JPH0967497A - メタクリル系樹脂成形材料およびその製造方法 - Google Patents

メタクリル系樹脂成形材料およびその製造方法

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JPH0967497A
JPH0967497A JP24674795A JP24674795A JPH0967497A JP H0967497 A JPH0967497 A JP H0967497A JP 24674795 A JP24674795 A JP 24674795A JP 24674795 A JP24674795 A JP 24674795A JP H0967497 A JPH0967497 A JP H0967497A
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JP
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polymer
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content
alkyl methacrylate
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JP24674795A
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English (en)
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Shingo Furusawa
真吾 古澤
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低圧で成形できることにより従来の不飽和ポ
リエステル用の設備で成形できると共に、外観に優れた
メタクリル系成形材料を提供する。 【解決手段】 (A)アルキルメタクリレート単量体、
アルキルメタクリレートを主成分とするα、β−エチレ
ン性不飽和単量体混合物およびこれらの重合体を含有す
るシラップよりなる群から選ばれた樹脂原料(a)およ
び該樹脂原料100重量部当たり3〜50重量部の架橋
剤(b)よりなる混合物を部分的に重合させて全重合体
含有率が80重量%を越えない範囲で重合体の含有率を
前記混合物中の重合体含有率よりも4〜65重量%増加
させた部分架橋ゲル状重合体100重量部、(B)アル
キルメタクリレート単量体またはアルキルメタクリレー
トを主成分とするα、β−エチレン性不飽和単量体混合
物の重合体を含有するシラップ0〜400重量部、およ
び(C)無機充填剤30〜200重量部からなり、
(A)部分架橋ゲル状重合体と(B)シラップの合計量
中に占める直鎖状重合体の含有量が30〜60重量%で
あるメタクリル系樹脂成形材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メタクリル系樹脂
成形材料およびその製造方法に関し、特に低収縮性で高
級感の得られるメタクリル系樹脂成形材料およびその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アクリル樹脂は、その優れた耐候性と卓
越した透明性により、照明カバー、自動車部品、レンズ
およびプリズム等の光学部品等として広範囲の分野に用
いられている。さらに近年アクリル樹脂の用途拡大に伴
い、建材の内装部材等としても用途開発が行われ、例え
ばアクリル系の人工大理石が開発されている。アクリル
系の人工大理石は、通常メチルメタアクリレートを主成
分とした重合性高粘調液体に、水酸化アルミニウムなど
の無機充填剤、装飾材および重合開始剤を混合し、セル
キャスト法または連続キャスト法などで板状に重合固化
せしめた後、所望の寸法に切断し市販されている。これ
らの具体的な用途としては、システムキッチンの天板、
扉及び壁、洗面化粧台の天板、トイレブース、ユニット
バスの腰壁およびエプロン、出窓のカウンター類があ
る。
【0003】しかしながら、これらの部材として使用す
る際、市販のアクリル系人工大理石では加熱加工で50
R以上の単曲面加工しかできないため、コーナー部ある
いは端部の木口面は、切断、接着加工及び研磨加工等の
二次加工の繁雑な工程を経なければならないという問題
点があり、またBMC、SMCによる圧縮成形において
は従来行われている不飽和ポリエステル成形材料に比較
して重合による体積収縮が大きいため、非常に高圧で成
形を行わねばならないという問題点があった。これらの
問題点を解決するために従来からポリスチレン、ポリビ
ニルアセテートなどの熱可塑性樹脂粉末を低収縮化剤と
して添加して体積収縮を押さえる事が試みられている
が、結果としてボイドが生成するために光を散乱し、成
形品が不透明になりメタクリル系樹脂成形品の持つ高級
感が失われ、実用に供し得ないという状況にあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、低圧で成形できることにより従来の不飽和ポリ
エステル用の設備で成形できると共に、外観に優れたメ
タクリル系成形材料を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成すべく素材面、成形面、装置面などの種々の観点か
ら検討を重ねた結果、該樹脂原料中の直鎖状重合体の量
と架橋剤量が成形品の外観と関係あることを見出だし本
発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、上記目的は本発明によれば、
(A)アルキルメタクリレート単量体、アルキルメタク
リレートを主成分とするα、β−エチレン性不飽和単量
体混合物およびこれらの重合体を含有するシラップより
なる群から選ばれた樹脂原料(a)および該樹脂原料1
00重量部当たり3〜50重量部の架橋剤(b)よりな
る混合物を部分的に重合させて全重合体含有率が80重
量%を越えない範囲で重合体の含有率を前記混合物中の
重合体含有率よりも4〜65重量%増加させた部分架橋
ゲル状重合体100重量部、(B)アルキルメタクリレ
ート単量体またはアルキルメタクリレートを主成分とす
るα、β−エチレン性不飽和単量体混合物の重合体を含
有するシラップ0〜400重量部、および(C)無機充
填剤30〜200重量部からなり、(A)部分架橋ゲル
状重合体と(B)シラップの合計量中に占める直鎖状重
合体の含有量が30〜60重量%であるメタクリル系樹
脂成形材料、および(A)アルキルメタクリレート単量
体、アルキルメタクリレートを主成分とするα、β−エ
チレン性不飽和単量体混合物およびこれらの重合体を含
有するシラップよりなる群から選ばれた樹脂原料(a)
および該樹脂原料100重量部当たり3〜50重量部の
架橋剤(b)よりなる混合物を部分的に重合させて全重
合体含有率が80重量%を越えない範囲で重合体の含有
率を前記混合物中の重合体含有率よりも4〜65重量%
増加させた部分架橋ゲル状重合体を得た後、これに
(B)アルキルメタクリレート単量体またはアルキルメ
タクリレートを主成分とするα、β−エチレン性不飽和
単量体混合物の重合体を含有するシラップを加えて混合
・混練して、(A)部分架橋ゲル状重合体と(B)シラ
ップの合計量中に占める直鎖状重合体の含有量を30〜
60重量%としてから、次いで(C)無機充填剤を添加
混合するメタクリル系樹脂成形材料の製造方法によって
達成することができる。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おける樹脂原料(a)として使用される単量体として
は、アルキルメタクリレート単独あるいはアルキルメタ
クリレート及びこれと共重合し得るα、β−エチレン性
不飽和単量体との混合物があげられる。このような単量
体混合物の場合はアルキルメタクリレートが50モル%
以上、より好ましくは60モル%以上であることが望ま
しい。アルキルメタクリレートとしては、メチルメタク
リレート、エチルメタクリレート、n−プロピルメタク
リレート、イソプロピルメタクリレート、ブチルメタク
リレート等が挙げられるが、メチルメタクリレートが特
に好ましく用いられる。
【0008】共重合し得るα、β−エチレン性不飽和単
量体としては、例えば主成分として使用されるアルキル
メタクリレート(例えばメチルメタクリレート)以外の
他のアルキルメタクリレート(例えば上記アルキルメタ
アクリレートや2−エチルヘキシルメタクリレート、ラ
ウリルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート
等)、メチルアクリレート、エチルアクリレート、プロ
ピルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、
ラウリルアクリレート等のアルキルアクリレート、シク
ロヘキシルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタク
リレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、4−ヒ
ドロキシブチルメタクリレート、4−ヒドロキシブチル
アクリレート、2−ヒドロキシ−3−クロロプロピルメ
タクリレート、2−ヒドロキシ−3−クロロプロピルア
クリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレー
ト、アクリル酸、メタクリル酸、(メタ)アクリル酸金
属塩、塩化ビニル、酢酸ビニル、アクリロニトリル、メ
タクリロニトリル、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、
無水酢酸等が挙げられる。
【0009】また、アルキルメタクリレート単量体、ア
ルキルメタクリレートを主成分とするα、β−エチレン
性不飽和単量体混合物の重合体を含有するシラップとし
ては、25℃で0.1〜500ポイズの粘度を有し、か
つ3〜70重量%、好ましくは20〜45重量%の重合
体を含有するシラップが通常用いられる。
【0010】架橋剤(b)としては、分子内に少なくと
も2個の(メタ)アクリロイル基を有する単量体が好ま
しく、具体的には1,3プロピレングリコールジメタク
リレート、1,4−ブチレングリコールジメタクリレー
ト、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、1,
3−ブチレングリコールジメタクリレート、ジメチロー
ルエタンジメタクリレート、1,1−ジメチロールプロ
パンジメタクリレート、2,2−ジメチロールプロパン
ジメタクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)ア
クリレート、テトラメチロールメタントリ(メタ)アク
リレート、テトラメチロールメタンジ(メタ)アクリレ
ート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジ
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペン
チルグリコールジメタクリレート、テトラエチレングリ
コールジメタクリレート、2、2−ビス〔4−(メタク
リロキシエトキシ)フェニル〕プロパン、2、2−ビス
〔4−(メタクリロキシペンタエトキシ)フェニル〕プ
ロパン、KAYARAD R−604(日本化薬(株)
製、商品名)等を挙げることができる。これらを単独、
あるいは2種以上混合して使用することができる。架橋
剤の使用量は、樹脂原料100重量部当たり3〜50重
量部、好ましくは10〜30重量部である。3重量部未
満では、耐熱性が十分ではなく、一方50重量部を超え
ると、長時間の重合を必要とするばかりでなく耐候性が
悪くなるといった問題が付随し好ましくない。
【0011】本発明に用いるメタクリル系部分架橋ゲル
状重合体は、特開昭60−202128号公報において
提案されているように、前記樹脂原料(a)と架橋剤
(b)との混合物を重合開始剤の存在下部分的に重合さ
せ、重合体含有率が80重量%を超えない範囲で該樹脂
原料(a)と架橋剤(b)との混合物中の重合体含有率
よりも4〜65重量%、より好ましくは10〜65重量
%、最も好ましくは20〜65重量%増加させることに
よって製造することができる。
【0012】アルキルメタクリレート単量体またはアル
キルメタクリレートを主成分とするα、β−エチレン性
不飽和単量体混合物の重合体を含有するシラップ(B)
としては、前記シラップと同様のものが使用可能であ
る。メタクリル系部分架橋ゲル状重合体に添加するシラ
ップの量は、該部分架橋ゲル状重合体100重量部に対
して0〜400重量部、好ましくは50〜400重量
部、より好ましくは60〜300重量部である。添加量
が400重量部を超える場合には、低収縮性が十分に得
られない。
【0013】また、無機充填剤(C)としては、特に制
限はないが、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ム、炭酸カルシウム、シリカ、フリットガラスなどが望
ましく、透明性、色調の鮮やかさ等の点から水酸化アル
ミニウムやフリットガラスが好ましく用いられる。無機
充填剤の添加量は、部分架橋ゲル状重合体100重量部
に対して30〜200重量部、好ましくは60〜150
重量部である。無機充填剤の添加量が30重量部未満で
は重合による体積収縮が大きく、寸法安定性も悪くな
り、一方200重量部を超えると成形品の機械的強度な
どが低下するので好ましくない。
【0014】本発明におけるメタクリル系樹脂成形材料
は、前記(A)部分架橋ゲル状重合体100重量部、
(B)シラップ0〜400重量部、および(C)無機充
填剤30〜200重量部からなり、(A)部分架橋ゲル
状重合体と(B)シラップの合計量中に占める直鎖状重
合体の含有量が30〜60重量%、好ましくは35〜6
0重量%の範囲にあるものである。(A)部分架橋ゲル
状重合体と(B)シラップの合計量中に占める直鎖状重
合体の含有量が、30重量%未満の場合には、低収縮性
が十分に得られず、一方60重量%を超える場合には、
成形時に良好な流動性が得られず、本発明の目的にそぐ
わない。
【0015】本発明のメタクリル系樹脂成形材料を製造
する方法としては、前記(A)部分架橋ゲル状重合体1
00重量部、(B)シラップ0〜400重量部、および
(C)無機充填剤30〜200重量部からなり、(A)
部分架橋ゲル状重合体と(B)シラップの合計量中に占
める直鎖状重合体の含有量が30〜60重量%の範囲に
あるメタクリル系樹脂成形材料が製造できる方法であれ
ば制限なく用いることができるが、好ましい態様として
は、例えば、前記(A)部分架橋ゲル状重合体を得た
後、該部分架橋ゲル状重合体100重量部に(B)アル
キルメタクリレート単量体またはアルキルメタクリレー
トを主成分とするα、β−エチレン性不飽和単量体混合
物の重合体を含有するシラップ50〜400重量部を加
えて混合・混練して、(A)部分架橋ゲル状重合体と
(B)シラップの合計量中に占める直鎖状重合体の含有
量を30〜60重量%としてから、次いで(C)無機充
填剤30〜200重量部を添加混合、好ましくは混合・
混練する方法が採用される。
【0016】上記メタクリル系樹脂成形材料を圧縮成形
などにより硬化させる重合開始剤としては、通常用いら
れるものが採用されるが、この重合開始剤は、部分架橋
ゲル状重合体中に予め添加しておいてもよく、部分架橋
ゲル状重合体とシラップとを混合・混練する段階、ある
いは無機充填剤を添加・混合する段階で添加することが
できる。またメタクリル系樹脂成形材料には、意匠性等
を高める目的で、染顔料などの着色剤、樹脂粒状物、天
然石粒状等の模様材、有機短繊維などの他の充填剤、種
類の異なる他の樹脂などを、本発明の目的を損なわない
範囲で添加することができる。
【0017】
【実施例】以下、実施例等により本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらにより限定されない。なお、
(1)部分架橋ゲル状重合体のゲル分率、(2)部分架
橋ゲル状重合体中に含まれる重合性混合液体に対する重
合開始剤の活性酸素量は以下のようにして求めた。
【0018】(1)部分架橋ゲル状重合体のゲル分率:
得られた部分架橋ゲル状重合体を2mm以下の小片と
し、その所定量を試料として採取してその重量(x)を
測定し、これを2%のハイドロキノンを添加したアセト
ン中に入れてソックスレ−抽出器により50℃で10時
間抽出処理する。次いで、アセトン中の残留物を取りだ
し、これを−750mmHgの減圧状態で80℃24時
間乾燥後、その重量(y)を測定し、下記の式(a)か
らゲル分率(%)を求める。
【0019】
【数1】 ゲル分率(%)=(y/x)×100 (a)
【0020】(2)重合性混合液体に対する重合開始剤
の活性酸素量:部分架橋ゲル状重合体を100%とした
とき該重合体に含まれる重合性混合液体の含有率は式
(b)で求められる。
【0021】
【数2】 重合性混合液体の含有率(%)(δ)=ゲル状部分重合体(100%)−ゲル 分率(%)−マトリックス中のアクリル系直鎖高分子配合量(%) (b)
【0022】また、重合開始剤中の活性酸素量(α)は
式(c)で求められる。
【0023】
【数3】 活性酸素量(α)(%)=Pu×{(No×16)/Mw} (c) (但し、Puは過酸化物の純度(%)、Noは過酸化物
の−O−O−結合の数、Mwは過酸化物の分子量をそれ
ぞれ表す。)
【0024】したがって、部分架橋ゲル状重合体中に含
まれる重合性混合液体に対する活性酸素量(β)は式
(d)で求められる。
【0025】
【数4】 活性酸素量(β)(%)=γ×α×100/Mw/δ (d) (但し、γは、マトリックス1kg当たりの重合開始剤
の重量(g)を示す)
【0026】<実施例1> (1)粘度平均重合度1300の直鎖状ポリメチルメタ
クリレート(クラレ製HRビーズ)を34.9重量%含
有するメチルメタクリレートシラップ86重量%とネオ
ペンチルグリコールジメタクリレート(新中村化学
(株)製、NKエステルNPG−DM)14重量%から
なる重合性混合液体1kgに、0.0045重量%の
2,2´−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチル
バレロニトリル)(以降、V−70と略記する)及び
0.007重量%の1,4(8)−p−メンタジエン
(以降TPLと略記する)を添加混合し、それを予め組
み立てておいた層間10mmのガラスセルに注入し窒素
封入した後、水温60℃の温水槽内にセルを投入し1時
間重合を行った。得られた板状の部分架橋ゲル状重合体
をセルから取出し、前記方法でゲル分率を測定したとこ
ろ18重量%であった。
【0027】(2)上記(1)で得られた部分架橋ゲル
状重合体2700gを、粘度平均重合度1300の直鎖
状ポリメチルメタクリレート(クラレ製HRビーズ)を
56.9重量%含有するメチルメタクリレートシラップ
84.4重量%とネオペンチルグリコールジメタクリレ
ート15.6重量%を混合して得られた重合性混合液体
2279gと共に松田製作所製射出成型機(型式EM1
00−TM50KS、スクリュー:50φ、長さ100
0mm)を用いて、50rpmで3φのノズルで背圧1
5kg/cm2で2回押し出して樹脂混合物を得た。
【0028】(3)上記(2)で得られた樹脂混合物1
194g、ネオペンチルグリコールジメタクリレート1
02.6g、樹脂混合物に含まれる重合性液体とネオペ
ンチルグリコールジメタクリレートの合算量に対して
1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−ト
リメチルシクロヘキサン(化薬アクゾ(株)製、トリゴ
ノックス29−N75)を活性酸素量として0.068
%、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート
(化薬アクゾ(株)製、カヤカルボンBIC−75)を
活性酸素量として0.068%、1,3−ビス(t−ブ
チルパーオキシイソプロピル)ベンゼン(化薬アクゾ
(株)製、パーカドックス14)を活性酸素量として
0.068%、平均粒径8μmの水酸化アルミニウム
(住友化学(株)製、CWL−308SH)を139
9.8g、およびアクリル系人工大理石を500μm以
下に破砕して得た模様剤273.3gを、多段羽を取り
付けたカワタ製作所製高速攪拌機スーパーミキサー(型
式SMV−20)に投入し、2000rpmで20秒を
4回繰り返し攪拌混合をした。次いで混合物を松田製作
所製射出成型機(型式EM100−TM50KS、スク
リュー:50φ、長さ1000mm)を用いて、50r
pmで3φのノズルで背圧15kg/cm2 で2回押し
出してメタクリル系樹脂成形材料を得た。
【0029】この成形材料400gを、予め130℃に
加熱されたつばつき箱型成形品(つば部:外寸法176
mm×146mm、内寸法150mm×120mm、厚
み7.3mm、高さ:51mm、立ち上がり壁部:厚み
3.5mm、箱内底面:144mm×114mm、底厚
み:7.3mm)が得られる型に投入して、成形品の投
影面積に対して80kg/cm2 の成形圧で5分間保圧
した後、金型を開いて成形品を得た。成形品はヒケ、ク
ラック、白化などの外観不良が無いものが得られた。ま
た60kg/cm2 の成形圧で5分間保圧した後、金型
を開いて得た成形品についても外観不良は見られなかっ
た。さらに40kg/cm2 の成形圧で5分間保圧した
後、金型を開いて得た成形品については、つばの裏側に
クラックが一部発生したが、その他の部分には外観不良
は見られなかった。
【0030】<実施例2> (1)粘度平均重合度1500の直鎖状ポリメチルメタ
クリレート(クラレ製EHビーズ)を23.8重量%含
有するメチルメタクリレートシラップ84重量%とネオ
ペンチルグリコールジメタクリレート16重量%からな
る重合性混合液体1kgに0.0045重量%のV−7
0及び0.01重量%のTPLを添加混合し、それを予
め組み立てておいた層間10mmのガラスセルに注入し
窒素封入した後、水温60℃の高温水槽内にセルを投入
し1時間重合を行った。得られた板状の部分架橋ゲル状
重合体をセルから取出し、前記方法でゲル分率を測定し
たところ22.5重量%であった。
【0031】(2)部分架橋ゲル重合体を上記(1)に
変更する他は実施例1と同様にして成形品を得た。得ら
れた成形品は、80kg/cm2 および60kg/cm
2 の成形圧のものについてもヒケ、クラック、白化など
の外観不良が無いものが得られた。なお、40kg/c
2 の成形圧のものについては、立ち上がり部にヒケ
(光沢のない部分)が一部発生した。
【0032】<比較例1> (1)粘度平均重合度1300の直鎖状ポリメチルメタ
クリレートを34.9重量%含有するメチルメタクリレ
ートシラップ86重量%とネオペンチルグリコールジメ
タクリレート14重量%からなる重合性混合液体1kg
に、0.0045重量%のV−70及び0.007重量
%のTPLを添加混合し、これを予め組み立てておいた
層間10mmのガラスセルに注入し窒素封入した後、水
温60℃の高温水槽内にセルを投入し1時間重合を行っ
た。得られた板状の部分架橋ゲル状重合体をセルから取
出し、前記方法でゲル分率を測定したところ19重量%
であった。
【0033】(2)上記(1)で得られた部分架橋ゲル
状重合体1296.6gに含まれる重合性液体に対して
1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−ト
リメチルシクロヘキサン(化薬アクゾ(株)製、トリゴ
ノックス29−N75)を活性酸素量として0.068
%、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート
(化薬アクゾ(株)製、カヤカルボンBIC−75)を
活性酸素量として0.068%、1,3−ビス(t−ブ
チルパーオキシイソプロピル)ベンゼン(化薬アクゾ
(株)製、パーカドックス14)を活性酸素量として
0.068%および平均粒径8μmの水酸化アルミニウ
ム1399.8g、およびアクリル系人工大理石を50
0μm以下に破砕して得た模様剤273.3gを、該ゲ
ル状重合体1296.6gと共に多段羽を取り付けたカ
ワタ製作所製高速攪拌機スーパーミキサーに投入し、2
000rpmで20秒を4回繰り返し攪拌混合をした。
次いで混合物を松田製作所製射出成型機を用いて、50
rpmで3φのノズルで背圧15kg/cm2 で2回押
し出してメタクリル系樹脂成形材料を得た。
【0034】(3)上記(2)で得られた成形材料につ
いて実施例1と同様にして成形品を得た。得られた成形
品は、成形圧80kg/cm2 では立ち上がり壁部の下
部に若干のクラックが発生し、また60kg/cm2
は立ち上がった壁部の下部全周に渡ってクラック、白化
が見られた。
【0035】<比較例2> (1)粘度平均重合度1500の直鎖状ポリメチルメタ
クリレートを26.3重量%含有するメチルメタクリレ
ートシラップ76重量%とネオペンチルグリコールジメ
タクリレート24重量%からなる重合性混合液体1kg
に、0.0045重量%のV−70及び0.007重量
%のTPLを添加混合し、それを予め組み立てておいた
層間10mmのガラスセルに注入し窒素封入した後、水
温60℃の高温水槽内にセルを投入し1時間重合を行っ
た。得られた板状の部分架橋ゲル状重合体をセルから取
出し、前記方法でゲル分率を測定したところ18重量%
であった。
【0036】(2)部分架橋ゲル重合体を上記(1)に
変更する他は比較例1と同様にして成形品を得た。得ら
れた成形品は、成形圧80kg/cm2 では立ち上がっ
た壁部の下部にクラックが発生し、また60kg/cm
2 では立ち上がった壁部の下部全周に渡ってクラック、
白化が見られた。
【0037】
【発明の効果】以上述べたとおり、本発明のメタクリル
系樹脂成形材料は、圧縮成形で深絞り形状の成形が可能
であり、また耐熱性、透明性にも優れているので、建材
内装部材、特に大理石調の外観を付与することによって
システムキッチンのカウンター類、洗面化粧台などの成
形材料として好適に用いることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 3/00 LHU C08K 3/00 LHU

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)アルキルメタクリレート単量体、
    アルキルメタクリレートを主成分とするα、β−エチレ
    ン性不飽和単量体混合物およびこれらの重合体を含有す
    るシラップよりなる群から選ばれた樹脂原料(a)およ
    び該樹脂原料100重量部当たり3〜50重量部の架橋
    剤(b)よりなる混合物を部分的に重合させて全重合体
    含有率が80重量%を越えない範囲で重合体の含有率を
    前記混合物中の重合体含有率よりも4〜65重量%増加
    させた部分架橋ゲル状重合体100重量部、(B)アル
    キルメタクリレート単量体またはアルキルメタクリレー
    トを主成分とするα、β−エチレン性不飽和単量体混合
    物の重合体を含有するシラップ0〜400重量部、およ
    び(C)無機充填剤30〜200重量部からなり、
    (A)部分架橋ゲル状重合体と(B)シラップの合計量
    中に占める直鎖状重合体の含有量が30〜60重量%で
    あることを特徴とするメタクリル系樹脂成形材料。
  2. 【請求項2】 (A)アルキルメタクリレート単量体、
    アルキルメタクリレートを主成分とするα、β−エチレ
    ン性不飽和単量体混合物およびこれらの重合体を含有す
    るシラップよりなる群から選ばれた樹脂原料(a)およ
    び該樹脂原料100重量部当たり3〜50重量部の架橋
    剤(b)よりなる混合物を部分的に重合させて全重合体
    含有率が80重量%を越えない範囲で重合体の含有率を
    前記混合物中の重合体含有率よりも4〜65重量%増加
    させた部分架橋ゲル状重合体を得た後、これに(B)ア
    ルキルメタクリレート単量体またはアルキルメタクリレ
    ートを主成分とするα、β−エチレン性不飽和単量体混
    合物の重合体を含有するシラップを加えて混合・混練し
    て、(A)部分架橋ゲル状重合体と(B)シラップの合
    計量中に占める直鎖状重合体の含有量を30〜60重量
    %としてから、次いで(C)無機充填剤を添加混合する
    ことを特徴とするメタクリル系樹脂成形材料の製造方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8853300B2 (en) 2004-11-04 2014-10-07 Schock Gmbh Molded plastic body and method for producing the same

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