JPH0974908A - 多段栽培装置 - Google Patents
多段栽培装置Info
- Publication number
- JPH0974908A JPH0974908A JP25819795A JP25819795A JPH0974908A JP H0974908 A JPH0974908 A JP H0974908A JP 25819795 A JP25819795 A JP 25819795A JP 25819795 A JP25819795 A JP 25819795A JP H0974908 A JPH0974908 A JP H0974908A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cultivation
- container
- stage
- cultivation container
- hanging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多段栽培方法を実施するために必要な栽培ベ
ッドの移動を効率的に行うことのできる多段栽培装置を
提供する。 【解決手段】 栽培容器3を、吊線21を介して接続さ
れる2本一対の吊り下げ棒2,2により吊り下げ支持可
能とする。吊り下げ棒2,2は、その両端部が、対面し
て配設される第1の支持部材4と第2の支持部材5にそ
れぞれ上下方向に所定間隔をおいて設けた水平部43〜
45に突設した載置部43a〜45bに載置されて支持
される。栽培容器3を上段から中段、中段から下段へと
移送する際には、容器移送部材6の2本のアームを6
1,62を吊り下げ棒2,2の下側に差し入れ、支持部
材4,5の載置部43a〜45bに接触しないように下
降させれば短時間で移送作業を行うことができる。
ッドの移動を効率的に行うことのできる多段栽培装置を
提供する。 【解決手段】 栽培容器3を、吊線21を介して接続さ
れる2本一対の吊り下げ棒2,2により吊り下げ支持可
能とする。吊り下げ棒2,2は、その両端部が、対面し
て配設される第1の支持部材4と第2の支持部材5にそ
れぞれ上下方向に所定間隔をおいて設けた水平部43〜
45に突設した載置部43a〜45bに載置されて支持
される。栽培容器3を上段から中段、中段から下段へと
移送する際には、容器移送部材6の2本のアームを6
1,62を吊り下げ棒2,2の下側に差し入れ、支持部
材4,5の載置部43a〜45bに接触しないように下
降させれば短時間で移送作業を行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウリ科、ナス科や
バラ科をはじめとする果実の収穫を目的とする植物を栽
培するのに適した多段栽培装置に関する。
バラ科をはじめとする果実の収穫を目的とする植物を栽
培するのに適した多段栽培装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、果菜類(ナス、トマト、キュウ
リ、マクワウリ等のように果実を食用とする野菜)及び
果樹類の温室栽培が盛んに行われている。かかる温室栽
培においては露地栽培と同様に土壌に苗を植えつける方
法も行われているが、その一方で栽培容器にロックウー
ル等の培地を充填した栽培ベッド(栽培床)を用いた栽
培法も採用されている。栽培ベッドを用いる方法により
果菜類等を栽培する場合には、地面に設置した栽培ベッ
ドに苗を定植し、その苗を上方に生育させ、かつできる
だけ多収量とするために複数段の花房で結実させた後に
収穫している。例えば、トマトの場合には、通常は5、
6段花房まで結実させ、収穫することが一般に行われて
いる。
リ、マクワウリ等のように果実を食用とする野菜)及び
果樹類の温室栽培が盛んに行われている。かかる温室栽
培においては露地栽培と同様に土壌に苗を植えつける方
法も行われているが、その一方で栽培容器にロックウー
ル等の培地を充填した栽培ベッド(栽培床)を用いた栽
培法も採用されている。栽培ベッドを用いる方法により
果菜類等を栽培する場合には、地面に設置した栽培ベッ
ドに苗を定植し、その苗を上方に生育させ、かつできる
だけ多収量とするために複数段の花房で結実させた後に
収穫している。例えば、トマトの場合には、通常は5、
6段花房まで結実させ、収穫することが一般に行われて
いる。
【0003】このトマトの5、6段花房までの栽培にお
いては、1年間に2作が一般的である。すなわち、本圃
定植より収穫終了までを1サイクルとし、第1作の終了
後、残樹の片付け、栽培ベッドの消毒等のため一定の休
止期間(1週間〜1か月)を設けて、次作に入る。この
休止期間をできるだけ短縮し、前作の終了と同時に次作
の苗を定植して、できるだけ高段まで栽培させるように
しても、年2作で7、8段花房までの栽培が限界であ
る。しかも、果実の収穫開始期は、通常、5段果房の開
花期前後であるため、定植してから最初の果実が収穫可
能となるまで、果実の収穫ができないロス期間がある。
いては、1年間に2作が一般的である。すなわち、本圃
定植より収穫終了までを1サイクルとし、第1作の終了
後、残樹の片付け、栽培ベッドの消毒等のため一定の休
止期間(1週間〜1か月)を設けて、次作に入る。この
休止期間をできるだけ短縮し、前作の終了と同時に次作
の苗を定植して、できるだけ高段まで栽培させるように
しても、年2作で7、8段花房までの栽培が限界であ
る。しかも、果実の収穫開始期は、通常、5段果房の開
花期前後であるため、定植してから最初の果実が収穫可
能となるまで、果実の収穫ができないロス期間がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、かかる栽
培方法では本圃定植から収穫開始までのロス期間が長
く、収穫期間が限定されてしまうので、連続的に長期に
わたって安定出荷ができる栽培方法の出現が望まれてい
た。
培方法では本圃定植から収穫開始までのロス期間が長
く、収穫期間が限定されてしまうので、連続的に長期に
わたって安定出荷ができる栽培方法の出現が望まれてい
た。
【0005】このニーズを満たすものとして、始めにロ
ス期間はあるが、連続的に栽培して30段花房以上まで
生長させる長段栽培法がある。しかし、長段栽培法で
は、茎葉の生長と花成・結実・肥大が同時に進行するの
で、栄養生長と生殖生長とのバランスを保った肥培管理
が必要となる。このような肥培管理は極めて困難で、そ
の成否は生産者固有の技術力によるところが大きい。し
たがって、かかる長段栽培方法では人手がかかり過ぎ、
肥培管理の自動化や大規模栽培には適さない。
ス期間はあるが、連続的に栽培して30段花房以上まで
生長させる長段栽培法がある。しかし、長段栽培法で
は、茎葉の生長と花成・結実・肥大が同時に進行するの
で、栄養生長と生殖生長とのバランスを保った肥培管理
が必要となる。このような肥培管理は極めて困難で、そ
の成否は生産者固有の技術力によるところが大きい。し
たがって、かかる長段栽培方法では人手がかかり過ぎ、
肥培管理の自動化や大規模栽培には適さない。
【0006】本出願人は上記した課題を解消するため、
先に、連続的に長期にわたって安定出荷ができると共
に、肥培管理が容易で、栽培作業の自動化・省力化や大
規模栽培に適する植物栽培方法を特願平6−66540
号として提案している。かかる栽培方法は、上段と下段
との少なくとも2段の位置で栽培ベッド(栽培容器)を
支持し、各段に栽培ベッドを配置して所定の生育過程ま
で植物を栽培した後、栽培ベッドを順次下段に移し、最
下段の栽培ベッドを除去すると共に、空所となる最上段
には新たな栽培ベッドを補充配置することを繰り返すこ
とを特徴としている。かかる方法によれば、連続的な収
穫が可能となり収穫量が増大すると共に、収穫時期が一
時期に集中しないため、作業労力が分散し、その結果作
業効率が向上する等の効果を有している。
先に、連続的に長期にわたって安定出荷ができると共
に、肥培管理が容易で、栽培作業の自動化・省力化や大
規模栽培に適する植物栽培方法を特願平6−66540
号として提案している。かかる栽培方法は、上段と下段
との少なくとも2段の位置で栽培ベッド(栽培容器)を
支持し、各段に栽培ベッドを配置して所定の生育過程ま
で植物を栽培した後、栽培ベッドを順次下段に移し、最
下段の栽培ベッドを除去すると共に、空所となる最上段
には新たな栽培ベッドを補充配置することを繰り返すこ
とを特徴としている。かかる方法によれば、連続的な収
穫が可能となり収穫量が増大すると共に、収穫時期が一
時期に集中しないため、作業労力が分散し、その結果作
業効率が向上する等の効果を有している。
【0007】しかしながら、かかる方法を実施するため
には、栽培ベッドを移動することが要件となるが、この
移動作業を全て人手に頼っていたのでは効率的ではな
い。
には、栽培ベッドを移動することが要件となるが、この
移動作業を全て人手に頼っていたのでは効率的ではな
い。
【0008】また、上記した栽培方法では、下段に配設
した栽培ベッドで生長する植物に対しては、上段の棚や
栽培ベッド等が影になって日照条件が上段の植物より劣
ることになるが、その場合でも、日照条件はできるだけ
よいことが望まれることはもちろんである。
した栽培ベッドで生長する植物に対しては、上段の棚や
栽培ベッド等が影になって日照条件が上段の植物より劣
ることになるが、その場合でも、日照条件はできるだけ
よいことが望まれることはもちろんである。
【0009】本発明は上記課題を解消するためになされ
たものであり、上記した栽培方法を実施するために必要
な栽培ベッドの移動を効率的に行うことのできる多段栽
培装置を提供することを目的とする。また、下段の栽培
容器で生長する植物への日照の遮りをできるだけ少なく
することができ、上記した栽培方法に適する多段栽培装
置を提供することを目的とする。
たものであり、上記した栽培方法を実施するために必要
な栽培ベッドの移動を効率的に行うことのできる多段栽
培装置を提供することを目的とする。また、下段の栽培
容器で生長する植物への日照の遮りをできるだけ少なく
することができ、上記した栽培方法に適する多段栽培装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の多段栽培装置は、所定の幅と長さを有
し内部に培地を充填可能な複数の栽培容器を、上下方向
に高さを異ならせて複数配設可能であると共に、植物の
生長段階に合わせて、順次下段へ移動させることができ
る多段栽培装置において、栽培容器に吊線を介して連結
されると共に、該栽培容器の長手方向と平行になるよう
に配設される2本一対の吊り下げ棒と、栽培容器の長手
方向一端面側と他端面側とに配設される第1及び第2の
支持部材であって、いずれも、基礎面に対して略垂直に
配設される垂直部と、該垂直部及び栽培容器の長手方向
に対して略直交するように、かつ上下方向に所定間隔を
おいて複数配設される水平部と、各水平部において所定
の間隔をもって、対面する支持部材方向に突出するよう
に配設される2個一対の吊り下げ棒用の載置部と、を有
し、各容器の吊り下げ棒の各端部のみを吊り下げ棒用の
載置部に載置可能な間隔をもって配設される前記栽培容
器を支持するための第1及び第2の支持部材と、上下動
及び前後動可能な少なくとも2本のアームと、各アーム
に、第1及び第2の支持部材に設けられた2個一対の吊
り下げ棒用の載置部の間隔と同間隔で設けられた吊り下
げ棒用の爪部と、を有し、該爪部が吊り下げ棒の下方に
位置するようにアームを移動させた後、上昇させて吊り
下げ棒を載置部から離間させ、次に、アームを前進又は
後退させて吊り下げ棒の位置を載置部の前側又は後ろ側
にずらし、さらに、アームを下降させた後再び前進又は
後退させて、下段の載置部上に吊り下げ棒を載置するこ
とができる容器移送部材と、を有することを特徴とする
多段栽培装置。
請求項1に記載の多段栽培装置は、所定の幅と長さを有
し内部に培地を充填可能な複数の栽培容器を、上下方向
に高さを異ならせて複数配設可能であると共に、植物の
生長段階に合わせて、順次下段へ移動させることができ
る多段栽培装置において、栽培容器に吊線を介して連結
