JPH0969462A - 積層電子部品 - Google Patents
積層電子部品Info
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- JPH0969462A JPH0969462A JP7224052A JP22405295A JPH0969462A JP H0969462 A JPH0969462 A JP H0969462A JP 7224052 A JP7224052 A JP 7224052A JP 22405295 A JP22405295 A JP 22405295A JP H0969462 A JPH0969462 A JP H0969462A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 焼成時のストレスによる誘電体層の割れ、お
よび反りの発生が抑制される積層電子部品を提供する。 【解決手段】 積層電子部品1は誘電体層2を含む。誘
電体層2を構成するシート成形体7e、7f間には、グ
ランド電極11が介在する。また、誘電体層2の両主面
2a、2bに、絶縁体からなるペーストが厚膜印刷され
ることにより、第一、第二の絶縁体層3、4が形成され
る。 【効果】 焼成時、第一、第二の絶縁体層3、4が収縮
する際、誘電体層2には、一方主面2a側および他方主
面2b側からストレスが均等にかかり、反りの発生が抑
制される。また、誘電体層2およびグランド電極11を
1回の焼成で同時に焼結させることができ、両者の界面
における割れの発生が抑制される。
よび反りの発生が抑制される積層電子部品を提供する。 【解決手段】 積層電子部品1は誘電体層2を含む。誘
電体層2を構成するシート成形体7e、7f間には、グ
ランド電極11が介在する。また、誘電体層2の両主面
2a、2bに、絶縁体からなるペーストが厚膜印刷され
ることにより、第一、第二の絶縁体層3、4が形成され
る。 【効果】 焼成時、第一、第二の絶縁体層3、4が収縮
する際、誘電体層2には、一方主面2a側および他方主
面2b側からストレスが均等にかかり、反りの発生が抑
制される。また、誘電体層2およびグランド電極11を
1回の焼成で同時に焼結させることができ、両者の界面
における割れの発生が抑制される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機またはコン
ピュータ等の電子機器に用いられる積層電子部品に関す
る。
ピュータ等の電子機器に用いられる積層電子部品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の積層電子部品の構成を図2を用い
て説明する。
て説明する。
【0003】図2において、21は積層電子部品であ
り、誘電体層2、絶縁体層3、外部電極5a、5bおよ
び抵抗6を備える。
り、誘電体層2、絶縁体層3、外部電極5a、5bおよ
び抵抗6を備える。
【0004】このうち、誘電体層2は、例えばチタン酸
バリウム系の誘電体セラミックを成形してなるシート成
形体7a乃至7eを積層し、圧縮した後、焼成してなる
ものであり、例えば底面が10mm四方で厚さ1mmの
平板状をなす。また、シート成形体7a乃至7dの表面
には、パラジウムまたは銀パラジウム等からなる複数の
内部電極8が設けられ、シート成形体7b乃至7eを貫
通する貫通孔に導体が充填されてなる内部配線9a、9
bを介して、内部電極8同士が接続されることによっ
て、容量部10が形成される。さらに、誘電体層2の一
方主面には、グランド電極11が形成される。グランド
電極11は、内部配線9bに接続されるとともに、誘電
体層2の側面に引き出され、外部電極5bに接続され
る。このように、容量部10およびグランド電極11か
らなる回路が構成される。
バリウム系の誘電体セラミックを成形してなるシート成
形体7a乃至7eを積層し、圧縮した後、焼成してなる
ものであり、例えば底面が10mm四方で厚さ1mmの
平板状をなす。また、シート成形体7a乃至7dの表面
には、パラジウムまたは銀パラジウム等からなる複数の
内部電極8が設けられ、シート成形体7b乃至7eを貫
通する貫通孔に導体が充填されてなる内部配線9a、9
bを介して、内部電極8同士が接続されることによっ
て、容量部10が形成される。さらに、誘電体層2の一
方主面には、グランド電極11が形成される。グランド
電極11は、内部配線9bに接続されるとともに、誘電
体層2の側面に引き出され、外部電極5bに接続され
る。このように、容量部10およびグランド電極11か
らなる回路が構成される。
【0005】また、絶縁体層3は、例えばホウケイ酸
鉛、またはホウケイ酸亜鉛等からなるペーストを誘電体
層2の一方主面に厚膜印刷し、焼成してなる厚膜体12
a、12bからなるものであり、平板状をなし、誘電体
層2より厚み寸法が小さい。そして、絶縁体層3におい
て、厚膜体12aの表面に導体が設けられるとともに、
厚膜体12bに形成された貫通孔に導体が充填され、こ
れら導体が接続されることにより、内部配線13a、1
3bが形成される。さらに、誘電体層2の容量部10
が、内部配線13a、13bによって絶縁体層3の一方
主面、すなわち積層電子部品21の一方主面に引き出さ
れる。積層電子部品21の一方主面には抵抗6が設けら
れ、抵抗6は内部配線13aに接続される。
鉛、またはホウケイ酸亜鉛等からなるペーストを誘電体
層2の一方主面に厚膜印刷し、焼成してなる厚膜体12
a、12bからなるものであり、平板状をなし、誘電体
層2より厚み寸法が小さい。そして、絶縁体層3におい
て、厚膜体12aの表面に導体が設けられるとともに、
厚膜体12bに形成された貫通孔に導体が充填され、こ
れら導体が接続されることにより、内部配線13a、1
3bが形成される。さらに、誘電体層2の容量部10
が、内部配線13a、13bによって絶縁体層3の一方
主面、すなわち積層電子部品21の一方主面に引き出さ
れる。積層電子部品21の一方主面には抵抗6が設けら
れ、抵抗6は内部配線13aに接続される。
【0006】次に、積層電子部品21の製造工程におけ
る焼成の手順を説明する。
る焼成の手順を説明する。
【0007】まず、誘電体層2を焼結させるために、例
えば設定温度1300℃、24時間の1回目の焼成を行
い、誘電体層2にグランド電極11を設けた後、設定温
度850℃で90分間の2回目の焼成を行う。なお、3
回目以降の焼成の設定温度および焼成時間は、2回目と
同じである。次に、グランド電極11の上に、厚膜体1
2aを構成するペーストを厚膜印刷し、内部配線13
a、13bの一部を形成した後、3回目の焼成を行う。
さらに、厚膜体12bを構成するペーストを厚膜印刷
し、内部配線13a、13bの残りの部分を形成し、5
回目の焼成を行う。そして、抵抗6を設けた後、6回目
の焼成を行い、すべての焼成を終える。
えば設定温度1300℃、24時間の1回目の焼成を行
い、誘電体層2にグランド電極11を設けた後、設定温
度850℃で90分間の2回目の焼成を行う。なお、3
回目以降の焼成の設定温度および焼成時間は、2回目と
同じである。次に、グランド電極11の上に、厚膜体1
2aを構成するペーストを厚膜印刷し、内部配線13
a、13bの一部を形成した後、3回目の焼成を行う。
さらに、厚膜体12bを構成するペーストを厚膜印刷
し、内部配線13a、13bの残りの部分を形成し、5
回目の焼成を行う。そして、抵抗6を設けた後、6回目
の焼成を行い、すべての焼成を終える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成される積層電子部品21においては、次のような問
題点があった。誘電体層2の一方主面にグランド電極1
1を設けるため、誘電体層2は1回目の焼成において、
グランド電極11は2回目の焼成において、それぞれ別
個に焼結することとなる。この2回目の焼成において、
昇温の際には、グランド電極11は焼結に伴って収縮す
るが、1回目の焼成で既に焼結している誘電体層2は膨
張する。また、降温の際にはグランド電極11が収縮す
る。このため、誘電体層2とグランド電極11との界面
にストレスがかかり、応力によって割れが発生する恐れ
があった。
構成される積層電子部品21においては、次のような問
題点があった。誘電体層2の一方主面にグランド電極1
1を設けるため、誘電体層2は1回目の焼成において、
グランド電極11は2回目の焼成において、それぞれ別
個に焼結することとなる。この2回目の焼成において、
昇温の際には、グランド電極11は焼結に伴って収縮す
るが、1回目の焼成で既に焼結している誘電体層2は膨
張する。また、降温の際にはグランド電極11が収縮す
る。このため、誘電体層2とグランド電極11との界面
