JPH0969005A - サーボ系の制御装置および制御方法 - Google Patents

サーボ系の制御装置および制御方法

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JPH0969005A
JPH0969005A JP22424895A JP22424895A JPH0969005A JP H0969005 A JPH0969005 A JP H0969005A JP 22424895 A JP22424895 A JP 22424895A JP 22424895 A JP22424895 A JP 22424895A JP H0969005 A JPH0969005 A JP H0969005A
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JP
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point
axis
target
straight line
servo
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JP22424895A
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Inventor
Yutaka Yoshida
豊 吉田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】任意の線分組合わせに対して二つの線分間で経
路変更を行なえ、タクトタイムを低減でき、プログラミ
ングを簡略化する。 【解決手段】 経由目標地点である第2地点と第3地点
を結ぶ線分を含む直線をX軸とし、第1地点、第2地点
及び第3地点を含む平面上の直線であって、X軸と直交
する直線をY軸とする経路座標系を基準座標系に対して
仮定し、第1地点を初期位置とし、第3地点を目標位置
とし、かつ、第1地点と第2地点を結ぶ直線上の分岐点
から円弧を描いてX軸上に経路を移行させるべく初期位
置から目標位置に向かう際の分岐点における初速度、目
標速度、目標加速度をパラメータとして時間関数を生成
し、この時間関数に基づいて第1地点から第3地点まで
被制御装置を直線軌跡制御によりサーボ駆動するので、
経路途中で停止することなく略L字上の軌跡を描いて被
制御装置を駆動でき、タクトタイムを低減し、プログラ
ムを簡略化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサーボ系の制御装置
および制御方法に係り、特に直線軌跡制御を行なうサー
ボ系の制御装置および制御方法に関する。
【0002】ロボットやNC(Numerical Control )工
作機械等のサーボ制御機構を備える装置において、サー
ボ制御系の目標位置(動作制御位置)を正確に生成する
ことは、組立や加工精度に直接的な影響を及ぼすため、
重要な課題となっている。
【0003】しかしながら、目標位置を正確に生成する
だけでは、作業時間(タクトタイム)が長くなることと
なり必ずしも効率がよくないという不都合が生じる。そ
こで、このようなサーボ制御機構を備える装置におい
て、目標位置を正確に生成するばかりでなく、タクトタ
イムを低減することが望まれている。
【0004】
【従来の技術】従来のサーボ制御機構を備える装置にお
いて、直線軌跡制御は最も多用される制御方法である。
【0005】一般にアーチモーションと呼ばれる動作で
は、ピックアンドプレース動作に用いる比較的単純な線
分(運動軌跡)の組合わせを連続的に結ぶことが可能で
ある。
【0006】例えば図12に示すように、ピックアンド
プレース動作に用いる直線軌跡の組合わせにより制御を
行なう場合、各結合点P1 、…、P8 において一旦動作
を停止ししてしまうこととなっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のアーチモー
ション動作を用いて制御を行なう場合、複雑な組立作業
を行なうためには、任意の線分組合わせに対して二つの
線分間で経路変更を行なえる必要がある。
【0008】また、このような経路変更部分の軌跡につ
いては、溶接等の特殊な作業を除いて、その形状が問題
となることはない。さらに教示動作では、直線軌跡で経
由点を指示する必要があるため、再生動作時においても
直線軌跡の組合わせとして実行できれば、制御プログラ
ミングの観点からも都合が良い。
【0009】そこで、本発明の目的は、 1) 任意の線分組合わせに対して二つの線分間で経路
