JPH0976958A - 折れ曲がった表面に吸着し且つそれに沿って移動可能な、吸着シールを備えた減圧容器、および該吸着シールの製作方法 - Google Patents
折れ曲がった表面に吸着し且つそれに沿って移動可能な、吸着シールを備えた減圧容器、および該吸着シールの製作方法Info
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- JPH0976958A JPH0976958A JP7271678A JP27167895A JPH0976958A JP H0976958 A JPH0976958 A JP H0976958A JP 7271678 A JP7271678 A JP 7271678A JP 27167895 A JP27167895 A JP 27167895A JP H0976958 A JPH0976958 A JP H0976958A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】包囲流体の圧力によって、表面が折れ曲がった
部分に吸着し、且つ部分に沿って移動可能な、吸着シー
ルを備えた減圧容器及び吸着シールの安価な製作方法を
提供。 【解決手段】減圧容器は、表面と対面する側が開口した
函体21と函体の開口の全周に装着された環状の吸着シ
ールと減圧容器と表面により包囲された領域より流体を
抽出する真空生成手段により少なくとも構成されており
吸着シールは、表面と接触するリップ部と函体の該開口
の全周に装着、固定された固定部とリップ部と固定部を
接続する中間部により少なくとも構成されている。
部分に吸着し、且つ部分に沿って移動可能な、吸着シー
ルを備えた減圧容器及び吸着シールの安価な製作方法を
提供。 【解決手段】減圧容器は、表面と対面する側が開口した
函体21と函体の開口の全周に装着された環状の吸着シ
ールと減圧容器と表面により包囲された領域より流体を
抽出する真空生成手段により少なくとも構成されており
吸着シールは、表面と接触するリップ部と函体の該開口
の全周に装着、固定された固定部とリップ部と固定部を
接続する中間部により少なくとも構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気や水の如とき包囲
流体の圧力によって、折れ曲がった表面に吸着し、且つ
それに沿って移動可能な、吸着シールを備えた減圧容器
に関する。本発明はまた、該吸着シールの製作方法に関
する。
流体の圧力によって、折れ曲がった表面に吸着し、且つ
それに沿って移動可能な、吸着シールを備えた減圧容器
に関する。本発明はまた、該吸着シールの製作方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】船舶、ビルディング等の傾斜した又は実
質上垂直な種々の壁面に吸着して移動することができ
る、減圧容器を備えた装置として、例えば特公昭60−
26752号公報(米国特許第4,095,378号明
細書及び図面)に開示された装置を挙げることができ
る。かかる装置は、自由端部が壁面に接触せしめられる
吸着シールを備えた減圧容器と、該減圧容器に装着され
た移動手段としての車輪と、該壁面及び該減圧容器によ
って規定された減圧領域内の流体を外部に排出するため
の真空生成手段とを備えている。かかる装置において
は、該真空生成手段が付勢されると該減圧領域内の流体
が外部に排出され、該減圧領域の内外の流体圧力差に起
因して該減圧容器に作用する流体圧力は該車輪を介して
該壁面に伝達され、かかる流体圧力によって装置が該壁
面に吸着される。また、かかる吸着状態において電動モ
ータの如き駆動手段によって該車輪を回転駆動せしめる
と、該車輪の作用によって装置は該壁面に沿って移動す
る。また、かかる装置には、表面に研掃材を噴射する研
掃材噴射手段の如き作業装置が装着されている。
質上垂直な種々の壁面に吸着して移動することができ
る、減圧容器を備えた装置として、例えば特公昭60−
26752号公報(米国特許第4,095,378号明
細書及び図面)に開示された装置を挙げることができ
る。かかる装置は、自由端部が壁面に接触せしめられる
吸着シールを備えた減圧容器と、該減圧容器に装着され
た移動手段としての車輪と、該壁面及び該減圧容器によ
って規定された減圧領域内の流体を外部に排出するため
の真空生成手段とを備えている。かかる装置において
は、該真空生成手段が付勢されると該減圧領域内の流体
が外部に排出され、該減圧領域の内外の流体圧力差に起
因して該減圧容器に作用する流体圧力は該車輪を介して
該壁面に伝達され、かかる流体圧力によって装置が該壁
面に吸着される。また、かかる吸着状態において電動モ
ータの如き駆動手段によって該車輪を回転駆動せしめる
と、該車輪の作用によって装置は該壁面に沿って移動す
る。また、かかる装置には、表面に研掃材を噴射する研
掃材噴射手段の如き作業装置が装着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、空気や水の
如とき包囲流体の圧力によって、壁面と床面が交差する
部分など表面が折れ曲がった部分に吸着し、且つ該折れ
曲がった部分に沿って移動可能な、吸着シールを備えた
減圧容器を提案するものである。本発明はまた、該吸着
シールの安価な製作方法を提案するものである。
如とき包囲流体の圧力によって、壁面と床面が交差する
部分など表面が折れ曲がった部分に吸着し、且つ該折れ
曲がった部分に沿って移動可能な、吸着シールを備えた
減圧容器を提案するものである。本発明はまた、該吸着
シールの安価な製作方法を提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の技術的解決課題を
達成するために、本発明によれば、表面を包囲し且つ該
包囲された表面と協働して減圧領域を形成し、かつ該表
面に沿って移動可能な、吸着シールを備えた減圧容器に
おいて;該減圧容器は、該表面と対面する側が開口した
函体と;該函体の該開口の全周に装着された環状の吸着
シールと;該減圧容器と該表面により包囲された領域よ
り流体を抽出する真空生成手段;により少なくとも構成
されており;該吸着シールは、該表面と接触するリップ
部と;該函体の該開口の全周に装着、固定された固定部
と;該リップ部と該固定部を接続する中間部;により少
なくとも構成されており;該吸着シールの各構成要素に
ついて、該リップ部は該表面に密着して配置された柔軟
な平板を環状にくり抜いた形状を成し、該中間部は、環
状をした該リップ部の内側部分の全周部分と、環状をし
た該固定部の全周部分に連結された膜状を成し;しか
も、該リップ部は該表面の折れ曲がった部分にならって
折れ曲がった形状を成している、ことを特徴とする、折
れ曲がった表面に吸着し且つそれに沿って移動可能な、
吸着シールを備えた減圧容器、を提案するものである。
達成するために、本発明によれば、表面を包囲し且つ該
包囲された表面と協働して減圧領域を形成し、かつ該表
面に沿って移動可能な、吸着シールを備えた減圧容器に
おいて;該減圧容器は、該表面と対面する側が開口した
函体と;該函体の該開口の全周に装着された環状の吸着
シールと;該減圧容器と該表面により包囲された領域よ
り流体を抽出する真空生成手段;により少なくとも構成
されており;該吸着シールは、該表面と接触するリップ
部と;該函体の該開口の全周に装着、固定された固定部
と;該リップ部と該固定部を接続する中間部;により少
なくとも構成されており;該吸着シールの各構成要素に
ついて、該リップ部は該表面に密着して配置された柔軟
な平板を環状にくり抜いた形状を成し、該中間部は、環
状をした該リップ部の内側部分の全周部分と、環状をし
た該固定部の全周部分に連結された膜状を成し;しか
も、該リップ部は該表面の折れ曲がった部分にならって
折れ曲がった形状を成している、ことを特徴とする、折
れ曲がった表面に吸着し且つそれに沿って移動可能な、
吸着シールを備えた減圧容器、を提案するものである。
【0005】また、上記の技術的解決課題を達成するた
めに、本発明によれば、該リップ部の主部と該固定部と
が平行な面上に有るようにあらかじめ吸着シールを形成
し、次に、該吸着シールの該固定部及び該中間部におい
て、該主部との連結部分を起点として該主部より離れる
に従って切断された2箇所の切断部分を形成し、続い
て、該リップ部を該切断起点の部分において折り曲げ、
さらに続いて、該固定部及び該中間部の該切断部分に気
密の膜を形成した、ことを特徴とする、折れ曲がった表
面に吸着し且つそれに沿って移動可能な、吸着シールを
備えた減圧容器の吸着シールの製作方法、を提案するも
のである。
めに、本発明によれば、該リップ部の主部と該固定部と
が平行な面上に有るようにあらかじめ吸着シールを形成
し、次に、該吸着シールの該固定部及び該中間部におい
て、該主部との連結部分を起点として該主部より離れる
に従って切断された2箇所の切断部分を形成し、続い
て、該リップ部を該切断起点の部分において折り曲げ、
さらに続いて、該固定部及び該中間部の該切断部分に気
密の膜を形成した、ことを特徴とする、折れ曲がった表
面に吸着し且つそれに沿って移動可能な、吸着シールを
備えた減圧容器の吸着シールの製作方法、を提案するも
のである。
【0006】
【作用】本発明の減圧容器においては、真空生成手段を
付勢すると、減圧領域内の大気の如き流体が該減圧容器
の外部に排出され、該減圧領域が所要の通り減圧され
る。かく該減圧領域が減圧されると、該減圧領域の内外
の流体圧力差に起因して該減圧容器に作用する大気の如
き包囲流体の圧力が車輪の如き移動手段を介して表面に
伝達され、かくしてかかる包囲流体圧力によって該減圧
容器が表面に吸着される。また、かかる吸着状態におい
て電動モータの如き駆動手段によって該車輪を回転駆動
せしめると、該車輪の作用によって装置は該表面に沿っ
て移動する。
付勢すると、減圧領域内の大気の如き流体が該減圧容器
の外部に排出され、該減圧領域が所要の通り減圧され
る。かく該減圧領域が減圧されると、該減圧領域の内外
の流体圧力差に起因して該減圧容器に作用する大気の如
き包囲流体の圧力が車輪の如き移動手段を介して表面に
伝達され、かくしてかかる包囲流体圧力によって該減圧
容器が表面に吸着される。また、かかる吸着状態におい
て電動モータの如き駆動手段によって該車輪を回転駆動
せしめると、該車輪の作用によって装置は該表面に沿っ
て移動する。
【0007】
【実施例】以下、本発明に従って構成された装置の好適
実施例について、添付図を参照して更に詳細に説明す
る。
実施例について、添付図を参照して更に詳細に説明す
る。
【0008】図1乃至図7を参照して説明すると、減圧
容器は、外形が長円形を成しかつ内側が長円形にくり抜
かれた板が90度に折り曲げられた形状の吸着シール取
付板22と;該吸着シール取付板22の該長円形にくり
抜かれた部分に溶着された函体21と;該函体21に溶
着されたサクションホース接続管222と;該吸着シー
ル取付板22にボルト、ナットにて固定された環状の吸
着シール23、から構成されている。該吸着シール23
は、例えばウレタンゴム、プラスチック等の比較的柔軟
な材料から形成されており、壁面03及び床面04(壁
面03及び床面04を総称して表面とも呼称する)と接
触するリップ部24と;該吸着シール取付板22の外周
縁部にボルト、ナットにて固定された固定部26と;該
リップ部24と該固定部26を接続する中間部25;に
より構成されている。該吸着シール23の各構成要素の
形状について、該リップ部24はあたかも、該表面に密
着したまま90度折れ曲がって配置された柔軟な平板を
環状にくり抜いたような形状を成し、該固定部26はあ
たかも、該吸着シール取付板22に密着したまま90度
折れ曲がって配置された柔軟な平板を環状にくり抜いた
ような形状を成し、該中間部25は、環状をした該リッ
プ部24の内側部分の全周部分と、環状をした該固定部
26の内側部分の全周部分に連結された膜状を成してい
る。また該リップ部24は、該減圧領域02の内方から
外方に向けて該表面に沿って延びて周縁部に至る主部2
41と、該主部241の周縁部から更に外方に向けて該
表面から離れる方向に延びる外延長部242と、該主部
241の内方の周縁部から更に内方に向けて該表面から
離れる方向に延びる内延長部243を備えている。さら
に該主部241の外方の周縁部の全周には、該表面方向
に突き出した断面形状が略半円状の突起部244が形成
されている。サクションホース接続管222はサクショ
ンホース(図示せず)を介して真空ポンプの如き真空生
成手段(図示せず)に接続されており、該減圧容器は該
表面と協働して減圧領域02を規定する。従って、真空
生成手段(図示せず)が付勢されると、減圧領域02内
の大気の如き流体はサクションホース(図示せず)を通
って外部に排出され、かくして減圧領域02は所要の通
り減圧される。函体21の両側面には、壁面03と床面
04にそれぞれ接触する一対の車輪12が、各々、減速
機付電動モータ13の出力軸に固定された状態で具備さ
れている。また、該函体21の背面には、該減圧容器に
包囲された表面に対しプラストクリーニング等の表面処
理を実施する作業装置の一例として、該壁面03及び床
面04に向け研掃材を噴射するブラストノズル31が装
着されている。
容器は、外形が長円形を成しかつ内側が長円形にくり抜
かれた板が90度に折り曲げられた形状の吸着シール取
付板22と;該吸着シール取付板22の該長円形にくり
抜かれた部分に溶着された函体21と;該函体21に溶
着されたサクションホース接続管222と;該吸着シー
ル取付板22にボルト、ナットにて固定された環状の吸
着シール23、から構成されている。該吸着シール23
は、例えばウレタンゴム、プラスチック等の比較的柔軟
な材料から形成されており、壁面03及び床面04(壁
面03及び床面04を総称して表面とも呼称する)と接
触するリップ部24と;該吸着シール取付板22の外周
縁部にボルト、ナットにて固定された固定部26と;該
リップ部24と該固定部26を接続する中間部25;に
より構成されている。該吸着シール23の各構成要素の
形状について、該リップ部24はあたかも、該表面に密
着したまま90度折れ曲がって配置された柔軟な平板を
環状にくり抜いたような形状を成し、該固定部26はあ
たかも、該吸着シール取付板22に密着したまま90度
折れ曲がって配置された柔軟な平板を環状にくり抜いた
ような形状を成し、該中間部25は、環状をした該リッ
プ部24の内側部分の全周部分と、環状をした該固定部
26の内側部分の全周部分に連結された膜状を成してい
る。また該リップ部24は、該減圧領域02の内方から
外方に向けて該表面に沿って延びて周縁部に至る主部2
41と、該主部241の周縁部から更に外方に向けて該
表面から離れる方向に延びる外延長部242と、該主部
241の内方の周縁部から更に内方に向けて該表面から
離れる方向に延びる内延長部243を備えている。さら
に該主部241の外方の周縁部の全周には、該表面方向
に突き出した断面形状が略半円状の突起部244が形成
されている。サクションホース接続管222はサクショ
ンホース(図示せず)を介して真空ポンプの如き真空生
成手段(図示せず)に接続されており、該減圧容器は該
表面と協働して減圧領域02を規定する。従って、真空
生成手段(図示せず)が付勢されると、減圧領域02内
の大気の如き流体はサクションホース(図示せず)を通
って外部に排出され、かくして減圧領域02は所要の通
り減圧される。函体21の両側面には、壁面03と床面
04にそれぞれ接触する一対の車輪12が、各々、減速
機付電動モータ13の出力軸に固定された状態で具備さ
れている。また、該函体21の背面には、該減圧容器に
包囲された表面に対しプラストクリーニング等の表面処
理を実施する作業装置の一例として、該壁面03及び床
面04に向け研掃材を噴射するブラストノズル31が装
着されている。
【0009】次に、上述した通りの装置の作用を要約し
て説明する。真空生成手段(図示せず)を付勢すると、
減圧領域02内の大気の如き流体はサクションホース
(図示せず)を通って外部に排出され、かくして減圧領
域02は所要の通り減圧される。かく減圧領域02が減
圧されると、該減圧領域02の内外の流体圧力差に起因
して該減圧容器に作用する流体圧力は該車輪12を介し
て該壁面03及び該床面04に伝達され、かくしてかか
る包囲流体圧力によって本発明の該減圧容器が該壁面0
3及び該床面04に吸着される。また、かかる吸着状態
において該車輪12を回転駆動せしめると、該車輪12
の作用によって該減圧容器は該壁面03と該床面04が
交差する部分に沿って移動する。さらに、かかる吸着移
動状態において、該ブラストノズル31より該壁面03
及び床面04に向け研掃材が圧縮空気と共に噴射される
と、該減圧容器に包囲された表面が連続的にブラストク
リーニングされ、また噴射された後の研掃材は、真空生
成手段(図示せず)の作用により、減圧領域02内の大
気と共にサクションホース(図示せず)を通って外部に
排出される。この時、研掃材の噴射は減圧領域02内に
おいて行われるため、研掃材やダストが該減圧容器の外
へ飛散することは無い。なお、該減圧容器が該壁面03
及び該床面04に吸着している時、該吸着シール23の
リップ部24の突起部244は包囲流体の圧力により該
壁面03及び該床面04に強く接触せしめられ、よって
該突起部244は該壁面03及び該床面04と接触する
部分より減圧領域02内に該包囲流体が流入するのを極
力阻止するものである。すなわち、該減圧容器が該壁面
03及び該床面04に吸着している時、該吸着シール2
3のリップ部24の突起部244は必ず該壁面03及び
該床面04に接触し、該接触した部分において減圧領域
02が規定される。すなわち、該接触した部分を境とし
てその内側の空間は全て減圧されるので該リップ部24
は包囲流体の圧力により必ず該壁面03及び該床面04
へ押し付けられ、よって、該突起部244をして表面の
凹凸に追従して常に表面と接触せしめ、よって吸着シー
ル23は高性能なシール機能を有することができるもの
である。本発明の好適実施例の吸着シール23の中間部
25の効用について述べると、該中間部25は表面に近
接及び離隔する方向に自由に伸縮可能であるので、かく
して該リップ部24は表面の凹凸に追従して表面に近接
及び離隔する方向に自由に移動するので、かかるリップ
部24は表面に存在する凹凸と出会った際、めくれるこ
と無く該凹凸を容易に乗越えることができる。
て説明する。真空生成手段(図示せず)を付勢すると、
減圧領域02内の大気の如き流体はサクションホース
(図示せず)を通って外部に排出され、かくして減圧領
域02は所要の通り減圧される。かく減圧領域02が減
圧されると、該減圧領域02の内外の流体圧力差に起因
して該減圧容器に作用する流体圧力は該車輪12を介し
て該壁面03及び該床面04に伝達され、かくしてかか
る包囲流体圧力によって本発明の該減圧容器が該壁面0
3及び該床面04に吸着される。また、かかる吸着状態
において該車輪12を回転駆動せしめると、該車輪12
の作用によって該減圧容器は該壁面03と該床面04が
交差する部分に沿って移動する。さらに、かかる吸着移
動状態において、該ブラストノズル31より該壁面03
及び床面04に向け研掃材が圧縮空気と共に噴射される
と、該減圧容器に包囲された表面が連続的にブラストク
リーニングされ、また噴射された後の研掃材は、真空生
成手段(図示せず)の作用により、減圧領域02内の大
気と共にサクションホース(図示せず)を通って外部に
排出される。この時、研掃材の噴射は減圧領域02内に
おいて行われるため、研掃材やダストが該減圧容器の外
へ飛散することは無い。なお、該減圧容器が該壁面03
及び該床面04に吸着している時、該吸着シール23の
リップ部24の突起部244は包囲流体の圧力により該
壁面03及び該床面04に強く接触せしめられ、よって
該突起部244は該壁面03及び該床面04と接触する
部分より減圧領域02内に該包囲流体が流入するのを極
力阻止するものである。すなわち、該減圧容器が該壁面
03及び該床面04に吸着している時、該吸着シール2
3のリップ部24の突起部244は必ず該壁面03及び
該床面04に接触し、該接触した部分において減圧領域
02が規定される。すなわち、該接触した部分を境とし
てその内側の空間は全て減圧されるので該リップ部24
は包囲流体の圧力により必ず該壁面03及び該床面04
へ押し付けられ、よって、該突起部244をして表面の
凹凸に追従して常に表面と接触せしめ、よって吸着シー
ル23は高性能なシール機能を有することができるもの
である。本発明の好適実施例の吸着シール23の中間部
25の効用について述べると、該中間部25は表面に近
接及び離隔する方向に自由に伸縮可能であるので、かく
して該リップ部24は表面の凹凸に追従して表面に近接
及び離隔する方向に自由に移動するので、かかるリップ
部24は表面に存在する凹凸と出会った際、めくれるこ
と無く該凹凸を容易に乗越えることができる。
【0010】表面に凹凸が無く平滑であれば、本発明の
吸着シール23のリップ部24における、「該主部24
1の外方の周縁部から更に外方に向けて、かつ該表面か
ら離れる方向に延びる外延長部242」と、「該主部2
41の内方の周縁部から更に内方に向けて、かつ該表面
から離れる方向に延びる内延長部243」は不要であ
る。
吸着シール23のリップ部24における、「該主部24
1の外方の周縁部から更に外方に向けて、かつ該表面か
ら離れる方向に延びる外延長部242」と、「該主部2
41の内方の周縁部から更に内方に向けて、かつ該表面
から離れる方向に延びる内延長部243」は不要であ
る。
【0011】次に、図9乃至図13及び図6乃至図8を
参照して該吸着シール23の安価な製作方法を説明する
と、あらかじめ、該リップ部24の主部241と該固定
部26とが平行な面上に有るように吸着シール23を形
成し、次に、該吸着シール23の該固定部26及び該中
間部25において、該主部241との連結部分を起点と
して該主部241より離れるに従ってV字型に切断、除
去された2箇所の切断部分27を形成し、続いて、該リ
ップ部24を該切断起点の部分において折り曲げ、さら
に続いて、該固定部26及び該中間部25の該切断部分
27の切断面に接着剤を塗布して該切断された面どうし
を接着するなどして該切断部分27に気密の膜を形成す
ることにより、図6乃至図8に拡大して図示の90度折
れ曲がった部分を備えた吸着シール23を安価に製作す
ることができる。
参照して該吸着シール23の安価な製作方法を説明する
と、あらかじめ、該リップ部24の主部241と該固定
部26とが平行な面上に有るように吸着シール23を形
成し、次に、該吸着シール23の該固定部26及び該中
間部25において、該主部241との連結部分を起点と
して該主部241より離れるに従ってV字型に切断、除
去された2箇所の切断部分27を形成し、続いて、該リ
ップ部24を該切断起点の部分において折り曲げ、さら
に続いて、該固定部26及び該中間部25の該切断部分
27の切断面に接着剤を塗布して該切断された面どうし
を接着するなどして該切断部分27に気密の膜を形成す
ることにより、図6乃至図8に拡大して図示の90度折
れ曲がった部分を備えた吸着シール23を安価に製作す
ることができる。
【0012】以上に本発明の好適実施例について説明し
たが、本発明は該好適実施例の他にも特許請求の範囲に
従って種々実施例を考えることができる。例えば、以上
の本発明の好適実施例においては、壁面と床面が90度
で交差している折れ曲がった部分に吸着し且つそれに沿
って移動可能な減圧容器について説明したが、例えば貯
油タンクの外壁面と屋根面とが270度で交差している
折れ曲がった部分に吸着し且つそれに沿って移動可能な
減圧容器についても、本発明を利用して実現することが
できるものである。
たが、本発明は該好適実施例の他にも特許請求の範囲に
従って種々実施例を考えることができる。例えば、以上
の本発明の好適実施例においては、壁面と床面が90度
で交差している折れ曲がった部分に吸着し且つそれに沿
って移動可能な減圧容器について説明したが、例えば貯
油タンクの外壁面と屋根面とが270度で交差している
折れ曲がった部分に吸着し且つそれに沿って移動可能な
減圧容器についても、本発明を利用して実現することが
できるものである。
【0013】なお、以上の本発明の好適実施例について
の説明は、本発明の減圧容器が大気中の表面上に在るも
のとして説明を行ったが、本発明は水中においても適用
されることができる。かかる場合の真空ポンプについて
は、水ポンプや水駆動エゼクタを用いることができる。
の説明は、本発明の減圧容器が大気中の表面上に在るも
のとして説明を行ったが、本発明は水中においても適用
されることができる。かかる場合の真空ポンプについて
は、水ポンプや水駆動エゼクタを用いることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明においては、空気や水の如とき包
囲流体の圧力によって、壁面と床面が交差する部分など
表面が折れ曲がった部分に吸着し、且つ該折れ曲がった
部分に沿って移動可能な、吸着シールを備えた減圧容器
を実現できる。本発明においてはまた、該吸着シールの
安価な製作方法を実現できる。
囲流体の圧力によって、壁面と床面が交差する部分など
表面が折れ曲がった部分に吸着し、且つ該折れ曲がった
部分に沿って移動可能な、吸着シールを備えた減圧容器
を実現できる。本発明においてはまた、該吸着シールの
安価な製作方法を実現できる。
【図1】本発明に従って構成された減圧容器の好適実施
例を示す平面図。
例を示す平面図。
【図2】図1に示す装置における右側面図。
【図3】図1に示す装置における上面図。
【図4】図1に示す装置におけるA−Aの断面図。
【図5】図4に示す吸着シールにおけるC部の拡大断面
図。
図。
【図6】図2に示す吸着シールにおけるB部を表面と反
対方向より見た拡大斜視図。
対方向より見た拡大斜視図。
【図7】図2に示す吸着シールにおけるB部を表面と反
対方向より見た拡大斜視図。
対方向より見た拡大斜視図。
【図8】図2に示す吸着シールにおけるB部を表面の方
向より見た拡大斜視図。
向より見た拡大斜視図。
【図9】折り曲げる前の吸着シールの好適実施例を示す
表面と反対方向より見た平面図。
表面と反対方向より見た平面図。
【図10】図9に示す吸着シールにおける右側面図。
【図11】図9に示す吸着シールにおけるD部の拡大平
面図。
面図。
【図12】図10に示す吸着シールにおけるE部の拡大
右側面図。
右側面図。
【図13】図9に示す吸着シールにおけるD部を表面と
反対方向より見た拡大斜視図。
反対方向より見た拡大斜視図。
02:減圧領域 03:壁面 04:床面 12:車輪 13:減速機付モータ 14:減速機付モータ取付ブラケット 21:函体 22:吸着シール取付板 222:サクションホース接続管 23:吸着シール 24:リップ部 241:主部 242:外延長部 243:内延長部 244:突起部 233:接続部 25:中間部 26:固定部 27:切断部分 31:ブラストノズル
Claims (5)
- 【請求項1】 表面を包囲し且つ該包囲された表面と協
働して減圧領域を形成し、かつ該表面に沿って移動可能
な、吸着シールを備えた減圧容器において;該減圧容器
は、該表面と対面する側が開口した函体と;該函体の該
開口の全周に装着された環状の吸着シールと;該減圧容
器と該表面により包囲された領域より流体を抽出する真
空生成手段;により少なくとも構成されており;該吸着
シールは、該表面と接触するリップ部と;該函体の該開
口の全周に装着、固定された固定部と;該リップ部と該
固定部を接続する中間部;により少なくとも構成されて
おり;該吸着シールの各構成要素について、該リップ部
は該表面に密着して配置された柔軟な平板を環状にくり
抜いた形状を成し、該中間部は、環状をした該リップ部
の内側部分の全周部分と、環状をした該固定部の全周部
分に連結された膜状を成し;しかも、該リップ部は該表
面の折れ曲がった部分にならって折れ曲がった形状を成
している、ことを特徴とする、折れ曲がった表面に吸着
し且つそれに沿って移動可能な、吸着シールを備えた減
圧容器。 - 【請求項2】 該吸着シールの該リップ部は、該減圧領
域の内方から外方に向けて該表面に沿って延びて周縁部
に至る主部と、該主部の周縁部から更に外方に向けて、
かつ該表面から離れる方向に延びる外延長部を備えてい
る、ことを特徴とする、請求項1に記載の、折れ曲がっ
た表面に吸着し且つそれに沿って移動可能な、吸着シー
ルを備えた減圧容器。 - 【請求項3】 該吸着シールの該リップ部の該主部は、
該主部の内方の周縁部から更に内方に向けて、かつ該表
面から離れる方向に延びる内延長部を備えている、こと
を特徴とする、請求項1乃至請求項2に記載の、折れ曲
がった表面に吸着し且つそれに沿って移動可能な、吸着
シールを備えた減圧容器。 - 【請求項4】 該吸着シールの該リップ部の外方の周縁
部の全周に該表面方向に突き出した突起部が形成されて
いる、ことを特徴とする、請求項1乃至請求項3に記載
の、折れ曲がった表面に吸着し且つそれに沿って移動可
能な、吸着シールを備えた減圧容器。 - 【請求項5】 該リップ部の主部と該固定部とが平行な
面上に有るようにあらかじめ吸着シールを形成し、次
に、該吸着シールの該固定部及び該中間部において、該
主部との連結部分を起点として該主部より離れるに従っ
て切断された2箇所の切断部分を形成し、続いて、該リ
ップ部を該切断起点の部分において折り曲げ、さらに続
いて、該固定部及び該中間部の該切断部分に気密の膜を
形成した、ことを特徴とする、折れ曲がった表面に吸着
し且つそれに沿って移動可能な、吸着シールを備えた減
圧容器の吸着シールの製作方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7271678A JPH0976958A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 折れ曲がった表面に吸着し且つそれに沿って移動可能な、吸着シールを備えた減圧容器、および該吸着シールの製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7271678A JPH0976958A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 折れ曲がった表面に吸着し且つそれに沿って移動可能な、吸着シールを備えた減圧容器、および該吸着シールの製作方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0976958A true JPH0976958A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17503357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7271678A Pending JPH0976958A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 折れ曲がった表面に吸着し且つそれに沿って移動可能な、吸着シールを備えた減圧容器、および該吸着シールの製作方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0976958A (ja) |
-
1995
- 1995-09-13 JP JP7271678A patent/JPH0976958A/ja active Pending
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