JPH0976970A - スクータ型車両のボディカバー通気構造 - Google Patents

スクータ型車両のボディカバー通気構造

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JPH0976970A
JPH0976970A JP7236895A JP23689595A JPH0976970A JP H0976970 A JPH0976970 A JP H0976970A JP 7236895 A JP7236895 A JP 7236895A JP 23689595 A JP23689595 A JP 23689595A JP H0976970 A JPH0976970 A JP H0976970A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 リヤアッパカバー51に設けたインレッ
ト51aの下流側に整流板52を設け、整流板52で流
入エアーをリヤアッパカバー51内面に沿って流通させ
る。従って、タイヤ等で流入エアーの流れを乱すことな
く有効に活用して、マフラや電装品を有効に冷却する。
また、エアークリーナー18のエアー取入口18aをリ
ヤアッパカバー51内面に向けて開口して、タイヤ等に
より巻き上げられた塵などがエアークリーナー18内に
侵入するとをより確実に防止するとともに、エンジンの
熱の影響を受けないフレッシュなエアーをエアークリー
ナー18内に供給する。 【効果】 塵などのエアークリーナー内への侵入をより
確実に防止するとともにフレッシュなエアーをエアーク
リーナー内に供給してエンジンの出力特性をより良好に
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボディカバー内にエ
アーを流入するスクータ型車両のボディカバー通気構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車、例えば小排気量でスクータ
型のものがあり、このスクータ型自動二輪車はシートの
下方に延出して外周を覆うボディカバーを備えたもので
ある。例えば特開平6−48343号公報「スクータ型
車両」で提案されたボディカバーは、その側部に通気口
を形成し、通気口からボディカバー内に流入したエアー
でボディカバー内のマフラや電装品を冷却する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報で提
案されたボディカバーでは、ボディカバー内に流入した
走行風の流れは特に規制されず、流れるままにまかされ
ており、有効に活用できていない。
【0004】そこで、本発明の目的は、ボディカバー内
に流入したエアーの流れを規制して、このエアーを有効
活用することのできるスクータ型車両のボディカバー通
気構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1は、ボディカバーに設けられるエア
ー流入口の下流側に、流入エアーをボディカバー内面に
沿って流通させる整流板を設け、この整流板の下流側に
エアー取入口をボディカバー内面に向けて開口させた状
態のエアークリーナーを設けたことを特徴とする。
【0006】このように、ボディカバーに設けたエアー
流入口の下流側に整流板を設け、この整流板で流入エア
ーをボディカバー内面に沿って流通させる。従って、タ
イヤ等で流入エアーの流れを乱すことなく有効に活用す
ることができる。また、この整流板の下流側にエアーク
リーナーのエアー取入口をボディカバー内面に向けて開
口させたので、タイヤ等により巻き上げられた塵などが
エアークリーナー内に侵入することをより確実に防止す
るとともに、エンジンの熱の影響を受けないフレッシュ
なエアーをエアークリーナー内に供給することができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るスクータ型車両のボデ
ィカバー通気構造を備えたスクータ型自動二輪車の側面
図であり、スクータ型自動二輪車1は車体フレーム2
と、この車体フレーム2の前部に設けた前輪10と、車
体フレーム2に揺動自在に支持したパワーユニット15
と、このパワーユニット15に設けた後輪20と、リヤ
クッション25と、シート30と、車体フレーム2を覆
うボディカバー35とからなる。62はスペアタイヤで
あり、車体フレーム2の後部にリヤキャリア63とサポ
ート64にて取付けられる。
【0008】車体フレーム2はヘッドパイプ3と、この
ヘッドパイプ3に操向可能に支持したフロントフォーク
4と、このフロントフォーク4に連結したハンドル5
と、ヘッドパイプ3から後下方に延出したダウンチュー
ブ6と、このダウンチューブ6の下端から後方に連設し
たリヤフレーム7とからなる。フロントフォーク4の下
端部には前輪10が懸架される。
【0009】リヤフレーム7は平面視略楕円状を呈し、
ダウンチューブ6の下端から後方に略水平に延びる左右
一対の前部フレーム部7a(この図では一方のみを示
す)と、これらの前部フレーム部7aの後部から後上方
に延びる左右一対の中間フレーム部7bと、これらの中
間フレーム部7bの後端を相互に連結する後部フレーム
部7cとからなる。
【0010】パワーユニット15は2サイクル強制空冷
型のエンジン16と、このエンジン16の出力を後輪2
0に伝達する無段変速機17とからなり、この無段変速
機17は後輪20と連結したものである。無段変速機1
7の上端部にエアークリーナー18を配設し、エンジン
16とエアークリーナー18との間にキャブレター19
を配設した。
【0011】自動二輪車1のリヤサスペンションは、パ
ワーユニット15を揺動可能とし、パワーユニット15
をリヤクッション25で車体フレーム2の後部に吊り下
げた、スイングアーム方式である。すなわちリヤサスペ
ンションは、パワーユニット15の前部を、リンク機構
を介して中間フレーム部7bの前部に上下揺動可能に取
付け、パワーユニット15の後部を、リヤクッション2
5を介して中間フレーム部7bの後部に取り付けたもの
である。
【0012】ボディカバー35は、ヘッドパイプ3の前
部及び前輪10の上部を覆うフロントカバー36並びに
フロントサイドカバー37と、ハンドル5周りを覆うハ
ンドルカバー38と、運転車の脚部前方を覆うレッグシ
ールド39と、運転者の足元を支持するフロアパネル4
0と、中間フレーム部7bの前部を覆うセンターカバー
41と、車体フレーム2の後部両側面を覆うサイドカバ
ー42並びにアンダーカバー50と、シート30から下
方に延長して車体フレーム2の後部上部を覆うリヤアッ
パカバー51とからなり、これらの部材で車体フレーム
2を覆う。サイドカバー42の後部には、後輪20の上
部を覆うリヤフェンダ60が配置される。このセンター
カバー41及びリヤアッパカバー51をシート30から
下方に延出する。
【0013】図2は本発明に係るスクータ型車両のボデ
ィカバー通気構造の側面図であり、上記サイドカバー4
2は車両の右サイドカバー(図示せず。)と、左サイド
カバー43とからなり、この右サイドカバーと左サイド
カバー43を左右対称に形成した。更に、左サイドカバ
ー43は、前カバー44と、後カバー45と、サブカバ
ー46とからなる。このサブカバー46を前カバー44
と後カバー45との間に着脱自在に配設するとともに、
エンジン16、エアークリーナー18及びキャブレター
19等と側面視重なる部分に取り付ける。
【0014】また、スクータ型車両のボディカバー通気
構造49は、走行風の流れに沿って配設したインレット
51aと、略5角形の整流板52と、エアークリーナー
18のエアー取入口18aと、アウトレット51bとか
らなる。
【0015】図3は本発明に係るスクータ型車両のボデ
ィカバー通気構造の要部拡大図であり、サブカバー46
をポリプロフィレンの着色材で表面をしぼ加工したもの
が好適である。このサブカバー46の先端部及び後端部
をビス47,47にて前カバー44と後カバー45に着
脱自在に取り付ける。サブカバー46のエアークリーナ
ー18側方部位に排風孔46a,46a,46aを形成
する。
【0016】また、サブカバー46の上方に配設したリ
ヤアッパカバー51(想像線で図示する。)は、インレ
ット51aと、アウトレット51bと、略5角形の整流
板52とを備え、整流板52をインレット51aの下流
側に配置した。また、整流板52とアウトレット51b
の間にはエアークリーナー18のエアー取入口18aを
配置し、このエアー取入口18aをリヤアッパカバー5
1側(即ち、外側)に向けた。
【0017】図4は図3の4−4線断面図であり、サブ
カバー46の後部の排風孔46aは、サブカバー46内
に取入れた流入エアー(流入エアーを白抜き矢印で示し
た。)を外側に案内するテーパ状の案内板46bを有す
る。図5は図3の5−5線断面図であり、リヤアッパカ
バー51の内側に形成した突起51c…(…は複数個を
示す。以下同様。)にビス53…を介して整流板52を
取り付ける。これにより、整流板52をリヤアッパカバ
ー51から一定間隔をおいてリヤアッパカバー51と略
平行に配設することができる。なお、整流板52はメッ
キ処理鋼板とすることが好ましい。加工後のメッキ処理
が不要になり低コストの製造が可能になるからである。
【0018】以上に述べた本発明に係るスクータ型車両
のボディカバー通気構造の作用を次に説明する。先ず、
図5に示す整流板52をビス53…にて突起51c…に
取り付ける。この後、リヤアッパカバー51を車両の所
定位置に取り付ける。
【0019】ボディカバー全体を所定位置に取り付けた
後に、次に示す図6〜図9に従ってサイドカバー46を
取付ける。図6は図3の6矢視図であり、サブカバー4
6の先端部に形成した係止爪46c,46cを、図3に
示す前カバー44に係合してサブカバー46を前カバー
44と面一に保持する。この状態でサブカバー46の外
側からビス47を凹部46d内に嵌入する。この場合、
サブカバー46の上部に形成した折曲げ部を、リヤアッ
パカバー51の下端部に形成した折曲げ部に当接した状
態で、サブカバー46をリヤアッパカバー51と面一に
取り付ける。
【0020】図7は図3の7−7線断面図であり、ビス
47をサイドカバー46の凹部46d内に嵌入してナッ
ト48にねじ結合する。これにより、ビス47でサブカ
バー46を前カバー44に係止する。この場合、サブカ
バー46をリヤアッパカバー51と面一に取り付ける。
【0021】図8は図3の8−8線断面図であり、サイ
ドカバー46の上部に形成した係止爪46eを、リヤア
ッパカバー51の下端部に形成した開口部51d内に嵌
入する。この場合、サブカバー46の上部に形成した折
曲げ部を、リヤアッパカバー51の下端部に形成した折
曲げ部に当接した状態で、サブカバー46をリヤアッパ
カバー51と面一に取り付ける。
【0022】図9は図3の9−9線断面図であり、サブ
カバー46の後端部に形成した凹部46f内にビス47
を嵌入し、このビス47を、図3に示す後カバー45に
ねじ結合して、サイドカバー46の後端部を後カバー4
5に係止する。この場合、サブカバー46の上部に形成
した折曲げ部を、リヤアッパカバー51の下端部に形成
した折曲げ部に当接した状態で、サブカバー46をリヤ
アッパカバー51と面一に配置する。さらに、サイドカ
バー46の後端部に形成した折曲げ部46gを、図3に
示す後カバー45に当接した状態でサイドカバー46を
後カバー45と面一に取り付ける。
【0023】このように、サブカバー46の先端部を前
カバー44にビス止めするとともに、サブカバー46の
後端部を後カバー45にビス止めすることにより、サブ
カバー46をボディカバーに固定することができる。こ
の場合、サブカバー46の先端部を、図3に示す前カバ
ー44に当接して隙間がないようにしてサブカバー46
を前カバー44に面一に配置した。また、サブカバー4
6の上部に形成した折曲げ部を、リヤアッパカバー51
の下端部に形成した折曲げ部に当接して隙間がないよう
にしてサブカバー46をリヤアッパカバー51と面一に
配置した。さらに、サイドカバー46の後端部に形成し
た折曲げ部46gを、図3に示す後カバー45に当接し
て隙間がないようにしてサイドカバー46を後カバー4
5と面一に取り付ける。
【0024】これにより、サイドカバー46の先端部と
後端部とにビス47,47を締め付けるだけで、サイド
カバー46をボディカバーに面一になるように、かつボ
ディカバーとの間に隙間がないように簡単に配設するこ
とができる。
【0025】次に、サイドカバー46を取り外す場合に
ついて説明する。先ず、サイドカバー46の先端部に締
め付けたビス47を取り外し、次にサイドカバー46の
後端部に締め付けたビス47を取り外す。次いで、サイ
ドカバー46を下方に下げて、サイドカバー46の上部
に形成した係止爪46eを、リヤアッパカバー51の下
端部に形成した開口部51d内から抜き出すとともに、
サブカバー46の先端部に形成した係止爪46c,46
cを、図3に示す前カバー44から外す。これにより、
サイドカバー46をボディカバーから取り外す。このよ
うに、サイドカバー46の先端部と後端部とに締め付け
たビス47,47を外すだけで、サイドカバー46をボ
ディカバーから簡単に取り外すことができる。
【0026】次に、リヤアッパカバー51のインレット
51aから取入れた流入エアーの流れについて説明す
る。図10は本発明に係るスクータ型車両のボディカバ
ー通気構造の流入エアーの流れ説明図であり、先ず、白
抜き矢印で示す如くエアーをインレット51bからボデ
ィカバー内部に取入れる。そして、ボディカバー内部に
取入れた流入エアーをインレット51bの下流側の整流
板52でリヤアッパカバー51の内面に沿って流れるよ
うに案内する。この場合、エアークリーナー18のエア
ー取入口18aをリヤアッパカバー51の内面に向けて
配置したので、リヤアッパカバー51の内面に沿って下
流側に流れた流入エアーをエアー取入口18aからエア
ークリーナー18 内に効率よく取入れる。一方、エア
ー取入口18aに取入れない流入エアーを、さらにリヤ
アッパカバー51の内面に沿って下流側に流してアウト
レット51bから外側に排気する。
【0027】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、ボディカバーに設けたエアー流入口
の下流側に整流板を設け、この整流板で流入エアーをボ
ディカバー内面に沿って流通するので、タイヤ等で流入
エアーの流れを乱すことなく有効に活用して、マフラや
電装品を有効に冷却することができる。また、この整流
板の下流側にエアークリーナーのエアー取入口をボディ
カバー内面に向けて開口したので、タイヤ等により巻き
上げられた塵などがエアークリーナー内に侵入すること
をより確実に防止するとともに、エンジンの熱の影響を
受けないフレッシュなエアーをエアークリーナー内に供
給することができる。従って、エンジンの出力特性をよ
り良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクータ型車両のボディカバー通
気構造を備えたスクータ型自動二輪車の側面図
【図2】本発明に係るスクータ型車両のボディカバー通
気構造の側面図
【図3】本発明に係るスクータ型車両のボディカバー通
気構造の要部拡大図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】図3の5−5線断面図
【図6】図3の6矢視図
【図7】図3の7−7線断面図
【図8】図3の8−8線断面図
【図9】図3の9−9線断面図
【図10】本発明に係るスクータ型車両のボディカバー
通気構造の流入エアーの流れ説明図
【符号の説明】
18…エアークリーナー、18a…エアー取入口、35
…ボディカバー、49…スクータ型車両のボディカバー
通気構造、51a…インレット(エアー流入口)、52
…整流板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディカバーに設けられるエアー流入口
    の下流側に、流入エアーをボディカバー内面に沿って流
    通させる整流板を設け、この整流板の下流側にエアー取
    入口をボディカバー内面に向けて開口させた状態のエア
    ークリーナーを設けたことを特徴とするスクータ型車両
    のボディカバー通気構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002321676A (ja) * 2001-04-27 2002-11-05 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車のカバー部材合わせ構造
JP2014046863A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Honda Motor Co Ltd 鞍乗型車両の吸気構造

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