JPH0971697A - ポリプロピレン樹脂組成物 - Google Patents

ポリプロピレン樹脂組成物

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JPH0971697A
JPH0971697A JP25465195A JP25465195A JPH0971697A JP H0971697 A JPH0971697 A JP H0971697A JP 25465195 A JP25465195 A JP 25465195A JP 25465195 A JP25465195 A JP 25465195A JP H0971697 A JPH0971697 A JP H0971697A
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JP
Japan
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acid
compound
propylene
oet
group
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JP25465195A
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Inventor
Koji Okada
廣治 岡田
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Tonen Chemical Corp
Original Assignee
Tonen Sekiyu Kagaku KK
Tonen Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充填剤を添加することなく、樹脂単独
で、高速成形性、高衝撃強度を有し、かつ、透明性、剛
性にも優れたポリプロピレン樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 JIS K7210に従って測定したメ
ルトフローレート(MFR)が0.01〜500の範囲
であり、13C−NMRで求められたメソ平均連鎖長(N
m)とMFRが、Nm≧97+29.51ogMFR、
なる関係式を満たすプロピレン単独重合体(A)30〜
95重量%と、プロピレン/エチレンランダム共重合体
(B)70〜5重量%とからなり、エチレン含有量が
0.5〜0.95重量%であるポリプロピレン樹脂組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高剛性、高衝撃強
度などの優れた機械的特性を有し、さらに透明性、高速
成形性にも優れたポリプロピレン樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレン樹脂は剛性、衝撃強度な
どの機械的特性に優れ、さらには透明性、高速成形性に
も優れた特性を示すため、射出成形、フィルム成形、シ
ート成形、ブロー成形などにより成形され、種々の用途
に用いられている。
【0003】しかしながら、用途によってはこれらの特
性は十分ではなく、特に、筆器具、医療用器具、コンテ
ナなどに関しては、更なる高速成形性、衝撃強度の向上
が望まれている。
【0004】高速成形性に関しては結晶性の高いポリプ
ロピレンを製造し、結晶化温度を増加させることによっ
て向上させることができる。
【0005】例えば、特開昭61−209207号公
報、特開昭62−104810号公報、特開昭62−1
04811号公報、特開昭62−104812号公報、
特開昭62−104813号公報、特開平1−3111
06号公報、特開平1−318011号公報、特開平2
−166104号公報に開示されているように、チタ
ン、マグネシウム、ハロゲンおよび電子供与体を含むチ
タン含有固体成分と、有機アルミニウム化合物および電
子供与体とを組合せた成分と、Si−O−C結合および
/またはメルカプト基を有する有機ケイ素化合物とを組
合せて成る触媒を用いてプロピレンを重合し、高結晶ポ
リプロピレン樹脂を製造することが知られている。
【0006】しかしながら、このようにして得られたポ
リプロピレン樹脂は剛性が高いものの衝撃強度に劣ると
いう欠点を有していた。
【0007】このような実情に鑑み、特開平4−202
505号公報には上記有機ケイ素化合物として、下記
[化1]の一般式(I)に示すような化合物を用いるこ
とにより衝撃強度の改善をはかっているが十分なものと
は言えないのが現状である。
【0008】
【化1】 (式中、R1 、R2 は、シクロペンチル基、置換シクロ
ペンチル基、シクロペンテニル基、置換シクロペンテニ
ル基、シクロペンタジエニル基、置換シクロペンタジエ
ニル基あるいは3級炭化水素基からなる群から選ばれた
1種もしくは2種以上の基である。)
【0009】また、従来より、カーボンブラック、炭酸
カルシウム、シリカ、酸化チタンなどの粉末状充填剤、
または炭素繊維、ガラス繊維、アスベスト繊維、ポリア
ラミド繊維などの繊維状充填剤を高結晶プロピレンに混
入して衝撃強度を向上させる方法も用いられているが、
製品が厚肉化するなどの問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のように
充填剤を添加することなく、樹脂単独で、高速成形性、
高衝撃強度を有し、かつ、透明性、剛性にも優れたポリ
プロピレン樹脂組成物を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討し
た結果、特定の性質を有する高結晶性プロピレン重合体
にプロピレン/エチレンランダム共重合体を特定の割合
で配合し、かつ全体のエチレン含有量を一定の範囲内に
設定することにより上記課題を解決することができるこ
とを見出し、本発明を完成するに到った。
【0012】すなわち、本発明は、JIS K7210
に従って測定したメルトフローレート(以下「MFR」
という。)が0.01〜500の範囲であり、13C−N
MRで求められたメソ平均連鎖長(以下「Nm」とい
う。)とMFRとが、Nm≧97+29.5logMF
Rを満たすプロピレン単独重合体(A)30〜95重量
%と、プロピレン/エチレンランダム共重合体(B)7
0〜5重量%とからなり、エチレン含有量が0.5〜
0.95重量%であるポリプロピレン樹脂組成物であ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明で使用するプロピレン単独
重合体(A)は、MFRが0.01〜500の範囲であ
り、NmとMFRがNm≧97+29.51ogMF
R、好ましくはNm≧109+29.51ogMFR、
を満たしていなければならず、MFRが0.01未満で
は成形性が低下し、500を越えると耐衝撃強度が低下
する。また、Nm<97+29.51ogMFRでは剛
性および高速成形性が低下する。
【0014】また、本発明のポリプロピレン樹脂組成物
は、プロピレン単独重合体(A)30〜95重量%と、
プロピレン/エチレンランダム共重合体(B)70〜5
重量%とからなり、好ましくは、プロピレン単独重合体
(A)50〜80重量%と、プロピレン/エチレンラン
ダム共重合体(B)50〜20重量%とからなる。プロ
ピレン単独重合体(A)が95重量%を越える、即ち、
プロピレン/エチレンランダム共重合体(B)が5重量
%未満では耐衝撃強度および透明性が低下し、プロピレ
ン単独重合体(A)が30重量%未満、即ち、プロピレ
ン/エチレンランダム共重合体(B)が70重量%を越
えると剛性および高速成形性が低下する。
【0015】また、プロピレン単独重合体とプロピレン
/エチレンランダム共重合体との総量中のエチレン含有
量が0.95重量%を越えると剛性が低下し、0.5重
量%未満では耐衝撃強度が低下する。
【0016】本発明におけるプロピレン単独重合体
(A)は、前記特性を満たせばその製造方法は特に限定
されないが、以下の方法で製造することが好ましい。 (A)マグネシウム、チタン、ハロゲンおよび電子供与
性化合物を必須成分とする固定成分を、(B)有機アル
ミニウム化合物および(C)下記[化2]の一般式
(I)で示される有機珪素化合物の存在下、(D)オレ
フィンと接触させてなるα−オレフィン重合用触媒成
分、を用いてプロピレンを重合する。
【0017】
【化2】 [但し、R1 は環内にエーテルもしくはチオエーテル結
合含有環状置換基、環内エーテル結合含有環状置換基の
オキシ基、環内ケトン結合含有環状置換基、窒素原子含
有複素環式置換基、珪素原子含有複素環式置換基、ラク
トン骨格構造を有する置換基、R2 は炭素数1〜10個
の炭化水素基、R4 O−、R5 3Si−もしくはR6 3Si
O−、R3 はメチル基もしくはエチル基、xは1もしく
は2、yは0もしくは1、zは2もしくは3、x+y+
z=4であり、R4 は炭素数3〜10個の炭化水素基、
5 およびR6 は炭素数1〜10個の炭化水素基であ
る。]
【0018】ここで、本発明でのポリプロピレンのメル
トフローレート(MFR)は、JIS K7210に従
って測定した値であり、次の如き方法で求められた値で
