JPH0973261A - ホログラム脆性シール - Google Patents
ホログラム脆性シールInfo
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- JPH0973261A JPH0973261A JP7228963A JP22896395A JPH0973261A JP H0973261 A JPH0973261 A JP H0973261A JP 7228963 A JP7228963 A JP 7228963A JP 22896395 A JP22896395 A JP 22896395A JP H0973261 A JPH0973261 A JP H0973261A
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- hologram
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Abstract
(57)【要約】
【課題】再貼着を防止することが可能で、かつ、デット
コピーによる偽造ホログラムを識別可能なホログラム脆
性シールを提供する。 【解決手段】支持層と、ホログラムパターンを有するホ
ログラム形成層と、反射性薄膜層と、前記反射性薄膜層
を部分的に覆う第1脆性剥離層と、接着層と、支持層上
又は何れかの層間に必要に応じて印刷層を設けたホログ
ラム脆性シールの何れかの層内に蛍光体を混入させる
と、シールの表面から見ても部分的な脆性効果をもたら
す層が反射性薄膜層の下に設けることによって、その存
在の認識を非常に困難とすることができ、不正防止性を
向上させることができるとともに、紫外線照射による蛍
光発光の有無を確認することにより、偽造ホログラムの
識別が可能となる。
コピーによる偽造ホログラムを識別可能なホログラム脆
性シールを提供する。 【解決手段】支持層と、ホログラムパターンを有するホ
ログラム形成層と、反射性薄膜層と、前記反射性薄膜層
を部分的に覆う第1脆性剥離層と、接着層と、支持層上
又は何れかの層間に必要に応じて印刷層を設けたホログ
ラム脆性シールの何れかの層内に蛍光体を混入させる
と、シールの表面から見ても部分的な脆性効果をもたら
す層が反射性薄膜層の下に設けることによって、その存
在の認識を非常に困難とすることができ、不正防止性を
向上させることができるとともに、紫外線照射による蛍
光発光の有無を確認することにより、偽造ホログラムの
識別が可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホログラムの貼り
換えなどの不正を困難とするホログラム脆性シールに関
するものである。
換えなどの不正を困難とするホログラム脆性シールに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】光の干渉を用いて立体画像を再生し得る
ホログラムは、高度な製造技術を要するものの、シー
ル、箔等の形態に作成可能であるので、これを、カー
ド、ビデオカセット、コンパクトディスク、スポーツ用
品、ブランド品、ROMボード等の物品の表面に貼着
し、その有無により物品が真正品であるか、不正品であ
るかを判定する手段として使われている。
ホログラムは、高度な製造技術を要するものの、シー
ル、箔等の形態に作成可能であるので、これを、カー
ド、ビデオカセット、コンパクトディスク、スポーツ用
品、ブランド品、ROMボード等の物品の表面に貼着
し、その有無により物品が真正品であるか、不正品であ
るかを判定する手段として使われている。
【0003】ところで、このような物品に貼着したホロ
グラムを剥がし、再貼着する悪用がされないように、支
持層とホログラム層あるいはこれらの間に設けた剥離層
と支持層又はホログラム層で剥離するホログラム脆性シ
ールや、支持層とホログラム形成層との間にパターン状
の剥離層を形成しておき、支持層とホログラム形成層が
剥離するホログラム脆性シール(実公平5−48210
号公報参照)がある。
グラムを剥がし、再貼着する悪用がされないように、支
持層とホログラム層あるいはこれらの間に設けた剥離層
と支持層又はホログラム層で剥離するホログラム脆性シ
ールや、支持層とホログラム形成層との間にパターン状
の剥離層を形成しておき、支持層とホログラム形成層が
剥離するホログラム脆性シール(実公平5−48210
号公報参照)がある。
【0004】しかしながら、前者のホログラム脆性シー
ルは、剥がし方によってはホログラム層及び反射性薄膜
層が破壊することなく、ホログラムシール全体を完全に
剥離させてしまう可能性がある。一方、後者のホログラ
ム脆性シールにはそのような欠点はないが、このホログ
ラム脆性シールを貼着した状態で見るとホログラム形成
層及び反射性薄膜層の上にパターン状の剥離層が設けら
れているため、そのパターンの存在を目視により判別で
き、ホログラムの再生画像の見え方に影響を与える(特
にレーザ光再生ホログラムの場合に顕著である)だけで
なく、不正防止策の存在が明らかになってしまう問題を
有する。
ルは、剥がし方によってはホログラム層及び反射性薄膜
層が破壊することなく、ホログラムシール全体を完全に
剥離させてしまう可能性がある。一方、後者のホログラ
ム脆性シールにはそのような欠点はないが、このホログ
ラム脆性シールを貼着した状態で見るとホログラム形成
層及び反射性薄膜層の上にパターン状の剥離層が設けら
れているため、そのパターンの存在を目視により判別で
き、ホログラムの再生画像の見え方に影響を与える(特
にレーザ光再生ホログラムの場合に顕著である)だけで
なく、不正防止策の存在が明らかになってしまう問題を
有する。
【0005】他方、最近、真正なホログラムに感材を密
着させ、ホログラム像を転写する、いわゆるデットコピ
ーにより偽造ホログラムを作成し、それを不正品に接着
する事件も発生している。
着させ、ホログラム像を転写する、いわゆるデットコピ
ーにより偽造ホログラムを作成し、それを不正品に接着
する事件も発生している。
【0006】このようなデットコピーによる偽造に対し
ては、ホログラム脆性シールも通常のホログラムシール
も何ら変わるところはない。
ては、ホログラム脆性シールも通常のホログラムシール
も何ら変わるところはない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、再貼着を防
