JPH0979285A - ダンパーディスク組立体 - Google Patents
ダンパーディスク組立体Info
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- JPH0979285A JPH0979285A JP7234389A JP23438995A JPH0979285A JP H0979285 A JPH0979285 A JP H0979285A JP 7234389 A JP7234389 A JP 7234389A JP 23438995 A JP23438995 A JP 23438995A JP H0979285 A JPH0979285 A JP H0979285A
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- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000010439 graphite Substances 0.000 claims description 3
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- 229910052982 molybdenum disulfide Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 2
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Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クラッチディスク組立体の弾性部材が摺動す
る部分の磨耗を減らす。 【解決手段】 クラッチディスク組立体1は、プレート
5,6とスプラインハブ2とトーションスプリング8と
を備えている。プレート5,6は切り起こしによって形
成されるとともに複数の微小孔40が形成され、浸炭層
30で覆われた切り起こし部5a,6aを有する。スプ
ラインハブ2はプレート5,6と相対回転自在に配置さ
れ、スプラインハブ2のフランジ部2bには切り起こし
部5a,6aに対応する窓孔2dを有する。トーション
スプリング8は、切り起こし部5a,6a及び窓孔2d
により支持されプレート5,6とスプラインハブ2とを
円周方向に連結する。
る部分の磨耗を減らす。 【解決手段】 クラッチディスク組立体1は、プレート
5,6とスプラインハブ2とトーションスプリング8と
を備えている。プレート5,6は切り起こしによって形
成されるとともに複数の微小孔40が形成され、浸炭層
30で覆われた切り起こし部5a,6aを有する。スプ
ラインハブ2はプレート5,6と相対回転自在に配置さ
れ、スプラインハブ2のフランジ部2bには切り起こし
部5a,6aに対応する窓孔2dを有する。トーション
スプリング8は、切り起こし部5a,6a及び窓孔2d
により支持されプレート5,6とスプラインハブ2とを
円周方向に連結する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダンパーディスク
組立体、特に、回転プレートの支持部内に弾性部材を配
置したダンパーディスク組立体に関する。
組立体、特に、回転プレートの支持部内に弾性部材を配
置したダンパーディスク組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば車輌に用いられるクラッチディ
スク組立体は、入力側プレートと、入力側プレートに固
定されたクラッチディスクと、外周にフランジを有する
出力側ハブと、入力側プレートと出力側ハブのフランジ
とを円周方向に弾性的に連結するトーションスプリング
とを備えている。出力側ハブのフランジには複数の切欠
き(角窓部)が形成され、入力側プレートには角窓部に
対応する部分に軸方向に切り起こされた切起し部が形成
されている。トーションスプリングは切欠き及び切り起
こし部内に配置されている。また、切り起こし部は、ト
ーションスプリングの径方向外方及び軸方向への移動を
制限している。
スク組立体は、入力側プレートと、入力側プレートに固
定されたクラッチディスクと、外周にフランジを有する
出力側ハブと、入力側プレートと出力側ハブのフランジ
