JPH09770A - 下糸ボビンの残糸除去装置 - Google Patents

下糸ボビンの残糸除去装置

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Publication number
JPH09770A
JPH09770A JP15355195A JP15355195A JPH09770A JP H09770 A JPH09770 A JP H09770A JP 15355195 A JP15355195 A JP 15355195A JP 15355195 A JP15355195 A JP 15355195A JP H09770 A JPH09770 A JP H09770A
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JP
Japan
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pulley
bobbin
thread
residual
hook
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Application number
JP15355195A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Mori
隆良 森
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Publication date
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Publication of JPH09770A publication Critical patent/JPH09770A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下糸ボビンから残糸を巻き取る際に、該残糸
がフックやプーリ等に絡み付くのを防止することができ
る下糸ボビンの残糸除去装置を提供すること。 【構成】 回転プーリ12とこれに接離自在の巻取プーリ
13を設け、回転プーリ12に、フック11を取付けるととも
に、巻取プーリ13が回転プーリ12に当接した際に、フッ
ク11を押圧して回転プーリ12の周囲から退避させる押し
ピン17を設ける。したがって、巻取プーリ13を回転プー
リ12に当接させることにより、巻取プーリ13が回転して
残糸を巻き取り始めるとともに、フック11が回転プーリ
12の周囲から退避するので、残糸巻取時においては、残
糸がフック11に絡み付いて暴れることがなく、よって、
残糸がフック11や回転プーリ12に複雑に絡み付いて巻き
付くのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縫製に使用されるミシ
ンにおいて、下糸が残り少なくなった下糸ボビンから、
その残り少ない残糸を除去する下糸ボビンの残糸除去装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ミシンの縫製作業中に下糸が残り少なく
なった場合に、該残り少ない下糸が巻き付けられている
下糸ボビンを、新たな下糸が巻き付けられた下糸ボビン
と交換する一方で、残糸が巻き付けられている下糸ボビ
ンを、下糸ボビンケースから取り出して残糸を除去する
とともに、この下糸ボビンに新たに下糸を巻き付けて補
充して、次の下糸ボビン交換に備える一連の作業を自動
化した装置の一例として、特開平7−75696号公報
に記載のものが知られている。
【0003】前記特開平7−75696号公報には、前
記一連の作業の一つである、下糸ボビンから残糸を除去
するための装置が開示されている。この装置について図
7を参照して簡単に説明する。残糸Sが巻き付いている
下糸ボビン1は、下糸ボビンケース2から抜き出され
て、支軸3に回転自在に支持されており、この状態にお
いては、下糸ボビン1と、下糸ボビンケース2との間に
は、前記残糸Sの一部S1が張られている。
【0004】一方、前記下糸ボビン1の近傍には、円錐
台状をなす巻取プーリ4が回転自在に配設されており、
