JPH0976499A - 記録液体噴出による記録装置および記録方法 - Google Patents
記録液体噴出による記録装置および記録方法Info
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- JPH0976499A JPH0976499A JP24185795A JP24185795A JPH0976499A JP H0976499 A JPH0976499 A JP H0976499A JP 24185795 A JP24185795 A JP 24185795A JP 24185795 A JP24185795 A JP 24185795A JP H0976499 A JPH0976499 A JP H0976499A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】記録液体を発熱部4で加熱して熱エネルギーに
よる状態変化を発生させ、発生した気泡により発熱部真
上の通路9を充満し、記録液体を記録液体噴出飛行方向
案内通路12から噴出し飛行液滴粒子を形成するととも
に、発熱部真上の通路9を充満している気泡により連通
する記録液体個別供給通路8からの余分な記録液体を引
き込みを完全に遮断するようにした記録液体噴出による
記録装置および記録方法を提供する。 【解決手段】発熱部4で発生した熱エネルギーが記録液
体に作用する部分である複数の発熱部真上の通路9と、
複数の記録液体個別供給通路8と、複数の記録液体噴出
飛行方向案内通路12の少なくとも3通路と、発熱部4
を駆動する半導体回路3とを備えた記録ヘッドを有す
る。
よる状態変化を発生させ、発生した気泡により発熱部真
上の通路9を充満し、記録液体を記録液体噴出飛行方向
案内通路12から噴出し飛行液滴粒子を形成するととも
に、発熱部真上の通路9を充満している気泡により連通
する記録液体個別供給通路8からの余分な記録液体を引
き込みを完全に遮断するようにした記録液体噴出による
記録装置および記録方法を提供する。 【解決手段】発熱部4で発生した熱エネルギーが記録液
体に作用する部分である複数の発熱部真上の通路9と、
複数の記録液体個別供給通路8と、複数の記録液体噴出
飛行方向案内通路12の少なくとも3通路と、発熱部4
を駆動する半導体回路3とを備えた記録ヘッドを有す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録を目的とする
所要の液体を文字、画像等の信号に応じた加熱手段で加
熱し、発生する気泡の作用によって所要の液体の液滴粒
子を噴出口から記録対象物へ噴出飛行させ、ノンインパ
クトで文字、画像等を記録する記録液体噴出による記録
装置および記録方法に関するものである。
所要の液体を文字、画像等の信号に応じた加熱手段で加
熱し、発生する気泡の作用によって所要の液体の液滴粒
子を噴出口から記録対象物へ噴出飛行させ、ノンインパ
クトで文字、画像等を記録する記録液体噴出による記録
装置および記録方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ノンインパクトの記録装置については、
静電記録方法、電子写真方法、感熱記録方法、インキジ
ェット方法等の記録方法および記録装置が発表されてい
るが、その一つに、記録液体を加熱し、発生する気泡の
作用によって記録液体の液滴粒子を噴出口から噴出飛行
させて記録するインキジェット方法による記録装置があ
る。従来技術による前記インキジェット方法による記録
装置としては、記録ヘッド部分に、所定方向に記録液体
を噴出して飛行液滴を形成するための吐出口と、吐出口
に連通した屈折部を有する液通路と、記録液体に熱によ
る状態変化を発生させるための液通路の屈折部に設けた
発熱体とを備えたものがある。
静電記録方法、電子写真方法、感熱記録方法、インキジ
ェット方法等の記録方法および記録装置が発表されてい
るが、その一つに、記録液体を加熱し、発生する気泡の
作用によって記録液体の液滴粒子を噴出口から噴出飛行
させて記録するインキジェット方法による記録装置があ
る。従来技術による前記インキジェット方法による記録
装置としては、記録ヘッド部分に、所定方向に記録液体
を噴出して飛行液滴を形成するための吐出口と、吐出口
に連通した屈折部を有する液通路と、記録液体に熱によ
る状態変化を発生させるための液通路の屈折部に設けた
発熱体とを備えたものがある。
【0003】図4は、従来の記録装置に使用している記
録ヘッドの記録液体通路と発熱部の動作説明図で、吐出
口に連通した屈折部を有する液通路と、記録液体に熱に
よる状態変化を発生させるための液通路の屈折部に設け
た発熱体とを備えた記録ヘッドの部分を示す。図4にお
いて、記録液体は、記録液体供給通路41と記録液体吐
出通路43とに充満しており、記録液体吐出口44にお
ける記録液体の表面張力と記録液体の記録液体タンク
(図示していない。)からの供給圧力がバランスしてい
る状態にある。記録液体通路の屈折部に設けた発熱体4
2を、文字、画像等に応じた駆動信号により駆動し、発
熱体42を加熱し、記録液体に熱による状態変化を発生
させ、気泡を発生させて、記録液体吐出口44より記録
液体を噴出して飛行液滴を形成して、記録対象物に文
字、画像等の記録を行なう。
録ヘッドの記録液体通路と発熱部の動作説明図で、吐出
口に連通した屈折部を有する液通路と、記録液体に熱に
よる状態変化を発生させるための液通路の屈折部に設け
た発熱体とを備えた記録ヘッドの部分を示す。図4にお
いて、記録液体は、記録液体供給通路41と記録液体吐
出通路43とに充満しており、記録液体吐出口44にお
ける記録液体の表面張力と記録液体の記録液体タンク
(図示していない。)からの供給圧力がバランスしてい
る状態にある。記録液体通路の屈折部に設けた発熱体4
2を、文字、画像等に応じた駆動信号により駆動し、発
熱体42を加熱し、記録液体に熱による状態変化を発生
させ、気泡を発生させて、記録液体吐出口44より記録
液体を噴出して飛行液滴を形成して、記録対象物に文
字、画像等の記録を行なう。
【0004】従来の記録装置では、発熱体42の全体形
状を、記録液体通路の屈折部において、記録液体通路の
全周を塞ぐように大きく形成することは記録液体の供給
を妨げることになり、また、記録液体通路の全周を塞さ
がない大きさに形成したり、記録液体の供給を妨げない
ように傾斜させることは、図4に矢印で示すように、記
録液体の供給とともに、記録液体の引き込みによる供連
れにより、噴出の効果が悪く、噴出された飛行液滴の切
れが悪いものとなる問題がある。このインキジェット方
法による記録装置についての技術は、例えば、特公昭第
63−6356号公報に、記録液体の噴出への通路と、
発熱体の発熱面との関係を提供し、長時間連続記録と、
マルチノズル(複数の吐出口)化を目的とした記録装置
が開示されている。
状を、記録液体通路の屈折部において、記録液体通路の
全周を塞ぐように大きく形成することは記録液体の供給
を妨げることになり、また、記録液体通路の全周を塞さ
がない大きさに形成したり、記録液体の供給を妨げない
ように傾斜させることは、図4に矢印で示すように、記
録液体の供給とともに、記録液体の引き込みによる供連
れにより、噴出の効果が悪く、噴出された飛行液滴の切
れが悪いものとなる問題がある。このインキジェット方
法による記録装置についての技術は、例えば、特公昭第
63−6356号公報に、記録液体の噴出への通路と、
発熱体の発熱面との関係を提供し、長時間連続記録と、
マルチノズル(複数の吐出口)化を目的とした記録装置
が開示されている。
【0005】また、図5は、記録装置に使用している記
録ヘッドの発熱部を中心とした通路の従来技術による製
造説明図で、記録液体の供給通路51と発熱部真上の通
路54と記録液体噴出飛行方向案内通路53とを形成す
るとき、電鋳穴開け後機械的組合せの方法等が行なわ
れ、記録液体の供給通路51から発熱部真上の通路54
の上部の記録液体噴出飛行方向案内通路53の入口はす
り鉢状となり、マルチノズル記録ヘッドを形成する場
合、加工上のプロセスは必ずしも容易でなく、高精細化
マルチノズル記録ヘッドの製造は制約を受けていた。こ
のため、従来技術により製造した記録ヘッドにおいて、
発熱部52の面積は、発熱部の面と対向する発熱部真上
の通路54の記録液体噴出飛行方向案内通路53との連
通側の断面積が、前者より後者の方が大きくなり、記録
液体の供給通路51からの記録液体の巻き込みが発生し
やすくなる。したがって、記録液体の余分な液滴の供連
れにより、液滴は大きくなり、より高精細化と切れの良
さの効果による高速化には適さなかった。