ある。即ち、230℃、荷重2.16kgの条件で10
分間に押出された試料の質量を測定した値である。
【0019】また、本発明でのメソ平均連鎖長(Nm)
は、James C.Randall,「Polyme
r Sequence Determination」
p.37,Academic Press,Londo
n,1977記載の方法に従って求めたものであり、具
体的には13C−NMR測定法で測定したメソ−メソトラ
イアッド[mm]とメソ−ラセミトライアッド[mr]
とから次式に従って求められる。
【0020】
【式1】 本発明におけるメソ平均連鎖長(Nm)の値は、得られ
た結晶性ポリマーそのままの値であって、抽出、分別な
どをした後のポリマーについての値ではない。
【0021】また、本発明で用いたれる重合触媒につい
ては以下のとおりのものである。
【0022】本発明で用いられる固体成分(以下、成分
Aという)は、マグネシウム、チタン、ハロゲンおよび
電子供与性化合物を必須成分とするが、このような成分
は通常マグネシウム化合物、チタン化合物および電子供
与性化合物、さらに前記各化合物がハロゲンを有しない
化合物の場合は、ハロゲン含有化合物を、それぞれ接触
することにより調製される。
【0023】(1)マグネシウム化合物 マグネシウム化合物は、一般式MgR12 で表され
る。式において、R1 およびR2 は同一か異なる炭化水
素基、OR´基(R´は炭化水素基)、ハロゲン原子を
示す。より詳細には、R1 およびR2 の炭化水素基とし
ては、炭素数1〜20個のアルキル基、シクロアルキル
基、アリール基、アルアルキル基が、OR´基として
は、R´が炭素数1〜12個のアルキル基、シクロアル
キル基、アリール基、アルアルキル基が、ハロゲン原子
としては塩素、臭素、ヨウ素、弗素などがあげられる。
【0024】それら化合物の具体例を下記に示すが、化
学式において、Me:メチル、Et:エチル、Pr:プ
ロピル、Bu:ブチル、He:ヘキシル、Oct:オク
チル、Ph:フェニル、cyHe:シクロヘキシルをそ
れぞれ示す。
【0025】MgMe2 ,MgEt2 ,Mgi−Pr
2 ,MgBu2 ,MgHe2 ,MgOct2 ,MgEt
Bu,MgPh2 ,MgcyHe2 ,Mg(OMe)
2 ,Mg(OEt)2 ,Mg(OBu)2 ,Mg(OH
e)2 ,Mg(OOct)2 ,Mg(OPh)2 ,Mg
(OcyHe)2 ,EtMgCl,BuMgCl,He
MgCl,i−BuMgCl,t−BuMgCl,Ph
MgCl,PhCH2 MgCl,EtMgBr,BuM
gBr,PhMgBr,BuMgI,EtOMgCl,
BuOMgCl,HeOMgCl,PhOMgCl,E
tOMgBr,BuOMgBr,EtOMgI,MgC
2 ,MgBr2 ,MgI2
【0026】上記マグネシウム化合物は、成分Aを調製
する際に、金属マグネシウムまたはその他のマグネシウ
ム化合物から調製することも可能である。その一例とし
て、金属マグネシウム、ハロゲン化炭化水素および一般
式Xn M(OR)m-n のアルコキシ基含有化合物(式に
おいて、Xは水素原子、ハロゲン原子または炭素数1〜
20個の炭化水素基、Mは硼素、炭素、アルミニウム、
珪素または燐原子、Rは炭素数1〜20個の炭化水素
基、mはMの原子価、m>n≧0を示す。)を接触させ
る方法があげられる。
【0027】該アルコキシ基含有化合物の一般式のXお
よびRの炭化水素基としては、メチル(Me)、エチル
(Et)、プロピル(Pr)、i−プロピル(i−P
r)、ブチル(Bu)、i−ブチル(i−Bu)、ヘキ
シル(He)、オクチル(Oct)などのアルキル基、
シクロヘキシル(cyHe)、メチルシクロヘキシルな
どのシクロアルキル基、アリル、プロペニル、ブテニル
などのアルケニル基、フェニル(Ph)、トリル、キシ
リル基のアリール基、フェネチル、3−フェニルプロピ
ルなどのアルアルキルなどがあげられる。これらの中で
も、特に炭素数1〜10個のアルキル基が望ましい。以
下、アルコキシ基含有化合物の具体例をあげる。
【0028】 Mが炭素の場合の化合物 式C(OR)4 に含まれるC(OMe)4 ,C(OE
t)4 ,C(OPr)4,C(OBu)4 ,C(Oi−
Bu)4 ,C(OHe)4 ,C(OOct)4 :式2X
C(OR)3 に含まれるHC(OMe)3 ,HC(OE
t)3 ,HC(OPr)3 ,HC(OBu)3 ,HC
(OHe)3 ,HC(OPh)3 ,MeC(OMe)
3 ,MeC(OEt)3 ,EtC(OMe)3 ,EtC
(OEt)3 ,cyHeC(OEt)3 ,PhC(OM
e)3 ,PhC(OEt)3 ,CH2 ClC(OEt)
3 ,MeCHBrC(OEt)3 ;MeCHClC(O
Et)3;ClC(OMe)3 ,ClC(OEt)3
ClC(Oi−Bu)3 ,BrC(OEt)3 ;式X2
C(OR)2 に含まれるMeCH(OMe)2 ,MeC
H(OEt)2 ,CH2 (OMe)2 ,CH2 (OE
t)2 ,CH2 ClCH(OEt)2 ,CHCl2 CH
(OEt)2 ,CCl3 CH(OEt)2 ,CH2 Br
CH(OEt)2 ,PhCH(OEt)2 などがあげら
れる。
【0029】 Mが珪素の場合の化合物 式Si(OR)4 に含まれるSi(OMe)4 ,Si
(OEt)4 ,Si(OBu)4 ,Si(Oi−Bu)
4 ,Si(OHe)4 ,Si(OOct)4 ,Si(O
Ph)4 :式XSi(OR)3 に含まれるHSi(OE
t)3 ,HSi(OBu)3 ,HSi(OHe)3 ,H
Si(OPh)3 ;MeSi(OMe)3,MeSi
(OEt)3 ,MeSi(OBu)3 ,EtSi(OE
t)3 ,PhSi(OEt)3 ,EtSi(OPh)
3 ;ClSi(OMe)3 ,ClSi(OEt)3 ,C
lSi(OBu)3 ,ClSi(OPh)3 ,BrSi
(OEt)3 ;式X2 Si(OR)2 に含まれるMe2
Si(OMe)2 ,Me2 Si(OEt)2 ,Et2
i(OEt)2 ;MeClSi(OEt)2 ;CHCl
2SiH(OEt)2 ;CCl3 SiH(OEt)2
MeBuSi(OEt)2:X3 SiORに含まれるM
3 SiOMe,Me3 SiOEt,Me3 SiOB
u,Me3 SiOPh,Et3 SiOEt,Ph3 Si
OEt、などがあげられる。
【0030】 Mが硼素の場合の化合物 式B(OR)3 に含まれるB(OEt)3 ,B(OB
u)3 ,B(OHe)3,B(OPh)3 などがあげら
れる。
【0031】 Mがアルミニウムの場合の化合物 式Al(OR)3 に含まれるAl(OMe)3 ,Al
(OEt)3 ,Al(OPr)3 ,Al(Oi−Pr)
3 ,Al(OBu)3 ,Al(Ot−Bu)3 ,Al
(OHe)3 ,Al(OPh)3 などがあげられる。
【0032】 Mが燐の場合の化合物 式P(OR)3 に含まれるP(OMe)3 ,P(OE
t)3 ,P(OBu)3,P(OHe)3 ,P(OP
h)3 などがあげられる。
【0033】さらに、前記マグネシウム化合物は、周期
表第II族または第IIIa族金属(M)の有機化合物
との錯体も使用することができる。該錯体は一般式Mg
12 ・n(MR3 m)で表される。該金属としては、
アルミニウム、亜鉛、カルシウムなどであり、R3 は炭
素数1〜12個のアルキル基、シクロアルキル基、アリ
ール基、アルアルキル基である。また、mは金属Mの原
子価を、nは0.1〜10の数を示す。MR3 m で表さ
れる化合物の具体例としては、AlMe3 ,AlEt
3 ,Ali−Bu3 ,AlPh3 ,ZnMe2 ,ZnE
2 ,ZnBu2,ZnPh2 ,CaEt2 ,CaPh2
などがあげられる。
【0034】(2)チタン化合物 チタン化合物は、二価、三価および四価のチタンの化合
物であり、それらを例示すると、四塩化チタン、四臭化
チタン、トリクロルエトキシチタン、トリクロルブトキ
シチタン、ジクロルジエトキシチタン、ジクロルジブト
キシチタン、ジクロルジフェノキシチタン、クロルトリ
エトキシチタン、クロルトリブトキシチタン、テトラブ
トキシチタン、三塩化チタンなどをあげることができ
る。これらの中でも、四塩化チタン、トリクロルエトキ
シチタン、ジクロルジブトキシチタン、ジクロルジフェ
ノキシチタンなどの四価のチタンハロゲン化物が望まし
く、特に四塩化チタンが望ましい。
【0035】(3)電子供与性化合物 電子供与性化合物としては、カルボン酸類、カルボン酸
無水物、カルボン酸エステル類、カルボン酸ハロゲン化
物、アルコール類、エーテル類、ケトン類、アミン類、
アミド類、ニトリル類、アルデヒド類、アルコレート
類、有機基と炭素もしくは酸素を介して結合した燐、ヒ
素およびアンチモン化合物、ホスホアミド類、チオエー
テル類、チオエステル類、炭酸エステルなどがあげられ
る。これのうちカルボン酸類、カルボン酸無水物、カル
ボン酸エステル類、カルボン酸ハロゲン化物、アルコー
ル類、エーテル類が好ましく用いられる。
【0036】カルボン酸の具体例としては、ギ酸、酢
酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草酸、カプロン
