JPH0976890A - ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents
ブレーキ液圧制御装置Info
- Publication number
- JPH0976890A JPH0976890A JP24025495A JP24025495A JPH0976890A JP H0976890 A JPH0976890 A JP H0976890A JP 24025495 A JP24025495 A JP 24025495A JP 24025495 A JP24025495 A JP 24025495A JP H0976890 A JPH0976890 A JP H0976890A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake fluid
- pressure
- reservoir tank
- brake
- wheel cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明はホイルシリンダの増圧制御と、ホイ
ルシリンダの減圧制御とを行うブレーキ液圧制御装置に
関し、常に十分な増圧能力および減圧能力を確保するこ
とを目的とする。 【解決手段】 原位置復帰機能を備えるリザーバタンク
54内のブレーキフルードをホイルシリンダ28,30
に供給して増圧制御を行う。ホイルシリンダ28,30
内のブレーキフルードをリザーバタンク54内に流出さ
せて減圧制御を行う。リザーバタンク54内のブレーキ
フルードを基準値に復帰させる必要がある場合に、マス
タシリンダ12でリザーバタンク54を加圧し、ピスト
ン54をスプリング54dの付勢力に抗って変位させ
る。スプリング54dに大きなバネ定数を付与して、マ
スタシリンダ圧の消滅後、ピストン54dを即座に原位
置に復帰させる。
ルシリンダの減圧制御とを行うブレーキ液圧制御装置に
関し、常に十分な増圧能力および減圧能力を確保するこ
とを目的とする。 【解決手段】 原位置復帰機能を備えるリザーバタンク
54内のブレーキフルードをホイルシリンダ28,30
に供給して増圧制御を行う。ホイルシリンダ28,30
内のブレーキフルードをリザーバタンク54内に流出さ
せて減圧制御を行う。リザーバタンク54内のブレーキ
フルードを基準値に復帰させる必要がある場合に、マス
タシリンダ12でリザーバタンク54を加圧し、ピスト
ン54をスプリング54dの付勢力に抗って変位させ
る。スプリング54dに大きなバネ定数を付与して、マ
スタシリンダ圧の消滅後、ピストン54dを即座に原位
置に復帰させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレーキ液圧制御
装置に係り、特に、リザーバタンク内のブレーキフルー
ドをホイルシリンダに供給してホイルシリンダ圧を増圧
する増圧制御と、ホイルシリンダ内のブレーキフルード
を前記リザーバタンク内に流出させてホイルシリンダ圧
を減圧する減圧制御とを行うブレーキ装置のブレーキ液
圧を制御するブレーキ液圧制御装置に関する。
装置に係り、特に、リザーバタンク内のブレーキフルー
ドをホイルシリンダに供給してホイルシリンダ圧を増圧
する増圧制御と、ホイルシリンダ内のブレーキフルード
を前記リザーバタンク内に流出させてホイルシリンダ圧
を減圧する減圧制御とを行うブレーキ装置のブレーキ液
圧を制御するブレーキ液圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平7−52768
号に開示される如く、車両の走行状態に応じてホイルシ
リンダ圧を増減させるブレーキ装置が知られている。上
記従来の装置は、ブレーキ装置の油圧回路内に、ブレー
キフルードを蓄える液溜室、および同様にブレーキフル
ードを蓄えるリザーバタンクを備えている。
号に開示される如く、車両の走行状態に応じてホイルシ
リンダ圧を増減させるブレーキ装置が知られている。上
記従来の装置は、ブレーキ装置の油圧回路内に、ブレー
キフルードを蓄える液溜室、および同様にブレーキフル
ードを蓄えるリザーバタンクを備えている。
【0003】上述した液溜室には、所定量のブレーキフ
ルードが蓄えられている。液溜室内のブレーキフルード
は、所定の運転状況下で、ポンプによって汲み上げられ
てホイルシリンダに供給される。このようにホイルシリ
ンダにブレーキフルードが供給されると、ホイルシリン
ダ圧が増圧されて制動力が増大される。
ルードが蓄えられている。液溜室内のブレーキフルード
は、所定の運転状況下で、ポンプによって汲み上げられ
てホイルシリンダに供給される。このようにホイルシリ
ンダにブレーキフルードが供給されると、ホイルシリン
ダ圧が増圧されて制動力が増大される。
【0004】ホイルシリンダには、弁機構を介してリザ
ーバタンクが連通されている。弁機構は、制動力を低減
させるべき所定の運転状況下で開弁される。弁機構が開
弁されると、ホイルシリンダとリザーバタンクとが連通
状態となり、ブレーキフルードの流出に伴ってホイルシ
リンダ圧が減圧される。このようにしてホイルシリンダ
圧が減圧されると、車輪の発する制動力が減少される。
このように、上記従来の装置によれば、増圧用のポン
プ、及び減圧用の弁機構を適当に駆動することで、ホイ
ルシリンダ圧を増圧又は減圧して、制動力を制御するこ
とができる。
ーバタンクが連通されている。弁機構は、制動力を低減
させるべき所定の運転状況下で開弁される。弁機構が開
弁されると、ホイルシリンダとリザーバタンクとが連通
状態となり、ブレーキフルードの流出に伴ってホイルシ
リンダ圧が減圧される。このようにしてホイルシリンダ
圧が減圧されると、車輪の発する制動力が減少される。
このように、上記従来の装置によれば、増圧用のポン
プ、及び減圧用の弁機構を適当に駆動することで、ホイ
ルシリンダ圧を増圧又は減圧して、制動力を制御するこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
装置において、液溜室内のフルードの量は、液溜室から
ホイルシリンダへ向けてフルードが圧送されるに従って
少量となる。従って、液溜室内のフルードは、ホイルシ
リンダ圧を増圧するための制御(以下、増圧制御と称
す)が実行されるに従って減少する。このため、常に十
分な増圧能力を発揮するためには、増圧制御の実行に伴
って液溜室から流出した量のフルードを、増圧制御の終
了後に液溜室に補給する必要がある。
装置において、液溜室内のフルードの量は、液溜室から
ホイルシリンダへ向けてフルードが圧送されるに従って
少量となる。従って、液溜室内のフルードは、ホイルシ
リンダ圧を増圧するための制御(以下、増圧制御と称
す)が実行されるに従って減少する。このため、常に十
分な増圧能力を発揮するためには、増圧制御の実行に伴
って液溜室から流出した量のフルードを、増圧制御の終
了後に液溜室に補給する必要がある。
【0006】一方、上記従来の装置において、リザーバ
タンク内のフルードの量は、ホイルシリンダからリザー
バタンクに向けてフルードが流出するに連れて多量とな
る。従って、液溜室内のフルードは、ホイルシリンダ圧
を減圧するための制御(以下、減圧制御と称す)が実行
されるに従って増加する。このため、十分な減圧能力を
得るためには、リザーバタンク内に十分な空き容量を確
保しておくことが必要である。
タンク内のフルードの量は、ホイルシリンダからリザー
バタンクに向けてフルードが流出するに連れて多量とな
る。従って、液溜室内のフルードは、ホイルシリンダ圧
を減圧するための制御(以下、減圧制御と称す)が実行
されるに従って増加する。このため、十分な減圧能力を
得るためには、リザーバタンク内に十分な空き容量を確
保しておくことが必要である。
【0007】従って、上記従来の装置において、十分な
増圧能力と減圧能力とを常に確保するためには、リザー
バタンク内にブレーキフルードを流入させることなく、
速やかに液溜室にブレーキフルードを補給することが必
要である。しかしながら、上記公報には、かかる要求を
満たすブレーキフルードの補給方法は開示されていな
い。この点で、上記従来の装置は、増圧能力と減圧能力
とを十分に確保することについての配慮を欠くものであ
った。
増圧能力と減圧能力とを常に確保するためには、リザー
バタンク内にブレーキフルードを流入させることなく、
速やかに液溜室にブレーキフルードを補給することが必
要である。しかしながら、上記公報には、かかる要求を
満たすブレーキフルードの補給方法は開示されていな
い。この点で、上記従来の装置は、増圧能力と減圧能力
とを十分に確保することについての配慮を欠くものであ
った。
【0008】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、増圧制御及び減圧制御の双方を実行するブレー
キ装置において、十分な増圧能力と減圧能力との確保を
可能とすべく、ブレーキ液圧の制御を行うブレーキ液圧
制御装置を提供することを目的とする。
であり、増圧制御及び減圧制御の双方を実行するブレー
キ装置において、十分な増圧能力と減圧能力との確保を
可能とすべく、ブレーキ液圧の制御を行うブレーキ液圧
制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、原位置復帰機能を備えるリザーバタン
ク内のブレーキフルードをホイルシリンダに供給してホ
イルシリンダ圧を増圧する増圧制御と、ホイルシリンダ
内のブレーキフルードを前記リザーバタンク内に流出さ
せてホイルシリンダ圧を減圧する減圧制御とを行うブレ
ーキ装置のブレーキ液圧を制御するブレーキ液圧制御装
置において、リザーバタンクを加圧する加圧手段と、該
加圧手段による加圧処理の後に、前記リザーバタンクを
ほぼ大気圧に開放する大気開放手段と、を備えるブレー
キ液圧制御装置により達成される。
に記載する如く、原位置復帰機能を備えるリザーバタン
ク内のブレーキフルードをホイルシリンダに供給してホ
イルシリンダ圧を増圧する増圧制御と、ホイルシリンダ
内のブレーキフルードを前記リザーバタンク内に流出さ
せてホイルシリンダ圧を減圧する減圧制御とを行うブレ
ーキ装置のブレーキ液圧を制御するブレーキ液圧制御装
置において、リザーバタンクを加圧する加圧手段と、該
加圧手段による加圧処理の後に、前記リザーバタンクを
ほぼ大気圧に開放する大気開放手段と、を備えるブレー
キ液圧制御装置により達成される。
【0010】本発明において、ホイルシリンダ圧は、リ
ザーバタンク内のブレーキフルードがホイルシリンダに
圧送されることにより増圧される。ブレーキフルードを
ホイルシリンダに圧送するにあたっては、リザーバタン
ク内のピストンを、原位置に復帰しようとする力に抗っ
て、リザーバタンクの容積が減少する方向に吸引するこ
とが必要である。
ザーバタンク内のブレーキフルードがホイルシリンダに
圧送されることにより増圧される。ブレーキフルードを
ホイルシリンダに圧送するにあたっては、リザーバタン
ク内のピストンを、原位置に復帰しようとする力に抗っ
て、リザーバタンクの容積が減少する方向に吸引するこ
とが必要である。
【0011】また、ホイルシリンダ圧は、ホイルシリン
ダ内のブレーキフルードがリザーバタンクに向けて流出
することにより減圧される。ブレーキフルードをリザー
バタンクに流入させるにあたっては、リザーバタンク内
のピストンを、原位置に復帰しようとする力に抗って、
リザーバタンクの容積が増加する方向に変位させる必要
がある。ホイルシリンダ圧は高圧であるため、ピストン
がリザーバタンクの容積を増加させる方向に変位する際
には、ピストンに大きな原位置復帰力が作用するように
構成されている。
ダ内のブレーキフルードがリザーバタンクに向けて流出
することにより減圧される。ブレーキフルードをリザー
バタンクに流入させるにあたっては、リザーバタンク内
のピストンを、原位置に復帰しようとする力に抗って、
リザーバタンクの容積が増加する方向に変位させる必要
がある。ホイルシリンダ圧は高圧であるため、ピストン
がリザーバタンクの容積を増加させる方向に変位する際
には、ピストンに大きな原位置復帰力が作用するように
構成されている。
【0012】前記リザーバタンクが、前記加圧手段によ
って加圧されると、リザーバタンク内のピストンは、リ
ザーバタンクの容積が増加する方向に変位する。この
際、ピストンの変位は、大きな原位置復帰力に抗って行
われる。従って、前記大気開放手段によって、リザーバ
タンクが大気圧に開放されると、リザーバタンクのピス
トンは、その後、即座に原位置に復帰し、リザーバタン
ク内のブレーキフルードが、速やかに基準量に調整され
る。
って加圧されると、リザーバタンク内のピストンは、リ
ザーバタンクの容積が増加する方向に変位する。この
際、ピストンの変位は、大きな原位置復帰力に抗って行
われる。従って、前記大気開放手段によって、リザーバ
タンクが大気圧に開放されると、リザーバタンクのピス
トンは、その後、即座に原位置に復帰し、リザーバタン
ク内のブレーキフルードが、速やかに基準量に調整され
る。
【0013】また、上記の目的は、請求項2に記載する
如く、上記請求項1記載のブレーキ液圧制御装置におい
て、前記加圧手段を、ブレーキペダルのストローク量に
応じてブレーキフルードを流出するフルード発生機構
と、該ブレーキ発生機構と前記リザーバタンクとの間に
配設された弁機構と、該弁機構をパルス駆動するパルス
駆動装置と、から構成するブレーキ液圧制御装置によっ
ても達成される。
如く、上記請求項1記載のブレーキ液圧制御装置におい
て、前記加圧手段を、ブレーキペダルのストローク量に
応じてブレーキフルードを流出するフルード発生機構
と、該ブレーキ発生機構と前記リザーバタンクとの間に
配設された弁機構と、該弁機構をパルス駆動するパルス
駆動装置と、から構成するブレーキ液圧制御装置によっ
ても達成される。
【0014】本発明において、リザーバタンクの加圧
は、フルード発生機構から弁機構を介してリザーバタン
クにフルードが供給されることにより行われる。フルー
ド発生機構は、ブレーキペダルのストローク量に応じて
ブレーキフルードを流出する。従って、リザーバタンク
の加圧は、ブレーキペダルにブレーキ踏力が付与されて
いる状況下において行われる。また、リザーバタンクへ
のフルードの流入は、パルス駆動装置によって弁機構が
パルス駆動されることにより行われる。このため、リザ
ーバタンクを加圧する際のフルードの流入が急激に行わ
れることはなく、ブレーキペダルの急激なストローク変
化が防止される。
は、フルード発生機構から弁機構を介してリザーバタン
クにフルードが供給されることにより行われる。フルー
ド発生機構は、ブレーキペダルのストローク量に応じて
ブレーキフルードを流出する。従って、リザーバタンク
の加圧は、ブレーキペダルにブレーキ踏力が付与されて
いる状況下において行われる。また、リザーバタンクへ
のフルードの流入は、パルス駆動装置によって弁機構が
パルス駆動されることにより行われる。このため、リザ
ーバタンクを加圧する際のフルードの流入が急激に行わ
れることはなく、ブレーキペダルの急激なストローク変
化が防止される。
【0015】上記の目的は、請求項3に記載する如く、
上記請求項1記載のブレーキ液圧制御装置において、前
記加圧手段を、前記ホイルシリンダと前記リザーバとの
間に配設された弁機構と、前記増圧制御の終了時に前記
弁機構を開弁する弁駆動装置と、から構成するブレーキ
液圧制御装置によっても達成される。
上記請求項1記載のブレーキ液圧制御装置において、前
記加圧手段を、前記ホイルシリンダと前記リザーバとの
間に配設された弁機構と、前記増圧制御の終了時に前記
弁機構を開弁する弁駆動装置と、から構成するブレーキ
液圧制御装置によっても達成される。
【0016】本発明において、弁機構は、ホイルシリン
ダとリザーバタンクとの導通状態を制御する。前記弁駆
動装置は、増圧制御が終了された際に弁機構を開弁す
る。増圧制御は、リザーバタンク内のフルードをホイル
シリンダに圧送することで行われる。従って、増圧制御
が終了した時点で弁機構が開弁されると、ホイルシリン
ダ内に圧送されたフルードがリザーバタンクに流入し、
リザーバタンク内のフルード量が初期値に復帰される。
ダとリザーバタンクとの導通状態を制御する。前記弁駆
動装置は、増圧制御が終了された際に弁機構を開弁す
る。増圧制御は、リザーバタンク内のフルードをホイル
シリンダに圧送することで行われる。従って、増圧制御
が終了した時点で弁機構が開弁されると、ホイルシリン
ダ内に圧送されたフルードがリザーバタンクに流入し、
リザーバタンク内のフルード量が初期値に復帰される。
【0017】上記の目的は、請求項4に記載する如く、
リザーバタンク内のブレーキフルードをホイルシリンダ
に供給してホイルシリンダ圧を増圧する増圧制御と、ホ
イルシリンダ内のブレーキフルードを前記リザーバタン
ク内に流出させてホイルシリンダ圧を減圧する減圧制御
とを行うブレーキ装置のブレーキ液圧を制御するブレー
キ液圧制御装置において、リザーバタンクを加圧する加
圧手段と、リザーバタンク内のブレーキフルードの量を
検出するフルード量検出手段と、前記リザーバタンク内
のブレーキフルードを汲み上げてマスタシリンダに圧送
するポンプ機構と、前記リザーバタンク内のブレーキフ
ルードが基準量となるように、前記ポンプ機構を駆動す
るポンプ駆動手段と、を備えるブレーキ液圧制御装置に
よっても達成される。
リザーバタンク内のブレーキフルードをホイルシリンダ
に供給してホイルシリンダ圧を増圧する増圧制御と、ホ
イルシリンダ内のブレーキフルードを前記リザーバタン
ク内に流出させてホイルシリンダ圧を減圧する減圧制御
とを行うブレーキ装置のブレーキ液圧を制御するブレー
キ液圧制御装置において、リザーバタンクを加圧する加
圧手段と、リザーバタンク内のブレーキフルードの量を
検出するフルード量検出手段と、前記リザーバタンク内
のブレーキフルードを汲み上げてマスタシリンダに圧送
するポンプ機構と、前記リザーバタンク内のブレーキフ
ルードが基準量となるように、前記ポンプ機構を駆動す
るポンプ駆動手段と、を備えるブレーキ液圧制御装置に
よっても達成される。
【0018】本発明において、リザーバタンク内のブレ
ーキフルードの量は、リザーバタンクが加圧手段により
加圧されることにより増加する。増加したブレーキフル
ードは、フルード量検出手段の検出結果に基づいて、ポ
ンプ駆動手段がポンプ機構を駆動することにより、確実
にリザーバタンクからマスタシリンダに戻される。
ーキフルードの量は、リザーバタンクが加圧手段により
加圧されることにより増加する。増加したブレーキフル
ードは、フルード量検出手段の検出結果に基づいて、ポ
ンプ駆動手段がポンプ機構を駆動することにより、確実
にリザーバタンクからマスタシリンダに戻される。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例のシス
テム構成図を示す。本実施例に示すブレーキ液圧制御装
置は、車両用ブレーキ装置の一部を構成する。本実施例
のシステムは、後述する電子制御ユニット(ECU)1
0によって制御されている。
テム構成図を示す。本実施例に示すブレーキ液圧制御装
置は、車両用ブレーキ装置の一部を構成する。本実施例
のシステムは、後述する電子制御ユニット(ECU)1
0によって制御されている。
【0020】マスタシリンダ12は、その内部に2つの
加圧室を備えるいわゆるタンデム型のシリンダである。
マスタシリンダ12の入力軸には、ブレーキペダル14
が連結されている。ブレーキペダル14が踏み込まれる
と、マスタシリンダ12の2つの加圧室にはそれぞれブ
レーキ踏力に応じた油圧が発生する。
加圧室を備えるいわゆるタンデム型のシリンダである。
マスタシリンダ12の入力軸には、ブレーキペダル14
が連結されている。ブレーキペダル14が踏み込まれる
と、マスタシリンダ12の2つの加圧室にはそれぞれブ
レーキ踏力に応じた油圧が発生する。
【0021】マスタシリンダ12の上部には、ブレーキ
フルードを貯留するフルードタンク16が配設されてい
る。マスタシリンダ12からブレーキフルードが流出
し、マスタシリンダ12内のブレーキフルードが減少す
ると、適宜フルードタンク16からマスタシリンダ12
内部へブレーキフルードの補給が行われる。
フルードを貯留するフルードタンク16が配設されてい
る。マスタシリンダ12からブレーキフルードが流出
し、マスタシリンダ12内のブレーキフルードが減少す
ると、適宜フルードタンク16からマスタシリンダ12
内部へブレーキフルードの補給が行われる。
【0022】ブレーキペダル14には、ブレーキペダル
14が踏み込まれた際にオン出力を発するブレーキスイ
ッチ18が配設されている。ブレーキスイッチ18の出
力信号は、ECU10に供給されている。ECU10
は、ブレーキスイッチ18の出力信号に基づいて、ブレ
ーキペダル14が踏み込まれているか否か、すなわち、
ブレーキ操作が行われているか否かを判断する。
14が踏み込まれた際にオン出力を発するブレーキスイ
ッチ18が配設されている。ブレーキスイッチ18の出
力信号は、ECU10に供給されている。ECU10
は、ブレーキスイッチ18の出力信号に基づいて、ブレ
ーキペダル14が踏み込まれているか否か、すなわち、
ブレーキ操作が行われているか否かを判断する。
【0023】マスタシリンダ12の2つの加圧室には、
それぞれ液圧通路20,22が連通している。液圧通路
20,22には、それぞれ2つの車輪のホイルシリンダ
に連通する独立した油圧回路が連通している。これら2
つの油圧回路は、構成上異なるところがないため、ここ
では、液圧通路20に通じる油圧回路についてのみ説明
する。
それぞれ液圧通路20,22が連通している。液圧通路
20,22には、それぞれ2つの車輪のホイルシリンダ
に連通する独立した油圧回路が連通している。これら2
つの油圧回路は、構成上異なるところがないため、ここ
では、液圧通路20に通じる油圧回路についてのみ説明
する。
【0024】液圧通路20は、第1ソレノイド24,2
6が連通している。第1ソレノイド24,26は、オン
信号が供給されている間だけ遮断状態となる常時開の2
位置の電磁弁である。第1ソレノイド24,26の下流
には、それぞれホイルシリンダ28,30に通じる液圧
通路32,34が連通している。従って、第1ソレノイ
ド24,26にオン信号が供給されていない状況下で
は、マスタシリンダ12とホイルシリンダ28,30と
は導通状態となる。第1ソレノイド24,26は、EC
U10によって駆動される。
6が連通している。第1ソレノイド24,26は、オン
信号が供給されている間だけ遮断状態となる常時開の2
位置の電磁弁である。第1ソレノイド24,26の下流
には、それぞれホイルシリンダ28,30に通じる液圧
通路32,34が連通している。従って、第1ソレノイ
ド24,26にオン信号が供給されていない状況下で
は、マスタシリンダ12とホイルシリンダ28,30と
は導通状態となる。第1ソレノイド24,26は、EC
U10によって駆動される。
【0025】液圧通路32には、第2ソレノイド36と
第3ソレノイド38との間に通じる液圧通路40が連通
している。また、液圧通路34には、第2ソレノイド4
2と第3ソレノイド44との間に通じる液圧通路46が
連通している。第2ソレノイド36,42および第3ソ
レノイド38,44は、オン信号が供給されている間だ
け導通状態となる常時閉の2位置の電磁弁である。第2
ソレノイド36,42および第3ソレノイド38,44
は、ECU10によって駆動される。
第3ソレノイド38との間に通じる液圧通路40が連通
している。また、液圧通路34には、第2ソレノイド4
2と第3ソレノイド44との間に通じる液圧通路46が
連通している。第2ソレノイド36,42および第3ソ
レノイド38,44は、オン信号が供給されている間だ
け導通状態となる常時閉の2位置の電磁弁である。第2
ソレノイド36,42および第3ソレノイド38,44
は、ECU10によって駆動される。
【0026】第2ソレノイド36,42の液圧通路3
2,34とは反対側には、逆止弁46を介してポンプ機
構48の吐出口48aが連通していると共に、マスタシ
リンダ圧パイロット型リリーフバルブ(PRV)50の
流入口50aが連通している。一方、第3ソレノイドバ
ルブ38,44の液圧通路32,34とは反対側には、
逆止弁52を介してポンプ機構48の流入口48bが連
通していると共に、PRV50の流出口50b、及びリ
ザーバタンク54が連通している。
2,34とは反対側には、逆止弁46を介してポンプ機
構48の吐出口48aが連通していると共に、マスタシ
リンダ圧パイロット型リリーフバルブ(PRV)50の
流入口50aが連通している。一方、第3ソレノイドバ
ルブ38,44の液圧通路32,34とは反対側には、
逆止弁52を介してポンプ機構48の流入口48bが連
通していると共に、PRV50の流出口50b、及びリ
ザーバタンク54が連通している。
【0027】ポンプ機構48は、駆動モータ56を駆動
源として備えており、駆動モータ56が作動することに
より、リザーバタンク54内に蓄えられているブレーキ
フルードを圧送する。従って、第2ソレノイド36,4
2にオン信号が供給されている状況下で駆動モータ56
が作動すると、ホイルシリンダ28,30にポンプ機構
48の吐出圧を導くことができる。
源として備えており、駆動モータ56が作動することに
より、リザーバタンク54内に蓄えられているブレーキ
フルードを圧送する。従って、第2ソレノイド36,4
2にオン信号が供給されている状況下で駆動モータ56
が作動すると、ホイルシリンダ28,30にポンプ機構
48の吐出圧を導くことができる。
【0028】リザーバタンク54は、その内部に液密か
つ摺動可能に配設されたピストン54a、及びリテーナ
54bを備えている。ピストン54aおよびリテーナ5
4bは、互いに独立してリザーバタンク54内を摺動す
ることができる。リザーバタンク54は、また、ピスト
ン54aをリテーナ54b方向へ付勢するスプリング5
4cおよびリテーナ54bをピストン54a側へ付勢す
るスプリング54dを備えている。ピストン54aおよ
びリテーナ54bは、リテーナ54bが、リザーバタン
ク54のハウジングの段部に当接する位置を原位置とし
て、リザーバタンク54内に保持されている。本実施例
においては、後述する理由により、スプリング54cの
バネ定数は小さく、スプリング54のバネ定数は大き
く、それぞれ設定されている。
つ摺動可能に配設されたピストン54a、及びリテーナ
54bを備えている。ピストン54aおよびリテーナ5
4bは、互いに独立してリザーバタンク54内を摺動す
ることができる。リザーバタンク54は、また、ピスト
ン54aをリテーナ54b方向へ付勢するスプリング5
4cおよびリテーナ54bをピストン54a側へ付勢す
るスプリング54dを備えている。ピストン54aおよ
びリテーナ54bは、リテーナ54bが、リザーバタン
ク54のハウジングの段部に当接する位置を原位置とし
て、リザーバタンク54内に保持されている。本実施例
においては、後述する理由により、スプリング54cの
バネ定数は小さく、スプリング54のバネ定数は大き
く、それぞれ設定されている。
【0029】PRV50は、液圧通路20を介してマス
タシリンダ12に通じるパイロット圧供給口50cを備
えている。PRV50は、流入口50aに作用する液圧
が、パイロット圧供給口50cに作用する液圧に比して
所定圧以上大きくなった場合に、流入口50aの液圧を
流出口50bへ向けて開放すると共に、流出口50bに
作用する液圧が、パイロット圧供給口50cに作用する
液圧に比して高圧となった場合には、流出口50bの液
圧をパイロット圧供給口50cへ向けて開放するリリー
フバルブである。
タシリンダ12に通じるパイロット圧供給口50cを備
えている。PRV50は、流入口50aに作用する液圧
が、パイロット圧供給口50cに作用する液圧に比して
所定圧以上大きくなった場合に、流入口50aの液圧を
流出口50bへ向けて開放すると共に、流出口50bに
作用する液圧が、パイロット圧供給口50cに作用する
液圧に比して高圧となった場合には、流出口50bの液
圧をパイロット圧供給口50cへ向けて開放するリリー
フバルブである。
【0030】図2は、PRV50の構成図を示す。図2
に示す如く、PRV50の流入口50aには、オリフィ
ス60が配設されている。オリフィス60は、シート6
2に組み込まれている。シート62の中央部には貫通口
62aが設けられている。貫通口62aは、ボール付き
シャフト64のボール部64aにより閉塞または開放さ
れる。
に示す如く、PRV50の流入口50aには、オリフィ
ス60が配設されている。オリフィス60は、シート6
2に組み込まれている。シート62の中央部には貫通口
62aが設けられている。貫通口62aは、ボール付き
シャフト64のボール部64aにより閉塞または開放さ
れる。
【0031】シート62には、第1シャフトガイド66
が嵌合されている。第1シャフトガイドの端部には、第
2シャフトガイド68が当接している。第1シャフトガ
イド66には、ボール付きシャフト64を摺動可能に保
持するための貫通孔が設けられている。また、第2シャ
フトガイド68には、ボール付きシャフト64の端部を
収納すると共に、パイロット圧供給口50cに連通する
パイロット油圧室68aが設けられている。従って、パ
イロット圧供給口50cに、マスタシリンダ圧PM/C が
導かれると、その圧力PM/C は、パイロット油圧室68
aに導かれ、ボール付きシャフト64をシート62方向
へ押圧する力を発生させる。
が嵌合されている。第1シャフトガイドの端部には、第
2シャフトガイド68が当接している。第1シャフトガ
イド66には、ボール付きシャフト64を摺動可能に保
持するための貫通孔が設けられている。また、第2シャ
フトガイド68には、ボール付きシャフト64の端部を
収納すると共に、パイロット圧供給口50cに連通する
パイロット油圧室68aが設けられている。従って、パ
イロット圧供給口50cに、マスタシリンダ圧PM/C が
導かれると、その圧力PM/C は、パイロット油圧室68
aに導かれ、ボール付きシャフト64をシート62方向
へ押圧する力を発生させる。
【0032】第1シャフトガイド66の内部には、ボー
ル付きシャフト64をシート62方向に押圧するスプリ
ング70が配設されている。従って、ボール付きシャフ
ト64には、スプリング70の付勢力と、マスタシリン
ダ圧PM/C に起因する付勢力とが、シート62方向への
押圧力として作用していることになる。PRV50のリ
リーフ圧は、この押圧力により決定される。
ル付きシャフト64をシート62方向に押圧するスプリ
ング70が配設されている。従って、ボール付きシャフ
ト64には、スプリング70の付勢力と、マスタシリン
ダ圧PM/C に起因する付勢力とが、シート62方向への
押圧力として作用していることになる。PRV50のリ
リーフ圧は、この押圧力により決定される。
【0033】第1シャフトガイド66には、その内部空
間と、PRV50の流出口50bとを連通する貫通孔6
6aが設けられている。従って、PRV50の流入孔5
0aに、PRV50のリリーフ圧を超える圧力が作用し
て、その結果、ボール付きシャフト64がシート62か
ら離座すると、流入孔50aと流出孔50bとが導通状
態となる。流入孔50aと流出孔50bとが導通状態と
なると、流入口50aから流出口50bへ向けてブレー
キフルードが流出し、流入口50aに作用する圧力の更
なる増圧が防止される。
間と、PRV50の流出口50bとを連通する貫通孔6
6aが設けられている。従って、PRV50の流入孔5
0aに、PRV50のリリーフ圧を超える圧力が作用し
て、その結果、ボール付きシャフト64がシート62か
ら離座すると、流入孔50aと流出孔50bとが導通状
態となる。流入孔50aと流出孔50bとが導通状態と
なると、流入口50aから流出口50bへ向けてブレー
キフルードが流出し、流入口50aに作用する圧力の更
なる増圧が防止される。
【0034】第1シャフトガイド66には、ボール付き
シャフト64の外周を取り巻くOリング73およびバッ
クアップリング74が嵌合されている。このため、第1
シャフトガイド66と、ボール付きシャフト64との間
には、適当なシール性が確保されている。また、第1シ
ャフトガイド66の外周には、弾性体で構成されたカッ
プシール72が配設されている。カップシール72は、
第1シャフトガイド66の外周を取り巻く円筒部72a
と、円筒部72aの外周に拡開する傘部72bとからな
るシール部材である。カップシール72の傘部72b
は、その外周縁部において、PRV50のハウジング7
6の内周に当接している。
シャフト64の外周を取り巻くOリング73およびバッ
クアップリング74が嵌合されている。このため、第1
シャフトガイド66と、ボール付きシャフト64との間
には、適当なシール性が確保されている。また、第1シ
ャフトガイド66の外周には、弾性体で構成されたカッ
プシール72が配設されている。カップシール72は、
第1シャフトガイド66の外周を取り巻く円筒部72a
と、円筒部72aの外周に拡開する傘部72bとからな
るシール部材である。カップシール72の傘部72b
は、その外周縁部において、PRV50のハウジング7
6の内周に当接している。
【0035】第1シャフトガイド66の外周面とハウジ
ング76の内周面との間、および第2シャフトガイド6
8の外周面とハウジング76の内周面との間には、所定
のクリアランスが設けられている。従って、流出口50
bとパイロット圧供給口50cとの間に差圧が生ずる
と、その差圧は、カップシール72の傘部72bの両側
に作用することになる。
ング76の内周面との間、および第2シャフトガイド6
8の外周面とハウジング76の内周面との間には、所定
のクリアランスが設けられている。従って、流出口50
bとパイロット圧供給口50cとの間に差圧が生ずる
と、その差圧は、カップシール72の傘部72bの両側
に作用することになる。
【0036】カップシール72は、流出口50b側に、
パイロット圧供給口50c側に比して高い圧力が作用し
た際に傘部72bが縮径するように、また、パイロット
圧供給口50c側に、流出口50b側に比して高い圧力
が作用した際に傘部72bが拡径するように構成されて
いる。傘部72bが縮径すると、カップシール72とハ
ウジング76との間にクリアランスが生じ、流出口50
bとパイロット圧供給口50cとが導通状態となる。一
方、傘部72bが拡径すると、カップシール72とハウ
ジング76とのシール性が高まり、流出口50bとパイ
ロット圧供給口50cとが遮断状態となる。従って、P
RV50によれば、パイロット圧供給口50c側の圧力
が流出口50b側の圧力がに比して高圧である場合に、
パイロット圧供給口50c側から流出口50b側へ向か
うブレーキフルードの流れを阻止し、かつ、パイロット
圧供給口50c側の圧力が流出口50b側の圧力に比し
て低圧となった場合に、流出口50b側からパイロット
圧供給口50c側へ向かうブレーキフルードの流れを許
容することができる。
パイロット圧供給口50c側に比して高い圧力が作用し
た際に傘部72bが縮径するように、また、パイロット
圧供給口50c側に、流出口50b側に比して高い圧力
が作用した際に傘部72bが拡径するように構成されて
いる。傘部72bが縮径すると、カップシール72とハ
ウジング76との間にクリアランスが生じ、流出口50
bとパイロット圧供給口50cとが導通状態となる。一
方、傘部72bが拡径すると、カップシール72とハウ
ジング76とのシール性が高まり、流出口50bとパイ
ロット圧供給口50cとが遮断状態となる。従って、P
RV50によれば、パイロット圧供給口50c側の圧力
が流出口50b側の圧力がに比して高圧である場合に、
パイロット圧供給口50c側から流出口50b側へ向か
うブレーキフルードの流れを阻止し、かつ、パイロット
圧供給口50c側の圧力が流出口50b側の圧力に比し
て低圧となった場合に、流出口50b側からパイロット
圧供給口50c側へ向かうブレーキフルードの流れを許
容することができる。
【0037】上記構成に係るブレーキ液圧制御装置によ
れば、第1乃至第3ソレノイド24,26;36,4
2;38,44の何れにもオン信号が供給されていない
場合には、マスタシリンダ12とホイルシリンダ28,
30とが直結状態となり、かつ、ポンプ機構44および
リザーバタンク54がホイルシリンダ28,30から遮
断された状態となる。従って、かかる場合には、通常の
ブレーキ装置としての構成が実現される。以下、このモ
ードを通常増圧モードと称す。
れば、第1乃至第3ソレノイド24,26;36,4
2;38,44の何れにもオン信号が供給されていない
場合には、マスタシリンダ12とホイルシリンダ28,
30とが直結状態となり、かつ、ポンプ機構44および
リザーバタンク54がホイルシリンダ28,30から遮
断された状態となる。従って、かかる場合には、通常の
ブレーキ装置としての構成が実現される。以下、このモ
ードを通常増圧モードと称す。
【0038】上記構成のブレーキ液圧制御装置におい
て、第1ソレノイド24,26及び第2ソレノイド3
6,42にオン信号を供給し、かつ、第3ソレノイド3
8,44をオフ状態に維持すると、ホイルシリンダ2
8,30に、ポンプ機構46の吐出口48aを連通させ
ることができる。従って、かかる状況下で駆動モータ5
6を作動させると、リザーバタンク54内のブレーキフ
ルードがポンプ機構48によってホイルシリンダ28,
30内に圧送される。この場合、ホイルシリンダ圧は、
ポンプ機構48の吐出圧により増圧される。以下、この
モードをポンプ増圧モードと称す。
て、第1ソレノイド24,26及び第2ソレノイド3
6,42にオン信号を供給し、かつ、第3ソレノイド3
8,44をオフ状態に維持すると、ホイルシリンダ2
8,30に、ポンプ機構46の吐出口48aを連通させ
ることができる。従って、かかる状況下で駆動モータ5
6を作動させると、リザーバタンク54内のブレーキフ
ルードがポンプ機構48によってホイルシリンダ28,
30内に圧送される。この場合、ホイルシリンダ圧は、
ポンプ機構48の吐出圧により増圧される。以下、この
モードをポンプ増圧モードと称す。
【0039】ポンプ増圧モードが実行されると、ポンプ
機構48によって、リザーバタンク54内からブレーキ
フルードが吸引される。リザーバタンク54からブレー
キフルードを吸引するためには、ピストン54aを、ス
プリング54cの付勢力に抗って図1における上方へ変
位させる必要がある。これに対して、本実施例では、上
述の如く、スプリング54cのバネ定数を十分に小さな
値としている。このため、本実施例のシステムによれ
ば、ポンプ機構48に大きな負荷をかけることなく、ピ
ストン54aに必要な変位を与えることができる。
機構48によって、リザーバタンク54内からブレーキ
フルードが吸引される。リザーバタンク54からブレー
キフルードを吸引するためには、ピストン54aを、ス
プリング54cの付勢力に抗って図1における上方へ変
位させる必要がある。これに対して、本実施例では、上
述の如く、スプリング54cのバネ定数を十分に小さな
値としている。このため、本実施例のシステムによれ
ば、ポンプ機構48に大きな負荷をかけることなく、ピ
ストン54aに必要な変位を与えることができる。
【0040】更に、ポンプ増圧モードの実行中に、ポン
プ機構46の吐出口46a側の圧力が不当に上昇した場
合には、PRV50が作動して、吐出口46a側の圧力
がリリーフされる。このため、ポンプ機構46の吐出口
46a側に、不当に大きな圧力が作用することはない。
プ機構46の吐出口46a側の圧力が不当に上昇した場
合には、PRV50が作動して、吐出口46a側の圧力
がリリーフされる。このため、ポンプ機構46の吐出口
46a側に、不当に大きな圧力が作用することはない。
【0041】上記構成のブレーキ液圧制御装置におい
て、第1ソレノイド24,26及び第3ソレノイド3
8,44にオン信号を供給し、かつ、第2ソレノイド3
6,42をオフ状態に維持すると、ホイルシリンダ2
8,30とリザーバタンク54とを導通させることがで
きる。ホイルシリンダ28,30とリザーバタンク54
とが導通状態となると、ホイルシリンダ内のブレーキフ
ルードをリザーバタンク54内に開放して、ホイルシリ
ンダ圧を減圧することができる。以下、このモードを減
圧モードと称す。
て、第1ソレノイド24,26及び第3ソレノイド3
8,44にオン信号を供給し、かつ、第2ソレノイド3
6,42をオフ状態に維持すると、ホイルシリンダ2
8,30とリザーバタンク54とを導通させることがで
きる。ホイルシリンダ28,30とリザーバタンク54
とが導通状態となると、ホイルシリンダ内のブレーキフ
ルードをリザーバタンク54内に開放して、ホイルシリ
ンダ圧を減圧することができる。以下、このモードを減
圧モードと称す。
【0042】ブレーキ液圧制御装置において減圧モード
が実行されると、リザーバタンク54内のブレーキフル
ード量が増加する。従って、リザーバタンク54のピス
トン54aおよびリテーナ54bは、減圧モードの実行
が継続されるに連れて、スプリング54dの付勢力に抗
って図1における下方へ向けて変位する。
が実行されると、リザーバタンク54内のブレーキフル
ード量が増加する。従って、リザーバタンク54のピス
トン54aおよびリテーナ54bは、減圧モードの実行
が継続されるに連れて、スプリング54dの付勢力に抗
って図1における下方へ向けて変位する。
【0043】上述の如く、本実施例のフレーキ液圧制御
装置によれば、通常増圧モード、ポンプ増圧モード、及
び減圧モードを実現することができる。また、通常増圧
モードと減圧モードとを、または、ポンプ増圧モードと
減圧するモードとを繰り返して実行すれば、ホイルシリ
ンダ圧を保持するモード(以下、保持モード)を実現す
ることができる。通常増圧モード、保持モード、及び減
圧モードを実現することができれば、公知のアンチロッ
クブレーキ制御(ABS制御)を実現することができ
る。また、ポンプ増圧モード、保持モード、及び減圧モ
ードを実現することができれば、公知のトラクションコ
ントロール制御(TRC制御)及びビークル・スタビリ
ティ・コントロール制御(VSC制御)を実現すること
ができる。従って、本実施例のブレーキ液圧制御装置に
よれば、ECU10が、所定のロジックに従って第1乃
至第3ソレノイド24,26;36,42;38,4
4、及び駆動モータ56を制御することにより、ABS
制御、TRC制御、VSC制御等を実現することができ
る。以下、これらの制御を総称する場合には、制動力制
御と称す。
装置によれば、通常増圧モード、ポンプ増圧モード、及
び減圧モードを実現することができる。また、通常増圧
モードと減圧モードとを、または、ポンプ増圧モードと
減圧するモードとを繰り返して実行すれば、ホイルシリ
ンダ圧を保持するモード(以下、保持モード)を実現す
ることができる。通常増圧モード、保持モード、及び減
圧モードを実現することができれば、公知のアンチロッ
クブレーキ制御(ABS制御)を実現することができ
る。また、ポンプ増圧モード、保持モード、及び減圧モ
ードを実現することができれば、公知のトラクションコ
ントロール制御(TRC制御)及びビークル・スタビリ
ティ・コントロール制御(VSC制御)を実現すること
ができる。従って、本実施例のブレーキ液圧制御装置に
よれば、ECU10が、所定のロジックに従って第1乃
至第3ソレノイド24,26;36,42;38,4
4、及び駆動モータ56を制御することにより、ABS
制御、TRC制御、VSC制御等を実現することができ
る。以下、これらの制御を総称する場合には、制動力制
御と称す。
【0044】ところで、制動力制御の実行中にポンプ増
圧モードが実行されると、リザーバタンク54内のブレ
ーキフルードが減少し、ピストン54aは図1における
上方へ向けて変位する。ポンプ増圧モードの実行に伴っ
て確実にホイルシリンダ圧を増圧するためには、リザー
バタンク54内に十分な量のブレーキフルードを蓄えて
おくことが必要である。従って、ポンプ増圧モードが実
行された場合は、その後、再度ポンプ増圧モードが実行
される前に、リザーバタンク54内のブレーキフルード
の量を基準値に復帰させておく必要がある。
圧モードが実行されると、リザーバタンク54内のブレ
ーキフルードが減少し、ピストン54aは図1における
上方へ向けて変位する。ポンプ増圧モードの実行に伴っ
て確実にホイルシリンダ圧を増圧するためには、リザー
バタンク54内に十分な量のブレーキフルードを蓄えて
おくことが必要である。従って、ポンプ増圧モードが実
行された場合は、その後、再度ポンプ増圧モードが実行
される前に、リザーバタンク54内のブレーキフルード
の量を基準値に復帰させておく必要がある。
【0045】一方、制動力制御の実行中に減圧モードが
実行されると、リザーバタンク54内のブレーキフルー
ドが増加し、ピストン54aは図1における下方へ向け
て変位する。減圧モードを実行することで確実にホイル
シリンダ圧を減圧するためには、リザーバタンク54内
に十分な空き容量を確保しておくことが必要である。従
って、減圧モードが実行された場合は、その後、再度減
圧モードが実行される前に、リザーバタンク54内のブ
レーキフルードの量を基準値に復帰させておく必要があ
る。
実行されると、リザーバタンク54内のブレーキフルー
ドが増加し、ピストン54aは図1における下方へ向け
て変位する。減圧モードを実行することで確実にホイル
シリンダ圧を減圧するためには、リザーバタンク54内
に十分な空き容量を確保しておくことが必要である。従
って、減圧モードが実行された場合は、その後、再度減
圧モードが実行される前に、リザーバタンク54内のブ
レーキフルードの量を基準値に復帰させておく必要があ
る。
【0046】上述の如く、ピストン54aは、スプリン
グ54c,54dによって上下方向から付勢されてお
り、それらの付勢力が均衡する位置を原位置として、リ
ザーバタンク54内に保持されている。従って、ポンプ
増圧モードの終了後、および減圧モードの終了後に、リ
ザーバタンク54が大気に開放されれば、スプリング5
4c,54dの付勢力によりピストン54aが原位置に
復帰し、その結果、リザバタンク54内のブレーキフル
ードの量が基準値に復帰する。
グ54c,54dによって上下方向から付勢されてお
り、それらの付勢力が均衡する位置を原位置として、リ
ザーバタンク54内に保持されている。従って、ポンプ
増圧モードの終了後、および減圧モードの終了後に、リ
ザーバタンク54が大気に開放されれば、スプリング5
4c,54dの付勢力によりピストン54aが原位置に
復帰し、その結果、リザバタンク54内のブレーキフル
ードの量が基準値に復帰する。
【0047】図3は、時刻t0 に減圧制御が終了した後
に、リザーバタンク54を大気に開放した際に生ずるピ
ストン54aの変位状態(図3中にで示す曲線)、お
よび時刻t0 にポンプ増圧制御が終了した後に、リザー
バタンク54を大気に開放した際に生ずるピストン54
aの変位状態(図3中にで示す曲線)を示す。
に、リザーバタンク54を大気に開放した際に生ずるピ
ストン54aの変位状態(図3中にで示す曲線)、お
よび時刻t0 にポンプ増圧制御が終了した後に、リザー
バタンク54を大気に開放した際に生ずるピストン54
aの変位状態(図3中にで示す曲線)を示す。
【0048】上述の如く、ピストン54aを、図1にお
いて上方へ付勢するスプリング54dには大きなバネ定
数が付与されている。このため、図3中にで示す如
く、リザーバタンク54にブレーキフルードが満たされ
る側(以下、満側と称する)状態からピストン54aが
原位置に復帰する際には、その原位置復帰が速やかに行
われる。一方、上述の如く、ピストン54aを、図1に
おいて下方へ付勢するスプリング54cには小さなバネ
定数が付与されている。このため、図3中にで示す如
く、リザーバタンク54のブレーキフルードが空となる
側(以下、空側と称す)から、ピストン54aが原位置
に復帰する際には、その原位置復帰が緩やかに行われ
る。
いて上方へ付勢するスプリング54dには大きなバネ定
数が付与されている。このため、図3中にで示す如
く、リザーバタンク54にブレーキフルードが満たされ
る側(以下、満側と称する)状態からピストン54aが
原位置に復帰する際には、その原位置復帰が速やかに行
われる。一方、上述の如く、ピストン54aを、図1に
おいて下方へ付勢するスプリング54cには小さなバネ
定数が付与されている。このため、図3中にで示す如
く、リザーバタンク54のブレーキフルードが空となる
側(以下、空側と称す)から、ピストン54aが原位置
に復帰する際には、その原位置復帰が緩やかに行われ
る。
【0049】このため、本実施例のシステムによれば、
減圧モードの実行後にリザーバタンク54を大気に開放
した場合には、速やかにリザーバタンク54内のブレー
キフルード量を基準値とすることができるが、ポンプ増
圧モードの実行後にリザーバタンク54を大気に開放す
ることによっては、速やかにリザーバタンク54内のブ
レーキフルード量を基準値とすることはできない。
減圧モードの実行後にリザーバタンク54を大気に開放
した場合には、速やかにリザーバタンク54内のブレー
キフルード量を基準値とすることができるが、ポンプ増
圧モードの実行後にリザーバタンク54を大気に開放す
ることによっては、速やかにリザーバタンク54内のブ
レーキフルード量を基準値とすることはできない。
【0050】そこで、本実施例においては、ピストン5
4aが如何なる方向に変位しているかに関わらず、ピス
トン54aを原位置に復帰させる必要がある場合には、
常に一旦ピストン54aを満側に変位させ、その後、リ
ザーバタンク54を大気に開放させることにより、速や
かな原位置復帰を実現することとした。
4aが如何なる方向に変位しているかに関わらず、ピス
トン54aを原位置に復帰させる必要がある場合には、
常に一旦ピストン54aを満側に変位させ、その後、リ
ザーバタンク54を大気に開放させることにより、速や
かな原位置復帰を実現することとした。
【0051】図4は、かかる機能を実現すべきECU1
0が実行するルーチンの一例のフローチャートを示す。
尚、図4に示すルーチンは、例えばイグニッションスイ
ッチがオンとされた後、制動力制御の実行が開始された
後、または、所定の時間毎等に起動される。
0が実行するルーチンの一例のフローチャートを示す。
尚、図4に示すルーチンは、例えばイグニッションスイ
ッチがオンとされた後、制動力制御の実行が開始された
後、または、所定の時間毎等に起動される。
【0052】図4に示すルーチンが起動されると、先ず
ステップ100において、制動力制御が実行されている
か否かが判別される。制動力制御の実行中であれば、以
後の処理が行われることなく今回のルーチンが終了され
る。一方、制動力制御の実行中ではないと判断された場
合は、ステップ102の処理が実行される。
ステップ100において、制動力制御が実行されている
か否かが判別される。制動力制御の実行中であれば、以
後の処理が行われることなく今回のルーチンが終了され
る。一方、制動力制御の実行中ではないと判断された場
合は、ステップ102の処理が実行される。
【0053】ステップ102では、ブレーキスイッチ1
8からオン出力が発せられているか否か、すなわち、ブ
レーキ操作が行われているか否かが判別される。その結
果、ブレーキスイッチ18がオンでない場合は、以後の
処理が実行されることなく今回のルーチンが終了され
る。一方、ブレーキスイッチ18がオンである場合は、
ステップ104へ進み、第3ソレノイド38,44を、
所定のパターンでパルス駆動した後、今回のルーチンを
終了する。
8からオン出力が発せられているか否か、すなわち、ブ
レーキ操作が行われているか否かが判別される。その結
果、ブレーキスイッチ18がオンでない場合は、以後の
処理が実行されることなく今回のルーチンが終了され
る。一方、ブレーキスイッチ18がオンである場合は、
ステップ104へ進み、第3ソレノイド38,44を、
所定のパターンでパルス駆動した後、今回のルーチンを
終了する。
【0054】本実施例のシステムにおいて、第1ソレノ
イド24,26及び第2ソレノイド36,42をオフ状
態に維持しつつ、第3ソレノイド38,44にオン信号
を供給すると、マスタシリンダ20とリザーバタンク5
4とを導通状態とすることができる。このため、上記ス
テップ104の処理が実行されると、ブレーキ踏力に応
じたマスタシリンダ圧PM/C がリザーバタンク54に供
給され、リザーバタンク54のピストン54aが満側へ
変位されることになる。
イド24,26及び第2ソレノイド36,42をオフ状
態に維持しつつ、第3ソレノイド38,44にオン信号
を供給すると、マスタシリンダ20とリザーバタンク5
4とを導通状態とすることができる。このため、上記ス
テップ104の処理が実行されると、ブレーキ踏力に応
じたマスタシリンダ圧PM/C がリザーバタンク54に供
給され、リザーバタンク54のピストン54aが満側へ
変位されることになる。
【0055】マスタシリンダ12から流出したブレーキ
フルードが、リザーバタンク54に流入すると、ブレー
キペダル14に大きなストローク変化が生ずる。これに
対して、本実施例においては、上記ステップ104にお
いて、所定のパターンに従ったパルス駆動により、第3
ソレノイド38,44を開弁させることとしている。従
って、マスタシリンダ12からリザーバタンク54への
ブレーキフルードの流入が急激に行われることがなく、
運転者の感ずる違和感を抑制することができる。
フルードが、リザーバタンク54に流入すると、ブレー
キペダル14に大きなストローク変化が生ずる。これに
対して、本実施例においては、上記ステップ104にお
いて、所定のパターンに従ったパルス駆動により、第3
ソレノイド38,44を開弁させることとしている。従
って、マスタシリンダ12からリザーバタンク54への
ブレーキフルードの流入が急激に行われることがなく、
運転者の感ずる違和感を抑制することができる。
【0056】ところで、リザーバタンク54は、上述の
如く、PRV50の流出口50bに連通している。ま
た、PRV50は、流出口50bの圧力を常にマスタシ
リンダ圧PM/C 以下とするように構成されている。従っ
て、マスタシリンダ圧PM/C が大気圧となる状況下、す
なわち、ブレーキペダル14が踏み込まれていない状況
下では、リザーバタンク54は、大気圧に開放されるこ
とになる。このため、本実施例のシステムによれば、上
記104の処理が実行された後、ブレーキペダル14が
開放されると、リザーバタンク54が大気に開放され、
速やかにピストン54aの原位置復帰が行われることに
なる。
如く、PRV50の流出口50bに連通している。ま
た、PRV50は、流出口50bの圧力を常にマスタシ
リンダ圧PM/C 以下とするように構成されている。従っ
て、マスタシリンダ圧PM/C が大気圧となる状況下、す
なわち、ブレーキペダル14が踏み込まれていない状況
下では、リザーバタンク54は、大気圧に開放されるこ
とになる。このため、本実施例のシステムによれば、上
記104の処理が実行された後、ブレーキペダル14が
開放されると、リザーバタンク54が大気に開放され、
速やかにピストン54aの原位置復帰が行われることに
なる。
【0057】図5は、車両のイグニッションスイッチが
オンとされた後、ECU10によって上記図4に示すル
ーチンが実行された際の作動を説明するためのタイムチ
ャートを示す。車両においてイグニッションスイッチが
オンとされる場合には、通常ブレーキペダルが踏み込ま
れている。従って、図5(A)に示す如く、時刻t0に
イグニッションスイッチがオンとされると、図5(C)
に示す如くブレーキスイッチ18からオン信号が出力さ
れ始め、また、図5(B)に示す如くマスタシリンダ圧
PM/C の上昇が開始する。
オンとされた後、ECU10によって上記図4に示すル
ーチンが実行された際の作動を説明するためのタイムチ
ャートを示す。車両においてイグニッションスイッチが
オンとされる場合には、通常ブレーキペダルが踏み込ま
れている。従って、図5(A)に示す如く、時刻t0に
イグニッションスイッチがオンとされると、図5(C)
に示す如くブレーキスイッチ18からオン信号が出力さ
れ始め、また、図5(B)に示す如くマスタシリンダ圧
PM/C の上昇が開始する。
【0058】また、制動力制御は、イグニッションスイ
ッチがオンとされた直後に実行されることはない。この
ため、時刻t0 の後、上記ステップ100及び102の
条件が共に成立し、図5(D)に示す如く、第3ソレノ
イドに所定パターンでオン信号が出力される。その結
果、リザーバタンク54には、段階的にブレーキフルー
ドが供給される。この際、ブレーキペダル14のペダル
ストロークは、図5(E)に示す如く段階的な変化を示
す。そして、以後、ブレーキペダルが開放されると、リ
ザーバタンク54内のブレーキフルードの量が、速やか
に基準値に調整される。
ッチがオンとされた直後に実行されることはない。この
ため、時刻t0 の後、上記ステップ100及び102の
条件が共に成立し、図5(D)に示す如く、第3ソレノ
イドに所定パターンでオン信号が出力される。その結
果、リザーバタンク54には、段階的にブレーキフルー
ドが供給される。この際、ブレーキペダル14のペダル
ストロークは、図5(E)に示す如く段階的な変化を示
す。そして、以後、ブレーキペダルが開放されると、リ
ザーバタンク54内のブレーキフルードの量が、速やか
に基準値に調整される。
【0059】このように、イグニッションスイッチがオ
ンとされる毎にECU10に上記図4に示すルーチンを
実行するとすれば、イグニッションキーがオンとされる
毎に、リザーバタンク54内のブレーキフルード量を基
準値に調整することができる。更に、車両の走行中の適
当な状況下で、ECU10が上記図4に示すルーチンを
実行するとすれば、制動量制御が開始される時点でのリ
ザーバタンク54内のブレーキフルード量を、精度良く
基準値に調整することができる。従って、本実施例のブ
レーキ液圧制御装置によれば、ポンプ増圧モードが実行
される際に、常に十分な増圧能力を発揮することができ
ると共に、減圧モードが実行される際に、常に十分な減
圧能力を発揮することができる。
ンとされる毎にECU10に上記図4に示すルーチンを
実行するとすれば、イグニッションキーがオンとされる
毎に、リザーバタンク54内のブレーキフルード量を基
準値に調整することができる。更に、車両の走行中の適
当な状況下で、ECU10が上記図4に示すルーチンを
実行するとすれば、制動量制御が開始される時点でのリ
ザーバタンク54内のブレーキフルード量を、精度良く
基準値に調整することができる。従って、本実施例のブ
レーキ液圧制御装置によれば、ポンプ増圧モードが実行
される際に、常に十分な増圧能力を発揮することができ
ると共に、減圧モードが実行される際に、常に十分な減
圧能力を発揮することができる。
【0060】尚、上記の実施例においては、通常増圧モ
ードとポンプ増圧モードとが前記した増圧制御に、減圧
モードが前記した減圧モードに、リザーバタンク54が
前記したリザーバタンクに、また、PRV50のカップ
シール72が前記した大気開放手段に、それぞれ相当し
ている。更に、マスタシリンダ12がマスタシリンダ圧
PM/C を発生している状況下で、ECU10が上記ステ
ップ100〜104の処理に従って第3ソレノイド3
8,44を制御することにより前記した加圧手段が実現
される。ここで、前記請求項2記載のフルード発生機
構、弁機構、及びパルス駆動装置は、それぞれマスタシ
リンダ12、第3ソレノイド38,44、およびECU
10によりそれぞれ構成される。
ードとポンプ増圧モードとが前記した増圧制御に、減圧
モードが前記した減圧モードに、リザーバタンク54が
前記したリザーバタンクに、また、PRV50のカップ
シール72が前記した大気開放手段に、それぞれ相当し
ている。更に、マスタシリンダ12がマスタシリンダ圧
PM/C を発生している状況下で、ECU10が上記ステ
ップ100〜104の処理に従って第3ソレノイド3
8,44を制御することにより前記した加圧手段が実現
される。ここで、前記請求項2記載のフルード発生機
構、弁機構、及びパルス駆動装置は、それぞれマスタシ
リンダ12、第3ソレノイド38,44、およびECU
10によりそれぞれ構成される。
【0061】図6は、本発明の第2実施例のシステム構
成図を示す。尚、図6において、上記図1に示す構成部
分と同一の部分には、同一の符号を付してその説明を省
略する。上述した第1実施例のブレーキ液圧制御装置
は、PRV50に内蔵されるカップシール72によっ
て、リザーバタンク54をマスタシリンダ圧PM/C 以下
に保つ機構、すなわち、リザーバタンク54を大気圧に
開放する機構を実現している。しかしながら、リザーバ
タンク54を大気圧に開放する機構はこれに限定される
ものではない。
成図を示す。尚、図6において、上記図1に示す構成部
分と同一の部分には、同一の符号を付してその説明を省
略する。上述した第1実施例のブレーキ液圧制御装置
は、PRV50に内蔵されるカップシール72によっ
て、リザーバタンク54をマスタシリンダ圧PM/C 以下
に保つ機構、すなわち、リザーバタンク54を大気圧に
開放する機構を実現している。しかしながら、リザーバ
タンク54を大気圧に開放する機構はこれに限定される
ものではない。
【0062】すなわち、リザーバタンク54を大気に開
放する機構は、リザーバタンク54は、図6に示す如
く、リザーバタンク54側から第1ソレノイド26の下
流側へ向かう流れのみを許容する逆止弁80を設けるこ
とによっても実現できる。また、リザーバタンク54側
からポンプ機構48の上流側へ向かう流れのみを許容す
る逆止弁82を設けると共に、リザーバタンク54を大
気開放すべきタイミングで第2ソレノイド36,42の
少なくとも一方にオン信号を供給することによっても実
現できる。更に、それらの逆止弁機構を設けることな
く、リザーバタンク54を大気開放すべきタイミングで
第3ソレノイド38,44にオン信号を供給することに
よっても実現することができる。
放する機構は、リザーバタンク54は、図6に示す如
く、リザーバタンク54側から第1ソレノイド26の下
流側へ向かう流れのみを許容する逆止弁80を設けるこ
とによっても実現できる。また、リザーバタンク54側
からポンプ機構48の上流側へ向かう流れのみを許容す
る逆止弁82を設けると共に、リザーバタンク54を大
気開放すべきタイミングで第2ソレノイド36,42の
少なくとも一方にオン信号を供給することによっても実
現できる。更に、それらの逆止弁機構を設けることな
く、リザーバタンク54を大気開放すべきタイミングで
第3ソレノイド38,44にオン信号を供給することに
よっても実現することができる。
【0063】尚、本実施例においては、逆止弁80、逆
止弁82および第2ソレノイド36,42、または、第
3ソレノイド38,44が、前記請求項1記載の大気開
放手段に相当する。ところで、上述した第1および第2
実施例によれば、制動力制御と無関係にリザーバタンク
54のピストン54aが動かされるため、ピストン54
aの固着が防止できるという利益を享受することができ
る。
止弁82および第2ソレノイド36,42、または、第
3ソレノイド38,44が、前記請求項1記載の大気開
放手段に相当する。ところで、上述した第1および第2
実施例によれば、制動力制御と無関係にリザーバタンク
54のピストン54aが動かされるため、ピストン54
aの固着が防止できるという利益を享受することができ
る。
【0064】図7は、本発明の第3実施例のシステム構
成図を示す。尚、図7において、上記図1に示す構成部
分と同一の部分には、同一の符号を付してその説明を省
略する。本実施例のブレーキ液圧制御装置は、マスタシ
リンダ12の上部に配設されるフルードタンク16に連
通する第2ポンプ機構84を備えている。第2ポンプ機
構84の流入側には逆止弁86が、また、その流出側に
は逆止弁88が配設されている。逆止弁88は、第2ソ
レノイド36,42とポンプ機構48との間の液圧通路
に連通している。第2ポンプ機構84は、第2駆動モー
タ90を駆動源として備えており、駆動モータ90が作
動することにより、フルードタンク16内に蓄えられて
いるブレーキフルードを圧送する。
成図を示す。尚、図7において、上記図1に示す構成部
分と同一の部分には、同一の符号を付してその説明を省
略する。本実施例のブレーキ液圧制御装置は、マスタシ
リンダ12の上部に配設されるフルードタンク16に連
通する第2ポンプ機構84を備えている。第2ポンプ機
構84の流入側には逆止弁86が、また、その流出側に
は逆止弁88が配設されている。逆止弁88は、第2ソ
レノイド36,42とポンプ機構48との間の液圧通路
に連通している。第2ポンプ機構84は、第2駆動モー
タ90を駆動源として備えており、駆動モータ90が作
動することにより、フルードタンク16内に蓄えられて
いるブレーキフルードを圧送する。
【0065】従って、第1乃至第3ソレノイド24,2
6;36,42;38,44にオン信号を供給した状況
下で第2駆動モータ90を作動させれば、ブレーキペダ
ル14が踏み込まれていなくとも、リザーバタンク54
にブレーキフルードを圧送することができる。本実施例
のブレーキ液圧制御装置は、かかる機能を用いて制動力
制御の実行が終了した後に、速やかに、かつ、確実にリ
ザーバタンク54内のブレーキフルードの量を基準値と
する点に特徴を有している。
6;36,42;38,44にオン信号を供給した状況
下で第2駆動モータ90を作動させれば、ブレーキペダ
ル14が踏み込まれていなくとも、リザーバタンク54
にブレーキフルードを圧送することができる。本実施例
のブレーキ液圧制御装置は、かかる機能を用いて制動力
制御の実行が終了した後に、速やかに、かつ、確実にリ
ザーバタンク54内のブレーキフルードの量を基準値と
する点に特徴を有している。
【0066】図8は、上記の機能を実現すべくECU1
0が実行するルーチンの一例のフローチャートを示す。
尚、本ルーチンは、制動力制御の実行が開始される毎に
起動され、一定時間毎に実行されるルーチンである。
0が実行するルーチンの一例のフローチャートを示す。
尚、本ルーチンは、制動力制御の実行が開始される毎に
起動され、一定時間毎に実行されるルーチンである。
【0067】本ルーチンが起動されると、先ずステップ
200において、制動力制御が終了したか否かが判別さ
れる。その結果、未だ制動力制御の実行中であると判断
された場合は、以後の処理が実行されることなく今回の
ルーチンが終了される。一方、制動力制御が終了してい
ると判断された場合は、ステップ202の処理が実行さ
れる。
200において、制動力制御が終了したか否かが判別さ
れる。その結果、未だ制動力制御の実行中であると判断
された場合は、以後の処理が実行されることなく今回の
ルーチンが終了される。一方、制動力制御が終了してい
ると判断された場合は、ステップ202の処理が実行さ
れる。
【0068】ステップ202においては、第1乃至第3
ソレノイド24,26;36,42;38,44にオン
信号を供給する処理が実行される。本ステップの処理が
実行されると、第1ソレノイド24,26が閉弁状態、
第2および第3ソレノイド36,42;38,44が開
弁状態となる。
ソレノイド24,26;36,42;38,44にオン
信号を供給する処理が実行される。本ステップの処理が
実行されると、第1ソレノイド24,26が閉弁状態、
第2および第3ソレノイド36,42;38,44が開
弁状態となる。
【0069】上記の処理が終了したら、次にステップ2
04において、第2駆動モータ90がオン状態とされ
る。本ステップの実行により第2駆動モータがオン状態
とされると、フルードタンク16からリザーバタンク5
4へのブレーキフルードの圧送が開始される。
04において、第2駆動モータ90がオン状態とされ
る。本ステップの実行により第2駆動モータがオン状態
とされると、フルードタンク16からリザーバタンク5
4へのブレーキフルードの圧送が開始される。
【0070】ステップ206では、カウンタCがカウン
トアップされる。次いで、ステップ208では、カウン
タCが所定値C0 以上であるかが判別される。C0 は、
リザーバタンク54内に、基準値を超えるブレーキフル
ードを流入させるために必要とされる時間として予め設
定した値である。C≧C0 が不成立である場合は、以
後、何ら処理を進めることなく今回のルーチンが終了さ
れる。一方、既にC≧C 0 が成立していると判別される
場合は、ステップ210において第2駆動モータをオフ
状態とし、ステップ212において第1乃至第3ソレノ
イド24,26;36,42;38,44をオフ状態と
し、更に、ステップ214においてカウンタCをクリア
して今回のルーチンを終了する。
トアップされる。次いで、ステップ208では、カウン
タCが所定値C0 以上であるかが判別される。C0 は、
リザーバタンク54内に、基準値を超えるブレーキフル
ードを流入させるために必要とされる時間として予め設
定した値である。C≧C0 が不成立である場合は、以
後、何ら処理を進めることなく今回のルーチンが終了さ
れる。一方、既にC≧C 0 が成立していると判別される
場合は、ステップ210において第2駆動モータをオフ
状態とし、ステップ212において第1乃至第3ソレノ
イド24,26;36,42;38,44をオフ状態と
し、更に、ステップ214においてカウンタCをクリア
して今回のルーチンを終了する。
【0071】尚、上記の実施例においては、ECU10
が上記ステップ202〜210の処理に従って第2ポン
プ機構84および第2駆動モータ90を作動させること
により、前記請求項1記載の加圧手段が実現される。図
9は、本発明の第4実施例のシステム構成図を示す。
尚、図9において、上記図1に示す構成部分と同一の部
分には、同一の符号を付してその説明を省略する。本実
施例のブレーキ液圧制御装置は、マスタシリンダ12の
上部に配設されるフルードタンク16内のブレーキフル
ード量を検出する液量センサ92を備えている。
が上記ステップ202〜210の処理に従って第2ポン
プ機構84および第2駆動モータ90を作動させること
により、前記請求項1記載の加圧手段が実現される。図
9は、本発明の第4実施例のシステム構成図を示す。
尚、図9において、上記図1に示す構成部分と同一の部
分には、同一の符号を付してその説明を省略する。本実
施例のブレーキ液圧制御装置は、マスタシリンダ12の
上部に配設されるフルードタンク16内のブレーキフル
ード量を検出する液量センサ92を備えている。
【0072】制動力制御の実行に伴って、リザーバタン
ク54内のブレーキフルードがホイルシリンダ28,3
0に向けて流出するのは、ブレーキ液圧制御装置におい
てポンプ増圧モードが行われる場合である。ポンプ増圧
モードの実行中は、マスタシリンダ12からブレーキフ
ルードは流出しない。従って、マスタシリンダ12内の
ブレーキフルードが不足状態となることはなく、フルー
ドタンク16内のブレーキフルードが減少することもな
い。
ク54内のブレーキフルードがホイルシリンダ28,3
0に向けて流出するのは、ブレーキ液圧制御装置におい
てポンプ増圧モードが行われる場合である。ポンプ増圧
モードの実行中は、マスタシリンダ12からブレーキフ
ルードは流出しない。従って、マスタシリンダ12内の
ブレーキフルードが不足状態となることはなく、フルー
ドタンク16内のブレーキフルードが減少することもな
い。
【0073】一方、制動力制御によって通常増圧モード
と減圧モードとが繰り返し実行されると、マスタシリン
ダ12から多量のブレーキフルードが流出し、フルード
タンク16内のブレーキフルード量が減少されると共
に、リザーバタンク54内には、基準値に比して多量の
ブレーキフルードが貯留される。
と減圧モードとが繰り返し実行されると、マスタシリン
ダ12から多量のブレーキフルードが流出し、フルード
タンク16内のブレーキフルード量が減少されると共
に、リザーバタンク54内には、基準値に比して多量の
ブレーキフルードが貯留される。
【0074】このように、リザーバタンク54内のブレ
ーキフルードの量と、フルードタンク16内のブレーキ
フルードの量とには相関関係がある。従って、リザーバ
タンク54内のブレーキフルードの量が基準値を超えて
いるか否かは、フルードタンク16内のブレーキフルー
ドの量に基づいて推定することができる。また、リザー
バタンク54内のブレーキフルード量が基準値に比して
多量である場合は、敢えてリザーバタンク54を加圧す
るまでもなく、その後、リザーバタンク54を大気圧に
開放するだけで、リザーバタンク54内のブレーキフル
ード量を速やかに基準値に復帰させることができる。
ーキフルードの量と、フルードタンク16内のブレーキ
フルードの量とには相関関係がある。従って、リザーバ
タンク54内のブレーキフルードの量が基準値を超えて
いるか否かは、フルードタンク16内のブレーキフルー
ドの量に基づいて推定することができる。また、リザー
バタンク54内のブレーキフルード量が基準値に比して
多量である場合は、敢えてリザーバタンク54を加圧す
るまでもなく、その後、リザーバタンク54を大気圧に
開放するだけで、リザーバタンク54内のブレーキフル
ード量を速やかに基準値に復帰させることができる。
【0075】そこで、本実施例のブレーキ液圧装置にお
いては、フルードタンク16内のブレーキフルード量に
基づいて、リザーバタンク54内のブレーキフルード量
が基準値に満たないか否かを判断し、その結果、リザー
バタンク54内のブレーキフルード量が基準値に満たな
いと判断された場合にのみ、リザーバタンク54にブレ
ーキフルードを圧送することとした。
いては、フルードタンク16内のブレーキフルード量に
基づいて、リザーバタンク54内のブレーキフルード量
が基準値に満たないか否かを判断し、その結果、リザー
バタンク54内のブレーキフルード量が基準値に満たな
いと判断された場合にのみ、リザーバタンク54にブレ
ーキフルードを圧送することとした。
【0076】図10は、上記の機能を実現すべくECU
10が実行するルーチンの一例のフローチャートを示
す。本ルーチンは、上記図8に示すルーチンと同様に、
制動力制御の実行が開始される毎に起動され、一定時間
毎に実行されるルーチンである。尚、本ルーチンにおい
て、上記図8に示すルーチンと同一のステップには、同
一の符号を付してその説明を省略する。
10が実行するルーチンの一例のフローチャートを示
す。本ルーチンは、上記図8に示すルーチンと同様に、
制動力制御の実行が開始される毎に起動され、一定時間
毎に実行されるルーチンである。尚、本ルーチンにおい
て、上記図8に示すルーチンと同一のステップには、同
一の符号を付してその説明を省略する。
【0077】すなわち、本ルーチンは、ステップ200
において制動力制御が終了したと判別された場合に、ス
テップ300へ進み、フルードタンク16内に貯留され
ているブレーキフルードのリザーブ量が、制動力制御の
実行前後で、所定量を超えて減少しているかが判別され
る。その結果、リザーブ量が所定量を超えて減少してい
る場合は、リザーバタンク54内のブレーキフルード量
が基準値に比して多量であると判断され、以後の処理を
進めることなく今回のルーチンが終了される。一方、フ
ルードタンク16内のリザーブ量が所定量を超えて減少
していないと判断された場合は、リザーバタンク54内
のブレーキフルード量が基準値に比して少量となってい
る可能性があると判断され、ステップ202以降の処理
が実行される。
において制動力制御が終了したと判別された場合に、ス
テップ300へ進み、フルードタンク16内に貯留され
ているブレーキフルードのリザーブ量が、制動力制御の
実行前後で、所定量を超えて減少しているかが判別され
る。その結果、リザーブ量が所定量を超えて減少してい
る場合は、リザーバタンク54内のブレーキフルード量
が基準値に比して多量であると判断され、以後の処理を
進めることなく今回のルーチンが終了される。一方、フ
ルードタンク16内のリザーブ量が所定量を超えて減少
していないと判断された場合は、リザーバタンク54内
のブレーキフルード量が基準値に比して少量となってい
る可能性があると判断され、ステップ202以降の処理
が実行される。
【0078】本実施例のブレーキ液圧制御装置によれ
ば、不必要にリザーバタンク54の加圧を行うことな
く、かつ、確実に制動力制御の実行直後に、速やかにリ
ザーバタンク54内のブレーキフルード量を基準値に調
整することができる。図11は、本発明の第5実施例の
システムにおいて実行されるフローチャートを示す。本
実施例は、上記図1に示す構成を有するブレーキ液圧装
置によって実現することができる。尚、図11に示すル
ーチンは、所定時間毎に起動される定時割り込みルーチ
ンである。
ば、不必要にリザーバタンク54の加圧を行うことな
く、かつ、確実に制動力制御の実行直後に、速やかにリ
ザーバタンク54内のブレーキフルード量を基準値に調
整することができる。図11は、本発明の第5実施例の
システムにおいて実行されるフローチャートを示す。本
実施例は、上記図1に示す構成を有するブレーキ液圧装
置によって実現することができる。尚、図11に示すル
ーチンは、所定時間毎に起動される定時割り込みルーチ
ンである。
【0079】図11に示すルーチンが起動されると、先
ずステップ400において、前回の処理時から今回の処
理時にかけて制動力制御の実行が開始されたか否かが判
別される。制動力制御が開始されたと判別された場合
は、ステップ402において、フラグXCBRKに
“1”がセットされる。一方、制動力制御の実行が開始
されていないと判別された場合は、ステップ404にお
いて、フラグXCBRKに“1”がセットされているか
否かが判別される。
ずステップ400において、前回の処理時から今回の処
理時にかけて制動力制御の実行が開始されたか否かが判
別される。制動力制御が開始されたと判別された場合
は、ステップ402において、フラグXCBRKに
“1”がセットされる。一方、制動力制御の実行が開始
されていないと判別された場合は、ステップ404にお
いて、フラグXCBRKに“1”がセットされているか
否かが判別される。
【0080】ステップ404で、XCBRK=1が成立
すると判別される場合は、現在制動力制御の実行中であ
ると判断され、次いでステップ406の処理が実行され
る。一方、XCBRK=1が不成立であると判別される
場合は、現在制動力制御の実行が行われていないと判断
され、以後、何ら処理を進めることなく今回のルーチン
が終了される。
すると判別される場合は、現在制動力制御の実行中であ
ると判断され、次いでステップ406の処理が実行され
る。一方、XCBRK=1が不成立であると判別される
場合は、現在制動力制御の実行が行われていないと判断
され、以後、何ら処理を進めることなく今回のルーチン
が終了される。
【0081】ステップ406では、制動力制御の実行中
に行われた減圧モードの累積時間が計数される。同様
に、ステップ408では、増圧モードの累積時間がそれ
ぞれ計数される。そして、ステップ410では、これら
の累積時間に基づいて、予め設定されているロジックに
従って、リザーバタンク54のピストン54aのストロ
ーク量が推定される。
に行われた減圧モードの累積時間が計数される。同様
に、ステップ408では、増圧モードの累積時間がそれ
ぞれ計数される。そして、ステップ410では、これら
の累積時間に基づいて、予め設定されているロジックに
従って、リザーバタンク54のピストン54aのストロ
ーク量が推定される。
【0082】上記の処理が終了すると、次にステップ4
12において、所定値を超えるマスタシリンダ圧PM/C
が出力されているか否かが判別される。制動力制御の実
行中にマスタシリンダ圧PM/C が出力されていなけれ
ば、マスタシリンダ12からはブレーキフルードが流出
されていないと判断することができる。マスタシリンダ
12からブレーキフルードが流出していないとすれば、
リザーバタンク54内のブレーキフルードの量と、ホイ
ルシリンダ28,30内のブレーキフルードの量との総
量に変化がないと推定することができる。
12において、所定値を超えるマスタシリンダ圧PM/C
が出力されているか否かが判別される。制動力制御の実
行中にマスタシリンダ圧PM/C が出力されていなけれ
ば、マスタシリンダ12からはブレーキフルードが流出
されていないと判断することができる。マスタシリンダ
12からブレーキフルードが流出していないとすれば、
リザーバタンク54内のブレーキフルードの量と、ホイ
ルシリンダ28,30内のブレーキフルードの量との総
量に変化がないと推定することができる。
【0083】このため、上記の判別がなされた場合は、
ステップ412に続き、ステップ414において制動力
制御が終了しているか否かが判別される。そして、制動
力制御が終了していないと判別された場合はそのまま今
回のルーチンを終了し、一方、制動力制御が終了されて
いると判別された場合は、ステップ416へ進み、第1
および第3ソレノイド24,26;38,44のみにオ
ン信号を供給する処理が行われる。
ステップ412に続き、ステップ414において制動力
制御が終了しているか否かが判別される。そして、制動
力制御が終了していないと判別された場合はそのまま今
回のルーチンを終了し、一方、制動力制御が終了されて
いると判別された場合は、ステップ416へ進み、第1
および第3ソレノイド24,26;38,44のみにオ
ン信号を供給する処理が行われる。
【0084】第1ソレノイド24,26にオン信号が供
給されると、第1ソレノイド24,26が閉弁状態とな
り、第3ソレノイド38,44にオン信号が供給される
と、第3ソレノイド38,44が開弁状態となるため、
ホイルシリンダ28,30がリザーバタンク54にのみ
導通する状態となる。従って、リザーバタンク54内か
ら流出していたブレーキフルードが、正確にホイルシリ
ンダ28,30からリザーバタンク54内に流入し、リ
ザーバタンク54内のブレーキフルードが、正確に基準
値に復帰する。
給されると、第1ソレノイド24,26が閉弁状態とな
り、第3ソレノイド38,44にオン信号が供給される
と、第3ソレノイド38,44が開弁状態となるため、
ホイルシリンダ28,30がリザーバタンク54にのみ
導通する状態となる。従って、リザーバタンク54内か
ら流出していたブレーキフルードが、正確にホイルシリ
ンダ28,30からリザーバタンク54内に流入し、リ
ザーバタンク54内のブレーキフルードが、正確に基準
値に復帰する。
【0085】上記ステップ412において、制動力制御
の実行中にマスタシリンダ圧PM/Cが出力されていると
判別された場合は、マスタシリンダ12からホイルシリ
ンダ28,30へ向けてブレーキフルードが流出してい
る可能性を認識する必要がある。従って、かかる場合に
は、単にホイルシリンダ28,30内のブレーキフルー
ドをリザーバタンク54に復帰させるだけでは、リザー
バタンク54内のブレーキフルード量を基準値に復帰さ
せることはできない。
の実行中にマスタシリンダ圧PM/Cが出力されていると
判別された場合は、マスタシリンダ12からホイルシリ
ンダ28,30へ向けてブレーキフルードが流出してい
る可能性を認識する必要がある。従って、かかる場合に
は、単にホイルシリンダ28,30内のブレーキフルー
ドをリザーバタンク54に復帰させるだけでは、リザー
バタンク54内のブレーキフルード量を基準値に復帰さ
せることはできない。
【0086】そこで、上記の判別がなされた場合は、ス
テップ412に続き、ステップ418において、制動力
制御が終了したかが判別される。そして、その結果、制
動力制御が終了していないと判別された場合はそのまま
今回のルーチンを終了し、一方、制動力制御が終了され
ていると判別された場合は、ステップ420へ進み、マ
スタシリンダ12から流出したブレーキフルードを、ポ
ンプ機構48を用いてリザーバタンク54から汲み上げ
るのに要する時間が、上記ステップ410で推定された
リザーバタンクのストローク推定値に基づいて演算され
る。
テップ412に続き、ステップ418において、制動力
制御が終了したかが判別される。そして、その結果、制
動力制御が終了していないと判別された場合はそのまま
今回のルーチンを終了し、一方、制動力制御が終了され
ていると判別された場合は、ステップ420へ進み、マ
スタシリンダ12から流出したブレーキフルードを、ポ
ンプ機構48を用いてリザーバタンク54から汲み上げ
るのに要する時間が、上記ステップ410で推定された
リザーバタンクのストローク推定値に基づいて演算され
る。
【0087】そして、ポンプ機構48を駆動する時間の
演算が終了したら、ステップ422において、第2ソレ
ノイド36,42にオン信号を供給すると共に、ポンプ
機構48を駆動する処理が実行される。このように、ポ
ンプ機構48が駆動されると、リザーバタンク54内に
流入していた過剰なブレーキフルードが、第2ソレノイ
ド36,42を介してマスタシリンダ12側へ圧送さ
れ、リザーバタンク54内のブレーキフルード量が、精
度良く、かつ、速やかに、基準値に復帰される。
演算が終了したら、ステップ422において、第2ソレ
ノイド36,42にオン信号を供給すると共に、ポンプ
機構48を駆動する処理が実行される。このように、ポ
ンプ機構48が駆動されると、リザーバタンク54内に
流入していた過剰なブレーキフルードが、第2ソレノイ
ド36,42を介してマスタシリンダ12側へ圧送さ
れ、リザーバタンク54内のブレーキフルード量が、精
度良く、かつ、速やかに、基準値に復帰される。
【0088】上述の如く、ECU10が、上記図11に
示すルーチンを実行する場合、制動力制御が実行された
後、速やかにリザーバタンク54内のブレーキフルード
量を基準値に復帰させることができる。従って、本実施
例のブレーキ液圧制御装置によっても、増圧制御におけ
る十分な増圧能力と、減圧制御における十分あな減圧制
御とを、車両の走行中常に確保することができる。
示すルーチンを実行する場合、制動力制御が実行された
後、速やかにリザーバタンク54内のブレーキフルード
量を基準値に復帰させることができる。従って、本実施
例のブレーキ液圧制御装置によっても、増圧制御におけ
る十分な増圧能力と、減圧制御における十分あな減圧制
御とを、車両の走行中常に確保することができる。
【0089】尚、上記の実施例においては、第3ソレノ
イド38,44が前記請求項3記載の弁機構に相当し、
ECU10が上記ステップ414,416の処理を実行
することにより前記請求項3記載の弁駆動装置が実現さ
れる。また、上記の実施例においては、マスタシリンダ
12が前記請求項4記載の加圧手段に、ポンプ機構48
および駆動モータ56が前記請求項4記載のポンプ機構
にそれぞれ相当し、ECU10が上記ステップ406〜
410の処理を実行することにより前記請求項4記載の
フルード量検出手段が、また、ECU10が上記ステッ
プ418〜422の処理を実行することにより前記請求
項4記載のポンプ駆動手段が、それぞれ実現される。
イド38,44が前記請求項3記載の弁機構に相当し、
ECU10が上記ステップ414,416の処理を実行
することにより前記請求項3記載の弁駆動装置が実現さ
れる。また、上記の実施例においては、マスタシリンダ
12が前記請求項4記載の加圧手段に、ポンプ機構48
および駆動モータ56が前記請求項4記載のポンプ機構
にそれぞれ相当し、ECU10が上記ステップ406〜
410の処理を実行することにより前記請求項4記載の
フルード量検出手段が、また、ECU10が上記ステッ
プ418〜422の処理を実行することにより前記請求
項4記載のポンプ駆動手段が、それぞれ実現される。
【0090】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、リザーバタンクを加圧した後大気に開放することに
より、リザーバタンク内のフルードの量を、速やかに基
準量とすることができる。従って、本発明に係るブレー
キ液圧制御装置によれば、リザーバタンク内のフルード
を用いた増圧制御、およびリザーバタンク内の空き容量
を利用した減圧制御の双方を実行するブレーキ装置に対
して、常に十分な増圧能力および減圧能力を与えること
ができる。
ば、リザーバタンクを加圧した後大気に開放することに
より、リザーバタンク内のフルードの量を、速やかに基
準量とすることができる。従って、本発明に係るブレー
キ液圧制御装置によれば、リザーバタンク内のフルード
を用いた増圧制御、およびリザーバタンク内の空き容量
を利用した減圧制御の双方を実行するブレーキ装置に対
して、常に十分な増圧能力および減圧能力を与えること
ができる。
【0091】請求項2記載の発明によれば、ブレーキペ
ダルに作用するブレーキ踏力を利用することで、複雑な
構成を採ることなく、リザーバタンクを加圧する機構を
実現することができる。また、リザーバタンクを加圧す
る際のブレーキペダルの急激なストローク変化を防止す
ることができる。従って、本発明によれば、運転者に違
和感を与えることなくリザーバタンクを加圧し得るブレ
ーキ液圧制御装置を、簡単な構成で実現することができ
る。
ダルに作用するブレーキ踏力を利用することで、複雑な
構成を採ることなく、リザーバタンクを加圧する機構を
実現することができる。また、リザーバタンクを加圧す
る際のブレーキペダルの急激なストローク変化を防止す
ることができる。従って、本発明によれば、運転者に違
和感を与えることなくリザーバタンクを加圧し得るブレ
ーキ液圧制御装置を、簡単な構成で実現することができ
る。
【0092】請求項3記載の発明によれば、増圧制御の
実行中にリザーバタンクからホイルシリンダに流入した
フルードが、増圧制御が終了した時点で、ホイルシリン
ダからリザーバタンクに流入する。従って、本発明に係
るブレーキ液圧制御装置によれば、増圧制御が終了され
る毎に、確実にリザーバタンク内のフルード量を初期値
に復帰させることができる。
実行中にリザーバタンクからホイルシリンダに流入した
フルードが、増圧制御が終了した時点で、ホイルシリン
ダからリザーバタンクに流入する。従って、本発明に係
るブレーキ液圧制御装置によれば、増圧制御が終了され
る毎に、確実にリザーバタンク内のフルード量を初期値
に復帰させることができる。
【0093】請求項4記載の発明によれば、リザーバタ
ンク内のブレーキフルードの増量分を正確にマスタシリ
ンダに圧送することができる。従って、本発明にかかる
ブレーキ液圧制御装置によれば、リザーバタンク内のブ
レーキフルード量を精度良く基準値に調整することがで
きる。また、本発明によれば、リザーバタンクからマス
タシリンダへのブレーキフルードの圧送を、ポンプ機構
を用いて行うことができる。従って、本発明に係るブレ
ーキ液圧制御装置によれば、マスタシリンダ圧が昇圧さ
れている状況下でも、確実にリザーバタンク内のブレー
キフルードを基準値に復帰させることができる。
ンク内のブレーキフルードの増量分を正確にマスタシリ
ンダに圧送することができる。従って、本発明にかかる
ブレーキ液圧制御装置によれば、リザーバタンク内のブ
レーキフルード量を精度良く基準値に調整することがで
きる。また、本発明によれば、リザーバタンクからマス
タシリンダへのブレーキフルードの圧送を、ポンプ機構
を用いて行うことができる。従って、本発明に係るブレ
ーキ液圧制御装置によれば、マスタシリンダ圧が昇圧さ
れている状況下でも、確実にリザーバタンク内のブレー
キフルードを基準値に復帰させることができる。
【図1】本発明の第1実施例のシステム構成図である。
【図2】本発明の第1実施例のシステムに用いるマスタ
シリンダ圧パイロット式リリーフバルブの正面断面図で
ある。
シリンダ圧パイロット式リリーフバルブの正面断面図で
ある。
【図3】本発明の第1実施例のシステムに用いるリザー
バタンクの原位置復帰特性を示す特性図である。
バタンクの原位置復帰特性を示す特性図である。
【図4】本発明の第1実施例のシステムにおいて実行さ
れる制御ルーチンの一例のフローチャートである。
れる制御ルーチンの一例のフローチャートである。
【図5】本発明の第1実施例のシステムの動作の一例を
説明するためのタイムチャートである。
説明するためのタイムチャートである。
【図6】本発明の第2実施例のシステム構成図である。
【図7】本発明の第3実施例のシステム構成図である。
【図8】本発明の第3実施例のシステムにおいて実行さ
れる制御ルーチンの一例のフローチャートである。
れる制御ルーチンの一例のフローチャートである。
【図9】本発明の第4実施例のシステム構成図である。
【図10】本発明の第4実施例のシステムにおいて実行
される制御ルーチンの一例のフローチャートである。
される制御ルーチンの一例のフローチャートである。
【図11】本発明の第5実施例のシステムにおいて実行
される制御ルーチンの一例のフローチャートである。
される制御ルーチンの一例のフローチャートである。
【符号の説明】 10 電子制御ユニット(ECU) 12 マスタシリンダ 14 ブレーキペダル 16,54 リザーバタンク 24,26 第1ソレノイド 36,42 第2ソレノイド 38,44 第3ソレノイド 28,30 ホイルシリンダ 48 ポンプ機構 50 マスタシリンダ圧パイロット式リリーフバルブ
(PRV)
(PRV)
Claims (4)
- 【請求項1】 原位置復帰機能を備えるリザーバタンク
内のブレーキフルードをホイルシリンダに供給してホイ
ルシリンダ圧を増圧する増圧制御と、ホイルシリンダ内
のブレーキフルードを前記リザーバタンク内に流出させ
てホイルシリンダ圧を減圧する減圧制御とを行うブレー
キ装置のブレーキ液圧を制御するブレーキ液圧制御装置
において、 リザーバタンクを加圧する加圧手段と、 該加圧手段による加圧処理の後に、前記リザーバタンク
をほぼ大気圧に開放する大気開放手段と、 を備えることを特徴とするブレーキ液圧制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のブレーキ液圧制御装置に
おいて、前記加圧手段は、 ブレーキペダルのストローク量に応じてブレーキフルー
ドを流出するフルード発生機構と、 該ブレーキ発生機構と前記リザーバタンクとの間に配設
された弁機構と、 該弁機構をパルス駆動するパルス駆動装置と、 を備えることを特徴とするブレーキ液圧制御装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のブレーキ液圧制御装置に
おいて、前記加圧手段は、 前記ホイルシリンダと前記リザーバとの間に配設された
弁機構と、 前記増圧制御の終了時に前記弁機構を開弁する弁駆動装
置と、 を備えることを特徴とするブレーキ液圧制御装置。 - 【請求項4】 リザーバタンク内のブレーキフルードを
ホイルシリンダに供給してホイルシリンダ圧を増圧する
増圧制御と、ホイルシリンダ内のブレーキフルードを前
記リザーバタンク内に流出させてホイルシリンダ圧を減
圧する減圧制御とを行うブレーキ装置のブレーキ液圧を
制御するブレーキ液圧制御装置において、 リザーバタンクを加圧する加圧手段と、 リザーバタンク内のブレーキフルードの量を検出するフ
ルード量検出手段と、 前記リザーバタンク内のブレーキフルードを汲み上げて
マスタシリンダに圧送するポンプ機構と、 前記リザーバタンク内のブレーキフルードが基準量とな
るように、前記ポンプ機構を駆動するポンプ駆動手段
と、 を備えることを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24025495A JPH0976890A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | ブレーキ液圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24025495A JPH0976890A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | ブレーキ液圧制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0976890A true JPH0976890A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17056761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24025495A Pending JPH0976890A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | ブレーキ液圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0976890A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010269772A (ja) * | 2009-05-25 | 2010-12-02 | Toyota Motor Corp | ブレーキ制御装置 |
-
1995
- 1995-09-19 JP JP24025495A patent/JPH0976890A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010269772A (ja) * | 2009-05-25 | 2010-12-02 | Toyota Motor Corp | ブレーキ制御装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2022690B1 (en) | Vehicle brake device and its reservoir | |
| JP3433786B2 (ja) | 制動力制御装置 | |
| US20050200199A1 (en) | Vehicle brake device | |
| JP2003226232A (ja) | 車両用電子制御式ブレーキシステム | |
| JP4395793B2 (ja) | 回転式ポンプを備えた油圧回路及びこの油圧回路を用いたブレーキ装置 | |
| JPH09290743A (ja) | 制動力制御装置 | |
| JP3115909B2 (ja) | 車両用アンチロックブレーキおよびトラクションコントロールシステム用油圧モジュレータ | |
| JP3821325B2 (ja) | ブレーキ倍力システム | |
| JPH0976890A (ja) | ブレーキ液圧制御装置 | |
| JP2002362353A (ja) | 自動車用制動油圧調節装置 | |
| JPH0661631U (ja) | アンチロック用モジュレータ | |
| JPH10250568A (ja) | ブレーキストロークシミュレータ | |
| JPH076048Y2 (ja) | 車両用のアンチロツク装置 | |
| JPH0423719Y2 (ja) | ||
| JP2683352B2 (ja) | アンチスキッドブレーキ装置 | |
| JP2009067269A (ja) | ブレーキ制御装置 | |
| US5738419A (en) | Anti-lock fluid pressure control apparatus with fail-safe mechanism | |
| JPH11152024A (ja) | 液圧ブレーキ装置 | |
| JPH10329674A (ja) | 液圧ブレーキ装置 | |
| JPH06312658A (ja) | 液圧ブレーキ装置 | |
| JPH10132130A (ja) | 液圧制御装置および液圧制御用電磁弁 | |
| JPH05201320A (ja) | 還流式アンチスキッド型液圧ブレーキ装置 | |
| JPH0930388A (ja) | ブレーキ液圧制御装置 | |
| JP2002067925A (ja) | 車両の液圧ブレーキ装置 | |
| JP2006021580A (ja) | 制動装置 |