JPH0990858A - 生分解性ホログラム脆性シール - Google Patents
生分解性ホログラム脆性シールInfo
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- JPH0990858A JPH0990858A JP7245937A JP24593795A JPH0990858A JP H0990858 A JPH0990858 A JP H0990858A JP 7245937 A JP7245937 A JP 7245937A JP 24593795 A JP24593795 A JP 24593795A JP H0990858 A JPH0990858 A JP H0990858A
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- hologram
- layer
- biodegradable
- thin film
- brittle
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- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F3/00—Labels, tag tickets, or similar identification or indication means; Seals; Postage or like stamps
- G09F3/02—Forms or constructions
- G09F3/0291—Labels or tickets undergoing a change under particular conditions, e.g. heat, radiation, passage of time
- G09F3/0292—Labels or tickets undergoing a change under particular conditions, e.g. heat, radiation, passage of time tamper indicating labels
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- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
- Holo Graphy (AREA)
- Biological Depolymerization Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、不正な剥離行為によるホログラムシ
ールの貼り替えを防止することが可能なホログラム脆性
シールで、とくに部分的に脆性破壊する層の存在を発見
しにくく、剥離により完全に再生不可能となり、しかも
廃棄処理が容易な生分解性ホログラム脆性シールを提供
することにある。 【解決手段】透明で生分解性を有する(数平均分子量
が、10,000〜100,000 であるポリ乳酸とオキシカルボン
酸のコポリマーを主成分とする) フィルム(支持体)1
上に、少なくとも剥離層2、ホログラムパターン3を有
する透明なホログラム形成層4と反射性薄膜層5と、前
記反射性薄膜層の少なくとも一部を覆う脆性剥離層6、
接着層7とを順次設けたことを特徴とする生分解性ホロ
グラム脆性シールである。
ールの貼り替えを防止することが可能なホログラム脆性
シールで、とくに部分的に脆性破壊する層の存在を発見
しにくく、剥離により完全に再生不可能となり、しかも
廃棄処理が容易な生分解性ホログラム脆性シールを提供
することにある。 【解決手段】透明で生分解性を有する(数平均分子量
が、10,000〜100,000 であるポリ乳酸とオキシカルボン
酸のコポリマーを主成分とする) フィルム(支持体)1
上に、少なくとも剥離層2、ホログラムパターン3を有
する透明なホログラム形成層4と反射性薄膜層5と、前
記反射性薄膜層の少なくとも一部を覆う脆性剥離層6、
接着層7とを順次設けたことを特徴とする生分解性ホロ
グラム脆性シールである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鮮明な画像ができ
る生分解性を有するプラスチックフィルムを支持体とし
たホログラムに係わり、ホログラムの貼り換えなどによ
る偽造、若しくは改ざんを困難にする脆性ホログラムを
形成するホログラムシールに関し、特に本発明のホログ
ラム脆性シールは真偽判別シールとして高いセキュリテ
ィ性を有するとともに、使用済の廃棄処理が容易であっ
て、廃棄処理による公害の心配がなく、自然環境に悪影
響のない環境に優しい生分解性ホログラム脆性シールに
関する。
る生分解性を有するプラスチックフィルムを支持体とし
たホログラムに係わり、ホログラムの貼り換えなどによ
る偽造、若しくは改ざんを困難にする脆性ホログラムを
形成するホログラムシールに関し、特に本発明のホログ
ラム脆性シールは真偽判別シールとして高いセキュリテ
ィ性を有するとともに、使用済の廃棄処理が容易であっ
て、廃棄処理による公害の心配がなく、自然環境に悪影
響のない環境に優しい生分解性ホログラム脆性シールに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、立体画像を再生し得る光の干渉を
利用したホログラム画像の開発が進められ、このホログ
ラムは高度な製造技術を要するとともに、様々な形態、
例えばラベル・シール、箔状に形成可能なことから、こ
れを応用し偽造防止手段としてビデオカセット、コンパ
クトディスク、スポーツ用品、ブランド品、ROMボー
ド(フロッピーディスクなど電子信号情報記録体)等の
一部に貼着して使用され、さらには各種のパッケージの
封印シールとして使用されている。
利用したホログラム画像の開発が進められ、このホログ
ラムは高度な製造技術を要するとともに、様々な形態、
例えばラベル・シール、箔状に形成可能なことから、こ
れを応用し偽造防止手段としてビデオカセット、コンパ
クトディスク、スポーツ用品、ブランド品、ROMボー
ド(フロッピーディスクなど電子信号情報記録体)等の
一部に貼着して使用され、さらには各種のパッケージの
封印シールとして使用されている。
【0003】このホログラムは、一見して本物か偽造で
あるかが判定でき、しかも製造困難なことから偽造防止
用として、またセキュリティ性の付与のために広く利用
されている。
あるかが判定でき、しかも製造困難なことから偽造防止
用として、またセキュリティ性の付与のために広く利用
されている。
【0004】また、各ホログラム製品は、立体的な画像
が得られ、高級感もあるので一般の商品に広く使われて
いる。
が得られ、高級感もあるので一般の商品に広く使われて
いる。
【0005】これらのホログラム製品、特にラベル・シ
ール等として使用されているホログラム製品の支持体材
料は、殆ど透明なプラスチックフィルム(またはシー
ト)から製造されたもので、例えば、透明なポリエチレ
ンテレフタレートフィルム、ポリ塩化ビニル、ポリエス
テル、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポ
リスチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂、天然樹脂が
使用されている。
ール等として使用されているホログラム製品の支持体材
料は、殆ど透明なプラスチックフィルム(またはシー
ト)から製造されたもので、例えば、透明なポリエチレ
ンテレフタレートフィルム、ポリ塩化ビニル、ポリエス
テル、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポ
リスチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂、天然樹脂が
使用されている。
【0006】上記のような支持体材料を用いたホログラ
ムシールが、物品に貼付された後に剥がされ、悪用され
ることがないように支持体とホログラム層、或いはこれ
らの間に設けられた剥離層と支持体、又はホログラム層
で剥離するようにし、被着体から故意に剥離させた場合
にホログラム全体が破壊されるものがあり、また実公平
5−48210号公報に開示されるホログラム脆性シー
ルのように、支持体とホログラム形成層との間にパター
ン状の剥離層を形成しておき、被着後ホログラムを端部
から剥がそうとすると、支持体とホログラム形成層とが
剥離するものがある。
ムシールが、物品に貼付された後に剥がされ、悪用され
ることがないように支持体とホログラム層、或いはこれ
らの間に設けられた剥離層と支持体、又はホログラム層
で剥離するようにし、被着体から故意に剥離させた場合
にホログラム全体が破壊されるものがあり、また実公平
5−48210号公報に開示されるホログラム脆性シー
ルのように、支持体とホログラム形成層との間にパター
ン状の剥離層を形成しておき、被着後ホログラムを端部
から剥がそうとすると、支持体とホログラム形成層とが
剥離するものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
全面破壊型のホログラム脆性シールは、剥がし方によっ
てはホログラム層及び反射性薄膜層を破壊することな
く、ホログラムシール全体を完全に剥離させてしまう可
能性がある。そのため、ホログラム層及び反射性薄膜層
自体を破壊する方法として後者の方法があるが、この方
法ではホログラム脆性シールを貼着した状態で見ると、
ホログラム形成層及び反射性薄膜層の上にパターン状の
剥離層が設けられているため、そのパターンの存在を目
視により判別でき、ホログラムの再生画像のよう見え方
に影響を与えるだけでなく、偽造防止策の存在が明らか
に成ってしまうという問題を有する。
全面破壊型のホログラム脆性シールは、剥がし方によっ
てはホログラム層及び反射性薄膜層を破壊することな
く、ホログラムシール全体を完全に剥離させてしまう可
能性がある。そのため、ホログラム層及び反射性薄膜層
自体を破壊する方法として後者の方法があるが、この方
法ではホログラム脆性シールを貼着した状態で見ると、
ホログラム形成層及び反射性薄膜層の上にパターン状の
剥離層が設けられているため、そのパターンの存在を目
視により判別でき、ホログラムの再生画像のよう見え方
に影響を与えるだけでなく、偽造防止策の存在が明らか
に成ってしまうという問題を有する。
【0008】また、従来のプラスチックホログラムシー
ルは、各種用品に貼着して使用された後は、適宜剥がさ
れ、或いは剥がされずに用品と一緒にそのまま廃棄され
ている。現在のところ、廃棄処理は焼却又は埋め立てな
どの処理によって廃棄されているが、特にプラスチック
の廃棄処理は、焼却における焼却温度の高熱化が起こ
り、そのため焼却炉の耐久性の問題や、燃焼ガスなどに
よる公害問題があり、また埋め立て処理における土壌中
に分解せず原型のまま存在する問題などがあるため、半
永久的に廃棄物として土壌中に残留して自然環境に放置
されたままになると、美観上の問題に加えて、生体系へ
の影響も深刻になる。
ルは、各種用品に貼着して使用された後は、適宜剥がさ
れ、或いは剥がされずに用品と一緒にそのまま廃棄され
ている。現在のところ、廃棄処理は焼却又は埋め立てな
どの処理によって廃棄されているが、特にプラスチック
の廃棄処理は、焼却における焼却温度の高熱化が起こ
り、そのため焼却炉の耐久性の問題や、燃焼ガスなどに
よる公害問題があり、また埋め立て処理における土壌中
に分解せず原型のまま存在する問題などがあるため、半
永久的に廃棄物として土壌中に残留して自然環境に放置
されたままになると、美観上の問題に加えて、生体系へ
の影響も深刻になる。
【0009】そこで本発明は、上記の問題点を解決すべ
くなされたものであって、不正な剥離行為によるホログ
ラムシールの貼り替えを防止することが可能なホログラ
ム脆性シールで、とくに部分的に脆性破壊する層の存在
を発見しにくく、剥離により完全に再生不可能となり、
しかも廃棄処理が容易な生分解性ホログラム脆性シール
を提供することを目的とする。
くなされたものであって、不正な剥離行為によるホログ
ラムシールの貼り替えを防止することが可能なホログラ
ム脆性シールで、とくに部分的に脆性破壊する層の存在
を発見しにくく、剥離により完全に再生不可能となり、
しかも廃棄処理が容易な生分解性ホログラム脆性シール
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】目的を達成するため本発
明の第1の発明によれば、透明で生分解性を有する(数
平均分子量が、10,000〜100,000 であるポリ乳酸とオキ
シカルボン酸のコポリマーを主成分とする) フィルム
(支持体)1上に、少なくとも剥離層2、ホログラムパ
ターン3を有する透明なホログラム形成層4と反射性薄
膜層5と、前記反射性薄膜層の少なくとも一部を覆う脆
性剥離層6、接着層7とを順次設けたことを特徴とする
生分解性ホログラム脆性シールである。
明の第1の発明によれば、透明で生分解性を有する(数
平均分子量が、10,000〜100,000 であるポリ乳酸とオキ
シカルボン酸のコポリマーを主成分とする) フィルム
(支持体)1上に、少なくとも剥離層2、ホログラムパ
ターン3を有する透明なホログラム形成層4と反射性薄
膜層5と、前記反射性薄膜層の少なくとも一部を覆う脆
性剥離層6、接着層7とを順次設けたことを特徴とする
生分解性ホログラム脆性シールである。
【0011】第2の発明によれば、一方の面に、ホログ
ラムパターン3を成形してなる透明な生分解性を有する
ポリ乳酸フィルム(支持体)1上に、反射性薄膜層5
と、前記反射性薄膜層の少なくとも一部を覆う脆性剥離
層6、接着層7とを設けたことを特徴とする生分解性ホ
ログラム脆性シールである。
ラムパターン3を成形してなる透明な生分解性を有する
ポリ乳酸フィルム(支持体)1上に、反射性薄膜層5
と、前記反射性薄膜層の少なくとも一部を覆う脆性剥離
層6、接着層7とを設けたことを特徴とする生分解性ホ
ログラム脆性シールである。
【0012】第1の発明に係わる発明は、前記ホログラ
ムパターン3を有する透明なホログラム形成層4は、溶
剤可溶性生分解性樹脂からなることを特徴とする。
ムパターン3を有する透明なホログラム形成層4は、溶
剤可溶性生分解性樹脂からなることを特徴とする。
【0013】第1又は第2の発明に係わる発明は、前記
透明で生分解性を有するポリ乳酸フィルム1のいずれか
一方の面に、印刷層8を設けたことを特徴とする。
透明で生分解性を有するポリ乳酸フィルム1のいずれか
一方の面に、印刷層8を設けたことを特徴とする。
【0014】第1の発明に係わる発明は、前記ホログラ
ム形成層4のいずれか一方の面に、印刷層8を設けたこ
とを特徴とする。
ム形成層4のいずれか一方の面に、印刷層8を設けたこ
とを特徴とする。
【0015】また、第1又は第2の発明に係わる発明
は、前記反射性薄膜層5が、光不透過性薄膜であること
を特徴とする。
は、前記反射性薄膜層5が、光不透過性薄膜であること
を特徴とする。
【0016】第1の発明に係わる発明は、前記反射性薄
膜層が、前記ホログラム形成層4と異なる屈折率を有す
る光透過性薄膜であることを特徴とする。
膜層が、前記ホログラム形成層4と異なる屈折率を有す
る光透過性薄膜であることを特徴とする。
【0017】第2の発明に係わる発明は、前記反射性薄
膜層5が、前記生分解性を有するプラスチックフィルム
1と異なる屈折率を有する光透過性薄膜であることを特
徴とする。
膜層5が、前記生分解性を有するプラスチックフィルム
1と異なる屈折率を有する光透過性薄膜であることを特
徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、透明で生分解性を有す
る(数平均分子量が、10,000〜100,000 であるポリ乳酸
とオキシカルボン酸のコポリマーを主成分とする) フィ
ルム(支持体)1上に、少なくとも剥離層2、ホログラ
ムパターン3を有する透明なホログラム形成層4と反射
性薄膜層5と、前記反射性薄膜層の少なくとも一部を覆
う脆性剥離層6、接着層7とを順次設けたことを特徴と
する生分解性ホログラム脆性シールである。
る(数平均分子量が、10,000〜100,000 であるポリ乳酸
とオキシカルボン酸のコポリマーを主成分とする) フィ
ルム(支持体)1上に、少なくとも剥離層2、ホログラ
ムパターン3を有する透明なホログラム形成層4と反射
性薄膜層5と、前記反射性薄膜層の少なくとも一部を覆
う脆性剥離層6、接着層7とを順次設けたことを特徴と
する生分解性ホログラム脆性シールである。
【0019】
【作用】本発明によれば、反射性薄膜層の下面に脆性剥
離層を形成することにより、シール貼着後の外部からそ
の存在認識が困難であり、かつ故意による剥離に対して
ホログラムに部分的な脆性破壊を生じる。また、ホログ
ラム再生画像が脆性剥離層の存在による影響を受けるこ
とがなく、偽造防止性及び改ざん防止性を向上させるこ
とができる。
離層を形成することにより、シール貼着後の外部からそ
の存在認識が困難であり、かつ故意による剥離に対して
ホログラムに部分的な脆性破壊を生じる。また、ホログ
ラム再生画像が脆性剥離層の存在による影響を受けるこ
とがなく、偽造防止性及び改ざん防止性を向上させるこ
とができる。
【0020】また、印刷層の形成は、装飾性を高める効
果があるのに加えて、剥離によりホログラムと同様に部
分的に破壊されるため、偽造防止性、改ざん防止性を向
上させることができる。
果があるのに加えて、剥離によりホログラムと同様に部
分的に破壊されるため、偽造防止性、改ざん防止性を向
上させることができる。
【0021】また、反射性薄膜層をホログラム形成層と
は異なる屈折率を有する光透過性薄膜層とすることによ
って、被貼着体の下地のデザイン、模様、文字等の画像
や色などを損なうことなく、一層装飾性の向上を図るこ
とができるとともに、偽造防止性、改ざん防止性も高
い。特に、本発明の生分解性ホログラム脆性シールは、
透明な生分解性を有するフィルムと生分解性を有するホ
ログラム形成層で構成したので、普通の環境下にて偽造
防止や改ざん防止及び一般の目的(シールとしての通常
用途)に使用する際は、従来の生分解性ではないプラス
チック材料を用いたホログラムシールと同じに、外部か
らの衝撃や水濡れ等に対する耐久性や耐水性、及び耐薬
品性などを有し、かつ、偽造防止や改ざん防止等のセキ
ュリティ性が、従来のホログラムシールより向上すると
ともに、使用後の廃棄処理においては、土壌中に埋め立
て廃棄処理、或いはコンポストでの廃棄処理をすると、
微生物の作用により支持体とホログラム形成層が分解す
ることでシール全体が破壊して、最終的に水、炭酸ガ
ス、メタンガスなどにまで分解される。
は異なる屈折率を有する光透過性薄膜層とすることによ
って、被貼着体の下地のデザイン、模様、文字等の画像
や色などを損なうことなく、一層装飾性の向上を図るこ
とができるとともに、偽造防止性、改ざん防止性も高
い。特に、本発明の生分解性ホログラム脆性シールは、
透明な生分解性を有するフィルムと生分解性を有するホ
ログラム形成層で構成したので、普通の環境下にて偽造
防止や改ざん防止及び一般の目的(シールとしての通常
用途)に使用する際は、従来の生分解性ではないプラス
チック材料を用いたホログラムシールと同じに、外部か
らの衝撃や水濡れ等に対する耐久性や耐水性、及び耐薬
品性などを有し、かつ、偽造防止や改ざん防止等のセキ
ュリティ性が、従来のホログラムシールより向上すると
ともに、使用後の廃棄処理においては、土壌中に埋め立
て廃棄処理、或いはコンポストでの廃棄処理をすると、
微生物の作用により支持体とホログラム形成層が分解す
ることでシール全体が破壊して、最終的に水、炭酸ガ
ス、メタンガスなどにまで分解される。
【0022】また、印刷層の形成は、装飾性を高める効
果があるのに加えて、製造困難のため偽造防止性、改ざ
ん防止性を向上させることができる。
果があるのに加えて、製造困難のため偽造防止性、改ざ
ん防止性を向上させることができる。
【0023】また、本発明の生分解性ホログラム脆性シ
ールは、土壌中への埋め立て処理による生分解処理と、
燃焼炉による焼却処理とを併用することができ、焼却処
理する場合には低カロリーの燃焼熱で焼却処理すること
ができる。
ールは、土壌中への埋め立て処理による生分解処理と、
燃焼炉による焼却処理とを併用することができ、焼却処
理する場合には低カロリーの燃焼熱で焼却処理すること
ができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の生分解性ホログラム脆性シー
ルを、図面に従って詳細に説明する。
ルを、図面に従って詳細に説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施例における生分解
性ホログラム脆性シールの構成を示す断面図であり、透
明で生分解性を有するプラスチックフィルム(支持体)
1の下面に、脆性シールを剥離し易くするため剥離層2
が形成されている。
性ホログラム脆性シールの構成を示す断面図であり、透
明で生分解性を有するプラスチックフィルム(支持体)
1の下面に、脆性シールを剥離し易くするため剥離層2
が形成されている。
【0026】また、前記剥離層2の下に、透明ホログラ
ム形成層4が形成されている。
ム形成層4が形成されている。
【0027】さらに、前記ホログラム形成層4は、前記
生分解性ポリ乳酸フィルム(支持体)1とは反対側のホ
ログラム形成層4面に、ホログラムパターン3を備え
る。
生分解性ポリ乳酸フィルム(支持体)1とは反対側のホ
ログラム形成層4面に、ホログラムパターン3を備え
る。
【0028】前記ホログラム形成面には、前記ホログラ
ムパターン3面上より反射性薄膜層5が、真空蒸着、ス
パッタリング等により形成されている。なお、前記ホロ
グラム形成面は、レリーフ型ホログラムを構成する微細
な凹凸パターンが形成されたニッケル製のプレス版をホ
ログラム形成層4上に加熱押圧することにより形成可能
である。また、このようにホログラム形成層4表面にホ
ログラムパターンを有する場合は、例えばレインボーホ
ログラムや二光束干渉もしくは電子ビーム(EB)によ
る回折格子(グレーティング)により微細凹凸形状を有
するようにしたグレーティングホログラム等が適用可能
である。
ムパターン3面上より反射性薄膜層5が、真空蒸着、ス
パッタリング等により形成されている。なお、前記ホロ
グラム形成面は、レリーフ型ホログラムを構成する微細
な凹凸パターンが形成されたニッケル製のプレス版をホ
ログラム形成層4上に加熱押圧することにより形成可能
である。また、このようにホログラム形成層4表面にホ
ログラムパターンを有する場合は、例えばレインボーホ
ログラムや二光束干渉もしくは電子ビーム(EB)によ
る回折格子(グレーティング)により微細凹凸形状を有
するようにしたグレーティングホログラム等が適用可能
である。
【0029】前記反射性薄膜層5には、少なくとも一部
を覆うように形成した脆性剥離層6が設けられている。
その上に接着層7が形成され、この接着層7には、図示
はしないが、紙等の基材シート上にシリコン樹脂などの
離型性樹脂をコーティングした離型シートが剥離可能に
仮貼着されている。
を覆うように形成した脆性剥離層6が設けられている。
その上に接着層7が形成され、この接着層7には、図示
はしないが、紙等の基材シート上にシリコン樹脂などの
離型性樹脂をコーティングした離型シートが剥離可能に
仮貼着されている。
【0030】本発明の生分解性ホログラム脆性シールの
支持体1材料は、ポリ乳酸樹脂(島津製作所(株)製、
商品名「ラクティ」)を用いて、Tダイ溶融押出しによ
りシートを成形してなる二軸延伸されたフィルムであ
り、フィルムの透明性が優れ、厚さ40μmのフィルム
の光透過率が94%以上である。
支持体1材料は、ポリ乳酸樹脂(島津製作所(株)製、
商品名「ラクティ」)を用いて、Tダイ溶融押出しによ
りシートを成形してなる二軸延伸されたフィルムであ
り、フィルムの透明性が優れ、厚さ40μmのフィルム
の光透過率が94%以上である。
【0031】上記生分解性を有するポリ乳酸フィルムに
おいて、フィルムの透明性が影響しなければ、各種フィ
ラーを添加することができる。また、各種添加剤やポリ
マー等の非分解性の物質を添加することは可能である。
しかしながら、非分解性の物質を10%以上添加するこ
とは、分解性と物性が著しく低下し、加工上の問題が生
じ、透明性が低下するため、好ましくない。
おいて、フィルムの透明性が影響しなければ、各種フィ
ラーを添加することができる。また、各種添加剤やポリ
マー等の非分解性の物質を添加することは可能である。
しかしながら、非分解性の物質を10%以上添加するこ
とは、分解性と物性が著しく低下し、加工上の問題が生
じ、透明性が低下するため、好ましくない。
【0032】生分解性フィルムによる支持体1は、厚さ
10〜100μmの透明なフィルムが使用可能である
が、厚さは20〜70μmが最適である。
10〜100μmの透明なフィルムが使用可能である
が、厚さは20〜70μmが最適である。
【0033】また、剥離層2は、ホログラム形成層及び
反射性薄膜層の剥離を便利にするために設けられた層で
ある。この剥離層の接着力が強すぎる、或いは弱すぎる
と剥離に支障をきたすので、剥離層の組成及び膜厚のコ
ントロールが非常に重要である。本発明の場合は、以下
の配合比からなる組成物を、マイクログラビアコーティ
ングにより、乾燥温度110℃、厚さ0.2〜1μmで
形成されている。 剥離層の組成 アクリル樹脂(三菱レイヨン(株)製,ダイヤナルBR80)15部 メチルエチルケトン(東洋インキ製造(株)製) 55部 トルエン (東洋インキ製造(株)製) 30部
反射性薄膜層の剥離を便利にするために設けられた層で
ある。この剥離層の接着力が強すぎる、或いは弱すぎる
と剥離に支障をきたすので、剥離層の組成及び膜厚のコ
ントロールが非常に重要である。本発明の場合は、以下
の配合比からなる組成物を、マイクログラビアコーティ
ングにより、乾燥温度110℃、厚さ0.2〜1μmで
形成されている。 剥離層の組成 アクリル樹脂(三菱レイヨン(株)製,ダイヤナルBR80)15部 メチルエチルケトン(東洋インキ製造(株)製) 55部 トルエン (東洋インキ製造(株)製) 30部
【0034】ホログラム形成層4は、例えばレリーフ型
ホログラムの場合はエンボス成形性が良好で、プレスむ
らが生じ難く、明るい再生画像が得られ、かつ、生分解
性プラスチックフィルム1とホログラム形成層4及び反
射性薄膜層5との接着性が良好な樹脂が要求され、以下
の配合比からなる組成物がグラビア法により、乾燥温度
110℃、厚さ1.0μmで形成されている。 ホログラム形成層の組成 ポリ乳酸樹脂 (東洋紡(株)製) 25部 メチルエチルケトン(東洋インキ製造(株)製) 20部 トルエン (東洋インキ製造(株)製) 25部 また、ホログラム形成面は、このような組成物のホログ
ラム形成層4に対し、プレス版の版面温度を120〜1
50℃として押圧により形成される。
ホログラムの場合はエンボス成形性が良好で、プレスむ
らが生じ難く、明るい再生画像が得られ、かつ、生分解
性プラスチックフィルム1とホログラム形成層4及び反
射性薄膜層5との接着性が良好な樹脂が要求され、以下
の配合比からなる組成物がグラビア法により、乾燥温度
110℃、厚さ1.0μmで形成されている。 ホログラム形成層の組成 ポリ乳酸樹脂 (東洋紡(株)製) 25部 メチルエチルケトン(東洋インキ製造(株)製) 20部 トルエン (東洋インキ製造(株)製) 25部 また、ホログラム形成面は、このような組成物のホログ
ラム形成層4に対し、プレス版の版面温度を120〜1
50℃として押圧により形成される。
【0035】なお、ホログラム形成層4としては、ポリ
乳酸樹脂以外、ポリカプラクトン(PCL)樹脂等の生
分解性を有する樹脂が使用でき、また、生分解性を有し
ない樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、
ポリ塩化ビニル樹脂などの熱可塑性樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン
(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレ
ート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリオール(メ
タ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレート、ト
リアジン(メタ)アクリレートなどの熱硬化性樹脂、或
いはこれらの混合物、さらにはラジカル重合性不飽和基
を有する熱成形性材料などが、生分解性樹脂とブレンド
して使用可能であり、また、上記以外のものでも、ホロ
グラム画像を形成可能な安定性を有する材料であれば使
用可能である。
乳酸樹脂以外、ポリカプラクトン(PCL)樹脂等の生
分解性を有する樹脂が使用でき、また、生分解性を有し
ない樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、
ポリ塩化ビニル樹脂などの熱可塑性樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン
(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレ
ート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリオール(メ
タ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレート、ト
リアジン(メタ)アクリレートなどの熱硬化性樹脂、或
いはこれらの混合物、さらにはラジカル重合性不飽和基
を有する熱成形性材料などが、生分解性樹脂とブレンド
して使用可能であり、また、上記以外のものでも、ホロ
グラム画像を形成可能な安定性を有する材料であれば使
用可能である。
【0036】反射性薄膜層5は入射光線を反射する層で
あって、厚さ100nmのアルミニウムが真空蒸着法に
より形成されている。なお、反射性薄膜層5としては、
他に銀、金、錫、窒化チタン(TiNx)が使用可能で
ある。この場合、後述する脆性剥離層6が薄膜層の下に
存在することを認識するのが非常に困難なため偽造防止
性を向上させることができる。
あって、厚さ100nmのアルミニウムが真空蒸着法に
より形成されている。なお、反射性薄膜層5としては、
他に銀、金、錫、窒化チタン(TiNx)が使用可能で
ある。この場合、後述する脆性剥離層6が薄膜層の下に
存在することを認識するのが非常に困難なため偽造防止
性を向上させることができる。
【0037】反射性薄膜層5の少なくとも一部を覆うよ
うに形成した脆性剥離層6は、ホログラム脆性シールの
貼着後、ホログラム脆性シールを剥離した場合に、脆性
剥離層6と反射性薄膜層5の界面が剥離するか、若しく
は脆性剥離層6が接着層7を弾くようにするために設け
られたものであり、グラビア印刷法の他に、オフセット
印刷法又はスクリーン印刷法等により形成される。この
脆性剥離層6は、反射性薄膜層5の一部に設けられ、文
字・マーク等のメッセージを表すように設けることも可
能で、その形状は任意であるが、ホログラムを不正に剥
離した状態であることが明確に判別できるようにするこ
とが必要である。
うに形成した脆性剥離層6は、ホログラム脆性シールの
貼着後、ホログラム脆性シールを剥離した場合に、脆性
剥離層6と反射性薄膜層5の界面が剥離するか、若しく
は脆性剥離層6が接着層7を弾くようにするために設け
られたものであり、グラビア印刷法の他に、オフセット
印刷法又はスクリーン印刷法等により形成される。この
脆性剥離層6は、反射性薄膜層5の一部に設けられ、文
字・マーク等のメッセージを表すように設けることも可
能で、その形状は任意であるが、ホログラムを不正に剥
離した状態であることが明確に判別できるようにするこ
とが必要である。
【0038】脆性剥離層6は、例えば以下の配合比から
なる組成物をグラビア法により、乾燥温度110℃、厚
さ0.5μmで形成されている。 脆性剥離層の組成 アクリル樹脂(三菱レイヨン(株)製,ダイヤナルBR80) 30部 メチルエチルケトン(東洋インキ製造(株)製) 40部 トルエン (東洋インキ製造(株)製) 40部 メチルイソブチルケトン(東洋インキ製造(株)製) 20部
なる組成物をグラビア法により、乾燥温度110℃、厚
さ0.5μmで形成されている。 脆性剥離層の組成 アクリル樹脂(三菱レイヨン(株)製,ダイヤナルBR80) 30部 メチルエチルケトン(東洋インキ製造(株)製) 40部 トルエン (東洋インキ製造(株)製) 40部 メチルイソブチルケトン(東洋インキ製造(株)製) 20部
【0039】接着層7としては、以下の配合比からなる
組成物がグラビア法により、乾燥温度110℃、厚さ2
0μmで形成されている。 接着層の組成 アクリル系粘着剤(東洋インキ製造(株)製,オリバイン)30部 メチルエチルケトン(東洋インキ製造(株)製) 50部 トルエン (東洋インキ製造(株)製) 50部 なお、接着層7としては、他にも反射性薄膜層5及び脆
性剥離層6を変質させたり、冒すものでなければ通常用
いられるものでよく、接着成分としては、ブチルゴム
系、天然ゴム系、シリコン系、ポリイソブチル系が挙げ
られるが、その限りではない。また、アルキルメタクリ
レート、ビニルエステル、アクリルニトリル、スチレ
ン、ビニルモノマー等が挙げられる凝集成分、不飽和カ
ルボン酸、ヒドロキシル基含有モノマー、アクリルニト
リル等に代表される改質成分や重合開始剤、可塑剤、硬
化剤、硬化促進剤、酸化防止剤等の添加剤を必要に応じ
て添加することができる。
組成物がグラビア法により、乾燥温度110℃、厚さ2
0μmで形成されている。 接着層の組成 アクリル系粘着剤(東洋インキ製造(株)製,オリバイン)30部 メチルエチルケトン(東洋インキ製造(株)製) 50部 トルエン (東洋インキ製造(株)製) 50部 なお、接着層7としては、他にも反射性薄膜層5及び脆
性剥離層6を変質させたり、冒すものでなければ通常用
いられるものでよく、接着成分としては、ブチルゴム
系、天然ゴム系、シリコン系、ポリイソブチル系が挙げ
られるが、その限りではない。また、アルキルメタクリ
レート、ビニルエステル、アクリルニトリル、スチレ
ン、ビニルモノマー等が挙げられる凝集成分、不飽和カ
ルボン酸、ヒドロキシル基含有モノマー、アクリルニト
リル等に代表される改質成分や重合開始剤、可塑剤、硬
化剤、硬化促進剤、酸化防止剤等の添加剤を必要に応じ
て添加することができる。
【0040】図2は、第2の発明に係わる生分解性ホロ
グラム脆性シールの構成を示す断面図であり、透明な生
分解性を有するフィルム(支持体)1の下面に、ホログ
ラムパターン3を備える。すなわち生分解性プラスチッ
クフィルムに直接エンボスしてホログラムを形成するこ
とが特徴である。
グラム脆性シールの構成を示す断面図であり、透明な生
分解性を有するフィルム(支持体)1の下面に、ホログ
ラムパターン3を備える。すなわち生分解性プラスチッ
クフィルムに直接エンボスしてホログラムを形成するこ
とが特徴である。
【0041】生分解性ホログラム脆性シールは、生分解
性を有するプラスチックフィルム1の片面にホログラム
パターン3が形成されている。このホログラムパターン
の下に反射性薄膜層5が真空蒸着、スパッタリング等に
より形成されている。なお、このホログラムパターン3
の形成については、レリーフ型ホログラムを構成する微
細な凹凸パターンが形成されたニッケル製のプレス板
を、前記フィルムに加熱押圧することにより形成するこ
とができる。また、このホログラムパターン3表面にホ
ログラムパターンを有する場合は、例えばレインボーホ
ログラムや二光束干渉若しくは電子ビーム(EB)によ
る回折格子(グレーティング)により微細凹凸形状を有
するようにしたグレーティングホログラム等が適用可能
である。また、生分解性プラスチックフィルム1を押出
し成形する際に、直接エボスすることもできる。
性を有するプラスチックフィルム1の片面にホログラム
パターン3が形成されている。このホログラムパターン
の下に反射性薄膜層5が真空蒸着、スパッタリング等に
より形成されている。なお、このホログラムパターン3
の形成については、レリーフ型ホログラムを構成する微
細な凹凸パターンが形成されたニッケル製のプレス板
を、前記フィルムに加熱押圧することにより形成するこ
とができる。また、このホログラムパターン3表面にホ
ログラムパターンを有する場合は、例えばレインボーホ
ログラムや二光束干渉若しくは電子ビーム(EB)によ
る回折格子(グレーティング)により微細凹凸形状を有
するようにしたグレーティングホログラム等が適用可能
である。また、生分解性プラスチックフィルム1を押出
し成形する際に、直接エボスすることもできる。
【0042】図3は、第1及び第2の発明に係わり、印
刷層を設けた生分解性ホログラム脆性シールの一例を示
す断面図である。本発明の生分解性ホログラム脆性シー
ルは、生分解性を有するプラスチックフィルム(支持
体)1の下にホログラム形成層4、前記ホログラム形成
層の下に印刷層8、反射性薄膜層5、脆性剥離層6、接
着層7の順に形成されている。印刷層8は、文字やマー
ク等の図柄を印刷したものである。印刷方式としては、
グラビア印刷の他に、オフセット印刷やスクリーン印刷
等の方法がある。印刷層は、例えば以下の配合比からな
るインキ組成がグラビア印刷法により、乾燥温度100
℃、厚さ1.0μmで形成されている。 印刷層のインキ組成 ポリエステル樹脂(東洋紡(株)製,バイロン200 ) 25部 カーボンブラック 8部 メチルエチルケトン(東洋インキ製造(株)製) 70部 トルエン (東洋インキ製造(株)製) 30部
刷層を設けた生分解性ホログラム脆性シールの一例を示
す断面図である。本発明の生分解性ホログラム脆性シー
ルは、生分解性を有するプラスチックフィルム(支持
体)1の下にホログラム形成層4、前記ホログラム形成
層の下に印刷層8、反射性薄膜層5、脆性剥離層6、接
着層7の順に形成されている。印刷層8は、文字やマー
ク等の図柄を印刷したものである。印刷方式としては、
グラビア印刷の他に、オフセット印刷やスクリーン印刷
等の方法がある。印刷層は、例えば以下の配合比からな
るインキ組成がグラビア印刷法により、乾燥温度100
℃、厚さ1.0μmで形成されている。 印刷層のインキ組成 ポリエステル樹脂(東洋紡(株)製,バイロン200 ) 25部 カーボンブラック 8部 メチルエチルケトン(東洋インキ製造(株)製) 70部 トルエン (東洋インキ製造(株)製) 30部
【0043】本発明の生分解性ホログラム脆性シールに
おける反射性薄膜層5は、入射光線を反射する層であっ
て、厚さ10〜100nm、若しくはそれ以上のアルミ
ニウムが真空蒸着法により形成されている。なお、反射
性薄膜層としては、他に銀、金、硫化亜鉛、錫等の金属
又は金属化合物を使用することができる。
おける反射性薄膜層5は、入射光線を反射する層であっ
て、厚さ10〜100nm、若しくはそれ以上のアルミ
ニウムが真空蒸着法により形成されている。なお、反射
性薄膜層としては、他に銀、金、硫化亜鉛、錫等の金属
又は金属化合物を使用することができる。
【0044】また、反射性薄膜層5に、透明性を有する
反射性薄膜として、ホログラム形成層とは異なる屈折率
を有する透過性薄膜層を設けることが可能である。この
透過性薄膜層は、光透過性を示すとともにホログラム形
成層との屈折率差から界面での光反射を生じ、ホログラ
ム形成面のホログラム画像の再生に利用されている。例
えば、厚さ50nmのZnSからなる薄膜層として真空
蒸着法等の蒸着により形成したものである。これによれ
ば、ホログラムの再生が被着体の下地のデザイン、模
様、文字等の画像や色等とともに目視することができ、
一層の装飾性の向上を図ることができる。なお、透過性
薄膜層としては、ホログラム形成層4(屈折率n=1.
3〜1.6)よりも屈折率の高いことが、装飾性の向上
に好ましい。
反射性薄膜として、ホログラム形成層とは異なる屈折率
を有する透過性薄膜層を設けることが可能である。この
透過性薄膜層は、光透過性を示すとともにホログラム形
成層との屈折率差から界面での光反射を生じ、ホログラ
ム形成面のホログラム画像の再生に利用されている。例
えば、厚さ50nmのZnSからなる薄膜層として真空
蒸着法等の蒸着により形成したものである。これによれ
ば、ホログラムの再生が被着体の下地のデザイン、模
様、文字等の画像や色等とともに目視することができ、
一層の装飾性の向上を図ることができる。なお、透過性
薄膜層としては、ホログラム形成層4(屈折率n=1.
3〜1.6)よりも屈折率の高いことが、装飾性の向上
に好ましい。
【0045】このような透過性薄膜層を形成する方法と
しては、真空蒸着法の他にスパッタリング法、イオンプ
レーティング法等の成膜手段が適用可能であり、膜厚と
しては10〜1000nmの範囲にあることが好まし
い。
しては、真空蒸着法の他にスパッタリング法、イオンプ
レーティング法等の成膜手段が適用可能であり、膜厚と
しては10〜1000nmの範囲にあることが好まし
い。
【0046】図4は、本発明の生分解性ホログラム脆性
シールの、応用例を示す断面図である。図4には、塩化
ビニル、アクリル、ポリカーボネート、ABS等の基材
からなるプラスチックカードの表面に、ホログラム脆性
シールを貼着した後、強制的に剥離したときにホログラ
ム脆性シールが破壊されるようすを示したもので、これ
によれば脆性剥離層6の部分から剥離し、剥離面に剥離
されたホログラムの一部分が残り、再生不可能な状態に
なる。
シールの、応用例を示す断面図である。図4には、塩化
ビニル、アクリル、ポリカーボネート、ABS等の基材
からなるプラスチックカードの表面に、ホログラム脆性
シールを貼着した後、強制的に剥離したときにホログラ
ム脆性シールが破壊されるようすを示したもので、これ
によれば脆性剥離層6の部分から剥離し、剥離面に剥離
されたホログラムの一部分が残り、再生不可能な状態に
なる。
【0047】<分解テスト1>以上の方法で製作した生
分解性ホログラム脆性シールを、電動式ゴミ処理機(日
立製作所製)に入れ定期的に分解状態を観察したとこ
ろ、3ヵ月後にシールが白濁し、形状は保持しているも
のの部分的な分解が見られた。6ヵ月経過後は、ほぼ完
全に分解し、形状の確認ができない状態になった。
分解性ホログラム脆性シールを、電動式ゴミ処理機(日
立製作所製)に入れ定期的に分解状態を観察したとこ
ろ、3ヵ月後にシールが白濁し、形状は保持しているも
のの部分的な分解が見られた。6ヵ月経過後は、ほぼ完
全に分解し、形状の確認ができない状態になった。
【0048】<分解テスト2>比較例として、プラスチ
ックフィルム(PET)(東レ(株)製,「商品名ルミ
ラー」)を用いたホログラムシールは、実施例と同様の
方法で電動式ゴミ処理機に入れ、定期的に分解状態を観
察したところ、6ヵ月経過後、プラスチック基材は、多
少黄色に変色していたが形状は保持され、分解されてい
ないことが確認された。
ックフィルム(PET)(東レ(株)製,「商品名ルミ
ラー」)を用いたホログラムシールは、実施例と同様の
方法で電動式ゴミ処理機に入れ、定期的に分解状態を観
察したところ、6ヵ月経過後、プラスチック基材は、多
少黄色に変色していたが形状は保持され、分解されてい
ないことが確認された。
【0049】<評価>比較例のホログラムシールと本発
明の生分解性ホログラム脆性シールとの比較結果によ
り、本発明の生分解性ホログラム脆性シールは優れた生
分解性持っていることが判明した。
明の生分解性ホログラム脆性シールとの比較結果によ
り、本発明の生分解性ホログラム脆性シールは優れた生
分解性持っていることが判明した。
【0050】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば生
分解性プラスチックを使用することにより、従来のホロ
グラムシールの偽造防止性、美観、高級性を有しなが
ら、シール使用後の廃棄処理が簡単にでき、地球環境に
悪影響を与えない優れたホログラム脆性シールを提供す
る。すなわち、生分解性ホログラム脆性シールの貼着
後、シールの表面から見ても部分的な脆性効果をもたら
す層を反射性薄膜層の下に設けることによって、その存
在の確認を非常に困難とすることができ、偽造防止性を
向上させることができる。また、反射性薄膜層をホログ
ラム形成層とは異なる屈折率を有する透過性薄膜層とす
ることにより、被着体の下地デザイン、模様、文字等の
画像や色等を損なうことなく、一層、装飾性の向上を図
ることができる。また、印刷層を設けることにより装飾
性を高めることができ、かつ剥離行為に対して、ホログ
ラムと同じく部分的に破壊されることにより、より一層
の偽造防止性、改ざん防止性を向上させることができ
る。また、本発明の生分解性ホログラム脆性シールは、
優れた透明性を有するフィルムを使用しているので、従
来品よりさらに鮮明な画像を見ることができる。
分解性プラスチックを使用することにより、従来のホロ
グラムシールの偽造防止性、美観、高級性を有しなが
ら、シール使用後の廃棄処理が簡単にでき、地球環境に
悪影響を与えない優れたホログラム脆性シールを提供す
る。すなわち、生分解性ホログラム脆性シールの貼着
後、シールの表面から見ても部分的な脆性効果をもたら
す層を反射性薄膜層の下に設けることによって、その存
在の確認を非常に困難とすることができ、偽造防止性を
向上させることができる。また、反射性薄膜層をホログ
ラム形成層とは異なる屈折率を有する透過性薄膜層とす
ることにより、被着体の下地デザイン、模様、文字等の
画像や色等を損なうことなく、一層、装飾性の向上を図
ることができる。また、印刷層を設けることにより装飾
性を高めることができ、かつ剥離行為に対して、ホログ
ラムと同じく部分的に破壊されることにより、より一層
の偽造防止性、改ざん防止性を向上させることができ
る。また、本発明の生分解性ホログラム脆性シールは、
優れた透明性を有するフィルムを使用しているので、従
来品よりさらに鮮明な画像を見ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す、生分解性ホログラム
脆性シールの断面図である。
脆性シールの断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す生分解性ホログラム
脆性シールの断面図である。
脆性シールの断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す生分解性ホログラム
脆性シールの断面図である。
脆性シールの断面図である。
【図4】本発明の生分解性ホログラム脆性シールの、応
用例を示す断面図である。
用例を示す断面図である。
1 …生分解性プラスチック 2 …剥離層 3 …ホログラムパターン 4 …ホログラム形成層 5 …反射性薄膜層(光透過性薄膜層) 6 …脆性剥離層 7 …接着層 8 …印刷層
Claims (8)
- 【請求項1】透明で生分解性を有する(数平均分子量
が、10,000〜100,000 であるポリ乳酸とオキシカルボン
酸のコポリマーを主成分とする) フィルム(支持体)1
上に、少なくとも剥離層2、ホログラムパターン3を有
する透明なホログラム形成層4と反射性薄膜層5と、前
記反射性薄膜層の少なくとも一部を覆う脆性剥離層6、
接着層7とを順次設けたことを特徴とする生分解性ホロ
グラム脆性シール。 - 【請求項2】一方の面に、ホログラムパターン3を成形
してなる透明で生分解性を有するポリ乳酸フィルム(支
持体)1上に、反射性薄膜層5と、前記反射性薄膜層の
少なくとも一部を覆う脆性剥離層6、接着層7とを設け
たことを特徴とする生分解性ホログラム脆性シール。 - 【請求項3】前記ホログラムパターン3を有する透明な
ホログラム形成層4は、溶剤可溶性生分解性樹脂からな
ることを特徴とする請求項1に記載の生分解性ホログラ
ム脆性シール。 - 【請求項4】前記透明で生分解性を有するポリ乳酸フィ
ルム1のいずれか一方の面に、印刷層8を設けたことを
特徴とする請求項1又は請求項2に記載の生分解性ホロ
グラム脆性シール。 - 【請求項5】前記ホログラム形成層4のいずれか一方の
面に、印刷層8を設けたことを特徴とする請求項1に記
載の生分解性ホログラム脆性シール。 - 【請求項6】前記反射性薄膜層5が、光不透過性薄膜で
あることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の生
分解性ホログラム脆性シール。 - 【請求項7】前記反射性薄膜層5が、前記ホログラム形
成層4と異なる屈折率を有する光透過性薄膜であること
を特徴とする請求項1に記載の生分解性ホログラム脆性
シール。 - 【請求項8】前記反射性薄膜層5が、前記生分解性を有
するプラスチックフィルム(支持体)1と異なる屈折率
を有する光透過性薄膜であることを特徴とする請求項2
に記載の生分解性ホログラム脆性シール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7245937A JPH0990858A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 生分解性ホログラム脆性シール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7245937A JPH0990858A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 生分解性ホログラム脆性シール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0990858A true JPH0990858A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17141082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7245937A Pending JPH0990858A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 生分解性ホログラム脆性シール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0990858A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6887546B2 (en) * | 1996-09-19 | 2005-05-03 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Multilayered volume hologram structure, and label for making multilayered volume hologram structure |
| JP2007079299A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Dainippon Printing Co Ltd | ホログラムラベル |
| JP2007322585A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Kuniaki Komaki | 誘導シール及び誘導シールの製造方法 |
| JP2011002588A (ja) * | 2009-06-17 | 2011-01-06 | Dainippon Printing Co Ltd | 複合記録材料及び画像形成物の製造方法 |
| KR101144205B1 (ko) * | 2010-03-08 | 2012-05-10 | 주식회사 선경홀로그램 | 내열성이 향상된 생분해성 기재필름 및 이를 이용한 홀로그램 라벨 |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP7245937A patent/JPH0990858A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6887546B2 (en) * | 1996-09-19 | 2005-05-03 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Multilayered volume hologram structure, and label for making multilayered volume hologram structure |
| JP2007079299A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Dainippon Printing Co Ltd | ホログラムラベル |
| JP2007322585A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Kuniaki Komaki | 誘導シール及び誘導シールの製造方法 |
| JP2011002588A (ja) * | 2009-06-17 | 2011-01-06 | Dainippon Printing Co Ltd | 複合記録材料及び画像形成物の製造方法 |
| KR101144205B1 (ko) * | 2010-03-08 | 2012-05-10 | 주식회사 선경홀로그램 | 내열성이 향상된 생분해성 기재필름 및 이를 이용한 홀로그램 라벨 |
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