JPH0967731A - モップ用長短複合紡績糸およびその糸を用いてなるモップ - Google Patents

モップ用長短複合紡績糸およびその糸を用いてなるモップ

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JPH0967731A
JPH0967731A JP22165495A JP22165495A JPH0967731A JP H0967731 A JPH0967731 A JP H0967731A JP 22165495 A JP22165495 A JP 22165495A JP 22165495 A JP22165495 A JP 22165495A JP H0967731 A JPH0967731 A JP H0967731A
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JP
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mop
yarn
cotton
polyamide
long
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JP22165495A
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Mizuho Ohashi
瑞穂 大橋
Shigeru Omae
茂 大前
Shujiro Ueda
周二郎 上田
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Toray Industries Inc
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】総繊維繊度500デニール以上かつ捲縮率10
〜30%のポリアミドマルチフィラメント捲縮糸と、単
繊維繊度5デニール以下かつ繊維長76mm以下のポリ
アミドステープル繊維とからなる長短複合紡績糸であっ
て、前記ポリアミドステープル繊維の混率が20〜80
重量%、かつ前記ポリアミドステープル繊維が前記ポリ
アミドマルチフィラメント捲縮糸を実撚状に捲回してな
ることを特徴とするモップ用長短複合紡績糸およびこの
糸を用いてなるモップである。 【効果】コットンモップと同様、綿屑および土や砂の拭
き取り性、綿屑のウオッシャブル性に優れ、しかもコッ
トンの欠陥である洗濯によるモップ糸の損傷が改善でき
耐久性を大幅に向上できるモップを提供できる。さら
に、本発明のモップは、コットン100重量%品に比べ
乾燥性が良く、衛生面や乾燥に用いるエネルギーの削減
にも効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、拭き取り性、ウオ
ッシャブル性、更には洗濯耐久性、即乾性および再汚染
性の少ない良好な清掃モップ用長短複合紡績糸およびそ
の糸を用いてなるモップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、清掃用モップに供される糸とし
て、木綿100%からなる紡績糸が一般に用いられてき
た。これらモップの要求特性としては、清掃時に床や畳
の土や砂、綿屑などがモップの紡績糸に付着して綺麗に
しかも簡単に掃除ができること、また、モップ糸が汚れ
たとき家庭での洗濯や回収して工業的に行なう洗濯の時
にはこれら綿屑などが素早く落ち、何回もの洗濯に耐え
品位低下が少ないことである。木綿モップは、清掃時の
土や砂、綿屑などの拭き取り性や、洗濯時に綿屑などが
素早く落ちるウオッシャブル性に優れている反面、洗濯
乾燥性および洗濯耐久性が弱く長期間使用できない問題
があった。
【0003】これらの改善を狙って、例えば特開昭63
−9418号公報に記載されているケン縮加工を施した
合繊マルチフィラメント糸からなるモップ糸が提案され
ている。これらは、ケン縮加工を施した合成繊維マルチ
フィラメント糸はバルキー性があり、洗濯後の乾燥、洗
濯耐久性、および土や砂についての拭き取り性は良好で
あるが、長繊維のため糸の側面に綿屑を付着させる木綿
のような毛羽がないため綿屑の拭き取り性が悪いという
欠点を有していた。また、カットされた糸の先端の単繊
維部分に綿屑が付着することはあったが、ケン縮加工糸
であるため綿屑との絡みが強く、洗濯してもその綿屑が
落ち難いという欠点を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
の欠点を改良すべく種々検討した結果、綿屑の拭き取り
性向上には、フィラメント捲縮糸の表面に毛羽を設け、
その毛羽に綿屑を付着させるようにし、また、洗濯時に
その綿屑を簡単に脱落させるために、洗濯時に毛羽すな
わち糸表面の短繊維が適度に切れたり、抜け落ちるよう
にすることでモップの要求特性を満足できることをつき
とめ、拭き取り性とウオッシャブル性が良好で且つ、洗
濯乾燥性および洗濯耐久性に優れたモップを得ることが
できることを見出だしたのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明に係るモップ用長短複合紡績糸は、次の構成
を有する。
【0006】すなわち、総繊維繊度500デニール以上
かつ捲縮率10〜30%のポリアミドマルチフィラメン
ト捲縮糸と、単繊維繊度5デニール以下かつ繊維長76
mm以下のポリアミドステープル繊維とからなる長短複
合紡績糸であって、前記ポリアミドステープル繊維の混
率が20〜80重量%、かつ前記ポリアミドステープル
繊維が前記ポリアミドマルチフィラメント捲縮糸を実撚
状に捲回してなることを特徴とするモップ用長短複合紡
績糸である。
【0007】また、本発明に係るモップ用長短複合紡績
糸の好ましい態様は、上記ポリアミドマルチフィラメン
ト捲縮糸の単繊維繊度が5デニール以上であることを特
徴とするものである。
【0008】さらにまた、本発明に係るモップは次の構
成を有する。
【0009】すなわち、上記モップ用長短複合紡績糸を
用いてなることを特徴とするモップである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳しく説明
する。
【0011】本発明のモップ用長短複合紡績糸は、フィ
ラメント捲縮糸とステープル繊維とからなる複合糸であ
って、バルキー性、洗濯耐久性にはフィラメント捲縮糸
が、また拭き取り性とウオッシャブル性にはステープル
繊維がそれぞれ作用するものである。
【0012】本発明のモップ用長短複合紡績糸を構成す
る素材は、洗濯時の再汚染防止からマルチフィラメント
糸およびステープル繊維共にポリアミド系繊維である必
要があり、なかでもナイロン6,ナイロン66素材が良
い。ポリエステル系やポリアクリル系繊維では本来的に
再汚染しやすいのでモップ糸としては好ましくない。ポ
リアミドマルチフィラメント捲縮糸の総繊維繊度は50
0デニール以上であることが必要である。500デニー
ル未満では、モップ糸としてバルキー性が不足する他、
土や砂の拭き取り性および洗濯耐久性向上に効果がなく
長期間の繰り返し洗濯に耐えられず、またモップ糸は比
較的太番手で用いられることから、細番手紡績糸で構成
しようとする場合には多本数の紡績糸を引き揃え撚糸す
る必要がありコスト的にも問題がある。
【0013】またポリアミドマルチフィラメント捲縮糸
の単繊維繊度は、使用時に繊維が切断するのを防止する
観点から5デニール以上であることが好ましい。一方、
太繊度にするとモップ糸の耐久性は向上するものの先端
カットしたフィラメント捲縮加工単繊維に付着する綿屑
との絡みが強くなり、綿屑の除去性、ウオッシャブル性
が大幅に低下するという観点から、ポリアミドマルチフ
ィラメント捲縮糸の単繊維繊度は20デニール以下であ
ることが好ましい。
【0014】また、本発明においては、上記ポリアミド
系マルチフィラメント捲縮糸の捲縮率は、バルキー性と
捲縮発現性から10〜30%の範囲であることが必要で
ある。捲縮率が10%より小さい場合は、ヨリ止めセッ
ト処理あるいは染色時の熱処理においてマルチフィラメ
ント糸の収縮と捲縮発現性が小さく、バルキー性が劣り
モップ糸としてのボリュームが無く、モップ1本の糸量
が増大する他、土砂等の拭き取り性が低下する。また、
捲縮率が30%より大きいと捲縮発現性が過大となって
糸自体が硬くなり、また先端カット部の単繊維の捲縮が
大きくなるので綿屑との絡合性が強くなり、綿屑のウオ
ッシャブル性を低下させる。
【0015】なお、ここでいう捲縮率とは、JIS L
1015に準じて求められるものをいう。すなわち、円
周1mの綛枠で10m綛を作り、これを沸水処理(98
℃×20分、フリー)し、冷却、48時間自然乾燥後、
JIS L1015に準じ、綛に50mg/dの荷重を
かけ、綛長を測定し、次式に従って捲縮率を算出する。
捲縮率(%)={(A−B)/A}×100 ここで、Aは初荷重時の綛長、Bは50mg/d荷重時
の綛長を表す。
【0016】本発明で用いられるポリアミドマルチフィ
ラメント捲縮糸の製造方法は特に限定されないが、例え
ば特開昭62−149926号公報に記載された方法に
よりポリアミド系ポリマーを通常の方法で溶融紡糸後、
加熱延伸ロールで延伸し、ノズルでオーバフィードの状
態で供給したフィラメントに加熱圧縮流体を与え捲縮付
与を行い、次いで、糸条堆積室で捲縮固定熱処理し、冷
却後巻き取ることにより得ることができる。
【0017】また、ポリアミドマルチフィラメント捲縮
糸の沸騰水中の収縮率は、加熱延伸倍率、オーバーフィ
ード率、加熱圧縮流体の圧力、温度、さらには堆積室で
の熱処理温度・滞留時間などの条件によりコントロール
することができる。
【0018】次に、本発明のモップ用長短複合紡績糸
は、ステープル繊維が20〜80重量%混用されている
ことが必要である。混率が20重量%未満ではステープ
ルによる毛羽本数が少なく、綿屑の除去性や土砂の拭き
取り性が劣る。80重量%超では綿屑の拭き取り性、お
よび、ウオッシャブル性は良好であるが、モップ糸とし
ての耐久性が劣る。
【0019】ポリアミドステープル繊維の単繊維繊度
は、綿屑の拭き取り性、更には、ウオッシャブル性を向
上させるために5デニール以下であることが必要であ
る。単繊維繊度が5デニール超であると単繊維1本の切
断強度が高過ぎ、洗濯時に適度な単繊維の切断がなされ
ず、またフィラメント糸の表面に毛羽を設け、その毛羽
に綿くずを付着させるための毛羽本数が少なくなり綿屑
の除去性に劣る。なかでもポリアミドステープル繊維の
単繊維繊度は1〜2デニールの範囲が好ましい。
【0020】そして本発明においてステープル繊維の繊
維長は76mm以下であることが必要である。繊維長が
76mm超になるとマルチフィラメント糸との繊維絡み
が多くなって引抜き抵抗が高くなり、洗濯時に適度な単
繊維抜けが得られなくなり綿屑の除去性が劣る。なかで
も51mm以下が好ましい。一方、マルチフィラメント
糸との絡みを形成させ、抜け落ちを防ぎ耐久性をよくす
る観点から30mm以上であることが好ましい。
【0021】本発明のモップ用長短複合紡績糸は、前述
したポリアミドマルチフィラメント捲縮糸に、上記ポリ
アミドステープル繊維が、実撚状に捲回してなる糸形態
を有することが重要である。ステープル繊維がマルチフ
ィラメント捲縮糸の外層に実撚状に捲回してなること
で、多層に短繊維ステープルが配置され、バルキー性が
あり、糸表面がステープル繊維による多くの毛羽で覆わ
れた糸構造となり、短繊維毛羽による抜き取り性、綿屑
の除去性が得られると同時に実用後の洗濯性に優れた効
果を発揮できる。単にフィラメントとステープルを精紡
合撚や撚糸交撚したものではフィラメント糸が短繊維と
同様の割合で糸表面に現れることから、抜き取り性に必
要な短繊維毛羽が極端に少なくなりモップ糸として実用
性に欠ける。またこうした糸はフィラメントとステープ
ルの絡みが十分に形成されないため、実用時にフィラメ
ントとステープルが分離するため耐久性、品位の点でも
劣る。 次に、本発明のモップ用長短複合紡績糸の製造
方法について説明する。
【0022】本発明のモップ用長短複合紡績糸は、紡績
糸の芯部にマルチフィラメント糸を、鞘部にステープル
繊維が配置することにより、バルキー性があり、糸表面
に短繊維の多くの毛羽で覆われた紡績糸を得ることが
で、拭き取り性とウオッシャブル性に優れた紡績糸とす
ることができる。
【0023】具体的な製造方法としては特に限定される
ものではないが、例えば特公昭63−31568号公報
に記載されているようなドラフト機構を有する精紡機の
フロントトップローラを段付きローラとせしめ、この段
付きローラの大径部とフロントボトムローラからドラフ
トされた短繊維束を紡出させ、一方段付きローラの小径
部と第2トップローラから捲縮加工された合成繊維マル
チフィラメント糸を送り出し、両者を合体させ合成繊維
マルチフィラメント糸の回りに短繊維束を巻き付かせつ
つ施撚する方法によって得ることができる。
【0024】複合紡績糸の撚数は、マルチフィラメント
糸と短繊維との絡合性すなわち毛羽状態や短繊維の引抜
き抵抗に影響するので綿屑の除去性を考慮して撚係数K
(綿式)を設定すればよいが、撚係数K=1.0〜5.
0の範囲が好ましい。
【0025】番手は特に限定されず、市販モップ糸の規
格に合わせ、本発明のモップ用長短複合紡績糸を数本あ
わせて撚糸すればよい。数本あわせ撚糸する時に低融点
フィラメントを挿入し撚糸固定するのが一般的である。
【0026】本発明のモップ用長短複合紡績糸を用いて
モップとする方法は特に限定されない。このモップ用長
短複合紡績糸に着色するには原着糸を用いてもよく、染
色加工を行なってもよい。またモップとするに際し、仕
上げ加工、オイリング加工、再汚染防止SR加工などを
施すことが好ましい。
【0027】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。
【0028】実施例1〜3、比較例1〜4 短繊維成分としてポリアミド系(東レ(株)製ナイロン
66)1.5デニール×44mmのステープル100重
量%をカードから通常の短紡方式によりスライバー、粗
糸を作成した。
【0029】一方、常法により捲縮加工されたポリアミ
ド系(東レ(株)製ナイロン6)マルチフィラメント糸
500デニール−40フィラメント、捲縮率23%のも
のを用いた。
【0030】図1に示すように精紡機のフロントトップ
ローラを段付きローラとし、この段付きローラの大径部
とフロントボトムローラの把持部にドラフトされた前記
ポリアミドステープル100重量%からなる粗糸を紡出
させ、一方フィラメント糸はテンション装置を通し、フ
ロントボトムローラの紡出速度よりわずかに遅い速度
で、段付きローラでフロントボトムローラに把持されな
い小径部に通し、両者を合体させマルチフィラメント糸
の回りにポリアミドステープル繊維束を巻き付かせ実撚
を付与し、通常のリング・トラベラで複合紡績糸を表1
のステープル混率となるように得た。
【0031】なお、比較例1には紡出番手が綿番手で
1.87S、撚数2.73T/インチ(撚係数K=2)
でステープル100重量%使いのもの、比較例4にはフ
ィラメント100重量%使いのものをあげた。フィラメ
ント100重量%のもの(比較例4)は上記フィラメン
トを6本引き揃えステープルサイドなしで紡出したもの
が示してある。また、ステープル混紡率が10重量%の
もの(比較例2)は上記フィラメント5本とステープル
500デニールを合わせ複合化したものである。これら
複合糸を2本合わせ、上撚りを付与し、基布に植込み清
掃用モップを作成し、20名のパネラーで実際に床面の
清掃テストを行わせ、綿屑および土や砂の拭き取り性を
評価した。
【0032】またこれら着用後のモップを家庭用洗濯機
で洗濯し、洗濯前後のモップ糸への綿屑の付着状態を目
視にて評価した。耐久性として清掃および洗濯を50回
反復し、モップ糸の繊維損傷および品位劣化やモップ糸
の先端ほつれの発生を評価し、ウオッシャブル性として
示した。
【0033】耐久性は、洗濯50回反復後、モップルー
プの毛羽数、形態変形度、およびモップループの減量度
合いを目視により判定した。
【0034】また乾燥性の評価は、上記各水準を市販の
コットン100重量%モップと比較して評価したもので
あり、同一条件で脱水した後、恒温槽(100℃)20
分後の湿り状態を官能評価したものである。
【0035】各評価の結果を表1に示す。結果は3段階
で評価し、「良い」から「悪い」まで、二重丸、丸、X
で表中に示した。
【0036】表1に示すように、ステープル100重量
%(比較例1)、ステープル90重量%使いの複合紡績
糸(比較例2)は、綿屑の拭き取り性およびウオッシャ
ブル性は良好であるが、モップ糸としての耐久性が劣っ
ていた。
【0037】また、フィラメント90重量%使いの複合
紡績糸(比較例3)、フィラメント100重量%(比較
例4)は毛羽本数が少なく、綿屑の除去性やウオッシャ
ブル性が劣っていた。
【0038】
【表1】 実施例4〜5、比較例5〜6 短繊維成分の繊維長として44〜89mm、デニールと
して1.5〜6デニールを表2のように組み合わせ、実
施例1と同一複合紡績法でステープル/フィラメントの
混紡率が50/50の複合糸を用い、それぞれモップを
作成し実施例1と同様の実用評価を実施した。結果を表
2に示した。
【0039】ステープルの繊維長は76mm以下でない
もの(比較例6)は、マルチフィラメント糸との繊維絡
みが多くなり、引抜き抵抗が高くなり、洗濯時に適度な
単繊維抜けが得られなくなりウオッシャブル性が極端に
劣るものであった。また繊維長が76mm以下であって
も短繊維のデニールが6デニールの比較例5はウオッシ
ャブル性が劣るものであった。
【0040】比較例7 短繊維成分としては実施例1で使用したポリアミド系ス
テープルのスライバーを用いたエアー交絡糸(実撚な
し)3.75Sと実施例1と同じマルチフィラメントを
用いてリング撚糸機により2.73T/インチにより合
撚糸を作製し、その糸を用いてモップを作製し、実施例
1と同様の実用評価を行なった。その結果を表2に示し
たが、エアー交絡糸の交絡繊維による仮撚絡みが強く洗
濯時に適度な単繊維抜けが得られなくなりウオッシャブ
ル性が極端に劣るものであった。
【0041】比較例8 短繊維成分としては実施例5と同じ混紡率、複合紡績方
法でマルチフィラメント糸(未捲縮糸)を使用した複合
糸を作製し、その糸を用いてモップを作製し、実施例1
と同様の実用評価を行なった。その結果を表2に示した
が、マルチフィラメント糸が未捲縮のため土砂の拭き取
り性に劣り、また短繊維との接合が弱いため抜けやすく
耐久性に劣るものであった。
【0042】比較例9〜10 実施例5における捲縮率23%のポリアミドマルチフィ
ラメント糸の代わりに捲縮率8%(比較例9)、捲縮率
33%のマルチフィラメント糸を使用した複合糸を作製
し、その糸を用いてモップを作製し、実施例1と同様の
実用評価を行なった。その結果を表2に示したが、マル
チフィラメント糸の捲縮率が8%では土砂の拭き取り性
に劣るものであった。また捲縮率が33%では土砂の拭
き取り性は良好であるが、洗濯時に綿屑が捲縮部へ強固
に絡み付きウオッシャブル性に劣るものであった。
【0043】
【表2】
【0044】
【発明の効果】本発明のモップ用長短複合糸は、コット
ンモップと同様に、綿屑および土や砂の拭き取り性、綿
屑のウオッシャブル性に優れ、しかもコットンモップの
欠陥である洗濯によるモップ糸の損傷が改善でき耐久性
を大幅に向上できるモップを提供することができる。さ
らに、本発明のモップは、コットン100重量%品に比
べ乾燥性が良く、衛生面や乾燥に用いるエネルギーの削
減にも効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合糸を得るための製造方法の一実施
例を示す斜視図である。
【図2】ステープル成分とマルチフィラメント成分を合
体する部分を拡大した説明図である。
【符号の説明】 1:ポリアミドマルチフィラメント糸 2:テンション装置 3:ガイド 4:トップローラ 5:フロントトップローラ 6:フロントボトムローラ 7:コレクター 8:エプロンローラ 9:バックローラ 10:ステープル繊維 11:スネルガイド 12:トラベラ 13:複合糸 14:ボビン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】総繊維繊度500デニール以上かつ捲縮率
    10〜30%のポリアミドマルチフィラメント捲縮糸
    と、単繊維繊度5デニール以下かつ繊維長76mm以下
    のポリアミドステープル繊維とからなる長短複合紡績糸
    であって、前記ポリアミドステープル繊維の混率が20
    〜80重量%、かつ前記ポリアミドステープル繊維が前
    記ポリアミドマルチフィラメント捲縮糸を実撚状に捲回
    してなることを特徴とするモップ用長短複合紡績糸。
  2. 【請求項2】ポリアミドマルチフィラメント捲縮糸の単
    繊維繊度が5デニール以上であることを特徴とする請求
    項1に記載のモップ用長短複合紡績糸。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のモップ用長短複合
    紡績糸を用いてなることを特徴とするモップ。
JP22165495A 1995-08-30 1995-08-30 モップ用長短複合紡績糸およびその糸を用いてなるモップ Pending JPH0967731A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005270630A (ja) * 2004-02-27 2005-10-06 Duskin Co Ltd パイル用繊維糸、モップ用基布、モップ及び清掃用具
JP2006149987A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Duskin Co Ltd 清掃部材
US7303804B2 (en) 2002-04-12 2007-12-04 N.I. Teijin Shoji Co., Ltd. Pile cloth for cleaning

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