止することが可能で、かつ、デットコピーによる偽造ホ
ログラムを識別可能なホログラム脆性シールを提供する
ことを目的とする。
止することが可能で、かつ、デットコピーによる偽造ホ
ログラムを識別可能なホログラム脆性シールを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
すべくなされたものであり、請求項1に記載の発明は、
支持層と、ホログラムパターンを有するホログラム形成
層と、反射性薄膜層と、前記反射性薄膜層を部分的に覆
う第1脆性剥離層と、接着層と、支持層上又は何れかの
層間に必要に応じて印刷層を設けたホログラム脆性シー
ルであって、何れかの層内に蛍光体を混入させたことを
特徴とするホログラム脆性シールである。
すべくなされたものであり、請求項1に記載の発明は、
支持層と、ホログラムパターンを有するホログラム形成
層と、反射性薄膜層と、前記反射性薄膜層を部分的に覆
う第1脆性剥離層と、接着層と、支持層上又は何れかの
層間に必要に応じて印刷層を設けたホログラム脆性シー
ルであって、何れかの層内に蛍光体を混入させたことを
特徴とするホログラム脆性シールである。
【0009】以下、本発明を図面を用いて説明する。図
1は、請求項1に係るホログラム脆性シール1の構成を
示す断面図である。
1は、請求項1に係るホログラム脆性シール1の構成を
示す断面図である。
【0010】本発明に係わる支持層2は、製造時におい
ては、ホログラム脆性シールを構成する各層を支持する
とともに、使用時においては、最外層となることから保
護層となりうるものである。このような支持層として
は、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂等の透明な樹脂
フィルムを用いることができる。
ては、ホログラム脆性シールを構成する各層を支持する
とともに、使用時においては、最外層となることから保
護層となりうるものである。このような支持層として
は、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂等の透明な樹脂
フィルムを用いることができる。
【0011】なお、支持層を構成する樹脂に、例えば、
紫外線により励起し、これよりも低いエネルギー順位の
戻るときに発する蛍光スペクトルのピークが青、緑、赤
の波長域にある、Ca2 B5 O9 Cl:Eu2 + CaW
O4 、ZnO:Zn、ZnSiO4 :Mn、Y2 O
2 S:Eu、ZnS:Ag、YVO4 :Eu、Y2 O2
S:Eu、Cd2 O2 S:Tb、La2 O2 :Tb、Y
3 Al5 O12:Ce等の透明な蛍光体を混入させてもよ
い。この構成のホログラム脆性シールに紫外線を照射す
ると蛍光発光が確認できる。そして、この有無を確認す
ることにより、偽造ホログラムの識別が可能となる。
紫外線により励起し、これよりも低いエネルギー順位の
戻るときに発する蛍光スペクトルのピークが青、緑、赤
の波長域にある、Ca2 B5 O9 Cl:Eu2 + CaW
O4 、ZnO:Zn、ZnSiO4 :Mn、Y2 O
2 S:Eu、ZnS:Ag、YVO4 :Eu、Y2 O2
S:Eu、Cd2 O2 S:Tb、La2 O2 :Tb、Y
3 Al5 O12:Ce等の透明な蛍光体を混入させてもよ
い。この構成のホログラム脆性シールに紫外線を照射す
ると蛍光発光が確認できる。そして、この有無を確認す
ることにより、偽造ホログラムの識別が可能となる。
【0012】次に、支持層上に形成されるホログラムパ
ターンを有するホログラム形成層3は、造膜が可能で、
エンボス成型性が良好で、プレスムラが生じ難く、明る
い再生像が得られる樹脂からなることが要求される。
ターンを有するホログラム形成層3は、造膜が可能で、
エンボス成型性が良好で、プレスムラが生じ難く、明る
い再生像が得られる樹脂からなることが要求される。
【0013】このようなホログラム形成層を構成する材
料としては、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂あるいはこれ
らの共重合体又は混合物、不飽和ポリエステル樹脂、メ
ラミン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン(メタ)アクリレ
ート、ポリエステル(メタ)アクリレート、エポキシ
(メタ)アクリレート、ポリオール(メタ)アクリレー
ト、メラミン(メタ)アクリレート、トリアジン(メ
タ)アクリレート等の(メタ)アクリレート樹脂等の熱
硬化性樹脂あるいはこれらの共重合体又は混合物、さら
にはラジカル重合性不飽和基を有する熱成型性材料等が
使用可能である。なお、ホログラム形成層を構成する材
料に、透明な蛍光体を混入させてもよい。
料としては、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂あるいはこれ
らの共重合体又は混合物、不飽和ポリエステル樹脂、メ
ラミン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン(メタ)アクリレ
ート、ポリエステル(メタ)アクリレート、エポキシ
(メタ)アクリレート、ポリオール(メタ)アクリレー
ト、メラミン(メタ)アクリレート、トリアジン(メ
タ)アクリレート等の(メタ)アクリレート樹脂等の熱
硬化性樹脂あるいはこれらの共重合体又は混合物、さら
にはラジカル重合性不飽和基を有する熱成型性材料等が
使用可能である。なお、ホログラム形成層を構成する材
料に、透明な蛍光体を混入させてもよい。
【0014】そして、ホログラム形成層を構成する材料
をグラビアコーティング法等のコーティング形成法によ
り支持層上に厚さ数μmに塗布、乾燥させ、レリーフ型
ホログラムを構成する微細な凹凸パターンを形成したニ
ッケル製のプレス版をホログラム形成層3上に加熱押圧
することによりホログラムパターンを形成する。
をグラビアコーティング法等のコーティング形成法によ
り支持層上に厚さ数μmに塗布、乾燥させ、レリーフ型
ホログラムを構成する微細な凹凸パターンを形成したニ
ッケル製のプレス版をホログラム形成層3上に加熱押圧
することによりホログラムパターンを形成する。
【0015】なお、ホログラムパターンは白色光の照射
により目視により判読可能なパターンであってもよい
が、特定の波長の単色光を用いて判読可能なパターンで
あることが、不正防止の点から好ましい。
により目視により判読可能なパターンであってもよい
が、特定の波長の単色光を用いて判読可能なパターンで
あることが、不正防止の点から好ましい。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明を前提とし、ホログラムパターンが、レーザ光再生
ホログラムパターンであることを特徴とするものであ
る。
発明を前提とし、ホログラムパターンが、レーザ光再生
ホログラムパターンであることを特徴とするものであ
る。
【0017】レーザ光再生ホログラムパターンとは、レ
ーザ光(単色光)を入射することによりホログラム効果
を発現するパターンをいい、具体的に言えば、目視によ
り確認可能な画像が得られるパターンや二光束干渉もし
くは電子ビーム(EB)により形成した回折格子(グレ
ーティング)からなる微細凹凸パターンがあげられる。
前者のパターンをホログラムとした場合は、反射光を直
接又はスクリーン等に投影することにより、目視により
真偽判定をすることができ、後者のパターンをホログラ
ムとした場合は、微細凹凸は特定の角度で入射したレー
ザ光を特定の角度で反射するので、反射の有無を受光素
子で検知することにより真偽判定することができる。
ーザ光(単色光)を入射することによりホログラム効果
を発現するパターンをいい、具体的に言えば、目視によ
り確認可能な画像が得られるパターンや二光束干渉もし
くは電子ビーム(EB)により形成した回折格子(グレ
ーティング)からなる微細凹凸パターンがあげられる。
前者のパターンをホログラムとした場合は、反射光を直
接又はスクリーン等に投影することにより、目視により
真偽判定をすることができ、後者のパターンをホログラ
ムとした場合は、微細凹凸は特定の角度で入射したレー
ザ光を特定の角度で反射するので、反射の有無を受光素
子で検知することにより真偽判定することができる。
【0018】次に、ホログラム形成層3上に形成される
反射性薄膜層4は、入射した光線を反射する層である。
このような反射性薄膜層の材料としては、アルミニウ
ム、銀、金、スズ等の金属が使用可能である。この薄膜
は金属色に輝き、不透過性であるので、反射性薄膜層の
下に下記第1脆性剥離層5が存在することを認識するの
を非常に困難ならしめ、不正防止性を向上させることが
できる。
反射性薄膜層4は、入射した光線を反射する層である。
このような反射性薄膜層の材料としては、アルミニウ
ム、銀、金、スズ等の金属が使用可能である。この薄膜
は金属色に輝き、不透過性であるので、反射性薄膜層の
下に下記第1脆性剥離層5が存在することを認識するの
を非常に困難ならしめ、不正防止性を向上させることが
できる。
【0019】しかしながら、反射性薄膜層は単に金属色
に輝くのみであり、装飾性において若干劣るものであ
る。
に輝くのみであり、装飾性において若干劣るものであ
る。
【0020】請求項3に記載の発明は、請求項1〜2記
載の発明を前提とし、反射性薄膜層が、ホログラム形成
層とは異なる屈折率を有する透過性薄膜からなることを
特徴とするものである。
載の発明を前提とし、反射性薄膜層が、ホログラム形成
層とは異なる屈折率を有する透過性薄膜からなることを
特徴とするものである。
【0021】ここで透過性薄膜とは、光透過性を示すと
ともにホログラム形成層との屈折率差から界面での光反
射を生じ、ホログラム形成面のホログラム画像の再生に
利用される薄膜である。なお、透過性薄膜形成材料とし
ては、ホログラム形成層3(屈折率n=1.3〜1.
6)よりも屈折率の大きなことが装飾性の向上に好まし
く、例えば表1に示す無機材料が使用可能である。
ともにホログラム形成層との屈折率差から界面での光反
射を生じ、ホログラム形成面のホログラム画像の再生に
利用される薄膜である。なお、透過性薄膜形成材料とし
ては、ホログラム形成層3(屈折率n=1.3〜1.
6)よりも屈折率の大きなことが装飾性の向上に好まし
く、例えば表1に示す無機材料が使用可能である。
【0022】
【表1】
【0023】また、このような透過性薄膜を形成する方
法としては、真空蒸着法の他にスパッタリング法、イオ
ンプレーティング法等の成膜手段が適用可能であり、膜
厚としては10nm〜1000nmの範囲にあることが
好ましい。
法としては、真空蒸着法の他にスパッタリング法、イオ
ンプレーティング法等の成膜手段が適用可能であり、膜
厚としては10nm〜1000nmの範囲にあることが
好ましい。
【0024】これによれば、基材のデザイン、模様、文
字等の画像や色などがホログラムとともに目視でき、一
層装飾性の向上を図ることができる。
字等の画像や色などがホログラムとともに目視でき、一
層装飾性の向上を図ることができる。
【0025】なお、このような透過性薄膜は有色透明の
ものもあり、また、光反射を生じることから下記第1脆
性剥離層5と接着層からなるパターンを目視困難にす
る。
ものもあり、また、光反射を生じることから下記第1脆
性剥離層5と接着層からなるパターンを目視困難にす
る。
【0026】次に、反射性薄膜層4上には部分的に覆う
ように形成した第1脆性剥離層5が設けられている。第
1脆性剥離層5は、ホログラム脆性シールを物品に貼着
後、剥離した場合に、第1脆性剥離層5と反射性薄膜層
4の界面、もしくは第1脆性剥離層5と接着層6の界面
が剥離するか、第1脆性剥離層5自体が層間剥離するよ
うに設けられたものであり、グラビア印刷法の他にオフ
セット印刷法又はシルクスクリーン印刷法等により形成
する。この第1脆性剥離層5は、反射性薄膜層4の上に
部分的に設けられ、文字・マークなどのメッセージを表
すように設けることもでき、その形状は任意であるが、
ホログラムを不正に剥離した状態であることが明確に判
別できるようにすることが必要である。
ように形成した第1脆性剥離層5が設けられている。第
1脆性剥離層5は、ホログラム脆性シールを物品に貼着
後、剥離した場合に、第1脆性剥離層5と反射性薄膜層
4の界面、もしくは第1脆性剥離層5と接着層6の界面
が剥離するか、第1脆性剥離層5自体が層間剥離するよ
うに設けられたものであり、グラビア印刷法の他にオフ
セット印刷法又はシルクスクリーン印刷法等により形成
する。この第1脆性剥離層5は、反射性薄膜層4の上に
部分的に設けられ、文字・マークなどのメッセージを表
すように設けることもでき、その形状は任意であるが、
ホログラムを不正に剥離した状態であることが明確に判
別できるようにすることが必要である。
【0027】このような第1脆性剥離層5を形成する材
料としては、反射性薄膜層4又は接着層6との接着性が
悪いアクリル樹脂、塩化ゴム系樹脂、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体樹脂、セルロース系樹脂、塩素化プロピ
レン樹脂あるいはシリコーン樹脂などの樹脂や、これら
にシリコンオイル、脂肪酸アミド、ステアリン酸亜鉛を
混入した樹脂、あるいは無機フィラー等を多量に混入し
た脆弱な樹脂等があげられる。なお、反射性薄膜層が透
過性薄膜である場合、第1脆性剥離層5を形成する材料
に、透明な蛍光体を混入させてもよい。また、無機フィ
ラー等を多量に混入した脆弱な樹脂は、透明性が若干劣
るため、前記反射性薄膜層4は透過性薄膜でないことが
好ましい。
料としては、反射性薄膜層4又は接着層6との接着性が
悪いアクリル樹脂、塩化ゴム系樹脂、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体樹脂、セルロース系樹脂、塩素化プロピ
レン樹脂あるいはシリコーン樹脂などの樹脂や、これら
にシリコンオイル、脂肪酸アミド、ステアリン酸亜鉛を
混入した樹脂、あるいは無機フィラー等を多量に混入し
た脆弱な樹脂等があげられる。なお、反射性薄膜層が透
過性薄膜である場合、第1脆性剥離層5を形成する材料
に、透明な蛍光体を混入させてもよい。また、無機フィ
ラー等を多量に混入した脆弱な樹脂は、透明性が若干劣
るため、前記反射性薄膜層4は透過性薄膜でないことが
好ましい。
【0028】次に、第1脆性剥離層5上には基材等と接
着するための接着層6を形成する。接着層6を形成する
材料としては、反射性薄膜層4及び第1脆性剥離層5を
変質させたり、冒すものでなければ特に限定されるもの
ではない。例えば、ブチルゴム系、天然ゴム系、シリコ
ン系、ポリイソブチル系等の接着成分と、アルキルメタ
クリレート、ビニルエステル、アクリルニトリル、スチ
レン、ビニルモノマー等の凝集成分と、不飽和カルボン
酸、ヒドロキシル基含有モノマー、アクリルニトリル等
に代表される改質成分や重合開始剤、可塑剤、硬化剤、
硬化促進剤、酸化防止剤等の添加剤を必要に応じて添加
した接着剤が適用できる。なお、反射性薄膜層が透過性
薄膜である場合、接着層6を形成する材料に、透明な蛍
光体を混入させてもよい。
着するための接着層6を形成する。接着層6を形成する
材料としては、反射性薄膜層4及び第1脆性剥離層5を
変質させたり、冒すものでなければ特に限定されるもの
ではない。例えば、ブチルゴム系、天然ゴム系、シリコ
ン系、ポリイソブチル系等の接着成分と、アルキルメタ
クリレート、ビニルエステル、アクリルニトリル、スチ
レン、ビニルモノマー等の凝集成分と、不飽和カルボン
酸、ヒドロキシル基含有モノマー、アクリルニトリル等
に代表される改質成分や重合開始剤、可塑剤、硬化剤、
硬化促進剤、酸化防止剤等の添加剤を必要に応じて添加
した接着剤が適用できる。なお、反射性薄膜層が透過性
薄膜である場合、接着層6を形成する材料に、透明な蛍
光体を混入させてもよい。
【0029】このようにして製造したホログラム脆性シ
ールは、接着層を介して各種基材に貼着することができ
る。
ールは、接着層を介して各種基材に貼着することができ
る。
【0030】図2は、基材9の表面に貼着した状態
(a)と、基材9からホログラム脆性シール1を強制的
に剥離したときのホログラム脆性シール1が破壊した状
態(b)を模式的に示したものである。この場合、紫外
線を照射することにより支持層が全面発光する。また、
反射性薄膜層4と第1脆性剥離層5間で剥離し、剥離面
に剥離したホログラムの一部が残る。よって、貼り替え
不可能な状態となる。
(a)と、基材9からホログラム脆性シール1を強制的
に剥離したときのホログラム脆性シール1が破壊した状
態(b)を模式的に示したものである。この場合、紫外
線を照射することにより支持層が全面発光する。また、
反射性薄膜層4と第1脆性剥離層5間で剥離し、剥離面
に剥離したホログラムの一部が残る。よって、貼り替え
不可能な状態となる。
【0031】さらに、ホログラム形成層と反射性薄膜に
より形成されるホログラム画像は立体感は有するもの
の、見る角度(視野角)が規制され、若干装飾性に欠け
る場合があるので、スクリーン印刷法、オフセット印刷
法により支持層上又は何れかの層間に文字・マークなど
のメッセージを表す印刷層を設けてもよい。
より形成されるホログラム画像は立体感は有するもの
の、見る角度(視野角)が規制され、若干装飾性に欠け
る場合があるので、スクリーン印刷法、オフセット印刷
法により支持層上又は何れかの層間に文字・マークなど
のメッセージを表す印刷層を設けてもよい。
【0032】なお、印刷層を形成するシルクスクリーン
インキ、オフセットインキに前記透明蛍光体を混在させ
蛍光発色する印刷層(この場合、インキから有色顔料を
除いてもよい)を設けても支持層に透明蛍光体を混入さ
せた場合と同様な効果を奏する。
インキ、オフセットインキに前記透明蛍光体を混在させ
蛍光発色する印刷層(この場合、インキから有色顔料を
除いてもよい)を設けても支持層に透明蛍光体を混入さ
せた場合と同様な効果を奏する。
【0033】図3は、ホログラム形成層3と反射性薄膜
層間4に蛍光体を含む印刷層7を設けたホログラム脆性
シールの断面図を示したものである。このホログラム脆
性シールは紫外線の照射により全面が蛍光発光する。な
お、印刷層7の形成は、プレス版をホログラム形成層3
上に加熱押圧する前又は後に、公知の有色透明又は不透
明のインキを公知の印刷法を用いて形成する。この印刷
層7は見る角度が規制されることなく、どの角度からも
認識することができる。
層間4に蛍光体を含む印刷層7を設けたホログラム脆性
シールの断面図を示したものである。このホログラム脆
性シールは紫外線の照射により全面が蛍光発光する。な
お、印刷層7の形成は、プレス版をホログラム形成層3
上に加熱押圧する前又は後に、公知の有色透明又は不透
明のインキを公知の印刷法を用いて形成する。この印刷
層7は見る角度が規制されることなく、どの角度からも
認識することができる。
【0034】図4は、ホログラム脆性シール1を基材9
の表面に貼着した状態(a)と基材9からホログラム脆
性シール1を剥離したときのホログラム脆性シール1が
破壊した状態(b)を模式的に示したものである。この
場合、紫外線を照射することにより印刷層が発光する。
反射性薄膜層間4と第1脆性剥離層5間で剥離し、剥離
面に剥離したホログラム及び印刷層の一部が残り、貼り
替え不可能な状態となる。
の表面に貼着した状態(a)と基材9からホログラム脆
性シール1を剥離したときのホログラム脆性シール1が
破壊した状態(b)を模式的に示したものである。この
場合、紫外線を照射することにより印刷層が発光する。
反射性薄膜層間4と第1脆性剥離層5間で剥離し、剥離
面に剥離したホログラム及び印刷層の一部が残り、貼り
替え不可能な状態となる。
【0035】図5は、支持層2と蛍光体を含むホログラ
ム形成層3間に印刷層7を設けた場合の断面図を示した
ものである。このホログラム脆性シールは紫外線の照射
により印刷層の部分が蛍光発光する。なお、印刷層7の
形成は、ホログラム形成層3を形成する前に形成する。
この場合も、第1脆性剥離層部分から剥離し、剥離面に
剥離したホログラムの一部が残り、貼り替え不可能な状
態となる。
ム形成層3間に印刷層7を設けた場合の断面図を示した
ものである。このホログラム脆性シールは紫外線の照射
により印刷層の部分が蛍光発光する。なお、印刷層7の
形成は、ホログラム形成層3を形成する前に形成する。
この場合も、第1脆性剥離層部分から剥離し、剥離面に
剥離したホログラムの一部が残り、貼り替え不可能な状
態となる。
【0036】図6は、支持層上に印刷層を設けた場合の
断面図を示したものである。この場合も、紫外線を照射
することによりホログラム形成層が全面発光する。反射
性薄膜層間4と第1脆性剥離層間で剥離し、剥離面に剥
離したホログラムの一部が残り、貼り替え不可能な状態
となる。
断面図を示したものである。この場合も、紫外線を照射
することによりホログラム形成層が全面発光する。反射
性薄膜層間4と第1脆性剥離層間で剥離し、剥離面に剥
離したホログラムの一部が残り、貼り替え不可能な状態
となる。
【0037】なお、反射性薄膜層と接着層間に印刷層を
設ける場合、反射性薄膜層は透過性薄膜である必要があ
る。
設ける場合、反射性薄膜層は透過性薄膜である必要があ
る。
【0038】ところで、請求項1〜3記載の発明におい
ては、第1脆性剥離層5と反射性薄膜層4の界面、もし
くは第1脆性剥離層5と接着層6の界面が剥離するか、
又は第1脆性剥離層5自体が層間剥離するとともに、支
持層とホログラム形成層間で剥離する部分が発生するの
でこの部分が剥離し易いことが好ましい。
ては、第1脆性剥離層5と反射性薄膜層4の界面、もし
くは第1脆性剥離層5と接着層6の界面が剥離するか、
又は第1脆性剥離層5自体が層間剥離するとともに、支
持層とホログラム形成層間で剥離する部分が発生するの
でこの部分が剥離し易いことが好ましい。
【0039】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3記
載の発明を前提とし、支持層とホログラム形成層間に、
第2脆性剥離層を設けることを特徴とするものである。
載の発明を前提とし、支持層とホログラム形成層間に、
第2脆性剥離層を設けることを特徴とするものである。
【0040】図7、9にその断面図を示す。第2脆性剥
離層8は、好ましくは支持層2を全面的に覆うように形
成する。ただし、第2脆性剥離層の支持層又はホログラ
ム形成層に対する接着強度が小さいと、支持層と第2脆
性剥離層又は第2脆性剥離層とホログラム形成層間にの
み剥離が発生し、反射性薄膜層と第1脆性剥離層間に剥
離が発生しないことも起こりうる。よって、第2脆性剥
離層8の支持層1又はホログラム形成層3に対する接着
強度が、第1脆性剥離層の反射性薄膜層4又は接着層6
に対する接着強度より大きいか、第1脆性剥離層が第2
脆性剥離層より小さな力で層間剥離可能に設けることが
好ましい。第2脆性剥離層の接着強度等を調節するに
は、前記した第1脆性剥離層と同様な材料に接着強度の
向上に寄与する成分を増加させればよい。なお、第2脆
性剥離層に蛍光体を混入させてもよい。
離層8は、好ましくは支持層2を全面的に覆うように形
成する。ただし、第2脆性剥離層の支持層又はホログラ
ム形成層に対する接着強度が小さいと、支持層と第2脆
性剥離層又は第2脆性剥離層とホログラム形成層間にの
み剥離が発生し、反射性薄膜層と第1脆性剥離層間に剥
離が発生しないことも起こりうる。よって、第2脆性剥
離層8の支持層1又はホログラム形成層3に対する接着
強度が、第1脆性剥離層の反射性薄膜層4又は接着層6
に対する接着強度より大きいか、第1脆性剥離層が第2
脆性剥離層より小さな力で層間剥離可能に設けることが
好ましい。第2脆性剥離層の接着強度等を調節するに
は、前記した第1脆性剥離層と同様な材料に接着強度の
向上に寄与する成分を増加させればよい。なお、第2脆
性剥離層に蛍光体を混入させてもよい。
【0041】図8、10は、ホログラム脆性シール1を
基材9の表面に貼着した状態(a)と基材9からホログ
ラム脆性シール1を剥離したときのホログラム脆性シー
ル1が破壊した状態(b)を模式的に示したものであ
る。この場合、反射性薄膜層4と第1脆性剥離層5間及
び支持層と第2脆性剥離層8間で剥離し、剥離面に剥離
したホログラム及び印刷層の一部が残り、貼り替え不可
能な状態となる。
基材9の表面に貼着した状態(a)と基材9からホログ
ラム脆性シール1を剥離したときのホログラム脆性シー
ル1が破壊した状態(b)を模式的に示したものであ
る。この場合、反射性薄膜層4と第1脆性剥離層5間及
び支持層と第2脆性剥離層8間で剥離し、剥離面に剥離
したホログラム及び印刷層の一部が残り、貼り替え不可
能な状態となる。
【0042】このような第2脆性剥離層を設けること
は、特に支持層とホログラム形成層の接着強度が大きな
場合に有効である。
は、特に支持層とホログラム形成層の接着強度が大きな
場合に有効である。
【0043】
【作用】請求項1記載の発明によれば、反射性薄膜層の
下面に第1脆性剥離層を形成することにより、シール貼
着後の外部からその存在の認識が困難であり、かつ故意
による剥離に対してホログラムに部分的な脆性破壊を生
じる。また、ホログラム再生画像が第1脆性剥離層の存
在による影響を受けることがない。さらに、支持層、ホ
ログラム形成層、接着層、第2脆性剥離層等、全面ベタ
に形成した層に蛍光体を混入させ紫外線を照射すると、
ホログラム脆性シール全体から発光を生じる。また、第
1脆性剥離層、印刷層等、部分的に形成した層に蛍光体
を混入させ紫外線を照射すると、ホログラム脆性シール
の部分的に形成した層の形状の発光を生じる。
下面に第1脆性剥離層を形成することにより、シール貼
着後の外部からその存在の認識が困難であり、かつ故意
による剥離に対してホログラムに部分的な脆性破壊を生
じる。また、ホログラム再生画像が第1脆性剥離層の存
在による影響を受けることがない。さらに、支持層、ホ
ログラム形成層、接着層、第2脆性剥離層等、全面ベタ
に形成した層に蛍光体を混入させ紫外線を照射すると、
ホログラム脆性シール全体から発光を生じる。また、第
1脆性剥離層、印刷層等、部分的に形成した層に蛍光体
を混入させ紫外線を照射すると、ホログラム脆性シール
の部分的に形成した層の形状の発光を生じる。
【0044】請求項2記載の発明によれば、機械読み取
り精度が高いので、さらに不正防止性を向上させること
ができる。
り精度が高いので、さらに不正防止性を向上させること
ができる。
【0045】請求項3記載の発明によれば、反射性薄膜
層をホログラム形成層とは異なる屈折率を有する透過性
薄膜層とすることによって被貼着物の下地のデザイン、
模様、文字等の画像や色などを損なうことなく、一層装
飾性の向上を図ることができるとともに不正防止性も高
い。
層をホログラム形成層とは異なる屈折率を有する透過性
薄膜層とすることによって被貼着物の下地のデザイン、
模様、文字等の画像や色などを損なうことなく、一層装
飾性の向上を図ることができるとともに不正防止性も高
い。
【0046】請求項4記載の発明によれば、支持層とホ
ログラム形成層の剥離が容易になり、ホログラム脆性シ
ールの不正防止性が向上する。
ログラム形成層の剥離が容易になり、ホログラム脆性シ
ールの不正防止性が向上する。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を用いて説明する。
面を用いて説明する。
【0048】〔実施例1〕厚さ25μmのポリエチレン
テルフタレートフィルムからなる支持層に、下記の配合
比からなるホログラム形成層用組成物をグラビアコート
法により塗布、110℃で乾燥させ、厚さ1.0μmの
ホログラム形成層を形成した。
テルフタレートフィルムからなる支持層に、下記の配合
比からなるホログラム形成層用組成物をグラビアコート
法により塗布、110℃で乾燥させ、厚さ1.0μmの
ホログラム形成層を形成した。
【0049】 (ホログラム形成層用組成物) アクリルポリオール樹脂 250部 ニトロセルロース樹脂 50部 キシレンジイソシアナート(XDI) 50部 酢酸イソブチル 200部 メチルエチルケトン 200部 トルエン 250部 蛍光体(硫化亜鉛) 10部
【0050】次に、電子ビーム(EB)により形成した
回折格子(グレーティング)形状の微細な凹凸パターン
を形成したニッケル製のプレス版をホログラム形成層3
上にプレス版の版面温度155℃で加熱・押圧した。
回折格子(グレーティング)形状の微細な凹凸パターン
を形成したニッケル製のプレス版をホログラム形成層3
上にプレス版の版面温度155℃で加熱・押圧した。
【0051】次に、反射性薄膜層として、厚さ100n
mのAlを真空蒸着法により形成した。
mのAlを真空蒸着法により形成した。
【0052】さらに、反射性薄膜層上に下記組成の第1
脆性剥離層形成用組成物を部分的に覆うように印刷、1
10℃で乾燥させ、厚さ0.5μmの第1脆性剥離層を
形成した。
脆性剥離層形成用組成物を部分的に覆うように印刷、1
10℃で乾燥させ、厚さ0.5μmの第1脆性剥離層を
形成した。
【0053】 (第1脆性剥離層形成用組成物) アクリル樹脂 30部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 メチルイソブチルケトン 20部
【0054】接着層6としては、下記の配合比からなる
接着層形成用組成物がグラビア法により、乾燥温度11
0℃、厚さ20μmで形成した。
接着層形成用組成物がグラビア法により、乾燥温度11
0℃、厚さ20μmで形成した。
【0055】 (接着層形成用組成物) アクリル系粘着剤 30部 メチルエチルケトン 50部 トルエン 50部
【0056】前記のような工程で製造したホログラム脆
性シールを基材に貼着した。そして、支持層を手掛かり
にホログラム脆性シールを剥がそうとしたところ、第1
脆性剥離層から剥離し、剥離面に剥離したホログラムの
一部が残り、貼り替え不可能な状態となった。
性シールを基材に貼着した。そして、支持層を手掛かり
にホログラム脆性シールを剥がそうとしたところ、第1
脆性剥離層から剥離し、剥離面に剥離したホログラムの
一部が残り、貼り替え不可能な状態となった。
【0057】〔実施例2〕実施例1において、蛍光体の
みを除いたホログラム形成層を形成し、加熱成型押圧
後、下記組成のインキをグラビア印刷法により、乾燥温
度110℃、厚さ1.0μmのアルファベット文字から
なる印刷層を形成した。他の工程は実施例1と同様であ
る。
みを除いたホログラム形成層を形成し、加熱成型押圧
後、下記組成のインキをグラビア印刷法により、乾燥温
度110℃、厚さ1.0μmのアルファベット文字から
なる印刷層を形成した。他の工程は実施例1と同様であ
る。
【0058】 (インキ組成物) ポリエステル樹脂 25部 カーボンブラック 8部 メチルエチルケトン 70部 トルエン 30部 蛍光体(硫化亜鉛) 5部
【0059】前記のような工程で製造したホログラム脆
性シールを基材に貼着した。そして、支持層を手掛かり
にホログラム脆性シールを剥がそうとしたところ、第1
脆性剥離層から剥離し、剥離面に剥離したホログラムの
一部が残り、貼り替え不可能な状態となった。
性シールを基材に貼着した。そして、支持層を手掛かり
にホログラム脆性シールを剥がそうとしたところ、第1
脆性剥離層から剥離し、剥離面に剥離したホログラムの
一部が残り、貼り替え不可能な状態となった。
【0060】〔実施例3〕実施例1において、ZnSを
用いて厚さ50nmの反射性薄膜層を形成した。この反
射性薄膜層は、光透過性を示すとともにホログラム形成
層との屈折率差から界面での光反射を生じ、ホログラム
形成面のホログラム画像を再生した。ホログラムの再生
が基材のデザイン、模様、文字等の画像や色などととも
に目視できた。なお、ZnSは若干着色(有色透明)し
ており、下層にある第1脆性剥離層は目立たなかった。
用いて厚さ50nmの反射性薄膜層を形成した。この反
射性薄膜層は、光透過性を示すとともにホログラム形成
層との屈折率差から界面での光反射を生じ、ホログラム
形成面のホログラム画像を再生した。ホログラムの再生
が基材のデザイン、模様、文字等の画像や色などととも
に目視できた。なお、ZnSは若干着色(有色透明)し
ており、下層にある第1脆性剥離層は目立たなかった。
【0061】〔実施例4〕ポリエチレンテレフタレート
フィルムからなる支持層に、下記の配合比からなる第2
脆性剥離層形成用組成物を全面ベタに覆うように印刷、
110℃で乾燥させ、厚さ1.5μmの第2脆性剥離層
を形成した。
フィルムからなる支持層に、下記の配合比からなる第2
脆性剥離層形成用組成物を全面ベタに覆うように印刷、
110℃で乾燥させ、厚さ1.5μmの第2脆性剥離層
を形成した。
【0062】 (第2脆性剥離層形成用組成物) アクリル樹脂 28部 ポリエステル樹脂 2部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 メチルイソブチルケトン 20部
【0063】次に、下記の配合比からなるホログラム形
成層用組成物をグラビアコート法により塗布、110℃
で乾燥させ、厚さ1.0μmのホログラム形成層を形成
した。他は実施例1と同様である。
成層用組成物をグラビアコート法により塗布、110℃
で乾燥させ、厚さ1.0μmのホログラム形成層を形成
した。他は実施例1と同様である。
【0064】 (ホログラム形成層用組成物) 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 25部 ウレタン樹脂 10部 メチルエチルケトン 70部 トルエン 30部
【0065】前記のような工程で製造したホログラム脆
性シールを基材に貼着した。そして、支持層を手掛かり
にホログラム脆性シールを剥がそうとしたところ、第1
脆性剥離層及び第2脆性剥離層で剥離し、剥離面に剥離
したホログラムの一部が残り、貼り替え不可能な状態と
なった。
性シールを基材に貼着した。そして、支持層を手掛かり
にホログラム脆性シールを剥がそうとしたところ、第1
脆性剥離層及び第2脆性剥離層で剥離し、剥離面に剥離
したホログラムの一部が残り、貼り替え不可能な状態と
なった。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ホ
ログラム脆性シールの貼着後、シールの表面から見ても
部分的な脆性効果をもたらす層が反射性薄膜層の下に設
けることによって、その存在の認識を非常に困難とする
ことができ、不正防止性を向上させることができるとと
もに、紫外線照射による蛍光発光の有無を確認すること
により、偽造ホログラムの識別が可能となる。
ログラム脆性シールの貼着後、シールの表面から見ても
部分的な脆性効果をもたらす層が反射性薄膜層の下に設
けることによって、その存在の認識を非常に困難とする
ことができ、不正防止性を向上させることができるとと
もに、紫外線照射による蛍光発光の有無を確認すること
により、偽造ホログラムの識別が可能となる。
【0067】また、反射性薄膜層をホログラム形成層と
は異なる屈折率を有する透過性薄膜層とすることによっ
て、物品(被貼着体)の下地のデザイン、模様、文字等
の画像や色などを損なうことなく、一層装飾性の向上を
図ることができる。
は異なる屈折率を有する透過性薄膜層とすることによっ
て、物品(被貼着体)の下地のデザイン、模様、文字等
の画像や色などを損なうことなく、一層装飾性の向上を
図ることができる。
【0068】さらにまた、第2脆性剥離層を設けること
により支持層とホログラム形成層の剥離が容易になり、
ホログラム脆性シールの不正防止性が向上する。
により支持層とホログラム形成層の剥離が容易になり、
ホログラム脆性シールの不正防止性が向上する。
【0069】
【図1】請求項1に係わるホログラム脆性シールの構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】請求項1に係わるホログラム脆性シールの剥離
前後の状態を示す断面図である。
前後の状態を示す断面図である。
【図3】請求項1に係わるホログラム脆性シールの他の
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図4】請求項1に係わるホログラム脆性シールの他の
剥離前後の状態を示す断面図である。
剥離前後の状態を示す断面図である。
【図5】請求項1に係わるホログラム脆性シールの他の
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図6】請求項1に係わるホログラム脆性シールの他の
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図7】請求項4に係わるホログラム脆性シールの構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図8】請求項4に係わるホログラム脆性シールの剥離
前後の状態を示す断面図である。
前後の状態を示す断面図である。
【図9】請求項4に係わるホログラム脆性シールの他の
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図10】請求項4に係わるホログラム脆性シールの剥
離前後の状態を示す断面図である。
離前後の状態を示す断面図である。
1 ホログラム脆性シール 2 支持層 3 ホログラム形成層 4 反射性薄膜層 5 第1脆性剥離層 6 接着層 7 印刷層 8 第2脆性剥離層 9 基材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新藤 直彰 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】支持層と、ホログラムパターンを有するホ
ログラム形成層と、反射性薄膜層と、前記反射性薄膜層
を部分的に覆う第1脆性剥離層と、接着層と、支持層上
又は何れかの層間に必要に応じて印刷層を設けたホログ
ラム脆性シールであって、何れかの層内に蛍光体を混入
させたことを特徴とするホログラム脆性シール。 - 【請求項2】ホログラムパターンが、レーザ光再生ホロ
グラムパターンであることを特徴とする請求項1記載の
ホログラム脆性シール。 - 【請求項3】反射性薄膜層が、ホログラム形成層とは異
なる屈折率を有する透過性薄膜からなることを特徴とす
る請求項1〜2記載のホログラム脆性シール。 - 【請求項4】支持層とホログラム形成層間に、第2脆性
剥離層を設けることを特徴とする請求項1〜3記載のホ
ログラム脆性シール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7228963A JPH0973261A (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | ホログラム脆性シール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7228963A JPH0973261A (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | ホログラム脆性シール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0973261A true JPH0973261A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16884615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7228963A Pending JPH0973261A (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | ホログラム脆性シール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0973261A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002351330A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-06 | Dainippon Printing Co Ltd | ホログラム積層体およびホログラムラベル |
| JP2002366038A (ja) * | 2001-06-06 | 2002-12-20 | Toppan Printing Co Ltd | Ovdシールとその製造方法およびその貼り付け方法 |
| JP2002366042A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-20 | Toppan Printing Co Ltd | Ovdシールおよびその製造方法 |
| JP2005302635A (ja) * | 2004-04-15 | 2005-10-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 二次電池 |
| JP2009220407A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Dainippon Printing Co Ltd | 転写箔、及び偽造防止媒体 |
| JP2011137846A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-14 | Dainippon Printing Co Ltd | ホログラムラベル |
| JP2012526292A (ja) * | 2009-05-07 | 2012-10-25 | ヒュック・フォーリエン・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 真正性証明および改ざん検出システムを有するセキュリティーラベル |
| JP2012226133A (ja) * | 2011-04-20 | 2012-11-15 | Dainippon Printing Co Ltd | ホログラムラベル |
| JP2019089241A (ja) * | 2017-11-14 | 2019-06-13 | 凸版印刷株式会社 | 感熱転写媒体および情報記録体 |
-
1995
- 1995-09-06 JP JP7228963A patent/JPH0973261A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002351330A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-06 | Dainippon Printing Co Ltd | ホログラム積層体およびホログラムラベル |
| JP2002366038A (ja) * | 2001-06-06 | 2002-12-20 | Toppan Printing Co Ltd | Ovdシールとその製造方法およびその貼り付け方法 |
| JP2002366042A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-20 | Toppan Printing Co Ltd | Ovdシールおよびその製造方法 |
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| JP2009220407A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Dainippon Printing Co Ltd | 転写箔、及び偽造防止媒体 |
| JP2012526292A (ja) * | 2009-05-07 | 2012-10-25 | ヒュック・フォーリエン・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 真正性証明および改ざん検出システムを有するセキュリティーラベル |
| JP2011137846A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-14 | Dainippon Printing Co Ltd | ホログラムラベル |
| JP2012226133A (ja) * | 2011-04-20 | 2012-11-15 | Dainippon Printing Co Ltd | ホログラムラベル |
| JP2019089241A (ja) * | 2017-11-14 | 2019-06-13 | 凸版印刷株式会社 | 感熱転写媒体および情報記録体 |
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