JPH0980500A - ブレ補正装置 - Google Patents

ブレ補正装置

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JPH0980500A
JPH0980500A JP22994795A JP22994795A JPH0980500A JP H0980500 A JPH0980500 A JP H0980500A JP 22994795 A JP22994795 A JP 22994795A JP 22994795 A JP22994795 A JP 22994795A JP H0980500 A JPH0980500 A JP H0980500A
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JP
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blur
shake
sensor
blurring
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Application number
JP22994795A
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English (en)
Inventor
Yoshitoshi Kitagawa
好寿 北川
Yoshio Imura
好男 井村
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレ補正量の演算に要する電力の消費、又は
CPUへの負担を抑えたブレ補正装置を提供する。 【解決手段】 ブレ補正量の演算に必要なブレ基準値を
求めるにあたり、VRセンサ出力から演算するか(S1
05)、あるいは予め記憶された値とするかを(S11
5)、電源の残量、又は中央演算処理装置の処理能力に
応じて選択するようにした(S104)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等の光学装
置の振動に起因するブレを補正するブレ補正装置に関
し、特に、ブレ検出センサが検出した相対的なブレの出
力から、ブレ補正量を求めるブレ補正装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のブレ補正装置は、ブレ補
正量に基づいて、ブレ補正レンズを、光学系の光軸に対
して直角な面方向にシフト移動することにより、ブレ補
正(以下、VRという。)を行う方式が実用化されてい
る。
【0003】前記ブレ補正量は、VRセンサが、例えば
カメラ等の光学装置に生ずる振動の角度、角速度、角加
速度等を検出し、これを相対的な角度、角速度、角加速
度等として、基準となる角度、角速度、角加速度等(以
下、ブレ基準値という。)に基づき、演算することによ
り求められる。そのために、ブレ補正量を演算するため
には、ブレ基準値を求める必要がある。なお、VRセン
サは、センサ内の振動部を所定の振動数で振動させ、ブ
レ補正装置本体の振動によって生ずる回転運動をコリオ
リの力として検出するものである。
【0004】そして、このブレ基準値を最も簡単に求め
るとすれば、ブレ補正装置本体が静止した状態の時の出
力、すなわち、角度、角速度、角加速度等がいずれも0
の時の出力であり、この出力は、例えばカメラ等の光学
装置を、三脚等により固定することにより求めることが
できる。しかし、これを撮影ごとに行うのは現実的では
ない。
【0005】したがって、従来のブレ補正装置は、例え
ばカメラでの撮影時において、VRセンサへ電力が供給
されてから、露光を開始するまでの全出力を演算し、こ
れを平均化することにより、ブレ基準値を求めていた。
【0006】また、ブレ基準値は、例えば工場出荷時
に、VRセンサごとに静止状態の出力を測定し、この値
をカメラ等の光学装置に設けた記憶部に記憶させておく
ことが考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のブレ補
正装置は、ブレ基準値を求めるにあたり、以下のような
課題があった。
【0008】VRセンサは、前述のように、センサ内の
振動部を振動させてブレを検出するため、この振動が一
定となり、出力が安定するまでにはある程度の時間を要
する。このため、センサの出力が安定する前において
