ギヤを構成して
いる。
ヤ部69、70を有し、第1ギヤ部69が図中左側のサ
イドギヤ58と噛み合っている。また、短いピニオンギ
ヤ68は、第1、第2のギヤ部71、72を有し、第1
のギヤ部71が図中右側のサイドギヤ59と噛み合って
いる。長短のピニオンギヤ67、68の第2のギヤ部7
0、72は相互に噛み合っている。第1、第2のギヤ部
69、70、71、72は、ギヤの噛み合い部分を除い
て略全周を収納孔65、66の内周壁面によって支持さ
れている。そして、エンドプレート53が、その側壁部
でピニオンギヤ67、68を収容した収納孔65、66
の開口を塞いでいる。ここでは、ピニオンギヤ67、6
8、およびサイドギヤ58、59が差動ギヤを構成して
いる。
【0046】また、左側のサイドギヤ58には左側ドラ
イブシャフト1がスプライン結合され、右側のサイドギ
ヤ59には右側のドライブシャフト2がスプライン結合
されている。この場合、右側のドライブシャフト2は、
デフケース51の外側で軸方向に2つに分割されてお
り、分割されたデフ側のシャフトであるインナシャフト
2Aが、サイドギヤ59にスプライン結合されている。
また、もう一方のアウタシャフト2Bは車輪側に連結さ
れている。そして、インナシャフト2Aとアウタシャフ
ト2Bとが、断続機構100によって選択的に断続され
るようになっている。
イブシャフト1がスプライン結合され、右側のサイドギ
ヤ59には右側のドライブシャフト2がスプライン結合
されている。この場合、右側のドライブシャフト2は、
デフケース51の外側で軸方向に2つに分割されてお
り、分割されたデフ側のシャフトであるインナシャフト
2Aが、サイドギヤ59にスプライン結合されている。
また、もう一方のアウタシャフト2Bは車輪側に連結さ
れている。そして、インナシャフト2Aとアウタシャフ
ト2Bとが、断続機構100によって選択的に断続され
るようになっている。
【0047】アウタシャフト2Bの端部とインナシャフ
ト2Aの端部は対向しており、アウタシャフト2Bの端
部には円筒部材101がスプライン結合されている。こ
の円筒部材101の中には、インナシャフト2Aの端部
が挿入されている。円筒部材101は、デフキャリヤ4
0にベアリング102を介して回転自在に支持されてお
り、その円筒部材101の内周に、インナシャフト2A
の端部がベアリング103を介して回転自在に支持され
ている。
ト2Aの端部は対向しており、アウタシャフト2Bの端
部には円筒部材101がスプライン結合されている。こ
の円筒部材101の中には、インナシャフト2Aの端部
が挿入されている。円筒部材101は、デフキャリヤ4
0にベアリング102を介して回転自在に支持されてお
り、その円筒部材101の内周に、インナシャフト2A
の端部がベアリング103を介して回転自在に支持され
ている。
【0048】断続機構100としては、図2に拡大して
示すように、カップリングスリーブ105と、作動ロッ
ド106と、操作レバー107が設けられている。カッ
プリングスリーブ105は、アウタシャフト2Bに固定
された円筒部材101の端部外周にスプライン結合され
ており、軸方向にのみ移動可能となっている。インナシ
ャフト2Aの端部には、カップリングスリーブ105の
内スプラインと噛み合う結合ギヤ108が設けられてい
る。結合ギヤ108は、デフケース51のボス部55の
先端に隣接して配置されている。
示すように、カップリングスリーブ105と、作動ロッ
ド106と、操作レバー107が設けられている。カッ
プリングスリーブ105は、アウタシャフト2Bに固定
された円筒部材101の端部外周にスプライン結合され
ており、軸方向にのみ移動可能となっている。インナシ
ャフト2Aの端部には、カップリングスリーブ105の
内スプラインと噛み合う結合ギヤ108が設けられてい
る。結合ギヤ108は、デフケース51のボス部55の
先端に隣接して配置されている。
【0049】また、結合ギヤ108の背後には、更にロ
ックアップ用のロックギヤ109が設けられている。こ
のロックギヤ109は、カップリングスリーブ105
を、結合ギヤ108を越える位置まで移動させたとき、
カップリングスリーブ105の内周のスプラインと噛み
合うものであり、ここでは、デフケース51のボス部5
5の外周に、デフケース51の支持用のベアリング57
と隣接した状態でスプライン結合されている。
ックアップ用のロックギヤ109が設けられている。こ
のロックギヤ109は、カップリングスリーブ105
を、結合ギヤ108を越える位置まで移動させたとき、
カップリングスリーブ105の内周のスプラインと噛み
合うものであり、ここでは、デフケース51のボス部5
5の外周に、デフケース51の支持用のベアリング57
と隣接した状態でスプライン結合されている。
【0050】この場合、ベアリング57によって回転自
在に支持されているデフケース51のボス部55の外周
にロックギヤ109を嵌合しているので、同ベアリング
57によってロックギヤ109のセンタリングを行うこ
とができる。従って、余分なベアリングを設けずにす
み、軸方向に大型化せずに、3つのギヤ(結合ギヤ10
8、ロックギヤ109、カップリングスリーブ105を
連結する円筒部材101側のスプライン)を同一円周上
に配置することができる。
在に支持されているデフケース51のボス部55の外周
にロックギヤ109を嵌合しているので、同ベアリング
57によってロックギヤ109のセンタリングを行うこ
とができる。従って、余分なベアリングを設けずにす
み、軸方向に大型化せずに、3つのギヤ(結合ギヤ10
8、ロックギヤ109、カップリングスリーブ105を
連結する円筒部材101側のスプライン)を同一円周上
に配置することができる。
【0051】また、カップリングスリーブ105の外周
には環状溝105aが形成されており、その環状溝10
5aには操作レバー107の先端が係合している。操作
レバー107の基端は、ドライブシャフト2の軸線方向
と平行に配した作動ロッド106に固定されており、作
動ロッド106を動かすことにより、操作レバー107
でカップリングスリーブ105を軸方向に移動すること
ができる。
には環状溝105aが形成されており、その環状溝10
5aには操作レバー107の先端が係合している。操作
レバー107の基端は、ドライブシャフト2の軸線方向
と平行に配した作動ロッド106に固定されており、作
動ロッド106を動かすことにより、操作レバー107
でカップリングスリーブ105を軸方向に移動すること
ができる。
【0052】この断続機構100では、図2に示すよう
にカップリングスリーブ105を右端位置に保持して結
合ギヤ108に噛み合わせないようにすると、両方のシ
ャフト2A、2Bの結合を遮断することができる。ま
た、中間位置に保持して結合ギヤ108に噛み合わせる
と、両シャフト2A、2Bを結合することができる。さ
らに、図3に示すようにカップリングスリーブ105を
左端位置に移動して、カップリングスリーブ105を結
合ギヤ108とロックギヤ109に共に噛み合わせる
と、両シャフト2A、2Bを結合した状態で、インナシ
ャフト2Aとデフケース51を結合することができ、デ
フロック状態にすることができる。
にカップリングスリーブ105を右端位置に保持して結
合ギヤ108に噛み合わせないようにすると、両方のシ
ャフト2A、2Bの結合を遮断することができる。ま
た、中間位置に保持して結合ギヤ108に噛み合わせる
と、両シャフト2A、2Bを結合することができる。さ
らに、図3に示すようにカップリングスリーブ105を
左端位置に移動して、カップリングスリーブ105を結
合ギヤ108とロックギヤ109に共に噛み合わせる
と、両シャフト2A、2Bを結合した状態で、インナシ
ャフト2Aとデフケース51を結合することができ、デ
フロック状態にすることができる。
【0053】次に作用を説明する。この駆動装置を備え
た4輪駆動車では、4輪駆動時には、カップリングスリ
ーブ105を中間位置に移動して、インナシャフト2A
とアウタシャフト2Bを、カップリングスリーブ105
を介して結合しておく。そうすると、デフケース51を
回転させるエンジンの駆動力は、ピニオンギヤ67、6
8からサイドギヤ58、59、左右のドライブシャフト
1、2を介して左右前車輪に分配され、車輪間の駆動抵
抗差に応じて生じる各ピニオンギヤ67、68の自転に
より、車輪間に差動分配される。
た4輪駆動車では、4輪駆動時には、カップリングスリ
ーブ105を中間位置に移動して、インナシャフト2A
とアウタシャフト2Bを、カップリングスリーブ105
を介して結合しておく。そうすると、デフケース51を
回転させるエンジンの駆動力は、ピニオンギヤ67、6
8からサイドギヤ58、59、左右のドライブシャフト
1、2を介して左右前車輪に分配され、車輪間の駆動抵
抗差に応じて生じる各ピニオンギヤ67、68の自転に
より、車輪間に差動分配される。
【0054】また、トルクの伝達中、ピニオンギヤ6
7、68はサイドギヤ58、59との噛み合い反力によ
り収納孔65、66の壁面に押しつけられて摩擦抵抗が
発生する。また、ヘリカルギヤの噛み合いスラスト力に
より、ピニオンギヤ67、68の端面とデフケース51
との間に摩擦力が発生する。そして、これらの摩擦抵抗
により、トルク感応型の差動制限力が得られる。従っ
て、差動制限力を有することにより、4輪駆動時の走破
性が向上する。
7、68はサイドギヤ58、59との噛み合い反力によ
り収納孔65、66の壁面に押しつけられて摩擦抵抗が
発生する。また、ヘリカルギヤの噛み合いスラスト力に
より、ピニオンギヤ67、68の端面とデフケース51
との間に摩擦力が発生する。そして、これらの摩擦抵抗
により、トルク感応型の差動制限力が得られる。従っ
て、差動制限力を有することにより、4輪駆動時の走破
性が向上する。
【0055】また、4輪駆動モードにおいて、カップリ
ングスリーブ105を左端位置に移動すれば、デフロッ
ク状態にすることができる。
ングスリーブ105を左端位置に移動すれば、デフロッ
ク状態にすることができる。
【0056】また、2輪駆動時には、カップリングスリ
ーブ105を右端位置に移動し、結合ギヤ108に噛み
合わせない状態にして、インナシャフト2Aとアウタシ
ャフト2Bの結合を断っておく。そうすると、非駆動側
のディファレンシャル装置(フロントデフ)には駆動力
が入力しないので、無負荷状態で車輪が回転する。車輪
の回転は、分割していない方のドライブシャフト1か
ら、ディファレンシャル装置50のサイドギヤ58に伝
わり、左側サイドギヤ58、およびこれに噛合するピニ
オンギヤ67、68、右サイドギヤ59を介して、イン
ナシャフト2Aに伝わる。しかし、アウタシャフト2B
とインナシャフト2Aは結合を断たれているので、イン
ナシャフト2Aは単に空転するだけで、ギヤの噛み合い
反力はほとんど発生せず、摩擦力の発生が抑制されて、
デフケース51、リングギヤ等が回転することはな。そ
の結果、非駆動側の系から発生する騒音を低減させるこ
とができると共に、非駆動側の系の回転抵抗を減じて燃
費の向上と摩耗の低減を図ることができる。
ーブ105を右端位置に移動し、結合ギヤ108に噛み
合わせない状態にして、インナシャフト2Aとアウタシ
ャフト2Bの結合を断っておく。そうすると、非駆動側
のディファレンシャル装置(フロントデフ)には駆動力
が入力しないので、無負荷状態で車輪が回転する。車輪
の回転は、分割していない方のドライブシャフト1か
ら、ディファレンシャル装置50のサイドギヤ58に伝
わり、左側サイドギヤ58、およびこれに噛合するピニ
オンギヤ67、68、右サイドギヤ59を介して、イン
ナシャフト2Aに伝わる。しかし、アウタシャフト2B
とインナシャフト2Aは結合を断たれているので、イン
ナシャフト2Aは単に空転するだけで、ギヤの噛み合い
反力はほとんど発生せず、摩擦力の発生が抑制されて、
デフケース51、リングギヤ等が回転することはな。そ
の結果、非駆動側の系から発生する騒音を低減させるこ
とができると共に、非駆動側の系の回転抵抗を減じて燃
費の向上と摩耗の低減を図ることができる。
【0057】なお、上記ディファレンシャル装置50
を、次に述べるタイプのディファレンシャル装置で置き
換えても同様の効果が得られる。
を、次に述べるタイプのディファレンシャル装置で置き
換えても同様の効果が得られる。
【0058】他のタイプのディファレンシャル装置とし
ては、まず、特開平4−285344号公報に示されて
いるような、平行軸プラネタリーギヤ式のディファレン
シャル装置をあげることができる。
ては、まず、特開平4−285344号公報に示されて
いるような、平行軸プラネタリーギヤ式のディファレン
シャル装置をあげることができる。
【0059】図5に示すように、このディファレンシャ
ル装置200は、4輪駆動時にエンジンによって回転駆
動されるデフケース201を有する。デフケース201
の内周にはインターナルギヤ202が形成され、デフケ
ース201内にはサンギヤ203が収容されている。サ
ンギヤ203は、デフケース201と共通軸線回りに回
転自在に支持され、且つ左右のドライブシャフト(図示
略)の一方にスプライン連結されている。デフケース2
01内には更に、互いに噛み合って回転する偶数個のピ
ニオンギヤ204、205からなるピニオンギヤ組が収
容されている。各ピニオンギヤ組を構成する2個のピニ
オンギヤ204、205のうち、外側のピニオンギヤ2
04はインターナルギヤ202と噛み合い、内側のピニ
オンギヤ205はサンギヤ203と噛み合っている。そ
して、各ピニオンギヤ204、205は、他方のドライ
ブシャフトに連結されたピニオンキャリヤ206によ
り、ピニオンシャフト207を介して回転自在に支承さ
れている。ここでは、インターナルギヤ202とサンギ
ヤ203とピニオンギヤ204、205が差動ギヤを構
成している。
ル装置200は、4輪駆動時にエンジンによって回転駆
動されるデフケース201を有する。デフケース201
の内周にはインターナルギヤ202が形成され、デフケ
ース201内にはサンギヤ203が収容されている。サ
ンギヤ203は、デフケース201と共通軸線回りに回
転自在に支持され、且つ左右のドライブシャフト(図示
略)の一方にスプライン連結されている。デフケース2
01内には更に、互いに噛み合って回転する偶数個のピ
ニオンギヤ204、205からなるピニオンギヤ組が収
容されている。各ピニオンギヤ組を構成する2個のピニ
オンギヤ204、205のうち、外側のピニオンギヤ2
04はインターナルギヤ202と噛み合い、内側のピニ
オンギヤ205はサンギヤ203と噛み合っている。そ
して、各ピニオンギヤ204、205は、他方のドライ
ブシャフトに連結されたピニオンキャリヤ206によ
り、ピニオンシャフト207を介して回転自在に支承さ
れている。ここでは、インターナルギヤ202とサンギ
ヤ203とピニオンギヤ204、205が差動ギヤを構
成している。
【0060】このディファレンシャル装置200では、
エンジンからの回転がデフケース201のインターナル
ギヤ202に入力されると、その回転が各ピニオンギヤ
204、205からピニオンキャリヤ206とサンギヤ
203とに伝達され、左右のドライブシャフトに分配さ
れる。車輪の駆動抵抗に差が生じると、各ピニオンギヤ
204、205とピニオンキャリヤ206とが差動回転
し、エンジンの駆動力が左右車輪に差動分配される。こ
の場合、ピニオンギヤ204、205とピニオンシャフ
ト(支持部材)207との間の回転摺動抵抗(摩擦力)
によって、ピニオンギヤ204、205の自転と公転と
が制動され、差動制限力が発生する。この場合の差動制
限力は、各摺動回転部にかかるトルクに応じて増減する
から、このディファレンシャル装置200の差動制限
は、トルク感応形である。
エンジンからの回転がデフケース201のインターナル
ギヤ202に入力されると、その回転が各ピニオンギヤ
204、205からピニオンキャリヤ206とサンギヤ
203とに伝達され、左右のドライブシャフトに分配さ
れる。車輪の駆動抵抗に差が生じると、各ピニオンギヤ
204、205とピニオンキャリヤ206とが差動回転
し、エンジンの駆動力が左右車輪に差動分配される。こ
の場合、ピニオンギヤ204、205とピニオンシャフ
ト(支持部材)207との間の回転摺動抵抗(摩擦力)
によって、ピニオンギヤ204、205の自転と公転と
が制動され、差動制限力が発生する。この場合の差動制
限力は、各摺動回転部にかかるトルクに応じて増減する
から、このディファレンシャル装置200の差動制限
は、トルク感応形である。
【0061】また、エンジンからのトルクの入力が遮断
され、片側のドライブシャフトが無負荷で空転するよう
になると、ギヤの噛み合い反力がほとんど発生しなくな
るので、摩擦力によるデフケース201の引き摺り回転
は起こらない。
され、片側のドライブシャフトが無負荷で空転するよう
になると、ギヤの噛み合い反力がほとんど発生しなくな
るので、摩擦力によるデフケース201の引き摺り回転
は起こらない。
【0062】次には、実公平1−35965号公報に示
されているような、交差軸ウォームギア式のディファレ
ンシャル装置をあげることができる。
されているような、交差軸ウォームギア式のディファレ
ンシャル装置をあげることができる。
【0063】図6に示すように、このディファレンシャ
ル装置300は、4輪駆動時にエンジンによって回転駆
動されるデフケース301を有する。デフケース301
内には、それぞれ図示しない左右のドライブシャフトに
スプライン連結された一対のウォームギヤ302、30
3が対向配置され、デフケース301と共通軸線回りに
各々回転自在に支持されている。また、デフケース30
1内には、これらウォームギヤ302、303の回転軸
線と交差する方向に固定的に複数対の平行軸304、3
04が配設されている。これら平行軸304、304に
は、両端のスパーギヤ305a、305aを相互に噛み
合わせることで逆回転する2個一組のウォームホイール
305、305がそれぞれ回転自在に設けられ、各ウォ
ームホイール305、305が、各ウォームギヤ30
2、303にそれぞれ噛み合っている。
ル装置300は、4輪駆動時にエンジンによって回転駆
動されるデフケース301を有する。デフケース301
内には、それぞれ図示しない左右のドライブシャフトに
スプライン連結された一対のウォームギヤ302、30
3が対向配置され、デフケース301と共通軸線回りに
各々回転自在に支持されている。また、デフケース30
1内には、これらウォームギヤ302、303の回転軸
線と交差する方向に固定的に複数対の平行軸304、3
04が配設されている。これら平行軸304、304に
は、両端のスパーギヤ305a、305aを相互に噛み
合わせることで逆回転する2個一組のウォームホイール
305、305がそれぞれ回転自在に設けられ、各ウォ
ームホイール305、305が、各ウォームギヤ30
2、303にそれぞれ噛み合っている。
【0064】この場合は、ウォームギヤ302、303
とウォームホイール305が差動ギヤを構成しており、
主にウォームギヤ302、303とウォームホイール3
05の歯面摩擦力によって差動制限力を得ている。この
ディファレンシャル装置300も、入力トルクが無くな
ると、ウォームギヤ302、303とウォームホイール
305が空転するので、歯面摩擦力が働かなくなり、デ
フケース301の引き摺り回転が起こらなくなる。
とウォームホイール305が差動ギヤを構成しており、
主にウォームギヤ302、303とウォームホイール3
05の歯面摩擦力によって差動制限力を得ている。この
ディファレンシャル装置300も、入力トルクが無くな
ると、ウォームギヤ302、303とウォームホイール
305が空転するので、歯面摩擦力が働かなくなり、デ
フケース301の引き摺り回転が起こらなくなる。
【0065】次には、特開昭62−98047号公報に
示されているような、コーンクラッチ付きのベベルギア
式のディファレンシャル装置を上げることができる。
示されているような、コーンクラッチ付きのベベルギア
式のディファレンシャル装置を上げることができる。
【0066】図7に示すように、このディファレンシャ
ル装置400は、4輪駆動時にエンジンによって回転駆
動されるデフケース401を有する。デフケース401
内には一対のベベルギヤからなるサイドギヤ402、4
03が対向配置され、デフケース401と共通軸線回り
に各々回転自在に支持されている。各サイドギヤ40
2、403には、左右のドライブシャフト(図示略)が
スプライン連結されている。また、デフケース401内
には、ギヤの一端および他端を各サイドギヤ402、4
03にそれぞれ噛み合わせたべベルギヤからなるピニオ
ンギヤ404が収容されている。
ル装置400は、4輪駆動時にエンジンによって回転駆
動されるデフケース401を有する。デフケース401
内には一対のベベルギヤからなるサイドギヤ402、4
03が対向配置され、デフケース401と共通軸線回り
に各々回転自在に支持されている。各サイドギヤ40
2、403には、左右のドライブシャフト(図示略)が
スプライン連結されている。また、デフケース401内
には、ギヤの一端および他端を各サイドギヤ402、4
03にそれぞれ噛み合わせたべベルギヤからなるピニオ
ンギヤ404が収容されている。
【0067】各ピニオンギヤ404は、デフケース40
1に固定されたピニオンシャフト405の外周に回転自
在に支持されている。また、サイドギヤ402、403
とデフケース401の側壁との間には、サイドギヤ40
2、403がデフケース401の側壁に押圧されたとき
に、デフケース401とサイドギヤ402、403を摩
擦係合させるコーンクラッチ(支持部材)406が設け
られている。このコーンクラッチ406は、サイドギヤ
402、403に溶接などの手段で一体的に接合されて
いる。このディファレンシャル装置400では、サイド
ギヤ402、403と、ピニオンギヤ404が差動ギヤ
を構成しており、トルク入力時のギヤの噛み合い反力で
サイドギヤ402、403が強く押圧された時だけ、コ
ーンクラッチ406がデフケース401に摩擦係合して
差動制限力を発生する。トルクの入力のない空転時は、
多板クラッチのような摩擦力をほとんど発生しない。従
って、デフケースの引き摺り回転が起こらない。
1に固定されたピニオンシャフト405の外周に回転自
在に支持されている。また、サイドギヤ402、403
とデフケース401の側壁との間には、サイドギヤ40
2、403がデフケース401の側壁に押圧されたとき
に、デフケース401とサイドギヤ402、403を摩
擦係合させるコーンクラッチ(支持部材)406が設け
られている。このコーンクラッチ406は、サイドギヤ
402、403に溶接などの手段で一体的に接合されて
いる。このディファレンシャル装置400では、サイド
ギヤ402、403と、ピニオンギヤ404が差動ギヤ
を構成しており、トルク入力時のギヤの噛み合い反力で
サイドギヤ402、403が強く押圧された時だけ、コ
ーンクラッチ406がデフケース401に摩擦係合して
差動制限力を発生する。トルクの入力のない空転時は、
多板クラッチのような摩擦力をほとんど発生しない。従
って、デフケースの引き摺り回転が起こらない。
【0068】なお、上記実施形態では、本発明をFR車
を基礎とした4輪駆動車のフロントデフ部分に適用した
場合を説明したが、図8に示すように、フロントエンジ
ン、フロントドライブ(FF車)を基礎とした4輪駆動
車にも適用できる。この場合、フロント側のドライブシ
ャフト31、32は、エンジン20に付設したトランス
アクスル37により常時駆動され、トランスアクスル3
7の2WD/4WD切換えにより、プロペラシャフト3
5を介して、リヤデフ36にエンジンの回転が伝えら
れ、リヤ側のドライブシャフト33、34が回転するよ
うになっている。そこで、2輪駆動時に非駆動側となる
リヤデフ36部分に、本発明の駆動装置を適用すること
により、上記と同様の効果を奏することができる。
を基礎とした4輪駆動車のフロントデフ部分に適用した
場合を説明したが、図8に示すように、フロントエンジ
ン、フロントドライブ(FF車)を基礎とした4輪駆動
車にも適用できる。この場合、フロント側のドライブシ
ャフト31、32は、エンジン20に付設したトランス
アクスル37により常時駆動され、トランスアクスル3
7の2WD/4WD切換えにより、プロペラシャフト3
5を介して、リヤデフ36にエンジンの回転が伝えら
れ、リヤ側のドライブシャフト33、34が回転するよ
うになっている。そこで、2輪駆動時に非駆動側となる
リヤデフ36部分に、本発明の駆動装置を適用すること
により、上記と同様の効果を奏することができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、4輪駆動時に差動制限力を得るようにしたの
で、走破性が向上する。また、差動制限力を、差動ギヤ
の噛み合い反力による差動ギヤ相互間の摩擦力、差動ギ
ヤと支持部材間の摩擦力、あるいは差動ギヤとデフケー
ス間の摩擦力で得るようにし、多板クラッチや流体ポン
プを設けない形式としたので、2輪駆動時に非駆動とな
るディファレンシャル装置内部の摩擦を最小限に抑える
ことができ、非駆動側の系から発生する騒音を低減する
ことができると共に、駆動ロスの低減および摩擦に対す
る十分な耐久性を確保することができる。
よれば、4輪駆動時に差動制限力を得るようにしたの
で、走破性が向上する。また、差動制限力を、差動ギヤ
の噛み合い反力による差動ギヤ相互間の摩擦力、差動ギ
ヤと支持部材間の摩擦力、あるいは差動ギヤとデフケー
ス間の摩擦力で得るようにし、多板クラッチや流体ポン
プを設けない形式としたので、2輪駆動時に非駆動とな
るディファレンシャル装置内部の摩擦を最小限に抑える
ことができ、非駆動側の系から発生する騒音を低減する
ことができると共に、駆動ロスの低減および摩擦に対す
る十分な耐久性を確保することができる。
【0070】請求項2の発明によれば、カップリング部
材としてカップリングスリーブを用いたので、カップリ
ングスリーブのスライド操作により、ドライブシャフト
の断続操作を行うことができる。
材としてカップリングスリーブを用いたので、カップリ
ングスリーブのスライド操作により、ドライブシャフト
の断続操作を行うことができる。
【0071】請求項3の発明によれば、カップリングス
リーブの位置により、2輪駆動時のアクスルディスコネ
クト状態(ドライブシャフト分断状態)と、4輪駆動時
の差動機能状態と、デフロック状態の3つのモードを実
現することができる。
リーブの位置により、2輪駆動時のアクスルディスコネ
クト状態(ドライブシャフト分断状態)と、4輪駆動時
の差動機能状態と、デフロック状態の3つのモードを実
現することができる。
【0072】請求項4の発明によれば、ロックギヤに隣
接する位置でベアリングによりデフケースを回転支持す
るので、同ベアリングによってロックギヤのセンタリン
グを行うことができる。従って、余分なベアリングを設
けずにすみ、軸方向に大型化せずに、3つのギヤ(結合
ギヤ、ロックギヤ、カップリングスリーブを連結する車
軸側シャフトのスプライン)を同一円周上に配置するこ
とができる。
接する位置でベアリングによりデフケースを回転支持す
るので、同ベアリングによってロックギヤのセンタリン
グを行うことができる。従って、余分なベアリングを設
けずにすみ、軸方向に大型化せずに、3つのギヤ(結合
ギヤ、ロックギヤ、カップリングスリーブを連結する車
軸側シャフトのスプライン)を同一円周上に配置するこ
とができる。
【0073】請求項5〜請求項8の発明によれば、4輪
駆動時には、入力トルクによる差動ギヤの噛み合い反力
によって、差動ギヤ相互間、差動ギヤとその支持部材
間、あるいは差動ギヤとデフケース間に摩擦力を発生
し、その摩擦力によって差動制限力を得ることができ
る。また、2輪駆動時には、分割されたドライブシャフ
トの結合を断つことにより、差動ギヤが空転するので、
前記摩擦力の発生を抑制することができ、デフケースが
引き摺り回転を起こさなくなる。
駆動時には、入力トルクによる差動ギヤの噛み合い反力
によって、差動ギヤ相互間、差動ギヤとその支持部材
間、あるいは差動ギヤとデフケース間に摩擦力を発生
し、その摩擦力によって差動制限力を得ることができ
る。また、2輪駆動時には、分割されたドライブシャフ
トの結合を断つことにより、差動ギヤが空転するので、
前記摩擦力の発生を抑制することができ、デフケースが
引き摺り回転を起こさなくなる。
【図1】本発明の一実施形態の要部断面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】同デフロック時の状態を示す断面図である。
【図4】実施形態の駆動装置を備えた後輪駆動を基礎と
する4輪駆動車の駆動系の平面図である。
する4輪駆動車の駆動系の平面図である。
【図5】本発明の一実施形態中のディファレンシャル装
置の代わりに置き換え可能なディファレンシャル装置の
断面図である。
置の代わりに置き換え可能なディファレンシャル装置の
断面図である。
【図6】同じく置き換え可能な他のディファレンシャル
装置の断面図である。
装置の断面図である。
【図7】同じく置き換え可能な他のディファレンシャル
装置の断面図である。
装置の断面図である。
【図8】前輪駆動を基礎とする4輪駆動車の駆動系を示
す平面図である。
す平面図である。
【図9】従来のアクスルディスコネクトタイプの駆動装
置の断面図である。
置の断面図である。
1,2 ドライブシャフト 2A インナシャフト 2B アウタシャフト 40 デフキャリヤ 50 ディファレンシャル装置 51 デフケース 55 ボス部 57 ベアリング 58,59 サイドギヤ(差動ギヤ) 65,66 収納孔 67,68 ピニオンギヤ(差動ギヤ) 69,71 第1ギヤ部 70,72 第2ギヤ部 105 カップリングスリーブ(カップリング部材) 108 結合ギヤ 109 ロックギヤ 200 ディファレンシャル装置 201 デフケース 202 インターナルギヤ(差動ギヤ) 203 サンギヤ(差動ギヤ) 204,205 ピニオンギヤ(差動ギヤ) 206 ピニオンキャリヤ 300 ディファレンシャル装置 301 デフケース 302,303 ウォームギヤ(差動ギヤ) 304 平行軸 305 ピニオンギヤ(差動ギヤ) 400 ディファレンシャル装置 401 デフケース 402,403 サイドギヤ(差動ギヤ) 404 ピニオンギヤ(差動ギヤ) 405 ピニオンシャフト 406 コーンクラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺岡 正夫 栃木県栃木市大宮町2388番地 栃木富士産 業株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 4輪駆動と2輪駆動に切換え可能であ
り、2輪駆動時に非駆動側となる左右のドライブシャフ
ト間に、入力回転を差動分配するディファレンシャル装
置が介在され、且つ前記左右のドライブシャフトの一方
が軸方向に2分割され、これら2分割された両シャフト
がカップリング部材によって選択的に断続される4輪駆
動車の駆動装置において、 前記ディファレンシャル装置として、デフケース内に収
容した差動ギヤの噛み合い反力によって、差動ギヤ相互
間、差動ギヤとその支持部材間、あるいは差動ギヤとデ
フケース間に摩擦力を発生し、その摩擦力によって差動
制限力を得る形式のディファレンシャル装置が設けられ
ていることを特徴とする4輪駆動車の駆動装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の4輪駆動車の駆動装置で
あって、 前記2分割された両シャフトの対向端部のうち、車輪側
シャフトの端部に、カップリング部材としてのカップリ
ングスリーブを、スプライン結合により軸方向のみ移動
可能に設け、ディファレンシャル装置側シャフトの端部
に、前記カップリングスリーブを移動させた際にカップ
リングスリーブのスプラインと噛み合う結合ギヤを設け
たことを特徴とする4輪駆動車の駆動装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の4輪駆動車の駆動装置で
あって、 前記結合ギヤをデフケースのボス部の先端に隣接配置
し、デフケースのボス部の外周にデフロック用のロック
ギヤを設け、前記カップリングスリーブを結合ギヤを越
える位置まで移動させたとき、カップリングスリーブの
スプラインが結合ギヤと共にロックギヤに噛み合うよう
にしたことを特徴とする4輪駆動車の駆動装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の4輪駆動車の駆動装置で
あって、 前記ボス部の外周のロックギヤに隣接する位置に、デフ
ケースをデフキャリヤに回転自在に支持させるベアリン
グが嵌合されていることを特徴とする4輪駆動車の駆動
装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の4輪駆
動車の駆動装置であって、 前記ディファレンシャル装置は、 4輪駆動時にエンジンによって回転駆動される前記デフ
ケースと、 デフケース内に収容され、デフケースと共通軸線回りに
各々回転自在に支持され、且つそれぞれ左右のドライブ
シャフトに連結された一対のサイドギヤと、 第1ギヤ部と第2ギヤ部を有し、第1ギヤ部が各別のサ
イドギヤに噛み合い、第2ギヤ部が相互に噛み合う少な
くとも一対のピニオンギヤと、 前記デフケースに形成され、各ピニオンギヤを前記軸線
と平行な軸線回りに摺動回転自在に収容支持する少なく
とも一対の収納孔とを備えた平行軸タイプのディファレ
ンシャル装置により構成され、 前記サイドギヤとピニオンギヤが前記差動ギヤに相当す
ることを特徴とする4輪駆動車の駆動装置。 - 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載の4輪駆
動車の駆動装置であって、 前記ディファレンシャル装置は、 4輪駆動時にエンジンによって回転駆動される前記デフ
ケースと、 デフケースの内周に形成されたインターナルギヤと、 デフケース内に収容され、デフケースと共通軸線回りに
回転自在に支持され、且つ左右のドライブシャフトの一
方に連結されたサンギヤと、 互いに噛み合って回転する偶数個のピニオンギヤからな
り、外側のピニオンギヤがインターナルギヤと噛み合
い、内側のピニオンギヤがサンギヤと噛み合ったピニオ
ンギヤ組と、 各ピニオンギヤを回転自在に支承すると共に、前記左右
のドライブシャフトの他方に連結されたピニオンキャリ
ヤとを備えた平行軸ダブルプラネタリータイプのディフ
ァレンシャル装置より構成され、 前記インターナルギヤとサンギヤとピニオンギヤ組が前
記差動ギヤに相当することを特徴とする4輪駆動車の駆
動装置。 - 【請求項7】 請求項1〜4のいずれかに記載の4輪駆
動車の駆動装置であって、 前記ディファレンシャル装置は、 4輪駆動時にエンジンによって回転駆動される前記デフ
ケースと、 デフケース内に収容され、デフケースと共通軸線回りに
各々回転自在に支持され、且つ各々左右のドライブシャ
フトに連結された一対のウォームギヤと、 デフケース内にこれらウォームギヤの回転軸線と交差す
る方向に固定的に設けられた複数対の平行軸と、 対をなす平行軸にそれぞれ回転自在に支持され、且つ互
いに噛み合って回転する2つのウォームホイールからな
り、各ウォームホイールを各ウォームギヤに噛み合わせ
たウォームホイール組とを備えた交差軸ウォームギヤ式
のディファレンシャル装置より構成され、 前記ウォームギヤとウォームホイール組が前記差動ギヤ
に相当することを特徴とする4輪駆動車の駆動装置。 - 【請求項8】 請求項1〜4のいずれかに記載の4輪駆
動車の駆動装置であって、 前記ディファレンシャル装置は、 4輪駆動時にエンジンによって回転駆動される前記デフ
ケースと、 デフケース内に収容され、デフケースと共通軸線回りに
各々回転自在に支持され、且つそれぞれ左右のドライブ
シャフトに連結された一対のベベルギヤからなるサイド
ギヤと、 デフケース内に収容され、一端および他端を各サイドギ
ヤにそれぞれ噛み合わせたべベルギヤからなるピニオン
ギヤと、 ピニオンギヤをデフケースに回転自在に支持させるピニ
オンシャフトと、 前記サイドギヤとデフケースとの間に介在され、サイド
ギヤがデフケース側に押圧されたときデフケースとサイ
ドギヤを係合させるコーンクラッチとを備えた形式のデ
ィファレンシャル装置より構成され、 前記サイドギヤとピニオンギヤが前記差動ギヤに相当す
ることを特徴とする4輪駆動車の駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22395295A JPH0966754A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 4輪駆動車の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22395295A JPH0966754A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 4輪駆動車の駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0966754A true JPH0966754A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16806276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22395295A Pending JPH0966754A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 4輪駆動車の駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0966754A (ja) |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP22395295A patent/JPH0966754A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1072457B1 (en) | Split helical planetary gear assembly | |
| US6837819B2 (en) | Transfer case with two planetary gear sets having a common carrier | |
| JP3445070B2 (ja) | デファレンシャル装置 | |
| GB2267322A (en) | Differential gearing unit | |
| US9534665B1 (en) | Electrical all-wheel drive | |
| US20060011441A1 (en) | Ball ramp actuator having differential drive | |
| EP0876933A2 (en) | Adapter for transfer cases | |
| JP2006258296A (ja) | 前輪駆動トランスアクスル・ユニット用のトルク・カップリング装置 | |
| WO2024023905A1 (ja) | 同軸駆動装置 | |
| JPH11315905A (ja) | デファレンシャル装置 | |
| JP3844532B2 (ja) | デファレンシャル装置 | |
| US12203509B2 (en) | Rotary power transmission device with clutch | |
| JP2529245B2 (ja) | デフアレンシヤル装置 | |
| JPH0966754A (ja) | 4輪駆動車の駆動装置 | |
| KR102609059B1 (ko) | 사륜구동 차량용 리어액슬 | |
| GB2182735A (en) | Differential gear | |
| JPH06144040A (ja) | デファレンシャル装置 | |
| JPH0716920Y2 (ja) | 4輪駆動車のセンターデフ装置 | |
| JPH1076863A (ja) | デファレンシャル装置 | |
| EP1193102A2 (en) | Drive power transmission apparatus | |
| JPH0448348Y2 (ja) | ||
| KR200203103Y1 (ko) | 4륜 구동 차량의 프리 휠 허브 연결장치 | |
| JPS62246646A (ja) | デイフアレンシヤルギヤ装置 | |
| JPS59205061A (ja) | 自動車用動力伝達装置 | |
| JPH0226345A (ja) | 動力伝達装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001003 |