JPH0971223A - ウォッシャ液補給装置 - Google Patents
ウォッシャ液補給装置Info
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- JPH0971223A JPH0971223A JP7231853A JP23185395A JPH0971223A JP H0971223 A JPH0971223 A JP H0971223A JP 7231853 A JP7231853 A JP 7231853A JP 23185395 A JP23185395 A JP 23185395A JP H0971223 A JPH0971223 A JP H0971223A
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- Japan
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- water
- washer
- heat
- replenishing means
- heat absorbing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気中より効率よく補水することができるウ
ォッシャ液補給装置を提供する。 【解決手段】 車両に配設されるウォッシャタンク10
と、ペルチェ効果を示す熱電素子21を放熱部材22と
吸熱部材23とで挟んだ補水手段20とを備え、補水手
段20のうち少なくとも吸熱部材23を車室内に配設す
るとともに、吸熱部材23の表面に結露する水分をウォ
ッシャタンク10に供給する。
ォッシャ液補給装置を提供する。 【解決手段】 車両に配設されるウォッシャタンク10
と、ペルチェ効果を示す熱電素子21を放熱部材22と
吸熱部材23とで挟んだ補水手段20とを備え、補水手
段20のうち少なくとも吸熱部材23を車室内に配設す
るとともに、吸熱部材23の表面に結露する水分をウォ
ッシャタンク10に供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウォッシャ液補給
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【関連する技術】自動車のフロントウィンドまたはリヤ
ウィンドが汚れると、視界が悪くなり、自動車の運転に
支障を来す。特に、走行中にウィンドが汚れると大変危
険であるので、迅速に良好な視界を確保することが必要
である。通常、ウィンドが汚れた場合は、ウィンドにウ
ォッシャ液を噴射しながらワイパーを作動させ、汚れを
拭き取るウォッシャ装置により良好な視界の確保が行わ
れる。また、ヘッドライトにおいても、ヘッドライトの
表面が汚れると、光の照射が妨げられ、夜間の走行に支
障を来す。このため、ヘッドライトの汚れをウォッシャ
液を噴射しながらワイパーで拭き取るウォッシャ装置が
知られている。
ウィンドが汚れると、視界が悪くなり、自動車の運転に
支障を来す。特に、走行中にウィンドが汚れると大変危
険であるので、迅速に良好な視界を確保することが必要
である。通常、ウィンドが汚れた場合は、ウィンドにウ
ォッシャ液を噴射しながらワイパーを作動させ、汚れを
拭き取るウォッシャ装置により良好な視界の確保が行わ
れる。また、ヘッドライトにおいても、ヘッドライトの
表面が汚れると、光の照射が妨げられ、夜間の走行に支
障を来す。このため、ヘッドライトの汚れをウォッシャ
液を噴射しながらワイパーで拭き取るウォッシャ装置が
知られている。
【0003】ところで、上述のウォッシャ装置において
は、ウォッシャ液が無くなるという不都合を避けるため
に、常に、ウォッシャタンク内のウォッシャ液の残量の
確認を行い、ウォッシャ液が不足した場合には、ウォッ
シャ液を適宜補給することが行われている。しかしなが
ら、ウォッシャ液を補給するために、ウォッシャタンク
内のウォッシャ液の残量を常に確認しておくことは、わ
ずらわしく、手間のかかる作業であるとともに、忘れが
ちになる作業でもある。このような作業を自動的に、か
つ、確実に行うために、ウォッシャ液の補給装置を配設
することが考えられる。このようなウォッシャ液の補給
装置としては、雨水を濾過装置を通してためていくもの
が考案されている。
は、ウォッシャ液が無くなるという不都合を避けるため
に、常に、ウォッシャタンク内のウォッシャ液の残量の
確認を行い、ウォッシャ液が不足した場合には、ウォッ
シャ液を適宜補給することが行われている。しかしなが
ら、ウォッシャ液を補給するために、ウォッシャタンク
内のウォッシャ液の残量を常に確認しておくことは、わ
ずらわしく、手間のかかる作業であるとともに、忘れが
ちになる作業でもある。このような作業を自動的に、か
つ、確実に行うために、ウォッシャ液の補給装置を配設
することが考えられる。このようなウォッシャ液の補給
装置としては、雨水を濾過装置を通してためていくもの
が考案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、雨水をため
ていくウォッシャ液補給装置は、濾過装置などが付属し
ているので、装置自体が大型化してしまい配設スペース
の確保が難しいという問題がある。また、雨水をためる
ものであるので、雨が降らなかった場合は、ウォッシャ
液をためることができなくなる。つまり、天候の影響を
受けるので、ウォッシャ液の補給の確実性に欠ける場合
がある。
ていくウォッシャ液補給装置は、濾過装置などが付属し
ているので、装置自体が大型化してしまい配設スペース
の確保が難しいという問題がある。また、雨水をためる
ものであるので、雨が降らなかった場合は、ウォッシャ
液をためることができなくなる。つまり、天候の影響を
受けるので、ウォッシャ液の補給の確実性に欠ける場合
がある。
【0005】そこで、天候の影響を受けないために、空
気中の水分を積極的に摂取していき、必要なときに必要
な量だけ、空気中より水分を補水することができる補給
装置が考えられる。空気中より水分を摂取する装置とし
ては、ペルチェ素子を利用した各種除湿器や実開昭61
−35970号に示されるペルチェ素子を利用した造水
器などが考案されている。
気中の水分を積極的に摂取していき、必要なときに必要
な量だけ、空気中より水分を補水することができる補給
装置が考えられる。空気中より水分を摂取する装置とし
ては、ペルチェ素子を利用した各種除湿器や実開昭61
−35970号に示されるペルチェ素子を利用した造水
器などが考案されている。
【0006】しかしながら、前記除湿器や造水器は、車
両に配設するのに適した構造にはなっておらず、補水能
力も低いので、ウォッシャ液を補給するための装置には
適していない。そこで本発明では、ウォッシャ液補給装
置における上記した問題を解決し、空気中より効率よく
補水することができるウォッシャ液補給装置を提供する
ことを目的とする。
両に配設するのに適した構造にはなっておらず、補水能
力も低いので、ウォッシャ液を補給するための装置には
適していない。そこで本発明では、ウォッシャ液補給装
置における上記した問題を解決し、空気中より効率よく
補水することができるウォッシャ液補給装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、車両に配設されるウォッシャタンク
と、ペルチェ効果を示す熱電素子を放熱部材と吸熱部材
とで挟んだ補水手段とを備え、前記補水手段のうち少な
くとも吸熱部材を車室内に配設するとともに、前記吸熱
部材の表面に結露する水分を前記ウォッシャタンクに供
給することを特徴とするウォッシャ液補給装置が提供さ
れる。
に、本発明では、車両に配設されるウォッシャタンク
と、ペルチェ効果を示す熱電素子を放熱部材と吸熱部材
とで挟んだ補水手段とを備え、前記補水手段のうち少な
くとも吸熱部材を車室内に配設するとともに、前記吸熱
部材の表面に結露する水分を前記ウォッシャタンクに供
給することを特徴とするウォッシャ液補給装置が提供さ
れる。
【0008】また、前記補水手段が前記ウォッシャタン
クの上方に配設されている構成にすることが好ましい。
更に、前記補水手段が前記ウォッシャタンクの上部に一
体的に取り付けられている構成にすることが好ましい。
更にまた、前記吸熱部材で結露された水分を前記ウォッ
シャタンクに供給する導水手段が備えられている構成に
することが好ましい。
クの上方に配設されている構成にすることが好ましい。
更に、前記補水手段が前記ウォッシャタンクの上部に一
体的に取り付けられている構成にすることが好ましい。
更にまた、前記吸熱部材で結露された水分を前記ウォッ
シャタンクに供給する導水手段が備えられている構成に
することが好ましい。
【0009】更にまた、前記放熱部材が車両外部に露出
している構成にすることが好ましい。更にまた、前記補
水手段全体が車室内に配設されている構成にすることが
好ましい。より好ましくは、前記補水手段を空調ダクト
内に配設した構成にする。更にまた、前記吸熱部材の底
部が傾斜している構成にすることが好ましい。
している構成にすることが好ましい。更にまた、前記補
水手段全体が車室内に配設されている構成にすることが
好ましい。より好ましくは、前記補水手段を空調ダクト
内に配設した構成にする。更にまた、前記吸熱部材の底
部が傾斜している構成にすることが好ましい。
【0010】本発明によるウォッシャ液補給装置は、熱
電素子を作動させ、空気を冷却して結露させることによ
り、必要なときに積極的に空気中から水分を摂取する。
電素子を作動させ、空気を冷却して結露させることによ
り、必要なときに積極的に空気中から水分を摂取する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明によるウォッシャ液補給装
置の第1の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
第1の実施の形態におけるウォッシャ液補給装置1は、
図1に示すように、ウォッシャ液を貯留するウォッシャ
タンク10と、空気中の水分を摂取する補水手段20
と、補水手段20により得られた水をウォッシャタンク
10に供給する導水手段30とを備えている。ここで、
前記ウォッシャタンク10と補水手段20とは、車両の
任意の場所に配設される。例えば、ウォッシャタンク1
0は、エンジンルーム内に配設され、補水手段20は、
空調ダクト46内に配設される。
置の第1の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
第1の実施の形態におけるウォッシャ液補給装置1は、
図1に示すように、ウォッシャ液を貯留するウォッシャ
タンク10と、空気中の水分を摂取する補水手段20
と、補水手段20により得られた水をウォッシャタンク
10に供給する導水手段30とを備えている。ここで、
前記ウォッシャタンク10と補水手段20とは、車両の
任意の場所に配設される。例えば、ウォッシャタンク1
0は、エンジンルーム内に配設され、補水手段20は、
空調ダクト46内に配設される。
【0012】ウォッシャタンク10は、略立方体形状の
樹脂製の容器である。そして、ウォッシャタンク10に
は、後述する導水手段30の可撓性の管33が接続され
ており、補水手段20で得られた水が管33よりウォッ
シャタンク10内へ供給され、ウォッシャ液Sとして貯
留される。また、ウォッシャタンク10は、ウォッシャ
液Sの水位を検出する水位センサ11と、ウォッシャ液
を噴射するためのポンプ12とを備えている。
樹脂製の容器である。そして、ウォッシャタンク10に
は、後述する導水手段30の可撓性の管33が接続され
ており、補水手段20で得られた水が管33よりウォッ
シャタンク10内へ供給され、ウォッシャ液Sとして貯
留される。また、ウォッシャタンク10は、ウォッシャ
液Sの水位を検出する水位センサ11と、ウォッシャ液
を噴射するためのポンプ12とを備えている。
【0013】水位センサ11は、ウォッシャタンク10
内の所定位置に配設され、ウォッシャ液Sの水位を検出
し、図示しない制御回路に該水位の情報を送る。ポンプ
12は、ウォッシャタンク10の側面の下方に配設され
ており、ウォッシャタンク10内のウォッシャ液Sを図
示しないノズルへ送り、該ノズルよりウィンドやヘッド
ライトに向かってウォッシャ液を噴射するものである。
内の所定位置に配設され、ウォッシャ液Sの水位を検出
し、図示しない制御回路に該水位の情報を送る。ポンプ
12は、ウォッシャタンク10の側面の下方に配設され
ており、ウォッシャタンク10内のウォッシャ液Sを図
示しないノズルへ送り、該ノズルよりウィンドやヘッド
ライトに向かってウォッシャ液を噴射するものである。
【0014】補水手段20は、図2に示すように、熱電
素子21と、該熱電素子21を挟み込むように配設され
ている放熱部材22および吸熱部材23とを備えてい
る。熱電素子21には、電流を流すことにより熱の発生
または吸収を起こす所謂ペルチェ効果を示す素子(以
下、「ペルチェ素子」という)が用いられている。ペル
チェ素子21は、異種金属(例えば、A金属とB金属)
同士を接触させた素子であり、A金属からB金属へ電流
を流すと、一方の面が吸熱し、他方の面が発熱する。つ
まり、一方の面側を冷却し、他方の面側を加熱すること
ができる。ペルチェ素子21においては、一方の面から
他方の面に向かって熱が移動するので、発熱面の熱を奪
えば、吸熱面の吸熱効率は向上する。このペルチェ素子
21は、板状に形成されており、発熱面及び吸熱面に形
成される各電極(図示せず)は、リード線を介して図示
しない制御回路に接続されている。
素子21と、該熱電素子21を挟み込むように配設され
ている放熱部材22および吸熱部材23とを備えてい
る。熱電素子21には、電流を流すことにより熱の発生
または吸収を起こす所謂ペルチェ効果を示す素子(以
下、「ペルチェ素子」という)が用いられている。ペル
チェ素子21は、異種金属(例えば、A金属とB金属)
同士を接触させた素子であり、A金属からB金属へ電流
を流すと、一方の面が吸熱し、他方の面が発熱する。つ
まり、一方の面側を冷却し、他方の面側を加熱すること
ができる。ペルチェ素子21においては、一方の面から
他方の面に向かって熱が移動するので、発熱面の熱を奪
えば、吸熱面の吸熱効率は向上する。このペルチェ素子
21は、板状に形成されており、発熱面及び吸熱面に形
成される各電極(図示せず)は、リード線を介して図示
しない制御回路に接続されている。
【0015】放熱部材22は、ペルチェ素子21の発熱
する面の熱を逃がすための部材である。放熱部材22に
おいては、放熱を促進するために、熱伝導性に優れた金
属(例えば、アルミニウムや銅)が用いられているとと
もに、表面積を拡大するために複数の放熱板22aを有
している。つまり、放熱部材22としては、図2に示す
ように、複数の放熱板22aが、エアコンディショナー
の風(以下、単にエアコン風」という)w1 ,w2
(W)の流れと平行になるように設けられており、横断
面が櫛状になっている,所謂フィン形状の部材(以下、
「放熱フィン」という)が用いられている。この放熱フ
ィン22は、底面部において前記ペルチェ素子21の発
熱面と面接触している。ここで、放熱フィン22は、そ
の下端部において、前記放熱板22aの長手方向に直交
する方向に水平に張り出したフランジ22bを2枚備え
ている。このフランジ22bは、補水手段20を固定す
る際に用いられる。
する面の熱を逃がすための部材である。放熱部材22に
おいては、放熱を促進するために、熱伝導性に優れた金
属(例えば、アルミニウムや銅)が用いられているとと
もに、表面積を拡大するために複数の放熱板22aを有
している。つまり、放熱部材22としては、図2に示す
ように、複数の放熱板22aが、エアコンディショナー
の風(以下、単にエアコン風」という)w1 ,w2
(W)の流れと平行になるように設けられており、横断
面が櫛状になっている,所謂フィン形状の部材(以下、
「放熱フィン」という)が用いられている。この放熱フ
ィン22は、底面部において前記ペルチェ素子21の発
熱面と面接触している。ここで、放熱フィン22は、そ
の下端部において、前記放熱板22aの長手方向に直交
する方向に水平に張り出したフランジ22bを2枚備え
ている。このフランジ22bは、補水手段20を固定す
る際に用いられる。
【0016】吸熱部材23は、図2に示すように、フラ
ンジを有していないことを除いては、材質および形状は
放熱フィン22と略同じである。そして、吸熱部材(以
下、「吸熱フィン」という)23は、ペルチェ素子21
の吸熱面と面接触しており、ペルチェ素子21を中心に
して、放熱フィン22と対称になるように配設されてい
る。
ンジを有していないことを除いては、材質および形状は
放熱フィン22と略同じである。そして、吸熱部材(以
下、「吸熱フィン」という)23は、ペルチェ素子21
の吸熱面と面接触しており、ペルチェ素子21を中心に
して、放熱フィン22と対称になるように配設されてい
る。
【0017】この補水手段20は、図1に示すように、
車室内に配設された空調ダクト46内に設置されてい
る。補水手段20は、放熱フィン22から膨出したフラ
ンジ22bが空調ダクト46の側壁の所定位置に固設さ
れることにより、空調ダクト内に取り付けられている。
導水手段30は、図1に示すように、補水手段20によ
り得られた水分を確実にウォッシャタンク10内へ供給
する手段である。導水手段30は、補水手段20により
得られた水分を集める集水部31と、集水部31の下端
に配設されたアクチュエータ32と、集水部31で集め
られた水をウォッシャタンク10へ送る通路である可撓
性の管33とを備えている。
車室内に配設された空調ダクト46内に設置されてい
る。補水手段20は、放熱フィン22から膨出したフラ
ンジ22bが空調ダクト46の側壁の所定位置に固設さ
れることにより、空調ダクト内に取り付けられている。
導水手段30は、図1に示すように、補水手段20によ
り得られた水分を確実にウォッシャタンク10内へ供給
する手段である。導水手段30は、補水手段20により
得られた水分を集める集水部31と、集水部31の下端
に配設されたアクチュエータ32と、集水部31で集め
られた水をウォッシャタンク10へ送る通路である可撓
性の管33とを備えている。
【0018】集水部31は、上端に補水手段20の下端
に臨むように広く開口した上部開口31aと、下端に前
記上部開口31aよりも小さい下部開口31bとを備え
ており、上部開口31aと下部開口31bとの間は、上
部開口31aから下部開口31bに向かって徐々に開口
面積が小さくなるように傾斜部を有している。つまり、
集水部31は、所謂漏斗である。ここで、集水部31の
形状としては、上部開口31aより補水手段20が多少
の余裕をもって吸熱部材23の上部まで入り込む程度の
大きさを有しており、補水手段20で得られた水分を実
質的に下部開口31bに集めることができれば格別限定
されない。このため、上部開口31aの形状は、円形で
も構わないし、補水手段20の形状にあわせて略正方形
にしても構わない。また、本実施例のウォッシャ液補給
装置1において、エアコン風Wの流速が速い場合、吸熱
フィン23表面の水滴dが飛ばされ、集水部31に落ち
ないとともに、吹き出し口47より吹き出される可能性
があるので、集水部31には、エアコン風Wの流れの下
流側の上部開口31aの縁に水滴の飛散防止部31cが
備えられている。飛散防止部31cは、図1に示すよう
に、上部開口の縁が補水手段20側に突出するように張
り出した膨出部である。このような飛散防止部31cを
有していると、吸熱フィン23の表面の水滴dがエアコ
ン風Wの流れの下流側へ飛ばされたとしても、飛散防止
部31cの下面で止められる。そして、前記水滴dは、
集水部31の傾斜している部分を伝って下部開口31b
に導かれていく。
に臨むように広く開口した上部開口31aと、下端に前
記上部開口31aよりも小さい下部開口31bとを備え
ており、上部開口31aと下部開口31bとの間は、上
部開口31aから下部開口31bに向かって徐々に開口
面積が小さくなるように傾斜部を有している。つまり、
集水部31は、所謂漏斗である。ここで、集水部31の
形状としては、上部開口31aより補水手段20が多少
の余裕をもって吸熱部材23の上部まで入り込む程度の
大きさを有しており、補水手段20で得られた水分を実
質的に下部開口31bに集めることができれば格別限定
されない。このため、上部開口31aの形状は、円形で
も構わないし、補水手段20の形状にあわせて略正方形
にしても構わない。また、本実施例のウォッシャ液補給
装置1において、エアコン風Wの流速が速い場合、吸熱
フィン23表面の水滴dが飛ばされ、集水部31に落ち
ないとともに、吹き出し口47より吹き出される可能性
があるので、集水部31には、エアコン風Wの流れの下
流側の上部開口31aの縁に水滴の飛散防止部31cが
備えられている。飛散防止部31cは、図1に示すよう
に、上部開口の縁が補水手段20側に突出するように張
り出した膨出部である。このような飛散防止部31cを
有していると、吸熱フィン23の表面の水滴dがエアコ
ン風Wの流れの下流側へ飛ばされたとしても、飛散防止
部31cの下面で止められる。そして、前記水滴dは、
集水部31の傾斜している部分を伝って下部開口31b
に導かれていく。
【0019】アクチュエータ32は、下部開口31bの
下端部に配設されており、集水部31で集められた水を
ウォッシャタンク10へ送る働きをするものであり、例
えば、ポンプがあげられる。このようにアクチュエータ
(ポンプ)32を用いることにより、ウォッシャタンク
10を車両40のどのような場所に設置しても確実に水
を送ることができる。
下端部に配設されており、集水部31で集められた水を
ウォッシャタンク10へ送る働きをするものであり、例
えば、ポンプがあげられる。このようにアクチュエータ
(ポンプ)32を用いることにより、ウォッシャタンク
10を車両40のどのような場所に設置しても確実に水
を送ることができる。
【0020】管33は、補水手段20において得られた
水をウォッシャタンク10へ送る通路であり、一端が前
記ポンプ(アクチュエータ)32に接続され、他端がウ
ォッシャタンク10に接続されている。尚、管33は可
撓性であり、車両40内において自在に配置することが
できる。このような導水手段30を用いると、補水手段
20で得た水を、離れた位置に設置されたウォッシャタ
ンク10に供給することができる。ここで、特に、補水
手段がウォッシャタンクよりも上方に位置する場合、落
差により水をウォッシャタンク10へ送ることができ
る。この場合、導水手段30としては、ポンプ32を省
略しても構わない。
水をウォッシャタンク10へ送る通路であり、一端が前
記ポンプ(アクチュエータ)32に接続され、他端がウ
ォッシャタンク10に接続されている。尚、管33は可
撓性であり、車両40内において自在に配置することが
できる。このような導水手段30を用いると、補水手段
20で得た水を、離れた位置に設置されたウォッシャタ
ンク10に供給することができる。ここで、特に、補水
手段がウォッシャタンクよりも上方に位置する場合、落
差により水をウォッシャタンク10へ送ることができ
る。この場合、導水手段30としては、ポンプ32を省
略しても構わない。
【0021】以上のようにしてウォッシャ液補給装置1
が形成される。ウォッシャ液補給装置1は、ウォッシャ
タンク10内のウォッシャ液Sが少なくなり、水位が下
がると、水位センサによりウォッシャ液Sが少なくなっ
た情報が制御回路に送られる。すると、制御回路より、
制御電流がペルチェ素子21に流され、ペルチェ素子2
1の放熱フィン側の温度が上昇し、吸熱フィン側の温度
が低下する。そして、温度が下がった吸熱フィン23
に、エアコン風Wの一部の風w2 が当たり、当該風w2
が冷却され、冷却前後の温度差に起因する蒸気圧の差か
ら風w2 中の水分が吸熱フィン23の表面で結露する。
このように、結露した水分は、吸熱フィン23より集水
部31に落下し、ポンプ32により管33を通ってウォ
ッシャタンク10内に送られ、ウォッシャ液Sとして、
ウォッシャタンク10内に蓄えられていく。このとき、
放熱フィン22にはエアコン風Wのもう一部の風w1 が
当てられており、放熱効率も高くなっている。
が形成される。ウォッシャ液補給装置1は、ウォッシャ
タンク10内のウォッシャ液Sが少なくなり、水位が下
がると、水位センサによりウォッシャ液Sが少なくなっ
た情報が制御回路に送られる。すると、制御回路より、
制御電流がペルチェ素子21に流され、ペルチェ素子2
1の放熱フィン側の温度が上昇し、吸熱フィン側の温度
が低下する。そして、温度が下がった吸熱フィン23
に、エアコン風Wの一部の風w2 が当たり、当該風w2
が冷却され、冷却前後の温度差に起因する蒸気圧の差か
ら風w2 中の水分が吸熱フィン23の表面で結露する。
このように、結露した水分は、吸熱フィン23より集水
部31に落下し、ポンプ32により管33を通ってウォ
ッシャタンク10内に送られ、ウォッシャ液Sとして、
ウォッシャタンク10内に蓄えられていく。このとき、
放熱フィン22にはエアコン風Wのもう一部の風w1 が
当てられており、放熱効率も高くなっている。
【0022】ここで、車室内は乗員がいるため高温であ
り、比較的水分を多く含んだ空気が存在している。その
ため、特に、エアコンを循環モードとした場合、空調ダ
クト46内に車室の高湿な空気が循環させられ、該空気
が吸熱フィン23に満遍なく当てられる。つまり、吸熱
フィン23に高湿な空気が常に供給されるので、結露す
る水分が多くなり、補水効率は向上する。
り、比較的水分を多く含んだ空気が存在している。その
ため、特に、エアコンを循環モードとした場合、空調ダ
クト46内に車室の高湿な空気が循環させられ、該空気
が吸熱フィン23に満遍なく当てられる。つまり、吸熱
フィン23に高湿な空気が常に供給されるので、結露す
る水分が多くなり、補水効率は向上する。
【0023】その後、所定量のウォッシャ液がたまり、
水位が上がると、水位センサ11により、その情報が制
御回路に送られ、制御電流が停止される。すると、ペル
チェ素子21の吸熱は停止され、吸熱フィン23表面で
はそれ以上結露されなくなるので、ウォッシャ液の補給
は停止される。ここで、吸熱フィン23の表面に結露し
た水滴を効率良く回収するために、吸熱フィン23の底
部23bを傾斜させ、水滴を吸熱フィン23の底部23
bの角23cに集めることができるような構造にするこ
とが好ましい。この場合、例えば、図3に示すように、
補水手段20を傾斜させて配設させる、あるいは、図4
に示すように、吸熱フィン23の底部23bを斜めに切
断する。
水位が上がると、水位センサ11により、その情報が制
御回路に送られ、制御電流が停止される。すると、ペル
チェ素子21の吸熱は停止され、吸熱フィン23表面で
はそれ以上結露されなくなるので、ウォッシャ液の補給
は停止される。ここで、吸熱フィン23の表面に結露し
た水滴を効率良く回収するために、吸熱フィン23の底
部23bを傾斜させ、水滴を吸熱フィン23の底部23
bの角23cに集めることができるような構造にするこ
とが好ましい。この場合、例えば、図3に示すように、
補水手段20を傾斜させて配設させる、あるいは、図4
に示すように、吸熱フィン23の底部23bを斜めに切
断する。
【0024】尚、以上述べた本発明におけるウォッシャ
液補給装置1においては、ウォッシャタンクと補水手段
とを離隔して配設しているが、補水手段とウォッシャタ
ンクとは、所要の設置スペースが確保できれば、補水手
段をウォッシャタンクの上方の近接した位置に配設した
り、あるいは、補水手段をウォッシャタンクの上部に一
体的に配設したりしても構わない。この場合、ウォッシ
ャタンクの所定位置には、略正方形に開口した開口部が
設けられ、補水手段の垂直方向下方に前記開口部が位置
するように補水手段とウォッシャタンクとが配置され
る。特に、補水手段とウォッシャタンクとが近接してい
る場合には、補水手段とウォッシャタンクとの間の導水
手段は省略しても構わない。また、本発明のウォッシャ
液補給装置1は、空調ダクト46内だけでなく、ダッシ
ュパネルの下方や椅子の下方など,車室内において補水
手段20が露出した状態で配設しても構わない。この場
合、車室内はエアコン風の吹き出し(特に、乗員の足元
への吹き出し)によりゆるやかな空気(高湿)の流れが
存在しており、該空気が補水手段20に満遍なく当たり
高い補水効率を確保することができる。
液補給装置1においては、ウォッシャタンクと補水手段
とを離隔して配設しているが、補水手段とウォッシャタ
ンクとは、所要の設置スペースが確保できれば、補水手
段をウォッシャタンクの上方の近接した位置に配設した
り、あるいは、補水手段をウォッシャタンクの上部に一
体的に配設したりしても構わない。この場合、ウォッシ
ャタンクの所定位置には、略正方形に開口した開口部が
設けられ、補水手段の垂直方向下方に前記開口部が位置
するように補水手段とウォッシャタンクとが配置され
る。特に、補水手段とウォッシャタンクとが近接してい
る場合には、補水手段とウォッシャタンクとの間の導水
手段は省略しても構わない。また、本発明のウォッシャ
液補給装置1は、空調ダクト46内だけでなく、ダッシ
ュパネルの下方や椅子の下方など,車室内において補水
手段20が露出した状態で配設しても構わない。この場
合、車室内はエアコン風の吹き出し(特に、乗員の足元
への吹き出し)によりゆるやかな空気(高湿)の流れが
存在しており、該空気が補水手段20に満遍なく当たり
高い補水効率を確保することができる。
【0025】次に、本発明におけるウォッシャ液補給装
置の第2の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
第2の実施の形態におけるウォッシャ液補給装置2は、
図5に示すように、トランクルーム41内に配設され、
ウォッシャ液を貯留するウォッシャタンク50と、ルー
フパネル42の後部に取り付けられているリヤスポイラ
43の下面に対向する部位に配設され、空気中の水分を
摂取する補水手段60と、補水手段60により得られた
水をウォッシャタンク50に供給する導水手段70とを
備えている。
置の第2の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
第2の実施の形態におけるウォッシャ液補給装置2は、
図5に示すように、トランクルーム41内に配設され、
ウォッシャ液を貯留するウォッシャタンク50と、ルー
フパネル42の後部に取り付けられているリヤスポイラ
43の下面に対向する部位に配設され、空気中の水分を
摂取する補水手段60と、補水手段60により得られた
水をウォッシャタンク50に供給する導水手段70とを
備えている。
【0026】ウォッシャタンク50は、トランクルーム
41内に配設されたことを除いては実施例1におけるウ
ォッシャ液補給装置1のウォッシャタンク10と同様な
ものが用いられている。補水手段60は、図2に示すよ
うに、実施例1におけるウォッシャ液補給装置1の補水
手段20と同様なものが用いられている。
41内に配設されたことを除いては実施例1におけるウ
ォッシャ液補給装置1のウォッシャタンク10と同様な
ものが用いられている。補水手段60は、図2に示すよ
うに、実施例1におけるウォッシャ液補給装置1の補水
手段20と同様なものが用いられている。
【0027】この補水手段60は、図5及び図6に示す
ように、ルーフパネル42において、リヤスポイラ43
の下面43aと対向する部位において、配設されてい
る。ここで、補水手段60は、ルーフパネル42の所定
位置に穿設されている配設孔42aより放熱フィン62
が車体の外方へ向かって突出するように配設されてい
る。つまり、放熱フィン62は、車両外部に露出してい
る。そして、補水手段60は、放熱フィン62から膨出
したフランジ62bの上面とルーフパネル42の下面と
が固設されることによりルーフパネル42に取り付けら
れている。ここで、補水手段60のペルチェ素子61と
吸熱フィン63は、ルーフパネル42とルーフトリム4
4との間隙45,つまり、車室内に配設されている。
ように、ルーフパネル42において、リヤスポイラ43
の下面43aと対向する部位において、配設されてい
る。ここで、補水手段60は、ルーフパネル42の所定
位置に穿設されている配設孔42aより放熱フィン62
が車体の外方へ向かって突出するように配設されてい
る。つまり、放熱フィン62は、車両外部に露出してい
る。そして、補水手段60は、放熱フィン62から膨出
したフランジ62bの上面とルーフパネル42の下面と
が固設されることによりルーフパネル42に取り付けら
れている。ここで、補水手段60のペルチェ素子61と
吸熱フィン63は、ルーフパネル42とルーフトリム4
4との間隙45,つまり、車室内に配設されている。
【0028】導水手段70は、補水手段60により得ら
れた水分を確実にウォッシャタンク50内へ供給する手
段である。導水手段70は、図5及び図6に示すよう
に、補水手段60により得られた水分を一旦溜める容器
71と、アクチュエータ72と、可撓性の管73とを備
えている。容器71は、補水手段60より落下してくる
水滴を受けとめるため、上部が開口した略立方体形状の
箱であり、補水手段60の下方に配設されている。そし
て、所定位置にアクチュエータ72が配設されている。
前記開口は、放熱フィン63の底部よりも多少大きい面
積を有しており、落下してくる水滴を確実に受けとめ
る。
れた水分を確実にウォッシャタンク50内へ供給する手
段である。導水手段70は、図5及び図6に示すよう
に、補水手段60により得られた水分を一旦溜める容器
71と、アクチュエータ72と、可撓性の管73とを備
えている。容器71は、補水手段60より落下してくる
水滴を受けとめるため、上部が開口した略立方体形状の
箱であり、補水手段60の下方に配設されている。そし
て、所定位置にアクチュエータ72が配設されている。
前記開口は、放熱フィン63の底部よりも多少大きい面
積を有しており、落下してくる水滴を確実に受けとめ
る。
【0029】アクチュエータ72は、容器71に一旦溜
められた水をウォッシャタンク50へ送る働きをするも
のであり、例えば、ポンプがあげられる。このようにア
クチュエータ(ポンプ)72を用いることにより、ウォ
ッシャタンク50を車両40のどのような場所に設置し
ても確実に水を送ることができる。管73は、補水手段
60において得られた水をウォッシャタンク50へ送る
通路であり、一端が容器71に配設されたポンプ(アク
チュエータ)72に接続され、他端がウォッシャタンク
50に接続されている。尚、管73は可撓性であり、車
両40内において自在に配置することができる。
められた水をウォッシャタンク50へ送る働きをするも
のであり、例えば、ポンプがあげられる。このようにア
クチュエータ(ポンプ)72を用いることにより、ウォ
ッシャタンク50を車両40のどのような場所に設置し
ても確実に水を送ることができる。管73は、補水手段
60において得られた水をウォッシャタンク50へ送る
通路であり、一端が容器71に配設されたポンプ(アク
チュエータ)72に接続され、他端がウォッシャタンク
50に接続されている。尚、管73は可撓性であり、車
両40内において自在に配置することができる。
【0030】このような導水手段70を用いると、補水
手段60で得た水を離れた位置に設置されたウォッシャ
タンク50に供給することができる。ここで、特に、補
水手段がウォッシャタンクよりも上方に位置する場合、
落差により水をウォッシャタンク50へ送ることができ
る。この場合、導水手段70としては、ポンプ72を省
略しても構わない。
手段60で得た水を離れた位置に設置されたウォッシャ
タンク50に供給することができる。ここで、特に、補
水手段がウォッシャタンクよりも上方に位置する場合、
落差により水をウォッシャタンク50へ送ることができ
る。この場合、導水手段70としては、ポンプ72を省
略しても構わない。
【0031】以上のようにしてウォッシャ液補給装置2
が形成される。ウォッシャ液補給装置2は、ウォッシャ
タンク50内のウォッシャ液が少なくなり、水位が下が
ると、第1の実施の形態のウォッシャ液補給装置1と同
様にして、車室内の空気Iが冷却され、該空気I中の水
分が吸熱フィン63の表面で結露する。このように、結
露した水分は、吸熱フィン63より容器71に落下し、
ポンプ72により管73を通ってウォッシャタンク50
内に送られ、ウォッシャ液として、ウォッシャタンク5
0内に蓄えられていく。
が形成される。ウォッシャ液補給装置2は、ウォッシャ
タンク50内のウォッシャ液が少なくなり、水位が下が
ると、第1の実施の形態のウォッシャ液補給装置1と同
様にして、車室内の空気Iが冷却され、該空気I中の水
分が吸熱フィン63の表面で結露する。このように、結
露した水分は、吸熱フィン63より容器71に落下し、
ポンプ72により管73を通ってウォッシャタンク50
内に送られ、ウォッシャ液として、ウォッシャタンク5
0内に蓄えられていく。
【0032】このとき、放熱フィン62は、車両外部に
露出しているので、流速の速い走行風Oが当てられてお
り、放熱効率が高くなっている。一方、車室内は、乗員
がいるため高温であり、車室内の空気Iは水分を比較的
多く含んでいる。そして、該空気Iは吸熱フィン63に
満遍なく当てられる。このように、補水手段60におい
ては、吸熱フィン63側の熱が効率良く放熱フィン62
側に流れ、吸熱フィン63が冷却され、温度の低い吸熱
フィン63に高湿な空気Iが常に供給されるので、結露
する水分が多くなり、補水効率は向上する。ここで、高
湿な空気Iが、間隙45中に更に多く流れるようにルー
フトリム44の所定位置に通気孔を穿設しても構わな
い。
露出しているので、流速の速い走行風Oが当てられてお
り、放熱効率が高くなっている。一方、車室内は、乗員
がいるため高温であり、車室内の空気Iは水分を比較的
多く含んでいる。そして、該空気Iは吸熱フィン63に
満遍なく当てられる。このように、補水手段60におい
ては、吸熱フィン63側の熱が効率良く放熱フィン62
側に流れ、吸熱フィン63が冷却され、温度の低い吸熱
フィン63に高湿な空気Iが常に供給されるので、結露
する水分が多くなり、補水効率は向上する。ここで、高
湿な空気Iが、間隙45中に更に多く流れるようにルー
フトリム44の所定位置に通気孔を穿設しても構わな
い。
【0033】その後、所定量のウォッシャ液がたまり、
水位が上がると、水位センサにより、その情報が制御回
路に送られ、制御電流が停止される。すると、ペルチェ
素子61の吸熱は停止され、吸熱フィン63表面ではそ
れ以上結露されなくなるので、ウォッシャ液の補給は停
止される。ここで、吸熱フィン63の表面に結露した水
滴を効率良く回収するために、第1の実施例のウォッシ
ャ液補給装置1と同様に、吸熱フィン63の底部63b
を傾斜させ、水滴を吸熱フィン63の底部63bの角に
集めることができるような構造にすることが好ましい。
つまり、補水手段60を傾斜させて配設させる、あるい
は、吸熱フィン63の底部63bを斜めに切断する。
水位が上がると、水位センサにより、その情報が制御回
路に送られ、制御電流が停止される。すると、ペルチェ
素子61の吸熱は停止され、吸熱フィン63表面ではそ
れ以上結露されなくなるので、ウォッシャ液の補給は停
止される。ここで、吸熱フィン63の表面に結露した水
滴を効率良く回収するために、第1の実施例のウォッシ
ャ液補給装置1と同様に、吸熱フィン63の底部63b
を傾斜させ、水滴を吸熱フィン63の底部63bの角に
集めることができるような構造にすることが好ましい。
つまり、補水手段60を傾斜させて配設させる、あるい
は、吸熱フィン63の底部63bを斜めに切断する。
【0034】尚、以上述べた本発明におけるウォッシャ
液補給装置2においては、ウォッシャタンクと補水手段
とを離隔して配設しているが、補水手段の下方にウォッ
シャタンクの設置スペースが確保できる場合、または、
ルーフパネルとルーフトリムとの間隙のような小スペー
スにも配設できるような適切な形状のウォッシャタンク
を用いることができる場合には、補水手段を、ウォッシ
ャタンクの上方の近接した位置に配設したり、ウォッシ
ャタンクの上部に一体的に配設したりしても構わない。
このとき、補水手段の放熱部材は車両外部に露出するよ
うに取り付けられ、吸熱部材は車室内に配設されてい
る。また、ウォッシャタンクの所定位置には、略正方形
に開口した開口部が設けられ、補水手段の垂直方向下方
に前記開口部が位置するように補水手段とウォッシャタ
ンクとが配置される。ここで、特に、補水手段とウォッ
シャタンクとが近接している場合には、補水手段とウォ
ッシャタンクとの間の導水手段は省略しても構わない。
液補給装置2においては、ウォッシャタンクと補水手段
とを離隔して配設しているが、補水手段の下方にウォッ
シャタンクの設置スペースが確保できる場合、または、
ルーフパネルとルーフトリムとの間隙のような小スペー
スにも配設できるような適切な形状のウォッシャタンク
を用いることができる場合には、補水手段を、ウォッシ
ャタンクの上方の近接した位置に配設したり、ウォッシ
ャタンクの上部に一体的に配設したりしても構わない。
このとき、補水手段の放熱部材は車両外部に露出するよ
うに取り付けられ、吸熱部材は車室内に配設されてい
る。また、ウォッシャタンクの所定位置には、略正方形
に開口した開口部が設けられ、補水手段の垂直方向下方
に前記開口部が位置するように補水手段とウォッシャタ
ンクとが配置される。ここで、特に、補水手段とウォッ
シャタンクとが近接している場合には、補水手段とウォ
ッシャタンクとの間の導水手段は省略しても構わない。
【0035】
【発明の効果】請求項1のウォッシャ液補給装置は、ペ
ルチェ効果を示す熱電素子により空気を冷却し、該空気
に含まれている水分を結露させることにより、積極的に
補水することができる。特に、吸熱部材を車室内に配設
しているので、高湿な空気が吸熱部材に満遍なく当たっ
て結露する水分が多くなり、高い補水効率を確保するこ
とができる。そして、前記ペルチェ効果を示す熱電素子
はオン,オフ制御が可能であるので、水位センサと接続
することにより、ウォッシャタンク内の水位が低下する
と自動的に空気中から水分を摂取することができる。こ
のため、常に、ウォッシャタンク内には所定量のウォッ
シャ液が貯留されているので、従来、乗員が行ってい
た、ウォッシャ液の残量の確認や補給等の作業を省略す
ることができるとともに、走行中にウォッシャ液が無く
なり、汚れを即座に拭き取れなくなるといった事態の発
生を防ぐことができる。
ルチェ効果を示す熱電素子により空気を冷却し、該空気
に含まれている水分を結露させることにより、積極的に
補水することができる。特に、吸熱部材を車室内に配設
しているので、高湿な空気が吸熱部材に満遍なく当たっ
て結露する水分が多くなり、高い補水効率を確保するこ
とができる。そして、前記ペルチェ効果を示す熱電素子
はオン,オフ制御が可能であるので、水位センサと接続
することにより、ウォッシャタンク内の水位が低下する
と自動的に空気中から水分を摂取することができる。こ
のため、常に、ウォッシャタンク内には所定量のウォッ
シャ液が貯留されているので、従来、乗員が行ってい
た、ウォッシャ液の残量の確認や補給等の作業を省略す
ることができるとともに、走行中にウォッシャ液が無く
なり、汚れを即座に拭き取れなくなるといった事態の発
生を防ぐことができる。
【0036】請求項2のウォッシャ液補給装置は、補水
手段をウォッシャタンクの上方に配設しているので、落
差により水分をウォッシャタンク内に導くことができ
る。請求項3のウォッシャ液補給装置は、補水手段をウ
ォッシャタンクの上部に一体的に取り付けているので、
装置全体を小型化できる。請求項4のウォッシャ液補給
装置は、補水手段とウォッシャタンクとの間に、補水手
段の吸熱部材の表面で結露された水分をウォッシャタン
クに供給する導水手段が備えられているので、補水手段
とウォッシャタンクとを離れた場所に設置することがで
きる。このため、車両内におけるウォッシャ液補給装置
の配置の自由度が増し、補水手段を水分の確保に好適な
位置に配設することができるので、補水効率は向上す
る。
手段をウォッシャタンクの上方に配設しているので、落
差により水分をウォッシャタンク内に導くことができ
る。請求項3のウォッシャ液補給装置は、補水手段をウ
ォッシャタンクの上部に一体的に取り付けているので、
装置全体を小型化できる。請求項4のウォッシャ液補給
装置は、補水手段とウォッシャタンクとの間に、補水手
段の吸熱部材の表面で結露された水分をウォッシャタン
クに供給する導水手段が備えられているので、補水手段
とウォッシャタンクとを離れた場所に設置することがで
きる。このため、車両内におけるウォッシャ液補給装置
の配置の自由度が増し、補水手段を水分の確保に好適な
位置に配設することができるので、補水効率は向上す
る。
【0037】請求項5のウォッシャ液補給装置は、放熱
部材が車両外部に露出しているので、放熱部材に走行風
を積極的に当てることができる。このため、放熱を促進
することができ、それにともなって、反対側の吸熱部材
の吸熱効率を向上させることができる。よって、吸熱部
材を高湿な空気が存在する車室内に配設したことと相俟
って補水効率が向上する。
部材が車両外部に露出しているので、放熱部材に走行風
を積極的に当てることができる。このため、放熱を促進
することができ、それにともなって、反対側の吸熱部材
の吸熱効率を向上させることができる。よって、吸熱部
材を高湿な空気が存在する車室内に配設したことと相俟
って補水効率が向上する。
【0038】請求項6のウォッシャ液補給装置は、補水
手段全体が車室内に配設されているので、車室内の高湿
な空気の流れが補水手段に満遍なく当たり、高い補水効
率を確保するこができる。請求項7のウォッシャ液補給
装置は、補水手段が空調ダクト内に配設されているの
で、エアコンディショナーによる風が該補水手段に効率
良く当たる。このため、放熱部材の放熱が促進されると
ともに、吸熱部材には高湿な空気が供給されるので、優
れた補水能力を有する。
手段全体が車室内に配設されているので、車室内の高湿
な空気の流れが補水手段に満遍なく当たり、高い補水効
率を確保するこができる。請求項7のウォッシャ液補給
装置は、補水手段が空調ダクト内に配設されているの
で、エアコンディショナーによる風が該補水手段に効率
良く当たる。このため、放熱部材の放熱が促進されると
ともに、吸熱部材には高湿な空気が供給されるので、優
れた補水能力を有する。
【0039】請求項8のウォッシャ液補給装置は、吸熱
部材の底部が傾斜しているので、吸熱部材の表面に結露
した水滴が、吸熱フィンの底部の角に集められる。この
ため、水滴が大きくなり、導水手段あるいはウォッシャ
タンクの開口部に落下し易くなり水滴を効率良く回収す
ることができる。つまり、補水手段の補水効率が向上す
る。
部材の底部が傾斜しているので、吸熱部材の表面に結露
した水滴が、吸熱フィンの底部の角に集められる。この
ため、水滴が大きくなり、導水手段あるいはウォッシャ
タンクの開口部に落下し易くなり水滴を効率良く回収す
ることができる。つまり、補水手段の補水効率が向上す
る。
【図1】ウォッシャ液補給装置1の概略構成を示す断面
図である。
図である。
【図2】補水手段20(60)の斜視図である。
【図3】補水手段を斜めに配設したウォッシャ液補給装
置の変形例を示す概略構成断面図である。
置の変形例を示す概略構成断面図である。
【図4】吸熱フィンの底部を斜めに切断した補水手段を
配設したウォッシャ液補給装置の別の変形例を示す概略
構成断面図である。
配設したウォッシャ液補給装置の別の変形例を示す概略
構成断面図である。
【図5】車体におけるウォッシャ液補給装置2の設置位
置を示す概略構成図である。
置を示す概略構成図である。
【図6】補水手段60を配設したルーフパネル42を示
す概略構成断面図である。
す概略構成断面図である。
1 ウォッシャ液補給装置 10 ウォッシャタンク 20 補水手段 21 熱電素子(ペルチェ素子) 22 放熱部材 23 吸熱部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古庄 宏 東京都大田区下丸子四丁目21番1号 三菱 自動車エンジニアリング株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 車両に配設されるウォッシャタンクと、 ペルチェ効果を示す熱電素子を放熱部材と吸熱部材とで
挟んだ補水手段とを備え、前記補水手段のうち少なくと
も吸熱部材を車室内に配設するとともに、前記吸熱部材
の表面に結露する水分を前記ウォッシャタンクに供給す
ることを特徴とするウォッシャ液補給装置。 - 【請求項2】 前記補水手段が前記ウォッシャタンクの
上方に配設されていることを特徴とする請求項1記載の
ウォッシャ液補給装置。 - 【請求項3】 前記補水手段が前記ウォッシャタンクの
上部に一体的に取り付けられていることを特徴とする請
求項2記載のウォッシャ液補給装置。 - 【請求項4】 前記吸熱部材で結露された水分を前記ウ
ォッシャタンクに供給する導水手段が備えられているこ
とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のウォッ
シャ液補給装置。 - 【請求項5】 前記放熱部材が車両外部に露出している
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のウォ
ッシャ液補給装置。 - 【請求項6】 前記補水手段全体が車室内に配設されて
いることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の
ウォッシャ液補給装置。 - 【請求項7】 前記補水手段の配設位置が空調ダクト内
であることを特徴とする請求項6記載のウォッシャ液補
給装置。 - 【請求項8】 前記吸熱部材の底部が傾斜していること
を特徴とする請求項1乃至7のいずれか記載のウォッシ
ャ液補給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7231853A JPH0971223A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | ウォッシャ液補給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7231853A JPH0971223A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | ウォッシャ液補給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0971223A true JPH0971223A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16930048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7231853A Withdrawn JPH0971223A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | ウォッシャ液補給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0971223A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006150162A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気浄化装置及び空気調和機 |
| GB2481003A (en) * | 2010-06-07 | 2011-12-14 | David Stenhouse | Recycled water storage system for vehicle windscreen cleaning |
| CN107117135A (zh) * | 2017-05-09 | 2017-09-01 | 许俊 | 自动补水水箱 |
| CN108146391A (zh) * | 2017-12-22 | 2018-06-12 | 苏州艾捷尔斯生物科技有限公司 | 一种自动收集水的汽车喷水装置 |
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