JPH0970199A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH0970199A
JPH0970199A JP22313695A JP22313695A JPH0970199A JP H0970199 A JPH0970199 A JP H0970199A JP 22313695 A JP22313695 A JP 22313695A JP 22313695 A JP22313695 A JP 22313695A JP H0970199 A JPH0970199 A JP H0970199A
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JP
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carriage
motor
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phase
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JP22313695A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Shinozaki
芳彦 篠▲崎▼
Akira Tanaka
亮 田中
Hiromichi Hamada
洋通 浜田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印字ヘッドを搭載したキャリッジをステップモ
ータを用いて往復移動させて印字を行なうシリアルプリ
ンタ等の印字装置にあって、ステップモータにおける消
費電流を削減すると共に、該モータ自体の発熱も抑制す
ること。 【解決手段】印字ヘッドHを搭載したキャリッジを、そ
の駆動モータMcを1−2相励磁方式で励磁駆動する
で、プラテンに沿ってスライド移動させるもので、キャ
リッジが位置センサにより検出される印字始端位置に移
動した際に、前記モータMcが2相励磁の状態にある場
合には、さらに1ステップ分励磁駆動して1相励磁の状
態で停止保持させ、この印字始端位置からの1行印字終
了までのモータMcの正転駆動量、及び1行印字終了後
の印字始端位置までの復帰に伴なう逆転駆動量は、何れ
も偶数の励磁ステップ数で判断され、キャリッジの折返
しに伴なうモータMcの一時停止時には、常に1相励磁
の状態で停止保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字ヘッドを搭載
したキャリッジをステップモータを用いて往復移動させ
て印字を行なうシリアルプリンタ等の印字装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えばワードプロセッサに内蔵されるシ
リアルプリンタにあって、その印字ヘッドの搭載された
キャリッジをプラテンに沿って移動させるためのキャリ
ッジ駆動モータには、ステップモータが使用される。
【0003】このステップモータは、複数の励磁相をそ
の回転方向に順次励磁させることで回転駆動されるもの
で、例えば4相の励磁相(A相,B相,C相,D相)を
有するステップモータを駆動するための励磁方式として
は、各励磁相をA相→AB相→B相→BC相→C相→C
D相→D相→DA相→…と1相励磁と2相励磁とを順次
切換えて励磁する1−2相励磁方式が、高回転で高トル
クを得るのに適した励磁方式として広く採用されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1−2
相励磁方式によりステップモータを駆動する場合、1相
励磁時における消費電流に対して2相励磁時における消
費電流は、当然ながら2倍の消費電流となるが、印刷中
におけるキャリッジの一時停止等に伴ない、ステップモ
ータが2相励磁の状態で保持されると、プリンタとして
の消費電流が増えるばかりでなく、モータの温度上昇も
大きくなるという問題がある。
【0005】また、前記ステップモータをある停止位置
にて保持する場合、その停止位置に対応する1相あるい
は2相の励磁相に対して、回転駆動時と同一レベルか又
はそれより多少低いレベルの電流,電圧を連続的に印加
しなければならないため、モータの発熱が著しいという
問題がある。
【0006】すなわち、前記従来のワードプロセッサに
内蔵されるシリアルプリンタでは、その印字ヘッドの搭
載されたキャリッジを移動させるためのステップモータ
による消費電流が大きく、また、その発熱も著しいとい
う問題がある。
【0007】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、ステップモータにおける消費電流を削減する
と共に、該モータ自体の発熱も抑制することが可能にな
る印字装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係わる印字装置は、印字ヘッドを搭載したキャリ
ッジを記録紙の幅方向に往復移動させるステップモータ
と、このステップモータを1−2相励磁で駆動するモー
タ駆動手段と、このモータ駆動手段による前記ステップ
モータの励磁状態を検知する検知手段と、印字中に前記
キャリッジを停止させるために前記ステップモータの駆
動を停止する際に、前記検知手段で検知された励磁状態
が1相励磁のときにはその励磁状態を保持し、前記検知
手段で検知された励磁状態が2相励磁のときには1相励
磁に変わるのを待ってその励磁状態を保持して前記ステ
ップモータを停止させる制御手段とを具備したことを特
徴とする。
【0009】つまり、前記請求項1に係わる印字装置で
は、印字中にキャリッジを停止させるために、1−2相
励磁によるステップモータの駆動を停止する際には、検
知手段で検知されたステップモータの励磁状態が1相励
磁のときにはその1相励磁状態が保持され、また、前記
検知手段で検知されたステップモータの励磁状態が2相
励磁のときには1相励磁に変わるのを待ってその1相励
磁状態が保持されるよう前記ステップモータが停止制御
されるので、モータの消費電流が低減され、その温度上
昇も軽減されることになる。
【0010】また、本発明の請求項2に係わる印字装置
は、前記請求項1に係わる印字装置にあって、さらに、
前記キャリッジの移動経路の定められた位置にあって前
記キャリッジの位置を検出する位置検出手段と、印字開
始時に、前記位置検出手段の情報に基づいて前記モータ
駆動手段により前記ステップモータが1相励磁されてい
る前記キャリッジの位置を前記キャリッジの移動範囲の
始端位置として決める始端位置決定手段と、印字中に、
前記始端位置から予め定めた前記ステップモータの偶数
のステップ数で前記キャリッジが移動される前記キャリ
ッジの終端位置までの範囲内で前記キャリッジを移動さ
せるために前記モータ駆動手段を制御する第2の制御手
段とを備えたことを特徴とする。
【0011】つまり、前記請求項2に係わる印字装置で
は、前記請求項1に係わる印字装置にあって、さらに、
前記ステップモータが1相励磁されている前記キャリッ
ジの移動範囲の始端位置からの移動の際には、予め定め
た偶数のステップ数でキャリッジ終端位置までの範囲内
での移動が制御されるので、印字中のキャリッジ移動始
端位置及び移動折返し位置では、ステップモータは常に
1相励磁位置で停止され、消費電流の削減及び発熱の抑
制が行なえることになる。
【0012】また、本発明の請求項3に係わる印字装置
は、前記請求項1又は請求項2に係わる印字装置にあっ
て、さらに、前記キャリッジの往路と復路の移動時にお
いて前記ステップモータの励磁電流値を変更する励磁電
流変更手段を備えたことを特徴とする。
【0013】つまり、前記請求項3に係わる印字装置で
は、前記請求項1又は請求項2に係わる印字装置にあっ
て、さらに、前記キャリッジの往路と復路の移動時にお
いて前記ステップモータの励磁電流値が変更されるの
で、実際の印字が行なわれるキャリッジの往路移動時に
比べ、単に移動始端位置への復帰のみを行なう復路移動
時の励磁電流を下げることで、モータの全消費電流が削
減され、その発熱も抑制されることになる。
【0014】また、本発明の請求項4に係わる印字装置
は、印字ヘッドを搭載したキャリッジを記録紙の幅方向
に往復移動させるステップモータと、このステップモー
タを1−2相励磁で駆動するモータ駆動手段と、印字中
に前記キャリッジを停止させるために前記ステップモー
タを停止する際に、前記モータ駆動手段による励磁を停
止させて前記ステップモータの1相にパルス列を加える
制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0015】つまり、前記請求項4に係わる印字装置で
は、印字中にキャリッジを停止させるために、1−2相
励磁によるステップモータの駆動を停止する際には、励
磁の停止と共にその1相にパルス列が加えられて停止位
置が保持されるので、励磁電流を継続的に印加する場合
に比べ、モータの発熱が抑制されることになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明の印字装置を搭載し
たワードプロセッサの電子回路の構成を示すブロック図
である。
【0017】このワードプロセッサは、制御部(CP
U)11を備えている。この制御部(CPU)11は、
キー入力部12から供給されるキー操作信号に基づき、
ROM13に予め記憶されているシステムプログラムを
起動させ、回路各部の動作制御を実行するもので、この
制御部(CPU)11には、前記キー入力部12,RO
M13の他、RAM14、液晶表示部19が接続され
る。
【0018】また、前記制御部(CPU)11には、印
字制御部15からヘッドドライバ16aを介してサーマ
ル印字ヘッドHが接続されると共に、キャリッジモータ
ドライバ16bを介してキャリッジ駆動モータ(ステッ
プモータ)Mcが接続され、紙送りモータドライバ16
cを介して紙送りモータMpが接続される。
【0019】さらに、前記制御部(CPU)11には、
検出回路17を介してキャリッジ位置検出センサ18が
接続される。前記キー入力部12には、被印字データと
なる任意の文字列(文書)を入力するためのかな文字キ
ー,数字キー,記号キーやかな/漢字変換キー,選択/
実行キー等からなる文字入力キーが備えられると共に、
印字処理を実行する際に操作される印字キー等の各種機
能キーが備えられる。
【0020】前記サーマル印字ヘッドHは、例えば64
のドット発熱体をライン状に配列して構成され、前記キ
ャリッジ駆動モータMcによって紙送り用のプラテンに
沿って移動されるキャリッジに載設され、その印字開始
位置となる始端位置から終端位置のまでの移動範囲内で
1行印字分スライド移動されるもので、このサーマルヘ
ッドHによる前記始端位置からの1ラインデータずつの
通電駆動処理に応じてキャリッジ駆動モータMcにより
プラテンに沿って1印字ライン分ずつスライド移動さ
れ、該プラテン上の記録紙に対する1行印字が行なわれ
る。
【0021】そして、前記プラテン上の記録紙に対する
1行印字が終了すると、前記キャリッジ駆動モータMc
によりキャリッジが前記印字開始の始端位置までスライ
ド移動されて復帰されると共に、紙送りモータMpによ
りプラテンが1行間隔分回転駆動されて紙送りされる。
【0022】この場合、前記キャリッジ駆動モータMc
としては、例えば4相の励磁コイルA,B,C,Dを有
するステップモータが使用され、1−2相励磁方式で駆
動される。
【0023】また、前記サーマル印字ヘッドHが印字開
始位置にあることは、前記キャリッジ位置検出センサ1
8により検出されて制御部(CPU)11に通知され
る。ここで、前記サーマル印字ヘッドHは、前記プラテ
ンに沿った印字方向へのスライド移動に際し該プラテン
に巻き付けられた記録紙の方向に押し付けられ、また、
印字開始位置への復帰のためのスライド移動に際し記録
紙から離される構成とされ、このサーマル印字ヘッドH
のプラテンに対する押し付け/引き離し機構は、キャリ
ッジのスライド動作に連動する図示しないカム機構によ
って構成される。
【0024】前記RAM14には、印字中に制御部11
によって計数されるキャリッジ駆動モータ(ステップモ
ータ)Mcの励磁ステップの記憶エリア、入力文書デー
タの書式を設定するフォーマットデータの記憶エリア
等、各種処理データの記憶部(ワークエリア)やキー入
力データ記憶部の他、キー入力部12における各種文字
データの入力操作により作成された文字列(文書)デー
タが、被印字データとして記憶される印字データ記憶部
等が備えられる。
【0025】前記ROM13には、このワードプロセッ
サの基本動作を司るシステムプログラムやそれに関係す
る、例えば文書データの設定書式によって定められる1
行印字の最大印字幅に対応するキャリッジ駆動モータ
(ステップモータ)Mcの全体が偶数個に定められた励
磁ステップ数等のデータの他、文書作成プログラムや作
成文書の表示,印字プログラム等(図示せず)が記憶さ
れる。
【0026】一方、前記RAM14内の印字データ記憶
部に記憶された被印字データは、各1ライン印字データ
ずつ制御部(CPU)11に読出されてヘッドドライバ
16aに順次転送され、この1ライン印字データ毎のサ
ーマル印字ヘッドHの通電駆動及びキャリッジモータM
cによるキャリッジの移動により、プラテン上の記録紙
に対する1ライン毎の1行印字が行なわれる。
【0027】図2は前記ワードプロセッサのキャリッジ
駆動モータMcに対する励磁制御回路の全体構成を示す
ブロック図である。図3は前記ワードプロセッサのキャ
リッジ駆動モータMcに対する1−2相励磁用の励磁信
号設定テーブルを示す図である。
【0028】前記図1における印字制御部15の内部に
は、キャリッジ駆動モータMcに対する励磁制御系の回
路として、励磁相制御部21、周波数可変部22、クロ
ックパルスジェネレータ23、起動・停止回路24、正
逆転回路25が備えられる。
【0029】励磁相制御部21は、クロックパルスジェ
ネレータ23から供給されるパルス信号の発生タイミン
グに応じて、図3に示すように、“0”〜“7”までの
8通りの1−2相励磁指令信号(AD→A→AB→B→
BC→C→CD→D)を繰返し発生するもので、キャリ
ッジモータドライバ16bからは、この励磁相制御部2
1から発生される1−2相励磁指令信号に対応した励磁
相(AD相→A相→AB相→B相→BC相→C相→CD
相→D相)に対して順次その励磁電流が印加される。
【0030】そして、前記励磁相制御部21からの1−
2相励磁指令信号は、制御部(CPU)11から起動・
停止回路24を介して供給されるモータ起動・停止信号
に応じてその発生・停止が制御され、また、正逆転回路
25を介して供給される正転あるいは逆転指令信号に応
じて、その発生順序が正方向あるいは逆方向に切換えら
れる。
【0031】また、励磁相制御部21で発生する“0”
〜“7”までの8通りの1−2相励磁指令信号は、制御
部(CPU)11にも出力され、制御部11はキャリッ
ジ駆動モータ(ステップモータ)Mcの励磁状態を常時
モニタしている。
【0032】なお、前記クロックパルスジェネレータ2
3におけるパルス信号の発生周期は、周波数可変部22
により可変可能であるが、通常はサーマル印字ヘッドH
における1ライン印字のタイミングに同期させたモータ
励磁切換えタイミングに応じた周期で発生される。
【0033】図4は前記ワードプロセッサの印字処理に
伴なうキャリッジ駆動モータMcによるキャリッジ移動
状態を示す図である。図4において、矢印x0 〜x4 ,
y0 〜y4 は、キャリッジ(印字ヘッドH)の移動方向
及び移動範囲を示すものであり、矢印x0 ,y0 は印字
動作開始直後の印字開始位置へのキャリッジの動き、矢
印x1 〜x2 及び矢印y1 〜y2 は、1行の印字途中で
の改行がなく記録紙に印字できる最大幅の印字を行なう
場合のキャリッジの動き(なお、図4ではキャリッジ移
動範囲A及びBと称し、この範囲A及び範囲Bは同一長
さであり、印字中にキャリッジの移動する最大範囲であ
る。)、矢印x3 〜x4 及び矢印y3 〜y4 は1行の印
字途中に改行がある場合のキャリッジの動きを示す。
【0034】また、図4において、A0 及びB0 は印字
開始時にキャリッジが停止している定められたキャリッ
ジ待機位置、AS 及びBS は1行印字の開始位置に対応
する印字始端位置、AL 及びBL は印字終端位置、AM
及びBM は途中改行による折返し位置、AE ,BE は途
中改行印字の終了位置を示している。
【0035】なお、A1 及びB1 は印字開始時のキャリ
ッジ停止位置を示す。本来キャリッジは、定められた待
機位置であるA0 又はB0 で待機しているが、ユーザが
キャリッジに手を触れてその位置が変動することがあ
る。A1 及びB1 はそのような変則的な場合のキャリッ
ジ待機位置を示すものである。
【0036】そして、詳しくは印字動作の説明とともに
後述するが、図4の上半部に記する矢印x0 〜x4 のキ
ャリッジの動きは、A0 乃至A1 からスタートしたキャ
リッジがキャリッジ位置検出センサ18のキャリッジ位
置検出と共に、印字始端位置(AS )を定める場合を示
し、図4の下半部に記する矢印y0 〜y4 のキャリッジ
の動きは、B0 乃至B1 からスタートしたキャリッジが
キャリッジ位置センサ18でのキャリッジ位置検出にも
拘らず、その時点でのキャリッジ駆動モータMcの励磁
状態との関係から、停止位置(これが印字始端位置BS
となる。)を補正する場合を示すものである。
【0037】ここで、図4に基づいて、本ワードプロセ
ッサの印字中のキャリッジの動きの概要を説明する。ま
ず、待機位置からスタートした後に印字始端位置を決め
る。この印字始端位置の決定は、キャリッジ位置センサ
18のキャリッジ位置検出と制御部(CPU)11によ
るキャリッジ駆動モータ(ステップモータ)Mcの励磁
状態の検出に基づいて行なわれる。
【0038】すなわち、本発明では、1−2相励磁で駆
動されるキャリッジ駆動モータ(ステップモータ)Mc
を1相励磁の状態で一時停止させるものであるから、キ
ャリッジ位置検出センサ18のキャリッジ位置検出と共
に、その時点で制御部(CPU)11が1相励磁の状態
を検出していればAS 点を印字始端位置と定めて、以
下、x1 〜x4 のように印字を行なうが、キャリッジ位
置検出センサ18によりキャリッジ位置が検出されたも
のの、その時点での制御部11による励磁状態の検出が
2相励磁であったときには、さらに1ステップ進めて1
相励磁になった位置で一時停止し、この位置を印字始端
位置BS と定めて以下y1 〜y4 のように印字を行な
う。
【0039】そして、1行印字の途中に改行がない場合
には、制御部11は、AS 点又はBS 点を起点として書
式設定時に定められた最大印字幅(キャリッジ移動範囲
A及びB)の分だけ印字ヘッドHを駆動しながら、且
つ、キャリッジ駆動モータ(ステップモータ)Mcの駆
動ステップ数を数えながらこれを駆動する(矢印x1 及
びy1 )。
【0040】前記最大印字幅の間をキャリッジ移動させ
るためのキャリッジ駆動モータ(ステップモータ)Mc
の駆動ステップ数は、印字終端位置AL ,BL ではキャ
リッジ駆動モータMcが1相励磁で一時停止されるよう
な所定の偶数のステップ数に予め定められている。制御
部11は1行印字中にキャリッジ駆動モータMcの励磁
ステップ数を印字始端位置より計数し、この計数が前記
所定ステップ数に達したときにキャリッジ駆動モータM
Cを停止する。その位置が、AL 点又はBL 点である。
【0041】制御部11は、キャリッジの復帰の際(矢
印x2 又はy2 )も、印字終端位置を起点としてキャリ
ッジ駆動モータMcの励磁ステップ数を前記所定ステッ
プ数まで計数することにより、キャリッジを印字始端位
置AS 又はBS まで戻す(矢印x2 又はy2 )。
【0042】さらに、1行印字の途中で改行がある場合
には、前述の如くして定められた印字始端位置AS 又は
BS を起点として制御部11はキャリッジ駆動モータM
cの駆動ステップ数を計数しながら途中改行の印字デー
タがなくなるまで印字する(矢印x3 又はy3 )。そし
て、制御部11は、改行マークにより印字データがなく
なったことを検出すると共に、キャリッジ駆動モータM
cの励磁状態を検出し、1相励磁状態であれば印字終了
位置AE を折返し位置AM と定めて一時停止の後に計数
したステップ数だけキャリッジを復帰させる(矢印x4
)。
【0043】また、印字終了位置BE でのキャリッジ駆
動モータMcの励磁状態が2相励磁の場合には、さら
に、キャリッジを1ステップ分だけ進めてBM 点を折返
し点として一時停止の後にキャリッジ駆動モータMcを
反転させてこの途中改行の印字に拘る励磁ステップ数だ
け復帰させる。
【0044】図5は前記ワードプロセッサのキャリッジ
位置検出センサ18によるセンサ信号とキャリッジ駆動
モータMcに対する1−2相励磁指令信号との関係を示
す図である。
【0045】すなわち、サーマル印字ヘッドHを搭載し
たキャリッジが、キャリッジ位置検出センサ18の配置
された印字始端位置に近付くと、センサ信号は“L”と
“H”を素早く繰返すチャタリング信号Q0 となり、そ
の後前記キャリッジが始端位置に到達した状態でセンサ
信号は“H”に保持される始端位置検出信号Qとなるも
ので、制御部(CPU)11では、検出回路17を介し
て供給されるセンサ信号をキャリッジ駆動モータMcに
対する励磁切換えタイミングTでサンプリングし、前記
チャタリング信号Q0 の発生開始から“H”レベルのセ
ンサ信号がn回得られた時点t0 で、キャリッジは前記
印字始端位置に到達したものと判断する。
【0046】ここで、制御部11はキャリッジ駆動モー
タMcの励磁状態を常に検出しており、前記キャリッジ
位置検出センサ18からのセンサ信号に基づき、キャリ
ッジがその印字開始位置に到達したと判断された時点t
0 におけるキャリッジ駆動モータMcの励磁状態が1相
励磁の状態にある場合には、その位置を印字始端位置
(図4のAS )とし、2相励磁の状態にある場合には、
さらに1ステップ分のモータ励磁相の切換えを行ない、
1相励磁の状態に切換えた時点t1 で励磁の切換えを停
止させ、これをキャリッジを印字始端位置として停止保
持させる(図4のBS )。
【0047】図6は前記ワードプロセッサのキャリッジ
駆動モータMcに対するモータドライバ16bの励磁電
流供給回路の構成を示す回路図である。前記図2におけ
る励磁相制御部21からの1−2相励磁指令信号(AD
→A→AB→B→BC→C→CD→D)は、ぞれぞれキ
ャリッジ駆動モータMcの4つの励磁相A,B,C,D
とアース間に介在された各トランジスタTra,Trb,T
rc,Trdのベース電極に選択的に供給され、これにより
“ON”したトランジスタに対応する励磁相に対してモ
ータ電源VM からの電圧が順次印加されることで、キャ
リッジ駆動モータMcが回転駆動される。
【0048】この場合、前記モータ電源VM からキャリ
ッジ駆動モータMcの各励磁相A,B,C,Dに対して
供給される励磁電流は、制御部(CPU)11から供給
される駆動力制御信号に応じて2段階に切換えられるも
ので、駆動力制御信号“H”により駆動力制御回路CM
が作動した場合には、キャリッジ駆動モータMcの各励
磁相に流れる励磁電流IH は下式(1)で示す高電流値
となり、また、駆動力信号“L”により駆動力制御回路
CM が未作動の場合には、キャリッジ駆動モータMcの
各励磁相に流れる励磁電流IL は下式(2)で示す低電
流値となる。
【0049】 IH =(VM −VCE)/R1 …式(1) IL =VBE/R2 =0.7/R2 …式(2) すなわち、駆動力制御信号“H”により駆動力制御回路
CM が作動すると、モータ電源VM からの励磁電圧はト
ランジスタTr2を介して直接キャリッジ駆動モータMc
に印加されるため、その励磁電流IH は式(1)で示し
たような高電流値となり、高いモータトルクが得られる
ようになる。
【0050】また、駆動力制御信号“L”により駆動力
制御回路CM が未作動になると、モータ電源VM からの
励磁電圧はトランジスタTr1,Tr3を介してキャリッジ
駆動モータMcに印加されるため、その励磁電流IL は
式(2)で示したような低電流値となり、低いモータト
ルクに抑えられるようになる。
【0051】よって、実際の印字に伴ないキャリッジの
移動に高トルクが必要になる、該キャリッジの印字始端
位置から終端位置の方向への正方向CCWの移動時に
は、キャリッジ駆動モータMcを駆動力制御信号“H”
を供給して駆動することで、高いトルクによりキャリッ
ジを正確に移動させることができ、また、1行印字後に
高トルクの必要のない、該キャリッジの印字始端位置へ
の逆方向CWの復帰移動時には、キャリッジ駆動モータ
Mcを駆動力制御信号“L”を供給して駆動すること
で、消費電流を抑制することができる。
【0052】次に、前記構成によるワードプロセッサの
印字処理について説明する。図7は前記ワードプロセッ
サの印字処理全般を示すフローチャートである。キー入
力部12における各種文字入力キーの操作に応じて、所
望の文書データが作成表示され、RAM14内の印字デ
ータ記憶部に記憶された状態で、この印字データ記憶部
に記憶された印字データを印字出力するために、キー入
力部12の印字キーを操作すると、図7における印字処
理が起動され、印字制御部15及びキャリッジ駆動モー
タドライバ16bを介してキャリッジ駆動モータMcが
逆方向CWに駆動される(ステップS1)。
【0053】すなわち、図2における起動・停止回路2
4から起動指令信号が出力され、正逆転回路25から逆
転指令信号が出力されることで、励磁相制御部21から
モータドライバ16bに対し、逆転用の1−2相励磁指
令信号(D→CD→C→BC→B→AB→A→AD)が
供給されるもので、これにより、サーマル印字ヘッドH
を搭載したキャリッジは、キャリッジ移動範囲Aにおけ
る所定の待機位置(A0 又はB0 )あるいは変則的な待
機位置(A1 又はB1 )から印字始端位置(AS 又はB
S )の方向CWへスライド移動される。
【0054】この場合、図6における駆動力制御回路C
M に対しては、制御部(CPU)11から駆動力制御信
号“L”が供給されるので、キャリッジ駆動モータMc
は低消費電流IL で駆動される。
【0055】そして、前記キャリッジが印字始端位置
(AS 又はBS )までスライド移動されキャリッジ位置
センサ18により検出されると(図5参照)、制御部1
1により、前記励磁相制御部21からモータドライバ1
6bに供給されている1−2相励磁指令信号が、1相励
磁の状態か否か判断される(ステップS2→S3)。
【0056】ここで、前記キャリッジが印字始端位置に
到達したことがキャリッジ位置センサ18により検出さ
れたものの、その時点でのキャリッジ駆動モータMcは
1相励磁ではなく2相励磁のタイミングにあると判断さ
れると、さらに1ステップ分1相励磁のタイミングまで
逆方向CWへ駆動され、前記起動・停止回路24からの
停止指令信号により、キャリッジ駆動モータMcは当該
1相励磁の状態で停止保持され、その位置が印字始端位
置BS として決められる(ステップS3→S4→S3→
S5)。
【0057】また、キャリッジ位置センサ18のキャリ
ッジ検出時にキャリッジ駆動モータMcの励磁状態が1
相励磁であれば、そこで停止保持され、その位置が印字
始端位置AS として決められる(ステップS3→S
5)。
【0058】これにより、キャリッジ駆動モータMc
は、励磁電流の少ない1相励磁の状態で停止され、キャ
リッジは前記印字始端位置(AS 又はBS )に対応して
一時停止されるもので、ここで、前記RAM14内の印
字データ記憶部から1行分の印字データが読出され印字
制御部15内の印字バッファに読込まれる(ステップS
6)。
【0059】すると、前記印字制御部15の印字バッフ
ァに読込まれた1行分の印字データは、その先頭から1
ドットラインに相当する印字データずつ読出され、サー
マル印字ヘッドHの対応する発熱体が発熱駆動されると
共に、起動・停止回路24からの起動指令信号及び正逆
転回路25からの正転指令信号に応じて、励磁相制御部
21からモータドライバ16bに対し1ステップずつ正
転用の1−2相励磁指令信号が供給されることで、前記
サーマル印字ヘッドHを搭載したキャリッジは、キャリ
ッジ移動範囲Aにおける印字始端位置A1 から1ドット
ラインの幅で正方向CCWへ順次スライド移動され、1
ドットラインずつの印字の繰返しによる1行印字が行な
われる(ステップS7,S8,S9)。
【0060】この場合、図6における駆動力制御回路C
M に対しては、制御部(CPU)11から駆動力制御信
号“H”が供給されるので、キャリッジ駆動モータMc
は高励磁電流IH による高トルクで駆動される。
【0061】そして、前記1ドットラインずつの繰返し
印字による1行分の印字が終了すると、前記RAM14
内の印字データ記憶部における未印字データの存在の有
無に基づき、全印字データの印字が終了したか否か判断
される(ステップS9→S10)。
【0062】ここで、前記RAM14内の印字データ記
憶部に未印字データが存在することで、印字終了ではな
いと判断されると、1行印字の最大幅に対応するキャリ
ッジ移動範囲A又はB相当の所定ステップ数分、キャリ
ッジ駆動モータMcが正方向CCWへ駆動されたか否
か、つまり、前記印字始端位置AS 又はBS からの1行
印字に伴なうキャリッジの移動位置が1行分の最大幅に
対応する印字終端位置AL 又はBL まで到達したか否
か、キャリッジ駆動モータMcに対する励磁ステップ数
で判断される(ステップS10→S11)。
【0063】この励磁ステップ数は、印字中に印字始端
位置(AS 又はBS )を起点として制御部11により計
数されRAM14に記憶される。この場合、前記1行印
字の最大幅に対応するキャリッジ移動範囲A又はB相当
の所定ステップ数は文書データの書式設定により定まる
ものであり、全体が偶数個のステップ数として予め定め
られているので、前記印字始端位置(AS 又はBS )に
おいて1相励磁の状態で停止されてそこから起動されて
正転方向CCWに駆動されたキャリッジ駆動モータMc
は、前記所定ステップ数の到達時、すなわち、印字終端
位置(AL 又はBL )への到達時にあっては、必然的に
1相励磁の状態となるようにされている。
【0064】ここで、前記1行印字は終了したものの、
キャリッジは1行分の最大幅に対応する印字終端位置
(AL 又はBL )まで到達してなく、例えば図4の矢印
x3 又はy3 で示すように、キャリッジ移動範囲A又は
Bの途中改行によって1行印字が終了したと判断される
と、その1行印字終了時点での前記励磁相制御部21か
らモータドライバ16bに供給されている1−2相励磁
指令信号が、制御部11により1相励磁の状態か否か判
断される(ステップS11→S12)。
【0065】ここで、前記1行印字の途中改行による終
了時点でのキャリッジ駆動モータMcが1相励磁のタイ
ミングにあると判断されると、その印字終了位置AE が
折返し位置AM とされそのまま停止保持される(ステッ
プS12→S14)。
【0066】また、キャリッジ駆動モータMcは1相励
磁ではなく2相励磁のタイミングにあると判断される
と、さらに印字終了位置BE から1ステップ分1相励磁
のタイミングまで正方向CCWへ駆動された折返し位置
BM に進められて、前記起動・停止回路24からの停止
指令信号により、キャリッジ駆動モータMcは当該1相
励磁の状態で停止保持される(ステップS12→S13
→S12→S14)。
【0067】これにより、キャリッジ駆動モータMc
は、励磁電流の少ない1相励磁の状態で停止され、キャ
リッジは前記1行印字の途中改行位置に対応して一時停
止される。
【0068】すると、前記キャリッジ駆動モータMc
は、逆方向CWに励磁駆動され、キャリッジは、例えば
図4の矢印x4 又は矢印y5で示すように、前記1行印字
の途中改行位置から次の1行印字のための印字始端位置
(AS 又はBS )に向けてスライド移動される(ステッ
プS15)。
【0069】この場合、図6における駆動力制御回路C
M に対しては、制御部(CPU)11から駆動力制御信
号“L”が供給されるので、キャリッジ駆動モータMc
は低消費電流IL で駆動される。
【0070】そして、前記直前の1行印字に伴ないキャ
リッジの正方向CCWへの移動に要したモータ励磁ステ
ップ数に対し、前記印字始端位置(AS 又はBS )へ向
けたキャリッジの逆方向CWへの復帰移動に要するモー
タ励磁ステップ数が一致したか否かの判断により、該キ
ャリッジが印字始端位置(AS 又はBS )に復帰したか
否か判断される(ステップS16)。
【0071】ここで、前記印字始端位置(AS 又はBS
)へ向けたキャリッジの逆方向CWへの復帰移動に要
するモータ励磁ステップ数が、直前の1行印字に伴ない
キャリッジの正方向CCWへの移動に要したモータ励磁
ステップ数と一致し、キャリッジ駆動モータMcが再び
1相励磁された状態でキャリッジが印字始端位置(AS
又はBS )に復帰したと判断されると、前記起動・停止
回路24からの停止指令信号により、キャリッジ駆動モ
ータMcは当該1相励磁の状態で停止保持され、次の1
行印字データの印字処理に移行する(ステップS16→
S5〜)。
【0072】すなわち、前記1行印字後にキャリッジが
次の1行印字のための印字始端位置(AS 又はBS )に
移動復帰した際にも、キャリッジ駆動モータMcは、励
磁電流の少ない1相励磁の状態で停止される。
【0073】一方、前記ステップS9において、1行印
字が終了したと判断されると共に、前記ステップS10
において全印字データの印字終了ではないと判断され際
に、例えば図4の矢印x1 で示すように、1行印字の最
大幅に対応するキャリッジ移動範囲A相当の所定偶数ス
テップ数分、キャリッジ駆動モータMcが正方向CCW
へ駆動されたこと、つまり、印字始端位置(AS 又はB
S )からの1行印字に伴なうキャリッジの移動位置が1
行分の最大幅に対応する印字終端位置(AL 又はBL )
まで1相励磁のタイミングで到達したと判断されると、
前記起動・停止回路24からの停止指令信号により、キ
ャリッジ駆動モータMcは当該1相励磁の状態で停止保
持される(ステップS11→S17)。
【0074】これにより、キャリッジ駆動モータMc
は、必然的に励磁電流の少ない1相励磁の状態で停止さ
れ、キャリッジは前記1行印字の終端位置(AL 又はB
L)に対応して一時停止される。
【0075】すると、前記キャリッジ駆動モータMc
は、逆方向CWに励磁駆動され、キャリッジは、例えば
図4の矢印x2 又は矢印y2 で示すように、前記1行印
字の終端位置(AL 又はBL )から次の1行印字のため
の印字始端位置(AS 又はBS)に向けてスライド移動
される(ステップS18)。
【0076】この場合、図6における駆動力制御回路C
M に対しては、制御部(CPU)11から駆動力制御信
号“L”が供給されるので、キャリッジ駆動モータMc
は低消費電流IL で駆動される。
【0077】そして、前記印字始端位置(AS 又はBS
)から印字終端位置(AL 又はBL)までの1行印字に
伴ないキャリッジの正方向CCWへの移動に要した所定
のモータ励磁ステップ数(偶数)に対応して、前記印字
始端位置(AS 又はBS )へ向けたキャリッジの逆方向
CWへの復帰移動に要するモータ励磁ステップ数が一致
したか否かの判断により、該キャリッジが印字始端位置
(AS 又はBS )に復帰したか否か判断される(ステッ
プS19)。
【0078】ここで、前記印字始端位置(AS 又はBS
)へ向けたキャリッジの逆方向CWへの復帰移動に要
するモータ励磁ステップ数が、前記1行印字の最大幅に
相当する所定のモータ励磁ステップ数(偶数)と一致
し、キャリッジ駆動モータMcが再び1相励磁された状
態でキャリッジが印字始端位置(AS 又はBS )に復帰
したと判断されると、前記起動・停止回路24からの停
止指令信号により、キャリッジ駆動モータMcは当該1
相励磁の状態で停止保持され、次の1行印字データの印
字処理に移行する(ステップS19→S5〜)。
【0079】この場合にも、キャリッジ駆動モータMc
は、励磁電流の少ない1相励磁の状態で停止される。こ
うして、前記ステップS5〜S19の処理を繰返し、R
AM14内の印字データ記憶部に記憶されている印字デ
ータが1行分ずつ読出されて印字出力されている状態
で、ステップS10において、前記印字データ記憶部に
未印字データが存在しなくなり、印字終了と判断された
際に、その印字終了位置に対応するキャリッジの位置が
所定の待機位置(A0 又はB0 )より印字始端位置(A
S 又はBS )側にある場合には、キャリッジ駆動モータ
Mcは、正方向CCWに励磁駆動され、キャリッジは、
所定の待機位置(A0 又はB0 )までスライド移動され
る(ステップS10→S20)。
【0080】また、前記ステップS10において、前記
印字データ記憶部に未印字データが存在しなくなり、印
字終了と判断された際に、その印字終了位置に対応する
キャリッジの位置が所定の待機位置(A0 又はB0 )よ
り印字終端位置(AS 又はBS )側にある場合には、キ
ャリッジ駆動モータMcは、逆方向CWに励磁駆動さ
れ、キャリッジは、所定の待機位置(A0 又はB0 )ま
でスライド移動される(ステップS10→S20)。
【0081】したがって、前記構成のワードプロセッサ
によれば、サーマル印字ヘッドHを搭載したキャリッジ
を、キャリッジ駆動モータMcを1−2相励磁方式で励
磁駆動することにより、プラテンに沿って1行印字の最
大幅に対応するキャリッジ移動範囲Aにてスライド移動
させるもので、キャリッジがキャリッジ位置センサ18
により検出された印字始端位置(AS 又はBS )に移動
した際に、キャリッジ駆動モータMcが2相励磁の状態
にある場合には、さらに1ステップ分励磁駆動して1相
励磁の状態で停止保持させ、この印字始端位置(AS 又
はBS )からの1行印字終了までのキャリッジ駆動モー
タMcの正転駆動量、及び1行印字終了後の印字始端位
置(AS 又はBS )までの復帰に伴なう逆転駆動量は、
何れも偶数の励磁ステップ数で判断され、キャリッジの
折返しに伴なうモータMcの一時停止時には、常に1相
励磁の状態で停止保持されるので、キャリッジ駆動モー
タMcを励磁駆動するための消費電流を削減することが
でき、しかも、モータ自体の温度上昇を抑えることがで
きる。
【0082】また、前記構成のワードプロセッサによれ
ば、サーマル印字ヘッドHによる実際の印字が行なわれ
るキャリッジの正方向CCWへの移動時には、キャリッ
ジ駆動モータMcは駆動力制御信号“H”により高トル
クで駆動され、また、キャリッジの印字始端位置への復
帰のみに伴なう逆方向CWへの移動時には、キャリッジ
駆動モータMcは駆動力制御信号“L”により低励磁電
流で駆動されるので、前記キャリッジ駆動モータMcを
励磁駆動するための消費電流をさらに削減することがで
き、しかも、モータ自体の温度上昇もより低く抑えるこ
とができる。
【0083】図8は前記ワードプロセッサの他の実施形
態であるキャリッジ駆動モータMcに対する励磁制御回
路の全体構成を示すブロック図である。図9は前記ワー
ドプロセッサの他の実施形態であるキャリッジ駆動モー
タMcに対する励磁制御回路を用いた場合のモータ励磁
状態を示すタイミングチャートである。
【0084】すなわち、本発明の他の実施形態に係わる
励磁制御回路では、クロックパルスジェネレータ23か
ら励磁相制御部21に対するパルス信号の供給ラインに
第1の切換えスイッチSW1を設けると共に、励磁相制
御部21からモータドライバ16bに対するD相用の励
磁指令信号供給ラインに第2の切換えスイッチSW2を
設ける。
【0085】そして、キャリッジ駆動モータMcの回転
駆動状態では、クロックパルスジェネレータ23からの
パルス信号が第1のスイッチSW1の端子k1を介して
励磁相制御部21に供給される構成とし、モータドライ
バ16bのD相用信号供給端子には、励磁相制御部21
からのD相用の励磁指令信号が第2のスイッチSW2の
端子k1を介して供給される構成とする。
【0086】また、前記キャリッジ駆動モータMcの停
止状態では、制御部(CPU)11からのスイッチ制御
信号により第1及び第2のスイッチSW1,SW2を何
れも端子k2側に切換え、クロックパルスジェネレータ
23からのパルス信号が直接モータドライバ16bのD
相用信号供給端子に供給される構成とする。
【0087】この場合、前記クロックパルスジェネレー
タ23により発生されるパルス信号の周波数は、制御部
(CPU)11からの制御信号に応じて周波数可変部2
2を介して可変設定されるもので、キャリッジ駆動モー
タMcの回転駆動状態では、所定のモータ励磁タイミン
グに同期した周波数に設定され、キャリッジ駆動モータ
Mcの停止状態では、当該モータMcの停止力が確保で
きる程度の周波数に設定される。
【0088】したがって、前記本発明の他の実施形態に
係わる励磁制御回路を利用すれば、キャリッジ駆動モー
タMcの停止状態では、該モータのある励磁相に対して
その励磁電流を継続的に供給する必要はなく、パルス信
号として供給すればよいので、モータ停止に伴なう発熱
を抑制することができる。
【0089】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係わ
る印字装置によれば、印字中にキャリッジを停止させる
ために、1−2相励磁によるステップモータの駆動を停
止する際には、検知手段で検知されたステップモータの
励磁状態が1相励磁のときにはその1相励磁状態が保持
され、また、前記検知手段で検知されたステップモータ
の励磁状態が2相励磁のときには1相励磁に変わるのを
待ってその1相励磁状態が保持されるよう前記ステップ
モータが停止制御されるので、モータの消費電流が低減
され、その温度上昇も軽減されるようになる。
【0090】また、本発明の請求項2に係わる印字装置
によれば、前記請求項1に係わる印字装置にあって、さ
らに、前記ステップモータが1相励磁されている前記キ
ャリッジの移動範囲の始端位置からの移動の際には、予
め定めた偶数のステップ数でキャリッジ終端位置までの
範囲内での移動が制御されるので、印字中のキャリッジ
移動始端位置及び移動折返し位置では、ステップモータ
は常に1相励磁位置で停止され、消費電流の削減及び発
熱の抑制が行なえるようになる。
【0091】また、本発明の請求項3に係わる印字装置
によれば、前記請求項1又は請求項2に係わる印字装置
にあって、さらに、前記キャリッジの往路と復路の移動
時において前記ステップモータの励磁電流値が変更され
るので、実際の印字が行なわれるキャリッジの往路移動
時に比べ、単に移動始端位置への復帰のみを行なう復路
移動時の励磁電流を下げることで、モータの全消費電流
が削減され、その発熱も抑制されるようになる。
【0092】また、本発明の請求項4に係わる印字装置
によれば、印字中にキャリッジを停止させるために、1
−2相励磁によるステップモータの駆動を停止する際に
は、励磁の停止と共にその1相にパルス列が加えられて
停止位置が保持されるので、励磁電流を継続的に印加す
る場合に比べ、モータの発熱が抑制されるようになる。
よって、本発明によれば、ステップモータにおける消費
電流を削減すると共に、該モータ自体の発熱も抑制する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる印字装置を搭載した
ワードプロセッサの電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】前記ワードプロセッサのキャリッジ駆動モータ
Mcに対する励磁制御回路の全体構成を示すブロック
図。
【図3】前記ワードプロセッサのキャリッジ駆動モータ
Mcに対する1−2相励磁用の励磁信号設定テーブルを
示す図。
【図4】前記ワードプロセッサの印字処理に伴なうキャ
リッジ駆動モータMcによるキャリッジ移動状態を示す
図。
【図5】前記ワードプロセッサのキャリッジ位置検出セ
ンサによるセンサ信号とキャリッジ駆動モータMcに対
する1−2相励磁指令信号との関係を示す図。
【図6】前記ワードプロセッサのキャリッジ駆動モータ
Mcに対するモータドライバの励磁電流供給回路の構成
を示す回路図。
【図7】前記ワードプロセッサの印字処理全般を示すフ
ローチャート。
【図8】前記ワードプロセッサの他の実施形態であるキ
ャリッジ駆動モータMcに対する励磁制御回路の全体構
成を示すブロック図。
【図9】前記ワードプロセッサの他の実施形態であるキ
ャリッジ駆動モータMcに対する励磁制御回路を用いた
場合のモータ励磁状態を示すタイミングチャート。
【符号の説明】 11 …制御部(CPU)、 12 …キー入力部、 13 …ROM、 14 …RAM、 15 …印字制御部、 16a…紙送りモータドライバ、 Mp…紙送りモータ、 16b…ヘッドドライバ、 H …サーマル印字ヘッド、 16c…キャリッジ駆動モータドライバ、 Mc…キャリッジ駆動モータ、 17 …検出回路、 18 …キャリッジ位置検出センサ、 19 …液晶表示部、 21 …励磁相制御部、 22 …周波数可変部、 23 …クロックパルスジェネレータ、 24 …起動・停止回路、 25 …正逆転回路、 A,B…キャリッジ移動範囲、 A0 ,B0 …所定キャリッジ待機位置、 AS ,BS …印字始端位置、 AL ,BL …印字終端位置、 AM ,BM …途中改行折返し位置、 AE ,BE …途中改行終了位置、 A1 ,B1 …変則的キャリッジ待機位置、 Q …印字始端位置検出信号、 Q0 …チャタリング信号、 CM …駆動力制御回路、 SW1…第1の切換えスイッチ、 SW2…第2の切換えスイッチ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドを搭載したキャリッジを記録
    紙の幅方向に往復移動させるステップモータと、 このステップモータを1−2相励磁で駆動するモータ駆
    動手段と、 このモータ駆動手段による前記ステップモータの励磁状
    態を検知する検知手段と、 印字中に前記キャリッジを停止させるために前記ステッ
    プモータの駆動を停止する際に、前記検知手段で検知さ
    れた励磁状態が1相励磁のときにはその励磁状態を保持
    し、前記検知手段で検知された励磁状態が2相励磁のと
    きには1相励磁に変わるのを待ってその励磁状態を保持
    して前記ステップモータを停止させる制御手段とを具備
    したことを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 さらに、 前記キャリッジの移動経路の定められた位置にあって前
    記キャリッジの位置を検出する位置検出手段と、 印字開始時に、前記位置検出手段の情報に基づいて前記
    モータ駆動手段により前記ステップモータが1相励磁さ
    れている前記キャリッジの位置を前記キャリッジの移動
    範囲の始端位置として決める始端位置決定手段と、 印字中に、前記始端位置から予め定めた前記ステップモ
    ータの偶数のステップ数で前記キャリッジが移動される
    前記キャリッジの終端位置までの範囲内で前記キャリッ
    ジを移動させるために前記モータ駆動手段を制御する第
    2の制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載
    の印字装置。
  3. 【請求項3】 さらに、 前記キャリッジの往路と復路の移動時において前記ステ
    ップモータの励磁電流値を変更する励磁電流変更手段を
    備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の印
    字装置。
  4. 【請求項4】 印字ヘッドを搭載したキャリッジを記録
    紙の幅方向に往復移動させるステップモータと、 このステップモータを1−2相励磁で駆動するモータ駆
    動手段と、 印字中に前記キャリッジを停止させるために前記ステッ
    プモータを停止する際に、前記モータ駆動手段による励
    磁を停止させて前記ステップモータの1相にパルス列を
    加える制御手段とを具備したことを特徴とする印字装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050042703A (ko) * 2003-11-04 2005-05-10 삼성전자주식회사 스텝 모터의 탈조 방지 방법 및 시스템
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