変更を行なえ、 2) タクトタイムを低減でき、 3) プログラミングを簡略化することが可能な、 サーボ系の制御装置および制御方法を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、第1地点(x1 、y1 、z
1 )から第3地点(x3 、y3 、z3 )に向かって非直
線的に被制御装置をサーボ駆動するサーボ系の制御装置
であって、経由目標地点である第2地点(x2 、y2
2 )と前記第3地点を結ぶ線分を含む直線をX軸と
し、前記第1地点、前記第2地点及び前記第3地点を含
む平面上の直線であって、前記X軸と直交する直線をY
軸とする経路座標系を基準座標系に対して仮定し、前記
第1地点を初期位置とし、前記第3地点を目標位置と
し、かつ、前記第1地点と前記第2地点を結ぶ直線上の
分岐点から円弧を描いて前記X軸上に経路を移行させる
べく前記初期位置から前記目標位置に向かう際の前記分
岐点における初速度、目標速度、目標加速度をパラメー
タとして時間関数を生成する時間関数生成手段と、前記
時間関数に基づいて前記第1地点から前記第3地点まで
被制御装置を直線軌跡制御によりサーボ駆動する駆動制
御手段と、を備えて構成する。
【0011】請求項1記載の発明によれば、時間関数生
成手段は、経由目標地点である第2地点(x2 、y2
2 )と第3地点を結ぶ線分を含む直線をX軸とし、第
1地点、第2地点及び第3地点を含む平面上の直線であ
って、X軸と直交する直線をY軸とする経路座標系を基
準座標系に対して仮定し、第1地点を初期位置とし、第
3地点を目標位置とし、かつ、第1地点と第2地点を結
ぶ直線上の分岐点から円弧を描いてX軸上に経路を移行
させるべく初期位置から目標位置に向かう際の分岐点に
おける初速度、目標速度、目標加速度をパラメータとし
て時間関数を生成する。
【0012】これにより駆動制御手段は、生成された時
間関数に基づいて第1地点から第3地点まで被制御装置
を直線軌跡制御によりサーボ駆動する。請求項2記載の
発明は、第1地点(x1 、y1 、z1 )から第4地点
(x4 、y4 、z4 )に向かって非直線的に被制御装置
をサーボ駆動するサーボ系の制御装置であって、経由目
標地点である第3地点(x3 、y3 、z3 )と前記第4
地点を結ぶ線分を含む直線をX軸とし、第2地点
(x2 、y2 、z2 )、前記第3地点及び前記第4地点
を含む平面上の直線であって、前記X軸と直交する直線
をY軸とする経路座標系を基準座標系に対して仮定し、
前記第1地点を初期位置とし、前記第4地点を目標位置
とし、かつ、前記第1地点と前記第2地点を結ぶ直線上
の第1の分岐点から円弧を描いて前記第2地点と前記第
3地点を結ぶ直線上へ向かう軌跡上の第2の分岐点から
円弧を描いて前記X軸上に経路を移行させるべく前記初
期位置から前記目標位置に向かう際の前記第1の分岐点
及び前記第2の分岐点における初速度、目標速度、目標
加速度をパラメータとして時間関数を生成する時間関数
生成手段と、前記時間関数に基づいて前記第1地点から
前記第4地点まで被制御装置を直線軌跡制御によりサー
ボ駆動する駆動制御手段と、を備えて構成する。
【0013】請求項2記載の発明によれば、時間関数生
成手段は、経由目標地点である第3地点と第4地点を結
ぶ線分を含む直線をX軸とし、第2地点、第3地点及び
第4地点を含む平面上の直線であって、X軸と直交する
直線をY軸とする経路座標系を基準座標系に対して仮定
し、第1地点を初期位置とし、第4地点を目標位置と
し、かつ、第1地点と第2地点を結ぶ直線上の第1の分
岐点から円弧を描いて第2地点と第3地点を結ぶ直線上
へ向かう軌跡上の第2の分岐点から円弧を描いてX軸上
に経路を移行させるべく初期位置から目標位置に向かう
際の第1の分岐点及び第2の分岐点における初速度、目
標速度、目標加速度をパラメータとして時間関数を生成
する。
【0014】駆動制御手段は、生成された時間関数に基
づいて第1地点から第4地点まで被制御装置を直線軌跡
制御によりサーボ駆動する。請求項3記載の発明は、第
1地点(x1 、y1 、z1 )から第3地点(x3
3 、z3 )に向かって非直線的に被制御装置をサーボ
駆動するサーボ系の制御方法であって、経由目標地点で
ある第2地点(x2 、y2 、z2 )と前記第3地点を結
ぶ線分を含む直線をX軸とし、前記第1地点、前記第2
地点及び前記第3地点を含む平面上の直線であって、前
記X軸と直交する直線をY軸とする経路座標系を基準座
標系に対して仮定し、前記第1地点を初期位置とし、前
記第3地点を目標位置とし、かつ、前記第1地点と前記
第2地点を結ぶ直線上の分岐点から円弧を描いて前記X
