JPH0971698A - 白色ベルト用ゴム組成物およびそれを用いた複写機用白色ベルト - Google Patents
白色ベルト用ゴム組成物およびそれを用いた複写機用白色ベルトInfo
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- JPH0971698A JPH0971698A JP22995795A JP22995795A JPH0971698A JP H0971698 A JPH0971698 A JP H0971698A JP 22995795 A JP22995795 A JP 22995795A JP 22995795 A JP22995795 A JP 22995795A JP H0971698 A JPH0971698 A JP H0971698A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】黄色の変色むらが生じず、白色度の優れたベル
トを得ることのできる白色ベルト用ゴム組成物を提供す
る。 【解決手段】下記の(A)成分および(B)成分を主成
分とする白色ベルト用ゴム組成物。 (A)エチレン−プロピレンゴムおよびエチレン−プロ
ピレン−ジエンゴムの少なくとも一方。 (B)塩素化ポリエチレン、クロロスルホン化ポリエチ
レンおよび四ふっ化エチレン−プロピレンゴムからなる
群から選ばれた少なくとも一つの高分子化合物。
トを得ることのできる白色ベルト用ゴム組成物を提供す
る。 【解決手段】下記の(A)成分および(B)成分を主成
分とする白色ベルト用ゴム組成物。 (A)エチレン−プロピレンゴムおよびエチレン−プロ
ピレン−ジエンゴムの少なくとも一方。 (B)塩素化ポリエチレン、クロロスルホン化ポリエチ
レンおよび四ふっ化エチレン−プロピレンゴムからなる
群から選ばれた少なくとも一つの高分子化合物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機の自動原
稿送り部の複写機用紙送りベルト等の形成材料として用
いられる白色ベルト用ゴム組成物に関するものである。
稿送り部の複写機用紙送りベルト等の形成材料として用
いられる白色ベルト用ゴム組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数枚の原稿を連続的に自動複写できる
複写機として、図1に示すようなものがある。すなわ
ち、この複写機1は、本体の一側部の上端に配設されて
いる原稿用置台2に、複数枚の原稿3を、表面を下に向
けた状態で積層状に載置し、原稿台カバー4を、一端縁
を中心に図示の矢印Aのように回転させて原稿台ガラス
5上に倒し、その状態でスイッチ(図示せず)を押して
作動させると、原稿台カバー4の裏面に設けられている
白色ゴム製の紙送りベルト6(無端弾性ベルト)が矢印
B方向に走行し、原稿用置台2に載置された原稿3を、
コピーを終えるごとに上部側から一枚ずつ原稿台ガラス
5上に搬送するようになっている。この場合、コピーに
応動して、複写紙用カセット7または11に収納されて
いる複写紙8または10が複写機1の内部に搬送され、
原稿3の表面の文字や図柄等が転写されてコピートレイ
9に送り出される。図において、17はコピーを終えた
原稿3の収納トレイである。このような複写機1の上記
紙送りベルト6は、図2に示すように2個の駆動ローラ
12の回転により走行し原稿3を搬送するようになって
いる。この紙送りベルト6は、原稿3を搬送するために
摩擦力を必要とし、また原稿3の排出のために原稿離れ
性を必要とする。さらに、上記紙送りベルト6は、原稿
3を原稿台ガラス5上に搬送しコピーを行うために、白
色でなければならない。そして、上記紙送りベルト6の
形成材料としては、従来から、エチレン−プロピレン−
ジエンゴム(以下「EPDM」と略す)と、エピクロル
ヒドリン−エチレンオキサイド−アリルグリシジルエー
テルの三元共重合体(以下「ECO」と略す)とを主成
分とするゴム組成物が用いられている。しかし、上記E
PDMとECOとを主成分とするゴム組成物を形成材料
として作製された紙送りベルトは、電気抵抗値が高くな
って複写紙が帯電吸着して原稿離れ性が低下したり、耐
溶剤性が悪く溶剤でベルトを洗浄するとベルトが伸びて
稼働時にスリップするという問題を有している。このよ
うな上記問題を解決するために、本発明者らは、一連の
研究を重ねた結果、上記EPDMとECOを主成分とす
るゴム組成物に代えて、EPDMとアクリロニトリル−
ブタジエンゴム(以下「NBR」と略す)とを主成分と
するゴム組成物をベルトの形成材料とすると、上記問題
が解決できることを突き止めた。
複写機として、図1に示すようなものがある。すなわ
ち、この複写機1は、本体の一側部の上端に配設されて
いる原稿用置台2に、複数枚の原稿3を、表面を下に向
けた状態で積層状に載置し、原稿台カバー4を、一端縁
を中心に図示の矢印Aのように回転させて原稿台ガラス
5上に倒し、その状態でスイッチ(図示せず)を押して
作動させると、原稿台カバー4の裏面に設けられている
白色ゴム製の紙送りベルト6(無端弾性ベルト)が矢印
B方向に走行し、原稿用置台2に載置された原稿3を、
コピーを終えるごとに上部側から一枚ずつ原稿台ガラス
5上に搬送するようになっている。この場合、コピーに
応動して、複写紙用カセット7または11に収納されて
いる複写紙8または10が複写機1の内部に搬送され、
原稿3の表面の文字や図柄等が転写されてコピートレイ
9に送り出される。図において、17はコピーを終えた
原稿3の収納トレイである。このような複写機1の上記
紙送りベルト6は、図2に示すように2個の駆動ローラ
12の回転により走行し原稿3を搬送するようになって
いる。この紙送りベルト6は、原稿3を搬送するために
摩擦力を必要とし、また原稿3の排出のために原稿離れ
性を必要とする。さらに、上記紙送りベルト6は、原稿
3を原稿台ガラス5上に搬送しコピーを行うために、白
色でなければならない。そして、上記紙送りベルト6の
形成材料としては、従来から、エチレン−プロピレン−
ジエンゴム(以下「EPDM」と略す)と、エピクロル
ヒドリン−エチレンオキサイド−アリルグリシジルエー
テルの三元共重合体(以下「ECO」と略す)とを主成
分とするゴム組成物が用いられている。しかし、上記E
PDMとECOとを主成分とするゴム組成物を形成材料
として作製された紙送りベルトは、電気抵抗値が高くな
って複写紙が帯電吸着して原稿離れ性が低下したり、耐
溶剤性が悪く溶剤でベルトを洗浄するとベルトが伸びて
稼働時にスリップするという問題を有している。このよ
うな上記問題を解決するために、本発明者らは、一連の
研究を重ねた結果、上記EPDMとECOを主成分とす
るゴム組成物に代えて、EPDMとアクリロニトリル−
ブタジエンゴム(以下「NBR」と略す)とを主成分と
するゴム組成物をベルトの形成材料とすると、上記問題
が解決できることを突き止めた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ゴ
ム組成物を形成材料として用いて所望の形状に加硫成形
された紙送りベルト6では、ベルト全体の白色度に劣る
(全体的に黄色に近い)、あるいは黄色のむらが発生す
るという問題が生じる。
ム組成物を形成材料として用いて所望の形状に加硫成形
された紙送りベルト6では、ベルト全体の白色度に劣る
(全体的に黄色に近い)、あるいは黄色のむらが発生す
るという問題が生じる。
【0004】この発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、黄色の変色むらが生じず、白色度に優れたベ
ルトを得ることのできる白色ベルト用ゴム組成物の提供
をその目的とする。
たもので、黄色の変色むらが生じず、白色度に優れたベ
ルトを得ることのできる白色ベルト用ゴム組成物の提供
をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の白色ベルト用ゴム組成物は、下記の
(A)成分および(B)成分を主成分とするという構成
をとる。 (A)エチレン−プロピレンゴム(以下「EPM」と略
す)およびEPDMの少なくとも一方。 (B)塩素化ポリエチレン(以下「CM」と略す)、ク
ロロスルホン化ポリエチレン(以下「CSM」と略す)
および四ふっ化エチレン−プロピレンゴムからなる群か
ら選ばれた少なくとも一つの高分子化合物。
め、この発明の白色ベルト用ゴム組成物は、下記の
(A)成分および(B)成分を主成分とするという構成
をとる。 (A)エチレン−プロピレンゴム(以下「EPM」と略
す)およびEPDMの少なくとも一方。 (B)塩素化ポリエチレン(以下「CM」と略す)、ク
ロロスルホン化ポリエチレン(以下「CSM」と略す)
および四ふっ化エチレン−プロピレンゴムからなる群か
ら選ばれた少なくとも一つの高分子化合物。
【0006】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明者らは、黄色に
変色しない白色ベルト用ゴム組成物を得るために、まず
上記黄変の原因を中心に研究を重ねた。そして、原因追
求の結果、従来用いられているゴム組成物において、E
PMあるいはEPDMとともにNBRを用いる場合、こ
のNBR中の−CNが酸化劣化中に黄色化合物を形成す
るのではないかという知見を得た。そして、この知見に
基づき、上記NBRに代わる新たな高分子化合物を得る
べく、さらに研究を重ねた。その結果、上記NBRに代
えて、CM、CSMおよび四ふっ化エチレン−プロピレ
ンゴムを用いたゴム組成物を用いると、形成されたベル
ト全体の白色度が大幅に向上し、しかも黄色の変色むら
が防止された、白色ベルトが得られることを見出しこの
発明に到達した。
変色しない白色ベルト用ゴム組成物を得るために、まず
上記黄変の原因を中心に研究を重ねた。そして、原因追
求の結果、従来用いられているゴム組成物において、E
PMあるいはEPDMとともにNBRを用いる場合、こ
のNBR中の−CNが酸化劣化中に黄色化合物を形成す
るのではないかという知見を得た。そして、この知見に
基づき、上記NBRに代わる新たな高分子化合物を得る
べく、さらに研究を重ねた。その結果、上記NBRに代
えて、CM、CSMおよび四ふっ化エチレン−プロピレ
ンゴムを用いたゴム組成物を用いると、形成されたベル
ト全体の白色度が大幅に向上し、しかも黄色の変色むら
が防止された、白色ベルトが得られることを見出しこの
発明に到達した。
【0007】さらに、上記各種高分子化合物を用いたゴ
ム組成物において、EPMおよびEPDMの少なくとも
一方〔(A)成分〕と、CM、CSMおよび四ふっ化エ
チレン−プロピレンゴムからなる群から選ばれた少なく
とも一つの高分子化合物〔(B)成分〕の配合割合(A
/B)を、重量比で、A/B=90/10〜40/60
の範囲に設定することにより、得られるベルトの電気抵
抗値を適正な範囲に設定可能となって複写紙の帯電吸着
が防止されるとともに、耐汚れ性が向上し特に好まし
い。
ム組成物において、EPMおよびEPDMの少なくとも
一方〔(A)成分〕と、CM、CSMおよび四ふっ化エ
チレン−プロピレンゴムからなる群から選ばれた少なく
とも一つの高分子化合物〔(B)成分〕の配合割合(A
/B)を、重量比で、A/B=90/10〜40/60
の範囲に設定することにより、得られるベルトの電気抵
抗値を適正な範囲に設定可能となって複写紙の帯電吸着
が防止されるとともに、耐汚れ性が向上し特に好まし
い。
【0008】つぎに、この発明を詳しく説明する。
【0009】この発明の白色ベルト用ゴム組成物は、E
PMおよびEPDMの少なくとも一方〔(A)成分〕
と、3種類の高分子化合物から選ばれた少なくとも一種
類の高分子化合物〔(B)成分〕を用いて得られる。
PMおよびEPDMの少なくとも一方〔(A)成分〕
と、3種類の高分子化合物から選ばれた少なくとも一種
類の高分子化合物〔(B)成分〕を用いて得られる。
【0010】上記(A)成分である、EPMおよびEP
DMとしては、特に限定するものではなく従来公知のも
のが用いられる。
DMとしては、特に限定するものではなく従来公知のも
のが用いられる。
【0011】上記(A)成分とともに用いられる(B)
成分は、3種類の高分子化合物から選ばれた少なくとも
一種類の高分子化合物であり、この3種類の高分子化合
物には、CM、CSM、四ふっ化エチレン−プロピレン
ゴムが用いられる。これらは単独でもしくは2種以上併
せて用いられる。そして、上記(B)成分であるCM、
CSM、四ふっ化エチレン−プロピレンゴムとしては、
それぞれ特に限定するものではなく従来公知のものが用
いられる。
成分は、3種類の高分子化合物から選ばれた少なくとも
一種類の高分子化合物であり、この3種類の高分子化合
物には、CM、CSM、四ふっ化エチレン−プロピレン
ゴムが用いられる。これらは単独でもしくは2種以上併
せて用いられる。そして、上記(B)成分であるCM、
CSM、四ふっ化エチレン−プロピレンゴムとしては、
それぞれ特に限定するものではなく従来公知のものが用
いられる。
【0012】上記CMとしては、塩素含有量が30〜4
5%のものを用いることが好ましい。
5%のものを用いることが好ましい。
【0013】また、上記CSMとしては、塩素含有量が
23〜43%で、硫黄含有量が0.7〜1.4%のもの
を用いることが好ましい。
23〜43%で、硫黄含有量が0.7〜1.4%のもの
を用いることが好ましい。
【0014】上記四ふっ化エチレン−プロピレンゴムと
しては、四ふっ化エチレンとプロピレンのモル比が55
/45のものを用いることが好ましい。
しては、四ふっ化エチレンとプロピレンのモル比が55
/45のものを用いることが好ましい。
【0015】上記EPMおよびEPDMの少なくとも一
方〔(A)成分〕と、上記3種類の高分子化合物から選
ばれた少なくとも一種類の高分子化合物〔(B)成分〕
の配合割合(A/B)は、重量比で、A/B=90/1
0〜40/60の範囲に設定することが好ましい。特に
好ましくはA/B=90/10〜80/20である。す
なわち、(A)成分が90を超える〔(B)成分が10
未満〕と、電気抵抗が高くなってしまい原稿用紙がベル
トに帯電吸着され、搬送不具合が発生し、逆に(A)成
分が40未満〔(B)成分が60を超える〕では、電気
抵抗が小さく搬送性は良好となるが、トナー等の極性物
との親和性からベルト汚れ等が生じ耐汚れ性が低下する
傾向がみられるからである。
方〔(A)成分〕と、上記3種類の高分子化合物から選
ばれた少なくとも一種類の高分子化合物〔(B)成分〕
の配合割合(A/B)は、重量比で、A/B=90/1
0〜40/60の範囲に設定することが好ましい。特に
好ましくはA/B=90/10〜80/20である。す
なわち、(A)成分が90を超える〔(B)成分が10
未満〕と、電気抵抗が高くなってしまい原稿用紙がベル
トに帯電吸着され、搬送不具合が発生し、逆に(A)成
分が40未満〔(B)成分が60を超える〕では、電気
抵抗が小さく搬送性は良好となるが、トナー等の極性物
との親和性からベルト汚れ等が生じ耐汚れ性が低下する
傾向がみられるからである。
【0016】この発明の白色ベルト用ゴム組成物には、
上記(A)成分および(B)成分以外に、加硫剤、顔
料、充填剤、軟化剤、加硫促進助剤、加工助剤等のその
他の添加剤が適宜に配合される。
上記(A)成分および(B)成分以外に、加硫剤、顔
料、充填剤、軟化剤、加硫促進助剤、加工助剤等のその
他の添加剤が適宜に配合される。
【0017】上記加硫剤としては、この発明では、パー
オキサイド系加硫剤を用いることが好ましい。上記パー
オキサイド系加硫剤としては、例えば、ジクミルパーオ
キサイド、1,3−ビス(t−ブチルパーオキシイソプ
ロピル)ベンゼン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−
ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシ
ン、n−ブチル−4,4−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)バレレート等があげられる。上記加硫剤の配合量と
しては、上記(A)成分と(B)成分の合計量100重
量部(以下「部」と略す)に対して2.0〜3.0部の
割合に設定することが好ましい。
オキサイド系加硫剤を用いることが好ましい。上記パー
オキサイド系加硫剤としては、例えば、ジクミルパーオ
キサイド、1,3−ビス(t−ブチルパーオキシイソプ
ロピル)ベンゼン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−
ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシ
ン、n−ブチル−4,4−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)バレレート等があげられる。上記加硫剤の配合量と
しては、上記(A)成分と(B)成分の合計量100重
量部(以下「部」と略す)に対して2.0〜3.0部の
割合に設定することが好ましい。
【0018】上記充填剤としては、シリカ粉末等があげ
られ、上記顔料としては、酸化チタン等が用いられる。
られ、上記顔料としては、酸化チタン等が用いられる。
【0019】この発明の白色ベルト用ゴム組成物は、例
えばつぎのようにして得られる。すなわち、上記EPM
およびEPDMの少なくとも一方〔(A)成分〕と、3
種類の高分子化合物から選ばれた少なくとも一種類の高
分子化合物〔(B)成分〕と、さらに上記各成分に加え
て、その他の添加剤を所定の割合で配合し、混練するこ
とにより白色ベルト用ゴム組成物が得られる。
えばつぎのようにして得られる。すなわち、上記EPM
およびEPDMの少なくとも一方〔(A)成分〕と、3
種類の高分子化合物から選ばれた少なくとも一種類の高
分子化合物〔(B)成分〕と、さらに上記各成分に加え
て、その他の添加剤を所定の割合で配合し、混練するこ
とにより白色ベルト用ゴム組成物が得られる。
【0020】この発明の白色ベルト用ゴム組成物を用い
て、例えば、所定の成形用金型内に上記組成物を充填
し、加硫条件(165℃×30分)により加硫を行うこ
とにより所望の形状の白色ベルトを作製することができ
る。
て、例えば、所定の成形用金型内に上記組成物を充填
し、加硫条件(165℃×30分)により加硫を行うこ
とにより所望の形状の白色ベルトを作製することができ
る。
【0021】このようにして得られた白色ベルトは、加
硫成形時に黄変の発生が抑制され、白色の優れたものと
なる。
硫成形時に黄変の発生が抑制され、白色の優れたものと
なる。
【0022】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
明する。
【0023】
【実施例1〜11、比較例1〜3】下記の表1〜表3に
示す各成分を同表に示す割合で配合し混練することによ
り白色ベルト用ゴム組成物を作製した。
示す各成分を同表に示す割合で配合し混練することによ
り白色ベルト用ゴム組成物を作製した。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】このようにして得られた各実施例品および
比較例品の白色ベルト用ゴム組成物を、所定形状の成形
用金型に充填し、165℃×30分の条件で加硫するこ
とにより複写機用ベルトを作製した。そして、このベル
トの破断強度および破断伸びをJIS K 6301に
準じて測定した。また、上記ベルトの黄色むらの発生を
目視により確認し黄色むらの発生の有無を評価した。そ
して、ベルト表面の電気抵抗値を23℃×55%RHの
条件下で、JIS K 6911に準じて測定した。さ
らに、ベルトの白色度を、反射濃度計(マクベス濃度計
RD−9/4)により測定した。これらの測定・評価結
果を下記の表4〜表7に併せて示した。
比較例品の白色ベルト用ゴム組成物を、所定形状の成形
用金型に充填し、165℃×30分の条件で加硫するこ
とにより複写機用ベルトを作製した。そして、このベル
トの破断強度および破断伸びをJIS K 6301に
準じて測定した。また、上記ベルトの黄色むらの発生を
目視により確認し黄色むらの発生の有無を評価した。そ
して、ベルト表面の電気抵抗値を23℃×55%RHの
条件下で、JIS K 6911に準じて測定した。さ
らに、ベルトの白色度を、反射濃度計(マクベス濃度計
RD−9/4)により測定した。これらの測定・評価結
果を下記の表4〜表7に併せて示した。
【0028】
【表4】
【0029】
【表5】
【0030】
【表6】
【0031】
【表7】
【0032】上記表4〜表7の結果から、実施例品およ
び比較例品とも破断強度等の物性値および表面電気抵抗
値に関して大きな差はないが、比較例品は実施例品に比
べていずれも反射濃度計での測定値が高く白色の度合い
に劣ることがわかる。また、比較例1,2品では黄色む
らが発生した。これらのことから、実施例品は、機械特
性および紙搬送性に優れ、黄色むらが生じず白色度の優
れたものであることが明らかである。
び比較例品とも破断強度等の物性値および表面電気抵抗
値に関して大きな差はないが、比較例品は実施例品に比
べていずれも反射濃度計での測定値が高く白色の度合い
に劣ることがわかる。また、比較例1,2品では黄色む
らが発生した。これらのことから、実施例品は、機械特
性および紙搬送性に優れ、黄色むらが生じず白色度の優
れたものであることが明らかである。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明の白色ベルト用
ゴム組成物は、上記EPMおよびEPDMの少なくとも
一方〔(A)成分〕、および、CM、CSMおよび四ふ
っ化エチレン−プロピレンゴムからなる群から選ばれた
少なくとも一つの高分子化合物〔(B)成分〕が主成分
として配合されている。したがって、例えば、従来のN
BRを併用したものに比べて白色ベルトの黄色むらの発
生が防止され、しかもベルト全体の白色度が大幅に向上
した白色ベルトが得られる。
ゴム組成物は、上記EPMおよびEPDMの少なくとも
一方〔(A)成分〕、および、CM、CSMおよび四ふ
っ化エチレン−プロピレンゴムからなる群から選ばれた
少なくとも一つの高分子化合物〔(B)成分〕が主成分
として配合されている。したがって、例えば、従来のN
BRを併用したものに比べて白色ベルトの黄色むらの発
生が防止され、しかもベルト全体の白色度が大幅に向上
した白色ベルトが得られる。
【0034】特に、この発明の白色ベルト用組成物にお
いて、EPMおよびEPDMの少なくとも一方〔(A)
成分〕と、CM、CSMおよび四ふっ化エチレン−プロ
ピレンゴムからなる群から選ばれた少なくとも一つの高
分子化合物〔(B)成分〕の配合割合(A/B)を、重
量比で、A/B=90/10〜40/60の範囲に設定
することにより、得られるベルトの電気抵抗値を適正な
範囲に設定可能となって複写紙の帯電吸着が防止される
とともに、優れた耐汚れ性が得られる。
いて、EPMおよびEPDMの少なくとも一方〔(A)
成分〕と、CM、CSMおよび四ふっ化エチレン−プロ
ピレンゴムからなる群から選ばれた少なくとも一つの高
分子化合物〔(B)成分〕の配合割合(A/B)を、重
量比で、A/B=90/10〜40/60の範囲に設定
することにより、得られるベルトの電気抵抗値を適正な
範囲に設定可能となって複写紙の帯電吸着が防止される
とともに、優れた耐汚れ性が得られる。
【0035】したがって、この発明の白色ベルト用ゴム
組成物を用いて、複写機の白色ベルトを作製すると、従
来のように黄色むらのない所望の白色度の優れたベルト
が得られる。
組成物を用いて、複写機の白色ベルトを作製すると、従
来のように黄色むらのない所望の白色度の優れたベルト
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機の斜視図である。
【図2】上記複写機に用いられる紙送りベルト部分の正
面図である。
面図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年9月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 白色ベルト用ゴム組成物およびそれを
用いた複写機用白色ベルト
用いた複写機用白色ベルト
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機の自動原
稿送り部の複写機用紙送りベルト等の形成材料として用
いられる白色ベルト用ゴム組成物およびそれを用いた複
写機用白色ベルトに関するものである。
稿送り部の複写機用紙送りベルト等の形成材料として用
いられる白色ベルト用ゴム組成物およびそれを用いた複
写機用白色ベルトに関するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】この発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、黄色の変色むらが生じず、白色度に優れたベ
ルトを得ることのできる白色ベルト用ゴム組成物および
それを用いた複写機用白色ベルトの提供をその目的とす
る。
たもので、黄色の変色むらが生じず、白色度に優れたベ
ルトを得ることのできる白色ベルト用ゴム組成物および
それを用いた複写機用白色ベルトの提供をその目的とす
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、下記の(A)成分および(B)成分を
主成分とする白色ベルト用ゴム組成物を第1の要旨と
し、上記白色ベルト用ゴム組成物を用いてなる複写機用
白色ベルトを第2の要旨とする。 (A)エチレン−プロピレンゴム(以下「EPM」と略
す)およびEPDMの少なくとも一方。 (B)塩素化ポリエチレン(以下「CM」と略す)、ク
ロロスルホン化ポリエチレン(以下「CSM」と略す)
および四ふっ化エチレン−プロピレンゴムからなる群か
ら選ばれた少なくとも一つの高分子化合物。
め、この発明は、下記の(A)成分および(B)成分を
主成分とする白色ベルト用ゴム組成物を第1の要旨と
し、上記白色ベルト用ゴム組成物を用いてなる複写機用
白色ベルトを第2の要旨とする。 (A)エチレン−プロピレンゴム(以下「EPM」と略
す)およびEPDMの少なくとも一方。 (B)塩素化ポリエチレン(以下「CM」と略す)、ク
ロロスルホン化ポリエチレン(以下「CSM」と略す)
および四ふっ化エチレン−プロピレンゴムからなる群か
ら選ばれた少なくとも一つの高分子化合物。
Claims (2)
- 【請求項1】 下記の(A)成分および(B)成分を主
成分とすることを特徴とする白色ベルト用ゴム組成物。 (A)エチレン−プロピレンゴムおよびエチレン−プロ
ピレン−ジエンゴムの少なくとも一方。 (B)塩素化ポリエチレン、クロロスルホン化ポリエチ
レンおよび四ふっ化エチレン−プロピレンゴムからなる
群から選ばれた少なくとも一つの高分子化合物。 - 【請求項2】 (A)成分および(B)成分の配合割合
(A/B)が、重量比で、A/B=90/10〜40/
60に設定されている請求項1記載の白色ベルト用ゴム
組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22995795A JPH0971698A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 白色ベルト用ゴム組成物およびそれを用いた複写機用白色ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22995795A JPH0971698A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 白色ベルト用ゴム組成物およびそれを用いた複写機用白色ベルト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0971698A true JPH0971698A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16900363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22995795A Pending JPH0971698A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 白色ベルト用ゴム組成物およびそれを用いた複写機用白色ベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0971698A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1129643A (ja) * | 1997-07-11 | 1999-02-02 | Emiyuula:Kk | 摩擦抵抗値の大なるゴム素材及びその製造方法 |
| CN100348656C (zh) * | 2005-11-17 | 2007-11-14 | 仝国磊 | 一种耐超强酸的橡胶材料及其制备方法 |
-
1995
- 1995-09-07 JP JP22995795A patent/JPH0971698A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1129643A (ja) * | 1997-07-11 | 1999-02-02 | Emiyuula:Kk | 摩擦抵抗値の大なるゴム素材及びその製造方法 |
| CN100348656C (zh) * | 2005-11-17 | 2007-11-14 | 仝国磊 | 一种耐超强酸的橡胶材料及其制备方法 |
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