にストレスがかかり、応力によって割れが発生する恐れ
があった。
【0009】また、誘電体層2の一方主面にのみ絶縁体
層3が設けられるため、3回目の焼成において、厚膜体
12aが焼結に伴って収縮すると、誘電体層2と厚膜体
12aとの界面にストレスがかかり、応力によって誘電
体層2の反りが発生する恐れがあった。
層3が設けられるため、3回目の焼成において、厚膜体
12aが焼結に伴って収縮すると、誘電体層2と厚膜体
12aとの界面にストレスがかかり、応力によって誘電
体層2の反りが発生する恐れがあった。
【0010】そこで、本発明においては、焼成時のスト
レスによる誘電体層の割れ、および反りの発生を抑制す
ることが可能な積層電子部品を提供することを目的とす
る。
レスによる誘電体層の割れ、および反りの発生を抑制す
ることが可能な積層電子部品を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる積層電子
部品においては、絶縁体からなるペーストが前記誘電体
層の両主面に厚膜印刷されることにより、第一および第
二の絶縁体層が形成される。すなわち、誘電体層の一方
主面だけでなく、他方主面にも絶縁体層が設けられる。
したがって、第一および第二の絶縁体層が焼結に伴って
収縮する際、誘電体層には、一方主面側および他方主面
側からストレスが均等にかかり、誘電体層における反り
の発生が抑制される。
部品においては、絶縁体からなるペーストが前記誘電体
層の両主面に厚膜印刷されることにより、第一および第
二の絶縁体層が形成される。すなわち、誘電体層の一方
主面だけでなく、他方主面にも絶縁体層が設けられる。
したがって、第一および第二の絶縁体層が焼結に伴って
収縮する際、誘電体層には、一方主面側および他方主面
側からストレスが均等にかかり、誘電体層における反り
の発生が抑制される。
【0012】また、本発明にかかる積層電子部品におい
ては、グランド電極が誘電体層の内部に配置されるた
め、誘電体層およびグランド電極を同時に焼成すること
ができ、誘電体層とグランド電極との界面における割れ
の発生が抑制される。これは、従来のように、誘電体層
を焼成した後で、グランド電極を焼成する必要がなく、
グランド電極が収縮する一方、誘電体層が膨張し、両者
の界面にかかるストレスが大きくなり、応力によって割
れが発生するといった恐れがないためである。
ては、グランド電極が誘電体層の内部に配置されるた
め、誘電体層およびグランド電極を同時に焼成すること
ができ、誘電体層とグランド電極との界面における割れ
の発生が抑制される。これは、従来のように、誘電体層
を焼成した後で、グランド電極を焼成する必要がなく、
グランド電極が収縮する一方、誘電体層が膨張し、両者
の界面にかかるストレスが大きくなり、応力によって割
れが発生するといった恐れがないためである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例にかかる積層電
子部品の構成を図1を用いて説明する。なお、図1にお
いては、従来例と同一もしくは相当する部分には同一の
符号を付し、その説明は省略する。
子部品の構成を図1を用いて説明する。なお、図1にお
いては、従来例と同一もしくは相当する部分には同一の
符号を付し、その説明は省略する。
【0014】図1において1は積層電子部品であり、誘
電体層2、第一の絶縁体層3、および第二の絶縁体層4
を備える。
電体層2、第一の絶縁体層3、および第二の絶縁体層4
を備える。
【0015】このうち、誘電体層2は、例えばチタン酸
バリウム系の誘電体セラミックを成形してなるシート成
形体7a乃至7fを積層し、圧縮した後、焼成してなる
ものであり、例えば底面が10mm四方で厚さ1mmの
平板状をなす。そして、誘電体層2を構成するシート成
形体7dの表面にグランド電極11が設けられることに
より、誘電体層2の内部にグランド電極11が配置され
る。
バリウム系の誘電体セラミックを成形してなるシート成
形体7a乃至7fを積層し、圧縮した後、焼成してなる
ものであり、例えば底面が10mm四方で厚さ1mmの
平板状をなす。そして、誘電体層2を構成するシート成
形体7dの表面にグランド電極11が設けられることに
より、誘電体層2の内部にグランド電極11が配置され
る。
【0016】また、第一、第二の絶縁体層3、4は、そ
れぞれホウケイ酸鉛、またはホウケイ酸亜鉛等の絶縁体
からなるペーストを、誘電体層2の一方主面2aおよび
他方主面2bに厚膜印刷し、焼成してなる厚膜体12
a、12bおよび14a、14bからなり、厚さが例え
ば10μm乃至30μmの平板状をなすものである。さ
らに、第一の絶縁体層3には、容量部10を積層電子部
品1の一方主面1aに引き出すための内部配線13a、
13bが設けられるが、第二の絶縁体層4は、内部に配
線等を備えない、いわゆるダミー層である。
れぞれホウケイ酸鉛、またはホウケイ酸亜鉛等の絶縁体
からなるペーストを、誘電体層2の一方主面2aおよび
他方主面2bに厚膜印刷し、焼成してなる厚膜体12
a、12bおよび14a、14bからなり、厚さが例え
ば10μm乃至30μmの平板状をなすものである。さ
らに、第一の絶縁体層3には、容量部10を積層電子部
品1の一方主面1aに引き出すための内部配線13a、
13bが設けられるが、第二の絶縁体層4は、内部に配
線等を備えない、いわゆるダミー層である。
【0017】次に、積層電子部品1の製造工程における
焼成の手順を説明する。
焼成の手順を説明する。
【0018】まず、誘電体層2を焼結させるために、例
えば設定温度1300℃、24時間の1回目の焼成を行
う。このとき、誘電体層2の内部のグランド電極11も
同時に焼成する。次に、誘電体層2の一方主面2aに厚
膜体12aを構成するペーストを厚膜印刷し、内部配線
13a、13bの一部を形成するとともに、他方主面2
bに厚膜体14aを構成するペーストを厚膜印刷した
後、設定温度850℃で90分間の2回目の焼成を行
う。なお、3回目以降の焼成の設定温度および焼成時間
は2回目と同じである。そして、厚膜体12bを構成す
るペーストおよび厚膜体14bを構成するペーストを厚
膜印刷するとともに、内部配線13a、13bの残りの
部分を形成した後、3回目の焼成を行う。さらに、抵抗
6を設けた後、4回目の焼成を行い、すべての焼成を終
える。
えば設定温度1300℃、24時間の1回目の焼成を行
う。このとき、誘電体層2の内部のグランド電極11も
同時に焼成する。次に、誘電体層2の一方主面2aに厚
膜体12aを構成するペーストを厚膜印刷し、内部配線
13a、13bの一部を形成するとともに、他方主面2
bに厚膜体14aを構成するペーストを厚膜印刷した
後、設定温度850℃で90分間の2回目の焼成を行
う。なお、3回目以降の焼成の設定温度および焼成時間
は2回目と同じである。そして、厚膜体12bを構成す
るペーストおよび厚膜体14bを構成するペーストを厚
膜印刷するとともに、内部配線13a、13bの残りの
部分を形成した後、3回目の焼成を行う。さらに、抵抗
6を設けた後、4回目の焼成を行い、すべての焼成を終
える。
【0019】上述のように、積層電子部品1によれば、
第一、第二の絶縁体層3、4が、誘電体層2の両主面2
a、2bに設けられる。したがって、第一、第二の絶縁
体層3、4が焼結に伴って収縮する際、誘電体層2に
は、一方主面2a側および他方主面2b側からストレス
が均等にかかるため、誘電体層2における反りの発生を
抑制することができる。
第一、第二の絶縁体層3、4が、誘電体層2の両主面2
a、2bに設けられる。したがって、第一、第二の絶縁
体層3、4が焼結に伴って収縮する際、誘電体層2に
は、一方主面2a側および他方主面2b側からストレス
が均等にかかるため、誘電体層2における反りの発生を
抑制することができる。
【0020】このような反りの抑制効果について、発明
者は次のような実測値を得ている。従来の単一の絶縁体
層を備える積層電子部品と、本発明の第一、第二の絶縁
体層を備える積層電子部品について、各々サンプルを1
0個採り、焼成後の反りを測定したところ、従来品につ
いては、最大値1000μm、平均値500μmであっ
たのに対し、本発明にかかるものについては、最大値1
50μm、平均値100μmであった。このように、本
発明によって、反りの発生が大幅に抑制されることが実
証された。
者は次のような実測値を得ている。従来の単一の絶縁体
層を備える積層電子部品と、本発明の第一、第二の絶縁
体層を備える積層電子部品について、各々サンプルを1
0個採り、焼成後の反りを測定したところ、従来品につ
いては、最大値1000μm、平均値500μmであっ
たのに対し、本発明にかかるものについては、最大値1
50μm、平均値100μmであった。このように、本
発明によって、反りの発生が大幅に抑制されることが実
証された。
【0021】なお、反りの抑制効果を実現するために、
第一、第二の絶縁体層において、厚み寸法が互いに同じ
であることが好ましいが、抑制効果が得られる範囲内で
あれば、これら絶縁体層の厚み寸法はとくに規定されな
い。
第一、第二の絶縁体層において、厚み寸法が互いに同じ
であることが好ましいが、抑制効果が得られる範囲内で
あれば、これら絶縁体層の厚み寸法はとくに規定されな
い。
【0022】また、積層電子部品1によれば、誘電体層
2とグランド電極11との界面における割れの発生を抑
制することができる。すなわち、従来のように、誘電体
層2を焼成した後、グランド電極11を焼成する場合に
は、グランド電極11が収縮する一方で、既に焼結して
いる誘電体層2が膨張し、誘電体層2とグランド電極1
1との界面にストレスがかかり、応力によって割れが発
生する恐れがあった。一方、積層電子部品1によれば、
グランド電極11が誘電体層2の内部に配置されるた
め、誘電体層2およびグランド電極11を1回の焼成で
同時に焼結させることができ、誘電体層2とグランド電
極11との界面における割れの発生が抑制される。
2とグランド電極11との界面における割れの発生を抑
制することができる。すなわち、従来のように、誘電体
層2を焼成した後、グランド電極11を焼成する場合に
は、グランド電極11が収縮する一方で、既に焼結して
いる誘電体層2が膨張し、誘電体層2とグランド電極1
1との界面にストレスがかかり、応力によって割れが発
生する恐れがあった。一方、積層電子部品1によれば、
グランド電極11が誘電体層2の内部に配置されるた
め、誘電体層2およびグランド電極11を1回の焼成で
同時に焼結させることができ、誘電体層2とグランド電
極11との界面における割れの発生が抑制される。
【0023】このような割れの抑制効果は、次のような
データをもって実証される。すなわち、誘電体層の焼成
が完了した時点で、割れの有無に関する良品率を比較し
てみると、従来品では100分の10であったのに対
し、本発明にかかるものでは100分の95(ともにサ
ンプル数100)であり、割れの発生が飛躍的に抑制さ
れることがわかった。
データをもって実証される。すなわち、誘電体層の焼成
が完了した時点で、割れの有無に関する良品率を比較し
てみると、従来品では100分の10であったのに対
し、本発明にかかるものでは100分の95(ともにサ
ンプル数100)であり、割れの発生が飛躍的に抑制さ
れることがわかった。
【0024】さらに、積層電子部品1によれば、焼成回
数が従来の6回から4回に削減されることから、各部材
にかかるストレス少なくなり、材料の変質および特性劣
化が抑制される。
数が従来の6回から4回に削減されることから、各部材
にかかるストレス少なくなり、材料の変質および特性劣
化が抑制される。
【0025】なお、本実施例においては、第二の絶縁体
層が、内部に配線等を備えないダミー層である場合につ
いて説明したが、第二の絶縁体層の内部に配線等を設け
てもよい。
層が、内部に配線等を備えないダミー層である場合につ
いて説明したが、第二の絶縁体層の内部に配線等を設け
てもよい。
【図1】本発明の一実施例にかかる積層電子部品の断面
図である。
図である。
【図2】従来の積層電子部品の断面図である。
1 積層電子部品 2 誘電体層 2a、2b 主面 3 第一の絶縁体層 4 第二の絶縁体層 7a、7b、7c、7d、7e、7f シート成形
体 12a、12b、14a、14b 厚膜体 10 容量部 11 グランド電極
体 12a、12b、14a、14b 厚膜体 10 容量部 11 グランド電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 船原 利一 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内
Claims (2)
- 【請求項1】 誘電体層、第一の絶縁体層、および第二
の絶縁体層を備え、 前記誘電体層は、誘電体からなるシート成形体を、回路
を介在させて複数枚積層してなり、 前記第一および第二の絶縁体層は、絶縁体からなるペー
ストを前記誘電体層の両主面に厚膜印刷してなることを
特徴とする積層電子部品。 - 【請求項2】 前記回路を構成するグランド電極を、前
記誘電体層の内部に配置したことを特徴とする請求項1
に記載の積層電子部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7224052A JPH0969462A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 積層電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7224052A JPH0969462A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 積層電子部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0969462A true JPH0969462A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16807839
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7224052A Pending JPH0969462A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 積層電子部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0969462A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007305953A (ja) * | 2005-09-01 | 2007-11-22 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 配線基板、キャパシタ |
| WO2011155078A1 (ja) * | 2010-06-10 | 2011-12-15 | 日本シリコン・エレクトロニクス・テクノロジー株式会社 | 電気エネルギー蓄積装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6371524U (ja) * | 1986-10-28 | 1988-05-13 | ||
| JPH043407A (ja) * | 1990-04-20 | 1992-01-08 | Nippon Steel Corp | 電子部品ならびにその製造方法 |
| JPH077129U (ja) * | 1993-06-02 | 1995-01-31 | 太陽誘電株式会社 | 積層セラミックコンデンサ |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP7224052A patent/JPH0969462A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6371524U (ja) * | 1986-10-28 | 1988-05-13 | ||
| JPH043407A (ja) * | 1990-04-20 | 1992-01-08 | Nippon Steel Corp | 電子部品ならびにその製造方法 |
| JPH077129U (ja) * | 1993-06-02 | 1995-01-31 | 太陽誘電株式会社 | 積層セラミックコンデンサ |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007305953A (ja) * | 2005-09-01 | 2007-11-22 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 配線基板、キャパシタ |
| WO2011155078A1 (ja) * | 2010-06-10 | 2011-12-15 | 日本シリコン・エレクトロニクス・テクノロジー株式会社 | 電気エネルギー蓄積装置 |
| JPWO2011155078A1 (ja) * | 2010-06-10 | 2013-08-01 | 清水 幹治 | 電気エネルギー蓄積装置 |
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