は、前述の平均化したブレ基準値、又は記憶部に記憶さ
せたブレ基準値のいずれを用いた場合でも、精度の高い
ブレの補正を行うことができず、かえってブレを増大さ
せる可能性もある。したがって、より精度の高いブレ補
正を行うためには、VRセンサへ電力が供給されてか
ら、センサの出力が安定する一定の時間が経過するま
で、露光開始を待機しなければならず、この間、VRセ
ンサへは、電力を供給し続ける必要がある。
【0009】しかし、カメラ等の光学装置の電源には限
りがあり、さらに、その機種ごとに様々な制約があるた
め、前述のようにVRセンサへ電力を供給し続けること
は困難である。
【0010】また、前記ブレ基準値の演算は、カメラ等
の光学装置に備えた中央演算装置(以下、CPUとい
う。)で行われるが、このCPUの処理能力にも制約が
ある。すなわち、CPUは、AEやAFの演算をも処理
するため、煩雑となる前記演算の速度を上げ、短時間で
ブレ基準値を求めることは困難である。さらに、カメラ
等の光学装置の製造コストや本体の大きさを考慮する
と、CPUの処理能力を大幅に向上させることもできな
い。
【0011】したがって、前述した従来のブレ補正装置
は、より精度の高いブレ補正を行うために、長時間にわ
たってVRセンサを稼働させなければならず、その結
果、電力を著しく消費するとともに、CPUに負担をか
けるという問題があった。また、前述した従来のブレ補
正装置は、これをカメラ等の光学装置に備え、例えば高
速シャッタを切るために精度の高いブレ補正を行う必要
がない場合や、あるいは、電力の消費やCPUへの負担
を抑えたい場合等にも、撮影者の意思に基づいたブレ補
正を行うことができないという問題があった。
【0012】本発明の第1の課題は、ブレ補正量を演算
するためのブレ基準値の設定を、ある程度の精度を維持
しつつ、短時間で行うことにより、電力の消費、又はC
PUへの負担を抑えたブレ補正装置を提供することであ
る。本発明の第2の課題は、撮影の状況に応じ、あるい
は、電力の消費、又はCPUへの負担を抑えるために、
撮影者の意志に基づいて、ブレ補正量を演算するための
ブレ基準値を選択することができるブレ補正装置を提供
することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、ブレ基準値の相対的な値をブレ
補正量として、ブレ補正光学系の光軸を変化させ、ブレ
を補正するブレ補正装置において、ブレを検出するブレ
センサと、前記ブレセンサにより検出された出力に基づ
いて、ブレ基準値を演算する基準値演算部と、前記ブレ
センサの予め調整されたブレ基準値を記憶させる基準値
記憶部と、前記基準値演算部と前記基準値記憶部のうち
のいずれかを選択して前記ブレ基準値を設定する基準値
設定部とを備えたことを特徴としている。
【0014】請求項2の発明は、請求項1に記載のブレ
補正装置において、前記基準値設定部は、電源の残量に
関する情報に基づいて、前記ブレ基準値を設定すること
を特徴としている。
【0015】請求項3の発明は、請求項1に記載のブレ
補正装置において、前記基準値設定部は、中央演算装置
の処理能力に関する情報に基づいて、前記ブレ基準値を
設定することを特徴としている。
【0016】請求項4の発明は、請求項1に記載のブレ
補正装置において、前記基準値設定部は、手動入力情報
に基づいて、前記ブレ基準値を設定することを特徴とし
ている。
【0017】請求項5の発明は、ブレ基準値の相対的な
値をブレ補正量として、ブレ補正光学系の光軸を変化さ
せ、ブレを補正するブレ補正装置において、ブレを検出
するブレセンサと、このブレセンサにより検出された出
力に基づいて、ブレ基準値を演算する基準値演算部と、
前記ブレセンサの予め調整されたブレ基準値を記憶させ
る基準値記憶部と、前記基準値演算部における演算結果
と、前記基準値記憶部に記憶されたブレ基準値との差が
所定範囲内のときは、前記基準値演算部の演算結果をブ
レ基準値として設定する基準値設定部とを備えたことを
特徴としている。
【0018】請求項6の発明は、ブレ基準値の相対的な
値をブレ補正量として、ブレ補正光学系の光軸を変化さ
せ、ブレを補正するブレ補正装置において、ブレを検出
するブレセンサと、このブレセンサにより検出された出
力に基づいて、ブレ基準値を演算する基準値演算部と、
所定時間が経過したときには、前記基準値演算部の演算
を停止させて、当該停止時の演算結果をブレ基準値とし
て設定する基準値設定部とを備えたことを特徴としてい
る。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)以下、図面等を参照しながら、発明
の実施の形態をさらに詳しく説明する。図1は、本発明
によるブレ補正装置の第1の実施形態を示すブロック図
である。この実施形態は、本発明によるブレ補正装置を
カメラに備えた場合を示している。この実施形態のカメ
ラは、カメラ本体1とレンズ2によって構成されてお
り、カメラ本体1には、電源を投入するメインスイッチ
Mswと、レリーズボタンの半押しにより、シャッタス
ピードや焦点距離の調節等の撮影準備を行う半押しスイ
ッチ(S1)と、全押しにより、レリーズ動作を行い露
光を開始する全押しスイッチ(S2)とが設けられてい
る。
【0020】また、カメラ本体1は、ブレ補正装置10
と、自動露出装置20と、自動焦点調節装置30等を備
えている。ブレ補正装置10において、VRセンサ11
は、瞬間におけるカメラの姿勢(位置、速度、加速度、
角度、角速度、角加速度)を検出する部分である。
【0021】また、駆動回路制御部12は、基準値演算
部12aと、基準値記憶部12bと、基準値設定部12
cとを備えている。基準値演算部12aは、前記VRセ
ンサ11の検出した出力に基づいて、ブレ基準値を演算
する部分である。基準値記憶部12bは、予め調整され
たブレ基準値を記憶させる部分であり、例えば、静止状
態におけるVRセンサ11の出力から演算されたブレ基
準値が記憶されている。基準値設定部12cは、ブレ補
正量を演算するための基準となるブレ基準値を選択する
部分であり、カメラ本体1の電源4の残量が、一定以上
の場合には、基準値演算部12aにより演算されたブレ
基準値を選択し、一定以下の場合には、基準値記憶部1
2bに記憶されたブレ基準値を選択する〔請求項2の発
明〕。
【0022】また、基準値設定部12cは、CPU3の
処理能力に余裕がある場合には、検出センサ11により
検出されたブレ基準値を選択し、余裕がない場合には、
基準値記憶部15に記憶されたブレ基準値を選択する
〔請求項3の発明〕。
【0023】駆動回路制御部12は、前記基準値設定部
12cにより選択されたブレ基準値に基づき、VRレン
ズ(不図示)の駆動量及び駆動速度、駆動方向を演算
し、VRレンズ駆動回路13を介して、VRレンズ駆動
部14を駆動し、VRレンズを移動させる。なお、VR
レンズ移動量検出部15は、エンコーダ等によって、V
Rレンズの移動量を検出する部分である。
【0024】自動露出装置20は、AEセンサ21によ
り、被写体の光量を検出し、駆動回路制御部22によ
り、適正な露光量を演算し、絞り羽根駆動回路23を介
して、絞り羽根駆動部24を駆動し、絞り羽根(不図
示)を移動するとともに、シャッタ駆動回路25を介し
て、シャッタ駆動部26を駆動し、シャッタ(不図示)
を移動して、不図示のフィルムに露光する。
【0025】自動焦点調節装置30は、AFセンサ31
により、被写体までの距離、あるいは位相差を検出し、
駆動回路制御部32により、焦点調節駆動量を演算し、
焦点レンズ駆動回路33を介して、焦点レンズ駆動部3
4を駆動し、焦点レンズ(不図示)を移動して、合焦を
行う。
【0026】図2は、本発明によるブレ補正装置の第1
の実施形態を示すフローチャートである。この実施形態
は、本発明によるブレ補正装置をカメラに備えた場合を
示している。以下の動作は、一つのCPU3により行わ
れるが、図1に示した駆動回路制御部12、22、32
の各機能については、分担して行われるものとして説明
する。メインスイッチMswがオンされ(S101:Y
es)、半押しスイッチS1が入ると(S102:Ye
s)、VR,AE,AFの各センサ11,21,31に
電源が供給されて検出を開始し、これらの出力に基づい
て演算を行い、駆動回路制御部22は、適切なシャッタ
スピード、絞り値等を決定し、駆動回路制御部32は、
AF駆動を指示する(S103)。
【0027】ここで、駆動回路制御部12は、カメラ本
体1の電源4の残量、又はCPU3の処理能力をCPU
3に問い合わせる。基準値演算部12aは、電源4の残
量が一定以上の場合、又はCPU3の処理能力に余裕が
ある場合には(S104:Yes)、VRセンサ11に
より検出された出力に基づいてブレ基準値の演算を開始
する(S105)。ブレ基準値の演算は、VRセンサ1
1が検出を開始してから、露光を開始するまでの、出力
の全てを平均化することにより行う。この演算は、ブレ
基準値の精度を上げるため、半押しスイッチS1が半押
し状態の間は絶えず行われる。
【0028】また、電源4の残量が一定以下の場合、又
はCPU3の処理能力に余裕がない場合には(S10
4:No)、基準値記憶部12bに記憶されたブレ基準
値が読み込まれる(S115)。
【0029】つまり、ブレ基準値は、電源4の残量、又
はCPU3の処理能力に応じて選択され、基準値設定部
12cに設定される。
【0030】一方、駆動回路制御部12は、半押しスイ
ッチS1により(S102)、VRレンズの光軸がVR
駆動を開始するための初期位置である撮影レンズ全体の
光軸の中心になるように、VRレンズを所定の初期位置
に向かってセンタリングする(S106)。
【0031】ここで、そのまま半押しスイッチS1が押
され続け(S107:Yes)、さらに、全押しスイッ
チS2が押されると(S108:Yes)、駆動回路制
御部12は、VRセンサ11により検出された出力と、
基準値設定部12cに設定されたブレ基準値に基づい
て、VRレンズの駆動量及び駆動速度、駆動方向を演算
し、VRレンズ駆動回路13を介して、VRレンズ駆動
部14の駆動が開始される(S109)。なお、半押し
スイッチS1の半押しが解除された場合には(S10
7:NO)、再度、半押しされるまで待機する(S10
2:No)。
【0032】ついで、駆動回路制御部22は、フィルム
への露光を開始し(S110)、所定の時間で露光を終
了する(S111)。そして、駆動回路制御部12がV
R駆動を停止すると(S112)、CPU3は、フィル
ムの給送、シャッタチャージ、ミラーダウン等の次の撮
影に備えた準備の動作を開始する(S113)。その
後、各センサ11,21,31への電源供給を停止し
(S114)、撮影は終了する。なお、(S104)に
おいて、ブレ基準値は、電源4の残量、又はCPU3の
処理能力に応じて選択されると説明したが、例えば、電
源4の残量、及びCPU3の処理能力に応じて選択する
ようにしてもよい。
【0033】(第2の実施形態)図3は、本発明による
ブレ補正装置の第2の実施形態を示すフローチャートで
ある。以下に示す各実施形態は、本発明によるブレ補正
装置をカメラに備えた場合を示している。なお、以下に
説明する各実施形態は、前述した第1の実施形態とハー
ド構成が同様であるため、図示及び重複する説明を省略
する。
【0034】第2の実施形態は、ブレ基準値をVRセン
サ11の出力から演算するか、あるいは、基準値記憶部
12bに記憶したものとするかを、撮影者が選択して、
基準値設定部12cに手動によって入力できるようにし
たものである〔請求項4の発明〕。
【0035】つまり、VR,AE,AFの各センサ1
1,21,31に電源が供給されて(S103)検出を
開始した後、駆動回路制御部12は、基準値設定部12
cの設定状態を問い合わせる。さらに、駆動回路制御部
12は、基準値設定部12cの設定状態に基づいて、基
準値演算部12aによりVRセンサ11の出力からブレ
基準値を演算し(S205)、又は基準値記憶部12b
に記憶されたブレ基準値を読み込む(S215)。その
後、駆動回路制御部12は、基準値設定部12cに設定
されたブレ基準値に基づいて、ブレ補正量を演算する。
【0036】第2の実施形態によれば、高速シャッタを
切るために精度の高いブレ補正を行う必要がない場合、
あるいは、電力の消費やCPUへの負担を抑えたい場合
等に、撮影者の意思に基づいて、ブレ基準値を設定する
ことができる。
【0037】(第3の実施形態)図4は、本発明による
ブレ補正装置の第3の実施形態を示すフローチャートで
ある。第3の実施形態は、VRセンサ11の出力に基づ
いてブレ基準値の演算を開始し、演算したブレ基準値
が、基準値記憶部15に記憶されたブレ基準値に近づい
た場合には、前記演算を終了し、この近づいた値をブレ
基準値とするものである〔請求項5の発明〕。
【0038】つまり、VR,AE,AFの各センサ1
1,21,31に電源が供給されて(S103)検出を
開始した後に、駆動回路制御部12は、基準値演算部1
2aにより、VRセンサ11の出力に基づいてブレ基準
値の演算を開始し(S305)、ついで、基準値記憶部
12bに記憶されたブレ基準値を読み込む(S31
5)。
【0039】駆動回路制御部12は、演算されたブレ基
準値を、記憶されたブレ基準値と比較し(S316)、
その差が所定範囲内になった場合には(S317:Ye
s)、その時点でブレ基準値の演算を終了し(S31
8)、ブレ基準値を決定する(S319)。
【0040】なお、演算されたブレ基準値と記憶された
ブレ基準値との差が所定範囲内になるまでの所要時間を
記憶部に出力しておくことにより、例えばこれを、後述
する第4の実施形態のブレ補正装置において、ブレ基準
値演算の所定時間を決定するために使用することができ
る(S417)。
【0041】また、例えば、撮影時の条件が記憶時の条
件と異なる等によって、演算されたブレ基準値と、記憶
されたブレ基準値との差が所定範囲内にならない場合に
は(S317:No)、全押しスイッチS2により(S
320:Yes)、その時点での演算したブレ基準値に
決定される(S329)。なお、全押しスイッチS2が
全押しされない場合には、ブレ基準値の演算は、前記の
差が所定範囲内になるまで継続される(S320:N
o)。
【0042】第3の実施形態によれば、ブレ基準値の演
算は、記憶されたブレ基準値との差が所定範囲内になっ
た時点で終了されるので、以後の電力消費を抑えること
ができるほか、CPUの処理能力を他の処理に向けるこ
とができる。また、撮影時の条件が、記憶時の条件と異
なる場合には、演算されたブレ基準値と記憶されたブレ
基準値との差は所定範囲内にならず、この場合には、撮
影時の条件に沿ったブレ基準値に決定されるので、精度
の高いブレ補正をすることができる。
【0043】さらに、ブレ基準値の決定後は、VRセン
サの出力が十分に安定していることにより、急なパンニ
ングを行っても、パンニング中の露光でない限りは、こ
れによってブレ基準値に誤差を生ずることがない。
【0044】(第4の実施形態)図5は、本発明による
ブレ補正装置の第4の実施形態を示すフローチャートで
ある。第4の実施形態は、VRセンサ11の出力に基づ
いてブレ基準値の演算を開始し、所定時間の経過により
演算を終了して、ブレ基準値を決定するものである〔請
求項6の発明〕。
【0045】つまり、VR,AE,AFの各センサ1
1,21,31に電源が供給されて(S103)検出を
開始した後に、駆動回路制御部12は、VRセンサ11
の出力に基づいて、ブレ基準値の演算を開始する(S4
05)。その後、所定時間の経過により(S417:Y
es)、演算を終了し(S419)、ブレ基準値を決定
する(S419)。
【0046】また、所定時間を経過する前に(S41
7:No)、全押しスイッチS2が全押しされた場合に
は(S420:Yes)、その時点で演算を終了し(S
428)、ブレ基準値を決定する(S429)。なお、
全押しスイッチS2が全押しされない場合には(S42
0:No)、再度、基準値演算の時間を計測する(S4
17)。
【0047】第4の実施形態によれば、ブレ基準値の演
算は、所定時間の経過により終了されるので、以後の電
力消費を抑えることができるほか、CPUの処理能力を
他の処理に向けることができる。
【0048】さらに、ブレ基準値の決定後は、VRセン
サの出力が十分に安定していることにより、急なパンニ
ングを行っても、パンニング中の露光でない限りは、こ
れによってブレ基準値に誤差を生ずることがない。
【0049】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、電源の残量及びCPUの処理能力に応じて、演算
したブレ基準値、又は記憶されたブレ基準値のいずれか
を選択するので、ある程度の精度を維持しつつ、短時間
でブレ基準値を設定することができ、電力の消費、及び
CPUへの負担を抑えたブレ補正装置を提供することが
できる。
【0050】また、演算したブレ基準値、又は記憶され
たブレ基準値のいずれかを、手動入力により選択するこ
とができるので、例えばこれをカメラ等の撮影装置に使
用した場合には、撮影状況に応じて、あるいは、電力の
消費やCPUへの負担を抑えるために、撮影者の意思に
基づいてブレ基準値を選択することができ、カメラ等の
撮影装置の使い勝手をよくすることができる。
【0051】さらに、演算したブレ基準値と、記憶され
たブレ基準値との差が所定範囲内になった場合には、そ
の時点で前記演算を終了し、ブレ基準値を決定するの
で、電力の消費、及びCPUへの負担を抑えたブレ補正
装置を提供することができる。また、所定時間の経過に
より、ブレ基準値の演算を終了して、ブレ基準値を決定
するので、電力の消費、及びCPUへの負担を抑えたブ
レ補正装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるブレ補正装置を、カメラに備えた
場合の第1の実施例を示したブロック図である。
【図2】第1の実施例に係るブレ補正装置の動作を示す
流れ図である。
【図3】第2の実施例に係るブレ補正装置の動作を示す
流れ図である。
【図4】第3の実施例に係るブレ補正装置の動作を示す
流れ図である。
【図5】第4の実施例に係るブレ補正装置の動作を示す
流れ図である。
【符号の説明】
1 カメラ 2 レンズ 3 CPU 4 電源 10 ブレ補正装置 11 VR
センサ 12 駆動回路制御部 12a 基準
値演算部 12b 基準値記憶部 12c 基準
値設定部 13 VRレンズ駆動回路 14 VR
レンズ駆動部 15 VRレンズ移動量検出部 16 手動
選択部 20 自動露出装置 21 AE
センサ 22 駆動回路制御部 23 絞り
羽根駆動回路 24 絞り羽根駆動部 25 シャ
ッタ駆動回路 26 シャッタ駆動部 30 自動
焦点調節装置 31 AFセンサ 32 駆動
回路制御部 33 焦点レンズ駆動回路 34 焦点
レンズ駆動部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出した相対的なブレとブレ基準値に基
    づいて、ブレ補正量を演算し、ブレ補正光学系の光軸を
    変化させて、ブレを補正するブレ補正装置において、 相対的なブレを検出するブレセンサと、 前記ブレセンサにより検出された出力に基づいて、ブレ
    基準値を演算する基準値演算部と、 前記ブレセンサの予め調整されたブレ基準値を記憶させ
    る基準値記憶部と、 前記基準値演算部と前記基準値記憶部のうちのいずれか
    を選択して前記ブレ基準値を設定する基準値設定部とを
    備えたことを特徴とするブレ補正装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のブレ補正装置におい
    て、 前記基準値設定部は、電源の残量に関する情報に基づい
    て、前記ブレ基準値を設定することを特徴とするブレ補
    正装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のブレ補正装置に
    おいて、 前記基準値設定部は、中央演算装置の処理能力に関する
    情報に基づいて、前記ブレ基準値を設定することを特徴
    とするブレ補正装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載のブレ補正装置において、 前記基準値設定部は、手動入力情報に基づいて、前記ブ
    レ基準値を設定することを特徴とするブレ補正装置。
  5. 【請求項5】 検出した相対的なブレとブレ基準値に基
    づいて、ブレ補正量を演算し、ブレ補正光学系の光軸を
    変化させて、ブレを補正するブレ補正装置において、 相対的なブレを検出するブレセンサと、 前記ブレセンサにより検出された出力に基づいて、ブレ
    基準値を演算する基準値演算部と、 前記ブレセンサの予め調整されたブレ基準値を記憶させ
    る基準値記憶部と、 前記基準値演算部における演算結果と、前記基準値記憶
    部に記憶されたブレ基準値との差が所定範囲内のとき
    は、前記基準値演算部の演算結果をブレ基準値として設
    定する基準値設定部とを備えたことを特徴とするブレ補
    正装置。
  6. 【請求項6】 検出した相対的なブレとブレ基準値に基
    づいて、ブレ補正量を演算し、ブレ補正光学系の光軸を
    変化させて、ブレを補正するブレ補正装置において、 相対的なブレを検出するブレセンサと、 前記ブレセンサにより検出された出力に基づいて、ブレ
    基準値を演算する基準値演算部と、 所定時間が経過したときには、前記基準値演算部の演算
    を停止させて、当該停止時の演算結果をブレ基準値とし
    て設定する基準値設定部とを備えたことを特徴とするブ
    レ補正装置
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