JPH0970132A - 電力ケーブル接続部品およびその製造方法 - Google Patents

電力ケーブル接続部品およびその製造方法

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JPH0970132A
JPH0970132A JP7223882A JP22388295A JPH0970132A JP H0970132 A JPH0970132 A JP H0970132A JP 7223882 A JP7223882 A JP 7223882A JP 22388295 A JP22388295 A JP 22388295A JP H0970132 A JPH0970132 A JP H0970132A
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JP
Japan
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epoxy resin
electrode
epoxy
mold
conductive paint
Prior art date
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Pending
Application number
JP7223882A
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English (en)
Inventor
Satoshi Kaneko
智 金子
Izumi Ishikawa
泉 石川
Muneharu Isaka
宗晴 井坂
Hiroaki Okuyama
博明 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エポキシ樹脂絶縁体との界面が存在せず、電
気的に有害な空隙が存在しないようにして絶縁破壊の原
因をなくするようにすると共に、電極とエポキシ樹脂絶
縁体との接着を確認できるようにしたことにある。 【解決手段】 プレハブジョイントの一部を構成するエ
ポキシユニット1におけるエポキシ樹脂絶縁体3の内側
部分に導電性塗料5を塗布し、この導電性塗料を電極と
してなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力ケーブル接
続部品およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力ケーブルの接続方法には、テ
ープ式ジョイント(TJ),テープ式モールドジョイン
ト(TMJ),押出しモールドジョイント(EMJ)お
よびプレハブジョイント(PJ)が知られている。これ
らのうちのプレハブジョイント(PJ)は例えば図4に
示されているように、左右のケーブル21L,21Rの
端部は段剥処理され、ケーブル導体を露出させて当接し
ケーブル導体同士を接続させている。
【0003】この接続部の外周に内部に埋め込んだ電極
23を有するエポキシ樹脂絶縁体25からなるエポキシ
ユニット27を被せ、このエポキシユニット27の左右
の円錐状のテーパ面に係合する円錐状のゴムモールドス
トレスコーン29L,29Rを左右から嵌合させてケー
ブル21L,21Rおよびエポキシユニット27の界面
を密着することにより絶縁を図るように構成されてい
る。
【0004】このようにプレハブジョイント(PJ)は
大きく分けてケーブル21L,21R,エポキシユニッ
ト27およびゴムモールドストレスコーン29L,29
Rの3つの部分からなっている。このなかで、エポキシ
ユニット27は電極23を有するエポキシ樹脂絶縁体2
5からなっているが、電極23としてはアルミニウム
(Al),銅(Cu)などの金属で、またエポキシ樹脂
絶縁体25としては無機質充てん剤を含んだエポキシ硬
化物がそれぞれ使用されている。
【0005】前記エポキシユニット27は、図5に示さ
れているように、底板31Dと複数の側板31Sからな
る鋳型31を用いて、この鋳型31の中に予め前記電極
23を取付けた中子33をセットし、鋳型31の側板3
1Sと中子33との間にエポキシ樹脂35を注入し、こ
のエポキシ樹脂35を硬化させた後、このエポキシ樹脂
35を鋳型31から外して製造されるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のエポキシユニット27は、金属製の電極23とエポ
キシ樹脂15を硬化させたエポキシ樹脂絶縁体25とか
らなっているため異種界面が存在し、金属製の電極23
とエポキシ樹脂絶縁体25の熱膨張率の違いから互いに
密着せず界面に空隙が形成され、絶縁破壊の原因となる
という欠点がある。
【0007】また、上述した従来のエポキシユニット2
7の製造方法は、鋳型31の中に金属製の電極23を取
付けた中子33をセットし、その後にエポキシ樹脂35
を注入するため、電極23とエポキシ樹脂35の界面が
接着しているかどうか個々のユニットについて確認する
ことができなかった。
【0008】この発明の目的は、エポキシ樹脂絶縁体と
の界面が存在せず、電気的に有害な空隙が存在しないよ
うにして絶縁破壊の原因をなくするようにすると共に電
極とエポキシ樹脂絶縁体との接着を確認できるようにし
た電力ケーブル接続部品およびその製造方法にを提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明の電力ケーブル接続部品は、プレハブジョイ
ントの一部を構成するエポキシユニットにおける樹脂絶
縁体の内側部分に導電性塗料が塗布され、この導電性塗
料を電極としてなることを特徴とするものである。
【0010】また、この発明の電力ケーブル接続部品の
製造方法は、鋳型の中に電極部金型を備えた中子をセッ
トし、この鋳型と中子との間にエポキシ樹脂を注入しエ
ポキシ硬化物とした後、鋳型,中子および電極金型を外
したエポキシ硬化物の電極部分に導電性塗料を塗布し、
この導電性塗料を電極とすることを特徴とするものであ
る。
【0011】前記導電性塗料としては、導電率が105
Ω・cm以下の塗料であることが好ましいものである。
【0012】以上のような電力ケーブル接続部品および
その製造方法とすることにより、エポキシユニットの内
側部分に導電性塗料を塗布することによって、埋め込み
電極がなくなるために、エポキシ樹脂絶縁体との界面が
存在せず、電気的に有害な空隙が存在しない。そのため
に絶縁破壊の原因がなくなる。また、エポキシ樹脂絶縁
体を製造した後にその内側部分に導電性塗料を塗布し、
電極とするから、電極とエポキシ樹脂絶縁体との接着を
確認することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基いて詳細に説明する。
【0014】図1にはこの発明におけるエポキシユニッ
ト1の一実施例を示す説明図である。このエポキシユニ
ット1は従来のエポキシユニットと同じ形状をしており
エポキシ樹脂を硬化したエポキシ樹脂絶縁体(硬化物)
3からなっている。このエポキシ樹脂絶縁体3の内側部
分(図1において斜線部分)に導電性塗料5を塗布せし
めてこの導電性塗料5を電極としてエポキシユニット1
を構成したものである。
【0015】導電性塗料5としては、銀(Ag),銅
(Cu)などの金属微粒子あるいはカーボン粒子を含有
した導電率が、105 Ω・cm以下の塗料であることが好
ましいものである。
【0016】このように、エポキシ絶縁体3の内側部分
に導電性塗料5を塗布して電極としたことにより、従来
の埋め込み電極(金属)がなくなったために、エポキシ
絶縁体3との界面が存在せず、電気的に有害な空隙が存
在しない。そのために絶縁破壊の原因がなくなる。
【0017】前記エポキシユニット1を製造する製造方
法としては、図2に示されているように、底板7Dと複
数の側板7Sからなる鋳型7の中に、金属製の電極部の
金型9Aがジョイントした中子11をセットすると共に
底板7Dに電極部金型9Bをセットする。さらに、電極
部金型9Cを上部にセットし、鋳型7の側板7Sと中子
11との間にエポキシ樹脂13を注入した後、一定時間
経過せしめるとエポキシ樹脂13が硬化する。この硬化
したエポキシ樹脂13から鋳型7,中子11および電極
部金型9A,9B,9Cを外すと、図1に示したような
エポキシ樹脂絶縁体3(エポキシ樹脂硬化物)が得られ
る。
【0018】次いで、エポキシ樹脂絶縁体3の内側部分
に図1に示したように、例えば導電率が105 Ω・cm以
下の導電性塗料5を塗布することによって、エポキシユ
ニット1を得ることができる。このように、樹脂13を
硬化してエポキシ樹脂絶縁体3とした後、内側部分に導
電性塗料5を塗布してこの導電性塗料を電極として形成
させるために、電極5とエポキシ樹脂3の接着が確認で
きる。
【0019】例えば図3に示されているように、ケーブ
ル15L,15Rの端部を段剥処理したケーブル導体1
7と導電性塗料5からなる電極とに導体接続管19を接
続せしめてAC耐電圧を測定したところ、表1に示すと
おりの結果を得た。なお、従来の埋め込み金属を電極と
したもの、または従来の埋め込み金型に導電性塗料を塗
布し電極としたものを比較例としてAC耐電圧を測定し
た結果も併せて表1に示した。
【0020】
【表1】 表1に示した結果から判るように、本実施例が比較例
1,2よりも良好なAC耐電圧値が得られた。
【0021】このように、エポキシユニット1における
エポキシ樹脂絶縁体3の内側部分に導電性塗料5を塗布
して電極とすることにより、金属製の電極とエポキシ樹
脂絶縁体3の界面が存在しないので、剥離による空隙が
発生しない。金属電極を使用していないため、エポキシ
樹脂絶縁体(エポキシ硬化物)3のヒートサイクルなど
による熱収縮に付加がかからない。
【0022】先にエポキシ絶縁体(エポキシ硬化物)3
を製造し、その後、その内側部分に導電性塗料5を塗布
して電極とするため、万が一、エポキシ樹脂絶縁体3の
内側部分(導電性塗料5を塗布する部分)に、電気,機
械的な有害な異物,突起などがあった場合にも適当な対
応をとることができる。
【0023】なお、この発明は、前述した実施の形態の
例に限定されることなく、適宜な変更を行うことができ
る。例えば本実施の形態の例以外にエポキシ硬化物を用
いたもので、電極として金属を使用しているものの代り
に導電性塗料を電極として使用することができる。
【0024】
【発明の効果】以上のごとき実施例より理解されるよう
に、この発明によれば、エポキシユニットをエポキシ樹
脂絶縁体の内側部分に導電性塗料を塗布し電極とするこ
とにより、エポキシ樹脂絶縁体との界面が存在せず、電
気的に有害な空隙が存在しないから絶縁破壊の原因なく
することができる。
【0025】また、エポキシ樹脂絶縁体を製造した後
に、その内側部分に導電性塗料を塗布し電極とするか
ら、電極とエポキシ樹脂絶縁体の接着を確認することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のエポキシユニットの一実施例を示す
説明図である。
【図2】この発明の製造方法を説明する説明図である。
【図3】この発明のエポキシユニットを用いてAC耐電
圧を測定する説明図である。
【図4】従来のプレハブジョイントを示す説明図であ
る。
【図5】従来のプレハブジョイントの一部を構成するエ
ポキシユニットの製造方法を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 エポキシユニット 3 エポキシ樹脂絶縁体(エポキシ硬化物) 5 導電性塗料(電極) 7 鋳型 9A,9B,9C 金属製金型 11 中子 13 エポキシ樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥山 博明 千葉県富津市新富町42−1 株式会社フジ クラ富津工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレハブジョイントの一部を構成するエ
    ポキシユニットにおけるエポキシ樹脂絶縁体の内側部分
    に導電性塗料が塗布され、この導電性塗料を電極として
    なることを特徴とする電力ケーブル接続部品。
  2. 【請求項2】 鋳型の中に電極部金型を備えた中子をセ
    ットし、この鋳型と中子との間にエポキシ樹脂を注入し
    エポキシ硬化物とした後、鋳型,中子および電極部金型
    を外したエポキシ硬化物の内側部分に導電性塗料を塗布
    し、導電性塗料を電極とすることを特徴とする電力ケー
    ブル接続部品の製造方法。
JP7223882A 1995-08-31 1995-08-31 電力ケーブル接続部品およびその製造方法 Pending JPH0970132A (ja)

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Effective date: 20040601