JPH0975844A - プレコート鋼板の切断面塗装方法 - Google Patents
プレコート鋼板の切断面塗装方法Info
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- JPH0975844A JPH0975844A JP23023295A JP23023295A JPH0975844A JP H0975844 A JPH0975844 A JP H0975844A JP 23023295 A JP23023295 A JP 23023295A JP 23023295 A JP23023295 A JP 23023295A JP H0975844 A JPH0975844 A JP H0975844A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プレコート鋼板の切断面(エッジ部)を部分
塗装する際、プレコート面に塗料のはみ出しがない、低
コスト・高能率・高品質な塗装を可能にする。 【解決手段】 プレコート鋼板は、加工成形後、製品寸
法に最終切断されて用いられるが、プレコートの終わっ
た素材板状態の時にプレコート面に樹脂フィルムを貼付
し、樹脂フィルム貼付のままで、加工成形し、最終製品
寸法に最終切断することで、樹脂フィルムで切断面塗装
におけるマスキングフィルムを形成し、この状態で切断
面の塗装を実施し、塗装終了後に樹脂フィルムを取り除
くことを特徴とした低コスト・高能率・高品質な塗装を
可能にするプレコート鋼板の切断面塗装方法。
塗装する際、プレコート面に塗料のはみ出しがない、低
コスト・高能率・高品質な塗装を可能にする。 【解決手段】 プレコート鋼板は、加工成形後、製品寸
法に最終切断されて用いられるが、プレコートの終わっ
た素材板状態の時にプレコート面に樹脂フィルムを貼付
し、樹脂フィルム貼付のままで、加工成形し、最終製品
寸法に最終切断することで、樹脂フィルムで切断面塗装
におけるマスキングフィルムを形成し、この状態で切断
面の塗装を実施し、塗装終了後に樹脂フィルムを取り除
くことを特徴とした低コスト・高能率・高品質な塗装を
可能にするプレコート鋼板の切断面塗装方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気製品、家具、
建材および自動車部品などで、外板にプレコート鋼板を
用いている構造のものにおいて、製品寸法に最終切断し
た切断面の塗装法の改善に関するものである。
建材および自動車部品などで、外板にプレコート鋼板を
用いている構造のものにおいて、製品寸法に最終切断し
た切断面の塗装法の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気製品、家具、建材および自動車部品
などの耐久消費材に対して、リサイクル性や廃棄物から
の有害物質の排除、エコロジーの観点などから、鋼板を
用いた外殻構造が見直されている。さらに、用いられる
鋼板の中でも、鉄鋼メーカで平板状態の鋼板に最終加工
製品用の塗装を行い、これを素材として用いることで、
最終製品メーカでの塗装を省略できるプレコート鋼板が
重宝されている。しかし、プレコート鋼板を外板として
使用する場合の問題点は、素材プレコート鋼板を成形加
工後、製品寸法に最終切断した時、切断面は塗装もメッ
キもされていない鉄の地肌となることである。このた
め、防錆が必要な環境で使用される製品(通常の屋内環
境で使用される製品でも、商品イメージから外面に出て
いる部分は防錆が必要であることが多い)や、プレコー
ト鋼板の塗装色と切断面の金属光沢の違和感が、商品イ
メージを低下させるものについては、プレコート鋼板の
使用を断念する(通常鋼板を使用し、加工後に塗装す
る)か、または切断面の後塗装を行う必要があった。
などの耐久消費材に対して、リサイクル性や廃棄物から
の有害物質の排除、エコロジーの観点などから、鋼板を
用いた外殻構造が見直されている。さらに、用いられる
鋼板の中でも、鉄鋼メーカで平板状態の鋼板に最終加工
製品用の塗装を行い、これを素材として用いることで、
最終製品メーカでの塗装を省略できるプレコート鋼板が
重宝されている。しかし、プレコート鋼板を外板として
使用する場合の問題点は、素材プレコート鋼板を成形加
工後、製品寸法に最終切断した時、切断面は塗装もメッ
キもされていない鉄の地肌となることである。このた
め、防錆が必要な環境で使用される製品(通常の屋内環
境で使用される製品でも、商品イメージから外面に出て
いる部分は防錆が必要であることが多い)や、プレコー
ト鋼板の塗装色と切断面の金属光沢の違和感が、商品イ
メージを低下させるものについては、プレコート鋼板の
使用を断念する(通常鋼板を使用し、加工後に塗装す
る)か、または切断面の後塗装を行う必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、切断面
の後塗装には、プレコートされている面(製品の外板
面)の美麗さを保つために、プレコート面への塗料の回
り込みのない後塗装が必要である。ところが、これらに
用いられている鋼板の厚みは、通常、1mm程度、ある
いはそれ以下の非常に薄い鋼板であり、この厚みの切断
面への後塗装をはみ出しなく実施することは、塗料粘度
の変化への対応や塗布量の安定化に加えて、対象面への
塗布装置の精密追従が必要で、スプレー塗装やローラ塗
装など、人手で行う種々の塗装方法を用いても非常に難
しく、ましてや、自動塗装でこれを行うのは不可能に近
い。
の後塗装には、プレコートされている面(製品の外板
面)の美麗さを保つために、プレコート面への塗料の回
り込みのない後塗装が必要である。ところが、これらに
用いられている鋼板の厚みは、通常、1mm程度、ある
いはそれ以下の非常に薄い鋼板であり、この厚みの切断
面への後塗装をはみ出しなく実施することは、塗料粘度
の変化への対応や塗布量の安定化に加えて、対象面への
塗布装置の精密追従が必要で、スプレー塗装やローラ塗
装など、人手で行う種々の塗装方法を用いても非常に難
しく、ましてや、自動塗装でこれを行うのは不可能に近
い。
【0004】従来、これらの目的をかなえる方法とし
て、マスキングと呼ぶ手法が採用されていた。これは、
図3に示すように、塗料のはみ出しを防ぎたい部分に、
塗装面に沿って予めテープを貼り、この状態で、塗料の
はみ出しを気にせずに、スプレーや刷毛塗りなどで普通
に後塗装を行って、塗装後にテープを剥がすことで、保
護したい面への後塗装のはみ出しのない美麗な塗装品を
得るものである。しかし、マスキングテープの貼付は、
複雑な製品の加工面形状にぴったり合わせてテープを貼
付する必要があり、人手による慎重な作業でしかこれを
なし得ず、コスト高で時間を要する工法であった。
て、マスキングと呼ぶ手法が採用されていた。これは、
図3に示すように、塗料のはみ出しを防ぎたい部分に、
塗装面に沿って予めテープを貼り、この状態で、塗料の
はみ出しを気にせずに、スプレーや刷毛塗りなどで普通
に後塗装を行って、塗装後にテープを剥がすことで、保
護したい面への後塗装のはみ出しのない美麗な塗装品を
得るものである。しかし、マスキングテープの貼付は、
複雑な製品の加工面形状にぴったり合わせてテープを貼
付する必要があり、人手による慎重な作業でしかこれを
なし得ず、コスト高で時間を要する工法であった。
【0005】そこで、本発明はかかる課題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、プレコ
ート鋼板の切断面(エッジ部)の塗装方法において、プ
レコート面に塗料のはみ出しがない、低コスト、高能
率、高品質で美麗な塗装を可能にする方法を提供するこ
とにある。
めになされたもので、その目的とするところは、プレコ
ート鋼板の切断面(エッジ部)の塗装方法において、プ
レコート面に塗料のはみ出しがない、低コスト、高能
率、高品質で美麗な塗装を可能にする方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために種々検討した結果、プレコート鋼板の
塗装面保護のために貼付される樹脂フィルムをマスキン
グに有効活用することを着想し、本発明を成したもので
ある。つまり、本発明の要旨は、(1)平板状態の薄鋼
板表面への塗装を実施後で(以後、塗装された該鋼板を
プレコート鋼板と呼ぶ)、かつ、該プレコート鋼板の製
品形状への成形加工の前に、前記加工製品の少なくとも
外表面側のプレコート鋼板表面に、樹脂フィルムを貼付
し、該樹脂フィルムの貼付状態のままで、プレコート鋼
板を成形加工及び切断加工した後、貼付状態の樹脂フィ
ルムをマスキングフィルムとして、切断面の一部または
全部を塗装することを特徴とするプレコート鋼板の切断
面塗装方法、
を解決するために種々検討した結果、プレコート鋼板の
塗装面保護のために貼付される樹脂フィルムをマスキン
グに有効活用することを着想し、本発明を成したもので
ある。つまり、本発明の要旨は、(1)平板状態の薄鋼
板表面への塗装を実施後で(以後、塗装された該鋼板を
プレコート鋼板と呼ぶ)、かつ、該プレコート鋼板の製
品形状への成形加工の前に、前記加工製品の少なくとも
外表面側のプレコート鋼板表面に、樹脂フィルムを貼付
し、該樹脂フィルムの貼付状態のままで、プレコート鋼
板を成形加工及び切断加工した後、貼付状態の樹脂フィ
ルムをマスキングフィルムとして、切断面の一部または
全部を塗装することを特徴とするプレコート鋼板の切断
面塗装方法、
【0007】(2)最終製品の切断面塗装に関わる部分
の樹脂フィルムがその他の樹脂フィルム部分と分離して
残留するように、前記プレコート鋼板表面へ貼付する樹
脂フィルムを、予め分割したおよび/または切り込みや
ミシン目を入れた樹脂フィルムとすることを特徴とする
上記(1)記載のプレコート鋼板の切断面塗装方法、
(3)前記プレコート鋼板の製品形状への成形加工の後
で、かつ、加工製品に最終的に残る切断部の切断加工前
に、加熱、および/または樹脂フィルムの部分切り込み
により、貼付した樹脂フィルムの成形加工時に発生した
局所的応力を緩和することを特徴とする上記(1)記載
のプレコート鋼板の切断面塗装方法、
の樹脂フィルムがその他の樹脂フィルム部分と分離して
残留するように、前記プレコート鋼板表面へ貼付する樹
脂フィルムを、予め分割したおよび/または切り込みや
ミシン目を入れた樹脂フィルムとすることを特徴とする
上記(1)記載のプレコート鋼板の切断面塗装方法、
(3)前記プレコート鋼板の製品形状への成形加工の後
で、かつ、加工製品に最終的に残る切断部の切断加工前
に、加熱、および/または樹脂フィルムの部分切り込み
により、貼付した樹脂フィルムの成形加工時に発生した
局所的応力を緩和することを特徴とする上記(1)記載
のプレコート鋼板の切断面塗装方法、
【0008】(4)最終製品の切断面塗装に関わる部分
にのみ、前記プレコート鋼板表面への樹脂フィルム貼付
を行うことを特徴とする上記(1)記載のプレコート鋼
板の切断面塗装方法、(5)前記樹脂フィルムの貼付時
期を、前記プレコート鋼板の製品形状への成形加工前に
代えて、前記プレコート鋼板から成形される加工製品に
最終的に残る切断部の切断加工前とし、前記樹脂フィル
ムの貼付場所を、最終製品の切断面塗装に関わる部分の
みとすることを特徴とする上記(1)記載のプレコート
鋼板の切断面塗装方法である。
にのみ、前記プレコート鋼板表面への樹脂フィルム貼付
を行うことを特徴とする上記(1)記載のプレコート鋼
板の切断面塗装方法、(5)前記樹脂フィルムの貼付時
期を、前記プレコート鋼板の製品形状への成形加工前に
代えて、前記プレコート鋼板から成形される加工製品に
最終的に残る切断部の切断加工前とし、前記樹脂フィル
ムの貼付場所を、最終製品の切断面塗装に関わる部分の
みとすることを特徴とする上記(1)記載のプレコート
鋼板の切断面塗装方法である。
【0009】以下、本発明の構成について詳細に説明す
る。プレコート鋼板では、最終加工製品の塗装が平板素
材に行われているので、素材を成形加工後、所定寸法に
切断すれば、塗装済(切断面を除く)の最終形状を有す
る製品が出来上がる。そこで、最終切断前にマスキング
テープ相当の樹脂フィルムを切断箇所に貼っておけば、
外板面の最終形状にぴったり合ったマスキング形状を持
つ樹脂フィルムが、最終切断と同時に形成できる。
る。プレコート鋼板では、最終加工製品の塗装が平板素
材に行われているので、素材を成形加工後、所定寸法に
切断すれば、塗装済(切断面を除く)の最終形状を有す
る製品が出来上がる。そこで、最終切断前にマスキング
テープ相当の樹脂フィルムを切断箇所に貼っておけば、
外板面の最終形状にぴったり合ったマスキング形状を持
つ樹脂フィルムが、最終切断と同時に形成できる。
【0010】本発明で使用する樹脂フィルムは、必要機
能(強度や伸び、耐薬品性など)が製品の加工法や仕上
がり形状によって異なるので、必要機能に応じた材質を
適宜選定することが重要である。たとえば、製品が深絞
り成形を要するものでは、深絞り成形時に樹脂フィルム
が潤滑効果を持ち、かつ、樹脂フィルムの伸びも必要な
ので、軟質塩化ビニールを用いるのが好ましい。また、
後塗装の塗料として、有機溶剤を使用した塗料を用いる
場合には、使用する有機溶剤との化学反応性を考慮し
て、耐溶剤性に優れたポリプロピレン樹脂やポリエチレ
ン樹脂などのフィルム材質を選定する(完璧に耐えなく
ても、塗装工程に要する時間耐えるものであればよ
い)。
能(強度や伸び、耐薬品性など)が製品の加工法や仕上
がり形状によって異なるので、必要機能に応じた材質を
適宜選定することが重要である。たとえば、製品が深絞
り成形を要するものでは、深絞り成形時に樹脂フィルム
が潤滑効果を持ち、かつ、樹脂フィルムの伸びも必要な