軸上に経路を移行させるべく前記初期位置から前記目標
位置に向かう際の前記分岐点における初速度、目標速
度、目標加速度をパラメータとして時間関数を生成する
時間関数生成工程と、前記時間関数に基づいて前記第1
地点から前記第3地点まで被制御装置を直線軌跡制御に
よりサーボ駆動する駆動制御工程と、を備えて構成す
る。
【0015】請求項3記載の発明によれば、時間関数生
成工程は、経由目標地点である第2地点と第3地点を結
ぶ線分を含む直線をX軸とし、第1地点、第2地点及び
第3地点を含む平面上の直線であって、X軸と直交する
直線をY軸とする経路座標系を基準座標系に対して仮定
し、第1地点を初期位置とし、第3地点を目標位置と
し、かつ、第1地点と第2地点を結ぶ直線上の分岐点か
ら円弧を描いてX軸上に経路を移行させるべく初期位置
から目標位置に向かう際の分岐点における初速度、目標
速度、目標加速度をパラメータとして時間関数を生成す
る。
【0016】これにより駆動制御工程は、時間関数に基
づいて第1地点から第3地点まで被制御装置を直線軌跡
制御によりサーボ駆動する。請求項4記載の発明は、第
1地点(x1 、y1 、z1 )から第4地点(x4
4 、z4 )に向かって非直線的に被制御装置をサーボ
駆動するサーボ系の制御方法であって、経由目標地点で
ある第3地点(x3 、y3 、z3 )と前記第4地点を結
ぶ線分を含む直線をX軸とし、第2地点(x2 、y2
2 )、前記第3地点及び前記第4地点を含む平面上の
直線であって、前記X軸と直交する直線をY軸とする経
路座標系を基準座標系に対して仮定し、前記第1地点を
初期位置とし、前記第4地点を目標位置とし、かつ、前
記第1地点と前記第2地点を結ぶ直線上の第1の分岐点
から円弧を描いて前記第2地点と前記第3地点を結ぶ直
線上へ向かう軌跡上の第2の分岐点から円弧を描いて前
記X軸上に経路を移行させるべく前記初期位置から前記
目標位置に向かう際の前記第1の分岐点及び前記第2の
分岐点における初速度、目標速度、目標加速度をパラメ
ータとして時間関数を生成する時間関数生成工程と、前
記時間関数に基づいて前記第1地点から前記第4地点ま
で被制御装置を直線軌跡制御によりサーボ駆動する駆動
制御工程と、を備えて構成する。
【0017】請求項4記載の発明によれば、時間関数生
成工程は、経由目標地点である第3地点と第4地点を結
ぶ線分を含む直線をX軸とし、第2地点、第3地点及び
第4地点を含む平面上の直線であって、X軸と直交する
直線をY軸とする経路座標系を基準座標系に対して仮定
し、第1地点を初期位置とし、第4地点を目標位置と
し、かつ、第1地点と第2地点を結ぶ直線上の第1の分
岐点から円弧を描いて第2地点と第3地点を結ぶ直線上
へ向かう軌跡上の第2の分岐点から円弧を描いてX軸上
に経路を移行させるべく初期位置から目標位置に向かう
際の第1の分岐点及び第2の分岐点における初速度、目
標速度、目標加速度をパラメータとして時間関数を生成
する。
【0018】これにより駆動制御工程は、時間関数に基
づいて第1地点から第4地点まで被制御装置を直線軌跡
制御によりサーボ駆動する。
【0019】
【発明の実施の形態】まず実施態様の説明に先立ち、第
1地点P1 から第2地点P2 に向かわせるための直線軌
跡を台形速度カーブを用いて描かせるための原理につい
て説明する。 モード1動作 図1(a)に示すように第1地点P1 から第2地点P2
に向かう直線軌跡を各座標成分に単純に分解し台形速度
カーブを生成すると図1(b)にそれぞれ示すようなも
のとなる。
【0020】ところで加減速時間は各座標成分で一致さ
せる必要がある、すなわち、 t1x=t1y=t1z かつ、 t2x=t2y=t2z を満たす必要がある。
【0021】このため、一般に第1地点P1 及び第2地
点P2 を結ぶ線分の方向ベクトルnに沿って線分の長さ
lに関して図1(c)に示すように線形補間を行ない、
(1)式から第1地点P1 及び第2地点P2 を結ぶ線分
上の地点Pを求める手法が取られている。
【0022】 P=P1 l P・n …(1) このように線分の長さに着目して軌跡演算を行なう制御
方法では、経路変更に充分に対応することができない。
【0023】すなわち、図2(a)に示すように、第1
地点P1 から第2地点P2 へ向けて一定速度で移動中
に、第1地点P1 及び第2地点P2 を結ぶ直線上の目標
地点Pで位置決めをする場合には、図3に示すように、
位相平面l−vl上で計画した軌跡に沿って(図3
(a)参照)、長さ成分に依存する時間関数を生成する
ことにより(図3(b)参照)、第1地点P1 及び第2
地点P2 を結ぶ直線上で経路変更を行なわせることが可
能である。
【0024】しかしながら、図2(b)に示すように、
第1地点P1 及び第2地点P2 を結ぶ直線上の地点Pか
ら第2地点P2 から地点P3 へ向かう直線軌跡に経路変
更する場合には、長さ成分に依存した時間関数を用い
て、経路変更を実現することはできない。
【0025】そこで、本実施形態では、被制御装置の駆
動経路である直線軌跡の方向に併せて随時別個の座標系
を導入することで問題の解決を図っている。以下、この
ように導入する座標系を経路座標系、経路座標系にかか
わらず一定の座標系を基準座標系というものとする。
【0026】図4(a)に示すように、停止状態の第1
地点P1 から出発し、第2地点P2で停止する直線軌跡
を考える。2点P1 、P2 が与えられたとき、下記の
(2)式に示すように、第1地点P 1 と第2地点P2
結ぶ線分を含む直線をx軸(第1地点P1 から第2地点
2へ向かう方向を正方向とする)とする経路座標系Σ
lを基準座標系Σbについて下記の(3)式のように定
める。
【0027】 n=(P2 −P1 )/‖P2 −P1 ‖ …(2)
【0028】
【数1】 この場合において、y軸及びz軸は互いに直交し、か
つ、x軸と直交する向きに任意に設定する。
【0029】第1地点P1 及び第2地点P2 に対応する
経路座標系Σlにおける座標 l1 l2 は(4)式
で表される。 l1 =Rt 1 l2 =Rt 2 …(4) さらに直線軌跡に沿った経路座標系Σlにおける速度ベ
クトル lm 及び加速度ベクトル lm は、基準座標系
Σbに関して予め与えられている速度ベクトルVm 及び
加速度ベクトルam によりそれぞれ(5)式、(6)式
により与えられる。
【0030】 lm =Rt m …(5) lm =Rt m …(6) このとき、第1地点P1 と第2地点P2 を結ぶ線分上の
地点Pのx座標は図4(b)に示すようにして得ること
ができる。地点Pのy座標及びz座標は、経路座標系Σ
l上では変化しないので、基準座標系Σbにおける地点
Pの座標は、経路座標系Σlにおける地点 lPに基づい
て(7)式により表される。
【0031】 P=R lP ここで lP=( lx l2y l2z)’ …(7) このように経路変更を行なわない場合を、以下、モード
1と呼ぶこととする。 モード2動作 次に第1地点P1 から第2地点P2 への移動中に地点P
から第3地点へ向かう直線軌跡に経路変更する場合(以
下、モード2と呼ぶ。)について図5を参照して説明す
る。
【0032】経路座標系Σlのx軸はモード1の場合と
同様に第2地点P2 から第3地点P 3 を結ぶ線分を含む
直線をx軸(第2地点P2 から第3地点P3 へ向かう方
向を正方向とする)とし、y軸は第1地点P1 と第2地
点P2 を結ぶ線分を含む直線とx軸を含む平面s2 上、
かつ、x軸と直交する軸とし、z軸は平面s2 に垂直な
軸とする。
【0033】これにより、第1地点P1 から地点Pを経
由して第3地点P3 へ至る経路は経路座標系Σlにおけ
るx−y平面上の問題として処理できることがわかる。
すなわち、3点P1 、P2 、P3 が与えられたとき、下
記の(8)式に示すように、第2地点P2 から第3地点
3 を結ぶ線分を含む直線をx軸とし、y軸は第1地点
1 と第2地点P2 を結ぶ線分を含む直線とx軸を含む
平面s2 上、かつ、x軸と直交する軸とする経路座標系
Σlを基準座標系Σbについて下記の(9)式〜(1
1)式のように定める。
【0034】 n=(P3 −P2 )/‖P3 −P2 ‖ …(8) a=n×(P2 −P1 )/‖n×(P2 −P1 )‖ …(9) o=a×n …(10) Σb→Σl:R=(n o a) …(11) また、経路変更開始点である地点P及び終点である第3
地点P3 は経路座標系Σlにおいて(12)式で与えら
れる。
【0035】 lP=Rt P, l3 =Rt 3 …(12) さらに、第1地点P1 から第2地点P2 に向かうモード
1の経路座標系において、モード1に対応するx軸方向
(第1地点P1 から第2地点P2 に向かう軸方向)に関
する地点Pにおける速度の大きさv0を用いて、モード
2におけるx軸、y軸方向の速度成分 lx0l y0
表すと、それぞれ(13)式、(14)式により表され
る。
【0036】 lx0=v0 ・(P2 −P1 )/‖P2 −P1 ‖・n …(13) ly0=v0 ・(P2 −P1 )/‖P2 −P1 ‖・o …(14) 但し、v0 はモード1における地点Pにおける速度 さらにまた、経路座標系Σlにおける速度ベクトル l
m 及び加速度ベクトル lm は、基準座標系Σbに関し
て予め与えられている速度ベクトルVm 及び加速度ベク
トルam によりそれぞれ(15)式、(16)式により
与えられる。
【0037】 lm =Rt m …(15) lm =Rt m …(16) ここで、地点Pから第2地点P2 及び第3地点P3 を結
ぶ直線上への経路変更問題は、以下に示す二つの時間関
数生成問題と等価である。
【0038】1)地点 lx から初速度 lx0で移動を
開始し、地点 l3xに至り停止するための時間関数を求
める(図6(a)参照)。 2)地点 ly から初速度 ly0で移動を開始し、地点
l3yに至り停止するための時間関数を求める(図6
(b)参照)。
【0039】これらの結果、経路変更過程における時間
関数は(17)式により与えられることとなる。 P=R lP …(17) ここで、l P=( lx ly l3z) である。
【0040】なお、t>tc においては、経路座標系Σ
lにおいてy軸方向の軌跡生成は完了するため、モード
1と等価な状態となる。そして、t>tc 以降において
第3地点P3 に到達すれば、停止状態となり、第3地点
3 に到達する前に新たな経路変更指定を与えれば、再
びモード2に移行する。モード3動作 一方、t≦tc において、新たな経路変更指定を与えれ
ば、以下に説明するモード3に移行することとなる。
【0041】ここで、図7を参照してモード3における
経路変更動作について説明する。第1地点P1 から第2
地点P2 への移動中に地点P’から第3地点へ向かう直
線軌跡に経路変更し、さらに第3地点への移動中に地点
Pから第4地点へ向かう直線軌跡に経路変更する場合に
ついて説明する。
【0042】経路座標系Σlのx軸はモード2の場合と
同様に第3地点P3 から第4地点P 4 を結ぶ線分を含む
直線をx軸(第3地点P3 から第4地点P4 へ向かう方
向を正方向とする)とし、y軸は第2地点P2 、第3地
点P3 及び第4地点P4 を含む平面s3 上、かつ、x軸
と直交する軸とし、z軸は平面s3 に垂直な軸とする。
【0043】この場合において、第2モードと同様に経
路座標系Σlを基準座標系Σbについて下記の(18)
式〜(21)式のように定める。 n=(P4 −P3 )/‖P4 −P3 ‖ …(18) a=n×(P3 −P2 )/‖n×(P3 −P2 )‖ …(19) o=a×n …(20) Σb→Σl:R=(n o a) …(21) また、経路変更開始点である地点P及び終点である第4
地点P4 は経路座標系Σにおいて(22)式で与えら
れる。
【0044】 lP=Rt P, l4 =Rt 4 …(22) さらに、第1地点P1 から第2地点P2 に向かうモード
1の経路座標系において、モード2における方向ベクト
ルn2 (x軸方向)、方向ベクトルo2 (y方向)に対
応する地点Pにおける速度の大きさv2x、v2yを用い
て、モード3におけるx軸、y軸、z軸方向の速度成分
lx0 ly0 lz0を表すと、それぞれ(23)
式、(24)式、(25)式により表される。
【0045】 lx0=(v2x・n2 +v2y・o2 )・n …(23) ly0=(v2x・n2 +v2y・o2 )・o …(24) lz0=(v2x・n2 +v2y・o2 )・a …(25) さらにまた、経路座標系Σlにおける速度ベクトル l
m 及び加速度ベクトル lamは、基準座標系Σbに関して
予め与えられている速度ベクトルVm 及び加速度ベクト
ルam によりそれぞれ(26)式、(27)式により与
えられる。
【0046】 lm =Rt m …(26) lm =Rt m …(27) ここで、地点Pから第3地点P3 及び第4地点P4 を結
ぶ直線上への経路変更問題は、以下に示す三つの時間関
数生成問題と等価である。
【0047】1)地点 lx から初速度 lx0で移動を
開始し、地点 l4xに至り停止するための時間関数を求
める(図8(a)参照)。 2)地点 ly から初速度 ly0で移動を開始し、地点
l4yに至り停止するための時間関数を求める(図8
(b)参照)。
【0048】3)地点 lz から初速度 lz0で移動を
開始し、地点 l4zに至り停止するための時間関数を求
める(図8(c)参照)。 これらの結果、経路変更過程における時間関数は(2
8)式により与えられることとなる。
【0049】 P=R lP …(28) ここで、l P=( lX lY lZ )’ である。
【0050】なお、tc1<t<tc2においては、y軸方
向の軌跡生成は完了するため、モード2と等価な状態と
なり、さらにt>tc2においては、経路座標系Σl にお
いてz軸方向の軌跡生成は完了するため、モード1と等
価な状態となる。
【0051】また、t<tc1において、第5地点P5
向かう新たな経路変更指定を与えれば、モード3の状態
で、上記(23)〜(25)式を以下の3式(23)’
〜(25)’式に置き換えることにより制御可能であ
る。
【0052】 lx0=(v3x・n3 +v3y・o3 +v3z・a3 )・n …(23)’ ly0=(v3x・n3 +v3y・o3 +v3z・a3 )・o …(24)’ lz0=(v3x・n3 +v3y・o3 +v3z・a3 )・a …(25)’ 以上におけるモード遷移状態を図9に示す。
【0053】例えば、上述したt<tc1において、第5
地点P5 へ向かう新たな経路変更指定を与えた場合の状
態遷移は図9において、C8 の遷移状態に相当する。以
上の説明のように本実施形態によれば、モード1乃至モ
ード3の動作を組合わせることにより、直線移動命令を
用いて任意の方向に経路を変更することが可能となる。
【0054】この場合において、新しい目標地点以外の
パラメータを与える必要なく、自動的に経路変更をする
ことができ、動作開始地点から最終目標地点まで停止す
ることなく連続動作を行なうことが可能となり、タクト
タイムを短縮することが可能となる。
【0055】さらに経路変更のための特別な命令が不要
となるため、プログラミングを簡略化して工数を削減す
ることができる。
【0056】
【実施例】図10及び図11にアーチモーション動作を
実際に行なわせる場合のプログラミング例及びその経路
軌跡を示す。この場合において、具体的に実現するため
には、直線軌跡制御可能なロボットを被制御装置とし、
このロボットを実際に駆動するための駆動装置及び時間
関数生成手段としてのコントロール装置が必要となる。
【0057】図10(a)は、経路変更を伴わない場合
の軌跡であり、図10(b)は対応するコントロール装
置のためのプログラム例である。図10(b)におい
て、 MOV A は現在位置からA点へ直線移動を行なわせる命令であ
り、 WAIT UNTIL (B) は条件Bが満たされるまで待機状態(Wait)とするため
の命令である。
【0058】この結果、図10の実施例によれば、第1
地点P1 を出発して、第2地点P2及び第3地点P3
経由して、第4地点P4 で停止することとなる。図11
(a)は、経路変更を伴う場合の軌跡であり、図11
(b)は対応するコントロール装置のためのプログラム
例である。
【0059】この結果、図11の実施例によれば、第1
地点P1 を出発して、第2地点P2及び第3地点P3
経由せずに、第4地点P4 に至り、停止することとな
る。以上の説明のように本実施例によれば、図11に示
す経路変更を行なう場合でも特別な命令は不要で、単に
直線移動命令(=MOV)の開始タイミングを異ならせ
るだけで、連続する経路軌跡を描かせることが可能とな
る。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、時間関数生成手段は、経由目標地点である
第2地点(x2 、y2 、z2 )と第3地点を結ぶ線分を
含む直線をX軸とし、第1地点、第2地点及び第3地点
を含む平面上の直線であって、X軸と直交する直線をY
軸とする経路座標系を基準座標系に対して仮定し、第1
地点を初期位置とし、第3地点を目標位置とし、かつ、
第1地点と第2地点を結ぶ直線上の分岐点から円弧を描
いてX軸上に経路を移行させるべく初期位置から目標位
置に向かう際の分岐点における初速度、目標速度、目標
加速度をパラメータとして時間関数を生成し、駆動制御
手段は、生成された時間関数に基づいて第1地点から第
3地点まで被制御装置を直線軌跡制御によりサーボ駆動
するので、直線軌跡制御にもかかわらず、経路途中で停
止することなく略L字状の軌跡を描いて被制御装置を駆
動することができ、タクトタイムを低減することができ
るとともに、直線軌跡制御命令のみで制御が可能である
ので、プログラムを簡略化してプログラミングの工程を
削減することができる。
【0061】請求項2記載の発明によれば、時間関数生
成手段は、経由目標地点である第3地点と第4地点を結
ぶ線分を含む直線をX軸とし、第2地点、第3地点及び
第4地点を含む平面上の直線であって、X軸と直交する
直線をY軸とする経路座標系を基準座標系に対して仮定
し、第1地点を初期位置とし、第4地点を目標位置と
し、かつ、第1地点と第2地点を結ぶ直線上の第1の分
岐点から円弧を描いて第2地点と第3地点を結ぶ直線上
へ向かう軌跡上の第2の分岐点から円弧を描いてX軸上
に経路を移行させるべく初期位置から目標位置に向かう
際の第1の分岐点及び第2の分岐点における初速度、目
標速度、目標加速度をパラメータとして時間関数を生成
し、駆動制御手段は、生成された時間関数に基づいて第
1地点から第4地点まで被制御装置を直線軌跡制御によ
りサーボ駆動するので、経路途中で停止することなく任
意の軌跡を描いて被制御装置を駆動することができ、タ
クトタイムを低減することができるとともに、直線軌跡
制御命令のみで制御が可能であるので、プログラムを簡
略化してプログラミングの工程を削減することができ
る。
【0062】請求項3記載の発明によれば、時間関数生
成工程は、経由目標地点である第2地点と第3地点を結
ぶ線分を含む直線をX軸とし、第1地点、第2地点及び
第3地点を含む平面上の直線であって、X軸と直交する
直線をY軸とする経路座標系を基準座標系に対して仮定
し、第1地点を初期位置とし、第3地点を目標位置と
し、かつ、第1地点と第2地点を結ぶ直線上の分岐点か
ら円弧を描いてX軸上に経路を移行させるべく初期位置
から目標位置に向かう際の分岐点における初速度、目標
速度、目標加速度をパラメータとして時間関数を生成
し、駆動制御工程は、時間関数に基づいて第1地点から
第3地点まで被制御装置を直線軌跡制御によりサーボ駆
動するので、経路途中で停止することなく略L字状の軌
跡を描いて被制御装置を駆動することができ、タクトタ
イムを低減することができるとともに、直線軌跡制御命
令のみで制御が可能であるので、プログラムを簡略化し
てプログラミングの工程を削減することができる。請求
項4記載の発明によれば、時間関数生成工程は、経由目
標地点である第3地点と第4地点を結ぶ線分を含む直線
をX軸とし、第2地点、第3地点及び第4地点を含む平
面上の直線であって、X軸と直交する直線をY軸とする
経路座標系を基準座標系に対して仮定し、第1地点を初
期位置とし、第4地点を目標位置とし、かつ、第1地点
と第2地点を結ぶ直線上の第1の分岐点から円弧を描い
て第2地点と第3地点を結ぶ直線上へ向かう軌跡上の第
2の分岐点から円弧を描いてX軸上に経路を移行させる
べく初期位置から目標位置に向かう際の第1の分岐点及
び第2の分岐点における初速度、目標速度、目標加速度
をパラメータとして時間関数を生成し、駆動制御工程
は、時間関数に基づいて第1地点から第4地点まで被制
御装置を直線軌跡制御によりサーボ駆動するので、経路
途中で停止することなく任意の軌跡を描いて被制御装置
を駆動することができ、タクトタイムを低減することが
できるとともに、直線軌跡制御命令のみで制御が可能で
あるので、プログラムを簡略化してプログラミングの工
程を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】直線軌跡制御の原理説明図である。
【図2】直線軌跡制御の説明図である。
【図3】長さ成分に依存する直線軌跡制御の説明図であ
る。
【図4】直線軌跡制御の説明図(モード1)である。
【図5】直線軌跡制御の説明図(モード2)である。
【図6】直線軌跡制御の説明図(モード2)である。
【図7】直線軌跡制御の説明図(モード3)である。
【図8】直線軌跡制御の説明図(モード3)である。
【図9】動作モード遷移状態の説明図である。
【図10】実施例(経路変更なし)の説明図である。
【図11】実施例(経路変更有り)の説明図である。
【図12】従来の動作説明図である。
【符号の説明】
P、P’…地点 P1 …第1地点 P2 …第2地点 P3 …第3地点 P4 …第4地点

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1地点(x1 、y1 、z1 )から第3
    地点(x3 、y3 、z3 )に向かって非直線的に被制御
    装置をサーボ駆動するサーボ系の制御装置であって、 経由目標地点である第2地点(x2 、y2 、z2 )と前
    記第3地点を結ぶ線分を含む直線をX軸とし、前記第1
    地点、前記第2地点及び前記第3地点を含む平面上の直
    線であって、前記X軸と直交する直線をY軸とする経路
    座標系を基準座標系に対して仮定し、前記第1地点を初
    期位置とし、前記第3地点を目標位置とし、かつ、前記
    第1地点と前記第2地点を結ぶ直線上の分岐点から円弧
    を描いて前記X軸上に経路を移行させるべく前記初期位
    置から前記目標位置に向かう際の前記分岐点における初
    速度、目標速度、目標加速度をパラメータとして時間関
    数を生成する時間関数生成手段と、 前記時間関数に基づいて前記第1地点から前記第3地点
    まで被制御装置を直線軌跡制御によりサーボ駆動する駆