この巻取プーリ4は、シリンダ5のピストン軸5aに連
結され該ピストン軸5aの往復動によって軸方向に移動
するようになっている。また、巻取プーリ4の前方に
は、円錐台状をなす回転プーリ6が巻取プーリ4と同軸
に配設されており、この回転プーリ6は、モータ7のモ
ータ軸7aに連結され該モータ軸7aの回転によって軸
回りに回転するようになっている。さらに、前記回転プ
ーリ6には、前記残糸Sの一部S1を引っ掛けるための
フック8の基端部が固定されている。
【0005】そして、上記構成の装置によって残糸Sを
巻取プーリ4に巻き取るには、巻取プーリ4と回転プー
リ6とを突き当てた閉じた状態で、モータ軸7aを回転
させることにより、前記下糸ボビン1と、下糸ボビンケ
ース2との間に張られた残糸Sの一部S1にフック8の
先端部を引っ掛けて両プーリ4,6の突き合わせ部に巻
き付け、さらに、前記回転プーリ6とともに回転してい
る巻取プーリ4に、残糸Sを全部巻き取る。そして、巻
取プーリ4に巻き取られた残糸Sは、該巻取プーリ4を
ピストン軸5aによって回転プーリ6から引き離すと、
巻取プーリ4が円錐台状をなしているので、下方に落下
して収集されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記構
成の残糸除去装置においては、以下のような問題があっ
た。すなわち、前記フック8が回転プーリ6に固定され
ており、残糸巻取時に常に、回転プーリ6の周囲を回転
するので、残糸の初期巻取時の糸端や、巻取り中の残糸
が、フック8に絡んで暴れたり、フック8と回転プーリ
6との間に巻き付いてしまうことがある。この場合、残
糸Sが巻取プーリ4、回転プーリ6およびフック8に、
複雑に絡んで巻き付いてしまうので、下糸ボビン1から
の残糸巻取り完了後に、残糸を廃棄できなくなることが
あった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、下糸ボビンから残糸を巻き取る際に、該残糸がフッ
クやプーリ等に絡み付くのを防止して、残糸の廃棄を確
実に行うことができる下糸ボビンの残糸除去装置を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の下糸ボビンの残糸除去装置は、
下糸ボビンケースから取り出された下糸ボビンの近傍
に、回転可能に設けられて前記残糸を巻き取るプーリ
と、前記下糸ボビンと下糸ボビンケースとの間に張られ
た残糸の一部を引っ掛けて、前記プーリ側に移動するこ
とにより前記残糸の一部を前記プーリに引き寄せるフッ
クとを備え、前記フックを、残糸巻取時に、前記プーリ
の周囲から退避可能に設けたものである。
【0009】請求項2の下糸ボビンの残糸除去装置は、
請求項1において、前記プーリを、軸回りに回転可能に
設けられた回転プーリと、この回転プーリに同軸に接離
可能に設けられた、残糸巻取り用の巻取プーリとから構
成し、前記回転プーリに、前記フックを取付けるととも
に、前記巻取プーリが回転プーリに当接した際に、前記
巻取プーリによって押圧移動されて、前記フックを回転
プーリの周囲から退避させる押しピンを、回転プーリの
軸方向に移動自在に設けたものである。
【0010】請求項3の下糸ボビンの残糸除去装置は、
請求項2において、前記巻取プーリを、先細りとなるよ
うな形状に形成したものである。
【0011】
【作用】請求項1の下糸ボビンの残糸除去装置にあって
は、下糸ボビンと下糸ボビンケースとの間に張られた残
糸の一部に、フックを引っ掛けてプーリ側に移動するこ
とにより前記残糸の一部を前記プーリに引き寄せて、残
糸を巻取プーリに巻取り始める。残糸巻取時において
は、前記フックをプーリの周囲から退避させることによ
り、残糸がフックに絡み付くことがなく、よって、残糸
が該フックやプーリに複雑に絡み付いて巻き付くのを防
止することができる。
【0012】請求項2の下糸ボビンの残糸除去装置にあ
っては、回転プーリを回転させることによって、下糸ボ
ビンと下糸ボビンケースとの間に張られた残糸の一部
に、フックを引っ掛けて、このフックによって残糸の一
部を回転プーリに引き寄せ、次いで、巻取プーリを回転
プーリに当接させる。すると、押しピンが巻取プーリに
よって押圧移動されてフックを押し、これによってフッ
クが回転プーリの周囲から退避する。一方、巻取プーリ
は、回転プーリに当接した時点で回転し始めて残糸を巻
取り始めるが、この残糸巻取時においては、前記フック
がプーリの周囲から退避しているので、残糸がフックに
絡み付くことがなく、よって、残糸が該フックや回転プ
ーリに複雑に絡み付いて巻き付くのを防止することがで
きる。
【0013】請求項3の下糸ボビンの残糸除去装置にあ
っては、前記巻取プーリが、先細りとなるような形状で
あるので、残糸を廃棄する際には、巻取プーリに巻き取
られた残糸が、巻取プーリの先端側に向けて滑り落ちる
ので、残糸の廃棄を確実に行うことができる。
【0014】
【実施例】以下、図1〜図6を参照して本発明の下糸ボ
ビンの残糸除去装置の一実施例を説明する。本実施例の
下糸ボビンの残糸除去装置は、図1に示すように、下糸
ボビン1から残糸を巻き取るプーリ10と、下糸ボビン
1と下糸ボビンケース2との間に張られた残糸Sの一部
S1を引っ掛けて、前記プーリ10側に移動することに
より残糸Sの一部S1をプーリ10に引き寄せるフック
11とを備えた基本構成となっており、該フック11
は、残糸巻取時に、プーリ10の周囲から退避可能に設
けられている。
【0015】前記下糸ボビン1は、ボビンケース2から
図示しないプッシャ等によって、押し出され、支軸3に
よって軸回りに回転自在に支持されている。この状態に
おいては、下糸ボビン1と、下糸ボビンケース2との間
には、残糸Sの一部S1が張られている。前記プーリ1
0は前記支軸3と軸を平行にして設けられたもので、軸
回りに回転可能に設けられた回転プーリ12と、この回
転プーリ12に同軸に接離可能に設けられた、残糸巻取
り用の巻取プーリ13とから構成されている。
【0016】前記回転プーリ12は、先端側が先細りと
なるような円錐台状をなすもので、その基端面12aの
中央部には、モータ14の駆動軸14aが連結されてい
る。また、回転プーリ12の中央部には、軸方向に延
び、かつ両端が回転プーリ12の基端面12aおよび先
端面12bに開口する貫通孔15が形成されている。こ
の貫通孔15は、図6に示すように、大径部15aとそ
の先端に同軸に形成された小径部15bとから構成され
ており、これによって、大径部15aの先端部には環状
をなす壁面15cが形成されている。
【0017】前記モータ14の駆動軸14aの先端面に
は、前記貫通孔15と同径、同軸の孔16が形成されて
貫通孔15と連接されており、貫通孔15と孔16に
は、押しピン17が軸方向に移動自在に挿入されてい
る。この押しピン17は円柱状をなすもので、ピン本体
17aと、その先端に同軸に形成され、前記貫通孔15
の小径部15bに挿入可能な小径の突部17bとから構
成されており、これによって、ピン本体17aの先端部
には環状をなす当接面17cが形成されている。そし
て、前記構成の押しピン17は、その突部17bが前記
小径部15bに挿入されている状態において、当接面1
7cが前記壁面15cに当接することによって、貫通孔
15からの抜け出が防止されている。
【0018】また、前記駆動軸14aの外周面には、図
6に示すように、軸方向に長尺でかつ前記孔16に開口
する一対のスリット18,18が、駆動軸14aの径方
向に対向して形成されている。一方、前記回転プーリ1
2の基端面12aには、前記フック11の基端部が溶接
等によって固定されている。このフック11は、針金を
適当な位置で折曲して形成されたもので、基端部11a
と、この基端部11aから前記駆動軸14aに直交して
延びて、前記スリット18,18および孔16に挿通さ
れることにより、駆動軸14aを直角に貫通するフック
本体11bと、このフック本体11bの先端部から折曲
されて前記回転プーリ12の基端面12aを越えて該回
転プーリ12の外周面の周囲まで延びる延出部11c
と、この延出部11cの先端部に形成されて前記残糸S
の一部S1を引っ掛ける引掛け部11dとから構成さ
れ、前記駆動軸14aを貫通するフック本体11bに、
前記押しピン17の基端部が当接されている。
【0019】また、フック11は、その基端部11aを
支点として、前記引掛け部11dが回転プーリ12の基
端面12aより後側に向かう方向に、弾性的に撓み可能
となっており、フック11が弾性的に撓む際には、フッ
ク本体11bが前記スリット18,18内を移動して、
引掛け部11dが回転プーリ12の基端面12aより後
側に位置し、また、弾性復帰力によって引掛け部11d
が回転プーリ12の外周面の周囲に戻るようになってい
る。なお、前記駆動軸14aの孔16にスプリング19
を挿入して、前記弾性復帰力を増強するようにしてもよ
い。
【0020】前記巻取プーリ13は、図1に示すよう
に、前記回転プーリ12と同軸でかつ先端側が先細りと
なる円錐台状をなすもので、その基端面13aの中央部
には、シリンダ20のピストン軸20aが連結され、こ
れによって、巻取プーリ13は、回転プーリ12に接離
可能とされている。また、巻取プーリ13の先端面13
bは、回転プーリ12の先端面12bと同径に形成され
ており、これによって、巻取プーリ13と回転プーリ1
2とが当接した際には、先端面13b,12bどうしは
段差が生じることなく、ピッタリと合致するので、つま
り、先端面13b,12bの外周にエッジが生じること
がないので、残糸巻取時における残糸の切断を防止する
ことができる。
【0021】また、前記巻取プーリ13の先端面13b
の中央部には、前記回転プーリ12に形成された貫通孔
15の小径部15bに挿入可能な押圧突起21が形成さ
れている。そして、前記巻取プーリ13は、回転プーリ
12に当接した際に、押圧突起21が前記小径部15b
に挿入されて、前記押しピン17を押圧移動させること
によって、前記フック11を上述したように、弾性的に
撓ませるようになっている。
【0022】次に、前記構成の下糸ボビンの残糸除去装
置によって、下糸ボビン1から残糸を巻き取る方法につ
いて説明する。まず、図1に示すように、巻取プーリ1
3を回転プーリ12から離間させた状態において、フッ
ク11の引掛け部11dによって、下糸ボビン1と下糸
ボビンケース2との間に張られた残糸Sの一部S1を引
っ掛ける。
【0023】次いで、図2に示すように、回転プーリ1
2をモータ14によって約半回転させる。すると、フッ
ク11の引掛け部11dが回動して、残糸Sの一部S1
を回転プーリ12の外周面に引き寄せる。この時、引掛
け部11dと下糸ボビン1との間に張られている残糸S
の一部S1は、回転プーリ12の先端面12bの縁部よ
り若干外側に位置している。
【0024】次いで、図3に示すように、巻取プーリ1
3をシリンダ20によって回転プーリ12に近づけて当
接させる。すると、巻取プーリ13の先端の押圧突起2
1が、回転プーリ12の貫通孔15の小径部15bに挿
入され、この挿入された押圧突起21よって押しピン1
7が押圧移動され、さらに、この押しピン17によっ
て、フック11が押圧されて基端部11aを支点として
弾性的に撓む。これによって、引掛け部11dが回転プ
ーリ12の基端面12aより後側に移動して、フック1
1全体が回転プーリ12の周囲から退避する。
【0025】一方、前記巻取プーリ13は、回転プーリ
12が当接した時点で、該回転プーリ12からモータ1
4動力が伝達されて回転し始めるが、巻取プーリ13が
回転プーリ12が当接した際に、その突き合わせ部22
に残糸Sの巻取り端部が巻き付けられて該巻取り端部が
クランプされ、その後は、図4に示すように、巻取プー
リ13が回転プーリとともに回転することによって、下
糸ボビン1に巻き付けれている残糸Sを巻取プーリ13
および回転プーリ12に全て巻き取る。
【0026】したがって、残糸巻取時においては、前記
フック11が回転プーリ12の周囲から退避しているの
で、残糸Sがフック11に絡み付くことがなく、よっ
て、該残糸がフック11や回転プーリ12に複雑に絡み
付いて巻き付くのを防止することができる。なお、前記
フック11と下糸ボビンケース2との間に張られている
残糸は、下糸ボビン1に巻き付けられた残糸が全て巻き
取られた後に、巻取プーリ13の回転によって引っ張ら
れて下糸ボビンケース2の下糸張力ばねから外れ、該巻
取プーリ13に巻き取られる。
【0027】そして、残糸Sの巻取りが終了したなら
ば、図5に示すように、前記巻取プーリ13をシリンダ
20によって回転プーリ12から引き離す。すると、巻
取プーリ13は、回転プーリ12の駆動力から切り離さ
れるので停止し、その後、巻取プーリ13から残糸Sを
抜き出して、真空吸引器等に収集して廃棄する。この
際、巻取プーリ13は円錐台状をなしているので、残糸
Sをその巻取プーリ13から簡単に外して、軸方向に一
挙に抜き取ることができる。なお、巻取プーリ13を回
転プーリ12から引き離すと、フック11が弾性復帰力
によって、基端部11aを支点として回動して元の位置
に戻り、次の残糸巻取りに備える。
【0028】また、上記残糸の巻取り方法においては、
フック11の引掛け部11dによって、残糸Sの一部S
1を引っ掛けて回転プーリ12の外周面に引き寄せる場
合、引掛け部11dと下糸ボビン1との間に張られてい
る残糸Sの一部S1が、回転プーリ12の先端面12b
の縁部より若干外側に位置するようにして引き寄せた
が、以下のようにして引き寄せてもよい。
【0029】すなわち、フック11の引掛け部11dに
よって、残糸Sの一部S1を引き寄せる場合、引掛け部
11dと下糸ボビン1との間に張られている残糸Sの一
部S1が、回転プーリ12の先端面12bと巻取プーリ
13の先端面13bとの間に位置するように引き寄せ
る。このようにすると、巻取プーリ13を回転プーリ1
2に当接した際に、残糸Sの巻取り端部が、両プーリ1
2,13の先端面12b,13bによって挟み付けれて
クランプされるので、巻取プーリ13が回転し始める
と、残糸Sは確実に巻取プーリ13によって巻き取ら
れ、残糸Sが空転することがなく、よって、残糸を確実
に巻取プーリ14に巻き取ることができる。
【0030】なお、上記実施例では、巻取プーリ13
を、先端側が先細りとなるような円錐台状に形成した
が、これに限ることなく、例えば、先端側が先細りとな
るような角錐台状に形成したり、一対の大小の円板を同
軸に離間配置し、これら円板間を、傾斜辺を有する複数
の羽板を周方向に所定間隔で配置して連結したような構
成のものであってもよく、さらには、単なる円柱状また
は角柱状に形成してもよい。
【0031】また、上記実施例では、フック11を回転
プーリ12に取付け、この回転プーリ11の回転によっ
て移動させて、残糸の一部を引き寄せる構成としたが、
これに限ることなく、フックを独立に設けこのフックを
別のアクチュエータ等によって移動させるような構成と
してもよい。要は、フックを、残糸巻取時に、回転プー
リの周囲から退避可能に設ければ、どのような構成であ
ってもよい。
【0032】さらに、上記実施例では、プーリ10を回
転プーリ12と巻取プーリ13との二つのプーリによっ
て構成したが、プーリ10を巻取プーリのみで構成して
もよい。この場合、巻取プーリにシリンダ軸の代わりに
モータ軸を連結して、該巻取プーリを直接回転させるよ
うにするとともに、フックを独立に設け、このフックを
別のアクチュエータ等によって巻取プーリと下糸ボビン
との間を移動させるような構成とするとともに、残糸巻
取時に、該フックを巻取プーリの周囲から退避可能に設
けるようにすればよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の下糸ボビンの残糸除去装置によれば、下糸ボビンの巻
き付けられている残糸を巻き取るプーリと、下糸ボビン
と下糸ボビンケースとの間に張られた残糸の一部を引っ
掛けて、プーリに引き寄せるフックとを備え、該フック
を、残糸巻取時に、前記プーリの周囲から退避可能に設
けたので、残糸巻取時においては、前記フックがプーリ
の周囲から退避して、残糸がフックに絡み付いて暴れる
ことがない。よって、残糸がフックやプーリに複雑に絡
み付いて巻き付くのを防止することができるので、残糸
の廃棄を確実に行うことができる。
【0034】請求項2の下糸ボビンの残糸除去装置によ
れば、請求項1において、前記プーリを、回転駆動する
回転プーリと、この回転プーリに同軸に接離可能に設け
られた巻取プーリとから構成し、前記回転プーリに、前
記フックを取付けるとともに、前記巻取プーリが回転プ
ーリに当接した際に、フックを押圧して回転プーリの周
囲から退避させる押しピンを設けたので、巻取プーリを
回転プーリに当接させるだけで、該巻取プーリが回転し
始めるとともに、フックが回転プーリの周囲から退避す
る。したがって、残糸巻取時においては、残糸がフック
に絡み付いて暴れることがないので、残糸がフックや回
転プーリに複雑に絡み付いて巻き付くのを防止すること
ができ、よって、残糸の廃棄を確実に行うことができ
る。また、回転プーリの回転を利用してフックを回転プ
ーリ側に移動させるようにしたので、フックを移動させ
る駆動源を新たに設ける必要がなく、よって、装置自体
のコンパクト化を図ることができる。
【0035】請求項3の下糸ボビンの残糸除去装置によ
れば、前記巻取プーリが、先細りとなるような形状であ
るので、残糸を廃棄する際には、巻取プーリに巻き取ら
れた残糸が、巻取プーリの先端側に向けて滑り落ちるの
で、残糸の廃棄を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の残糸巻取り装置の一実施例を示すもの
で、該装置の側面図である。
【図2】同、フックによって残糸の一部を引き寄せた状
態を示す装置の側面図である。
【図3】同、巻取プーリを回転プーリに当接した状態を
示す装置の側面図である。
【図4】同、巻取プーリによって残糸を巻き取り終えた
状態を示す装置の側面図である。
【図5】同、残糸を巻取プーリから抜き出した状態を示
す装置の側面図である。
【図6】同、回転プーリの側断面図である。
【図7】従来の残糸巻取り装置を一例を示すもので、該
装置の側面図である。
【符号の説明】
S 残糸 S1 残糸の一部 1 下糸ボビン 2 下糸ボビンケース 10 プーリ 11 フック 12 回転プーリ 13 巻取プーリ 17 押しピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンの下糸ボビンから残糸を除去する
    下糸ボビンの残糸除去装置であって、 下糸ボビンケースから取り出された下糸ボビンの近傍
    に、回転可能に設けられて、前記残糸を巻き取るプーリ
    と、 前記下糸ボビンと、下糸ボビンケースとの間に張られた
    残糸の一部を引っ掛けて、前記プーリ側に移動すること
    により前記残糸の一部を前記プーリに引き寄せるフック
    とを備え、 前記フックが、残糸巻取時に、前記プーリの周囲から退
    避可能に設けられていることを特徴とする下糸ボビンの
    残糸除去装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の下糸ボビンの残糸除去装
    置において、 前記プーリが、軸回りに回転可能に設けられた回転プー
    リと、この回転プーリに同軸に接離可能に設けられた、
    残糸巻取り用の巻取プーリとから構成され、 前記回転プーリには、前記フックが取付けられるととも
    に、前記巻取プーリが回転プーリに当接した際に、前記
    巻取プーリによって押圧移動されて、前記フックを回転
    プーリの周囲から退避させる押しピンが、回転プーリの
    軸方向に移動自在に設けられていることを特徴とする下
    糸ボビンの残糸除去装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の下糸ボビンの残糸除去装
    置において、前記巻取プーリが、先細りとなるような形
    状に形成されていることを特徴とする下糸ボビンの残糸
    除去装置。
JP15355195A 1995-06-20 1995-06-20 下糸ボビンの残糸除去装置 Pending JPH09770A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112522875A (zh) * 2020-12-30 2021-03-19 海门市万鑫机械有限公司 梭芯底线抽线装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112522875A (zh) * 2020-12-30 2021-03-19 海门市万鑫机械有限公司 梭芯底线抽线装置

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