酸、ピバリン酸、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン
酸などの脂肪族モノカルボン酸、マロン酸、コハク酸、
グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、マレイン酸、フ
マル酸などの脂肪族ジカルボン酸、酒石酸などの脂肪族
オキシカルボン酸、シクロヘキサンモノカルボン酸、シ
クロヘキセンモノカルボン酸、シス−1,2−シクロヘ
キサンジカルボン酸、シス−4−メチルシクロヘキセン
−1,2−ジカルボン酸などの脂環式カルボン酸、安息
香酸、トルイル酸、アニス酸、p−第三級ブチル安息香
酸、ナフトエ酸、ケイ皮酸などの芳香族モノカルボン
酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ナフタル
酸、トリメリト酸、ヘミメリト酸、トリメシン酸、ピロ
メリト酸、メリト酸などの芳香族多価カルボン酸などが
あげられる。
【0037】カルボン酸無水物としては、上記のカルボ
ン酸類の酸無水物が使用し得る。
【0038】カルボン酸エステルとしては、上記のカル
ボン酸類のモノまたは多価エステルを使用することがで
き、その具体例として、ギ酸ブチル、酢酸エチル、酢酸
ブチル、イソ酪酸イソブチル、ピバリン酸プロピル、ピ
バリン酸イソブチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸
メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸イソブチ
ル、マロン酸ジエチル、マロン酸ジイソブチル、コハク
酸ジエチル、コハク酸ジブチル、コハク酸ジイソブチ
ル、グルタル酸ジエチル、グルタル酸ジブチル、グルタ
ル酸ジイソブチル、アジピン酸ジイソブチル、セバシン
酸ジブチル、セバシン酸ジイソブチル、マレイン酸ジエ
チル、マレイン酸ジブチル、マレイン酸ジイソブチル、
フマル酸モノメチル、フマル酸ジエチル、フマル酸ジイ
ソブチル、酒石酸ジエチル、酒石酸ジブチル、酒石酸ジ
イソブチル、シクロヘキサンカルボン酸エチル、安息香
酸メチル、安息香酸エチル、p−トルイル酸メチル、p
−第三級ブチル安息香酸エチル、p−アニス酸エチル、
α−ナフトエ酸エチル、α−ナフトエ酸イソブチル、ケ
イ皮酸エチル、フタル酸モノメチル、フタル酸モノブチ
ル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジイソブチル、フタル
酸ジヘキシル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジ2−エ
チルヘキシル、フタル酸ジアリル、フタル酸ジフェニ
ル、イソフタル酸ジエチル、イソフタル酸ジイソブチ
ル、テレフタル酸ジエチル、テレフタル酸ジブチル、ナ
フタル酸ジエチル、ナフタル酸ジブチル、トリメリト酸
トリエチル、トリメリト酸トリブチル、ピロメリト酸テ
トラメチル、ピロメリト酸テトラエチル、ピロメリト酸
テトラブチルなどがあげられる。
【0039】カルボン酸ハロゲン化物としては、上記の
カルボン酸類の酸ハロゲン化物を使用することができ、
その具体例として、酢酸クロリド、酢酸ブロミド、酢酸
アイオダイド、プロピオン酸クロリド、酪酸クロミド、
酪酸ブロミド、酪酸アイオダイド、ピバリン酸クロリ
ド、ピバリン酸ブロミド、アクリル酸クロリド、アクリ
ル酸ブロミド、アクリル酸アイオダイド、メタクリル酸
クロリド、メタクリル酸ブロミド、メタクリル酸アイオ
ダイド、クロトン酸クロリド、マロン酸クロリド、マロ
ン酸ブロミド、コハク酸クロリド、コハク酸ブロミド、
グルタル酸クロリド、グルタル酸ブロミド、アジピン酸
クロリド、アジピン酸ブロミド、セバシン酸クロリド、
セバシン酸ブロミド、マレイン酸クロリド、マレイン酸
ブロミド、フマル酸クロリド、フマル酸ブロミド、酒石
酸クロリド、酒石酸ブロミド、シクロヘキサンカルボン
酸クロリド、シクロヘキサンカルボン酸ブロミド、1−
シクロヘキセンカルボン酸クロリド、シス−4−メチル
シクロヘキセンカルボン酸クロリド、シス−4−メチル
シクロヘキセンカルボン酸ブロミド、塩化ベンゾイル、
臭化ベンゾイル、p−トルイル酸クロリド、p−トルイ
ル酸ブロミド、p−アニス酸クロリド、p−アニス酸ブ
ロミド、α−ナフトエ酸クロリド、ケイ皮酸クロリド、
ケイ皮酸ブロミド、フタル酸ジクロリド、フタル酸ジブ
ロミド、イソフタル酸ジクロリド、イソフタル酸ジブロ
ミド、テレフタル酸ジクロリド、ナフタル酸ジクロリド
があげられる。また、アジピン酸モノメチルクロリド、
マレイン酸モノエチルクロリド、マレイン酸モノメチル
クロリド、フタル酸ブチルクロリドのようなジカルボン
酸のモノアルキルハロゲン化物も使用し得る。
【0040】アルコール類は、一般式R4 OHで表され
る。一般式においてR4 は炭素数1〜12個のアルキ
ル、アルケニル、シクロアルキル、アリール、アルアル
キルである。その具体例としては、メタノール、エタノ
ール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、
イソブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、オクタ
ノール、2−エチルヘキサノール、シクロヘキサノー
ル、ベンジルアルコール、アリルアルコール、フェノー
ル、クレゾール、キシレノール、エチルフェノール、イ
ソプロピルフェノール、p−ターシャリーブチルフェノ
ール、n−オクチルフェノールなどである。
【0041】エーテル類は、一般式R5 OR6 で表され
る。一般式においてR5 、R6 は炭素数1〜12個のア
ルキル、アルケニル、シクロアルキル、アリール、アル
アルキルであり、R5 とR6 は同じでも異なってもよ
い。その具体例としては、ジエチルエーテル、ジイソプ
ロピルエーテル、ジブチルエーテル、ジイソブチルエー
テル、ジイソアミルエーテル、ジー2ーエチルヘキシル
エーテル、ジアリルエーテル、エチルアリルエーテル、
ブチルアリルエーテル、ジフェニルエーテル、アニソー
ル、エチルフェニルエーテルなどである。
【0042】また、前記のマグネシウム化合物は、チタ
ン化合物、電子供与性化合物がハロゲンを有しない化合
物の場合に使用可能なハロゲン含有化合物としては、ハ
ロゲン化炭化水素、ハロゲン含有アルコール、水素−珪
素結合を有するハロゲン化珪素化合物、周期表第III
a族、IVa族、Va族元素のハロゲン化物(以下、金
属ハライドという。)などをあげることができる。
【0043】ハロゲン化炭化水素としては、炭素数1〜
12個の飽和または不飽和の脂肪族、脂環式および芳香
族炭化水素のモノおよびポリハロゲン置換体である。そ
れら化合物の具体的な例は、脂肪族化合物では、メチル
クロライド、メチルブロマイド、メチルアイオダイド、
メチレンクロライド、メチレンブロマイド、メチレンア
イオダイド、クロロホルム、ブロモホルム、ヨードホル
ム、四塩化炭素、四臭化炭素、四沃化炭素、エチルクロ
ライド、エチルブロマイド、エチルアイオダイド、1,
2−ジクロルエタン、1,2−ジブロムエタン、1,2
−ジヨ−ドエタン、メチルクロロモルム、メチルブロモ
ホルム、メチルヨードホルム、1,1,2−トリクロル
エチレン、1,1,2−トリブロモエチレン、1,1,
2,2−テトラクロルエチレン、ペンタクロルエタン、
ヘキサクロルエタン、ヘキサブロモエタン、n−プロピ
ルクロライド、1,2−ジクロルプロパン、ヘキサクロ
ロプロピレン、オクタクロロプロパン、デカブロモブタ
ン、塩素化パラフィンなどがあげられ、脂環式化合物で
は、クロロシクロプロパン、テトラクロルシクロペンタ
ン、ヘキサクロロシクロペンタジエン、ヘキサクロルシ
クロヘキサンなどがあげられ、芳香族化合物では、クロ
ルベンゼン、ブロモベンゼン、o−ジクロルベンゼン、
p−ジクロルベンゼン、ヘキサクロロベンゼン、ヘキサ
ブロモベンゼン、ベンゾトリクロライド、p−クロロベ
ンゾトリクロライドなどがあげられる。これらの化合物
は、一種のみならず二種以上用いてもよい。
【0044】ハロゲン含有アルコールとしては、一分子
中に一個または二個以上の水酸基を有するモノまたは多
価アルコール中の、水酸基以外の任意の一個または二個
以上の水素原子がハロゲン原子で置換された化合物であ
る。ハロゲン原子としては、塩素、臭素、ヨウ素、弗素
原子があげられるが、塩素原子が望ましい。それら化合
物を例示すると、2−クロルエタノール、1−クロル−
2−プロパノ−ル、3−クロル−1−プロパノール、1
−クロル−2−メチル−2−プロパノ−ル、4−クロル
−1−ブタノール、5−クロル−1−ペンタノ−ル、6
−クロル−1−ヘキサノ−ル、3−クロル−1,2−プ
ロパンジオール、2−クロルシクロヘキサノール、4−
クロルベンズヒドロール、(m,o,p)−クロルベン
ジルアルコール、4−クロルカテコール、4−クロル−
(m,o)−クレゾール、6−クロル−(m,o)−ク
レゾール、4−クロル−3,5−ジメチルフェノール、
クロルハイドロキノン、2−ベンジル−4−クロルフェ
ノール、4−クロル−1−ナフトール、(m,o,p)
−クロルフェノール、p−クロル−α−メチルベンジル
アルコール、2−クロル−4−フェニルフェノール、6
−クロルチモール、4−クロルレゾルシン、2−ブロム
エタノール、3−ブロム−1−プロパノール、1−ブロ
ム−2−プロパノール、1−ブロム−2−ブタノール、
2−ブロム−p−クレゾール、1−ブロム−2−ナフト
ール、6−ブロム−2−ナフトール、(m,o,p)−
ブロムフェノール、4−ブロムレゾルシン、(m,o,
p)−フロロフェノール、p−イオドフェノール:2,
2−ジクロルエタノール、2,3−ジクロル−1−プロ
パノール、1,3−ジクロル−2−プロパノール、3−
クロル−1−(α−クロルメチル)−1−プロパノー
ル、2,3−ジブロム−1−プロパノール、1,3−ジ
ブロム−2−プロパノール、2,4−ジブロムフェノー
ル、2,4−ジブロム−1−ナフトール:2,2,2−
トリクロルエタノール、1,1,1−トリクロル−2−
プロパノール、β,β,β−トリクロル−tert−ブ
タノール、2,3,4−トリクロルフェノール、2,
4,5−トリクロルフェノール、2,4,6−トリクロ
ルフェノール、2,4,6−トリブロムフェノール、
2,3,5−トリブロム−2−ヒドロキシトルエン、
2,3,5−トリブロム−4−ヒドロキシトルエン、
2,2,2−トルフルオロエタノール、α,α,α−ト
リフルオロ−m−クレゾール、2,4,6−トリイオド
フェノール:2,3,4,6−テトラクロルフェノー
ル、テトラクロルハイドロキノン、テトラクロルビスフ
ェノールA、テトラブロムビスフェノールA、2,2,
3,3−テトラフルオロ−1−プロパノール、2,3,
5,6−テトラフルオロフェノール、テトラフルオロレ
ゾルシンなどがあげられる。
【0045】水素−珪素結合を有するハロゲン化珪素化
合物としては、HSiCl3 ,H2SiCl2 ,H3
iCl,H(CH3 )SiCl2 ,H(C25 )Si
Cl2 ,H(t−C49 )SiCl2 ,H(C6
5 )SiCl2 ,H(CH3 2 SiCl,H(i−C
372 SiCl,H2 (C25 )SiCl,H2
(n−C49 )SiCl,H2 (C64 CH3 )S
iCl,H(C652 SiClなどがあげられる。
【0046】金属ハライドとしては、B,Al,Ga,
In,Tl,Si,Ge,Sn,Pb,As,Sb,B
iの塩化物、弗化物、臭化物、ヨウ化物が挙げられ、特
にBCl3 ,BBr3 ,BI3 ,AlCl3 ,AlBr
3 ,GaCl3 ,GaBr3,InCl3 ,TlCl
3 ,SiCl4 ,SnCl4 ,SbCl5 ,SbF5
どが好適である。
【0047】成分1、成分2および成分3、さらに必要
に応じて接触させることのできるハロゲン含有化合物と
の接触は、不活性媒体の存在下、または不存在下、混合
攪拌するか、機械的に共粉砕することによりなされる。
接触は40〜150℃の加熱下で行なうことができる。
【0048】不活性媒体としては、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタンなどの飽和脂肪族炭化水素、シクロペンタ
ン、シクロヘキサンなどの飽和脂環式炭化水素、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素が使用し
得る。
【0049】本発明における成分Aの望ましい調製法
は、特開昭63−264607号、同58−19850
3号、同62−146904号公報などに開示されてい
る方法であり、より詳細には、 (イ)金属マグネシウム、(ロ)ハロゲン化炭化水
素、(ハ)一般式Xn M(OR)m-n の化合物(前記の
アルコキシ基含有化合物と同じ)を接触させることによ
り得られるマグネシウム含有固体を(ニ)ハロゲン含有
アルコールと接触させ、次いで(ホ)電子供与性化合物
および(ヘ)チタン化合物と接触させる方法(特開昭6
3−264607号公報)、 (イ)マグネシウムアルコキシドと(ロ)水素−珪素
結合を有するハロゲン化珪素化合物を接触させた後、
(ハ)ハロゲン化チタン化合物を接触させ、次いで
(ニ)電子供与性化合物と接触させ(必要に応じてさら
にハロゲン化チタン化合物と接触させる)る方法(特開
昭62−146904号公報)、 (イ)マグネシウムジアルコキシドと(ロ)水素−珪
素結合を有するハロゲン化珪素化合物を接触させた後、
(ハ)電子供与性化合物と接触させ、次いで(ニ)チタ
ン化合物と接触させる方法(特開昭58−198503
号公報)、 である。これらの中でも特にの方法が最も望ましい。
【0050】上記のようにして成分Aは調製されるが、
成分Aは必要に応じて前記の不活性媒体で洗浄してもよ
く、さらに乾燥してもよい。
【0051】有機アルミニウム化合物 有機アルミニウム化合物(以下、成分Bという。)の具
体例としては、トリメチルアルミニウム、トリエチルア
ルミニウム、トリプロピルアルミニウム、トリイソプロ
ピルアルミニウム、トリブチルアルミニウム、トリイソ
ブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミニウムなどが
あげられる。
【0052】有機珪素化合物 本発明の触媒の一成分である有機珪素化合物(以下、成
分Cという。)は、前記[化2]の一般式(I)で表さ
れる。該式において、R1 は環内にエーテルもしくはチ
オエーテル結合含有環状置換基、環内エーテル結合含有
環状置換基のオキシ基、環内ケトン結合含有環状置換
基、窒素原子含有複素環式置換基、珪素原子含有複素環
式置換基、ラクトン骨格構造を有する置換基、R2 は炭
素数1〜10個の炭化水素基、R4 O−、R5 3Si−も
しくはR6 3 SiO−、R3 はメチル基もしくはエチル
基、xは1もしくは2、yは0もしくは1、zは2もし
くは3、x+y+z=4であり、R4 は炭素数3〜10
個の炭化水素基、R5 およびR 6は炭素数1〜10個の
炭化水素基である。R1 の具体例をあげる。以下夫々の
基をRA,RB・・・などという。
【0053】
【化3】
【0054】
【化4】
【0055】成分Cの前記[化2]の一般式(I)にお
けるR2 は、炭素数1〜10個の炭化水素基、R4 O、
5 3SiまたはR6 3 SiOを示し、R4 は炭素数3〜
10個の炭化水素基、R5 およびR 6は炭素数1〜10
個の炭化水素基を示す。これらの炭化水素基としては、
アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロ
アルケニル基、シクロアルカジエニル基、アリール基、
アルアルキル基などがあげられる。
【0056】アルキル基としては、メチル、エチル、プ
ロピル、i−プロピル、ブチル、i−ブチル、s−ブチ
ル、t−ブチル、アミル、i−アミル、t−アミル、ヘ
キシル、オクチル、2−エチルヘキシル、デシル基など
が、アルケニル基としては、ビニル、アリル、プロペニ
ル、1−ブテニル、1−ペンテニル、1−ヘキセニル、
1−オクテニル、1−デケニル、1−メチル−1−ペン
チニル、1−メチル−1−ヘプテニルなどが、シクロア
ルキル基としては、シクロペンチル、シクロヘキシル、
ミチルシクロヘキシル基などが、シクロアルケニル基と
しては、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、メチル
シクロヘキセニル基などが、シクロアウカジエニル基と
しては、シクロペンタジエニル、メチルシクロペンタジ
エニル、インデニル基などが、アリール基としては、フ
ェニル、トリル、キシリル基などが、アルアルキル基と
しては、ベンジル、フェネチル、3−フェニルプロピル
基などがあげられる。
【0057】以下、成分Cを例示する。下記において、
[RA],[RB]・・・などの符号は、成分C[化
2]の一般式(I)におけるR1 の前記の符号に相当
し、Meはメチル、Etはエチル、Prはプロピル、B
uはブチル、CyPeはシクロペンチル、CyHeはシ
クロヘキシル基をそれぞれ示す。
【0058】[RA]2 Si(OMi)2 ,[RA]
(i−PrO)Si(OMe)2 ,[RB](i−Pr
O)Si(OMe)2 ,[RD](t−Bu)Si(O
Me)2 ,[RD](Me3 SiO)Si(OMe)
2 ;[RA](Me3 SiO)Si(OEt)2 ,[R
A](i−Pr)Si(OEt)2 ,[RC](i−P
rO)Si(OEt)2 ,[RD](Me3 SiO)S
i(OEt)2 ,[RD](t−Bu)Si(OEt)
2 ;[RA]Si(OMe)3 ,[RD]Si(OM
e)3 ,[RE]Si(OMe)3 ;[RA]Si(O
Et)3 ,[RD]Si(OEt)3 ,[RB]Si
(OEt)3 ;[RD]MeSi(OMe)2 ,[R
F]MeSi(OMe)2 ,[RF](i−PrO)S
i(OMe)2 ,[RF](t−Bu)Si(OMe)
2 ,[RG]MeSi(OMe)2 ,[RG](CyP
e)Si(OMe)2 ,[RG](CyHe)Si(O
Me)2 ,[RH](CyHe)Si(OMe)2
[RI](i−PrO)Si(OMe)2 ,[RJ]S
i(OEt)3 ,[RK]Si(OMe)3 [RL]
(i−Pr)Si(OEt)2 ;[RM]Si(OM
e)3 ,[RM]Si(OSiMe3)(OMe)2
[RN]Si(OMe)3 ,[RN]Si(OSiMe
3 )(OMe)2 ,[RO]Si(OEt)3 ,[R
P]Si(OEt)3 ,[RQ]Si(OSiMe3
(OMe)2 ;[RR]Si(OEt)3 ;[RS]S
i(OEt)3 ,[RT]Si(OEt)3 ,[RU]
Si(OMe)3 ;[RV]Si(OEt)3 ,[R
W]Si(OMe)3 ,[RX]Si(OMe)3
[RY]Si(OEt)3 ,[RZ]Si(OMe)
3
【0059】予備重合 固体成分(成分A)の予備重合は、有機アルミニウム化
合物(成分B)および有機珪素化合物(成分C)の存在
下、オレフィン(成分D)と接触させることによりなさ
れる。
【0060】また、必要に応じて電子供与性化合物(以
下、成分Eという。)を成分B、成分Cとともに、成分
Aの予備重合時に加えるのが好ましい。
【0061】電子供与性化合物としては、有機珪素化合
物からなる電子供与性化合物や、窒素、イオウ、酸素、
リンなどのヘテロ原子を含む電子供与性化合物も使用可
能であるが、中でも有機珪素化合物が好ましい。
【0062】有機珪素化合物としては、アルキル基およ
びアルコキシ基が合計4個珪素原子に結合したものが好
ましく、これらのアルキル基およびアルコキシ基は鎖状
でもよく、また一部がO,N,Sなどのヘテロ元素で置
換されてもよい。
【0063】有機珪素化合物の具体例としては、テトラ
メトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラブトキ
シシラン、テトライソブトキシシラン、テトラフェノキ
シシラン、テトラ(p−メチルフェノキシ)シラン、テ
トラベンジルオキシシラン、メチルトリメトキシシラ
ン、メチルトリエトキシシラン、メチルトリブトキシシ
ラン、メチルトリフェノキシシラン、エチルトリエトキ
シシラン、エチルトリイソブトキシシラン、エチルトリ
フェノキシシラン、ブチルトリメトキシシラン、ブチル
トリエトキシシラン、ブチルトリブトキシシラン、ブチ
ルトリフェノキシシラン、イソブチルトリイソブトキシ
シラン、ビニルトリエトキシシラン、アリルトリメトキ
シシラン、ジメチルジイソプロポキシシラン、ジメチル
ジブトキシシラン、ジメチルジヘキシルオキシシラン、
ジメチルジフェノキシシラン、ジエチルジエトキシシラ
ン、ジエチルジイソブトキシシラン、ジエチルジフェノ
キシシラン、ジブチルジイソプロポキシシラン、ジブチ
ルジブトキシシラン、ジブチルジフェノキシシラン、ジ
イソブチルジエトキシシラン、ジイソブチルジイソブト
キシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、ジフェニル
ジエトキシシラン、ジフェニルジブトキシシラン、ジベ
ンジルジエトキシシラン、ジビニルジフェノキシシラ
ン、ジアリルジプロポキシシラン、ジフェニルジアリル
オキシシラン、メチルフェニルジメトキシシラン、クロ
ロフェニルジエトキシシランなどがあげられる。
【0064】ヘテロ原子を含む電子供与性化合物の具体
例としては、窒素原子を含む化合物として、2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン、2,6−ジメチルピ
ペリジン、2,6−ジエチルピペリジン、2,6−ジイ
ソプロピルピペリジン、2,6−ジイソブチル−4−メ
チルピペリジン、1,2,2,6,6−ペンタメチルピ
ペジリン、2,2,5,5−テトラメチルピロリジン、
2,5−ジメチルピロリジン、2,5−ジエチルピロリ
ジン、2,5−ジイソプロピルピロリジン、1,2,
2,5,5−ペンタメチルピロリジン、2,2,5−ト
リメチルピロリジン、2−メチルピリジン、3−メチル
ピリジン、4−メチルピリジン、2,6−ジイソプロピ
ルピリジン、2,6−ジイソブチルピリジン、1,2,
4−トリメチルピペリジン、2,5−ジメチルピペリジ
ン、ニコチン酸メチル、ニコチン酸エチル、ニコチン酸
アミド、安息香酸アミド、2−メチルピロール、2,5
−ジメチルピロール、イミダゾール、トルイル酸アミ
ド、ベンゾニトリル、アセトニトリル、アニリン、パラ
トルイジン、オルトトルイジン、メタトルイジン、トリ
エチルアミン、ジエチルアミン、ジブチルアミン、テト
ラメチレンジアミン、トリブチルアミンなどが、イオウ
原子を含む化合物として、チオフェノール、チオフェ
ン、2−チオフェンカルボン酸エチル、3−チオフェン
カルボン酸エチル、2−メチルチオフェン、メチルメル
カプタン、エチルメルカプタン、イソプロピルメルカプ
タン、ブチルメルカプタン、ジエチルチオエーテル、ジ
フェニルチオエーテル、ベンゼンスルフォン酸メチル、
メチルサルファイト、エチルサルファイトなどが、酸素
原子を含む化合物として、テトラヒドロフラン、2−メ
チルテトラヒドロフラン、3−メチルテトラヒドロフラ
ン、2−エチルテトラヒドロフラン、2,2,5,5−
テトラエチルテトラヒドロフラン、2,2,5,5−テ
トラメチルテトラヒドロフラン、2,2,6,6−テト
ラエチルテトラヒドロピラン、2,2,6,6−テトラ
メチルテトラヒドロピラン、ジオキサン、ジメチルエー
テル、ジエチルエーテル、ジブチルエーテル、ジイソア
ミルエーテル、ジフェニルエーテル、アニソール、アセ
トフェノン、アセトン、メチルエチルケトン、アセチル
アセトン、o−トリル−t−ブチルケトン、メチル−
2,6−ジt−ブチルフェニルケトン、2−フラル酸エ
チル、2−フラル酸イソアミル、2−フラル酸メチル、
2−フラル酸プロピルなどが、リン原子を含む化合物と
して、トリフェニルホスフィン、トリブチルホスフィ
ン、トリフェニルホスファイト、トリベンジルホスファ
イト、ジエチルホスフェート、ジフェニルホスフェート
などがあげられる。
【0065】これら電子供与性化合物は、二種以上用い
てもよい。また、これら電子供与性化合物は、有機アル
ミニウム化合物を触媒成分と組合せて用いる際に用いて
もよく、予め有機アルミニウム化合物と接触させた上で
用いてもよい。オレフィンとしては、エチレンの他、プ
ロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1
−ペンテンなどのα−オレフィンが使用し得る。予備重
合は、前記の不活性媒体の存在下で行なうのが望まし
い。予備重合は、通常100℃以下の温度、望ましくは
−30℃〜+30℃、さらに望ましくは−20℃〜+1
5℃の温度で行われる。重合方式としては、バッチ式、
連続式のいずれでもよく、また二段以上の多段で行って
もよい。多段で行なう場合、重合条件をそれぞれ変え得
ることは当然である。
【0066】成分Bは、予備重合系での濃度が10〜5
00ミリモル/リットル、望ましくは30〜200ミリ
モル/リットルになるように用いられ、また成分A中の
チタン1グラム原子当り、1〜50,000モル、望ま
しくは2〜1,000モルとなるように用いられる。成
分Cは、予備重合系での濃度が5〜1,000ミリモル
/リットル、望ましくは10〜200ミリモル/リット
ルになるように用いられる。予備重合により成分A中に
オレフィンポリマーが取り込まれるが、そのポリマー量
を成分A1g当り0.1〜200、特に0.5〜50g
とするのが望ましい。上記のようにして調製された本発
明の触媒成分は、前記の不活性媒体で希釈或いは洗浄す
ることができるが、触媒成分の保存劣化を防止する観点
からは、特に洗浄するのが望ましい。洗浄後、必要に応
じて乾燥してもよい。また、触媒成分を保存する場合
は、できる丈低温で保存するのが望ましく、−50℃〜
+30℃、特に−20℃〜+5℃の温度範囲が推奨され
る。
【0067】本重合 上記のようにして得られた触媒成分は、有機金属化合
物、さらには必要に応じて電子供与性化合物と組み合せ
てプロピレンの単独重合または他のモノオレフィンとの
共重合などの本重合を行なう。
【0068】用い得る有機金属化合物は、周期表第I族
ないし第III族金属の有機化合物である。該化合物と
しては、リチウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛お
よびアルミニウムの有機化合物が使用し得る。これらの
中でも特に、有機アルミニウム化合物が好適である。用
い得る有機アルミニウム化合物としては、一般式R7 n
lX´3-n (但し、Rはアルキル基またはアリール基、
X´はハロゲン原子、アルコキシ基または水素原子を示
し、nは1≦n≦3の範囲の任意の数である。)で示さ
れるものであり、例えばトリアルキルアルミニウム、ジ
アルキルアルミニウムモノハライド、モノアルキルアル
ミニウムジハライド、アルキルアルミニウムセスキハラ
イド、ジアルキルアルミニウムモノアルコキシドおよび
ジアルキルアルミニウムモノハイドライドなどの炭素数
1ないし18個、好ましくは炭素数2ないし6個のアル
キルアルミニウム化合物またはその混合物もしくは醋化
合物が特に好ましい。具体的には、トリメチルアルミニ
ウム、トリエチルアルミニウム、トリプロピルアルミニ
ウム、トリイソブチルアルミニウム、トリヘキシルアル
ミニウムなどのトリアルキルアルミニウム、ジメチルア
ルミニウムクロリド、ジエチルアルミニウムクロリド、
ジエチルアルミニウムブロリド、ジエチルアルミニウム
アイオダイド、ジイソブチルアルミニウムクロリドなど
のジアルキルアルミニウムモノハライド、メチルアルミ
ニウムジクロリド、エチルアルミニウムジクロリド、メ
チルアルミニウムジブロミド、エチルアルミニウムジブ
ロミド、エチルアルミニウムジアイオダイド、イソブチ
ルアルミニウムジクロリドなどのモノアルキルアルミニ
ウムジハライド、メチルアルミニウムセスキクロリドな
どのアルキルアルミニウムセスキハライド、ジメチルア
ルミニウムメトキシド、ジエチルアルミニウムエトキシ
ド、ジエチルアルミニウムフェノキシド、ジプロピルア
ルミニウムエトキシド、ジイソブチルアルミニウムエト
キシド、ジイソブチルアルミニウムフェノキシドなどの
ジアルキルアルミニウムモノアルコキシド、ジメチルア
ルミニウムハイドライド、ジエチルアルミニウムハイド
ライド、ジプロピルアルミニウムハイドライド、ジイソ
ブチルアルミニウムハイドライドなどのジアルキルアル
ミニウムハイドライドがあげられる。これらの中でも、
トリアルキルアルミニウムが、特にトリエチルアルミニ
ウム、トリイソブチルアルミニウムが望ましい。また、
これらトリアルキルアルミニウムは、その他の有機アル
ミニウム化合物、例えば、工業的に入手し易いジエチル
アルミニウムクロリド、エチルアルミニウムジクロリ
ド、エチルアルミニウムセスキクロリド、ジエチルアル
ミニウムエトキシド、ジエチルアルミニウムハイドライ
ドまたはこれらの混合物もしくは醋化合物などと併用す
ることができる。
【0069】また、酸素原子や窒素原子を介して2個以
上のアルミニウムが結合した有機アルミニウム化合物も
使用可能である。そのような化合物としては、例えば
【0070】
【化5】 などを例示できる。
【0071】アルミニウム金属以外の有機化合物として
は、ジエチルマグネシウム、エチルマグネシウムクロリ
ド、ジエチル亜鉛などの他LiAl(C254 ,L
iAl(C7154 などの化合物があげられる。
【0072】本発明の触媒成分に対する有機金属化合物
の使用量は、該触媒成分中のチタン1グラム原子当り、
通常1〜2,000グラムモル、特に20〜500グラ
ムモルが望ましい。
【0073】また、電子供与性化合物を用いる場合、有
機金属化合物と電子供与性化合物の比率は、電子供与性
化合物1モルに対して有機金属化合物がアルミニウムと
して0.1〜40、好ましくは1〜25グラム原子の範
囲で選ばれる。
【0074】プロピレン重合反応は、気相、液相のいず
れでもよく、液相で重合させる場合は、ノルマルブタ
ン、イソブタン、ノルマルペンタン、イソペンタン、ヘ
キサン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキサン、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどの不活性炭化水素中および
液状モノマー中で行なうことができる。重合温度は、通
常−80℃〜+150℃、好ましくは40〜120℃の
範囲である。重合圧力は、例えば1〜60気圧でよい。
また、得られる重合体の分子量の調節は 水素もしくは
他の公知の分子量調節剤を存在せしめることにより行わ
れる。重合反応は、連続またはバッチ式反応で行ない、
その条件は通常用いられる条件でよい。また、重合反応
は一段で行なってもよく、二段以上で行なってもよい。
【0075】また、本発明におけるプロピレン/エチレ
ンランダム共重合体成分(B)は任意の方法で製造する
ことができ、例えば、前記プロピレンの本重合におい
て、前段でプロピレン単独重合体を製造し、その後に、
エチレンを添加して後段でプロピレン重合体中にプロピ
レン/エチレンランダム共重合体部分を製造する方法、
特開昭55−139405号公報および特開昭56−5
7810号公報に開示されているように、三塩化チタン
と有機アルミニウム化合物触媒の存在下にプロピレンと
エチレンとを共重合させる方法、特開昭54−1065
97号公報および特開昭56−10509号公報に開示
されているように、TiCl4 を有機アルミニウム化合
物によりβ型TiCl3 に還元し、錯化剤と反応させた
後、TiCl4 と反応させて得られるTiCl3 組成物
と式Rn AlCl3-n (Rはアルキル基、n=1、2)
のアルキルアルミニウムクロライドとを組合わせた触媒
の存在下でプロピレンとエチレンとを共重合させる方
法、特開昭58−120615号公報、特開昭58−1
20616号公報、特開昭58−136607号公報、
特開昭60−174613号公報、特開昭60−217
112号公報および特開昭61−2708号公報に開示
されているように塩化マグネシウムに四塩化チタンを担
持して得た活性チタン触媒と、有機アルミニウムとから
なる立体規則性触媒の存在下でプロピレンとエチレンを
共重合する方法などにより予め、プロピレン/エチレン
ランダム共重合体で製造し 前記プロピレン単独重合体
とポストリアクターブレンド、あるいは、スーパーミキ
サーなどで機械的ブレンドなどと行なうことにより、プ
ロピレン重合体中にプロピレン/エチレンランダム共重
合体成分を混合する方法などが用いられる。
【0076】また、本発明の効果をさらに有効に引出す
ためには、ポリプロピレン樹脂組成物100重量部に対
し、アルカリ金属化合物0.01〜5重量部と次の[化
6]の一般式(I)で示される環状有機リン酸エステル
塩基性多価金属塩0.01〜5重量部との併用混合物、
または次の[化7]の一般式(II)で示されるソルビ
トール系化合物、C4 〜C12の脂肪族ジカルボン酸およ
びその金属塩、芳香族カルボン酸およびその金属塩など
の造核剤を0.01〜0.5重量部を配合することが好
ましい。
【0077】
【化6】 (式中、R1 は、水素原子または炭素原子数1〜4のア
ルキル基を示し、R2 およびR3 は、それぞれ水素原子
または炭素原子数1〜12のアルキル基を示し、Mは、
周期律表第III族または第IV族の金属原子を示し、
Xは、Mが周期律表第III族の金属原子を示す場合に
は、HO−を示し、Mが周期律表IV族の金属原子を示
す場合にはO=または(HO)2-を示す。)
【0078】
【化7】 (式中、R5 ,R6 は、HまたはClまたはC1-4 の同
種もしくは異種のアルキル基)
【0079】本発明で使用可能なアルカリ金属化合物と
しては、アルカリ金属カルボン酸塩、アルカリ金属β−
ジケトナートまたはアルカリ金属β−ケト酢酸エステル
塩の各アルカリ金属塩化合物を構成するアルカリ金属と
しては、リチウム、ナトリウム、カリウムなどがあげら
れる。
【0080】また、上記アルカリ金属カルボン酸塩を構
成するカルボン酸としては、例えば、酢酸、プロピオン
酸、アクリル酸、オクチル酸、イソオクチル酸、ノナン
酸、デカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、オレイン酸、リシノール酸、12−
ヒドロキシステアリン酸、ベヘン酸、モンタン酸、メリ
シン酸、β−ドデシルメルカプト酢酸、β−ドデシルメ
ルカプトプロピオン酸、β−N−ラウリルアミノプロピ
オン酸、β−N−メチル−N−ラウロイルアミノプロピ
オン酸などの脂肪族モノカルボン酸;マロン酸、コハク
酸、アジピン酸、マレイン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、ドデカンジ酸、クエン酸、ブタントリカルボン酸、
ブタンテトラカルボン酸などの脂肪族多価カルボン酸;
ナフテン酸、シクロペンタンカルボン酸、1−メチルシ
クロペンタンカルボン酸、2−メチルシクロペンタンカ
ルボン酸、シクロペンテンカルボン酸、シクロヘキサン
カルボン酸、1−メチルシクロヘキサンカルボン酸、4
−メチルシクロヘキサンカルボン酸、3,5−ジメチル
シクロヘキサンカルボン酸、4−ブチルシクロヘキサン
カルボン酸、4−オクチルシクロヘキサンカルボン酸、
シクロヘキセンカルボン酸、4−シクロヘキセン−1,
2−ジカルボン酸などの脂環式モノまたはポリカルボン
酸;安息香酸、トルイル酸、キシリル酸、エチル安息香
酸、4−第三ブチル安息香酸、サルチル酸、フタル酸、
トリメリット酸、ピロメリット酸などの芳香族モノまた
はポリカルボン酸などがあげられる。
【0081】また、前記アルカリ金属β−ジケトナート
を構成するβ−ジケトン化合物としては、例えば、アセ
チルアセトン、ピバロイルアセトン、パルミトイルアセ
トン、ベンゾイルアセトン、ピバロイルベンゾイルアセ
トン、ジベンゾイルメタンなどがあげられる。
【0082】また、前記アルカリ金属β−ケト酢酸エス
テル塩を構成するβ−ケト酢酸エステルとしては、例え
ば、アセト酢酸エチル、アセト酢酸オクチル、アセト酢
酸ラウリル、アセト酢酸ステアリル、ベンゾイル酢酸エ
チル、ベンゾイル酢酸ラウリルなどがあげられる。
【0083】前記アルカリ金属カルボン酸塩、アルカリ
金属β−ジケトナートまたはアルカリ金属β−ケト酢酸
エステル塩は、各々前記アルカリ金属とカルボン酸、β
−ジケトン化合物またはβ−ケト酢酸エステルとの塩で
あり、従来周知の方法で製造することができる。また、
これらの各アルカリ金属塩化合物の中でも、アルカリ金
属の脂肪族モノカルボン酸塩、特に、リチウムの脂肪族
カルボン酸塩が好ましく、とりわけ炭素原子数8〜20
の脂肪族モノカルボン酸塩が好ましい。
【0084】また、本発明で使用可能な前記[化6]の
一般式(I)で示される環状有機リン酸エステル塩基性
多価金属塩において、R1 で示される炭素原子数1〜4
のアルキル基としては、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、第二ブチル、イソブチルなどがあ
げられ、R2 またはR3 で示される炭素原子数1〜12
のアルキル基としては、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、第二ブチル、第三ブチル、アミ
ル、第三アミル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、イソ
オクチル、第三オクチル、2−エチルヘキシル、ノニ
ル、イソノニル、デシル、イソデシル、ウンデシル、ド
デシル、第三ドデシルなどがあげられる。
【0085】また、Mで示される周期律表第III族ま
たは第IV族の金属原子としては、アルミニウム、ガリ
ウム、ゲルマニウム、錫、チタン、ジルコニウムなどが
あげられ、特にアルミニウムが好ましい。
【0086】従って、前記[化6]の一般式(I)で表
される環状有機リン酸エステル塩基性多価金属塩として
は、例えば、次の[化8]〜[化13]に示す化合物
(1)〜(6)などがあげられる。
【0087】
【化8】
【0088】
【化9】
【0089】
【化10】
【0090】
【化11】
【0091】
【化12】
【0092】
【化13】
【0093】さらに、前記環状有機リン酸エステル塩基
性多価金属塩は、例えば、酸性環状有機リン酸エステル
のアルカリ金属塩と多価金属ハロゲン化物あるいは酸化
多価金属ハロゲン化物とを反応させ、その後必要に応じ
て加水分解する方法、酸性環状有機リン酸エステルと多
価金属アルコキサイドを反応させ、その後必要に応じて
加水分解する方法などにより容易に製造することができ
る。
【0094】なお、前記のアルカリ金属化合物および
[化6]の一般式(I)で示される環状有機リン酸エス
テル塩基性多価金属塩は、併用配合される。そのより好
ましい配合範囲は、ポリプロピレン樹脂組成物100重
量部に対し、アルカリ金属化合物が0.05〜3重量部
で、[化6]の一般式(I)で示される環状有機リン酸
エステル塩基性多価金属塩が0.03〜3重量部であ
る。なお、これらの混合物は、NA−21(商品名:旭
電化社製)として市販されている。
【0095】また、本発明で使用可能なソルビトール系
化合物としては、1,3,2,4−ジベンジリデンソル
ビトール、1,3−ベンジリデン−2,4−p−メチル
ベンジリデンソルビトール、1,3−ベンジリデン−
2,4−p−エチルベンジリデンソルビトール、1,3
−p−メチルベンジリデン−2,4−ベンジリデンソル
ビトール、1,3−p−エチルベンジリデン−2,4−
ベンジリデンソルビトール、1,3−p−メチルベンジ
リデン−2,4−p−エチルベンジリデンソルビトー
ル、1,3−p−エチルベンジリデン−2,4−p−メ
チルベンジリデンソルビトール、1,3,2,4−ジ
(p−メチルベンジリデン)ソルビトール、1,3,
2,4−ジ(p−エチルベンジリデン)ソルビトール、
1,3,2,4−ジ(p−n−プロピルベンジリデン)
ソルビトール、1,3,2,4−ジ(p−i−プロピル
ベンジリデン)ソルビトール、1,3,2,4−ジ(p
−n−ブチルベンジリデン)ソルビトール、1,3,
2,4−ジ(p−s−ブチルベンジリデン)ソルビトー
ル、1,3,2,4−ジ(p−t−ブチルベンジリデ
ン)ソルビトール、1,3,2,4−ジ(p−メトキシ
ベンジリデン)ソルビトール、1,3,2,4−ジ(p
−エトキシベンジリデン)ソルビトール、1,3−ベン
ジリデン−2,4−p−クロルベンジリデンソルビトー
ル、1,3−p−クロルベンジリデン−2,4−ベンジ
リデンソルビトール、1,3−p−クロルベンジリデン
−2,4−p−エチルベンジリデンソルビトール、1,
3−p−クロルベンジリデン−2,4−p−エチルベン
ジリデンソルビトール、1,3−p−メチルベンジリデ
ン−2,4−p−クロルベンジリデンソルビトール1,
3−p−エチルベンジリデン−2,4−p−クロルベン
ジリデンソルビトールもしくは1,3,2,4−ジ(p
−クロルベンジリデン)ソルビトールなどを例示するこ
とができる。特に、1,3,2,4−ジベンジリデンソ
ルビトール、1,3,2,4−ジ(p−メチルベンジリ
デン)ソルビトールまたは1,3−p−クロルベンジリ
デン−2,4−p−メチルベンジリデンソルビトールが
好ましい。
【0096】また、本発明で使用可能なC4 〜C12の脂
肪族ジカルボン酸およびその金属塩としては、コハク
酸、グルタール酸、アジピン酸、スベリン酸、セバシン
酸、およびこれらのLi、Na、Mg、Ca、Ba、A
l塩などである。
【0097】また、本発明で使用可能な芳香族カルボン
酸およびその金属塩としては、安息香酸、アリル置換酢
酸、芳香族ジカルボン酸およびこれらの元素周期律表第
I、II、III族に属する金属の塩であり、具体的に
は、安息香酸、p−イソプロピル安息香酸、o−第3級
ブチル安息香酸、p−第3級ブチル安息香酸、モノフェ
ニル酢酸、ジフェニル酢酸、フェニルジメチル酢酸、フ
タル酸、およびこれらのLi、Na、Mg、Ca、B
a、Al塩などである。
【0098】
【実施例】本発明を実施例および比較例によりさらに具
体的に説明するが、本発明はこれらの実施例および比較
例により何ら限定されるものではない。なお、各例にお
けるパーセント(%)は特に断らない限り重量による。
【0099】また、MFRは JIS K7210、曲
げ弾性率はJIS K7203、デュポン衝撃強度はJ
IS K7221、ヘイズ(HAZE)はASTM D
−1003に従い、1mm厚のものを測定した。
【0100】冷却時間は、射出成形の場合、成形後、金
型内での冷却開始から金型を開くまでの時間を、ブロー
成形の場合、圧縮空気吹込開始から金型を開くまでの時
間を測定し、評価した。
【0101】(実施例1)(1)ポリプロピレンの製造 成分(A)の調製 還流冷却器をつけた1リットルの反応容器に、窒素ガス
雰囲気下、チップ状の金属マグネシウム(純度99.5
%、平均粒径1.6mm)8.3gおよびn−ヘキサン
250mlを入れ、68℃で1時間攪拌後、金属マグネ
シウムを取出し、65℃で圧縮乾燥するという方法で予
備活性化した金属マグネシウムを得た。次に、この金属
マグネシウムに、n−ブチルエーテル140mlおよび
n−ブチルマグネシウムクロリドのn−ブチルエーテル
溶液(1.75モル/リットル)を0.5ml加えた懸
濁液を55℃に保ち、さらにn−ブチルエーテル50m
lにn−ブチルクロライド38.5mlを溶解した溶液
を50分間で滴下した。攪拌下70℃で4時間反応を行
った後、反応液を25℃に保持した。
【0102】次いで、この反応液にHC(OC25
3 55.7mlを1時間で滴下した。滴下終了後、60
℃で15分間反応を行い、反応生成固体をn−ヘキサン
各300mlで6回洗浄し、室温で1時間圧縮乾燥し、
マグネシウムを19.0%、塩素を28.9%を含むマ
グネシウム含有固体31.6gを回収した。
【0103】還流冷却器、攪拌機および滴下ロートを取
付けた300mlの反応容器に、窒素ガス雰囲気下マグ
ネシウム含有固体6.3gおよびn−ヘプタン50ml
を入れ懸濁液とし、室温で攪拌しながら2,2,2−ト
リクロルエタノール20ml(0.02ミリモル)とn
−ヘプタン11mlの混合溶液を滴下ロートから30分
間で滴下し、さらに80℃で1時間攪拌した。得られた
固体を濾別し、室温のn−ヘキサン各100mlで4回
洗浄し、さらにトルエン各100mlで2回洗浄して固
体成分を得た。
【0104】上記の固体成分にトルエン40mlを加
え、さらに四塩化チタン/トルエンの体積比が3/2に
なるように四塩化チタンを加えて90℃に昇温した。攪
拌下、フタル酸ジ−n−ブチル2mlとトルエン5ml
の混合溶液を5分間で滴下した後、120℃で2時間攪
拌した。得られた固体状物質を90℃で濾別し、トルエ
ン各100mlで2回、90℃で洗浄した。さらに、新
たに四塩化チタン/トルエンの体積比が3/2になるよ
うに四塩化チタンを加え、120℃で2時間攪拌し室温
の各100mlのn−ヘキサンにて7回洗浄して成分
5.5gを得た。
【0105】予備重合 攪拌機を取付けた500mlの反応器に、窒素ガス雰囲
気下、上記で得られた成分A3.5gおよびn−ヘプタ
ン300mlを入れ、攪拌しながら−5℃に冷却した。
次にトリエチルアルミニウム(以下TEALと略称す
る。)のn−ヘプタン溶液(2.0モル/リットル)お
よびジメトキシメチル−2−オキサシクロヘキシルシラ
ンを、反応系におけるTEALおよびジメトキシメチル
−2−オキサシクロヘキシルシランの濃度がそれぞれ6
0ミリモル/リットルおよび10ミリモル/リットルと
なるように添加し、5分間攪拌した。次いで、系内を減
圧した後、プロピレンガスを連続的に供給し、プロピレ
ンを4時間重合させた。重合終了後、気相のプロピレン
を窒素ガスでパージし、各100mlのn−ヘキサンで
3回、室温にて固相部を洗浄した。さらに、固相部を室
温で1時間減圧乾燥して、触媒成分を調製した。触媒成
分に含まれるマグネシウム量を測定した結果、予備重合
量は成分Alg当り1.8gであった。
【0106】本重合 攪拌機を備えた5リットルのステンレス製オートクレー
ブに、窒素ガス雰囲気下、トリイソブチルアルミニウム
(以下、TIBALと略称する。)のn−ヘプタン溶液
(0.1モル/リットル)6mlとネオペンチルトリエ
トキシシランのn−ヘプタン溶液(0.01モル/リッ
トル)6mlを混合し5分間保持したものを入れた。次
いで、分子量制御剤としての水素ガス0.1リットルお
よび液体プロピレン3リットルを圧入した後、反応系を
70℃に昇温した。上記で得られた触媒成分42.0m
gを反応系に装入した後、1時間プロピレンの重合を行
った。重合終了後、未反応のプロピレンをパージし、5
01.0gの白色ポリプロピレン粉末を得た。成分Al
g当りのポリプロピレン生成量(CE)は33.4kg
であった。
【0107】(2)組成物の製造 上記得られたポリプロピレンと、プロピレン/エチレン
ランダム共重合体(東燃化学製)とをスーパーミキサー
でドライブレンドし、その後二軸押出機(65mmφ)
に投入して、200℃およびスクリュー回転数200r
pmで混練し、組成物ペレットを得た。
【0108】(3)成形 得られたペレットから、射出成形機により、樹脂温度2
10℃、射出圧力900kgf/cm2 および金型温度
60℃で試験片を作製した。
【0109】このようにして得られた試験片に対して、
曲げ弾性率、デュポン衝撃強度、ヘイズ値、冷却時間の
測定を行い、得られた結果を表3に示した。
【0110】(比較例1) (1)ポリプロピレン製造時の予備重合条件を表1およ
び表2に示す様にした以外は全て実施例1と同様に行っ
た。このようにして得られた試験片に対して、曲げ弾性
率、デュポン衝撃強度、ヘイズ値、冷却時間を行い、得
られた結果を表3に併記した。
【0111】(実施例2〜4および比較例2〜4) (1)ポリプロピレンの製造時の予備重合条件を表1お
よび表2に示す様に変更した以外は実施例1と同様に行
ない、(2)組成物の製造においても造核剤を添加した
以外は実施例1と同様に行なった。
【0112】(3)成形 成形は実施例1と同様に行なった。
【0113】このようにして得られた試験片に対して、
曲げ弾性率、デュポン衝撃強度、ヘイズ値、冷却時間の
測定を行ない、得られた結果を表3に示した。
【0114】(実施例5および比較例5) (1)ポリプロピレンの製造は実施例1と同様に行な
い、(2)組成物の製造においても造核剤を添加して、
実施例1〜4、比較例1〜4と同様に行なった。
【0115】(3)成形 実施例1〜4、比較例1〜4と同様に成形を行ない、得
られた試験片に対して、曲げ弾性率、デュポン衝撃強
度、ヘイズを測定した。また、得られたペレットをブロ
ー成形機により、樹脂温度210℃で押出してパリソン
を形成し、圧縮空気を吹込んで成形を行ない、冷却時間
の測定した。得られた結果を表3に示した。
【0116】(実施例6)(1)ポリプロピレンおよび組成物の製造 ポリプロピレンおよび組成物を下記の多段重合法にて製
造した。
【0117】成分Aの調整および予備重合に関しては実
施例1と同様に行い、本重合のみ以下のように実施し
た。
【0118】本重合 攪拌機を備えた5リットルのステンレス製オートクレー
ブに、窒素ガス雰囲気下、トリエチルアルミニウム(以
下、TEALと略称する。)のn−ヘプタン溶液(0.
1モル/ミリリットル)6mlとジネオペンチルジエト
キシシランのn−ヘプタン溶液(0.01モル/ミリリ
ットル)6mlを混合し5分間保持したものを入れた。
次いで、分子量制御剤としての水素ガス3.0リットル
および液体プロピレン3リットルを圧入した後、反応系
を70℃に昇温した。上記で得られた触媒成分37.8
mgを反応系に装入した後、40分間重合を行った。
【0119】前段重合終了後、一旦未反応プロピレンを
パージし、生成ポリマーのうち30.8gをサンプリン
グした。再び水素ガス3.0リットルおよびプロピレン
3リットルを圧入し、反応系を70℃に昇温してエチレ
ンを連続的に供給しながら20分間重合を行った。後段
重合終了後、未反応のプロピレンをパージし、506.
4gのポリプロピレン粉末を得た。
【0120】得られたポリマーのMFRは30.0g/
10分、エチレン含量は0.80重量%であった。一段
目で生成したポリマーの生成量は301.8g、MFR
は31.2g/10分であった。二段目で生成したポリ
マーの生成量は204.6gであった。得られた粉末お
よび造核剤をスーパーミキサーでドライブレンドした
後、二軸押出機(65mmφ)に投入して、200℃お
よびスクリュー回転数200rpmで混練し、組成物ペ
レットを得た。
【0121】(2)成形 成形は実施例1と同様に行った。このようにして得られ
た試験片に対して、曲げ弾性率、デュポン衝撃強度、ヘ
イズ値、冷却時間の測定を行ない、得られた結果を表3
に示した。
【0122】
【表1】
【0123】
【表2】
【0124】
【表3】
【0125】比較例1および5はNmが関係式(2)に
おいて本発明の範囲外、比較例2はエチレンの含有量が
本発明の範囲外であり、かつ、プロピレン単独重合体
(A)[プロピレン/エチレンランダム共重合体
(B)]の配合量が本発明の範囲を越える(未満)も
の、比較例3はプロピレン単独重合体(A)[プロピレ
ン/エチレンランダム共重合体(B)]の配合量が本発
明の範囲を越える(未満)もの、比較例4はエチレン含
有量が本発明の範囲を越えるものである。
【0126】実施例1と比較例1、実施例5と比較例5
より、Nmと(2)式が本発明の範囲外であると、剛性
の低下および冷却時間の長時間化を生じ、高速生成性が
低下することがわかる。
【0127】実施例3と比較例3より、プロピレン単独
重合体(A)[プロピレン/エチレンランダム共重合体
(B)]が本発明の範囲を未満(越える)だと、剛性が
低下および冷却時間の長時間化を生じ、高速生成性が低
下することがわかる。また、実施例2と比較例2よりプ
ロピレン単独重合体(A)[プロピレン/エチレンラン
ダム共重合体(B)]が本発明の範囲を越える(未
満)、かつ、エチレン含有量が本発明の範囲未満である
と衝撃強度が低下して、靭性が低下するとともに透明性
も低下するのがわかる。
【0128】さらに、実施例4と比較例4より、エチレ
ン含有量が本発明の範囲を越えると剛性が低下すること
がわかる。
【0129】
【発明の効果】本発明のプロピレン樹脂組成物は、高速
成形および透明性に優れ、かつ、靭性、剛性などの機械
的強度にも優れているので、種々の用途、特に筆記具、
医療用器具、コンテナなどに有用な樹脂組成物の提供が
可能となる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 JIS K7210に従って測定したメ
    ルトフローレート(MFR)が0.01〜500の範囲
    であり、13C−NMRで求められたメソ平均連鎖長(N
    m)とMFRが、 Nm≧97+29.51ogMFR なる関係式を満たすプロピレン単独重合体(A)30〜
    95重量%と、プロピレン/エチレンランダム共重合体
    (B)70〜5重量%とからなり、エチレン含有量が
    0.5〜0.95重量%であるポリプロピレン樹脂組成
    物。
  2. 【請求項2】 メルトフローレート(MFR)とメソ平
    均連鎖長(Nm)とが、 Nm≧109+29.51ogMFR なる関係式を満たすプロピレン単独重合体(A)を用い
    る請求項1記載のポリプロピレン樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 プロピレン単独重合体(A)が50〜8
    0重量%、プロピレン/エチレンランダム共重合体
    (B)が50〜20重量%である請求項1もしくは請求
    項2記載のポリプロピレン樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 前記(A)+(B)100重量部に、造
    核剤を0.01〜5重量部配合した請求項1から請求項
    3の中から選ばれた請求項記載のポリプロピレン樹脂組
    成物。
JP25465195A 1995-09-06 1995-09-06 ポリプロピレン樹脂組成物 Pending JPH0971697A (ja)

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JP25465195A Pending JPH0971697A (ja) 1995-09-06 1995-09-06 ポリプロピレン樹脂組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018095699A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 サンアロマー株式会社 ポリプロピレン組成物とその製造方法、およびポリプロピレン製シート

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