    動制御手段と、 を備えたことを特徴とするサーボ系の制御装置。
  2. 【請求項2】 第1地点(x1 、y1 、z1 )から第4
    地点(x4 、y4 、z4 )に向かって非直線的に被制御
    装置をサーボ駆動するサーボ系の制御装置であって、 経由目標地点である第3地点(x3 、y3 、z3 )と前
    記第4地点を結ぶ線分を含む直線をX軸とし、第2地点
    (x2 、y2 、z2 )、前記第3地点及び前記第4地点
    を含む平面上の直線であって、前記X軸と直交する直線
    をY軸とする経路座標系を基準座標系に対して仮定し、
    前記第1地点を初期位置とし、前記第4地点を目標位置
    とし、かつ、前記第1地点と前記第2地点を結ぶ直線上
    の第1の分岐点から円弧を描いて前記第2地点と前記第
    3地点を結ぶ直線上へ向かう軌跡上の第2の分岐点から
    円弧を描いて前記X軸上に経路を移行させるべく前記初
    期位置から前記目標位置に向かう際の前記第1の分岐点
    及び前記第2の分岐点における初速度、目標速度、目標
    加速度をパラメータとして時間関数を生成する時間関数
    生成手段と、 前記時間関数に基づいて前記第1地点から前記第4地点
    まで被制御装置を直線軌跡制御によりサーボ駆動する駆
    動制御手段と、 を備えたことを特徴とするサーボ系の制御装置。
  3. 【請求項3】 第1地点(x1 、y1 、z1 )から第3
    地点(x3 、y3 、z3 )に向かって非直線的に被制御
    装置をサーボ駆動するサーボ系の制御方法であって、 経由目標地点である第2地点(x2 、y2 、z2 )と前
    記第3地点を結ぶ線分を含む直線をX軸とし、前記第1
    地点、前記第2地点及び前記第3地点を含む平面上の直
    線であって、前記X軸と直交する直線をY軸とする経路
    座標系を基準座標系に対して仮定し、前記第1地点を初
    期位置とし、前記第3地点を目標位置とし、かつ、前記
    第1地点と前記第2地点を結ぶ直線上の分岐点から円弧
    を描いて前記X軸上に経路を移行させるべく前記初期位
    置から前記目標位置に向かう際の前記分岐点における初
    速度、目標速度、目標加速度をパラメータとして時間関
    数を生成する時間関数生成工程と、 前記時間関数に基づいて前記第1地点から前記第3地点
    まで被制御装置を直線軌跡制御によりサーボ駆動する駆
    動制御工程と、 を備えたことを特徴とするサーボ系の制御方法。
  4. 【請求項4】 第1地点(x1 、y1 、z1 )から第4
    地点(x4 、y4 、z4 )に向かって非直線的に被制御
    装置をサーボ駆動するサーボ系の制御方法であって、 経由目標地点である第3地点(x3 、y3 、z3 )と前
    記第4地点を結ぶ線分を含む直線をX軸とし、第2地点
    (x2 、y2 、z2 )、前記第3地点及び前記第4地点
    を含む平面上の直線であって、前記X軸と直交する直線
    をY軸とする経路座標系を基準座標系に対して仮定し、
    前記第1地点を初期位置とし、前記第4地点を目標位置
    とし、かつ、前記第1地点と前記第2地点を結ぶ直線上
    の第1の分岐点から円弧を描いて前記第2地点と前記第
    3地点を結ぶ直線上へ向かう軌跡上の第2の分岐点から
    円弧を描いて前記X軸上に経路を移行させるべく前記初
    期位置から前記目標位置に向かう際の前記第1の分岐点
    及び前記第2の分岐点における初速度、目標速度、目標
    加速度をパラメータとして時間関数を生成する時間関数
    生成工程と、 前記時間関数に基づいて前記第1地点から前記第4地点
    まで被制御装置を直線軌跡制御によりサーボ駆動する駆
    動制御工程と、 を備えたことを特徴とするサーボ系の制御方法。
JP22424895A 1995-08-31 1995-08-31 サーボ系の制御装置および制御方法 Withdrawn JPH0969005A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005234862A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd モーションコントローラ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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