とを円周方向に弾性的に連結するトーションスプリング
とを備えている。出力側ハブのフランジには複数の切欠
き(角窓部)が形成され、入力側プレートには角窓部に
対応する部分に軸方向に切り起こされた切起し部が形成
されている。トーションスプリングは切欠き及び切り起
こし部内に配置されている。また、切り起こし部は、ト
ーションスプリングの径方向外方及び軸方向への移動を
制限している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のクラッチデ
ィスク組立体では、入力側プレートと出力側ハブとが相
対回転すると、その間でトーションスプリングは円周方
向に伸縮を繰り返す。このとき、クラッチディスク組立
体の回転による遠心力がトーションスプリングに作用す
るために、主に入力側プレートの切り起こし部外周部に
トーションスプリングが圧接された状態で摺動する。そ
の結果、入力側プレートの切り起こし部の磨耗が進み、
寿命が短くなる。
ィスク組立体では、入力側プレートと出力側ハブとが相
対回転すると、その間でトーションスプリングは円周方
向に伸縮を繰り返す。このとき、クラッチディスク組立
体の回転による遠心力がトーションスプリングに作用す
るために、主に入力側プレートの切り起こし部外周部に
トーションスプリングが圧接された状態で摺動する。そ
の結果、入力側プレートの切り起こし部の磨耗が進み、
寿命が短くなる。
【0004】このような問題は、クラッチディスクを有
しないダンパーディスク組立体においても同様に生じ
る。本発明の目的は、弾性部材が摺動するプレート切り
起こし部の磨耗を減らすことにある。本発明の他の目的
は、入力側プレートの寿命を向上することにある。
しないダンパーディスク組立体においても同様に生じ
る。本発明の目的は、弾性部材が摺動するプレート切り
起こし部の磨耗を減らすことにある。本発明の他の目的
は、入力側プレートの寿命を向上することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のダンパ
ーディスク組立体は、第1回転プレートと第2回転プレ
ートと弾性部材とを備えている。第1回転プレートは、
切り起こしによって形成されるとともに複数の微小孔が
形成され浸炭により表面硬化処理された第1支持部を有
している。第2回転プレートは、第1回転プレートと相
対回転自在に配置され、第1支持部に対応する第2支持
部を有している。弾性部材は、第1支持部及び第2支持
部により支持され、第1回転プレートと第2回転プレー
トとを円周方向に連結する。
ーディスク組立体は、第1回転プレートと第2回転プレ
ートと弾性部材とを備えている。第1回転プレートは、
切り起こしによって形成されるとともに複数の微小孔が
形成され浸炭により表面硬化処理された第1支持部を有
している。第2回転プレートは、第1回転プレートと相
対回転自在に配置され、第1支持部に対応する第2支持
部を有している。弾性部材は、第1支持部及び第2支持
部により支持され、第1回転プレートと第2回転プレー
トとを円周方向に連結する。
【0006】この場合、第1回転プレートの支持部が浸
炭により表面硬化処理されているため、弾性部材が摺動
する部分の磨耗を減らすことができる。さらに、支持部
には複数の微小孔が形成されており、浸炭により表面硬
化処理される部分が深くなっているので、支持部の弾性
部材が摺動する部分が磨耗しても、厚み方向に浸炭層が
連続的に形成されているので、プレートの寿命が延び
る。
炭により表面硬化処理されているため、弾性部材が摺動
する部分の磨耗を減らすことができる。さらに、支持部
には複数の微小孔が形成されており、浸炭により表面硬
化処理される部分が深くなっているので、支持部の弾性
部材が摺動する部分が磨耗しても、厚み方向に浸炭層が
連続的に形成されているので、プレートの寿命が延び
る。
【0007】請求項2に記載のダンパーディスク組立体
は、第1回転プレートと第2回転プレートと弾性部材と
潤滑剤とを備えている。第1回転プレートは切り起こし
によって形成された第1支持部を有する。第2回転プレ
ートは、第1回転プレートと相対回転自在に配置され、
第1支持部と対向する位置に形成された第2支持部を有
する。弾性部材は、第1支持部及び第2支持部により支
持され第1回転プレートと第2回転プレートとを円周方
向に連結する。潤滑剤は、第1支持部の弾性部材と当接
する面に設けられている。
は、第1回転プレートと第2回転プレートと弾性部材と
潤滑剤とを備えている。第1回転プレートは切り起こし
によって形成された第1支持部を有する。第2回転プレ
ートは、第1回転プレートと相対回転自在に配置され、
第1支持部と対向する位置に形成された第2支持部を有
する。弾性部材は、第1支持部及び第2支持部により支
持され第1回転プレートと第2回転プレートとを円周方
向に連結する。潤滑剤は、第1支持部の弾性部材と当接
する面に設けられている。
【0008】この場合、各回転プレートの支持部には弾
性部材が圧接し、摺動するが、第1回転プレートの支持
部の弾性部材との当接面には潤滑剤が配置されているの
で、第1回転プレートの支持部の磨耗を減らすことがで
きる。また、潤滑剤は弾性部材を介して第2回転プレー
トにも付着するので第2回転プレートの支持部の磨耗も
減らすことができる。
性部材が圧接し、摺動するが、第1回転プレートの支持
部の弾性部材との当接面には潤滑剤が配置されているの
で、第1回転プレートの支持部の磨耗を減らすことがで
きる。また、潤滑剤は弾性部材を介して第2回転プレー
トにも付着するので第2回転プレートの支持部の磨耗も
減らすことができる。
【0009】請求項3に記載のダンパーディスク組立体
は、請求項2に記載のダンパーディスク組立体におい
て、前記第1支持部は弾性部材と当接する面に形成され
た複数の凹部を有しており、前記潤滑剤は前記支持部の
凹部に充填されている。請求項4に記載のダンパーディ
スク組立体は、請求項3に記載のダンパーディスク組立
体において、前記潤滑剤は、前記凹部を含んで前記支持
部の当接面の全面に配置されている。
は、請求項2に記載のダンパーディスク組立体におい
て、前記第1支持部は弾性部材と当接する面に形成され
た複数の凹部を有しており、前記潤滑剤は前記支持部の
凹部に充填されている。請求項4に記載のダンパーディ
スク組立体は、請求項3に記載のダンパーディスク組立
体において、前記潤滑剤は、前記凹部を含んで前記支持
部の当接面の全面に配置されている。
【0010】請求項5に記載のダンパーディスク組立体
は、請求項2〜4のいずれかに記載のダンパーディスク
組立体において、前記潤滑剤は、ゾルベスト、グラファ
イト、二硫化モリブデンの中から選ばれた少なくとも1
つの物質からなる。請求項6に記載のダンパーディスク
組立体は、請求項1〜5のいずれかに記載のダンパーデ
ィスク組立体において、弾性部材はトーションスプリン
グである。
は、請求項2〜4のいずれかに記載のダンパーディスク
組立体において、前記潤滑剤は、ゾルベスト、グラファ
イト、二硫化モリブデンの中から選ばれた少なくとも1
つの物質からなる。請求項6に記載のダンパーディスク
組立体は、請求項1〜5のいずれかに記載のダンパーデ
ィスク組立体において、弾性部材はトーションスプリン
グである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に示す本発明の一実施形態に
よるクラッチディスク組立体1は、図1の左側に配置さ
れたエンジン(図示せず)からのトルクを図1の右側に
配置されたトランスミッション(図示せず)に伝達及び
遮断するための装置である。図1において、O−Oがク
ラッチディスク組立体1の回転軸線である。
よるクラッチディスク組立体1は、図1の左側に配置さ
れたエンジン(図示せず)からのトルクを図1の右側に
配置されたトランスミッション(図示せず)に伝達及び
遮断するための装置である。図1において、O−Oがク
ラッチディスク組立体1の回転軸線である。
【0012】このクラッチディスク組立体1の中心に
は、トランスミッションの軸(図示せず)に連結される
スプラインハブ2が配置されている。スプラインハブ2
はその中心部にスプライン孔2aを有している。また、
スプラインハブ2の外周には、半径方向外方に延びるよ
うに形成されたフランジ部2bが形成されている。フラ
ンジ部2bは、半径方向中間部に円周方向に延びる複数
の窓孔2dを有している。さらに、フランジ部2bの外
周縁には円周方向に等間隔で複数の切り欠き2cが形成
されている。
は、トランスミッションの軸(図示せず)に連結される
スプラインハブ2が配置されている。スプラインハブ2
はその中心部にスプライン孔2aを有している。また、
スプラインハブ2の外周には、半径方向外方に延びるよ
うに形成されたフランジ部2bが形成されている。フラ
ンジ部2bは、半径方向中間部に円周方向に延びる複数
の窓孔2dを有している。さらに、フランジ部2bの外
周縁には円周方向に等間隔で複数の切り欠き2cが形成
されている。
【0013】スプラインハブ2のフランジ部2bの両側
方には、入力側プレートとしてのクラッチプレート5及
びリテーニングプレート6が配置されている。プレート
5,6は、概ね円板状の部材であり、スプラインハブ2
の外周に回転自在に係合している。クラッチプレート5
及びリテーニングプレート6は、それぞれフランジ部2
bの窓孔2dに対応した位置に、軸方向外方に切り起こ
しによって形成された切起し部5a,6aを有してい
る。この切起し部5a,6a及びフランジ部2bの窓孔
2d内にトーションスプリング8が支持されている。
方には、入力側プレートとしてのクラッチプレート5及
びリテーニングプレート6が配置されている。プレート
5,6は、概ね円板状の部材であり、スプラインハブ2
の外周に回転自在に係合している。クラッチプレート5
及びリテーニングプレート6は、それぞれフランジ部2
bの窓孔2dに対応した位置に、軸方向外方に切り起こ
しによって形成された切起し部5a,6aを有してい
る。この切起し部5a,6a及びフランジ部2bの窓孔
2d内にトーションスプリング8が支持されている。
【0014】リテーニングプレート6は浸炭により表面
硬化処理されており、図2に示すように、表面が浸炭層
30で覆われている。また、プレートの切り起こし部6
aには、多数の微小孔40が切り起こし部6aを貫通す
るように形成されている。したがって、微小孔40の壁
面40aも浸炭により表面硬化処理され、浸炭層30で
覆われている。なお、クラッチプレート5も、リテーニ
ングプレート6と同様に、浸炭により表面硬化処理され
た浸炭層30で覆われており、切り起こし部5aには、
複数の微小孔40が形成されている。
硬化処理されており、図2に示すように、表面が浸炭層
30で覆われている。また、プレートの切り起こし部6
aには、多数の微小孔40が切り起こし部6aを貫通す
るように形成されている。したがって、微小孔40の壁
面40aも浸炭により表面硬化処理され、浸炭層30で
覆われている。なお、クラッチプレート5も、リテーニ
ングプレート6と同様に、浸炭により表面硬化処理され
た浸炭層30で覆われており、切り起こし部5aには、
複数の微小孔40が形成されている。
【0015】この場合、プレート5,6の切起し部5
a,6aが浸炭層30で覆われているため、切起し部5
a,6aのトーションスプリング8が摺動する部分(図
2では、切り起こし部6aの左側)の磨耗を減らすこと
ができる。さらに、プレート5,6の切起し部5a,6
aにおいて、微小孔40が多数形成されていることによ
り、表面硬化処理された部分が深くなっている。このた
め、トーションスプリング8が摺動することによって、
切起し部5a,6aが磨耗しても、切起し部の厚み方向
には浸炭層30が連続的に形成されているので、プレー
トの寿命が延びる。
a,6aが浸炭層30で覆われているため、切起し部5
a,6aのトーションスプリング8が摺動する部分(図
2では、切り起こし部6aの左側)の磨耗を減らすこと
ができる。さらに、プレート5,6の切起し部5a,6
aにおいて、微小孔40が多数形成されていることによ
り、表面硬化処理された部分が深くなっている。このた
め、トーションスプリング8が摺動することによって、
切起し部5a,6aが磨耗しても、切起し部の厚み方向
には浸炭層30が連続的に形成されているので、プレー
トの寿命が延びる。
【0016】なお、プレート5,6は外周部でリベット
により固定されている。クラッチプレート5の外周端に
は、リベット21により複数のクッショニングプレート
22が連結されている。クッショニングプレート22の
両側には環状の摩擦フェーシング23が固定されてい
る。なお、摩擦フェーシング23の図1左側にはエンジ
ン側のフライホイール(図示せず)が配置されており、
摩擦フェーシング23及びクッショニングプレート22
がフライホイールに押圧されると、クラッチディスク組
立体1にエンジン側のトルクが入力される。
により固定されている。クラッチプレート5の外周端に
は、リベット21により複数のクッショニングプレート
22が連結されている。クッショニングプレート22の
両側には環状の摩擦フェーシング23が固定されてい
る。なお、摩擦フェーシング23の図1左側にはエンジ
ン側のフライホイール(図示せず)が配置されており、
摩擦フェーシング23及びクッショニングプレート22
がフライホイールに押圧されると、クラッチディスク組
立体1にエンジン側のトルクが入力される。
【0017】このようなクラッチディスク組立体1で
は、回転中に、回転による遠心力によってトーションス
プリング8は径方向外方に移動し、フランジ部2bの窓
孔2d外周部とプレート5,6の切起こし部5a,6a
の内周面に摺動する。この時、切起こし部5a,6aの
内周面は、浸炭により表面硬化処理され、しかもその浸
炭層は深いので、トーションスプリング8との摩擦によ
る劣化が少なくなり、プレートの寿命が延びる。 〔他の実施形態〕 (1)図3に示すリテーニングプレート6では、切り起
こし部6aのトーションスプリング8と当接する面に複
数の凹部6bが形成されており、凹部6bにはゾルベス
ト等の固体潤滑剤11が充填されている。なお、クラッ
チプレート5も同様の構造である。
は、回転中に、回転による遠心力によってトーションス
プリング8は径方向外方に移動し、フランジ部2bの窓
孔2d外周部とプレート5,6の切起こし部5a,6a
の内周面に摺動する。この時、切起こし部5a,6aの
内周面は、浸炭により表面硬化処理され、しかもその浸
炭層は深いので、トーションスプリング8との摩擦によ
る劣化が少なくなり、プレートの寿命が延びる。 〔他の実施形態〕 (1)図3に示すリテーニングプレート6では、切り起
こし部6aのトーションスプリング8と当接する面に複
数の凹部6bが形成されており、凹部6bにはゾルベス
ト等の固体潤滑剤11が充填されている。なお、クラッ
チプレート5も同様の構造である。
【0018】この場合には、トーションスプリング8は
リテーニングプレート6やクラッチプレート5に摺動す
るとともに、固体潤滑材11にも摺動する。そのため、
固体潤滑剤11は、トーションスプリング8の表面に転
移し、さらにトーションスプリング8から窓孔2dの外
側縁や外周側切り起こし部5a,6aの内面に転移し、
窓孔2d及び切起し部5a,6aに豊富に供給される。
この結果、トーションスプリング8と切り起こし部5
a,6aとの間で潤滑性が向上しプレートの磨耗が減
る。 (2)図4に示すリテーニングプレート6では、切り起
こし部6aのトーションスプリング8との当接面に局部
的に複数の凹部6cが形成され、この凹部6cには固体
潤滑剤11が埋め込まれている。また、切り起こし部6
aの当接面の全面に固体潤滑剤11が塗布されている。
なお、クラッチプレート5も同様の構造である。
リテーニングプレート6やクラッチプレート5に摺動す
るとともに、固体潤滑材11にも摺動する。そのため、
固体潤滑剤11は、トーションスプリング8の表面に転
移し、さらにトーションスプリング8から窓孔2dの外
側縁や外周側切り起こし部5a,6aの内面に転移し、
窓孔2d及び切起し部5a,6aに豊富に供給される。
この結果、トーションスプリング8と切り起こし部5
a,6aとの間で潤滑性が向上しプレートの磨耗が減
る。 (2)図4に示すリテーニングプレート6では、切り起
こし部6aのトーションスプリング8との当接面に局部
的に複数の凹部6cが形成され、この凹部6cには固体
潤滑剤11が埋め込まれている。また、切り起こし部6
aの当接面の全面に固体潤滑剤11が塗布されている。
なお、クラッチプレート5も同様の構造である。
【0019】この場合には、トーションスプリング8が
リテーニングプレート6やクラッチプレート5に摺動す
る際に、切り起こし部5a及び6aの内周面に塗布され
た固体潤滑剤11が磨耗した後も、凹部6cから潤滑剤
が供給される。この結果、トーションスプリング8と切
り起こし部5a,6aとの間で良好な潤滑性が持続し、
プレート5,6の寿命が延びる。 〔変形例〕 (a)図2に示した実施形態では、微小孔40はリテー
ニングプレートの切り起こし部5aを貫通していたが、
貫通していなくてもよい。
リテーニングプレート6やクラッチプレート5に摺動す
る際に、切り起こし部5a及び6aの内周面に塗布され
た固体潤滑剤11が磨耗した後も、凹部6cから潤滑剤
が供給される。この結果、トーションスプリング8と切
り起こし部5a,6aとの間で良好な潤滑性が持続し、
プレート5,6の寿命が延びる。 〔変形例〕 (a)図2に示した実施形態では、微小孔40はリテー
ニングプレートの切り起こし部5aを貫通していたが、
貫通していなくてもよい。
【0020】(b)図4に示した実施形態では、凹部に
固体潤滑剤を埋め込んだが、焼結金属の空隙に潤滑剤を
含浸させた潤滑剤含浸部材を埋め込んでもよい。 (c)潤滑剤にはグラファイトや二硫化モリブデンなど
の他の固体潤滑剤を用いてもよい。これらの固体潤滑剤
は油やグリースと混ぜて使っても良い。
固体潤滑剤を埋め込んだが、焼結金属の空隙に潤滑剤を
含浸させた潤滑剤含浸部材を埋め込んでもよい。 (c)潤滑剤にはグラファイトや二硫化モリブデンなど
の他の固体潤滑剤を用いてもよい。これらの固体潤滑剤
は油やグリースと混ぜて使っても良い。
【0021】
【発明の効果】本発明に係るダンパーディスク組立体で
は、第1回転プレートの支持部が浸炭により表面硬化処
理されているため、弾性部材が摺動する部分の磨耗を減
らすことができる。さらに、各プレートには複数の微小
孔が形成されているため、浸炭層が深くなり、回転プレ
ートの寿命が延びる。
は、第1回転プレートの支持部が浸炭により表面硬化処
理されているため、弾性部材が摺動する部分の磨耗を減
らすことができる。さらに、各プレートには複数の微小
孔が形成されているため、浸炭層が深くなり、回転プレ
ートの寿命が延びる。
【0022】本発明に係る他のダンパーディスク組立体
では、第1回転プレートの弾性部材に当接する面に潤滑
剤が設けられているので、弾性部材の摺動によるプレー
トの磨耗を減らすことができる。
では、第1回転プレートの弾性部材に当接する面に潤滑
剤が設けられているので、弾性部材の摺動によるプレー
トの磨耗を減らすことができる。
【図1】本発明の一実施形態としてのダンパーディスク
組立体の縦断面概略図。
組立体の縦断面概略図。
【図2】本発明の一実施形態によるリテーニングプレー
トの拡大断面図。
トの拡大断面図。
【図3】本発明の他の実施形態によるリテーニングプレ
ートの拡大断面図。
ートの拡大断面図。
【図4】本発明の他の実施形態によるリテーニングプレ
ートの拡大断面図。
ートの拡大断面図。
1 クラッチディスク組立体 2 スプラインハブ 2b フランジ部 2d 窓孔 5 クラッチプレート 6 リテーニングプレート 5a,6a 切り起こし部 8 トーションスプリング 11 潤滑剤 30 浸炭層 40 微小孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松原 博之 大阪府寝屋川市木田元宮1丁目1番1号 株式会社エクセディ内
Claims (6)
- 【請求項1】切り起こしによって形成されるとともに複
数の微小孔が形成され浸炭により表面硬化処理された第
1支持部を有する第1回転プレートと、 前記第1回転プレートと相対回転自在に配置され、前記
第1支持部に対応する第2支持部を有する第2回転プレ
ートと、 前記第1支持部及び第2支持部により支持され前記第1
回転プレートと第2回転プレートとを円周方向に連結す
る弾性部材と、を備えたダンパーディスク組立体。 - 【請求項2】切り起こしによって形成された第1支持部
を有する第1回転プレートと、 前記第1回転プレートと相対回転自在に配置され、前記
第1支持部と対向する位置に形成された第2支持部を有
する第2回転プレートと、 前記第1支持部及び第2支持部により支持され前記第1
回転プレートと第2回転プレートとを円周方向に連結す
る弾性部材と、 前記第1支持部の前記弾性部材と当接する面に設けられ
た潤滑剤と、を備えたダンパーディスク組立体。 - 【請求項3】前記第1支持部は前記弾性部材と当接する
面に形成された複数の凹部を有しており、前記潤滑剤は
前記支持部の凹部に充填されている、請求項2に記載の
ダンパーディスク組立体。 - 【請求項4】前記潤滑剤は、前記凹部を含んで前記支持
部の当接面の全面に配置されている、請求項3に記載の
ダンパーディスク組立体。 - 【請求項5】前記潤滑剤は、ゾルベスト、グラファイ
ト、二硫化モリブデンの中から選ばれた少なくとも1つ
の物質からなる、請求項2〜4のいずれかに記載のダン
パーディスク組立体。 - 【請求項6】前記弾性部材はコイルスプリングである、
請求項1〜5のいずれかに記載のダンパーディスク組立
体。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7234389A JPH0979285A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | ダンパーディスク組立体 |
| US08/676,659 US5782694A (en) | 1995-07-21 | 1996-07-10 | Damper disc assembly having a plate formed with lubricating members for reducing friction caused by engagement with damper springs |
| DE19627833A DE19627833C2 (de) | 1995-07-21 | 1996-07-10 | Scheibenanordnung mit Dämpfer |
| KR1019960028968A KR970006959A (ko) | 1995-07-21 | 1996-07-18 | 댐퍼 디스크 어셈블리 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7234389A JPH0979285A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | ダンパーディスク組立体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0979285A true JPH0979285A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=16970239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7234389A Pending JPH0979285A (ja) | 1995-07-21 | 1995-09-12 | ダンパーディスク組立体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0979285A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101228699B1 (ko) * | 2011-03-31 | 2013-02-15 | 주식회사평화발레오 | Cvt 차량용 댐퍼 플라이휠 |
| JP2019027483A (ja) * | 2017-07-27 | 2019-02-21 | 株式会社エフ・シー・シー | 動力伝達装置 |
| US11073184B2 (en) | 2017-09-01 | 2021-07-27 | Kabushiki Kaisha F.C.C. | Power transmission device |
-
1995
- 1995-09-12 JP JP7234389A patent/JPH0979285A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101228699B1 (ko) * | 2011-03-31 | 2013-02-15 | 주식회사평화발레오 | Cvt 차량용 댐퍼 플라이휠 |
| JP2019027483A (ja) * | 2017-07-27 | 2019-02-21 | 株式会社エフ・シー・シー | 動力伝達装置 |
| US11391328B2 (en) | 2017-07-27 | 2022-07-19 | Kabushiki Kaisha F.C.C. | Power transmitting apparatus |
| US11073184B2 (en) | 2017-09-01 | 2021-07-27 | Kabushiki Kaisha F.C.C. | Power transmission device |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |