JPH0979271A - 潤滑機能を有する回転軸支持装置 - Google Patents

潤滑機能を有する回転軸支持装置

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Publication number
JPH0979271A
JPH0979271A JP23123795A JP23123795A JPH0979271A JP H0979271 A JPH0979271 A JP H0979271A JP 23123795 A JP23123795 A JP 23123795A JP 23123795 A JP23123795 A JP 23123795A JP H0979271 A JPH0979271 A JP H0979271A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotary shaft
lubricating oil
housing
bearing
rotating shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP23123795A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Murai
隆司 村井
Tatsunobu Momono
達信 桃野
Yasuyuki Muto
泰之 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
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Publication of JPH0979271A publication Critical patent/JPH0979271A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転軸2aの内側を通じて潤滑油供給を行な
えない場合でも、上部の軸受4b、4bへの潤滑油供給
を可能にする。 【構成】 回転軸2aの上端部を円形凹孔13に緩く挿
入する。回転軸2aの上端部外周面及び円形凹孔13の
内周面には螺旋溝若しくは螺旋突条を形成する。回転軸
2aの回転時にこの螺旋溝若しくは螺旋突条が軸流ポン
プとして機能し、潤滑油溜り5から吸引した潤滑油を軸
受4b、4bに供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る潤滑機能を有する
回転軸支持装置は、例えば鉛直方向に設けられた回転軸
を有する各種機械装置に組み込んで、この回転軸を支持
する為の軸受に潤滑油を供給する。
【0002】
【従来の技術】鉛直方向に、或は傾斜した状態で上下方
向に設けられた回転軸を有する機械装置が各種存在す
る。この様な機械装置の回転軸を支持する為には、玉軸
受やテーパころ軸受を含む転がり軸受、或は滑り軸受等
の軸受を使用する。この様な軸受の使用状態が厳しい
(負荷が大きかったり回転速度が速い)場合には、上記
回転軸が回転している間中、この軸受に潤滑油を送り続
ける必要がある。この様な場合に、潤滑油ポンプ等を必
要とせずに安価に製作できる潤滑装置として、上記回転
軸の回転運動を利用して上記軸受に潤滑油を供給する構
造が、従来から知られている。
【0003】図3は、この様な従来から知られた潤滑装
置を組み込んだ、潤滑機能を有する回転軸支持装置を示
している。有底筒状のハウジング1の内側には回転軸2
を、鉛直方向に設けている。上記ハウジング1の内側の
上下2個所位置には支持板3、3を設け、各支持板3、
3の内周縁部に嵌合固定した深溝型の玉軸受4、4によ
り、上記回転軸2を回転自在に支持している。この回転
軸2は中空円管状で、図示しない上端部は閉じられ、下
端が開口している。又、上記ハウジング1の底部には潤
滑油溜り5が設けられており、上記回転軸2の下端部は
この潤滑油溜り5内に挿入されている。又、上記回転軸
2の中間部で、上記各玉軸受4、4の直上部分には、こ
の回転軸2の内外を連通させる為の吐出孔6、6を形成
している。更に、上記回転軸2の中間部外周面で上記1
対の玉軸受4、4の間部分にはロータ7を、上記ハウジ
ング1の内周面でこのロータ7の外周面と対向する部分
にはステータ8を、それぞれ固定している。これらロー
タ7とステータ8とが、上記回転軸2を回転駆動する為
の電動モータ9を構成する。
【0004】この電動モータ9への通電により回転軸2
が高速回転すると、遠心力に基づいてこの回転軸2内の
流体が、上記各吐出孔6、6を通じてこの回転軸2外に
排出される。この結果、この回転軸2の内部の圧力が低
下し(負圧になり)、上記潤滑油溜り5に存在する潤滑
油がこの回転軸2内に吸引される。そして、この様に回
転軸2内に吸引された潤滑油は、上記遠心力に基づいて
各吐出孔6、6から吐出されて、上記各玉軸受4、4に
注がれ、これら各玉軸受4、4を潤滑する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3に示した従来構造
は、上下方向に設けられた回転軸の形状が途中で変化す
ると、変化した部分よりも上方に存在する軸受の潤滑を
行なえない場合がある。例えば、上記回転軸の途中に断
面積が著しく小さくなる部分が存在する場合には、当該
部分を剛性確保の為に中空にできず、この部分よりも上
方に潤滑油を送れない。又、回転軸の途中に、回転運動
を往復運動に変換する為のクランク部が存在した場合に
は、このクランク部を中空に加工する事が難しい為、や
はりクランク部よりも上方に潤滑油を送れない。更に、
回転軸が複数に分割された素子をカップリング部材によ
り連結した構造である場合には、カップリング部材の構
造によっては、やはりカップリング部材よりも上方に潤
滑油を送れない。本発明の潤滑機能を有する回転軸支持
装置は、この様な場合にも、上方に存在する軸受に潤滑
油の供給を行なえる様にすべく発明したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の潤滑機能を有す
る回転軸支持装置は、ハウジングと、このハウジングの
内側に設けられた回転軸と、この回転軸を上記ハウジン
グの内側に回転自在に支持する為の軸受とを備える。こ
の回転軸は、鉛直方向、或は傾斜方向等、上下方向に配
置されている。又、上記ハウジングの上部には、上記回
転軸の上端部の外径よりも少しだけ大きな内径を有する
円形凹孔を、下方に開口した状態で設け、この円形凹孔
の内側に、上記回転軸の上端部を緩く挿入している。そ
して、これら円形凹孔の内周面と回転軸の上端部外周面
との少なくとも一方の周面に、螺旋溝或は螺旋突条等の
螺旋構造部を形成している。更に、上記ハウジングで上
記軸受よりも下方には潤滑油溜りを設け、給油通路によ
って、この潤滑油溜りと上記円形凹孔の内側とを連通し
ている。そして、上記螺旋構造部の螺旋方向を、上記回
転軸の回転に伴って、上記円形凹孔内に存在する流体を
この円形凹孔の開口の下方に押し出す方向に規制してい
る。
【0007】
【作用】上述の様に構成される本発明の潤滑機能を有す
る回転軸支持装置は、回転軸の回転に伴って螺旋構造部
が円形凹孔内の流体を下方に押し出し、この円形凹孔内
の圧力を低下させる(負圧にする)。この結果、ハウジ
ングの潤滑油溜りに存在する潤滑油が給油通路を通じて
円形凹孔内に吸引される。そして、この様に円形凹孔内
に吸引された潤滑油は、上記螺旋構造部によりこの円形
凹孔から押し出されて、上記回転軸を支持した軸受に注
がれ、この軸受を潤滑する。
【0008】
【実施例】図1〜2は本発明の実施例を示している。有
底筒状のハウジング1の内側には回転軸2aを、鉛直方
向に亙って配置している。この回転軸2aは、中空円管
状の下半素子10と円杆状の上半素子11とをカップリ
ング12により互いに同心に、且つ回転運動の伝達自在
に結合して成る。上記ハウジング1の下半部内側の上下
2個所位置には支持板3a、3aを設け、各支持板3
a、3aの内周縁部に嵌合固定した深溝型の玉軸受4
a、4aにより、上記下半素子10を回転自在に支持し
ている。又、上記ハウジング1の上半部内側の上下2個
所位置には支持板3b、3bを設け、各支持板3b、3
bの内周縁部に嵌合固定した深溝型の玉軸受4b、4b
により、上記上半素子11を回転自在に支持している。
【0009】上記中空円管状の下半素子10は、上端部
が閉じられ、下端が開口している。そして、この下半素
子10の下端部を、上記ハウジング1の底部に設けた潤
滑油溜り5内に挿入している。又、上記下半素子10の
中間部及び上端部で、上記各玉軸受4a、4aの直上部
分には、この下半素子10の内外を連通させる為の吐出
孔6a、6aを形成している。更に、上記下半素子10
の中間部外周面で上記1対の玉軸受4a、4aの間部分
にはロータ7を、上記ハウジング1の内周面でこのロー
タ7の外周面と対向する部分にはステータ8を、それぞ
れ固定している。これらロータ7とステータ8とが、上
記下半素子10を含む回転軸2aを回転駆動する為の電
動モータ9を構成する。尚、この電動モータ9により回
転駆動される回転軸2aの一部には、プーリ、歯車、ク
ランク等の動力取り出し手段(図示せず)を設け、必要
とする駆動力の取り出しを行なう。
【0010】一方、上記ハウジング1の上部内側に固定
したブロック17の下面中央部には、円形凹孔13を形
成している。この円形凹孔13の内径寸法R13は、上記
上半素子11の上端部の外径寸法D11よりも僅かに大き
く(R13>D11)している。又、上記ブロック17の下
面で上記円形凹孔13の下端開口の周囲部分には、この
円形凹孔13よりも十分に大径の環状凹部14を、全周
に亙って形成している。そして、上記上半素子11の上
端部を、円形凹孔13の内側に緩く挿入している。この
上半素子11の上端部外周面には螺旋溝15を形成して
いる。この螺旋溝15の螺旋方向は、上記電動モータ9
への通電に基づく回転軸2aの回転に伴って、上記円形
凹孔13内に存在する流体をこの円形凹孔13の開口の
下方に押し出す方向に規制している。従って、上記円形
凹孔13と上半素子11の上端部とは、一種の軸流ポン
プを構成している。
【0011】更に、上記円形凹孔13の上端部内周面に
は、パイプ或はホース等により構成される給油通路16
の上端を通じさせている。そして、この給油通路16の
下端を、前記潤滑油溜り5に通じさせている。
【0012】上述の様に構成される本発明の潤滑機能を
有する回転軸支持装置は、電動モータ9への通電に基づ
く回転軸2aの回転に伴って、前記各玉軸受4a、4b
に潤滑油を供給する。尚、回転軸2aの下半素子10を
支持する玉軸受4a、4aに潤滑油を供給する作用は、
前述の図3に示した従来構造と同様であるから、重複す
る説明を省略する。以下、本発明の特徴である、上半素
子11を支持する玉軸受4b、4bに潤滑油を供給する
部分の作用に就いて説明する。
【0013】上記回転軸2aを構成する上半素子11が
高速回転すると、この上半素子11の上端部外周面に形
成した螺旋溝15が、円形凹孔13内の流体を下方に押
し出す。上記電動モータ9への通電開始直後には、この
円形凹孔13内には潤滑油が殆ど存在しない為、上記流
体はこの円形凹孔13及び給油通路16内に存在する空
気である。この様に、円形凹孔13及び給油通路16内
に存在する空気を円形凹孔13の下端開口から押し出す
と、これら円形凹孔13及び給油通路16内の圧力が低
下し(負圧になり)、上記潤滑油溜り5に存在する潤滑
油が給油通路16を通じて円形凹孔13内に吸引され
る。そして、この様に円形凹孔13内に吸引された潤滑
油は、上記螺旋溝15によりこの円形凹孔13から押し
出される。この様にして円形凹孔13から押し出された
潤滑油は、先ず遠心力により前記環状凹部14の内周面
に付着した後、この内周面に沿って流下する。そして、
上記上半素子11を支持する上下1対の玉軸受4b、4
bのうちの上側の玉軸受4bに注がれ、この玉軸受4b
を潤滑する。次いで上記潤滑油は、下側の玉軸受4bに
向けて滴下し、この玉軸受4bも潤滑する。この様にし
て両玉軸受4b、4bを潤滑した潤滑油は、上記潤滑油
溜り5に捕集され、再び各玉軸受4a、4bの潤滑に供
される。
【0014】尚、図示の実施例の場合には、螺旋溝を上
半素子11の上端部外周面に形成したが、螺旋溝は上半
素子11の上端部外周面に代えて、或はこの上端部外周
面と共に、円形凹孔13の内周面に形成する事もでき
る。又、上記各周面に、螺旋溝に代えて螺旋突条を形成
しても良い。又、螺旋溝(又は螺旋突条)を含んで構成
される軸流ポンプにより潤滑油を供給される玉軸受は複
数である必要はなく、1個のみでも良い。この玉軸受が
1個のみであれば、回転軸が多少傾斜して配置されてい
た場合でも、円形凹孔と玉軸受との距離を短くすれば、
この玉軸受への潤滑油供給を十分に行なえる。又、円形
凹孔とにより軸流ポンプを構成する回転軸の上部(図示
の実施例では上半素子11)は、必ずしも円杆状の充実
体である必要はない。従来構造と同様に中空円管状と
し、従来の潤滑油供給構造と本発明の潤滑油供給構造と
を合わせ持たせる事もできる。又、図示の実施例では、
回転軸2aとして下半素子10と上半素子11とをカッ
プリング12により連結した構造を示したが、本発明が
この様なカップリング12を備えた構造に限定されない
のは勿論である。又、潤滑油を供給すべき軸受として
も、玉軸受に限らず、テーパころ軸受、各種スラスト軸
受等他の転がり軸受を含むだけでなく、滑り軸受も含
む。更に、潤滑油溜りに就いても、本発明の構造により
潤滑油を供給すべき軸受よりも下方に存在すれば良く、
必ずしもハウジング1の底部に設ける必要はない。例え
ば、回転軸の全長(高さ)が大きく、ハウジング1の底
部からだと回転軸の上端部にまで十分な潤滑油を吸引で
きないと考えられる場合には、ハウジング1の中間部に
潤滑油溜りを設ける事もできる。勿論、この場合には、
軸受潤滑後の潤滑油を、この中間部に設けた潤滑油溜り
に戻す様に構成する。
【0015】
【発明の効果】本発明の潤滑機能を有する回転軸支持装
置は、以上に述べた通り構成され作用するので、上下方
向に配置された回転軸の形状に拘らず、この回転軸の上
部を支持する軸受に対して確実に潤滑油を送り込める。
従って、上下方向に配置された回転軸を有する各種機器
の信頼性及び耐久性向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断面図。
【図2】図1の上部拡大図。
【図3】従来構造を示す部分縦断面図。
【符号の説明】
1 ハウジング 2、2a 回転軸 3、3a、3b 支持板 4、4a、4b 玉軸受 5 潤滑油溜り 6、6a 吐出孔 7 ロータ 8 ステータ 9 電動モータ 10 下半素子 11 上半素子 12 カップリング 13 円形凹孔 14 環状凹部 15 螺旋溝 16 給油通路 17 ブロック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、このハウジングの内側に
    上下方向に配置された回転軸と、この回転軸を上記ハウ
    ジングの内側に回転自在に支持する為の軸受と、上記ハ
    ウジングの上部に設けられて下方に開口した、上記回転
    軸の上端部の外径よりも少しだけ大きな内径を有する円
    形凹孔と、この円形凹孔の内周面とこの円形凹孔内に挿
    入された上記回転軸の上端部外周面との少なくとも一方
    の周面に形成された螺旋構造部と、上記ハウジングで上
    記軸受よりも下方に設けられた潤滑油溜りと、この潤滑
    油溜りと上記円形凹孔の内側とを連通する給油通路とを
    備え、上記螺旋構造部の螺旋方向を、上記回転軸の回転
    に伴って、上記円形凹孔内に存在する流体をこの円形凹
    孔の開口の下方に押し出す方向に規制した潤滑機能を有
    する回転軸支持装置。
JP23123795A 1995-09-08 1995-09-08 潤滑機能を有する回転軸支持装置 Pending JPH0979271A (ja)

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JPH0979271A true JPH0979271A (ja) 1997-03-25

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