JPH09715A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH09715A
JPH09715A JP17303395A JP17303395A JPH09715A JP H09715 A JPH09715 A JP H09715A JP 17303395 A JP17303395 A JP 17303395A JP 17303395 A JP17303395 A JP 17303395A JP H09715 A JPH09715 A JP H09715A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 合成樹脂製ガラス保持枠などが装飾ランプの
熱で変形したり損傷したり、遊技者が火傷することを防
止する。 【構成】 前面にガラス保持枠15を開閉可能に設けて
板ガラス11により遊技部の前面を覆ったパチンコ遊技
機において、ガラス保持枠を合成樹脂により成形し、こ
のガラス保持枠にパイロットランプのランプ32を設け
るとともに、ガラス保持枠の前面に取り付けるレンズカ
バー17に通気口37を開設し、該通気口37に内側か
ら異物遮蔽部29を所定間隔離隔させて臨ませ、通気口
からレンズカバー内に通じる通気流路41を屈曲した状
態で形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前面にクリア部材保持
枠を開閉可能に設け、該クリア部材保持枠のクリア部材
により遊技部の前面を覆ったパチンコ遊技機やスロット
遊技機(パチスロ遊技機)などの遊技機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機のクリア部材たるガラ
スを保持して前面側に開閉可能に備えられるクリア部材
保持枠は金属製であり、この金属製クリア部材保持枠に
はパイロットランプなどの発光装飾装置は備えられてい
なかった。そして、パイロットランプは、クリア部材保
持枠を囲む前面枠の上辺部分に横長に配設されるだけで
あり、このパイロットランプは、「大当り」発生時など
の限定された時間だけ点灯する構成であった。このた
め、ランプから発生する熱も少なかった。
【0003】一方、最近では、パチンコ機においてその
ガラス保持枠であるクリア部材保持枠を合成樹脂により
成型し、これを内枠たる前面枠に開閉可能に取り付ける
ことが考えられている。このように合成樹脂によりクリ
ア部材保持枠を形成することは、パチンコ機の前面側の
デザインを金属製の場合に比べて任意に設計できるとい
う長所を有し、また、合成樹脂製であればリサイクルが
容易であり天然資源の保護にも寄与する。さらに、クリ
ア部材保持枠を合成樹脂製にすると、ランプ表示器など
の装飾装置を、金属製ガラス保持枠に比較して、デザイ
ンを統一した状態で設け易く、また、装飾装置の数も従
来よりも増加することが容易である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、合成樹
脂製のクリア部材保持枠にランプ表示器などの装飾装置
を設けると、白熱電球などの発光源が発生する熱により
クリア部材保持枠が加熱される。特に、近年は「大当
り」の開放時に限らずに他の遊技状態の変化などを装飾
装置の発光によって装飾して遊技の興趣を高める傾向に
あるので、点灯時間の長期化に伴って発生する熱量が増
大することとなり、クリア部材保持枠が加熱する。
【0005】このため、合成樹脂製クリア部材保持枠に
発光源を有する装飾装置を設けると、クリア部材保持枠
が合成樹脂製であるが故に熱変形して開閉動作に支障を
来したり、他の部品が高温で損傷するなどの不都合が生
じる。また、クリア部材保持枠が加熱すると、遊技者が
火傷するおそれがあり、危険である。
【0006】また、発光源の熱を放出させるためにクリ
ア部材保持枠に放熱口を開設することも考えられるが、
単に放熱口を開設しただけでは、不心得者が放熱口に異
物を詰め込むなどのいたずらの対象となったり、放熱口
からゴミが入るなどの不都合がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記不都合を解
消し、クリア部材保持枠の樹脂化を図りつつ、確実な熱
対策を施したクリア部材保持枠を備えた遊技機を提供し
ようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたもので、請求項1に記載のもの
は、前面にクリア部材保持枠を開閉可能に設け、該クリ
ア部材保持枠の開口部を塞ぐようにして取り付けた板状
のクリア部材により遊技部の前面を覆った遊技機におい
て、上記クリア部材保持枠を合成樹脂により成形し、こ
のクリア部材保持枠に装飾用の発光源を設けるととも
に、クリア部材保持枠の外面に通気口を開設し、該通気
口に、内側から異物遮蔽部を所定間隔離隔させて臨ま
せ、通気口からクリア部材保持枠の内部に通じる通気流
路を屈曲した状態で形成したことを特徴とする遊技機で
ある。
【0009】請求項2に記載のものは、請求項1に記載
の構成に加えて、異物遮蔽部の面積を、通気口の開口面
積よりも大きくしたことを特徴とするものである。
【0010】請求項3に記載のものは、請求項1又は2
の構成に加えて、クリア部材保持枠の一部を構成するレ
ンズ部材に通気口を開設し、該通気口に、異物遮蔽部を
内側から所定間隔離隔させて臨ませたことを特徴とする
ものである。
【0011】請求項4に記載のものは発光源が蛍光管で
あり、請求項5に記載のものは発光源が白熱電球であ
る。
【作用】請求項1の発明において、クリア部材保持枠に
設けた発光源を点灯或は点滅させると、発光源の熱によ
りその周りの空気が温まって上昇する。温められた暖気
は通気流路を屈曲しながら通過して通気口から、或は隙
間から外部に排気される。したがって、クリア部材保持
枠をはじめとする発光源の周りの部品が加熱することを
防止することができる。このため、クリア部材保持枠等
が熱可塑性のある合成樹脂製であっても、発光源の熱に
よって変形したり、損傷することがない。また、遊技者
が手を触れても火傷することもないし、高熱に対する危
険を感じることもない。また、いたずらで通気口から異
物が挿入されても、この異物は、通気口の内側に臨ませ
てある異物遮蔽部に当たって進入が阻止される。したが
って、通気口から異物が詰め込まれることを防止するこ
とができる。
【0012】請求項2に記載のものは、異物遮蔽部の面
積が通気口の開口面積よりも大きいので、異物の進入を
一層確実に阻止する。
【0013】請求項3に記載のものは、クリア部材保持
枠に設けた発光源を点灯或は点滅させると、レンズ部材
が光って装飾効果を高めることができる。そして、発光
源の熱によりレンズ部材の裏側の空気が温まって上昇す
ると、この暖気は通気流路を屈曲しながら通過してレン
ズ部材の通気口から外部に排気され、また、外部の冷気
がレンズ部材の通気口からレンズ部材の裏側に流入し、
これによりレンズ部材の裏側の空気が循環して冷却され
る。したがって、クリア部材保持枠やレンズ部材をはじ
めとする発光源の周りの部品が加熱することを防止する
ことができる。このため、クリア部材保持枠やレンズ部
材等が熱可塑性のある合成樹脂製であっても、発光源の
熱によって変形したり、損傷することがない。また、遊
技者がレンズ部材に手を触れても火傷することもない
し、高熱に対する危険を感じることもない。
【0014】また、いたずらでレンズ部材の通気口から
異物が挿入されても、この異物は、通気口の内側に臨ま
せてある異物遮蔽部に当たって進入が阻止される。した
がって、通気口からレンズ部材の裏側に異物が詰め込ま
れることを防止することができる。
【0015】請求項4に記載のものは蛍光管が発光し、
請求項5に記載のものは白熱電球が発光して装飾効果を
高める。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は代表的な遊技機であるパチンコ遊技機1の
正面図、図2はパチンコ遊技機1の斜視図、図3はクリ
ア部材保持枠2を開放した状態におけるパチンコ遊技機
1の斜視図、図4はクリア部材保持枠2および開閉パネ
ル3を開放した状態におけるパチンコ遊技機1の斜視
図、図5はパチンコ遊技機1の上部の断面図である。
【0017】パチンコ遊技機1は、前後が開放した矩形
の外枠4(機枠)と、該外枠4の一側(本実施例では図
中左側)に上下のヒンジ5,5により外枠4の前面開口
部分に対して開閉可能に軸着した額縁状の内枠6と、該
内枠6の一側にヒンジ7,7により開閉可能に軸着して
内枠6の上半を全幅にわたって被うようにして設けたク
リア部材保持枠2と、該クリア部材保持枠2の下方一側
にヒンジにより開閉可能に軸着して内枠6の下半を全幅
にわたって被うようにして設けた開閉パネル3などから
なり、内枠6の窓部から後方に一体成形した遊技盤収納
枠8内に遊技盤9を装着してクリア部材保持枠2を閉じ
ると、遊技盤9の表面に形成した遊技部10がパチンコ
遊技機1の前面に臨んで、この遊技部10を遊技者がク
リア部材保持枠2のクリア部材である板ガラス11を通
して見られるように構成されている。そして、開閉パネ
ル3の表面に上皿12を、開閉パネル3の下側の内枠6
の前面部分には下皿13と打球発射装置の発射操作ハン
ドル14をそれぞれ設けてある。
【0018】クリア部材保持枠2は、図9に示すよう
に、中央部分を大きく開口した合成樹脂製のクリア部材
保持枠本体としてのロ字状ガラス保持枠本体15と、該
クリア部材保持枠本体の裏面側に固定された補助金属板
16と、クリア部材保持枠本体の開口部を塞ぐようにし
て取り付けた板状のクリア部材である板ガラス11とが
主要な構成部材である。そして、本実施例ではクリア部
材保持枠2の一部を構成すると共に、装飾装置の主要部
を構成する部材として、ガラス保持枠本体15の上部中
央に装着されたパイロットランプ用のレンズ部材である
レンズカバー17、及びクリア部材保持枠本体の開口部
の内側縁に内側から嵌め込まれた略U字状のレンズ部材
18が付加されている。なお、クリア部材保持枠2の開
口部の形状は、矩形に限定されるものではなく、例えば
円形や楕円形でもよい。また、クリア部材は透明プラス
チック板でもよい。
【0019】ガラス保持枠本体15は、本実施例では図
9に示すように、合成樹脂から成る左右つのコ字状分割
片15a,15bを端部の連結部19a,19bによっ
て連結し、この連結により全体がロ字状に組み立てられ
る。このガラス保持枠本体15の両縁部は裏面側に折り
返した様に成形され、両折り返し部と前面部とによって
裏面側に開口した凹室部20を形成し、この凹室部20
内に装飾装置の発光源や配線等の電気部品を収納できる
ように構成されている。なお、折り返し部は、単に凹室
部20を形成するだけではなく、前面部と直交する方向
に壁状に形成されているので、ガラス保持枠本体15自
体の強度を高める補強部としても機能している。そし
て、凹室部20は、ガラス保持枠本体15の裏面に取り
付ける補助金属板16によりカバーされる。したがっ
て、補助金属板16を取り付けた後は、凹室部20内に
収納した配線等の電気部品は、補助金属板16により覆
い隠されてしまい、クリア部材保持枠2を開放した状態
でも体裁を損ねることはない。
【0020】本実施例におけるクリア部材保持枠2は、
上部両隅角部に切欠部21a,21bを形成し、自由端
側の切欠部21bによって内枠6の閉止状態におけるシ
リンダ錠22の肉厚な取付部分との干渉を回避し、軸着
基端側の切欠部21aによってヒンジ5との干渉を回避
する。この様に、シリンダ錠22を内枠6の上部一側に
配設すると、パチンコ遊技機1の前に遊技者が座ってい
たとしても、周囲からはシリンダ錠22が良く見えるの
で、即ち店員が監視し易い位置にあるので、シリンダ錠
22に対する不正行為を有効に防止する効果がある。
【0021】また、クリア部材保持枠2の軸着基端側上
部には、賞球ランプ23と完了ランプ24を一体化した
ランプ表示器を、上部中央部分にはパイロットランプを
それぞれ設けるので、ガラス保持枠本体15の左上部に
開口部25を開設し、該開口部内に裏側からレンズ26
を嵌合して取り付ける。なお、賞球ランプ23と完了ラ
ンプ24の発光源は外枠4に取り付けるので、内枠6の
対応部分に光透過窓27を開設してある。
【0022】また、ガラス保持枠本体15の上辺部には
前面側に横長な凹部28を形成するとともに、棚板状の
異物遮蔽部29を突設し、この凹部28内にパイロット
ランプ用のランプ基板30を取り付け、上記凹部28を
レンズ部材として横長なレンズカバー17で覆う。ラン
プ基板30の取り付けは、図5に示すように、発光源で
ある各ランプ(白熱電球)32…に導通したコネクタ3
3をランプ基板30の裏面に設け、また、ガラス保持枠
本体15の凹部28の底部に上記コネクタ33に接続可
能なコネクタ34を貫通した状態で固定しておき、ラン
プ基板30を前方から凹部28内に後退させてランプ基
板30のコネクタ33を凹部28のコネクタ34に接続
するとともに、ランプ基板30の止着孔内にビスを挿通
してねじ止めする。したがって、ランプ基板30を所定
の位置に止着すれば、別途配線接続作業を行なう必要が
ない。なお、凹部28のコネクタ34に接続したパイロ
ットランプ用の配線コード35は、前記した凹室部20
内に通すと共に、ガラス保持枠本体15と一体成型した
凹室部20内のコード止着部36によって支持した状態
で配線することが望ましい。
【0023】上記レンズカバー17は、上面部の円弧状
前端縁から曲面状の光輝部を斜め下後方に延設した略鰹
節形状の合成樹脂製カバーであり、ガラス保持枠本体1
5側の後端縁部分に切欠状の通気口37を3箇所開設し
てある。この様な構成から成るレンズカバー17を凹部
28に取り付けるには、後端縁の嵌合段部を凹部28の
内側に嵌め込み、後端縁から突設した係合突起39を凹
部28の係合孔40内に係止することにより取り付け
る。
【0024】この様にしてレンズカバー17をガラス保
持枠本体15の凹部28に取り付けると、レンズカバー
17の通気口37に対応する位置に所定の高さで異物遮
蔽部29が形成されているので、この異物遮蔽部29
が、レンズカバー17の内側から所定の間隔だけ離隔し
た状態で通気口37に臨むこととなる。そして、異物遮
蔽部29の面積は、通気口37の開口面積よりも大きく
設定してあるので、この通気口37と異物遮蔽部29と
が上下に僅かに離隔した状態で重なる部分には、通気口
37から内部に通じる通気流路41が屈曲した状態で形
成される。
【0025】パイロットランプのランプ32…が点灯す
ると、このランプ32…の光がレンズカバー17を光輝
し、このレンズカバー17の輝きによって遊技状態を可
視表示したり装飾効果を高めたりすることができる。そ
して、ランプ32が点灯すると、レンズカバー17内の
空気、特にランプ32の周りの空気が温められ、この暖
気は冷たい空気よりも軽いので上昇する。上昇した暖気
は上記通気流路41を通って通気口37からレンズカバ
ー17の外部に排出される。したがって、レンズカバー
17の内部の温度が、ランプ32…の熱によって加熱さ
れることを防止することができる。このため、熱可塑性
合成樹脂製のレンズカバー17やガラス保持枠本体15
が熱変形することを未然に防止することができるし、ラ
ンプ基板30や配線等の部品が熱により損傷することを
防止できる。
【0026】なお、レンズカバー17内部の暖気が通気
流路41を通って排気されると、排気された暖気に対応
する量の冷たい外気が係合孔40や分割片15a,15
bの合わせ目などの隙間からレンズカバー17内に自然
流入するが、図6(B)に示すように、ランプ32より
も下方の凹部底面に冷気流入口42を開設すると、レン
ズカバー17及び凹部28内に下方から上方に向かう気
流が発生するので、暖気の排気効率が一層高められる。
【0027】また、レンズカバー17の上面に通気口3
7を開口したので、排気効率が良好であるばかりでな
く、遊技者側からは見え難いので、体裁を損ねる虞れが
ない。そして、レンズカバー17に通気口37を開口し
ても、異物遮蔽部29を内側から臨ませて通気流路41
を屈曲させて形成しているので、万一、不心得者がいた
ずらして、通気口37から異物を挿入しても、この異物
は、異物遮蔽部29に当たって進入が阻止される。した
がって、通気口37からレンズカバー17の内部に異物
が入るおそれがないし、また、ゴミなども入り難い。
【0028】クリア部材保持枠2の開口部の内縁下部お
よび左右には、全体として略U字状に装飾装置である装
飾ランプ表示器のレンズ部材18を配置し、左右のレン
ズ部材18の途中にはスピーカ43,43を設け、下部
のレンズ部材18にはメッセージ表示部44を設ける。
このメッセージ表示部44は、例えば“.ラッキー.交
換”等を表示した表示札45を出し入れ可能に収納して
メッセージ表示できるようにしたものである。
【0029】このメッセージ表示部44は、レンズ部材
18の下部中央部分に形成した段部に重ね合わされる横
長なホルダー部材46と表示札45から成り、ホルダー
部材46の長方形の一辺(ここでは右辺)を開放した表
示札取付部に、例えば“.ラッキー .交換”等のメッ
セージを表示した長方形の表示札45を横から差し入れ
るようになっている。なお、表示札45は、スライドさ
せる代わりに表示板の撓み性を利用して長方形の受け枠
部内に嵌合させるようにしてもよい。
【0030】上記した構成から成るメッセージ表示部4
4を取り付けるには、上側縁に一体成型した嵌合突起4
7を、レンズ部材18の段部に設けた嵌合孔48に差し
込み、下側縁の嵌合突起を、ガラス保持枠の下辺部に設
けた嵌合孔に差し込むことによりクリア部材保持枠2に
取り付ける。この様に、メッセージ表示部44をクリア
部材保持枠2に取り付ける際に、レンズ部材18からク
リア部材保持枠2の下部を覆うようにして装着すると、
表示面積を大きく採ることができるばかりでなく、分割
片15a,15bの下部接合部分を覆い隠して美観を向
上させることができる。
【0031】また、レンズ部材18の表面段部からメッ
セージ表示部44の上面部にかけてパチンコ球が載って
停止しないようにするため、図13に示すように、レン
ズ部材18の表面段部の露出表面部分はパチンコ球が載
置不可能な円弧状に形成し、また、これに続くメッセー
ジ表示部44の上面部の表面もパチンコ球が静止できな
い傾斜面を形成することが望ましい。
【0032】また、レンズ部材18の裏側には、発光源
として白熱ランプや蛍光灯を設けるが、本実施例では配
線コード50によって複数の蛍光灯51を一連に接続
し、これをレンズ部材18の裏側に取り付ける。具体的
には、図12に示すように、レンズ部材18の裏面に取
付ベース52をビス止めし、この取付ベース52に開設
した取付孔内に、保持具53の係止脚部54を嵌合し、
保持具53に一体成型した一部切欠リング状の保持腕5
5内に蛍光灯51を嵌合して保持する。そして、これら
蛍光灯51の横方向に配線する配線コード50を止着す
るために、図13に示すように、レンズ部材18の内部
に後方に延出する水平壁部或はリブを一体成型すると共
に、この延出部に鈎形或はコ字状の配線止着部56を複
数箇所一体成型し、これら配線止着部56により蛍光灯
51の配線コード50をバインド処理する。
【0033】また、クリア部材保持枠2の下部には、上
記蛍光灯51から発生する熱を効率良く外部に放出でき
るようにするために通気口57を開設する。具体的に説
明すると、本実施例では、前述したように、レンズ部材
18の下部に設けるメッセージ表示部44のホルダー部
材46の下部に切欠状の通気口57を開設するととも
に、該通気口57の内側に、ホルダー部材46に一体成
型した棚板状の異物遮蔽部59を所定の間隔を空けて上
方から臨ませ、これにより通気口37からホルダー部材
46の内部に通じる通気流路60を屈曲し状態で形成す
る。なお、異物遮蔽部59は、通気口57の開口面積よ
りも大きく形成する。
【0034】この様にして、クリア部材保持枠2の一部
を構成するホルダー部材46の下面に通気口57を開設
するとともに異物遮蔽部59を一体成型して屈曲した通
気流路60を形成すると、ホルダー部材46の内部は、
レンズ部材18に開設した連通孔61や他の隙間を介し
て、蛍光灯51が配設されたレンズ部材18裏側の凹室
部20に連通する。したがって、蛍光灯51の点灯によ
り発熱しても、蛍光灯51の周りの暖気がレンズ部材1
8の裏側の凹室部20を上昇しながら補助金属板16と
ガラス保持枠の後端縁との間の隙間から外部に排気さ
れ、この排気に伴ってホルダー部材46の下面に開設し
た通気口57から外部の冷気がレンズ部材18の裏側の
凹室部20内に流入する。このため、レンズ部材18の
裏側の略U字状に連通した凹室部20においては、横方
向に延在する下端部分から冷気が流入し、この冷気が蛍
光灯51の発熱によって暖まりながら縦方向の凹室部2
0内を上昇しながら外部に排気されることとなり、効率
の良い冷却が行なわれる。
【0035】したがって、蛍光灯51の発熱によって熱
可塑性合成樹脂製のレンズ部材18や他の部品が熱変形
することを防止することができるし、遊技者のすぐ近く
に装飾ランプ表示器を設けても、遊技者が発光源の発熱
によって火傷する虞れもない。また、遊技者は、身近に
存在する装飾ランプ表示器のレンズ部材18に触って
も、レンズ部材18の温度が低ければ危険を感じること
がなく、安心して遊技を楽しむことができる。
【0036】なお、図面の実施例では、ホルダー部材4
6の下面に通気口57を開設したので、遊技者側からは
見え難いので体裁を損ねる虞れがない。また、ホルダー
部材46に通気口57を開口しても、異物遮蔽部59を
内側から臨ませて通気流路60を屈曲させて形成してい
るので、万一、不心得者がいたずらして、通気口57か
ら異物を挿入しても、この異物は、異物遮蔽部59に当
たって進入が阻止される。したがって、通気口57から
ホルダー部材46やレンズ部材18の内部に異物が入る
おそれがない。また、通気口57はホルダー部材46の
下面に開設するものに限定されるものではなく、例えば
ガラス保持枠本体15の下面に開設してもよい。さら
に、ガラス保持枠本体15の上面の後端縁に切欠状の通
気口62を開設してもよい。
【0037】一方、スピーカ43を設ける部分は、図9
及び図11などに示すように、レンズ部材18の前面に
小孔63…を多数開設した装飾部材64を取り付けると
共に、該装飾部材64の裏面から突設したボスをレンズ
部材18の貫通孔内に挿通し、レンズ部材18の裏側に
突出したボスの先端にスピーカ43をビス止めして取り
付ける。そして、スピーカ43の配線コード65をレン
ズ部材18の裏面に一体成型したコードバインダ66に
より蛍光灯51の配線コード50と共に係止して配線処
理する。
【0038】上記スピーカ43用の装飾部材64には、
内側の側面に指掛け用の凹部67を形成し、外側の側面
には通気口70を開設し、該通気口70の内側に、板状
の異物遮蔽部71を装飾部材64と一体成型により形成
し、該異物遮蔽部71を所定の間隔を空けて上記通気口
70に臨ませることにより通気流路72を屈曲した状態
で形成する。この様にして、クリア部材保持枠2の一部
を構成する装飾部材64に通気口70を開設すると共に
異物遮蔽部71を一体成型して通気流路72を形成する
と、レンズ部材18の裏側の凹室部20と外部とが上記
通気流路72を介して連通することになる。即ち、上記
通気口70から装飾部材64の裏側の空間がレンズ部材
18の小孔や他の隙間を介してクリア部材保持枠2の裏
側の凹室部20と連通する。
【0039】この様にしてレンズ部材18の左右の高さ
の途中に設けたスピーカ43用の装飾部材64に通気口
70を開設して通気流路72を形成すると、蛍光灯51
の発熱により温められた暖気が上記通気流路72を介し
て外部に排出されたり、或は冷たい冷気が上記通気流路
72を介してレンズ部材18の裏側の凹室部20内に自
然流入する。したがって、レンズ部材18の裏側の温度
が加熱されることを防止することができる。このため、
レンズ部材18の裏側に設けたスピーカ43などの部品
が加熱することを有効に防止することができる。
【0040】なお、上記した実施例においては、クリア
部材保持枠2の一部を構成するレンズカバー17の上面
やホルダー部材46の下面や装飾部材64の側面に通気
口37,57,70を開設したが、本発明は、クリア部
材保持枠2自体或はその一部を構成する部材の外面に通
気口を開設して異物遮蔽部を内側から臨ませることによ
り通気流路を屈曲した状態で形成することができればよ
い。例えば、図面に示すように、クリア部材保持枠2自
体を構成する分割片15a,15bの後端部分の上面に
通気口62を切欠状に開設し、この通気口62の内側か
ら異物遮蔽部(図示せず)を臨ませて屈曲した通気流路
を形成し、この通気流路をレンズ部材18の裏側の凹室
部20に連通させて、レンズ部材18の裏側に設けた蛍
光灯51などから発生する熱を、熱気上昇流路として機
能する凹室部20内を上昇させて上端の通気口62から
外部に排出してもよい。
【0041】また、上記した実施例はパチンコ遊技機1
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えばパチスロ遊技機、アレンジボール遊技
機、雀球遊技機など、遊技を直接行なう遊技部が前面に
臨む遊技機であればどのような遊技機でもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ク
リア部材保持枠を合成樹脂で形成して発光源を設けて
も、発光源から発生する熱を通気流路から外部に排出す
ることができるので、クリア部材保持枠が発光源の熱に
よって加熱されることを確実に防止することができる。
【0043】したがって、熱の影響を受け易い合成樹脂
からなるクリア部材保持枠が熱変形することを防止して
開閉動作不良などの支障が生じることを未然に防止する
ことができるし、配線コードなど他の部品が熱による損
傷を受けることを防止することができる。また、発熱量
の大きな発光源であっても支障なく使用することができ
るし、クリア部材保持枠に設けた発光源を頻繁に点灯さ
せて発熱量が増大しても加熱することないので、発光源
の点灯制御に制約を受けることがなく、発光源の発光に
よって遊技状態を視覚を通して認識させたり装飾効果を
高めたりすることもできる。さらには、遊技者が触れ易
い近い位置に発光源を備えた装飾装置や表示装置を設け
ても、遊技者が火傷することもないし、遊技者が装飾装
置や表示装置に触れた際に高温に驚いて危険を感じるこ
ともないので、遊技者は安心して遊技を楽しむことがで
きる。
【0044】また、クリア部材保持枠に形成する通気流
路が、その内側に臨ませた異物遮蔽部によって屈曲した
状態で形成されているので、通気口から異物が挿入され
ても、この異物の進入を異物遮蔽部によって阻止するこ
とができるし、ゴミ等の侵入も防止することができる。
したがって、遊技者が手の届く位置にも通気口を開設す
ることができ、通気口の配置に自由度が増す。
【0045】そして、請求項2の発明では、異物遮蔽部
の面積を通気口の開口面積よりも大きく設定したので、
異物やゴミの侵入を一層確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の斜視図である。
【図3】クリア部材保持枠を開いた状態におけるパチン
コ遊技機の斜視図である。
【図4】クリア部材保持枠および開閉パネルを開いた状
態におけるパチンコ遊技機の斜視図である。
【図5】パチンコ遊技機の上部の断面図である。
【図6】(A)はクリア部材保持枠の斜視図、(B)は
パイロットランプの断面図である。
【図7】レンズカバーを外した状態のクリア部材保持枠
の斜視図である。
【図8】補強金属板の一部を欠截したクリア部材保持枠
の背面図である。
【図9】クリア部材保持枠の分解斜視図である。
【図10】クリア部材保持枠の斜視図である。
【図11】スピーカを取り付けた部分のクリア部材保持
枠の断面図である。
【図12】蛍光灯を取り付けた部分のクリア保持枠の断
面図である。
【図13】クリア保持枠の下部の断面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 2 クリア部材保持枠 3 開閉パネル 4 外枠 5 内枠用のヒンジ 6 内枠 7 クリア部材保持枠用のヒンジ 8 遊技盤収納枠 9 遊技盤 10 遊技部 11 クリア部材としての板ガラス 12 上皿 13 下皿 14 発射操作ハンドル 15 ガラス保持枠本体 16 補助金属板 17 クリア部材保持枠の一部を構成するレンズ部材と
してのレンズカバー 18 レンズ部材 19 ガラス保持枠本体の分割片の連結部 20 凹室部 21 切欠部 23 賞球ランプ 24 完了ランプ 28 パイロットランプを設けるガラス保持枠本体の凹
部 29 異物遮蔽部 30 ランプ基板 32 発光源としてのランプ 33 ランプ基板側のコネクタ 34 ガラス保持枠本体側のコネクタ 35 配線コード 36 コード止着部 37 通気口 41 通気流路 42 冷気流入口 43 スピーカ 44 メッセージ表示部 45 表示札 46 ホルダー部材 50 蛍光灯を接続する配線コード 51 発光源としての蛍光灯 52 取付ベース 53 保持具 54 係止脚部 55 蛍光灯用の保持腕 56 配線止着部 57 通気口 59 異物遮蔽部 60 通気流路 61 連通孔 62 通気口 64 スピーカ用の装飾部材 65 スピーカの配線コード 66 コードバインダ 67 指掛け用の凹部 70 通気口 71 異物遮蔽部 72 通気流路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面にクリア部材保持枠を開閉可能に設
    け、該クリア部材保持枠の開口部を塞ぐようにして取り
    付けた板状のクリア部材により遊技部の前面を覆った遊
    技機において、 上記クリア部材保持枠を合成樹脂により成形し、このク
    リア部材保持枠に装飾用の発光源を設けるとともに、ク
    リア部材保持枠の外面に通気口を開設し、該通気口に、
    内側から異物遮蔽部を所定間隔離隔させて臨ませ、通気
    口からクリア部材保持枠の内部に通じる通気流路を屈曲
    した状態で形成したことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 異物遮蔽部の面積を、通気口の開口面積
    よりも大きくしたことを特徴とする請求項1に記載の遊
    技機。
  3. 【請求項3】 クリア部材保持枠の一部を構成するレン
    ズ部材に通気口を開設し、該通気口に、異物遮蔽部を内
    側から所定間隔離隔させて臨ませたことを特徴とする請
    求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 発光源が蛍光管である請求項1から3の
    いずれかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 発光源が白熱電球である請求項1から3
    のいずれかに記載の遊技機。
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