JPH0967998A - 多連型シールド掘進機のセグメント組立装置 - Google Patents

多連型シールド掘進機のセグメント組立装置

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JPH0967998A
JPH0967998A JP7223646A JP22364695A JPH0967998A JP H0967998 A JPH0967998 A JP H0967998A JP 7223646 A JP7223646 A JP 7223646A JP 22364695 A JP22364695 A JP 22364695A JP H0967998 A JPH0967998 A JP H0967998A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量的に重く容積的に大きいカモメ部を的確
に組み付けることができる多連型シールド掘進機のセグ
メント組立装置を提供する。 【解決手段】 多連型シールド掘進機のシールドフレー
ム1内に、上下方向に掛け渡されたガイド棒2に係合し
て移動する上下移動フレーム4を設けると共に、該上下
移動フレーム4に形成された左右方向のガイド溝8に係
合して移動する左右移動フレーム6を設け、且つ該左右
移動フレーム6にセグメント等39,37,40,4
4,49を把持するための把持部24を設けたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル断面が円
形を複数並列に連結した形状になる多連型シールド掘進
機のセグメント組立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多連型シールド掘進機として、断面がピ
ーナッツ型に形成された筒状のシールドフレームの前面
に3個の回転カッタを一直線上に並設し、それら回転カ
ッタによってトンネル断面が図15に示すように円形を
3個並列に連結した形状になるものが知られている。
【0003】この種の多連型シールド掘進機は、上記回
転カッタで掘削された掘削坑の内面にセグメント組立装
置によってセグメントを張設して、実質的なトンネル壁
を構築するようにしている。従来のセグメント組立装置
は、各掘削坑の中心a,b,cまわりに回転する旋回リ
ング(図示せず)と、各旋回リングに軸方向および径方
向に移動自在に設けられたセグメント把持部(図示せ
ず)とから主に構成されている(実公平6-30959 号公報
等参照)。
【0004】この構成によれば、各セグメント把持部に
把持されたセグメントは、当該把持部を軸方向および径
方向に移動させると共に、各旋回リングを中心a,b,
cまわりに旋回させることにより、所望の組付位置に移
動されて組み付けられることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図15に示
すような断面形状のトンネルにおいては、強度上その括
れ部分にそれぞれ中柱dを設けなければならない。その
ため、中柱dが取り付けられる括れ部分のセグメント
(以下カモメ部eという)が、重量的に重く容積的に大
きくならざるを得ない。
【0006】しかし、このように重量的に重いカモメ部
eを上記旋回式セグメント組立装置のセグメント把持部
で把持し、これを軸方向および径方向に移動させようと
すると、その伸縮ジャッキおよびガイドロッドに過大な
負荷が加わるため、組立不能となることがある。また、
上記カモメ部eは、容積的にも大きいため、中心bまわ
りの旋回リングによって旋回させようとしても、既設の
カモメ部eと干渉して組立不能となる虞がある。
【0007】以上の事情を考慮して創案された本発明の
目的は、重量的に重く容積的に大きいカモメ部を的確に
組み付けることができる多連型シールド掘進機のセグメ
ント組立装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、多連型シールド掘進機のシールドフレーム
内に、上下方向に掛け渡されたガイド棒に係合して移動
する上下移動フレームを設けると共に、該上下移動フレ
ームに形成された左右方向のガイド溝に係合して移動す
る左右移動フレームを設け、且つ該左右移動フレームに
セグメントを把持するための把持部を設けて構成されて
いる。
【0009】この構成によれば、把持部に把持されたセ
グメントは、ガイド溝に沿って移動する左右移動フレー
ムによって左右方向に移動され、ガイド棒に沿って移動
する上下移動フレームによって上下方向に移動されて、
所望の組付位置まで移動された後、組み付けられる。
【0010】かかるセグメント組立装置は、上下移動フ
レームがシールドフレームに掛け渡されたガイド棒に係
合され、左右移動フレームが上下移動フレームのガイド
溝に係合されているため、堅牢な支持構造となる。よっ
て、重量的に重いカモメ部であっても、的確に組み付け
ることができる。
【0011】なお、上記把持部を、上記左右移動フレー
ムに回転自在に取り付けてもよい。
【0012】この構成によれば、把持部を適宜回転させ
ることにより、容積的に大きいカモメ部を狭隘な空間内
に運び込むためのスペースを得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0014】図1は本実施形態に係るセグメント組立装
置を備えた多連型シールド掘進機の側断面図、図2はそ
の多連型シールド掘進機の平断面図、図3は上記多連型
シールド掘進機を後方からみた図、図4は上記セグメン
ト組立装置の斜視図である。
【0015】図示するように、断面がピーナッツ状に形
成された筒状のシールドフレーム1内に、上下方向に延
出された4本のガイド棒2が、ブラケット3を介して掛
け渡されている。これらガイド棒2は、上方からみて長
方形状の頂点に配置されており、当該棒2に係合された
上下移動フレーム4を案内するのみならず、シールドフ
レーム1の補強部材としての機能も兼ねている。
【0016】上下移動フレーム4は、上記ガイド棒2が
挿通される穴5を備えた係合部4aと、後述する左右移
動フレーム6の凸部7が係合されるガイド溝8を備えた
本体部4bとから構成されている。係合部4aには、ガ
イド棒2が挿通される穴5の他に、ネジ棒9が螺合挿通
されるネジ穴10が形成されている。
【0017】ネジ棒9,9は、昇降モータ11、第1ギ
ヤボックス12、駆動軸13および第2ギヤボックス1
4によって、同期して回転駆動されるようになってい
る。上記昇降モータ11および第1ギヤボックス12
は、上記ブラケット3に設けられた平板15上に取り付
けられている。この構成によれば、昇降モータ11を駆
動させると、ネジ棒9,9が同期して回転し、上下移動
フレーム4が4本のガイド棒2に案内されて昇降するこ
とになる。
【0018】本体部4bは、断面コ字状のビーム材から
なり、その内側上下面に左右方向に形成されたガイド溝
8を備えている。ガイド溝8には、左右移動フレーム6
の凸部7が係合され、左右に案内されるようになってい
る。左右移動フレーム6の左右の側面には、それぞれ2
本ずつ計4本のロープ16の一端が接続されている。こ
れらロープ16の他端は、シーブ17,18に巻き掛け
られて偏向され、巻取ドラム19に左右逆方向に巻き付
けられている。
【0019】シーブ17は、本体部4bの左右端部に図
示しないステーを介して取り付けられており、シーブ1
8および巻取ドラム19は、本体部4bに設けられたブ
ラケット20に取り付けられている。この構成によれ
ば、巻取ドラム19をモータ21によって回転させるこ
とにより、左右いずれか一方のロープ16が巻き取ら
れ、他方のロープ16が繰り出されるため、左右移動フ
レーム6がガイド溝8に案内されて左右に移動すること
になる。
【0020】左右移動フレーム6には、伸縮ジャッキ2
2によってトンネル軸方向後方に移動する移動部材23
が、テレスコピック状に収容されている。移動部材23
には、セグメントを把持するための把持部24が取り付
けられている。把持部24は、三辺にそれぞれ把持機構
25を有する略長方形状の板体からなり、その板体が上
記移動部材23に偏芯して回転自在に取り付けられてい
る。各把持機構25は、セグメントの把持金具と係合さ
れる凸部26と、その両側の部分を押圧するサポートジ
ャッキ27とから構成されている。かかる把持部24
は、回転モータ28によって偏芯回転される。
【0021】以上説明したセグメント組立装置には、図
1および図2に示すセグメント供給装置によってセグメ
ントが供給される。セグメント供給装置は、既設セグメ
ント29上をローラ30によって走行する親台車31
と、親台車31上を走行する子台車32とから主に構成
されている。子台車32には、モータ33によって昇降
するフォーク34が設けられている。フォーク34に
は、図1に仮想線で示すように、ホイストビーム35に
沿って走行するホイスト36に吊下されたセグメント、
カモメ部または中柱37が受け渡される(図6参照)。
なお、中柱37には、フォーク34に掛けるためのピン
38が着脱自在に挿通されている。
【0022】その後、子台車32は、図1の仮想線の位
置から実線の位置まで移動する。そして、図5に示すよ
うに、子台車32のフォーク34に掛けられた中柱37
は、セグメント組立装置の把持部24に空中で受渡しさ
れる。このとき、把持部24は、トンネルセンタに位置
する中柱37の邪魔にならないように側方に移動され、
把持機構25の一つが当該中柱37の側面に臨むように
なっている。
【0023】その後、フォーク34に掛けられた中柱3
7は、その係合金具38が把持機構25の凸部26に係
合され、その両側が把持機構25のサポートジャッキ2
7で押圧されることにより、支持固定される。このよう
にして把持部24に固定された中柱37は、ピン38が
抜かれた後、前述のセグメント組立装置によって左右方
向、上下方向および軸方向に移動され、所望の組付位置
に組み付けられる。
【0024】次に、図7および図8を用いて、セグメン
ト39,40の受け渡しについて説明する。下部セグメ
ント39は、その係合金具41がホイスト36に吊下さ
れて搬送され、一旦、子台車32のフォーク34に移載
される(図1の仮想線を参照)。その後、下部セグメン
ト39は、子台車32の図1に実線で示す位置への移動
によって把持部24に近付き、図7に示すように、フォ
ーク34が上昇されることによって把持部24に受け渡
される。このとき、把持部24は、フォーク34に載置
された下部セグメント39の邪魔にならないよう、また
把持後に組み付けやすいように、上方に移動されてい
る。
【0025】他方、上部セグメント40も図8に示すよ
うに同様にしてフォーク34から把持部24に受け渡さ
れる。但し、上部セグメント40は、その上下面にそれ
ぞれ係合金具42,43が取り付けられている。上面の
把持金具42はホイスト36の吊下用であり、下面の把
持金具43は把持部24の把持用である。また、把持部
24は、フォーク34に載置された上部セグメント40
の邪魔にならないよう、また把持後に組み付けやすいよ
うに、下方に移動されている。
【0026】次に、図9および図10を用いて、下部カ
モメ部44の受け渡しについて説明する。下部カモメ部
44は、その係合金具45がホイスト36に吊下されて
搬送され、一旦、子台車32のフォーク34に移載され
る(図1の仮想線を参照)。その後、下部カモメ部44
は、子台車32の図1に実線で示す位置への移動によっ
て把持部24に近付けられる。このとき、把持部24
は、フォーク34に載置された下部カモメ部44の邪魔
にならないよう、また把持後に組み付けやすいように、
予め上方に移動されて(逃がされて)いる。なお、図9
中、把持部24が上部カモメ部49と干渉しているよう
に見えるが、実際にはこの段階では上部カモメ部49は
組み付けられていないので、問題ない。
【0027】その後、フォーク34を図10に示すよう
に下降させ、それに伴って生じたスペースに把持部24
を偏芯回転させて移動し、把持部24の把持機構25を
フォーク34上の下部カモメ部44の把持金具45に近
付ける。そして、把持機構25の凸部26に下部カモメ
部44の係合金具45を係合し、その両側をサポートジ
ャッキ27で押圧して、把持部24に下部カモメ部44
を固定する。これにより、下部カモメ部44の受け渡し
が達成される。なお、図10中、フォーク34上の下部
カモメ部44が親台車31のガイドブラケット47およ
び中柱37に干渉しているように見えるが、実際には下
部カモメ部44はガイドブラケット47の紙面垂直方向
裏面側に位相がズレて位置しており、またこの段階では
中柱37は組み付けられていないので、問題ない。
【0028】次に、図11を用いて、上部カモメ部49
の受け渡しについて説明する。この受け渡しは、基本的
には図8で説明した上部セグメント40の場合と同様で
ある。すなわち、上部カモメ部49は、その上面に取り
付けられた把持金具50がホイスト36に吊下されて搬
送され、一旦、子台車32のフォーク34に移載される
(図1の仮想線を参照)。そして、上部カモメ部49
は、子台車32の図1に実線で示す位置への移動によっ
て把持部24に近付く。その後、上部カモメ部49は、
図11に示すように、その下面に取り付けられた把持金
具51が把持部24の凸部26に係合され、その両側が
サポートジャッキ27で押圧されることによって固定さ
れる。なお、図11中、52は既設のカモメ部44に対
するガイドローラ、54は搬送するカモメ部49に対す
るガイドローラである。
【0029】上述したセグメント組立装置は、図3にお
いて中央部分のセグメント39,40、カモメ部44,
49および中柱37を組み立てるものである。他方、左
右部分のセグメント55は、公知の回転式のセグメント
組立装置によって組み立てられる(実公昭6-30959 号公
報等)。
【0030】この回転式のセグメント組立装置は、スク
リューコンベヤ56を囲繞して中心まわりに回転する旋
回リング57と、旋回リング57に取り付けられトンネ
ル軸方向に移動する第1移動フレーム58と、第1移動
フレーム58に取り付けられトンネル軸方向と直交方向
に移動する第2移動フレーム59と、第2移動フレーム
59に取り付けられたセグメント把持部60とから主に
構成されている。
【0031】なお、図3中、61はホイストビーム、6
2はホイスト、63は推進ジャッキである。
【0032】以上の構成からなる本実施形態の作用につ
いて述べる。
【0033】掘削坑の内面には、次のようにしてセグメ
ント39,40,55、カモメ部44,49および中柱
37が組み付けられる。
【0034】まず、図12のに示すように、中央部分
の下部セグメント39を組み付ける。そして、図12の
,に示すように、下部カモメ部44を組み付ける。
このとき、図9に示すように、把持部24を上方へ移動
させると共にそれを偏芯回転させることにより、容積的
に大きな下部カモメ部44であっても、フォーク34か
ら把持部24へ受け渡す際のスペースを十分確保でき
る。そして、その後、図10に示すようにフォーク34
を下げ、これに伴なって生じたスペースに把持部24を
偏芯回転させる。こうすれば、容積の大きな下部カモメ
部44であっても、狭隘な坑内にて的確に把持部24の
把持機構25に把持させることができる。
【0035】把持部24に把持された下部カモメ部44
は、ガイド溝8に沿って移動する左右移動フレーム6に
よって左右方向に移動され、ガイド棒2に沿って移動す
る上下移動フレーム4によって上下方向に移動されて、
所望の組付位置まで移動された後、組み付けられる。こ
こで、上下移動フレーム4がシールドフレーム1に掛け
渡されたガイド棒22に係合され、左右移動フレーム6
が上下移動フレーム4のガイド溝8に係合されているた
め、堅牢な支持構造となり、重量的に重いカモメ部44
であっても、的確に組み付けることができる。また、上
下・左右が独立して移動制御できるため、組み付けが容
易となる。
【0036】その後、図13のに示すように上部カモ
メ部49を組み付け、図13のに示すように中柱37
を組み付け、図13のに示すように残りの上部カモメ
部49を組み付ける。そして、図14のに示すように
残りの中柱37を組み付け、最後に図14のに示すよ
うに把持部24によって上部セグメント40を組付ける
と共に、左右の回転式セグメント組立装置によって左右
のセグメント55を組み付けて、完成となる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る多連型
シールド掘進機のセグメント組立装置によれば、重量的
に重く容積的に大きいカモメ部を、狭隘な組み付けスペ
ース内において、的確に組み付けることができるという
優れた効果を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すセグメント組立装置を
備えた多連型シールド掘進機の側断面図である。
【図2】上記多連型シールド掘進機の平断面図である。
【図3】上記多連型シールド掘進機を後方からみた図で
ある。
【図4】上記セグメント組立装置の斜視図である。
【図5】図1の V-V線断面図である。
【図6】図1の VI-VI線断面図である。
【図7】図1の断面図である。
【図8】図1の断面図である。
【図9】図1の断面図である。
【図10】図1の断面図である。
【図11】図1の断面図である。
【図12】セグメントの組立手順を示す図である。
【図13】セグメントの組立手順を示す図である。
【図14】セグメントの組立手順を示す図である。
【図15】多連型シールド掘進機のトンネル断面を示す
図である。
【符号の説明】 1 シールドフレーム 2 ガイド棒 4 上下移動フレーム 6 左右移動フレーム 8 ガイド溝 39,40 セグメント 37 中柱 44,49 カモメ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多連型シールド掘進機のシールドフレー
    ム内に、上下方向に掛け渡されたガイド棒に係合して移
    動する上下移動フレームを設けると共に、該上下移動フ
    レームに形成された左右方向のガイド溝に係合して移動
    する左右移動フレームを設け、且つ該左右移動フレーム
    にセグメントを把持するための把持部を設けたことを特
    徴とする多連型シールド掘進機のセグメント組立装置。
  2. 【請求項2】 上記把持部を、上記左右移動フレームに
    回転自在に取り付けた請求項1記載の多連型シールド掘
    進機のセグメント組立装置。
JP22364695A 1995-08-31 1995-08-31 多連型シールド掘進機のセグメント組立装置 Expired - Fee Related JP3644089B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006225905A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Taisei Corp トンネルの組立装置及びトンネルの構築方法
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CN111365041A (zh) * 2020-03-27 2020-07-03 山东建筑大学 一种悬挂自移式全圆周旋转安装机及使用方法

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