JPH0979427A - 管の接合装置 - Google Patents

管の接合装置

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JPH0979427A
JPH0979427A JP23795095A JP23795095A JPH0979427A JP H0979427 A JPH0979427 A JP H0979427A JP 23795095 A JP23795095 A JP 23795095A JP 23795095 A JP23795095 A JP 23795095A JP H0979427 A JPH0979427 A JP H0979427A
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敏雄 戸島
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L1/00Laying or reclaiming pipes; Repairing or joining pipes on or under water

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管継手の接合は作業者の手作業によって行わ
れており、能率が悪く、管路を開削溝内に敷設する場合
には、溝内に作業者が入り込まなければならず、危険を
伴うおそれもある。 【解決手段】 受口2に外ばめされた保持手段30,3
3によりフランジ7に通されたボルト15の頭部16を
保持して、このボルト15の芯出しを行う。押輪9のボ
ルト孔11とフランジ7に通されたボルト15とを互い
に周方向に一致させるために押輪10を回転させる。シ
リンダ装置22により押輪10を受口2のフランジ7に
接近する方向に移動させることで、挿口4に外ばめされ
たシール材9を押輪10によりフランジ7の部分におけ
る受口挿口間に押し込ませるとともに、保持手段30,
33により保持されたボルト15のねじ部を押輪10の
ボルト孔11に通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は管の接合装置に関
し、特に、水平方向の一方の管の受口に他方の管の挿口
が挿入された状態の管継手において、受口挿口間に配置
される環状のシール材を受口の開口端のフランジにボル
ト接合される押輪によって圧縮させるための、管の接合
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】管継手の一種として、上述のように、一
方の管の受口と、この受口に挿入される他方の管の挿口
との間に配置されるシール材を、受口の開口端のフラン
ジにボルト接合される押輪によって圧縮させる、いわゆ
るメカニカルタイプの管継手が知られている。
【0003】このような管継手を接合する際には、あら
かじめシール材と押輪とが外ばめされた挿口を受口の内
部に挿入し、シール材を受口の開口部における受口内面
と挿口外面との間に押し込み、押輪をフランジにボルト
接合することによって、この押輪によりシール材を圧縮
させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの一連
の工程は作業者の手作業によって行われており、このた
め能率が悪く、しかも管路を地表からの開削溝内に敷設
する場合には、この溝内に作業者が入り込まなければな
らず、危険を伴うおそれさえあるなどの問題がある。
【0005】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、能率良く、かつ正確に、しかも危険を伴わずに受口
フランジへの押輪の装着を行える管の接合装置を提供す
ることを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の管の接合装置
は、一方の管の受口に対して着脱自在に外ばめさせるこ
とでフランジに通されたボルトの頭部を保持する保持手
段を設け、一方および他方の管に対し上方から載置され
るフレームに、挿口に外ばめされた押輪を保持するとと
もに、この押輪のボルト孔と前記フランジに通されたボ
ルトとを互いに周方向に一致させるためにこの押輪を回
転させる手段と、この押輪を受口のフランジに接近する
方向に移動させることで、この押輪と前記受口のフラン
ジとの間における挿口の部分に外ばめされたシール材を
この押輪によってフランジの部分における受口挿口間に
押し込ませるとともに、前記保持手段によって保持され
たボルトのねじ部をこの押輪のボルト孔に通させる移動
手段とを設けたことを特徴としたものである。
【0007】したがって請求項1の発明によると、水平
方向の管どうしの接合に際しては、あらかじめシール材
と押輪とが外ばめされた状態の挿口が受口内に挿入され
た状態の部分に上方からフレームを載置する。そして、
フレームの載置の前後において、受口に対して保持手段
を外ばめし、あらかじめ受口のフランジに通されたボル
トの頭部をこの保持手段で保持して、ボルトを上下や左
右などに芯ずれさせることなく、そのボルト軸芯を管軸
芯に平行させて維持する。この状態で、押輪回転手段に
よって押輪を保持するとともにこの押輪回転手段を回転
させることによって、押輪のボルト孔とフランジに通さ
れかつ保持手段により芯ずれすることなく保持されたボ
ルトとを互いに周方向に一致させる。次いで移動手段に
よって押輪を受口のフランジに接近する方向に移動させ
ると、この押輪によってシール材が受口挿口間の所定位
置に押し込まれ、またボルトのねじ部が押輪のボルト孔
に通される。これによりシール材の押し込みと押輪の配
置とが完了するため、ボルトをナット締めすることで継
手の接合が完了する。その後は、フレームを上方へ引き
上げて撤去するとともに、保持手段を受口から離脱して
撤去する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。図7は、本発明の装置を用いて接
合すべき管継手の構造を示す。ここで互いに接続される
一方の管1の端部には受口2が形成され、他方の管3の
端部にはこの受口2に挿入される挿口4が形成されてい
る。受口2の開口端の内周には奥すぼまりのテーパ状の
シール材圧接面5が形成され、このシール材圧接面5よ
りも奥側には内周面6が形成されている。また受口2の
開口端の外周にはフランジ7が形成され、このフランジ
7にはボルト孔8が形成されている。
【0009】挿口4は内周面6の内部まで挿入され、ま
た受口2のシール材圧接面5と挿口4の外周面との間に
は、環状のシール材9が配置されている。受口2から離
れた位置における挿口4の外周には押輪10が外ばめされ
ている。受口2のフランジ7と押輪10とを通る管軸方向
のT頭ボルト15が管の周方向に複数設けられ、各T頭ボ
ルト15にナット17がねじ合わされることで押輪10がフラ
ンジ7に締め付けられる。図8はT頭ボルト15とナット
17のみを別個に示す図であり、16はT頭ボルト15のボル
ト頭部である。図9に示すように押輪10はT頭ボルト15
の数に対応した多角形状に形成されている。11はそのボ
ルト孔である。
【0010】このようにして押輪10によりシール材9が
押圧され、このシール材9がシール材圧接面5と挿口4
の外周面との間で圧縮されることによって、受口挿口間
に所定のシール機能が発揮される。
【0011】図2は、本発明に基づく管の接合装置20の
全体構成を示す。図示のように、管1、3の横断面方向
の第1のプレート21がシリンダ装置22によって第2のプ
レート23に接合され、第2のプレート23が管軸方向のタ
イロッド24によって第3のプレート25に接続され、第2
のプレート23から伸びて第3のプレート25を摺動自在に
貫通する管軸方向のガイドシャフト26の端部がクランプ
装置27に接続されることで、フレーム28が構成されてい
る。第1〜第3のプレート21、23、25はそれぞれ逆向き
のU字形に形成されており、またクランプ装置27も下側
が開口された構成とされることによって、このフレーム
28は、水平方向の管1、3に対し上方から載置された状
態でこれら両管1、3にわたって配置可能である。
【0012】なお、管1、3は、このようにフレーム28
が配置される以前に、挿口4が受口2の内部に挿入され
ており、挿口4にはシール材9と多角形状の押輪10とが
外ばめされており、またT頭ボルト15は受口2のフラン
ジ7のボルト孔8に通された状態にある。
【0013】図1および図3は、第1のプレート21およ
びその周辺を詳細に示す。この第1のプレート21とフラ
ンジ7との間において、一方の管1の受口2に対して着
脱自在に外ばめされるボルトセッター板30が設けられ
る。このボルトセッター板30は、一対の半割リング体30
Aの下端どうしを、管軸芯に沿った方向のピンを有する
蝶番31により連結することで構成されている。
【0014】そして蝶番31を介して、上端が互いに離間
するよう両半割リング体30Aを開動させることで、受口
2に対して外ばめしたり外したりできる。また、受口2
に対して外ばめしたのち、蝶番31を介して上端が互いに
当接するよう両半割リング体30Aを閉動させることで、
受口2に対してボルトセッター板30をリング状で着装で
きる。このようなボルトセッター板30の外ばめは、受口
2の外面に密状に当接することで、または両半割リング
体30Aの上端側に設けられたローラ(図示せず。)が受
口2の頂部の外面に接することで、受口2に対して同芯
状で行われる。なお外ばめしたときのリング状を維持す
るために、半割リング体30Aの上端間には着脱固定具32
が設けられる。
【0015】前記ボルトセッター板30の他方の管3側の
面には、このボルトセッター板30が受口2に支持された
状態でフランジ7に接近するように移動したときにこの
フランジ7に通されたT頭ボルト15のボルト頭部16に係
り合ってこのボルト頭部16を保持可能なボルト固定部33
が、各T頭ボルト15に対応してそれぞれ設けられてい
る。
【0016】すなわちボルト固定部33は、ボルト頭部16
が管軸芯に対して離れる側(外方側)に移動することを
阻止するブロック状の外部材33Aと、ボルト頭部16が管
軸芯の回りに移動することを阻止する一対のブロック状
の側部材33Bとにより門形状に構成され、これら部材33
A,33Bの内面間に、ボルト頭部16がわずかな隙間(ゆ
とり)をもって嵌め込まれる。なおボルト頭部16が管軸
芯に沿った方向に移動することは、ボルトセッター板30
とフランジ7とにより阻止される。
【0017】前述のように第1のプレート21は逆向きの
U字形に形成されており、その切欠部分34に管1の受口
2が入り込むように、上方からこの受口2に載置可能と
されている。そして、この第1のプレート21に取り付け
られた管軸方向のブラケット35の先端のローラ36が管1
の頂部の外面に接することで、この第1のプレート21が
管1に支持されている。
【0018】シリンダ装置22は管1の周方向に沿った3
箇所に設置されており、ボルト固定部33がT頭ボルト15
のボルト頭部16に係り合った状態でこれらシリンダ装置
22が短縮動作することで、第2のプレート23はフランジ
7に接近する方向に移動する。37はその移動量を検知す
るためのポテンショメータである。
【0019】図1、図4および図5は、第2のプレート
23およびその周辺を詳細に示す。この第2のプレート23
も逆向きのU字形に形成されており、その切欠部分38に
は管3の挿口4が入り込むように構成されている。この
第2のプレート23には管径方向のブラケット39が取り付
けられており、このブラケット39の下端に設けられたロ
ーラ40が管3の頂部に接することで、この第2のプレー
ト23が管3に支持されている。
【0020】第2のプレート23には、管3のほぼ上半分
の外周に沿って配置された三日月形の押輪セッター42が
配置されている。この押輪セッター42の側面には周方向
に沿った三日月形の溝部43が形成されており、第2のプ
レート23に回転自在に取り付けられた周方向に複数のロ
ーラ44がこの溝部43にはまり込むことで、押輪セッター
42は、管1および管3と同心状に配置されるとともに、
一定角度範囲にわたって周方向に回転自在である。45は
ストッパで、押輪セッター42が第2のプレート23から離
れてしまうのを防止するために設けられている。押輪セ
ッター42の外周の一定範囲には、円弧状のラック46が形
成されている。また第2のプレート23にはモータ47が取
り付けられており、このモータ47によって駆動されるピ
ニオン48がラック46に噛み合うことで、この押輪セッタ
ー42が周方向に回転駆動されるように構成されている。
【0021】押輪セッター42には、多角形状の押輪10の
外形に合致した形状の段部50が形成されている。この多
角形状の押輪10は、挿口4に外ばめされたままの状態で
は、周方向に任意の角度で静止している。そこで上述の
ように押輪セッター42を回転させることで、この押輪セ
ッター42の段部50の角度を押輪10の角度に一致させるこ
とが可能となる。
【0022】このように両者の角度が一致したときに押
輪10を段部50に押し込むために、押輪プッシャー51が設
けられている。すなわち、図1および図3に示すよう
に、第1のプレート21の両側におけるフランジ7と干渉
しない位置には水平方向の切欠部52がそれぞれ設けられ
ており、この切欠部52を形成する水平方向のガイド53に
ブロック54がそれぞれ係り合い、このブロック54はガイ
ド53に沿って管径方向に移動可能とされている。各ブロ
ック54には管軸方向のシリンダ装置55が取り付けられて
おり、このシリンダ装置55は第2のプレート23に向かう
方向に伸長可能である。このシリンダ装置55の伸縮端に
は、管径方向の内向きに伸びる当て板56が取り付けられ
ている。
【0023】第1のプレート21には一対の揺動レバー58
が取り付けられており、各揺動レバー58の揺動端がブロ
ック54に連結されている。揺動レバー58どうしの間には
シリンダ装置59が設けられており、このシリンダ装置59
の伸縮動作に対応して揺動レバー58が揺動することで、
ガイド53に案内されたブロック54が管径方向に移動する
ように構成されている。このようにブロック54が移動す
ることで、これに対応して当て板56は、図3に示すよう
にシリンダ装置59の伸長によって押輪10の端面に接触可
能な位置と、押輪10から管径方向の外向きに退避した位
置との間を移動可能である。
【0024】そして当て板56が押輪10の端面に接触可能
な位置でシリンダ装置55が伸長することで、図1に示す
ように段部50の角度と一致した状態の押輪10が、この当
て板56に押されることによって段部50に押し込まれるよ
うに構成されている。
【0025】挿口4に外ばめされた押輪10の内径は、挿
口4の外径に対して少し大きくしてゆとりをもたせてお
り、さらに押輪10は段部50に対してゆとりをもって押し
込まれるように構成されている。したがって押輪10は挿
口4に対して芯ずれした状態にあり、その結果、T頭ボ
ルト15のねじ部に対して押輪10のボルト孔11が芯ずれさ
れることになる。
【0026】この芯ずれを自動的に修正したのち押輪10
を保持するため、図1、図4および図5に示すように、
前記段部50の部分に内側から対向する位置でかつ管3の
頂部に対向する位置とこれよりも周方向で所定角度変位
させた左右両位置とに押輪芯出し用爪61が配設され、こ
れら押輪芯出し用爪61はそれぞれ腕体62を介して押輪セ
ッター42に固定されている。
【0027】各押輪芯出し用爪61は幅広であって、その
内側面は挿口4の外面に隙間を置いて対向され、また外
側面は第1のプレート21側ほど管軸芯に近づく傾斜外面
63に形成されている。そして押輪10の内周面も、第1の
プレート21側ほど管軸芯に近づく傾斜内面12に形成され
ている。したがって前述したように押輪10が段部50に押
し込まれるとき、この押輪10の傾斜内面12が押輪芯出し
用爪61群の傾斜外面63に乗り上げ状に案内される。これ
により上側の押輪芯出し用爪61によって上下方向の芯出
しを行えるとともに、左右の押輪芯出し用爪61によって
左右方向の芯出しを行え、以て押輪10の芯出しが行われ
るとともに、芯出して段部50に押し込まれた押輪10を押
輪芯出し用爪61群により保持するように構成されてい
る。
【0028】このように芯出しされて保持された押輪10
は、押輪セッター42の段部50に押し込まれることで、こ
の押輪セッター42と一体回転可能となる。図示は省略す
るが、押輪セッター42には、この回転によって押輪10の
ボルト孔11が受口2のフランジ7に保持されているT頭
ボルト15の位置に一致したことを検知するためのセンサ
が設けられている。
【0029】そして両者の位置が一致した後にシリンダ
装置22により第2のプレート23を第1のプレート21に引
き寄せると、それにつれて押輪10が受口2のフランジ7
に接近される。このときシール材9は、押輪10に押され
ることによってシール材圧接面5と挿口4の外周面との
間に押し込まれる。またT頭ボルト15のねじ部が、押輪
10のボルト孔11に通され、さらにこの押輪10から突出す
る。
【0030】図2、図4〜図6に示すように、第2のプ
レート23よりも第1のプレート21から離れた位置には、
押輪セッター42と同様に三日月形に形成された保持プレ
ート65が設けられている。この保持プレート65は、第2
のプレート23との干渉を避けた位置に配置された複数の
結合ロッド66によって押輪セッター42に接続されてお
り、したがってこの押輪セッター42と一体的に回転可能
である。
【0031】保持プレート65には、押輪セッター42の段
部50に装着された押輪10のボルト孔11に対応する位置
に、管軸方向のナットソケット67が設けられている。こ
のナットソケット67において、68は保持プレート65に取
り付けられた軸受であり、この軸受68によってシャフト
69の中間部分が回転自在かつ軸心方向に摺動自在に支持
されている。このシャフト69における押輪セッター42側
の端部にはソケット70が設けられており、このソケット
70によってナット17が保持されている。シャフト69にお
ける第3のプレート25側の端部には、大径部71とトルク
伝達突部72とが設けられている。そして、大径部71と軸
受68との間におけるシャフト69の外周には圧縮コイルば
ね73が外ばめされており、この圧縮コイルばね73は、ソ
ケット70が押輪セッター42から遠ざかる方向にシャフト
69を押圧して移動させることが可能である。
【0032】管3の下部に対応した位置のナットソケッ
ト67は、第2のプレート23が上方から管3に載置される
ときにこの管3と干渉しないように、旋回式の支持アー
ム74に取り付けられている。
【0033】図2および図6に示すように、第3のプレ
ート25は、タイロッド24によって第2のプレート23に接
続されているため、シリンダ装置22によって第2のプレ
ート23や保持プレート65が移動されたときには、ガイド
シャフト26に案内された状態でこれらと一体に移動す
る。この第3のプレート25には管軸方向のブラケット75
が設けられており、このブラケット75の先端のローラ76
が管3の頂部の外面に接することで、この第3のプレー
ト15が管3に支持されている。
【0034】第3のプレート25には、第2のプレート23
における押輪セッター42とほぼ同様の構成の三日月形の
ナットランナー支持プレート78が設けられている。すな
わち、79は溝部、80はローラ、81はストッパであり、こ
れらによってナットランナー支持プレート78は周方向に
回転自在である。また同様に、82はラック、83はモー
タ、84はピニオンであり、これらによってナットランナ
ー支持プレート78が周方向の一定範囲にわたって回転さ
れるように構成されている。
【0035】ナットランナー支持プレート78には、周方
向に 180度の間隔をおいて一対の管軸方向のブラケット
86が取り付けられている。このブラケット86には第2の
プレート23に向かう管軸方向に移動するリニアドモータ
87が取り付けられており、そしてこのリニアドモータ87
の移動部分には管軸方向のナットランナー88が取り付け
られている。このナットランナー88はその先端に駆動ソ
ケット89を有し、この駆動ソケット89は、押輪10のボル
ト孔11のピッチ径に対応した位置に設置されている。し
たがって駆動ソケット89は、ナットランナー支持プレー
ト78の回転によってボルト孔11のピッチ円上を移動可能
であり、かつ図2に示すようにナットソケット67のトル
ク伝達突部72に向かい合った位置で停止可能である。
【0036】この状態でリニアドモータ87が駆動し、第
2のプレート23に近づく方向にナットランナー88を移動
させることで、駆動ソケット89がナットソケット67のト
ルク伝達突部72に噛み合い、ナットランナー88の回転動
作にもとづきソケット70に回転トルクを伝達可能とな
る。そしてさらにナットランナー88が移動すると、ナッ
トソケット67のシャフト69もが一体に移動することにな
り、そのソケット70に保持されたナット17が、押輪10の
ボルト孔11から突出したT頭ボルト15のねじ部にねじ合
わされるように構成されている。
【0037】ナットランナー支持プレート78の回転によ
って、ナットランナー88は、任意のナットソケット67に
噛み合うことができるように構成されている。なお一対
のナットランナー88が設けられていることから、各ナッ
トランナー88は半周分のナットソケット67に対応して位
置すれば足りる。このため、ラック82はそれに対応した
範囲に形成されている。
【0038】クランプ装置27は、接合装置20の全体を管
継手の部分にクランプさせるためのもので、ボルトセッ
ター板30のボルト固定部33によってT頭ボルト15のボル
ト頭部16を保持したときに作動するように構成されてい
る。
【0039】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。すなわち水平方向の管1、3どうしの接合
に際しては、まずあらかじめ受口2の内部に挿口4を挿
入しておき、挿口4の外周にはシール材9と押輪10とを
外ばめしておく。このとき押輪10は、その内径が、挿口
4の外径に対して少し大きくしてゆとりをもたせて形成
されていることから、挿口4に対して芯ずれした状態に
ある。
【0040】さらに受口2にボルトセッター板30を外ば
めしておく。この外ばめは、蝶番31を介して上端が互い
に離間するよう両半割リング体30Aを開動させたのち、
受口2に対して下方から嵌め込み、そして蝶番31を介し
て上端が互いに当接するよう両半割リング体30Aを閉動
させたのち、半割リング体30Aの上端間を着脱固定具32
により固定することで行える。
【0041】この状態で、あるいはボルトセッター板30
を外ばめする前に、本発明の管の接合装置20を上方から
吊り降ろし、そのフレーム28を一方の管1から他方の管
3にわたって載置させる。すると第1〜第3のプレート
21、23、25は、ローラ32、40、76によって管1、3の頂
部に支持される。その後、支持アーム74を旋回させて、
下側のナットソケット67を規定の位置にセットする。
【0042】次にフレーム28を管軸方向に沿って管3の
方へ移動させ、第1のプレート21をボルトセッター板30
に当接させて、このボルトセッター板30を受口2に支持
された状態でフランジ7に接近するように移動させる
と、このフランジ7に通されたT頭ボルト15のボルト頭
部16にボルト固定部33が係り合って、このボルト固定部
33によりボルト頭部16が保持される。
【0043】このときボルト固定部33は、ボルト頭部16
が管軸芯に対して離れる側(外方側)に移動することを
外部材33Aで阻止し、ボルト頭部16が管軸芯の回りに移
動することを側部材33Bで阻止することになり、以てボ
ルト15を、上下や左右などに芯ずれさせることなく、そ
のボルト軸芯を管軸芯に平行させて維持する。そしてク
ランプ装置27を作動させれば、このようにT頭ボルト15
を保持した状態でフレーム28が管1、3に固定される。
このとき、シール材9と押輪10とは、受口2のフランジ
7と第2のプレート23の押輪セッター42との間に存在す
る。
【0044】次にシリンダ装置59を駆動させて押輪プッ
シャー51をガイド53に沿って径方向の内向きに移動さ
せ、かつシリンダ装置55を伸長させて当て板56を押輪10
の端面に接触させる。このとき多角形状の押輪10は、周
方向に任意の角度で静止した状態で、その内周部が管3
の頂部によって支持されている。この状態でシリンダ装
置55がさらに伸長されると、押輪10は押輪セッター42の
端面に接する。
【0045】そこでモータ47によって押輪セッター42を
回転させると、段部50の角度が押輪10の角度に一致した
ときに、この押輪10はプッシャー51の当て板56に押され
て段部50に押し込まれて行く。その際に押輪10の傾斜内
面12が押輪芯出し用爪61群の傾斜外面63に乗り上げ状に
案内されることになり、これにより押輪10は、持ち上げ
られて芯出しされて段部50に押し込まれるとともに、段
部50に押し込まれた押輪10は押輪芯出し用爪61群により
保持される。
【0046】その結果、上側の押輪芯出し用爪61によっ
て上下方向の芯出しを行えるとともに、左右の押輪芯出
し用爪61によって左右方向の芯出しを行え、以て管軸芯
に対して、T頭ボルト15群の配列半径と押輪10のボルト
孔11群の配列半径とを同等にして芯ずれを自動的に修正
し得る。このように芯出しされて保持された押輪10は、
押輪セッター42と一体回転可能となる。
【0047】押輪セッター42側において押輪10を保持し
たなら、押輪プッシャー51のシリンダ装置55を短縮動作
させて当て板56を押輪10から遠ざけ、かつシリンダ装置
59を駆動させて押輪プッシャー51をガイド53に沿って径
方向の外向きに移動させ、当て板56を側方へ退避させ
る。
【0048】そしてさらに押輪セッター42を回転させ、
前述の図示を省略したセンサによって押輪10のボルト孔
11の位置が、芯ずれすることなく保持されたT頭ボルト
15の位置に一致したことが検知されたなら、その回転を
停止させる。その後にシリンダ装置22を動作させ、押輪
セッター42を取り付けた第2のプレート23を第1のプレ
ート21に引き寄せる。このとき、ナットソケット67を保
持した保持プレート65も結合ロッド66の作用によって一
体に引き寄せられ、またタイロッド24によって第2のプ
レート23に連結された第3のプレート25とナットランナ
ー88も、ガイドシャフト26に案内されて同様に一体に引
き寄せられる。
【0049】この引き寄せ動作によって、押輪10は押輪
セッター42とともに受口2のフランジ7に接近される。
このときシール材9は、押輪10に押されることによって
シール材圧接面5と挿口4の外周面との間に押し込まれ
る。またT頭ボルト15のねじ部が、押輪10のボルト孔11
に通され、さらにこの押輪10から突出する。その際にT
頭ボルト15は芯出しされていることからボルト孔11に通
すことは正確に行え、さらに押輪10、すなわちボルト孔
11側も芯出しされていることから、より正確に行える。
【0050】各ナットソケット67のソケット70には、あ
らかじめナット17が保持されている。このソケット70は
段部50に装着された押輪10のボルト孔11に対応する位置
に設けられているため、上述のようにボルト孔11にT頭
ボルト15のねじ部が通されたときには、ナット17はこの
T頭ボルト15のねじ部と同軸上に存在する。
【0051】そこで第3のプレート25の支持プレート78
をモータ83により回転させてナットランナー88の駆動ソ
ケット89を任意のナットソケット67のトルク伝達突部72
に対応して位置させ、リニアドモータ87によってナット
ランナー88を第2のプレート23すなわち押輪10に近づく
方向に移動させる。すると、まずナットランナー88の駆
動ソケット89がトルク伝達突部72に噛み合って、このナ
ットランナー88の回転動作にもとづいてソケット70、す
なわちナット17に回転トルクを伝達可能となる。そして
さらにナットランナー88が移動すると、圧縮コイルばね
73の力に抗してシャフト69を押輪10に近づく方向に移動
させ、そのソケット70に保持されたナット17がT頭ボル
ト15のねじ部にねじ合わされることになる。
【0052】周方向の一か所におけるT頭ボルト15に規
定のトルクでナット17をねじ合わせしたなら、リニアド
モータ87を逆方向に駆動させてナットランナー88を押輪
10から遠ざける。すると、それに伴ってナットソケット
67も圧縮コイルばね73の作用によって元の位置に戻り、
さらにナットランナー88の駆動ソケット89がトルク伝達
突部72から離れる。
【0053】なお、支持プレート78には一対のナットラ
ンナー88が設けられているため、一度に二か所のT頭ボ
ルト15にナット17をねじ合わせて締め付けることができ
る。そして支持プレート78を回転させてナットランナー
88を他のナットソケット67に対応させ、以後、同様の操
作を繰り返して、すべてのT頭ボルト15にナット17をね
じ合わせて締め付ける。こうすることで、シール材9が
押輪10によって所定の力で圧縮され、管継手に所要のシ
ール機能が付与されることになる。
【0054】次いで支持アーム74を旋回させて開動さ
せ、クランプ装置27によるクランプ状態を解除し、接合
装置20を吊り上げて図示の位置から撤去する。最後に、
着脱固定具32を離脱したのち、両半割リング体30Aを、
蝶番31を介して上端が互いに離間するよう開動させた状
態で、ボルトセッター板30を受口2から外して撤去す
る。このとき、上端が互いに離間するよう開動させるこ
とから、取り外しは簡単に行うことができる。
【0055】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、受
口に対して着脱自在に外ばめされることでフランジに通
されたボルトの頭部を保持する保持手段を設け、フレー
ムに、挿口に外ばめされた押輪を保持しかつこの押輪を
回転させる手段と、この押輪を受口のフランジに接近す
る方向に移動させる移動手段とを設けたため、あらかじ
め受口のフランジに通されたボルトの頭部をこの保持手
段で保持して、ボルトを上下や左右などに芯ずれさせる
ことなく、そのボルト軸芯を管軸芯に平行させて維持す
ることができ、そして回転手段によって押輪のボルト孔
とフランジに通されかつ保持手段により芯出しされたボ
ルトとを互いに周方向に一致させることができ、そのう
えで移動手段によって、押輪と受口のフランジとの間に
おける挿口の部分に外ばめされたシール材を、この押輪
により受口フランジの部分における受口挿口間に押し込
ませるとともに、保持手段によって保持されたボルトの
ねじ部をこの押輪のボルト孔に通させることができ、こ
のため、能率良く、かつ正確に、しかも人手を要しない
ことから危険を伴わずに、管継手のシール材と押輪とを
所定の位置にセットすることができる。また保持手段は
着脱構成であることから、離脱(取り外し)は、ボルト
に影響されることなく容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、管の接合装
置における第1のプレートおよびその周辺の拡大詳細図
である。
【図2】同管の接合装置の全体正面図である。
【図3】図1に示された部分の側面図である。
【図4】図2における第2のプレートおよびその周辺の
拡大詳細図である。
【図5】図4に示された部分の側面図である。
【図6】図2における第3のプレートおよびその周辺に
ついての側面図である。
【図7】本発明の管の接合装置によって接合すべき管継
手の断面図である。
【図8】図7におけるT頭ボルトの平面図である。
【図9】図7における押輪の側面図である。
【符号の説明】
1 一方の管 2 受口 3 他方の管 4 挿口 7 フランジ 9 シール材 10 押輪 11 ボルト孔 15 T頭ボルト 16 ボルト頭部 17 ナット 21 第1のプレート 22 シリンダ装置 23 第2のプレート 28 フレーム 30 ボルトセッター板 33 ボルト固定部 42 押輪セッター 46 ラック 50 段部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向の一方の管の受口に他方の管の
    挿口が挿入された状態の管継手において、受口挿口間に
    配置される環状のシール材を、受口の開口端のフランジ
    にボルト接合される押輪によって圧縮させるための装置
    であって、 前記一方の管の受口に対して着脱自在に外ばめさせるこ
    とで前記フランジに通されたボルトの頭部を保持する保
    持手段を設け、前記一方および他方の管に対し上方から
    載置されるフレームに、挿口に外ばめされた押輪を保持
    するとともに、この押輪のボルト孔と前記フランジに通
    されたボルトとを互いに周方向に一致させるためにこの
    押輪を回転させる手段と、この押輪を受口のフランジに
    接近する方向に移動させることで、この押輪と前記受口
    のフランジとの間における挿口の部分に外ばめされたシ
    ール材をこの押輪によって前記フランジの部分における
    受口挿口間に押し込ませるとともに、前記保持手段によ
    って保持されたボルトのねじ部をこの押輪のボルト孔に
    通させる移動手段とを設けたことを特徴とする管の接合
    装置。
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