JPH0970220A - コンバインにおける脱穀挾扼搬送制御装置 - Google Patents
コンバインにおける脱穀挾扼搬送制御装置Info
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- JPH0970220A JPH0970220A JP22928795A JP22928795A JPH0970220A JP H0970220 A JPH0970220 A JP H0970220A JP 22928795 A JP22928795 A JP 22928795A JP 22928795 A JP22928795 A JP 22928795A JP H0970220 A JPH0970220 A JP H0970220A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 コンバインにおける刈取部を高く設定して圃
場のコ−ナ部分を手刈りしないで穂先側部分を刈り取っ
て脱穀するとき、その刈り取った穂先側穀稈を脱穀機の
扱室へ供給するとき、脱穀機の扱室内の詰まりを無くす
ることを目的とする。 【解決手段】 走行車体1の前側に刈り高さが適宜調節
可能な刈取部14を設け、走行車体1の上部に穀稈を脱
穀する脱穀機6を搭載し、この脱穀機6の脱穀搬送チエ
ン7に弾圧させた挾扼杆8の弾圧挾持力を挾持穀稈が挾
持される強力挾持状態と挾持開放あるいは弱力挾持状態
とに切り換え可能に構成し、刈取部14の刈取状態を高
刈りに調節する場合に、脱穀機側の伝動負荷を検出する
検出手段による負荷が大なるときは強力挾持状態を保持
し、負荷が一定以下の小なるときは挾持開放あるいは弱
力挾持状態になるよう自動制御してなるコンバインにお
ける脱穀挾持搬送制御装置。
場のコ−ナ部分を手刈りしないで穂先側部分を刈り取っ
て脱穀するとき、その刈り取った穂先側穀稈を脱穀機の
扱室へ供給するとき、脱穀機の扱室内の詰まりを無くす
ることを目的とする。 【解決手段】 走行車体1の前側に刈り高さが適宜調節
可能な刈取部14を設け、走行車体1の上部に穀稈を脱
穀する脱穀機6を搭載し、この脱穀機6の脱穀搬送チエ
ン7に弾圧させた挾扼杆8の弾圧挾持力を挾持穀稈が挾
持される強力挾持状態と挾持開放あるいは弱力挾持状態
とに切り換え可能に構成し、刈取部14の刈取状態を高
刈りに調節する場合に、脱穀機側の伝動負荷を検出する
検出手段による負荷が大なるときは強力挾持状態を保持
し、負荷が一定以下の小なるときは挾持開放あるいは弱
力挾持状態になるよう自動制御してなるコンバインにお
ける脱穀挾持搬送制御装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンバインにおける
脱穀機の脱穀搬送チエンに弾持させた挾扼杆の挾持力を
自動的に変更調節する脱穀挾持搬送制御装置に関する。
脱穀機の脱穀搬送チエンに弾持させた挾扼杆の挾持力を
自動的に変更調節する脱穀挾持搬送制御装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、コンバインにおける刈取脱穀作業に
おいて、圃場内の成育中の稲や麦を刈り取る場合、コン
バインを圃場内に乗り入れるに当り、コンバインが入る
スペ−スを予め手刈りして、その手刈り済みの場所にコ
ンバインを乗り入れて作業を開始することになるが、最
近、手刈り作業が面倒なために、手刈りしないでコンバ
インを圃場に乗り入れる場合に刈取部を高刈りに調節し
て穂先側だけを刈取り、この高刈りした穂先側穀稈を刈
取部の搬送装置で後方側上部へ搬送して脱穀機の搬送チ
エンに引継ぎ脱穀する作業形態が採用されるようになっ
た。ところが、脱穀機の搬送チエンとその挾扼杆とで穂
先側だけの穀稈が挾持されると、扱室内の扱胴にかから
ないために脱穀され難く、扱ぎ残りが多く生じで脱穀ロ
スが多くなるため、このような高刈り作業のときには、
挾扼チエンに作用する挾扼杆の作用を無効にして全ての
移送穀稈を扱室内へ供給してしまう技術手段を講じてい
た。即ち、この従来技術の代表的なものが特開平6−3
8612号公報に開示されている。
おいて、圃場内の成育中の稲や麦を刈り取る場合、コン
バインを圃場内に乗り入れるに当り、コンバインが入る
スペ−スを予め手刈りして、その手刈り済みの場所にコ
ンバインを乗り入れて作業を開始することになるが、最
近、手刈り作業が面倒なために、手刈りしないでコンバ
インを圃場に乗り入れる場合に刈取部を高刈りに調節し
て穂先側だけを刈取り、この高刈りした穂先側穀稈を刈
取部の搬送装置で後方側上部へ搬送して脱穀機の搬送チ
エンに引継ぎ脱穀する作業形態が採用されるようになっ
た。ところが、脱穀機の搬送チエンとその挾扼杆とで穂
先側だけの穀稈が挾持されると、扱室内の扱胴にかから
ないために脱穀され難く、扱ぎ残りが多く生じで脱穀ロ
スが多くなるため、このような高刈り作業のときには、
挾扼チエンに作用する挾扼杆の作用を無効にして全ての
移送穀稈を扱室内へ供給してしまう技術手段を講じてい
た。即ち、この従来技術の代表的なものが特開平6−3
8612号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術では、
扱室内に藁屑が多量に発生して、脱穀不能な状態の場合
でも、更に、高刈り時の穂先側刈取り穀稈の全てが扱室
内へ供給されると、完全に脱穀不能になり、脱穀部への
伝動系を損傷するような不測な事態を招く恐れがあっ
た。
扱室内に藁屑が多量に発生して、脱穀不能な状態の場合
でも、更に、高刈り時の穂先側刈取り穀稈の全てが扱室
内へ供給されると、完全に脱穀不能になり、脱穀部への
伝動系を損傷するような不測な事態を招く恐れがあっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述の課題
を解消するために次の技術的な手段を講じた。即ち、走
行車体1の前側に刈り高さが適宜調節可能な刈取部14
を設け、走行車体1の上部に前記刈取部14で刈り取ら
れて当該刈取部14の刈取穀稈搬送装置で後方上方へ搬
送される穀稈を脱穀する脱穀機6を搭載し、この脱穀機
6の脱穀搬送チエン7に弾圧させた挾扼杆8の弾圧挾持
力を挾持穀稈が挾持される強力挾持状態と挾持穀稈が扱
室(イ)内へ扱胴11の回転作用で引き抜かれる挾持開
放あるいは弱力挾持状態とに切り換え可能に構成し、前
記刈取部14の刈取状態を高刈りに調節する場合に、前
記脱穀機側の伝動負荷を検出する検出手段による負荷が
大なるときは前記強力挾持状態を保持し、負荷が一定以
下の小なるときは挾持開放あるいは弱力挾持状態になる
よう自動制御してなるコンバインにおける脱穀挾持搬送
制御装置とした。
を解消するために次の技術的な手段を講じた。即ち、走
行車体1の前側に刈り高さが適宜調節可能な刈取部14
を設け、走行車体1の上部に前記刈取部14で刈り取ら
れて当該刈取部14の刈取穀稈搬送装置で後方上方へ搬
送される穀稈を脱穀する脱穀機6を搭載し、この脱穀機
6の脱穀搬送チエン7に弾圧させた挾扼杆8の弾圧挾持
力を挾持穀稈が挾持される強力挾持状態と挾持穀稈が扱
室(イ)内へ扱胴11の回転作用で引き抜かれる挾持開
放あるいは弱力挾持状態とに切り換え可能に構成し、前
記刈取部14の刈取状態を高刈りに調節する場合に、前
記脱穀機側の伝動負荷を検出する検出手段による負荷が
大なるときは前記強力挾持状態を保持し、負荷が一定以
下の小なるときは挾持開放あるいは弱力挾持状態になる
よう自動制御してなるコンバインにおける脱穀挾持搬送
制御装置とした。
【0005】
【実施例】この発明の一例を図面に基づき詳細に説明す
る。1は走行車体で、左右一対の無限軌道帯(クロ−
ラ)2を装備した車台3の上部前側寄りの一側にエンジ
ン4を搭載して、ミッションケ−ス5内の伝動機構を介
して前記無限軌道帯2,2を駆動し車台3が推進される
ように構成されている。
る。1は走行車体で、左右一対の無限軌道帯(クロ−
ラ)2を装備した車台3の上部前側寄りの一側にエンジ
ン4を搭載して、ミッションケ−ス5内の伝動機構を介
して前記無限軌道帯2,2を駆動し車台3が推進される
ように構成されている。
【0006】6は脱穀機で、前記車台3の上部に搭載さ
れている。そして、この脱穀機6の脱穀搬送チエン7に
対して弾持される挾扼杆8は、常時スプリング9で当該
チエン7に押圧されているが、その始端部側の一部分を
電磁作動ロッド10等の作動機構により押圧を開放ある
いは押圧力を弱くする方向へ作動できるよう構成してい
る。即ち、穀稈の挾持力を調節可能になしている。
れている。そして、この脱穀機6の脱穀搬送チエン7に
対して弾持される挾扼杆8は、常時スプリング9で当該
チエン7に押圧されているが、その始端部側の一部分を
電磁作動ロッド10等の作動機構により押圧を開放ある
いは押圧力を弱くする方向へ作動できるよう構成してい
る。即ち、穀稈の挾持力を調節可能になしている。
【0007】また、脱穀装置6の扱室(イ)内に回転支
持される扱胴11の回転支軸12に加わる負荷をロ−ド
セル等の歪計13で測定可能に構成している。14は刈
取部で、分草体15、引起装置16、刈刃装置17、掻
込装置18、株元挾持搬送装置19及び穂先係止搬送装
置20等からなり、圃場中で成育している稲や麦の穀稈
を刈り取って後方上方へ穀稈を横寝さし姿勢にしながら
送り上げて前述の脱穀装置6の脱穀搬送チエン7に株元
部を受渡し、穂先側を扱室(イ)内へ送り込むよう構成
されている。
持される扱胴11の回転支軸12に加わる負荷をロ−ド
セル等の歪計13で測定可能に構成している。14は刈
取部で、分草体15、引起装置16、刈刃装置17、掻
込装置18、株元挾持搬送装置19及び穂先係止搬送装
置20等からなり、圃場中で成育している稲や麦の穀稈
を刈り取って後方上方へ穀稈を横寝さし姿勢にしながら
送り上げて前述の脱穀装置6の脱穀搬送チエン7に株元
部を受渡し、穂先側を扱室(イ)内へ送り込むよう構成
されている。
【0008】この刈取部14の構成を簡単に説明する
と、前記走行車体1側の車台3の前側部分上位に刈取部
14のフレ−ムを兼ねる筒型の伝動ケ−ス14aの基部
側を横方向の軸心(ロ)回りに回動自在に枢着し、前記
車台3と該伝動ケ−ス14aとの間に、油圧式の昇降作
動機構としての油圧シリンダ−21を介在させて該刈取
部14を上下スイング可能に構成している。
と、前記走行車体1側の車台3の前側部分上位に刈取部
14のフレ−ムを兼ねる筒型の伝動ケ−ス14aの基部
側を横方向の軸心(ロ)回りに回動自在に枢着し、前記
車台3と該伝動ケ−ス14aとの間に、油圧式の昇降作
動機構としての油圧シリンダ−21を介在させて該刈取
部14を上下スイング可能に構成している。
【0009】即ち、この昇降油圧シリンダ−21の油圧
バルブ22を操作レバ−23で切り換え操作して刈取部
14の上下高さが調節できるように構成されてこり、こ
の操作で穀稈の高刈り、低刈りの調節ができるようにな
っている。次に、制御機構について説明すると、24は
刈高検出器で、前記伝動ケ−ス14aの回動高さが一定
範囲以上になったことを検出する一例のポテンショメ−
タ(リミットスイッチでもよい。)で車台3又はミッシ
ョンケ−ス上面に立設させた支柱36に取り付けられ、
前記筒型の伝動ケ−ス14aとポテンショメ−タ24の
検出ア−ム24aとをロッド39で連繋した構成になっ
ている。そして、刈取部14が振り上げ回動するときポ
テンショメ−タ24の検出値がその回動量に伴って高く
なり、決められた値になるとき後述のマイクロコンピュ
−タから指令信号が発せられる構成になっている。25
は脱穀機負荷検出器で、前述の歪計13が一定以上の負
荷を検出するとき電気信号が発せられるようになってい
る。
バルブ22を操作レバ−23で切り換え操作して刈取部
14の上下高さが調節できるように構成されてこり、こ
の操作で穀稈の高刈り、低刈りの調節ができるようにな
っている。次に、制御機構について説明すると、24は
刈高検出器で、前記伝動ケ−ス14aの回動高さが一定
範囲以上になったことを検出する一例のポテンショメ−
タ(リミットスイッチでもよい。)で車台3又はミッシ
ョンケ−ス上面に立設させた支柱36に取り付けられ、
前記筒型の伝動ケ−ス14aとポテンショメ−タ24の
検出ア−ム24aとをロッド39で連繋した構成になっ
ている。そして、刈取部14が振り上げ回動するときポ
テンショメ−タ24の検出値がその回動量に伴って高く
なり、決められた値になるとき後述のマイクロコンピュ
−タから指令信号が発せられる構成になっている。25
は脱穀機負荷検出器で、前述の歪計13が一定以上の負
荷を検出するとき電気信号が発せられるようになってい
る。
【0010】26はエンジン4に加わる負荷検出器で、
エンジンの出力軸に歪計を設けて、この歪が一定以上に
なるとき電気信号が発せられるようになっている。27
は走行速度検出器で、走行伝動系の適宜な回転軸の回転
数を検出するよう構成している。28は扱深さ検出器
で、刈取穀稈が株元挾持搬送装置19及び穂先係止搬送
装置20で移送される途中に、この移送穀稈の穂先側の
位置を検出して扱室(イ)内に穂先側が適性に供給され
るよう株元側を前記株元挾持搬送装置19から脱穀搬送
チエン7に引き継がせるよう該株元挾持搬送装置19の
終端側位置を変更させる構成にした扱深制御用の検出器
である。
エンジンの出力軸に歪計を設けて、この歪が一定以上に
なるとき電気信号が発せられるようになっている。27
は走行速度検出器で、走行伝動系の適宜な回転軸の回転
数を検出するよう構成している。28は扱深さ検出器
で、刈取穀稈が株元挾持搬送装置19及び穂先係止搬送
装置20で移送される途中に、この移送穀稈の穂先側の
位置を検出して扱室(イ)内に穂先側が適性に供給され
るよう株元側を前記株元挾持搬送装置19から脱穀搬送
チエン7に引き継がせるよう該株元挾持搬送装置19の
終端側位置を変更させる構成にした扱深制御用の検出器
である。
【0011】29は扱胴軸12の回転数を検出する検出
器である。30は作業開始検出器で、脱穀装置6側の伝
動クラッチを操作する脱穀操作レバ−31を「切」から
「入」に切り換えるときにスイッチがオンしてこれを検
出するようにしている。32はマイクロコンピュウタ
−、33は入力インタ−フェ−ス、34は出力インタ−
フェ−スであり、前記各検出器24〜30からの信号が
入力インタ−フェ−ス33を経てマイクロコンピュウタ
−32に送られ、該マイクロコンピュウタ−32からの
指令信号が出力インタ−フェ−ス34を経て制御用の各
種アクチュエ−タを作動するよう構成している。
器である。30は作業開始検出器で、脱穀装置6側の伝
動クラッチを操作する脱穀操作レバ−31を「切」から
「入」に切り換えるときにスイッチがオンしてこれを検
出するようにしている。32はマイクロコンピュウタ
−、33は入力インタ−フェ−ス、34は出力インタ−
フェ−スであり、前記各検出器24〜30からの信号が
入力インタ−フェ−ス33を経てマイクロコンピュウタ
−32に送られ、該マイクロコンピュウタ−32からの
指令信号が出力インタ−フェ−ス34を経て制御用の各
種アクチュエ−タを作動するよう構成している。
【0012】実施例では、走行速度検出器27が低速の
作業速度を検出している状態で、刈高検出器24が高刈
検出をし、且つ、扱深検出器28が移送穀稈が「有」を
検出すると共に、扱深制御状態を検出する場合におい
て、エンジン負荷検出器26が所定以下の適性な負荷状
態を検出し、更に、脱穀機負荷検出器25が過負荷状態
になっていることを検出する場合には、アクチュエ−タ
としての電磁作動ロッド10が挾扼杆8を強く脱穀搬送
チエン7に圧接するようソレノイド35の励磁を解きス
プリング9の弾圧力で該挾扼杆8をチエン7側に押しつ
け穀稈を挾持移送する。したがって、穀稈は扱室(イ)
内へ引き込まれることなく脱穀搬送チエン7で移送され
ながら脱穀される。
作業速度を検出している状態で、刈高検出器24が高刈
検出をし、且つ、扱深検出器28が移送穀稈が「有」を
検出すると共に、扱深制御状態を検出する場合におい
て、エンジン負荷検出器26が所定以下の適性な負荷状
態を検出し、更に、脱穀機負荷検出器25が過負荷状態
になっていることを検出する場合には、アクチュエ−タ
としての電磁作動ロッド10が挾扼杆8を強く脱穀搬送
チエン7に圧接するようソレノイド35の励磁を解きス
プリング9の弾圧力で該挾扼杆8をチエン7側に押しつ
け穀稈を挾持移送する。したがって、穀稈は扱室(イ)
内へ引き込まれることなく脱穀搬送チエン7で移送され
ながら脱穀される。
【0013】前述の各検出器の検出が脱穀機負荷検出器
25の検出を除き同じ検出状態にあり、脱穀機負荷検出
器25が前記の過負荷状態でなく作業上余裕のある通常
の負荷状態なることを検出している場合には、ソレノイ
ド35が励磁してスプリング9に抗して電磁作動ロッド
10が挾扼杆8を作動させ、脱穀搬送チエン7への圧接
を開放あるいは弱くする。したがって、株元挾持搬送装
置19で移送されてきた穂先側近くの穀稈は、脱穀搬送
チエン7とその挾扼杆8とで挾持されないで脱穀機6の
扱室(イ)内へそのまま供給されることになる。したが
って、圃場内へ入りながら穂先側刈取りを実施すると、
脱穀機側の負荷が作業初期のために殆どない状態である
から扱室(イ)内に刈り取られた穀稈は全て供給されて
難なく脱穀処理されることになる。
25の検出を除き同じ検出状態にあり、脱穀機負荷検出
器25が前記の過負荷状態でなく作業上余裕のある通常
の負荷状態なることを検出している場合には、ソレノイ
ド35が励磁してスプリング9に抗して電磁作動ロッド
10が挾扼杆8を作動させ、脱穀搬送チエン7への圧接
を開放あるいは弱くする。したがって、株元挾持搬送装
置19で移送されてきた穂先側近くの穀稈は、脱穀搬送
チエン7とその挾扼杆8とで挾持されないで脱穀機6の
扱室(イ)内へそのまま供給されることになる。したが
って、圃場内へ入りながら穂先側刈取りを実施すると、
脱穀機側の負荷が作業初期のために殆どない状態である
から扱室(イ)内に刈り取られた穀稈は全て供給されて
難なく脱穀処理されることになる。
【0014】また、刈取作業の初期工程の圃場コ−ナ部
分では、畦畔が高いときに刈取部を畦畔に衝突させない
で旋回し、この旋回時にも刈取作業を行って手刈り作業
をなくすために、刈取部14を所定高さに上げて作業を
継続しながら旋回する。このとき、脱穀機6の扱室
(イ)内では脱穀処理作業が継続されているため、脱穀
負荷が過負荷状態になっていることがある。このような
場合に、穂刈り部分の穀稈を扱室(イ)内に供給すると
たちまち扱室内で藁屑の詰まり現象が生じて作業不能に
なる。したがって、穀粒が多少機外に飛散して脱穀ロス
が生じても、作業能率向上のために、脱穀機負荷検出器
25が過負荷を検出する場合はソレノイド35の励磁を
解きスプリング9の弾圧力で該挾扼杆8をチエン7側に
押しつけ穀稈を挾持移送しながら脱穀する形態にしてい
る。
分では、畦畔が高いときに刈取部を畦畔に衝突させない
で旋回し、この旋回時にも刈取作業を行って手刈り作業
をなくすために、刈取部14を所定高さに上げて作業を
継続しながら旋回する。このとき、脱穀機6の扱室
(イ)内では脱穀処理作業が継続されているため、脱穀
負荷が過負荷状態になっていることがある。このような
場合に、穂刈り部分の穀稈を扱室(イ)内に供給すると
たちまち扱室内で藁屑の詰まり現象が生じて作業不能に
なる。したがって、穀粒が多少機外に飛散して脱穀ロス
が生じても、作業能率向上のために、脱穀機負荷検出器
25が過負荷を検出する場合はソレノイド35の励磁を
解きスプリング9の弾圧力で該挾扼杆8をチエン7側に
押しつけ穀稈を挾持移送しながら脱穀する形態にしてい
る。
【0015】したがって、この発明の実施例では、手刈
り作業を省略して畦畔のコ−ナ部分の刈取作業を高刈り
する場合、脱穀負荷が多きい過負荷時点では通常の穀稈
挾持搬送状態の脱穀作業を自動的に選択し、負荷が通常
の所定範囲内の軽負荷時には、穀稈を扱室内に全て供給
する作業に自動的に切り換えられ、脱穀部が破損した
り、扱室内での藁屑詰まりによる作業不能に陥ることを
未然に防止できる。
り作業を省略して畦畔のコ−ナ部分の刈取作業を高刈り
する場合、脱穀負荷が多きい過負荷時点では通常の穀稈
挾持搬送状態の脱穀作業を自動的に選択し、負荷が通常
の所定範囲内の軽負荷時には、穀稈を扱室内に全て供給
する作業に自動的に切り換えられ、脱穀部が破損した
り、扱室内での藁屑詰まりによる作業不能に陥ることを
未然に防止できる。
【0016】コンバインにおいては、普通刈取部側が一
定高さになると当該刈取部側の動力伝達が自動的に停止
する形態が採用されていることが多い。このようなコン
バインでは、この発明の超高刈り、即ち、穂先部分近く
で刈り取って手刈り作業を無くすような形態が採用でき
ない。そこで、このような場合における問題点の解消策
について説明する。
定高さになると当該刈取部側の動力伝達が自動的に停止
する形態が採用されていることが多い。このようなコン
バインでは、この発明の超高刈り、即ち、穂先部分近く
で刈り取って手刈り作業を無くすような形態が採用でき
ない。そこで、このような場合における問題点の解消策
について説明する。
【0017】第2図では、走行車体1の前側部分のミッ
ションケ−ス5に、刈取部14を回動自在に取り付ける
支柱36が設けられ、この支柱の上端部側に入力プ−リ
37で伝動される駆動軸38を軸受するメタル48を取
付け、このメタルに前記刈取部14の伝動を行う筒型の
伝動ケ−ス14aの基部側を駆動軸38の軸心(ロ)の
回りに回動自在に枢着している。そして、前記刈高検出
器24の検出作動ア−ム24aと前記伝動ケ−ス14a
とをロッド39で連動して、該伝動ケ−ス14aが一定
以上に振り上げ回動されるとき、即ち、刈取部14が一
定範囲以上になるとき、該検出器24がこれを検出する
よう構成されている。このことは、前述の通りである。
しかるに、圃場の畦際のコ−ナ部分は、矩形圃場では4
ケ所であり、手刈り部分はこの4ケ所を刈り終えると、
旋回時に刈取部が一定高さになって刈取部14の動力伝
達を継続することは不必要になり、むしろ刈取部14部
分の伝動が停止されることが望ましい。即ち、旋回時に
刈取部の伝動が行われているときは、穀稈の移送や引継
ぎが一般には不正確になり搬送乱れが多少起こり、刈取
初期の穀稈が掻込装置や移送装置から抜け落ちる事態が
発生しやすい。また、旋回時に刈取部が駆動されている
と危険であり、また、破損の原因にもなりやすい。
ションケ−ス5に、刈取部14を回動自在に取り付ける
支柱36が設けられ、この支柱の上端部側に入力プ−リ
37で伝動される駆動軸38を軸受するメタル48を取
付け、このメタルに前記刈取部14の伝動を行う筒型の
伝動ケ−ス14aの基部側を駆動軸38の軸心(ロ)の
回りに回動自在に枢着している。そして、前記刈高検出
器24の検出作動ア−ム24aと前記伝動ケ−ス14a
とをロッド39で連動して、該伝動ケ−ス14aが一定
以上に振り上げ回動されるとき、即ち、刈取部14が一
定範囲以上になるとき、該検出器24がこれを検出する
よう構成されている。このことは、前述の通りである。
しかるに、圃場の畦際のコ−ナ部分は、矩形圃場では4
ケ所であり、手刈り部分はこの4ケ所を刈り終えると、
旋回時に刈取部が一定高さになって刈取部14の動力伝
達を継続することは不必要になり、むしろ刈取部14部
分の伝動が停止されることが望ましい。即ち、旋回時に
刈取部の伝動が行われているときは、穀稈の移送や引継
ぎが一般には不正確になり搬送乱れが多少起こり、刈取
初期の穀稈が掻込装置や移送装置から抜け落ちる事態が
発生しやすい。また、旋回時に刈取部が駆動されている
と危険であり、また、破損の原因にもなりやすい。
【0018】このような観点から、マニュアルによるオ
ン、オフ切り換えスイッチ40を設け、前述の自動挾扼
杆作動制御を非制御状態にできるよう構成している。即
ち、スイッチ40をオフにした場合には、刈取部14を
高く設定したときでも挾扼杆8が脱穀搬送チエン7から
逃げないようソレノイド35が励磁されないようになっ
ている。そして、この場合のスイッチ40がオフになっ
ているときには、刈取部14が所定の高さになって旋回
可能状態になると、マイクロコンピュ−タ32から出力
インタ−フェ−ス34を介して前記入力プ−リ37とエ
ンジン4の出力軸に取り付けた原動プ−リ41との間に
巻回したVベルト42のテンションクラッチ43を
「入」、「切」作動する電磁シリンダ−44のサ−ボモ
−タ45を正、逆作動させる指令信号を送るよう構成し
ている。即ち、刈取部14が所定の高さになるときに
は、刈取部14側の動力伝達が自動的に「切」になり、
上述の問題点が解消されるようになっている。更に、詳
述すると、前記スイッチ40をオフに操作するときに
は、前記挾扼杆8の作動制御時の刈取部14の高さとは
無関係な所定高さ時に刈取部14側の伝動が自動的に切
れるようになっている。尚、刈取部14の高さ検出器2
4は、実施例では刈り高さの高さに応じて電圧が変動す
るポテンショメ−タから構成された電気抵抗変動値によ
る検出器を採用しているが、これに限定するものではな
く、一定高さをその時点で検出するマイクロスイッチに
よっておこなってもよい。このマイクロスイッチによる
検出器では格別に適正高さを検出できるように上下2ケ
所にスイッチを設けることになる。
ン、オフ切り換えスイッチ40を設け、前述の自動挾扼
杆作動制御を非制御状態にできるよう構成している。即
ち、スイッチ40をオフにした場合には、刈取部14を
高く設定したときでも挾扼杆8が脱穀搬送チエン7から
逃げないようソレノイド35が励磁されないようになっ
ている。そして、この場合のスイッチ40がオフになっ
ているときには、刈取部14が所定の高さになって旋回
可能状態になると、マイクロコンピュ−タ32から出力
インタ−フェ−ス34を介して前記入力プ−リ37とエ
ンジン4の出力軸に取り付けた原動プ−リ41との間に
巻回したVベルト42のテンションクラッチ43を
「入」、「切」作動する電磁シリンダ−44のサ−ボモ
−タ45を正、逆作動させる指令信号を送るよう構成し
ている。即ち、刈取部14が所定の高さになるときに
は、刈取部14側の動力伝達が自動的に「切」になり、
上述の問題点が解消されるようになっている。更に、詳
述すると、前記スイッチ40をオフに操作するときに
は、前記挾扼杆8の作動制御時の刈取部14の高さとは
無関係な所定高さ時に刈取部14側の伝動が自動的に切
れるようになっている。尚、刈取部14の高さ検出器2
4は、実施例では刈り高さの高さに応じて電圧が変動す
るポテンショメ−タから構成された電気抵抗変動値によ
る検出器を採用しているが、これに限定するものではな
く、一定高さをその時点で検出するマイクロスイッチに
よっておこなってもよい。このマイクロスイッチによる
検出器では格別に適正高さを検出できるように上下2ケ
所にスイッチを設けることになる。
【0019】図中の記号、46はテンションクラッチ4
3を構成するテンションプ−リである。尚、このテンシ
ョンクラッチ43は一実施例であり、他のクラッチ機構
であっても何等差し支えはない。上例の実施例のよう
に、刈取部14が一定の高さになると自動的に刈取部1
4側の伝動が切れ、引起装置16、刈刃装置17、穀稈
移送装置18等の全ての動力が切りになる構成におい
て、この刈取部14の高さの制御範囲を調節可能にする
ことが要求される。即ち、刈取部14が決められた一定
高さが一点であれば、圃場が極めて軟らかいときは、走
行用の無限軌道帯2が圃場表面から深く地面に沈下して
車体走行が行われる。この場合、刈取部14は車体1に
対して高く設定して刈取作業を行うことになる。したが
って、旋回時に刈取部14を上方へ振り上げる場合には
自動制御が働いて刈取部14への動力伝達が自動的に切
断されるが、刈取部14を少しでも上昇させると直ぐに
伝動が切れることになる。また、無限軌道帯2が極端に
深く沈むようなときは、普通の刈取作業時でも動力が切
れて作業不能になることがある。このような不測な事態
を避けるためにも、刈取部14の伝動自動停止が、当該
刈取部14を上昇させる場合にその自動制御の働きが実
行される時点を調節出来るように検出器24の検出時点
を変更することが要求される。
3を構成するテンションプ−リである。尚、このテンシ
ョンクラッチ43は一実施例であり、他のクラッチ機構
であっても何等差し支えはない。上例の実施例のよう
に、刈取部14が一定の高さになると自動的に刈取部1
4側の伝動が切れ、引起装置16、刈刃装置17、穀稈
移送装置18等の全ての動力が切りになる構成におい
て、この刈取部14の高さの制御範囲を調節可能にする
ことが要求される。即ち、刈取部14が決められた一定
高さが一点であれば、圃場が極めて軟らかいときは、走
行用の無限軌道帯2が圃場表面から深く地面に沈下して
車体走行が行われる。この場合、刈取部14は車体1に
対して高く設定して刈取作業を行うことになる。したが
って、旋回時に刈取部14を上方へ振り上げる場合には
自動制御が働いて刈取部14への動力伝達が自動的に切
断されるが、刈取部14を少しでも上昇させると直ぐに
伝動が切れることになる。また、無限軌道帯2が極端に
深く沈むようなときは、普通の刈取作業時でも動力が切
れて作業不能になることがある。このような不測な事態
を避けるためにも、刈取部14の伝動自動停止が、当該
刈取部14を上昇させる場合にその自動制御の働きが実
行される時点を調節出来るように検出器24の検出時点
を変更することが要求される。
【0020】したがって、マニュアル用のダイヤル調節
器47で適宜自動制御範囲を調節できるよう構成する。
即ち、該ダイヤル調節器47で、刈取部14が調節設定
した任意の高さになったとき、刈取部14の動力伝達が
「切」になるようクレッチ機構をサ−ボモ−タ45によ
るシリンダ−機構44で作動させている。
器47で適宜自動制御範囲を調節できるよう構成する。
即ち、該ダイヤル調節器47で、刈取部14が調節設定
した任意の高さになったとき、刈取部14の動力伝達が
「切」になるようクレッチ機構をサ−ボモ−タ45によ
るシリンダ−機構44で作動させている。
【0021】
【発明の作用及び効果】この発明によれば、圃場の畦畔
際のコ−ナ−部分を手刈り作業を省略して、穂先側を刈
り取る高刈り作業をする場合、脱穀機の扱室内に藁屑が
滞留していて脱穀作業負荷が過負荷状態の場合には、刈
り取った穂先側穀稈を扱室内に供給しないで脱穀搬送チ
エンと挾扼杆とで挾持移送状態で脱穀作業され、負荷が
通常の余裕のある場合には挾持移送をしないで扱室内に
穀稈を供給して脱穀作業をすることになり、脱穀機の扱
室に藁屑を詰まらせることなく脱穀負荷に応じた作業が
できる。
際のコ−ナ−部分を手刈り作業を省略して、穂先側を刈
り取る高刈り作業をする場合、脱穀機の扱室内に藁屑が
滞留していて脱穀作業負荷が過負荷状態の場合には、刈
り取った穂先側穀稈を扱室内に供給しないで脱穀搬送チ
エンと挾扼杆とで挾持移送状態で脱穀作業され、負荷が
通常の余裕のある場合には挾持移送をしないで扱室内に
穀稈を供給して脱穀作業をすることになり、脱穀機の扱
室に藁屑を詰まらせることなく脱穀負荷に応じた作業が
できる。
【図1】側面図
【図2】要部の側面図
【図3】要部の平面図
【図4】要部の側面図
【図5】油圧回路図
【図6】制御回路図
1 走行車体 6 脱穀機 7 脱穀搬送チエン 8 挾扼杆 11 扱胴 14 刈取部 (イ)扱室
Claims (1)
- 【請求項1】 走行車体1の前側に刈り高さが適宜調節
可能な刈取部14を設け、走行車体1の上部に前記刈取
部14で刈り取られて当該刈取部14の刈取穀稈搬送装
置で後方上方へ搬送される穀稈を脱穀する脱穀機6を搭
載し、この脱穀機6の脱穀搬送チエン7に弾圧させた挾
扼杆8の弾圧挾持力を挾持穀稈が挾持される強力挾持状
態と挾持穀稈が扱室(イ)内へ扱胴11の回転作用で引
き抜かれる挾持開放あるいは弱力挾持状態とに切り換え
可能に構成し、前記刈取部14の刈取状態を高刈りに調
節する場合に、前記脱穀機側の伝動負荷を検出する検出
手段による負荷が大なるときは前記強力挾持状態を保持
し、負荷が一定以下の小なるときは挾持開放あるいは弱
力挾持状態になるよう自動制御してなるコンバインにお
ける脱穀挾持搬送制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22928795A JPH0970220A (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | コンバインにおける脱穀挾扼搬送制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22928795A JPH0970220A (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | コンバインにおける脱穀挾扼搬送制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0970220A true JPH0970220A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16889762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22928795A Pending JPH0970220A (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | コンバインにおける脱穀挾扼搬送制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0970220A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010068802A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-02 | Republic Of Korea Management Rural Development Administration | 電動式剪定バサミ |
-
1995
- 1995-09-06 JP JP22928795A patent/JPH0970220A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010068802A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-02 | Republic Of Korea Management Rural Development Administration | 電動式剪定バサミ |
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