録ヘッドの発熱部を中心とした通路の従来技術による製
造説明図で、記録液体の供給通路51と発熱部真上の通
路54と記録液体噴出飛行方向案内通路53とを形成す
るとき、電鋳穴開け後機械的組合せの方法等が行なわ
れ、記録液体の供給通路51から発熱部真上の通路54
の上部の記録液体噴出飛行方向案内通路53の入口はす
り鉢状となり、マルチノズル記録ヘッドを形成する場
合、加工上のプロセスは必ずしも容易でなく、高精細化
マルチノズル記録ヘッドの製造は制約を受けていた。こ
のため、従来技術により製造した記録ヘッドにおいて、
発熱部52の面積は、発熱部の面と対向する発熱部真上
の通路54の記録液体噴出飛行方向案内通路53との連
通側の断面積が、前者より後者の方が大きくなり、記録
液体の供給通路51からの記録液体の巻き込みが発生し
やすくなる。したがって、記録液体の余分な液滴の供連
れにより、液滴は大きくなり、より高精細化と切れの良
さの効果による高速化には適さなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の記録液体噴出に
よる記録装置および記録方法は、記録液体を発熱体で加
熱して熱エネルギーによる状態変化を発生させ、発生し
た気泡により記録液体を記録液体噴出口から噴出し飛行
液滴粒子を形成するとき、熱エネルギ−が記録液体に作
用する発熱部を設けた記録液体通路において、連通する
記録液体供給通路から余分な記録液体を引き込み、飛行
液滴粒子の切れを悪くし、飛行液滴粒子に余分な量の供
連れを発生するという問題があった。本発明は、前記問
題を解決するために、発熱部と、発熱部真上の通路と、
発熱部真上の通路と連通する記録液体個別供給通路と、
発熱部真上の通路と連通する記録液体噴出飛行方向案内
通路とを有する記録ヘッドを備え、記録液体を発熱部で
加熱して熱エネルギーによる状態変化を発生させ、発生
した気泡により発熱部真上の通路を充満し、記録液体を
記録液体噴出飛行方向案内通路から噴出し飛行液滴粒子
を形成するとともに、発熱部真上の通路を充満している
気泡により連通する記録液体個別供給通路からの余分な
記録液体を引き込みを完全に遮断するようにした記録液
体噴出による記録装置および記録方法を提供することを
目的とする。
よる記録装置および記録方法は、記録液体を発熱体で加
熱して熱エネルギーによる状態変化を発生させ、発生し
た気泡により記録液体を記録液体噴出口から噴出し飛行
液滴粒子を形成するとき、熱エネルギ−が記録液体に作
用する発熱部を設けた記録液体通路において、連通する
記録液体供給通路から余分な記録液体を引き込み、飛行
液滴粒子の切れを悪くし、飛行液滴粒子に余分な量の供
連れを発生するという問題があった。本発明は、前記問
題を解決するために、発熱部と、発熱部真上の通路と、
発熱部真上の通路と連通する記録液体個別供給通路と、
発熱部真上の通路と連通する記録液体噴出飛行方向案内
通路とを有する記録ヘッドを備え、記録液体を発熱部で
加熱して熱エネルギーによる状態変化を発生させ、発生
した気泡により発熱部真上の通路を充満し、記録液体を
記録液体噴出飛行方向案内通路から噴出し飛行液滴粒子
を形成するとともに、発熱部真上の通路を充満している
気泡により連通する記録液体個別供給通路からの余分な
記録液体を引き込みを完全に遮断するようにした記録液
体噴出による記録装置および記録方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の記録液体噴出による記録装置は、記録液体
を噴出口から噴出する複数の記録液体噴出通路と、前記
記録液体の複数の供給通路と、前記記録液体を加熱する
複数の発熱部とを備えた記録ヘッドを有するものであっ
て、前記発熱部で前記記録液体を加熱し、前記記録液体
に熱エネルギーによる状態変化を発生させ、前記噴出口
より前記記録液体を噴出し飛行液滴粒子を形成する記録
液体噴出による記録装置において、前記発熱部で発生し
た熱エネルギーが前記記録液体に作用する部分である複
数の発熱部真上の通路と、該発熱部真上の通路と連通す
る複数の記録液体個別供給通路と、前記発熱部真上の通
路と連通する複数の記録液体噴出飛行方向案内通路の少
なくとも3通路を備え、前記発熱部に電気的に接続さ
れ、駆動信号により前記発熱部を駆動する半導体回路を
備えた記録ヘッドを有し、前記半導体回路に入力した駆
動信号により前記発熱部を駆動し、前記駆動信号に応じ
て前記記録液体を加熱し、前記記録液体に熱エネルギー
による状態変化を発生させ、気泡を発生し、該気泡によ
り発熱部真上の通路を充満し、前記記録液体個別供給通
路からの前記記録液体の供給を遮断し、前記記録液体噴
出飛行方向案内通路より前記記録液体を噴出し飛行液滴
粒子を形成するものである。
に、本発明の記録液体噴出による記録装置は、記録液体
を噴出口から噴出する複数の記録液体噴出通路と、前記
記録液体の複数の供給通路と、前記記録液体を加熱する
複数の発熱部とを備えた記録ヘッドを有するものであっ
て、前記発熱部で前記記録液体を加熱し、前記記録液体
に熱エネルギーによる状態変化を発生させ、前記噴出口
より前記記録液体を噴出し飛行液滴粒子を形成する記録
液体噴出による記録装置において、前記発熱部で発生し
た熱エネルギーが前記記録液体に作用する部分である複
数の発熱部真上の通路と、該発熱部真上の通路と連通す
る複数の記録液体個別供給通路と、前記発熱部真上の通
路と連通する複数の記録液体噴出飛行方向案内通路の少
なくとも3通路を備え、前記発熱部に電気的に接続さ
れ、駆動信号により前記発熱部を駆動する半導体回路を
備えた記録ヘッドを有し、前記半導体回路に入力した駆
動信号により前記発熱部を駆動し、前記駆動信号に応じ
て前記記録液体を加熱し、前記記録液体に熱エネルギー
による状態変化を発生させ、気泡を発生し、該気泡によ
り発熱部真上の通路を充満し、前記記録液体個別供給通
路からの前記記録液体の供給を遮断し、前記記録液体噴
出飛行方向案内通路より前記記録液体を噴出し飛行液滴
粒子を形成するものである。
【0008】また、さらに詳しくは、本発明の記録液体
噴出による記録装置は、複数の発熱部と複数の発熱部真
上の通路が、少なくとも、前記発熱部の面積を、前記発
熱部の面と対向する前記発熱部真上の通路の記録液体噴
出飛行方向案内通路との連通側の断面積より、大きく形
成したものである。また、本発明の記録液体噴出による
記録装置は、複数の発熱部と複数の発熱部真上の通路の
一部が、少なくとも、前記発熱部の面積を、前記発熱部
の面と対向する前記発熱部真上の通路の記録液体噴出飛
行方向案内通路との連通側の断面積より、大きく形成し
たものである。
噴出による記録装置は、複数の発熱部と複数の発熱部真
上の通路が、少なくとも、前記発熱部の面積を、前記発
熱部の面と対向する前記発熱部真上の通路の記録液体噴
出飛行方向案内通路との連通側の断面積より、大きく形
成したものである。また、本発明の記録液体噴出による
記録装置は、複数の発熱部と複数の発熱部真上の通路の
一部が、少なくとも、前記発熱部の面積を、前記発熱部
の面と対向する前記発熱部真上の通路の記録液体噴出飛
行方向案内通路との連通側の断面積より、大きく形成し
たものである。
【0009】また、本発明の記録液体噴出による記録装
置は、記録液体を噴出口から噴出する複数の記録液体噴
出通路と、前記記録液体の複数の供給通路と、前記記録
液体を加熱する複数の発熱部とを備えた記録ヘッドを有
するものであって、前記発熱部で前記記録液体を加熱
し、前記記録液体に熱エネルギーによる状態変化を発生
させ、前記噴出口より前記記録液体を噴出し飛行液滴粒
子を形成する記録液体噴出による記録装置において、前
記発熱部で発生した熱エネルギーが前記記録液体に作用
する部分である複数の発熱部真上の通路と、該発熱部真
上の通路と連通する複数の記録液体個別供給通路と、前
記発熱部真上の通路と連通する複数の記録液体噴出飛行
方向案内通路の少なくとも3通路を備え、前記発熱部真
上の通路の軸方向のベクトルと、前記記録液体個別供給
通路の軸方向のベクトルとで形成する夾角Θが45°<
Θ<105°望ましくは約60°<Θ<約90°に、前
記発熱部真上の通路の軸方向のベクトルと、前記記録液
体噴出飛行方向案内通路の軸方向のベクトルとで形成す
る夾角Φが0°<Φ≦45°に設定されており、前記発
熱部に電気的に接続され、駆動信号により前記発熱部を
駆動する半導体回路を備えた記録ヘッドを有し、前記半
導体回路に入力した駆動信号により前記発熱部を駆動
し、前記駆動信号に応じて前記記録液体を加熱し、前記
記録液体に熱エネルギーによる状態変化を発生させ、気
泡を発生し、該気泡により発熱部真上の通路を充満し、
前記記録液体個別供給通路からの前記記録液体の供給を
遮断し、前記記録液体噴出飛行方向案内通路より前記記
録液体を噴出し飛行液滴粒子を形成するものである。
置は、記録液体を噴出口から噴出する複数の記録液体噴
出通路と、前記記録液体の複数の供給通路と、前記記録
液体を加熱する複数の発熱部とを備えた記録ヘッドを有
するものであって、前記発熱部で前記記録液体を加熱
し、前記記録液体に熱エネルギーによる状態変化を発生
させ、前記噴出口より前記記録液体を噴出し飛行液滴粒
子を形成する記録液体噴出による記録装置において、前
記発熱部で発生した熱エネルギーが前記記録液体に作用
する部分である複数の発熱部真上の通路と、該発熱部真
上の通路と連通する複数の記録液体個別供給通路と、前
記発熱部真上の通路と連通する複数の記録液体噴出飛行
方向案内通路の少なくとも3通路を備え、前記発熱部真
上の通路の軸方向のベクトルと、前記記録液体個別供給
通路の軸方向のベクトルとで形成する夾角Θが45°<
Θ<105°望ましくは約60°<Θ<約90°に、前
記発熱部真上の通路の軸方向のベクトルと、前記記録液
体噴出飛行方向案内通路の軸方向のベクトルとで形成す
る夾角Φが0°<Φ≦45°に設定されており、前記発
熱部に電気的に接続され、駆動信号により前記発熱部を
駆動する半導体回路を備えた記録ヘッドを有し、前記半
導体回路に入力した駆動信号により前記発熱部を駆動
し、前記駆動信号に応じて前記記録液体を加熱し、前記
記録液体に熱エネルギーによる状態変化を発生させ、気
泡を発生し、該気泡により発熱部真上の通路を充満し、
前記記録液体個別供給通路からの前記記録液体の供給を
遮断し、前記記録液体噴出飛行方向案内通路より前記記
録液体を噴出し飛行液滴粒子を形成するものである。
【0010】また、本発明の記録液体噴出による記録装
置は、複数の発熱部と、複数の発熱部真上の通路と、複
数の記録液体噴出飛行方向案内通路と、複数の半導体回
路とを有する記録ヘッドが、半導体プロセスにより、半
導体基板上に、前記発熱部を駆動する記録駆動回路や該
記録駆動回路に記録デ−タを入力し転送するための記録
信号回路等からなる前記半導体回路と、薄膜の発熱抵抗
体からなる前記発熱部と、駆動用電極とを形成した上
に、前記記録液体個別供給通路と、前記発熱部真上の通
路と、前記記録液体噴出飛行方向案内通路とを形成した
ものである。また、本発明による記録液体噴出による記
録方法は、発熱部で記録液体を加熱し、前記記録液体に
熱エネルギーによる状態変化を発生させ、記録液体噴出
通路の噴出口より前記記録液体を噴出し飛行液滴粒子を
形成する記録液体噴出による記録方法において、前記発
熱部で発生した熱エネルギーが前記記録液体に作用する
部分である発熱部真上の通路と、該発熱部真上の通路と
連通する記録液体個別供給通路と、前記発熱部真上の通
路と連通する記録液体噴出飛行方向案内通路の少なくと
も3通路を備え、前記発熱部に電気的に接続され、駆動
信号により前記発熱部を駆動する半導体回路を備えた記
録ヘッドを有し、前記半導体回路に入力した駆動信号で
前記発熱部を駆動することにより前記記録液体を加熱
し、前記記録液体に熱エネルギーで状態変化による気泡
を発生させ、該気泡により前記発熱部真上の通路を充満
し、前記記録液体個別供給通路からの前記記録液体の供
給を遮断し、前記記録液体噴出飛行方向案内通路より前
記記録液体を噴出し飛行液滴粒子を形成するものであ
る。
置は、複数の発熱部と、複数の発熱部真上の通路と、複
数の記録液体噴出飛行方向案内通路と、複数の半導体回
路とを有する記録ヘッドが、半導体プロセスにより、半
導体基板上に、前記発熱部を駆動する記録駆動回路や該
記録駆動回路に記録デ−タを入力し転送するための記録
信号回路等からなる前記半導体回路と、薄膜の発熱抵抗
体からなる前記発熱部と、駆動用電極とを形成した上
に、前記記録液体個別供給通路と、前記発熱部真上の通
路と、前記記録液体噴出飛行方向案内通路とを形成した
ものである。また、本発明による記録液体噴出による記
録方法は、発熱部で記録液体を加熱し、前記記録液体に
熱エネルギーによる状態変化を発生させ、記録液体噴出
通路の噴出口より前記記録液体を噴出し飛行液滴粒子を
形成する記録液体噴出による記録方法において、前記発
熱部で発生した熱エネルギーが前記記録液体に作用する
部分である発熱部真上の通路と、該発熱部真上の通路と
連通する記録液体個別供給通路と、前記発熱部真上の通
路と連通する記録液体噴出飛行方向案内通路の少なくと
も3通路を備え、前記発熱部に電気的に接続され、駆動
信号により前記発熱部を駆動する半導体回路を備えた記
録ヘッドを有し、前記半導体回路に入力した駆動信号で
前記発熱部を駆動することにより前記記録液体を加熱
し、前記記録液体に熱エネルギーで状態変化による気泡
を発生させ、該気泡により前記発熱部真上の通路を充満
し、前記記録液体個別供給通路からの前記記録液体の供
給を遮断し、前記記録液体噴出飛行方向案内通路より前
記記録液体を噴出し飛行液滴粒子を形成するものであ
る。
【0011】作用として、本発明の記録液体噴出による
記録装置は、記録液体を噴出口から噴出する複数の記録
液体噴出通路と、前記記録液体の複数の供給通路と、前
記記録液体を加熱する複数の発熱部とを備えた記録ヘッ
ドを有しており、前記発熱部で前記記録液体を加熱し、
前記記録液体に熱エネルギーによる状態変化を発生さ
せ、前記噴出口より前記記録液体を噴出し飛行液滴粒子
を形成する記録液体噴出による記録装置であって、前記
発熱部で発生した熱エネルギーが前記記録液体に作用す
る部分である複数の発熱部真上の通路と、該発熱部真上
の通路と連通する複数の記録液体個別供給通路と、前記
発熱部真上の通路と連通する複数の記録液体噴出飛行方
向案内通路の少なくとも3通路を備えており、前記発熱
部に電気的に接続され、駆動信号により前記発熱部を駆
動する半導体回路を備えた記録ヘッドを有し、前記半導
体回路に入力した駆動信号により前記発熱部を駆動し、
前記駆動信号に応じて前記記録液体を加熱し、前記記録
液体に熱エネルギーによる状態変化を発生させ、気泡を
発生し、該気泡により発熱部真上の通路を充満し、前記
記録液体個別供給通路からの前記記録液体の供給を遮断
し、前記記録液体噴出飛行方向案内通路より前記記録液
体を噴出し飛行液滴粒子を形成する。
記録装置は、記録液体を噴出口から噴出する複数の記録
液体噴出通路と、前記記録液体の複数の供給通路と、前
記記録液体を加熱する複数の発熱部とを備えた記録ヘッ
ドを有しており、前記発熱部で前記記録液体を加熱し、
前記記録液体に熱エネルギーによる状態変化を発生さ
せ、前記噴出口より前記記録液体を噴出し飛行液滴粒子
を形成する記録液体噴出による記録装置であって、前記
発熱部で発生した熱エネルギーが前記記録液体に作用す
る部分である複数の発熱部真上の通路と、該発熱部真上
の通路と連通する複数の記録液体個別供給通路と、前記
発熱部真上の通路と連通する複数の記録液体噴出飛行方
向案内通路の少なくとも3通路を備えており、前記発熱
部に電気的に接続され、駆動信号により前記発熱部を駆
動する半導体回路を備えた記録ヘッドを有し、前記半導
体回路に入力した駆動信号により前記発熱部を駆動し、
前記駆動信号に応じて前記記録液体を加熱し、前記記録
液体に熱エネルギーによる状態変化を発生させ、気泡を
発生し、該気泡により発熱部真上の通路を充満し、前記
記録液体個別供給通路からの前記記録液体の供給を遮断
し、前記記録液体噴出飛行方向案内通路より前記記録液
体を噴出し飛行液滴粒子を形成する。
【0012】また、本発明の記録液体噴出による記録装
置は、記録液体を噴出口から噴出する複数の記録液体噴
出通路と、前記記録液体の複数の供給通路と、前記記録
液体を加熱する複数の発熱部とを備えた記録ヘッドを有
しており、前記発熱部で前記記録液体を加熱し、前記記
録液体に熱エネルギーによる状態変化を発生させ、前記
噴出口より前記記録液体を噴出し飛行液滴粒子を形成す
る記録液体噴出による記録装置であって、前記発熱部で
発生した熱エネルギーが前記記録液体に作用する部分で
ある複数の発熱部真上の通路と、該発熱部真上の通路と
連通する複数の記録液体個別供給通路と、前記発熱部真
上の通路と連通する複数の記録液体噴出飛行方向案内通
路の少なくとも3通路を備えており、前記発熱部真上の
通路の軸方向のベクトルと、前記記録液体個別供給通路
の軸方向のベクトルとで形成する夾角Θが45°<Θ<
105°望ましくは約60°<Θ<約90°に、前記発
熱部真上の通路の軸方向のベクトルと、前記記録液体噴
出飛行方向案内通路の軸方向のベクトルとで形成する夾
角Φが0°<Φ≦45°に設定されており、前記発熱部
に電気的に接続され、駆動信号により前記発熱部を駆動
する半導体回路を備えた記録ヘッドを有し、前記半導体
回路に入力した駆動信号により前記発熱部を駆動し、前
記駆動信号に応じて前記記録液体を加熱し、前記記録液
体に熱エネルギーによる状態変化を発生させ、気泡を発
生し、該気泡により発熱部真上の通路を充満し、前記記
録液体個別供給通路からの前記記録液体の供給を遮断
し、前記記録液体噴出飛行方向案内通路より前記記録液
体を噴出し飛行液滴粒子を形成する。
置は、記録液体を噴出口から噴出する複数の記録液体噴
出通路と、前記記録液体の複数の供給通路と、前記記録
液体を加熱する複数の発熱部とを備えた記録ヘッドを有
しており、前記発熱部で前記記録液体を加熱し、前記記
録液体に熱エネルギーによる状態変化を発生させ、前記
噴出口より前記記録液体を噴出し飛行液滴粒子を形成す
る記録液体噴出による記録装置であって、前記発熱部で
発生した熱エネルギーが前記記録液体に作用する部分で
ある複数の発熱部真上の通路と、該発熱部真上の通路と
連通する複数の記録液体個別供給通路と、前記発熱部真
上の通路と連通する複数の記録液体噴出飛行方向案内通
路の少なくとも3通路を備えており、前記発熱部真上の
通路の軸方向のベクトルと、前記記録液体個別供給通路
の軸方向のベクトルとで形成する夾角Θが45°<Θ<
105°望ましくは約60°<Θ<約90°に、前記発
熱部真上の通路の軸方向のベクトルと、前記記録液体噴
出飛行方向案内通路の軸方向のベクトルとで形成する夾
角Φが0°<Φ≦45°に設定されており、前記発熱部
に電気的に接続され、駆動信号により前記発熱部を駆動
する半導体回路を備えた記録ヘッドを有し、前記半導体
回路に入力した駆動信号により前記発熱部を駆動し、前
記駆動信号に応じて前記記録液体を加熱し、前記記録液
体に熱エネルギーによる状態変化を発生させ、気泡を発
生し、該気泡により発熱部真上の通路を充満し、前記記
録液体個別供給通路からの前記記録液体の供給を遮断
し、前記記録液体噴出飛行方向案内通路より前記記録液
体を噴出し飛行液滴粒子を形成する。
【0013】また、本発明による記録液体噴出による記
録方法は、発熱部で記録液体を加熱し、前記記録液体に
熱エネルギーによる状態変化を発生させ、記録液体噴出
通路の噴出口より前記記録液体を噴出し飛行液滴粒子を
形成する記録液体噴出による記録方法であって、前記発
熱部で発生した熱エネルギーが前記記録液体に作用する
部分である発熱部真上の通路と、該発熱部真上の通路と
連通する記録液体個別供給通路と、前記発熱部真上の通
路と連通する記録液体噴出飛行方向案内通路の少なくと
も3通路を備え、前記発熱部に電気的に接続され、駆動
信号により前記発熱部を駆動する半導体回路を備えた記
録ヘッドを有し、前記半導体回路に入力した駆動信号で
前記発熱部を駆動することにより前記記録液体を加熱
し、前記記録液体に熱エネルギーで状態変化による気泡
を発生させ、該気泡により前記発熱部真上の通路を充満
し、前記記録液体個別供給通路からの前記記録液体の供
給を遮断し、前記記録液体噴出飛行方向案内通路より前
記記録液体を噴出し飛行液滴粒子を形成する。
録方法は、発熱部で記録液体を加熱し、前記記録液体に
熱エネルギーによる状態変化を発生させ、記録液体噴出
通路の噴出口より前記記録液体を噴出し飛行液滴粒子を
形成する記録液体噴出による記録方法であって、前記発
熱部で発生した熱エネルギーが前記記録液体に作用する
部分である発熱部真上の通路と、該発熱部真上の通路と
連通する記録液体個別供給通路と、前記発熱部真上の通
路と連通する記録液体噴出飛行方向案内通路の少なくと
も3通路を備え、前記発熱部に電気的に接続され、駆動
信号により前記発熱部を駆動する半導体回路を備えた記
録ヘッドを有し、前記半導体回路に入力した駆動信号で
前記発熱部を駆動することにより前記記録液体を加熱
し、前記記録液体に熱エネルギーで状態変化による気泡
を発生させ、該気泡により前記発熱部真上の通路を充満
し、前記記録液体個別供給通路からの前記記録液体の供
給を遮断し、前記記録液体噴出飛行方向案内通路より前
記記録液体を噴出し飛行液滴粒子を形成する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の記録液体噴出による記録
装置および記録方法について実施の形態を、図1〜図3
を使用して説明をする。図1は、本発明の記録液体噴出
による記録装置に使用している記録ヘッドの部分拡大説
明図を示し、記録液体を噴出飛行させるために記録液体
を加熱する発熱部を中心とした図である。図1におい
て、1は記録液体噴出による記録装置の記録ヘッド、2
は例えばシリコン(Si)からなる半導体基板、4は発
熱抵抗体からなる発熱部、3は、発熱部4を駆動する半
導体基板2上に設けた半導体回路、5は、半導体回路3
と発熱部4とを接続する駆動用電極、6は、半導体回路
3における配線電極、8は記録液体個別供給通路、9
は、発熱部4真上の通路、7は、発熱部4真上の通路9
の一部を構成する隔壁、10は供給通路カバ−、11は
外壁、12は、発熱部4真上の通路9に連通する記録液
体噴出飛行方向案内通路、13は記録液体を噴出飛行さ
せる記録液体噴出口を示す。なお、記録ヘッドには、発
熱部、半導体回路、記録液体個別供給通路、発熱部4真
上の通路、記録液体噴出飛行方向案内通路、記録液体噴
出口等が複数存在するが、図1では、各々1つとして説
明をしている。
装置および記録方法について実施の形態を、図1〜図3
を使用して説明をする。図1は、本発明の記録液体噴出
による記録装置に使用している記録ヘッドの部分拡大説
明図を示し、記録液体を噴出飛行させるために記録液体
を加熱する発熱部を中心とした図である。図1におい
て、1は記録液体噴出による記録装置の記録ヘッド、2
は例えばシリコン(Si)からなる半導体基板、4は発
熱抵抗体からなる発熱部、3は、発熱部4を駆動する半
導体基板2上に設けた半導体回路、5は、半導体回路3
と発熱部4とを接続する駆動用電極、6は、半導体回路
3における配線電極、8は記録液体個別供給通路、9
は、発熱部4真上の通路、7は、発熱部4真上の通路9
の一部を構成する隔壁、10は供給通路カバ−、11は
外壁、12は、発熱部4真上の通路9に連通する記録液
体噴出飛行方向案内通路、13は記録液体を噴出飛行さ
せる記録液体噴出口を示す。なお、記録ヘッドには、発
熱部、半導体回路、記録液体個別供給通路、発熱部4真
上の通路、記録液体噴出飛行方向案内通路、記録液体噴
出口等が複数存在するが、図1では、各々1つとして説
明をしている。
【0015】図2は、本発明の記録液体噴出による記録
装置に使用している半導体製造プロセスにより形成した
記録ヘッドの構成図を示す。図2において、14は、複
数の記録液体個別供給通路8に連通する共通供給通路、
15は、記録液体の共通供給通路14に連通する記録液
体の連絡通路、16は記録ヘッド取付けフレ−ム台、1
7は、記録液体の連絡通路15に連通する記録液体のフ
レ−ム内共通供給通路、18は、記録液体のフレ−ム内
共通供給通路17に連通する記録液体タンクを示す。さ
らに、図2には、記録液体の通路と記録液体噴出口との
関係を理解しやすくするため、記録ヘッド1の要部の拡
大構成が示してあり、21は、記録ヘッド1を上面から
見た複数の記録液体噴出口13の配置を示す要部、2
2、23は、記録液体個別供給通路8、共通供給通路1
4等と発熱部4との関連配置を示す要部である。なお、
前記図1の符号と同一のものは同一物であるため、説明
を省略する。
装置に使用している半導体製造プロセスにより形成した
記録ヘッドの構成図を示す。図2において、14は、複
数の記録液体個別供給通路8に連通する共通供給通路、
15は、記録液体の共通供給通路14に連通する記録液
体の連絡通路、16は記録ヘッド取付けフレ−ム台、1
7は、記録液体の連絡通路15に連通する記録液体のフ
レ−ム内共通供給通路、18は、記録液体のフレ−ム内
共通供給通路17に連通する記録液体タンクを示す。さ
らに、図2には、記録液体の通路と記録液体噴出口との
関係を理解しやすくするため、記録ヘッド1の要部の拡
大構成が示してあり、21は、記録ヘッド1を上面から
見た複数の記録液体噴出口13の配置を示す要部、2
2、23は、記録液体個別供給通路8、共通供給通路1
4等と発熱部4との関連配置を示す要部である。なお、
前記図1の符号と同一のものは同一物であるため、説明
を省略する。
【0016】図1、図2において、記録液体は、記録液
体タンク18から、それぞれが連通している、記録液体
のフレ−ム内共通供給通路17、記録液体の連絡通路1
5、記録液体の共通供給通路14、記録液体個別供給通
路8を経て、発熱部真上の通路9と記録液体噴出飛行方
向案内通路12に充満し、記録液体が記録液体噴出口1
3から噴出しない程度に、記録液体噴出口13における
記録液体の表面張力と、記録液体タンク18からの供給
圧力(図示しないポンプ等による。)とが、バランスさ
れている。このバランスされている状態において、発熱
抵抗体からなる発熱部4と電気的に接続されている半導
体回路3に、記録する文字、画像等に応じた駆動信号が
入力されると、発熱部4に駆動信号に応じた電流が流
れ、発熱部4が急速に発熱する。
体タンク18から、それぞれが連通している、記録液体
のフレ−ム内共通供給通路17、記録液体の連絡通路1
5、記録液体の共通供給通路14、記録液体個別供給通
路8を経て、発熱部真上の通路9と記録液体噴出飛行方
向案内通路12に充満し、記録液体が記録液体噴出口1
3から噴出しない程度に、記録液体噴出口13における
記録液体の表面張力と、記録液体タンク18からの供給
圧力(図示しないポンプ等による。)とが、バランスさ
れている。このバランスされている状態において、発熱
抵抗体からなる発熱部4と電気的に接続されている半導
体回路3に、記録する文字、画像等に応じた駆動信号が
入力されると、発熱部4に駆動信号に応じた電流が流
れ、発熱部4が急速に発熱する。
【0017】発熱抵抗体からなる発熱部4が発熱するこ
とにより、熱エネルギーが記録液体に作用する部分であ
る発熱部4上において記録液体に熱エネルギーによる状
態変化が発生し、記録液体が膨張し気泡を発生する。こ
の膨張した気泡は、発熱部真上の通路9に充満し、記録
液体個別供給通路8からの記録液体の供給を完全に遮断
(完全に遮断する構成は後述する。)するとともに、記
録液体噴出飛行方向案内通路12の記録液体噴出口13
にかけて充満していた記録液体を、一気に噴出して飛行
液滴粒子とし、記録対象物19めがけて所定の噴出飛行
方向へ飛行させる。記録対象物19に飛行してきた記録
液体の飛行液滴粒子は、記録対象物19に付着し、文
字、画像等を構成する付着した記録液体20となる。
とにより、熱エネルギーが記録液体に作用する部分であ
る発熱部4上において記録液体に熱エネルギーによる状
態変化が発生し、記録液体が膨張し気泡を発生する。こ
の膨張した気泡は、発熱部真上の通路9に充満し、記録
液体個別供給通路8からの記録液体の供給を完全に遮断
(完全に遮断する構成は後述する。)するとともに、記
録液体噴出飛行方向案内通路12の記録液体噴出口13
にかけて充満していた記録液体を、一気に噴出して飛行
液滴粒子とし、記録対象物19めがけて所定の噴出飛行
方向へ飛行させる。記録対象物19に飛行してきた記録
液体の飛行液滴粒子は、記録対象物19に付着し、文
字、画像等を構成する付着した記録液体20となる。
【0018】さらに、図3に示す本発明の基本構成関係
説明図を使用して、記録する文字・画像等に応じた駆動
信号により発熱部4を急速に発熱させ、記録液体に熱エ
ネルギーによる状態変化を発生して発熱部真上の通路9
を気泡で充満し、記録液体噴出飛行方向案内通路12中
の記録液体を噴出して飛行液滴粒子を形成し、記録対象
物に文字、画像等を記録する記録装置および記録方法を
詳細に説明する。本発明の記録液体噴出による記録装置
および記録方法の基本的な動作は、発熱抵抗体からなる
発熱部4を中心に、熱エネルギーが記録液体に作用する
部分である発熱部真上の通路9と、発熱部真上の通路9
に連通し記録液体を発熱部真上の通路9に供給する記録
液体個別供給通路8と、記録液体が充満しており、発熱
部真上の通路9に充満した気泡により記録液体噴出口1
3から記録液体を所定方向に噴出して飛行液滴粒子を形
成する記録液体噴出飛行方向案内通路12と、少なくと
も3通路を有する構成とすることにより作用し、本発明
の効果が可能となる。
説明図を使用して、記録する文字・画像等に応じた駆動
信号により発熱部4を急速に発熱させ、記録液体に熱エ
ネルギーによる状態変化を発生して発熱部真上の通路9
を気泡で充満し、記録液体噴出飛行方向案内通路12中
の記録液体を噴出して飛行液滴粒子を形成し、記録対象
物に文字、画像等を記録する記録装置および記録方法を
詳細に説明する。本発明の記録液体噴出による記録装置
および記録方法の基本的な動作は、発熱抵抗体からなる
発熱部4を中心に、熱エネルギーが記録液体に作用する
部分である発熱部真上の通路9と、発熱部真上の通路9
に連通し記録液体を発熱部真上の通路9に供給する記録
液体個別供給通路8と、記録液体が充満しており、発熱
部真上の通路9に充満した気泡により記録液体噴出口1
3から記録液体を所定方向に噴出して飛行液滴粒子を形
成する記録液体噴出飛行方向案内通路12と、少なくと
も3通路を有する構成とすることにより作用し、本発明
の効果が可能となる。
【0019】また、前記3通路を有する構成において、
図3に一例を示すように、発熱部4(四辺形の例を示
す。)の面積Srと、発熱部4の面と対向する発熱部真
上の通路9(円形の例を示す。)の記録液体噴出飛行方
向案内通路12との連通側の断面積Stとの関係を、面
積Sr≧断面積Stとし、少なくとも前者は後者より大
きくなるように、すなわち、発熱部真上の通路9の全周
を発熱部4の全周内に形成することにより本発明の効果
が可能となる。なお、発熱部4の面積Srと発熱部真上
の通路9の断面積Stとの関係は、所要の目的に合わ
せ、すべてを面積Sr≧断面積Stとするか、一部を面
積Sr≧断面積Stとすることができる。さらに、ま
た、上記3通路の構成において、発熱部4の辺Lr(長
方形の場合は長辺とする。)と、発熱部4の面と対向す
る発熱部真上の通路9の記録液体噴出飛行方向案内通路
12との連通側の断面の辺Lt(円の場合は直径、楕円
の場合は長径とする。)との関係を、辺Lr≧辺Ltと
し、少なくとも前者は後者より大きくなるようにして、
記録液体を加熱して状態変化を発生させ、記録液体を膨
張し気泡を発生し、発熱部真上の通路9に充満した気泡
が発熱部真上の通路9を塞ぐように形成することにより
本発明の効果が可能となる。
図3に一例を示すように、発熱部4(四辺形の例を示
す。)の面積Srと、発熱部4の面と対向する発熱部真
上の通路9(円形の例を示す。)の記録液体噴出飛行方
向案内通路12との連通側の断面積Stとの関係を、面
積Sr≧断面積Stとし、少なくとも前者は後者より大
きくなるように、すなわち、発熱部真上の通路9の全周
を発熱部4の全周内に形成することにより本発明の効果
が可能となる。なお、発熱部4の面積Srと発熱部真上
の通路9の断面積Stとの関係は、所要の目的に合わ
せ、すべてを面積Sr≧断面積Stとするか、一部を面
積Sr≧断面積Stとすることができる。さらに、ま
た、上記3通路の構成において、発熱部4の辺Lr(長
方形の場合は長辺とする。)と、発熱部4の面と対向す
る発熱部真上の通路9の記録液体噴出飛行方向案内通路
12との連通側の断面の辺Lt(円の場合は直径、楕円
の場合は長径とする。)との関係を、辺Lr≧辺Ltと
し、少なくとも前者は後者より大きくなるようにして、
記録液体を加熱して状態変化を発生させ、記録液体を膨
張し気泡を発生し、発熱部真上の通路9に充満した気泡
が発熱部真上の通路9を塞ぐように形成することにより
本発明の効果が可能となる。
【0020】また、前記基本構成において、図1、図3
に示すように、発熱部真上の通路9の軸方向ベクトルA
と、記録液体個別供給通路8の軸方向ベクトルBとで形
成する夾角Θを60°<Θ<90°とする。(夾角Θの
限定値60°および90°は、多少の(例えば45°<
Θ<105°)幅を持っても実用上差し支えない値であ
り、約60°<Θ<約90°ということである。) このように夾角Θを60°<Θ<90°とすることによ
り、発熱抵抗体からなる発熱部4において記録液体に熱
エネルギーによる状態変化を発生させ、記録液体を膨張
させ、気泡を発生し、発熱部真上の通路9に充満した気
泡は、記録液体の個別供給通路8からの記録液体の供給
を完全に遮断する効果を発揮する。この効果は、記録液
体の膨張により発生した気泡と発熱部真上の通路9の周
壁(隔壁7を含む。)と発熱部4および発熱部真上の通
路9の面積Sr≧と断面積St、辺Lr≧辺Ltとの作
用効果による。夾角Θは、90°より小さいほうが記録
液体の切れがよく、記録が鮮明になるが、あまり小さく
することは製造上困難なものとなり、理想的には90°
よりの鋭角であることが望ましく、逆に、図4に示すよ
うに、90°を超え鈍角になればなるほど、記録液体個
別供給通路8からの記録液体の巻き込みが発生しやすく
なる。
に示すように、発熱部真上の通路9の軸方向ベクトルA
と、記録液体個別供給通路8の軸方向ベクトルBとで形
成する夾角Θを60°<Θ<90°とする。(夾角Θの
限定値60°および90°は、多少の(例えば45°<
Θ<105°)幅を持っても実用上差し支えない値であ
り、約60°<Θ<約90°ということである。) このように夾角Θを60°<Θ<90°とすることによ
り、発熱抵抗体からなる発熱部4において記録液体に熱
エネルギーによる状態変化を発生させ、記録液体を膨張
させ、気泡を発生し、発熱部真上の通路9に充満した気
泡は、記録液体の個別供給通路8からの記録液体の供給
を完全に遮断する効果を発揮する。この効果は、記録液
体の膨張により発生した気泡と発熱部真上の通路9の周
壁(隔壁7を含む。)と発熱部4および発熱部真上の通
路9の面積Sr≧と断面積St、辺Lr≧辺Ltとの作
用効果による。夾角Θは、90°より小さいほうが記録
液体の切れがよく、記録が鮮明になるが、あまり小さく
することは製造上困難なものとなり、理想的には90°
よりの鋭角であることが望ましく、逆に、図4に示すよ
うに、90°を超え鈍角になればなるほど、記録液体個
別供給通路8からの記録液体の巻き込みが発生しやすく
なる。
【0021】また、図1、図3に示すように、前記構成
において、記録液体噴出飛行方向案内通路12の軸方向
のベクトルCあるいはベクトルCの延長線と、発熱部真
上の通路9の軸方向のベクトルAとで形成する夾角Φを
0°<Φ≦45°とする。なお、図1では、記録液体噴
出飛行方向案内通路12の軸方向のベクトルCを、記録
対象物19の移動方向に設けた例を示しているが、この
記録液体噴出飛行方向案内通路12の軸方向のベクトル
Cは、所要の方向でよく、例えば、発熱部真上の通路9
の軸方向のベクトルAとで形成する夾角Φを維持しつ
つ、記録対象物19の移動方向と反対方向でも良い。こ
の夾角Φを0°<Φ≦45°とすることにより、発熱部
真上の通路9に充満していた記録液体は、発熱抵抗体か
らなる発熱部4において、発熱部4の発熱により記録液
体に熱エネルギーによる状態変化を発生させ、記録液体
を膨張させ、気泡を発生し、この気泡を通路全周を塞ぐ
ように形成しつつ、記録液体を押し出す水鉄砲的な作用
により、発熱部4の面の真上へ平行に、発熱部真上の通
路9の軸方向のベクトルAに沿って急上昇する。この作
用は、発熱部4の発熱エネルギーの効果的利用手段と、
記録液体を所要の方向に噴出飛行させる手段とを切分
け、組合わせたことより可能としたものである。
において、記録液体噴出飛行方向案内通路12の軸方向
のベクトルCあるいはベクトルCの延長線と、発熱部真
上の通路9の軸方向のベクトルAとで形成する夾角Φを
0°<Φ≦45°とする。なお、図1では、記録液体噴
出飛行方向案内通路12の軸方向のベクトルCを、記録
対象物19の移動方向に設けた例を示しているが、この
記録液体噴出飛行方向案内通路12の軸方向のベクトル
Cは、所要の方向でよく、例えば、発熱部真上の通路9
の軸方向のベクトルAとで形成する夾角Φを維持しつ
つ、記録対象物19の移動方向と反対方向でも良い。こ
の夾角Φを0°<Φ≦45°とすることにより、発熱部
真上の通路9に充満していた記録液体は、発熱抵抗体か
らなる発熱部4において、発熱部4の発熱により記録液
体に熱エネルギーによる状態変化を発生させ、記録液体
を膨張させ、気泡を発生し、この気泡を通路全周を塞ぐ
ように形成しつつ、記録液体を押し出す水鉄砲的な作用
により、発熱部4の面の真上へ平行に、発熱部真上の通
路9の軸方向のベクトルAに沿って急上昇する。この作
用は、発熱部4の発熱エネルギーの効果的利用手段と、
記録液体を所要の方向に噴出飛行させる手段とを切分
け、組合わせたことより可能としたものである。
【0022】上述のように、本発明の記録液体噴出によ
る記録装置は、発熱抵抗体からなる発熱部4を中心に、
発熱部真上の通路9、記録液体個別供給通路8、記録液
体噴出飛行方向案内通路12の少なくとも3通路を有す
る構成とし、さらに、発熱部4の面積Srと、発熱部4
の面と対向する発熱部真上の通路9の記録液体噴出飛行
方向案内通路12との連通側の断面積Stとの関係を、
面積Sr≧断面積Stとし、前記3通路のそれぞれの軸
方向ベクトルで形成する夾角を、45°<Θ<105
°、0°<Φ≦45°と形成したことにより、駆動信号
により駆動された発熱部4の発熱エネルギーにより発生
した気泡は、発熱部真上の通路9への記録液体の供給を
完全に遮断するとともに、発熱部真上の通路9の延長と
記録液体噴出飛行方向案内通路12に水鉄砲的な作用に
より、記録液体を記録液体噴出口より噴出飛行させるの
で、記録液体の余分な液滴粒子の供連れを完全に防止
し、液滴粒子がより小さくなることより高精細化に適
し、切れの良さにより高速化を図ることができる。な
お、図3に示すように、発熱部真上の通路9の有効部分
は、発熱部4の面から、記録液体の噴出飛行方向案内通
路12の入口側の面までの長さLmであり、したがっ
て、本発明の作用が発生する限り、通路カバー10の厚
さはt≧0であれば良い。
る記録装置は、発熱抵抗体からなる発熱部4を中心に、
発熱部真上の通路9、記録液体個別供給通路8、記録液
体噴出飛行方向案内通路12の少なくとも3通路を有す
る構成とし、さらに、発熱部4の面積Srと、発熱部4
の面と対向する発熱部真上の通路9の記録液体噴出飛行
方向案内通路12との連通側の断面積Stとの関係を、
面積Sr≧断面積Stとし、前記3通路のそれぞれの軸
方向ベクトルで形成する夾角を、45°<Θ<105
°、0°<Φ≦45°と形成したことにより、駆動信号
により駆動された発熱部4の発熱エネルギーにより発生
した気泡は、発熱部真上の通路9への記録液体の供給を
完全に遮断するとともに、発熱部真上の通路9の延長と
記録液体噴出飛行方向案内通路12に水鉄砲的な作用に
より、記録液体を記録液体噴出口より噴出飛行させるの
で、記録液体の余分な液滴粒子の供連れを完全に防止
し、液滴粒子がより小さくなることより高精細化に適
し、切れの良さにより高速化を図ることができる。な
お、図3に示すように、発熱部真上の通路9の有効部分
は、発熱部4の面から、記録液体の噴出飛行方向案内通
路12の入口側の面までの長さLmであり、したがっ
て、本発明の作用が発生する限り、通路カバー10の厚
さはt≧0であれば良い。
【0023】つぎに、本発明の記録液体噴出による記録
装置に使用している上述した記録ヘッドの半導体プロセ
スによる形成を説明する。高精細な記録が可能であり、
生産性のあるマルチノズル記録ヘッドを使用した記録液
体噴出による記録装置および記録方法を提供するため
に、本発明において使用する記録ヘッド1の発熱抵抗体
からなる発熱部4の発熱抵抗体は、金属酸化物薄膜発熱
抵抗体、例えばTa−Si−SiOを使用し、発熱抵抗
体の上に特別の保護層を不用としている。このために、
発熱した熱エネルギーの記録液体への作用は極めて効果
的であり、従来より1桁以上小さいエネルギーで作用可
能である。したがって、半導体基板2上に、発熱部4の
発熱抵抗体を駆動する記録駆動回路や記録駆動回路へ記
録デ−タを入力し転送するための記録信号回路等とから
なる半導体回路3と、発熱抵抗体からなる発熱部4と、
駆動用電極5とを半導体プロセスにより形成することが
可能となる。
装置に使用している上述した記録ヘッドの半導体プロセ
スによる形成を説明する。高精細な記録が可能であり、
生産性のあるマルチノズル記録ヘッドを使用した記録液
体噴出による記録装置および記録方法を提供するため
に、本発明において使用する記録ヘッド1の発熱抵抗体
からなる発熱部4の発熱抵抗体は、金属酸化物薄膜発熱
抵抗体、例えばTa−Si−SiOを使用し、発熱抵抗
体の上に特別の保護層を不用としている。このために、
発熱した熱エネルギーの記録液体への作用は極めて効果
的であり、従来より1桁以上小さいエネルギーで作用可
能である。したがって、半導体基板2上に、発熱部4の
発熱抵抗体を駆動する記録駆動回路や記録駆動回路へ記
録デ−タを入力し転送するための記録信号回路等とから
なる半導体回路3と、発熱抵抗体からなる発熱部4と、
駆動用電極5とを半導体プロセスにより形成することが
可能となる。
【0024】図1、図2に示す記録ヘッド1の半導体プ
ロセスによる形成は、半導体プロセスで一般的な酸化、
エッチング、膜(酸化膜)形成、層(エピタキシャル
層)形成、拡散、スパッタ、蒸着、アニール等の組合せ
により形成が可能である。半導体基板2上に、発熱抵抗
体からなる発熱部4を駆動する記録駆動回路、記録駆動
回路に記録デ−タを入力し転送するための記録信号回路
等からなる半導体回路3を形成し、さらに、発熱抵抗体
からなる発熱部4と駆動用電極5を形成した上に、エッ
チングによる記録液体の連絡通路15、耐水性フィルム
レジストの接着・露光・現像・レジスト除去による隔壁
7、複数の記録液体個別供給通路8、複数の発熱部真上
の通路9の一部を形成した上に、PETフィルム貼付け
による通路カバー10とエッチングによる発熱部真上の
通路9の一部と、例えば、PETフィルム貼付けによる
外壁11の形成と、斜め露光によるエッチングにより複
数の記録液体噴出飛行方向案内通路12と記録液体噴出
口13とを形成するプロセスによって実現する。
ロセスによる形成は、半導体プロセスで一般的な酸化、
エッチング、膜(酸化膜)形成、層(エピタキシャル
層)形成、拡散、スパッタ、蒸着、アニール等の組合せ
により形成が可能である。半導体基板2上に、発熱抵抗
体からなる発熱部4を駆動する記録駆動回路、記録駆動
回路に記録デ−タを入力し転送するための記録信号回路
等からなる半導体回路3を形成し、さらに、発熱抵抗体
からなる発熱部4と駆動用電極5を形成した上に、エッ
チングによる記録液体の連絡通路15、耐水性フィルム
レジストの接着・露光・現像・レジスト除去による隔壁
7、複数の記録液体個別供給通路8、複数の発熱部真上
の通路9の一部を形成した上に、PETフィルム貼付け
による通路カバー10とエッチングによる発熱部真上の
通路9の一部と、例えば、PETフィルム貼付けによる
外壁11の形成と、斜め露光によるエッチングにより複
数の記録液体噴出飛行方向案内通路12と記録液体噴出
口13とを形成するプロセスによって実現する。
【0025】記録液体噴出飛行方向案内通路12と記録
液体噴出口13とを形成する他の手段として、外壁11
の材料に、例えば、感光性ガラス(例えば、HOYA製
ガラスセラミックスPEG3等)を使用し、斜め露光し
て、あらかじめ外壁11のプレートを製作する手段があ
り、50〜100μmの厚さも可能である。あらかじめ
製作した、半導体基板2のウェハと同じサイズの外壁1
1のプレートは、隔壁7が形成されている半導体基板2
のウェハに位置合わせして接着し、各マルチノズル記録
ヘッド毎に切り出し、記録ヘッド取付けフレーム台16
上に取り付ける。このようなプロセスによって、各種の
高精細化の記録ピッチ600dpi以上(ドットサイズ
40μm以下)、および従来より1桁以上少ない小電力
(3μJ)、従来の記録時間の1桁以上の高速化(1M
ドット/秒)、かつ、廉価な優れたマルチノズル記録ヘ
ッド(100〜数千ノズル)を実現することが可能であ
る。
液体噴出口13とを形成する他の手段として、外壁11
の材料に、例えば、感光性ガラス(例えば、HOYA製
ガラスセラミックスPEG3等)を使用し、斜め露光し
て、あらかじめ外壁11のプレートを製作する手段があ
り、50〜100μmの厚さも可能である。あらかじめ
製作した、半導体基板2のウェハと同じサイズの外壁1
1のプレートは、隔壁7が形成されている半導体基板2
のウェハに位置合わせして接着し、各マルチノズル記録
ヘッド毎に切り出し、記録ヘッド取付けフレーム台16
上に取り付ける。このようなプロセスによって、各種の
高精細化の記録ピッチ600dpi以上(ドットサイズ
40μm以下)、および従来より1桁以上少ない小電力
(3μJ)、従来の記録時間の1桁以上の高速化(1M
ドット/秒)、かつ、廉価な優れたマルチノズル記録ヘ
ッド(100〜数千ノズル)を実現することが可能であ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、発熱部と、発熱部真上
の通路と、発熱部真上の通路と連通する記録液体個別供
給通路と、発熱部真上の通路と連通する記録液体噴出飛
行方向案内通路とを有する記録ヘッドを備え、記録液体
を発熱部で加熱して熱エネルギーによる状態変化を発生
させ、発生した気泡により発熱部真上の通路を充満し、
記録液体を記録液体噴出飛行方向案内通路から噴出し飛
行液滴粒子を形成するとともに、発熱部真上の通路を充
満している気泡により連通する記録液体個別供給通路か
らの余分な記録液体を引き込みを完全に遮断するように
した記録液体噴出による記録装置および記録方法を提供
することができる。なお、Φ=0において、発熱部真上
の通路と記録液体噴出飛行方向案内通路とが直線となっ
ても、発熱部真上の通路における効果は、同じである。
の通路と、発熱部真上の通路と連通する記録液体個別供
給通路と、発熱部真上の通路と連通する記録液体噴出飛
行方向案内通路とを有する記録ヘッドを備え、記録液体
を発熱部で加熱して熱エネルギーによる状態変化を発生
させ、発生した気泡により発熱部真上の通路を充満し、
記録液体を記録液体噴出飛行方向案内通路から噴出し飛
行液滴粒子を形成するとともに、発熱部真上の通路を充
満している気泡により連通する記録液体個別供給通路か
らの余分な記録液体を引き込みを完全に遮断するように
した記録液体噴出による記録装置および記録方法を提供
することができる。なお、Φ=0において、発熱部真上
の通路と記録液体噴出飛行方向案内通路とが直線となっ
ても、発熱部真上の通路における効果は、同じである。
【図1】本発明の装置に使用している記録ヘッドの部分
拡大説明図。
拡大説明図。
【図2】本発明の装置に使用している半導体プロセスに
より形成した記録ヘッドの構成図。
より形成した記録ヘッドの構成図。
【図3】本発明の基本構成関係説明図。
【図4】従来の装置に使用している記録ヘッドの記録液
体通路と発熱部の動作説明図。
体通路と発熱部の動作説明図。
【図5】従来の装置に使用している記録ヘッドの発熱部
の通路の製造説明図。
の通路の製造説明図。
1…記録ヘッド、2…半導体基板、3…半導体回路、4
…発熱部、5…駆動用電極、6…配線電極、7…隔壁、
8…記録液体個別供給通路、9…発熱部真上の通路、1
0…通路カバー、11…外壁、12…記録液体噴出飛行
方向案内通路、13…記録液体噴出口、14…記録液体
の共通供給通路、15…記録液体の連絡通路、16…記
録ヘッド取付けフレーム台、17…記録液体のフレーム
内共通供給通路、18…記録液体タンク、19…記録対
象物、20…記録液体、41…記録液体供給通路、42
…発熱体、43…記録液体吐出通路、44…記録液体吐
出口、51…記録液体の供給通路、52…発熱部、53
…記録液体噴出飛行方向案内通路、54…発熱部真上の
通路、55…駆動電極、56…隔壁、57…外壁。
…発熱部、5…駆動用電極、6…配線電極、7…隔壁、
8…記録液体個別供給通路、9…発熱部真上の通路、1
0…通路カバー、11…外壁、12…記録液体噴出飛行
方向案内通路、13…記録液体噴出口、14…記録液体
の共通供給通路、15…記録液体の連絡通路、16…記
録ヘッド取付けフレーム台、17…記録液体のフレーム
内共通供給通路、18…記録液体タンク、19…記録対
象物、20…記録液体、41…記録液体供給通路、42
…発熱体、43…記録液体吐出通路、44…記録液体吐
出口、51…記録液体の供給通路、52…発熱部、53
…記録液体噴出飛行方向案内通路、54…発熱部真上の
通路、55…駆動電極、56…隔壁、57…外壁。
Claims (7)
- 【請求項1】 記録液体を噴出口から噴出する複数の記
録液体噴出通路と、前記記録液体の複数の供給通路と、
前記記録液体を加熱する複数の発熱部とを備えた記録ヘ
ッドを有するものであって、前記発熱部で前記記録液体
を加熱し、前記記録液体に熱エネルギーによる状態変化
を発生させ、前記噴出口より前記記録液体を噴出し飛行
液滴粒子を形成する記録液体噴出による記録装置におい
て、 前記発熱部で発生した熱エネルギーが前記記録液体に作
用する部分である複数の発熱部真上の通路と、 該発熱部真上の通路と連通する複数の記録液体個別供給
通路と、 前記発熱部真上の通路と連通する複数の記録液体噴出飛
行方向案内通路の少なくとも3通路を備え、 前記発熱部に電気的に接続され、駆動信号により前記発
熱部を駆動する半導体回路を備えた記録ヘッドを有し、 前記半導体回路に入力した駆動信号により前記発熱部を
駆動し、前記駆動信号に応じて前記記録液体を加熱し、
前記記録液体に熱エネルギーによる状態変化を発生さ
せ、気泡を発生し、該気泡により発熱部真上の通路を充
満し、前記記録液体個別供給通路からの前記記録液体の
供給を遮断し、前記記録液体噴出飛行方向案内通路より
前記記録液体を噴出し飛行液滴粒子を形成することを特
徴とする記録液体噴出による記録装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、複数の発
熱部と複数の発熱部真上の通路は、少なくとも、前記発
熱部の面積を、前記発熱部の面と対向する前記発熱部真
上の通路の記録液体噴出飛行方向案内通路との連通側の
断面積より、大きく形成したものであることを特徴とす
る記録液体噴出による記録装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、複数の発
熱部と複数の発熱部真上の通路の一部は、少なくとも、
前記発熱部の面積を、前記発熱部の面と対向する前記発
熱部真上の通路の記録液体噴出飛行方向案内通路との連
通側の断面積より、大きく形成したものであることを特
徴とする記録液体噴出による記録装置。 - 【請求項4】 記録液体を噴出口から噴出する複数の記
録液体噴出通路と、前記記録液体の複数の供給通路と、
前記記録液体を加熱する複数の発熱部とを備えた記録ヘ
ッドを有するものであって、前記発熱部で前記記録液体
を加熱し、前記記録液体に熱エネルギーによる状態変化
を発生させ、前記噴出口より前記記録液体を噴出し飛行
液滴粒子を形成する記録液体噴出による記録装置におい
て、 前記発熱部で発生した熱エネルギーが前記記録液体に作
用する部分である複数の発熱部真上の通路と、 該発熱部真上の通路と連通する複数の記録液体個別供給
通路と、 前記発熱部真上の通路と連通する複数の記録液体噴出飛
行方向案内通路の少なくとも3通路を備え、 前記発熱部真上の通路の軸方向のベクトルと、前記記録
液体個別供給通路の軸方向のベクトルとで形成する夾角
Θが45°<Θ<105°に、 前記発熱部真上の通路の軸方向のベクトルと、前記記録
液体噴出飛行方向案内通路の軸方向のベクトルとで形成
する夾角Φが0°<Φ≦45°に設定されており、 前記発熱部に電気的に接続され、駆動信号により前記発
熱部を駆動する半導体回路を備えた記録ヘッドを有し、 前記半導体回路に入力した駆動信号により前記発熱部を
駆動し、前記駆動信号に応じて前記記録液体を加熱し、
前記記録液体に熱エネルギーによる状態変化を発生さ
せ、気泡を発生し、該気泡により発熱部真上の通路を充
満し、前記記録液体個別供給通路からの前記記録液体の
供給を遮断し、前記記録液体噴出飛行方向案内通路より
前記記録液体を噴出し飛行液滴粒子を形成することを特
徴とする記録液体噴出による記録装置。 - 【請求項5】 請求項4記載のものにおいて、複数の発
熱部と複数の発熱部真上の通路は、少なくとも、前記発
熱部の面積を、前記発熱部の面と対向する前記発熱部真
上の通路の記録液体噴出飛行方向案内通路との連通側の
断面積より、大きく形成したものであることを特徴とす
る記録液体噴出による記録装置。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5記載のものにおい
て、複数の発熱部と、複数の発熱部真上の通路と、複数
の記録液体噴出飛行方向案内通路と、複数の半導体回路
とを有する記録ヘッドは、 半導体プロセスにより、半導体基板上に、前記発熱部を
駆動する記録駆動回路や該記録駆動回路に記録デ−タを
入力し転送するための記録信号回路等からなる前記半導
体回路と、薄膜の発熱抵抗体からなる前記発熱部と、駆
動用電極とを形成した上に、 前記記録液体個別供給通路と、前記発熱部真上の通路
と、前記記録液体噴出飛行方向案内通路とを形成したも
のであることを特徴とする記録液体噴出による記録装
置。 - 【請求項7】 発熱部で記録液体を加熱し、前記記録液
体に熱エネルギーによる状態変化を発生させ、記録液体
噴出通路の噴出口より前記記録液体を噴出し飛行液滴粒
子を形成する記録液体噴出による記録方法において、 前記発熱部で発生した熱エネルギーが前記記録液体に作
用する部分である発熱部真上の通路と、 該発熱部真上の通路と連通する記録液体個別供給通路
と、 前記発熱部真上の通路と連通する記録液体噴出飛行方向
案内通路の少なくとも3通路を備え、 前記発熱部に電気的に接続され、駆動信号により前記発
熱部を駆動する半導体回路を備えた記録ヘッドを有し、 前記半導体回路に入力した駆動信号で前記発熱部を駆動
することにより前記記録液体を加熱し、前記記録液体に
熱エネルギーで状態変化による気泡を発生させ、該気泡
により前記発熱部真上の通路を充満し、前記記録液体個
別供給通路からの前記記録液体の供給を遮断し、前記記
録液体噴出飛行方向案内通路より前記記録液体を噴出し
飛行液滴粒子を形成することを特徴とする記録液体噴出
による記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24185795A JPH0976499A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 記録液体噴出による記録装置および記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24185795A JPH0976499A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 記録液体噴出による記録装置および記録方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0976499A true JPH0976499A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17080551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24185795A Withdrawn JPH0976499A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 記録液体噴出による記録装置および記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0976499A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1412192A4 (en) * | 2000-10-20 | 2006-04-05 | Silverbrook Res Pty Ltd | CORRECTION OF THE DROPLET PATH FOR MOBILE NOZZLE INKJET PRINTING |
| US7178892B2 (en) | 2001-09-04 | 2007-02-20 | Silverbrook Res Pty Ltd | Printhead-to-platen variable spacing mechanism |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP24185795A patent/JPH0976499A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7284817B2 (en) | 2000-05-23 | 2007-10-23 | Silverbrook Research Pty Ltd | Printer with a self-cleaning inkjet printhead assembly |
| US7467859B2 (en) | 2000-05-23 | 2008-12-23 | Silverbrook Research Pty Ltd | Pagewidth printhead assembly with ink distribution arrangement |
| US7931358B2 (en) | 2000-05-23 | 2011-04-26 | Silverbrook Research Pty Ltd | Pagewidth printhead assembly with top-fed ink ducts |
| US8075112B2 (en) | 2000-05-23 | 2011-12-13 | Silverbrook Research Pty Ltd | Printhead assembly with air cleaning arrangement |
| EP1412192A4 (en) * | 2000-10-20 | 2006-04-05 | Silverbrook Res Pty Ltd | CORRECTION OF THE DROPLET PATH FOR MOBILE NOZZLE INKJET PRINTING |
| US7178892B2 (en) | 2001-09-04 | 2007-02-20 | Silverbrook Res Pty Ltd | Printhead-to-platen variable spacing mechanism |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |