JPH0977331A - シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置及びこれを備える画像形成装置

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JPH0977331A
JPH0977331A JP7235770A JP23577095A JPH0977331A JP H0977331 A JPH0977331 A JP H0977331A JP 7235770 A JP7235770 A JP 7235770A JP 23577095 A JP23577095 A JP 23577095A JP H0977331 A JPH0977331 A JP H0977331A
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JP
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sheet
sheet bundle
gripper
bin
bundle
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JP7235770A
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English (en)
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Katsuaki Hirai
克明 平井
Yoshifumi Takehara
良文 竹原
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実にシート受け皿に積載されたシート束を
移送することのできるシート処理装置及びこれを備える
画像形成装置を提供する。 【解決手段】 シート受け皿に収納されたシート束を挟
持手段にて挟持する前に第1押え手段400によりシー
ト束の側端部を押えるようにしてシート束の側端部が上
方にカールしている場合でも挟持部材10がシート束の
側端部を挟持できるようにする。また、挟持手段10が
シート束を挟持する前に、第2押え手段401により移
送されるシート束を積載しているシート受け皿の直下の
シート受け皿に積載されているシート束の側端部を押え
るようにして、直下のシート束の側端部が上方にカール
してている場合でも挟持部材10が移送するシート束の
みを挟持できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置から
順次排出されるシートを、シート受け皿に収納した後、
折り処理、綴じ処理等の後処理を選択的に行なってから
シート束積載部に移送するシート処理装置及びこれを備
える画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシート処理装置には、排出された
シートを上下方向に配されたシート受け皿に順次収納し
た後、このシート束の側端部を挟持手段にて挟持してシ
ート束積載部に移送するようにしたものがある。
【0003】なお、この挟持手段は上下一対の回動可能
な挟持部材を有しており、シート移送時には上方の挟持
部材を下方回動してシート束の上面を、また下方の挟持
部材を上方回動してシート束の底面をそれぞれ押えるこ
とにより、シート束を挟持するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のシート処理装置において、シート束を挟持する
際、シート受け皿に積載されているシート束の側端部が
上方に反った状態、即ち上方にカールした状態となって
いると、上方の挟持部材がシート束の上面を押えること
ができない場合がある。そして、このようにシート束の
上面を押えることができない場合は、挟持手段にて挟持
されないシートが生じ、シート束のすべてのシートを移
送することができなくなるという問題点があった。
【0005】一方、シートを移送するシート受け皿の直
下のシート受け皿に既にシート束が積載されており、さ
らにこの直下のシート受け皿のシート束の側端部が上方
にカールした状態となっていると、下方の挟持部材がシ
ート束の底面を押える際、この直下のシート受け皿に積
載されているシート束に引っかかる場合がある。そし
て、このように下方の挟持部材が下方のシート束に引っ
かかった場合は、シート束をうまく挟持することができ
なかったり、シート束と一緒に下方のシート束の一部も
移送してしまうという問題点があった。
【0006】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するためになされたものであり、確実にシート受け皿に
積載されたシート束を移送することのできるシート処理
装置及びこれを備える画像形成装置を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、排出されたシ
ートを上下方向に配されたシート受け皿に順次収納した
後、シート積載部に移送するシート処理装置において、
前記シート受け皿に収納された前記シート束の側端部を
上下方向より挟持して該シート束を移送する挟持手段
と、前記シート束の側端部を押える第1押え手段とを備
え、前記挟持手段が前記シート束を挟持する前に前記第
1押え手段にて該シート束の側端部を押えるようにした
ことを特徴とするものである。
【0008】また本発明は、前記移送されるシート束を
積載しているシート受け皿の直下のシート受け皿に積載
されているシート束の側端部を押える第2押え手段を備
え、前記挟持手段がシート束を挟持する前に前記第2押
え手段にて前記直下のシート受け皿のシート束側端部を
押えるようにしたことを特徴とするものである。
【0009】さらに本発明は、前記挟持手段は前記シー
ト束の側端部を上下方向より挟持する上下一対の回動可
能な挟持部材を有し、前記第1押え手段は前記挟持手段
の側方に設けられていることを特徴とするものである。
【0010】また本発明は、シートに画像を形成する画
像形成部と、この画像形成部にて画像形成されたシート
の後処理を行うシート処理装置と、を備えてなる画像形
成装置において、前記シート処理装置が請求項1乃至3
記載のシート処理装置であることを特徴ものである。
【0011】なお、このような構成により、シート受け
皿に収納されたシート束を挟持手段にて挟持する前に第
1押え手段によりシート束の側端部を押えるようにして
シート束の側端部が上方にカールしている場合でも挟持
部材がシート束の側端部を挟持できるようにする。
【0012】また、挟持手段がシート束を挟持する前
に、第2押え手段により移送されるシート束を積載して
いるシート受け皿の直下のシート受け皿に積載されてい
るシート束の側端部を押えるようにして、直下のシート
束の側端部が上方にカールしてている場合でも挟持部材
が移送するシート束のみを挟持できるようにする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0014】図1は、本発明を適用できる画像形成装置
の一例である電子写真複写機の内部構成を示す図であ
り、同図において200は電子写真複写機であり、この
電子写真複写機200は、複写機本体201と、複写機
本体201の上部に配設された原稿自動送り装置202
と、複写機本体201にて画像形成されたシートSの後
処理を行うシート処理装置203とから構成されてい
る。なお、このシート処理装置203は、折り装置20
4とステイプル/スタツク装置205とからなるもので
ある。
【0015】ところで、この電子写真複写機200にお
いて、原稿自動送り装置202の原稿載置台206に載
置された原稿207は、下側から順に分離されて複写機
本体201のプラテンガラス208上にパス209を経
て給送され、この後複写機本体201の光学系210に
て読み取られ、読みとり終了後、プラテンガラス207
からパス211を経て原稿載置台205上の最上面に排
出されるようになっている。
【0016】また、シートSは、デッキ212から給紙
されて画像形成部213で画像形成され、定着部214
により定着された後、通常は折り装置204を素通りし
てステイプル/スタック装置205のシート搬入口21
5に搬送されるようになっている。なお、本機たる複写
機200の作像プロセスは、公知に属するものであるか
らここでの説明は行なわない。
【0017】一方、シート搬入口215には図2に示す
ように第1デフレクタ3が設けられており、この第1デ
フレクタ3によりシートSは、シートSを上方向ヘ導く
第1搬送パス1又はステイプル/スタツク装置205の
ソータである下部ビンモジュールB2 へ導く第2搬送パ
ス2に選択的に進行して行くようになっている。また、
この第1搬送パス1には、第1デフレクタ3と共に切り
換え可能な移送手段を構成する第2デフレクタ4が設け
られており、この第2デフレクタ4によりシートSは、
シートSをノンソートトレイ5へ導く第3搬送パス6又
はステイプル/スタツク装置205のソータである上部
ビンモジュールB1 ヘ導く第4搬送パス7に選択的に進
行して行くようになっている。
【0018】なお、同図において、8a〜8pは各搬送
パス1,2,6,7に配設されたローラ対であり、シー
トSはこれらローラ対8a〜8pによりノンソートトレ
イ5、上部ビンモジュールB1 及び下部ビンモジュール
2 へ搬送されるようになっている。
【0019】ところで、ステイプル/スタツク装置20
5の上下2つのビンモジュールB1,B2 は、それぞれ
図3に示すようにシートを収納する複数のシート受け皿
であるビンB11〜B1n(図1,2ではn=6)、2本の
基準棒14a、14b、整合壁15及び昇降用支柱16
a,16b,16cを備えている。
【0020】ここで、基準棒14a,14bは、各ビン
11〜B1n(下部ビンモジュールB2 においては、B21
〜B2n)上に排出されるシートに対してステイプル等の
後処理をする際の基準線を決定するためのものであり、
通常シート排出時の端部の位置から若干退避して設定さ
れている。
【0021】また、整合壁15は、シート搬送方向と直
角方向(図の矢印A方向)に移動可能に設けられてお
り、このように移動することにより各ビンB11〜B1n
に排出されたシートを1枚もしくは複数枚ずつ幅寄せし
て対向する端部を基準棒14a,14bに突きあててシ
ートSの整合を行なうようになっている。
【0022】なお、この整合壁15には、整合壁駆動部
の平面図である図4及び側面図である図5に示すように
軸22がカシメられており、この軸22はコの字の支持
プレート23を貫通して止められている。一方、この支
持プレート23の内側には圧縮ばね24が圧縮方向に若
干付勢されて組み込まれており、その片側はプレート2
3の内壁に、もう一方は軸22に設けられたストッパ2
5に突き当てられている。そして、この圧縮ばね24の
バネ力により軸22及び整合壁15は、図4の下方向に
付勢されている。
【0023】また、この支持プレート23の下端部はス
ライド板26を介して2つのメンバーからなるスライド
レール27の移動側に固定されており、スライドレール
27の固定側は整合壁15のスライドする方向に伸びた
スライドレール板28に固定されている。一方、このス
ライドレール板28の両端部には軸29,30が突設さ
れており、これらの軸29,30にはそれぞれプーリ3
1,32が取付けられている。
【0024】さらに、これら両プーリ31,32間には
タイミングベルト33が渡されており、スライド板26
はこのベルト33に固着されている。そして、整合壁駆
動モータM2のモータギヤ34は、プーリ31のギヤ部
31aと噛合するようになっており、これにより整合壁
駆動モータM2の駆動力が両プーリ31,32及びタイ
ミングベルト33を介して整合壁15に伝達され、整合
壁15が整合方向に移動するようになっている。
【0025】なお、整合壁15のホームポジションは、
センサS4により検知されるようになっている。また、
図5において、35は支持プレート23の上端に取り付
けられたガイド部材35であり、このガイド部材35を
支持プレート23の上方に固定されているレール36の
凹部に係合することにより支持プレート23の移動がガ
イドされるようになっている。
【0026】一方、昇降用支柱16a,16b,16c
は、図3に示すようにビンB11〜B1nの手前側に1本、
奥側に2本立設されたものであり、外周にはらせん状の
リードカム16Aが形成されている。そして、このリー
ドカム16AにビンB11〜B1nから突き出たコロ部B
a、Bb、Bcをそれぞれ係合すると共に、これら各昇
降用支柱16a,16b,16cを同期して回転させる
ことにより、コロ部Ba、Bb、Bcと共にビンB11
1nをリードカム16Aの所定ピッチ分だけ昇降させる
ことができるようになっている。
【0027】ここで、これら昇降用支柱16a,16
b,16cは、図6に示すモータプーリ18、ベルト1
9及びリードカムプーリ20a,20b,20cを介し
て同期伝達されるビンシフトモータM1の駆動力により
回転するようになっている。そして、このビンシフトモ
ータM1を正逆転させて、例えば昇降用支柱16a,1
6b,16cを1回転させることにより、リードカム1
6Aの1ピッチ分だけビンB11〜B1nを昇降させること
ができるようになっている。
【0028】なお、ビンシフトモータM1は、プーリ1
8と反対側にエンコーダ21を有し、センサS1で1回
転分を検知するようになっている。また、各ビンモジュ
ールB1 ,B2 には、図示しないホームポジション検知
センサがあり、この検知センサにより、トップビンB11
がそれぞれのシート受け入れ位置にあるのを検知するよ
うになっている。