されると共に、該栽培容器の長手方向と平行になるよう
に配設される2本一対の吊り下げ棒と、栽培容器の長手
方向一端面側と他端面側とに配設される第1及び第2の
支持部材であって、いずれも、基礎面に対して略垂直に
配設される垂直部と、該垂直部及び栽培容器の長手方向
に対して略直交するように、かつ上下方向に所定間隔を
おいて複数配設される水平部と、各水平部において所定
の間隔をもって、対面する支持部材方向に突出するよう
に配設される2個一対の吊り下げ棒用の載置部と、を有
し、各容器の吊り下げ棒の各端部のみを吊り下げ棒用の
載置部に載置可能な間隔をもって配設される前記栽培容
器を支持するための第1及び第2の支持部材と、上下動
及び前後動可能な少なくとも2本のアームと、各アーム
に、第1及び第2の支持部材に設けられた2個一対の吊
り下げ棒用の載置部の間隔と同間隔で設けられた吊り下
げ棒用の爪部と、を有し、該爪部が吊り下げ棒の下方に
位置するようにアームを移動させた後、上昇させて吊り
下げ棒を載置部から離間させ、次に、アームを前進又は
後退させて吊り下げ棒の位置を載置部の前側又は後ろ側
にずらし、さらに、アームを下降させた後再び前進又は
後退させて、下段の載置部上に吊り下げ棒を載置するこ
とができる容器移送部材と、を有することを特徴とする
多段栽培装置。
【0011】請求項2に記載の多段栽培装置は、所定の
幅と長さを有し内部に培地を充填可能な複数の栽培容器
を、上下方向に高さを異ならせて複数配設可能であると
共に、植物の生長段階に合わせて、順次下段へ移動させ
ることができる多段栽培装置において、栽培容器に吊線
を介して連結されると共に、該栽培容器の長手方向と平
行になるように配設される2本一対の吊り下げ棒と、栽
培容器の長手方向一端面側と他端面側とに配設される第
1及び第2の支持部材であって、いずれも、基礎面に対
して略垂直に配設される垂直部と、該垂直部及び栽培容
器の長手方向に対して略直交するように、かつ上下方向
に所定間隔をおいて複数配設される水平部と、を有し、
該水平部上に各容器の吊り下げ棒の各端部を載置可能な
程度の間隔をもって配設される前記栽培容器を支持する
ための第1及び第2の支持部材と、上下動及び前後動可
能な少なくとも2本のアームと、各アームに所定の間隔
で設けられた吊り下げ棒用の爪部と、を有し、該爪部が
吊り下げ棒の下方に位置するようにアームを移動させた
後、上昇させて吊り下げ棒を載置部から離間させ、次
に、2本の吊り下げ棒の各端部を結ぶことにより形成さ
れる仮想四角形が上面から見たときに略平行四辺形とな
るように、一方のアームのみを前進又は後退させ、さら
に、アームを下降させた後一方のアームを原位置に復帰
させて、下段の載置部上に吊り下げ棒を載置することが
できる容器移送部材と、を有することを特徴とする。
幅と長さを有し内部に培地を充填可能な複数の栽培容器
を、上下方向に高さを異ならせて複数配設可能であると
共に、植物の生長段階に合わせて、順次下段へ移動させ
ることができる多段栽培装置において、栽培容器に吊線
を介して連結されると共に、該栽培容器の長手方向と平
行になるように配設される2本一対の吊り下げ棒と、栽
培容器の長手方向一端面側と他端面側とに配設される第
1及び第2の支持部材であって、いずれも、基礎面に対
して略垂直に配設される垂直部と、該垂直部及び栽培容
器の長手方向に対して略直交するように、かつ上下方向
に所定間隔をおいて複数配設される水平部と、を有し、
該水平部上に各容器の吊り下げ棒の各端部を載置可能な
程度の間隔をもって配設される前記栽培容器を支持する
ための第1及び第2の支持部材と、上下動及び前後動可
能な少なくとも2本のアームと、各アームに所定の間隔
で設けられた吊り下げ棒用の爪部と、を有し、該爪部が
吊り下げ棒の下方に位置するようにアームを移動させた
後、上昇させて吊り下げ棒を載置部から離間させ、次
に、2本の吊り下げ棒の各端部を結ぶことにより形成さ
れる仮想四角形が上面から見たときに略平行四辺形とな
るように、一方のアームのみを前進又は後退させ、さら
に、アームを下降させた後一方のアームを原位置に復帰
させて、下段の載置部上に吊り下げ棒を載置することが
できる容器移送部材と、を有することを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の多段栽培装置は、所定の
幅と長さを有し内部に培地を充填可能な複数の栽培容器
を、上下方向に高さを異ならせて複数配設可能であると
共に、植物の生長段階に合わせて、順次下段へ移動させ
ることができる多段栽培装置において、栽培容器に吊線
を介して連結されると共に、該栽培容器の長手方向と平
行になるように配設される2本一対の吊り下げ棒と、該
2本一対の吊り下げ棒の各対面する端部間に配設される
動滑車と、栽培容器の長手方向一端面側と他端面側とに
配設される第1及び第2の支持部材であって、いずれ
も、基礎面に対して略垂直に、かつ互いに所定間隔をお
いて配設される2本一対の垂直部と、最下段の栽培容器
を支持するため、該垂直部及び栽培容器の長手方向に対
して略直交するように配設される水平部と、最下段の栽
培容器以外の栽培容器を支持するため、一端が一方の垂
直部に固定されていると共に、他方の垂直部に配設され
た固定滑車に掛け回された後、他端が所定の張力で牽引
され、上下方向に所定間隔で配設されている複数本の紐
部材と、を有し、該紐部材における一端と固定滑車に掛
け回されている部分との間に、前記動滑車を係合させ、
紐部材を弛めることにより、動滑車及び吊り下げ棒と共
に栽培容器を下降させ、該動滑車をより下段に配設され
た紐部材又は水平部に係合させて、栽培容器を移動させ
ることができる第1及び第2の支持部材と、を有するこ
とを特徴とする。
幅と長さを有し内部に培地を充填可能な複数の栽培容器
を、上下方向に高さを異ならせて複数配設可能であると
共に、植物の生長段階に合わせて、順次下段へ移動させ
ることができる多段栽培装置において、栽培容器に吊線
を介して連結されると共に、該栽培容器の長手方向と平
行になるように配設される2本一対の吊り下げ棒と、該
2本一対の吊り下げ棒の各対面する端部間に配設される
動滑車と、栽培容器の長手方向一端面側と他端面側とに
配設される第1及び第2の支持部材であって、いずれ
も、基礎面に対して略垂直に、かつ互いに所定間隔をお
いて配設される2本一対の垂直部と、最下段の栽培容器
を支持するため、該垂直部及び栽培容器の長手方向に対
して略直交するように配設される水平部と、最下段の栽
培容器以外の栽培容器を支持するため、一端が一方の垂
直部に固定されていると共に、他方の垂直部に配設され
た固定滑車に掛け回された後、他端が所定の張力で牽引
され、上下方向に所定間隔で配設されている複数本の紐
部材と、を有し、該紐部材における一端と固定滑車に掛
け回されている部分との間に、前記動滑車を係合させ、
紐部材を弛めることにより、動滑車及び吊り下げ棒と共
に栽培容器を下降させ、該動滑車をより下段に配設され
た紐部材又は水平部に係合させて、栽培容器を移動させ
ることができる第1及び第2の支持部材と、を有するこ
とを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の多段栽培装置は、所定の
幅と長さを有し内部に培地を充填可能な複数の栽培容器
を、上下方向に高さを異ならせて複数配設可能であると
共に、植物の生長段階に合わせて、順次下段へ移動させ
ることができる多段栽培装置において、栽培容器に吊線
を介して連結されると共に、該栽培容器の長手方向と平
行になるように配設される2本一対の吊り下げ棒と、栽
培容器の長手方向一端面側と他端面側とに配設される第
1及び第2の支持部材であって、いずれも、最下段の栽
培容器の吊り下げ棒を支持するため、基礎面から所定の
高さで栽培容器の長手方向と略直交する方向に略水平に
配設される最下段用の吊り下げ棒載置部材と、各一端が
該吊り下げ棒載置部材の各端部に連結され、他端が該吊
り下げ棒載置部材の上方適宜位置に固定され、側面から
見たときに下方に向かうに従い両者の間隔が拡開するよ
うに配設される2個一組のガイド部材と、該各ガイド部
材の上部に設けられる滑車と、を有し、一端に吊り下げ
棒保持部を有する複数の容器吊り線材が、各滑車に掛け
回されていると共に、各吊り下げ棒保持部がガイド部材
の外側において各栽培容器及び吊り下げ棒を高さを異な
らせて保持し得る位置となるように、該容器吊り線材の
他端が所定の張力で牽引されており、該容器吊り線材を
弛めることにより、ガイド部材に沿って吊り下げ棒保持
部を下降させることができる第1及び第2の支持部材
と、を有することを特徴とする。
幅と長さを有し内部に培地を充填可能な複数の栽培容器
を、上下方向に高さを異ならせて複数配設可能であると
共に、植物の生長段階に合わせて、順次下段へ移動させ
ることができる多段栽培装置において、栽培容器に吊線
を介して連結されると共に、該栽培容器の長手方向と平
行になるように配設される2本一対の吊り下げ棒と、栽
培容器の長手方向一端面側と他端面側とに配設される第
1及び第2の支持部材であって、いずれも、最下段の栽
培容器の吊り下げ棒を支持するため、基礎面から所定の
高さで栽培容器の長手方向と略直交する方向に略水平に
配設される最下段用の吊り下げ棒載置部材と、各一端が
該吊り下げ棒載置部材の各端部に連結され、他端が該吊
り下げ棒載置部材の上方適宜位置に固定され、側面から
見たときに下方に向かうに従い両者の間隔が拡開するよ
うに配設される2個一組のガイド部材と、該各ガイド部
材の上部に設けられる滑車と、を有し、一端に吊り下げ
棒保持部を有する複数の容器吊り線材が、各滑車に掛け
回されていると共に、各吊り下げ棒保持部がガイド部材
の外側において各栽培容器及び吊り下げ棒を高さを異な
らせて保持し得る位置となるように、該容器吊り線材の
他端が所定の張力で牽引されており、該容器吊り線材を
弛めることにより、ガイド部材に沿って吊り下げ棒保持
部を下降させることができる第1及び第2の支持部材
と、を有することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施例に基づ
き本発明の多段栽培装置を説明する。図1〜図2は本発
明の第1の実施例を示し、1は本実施例の多段栽培装置
であり、栽培容器用の吊り下げ棒2、第1の支持部材
4、第2の支持部材5、容器移送部材6等を有して構成
されている。
き本発明の多段栽培装置を説明する。図1〜図2は本発
明の第1の実施例を示し、1は本実施例の多段栽培装置
であり、栽培容器用の吊り下げ棒2、第1の支持部材
4、第2の支持部材5、容器移送部材6等を有して構成
されている。
【0015】吊り下げ棒2は、所定の幅と長さを有し内
部に培地を充填することができる長尺な箱形の栽培容器
3の適宜位置、本実施例では隅部とワイヤ等の吊線21
を介して連結されている。この吊り下げ棒2は、その長
さが栽培容器3の長手方向の長さよりも僅かに長く、後
述の支持部材4,5に支持されることにより、栽培容器
3を吊り下げ支持するものである。支持部材4,5によ
って支持される際には、この吊り下げ棒2は、栽培容器
3の長さより長い分、平面から見たときに、その端部2
a,2bが栽培容器3の各端面3a,3bよりも突出し
ているため、該端部2a,2bが支持部材4,5に当接
して支持されことになる。また、吊り下げ棒2は、栽培
容器3の上方に、栽培容器3の長手方向と略平行となる
ように2本配設されるが、栽培容器3の安定性を考慮し
て、各吊り下げ棒2,2間の間隔が栽培容器3の幅より
も広くなるように支持部材4,5に支持させる。
部に培地を充填することができる長尺な箱形の栽培容器
3の適宜位置、本実施例では隅部とワイヤ等の吊線21
を介して連結されている。この吊り下げ棒2は、その長
さが栽培容器3の長手方向の長さよりも僅かに長く、後
述の支持部材4,5に支持されることにより、栽培容器
3を吊り下げ支持するものである。支持部材4,5によ
って支持される際には、この吊り下げ棒2は、栽培容器
3の長さより長い分、平面から見たときに、その端部2
a,2bが栽培容器3の各端面3a,3bよりも突出し
ているため、該端部2a,2bが支持部材4,5に当接
して支持されことになる。また、吊り下げ棒2は、栽培
容器3の上方に、栽培容器3の長手方向と略平行となる
ように2本配設されるが、栽培容器3の安定性を考慮し
て、各吊り下げ棒2,2間の間隔が栽培容器3の幅より
も広くなるように支持部材4,5に支持させる。
【0016】第1及び第2の支持部材4,5は、それぞ
れ、栽培容器3の一端面3a側と他端面3b側とに対向
して配設され、上記したように直接的には吊り下げ棒2
を支持することにより、栽培容器3を支持するものであ
る。第1及び第2の支持部材4,5は共に、同じ構成で
あり、説明の都合上、第1の支持部材4を例にとり説明
する。すなわち、第1の支持部材4は、地面等の基礎面
に対して略垂直に、かつ栽培容器3の幅方向に所定の間
隔(吊り下げ棒2,2間の間隔と同じかそれ以上)おい
て配設される2本の垂直部41,42と、該2本の垂直
部41,42間に、上下方向に所定の間隔をおいて略水
平に掛け渡されて配設される水平部43,44,45を
有して構成されている。水平部43,44,45の配設
数は、植物の種類等によって決定される所望の段数に対
応して配設され、3段栽培の場合には、本実施例のよう
に3本配設される。また、この水平部43,44,45
には、対面する第2の支持部材5方向に向かって突出す
ると共に、各水平部43,44,45に沿って所定の間
隔をおいて2個一対の略半管状の吊り下げ棒2用の載置
部43a,43b,44a,44b,45a,45bが
設けられている。なお、載置部43a,43b間、44
a,44b間、45a,45b間の間隔によって、吊り
下げ棒2,2間の間隔が決定されるため、これらの間隔
は栽培容器3の幅よりも広く設定されている。垂直部4
1,42、水平部43〜45を構成する材料は何であっ
てもよく、両者ともプラスチック又は金属製の管部材を
用い、垂直部41,42を基礎面に立設して設けてもよ
いし、図面に示したように、垂直部41,42をワイヤ
から構成し、温室内の天井面に張設した天井ワイヤ46
に一端部を固定し、アンカーボルト46aを用いて他端
部を地面に固定して設けることもできる。
れ、栽培容器3の一端面3a側と他端面3b側とに対向
して配設され、上記したように直接的には吊り下げ棒2
を支持することにより、栽培容器3を支持するものであ
る。第1及び第2の支持部材4,5は共に、同じ構成で
あり、説明の都合上、第1の支持部材4を例にとり説明
する。すなわち、第1の支持部材4は、地面等の基礎面
に対して略垂直に、かつ栽培容器3の幅方向に所定の間
隔(吊り下げ棒2,2間の間隔と同じかそれ以上)おい
て配設される2本の垂直部41,42と、該2本の垂直
部41,42間に、上下方向に所定の間隔をおいて略水
平に掛け渡されて配設される水平部43,44,45を
有して構成されている。水平部43,44,45の配設
数は、植物の種類等によって決定される所望の段数に対
応して配設され、3段栽培の場合には、本実施例のよう
に3本配設される。また、この水平部43,44,45
には、対面する第2の支持部材5方向に向かって突出す
ると共に、各水平部43,44,45に沿って所定の間
隔をおいて2個一対の略半管状の吊り下げ棒2用の載置
部43a,43b,44a,44b,45a,45bが
設けられている。なお、載置部43a,43b間、44
a,44b間、45a,45b間の間隔によって、吊り
下げ棒2,2間の間隔が決定されるため、これらの間隔
は栽培容器3の幅よりも広く設定されている。垂直部4
1,42、水平部43〜45を構成する材料は何であっ
てもよく、両者ともプラスチック又は金属製の管部材を
用い、垂直部41,42を基礎面に立設して設けてもよ
いし、図面に示したように、垂直部41,42をワイヤ
から構成し、温室内の天井面に張設した天井ワイヤ46
に一端部を固定し、アンカーボルト46aを用いて他端
部を地面に固定して設けることもできる。
【0017】なお、第1の支持部材4と第2の支持部材
5は、吊り下げ棒2の端部2a,2bのみが上記した載
置部43a〜45bに載置するような間隔で対面配置さ
れる。吊り下げ棒2は、後述の容器移送部材6により、
順次、下降せしめられることになるが、吊り下げ棒2の
端部2a,2bが水平部43〜45にも当接する程度の
間隔で第1の支持部材4と第2の支持部材5との間隔が
設定されていると、2本吊り下げ棒2の計4つの端部を
結んで形成される仮想四角形を略長方形で維持したまま
下降させることができなくなるからである。
5は、吊り下げ棒2の端部2a,2bのみが上記した載
置部43a〜45bに載置するような間隔で対面配置さ
れる。吊り下げ棒2は、後述の容器移送部材6により、
順次、下降せしめられることになるが、吊り下げ棒2の
端部2a,2bが水平部43〜45にも当接する程度の
間隔で第1の支持部材4と第2の支持部材5との間隔が
設定されていると、2本吊り下げ棒2の計4つの端部を
結んで形成される仮想四角形を略長方形で維持したまま
下降させることができなくなるからである。
【0018】容器移送部材6は、吊り下げ棒2を持ち上
げることができるよう所定の間隔をおいて略平行に設け
られている少なくとも2本のアーム61,62と、各ア
ーム61,62に、2本の吊り下げ棒2,2の間隔と同
間隔で設けられている爪部61a,61b、62a,6
2bと、を有して構成されている。爪部61a〜62b
は、吊り下げ棒2を保持できればよく、例えば、略V字
状、略U字状等に曲成した部材を溶接等によって取り付
けて構成することができる。
げることができるよう所定の間隔をおいて略平行に設け
られている少なくとも2本のアーム61,62と、各ア
ーム61,62に、2本の吊り下げ棒2,2の間隔と同
間隔で設けられている爪部61a,61b、62a,6
2bと、を有して構成されている。爪部61a〜62b
は、吊り下げ棒2を保持できればよく、例えば、略V字
状、略U字状等に曲成した部材を溶接等によって取り付
けて構成することができる。
【0019】アーム61,62は、吊り下げ棒2を保持
して支持部材4,5における、より下段の水平部の載置
部に移送するものであるため、上下動可能であると共
に、移送しようとする吊り下げ棒2に離接可能、すなわ
ち、前後動可能にも設けられている必要がある。但し、
上下動、前後動させる方法は任意であり、例えば、多段
栽培装置1の長手方向に隣接する通路に沿って移動可能
に設けられた基台部63に立設される支柱64に、アー
ム61,62を含めて略コ字状に形成されているアーム
形成部材65の基端部に設けた支柱挿通孔65aを外挿
し、紐部材(図示せず)の一端をアーム形成部材65に
連結すると共に、支柱64の上部に設けた滑車(図示せ
ず)に該紐部材を掛け回し、他端をウインチ(図示せ
ず)等により巻き取り、巻き戻しできるようにして上下
動させることができる。前後動させる手段としては、こ
の場合、基台部63を多段栽培装置1に接近する方向に
も移動可能とすることで、支柱64と共に容器移送部材
6全体を前後動させる構成とすることもできるし、アー
ム61,62を、それぞれ2本の棒部材から構成して、
一方の棒部材を他方の棒部材に対してスライド移動可能
とすることにより前後動させる構成としてもよい。ま
た、各アーム61,62をシリンダ部とピストン部とか
ら構成し、ピストン部がシリンダ部内を摺動し得る構成
とすることで前後動させることもできる。
して支持部材4,5における、より下段の水平部の載置
部に移送するものであるため、上下動可能であると共
に、移送しようとする吊り下げ棒2に離接可能、すなわ
ち、前後動可能にも設けられている必要がある。但し、
上下動、前後動させる方法は任意であり、例えば、多段
栽培装置1の長手方向に隣接する通路に沿って移動可能
に設けられた基台部63に立設される支柱64に、アー
ム61,62を含めて略コ字状に形成されているアーム
形成部材65の基端部に設けた支柱挿通孔65aを外挿
し、紐部材(図示せず)の一端をアーム形成部材65に
連結すると共に、支柱64の上部に設けた滑車(図示せ
ず)に該紐部材を掛け回し、他端をウインチ(図示せ
ず)等により巻き取り、巻き戻しできるようにして上下
動させることができる。前後動させる手段としては、こ
の場合、基台部63を多段栽培装置1に接近する方向に
も移動可能とすることで、支柱64と共に容器移送部材
6全体を前後動させる構成とすることもできるし、アー
ム61,62を、それぞれ2本の棒部材から構成して、
一方の棒部材を他方の棒部材に対してスライド移動可能
とすることにより前後動させる構成としてもよい。ま
た、各アーム61,62をシリンダ部とピストン部とか
ら構成し、ピストン部がシリンダ部内を摺動し得る構成
とすることで前後動させることもできる。
【0020】次に、本実施例の多段栽培装置1の使用法
を説明する。まず、上段、中段、下段の各支持部材4,
5に設けられている吊り下げ棒用の載置部43a〜45
bに、各栽培容器3の吊り下げ棒2が載せられ、栽培容
器3が吊り下げ支持されているとする。例えば、栽培植
物がトマトの場合には、上段の栽培容器3には定植して
間もない苗木が、中段の栽培容器3には収穫開始付近ま
でのいずれかの生長時期に至っている植物が、下段の栽
培容器3には結実初期以降いずれかの生長時期に至って
いる植物が、キュービック状の培地等に所定間隔をおい
て配設されている。
を説明する。まず、上段、中段、下段の各支持部材4,
5に設けられている吊り下げ棒用の載置部43a〜45
bに、各栽培容器3の吊り下げ棒2が載せられ、栽培容
器3が吊り下げ支持されているとする。例えば、栽培植
物がトマトの場合には、上段の栽培容器3には定植して
間もない苗木が、中段の栽培容器3には収穫開始付近ま
でのいずれかの生長時期に至っている植物が、下段の栽
培容器3には結実初期以降いずれかの生長時期に至って
いる植物が、キュービック状の培地等に所定間隔をおい
て配設されている。
【0021】かかる状態で栽培容器3を移動する場合、
まず、収穫が終了した下段の栽培容器3を、例えば人の
手により撤去する。この場合、2本の吊り下げ棒2,2
を下段の載置部45a,45bから外して撤去する。
まず、収穫が終了した下段の栽培容器3を、例えば人の
手により撤去する。この場合、2本の吊り下げ棒2,2
を下段の載置部45a,45bから外して撤去する。
【0022】次に、容器移送部材6を作業しようとする
多段栽培装置1の栽培容器3の側方部と対面するように
作業用通路に沿って移動させる。なお、容器移送部材6
の移動は上記した下段の栽培容器3の撤去の前に行って
もよいことはもちろんである。そして、アーム61,6
2を上下動させて中段の栽培容器3を吊り下げ支持して
いる吊り下げ棒2の僅かに下方の位置に合わせる。アー
ム61,62を前進移動させ、爪部61a,61b、6
2a,62bを該吊り下げ棒2の真下に位置させる。次
に、アーム61,62を上昇させて吊り下げ棒2を爪部
61a,61b、62a,62bにより保持させ、吊り
下げ棒用の載置部44a,44bから離間させる。各吊
り下げ棒2,2がそれぞれ載置部44a,44bの手前
位置に至るまでアーム61,62を後退移動させた後、
アーム61,62を吊り下げ棒2,2が下段用の載置部
45a,45bの僅かに上方に至るまで下降させる。次
に、アーム61,62を前進させ、さらに下段用の載置
部45a,45bの真上に位置させてから僅かに下降さ
せて、吊り下げ棒2,2を該載置部45a,45b上に
載せる。これにより、中段に配設されていた栽培容器3
が下段に移送されることになる。なお、同様の操作によ
り、上段に配設されている栽培容器3を中段へ移送する
ことができる。
多段栽培装置1の栽培容器3の側方部と対面するように
作業用通路に沿って移動させる。なお、容器移送部材6
の移動は上記した下段の栽培容器3の撤去の前に行って
もよいことはもちろんである。そして、アーム61,6
2を上下動させて中段の栽培容器3を吊り下げ支持して
いる吊り下げ棒2の僅かに下方の位置に合わせる。アー
ム61,62を前進移動させ、爪部61a,61b、6
2a,62bを該吊り下げ棒2の真下に位置させる。次
に、アーム61,62を上昇させて吊り下げ棒2を爪部
61a,61b、62a,62bにより保持させ、吊り
下げ棒用の載置部44a,44bから離間させる。各吊
り下げ棒2,2がそれぞれ載置部44a,44bの手前
位置に至るまでアーム61,62を後退移動させた後、
アーム61,62を吊り下げ棒2,2が下段用の載置部
45a,45bの僅かに上方に至るまで下降させる。次
に、アーム61,62を前進させ、さらに下段用の載置
部45a,45bの真上に位置させてから僅かに下降さ
せて、吊り下げ棒2,2を該載置部45a,45b上に
載せる。これにより、中段に配設されていた栽培容器3
が下段に移送されることになる。なお、同様の操作によ
り、上段に配設されている栽培容器3を中段へ移送する
ことができる。
【0023】この場合、容器移送部材6として、アーム
61,62が上下に高さを異ならせて2組配設されてい
るものを用いれば、中段栽培容器3の下段への移送、上
段栽培容器3の中段への移送を同時に行うことができ
る。
61,62が上下に高さを異ならせて2組配設されてい
るものを用いれば、中段栽培容器3の下段への移送、上
段栽培容器3の中段への移送を同時に行うことができ
る。
【0024】本実施例によれば、吊り下げ棒2の端部2
a,2bを、各支持部材4,5の水平部43〜45に設
けた載置部43a〜45bのみで支持する構成であるた
め、吊り下げ棒2及び栽培容器3を下降させる場合に障
害となる部材はこの載置部43a〜45bのみである。
このため、略半管状に形成されているこの載置部43a
〜45bの幅に相当する分だけ手前又は奥に逃げさえす
れば、障害物がなくなり下降させることができる。従っ
て、例えば、本出願人が先に提出した特願平6−337
912号に開示したように、1本の垂直柱に対して直交
するように水平部を設け、この水平部に吊り下げ棒2の
端部を直接載置するような支持部材を用いた場合に、2
本の吊り下げ棒の各端部を結ぶことにより形成される仮
想四角形の形状として略長方形を保ったまま移送させよ
うとすると、吊り下げ棒2をアーム61,62によって
保持した後、障害物となる水平部を避けるため一旦多段
栽培装置1の外部までアーム61,62を後退移動させ
る必要があるが、このような構造と比較すると、本実施
例によれば、容器移送部材6のアーム61,62の上下
又は前後への移動距離が少なく、その結果、栽培容器3
を移送するために要する作業時間も少なくて済む。
a,2bを、各支持部材4,5の水平部43〜45に設
けた載置部43a〜45bのみで支持する構成であるた
め、吊り下げ棒2及び栽培容器3を下降させる場合に障
害となる部材はこの載置部43a〜45bのみである。
このため、略半管状に形成されているこの載置部43a
〜45bの幅に相当する分だけ手前又は奥に逃げさえす
れば、障害物がなくなり下降させることができる。従っ
て、例えば、本出願人が先に提出した特願平6−337
912号に開示したように、1本の垂直柱に対して直交
するように水平部を設け、この水平部に吊り下げ棒2の
端部を直接載置するような支持部材を用いた場合に、2
本の吊り下げ棒の各端部を結ぶことにより形成される仮
想四角形の形状として略長方形を保ったまま移送させよ
うとすると、吊り下げ棒2をアーム61,62によって
保持した後、障害物となる水平部を避けるため一旦多段
栽培装置1の外部までアーム61,62を後退移動させ
る必要があるが、このような構造と比較すると、本実施
例によれば、容器移送部材6のアーム61,62の上下
又は前後への移動距離が少なく、その結果、栽培容器3
を移送するために要する作業時間も少なくて済む。
【0025】ここで、本実施例において、栽培容器3内
の培地に培養液を供給するための給液システム及び排液
システムは、次のような構成のものを用いることができ
る。まず、給液システムとしては、一端が図示しない本
管に接続されていると共に、他端の給液ノズルが各段の
栽培容器3の上部に臨むように配設されている給液管を
有するものを用いることができる。この給液管は、各段
の栽培容器3に対応した数だけ、第1の支持部材4に適
宜の支持手段を配設して栽培容器3とは連結されずに配
設されているため、栽培容器3を下段へ移送した場合に
は、該栽培容器3にはその段の給液管から給液がなされ
ることになり、本発明のように栽培容器3を植物の生長
に合わせて移動させる栽培に便利である。
の培地に培養液を供給するための給液システム及び排液
システムは、次のような構成のものを用いることができ
る。まず、給液システムとしては、一端が図示しない本
管に接続されていると共に、他端の給液ノズルが各段の
栽培容器3の上部に臨むように配設されている給液管を
有するものを用いることができる。この給液管は、各段
の栽培容器3に対応した数だけ、第1の支持部材4に適
宜の支持手段を配設して栽培容器3とは連結されずに配
設されているため、栽培容器3を下段へ移送した場合に
は、該栽培容器3にはその段の給液管から給液がなされ
ることになり、本発明のように栽培容器3を植物の生長
に合わせて移動させる栽培に便利である。
【0026】また、排液システムも栽培容器3の移動に
対応できるよう、栽培容器3と排液管とが接続されてい
ないものが用いられる。すなわち、栽培容器3の一端面
から突出する排液用の放出管と、該放出管とは接続され
ずに、放出管の下方に、第2の支持部材5に取り付けら
れて配設される漏斗状の排液受け部と、一端が排液用の
本管と接続されていると共に、他端が該排液受け部と接
続されている排液管とを有して構成される。
対応できるよう、栽培容器3と排液管とが接続されてい
ないものが用いられる。すなわち、栽培容器3の一端面
から突出する排液用の放出管と、該放出管とは接続され
ずに、放出管の下方に、第2の支持部材5に取り付けら
れて配設される漏斗状の排液受け部と、一端が排液用の
本管と接続されていると共に、他端が該排液受け部と接
続されている排液管とを有して構成される。
【0027】上記した給液システムと排液システムを用
いた場合には、栽培容器3を下降させる際、排液受け部
が障害物となる。また、排液受け部の位置を通過して
も、第1及び第2の支持部材4,5のより下方の段で吊
り下げ棒2を支持する際、該下方の段の給液管の他端が
障害物となる。
いた場合には、栽培容器3を下降させる際、排液受け部
が障害物となる。また、排液受け部の位置を通過して
も、第1及び第2の支持部材4,5のより下方の段で吊
り下げ棒2を支持する際、該下方の段の給液管の他端が
障害物となる。
【0028】このため、本実施例においては、給液シス
テムとして、図2(a)に示したように、給液管8の一
部8aを蛇腹状にするなどして伸縮可能に構成すると共
に、栽培容器3の一端面の上部に隣接する部位あたり
に、第1の支持部材4に取り付けられる軸8cを中心に
給液ノズル8bを回動自在に設け、さらに、該軸8cよ
り上部に、該給液ノズル8bを外方に回動させるよう重
り8dを取り付けたものを用いることが好ましい。この
給液管8によれば、栽培容器3が配設されていない場合
には、給液ノズル8bが重り8dにより略水平の状態で
あるが、軸8cよりも下方に位置している部分(図上、
給液ノズル8bの軸8cよりも下側部分に相当)に栽培
容器3のいずれかの部分が当接すると、該軸8cを中心
に一方向に回動して該給液ノズル8bが略垂直となるよ
うに起立し給液可能となる一方、そのまま栽培容器3を
下降させても、給液ノズル8bが軸8cを中心にさらに
一方向(矢印X方向)に回動して逃げるため、給液ノズ
ル8bに引っかかることなく下降させることができるも
のを用いることが好ましい。
テムとして、図2(a)に示したように、給液管8の一
部8aを蛇腹状にするなどして伸縮可能に構成すると共
に、栽培容器3の一端面の上部に隣接する部位あたり
に、第1の支持部材4に取り付けられる軸8cを中心に
給液ノズル8bを回動自在に設け、さらに、該軸8cよ
り上部に、該給液ノズル8bを外方に回動させるよう重
り8dを取り付けたものを用いることが好ましい。この
給液管8によれば、栽培容器3が配設されていない場合
には、給液ノズル8bが重り8dにより略水平の状態で
あるが、軸8cよりも下方に位置している部分(図上、
給液ノズル8bの軸8cよりも下側部分に相当)に栽培
容器3のいずれかの部分が当接すると、該軸8cを中心
に一方向に回動して該給液ノズル8bが略垂直となるよ
うに起立し給液可能となる一方、そのまま栽培容器3を
下降させても、給液ノズル8bが軸8cを中心にさらに
一方向(矢印X方向)に回動して逃げるため、給液ノズ
ル8bに引っかかることなく下降させることができるも
のを用いることが好ましい。
【0029】また、排液システムとしても、図2(b)
に示したように、排液管9の一部9aを蛇腹状等にして
伸縮可能にすると共に、排液受け部9bを第2の支持部
材5に対して軸9cを介して取り付け、常態においては
重り9dにより略水平状態で姿勢保持されている一方、
栽培容器3を下降させることにより栽培容器3の下面に
押された場合には、該軸9cを中心に下方(矢印Y方
向)に回動して逃げ、栽培容器3の移送の妨げにならな
いものを用いることが好ましい。なお、9eは一端が栽
培容器3に連結され、他端が排液受け部9bの上方に臨
むように配設されている略L字状の放出管である。ま
た、上記した給液システム及び排液システムでは重り8
d,9dを用いているが、重りを設けなくても、給液ノ
ズル8bにおける軸8cを境とした上方の部分自体、及
び排液受け部9bにおける軸9cを境とした外側の部分
自体の重さが反対側の部分と比較して重くなっている構
成であればよい。
に示したように、排液管9の一部9aを蛇腹状等にして
伸縮可能にすると共に、排液受け部9bを第2の支持部
材5に対して軸9cを介して取り付け、常態においては
重り9dにより略水平状態で姿勢保持されている一方、
栽培容器3を下降させることにより栽培容器3の下面に
押された場合には、該軸9cを中心に下方(矢印Y方
向)に回動して逃げ、栽培容器3の移送の妨げにならな
いものを用いることが好ましい。なお、9eは一端が栽
培容器3に連結され、他端が排液受け部9bの上方に臨
むように配設されている略L字状の放出管である。ま
た、上記した給液システム及び排液システムでは重り8
d,9dを用いているが、重りを設けなくても、給液ノ
ズル8bにおける軸8cを境とした上方の部分自体、及
び排液受け部9bにおける軸9cを境とした外側の部分
自体の重さが反対側の部分と比較して重くなっている構
成であればよい。
【0030】但し、給液ノズル8bや排液受け部9bが
各支持部材4,5に回動可能ではなく、固定されて取り
付けられているとしても、容器移送部材6のアーム6
1,62を前後動させる量を、第1及び第2の支持部材
4,5の水平部43〜45に設けられている載置部43
a〜45bだけでなく、この給液ノズル8b及び排液受
け部9bの位置を逃げることができる程度とすれば、栽
培容器3の移送に支障はないことはもちろんである。
各支持部材4,5に回動可能ではなく、固定されて取り
付けられているとしても、容器移送部材6のアーム6
1,62を前後動させる量を、第1及び第2の支持部材
4,5の水平部43〜45に設けられている載置部43
a〜45bだけでなく、この給液ノズル8b及び排液受
け部9bの位置を逃げることができる程度とすれば、栽
培容器3の移送に支障はないことはもちろんである。
【0031】図3〜図4は、本発明の第2の実施例を示
す。本実施例は、第1及び第2の支持部材4,5の水平
部43〜45に、上記実施例の載置部43a〜45bを
設けず、かつ、水平部43〜45上に吊り下げ棒2の端
部2a,2bを載置し得る間隔で、該第1及び第2の支
持部材4,5を対面配置し、また、容器移送部材6のア
ーム61,62が図4に示すように、それぞれ2本の棒
材611,612、621,622をスライド可能に配
設することにより、独立して前後動可能に設けられてい
ることを除いては、上記した第1の実施例と全く同じ構
成である(なお、説明の都合上、図3では第1の支持部
材4側のみを示す)。
す。本実施例は、第1及び第2の支持部材4,5の水平
部43〜45に、上記実施例の載置部43a〜45bを
設けず、かつ、水平部43〜45上に吊り下げ棒2の端
部2a,2bを載置し得る間隔で、該第1及び第2の支
持部材4,5を対面配置し、また、容器移送部材6のア
ーム61,62が図4に示すように、それぞれ2本の棒
材611,612、621,622をスライド可能に配
設することにより、独立して前後動可能に設けられてい
ることを除いては、上記した第1の実施例と全く同じ構
成である(なお、説明の都合上、図3では第1の支持部
材4側のみを示す)。
【0032】この第2の実施例によれば、支持部材4,
5の水平部43〜45上に吊り下げ棒2の端部2a,2
bが位置しているため、吊り下げ棒2及び栽培容器3を
そのまま下降させようとしても、該水平部43〜45が
障害となり下降させることができない。そこで、下降さ
せる場合には、2つのアーム61,62を同時に吊り下
げ棒2,2の下方に差し込んで僅かに上昇させて、例え
ば上段の水平部43から該吊り下げ棒2,2を離間させ
た後、いずれか一方のアームを構成する棒部材611又
は621のみを前後動させ、2本の吊り下げ棒2,2の
各端部を結ぶことにより形成される四角形が平面から見
て略平行四辺形となるようにしてから下降させ、中段の
水平部44付近に至ったならば、一方のアームの棒材6
11又は621を常態位置に戻す。これにより、該吊り
下げ棒2,2の端部2a,2bは、中段の水平部44の
僅か上方に位置することになり、さらに下降させると、
中段の水平部44によって支持されることになる。
5の水平部43〜45上に吊り下げ棒2の端部2a,2
bが位置しているため、吊り下げ棒2及び栽培容器3を
そのまま下降させようとしても、該水平部43〜45が
障害となり下降させることができない。そこで、下降さ
せる場合には、2つのアーム61,62を同時に吊り下
げ棒2,2の下方に差し込んで僅かに上昇させて、例え
ば上段の水平部43から該吊り下げ棒2,2を離間させ
た後、いずれか一方のアームを構成する棒部材611又
は621のみを前後動させ、2本の吊り下げ棒2,2の
各端部を結ぶことにより形成される四角形が平面から見
て略平行四辺形となるようにしてから下降させ、中段の
水平部44付近に至ったならば、一方のアームの棒材6
11又は621を常態位置に戻す。これにより、該吊り
下げ棒2,2の端部2a,2bは、中段の水平部44の
僅か上方に位置することになり、さらに下降させると、
中段の水平部44によって支持されることになる。
【0033】従って、第2の実施例によれば、第1の実
施例と同様の利点のほか、載置部を有していない分、さ
らに、支持部材4,5の構成がより簡易になるという利
点を有する。
施例と同様の利点のほか、載置部を有していない分、さ
らに、支持部材4,5の構成がより簡易になるという利
点を有する。
【0034】図5〜図7は、本発明の第3の実施例を示
す。本実施例で用いた栽培容器3は、図6に示したよう
に、上記した各実施例のものと同じであり、吊線21を
介して2本の吊り下げ棒2,2によって吊り下げ支持さ
れることも同様であるが、対面配置される2本の吊り下
げ棒2,2間に動滑車22が配設される点で異なる。こ
の動滑車22は、対面配置される2本の吊り下げ棒2,
2の対面する端部2a,2a及び2b,2b(但し、2
b側は図示せず)間に配設されればよく(なお、図5、
図6では、端部2a,2a間に配設されている動滑車2
2を示す)、その支持機構は限定されるものではない
が、本実施例では対面する端部2a,2a及び2b,2
b間にワイヤ23を張設すると共に、該ワイヤ23,2
3間に吊り下げ棒2,2と略平行に棒部材24を配設
し、この棒部材24の各端部に動滑車22を回転自由に
配設し支持している。
す。本実施例で用いた栽培容器3は、図6に示したよう
に、上記した各実施例のものと同じであり、吊線21を
介して2本の吊り下げ棒2,2によって吊り下げ支持さ
れることも同様であるが、対面配置される2本の吊り下
げ棒2,2間に動滑車22が配設される点で異なる。こ
の動滑車22は、対面配置される2本の吊り下げ棒2,
2の対面する端部2a,2a及び2b,2b(但し、2
b側は図示せず)間に配設されればよく(なお、図5、
図6では、端部2a,2a間に配設されている動滑車2
2を示す)、その支持機構は限定されるものではない
が、本実施例では対面する端部2a,2a及び2b,2
b間にワイヤ23を張設すると共に、該ワイヤ23,2
3間に吊り下げ棒2,2と略平行に棒部材24を配設
し、この棒部材24の各端部に動滑車22を回転自由に
配設し支持している。
【0035】また、支持部材4,5は、基礎面に対して
略垂直に設けられる垂直部41,42を有する点は上記
した各実施例と同様であるが、水平部が最下段に配置さ
れる栽培容器3に対応するもの(符号45)しか設けら
れていない点で異なる。最下段に配置される栽培容器3
以外の栽培容器3を支持するために、本実施例では次の
ような構造のものが採用されている。
略垂直に設けられる垂直部41,42を有する点は上記
した各実施例と同様であるが、水平部が最下段に配置さ
れる栽培容器3に対応するもの(符号45)しか設けら
れていない点で異なる。最下段に配置される栽培容器3
以外の栽培容器3を支持するために、本実施例では次の
ような構造のものが採用されている。
【0036】すなわち、一端47aが一方の垂直部41
に固定され(但し、固定位置は、支持しようとする段の
栽培容器3の吊り下げ棒2の配置高さよりも僅かに上
方)ていると共に、他方の垂直部42において該一端4
7aの固定位置とほぼ同じ高さに設けた固定滑車48に
掛け回された後、他端47bが基礎面に埋設されたアン
カーボルト46aに引っかけられて所定の張力で引っ張
られ(牽引され)ている紐部材47を有している。この
紐部材47は、栽培段数に合わせて、本実施例では上段
及び中段の栽培容器3を支持する吊り下げ棒2の位置に
対応させて2本配設されており、また、図示しないが、
第1の支持部材4だけでなく、第2の支持部材5にも対
応する位置に同様に紐部材が配設されている。なお、こ
こでいう紐部材47には、通常の紐はもとより金属線等
も含まれる。また、紐部材47の他端47bを適宜の不
動部に固定したウインチ(図示せず)に巻き付けて所定
の張力を付与するようにすることもできる。ウインチを
用いれば、後述のようにこの紐部材47を緩める作業を
行う場合に便利である。
に固定され(但し、固定位置は、支持しようとする段の
栽培容器3の吊り下げ棒2の配置高さよりも僅かに上
方)ていると共に、他方の垂直部42において該一端4
7aの固定位置とほぼ同じ高さに設けた固定滑車48に
掛け回された後、他端47bが基礎面に埋設されたアン
カーボルト46aに引っかけられて所定の張力で引っ張
られ(牽引され)ている紐部材47を有している。この
紐部材47は、栽培段数に合わせて、本実施例では上段
及び中段の栽培容器3を支持する吊り下げ棒2の位置に
対応させて2本配設されており、また、図示しないが、
第1の支持部材4だけでなく、第2の支持部材5にも対
応する位置に同様に紐部材が配設されている。なお、こ
こでいう紐部材47には、通常の紐はもとより金属線等
も含まれる。また、紐部材47の他端47bを適宜の不
動部に固定したウインチ(図示せず)に巻き付けて所定
の張力を付与するようにすることもできる。ウインチを
用いれば、後述のようにこの紐部材47を緩める作業を
行う場合に便利である。
【0037】本実施例の多段栽培装置1においては、各
栽培容器3用の吊り下げ棒2,2間に配設される動滑車
22を、下段の場合は、水平部45上に載せ、上段及び
中段の場合は共に支持部材4,5の2本の垂直部41,
42間の紐部材47上に載せる。この状態で栽培容器3
の移動を行う場合には、まず、下段に配置されているも
のは、上記した各実施例と同様に手作業で撤去する。次
に、中段の栽培容器3を支持している中段用の紐部材4
7を緩める。紐部材47を緩めていくと、動滑車22が
紐部材47上を相対的に回転するため、該栽培容器3は
真下に下降していく。動滑車22が下段の水平部45上
に位置するまで下降させ、水平部45上に載ったなら
ば、中段用の紐部材47を外し、再び、紐部材47の他
端47b側を引っ張って、原位置に復帰させる。次に、
同様にして上段用の紐部材47を緩め、上段の動滑車2
2が中段用の紐部材47に載るまで上段の栽培容器3を
下降させる。中段用の紐部材47に載ったならば、上段
用の紐部材47を該栽培容器3の動滑車22から外し、
原位置に復帰させる。
栽培容器3用の吊り下げ棒2,2間に配設される動滑車
22を、下段の場合は、水平部45上に載せ、上段及び
中段の場合は共に支持部材4,5の2本の垂直部41,
42間の紐部材47上に載せる。この状態で栽培容器3
の移動を行う場合には、まず、下段に配置されているも
のは、上記した各実施例と同様に手作業で撤去する。次
に、中段の栽培容器3を支持している中段用の紐部材4
7を緩める。紐部材47を緩めていくと、動滑車22が
紐部材47上を相対的に回転するため、該栽培容器3は
真下に下降していく。動滑車22が下段の水平部45上
に位置するまで下降させ、水平部45上に載ったなら
ば、中段用の紐部材47を外し、再び、紐部材47の他
端47b側を引っ張って、原位置に復帰させる。次に、
同様にして上段用の紐部材47を緩め、上段の動滑車2
2が中段用の紐部材47に載るまで上段の栽培容器3を
下降させる。中段用の紐部材47に載ったならば、上段
用の紐部材47を該栽培容器3の動滑車22から外し、
原位置に復帰させる。
【0038】本実施例によれば、上段から中段、中段か
ら下段への栽培容器3の移送には、上記した実施例のよ
うに支持部材4,5とは別の容器移送部材6を必要とし
ない。このため、上記した各実施例と比較して構成が簡
易である。また、前後動させることなく、真下に下降さ
せる構成であるため、無駄な動きがなく、移送作業に要
する時間の更なる短縮を図ることができる。さらに、無
駄な動きがない分、移送途中にいずれかの部材に接触す
るなどして作物が損傷される機会も少ないというメリッ
トもある。
ら下段への栽培容器3の移送には、上記した実施例のよ
うに支持部材4,5とは別の容器移送部材6を必要とし
ない。このため、上記した各実施例と比較して構成が簡
易である。また、前後動させることなく、真下に下降さ
せる構成であるため、無駄な動きがなく、移送作業に要
する時間の更なる短縮を図ることができる。さらに、無
駄な動きがない分、移送途中にいずれかの部材に接触す
るなどして作物が損傷される機会も少ないというメリッ
トもある。
【0039】但し、本実施例の場合、栽培容器3を真下
に下降させる構造であるため、給液システムにおける給
液ノズル、排液システムにおける排液受け部が、下降時
の障害物となる。従って、本実施例では、第1の実施例
で説明した栽培容器3と接触すると回動して逃げる図2
に示した給液ノズル8b及び排液受け部9bを有する給
液システム及び排液システムを採用することが必須であ
る。
に下降させる構造であるため、給液システムにおける給
液ノズル、排液システムにおける排液受け部が、下降時
の障害物となる。従って、本実施例では、第1の実施例
で説明した栽培容器3と接触すると回動して逃げる図2
に示した給液ノズル8b及び排液受け部9bを有する給
液システム及び排液システムを採用することが必須であ
る。
【0040】また、本実施例の場合、上記したように栽
培容器3の上段から中段、及び中段から下段への移送作
業に当たり、特別の容器移送部材は不要であるが、新た
な栽培容器3を上段へ移送する場合の手作業で行うこと
の困難性を回避するため、図7に示したような上段用容
器移送部材7を設けることが好ましい。
培容器3の上段から中段、及び中段から下段への移送作
業に当たり、特別の容器移送部材は不要であるが、新た
な栽培容器3を上段へ移送する場合の手作業で行うこと
の困難性を回避するため、図7に示したような上段用容
器移送部材7を設けることが好ましい。
【0041】この上段用容器移送部材7は、一方が基礎
面付近に、他方が支持部材4,5の上段用紐部材47の
一端47aが固定されている部位にほぼ対応する高さの
位置に配設される車部材(ベルト車又はスプロケット)
71,72と、この車部材71,72に掛け回されるベ
ルト部材(ここでいうベルト部材には、ベルトのほかチ
ェーンも含む)73とからなる一組の移送部が、栽培容
器3の長手方向の長さ程度の間隔をおいて2組対面配置
されていると共に、この移送部を構成する車部材71,
72及びベルト部材73を所定の位置に支持する略直方
体状に組まれたパイプ材74を有する。なお、いずれか
一方の車部材71,72にはモータ等の回転駆動機構
(図示せず)が設けられ、ベルト部材73には、所定間
隔をおいて内方に突出する略半管状の突起部73aが設
けられている。該パイプ材74の上部には、栽培容器3
の動滑車22を支持している棒部材24を把持可能な把
持部75a,76aを備え、独立して伸縮可能な2本の
アーム75,76が配設されている。また、この上段用
容器移送部材7は、上記した実施例の容器移送部材6と
同様、作業用通路に敷設したレール等に沿って移動可能
に設けられている。
面付近に、他方が支持部材4,5の上段用紐部材47の
一端47aが固定されている部位にほぼ対応する高さの
位置に配設される車部材(ベルト車又はスプロケット)
71,72と、この車部材71,72に掛け回されるベ
ルト部材(ここでいうベルト部材には、ベルトのほかチ
ェーンも含む)73とからなる一組の移送部が、栽培容
器3の長手方向の長さ程度の間隔をおいて2組対面配置
されていると共に、この移送部を構成する車部材71,
72及びベルト部材73を所定の位置に支持する略直方
体状に組まれたパイプ材74を有する。なお、いずれか
一方の車部材71,72にはモータ等の回転駆動機構
(図示せず)が設けられ、ベルト部材73には、所定間
隔をおいて内方に突出する略半管状の突起部73aが設
けられている。該パイプ材74の上部には、栽培容器3
の動滑車22を支持している棒部材24を把持可能な把
持部75a,76aを備え、独立して伸縮可能な2本の
アーム75,76が配設されている。また、この上段用
容器移送部材7は、上記した実施例の容器移送部材6と
同様、作業用通路に敷設したレール等に沿って移動可能
に設けられている。
【0042】かかる上段用容器移送部材7によれば、ま
ず、手作業により、対面するベルト部材73,73の下
方の突起部73a,73aに、栽培容器3を支持する2
本の吊り下げ棒2,2間に配設されている動滑車22又
は動滑車22よりも外側に位置する棒部材24の端部を
載せる。上段用容器移送部材7を作業対象となる多段栽
培装置1の側方部まで、作業用通路に沿って移動させ
る。モータを駆動させてベルト部材73,73を作動さ
せると、突起部73a,73aが上昇していくため、栽
培容器3もこれに伴って上昇する。所定位置に至ったな
らば、2本のアーム75,76の把持部75a,76a
により、吊り下げ棒2,2間の棒部材24を把持する。
次に、いずれか一方のアームを前進させ、上記した第2
の実施例と同様、2本の吊り下げ棒2,2の各端部を結
ぶことにより形成される仮想四角形を略平行四辺形にし
て、支持部材4,5間まで移動させ、アーム75,76
の左右のずれを戻し、アーム75,76を僅かに下降さ
せる。これにより、動滑車22が紐部材47上に載り、
上段の紐部材47に新たな栽培容器3を支持させること
ができる。
ず、手作業により、対面するベルト部材73,73の下
方の突起部73a,73aに、栽培容器3を支持する2
本の吊り下げ棒2,2間に配設されている動滑車22又
は動滑車22よりも外側に位置する棒部材24の端部を
載せる。上段用容器移送部材7を作業対象となる多段栽
培装置1の側方部まで、作業用通路に沿って移動させ
る。モータを駆動させてベルト部材73,73を作動さ
せると、突起部73a,73aが上昇していくため、栽
培容器3もこれに伴って上昇する。所定位置に至ったな
らば、2本のアーム75,76の把持部75a,76a
により、吊り下げ棒2,2間の棒部材24を把持する。
次に、いずれか一方のアームを前進させ、上記した第2
の実施例と同様、2本の吊り下げ棒2,2の各端部を結
ぶことにより形成される仮想四角形を略平行四辺形にし
て、支持部材4,5間まで移動させ、アーム75,76
の左右のずれを戻し、アーム75,76を僅かに下降さ
せる。これにより、動滑車22が紐部材47上に載り、
上段の紐部材47に新たな栽培容器3を支持させること
ができる。
【0043】なお、支持部材4,5間まで移動する際に
アーム75,76をずらして、2本の吊り下げ棒2,2
の各端部を結ぶことにより形成される仮想四角形を略平
行四辺形にするのは、各支持部材4,5を構成する垂直
部41,42に動滑車22が衝突しないようにするため
であり、例えば、垂直部41,42として基礎面上に立
設されるパイプ状のもので天井ワイヤと接続されていな
いものを用いれば、アーム75,76を該垂直部の上方
を通過させて前後動させることができ、アーム75,7
6をずらしてから前後動させるという工程を不要とする
ことができる
アーム75,76をずらして、2本の吊り下げ棒2,2
の各端部を結ぶことにより形成される仮想四角形を略平
行四辺形にするのは、各支持部材4,5を構成する垂直
部41,42に動滑車22が衝突しないようにするため
であり、例えば、垂直部41,42として基礎面上に立
設されるパイプ状のもので天井ワイヤと接続されていな
いものを用いれば、アーム75,76を該垂直部の上方
を通過させて前後動させることができ、アーム75,7
6をずらしてから前後動させるという工程を不要とする
ことができる
【0044】図8〜図10は本発明の第4の実施例を示
す。本実施例で用いる栽培容器3及びこれを吊り下げ支
持する吊り下げ棒2は、上記した第1及び第2の実施例
と全く同様であるが、支持部材4,5は次のような構成
からなる(なお、説明の都合上、第1の支持部材4のみ
を例にとり説明する)。
す。本実施例で用いる栽培容器3及びこれを吊り下げ支
持する吊り下げ棒2は、上記した第1及び第2の実施例
と全く同様であるが、支持部材4,5は次のような構成
からなる(なお、説明の都合上、第1の支持部材4のみ
を例にとり説明する)。
【0045】まず、最下段に配設される栽培容器3用の
吊り下げ棒2,2を支持するため、基礎面から所定の高
さで栽培容器3の長手方向と略直交する方向に略水平に
設けられる吊り下げ棒載置部材410を有している。吊
り下げ棒載置部材410を所定の高さで支持する手段は
特に限定されるものではないが、本実施例では基礎面に
垂直柱411を立設し、その上端に該吊り下げ棒載置部
材410を連結している。また、各一端420aが該吊
り下げ棒載置部材410の各端部410a,410bに
連結されていると共に、各他端420bが該吊り下げ棒
載置部材410の上方適宜位置、本実施例では温室の天
井面に沿って張設されている天井ワイヤ430に連結さ
れている、滑車451,452用の支持軸450に連結
され、図8に示したように、側面から見たときに下方に
向かうに従い、すなわち、天井ワイヤ430から吊り下
げ棒載置部材410方向に向かうに従い拡開するように
設けられたガイド部材としてのガイドワイヤ420を有
している。また、各ガイドワイヤ420の上部外側に
は、それぞれ、最下段の栽培容器以外の栽培容器の配設
段数に対応して、本実施例では上段用、中段用の2つの
滑車451,452が設けられている。各ガイドワイヤ
420に対応して設けられているため、該滑車451,
452は、対面配置される第2の支持部材4に配設され
るものと合わせて計8個配設されることになる。なお、
図において符号440は、ガイドワイヤ420の中間付
近に配設される補強用部材である。
吊り下げ棒2,2を支持するため、基礎面から所定の高
さで栽培容器3の長手方向と略直交する方向に略水平に
設けられる吊り下げ棒載置部材410を有している。吊
り下げ棒載置部材410を所定の高さで支持する手段は
特に限定されるものではないが、本実施例では基礎面に
垂直柱411を立設し、その上端に該吊り下げ棒載置部
材410を連結している。また、各一端420aが該吊
り下げ棒載置部材410の各端部410a,410bに
連結されていると共に、各他端420bが該吊り下げ棒
載置部材410の上方適宜位置、本実施例では温室の天
井面に沿って張設されている天井ワイヤ430に連結さ
れている、滑車451,452用の支持軸450に連結
され、図8に示したように、側面から見たときに下方に
向かうに従い、すなわち、天井ワイヤ430から吊り下
げ棒載置部材410方向に向かうに従い拡開するように
設けられたガイド部材としてのガイドワイヤ420を有
している。また、各ガイドワイヤ420の上部外側に
は、それぞれ、最下段の栽培容器以外の栽培容器の配設
段数に対応して、本実施例では上段用、中段用の2つの
滑車451,452が設けられている。各ガイドワイヤ
420に対応して設けられているため、該滑車451,
452は、対面配置される第2の支持部材4に配設され
るものと合わせて計8個配設されることになる。なお、
図において符号440は、ガイドワイヤ420の中間付
近に配設される補強用部材である。
【0046】上記した各滑車451,452には、一端
に例えば金属板を環状の略四角形に加工した吊り下げ棒
保持部470aを有すると共に、他端がウインチに巻き
付るなどの任意の手段によって牽引され(引っ張られ)
ている、紐や金属線からなる容器吊り線材470が掛け
回されている。本実施例では、まず最初に、内側に配設
される滑車451に掛け回される容器吊り線材470を
上段用にするため、その吊り下げ棒保持部470aの位
置が、ガイドワイヤ420の上端部よりもやや低い位置
あたりとなるようにしている。また、外側に配設される
滑車452に掛け回される吊り線材は470は、まず最
初に、中段用として利用するため、その吊り下げ棒保持
部470aの位置が、ガイドワイヤ420の中間付近と
なるように設けている。なお、各容器吊り線材470は
裾広がりに設けられているガイドワイヤ420の外側に
沿って配設されているため、吊り下げ棒保持部470a
の位置は、図8のように支持部材4を側面から見たとき
に、上段用の吊り下げ棒保持部470aの位置よりも、
中段用の吊り下げ棒保持部470aの位置の方が外側に
なっている。また、上段用の容器吊り線材470と中段
用の容器吊り線材470は、それぞれ4本ずつ配設され
ることになるが、これらの容器吊り線材470をウイン
チで牽引して保持する場合、4本ずつまとめて1つのウ
インチに巻き付け、4本ずつ同期して該容器吊り線材4
70を緩めたり引っ張ったりする作業を行えるようにす
ることが好ましい。
に例えば金属板を環状の略四角形に加工した吊り下げ棒
保持部470aを有すると共に、他端がウインチに巻き
付るなどの任意の手段によって牽引され(引っ張られ)
ている、紐や金属線からなる容器吊り線材470が掛け
回されている。本実施例では、まず最初に、内側に配設
される滑車451に掛け回される容器吊り線材470を
上段用にするため、その吊り下げ棒保持部470aの位
置が、ガイドワイヤ420の上端部よりもやや低い位置
あたりとなるようにしている。また、外側に配設される
滑車452に掛け回される吊り線材は470は、まず最
初に、中段用として利用するため、その吊り下げ棒保持
部470aの位置が、ガイドワイヤ420の中間付近と
なるように設けている。なお、各容器吊り線材470は
裾広がりに設けられているガイドワイヤ420の外側に
沿って配設されているため、吊り下げ棒保持部470a
の位置は、図8のように支持部材4を側面から見たとき
に、上段用の吊り下げ棒保持部470aの位置よりも、
中段用の吊り下げ棒保持部470aの位置の方が外側に
なっている。また、上段用の容器吊り線材470と中段
用の容器吊り線材470は、それぞれ4本ずつ配設され
ることになるが、これらの容器吊り線材470をウイン
チで牽引して保持する場合、4本ずつまとめて1つのウ
インチに巻き付け、4本ずつ同期して該容器吊り線材4
70を緩めたり引っ張ったりする作業を行えるようにす
ることが好ましい。
【0047】本実施例においては、栽培容器3の移送作
業は次のように行う。まず、吊り下げ棒載置部材410
の各端部410a,410b上に載置されている下段の
栽培容器3用の2本の吊り下げ棒2,2を取り外し、多
段栽培装置1から撤去する。次に、中段用の吊り線材4
70を緩めて下降させる。吊り下げ棒保持部470a
は、ガイドワイヤ420に案内されて、下段用の吊り下
げ棒載置部材410の各端部410a,410bに当接
する。吊り下げ棒保持部470aを吊り下げ棒2,2か
ら取り外す。これにより、中段に配設していた栽培容器
3の下段への移送が終了する。
業は次のように行う。まず、吊り下げ棒載置部材410
の各端部410a,410b上に載置されている下段の
栽培容器3用の2本の吊り下げ棒2,2を取り外し、多
段栽培装置1から撤去する。次に、中段用の吊り線材4
70を緩めて下降させる。吊り下げ棒保持部470a
は、ガイドワイヤ420に案内されて、下段用の吊り下
げ棒載置部材410の各端部410a,410bに当接
する。吊り下げ棒保持部470aを吊り下げ棒2,2か
ら取り外す。これにより、中段に配設していた栽培容器
3の下段への移送が終了する。
【0048】上段栽培容器3を中段へ移送する場合は、
上段用の吊り線材470を緩めてガイドワイヤ420の
中間付近まで下降させるだけでよい。最初に、中段用の
栽培容器3を支持していた外側の滑車452に掛け回さ
れた容器吊り線材470は、上段栽培容器3の中段への
移送完了後、又は移送前に、その吊り下げ棒保持部47
0aの位置がガイドワイヤ420の上部付近に至るまで
引っ張る。これにより、最初に中段の栽培容器3を支持
していた容器吊り線材470が、今度は、新たな栽培容
器3を上段位置で支持するために利用される。なお、本
実施例は、容器吊り線材470を緩めるだけで栽培容器
3の下降作業を行え、また、各容器吊り線材470が上
段用、中段用と定まっているわけではなく、上段用とな
ったり、中段用となったりする構成であるため、下段の
栽培容器3を撤去したならば、上段から中段、及び中段
から下段への下降作業を同時に行うこともできる。この
場合には、滑車451,452は各ガイドワイヤ420
毎に複数配設するのではなく、各ガイドワイヤ420毎
に配設した1つの滑車に最下段を除く栽培容器に対応し
た数だけの溝を有するものを用いることもできる。
上段用の吊り線材470を緩めてガイドワイヤ420の
中間付近まで下降させるだけでよい。最初に、中段用の
栽培容器3を支持していた外側の滑車452に掛け回さ
れた容器吊り線材470は、上段栽培容器3の中段への
移送完了後、又は移送前に、その吊り下げ棒保持部47
0aの位置がガイドワイヤ420の上部付近に至るまで
引っ張る。これにより、最初に中段の栽培容器3を支持
していた容器吊り線材470が、今度は、新たな栽培容
器3を上段位置で支持するために利用される。なお、本
実施例は、容器吊り線材470を緩めるだけで栽培容器
3の下降作業を行え、また、各容器吊り線材470が上
段用、中段用と定まっているわけではなく、上段用とな
ったり、中段用となったりする構成であるため、下段の
栽培容器3を撤去したならば、上段から中段、及び中段
から下段への下降作業を同時に行うこともできる。この
場合には、滑車451,452は各ガイドワイヤ420
毎に複数配設するのではなく、各ガイドワイヤ420毎
に配設した1つの滑車に最下段を除く栽培容器に対応し
た数だけの溝を有するものを用いることもできる。
【0049】本実施例によれば、上段から中段、中段か
ら下段への栽培容器3の移送には、上記した第3の実施
例と同様、支持部材4,5とは別の容器移送部材6を必
要としない。このため、上記した第1及び第2の実施例
と比較して構成が簡易である。また、第3の実施例と同
様、前後動させることなく、真下に下降させる構成であ
るため、無駄な動きがなく、移送作業に要する時間の更
なる短縮を図ることができると共に、無駄な動きがない
分、移送途中にいずれかの部材に接触するなどして作物
が損傷される機会も少ないというメリットもある。さら
に、本実施例の場合、ガイドワイヤ420が裾広がりに
配設されているため、栽培容器3を支持する2本の吊り
下げ棒2,2間の間隔がより下段へ移送されるに従って
徐々に広がることになる。各吊り下げ棒2,2には栽培
する植物の生長方向を誘引するための誘引線(図示せ
ず)が配設されるが、吊り下げ棒2,2間の間隔が広が
るにつれ、一方の吊り下げ棒2と植物との間に配設され
る誘引線と、他方の吊り下げ棒2と植物との間に配設さ
れる誘引線とによりなす角度(誘引角度)が栽培容器3
がより下段に位置しているほど大きくなる。従って、最
上段から最下段まで誘引角度が同じ場合と比較すると、
より上段の栽培容器3で生長している植物によって、よ
り下段の栽培容器3で生長している植物に対する採光が
遮られることによる採光条件の低下が少ない。
ら下段への栽培容器3の移送には、上記した第3の実施
例と同様、支持部材4,5とは別の容器移送部材6を必
要としない。このため、上記した第1及び第2の実施例
と比較して構成が簡易である。また、第3の実施例と同
様、前後動させることなく、真下に下降させる構成であ
るため、無駄な動きがなく、移送作業に要する時間の更
なる短縮を図ることができると共に、無駄な動きがない
分、移送途中にいずれかの部材に接触するなどして作物
が損傷される機会も少ないというメリットもある。さら
に、本実施例の場合、ガイドワイヤ420が裾広がりに
配設されているため、栽培容器3を支持する2本の吊り
下げ棒2,2間の間隔がより下段へ移送されるに従って
徐々に広がることになる。各吊り下げ棒2,2には栽培
する植物の生長方向を誘引するための誘引線(図示せ
ず)が配設されるが、吊り下げ棒2,2間の間隔が広が
るにつれ、一方の吊り下げ棒2と植物との間に配設され
る誘引線と、他方の吊り下げ棒2と植物との間に配設さ
れる誘引線とによりなす角度(誘引角度)が栽培容器3
がより下段に位置しているほど大きくなる。従って、最
上段から最下段まで誘引角度が同じ場合と比較すると、
より上段の栽培容器3で生長している植物によって、よ
り下段の栽培容器3で生長している植物に対する採光が
遮られることによる採光条件の低下が少ない。
【0050】但し、本実施例の場合も、第3の実施例と
同様、栽培容器3を真下に下降させる構造であるため、
図2に示した栽培容器3と接触すると回動して逃げる給
液ノズル8b及び排液受け部9bを有する給液システム
及び排液システムを採用することが必須である。さら
に、本実施例の場合、第3の実施例と同様に栽培容器3
の上段から中段、及び中段から下段への移送作業に当た
り、特別の容器移送部材は不要であるが、新たな栽培容
器3を上段へ移送するための上段用容器移送部材7を設
けることが好ましい。
同様、栽培容器3を真下に下降させる構造であるため、
図2に示した栽培容器3と接触すると回動して逃げる給
液ノズル8b及び排液受け部9bを有する給液システム
及び排液システムを採用することが必須である。さら
に、本実施例の場合、第3の実施例と同様に栽培容器3
の上段から中段、及び中段から下段への移送作業に当た
り、特別の容器移送部材は不要であるが、新たな栽培容
器3を上段へ移送するための上段用容器移送部材7を設
けることが好ましい。
【0051】本実施例の場合、第3の実施例と異なり、
栽培容器3を吊り下げ支持する2本の吊り下げ棒2,2
間に、動滑車及びこれを支持する棒部材を有していない
ため、吊り下げ棒2,2を把持して移送させる必要があ
る。このため、本実施例では次のような構成の上段用容
器移送部材7を採用している。
栽培容器3を吊り下げ支持する2本の吊り下げ棒2,2
間に、動滑車及びこれを支持する棒部材を有していない
ため、吊り下げ棒2,2を把持して移送させる必要があ
る。このため、本実施例では次のような構成の上段用容
器移送部材7を採用している。
【0052】すなわち、図10に示した車部材71,7
2とベルト部材73とから構成される移送部を有する点
では第3の実施例と同じであるが、この移送部が略直方
体状に組まれたパイプ材74の4隅に設けられている点
で異なる。また、各ベルト部材73に内方に向かって設
けられている突起部73aは吊り下げ棒2の端部を載置
するため略半管状に形成されている。さらに、該パイプ
材74の上部に配設されるアーム75,76の構成も第
3の実施例で示したものとほぼ同様であるが、2本の吊
り下げ棒2,2を直接把持するため、各アーム75,7
6に所定間隔をおいて2個ずつ把持部75a,75b、
76a,76bが設けられている点で異なる。
2とベルト部材73とから構成される移送部を有する点
では第3の実施例と同じであるが、この移送部が略直方
体状に組まれたパイプ材74の4隅に設けられている点
で異なる。また、各ベルト部材73に内方に向かって設
けられている突起部73aは吊り下げ棒2の端部を載置
するため略半管状に形成されている。さらに、該パイプ
材74の上部に配設されるアーム75,76の構成も第
3の実施例で示したものとほぼ同様であるが、2本の吊
り下げ棒2,2を直接把持するため、各アーム75,7
6に所定間隔をおいて2個ずつ把持部75a,75b、
76a,76bが設けられている点で異なる。
【0053】かかる上段用容器移送部材7によれば、ま
ず、手作業により、対面する一組のベルト部材73,7
3の下方の突起部73a,73aに、栽培容器3を支持
する一方の吊り下げ棒2の各端部2a,2bを、同じく
対面する他の組のベルト部材73,73の下方の突起部
73a,73aに、他方の吊り下げ棒2の各端部2a,
2bを載置する。
ず、手作業により、対面する一組のベルト部材73,7
3の下方の突起部73a,73aに、栽培容器3を支持
する一方の吊り下げ棒2の各端部2a,2bを、同じく
対面する他の組のベルト部材73,73の下方の突起部
73a,73aに、他方の吊り下げ棒2の各端部2a,
2bを載置する。
【0054】この上段用容器移送部材7を作業対象とな
る多段栽培装置1の側方部まで、作業用通路に沿って移
動させる。モータを駆動させて各ベルト部材73を作動
させると、各突起部73aが上昇していくため、栽培容
器3もこれに伴って上昇する。所定位置に至ったなら
ば、2本のアーム75,76の把持部75a,76aに
より一方の吊り下げ棒2を、把持部75b,76bによ
り他方の吊り下げ棒2を把持する。次に、いずれか一方
のアームを前進させ、上記した第3の実施例と同様、2
本の吊り下げ棒2,2の各端部を結ぶことにより形成さ
れる仮想四角形を略平行四辺形にして、上段用の4本の
容器吊り線材470の計4つの吊り下げ棒保持部470
a間まで移動させ、アーム75,76の左右のずれを戻
す。これにより、吊り下げ棒2,2の各端部2a,2b
が該吊り下げ棒保持部470a内に挿入されて支持され
ることになる。
る多段栽培装置1の側方部まで、作業用通路に沿って移
動させる。モータを駆動させて各ベルト部材73を作動
させると、各突起部73aが上昇していくため、栽培容
器3もこれに伴って上昇する。所定位置に至ったなら
ば、2本のアーム75,76の把持部75a,76aに
より一方の吊り下げ棒2を、把持部75b,76bによ
り他方の吊り下げ棒2を把持する。次に、いずれか一方
のアームを前進させ、上記した第3の実施例と同様、2
本の吊り下げ棒2,2の各端部を結ぶことにより形成さ
れる仮想四角形を略平行四辺形にして、上段用の4本の
容器吊り線材470の計4つの吊り下げ棒保持部470
a間まで移動させ、アーム75,76の左右のずれを戻
す。これにより、吊り下げ棒2,2の各端部2a,2b
が該吊り下げ棒保持部470a内に挿入されて支持され
ることになる。
【0055】
【発明の効果】本発明の多段栽培装置は、人手を用いる
のは下段の栽培容器を撤去する場合のみであるため、栽
培容器の移動を効率的に行え、多段栽培に適している。
また、支持部材に対し、吊り下げ棒によって栽培容器を
吊り下げ支持する構成であるため、栽培容器の移送を短
時間で行うことができる。さらに、支持部材を棒状ある
いはひも状のような幅の細い部材だけで構成し、栽培容
器を支持する構成であるため、中段及び下段に配設され
る栽培容器で生長する植物に対する採光を遮る部分が少
ない。したがって、中段及び下段に配設される栽培容器
で生長する植物に対する採光条件を上段の場合と比較し
て著しく劣化させるということもない。
のは下段の栽培容器を撤去する場合のみであるため、栽
培容器の移動を効率的に行え、多段栽培に適している。
また、支持部材に対し、吊り下げ棒によって栽培容器を
吊り下げ支持する構成であるため、栽培容器の移送を短
時間で行うことができる。さらに、支持部材を棒状ある
いはひも状のような幅の細い部材だけで構成し、栽培容
器を支持する構成であるため、中段及び下段に配設され
る栽培容器で生長する植物に対する採光を遮る部分が少
ない。したがって、中段及び下段に配設される栽培容器
で生長する植物に対する採光条件を上段の場合と比較し
て著しく劣化させるということもない。
【図1】図1は本発明の多段栽培装置の第1の実施例を
示す概略斜視図である。
示す概略斜視図である。
【図2】図2は同実施例の給液システム及び排液システ
ムの構造を説明するための図である。
ムの構造を説明するための図である。
【図3】図3は本発明の多段栽培装置の第2の実施例の
一部を示す概略斜視図である。
一部を示す概略斜視図である。
【図4】図4は同実施例で用いた容器移送部材のアーム
を示す概念図である。
を示す概念図である。
【図5】図5は本発明の多段栽培装置の第3の実施例の
一部を示す概略斜視図である。
一部を示す概略斜視図である。
【図6】図6は同実施例で用いた栽培容器、吊り下げ
棒、動滑車の配設関係を示す斜視図である。
棒、動滑車の配設関係を示す斜視図である。
【図7】図7は同実施例で用いた上段用容器移送部材の
概略斜視図である。
概略斜視図である。
【図8】図8は本発明の多段栽培装置の第4の実施例を
示す概略側面図である。
示す概略側面図である。
【図9】図9は同実施例の一部を示す概略斜視図であ
る。
る。
【図10】図10は同実施例で用いた上段用容器移送部
材の概略斜視図である。
材の概略斜視図である。
1 多段栽培装置 2 吊り下げ棒 3 栽培容器 4 第1の支持部材 5 第2の支持部材 6 容器移送部材 7 上段用容器移送部材
Claims (4)
- 【請求項1】 所定の幅と長さを有し内部に培地を充填
可能な複数の栽培容器を、上下方向に高さを異ならせて
複数配設可能であると共に、植物の生長段階に合わせ
て、順次下段へ移動させることができる多段栽培装置に
おいて、 栽培容器に吊線を介して連結されると共に、該栽培容器
の長手方向と平行になるように配設される2本一対の吊
り下げ棒と、 栽培容器の長手方向一端面側と他端面側とに配設される
第1及び第2の支持部材であって、いずれも、基礎面に
対して略垂直に配設される垂直部と、該垂直部及び栽培
容器の長手方向に対して略直交するように、かつ上下方
向に所定間隔をおいて複数配設される水平部と、各水平
部において所定の間隔をもって、対面する支持部材方向
に突出するように配設される2個一対の吊り下げ棒用の
載置部と、を有し、各容器の吊り下げ棒の各端部のみを
吊り下げ棒用の載置部に載置可能な間隔をもって配設さ
れる前記栽培容器を支持するための第1及び第2の支持
部材と、 上下動及び前後動可能な少なくとも2本のアームと、各
アームに、第1及び第2の支持部材に設けられた2個一
対の吊り下げ棒用の載置部の間隔と同間隔で設けられた
吊り下げ棒用の爪部と、を有し、該爪部が吊り下げ棒の
下方に位置するようにアームを移動させた後、上昇させ
て吊り下げ棒を載置部から離間させ、次に、アームを前
進又は後退させて吊り下げ棒の位置を載置部の前側又は
後ろ側にずらし、さらに、アームを下降させた後再び前
進又は後退させて、下段の載置部上に吊り下げ棒を載置
することができる容器移送部材と、を有することを特徴
とする多段栽培装置。 - 【請求項2】 所定の幅と長さを有し内部に培地を充填
可能な複数の栽培容器を、上下方向に高さを異ならせて
複数配設可能であると共に、植物の生長段階に合わせ
て、順次下段へ移動させることができる多段栽培装置に
おいて、 栽培容器に吊線を介して連結されると共に、該栽培容器
の長手方向と平行になるように配設される2本一対の吊
り下げ棒と、 栽培容器の長手方向一端面側と他端面側とに配設される
第1及び第2の支持部材であって、いずれも、基礎面に
対して略垂直に配設される垂直部と、該垂直部及び栽培
容器の長手方向に対して略直交するように、かつ上下方
向に所定間隔をおいて複数配設される水平部と、を有
し、該水平部上に各容器の吊り下げ棒の各端部を載置可
能な程度の間隔をもって配設される前記栽培容器を支持
するための第1及び第2の支持部材と、 上下動及び前後動可能な少なくとも2本のアームと、各
アームに所定の間隔で設けられた吊り下げ棒用の爪部
と、を有し、該爪部が吊り下げ棒の下方に位置するよう
にアームを移動させた後、上昇させて吊り下げ棒を載置
部から離間させ、次に、2本の吊り下げ棒の各端部を結
ぶことにより形成される仮想四角形が上面から見たとき
に略平行四辺形となるように、一方のアームのみを前進
又は後退させ、さらに、アームを下降させた後一方のア
ームを原位置に復帰させて、下段の載置部上に吊り下げ
棒を載置することができる容器移送部材と、を有するこ
とを特徴とする多段栽培装置。 - 【請求項3】 所定の幅と長さを有し内部に培地を充填
可能な複数の栽培容器を、上下方向に高さを異ならせて
複数配設可能であると共に、植物の生長段階に合わせ
て、順次下段へ移動させることができる多段栽培装置に
おいて、 栽培容器に吊線を介して連結されると共に、該栽培容器
の長手方向と平行になるように配設される2本一対の吊
り下げ棒と、 該2本一対の吊り下げ棒の各対面する端部間に配設され
る動滑車と、 栽培容器の長手方向一端面側と他端面側とに配設される
第1及び第2の支持部材であって、いずれも、基礎面に
対して略垂直に、かつ互いに所定間隔をおいて配設され
る2本一対の垂直部と、最下段の栽培容器を支持するた
め、該垂直部及び栽培容器の長手方向に対して略直交す
るように配設される水平部と、最下段の栽培容器以外の
栽培容器を支持するため、一端が一方の垂直部に固定さ
れていると共に、他方の垂直部に配設された固定滑車に
掛け回された後、他端が所定の張力で牽引され、上下方
向に所定間隔で配設されている複数本の紐部材と、を有
し、該紐部材における一端と固定滑車に掛け回されてい
る部分との間に、前記動滑車を係合させ、紐部材を弛め
ることにより、動滑車及び吊り下げ棒と共に栽培容器を
下降させ、該動滑車をより下段に配設された紐部材又は
水平部に係合させて、栽培容器を移動させることができ
る第1及び第2の支持部材と、を有することを特徴とす
る多段栽培装置。 - 【請求項4】 所定の幅と長さを有し内部に培地を充填
可能な複数の栽培容器を、上下方向に高さを異ならせて
複数配設可能であると共に、植物の生長段階に合わせ
て、順次下段へ移動させることができる多段栽培装置に
おいて、 栽培容器に吊線を介して連結されると共に、該栽培容器
の長手方向と平行になるように配設される2本一対の吊
り下げ棒と、 栽培容器の長手方向一端面側と他端面側とに配設される
第1及び第2の支持部材であって、いずれも、最下段の
栽培容器の吊り下げ棒を支持するため、基礎面から所定
の高さで栽培容器の長手方向と略直交する方向に略水平
に配設される最下段用の吊り下げ棒載置部材と、各一端
が該吊り下げ棒載置部材の各端部に連結され、他端が該
吊り下げ棒載置部材の上方適宜位置に固定され、側面か
ら見たときに下方に向かうに従い両者の間隔が拡開する
ように配設される2個一組のガイド部材と、該各ガイド
部材の上部に設けられる滑車と、を有し、一端に吊り下
げ棒保持部を有する複数の容器吊り線材が、各滑車に掛
け回されていると共に、各吊り下げ棒保持部がガイド部
材の外側において各栽培容器及び吊り下げ棒を高さを異
ならせて保持し得る位置となるように、該容器吊り線材
の他端が所定の張力で牽引されており、該容器吊り線材
を弛めることにより、ガイド部材に沿って吊り下げ棒保
持部を下降させることができる第1及び第2の支持部材
と、を有することを特徴とする多段栽培装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25819795A JPH0974908A (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 多段栽培装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25819795A JPH0974908A (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 多段栽培装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0974908A true JPH0974908A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17316861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25819795A Pending JPH0974908A (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 多段栽培装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0974908A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005328765A (ja) * | 2004-05-20 | 2005-12-02 | Kanjin Farm:Kk | 多段栽培装置及び栽培手段の移動方法 |
| CN103202190A (zh) * | 2013-04-07 | 2013-07-17 | 同济大学 | 一种吊挂式立体多层栽培装置 |
| CN111011124A (zh) * | 2019-12-20 | 2020-04-17 | 江西邦谷农业发展有限公司 | 一种塑料大棚甜瓜栽培方法 |
| CN118202891A (zh) * | 2024-01-19 | 2024-06-18 | 兰州新区现代农业发展研究院有限公司 | 一种悬吊式多层栽培装置 |
| KR102861725B1 (ko) * | 2024-09-30 | 2025-09-18 | 우준희 | 화분 거치대 |
-
1995
- 1995-09-11 JP JP25819795A patent/JPH0974908A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005328765A (ja) * | 2004-05-20 | 2005-12-02 | Kanjin Farm:Kk | 多段栽培装置及び栽培手段の移動方法 |
| CN103202190A (zh) * | 2013-04-07 | 2013-07-17 | 同济大学 | 一种吊挂式立体多层栽培装置 |
| CN111011124A (zh) * | 2019-12-20 | 2020-04-17 | 江西邦谷农业发展有限公司 | 一种塑料大棚甜瓜栽培方法 |
| CN118202891A (zh) * | 2024-01-19 | 2024-06-18 | 兰州新区现代农业发展研究院有限公司 | 一种悬吊式多层栽培装置 |
| KR102861725B1 (ko) * | 2024-09-30 | 2025-09-18 | 우준희 | 화분 거치대 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041007 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050217 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050613 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |