JPH0968884A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH0968884A
JPH0968884A JP24840695A JP24840695A JPH0968884A JP H0968884 A JPH0968884 A JP H0968884A JP 24840695 A JP24840695 A JP 24840695A JP 24840695 A JP24840695 A JP 24840695A JP H0968884 A JPH0968884 A JP H0968884A
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JP
Japan
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fixing
recording paper
temperature
heater
size
Prior art date
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JP24840695A
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English (en)
Inventor
Yasunori Tsukioka
康訓 月岡
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は定着不良や記録紙にしわを発生させる
ことなく適切に定着できる定着装置を提供する。 【解決手段】書込要求があると、1ページ分の書込デー
タをページメモリに転送して、記録紙(給紙)の選択を
行い、選択した記録紙がカット紙かどうかチェックする
(ステップS1〜S5)。カット紙のときには、選択し
た記録紙の紙サイズに基づいて、また、カット紙ではな
くロール紙のときには、紙長さに基づいて、制御目標の
定着温度及び点灯期間と消灯期間を設定し(ステップS
6、S7)、ヒーター点灯指令を出して、ヒーターが書
き込み可能温度になるのを待って、書込データによる記
録紙への書き込みを行う(ステップS8〜S10)。全
てのページの書き込みを上記同様にして行うと、ヒータ
ー点灯指令をオフにして、処理を終了する(ステップS
12、S13)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定着装置に関し、
詳しくは、電子写真方式等の記録装置に適用され、記録
紙に付着されたトナーを定着ヒーターにより記録紙に定
着させる定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、記録装置として、その印字品質が
良好なことからいわゆる電子写真式記録装置が使用され
るようになってきている。
【0003】このような電子写真式記録装置において
は、情報に基づいて変調された光により感光体に静電潜
像を形成し、静電潜像の形成された感光体にトナーを付
着させて現像する。この感光体に付着されたトナーを記
録紙に転写し、トナーの付着された記録紙を定着ローラ
に搬送して、定着ローラによりトナーを記録紙に定着さ
せる。
【0004】この定着ローラは、定着ヒーターにより加
熱されており、この定着ヒーターは、一定温度に制御さ
れているとともに、過熱の防止処理が行なわれている。
【0005】すなわち、従来の定着装置においては、定
着ヒーターの温度をサーミスタ等により検出し、サーミ
スタの検出結果に基づいて制御回路により定着ヒーター
のオン/オフを制御を行なって定着ヒーターを一定温度
に制御している。また、制御回路の暴走等の異常発生時
に備えて、温度ヒューズやサーモスタットによる定着ヒ
ーターの過熱保護を行なったり、アナログコンパレータ
による定着ヒーターの過熱保護を行なっている。
【0006】また、従来、特開平5−150576号公
報に記載されているように、熱定着器用熱源の起動時
に、定着可能温度よりも高温の初期定着可能温度に熱定
着器用熱源の温度が達するように制御して、起動時の定
着率の向上を図っているものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の定着装置にあっては、サーミスタ等の温度検
出器の検出結果に基づいて、単に、定着ヒーターへの通
電をオン/オフすることにより、定着ヒーターの温度を
一定に制御したり、起動時に定着可能温度よりも高温の
初期定着可能温度に制御するようになっていたため、記
録紙の大きさによっては、定着不良が発生したり、記録
紙を加熱し過ぎて、記録紙にしわが発生する等の不具合
があった。
【0008】すなわち、定着ヒーターの温度が低いと、
定着不良となり、定着ヒーターの温度が高すぎると、記
録紙を加熱し過ぎて、記録紙にしわが発生するが、定着
ヒーターの温度は、定着時の記録紙の大きさに影響され
る。すなわち、定着ヒーターにより加熱される定着部
材、例えば、定着ローラは、定着部材を通過する記録紙
の大きさ、すなわち、記録紙の面積により、記録紙が通
過する際に記録紙により奪われる熱量が変化し、記録紙
の面積が大きいと、その分奪われる熱量も多くなる。そ
の結果、サイズの大きい記録紙や長さの長い記録紙で
は、定着ヒーターにより加熱される定着部材の温度が下
がり過ぎて、定着不良が発生し、また、サイズの小さい
記録紙や長さの短い記録紙では、定着ヒーターにより加
熱される定着部材の温度が上がり過ぎて、記録紙にしわ
が発生する。
【0009】そこで、本発明は、記録紙の大きさに基づ
いて定着温度の設定や定着部材の温度を制御することに
より、記録紙の大きさに影響されることなく、定着不良
やしわの発生しない適切な定着を行うことのできる定着
装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の定
着装置は、記録紙に転写されたトナーを定着ヒーターの
熱で加熱された定着部材により前記記録紙に定着させる
定着装置において、前記記録紙の大きさを検出する記録
紙検出手段と、前記記録紙検出手段の検出した記録紙の
大きさに基づいて前記定着部材の定着温度を設定し、前
記定着ヒーターにより前記定着部材を当該設定した定着
温度に温度制御する制御手段と、を備えることにより、
上記目的を達成している。
【0011】ここで、記録紙検出手段は、記録紙のサイ
ズや長さ等を検出するセンサ手段であってもよいし、定
着装置がファクシミリ装置に適用される場合には、ファ
クシミリ制御信号により相手先から通知される画像デー
タサイズ等により記録紙サイズを検出するもの等であっ
てもよい。
【0012】制御手段は、記録紙の大きさに基づいて、
定着ヒーターにより加熱する定着部材の温度制御の目標
温度としての定着温度を設定し、定着ヒーターのオン/
オフ時間、すなわち、通電時間を制御することにより定
着部材の温度制御を行い、あるいは、定着ヒーターに供
給する電流または電圧を制御することにより定着部材の
温度制御を行う。この場合、定着部材の温度は、通常の
検出方法、例えば、サーミスタ等により検出して、設定
した定着温度になるように、制御手段が定着ヒーターへ
の通電を制御する。
【0013】上記構成によれば、定着時に記録紙により
奪われる熱を考慮して、記録紙の大きさに基づいて定着
部材の定着温度を設定することができ、定着部材を低く
し過ぎたり、加熱し過ぎたりすることなく、適切な定着
温度に設定することができる。
【0014】その結果、定着不良や記録紙にしわが発生
することを防止することができ、適切な定着を行うこと
ができる。
【0015】請求項2記載の発明の定着装置は、記録紙
に転写されたトナーを定着ヒーターの熱で加熱された定
着部材により前記記録紙に定着させる定着装置におい
て、前記記録紙の大きさを検出する記録紙検出手段と、
前記記録紙検出手段の検出した記録紙の大きさに基づい
て前記定着ヒーターへの通電を制御して、前記定着ヒー
ターにより前記定着部材を所定の定着温度に温度制御す
る制御手段と、を備えることにより、上記目的を達成し
ている。
【0016】ここで、制御手段は、記録紙の大きさに基
づいて、定着ヒーターのオン/オフ時間、すなわち、通
電時間を制御することにより定着部材の温度制御を行
い、あるいは、定着ヒーターに供給する電流または電圧
を制御することにより定着部材の温度制御を行う。この
場合も、定着部材の温度は、通常の検出方法、例えば、
サーミスタ等により検出して、所定の定着温度になるよ
うに、制御手段が定着ヒーターへの通電を制御する。
【0017】上記構成によれば、定着時に記録紙により
奪われる熱を考慮して、記録紙の大きさに基づいて定着
ヒーターへの通電を制御することができ、定着部材を低
くし過ぎたり、加熱し過ぎたりすることなく、所定の定
着温度に速やかに、かつ、適切に制御することができ
る。
【0018】その結果、定着不良や記録紙にしわが発生
することを防止することができ、適切な定着を行うこと
ができる。
【0019】請求項3記載の発明の定着装置は、記録紙
に転写されたトナーを定着ヒーターの熱で加熱された定
着部材により前記記録紙に定着させる定着装置におい
て、前記記録紙の大きさを検出する記録紙検出手段と、
前記記録紙検出手段の検出した記録紙の大きさに基づい
て、前記定着部材の定着温度を設定するとともに、前記
記録紙の大きさに基づいて、前記定着ヒーターへの通電
を制御して、前記定着ヒーターにより前記定着部材を当
該設定した定着温度に温度制御する制御手段と、を備え
ることにより、上記目的を達成している。
【0020】上記構成によれば、定着時に記録紙により
奪われる熱を考慮して、記録紙の大きさに基づいて、定
着部材の定着温度を設定することができるとともに、記
録紙の大きさに基づいて、定着ヒーターへの通電を制御
することができ、定着部材を低くし過ぎたり、加熱し過
ぎたりすることなく、所定の定着温度に速やかに、か
つ、適切に制御することができる。
【0021】その結果、定着不良や記録紙にしわが発生
することをより一層防止することができ、より一層適切
な定着を行うことができる。
【0022】上記各場合において、例えば、請求項4に
記載するように、前記制御手段は、前記記録紙の大きさ
に基づいて、前記定着ヒーターへの通電のオン時間とオ
フ時間を設定し、当該設定したオン時間とオフ時間に基
づいて前記定着ヒーターへの通電を制御して、前記定着
部材の温度制御を行うものであってもよい。
【0023】上記構成によれば、簡単な回路構成で、定
着ヒーターへの通電を制御することができる。
【0024】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記記録紙検出手段は、前記記録紙の紙サイズを検
出し、前記制御手段は、前記記録紙の紙サイズに基づい
て、前記定着部材の温度制御を行うものであってもよ
い。
【0025】ここで、記録紙検出手段は、記録紙の紙サ
イズを、例えば、A5、B5、A4、B4等の規定の紙
サイズとして検出し、光センサーやスイッチ等のセンサ
ー手段により検出するものであってもよいし、定着装置
がファクシミリ装置に適用される場合には、ファクシミ
リ制御信号に基づいて検出するものであってもよい。
【0026】上記構成によれば、記録紙としてカット記
録紙を使用する場合に、記録紙の紙サイズ毎に設定した
制御データに基づいて定着部材の温度制御を行うことが
でき、簡単に、かつ、適切に定着部材の温度制御を行う
ことができる。
【0027】さらに、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記記録紙検出手段は、前記記録紙の長さを検出
し、前記制御手段は、前記記録紙の長さに基づいて、前
記定着部材の温度制御を行うものであってもよい。
【0028】ここで、記録紙検出手段は、記録紙の紙長
さを、光センサーやスイッチ等のセンサー手段により検
出してもよいし、定着装置がファクシミリ装置に適用さ
れる場合には、1ページ分のライン数や線密度等に基づ
いて検出するようにしてもよい。
【0029】上記構成によれば、記録紙として規定外の
記録紙やロール記録紙を使用する場合に、定着部材の熱
を奪う記録紙の長さに基づいて、定着ヒーターの温度制
御を行うことができ、定着ヒーターの温度制御を適切に
行うことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べ
る実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技
術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の
範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の
記載がない限り、これらの態様に限られるものではな
い。
【0031】図1〜図3は、本発明の定着装置の一実施
の形態を示す図であり、図1は、本発明の定着装置の一
実施の形態を適用したファクシミリ装置1の部分回路ブ
ロック図である。
【0032】図1において、ファクシミリ装置1は、C
PU(Central Processing Unit )2、ROM(Read O
nly Memory)3、RAM(Random Access Memory)4、
プロッタ部5及びタイマー6等を備えており、プロッタ
部5は、サーミスタ10、A/D変換部11、定着ヒー
ター12、出力ポート13、メカ制御部14及びレーザ
ー制御部15等を備えている。上記CPU2、ROM
3、RAM4、A/D変換部11、出力ポート13、メ
カ制御部14及びレーザー制御部15は、それぞれバス
20に接続されており、ファクシミリ装置1は、図示し
ないが、上記の他に、原稿を読み取る読取部、ファクシ
ミリ通信を行う通信部及びファクシミリ装置1に各種動
作を行わせるためのキー操作を行う操作表示部等を備え
ている。
【0033】ROM3は、ファクシミリ装置1の基本処
理プログラムや定着ヒーター12の温度制御プログラム
及び基本処理プログラムや温度制御プログラムを実行す
るのに必要な各種データやシステムデータ、特に、温度
制御処理に使用する記録紙の大きさに対応する定着ヒー
ター12(最終的には、定着部材である定着ローラ)の
設定温度(定着温度)及び定着ヒーター12の点灯期間
(オン時間)と消灯期間(オフ時間)のテーブルデータ
を格納しており、この記録紙の大きさに対する定着ヒー
ター12の設定温度のテーブルは、予め実験等により求
められた記録紙の大きさと記録紙の大きさ毎に適切な定
着を行うための定着ヒーター12の設定温度が、例え
ば、記録紙のサイズと設定温度のデータとして、また、
記録紙の長さと設定温度のデータとして、ROM3に格
納されており、定着ヒーター12の記録紙の大きさに対
応する点灯期間と消灯期間のテーブルデータは、予め実
験等により求められた記録紙の大きさと記録紙の大きさ
毎に適切な定着を行うための定着ヒーター12の点灯期
間及び消灯期間のデータが、例えば、記録紙のサイズと
点灯期間及び消灯期間のデータとして、また、記録紙の
長さと点灯期間及び消灯期間のデータとして、ROM3
に格納されている。
【0034】CPU(制御手段)2は、ROM3内のプ
ログラムに基づいてRAM4をワークメモリとして使用
しながら、ファクシミリ装置1の各部を制御し、ファク
シミリ装置1としての基本処理や定着ヒーター12の温
度制御処理を行う。
【0035】RAM4は、上述のように、CPU2のワ
ークメモリとして使用されるとともに、プロッタ部5で
記録される1ページ分の書込データの展開されるページ
メモリとしても利用される。すなわち、RAM4には、
ページメモリ領域が形成されており、プロッタ部5で記
録出力される1ページ分の書込データがCPU2により
RAM4のページメモリ領域に展開されて、CPU2に
よりプロッタ部5のレーザー制御部15に出力される。
【0036】タイマー6は、発振回路や分周回路等を備
え、時刻を計時して、その計時結果をCPU2に出力す
る。CPU2は、タイマー6の計時に基づいて、ファク
シミリ装置1の各部の制御を行い、特に、後述するよう
に、定着ヒーター12の温度制御を行う際の定着ヒータ
ー12の点灯期間及び消灯期間の管理をタイマー割り込
みにより行う。
【0037】プロッタ部5は、いわゆる電子写真方式の
記録装置が使用されており、レーザー制御部15で書込
データである画像データに基づいてレーザーを変調させ
て感光体に静電潜像を形成する。プロッタ部5は、この
静電潜像の形成された感光体にトナーを付着して現像
し、感光体に付着されたトナーを記録紙に転写して、ト
ナーの付着された記録紙を定着部材である定着ローラに
搬送する。プロッタ部5は、定着ローラによりトナーを
記録紙に定着させ、サーミスタ10で定着ローラの温度
を検出しながら、定着ヒーター12、ひいては定着ロー
ラの温度をCPU2により制御する。
【0038】すなわち、サーミスタ10は、定着ローラ
の温度を検出し、そのアナログの温度検出信号をA/D
変換部11に出力する。
【0039】A/D変換部11は、サーミスタ10から
入力されるアナログの温度検出信号をディジタルの温度
検出信号に変換し、バス20を介してCPU2に出力す
る。
【0040】定着ヒーター12は、定着部材である定着
ローラ内に内蔵され、出力ポート13から入力される点
灯信号及び消灯信号により、図外の外部電源から供給さ
れる電源をオン/オフすることにより発熱して、定着ロ
ーラを加熱する。
【0041】メカ制御部14は、プロッタ部5の各種駆
動機構の動作を、CPU2からの命令に基づいて制御す
る。
【0042】なお、ファクシミリ装置1は、図示しない
が、複数の記録紙カセットにそれぞれサイズの異なるカ
ット記録紙をセットすることができるとともに、ロール
記録紙をセットすることができ、CPU2は、受信デー
タのサイズに応じて、また、図示しない操作部のキー操
作に応じて、適切なサイズのカット記録紙あるいはロー
ル記録紙をメカ制御部14に選択させて、画像データの
記録処理を行わせる。
【0043】レーザー制御部15は、RAM4から転送
されてくる書込データに基づいてレーザー発光部の駆動
制御を行って、書込データに対応したレーザーの変調制
御を行う。
【0044】次に、動作を説明する。ファクシミリ装置
1は、通信モードでは、図示しない読取部で読み取った
原稿の画像データを所定の圧縮方法で圧縮した後、相手
先に送信し、また、受信した画像データを一旦ページ毎
にRAM4のページメモリ領域に展開した後、プロッタ
部5に転送して、記録紙に記録出力する。また、ファク
シミリ装置1は、コピーモードでは、読取部で読み取っ
た原稿の画像データをページ毎にRAM4のページメモ
リ領域に展開した後、プロッタ部5に転送して、記録紙
に記録出力する。
【0045】上記プロッタ部5における画像データの記
録に際しては、定着ヒーター12を適切な定着温度に制
御して、定着ヒーター12により加熱される定着ローラ
を好適な定着温度に制御する必要がある。
【0046】すなわち、CPU2は、サーミスタ10が
検出してA/D変換部11でディジタル変換された定着
ローラの温度検出信号に基づいて、点灯信号及び消灯信
号を出力ポート13を介して定着ヒーター12に出力す
ることにより、定着ヒーター12の温度、ひいては、定
着ローラの温度をトナーを記録紙に定着させるのに適切
な定着温度に制御している。
【0047】ところが、記録紙が定着ローラを通過する
毎に、記録紙により定着ローラの熱が奪われて、定着ロ
ーラの温度が低下する。この記録紙により定着ローラか
ら奪われる熱量は、記録紙の大きさが大きいほど多く、
定着ローラの温度の低下が大きい。
【0048】そこで、ファクシミリ装置1においては、
記録紙のサイズや長さに応じて、定着ヒーター12の点
灯期間及び消灯期間を制御して、定着ヒーター12ひい
ては定着ローラの温度を適切な定着温度に制御してい
る。
【0049】すなわち、CPU2は、図2に示すよう
に、記録処理においては、書込開始要求があるかチェッ
クし(ステップS1)、書込開始要求が入ると、RAM
4のページメモリ領域に書込データを転送して(ステッ
プS2)、1ページ分全ての書込データのRAM4のペ
ージメモリ領域への転送が完了したかどうかチェックす
る(ステップS3)。
【0050】ステップS3で、1ページ分全ての書込デ
ータのRAM4のページメモリ領域への転送が完了する
と、CPU2は、給紙の選択、すなわち、記録紙の選択
を行い(ステップS4)、カット記録紙を選択したかど
うかチェックする(ステップS5)。
【0051】この記録紙の選択は、例えば、書込データ
が受信画像データであるときには、ファクシミリ制御信
号により送信側から送られてくる画像データサイズを示
す情報に基づいて、また、書込データが読取部で読み取
った画像データであるときには、読取原稿のサイズに基
づいてCPU2が行い、あるいは、操作部の記録紙を選
択する選択操作に基づいてCPU2が行う。したがっ
て、CPU2は、記録紙の大きさを検出する記録紙検出
手段として機能する。
【0052】ステップS5で、カット記録紙が選択され
たときには、CPU2は、選択された記録紙のサイズに
対応する温度(定着温度)をROM3のデータテーブル
から読み出して設定し、次に、選択された記録紙のサイ
ズに対応する点灯期間及び消灯期間をROM3のデータ
テーブルから読み出して設定し(ステップS6)、出力
ポート13を介して定着ヒーター12にヒーター点灯指
令を出力して、定着ヒーター12を点灯させる(ステッ
プS8)。
【0053】ステップS5で、ロール記録紙が選択され
たときには、CPU2は、紙長さ(記録するロール記録
紙の長さ)に対応する温度(定着温度)をROM3のデ
ータテーブルから読み出して設定し、次に、紙長さに対
応する点灯期間及び消灯期間をROM3のデータテーブ
ルから読み出して設定し(ステップS7)、ヒーター点
灯指令を定着ヒーター12に出力して、定着ヒーターを
点灯させる(ステップS8)。
【0054】なお、ロール記録紙が選択された場合、C
PU2は、線密度及びRAM4のページメモリに転送す
る書込データのライン数等に基づいて上記ロール記録紙
の紙長さを判断する。
【0055】次に、CPU2は、サーミスタ10からの
温度検出信号に基づいて定着ヒーター12、すなわち、
定着ローラが書込可能温度になったかどうかチェックし
(ステップS9)、書込可能温度になると、選択した記
録紙を書込部である感光体に搬送して、RAM4のペー
ジメモリ領域に展開した書込データをレーザー制御部1
5に出力して、書き込みを開始する(ステップS1
0)。すなわち、書込データによりレーザー制御部15
がレーザーを変調して、感光体に変調された光により静
電潜像を形成し、静電潜像の形成された感光体にトナー
を付着して現像する。この感光体に付着されたトナーを
記録紙に転写し、トナーの付着された記録紙を定着ヒー
ター12により加熱される定着ローラに搬送して、定着
ローラによりトナーを記録紙に定着させる。
【0056】CPU2は、書き込みが完了したかチェッ
クし(ステップS11)、書き込みが完了すると、次ペ
ージがあるかチェックして(ステップS12)、次ペー
ジがあるときには、ステップS2に戻って、RAM4の
ページメモリ領域への書込データの転送から上記同様の
処理を行う。
【0057】ステップS12で、次ページがないときに
は、CPU2は、出力ポート13を介して定着ヒーター
12に消灯指令、すなわち、点灯指令のオフを指示し
て、記録処理を終了する(ステップS13)。
【0058】上記ステップS6及びステップS7で記録
紙サイズや記録紙長さに対応した定着ヒーター12の定
着温度の設定や点灯期間及び消灯期間の設定を行うと、
CPU2は、タイマー6からのクロックに基づいて割り
込みを行って、定着ヒーター12の温度制御(ヒーター
温度制御)を行う。
【0059】すなわち、CPU2は、タイマー割り込み
が入ると、図3に示すように、図2に示した記録処理の
メインプログラムから定着ヒーターの点灯指令があるか
をチェックし(ステップT1)、点灯指令があると、サ
ーミスタ10の検出したヒーター温度、すなわち、定着
ヒーター12(定着ローラ)の温度が、図2のステップ
S6あるいはステップS7で設定した定着温度(設定温
度)よりも高いかどうかチェックする(ステップT
2)。
【0060】ステップT2で、ヒーター温度が設定温度
に達していないときには、CPU2は、定着ヒーター1
2の消灯期間中(以下、ヒーター消灯期間中という。)
かどうかチェックし(ステップT3)、ヒーター消灯期
間中のときには、まだ定着ヒーター12の点灯タイミン
グではないと判断して、そのままヒーター制御処理を終
了する。
【0061】ステップT3で、ヒーター消灯期間中でな
いときには、定着ヒーター12の点灯期間中(以下、ヒ
ーター点灯期間中という。)かどうかチェックし(ステ
ップT4)、ヒーター点灯期間中のときには、何等新た
な処理を行うことなく、そのままヒーター制御処理を終
了する。
【0062】ステップT4で、ヒーター点灯期間中でな
いとき、すなわち、ヒーター消灯期間中でも、ヒーター
点灯期間中でもないときには、ヒーター点灯指令を出力
ポート13を介して定着ヒーター12に出力して、定着
ヒーター12を点灯させ(ステップT5)、ヒーター点
灯タイマー(例えば、RAM4内に形成されている。)
を、図2のステップS6あるいはステップS7で設定さ
れた点灯期間にセットして、ヒーター制御処理を終了す
る(ステップT6)。
【0063】また、上記ステップT2で、ヒーター温度
が設定温度よりも高いときには、CPU2は、ヒーター
点灯期間中かどうかチェックし(ステップT7)、ヒー
ター点灯期間中のときには、まだ定着ヒーター12の消
灯タイミングではないと判断して、そのままヒーター制
御処理を終了する。
【0064】ステップT7で、ヒーター点灯期間中でな
いときには、ヒーター消灯期間中かどうかチェックし
(ステップT8)、ヒーター消灯期間中のときには、何
等新たな処理を行うことなく、そのままヒーター制御処
理を終了する。
【0065】ステップT8で、ヒーター消灯期間中でな
いとき、すなわち、ヒーター点灯期間中でも、ヒーター
消灯期間中でもないときには、ヒーター消灯指令を出力
ポート13を介して定着ヒーター12に出力して、定着
ヒーター12を消灯させ(ステップT9)、ヒーター消
灯タイマー(例えば、RAM4内に形成されている。)
を、図2のステップS6あるいはステップS7で設定さ
れた消灯期間にセットして、ヒーター制御処理を終了す
る(ステップT10)。
【0066】このように、記録紙にトナーを定着させる
定着ローラは、記録紙により、その記録紙の大きさに対
応した熱を奪われて温度が低下するが、ファクシミリ装
置1においては、記録紙のサイズや長さに応じて、定着
ヒーター12ひいては定着ローラの設定温度を設定する
とともに、定着ヒーター12の点灯期間と消灯期間を設
定して、これらの設定に応じて、定着ヒーター12の加
熱制御を行うことができ、定着ヒーター12、ひいて
は、定着ローラの温度を記録紙サイズや記録紙長さ等の
記録紙の大きさに左右されることなく、定着に適切な温
度に制御することができる。
【0067】その結果、記録紙サイズや記録紙長さ等の
記録紙の大きさに影響されることなく、定着不良の発生
を防止して、適切に定着させることができるとともに、
記録紙にしわが発生することを防止することができ、定
着性を向上させることができる。
【0068】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0069】例えば、上記実施の形態においては、ファ
クシミリ装置1に適用した場合について説明したが、フ
ァクシミリ装置1に限るものではなく、定着ヒーター1
2を利用してトナーを記録紙に定着させる定着装置を備
えた記録装置一般、例えば、例えば、レーザープリン
タ、複写機等にも適用することができる。
【0070】また、上記実施の形態においては、記録紙
の大きさに応じて、温度制御する設定温度及び定着ヒー
ター12の点灯期間と消灯期間の双方を設定して、制御
するようにしているが、定着ヒーター12の点灯期間と
消灯期間のみを制御するようにしてもよい。
【0071】さらに、上記実施の形態においては、定着
ヒーター12の点灯期間と消灯期間を記録紙の大きさに
基づいて制御して、定着ヒーター12の温度制御を行っ
ているが、これに限るものではなく、定着ヒーター12
に供給する電流値や電圧値を制御して、定着ヒーターの
温度制御を行うようにしてもよい。
【0072】
【発明の効果】請求項1記載の発明の定着装置によれ
ば、定着時に記録紙により奪われる熱を考慮して、記録
紙の大きさに基づいて定着部材の定着温度を設定するこ
とができ、定着部材を低くし過ぎたり、加熱し過ぎたり
することなく、適切な定着温度に設定することができ
る。
【0073】その結果、定着不良や記録紙にしわが発生
することを防止することができ、適切な定着を行うこと
ができる。
【0074】請求項2記載の発明の定着装置によれば、
定着時に記録紙により奪われる熱を考慮して、記録紙の
大きさに基づいて定着ヒーターへの通電を制御すること
ができ、定着部材を低くし過ぎたり、加熱し過ぎたりす
ることなく、所定の定着温度に速やかに、かつ、適切に
制御することができる。
【0075】その結果、定着不良や記録紙にしわが発生
することを防止することができ、適切な定着を行うこと
ができる。
【0076】請求項3記載の発明の定着装置によれば、
定着時に記録紙により奪われる熱を考慮して、記録紙の
大きさに基づいて、定着部材の定着温度を設定すること
ができるとともに、記録紙の大きさに基づいて、定着ヒ
ーターへの通電を制御することができ、定着部材を低く
し過ぎたり、加熱し過ぎたりすることなく、所定の定着
温度に速やかに、かつ、適切に制御することができる。
【0077】その結果、定着不良や記録紙にしわが発生
することをより一層防止することができ、より一層適切
な定着を行うことができる。
【0078】請求項4記載の発明の定着装置によれば、
記録紙の大きさに基づいて設定したオン時間とオフ時間
に基づいて定着ヒーターへの通電を制御して、定着部材
の温度制御を行うことができ、簡単な回路構成で、定着
ヒーターへの通電を制御することができる。
【0079】請求項5記載の発明の定着装置によれば、
記録紙としてカット記録紙を使用する場合に、記録紙の
紙サイズ毎に設定した制御データに基づいて定着部材の
温度制御を行うことができ、簡単に、かつ、適切に定着
部材の温度制御を行うことができる。
【0080】請求項6記載の発明の定着装置によれば、
記録紙として規定外の記録紙やロール記録紙を使用する
場合に、定着部材の熱を奪う記録紙の長さに基づいて、
定着ヒーターの温度制御を行うことができ、定着ヒータ
ーの温度制御を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定着装置の一実施の形態を適用したフ
ァクシミリ装置の要部回路ブロック図。
【図2】図1のファクシミリ装置による記録処理を示す
フローチャート。
【図3】図1のファクシミリ装置のタイマー割り込みに
よるヒーター制御処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 CPU 3 ROM 4 RAM 5 プロッタ部 6 タイマー 10 サーミスタ 11 A/D変換部 12 定着ヒーター 13 出力ポート 14 メカ制御部 15 レーザー制御部 20 バス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録紙に転写されたトナーを定着ヒーター
    の熱で加熱された定着部材により前記記録紙に定着させ
    る定着装置において、 前記記録紙の大きさを検出する記録紙検出手段と、 前記記録紙検出手段の検出した記録紙の大きさに基づい
    て前記定着部材の定着温度を設定し、前記定着ヒーター
    により前記定着部材を当該設定した定着温度に温度制御
    する制御手段と、 を備えたことを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】記録紙に転写されたトナーを定着ヒーター
    の熱で加熱された定着部材により前記記録紙に定着させ
    る定着装置において、 前記記録紙の大きさを検出する記録紙検出手段と、 前記記録紙検出手段の検出した記録紙の大きさに基づい
    て前記定着ヒーターへの通電を制御して、前記定着ヒー
    ターにより前記定着部材を所定の定着温度に温度制御す
    る制御手段と、 を備えたことを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】記録紙に転写されたトナーを定着ヒーター
    の熱で加熱された定着部材により前記記録紙に定着させ
    る定着装置において、 前記記録紙の大きさを検出する記録紙検出手段と、 前記記録紙検出手段の検出した記録紙の大きさに基づい
    て、前記定着部材の定着温度を設定するとともに、前記
    記録紙の大きさに基づいて、前記定着ヒーターへの通電
    を制御して、前記定着ヒーターにより前記定着部材を当
    該設定した定着温度に温度制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする定着装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、前記記録紙の大きさに基
    づいて、前記定着ヒーターへの通電のオン時間とオフ時
    間を設定し、当該設定したオン時間とオフ時間に基づい
    て前記定着ヒーターへの通電を制御して、前記定着部材
    の温度制御を行うことを特徴とする請求項2または請求
    項3記載の定着装置。
  5. 【請求項5】前記記録紙検出手段は、前記記録紙の紙サ
    イズを検出し、 前記制御手段は、前記記録紙の紙サイズに基づいて、前
    記定着部材の温度制御を行うことを特徴とする請求項1
    から請求項4のいずれかに記載の定着装置。
  6. 【請求項6】前記記録紙検出手段は、前記記録紙の長さ
    を検出し、 前記制御手段は、前記記録紙の長さに基づいて、前記定
    着部材の温度制御を行うことを特徴とする請求項1から
    請求項4のいずれかに記載の定着装置。
JP24840695A 1995-09-02 1995-09-02 定着装置 Pending JPH0968884A (ja)

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