【0029】一方、各ビンB11〜B1nには、図7に示す
ように基準棒14a,14bに対応した切欠きBd、整
合壁15に対応した穴Beが形成されている他、後述す
る先出しグリッパ10に対応した切欠きBf、ビン立ち
駆動機構用の切欠きBgや操作上必要な切欠きBhが形
成されている。
【0030】ところで、各ビンB11〜B1nは、図6に示
すように水平に対しある角度傾斜してかつ平行に配置さ
れ、さらにビンコロ部Ba,Bb,Bcは、ビンB11
1nが傾斜した状態ですべてが同じ高さになるように構
成されている。すなわち、ビンB11〜B1nの右方に近い
ビンコロBbの位置は、ビンB11〜B1nの基準面近傍に
あるのに対し、ビンB11〜B1nの左方に近いビンコロB
cの位置は、ビンB11〜B1nの基準面よりかなり下方に
あり、ビンコロBcはビンにV字型の固定アームでつな
がれている。
【0031】これにより、B15、B16のような隣接した
ビンが接近した場合にもアーム部の干渉が避けられる。
また、ビンコロ部Ba、Bb、Bcはすべて同じ高さで
あるので、昇降用支柱16a,16b,16cの高さ方
向の位置もすべて同じ高さに設定でき、全体寸法を小さ
くできる。
【0032】一方、各ビンB11〜B1nは、ビンの側面図
である図8及びその部分上視図である図9に示すように
シート積載部Biと、このシート積載部Biの傾斜端に
回動自在に設けられた整合部Bjとから構成されてい
る。ここで、この整合部Bjは、通常シート積載部Bi
に対して実線で示すように略垂直となる位置に回動保持
されており、この状態で積載シートの後端に当接してシ
ートの整合を行うためのものである。
【0033】また、シート束を後処理又はスタックする
際には、回動軸45bを支点として下方回動し、積載シ
ートとの当接を解除してシートの搬送を可能とするもの
である。なお、整合部Bjには例えば図示しないばねが
設けられており、このばねにより整合部Bjは積載シー
トの重みで倒れないように保持されている。
【0034】ところで、この整合部Bjの回動軸45b
には整合部Bjと所定角度を成して駆動アーム45が取
り付けられており、この駆動アーム45の先端にはピン
45aが立てられている。一方、基台46上にはビン立
ち駆動ソレノイドSL1と、このソレノイドSL1のア
ーム48にピン47aを介して連結され、ソレノイドS
L1の作動により実線部から二点鎖線部へ回動するリン
ク47が支持されている。また、リンク47の先端部に
は、回動時駆動アーム45の先端のピン45と当接する
ピン当接部材47bが取り付けられている。
【0035】そして、ビンB上へのシート排出が終了し
てビンB内のシート束を後処理又はスタックする際、相
当するビンが図8の位置にシフトし、この後ビン立ち駆
動ソレノイドSLlが動作され、これに伴ってリンク4
7が実線部から二点鎖線部へ回動すると、ピン当接部材
47bが駆動アーム45のピン45aと当接して整合部
Bjは下方回動するようになっている。
【0036】なお、このピン当接部材47bは、通常状
態ではピン45aとの間は離れており、ビンBの昇降動
作の妨げにはならないようになっている。また、ビン立
ち駆動ソレノイドSLlがOFFすると、ばね49の作
用によりリンク47が元の実線位置に戻り、それに対応
して整合部Bjも積載面と直交する位置まで復帰するよ
うになっている。
【0037】一方、ステイプル/スタック装置205
の、図2に示す上部ビンモジュールB1 ヘの第4搬送パ
ス7と下部ビンモジュールB2 ヘの第2搬送パス2との
間の空間Kにはグリップ/ステイプルユニット9が上下
動可能に配設されており、このグリップ/ステイプルユ
ニット9は枠体9Aと、枠体9Aに取り付けられた先出
しグリッパ10、ステイプラ11及び先出しグリッパ1
0と共に排出手段を構成する搬送グリッパ12とを有し
ている。
【0038】ここで、枠体9Aは、グリップ/ステイプ
ルユニット9の上視図である図10及びその正面図であ
る図11に示すように、ユニット前側板50と、ユニッ
ト後側板51と、これら側板50,51の間に渡された
上下2つのガイドステイ52,53及び側部ステイ54
により形成されたものである。
【0039】そして、このユニット後側板51の両側部
には上下2個ずつ計4個の昇降コロ55がカシメられ、
下側のガイドステイ53の奥側にはシート束搬送時にシ
ート束をガイドするガイド部材53aが取りつけられて
いる。
【0040】また、ステイプル/スタック装置205の
本体側には4個の昇降コロ55を上下動可能に保持する
一対のレール56が立設されており、さらにこの一対の
レール56には、それぞれ枠体9Aに取り付けられた正
逆転可能な昇降モータM4により回転するピニオンギア
58と噛合するラックが形成されている。
【0041】これにより、昇降モータM4が正逆転する
とピニオンギア58がレール56のラックに噛合して枠
体9Aが昇降するようになっている。なお、57は枠体
9Aを横方向に貫通すると共に両端にピニオンギア58
が取り付けられている軸であり、この軸57により2個
のピニオンギア58が昇降モータM4により同一タイミ
ングで回転して枠体9Aを昇降させるようになってい
る。
【0042】一方、先出しグリッパ10は、ビン上のシ
ート束Sの手前基準側の右端近傍をグリップしてステイ
プラ11側に引き出すよう枠体9Aに矢印D方向に移動
可能に取り付けられたものである。なお、この先出グリ
ッパ10の右端からシート束Sの先端までの距離l 4
は、引き出し完了時のステイプラ11の左端からシート
束S先端までの距離l 5 よりも長く設定されている。
【0043】ところで、この先出しグリッパ10の手前
側面には、先出しグリッパ10の駆動部の上視図である
図12及び正面図である図13に示すように、溝つきの
コロ72がカシメられており、このコロ72は枠体9A
の前側板50に形成された長穴50aに係合している。
【0044】ここで、この長穴50aはステイプラ11
に近い図13の右側は略水平に形成されているが、ビン
に近い図13の左方はビンの傾斜に合わせた角度で形成
されている。なお、図12、13において、73は2つ
のコロ72の軸の先端部を固定する結合板金73であ
り、この結合板金73にはピン部材74が取り付けられ
ている。
【0045】一方、前側板50の手前側には、正逆転可
能な先出しモータM7が取り付け部材75を介して取り
付けられており、その駆動軸先端には揺動アーム76が
固着されている。また、この揺動アーム76の先端部に
は長穴76aが形成されており、この長穴76aに結合
板金73のピン部材74の先端部が係合されるようにな
っている。
【0046】これにより、例えば先出しモータM7が所
定時間正転すると揺動アーム76が同図に示す2点鎖線
位置から実線位置に移動し、これに伴い先出しグリッパ
10は前側板50の長穴50aに沿ってシート束をつか
んだ状態で移動するようになっている。また、この後所
定時間逆転すると、揺動アーム76が実線位置から2点
鎖線位置に移動し、再び傾斜位置に戻る動きを行なうよ
うになっている。
【0047】一方、搬送グリッパ12は、ステイプラ1
1で選択的にステイブルした後、束先端を搬送グリッパ
12で挟持して図10の矢印Gに示す方向に搬送するこ
とができるよう枠体9Aに移動可能に取り付けられてい
る。
【0048】ところで、この搬送グリッパ12は、駆動
部の上視図である図14及び正面断面図である図15に
示すようにその下部位置にて2本の軸77、78に支持
されている。ここで、一方の軸77はボールねじで構成
されると共に前後側板59,60(図10参照)に回転
可能に軸支され、もう一方の軸78は通常の軸で構成さ
れると共に前後側板59,60に固定されている。
【0049】また、枠体9Aのユニット前側板50及び
ユニット後側板51(図10参照)にはガイドコロ79
がカシメられており、このガイドコロ79は後側板51
に形成された長穴5laに沿って左右方向に移動するこ
とができるようになっている。なお、図示はしないがユ
ニット前側板50にも同様な長穴が形成されている。
【0050】一方、後側板51には搬送グリッパ左右移
動モータM8が取り付けられており、このモータM8の
回転はモータプーリ80、ベルト81、プーリ82を介
して貫通軸83に伝達されるようになっている。ここ
で、この貫通軸83には駆動用プーリ84が手前側と、
奥側に1個ずつ取り付けられ、それぞれ対向する従動プ
ーリ85との間にベルト86がかけられている。そし
て、このベルト86の一部分を規制部材87で後側板6
0上に固着することにより、モータM8の駆動が搬送グ
リッパ12に伝わり、図10の矢印G方向及び図11に
おいて矢印に示す左右方向への移動が可能となってい
る。
【0051】ところで、この搬送グリッパ12は、図1
0の矢印G方向に移動可能であるが、同図に示す矢印F
方向にも移動可能となっている。そして、このように矢
印F方向にも移動可能とすることにより、シート束のサ
イズに応じてシート幅の略中央位置をグリップすること
ができるようになっている。これにより、シートを搬送
する際には、まず矢印F方向に移動し、次に矢印G方向
にシート束を搬送してビン上から完全にシート束を引き
出して後述するスタッカに搬送するようになっている。
【0052】ここで、このような動作が可能となるよう
図14に示すように後側板60上には、搬送グリッパ前
後進モータM9が基台88を介して取り付けられてお
り、このモータM9の回転はモータプーリ89、ベルト
90、プーリ91を介してボールねじ軸77に伝達され
るようになっている。そして、このようにしてボールね
じ軸77が回転すると、搬送グリッパ12のボールねじ
軸77と係合している部分にも同様のねじが切られてい
るため、搬送グリッパ12が前後進するようになってい
る。
【0053】なお、搬送グリッパ12の位置は、ホーム
ポジシヨン及びモータM8の回転量を検知することで決
定されるようになっている。即ち、左右方向の位置制御
は、規制部材87の上部突起87aをホームポジション
センサS7で検知し、モ―夕M8のエンコーダ92を読
み取るセンサS8で移動量を検知して所定の位置で停止
させるように構成されている。また、搬送グリッパ12
の前後方向の位置制御は、ホームポジションセンサS9
で搬送グリッパの―部を検知し、モータM9のエンコー
ダ93を読み取るセンサSlOで移動量を検知して、所
定の位置で搬送グリッパ12を停止させるように構成さ
れている。
【0054】ところで、搬送グリッパ12の矢印F方向
の移動は、上述したようにシートのサイズに対応して移
動する他に、スタッカ上での仕分けの目的でも用いられ
る。すなわち、スタッカヘの束搬送時、矢印G方向への
搬送量はシート束サイズによるが、F方向へのシート束
の搬送量を変化させることで、同一サイズのシート束の
仕分けを行なったり、異なるジョブ間の仕分けを行なっ
たりすることができるようになっている。
【0055】なお、搬送グリッパ12の奥行き寸法l 6
は、ステイプラ11がシート束Sに対し動作している位
置においてもシート束Sの先端が挟持できるような寸法
に設定されている。
【0056】一方、これら先出しグリッパ10及び搬送
グリッパ12のグリップ部61は、図16に示すように
2枚の側板62,62(同図においては一方の側板のみ
図示)に、3本の軸63,64,65が支持されてお
り、第1軸65には上グリッパ66と下グリッパ67が
配設されており、第2軸63に固設された下グリッバカ
ム68と、第3軸64に固設された上グリッパカム69
との矢印方向の回動によりそれぞれ矢印H、矢印I方向
の揺動を繰り返す(実線と破線図)ようになっている。
【0057】また、第1ばね部材70は下グリッパ67
のカム部67aを下グリッパカム68に付勢し、第2ば
ね部材71は上グリッパ66のカム部66aを上グリッ
パカム69に付勢し、上グリッパ66と下グリッパ67
の当接圧が略一定になるように制御している。なお、こ
れらグリッパカム69,68は、後述する図24に示す
挟持用モータにて駆動されるようになっている。
【0058】なお、先出しグリッパ10と搬送グリッパ
12は、上述したように基本構成は同様であるが、挟持
圧やグリッパの幅、最大開口量等の条件はそれぞれの使
用条件に合わせて最適に設定して構わない。
【0059】例えば、本実施例の場合、先出しグリッパ
10は、スペース上、巾を小さく押えるが基準側のみ挟
持するため、束ズレ防止のために挟持圧を高めに設定し
たり、開口量もビン間に進入すべく押え気味にする。一
方、搬送グリッパ12は、シート束センタを挟持可能な
ので、挟持圧を低めに設定する等が可能である。その
他、シー卜のカール量、坪量、折りの有無、枚数等によ
って一般的に設定することも可能である。
【0060】ところで、先出しグリッパ10がシート束
を挟持するビンは、図2に示すよう下部ビンモジュール
2 においては上から2番目のビンB22(上部ビンモジ
ュールB1 においては上から4番目のビンB14)である
が、シート束の側端部が上方にカールした状態で積載さ
れていると、シート束を挟持するよう上グリッパ66が
下方回動してもシート束の上面を押えることができない
場合があるので、先出しグリッパ10の側方には図27
に示すようにシート束の側端部を上方より押える第1押
え部材である第1カール押え400が回動可能に設けら
れている。
【0061】一方、このビンの直下のビン(図2におい
てはビンB23及びビンB15)に積載されているシート束
の端部が上方にカールした状態で積載されていると、シ
ート束を挟持するよう下グリッパ67が上方回動した
際、このシート束に下グリッパ67が引っかかってシー
ト束の底面を押えることができない場合があるので、第
1カール押え400の下方には同図に示すように下方の
シート束の側端部を上方より押える第2押え部材である
第2カール押え401が回動可能に設けられている。
【0062】なお、同図において、402はカール押え
ソレノイドであり、このカール押えソレノイド402の
駆動レバー403には2カ所ラック404が形成されて
いる。一方、第1及び第2カール押え400,401に
はピニオンギア部405がそれぞれ形成されており、こ
れによりシート束移送の際、後述する制御装置によりカ
ール押えソレノイド402が作動して駆動レバー403
が引き上げられると、これに連動して第1及び第2カー
ル押え400,401が回動軸400a,401aを支
点として破線で示す位置までそれぞれ下方回動し、シー
ト束の側端部を押えることができるようになっている。
【0063】一方、ステイプラ11は、シート幅とオー
バーラップしない手前や奥の退避位置や、シート束の先
端部の任意の位置に移動できるよう図10に示す矢印E
方向に移動可能となるよう枠体9Aに移動可能に取り付
けられている。
【0064】そして、このステイプラ11は、ステイプ
ラ駆動部の左側面図である図17及びその上視図である
図18に示すように、基台94上に固定されており、こ
の基台94の上部にはスライダー95が取り付けられて
いる。ここで、このスライダー95は枠体9Aのユニッ
ト前側板50及びユニット後側板51間に固定されてい
る2本の軸96,97によりスライド可能に保持されて
いる。
【0065】また、ユニット後側板51側にはステイプ
ラ前後進モータMl0がモータ基台98を介して取り付
けられており、モータMl0の回転はモータギア99、
モータプーリ100、従動プーリ101及び両プーリ9
9,100間に渡されたベルト102を介し、規制部材
103によってベルト102に固着されたスライダー9
5に伝達され、これによりステイプラ11は図17の矢
印J方向に移動することが可能となっている。
【0066】なお、このステイプラ11は、手前側の退
避位置1la、奥側の退避位置1lbの間なら任意の位
置に停止可能となっているが、このステイプラ11の位
置設定は、手前の位置センサSll又は奥の位置センサ
Sl2による検知からモータMl0のエンコーダ104
をセンサSl3で読み取ることにより決定されるように
なっている。
【0067】そして、このように構成されたグリップ/
ステイプルユニット9は、ビンB11 〜B16にシー卜束が
満たされた後で、図1、図2の破線で示す位置に移動
し、先出しグリッパ10により各ビンB11〜B16上のシ
ートの束を図1、図2の右方向に搬送し、ステイプラ1
1で選択的にステイブルした後、束先端を搬送グリッパ
12で挟持してさらに右方向へ搬送するようになってい
る。
【0068】ところで、ステイプル/スタック装置20
5においては、このようにグリップ/ステイプルユニッ
ト9により上部ビンモジュールB1 のビンからシート束
をとり出している間に、下部ビンモジュールB2 のビン
21〜B26にシートを搬送するようにしている。
【0069】そして、ビンB11〜B16からシート束取り
出し終了後、また下部ビンモジュールB2 ビンB21〜B
26への搬送終了後、今度はグリップ/ステイプルユニッ
ト9を図1、図2の実線位置まで下降させ、この実線位
置で下部ビンモジュールB2からのシート束取り出しを
行なうようになっている。そして、この動作を繰り返す
ことにより、後述するスタックユニットが満載になるま
で連続してコピーを継続できるようになっている。
【0070】なお、各ビンモジュールB1 ,B2 には、
各ビンB11〜B16上のシートを検知する貫通センサS3
(図2参照)があり、このセンサS3によりビンB11
16上のシートの有無を検知してモジュールB1 ,B2
を切り換えるタイミングの決定等を行なうようにしてい
る。
【0071】一方、図2に示すように上部ビンモジュー
ルB1 ヘの第4搬送パス7と下部ビンモジュールB2
の第2搬送パス2とに挟まれた空間Kにおいて、グリッ
プ/ステイプルユニット9の下方にはスタックユニット
13が上下動可能に設けられており、搬送グリッパ12
で搬送したシート束を、このスタックユニット13にて
収納するようになっている。なお、ステイプラ11の右
端部とスタックユニット13の左端部は、図2に示すよ
うに、左右方向でほぼオーパーラップしている(図2の
幅l 15の領域)。
【0072】ところで、このスタックユニット13は、
スタックユニット13の上視図である図19、その正面
図である図20及び左側面図である図21に示すように
スタックユニット13の外枠となるスタックフレーム1
05と、シート積載部であるスタックトレイ116と、
基準壁117及び押え部材118とを有している。
【0073】そして、スタックフレーム105は、後側
板105a、左側板105b、右側板105c及び底板
105dから構成されている。ここで、この左右側板1
05b,105cの奥側外面には昇降コロ106がそれ
ぞれ上下それぞれ2個ずつ、計4個取り付けられてお
り、ステイプル/スタック装置205本体に固定された
レール107にガイドされている。なお、このレール1
07は図8で示したグリップ/ステイプルユニツト9の
レール56と同一部材で共存化しても良い。
【0074】一方、左右側板105b,105cの奥側
の曲げ部には、それぞれ図19及び図21に示すように
保持板108によりチェーン109が保持されており、
これら左右のチエーン109は、それぞれ上下のスプロ
ケット110,111間に渡されている。
【0075】なお、ステイプル/スタック装置205本
体には、スタック部移動装置である正逆転可能なスタッ
クフレーム昇降モータMllが固定されており、このモ
ータMllの回転はギア113,114を介して下方の
スプロケツト111を固定している貫通軸112に伝達
されるようになっている。これにより、モータMllが
回転すると下方のスプロケツト111が回転し、これに
伴ってスタックフレーム105が昇降するようになって
いる。
【0076】なお、スタックフレーム105の停止位置
としては、通常は、図2に示したグリップ/ステイプル
ユニット9の2つの停止位置(上方の破線部と下方の実
線部)に対応した2つの停止位置の他に、スタッカトレ
イ引き出し位置及びスタッカ制限枚数変更位置等、複数
ケ所に設定されている。また、スタックフレーム105
のホームポジションは、上部ビンモジュールB1 に対応
した位置になっているが、モータMllのエンコーダ1
15をセンサSl4で読み取ることで上記様々なる設定
位置に停止することが可能となっている。
【0077】一方、スタックトレイ116は、搬送グリ
ッパ12にて搬送されたシート束を積載するようスタッ
クフレーム105に設けられたものである。ところで、
シートを多数積載すると次第にシート束の上面が上昇
し、やがてグリッパ/ステイプルユニット9に近づくよ
うになる。そして、このシート束の上面とグリッパ/ス
テイプルユニット9との間隔が所定の間隔よりも狭くな
ると、シート束の搬送及び積載が適当に行われなくな
り、シート束がロックしてしまう。
【0078】そこで、このようなシート束のロックを防
ぐため、シート束の積載を開始した後は、シート束の上
面とグリッパ/ステイプルユニット9との間隔を常に一
定に保つようスタックトレイ116を徐々に降下させる
ようにしている。
【0079】そして、このようにスタックトレイ116
を徐々に降下させるため、スタックトレイ116の平面
図である図19及びその正面図である図22に示すよう
に、スタックトレイ基台129の両端面にはコの字形の
コロ受板131が取り付けられると共に、それぞれのコ
ロ受板131にはコロ132が2個ずつカシメられる一
方、これらのコロ132はスタックフレーム105の両
側板105b,105cに固定されているレール128
にガイドされるようになっている。
【0080】ここで、このレール128の一端部には上
下方向にラックが形成され、基台129を横方向に貫通
した軸133の両端に取り付けられたピニオンギア13
4と噛合するようになっている。一方、スタックトレイ
基台129にはモータ基台135を介してシート積載部
移動装置であるスタックトレイ昇降モータM13が取り
付けられており、このモータM13の回転はギア13
6,137によって貫通軸133に伝達されるようにな
っている。
【0081】これにより、スタックトレイ昇降モータM
13が回転するとピニオンギア134が回転し、これに
伴ってスタックトレイ116が降下するようになってい
る。なお、モータM13の他端にはエンコーダ138が
取り付けられており、センサS15で読み取ることによ
りスタックトレイ116の降下量を制御するようにして
いる。
【0082】なお、スタックトレイ116は、スタック
トレイ基台129に対してアキュライド130で手前方
向引き出し可能に構成されており、スタックユニット1
3が動作中でない場合には、スタックトレイ116を手
前方向に引き出すことによりシート束を任意に取り出す
ことができるようになっている。
【0083】一方、基準壁117は、図23に示すよう
に、スタックトレイ116に積載されたシート束Sの後
端を規制するためのものである。また、図19、図20
に示すように、この基準壁117にはガイドコロ117
aが回転自在に支持されており、シート束の後端が基準
壁117の上部傾斜面117bに残らないようになって
いる。なお、この基準壁117は、スタッカ制限枚数の
変更時には上方に移動して対応するようになっている。
【0084】ところで、この基準壁117の上端部に
は、図20に示すように近接防止センサSl6がとりつ
けられており、スタックユニット13と上方のグリッパ
/ステイプルユニット9との距離を検知して、一定の距
離以下に接近した時は、互いの近接方向の駆動を停止す
る制御を行ない干渉防止を行うようにしている。
【0085】また、基準壁117の側面部には積載され
たシート束の上面を検知するシート位置検出手段である
スタック高さ検知センサSl7が取り付けられており、
シート束がスタックトレイ116に順次積載され、シー
ト束の上面がセンサ17を越えると、このセンサ17は
図1に示す制御装置(CPU)270に対して検知信号
を出力するようになっている。
【0086】ここで、この制御装置270は、図24に
示すように構成されており、スタック高さ検知センサS
l7からの検知信号が入力されると、この信号に応じて
スタックトレイ昇降モータM13を駆動してスタックト
レイ116を降下させ、シート束の上面とスタックユニ
ット13との間隔を一定に保つようにしている。
【0087】なお、この制御装置270は、一方のビン
モジュールへのシートの収納が終了した後、第1デフレ
クタ3及び第2デフレクタ4に対して切り換え信号を出
力して他方のビンモジュールへのシートの収納を開始す
る一方、スタックフレーム昇降モータMllを駆動して
スタックユニット13を一方のビンモジュールに向けて
上下動させた後、先出しモータM7を介して先出しグリ
ッパ10を、搬送グリッパ左右移動モータM8及び搬送
グリッパ前後進モータM9を介して搬送グリッパ12を
駆動してシート束をスタックトレイ116に順次積載す
るようにしている。
【0088】ところで、この先出しグリッパ10にてシ
ート束を挟持する際、制御装置270は、まず図25に
示すように先出しモータM7を正回転させ、先出しグリ
ッパ10を、図11に示す実線位置から破線位置へ移動
させ、その後カール押えソレノイド402をONとする
ようにしている。これにより、既述したように駆動レバ
ー403が引き上げられ、これに伴って第1及び第2カ
ール押え400,401がそれぞれ下方回動し、移送さ
れるシート束及び直下のシート受け皿に積載されている
シート束の側端部を上方より押えるようになる。
【0089】次に、先出しグリッパ挟持用モータM10
AをONとして上グリッパ66及び下グリッパ67をそ
れぞれ回動させてシート束Sを挟持する。この際、シー
ト束の側端部は第1及び第2カール押え400,401
により押えられているので、側端部がカールしていても
先出しグリッパ10は確実にシート束を挟持することが
できる。なお、シート束を挟持した後は、移送の妨げと
ならないようカール押えソレノイド402をOFFとす
ることにより、第1及び第2カール押え400,401
を上方回動させてシート束の側端部から離すようにす
る。
【0090】そして、この後、ビン立ち駆動ソレノイド
SL1を所定時間ONとして整合部Bjを下方回動さ
せ、最後に先出しモータM7を逆回転させて先出しグリ
ッパ10を、図11に示す破線位置から実線位置へ移動
させ、搬送グリッパ12にシート束Sを受け渡しするよ
うにする。
【0091】一方、押え部材118は、図26に示すよ
うにスタックトレイ116上のシート束Sを上方から押
圧するためのものであり、このように押え部材118に
よりシート束Sを押えることにより、次にスタックトレ
イ116上に積載されるシート束による既積載のシート
束の乱れを防止することができると共に、次にスタック
トレイ116上に積載されるシート束の落下積載時のシ
ート束内のズレを防止することができる。
【0092】次に、このように構成されたステイプル/
スタック装置205のソートモード時の動作を説明す
る。
【0093】まず、グリップ/ステイプルユニット9
は、上部ビンモジュールB1 のシート束取り出しに対応
した位置(図2の破線位置)に移動して待機する。この
時、先出しグリッパ10は、グリップ部61(図16参
照)を開放した状態で図10に示す位置に待機し、ビン
モジュール内のビン昇降の際にビン上のシートの妨げに
ならないようになっている。なお、ソートモードの際に
は、ステイプラ11は動作させないので、ステイプラ1
1は図10において破線で示す手前の退避位置11aに
移動する。
【0094】一方、搬送グリッパ12は、図10におい
て破線で示すように、矢印F方向においては搬送されて
くるシート束Sの略中央をグリップでき、矢印G方向に
おいては先出しグリッパ10によって先出しされたシー
ト束Sの先端をグリップできるような位置12aにグリ
ップ部61を解放した状態で待機する。
【0095】次に、スタックユニット13は、図2で破
線で示す位置に移動し、グリップ/ステイプルユニット
9により搬送されるシート束を受容できるようになって
いる。なお、この際、図20に示すように、スタックト
レイ116は上面がシート束を受容可能な位置に、基準
壁117及び押え部材118はスタックトレイ116に
対応した位置に移動する。
【0096】以上でシート処理装置側がスタンバイ状態
になり、原稿が給送されて画像形成が行なわれ、シート
が搬送されてくると、図2に示すように最初のシートは
折り装置204を通過して搬入口215から進入し、第
1デフレクタ3で上方に、さらに第2デフレクタ4で左
方へ搬送されて排出ローラ8gでビンB11上に排出され
る。
【0097】そして、排紙センサSl8でビンB11に1
枚目のシートが排出されたことを検知すると、ビンは1
ビン上方にシフトしてビンB12がシー卜収容位置に上昇
する。上記動作を繰り返して、上部ビンモジュールB1
のビンの全てに同一画像のシートが排出されると、原稿
が交換されて2枚目の原稿に対し画像形成が行なわれ
る。
【0098】上部ビンモジュールB1 のビンは、最下ビ
ン(図2ではB16)がシー卜収容位置にあり、2枚目の
シートに関しては最下ビンから順にシートを収容してい
く。上記動作をすべての原稿について繰り返し行ない、
ビンヘのシートの収容動作は終了する。なお、ビン上に
積載されたシートは、図3で示す基準棒14a、14b
に対し、整合壁15をシート搬送と直交する方向に動作
させることで整合される。
【0099】そして、このようにしてソート及び整合が
完了すると、まず先出しグリッパ10が、図11におい
てグリッパ部61を開放したまま実線位置から破線位置
へ移動し、その後シート束Sを挟持する。
【0100】次に、図8に示すようにビン立ち部Bj
が、ソレノイドSLlにより開放されてシート束搬送が
可能となる。なお、この時、シート束は、手前側は基準
棒14a、14b(図7参照)によって、奥側は整合棒
15(図7参照)と、ガイド部材53a(図10参照)
とにより両サイドを規制され、また下方向はビン面、倒
れたビン立ち部Bj及びガイドステイ53、上方向はガ
イドステイ52にガイドされて、図10の搬送グリッパ
12側に搬送可能な状態となる。
【0101】この後、シート束Sを挟持した先出しグリ
ッパ10が図13に示す2点鎖線位置から実線位置に移
動した後、図10に示す実線位置に停止し、ここで先出
しグリッパ10と搬送グリッパ12間のシート束Sの受
け渡しが行なわれる。即ち、図10の破線位置に開放し
たまま待機していた搬送グリッパ12が、まずシート束
の略中央部を挟持し、次に先出しグリッパ10は挟持を
開放した後、図13に示す実線位置から2点鎖線位置に
移動して次の搬送に備える。
【0102】一方、搬送グリッパ12は、この後図10
の矢印Gの右方向に駆動されてシート束Sを右方向に搬
送し、サイズに応じた適正な位置で停止する。なお、こ
の状態では、図23に示すように、シート束Sの後端
は、スタックトレイ116の上面に落下しており、左側
はスタッカ基準壁117により規制され、また、束上面
はソレノイドにより駆動された押え部材118により押
圧されている。
【0103】この状態から搬送グリッパ12を開放し
て、シート束の先端部もスタックトレイ116上へ落下
させる。この時押え部材118は、落下する束内のズレ
を防止する働きをする。
【0104】次に、2束目のシート束搬送時について
は、搬送グリッパ12でシート束の略中央部をつかみ、
グリッパ間での束の受け渡しを行なうところまでは1束
目と同一であるので、以降の動作のみについて説明す
る。
【0105】束の受け渡し後、搬送グリッパ12は、図
8の矢印Fの方向に所定量だけ動く。この際、シート束
後端側が規制されないように、基準棒や整合壁、ガイド
部材53aが逃げてもかわないし、また、これらの幅規
制部材を、シート束後端が完全に抜け切ってから、上記
搬送グリッパ12の矢印F方向の移動を行なってもよ
い。この移動により、スタックトレイ116ヘのシート
束の積載時、1束目のシート束との識別が可能となる。
【0106】搬送グリッパ12による右方向の搬送途中
において、図25に示すように、シート束S2 の後端が
所定位置に達する前にシートの中央部が先にスタックト
レイ116上のシート束S1 の上面に落下してしまい、
そのまま搬送を続けると搬送しているシート束S2 が既
積載のシート束S1 の整合を乱す恐れがある。この際、
同図に示すように押え部材118で既積載シート束S1
の上面を押えることで、既積載のシート束S1 のズレを
防止できる。
【0107】ところで、スタックトレイ116上に積載
されたシート束については、その最上面が常に基準壁1
17のスタック高さ検知センサSl7センサで検知され
ており、制御装置270により上方にあるグリップ/ス
テイプルユニット9と、積載最上面との間隔が常に一定
となるようスタックトレイ1116を徐々に降下させる
ようにしている。
【0108】また、スタックトレイ116上のシート束
に関しては、スタックユニット13が動作中でない場合
には、シート束は任意に取り出しが可能な構成になって
いる。このため、操作者が図示せぬ取り出しボタンを押
下することによって、スタックユニット13は取り出し
位置に移動し、スタック取り出しカバーのみが開閉可能
となり、またシート束を取り出した後、カバーを閉じれ
ば継続して処理が可能となる。
【0109】次に、ステイプルソートモードの場合につ
いて説明する。なお、ここではシート及びシート束の搬
送に関しては上述したソートモードの場合と同一である
ので説明を省略し、ステイプラの移動制御について述べ
る。
【0110】まず、手前1ケ所綴じの場合について説明
する。この場合、ノンステイプルモード時には図10及
び図17に示すように手前側の退避位置1la又は奥側
の退避位置1lbの位置にあるステイプラ11は、待機
位置1lcに移動する。なお、図10に示すように、ス
テイプラ11が待機位置1lcにあっても、搬送グリッ
パ12は互いに干渉することなく待機できる。
【0111】先出しグリッパ10により搬送されたシー
ト束に対し、ステイプラ11はステイプル動作を行なっ
た後、手前側の退避位置1laに移動し、その後、搬送
グリッパ12によってシート束は右方に搬送される。シ
ート束後端が、ステイプル11の移動領域から抜ける
と、ステイプラ11は再び1ケ所綴じの待機位置1lc
に移動して、次のシート束の受け入れを待つ。
【0112】なお、奥1ケ所綴じの場合については、紙
サイズセンタよりも奥側のみに綴じる場合であるので、
上述した逆でステイプラは奥側の退避位置1lbと綴じ
位置とを往復動作することになる。
【0113】次に、2ケ所綴じを行う場合について説明
する。
【0114】2ケ所綴じ位置は、シート束の巾方向サイ
ズにより様々な位置をとるが、図10、図17に示すス
テイプラ位置1ld、1leの2ケ所を綴じ位置とする
サイズがあったとする。この場合も、図10に示すよう
に、ステイプラ11がいずれのステイプラ位置1ld、
lleにあっても搬送グリッパ12aの位置と干渉しな
い。
【0115】2ケ所綴じのスタンバイ時、ステイプラ1
1は手前側の退避位置1laから2ケ所の手前側の打ち
込み位置1ldへ移動して待機する。この時搬送グリッ
パ12は、実線の12bの位置で待機する。そして、シ
ート束が、先出しグリッパ10で搬送されると、先出し
グリッパ10がシート束を挟持したまま、ステイプラ1
1が1ldの位置で手前側の1ケ所をステイプルする。
次に、ステイプラ11は、1leの位置に移動して2ケ
所の奥側の位置をステイプルする。
【0116】ステイプラ11が1ldの位置から1le
の位置に移動すると、すぐに搬送グリッパ12が12b
の待機位置から12aの挟持位置に進入してくる。そし
て、搬送グリッパ12がシート束を挟持し、一方、先出
しグリッパ10はシート束を開放する。ステイプラは、
1leの位置で2ケ所目のステイプル動作を行なった
後、奥側の退避位置1lbへ移動する。
【0117】1束目のシート束の後端がステイプラ移動
領域を抜けると、ステイプラ11は退避位置1lbから
奥側のステイプル位置1leへ移動して、2束目のシー
トを受け入れる。今度は、2ケ所の奥側を先に打ってか
ら、手前の位置ldへ移動する。搬送グリッパ12は、
1束目同様、1ケ所目を打ち2ケ所目にステイプラ11
1が移るまでは12bの位置で待機し、その後12aに
移動し、ステイプラ111の手前への退避動作を待っ
て、シート束の束搬送を行なう。以上述べたように、2
ケ所綴じの時は、ステイプラの退避位置を手前と奥と交
互にすることによって、処理時間を短縮している。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ート束を挟持手段にて挟持する前に、第1押え手段にて
シート束の側端部を押えることにより、シート束の側端
部が上方に反っている場合でも挟持部材がシート束の側
端部を挟持でき、確実にシート受け皿に積載されたシー
ト束を移送することができる。
【0119】また、挟持手段がシート束を挟持する前
に、第2押え手段により移送されるシート束を積載して
いるシート受け皿の直下のシート受け皿に積載されてい
るシート束の側端部を押えることにより、この直下のシ
ート束の側端部が上方に反っている場合でも挟持部材が
移送するシート束のみを挟持でき、確実にシート受け皿
に積載されたシート束を移送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用できるの画像形成装置の一例であ
る電子写真複写機の内部構成を示す図。
【図2】上記電子写真複写機に設けられたシート処理装
置の縦断正面図。
【図3】上記シート処理装置に設けられたビンモジュー
ルの斜視図。
【図4】上記ビンモジュールに設けられた整合壁駆動部
の平面図。
【図5】上記整合壁駆動部の側面図。
【図6】上記ビンモジュールの側面図。
【図7】上記ビンモジュールの平面図。
【図8】上記ビン立ち部駆動部の側面図。
【図9】上記ビン立ち部駆動部の平面図。
【図10】上記シート処理装置に設けられたグリップ/
ステイプルユニットの平面図。
【図11】上記グリップ/ステイプルユニットの側面
図。
【図12】上記グリップ/ステイプルユニットに設けら
れた先出しグリッパ駆動部の平面図。
【図13】上記先出しグリッパ駆動部の側面図。
【図14】上記グリップ/ステイプルユニットに設けら
れた搬送グリッパ駆動部の平面図。
【図15】上記搬送グリッパ駆動部の側面図。
【図16】上記搬送グリッパ駆動部及び先出しグリッパ
駆動部のグリップ部の側面図。
【図17】上記グリップ/ステイプルユニットに設けら
れたステイプルユニット駆動部の左側面図。
【図18】上記ステイプルユニット駆動部の平面図。
【図19】上記グリップ/ステイプルユニットに設けら
れたスタックユニットの平面図。
【図20】上記スタックユニットの正面図。
【図21】上記スタックユニットの駆動部の左側面図。
【図22】上記スタックユニットに設けられたスタック
トレイの正面図。
【図23】上記スタックユニットに設けられたスタック
押え部材の効果を示す作用図。
【図24】上記シート処理装置に設けられた制御装置の
構成を示す図。
【図25】先出しグリッパによるシート束移送のタイミ
ングチャート。
【図26】上記スタック押え部材の効果を示す作用図。
【図27】カール押え部材を備えた上記先出しグリッパ
の側面図。
【符号の説明】
10 先出しグリッパ 66 上グリッパ 67 下グリッパ 201 複写機本体 270 制御装置 400 第1カール押え 401 第2カール押え S シート B11〜B1n,B21〜B2n ビン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排出されたシートを上下方向に配された
    シート受け皿に順次収納した後、シート積載部に移送す
    るシート処理装置において、 前記シート受け皿に収納された前記シート束の側端部を
    上下方向より挟持して該シート束を移送する挟持手段
    と、 前記シート束の側端部を押える第1押え手段とを備え、 前記挟持手段が前記シート束を挟持する前に前記第1押
    え手段にて該シート束の側端部を押えるようにしたこと
    を特徴とするシート束移送装置。
  2. 【請求項2】 前記移送されるシート束を積載している
    シート受け皿の直下のシート受け皿に積載されているシ
    ート束の側端部を押える第2押え手段を備え、前記挟持
    手段がシート束を挟持する前に前記第2押え手段にて前
    記直下のシート受け皿のシート束側端部を押えるように
    したことを特徴とする請求項1記載のシート束移送装
    置。
  3. 【請求項3】 前記挟持手段は前記シート束の側端部を
    上下方向より挟持する上下一対の回動可能な挟持部材を
    有し、前記第1押え手段は前記挟持手段の側方に設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載のシート束移送
    装置。
  4. 【請求項4】 シートに画像を形成する画像形成部と、
    この画像形成部にて画像形成されたシートの後処理を行
    うシート処理装置と、を備えてなる画像形成装置におい
    て、 前記シート処理装置が請求項1乃至3記載のシート処理
    装置であることを特徴とする画像形成装置。
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