ので、軟質塩化ビニールを用いるのが好ましい。また、
後塗装の塗料として、有機溶剤を使用した塗料を用いる
場合には、使用する有機溶剤との化学反応性を考慮し
て、耐溶剤性に優れたポリプロピレン樹脂やポリエチレ
ン樹脂などのフィルム材質を選定する(完璧に耐えなく
ても、塗装工程に要する時間耐えるものであればよ
い)。
【0011】通常、樹脂フィルム貼付は、外表面側の片
面のみとする。これは、製品対応の塗装面が、一般に、
製品の外表面となる片面だけであることによる(裏面は
デザイン、色調を問わない単なる防錆処理が多い)。な
お、両面塗装や成形加工での傷防止のため、必要であれ
ばプレコート鋼板の両面に樹脂フィルムを貼付すること
ができる。また、樹脂フィルムの役割が切断面塗装のマ
スキング主体で、素材としてのプレコート鋼板面積に比
べ、マスキングしたい部分が小さい場合、必要最小限の
マスキングフィルムの使用を目的として、素材全面に樹
脂フィルムを貼らず、切断面の後塗装が必要になる部分
にのみ樹脂フィルムを局所貼付することも有効である。
面のみとする。これは、製品対応の塗装面が、一般に、
製品の外表面となる片面だけであることによる(裏面は
デザイン、色調を問わない単なる防錆処理が多い)。な
お、両面塗装や成形加工での傷防止のため、必要であれ
ばプレコート鋼板の両面に樹脂フィルムを貼付すること
ができる。また、樹脂フィルムの役割が切断面塗装のマ
スキング主体で、素材としてのプレコート鋼板面積に比
べ、マスキングしたい部分が小さい場合、必要最小限の
マスキングフィルムの使用を目的として、素材全面に樹
脂フィルムを貼らず、切断面の後塗装が必要になる部分
にのみ樹脂フィルムを局所貼付することも有効である。
【0012】樹脂フィルムの貼付時期は、成形加工によ
り素材プレコート鋼板が三次元的に複雑な形状となり、
成形後に樹脂フィルムを貼付するのは一般に容易でない
ので、成形前の素材、すなわち、平板状態で樹脂フィル
ムを貼付するのが好ましい。こうすることで、必要に応
じて樹脂フィルムをプレコート鋼板の片面、または両面
に選択貼付することも容易となる。なお、切削面塗装箇
所の数が少ない場合や成形加工の影響で樹脂フィルムの
損傷が激しい場合などで、樹脂フィルムの貼付場所を、
最終製品の切断面塗装に関わる部分のみとする方が好ま
しい場合には、樹脂フィルムの貼付時期は、プレコート
鋼板から成形される加工製品に最終的に残る切断部の切
断加工前とするのが好ましい。
り素材プレコート鋼板が三次元的に複雑な形状となり、
成形後に樹脂フィルムを貼付するのは一般に容易でない
ので、成形前の素材、すなわち、平板状態で樹脂フィル
ムを貼付するのが好ましい。こうすることで、必要に応
じて樹脂フィルムをプレコート鋼板の片面、または両面
に選択貼付することも容易となる。なお、切削面塗装箇
所の数が少ない場合や成形加工の影響で樹脂フィルムの
損傷が激しい場合などで、樹脂フィルムの貼付場所を、
最終製品の切断面塗装に関わる部分のみとする方が好ま
しい場合には、樹脂フィルムの貼付時期は、プレコート
鋼板から成形される加工製品に最終的に残る切断部の切
断加工前とするのが好ましい。
【0013】なお、成形加工歪みが大きい場合には、成
形加工を多段に分けて行うが、前段加工で、樹脂フィル
ムの一部に皺や剥離が生じることが避けられない形状の
製品もある。その場合、そのまま、成形加工を続けると
製品に押し傷を生じさせることもあるので、皺や剥離が
生じた樹脂フィルム部分を取り除いた後に、成形加工を
継続することが望ましい。この、樹脂フィルムに皺や剥
離が生じる部位は予め経験や実験から予測可能なので、
残留させたい樹脂フィルム部分と、取り除くべき樹脂フ
ィルム部分との分離を容易にするために、加工形態や樹
脂フィルムのマスキング形態に応じて、樹脂フィルムに
ミシン目や切り込みを入れたもの、あるいは、最初から
分割した樹脂フィルムを用いることが有用である。
形加工を多段に分けて行うが、前段加工で、樹脂フィル
ムの一部に皺や剥離が生じることが避けられない形状の
製品もある。その場合、そのまま、成形加工を続けると
製品に押し傷を生じさせることもあるので、皺や剥離が
生じた樹脂フィルム部分を取り除いた後に、成形加工を
継続することが望ましい。この、樹脂フィルムに皺や剥
離が生じる部位は予め経験や実験から予測可能なので、
残留させたい樹脂フィルム部分と、取り除くべき樹脂フ
ィルム部分との分離を容易にするために、加工形態や樹
脂フィルムのマスキング形態に応じて、樹脂フィルムに
ミシン目や切り込みを入れたもの、あるいは、最初から
分割した樹脂フィルムを用いることが有用である。
【0014】プレコート鋼板の成形加工や最終以前の切
断加工で樹脂フィルムに変形が与えられて、その残留応
力や残留歪みのため、後塗装時にマスキングが必要な部
分の樹脂フィルムの剥がれが生じる恐れがある場合に
は、望ましくは、加工製品に最終的に残る切断部の切断
加工前に、加熱による軟化伸びや部分切断による残留応
力などの解放により、マスキングが必要な部分の樹脂フ
ィルムの局部応力を緩和する。これにより、樹脂フィル
ムの剥がれを防ぐことができ、後塗装時のマスキングを
有効に行うことができる。
断加工で樹脂フィルムに変形が与えられて、その残留応
力や残留歪みのため、後塗装時にマスキングが必要な部
分の樹脂フィルムの剥がれが生じる恐れがある場合に
は、望ましくは、加工製品に最終的に残る切断部の切断
加工前に、加熱による軟化伸びや部分切断による残留応
力などの解放により、マスキングが必要な部分の樹脂フ
ィルムの局部応力を緩和する。これにより、樹脂フィル
ムの剥がれを防ぐことができ、後塗装時のマスキングを
有効に行うことができる。
【0015】本発明の切断加工は、プレコート鋼板の塗
装が焼損するレーザ切断やプラズマ切断などの溶断手段
は含まず、塗装の焼損の懸念のない、直線刃や丸刃など
によるせん断加工、ドリル穴開け、のこ切断などを対象
とするものである。なお、成形加工品を製品寸法に最終
切断する際、切断手法によっては表面に貼付した樹脂フ
ィルムが剥離することを考慮する必要がある。この場
合、最終切断方向を製品の樹脂フィルム貼付面側からと
することで、樹脂フィルムの切断部の剥がれを防止して
密着性を維持することができる。
装が焼損するレーザ切断やプラズマ切断などの溶断手段
は含まず、塗装の焼損の懸念のない、直線刃や丸刃など
によるせん断加工、ドリル穴開け、のこ切断などを対象
とするものである。なお、成形加工品を製品寸法に最終
切断する際、切断手法によっては表面に貼付した樹脂フ
ィルムが剥離することを考慮する必要がある。この場
合、最終切断方向を製品の樹脂フィルム貼付面側からと
することで、樹脂フィルムの切断部の剥がれを防止して
密着性を維持することができる。
【0016】後塗装工程では、前記最終切断で露出した
切断面の鉄地肌の塗装を行うが、図2に示すように樹脂
フィルムがマスキングテープの役割を果たすので、塗装
は、はみ出しを気にせずに、普通の塗装が実施でき、製
品の用途や環境に合った塗料と塗装法、例えばスプレー
や刷毛、ローラ、および、浸漬による塗装法などを自由
に選定できる。
切断面の鉄地肌の塗装を行うが、図2に示すように樹脂
フィルムがマスキングテープの役割を果たすので、塗装
は、はみ出しを気にせずに、普通の塗装が実施でき、製
品の用途や環境に合った塗料と塗装法、例えばスプレー
や刷毛、ローラ、および、浸漬による塗装法などを自由
に選定できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の素材塗装から
後塗装までの基本的な手順を示すフロー図である。コイ
ルまたは切り板(防錆効果を上げるためにメッキしてい
る鋼板もある)状態で塗装された鋼板に、製品として加
工される伸び率などの条件に見合った適正な樹脂フィル
ムを選定貼付する。なお、成形加工歪みが大きい場合に
は、成形加工を多段に分けて行うが、前段加工で、樹脂
フィルムの一部に皺や剥離が生じることが避けられない
形状の製品もある。この場合の詳細を、図2に示す角筒
形状を有する容器状の製品で、その角筒の一部(底部)
に開口部10が設けられている製品例で説明する。
面に基づいて説明する。図1は、本発明の素材塗装から
後塗装までの基本的な手順を示すフロー図である。コイ
ルまたは切り板(防錆効果を上げるためにメッキしてい
る鋼板もある)状態で塗装された鋼板に、製品として加
工される伸び率などの条件に見合った適正な樹脂フィル
ムを選定貼付する。なお、成形加工歪みが大きい場合に
は、成形加工を多段に分けて行うが、前段加工で、樹脂
フィルムの一部に皺や剥離が生じることが避けられない
形状の製品もある。この場合の詳細を、図2に示す角筒
形状を有する容器状の製品で、その角筒の一部(底部)
に開口部10が設けられている製品例で説明する。
【0018】図2の製品は、図4に示すようにプレスに
よる絞り加工で角筒形状に成形し、フランジ部11と開
口部10を切り落として製作される。この際(成形加工
時)、ダイス肩R部では、樹脂フィルムを含むプレコー
ト鋼板が複雑な加工歪みを受けるため、この部分に対応
する成形品のコーナ部12では、樹脂フィルムが図5の
点線で示すように浮き勝手になり易い。そのため、絞り
比が大きく、2段成形を行う必要がある場合に、1段絞
り加工時の樹脂フィルムの浮き上がりが、2段目の絞り
加工時に製品表面に皺模様となってプリントされること
がある。このため、皺の発生したコーナ部12の樹脂フ
ィルムを取り除いて2段目の絞り加工に入ることが望ま
しい。最終的に絞り加工が終わった後で切断除去して作
る開口部10は、切断面を後塗装する必要があるので、
この部分の樹脂フィルムは残す必要がある。
よる絞り加工で角筒形状に成形し、フランジ部11と開
口部10を切り落として製作される。この際(成形加工
時)、ダイス肩R部では、樹脂フィルムを含むプレコー
ト鋼板が複雑な加工歪みを受けるため、この部分に対応
する成形品のコーナ部12では、樹脂フィルムが図5の
点線で示すように浮き勝手になり易い。そのため、絞り
比が大きく、2段成形を行う必要がある場合に、1段絞
り加工時の樹脂フィルムの浮き上がりが、2段目の絞り
加工時に製品表面に皺模様となってプリントされること
がある。このため、皺の発生したコーナ部12の樹脂フ
ィルムを取り除いて2段目の絞り加工に入ることが望ま
しい。最終的に絞り加工が終わった後で切断除去して作
る開口部10は、切断面を後塗装する必要があるので、
この部分の樹脂フィルムは残す必要がある。
【0019】そこで、平板素材状態にてプレコート鋼板
1に樹脂フィルム2を貼付する前に、樹脂フィルム2の
コーナ部12に相当する部分に、最終加工製品に対応す
る矩形状にミシン目を入れておき、ミシン目の入った状
態で1段目の絞り加工を行う。これにより、フランジ部
11に貼付された樹脂フィルム2−bと、最終製品側の
樹脂フィルム2-aは分離し、皺の入った樹脂フィルム2
−bのみ分離取り外しが行える。その後、2段目の絞り
加工を行い、製品の仕上げ形状とした後、図2の最終切
断面に沿っての最終切断、また、開口部10の開口切断
を行う。
1に樹脂フィルム2を貼付する前に、樹脂フィルム2の
コーナ部12に相当する部分に、最終加工製品に対応す
る矩形状にミシン目を入れておき、ミシン目の入った状
態で1段目の絞り加工を行う。これにより、フランジ部
11に貼付された樹脂フィルム2−bと、最終製品側の
樹脂フィルム2-aは分離し、皺の入った樹脂フィルム2
−bのみ分離取り外しが行える。その後、2段目の絞り
加工を行い、製品の仕上げ形状とした後、図2の最終切
断面に沿っての最終切断、また、開口部10の開口切断
を行う。
【0020】以上のようにして、2段目加工時に樹脂フ
ィルム2による疵の発生がない加工が行えるとともに、
開口部10の形状に合った樹脂フィルム2−aが貼付状
態で残るので、開口部10の切断面の後塗装において、
塗料はみ出しを樹脂フィルム2−aでマスクできる。も
ちろん、1段絞り加工で仕上げ形状が出せる成形加工量
の製品においては、樹脂フィルム2にミシン目などの事
前加工は不要である。
ィルム2による疵の発生がない加工が行えるとともに、
開口部10の形状に合った樹脂フィルム2−aが貼付状
態で残るので、開口部10の切断面の後塗装において、
塗料はみ出しを樹脂フィルム2−aでマスクできる。も
ちろん、1段絞り加工で仕上げ形状が出せる成形加工量
の製品においては、樹脂フィルム2にミシン目などの事
前加工は不要である。
【0021】以上のようにして製造されたプレコート鋼
板は、製品加工メーカで樹脂フィルム貼付状態のまま成
形加工されて、最終加工製品形状となり、さらに、最終
製品では余分な部分となるフランジ部や、最終形状を正
確に出すために切断加工を最終工程としている開口部な
どが、最終切断除去されて製品の仕上がり形状になる。
同時に、樹脂フィルムも、プレコート鋼板の板面に貼付
された状態であるため、最終加工製品と同じプロフィル
を持つことになる。
板は、製品加工メーカで樹脂フィルム貼付状態のまま成
形加工されて、最終加工製品形状となり、さらに、最終
製品では余分な部分となるフランジ部や、最終形状を正
確に出すために切断加工を最終工程としている開口部な
どが、最終切断除去されて製品の仕上がり形状になる。
同時に、樹脂フィルムも、プレコート鋼板の板面に貼付
された状態であるため、最終加工製品と同じプロフィル
を持つことになる。
【0022】なお、以上の工程の間に、加工や切断で樹
脂フィルムに変形が与えられて、その残留応力や残留歪
みのため、最終工程である後塗装時に、マスキングが必
要な部分の、樹脂フィルムの剥がれが生じるおそれがあ
る場合には、加熱による軟化伸びや部分切断による残留
応力などの解放による、樹脂フィルムの局部応力緩和を
適宜行ってこれを防ぐ。
脂フィルムに変形が与えられて、その残留応力や残留歪
みのため、最終工程である後塗装時に、マスキングが必
要な部分の、樹脂フィルムの剥がれが生じるおそれがあ
る場合には、加熱による軟化伸びや部分切断による残留
応力などの解放による、樹脂フィルムの局部応力緩和を
適宜行ってこれを防ぐ。
【0023】次に、後塗装工程において、前記最終切断
で露出した切断面の鉄地肌の塗装を行う。図2に示すよ
うに樹脂フィルムがマスキングテープの役割を果たすの
で、塗装は、はみ出しを気にせずに、普通の塗装が実施
できる。なお、プレス油などの残存油脂が塗料の付着性
を阻害する場合は、後塗装の前にアルカリ洗浄などの脱
脂を行うことが望ましい。切断面塗装(乾燥処理を含
む)が終わると、外板部品としては完成なので、製品の
他の構成部品と組み立てて、製品が完成する。なお、樹
脂フィルムは塗装が終了した時点で、プレコート鋼板の
外板面から剥ぎ取ってもよいし、組み立て時の傷防止を
図って製品組み立て後に剥ぎ取ってもよい。
で露出した切断面の鉄地肌の塗装を行う。図2に示すよ
うに樹脂フィルムがマスキングテープの役割を果たすの
で、塗装は、はみ出しを気にせずに、普通の塗装が実施
できる。なお、プレス油などの残存油脂が塗料の付着性
を阻害する場合は、後塗装の前にアルカリ洗浄などの脱
脂を行うことが望ましい。切断面塗装(乾燥処理を含
む)が終わると、外板部品としては完成なので、製品の
他の構成部品と組み立てて、製品が完成する。なお、樹
脂フィルムは塗装が終了した時点で、プレコート鋼板の
外板面から剥ぎ取ってもよいし、組み立て時の傷防止を
図って製品組み立て後に剥ぎ取ってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、プレコー
トの終わった素材板状態の時に樹脂フィルムを貼付し、
樹脂フィルム貼付のままで、成形加工・切断後、切断面
の塗装を実施し、塗装後に樹脂フィルムを取り除く塗装
方法としている。これにより、樹脂フィルムが切断面塗
装におけるマスキングフィルムの役割をなし、切断後に
切断形状に合わせてマスキングテープを貼付することが
不要になり、プレコート面(製品外表面)へのはみ出し
がない、高能率で美麗な低コスト塗装や自動塗装を可能
にする。また、後塗装が必要な部分にのみの樹脂フィル
ムの貼付や成形加工時の樹脂フィルムの悪影響が排除で
き、同時に、樹脂フィルムによる製品面の傷防止も図
れ、リサイクル性に優れたプレコート鋼板製品の用途を
大きく拡大できるものである。
トの終わった素材板状態の時に樹脂フィルムを貼付し、
樹脂フィルム貼付のままで、成形加工・切断後、切断面
の塗装を実施し、塗装後に樹脂フィルムを取り除く塗装
方法としている。これにより、樹脂フィルムが切断面塗
装におけるマスキングフィルムの役割をなし、切断後に
切断形状に合わせてマスキングテープを貼付することが
不要になり、プレコート面(製品外表面)へのはみ出し
がない、高能率で美麗な低コスト塗装や自動塗装を可能
にする。また、後塗装が必要な部分にのみの樹脂フィル
ムの貼付や成形加工時の樹脂フィルムの悪影響が排除で
き、同時に、樹脂フィルムによる製品面の傷防止も図
れ、リサイクル性に優れたプレコート鋼板製品の用途を
大きく拡大できるものである。
【図1】本発明の方法の基本工程を示す図である。
【図2】本発明の、切断面塗装の製品(部品)例を示す
図である。
図である。
【図3】従来法として用いられているマスキング塗装法
の説明図である。
の説明図である。
【図4】本発明の、成形加工での押さえや樹脂フィルム
の皺発生を説明するための成形加工品の斜視図である。
の皺発生を説明するための成形加工品の斜視図である。
【図5】図4の開口部10を含む断面図である。
1 プレコート鋼板 2 樹脂フィルム 3 従来法マスキングテープ 10 開口部(製品後塗装必要部) 11 フランジ部 12 コーナ部
Claims (5)
- 【請求項1】 平板状態の薄鋼板表面への塗装を実施後
で(以下、塗装された該鋼板をプレコート鋼板とい
う)、かつ、該プレコート鋼板の製品形状への成形加工
の前に、前記加工製品の少なくとも外表面側のプレコー
ト鋼板表面に、樹脂フィルムを貼付し、該樹脂フィルム
の貼付状態のままで、プレコート鋼板を成形加工及び切
断加工した後、貼付状態の樹脂フィルムをマスキングフ
ィルムとして、切断面の一部または全部を塗装すること
を特徴とするプレコート鋼板の切断面塗装方法。 - 【請求項2】 最終製品の切断面塗装に関わる部分の樹
脂フィルムがその他の樹脂フィルム部分と分離して残留
するように、前記プレコート鋼板表面へ貼付する樹脂フ
ィルムを、予め分割したおよび/または切り込みやミシ
ン目を入れた樹脂フィルムとすることを特徴とする請求
項1記載のプレコート鋼板の切断面塗装方法。 - 【請求項3】 前記プレコート鋼板の製品形状への成形
加工の後で、かつ、加工製品に最終的に残る切断部の切
断加工前に、加熱、および/または樹脂フィルムの部分
切り込みにより、貼付した樹脂フィルムの成形加工時に
発生した局所的応力を緩和することを特徴とする請求項
1記載のプレコート鋼板の切断面塗装方法。 - 【請求項4】 最終製品の切断面塗装に関わる部分にの
み、前記プレコート鋼板表面への樹脂フィルム貼付を行
うことを特徴とする請求項1記載のプレコート鋼板の切
断面塗装方法。 - 【請求項5】 前記樹脂フィルムの貼付時期を、前記プ
レコート鋼板の製品形状への成形加工前に代えて、前記
プレコート鋼板から成形される加工製品に最終的に残る
切断部の切断加工前とし、前記樹脂フィルムの貼付場所
を、最終製品の切断面塗装に関わる部分のみとすること
を特徴とする請求項1記載のプレコート鋼板の切断面塗
装方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23023295A JPH0975844A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | プレコート鋼板の切断面塗装方法 |
| EP96929554A EP0855231A1 (en) | 1995-09-07 | 1996-09-06 | Device for painting a cut surface of a pre-coated steel plate |
| US09/011,582 US5891521A (en) | 1995-09-07 | 1996-09-06 | Method of painting cut edge of precoated steel sheet and painting apparatus for same |
| KR1019980701699A KR19990044451A (ko) | 1995-09-07 | 1996-09-06 | 프리코트 강판의 절단면 도장방법 및 도장장치 |
| CN96197527A CN1199354A (zh) | 1995-09-07 | 1996-09-06 | 预涂钢板断面的涂覆方法和涂覆装置 |
| PCT/JP1996/002550 WO1997009128A1 (fr) | 1995-09-07 | 1996-09-06 | Procede de peinture du flanc de decoupe d'une tole d'acier pre-enduite |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23023295A JPH0975844A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | プレコート鋼板の切断面塗装方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0975844A true JPH0975844A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=16904614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23023295A Withdrawn JPH0975844A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | プレコート鋼板の切断面塗装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0975844A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020043473A (ko) * | 2002-04-18 | 2002-06-10 | 오영일 | 중앙 분리대 |
-
1995
- 1995-09-07 JP JP23023295A patent/JPH0975844A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020043473A (ko) * | 2002-04-18 | 2002-06-10 | 오영일 | 중앙 분리대 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |